科目設計の目的
科目群と分野及びE科目について
人文・社会科学科目群
教養教育としての人文・社会科学科目群は下記8つの分野から構成され、人間や社会を理解するために必要となる知識や技能を伝授すること、さまざまな学問分野の問題関心や方法論に触れられるようにすること、学生が他者との対話の中で相互理解する力を身に着けられるようにすることを通じ、自己のあり方を問う力の涵養を目的としています。 問題意識や方法論が類似する分野を大括りにしており、幅広い分野の科目を履修することを推奨します。
-
哲学・思想
-
歴史・文明
-
芸術・文学・言語
-
教育・心理・社会
-
地域・文化
-
法・政治・経済
-
日本理解
-
外国文献研究
自然科学科目群
自然科学科目群は下記7つの分野から構成され、理系学部の基礎教育としての性格とすべての学生のための教養教育としての性格を持っています。基礎教育としては、根本となる自然法則や原理に基づいての理論教育と、自ら立てた仮説を実験や観察を通じて検証する実験・実習教育の両輪から、自然科学の基本的な知識・思考を修得させることを目的としています。また、教養教育としては、現代社会の政策的課題に取り組む上でも不可欠な、仮説と検証により原理・法則に到達することを求める自然科学的な方法論を修得させることを目的としています。
-
数学
-
データ科学
-
物理学
-
化学
-
生物学
-
地球科学
-
図学
外国語科目群
外国語科目群は英語と初修外国語で構成されています。
-
英語教育の目的
英語教育の目的については、 英語教育とE科目について をご覧ください。
-
英語
-
初修外国語教育の目的
言語はコミュニケーションのための道具であるとともに、人類の創造した文化の基盤でもあります。
英語以外の言語の習得を通じて、文化や慣習及び価値観などの相違を理解し、それぞれの言語圏で蓄積された英知を体得するとともに、より多元的な世界観を持つことを期待します。
-
ドイツ語
-
フランス語
-
中国語
-
ロシア語
-
イタリア語
-
スペイン語
-
朝鮮語
-
アラビア語
-
日本語
情報学科目群
情報学科目群は、高度情報化社会において求められる、以下の知識、能力を修得させることを目的として科目を展開しています。
・情報科学や情報通信技術の基礎をなす理論・概念に関する知識や、インパクトの大きい先進技術等に関する知識
・情報探索、情報分析、及び情報の表現・視覚化などの情報利活用の能力(情報リテラシー)と、その前提となる情報機器の操作能力(コンピュータリテラシー)
・現代社会における情報と情報技術の利用に関連する諸問題に関する知識及びそれらについて自ら考える能力
健康・スポーツ科目群
健康・スポーツ科目は、人間の生命・健康・発達、運動と健康の諸問題に関する最先端の学問研究の成果をもとに、以下を目的として科目を展開しています。
1)運動実践を通じた生命・健康・発達の尊重と保障
2)身体活動の文化的価値と科学的原理の理解
3)自己信頼性と社会的自立性の啓培
キャリア形成科目群
統合科学科目群
現代社会が直面する重要な課題は、より複合的で深刻な価値観の対立を含むものになってきているという状況があります。統合科学科目は、それらの課題に対し学問分野を統合する形で解決策を考察するべく、領域の壁を越えて対象を多元的な視点から考察する能力を培うことを目的とし、科目を展開しています。
-
統合科学
-
環境
-
森里海連環学
-
その他統合科学
少人数教育科目群
少人数教育科目では、ILASセミナー、ILAS Seminar-E2及びILASセミナー(海外)の3科目を開講しており、各学部・研究科・研究所・センター等の教員が、Face to Faceの親密な人間関係の中で、様々なテーマを扱った少人数ゼミナール形式の授業を行います。学問の楽しさや意義を、みなさんに実感してもらうことにより勉学生活への導入を図り、自分で実際に考え、読み、議論し、書くというプロセスを通じて主体的な学習の意義や、アカデミックスキルの基礎を理解できるようにすることを目標としています。