全学共通科目の授業及び試験・成績

授業について

セメスター制

京都大学のカリキュラムは,1年を前期・後期の2つの開講期に分けるセメスター制を採用しています。全学共通科目もセメスター制を導入し,多種多様な科目を開講しています。

セメスター制は,半期集中型の履修方法により学習効果が向上し,また半期毎の履修登録により科目選択の幅が広がるなどの利点があります。

授業時間

全学共通科目の授業時間は次のとおりです(全学で共通)。

1限 8:45~10:15
2限 10:30~12:00
3限 13:15~14:45
4限 15:00~16:30
5限 16:45~18:15
時限 1限 2限 3限 4限 5限
授業時間 8:45~10:15 10:30~12:00 13:15~14:45 15:00~16:30 16:45~18:15

定期試験について

定期試験は「試験期間」(前期・後期各1週間。アカデミックカレンダー参照)に実施します。試験は、原則として普段と同じ曜時限に実施されます。ただし、フランス語初級統一試験など、例外的に一部普段と異なる曜時限に試験を実施する科目もあります。
なお、試験期間に試験を実施する科目は、当該期間の2週間前にKULASISにて試験時間・試験教室などの詳細を発表します。科目によっては発表後に情報が更新される場合があるので、KULASISで最新情報を確認するようにしてください。
また、試験期間に定期試験が実施されない科目については、定期試験に代えて「レポート試験」が課される科目や、授業中の平常点(小テスト、課題レポート提出、出席と参加の状況等を含む)のみで評価される科目等があります。

定期試験に関する一般的注意事項

  • 履修登録した科目のみ受験することができます。必ず履修登録した曜時限で受験してください。登録以外の曜時限で受験しても単位は認定されません。
  • 当該科目の開講期に休学した場合は、受験できません。
  • 受験に際しては、必ず学生証を机上に提示してください。
  • 学生証を紛失するなどして携帯していない学生は、試験開始前までに全学共通科目学生窓口へ申し出て、仮受験票を受け取ったうえで受験してください。この 仮受験票の有効期間は発行日限り です。なお、吉田南構内以外の教室を使って行う試験で、やむを得ず仮受験票の交付を受ける時間的余裕がない場合、所属学部・研究科等の教務担当掛が発行する仮受験票の交付が受けられれば代用可能とします。
  • 試験開始後20分以上遅刻した学生は、試験室への入室が許可されません。
  • 試験開始後30分経過するまでは、試験室からの退出は許可されません。
  • 試験終了5分前から答案回収までは、退出は許可されません。
  • 長机のある教室においては、特に指示のない場合は一列置きに着席してください。なお最後尾に着席した場合は、答案を回収してください。
  • 筆記用具、時計(計時機能のみ)及び特に持込みを許可されたもの以外の持ち物は、足元に置いて受験してください。机の下の棚等に持ち物を入れてはいけません(棚の中は何もない状態にする)。
  • スマートフォン等は電源を切り、鞄に入れておいてください。時計代わりには使用できません。
  • 解答用紙の氏名欄及び受験者名票(定期試験の場合)は必ず記入してください(ペンまたはボールペンで記入のこと)。
  • 答案に解答とは無関係な事柄を書いている場合、不正行為とみなされることがあります。
  • 答案は必ず提出してください。 試験を途中で放棄する場合でも、持ち帰ると 不正行為 とみなされることがあります。
  • その他、試験中は監督者の指示に従ってください。
  • 受験に際して万一不正行為があったときは、所属学部の基準によって厳正な措置(当該年度の全履修科目の成績がすべて無効とされるなど)がとられます。

再試験

  • 全学共通科目では一部科目を除いて、受験して不合格となった科目の再試験は原則として実施しません。
  • 再試験が予定されている科目について、その詳細は掲示等により指示があります。

追試験

  • 試験期間に定期試験を実施する科目について、履修者が受験しなかった科目の追試験を申請できる事由および追試験の対象となる期間は、次のいずれかに限ります。
    1. 負傷又は疾病による場合。ただし、医師の診断書により証明されたもの。診断書により受験が困難であったと判断される期間。
    2. 忌引き(配偶者又は2親等以内の親族の死亡)の場合。ただし、公的な文書で死亡日が確認できるもの。 死亡日から起算して、配偶者又は1親等は連続する7日(休業日を含む)以内、2親等は連続する5日(休業日を含む)以内の期間。
    3. その他、不可抗力による場合(交通事情、罹災等で証明書等により確認できるもの)で、国際高等教育院長が認めたもの。証明書等により受験が困難であったと判断される期間。
    なお、就職活動、課外活動、学部科目試験との重複等の場合は申請を認めません。
  • 追試験を希望する場合は、当該試験実施日の 3 日後までに、全学共通科目学生窓口へ申し出てください(申請は Eメールやオンラインフォーム等、別に案内する方法による)。期限を過ぎての申し出、授業担当教員への直接申請は受け付けません。
  • 追試験実施期間は、フィードバック期間最終日の翌日から土日祝日を除く3日間ですが、申請者の長期入院等により追試験の実施ができない場合は、期間外に実施されることもあります。指定された追試験日に受験できなかった場合は、再度の追試験や日程変更は行いません。

レポートの作成について

(1)レポートのルール

レポート試験並びに課題レポートでは、出典を記載することなく他人の文章を引用することはそれ自体、著作権法に違反する行為ですが、同時に自分では意図していなくても盗作、剽窃とみなされます。レポート試験での不正行為についても定期試験での不正行為と同等に、厳正な措置がとられます。
レポートの作成に際しては、以下のルールを守るよう、十分に注意して下さい。なお不明点は、授業担当教員の指示に従ってください。

  1. 自分の意見とそれ以外の部分を明確に分けること。
  2. 著作物を引用する場合、量的にも質的にも本文が「主」であり、引用箇所が「従」の関係にあること。
  3. 著作物を引用する場合は「」で囲むなど引用部分が明確に分かるようにすること。
  4. 引用は誤字も含めて改変しないこと。
  5. 引用した文献等の出典を記載すること。
  6. 引用する著作物が公表されていること(電子メールで得た私信などは公表されていませんので発信者(著作権者)の許諾が必要です)。
  7. インターネットからの引用は、そのURLとページタイトル、およびその取得日を記載する。
  8. 課題とは無関係な事柄は書かないこと。

レポートは、授業内容を正しく理解し、必要に応じて文献を調査するなどして、自分なりの分析や考察を加えて作成することが、望ましい学習の姿勢です。単に、授業で教わった内容を書いただけでは、レポートとして評価されないことがあります。

(2)レポートの提出

  1. レポート作成の指示は、次により行われます。
    • KULASISやPandAに掲示
    • 授業中に教員が指示
  2. レポートの様式について
    • レポート用紙は、担当教員から特に指示がない限り、A4判サイズのものを使用してください。
    • レポートは表紙だけでなく本文にも氏名・学生番号を記載してください。
    • レポートは本人控えとしてコピーをとり、保管しておいてください。
  3. レポートの提出について
    1. 全学共通科目レポートボックスへの提出
      • 全学共通科目レポートボックスは全学共通科目学生窓口の向かいのレポートボックス室にあります。
      • レポートボックス室は、授業期間、試験期間、およびフィードバック期間の平日8時30分から18時45分まで、その他の期間の平日8時30分から17時15分まで開室します。土日祝日は閉室します。
      • 提出期限(時間)は厳守してください。提出期限(時間)を過ぎたものは一切受け付けません。
      • 全学共通科目レポートボックスに、期限を過ぎて提出されたレポートは、教員に渡さず返却します。また、間違ったボックスに入っていた場合も同様としますので、注意してください。
      • 全学共通科目レポートボックスへ提出するレポートは、レポート表紙(KULASISからダウンロードできます。)を使用し、レポートの2ケ所をホッチキスでとめて、所定のレポートボックスに提出してください。
    2. PandAの「課題」・「提出箱」ツールへ提出
      • 提出ファイル形式は教員の指示に従ってください。
      • 提出後、提出した課題ファイルが正しいものか確認してください。
      • 下書きのまま提出を怠った、PandAの操作を誤った、又は異なるファイルをアップロードしたなどの理由があっても、期限までに提出されなかった課題は採点の対象になりません。
      • 締切の直前はサーバーが混雑して提出に時間がかかることがあります。時間に余裕をもって提出してください。
      • 「課題」ツールの場合は提出後に提出状態が「提出済み」となったことを確認してください。課題を再提出するには、教員側の操作が必要な場合があります。
      • 「提出箱」ツールの場合は提出後に、提出箱の中に課題ファイルが存在することを確認してください。
    3. その他の提出方法
      担当教員、専攻事務室等へ提出のレポートはそれぞれの指示に従って提出してください。

不正行為について

定期試験、レポート試験での不正行為は、絶対に許されるものではありません。また、試験に臨む時は、不正行為を疑われるような紛らわしい態度を取らないようにしなければなりません。本学はこれらの不正行為に対して厳正に対処し、万一不正行為があったときは、当該年度の全履修科目の成績がすべて無効(成績を0点として処理することを意味します)とされるなど、所属学部の基準に従って厳正な措置がとられます。

授業中に課される小テストやレポート課題等においても、以下の不正行為を行わないことが当然に求められます。万一授業中に課される小テストやレポート課題等で不適切な行為があれば、授業担当者が厳格に対処します。

不正行為、不正行為とみなされる行為

  1. 定期試験における不正行為には、以下のようなものがあります。
    1. カンニング(持ちこみを許可されたもの以外を使用すること、他の受験者の答案等を見ること、他の者から答えを教わることなど)をすること。
    2. 試験時間中に、答えを教えるなど他の者を利するような行為をすること。
    3. 受験者以外の者が受験者本人になりすまして試験を受けること。
      また、試験場における以下のような行為は、不正行為とみなされることがあります。
    4. 許可されたもの以外を試験場に持ちこむこと。
    5. 答案用紙を試験場外に持ち出すこと。
    6. 試験場において他の受験者の迷惑となる行為をすること。
    7. 試験場において試験監督者等の指示に従わないこと。
    8. その他、試験の公平性を損ない、試験の適正な実施を妨げる行為をすること。
    9. 答案に解答とは無関係な事柄を書くこと。
  2. レポート試験で不正行為とみなされる行為には以下のようなものがあります。
    1. 他人の文章や着想などをあたかも自分のものであるかのように用いた場合、このような行為は剽窃という社会的倫理に違反する行為です。
    2. 他人の著作物を引用する際に、引用箇所を明示しない、出典を記載しないなど引用が不適切に行われた場合。1) の剽窃と重なる面もありますが、不適切な引用はそれ自体が著作権法に違反する行為となります。
    3. 自分が作成したレポートを流用されると知りながら他の人に見せ、それが他の人によって流用された場合(レポートを見せた者及び流用した者の双方とも不正行為として取り扱われます。)
    4. 他人のレポートを代筆すること(代筆を依頼した者及び代筆した者の双方とも不正行為として取り扱われます。)
    5. 特に指示がないにもかかわらず、共同でレポート作成し、そのレポートが酷似していた場合(学生同士で授業で学んだ内容について意見交換をすることは良いことですが、科目担当者による明確な指示がない場合は各自でレポートの作成を行ってください。)
    6. 科目担当者の指示に意図的に従わない行為
    7. 課題と無関係な事柄を書くこと。

不正行為への対処

国際高等教育院では全学共通科目について授業担当者などから不正行為の疑いの報告を受けた場合は報告された事案について調査を行い、必要に応じて呼び出して事情を聴取することがあります。不正行為と認定された場合は、当該学生の所属の学部に報告し、学部・研究科が措置を決定します。
措置の詳細は学部・研究科等によって異なりますが、試験やレポートでの不正行為についてはその科目だけでなく当該年度のすべての履修科目の成績を無効にするなど厳しい措置が取られます。

公正な研究について

学術研究を重要な使命とする京都大学では研究における不正の防止に努め、公正な学術研究を行うことを推進しています。
学生の皆さんも専門教育における卒業論文、卒業研究などの形で本学における研究活動に参加していくことになりますが、そこでは公正な研究を行うことが求められます。全学共通科目のレポート作成における剽窃(盗用)の禁止、出典の明示などは、公正な研究としても当然のこととして要求される学術的素養の基礎ですので全学共通科目の受講を通じて、学生一人一人が必ず身に付けてください。
この他にも、公正な研究を行うために求められるもの、また研究不正行為とされるものについては、以下のようなものがあります。誠実な研究者として活躍していくためには、公正な研究の実施について十分な配慮が求められます。

  1. 公正な研究とは
     公正な研究について参考文献 1)* では以下のように示されています。
     公正で責任ある研究活動を推進するうえで、どの研究領域であっても共有されるべき「価値」があります。「研究公正に関するシンガポール宣言」(2010年制定)では、そのような「価値」を次の4つの原則にまとめました。
    1) 研究のすべての側面における誠実性
    2) 研究実施における説明責任
    3) 他者との協働における専門家としての礼儀及び公平性
    4) 他者の代表としての研究の適切な管理
  2. 研究不正行為とは
     また、研究不正にあたる行為についても参考文献 1) * では以下の3つが挙げられています。
    1) 捏造
    存在しないデータ、研究成果等を作成すること。
    2) 改ざん
    研究資料・機器・過程を変更する操作を行い、データ、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。
    3) 盗用
    他の研究者のアイデア、分析・解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を当該研究者の了解又は適切な表示なく流用すること。
     さらに、これ以外であれば、正当であるということを意味するものではなく、例えば、参考文献 1) *によれば、以下のような行為は、不適切な研究活動のあり方とされています。そのような行為を行わないよう注意する必要があります。
    1) 重要な研究データを、一定期間、保管しないこと
    2) 研究記録の不適切な管理
    3) 論文著者の記載における問題
    4) 研究試料、研究データの提供拒絶
    5) 不十分な研究指導、学生の搾取
    6) 研究成果の不誠実な発表(特にメディアに対して)
* 参考文献
1) 日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会「【テキスト版】科学の健全な発展のために-誠実な科学者 の心得-」(平成27年2月)

成績について

単位数の計算の基準

授業科目の1単位あたりの学修時間は、授業時間外の学修(予習・復習)を含めて45時間を標準としますが、授業方法に応じて、講義・演習15~30時間、実験・実習・実技30~45時間を範囲として定められています(大学設置基準による)。
本学では、1限(90分)は2時間(1コマ)に相当し、一開講期15週、通年30週として計算します。各科目の単位数は「全学共通科目授業一覧」に示しています。

単位の認定

単位は、履修した科目の成績によって認定されます。なお成績評価は、100点満点の素点で成績評価がなされ60点以上の成績で単位が認定されます(詳細は下記【対応表】参照)。
なお、履修登録していない授業科目の単位は認定されず、履修した科目の開講期(前期:4月1日~9月30日、後期:10月1日~3月31日)に一部でも休学した場合も、単位は認定されません。
同じ授業科目名の科目を修得した場合は、一部科目を除き、修得年度・修得期の早いもの1つしか卒業に必要な単位として認定されません(科目名変更により、科目名が異なっていても同一科目として扱われる科目を含みます)。

【対応表】
成績証明書には素点を6段階の評語に変換して、修得した科目の成績のみ記載します。素点と評語の対応および評語の適用基準は以下の対応表に記載されている通りです。

◎令和2年度以降に入学した学生を対象としたカリキュラムが適用される者

A+
【素点】
96〜100点

【適用基準】
合格基準に達している。
学修の高い効果が認められ、傑出した成績である。
/ Outstanding
A
【素点】
85〜95点

【適用基準】
合格基準に達している。
学修の高い効果が認められ、特に優れた成績である。
/ Excellent
B
【素点】
75〜84点

【適用基準】
合格基準に達している。
学修の高い効果が認められ、優れた成績である。
/ Good
C
【素点】
65〜74点

【適用基準】
合格基準に達している。
学修の効果が認められる。
/ Fair
D
【素点】
60〜64点

【適用基準】
合格基準に達している。
最低限の学修の効果が認められる。
/ Pass
F
【素点】
60点未満

【適用基準】
合格基準に達していない。
不合格。/ Fail
素点 評語 適用基準
96〜100点 A+ 合格基準に達している。 学修の高い効果が認められ、傑出した成績である。
/ Outstanding
85〜95点 A 学修の高い効果が認められ、特に優れた成績である。
/ Excellent
75〜84点 B 学修の高い効果が認められ、優れた成績である。
/ Good
65〜74点 C 学修の効果が認められる。
/ Fair
60〜64点 D 最低限の学修の効果が認められる。
/ Pass
60点未満 F 合格基準に達していない。 不合格。/ Fail

※平成31年度以前入学者に適用される対応表は全学共通科目履修の手引きを参照してください。

採点結果確認

前期科目は8月下旬に、後期及び通年科目は2月下旬に、KULASISで採点結果を確認することができます。詳細は別途掲示します。
なお、前期は8月中旬以降、後期は2月中旬以降に実施される集中講義については、この期間に確認することができませんので、別途採点結果確認期間を設けます。

採点結果に対する異議申立

当該期の採点結果について、次のいずれかに該当する場合に限り異議を申立てることができます。

  1. 採点の誤記入等、明らかに担当教員の誤りであると思われるもの
  2. シラバス等により周知している成績評価の方法等から、明らかに疑義があるもの

申立の方法等

上記の採点結果確認期間内に、KULASISの採点結果確認画面から理由・根拠を明記し、異議申立を行ってください。
担当教員に直接異議を申し出ることはできません。
なお、KULASISでの異議申立は3科目まで可能ですが、さらに申立てる必要がある場合は採点結果確認期間内に全学共通科目学生窓口で対応します。
また、国際高等教育院において申立内容を確認し、上記の(1)又は(2)に該当しない申立は対象外とします。(対象外の例:救済措置の嘆願、申立理由・根拠の記載がないか不充分、採点結果理由の問合せ、○点以下の場合は単位不要や履修取消の要請、間違えた箇所を知りたい等、採点結果に関する疑義ではないもの、申立として不適切な文言・絵文字などが含まれる場合)
※ 上記に反する行為をした場合は、成績取り消しとなる場合がありますので注意してください。

成績表

前期科目は8月下旬以降に、後期及び通年科目は2月中旬以降に、所属学部・研究科等において学業成績表が交付されます。配付方法等詳細は所属学部・研究科等の案内を参照してください。
なお、前期は8月中旬以降、後期は2月中旬以降に実施される集中講義については、次期の成績表に掲載されます。

GPA(Grade Point Average)

学生の自律的な学修の促進および学生に対する学修指導等に活用することを目的として、平成28年度以降入学者用の卒業要件が適用される学部生を対象にGPA制度が導入されています。

  1. 評語とGPの対応

    評語は下表に基づきGPに変換されます。

    評語 A+ A B C D F
    GP 4.3 4.0 3.0 2.0 1.0 0.0
  2. GPAに算入される科目

    各学部において、GPAに算入する科目および同一科目を複数回履修した場合の計算方法を定めています。詳細は所属学部の教務担当掛に確認してください。

  3. GPAの種別

    本学在学中の全期間における学修の成果を示す指標として「累積GPA」を、当該学期における学修成果を示す指標として「学期GPA」を算出します。GPAは小数点第二位まで表示。小数点以下第二位未満の端数があるときは、小数点以下第三位の値を四捨五入。

    累積GPA
    =
    (在学期間に履修登録したGPA算入科目のGP×当該科目の単位数)の総和
    在学期間に履修登録したGPA算入科目の総単位数
    学期GPA
    =
    (当該学期に履修登録したGPA算入科目のGP×当該科目の単位数)の総和
    当該学期に履修登録したGPA算入科目の総単位数

    上記の計算式にあるとおり履修登録した科目の単位数が算出されるGPAに影響を与えることから、履修登録が確定してから一定期間後に、履修取消期間が設けられています。

  4. GPAの表示

    学業成績表には、不合格となった科目も含めた全ての履修単位に係る成績、「学期GPA」および「累積GPA」が記載されます。成績証明書には、原則としてGPAは記載されません。特にGPAが記載された成績証明書が必要な場合には、所属学部の教務担当掛に問い合わせてください。

担当: 全学共通科目学生窓口
075-753-6511