授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :自然災害の科学
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 月4 |
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(教室) | 共北3D | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 南海トラフでの巨大地震とスロースリップ、都市直下地震、温暖化とスーパー台風などなど、自然災害を特集とする報道が増え、社会の関心が高まってきている。自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考える際には、自然災害の発生メカニズムのみならず、それに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文・社会科学の双方の知見を統合して理解を進める必要がある。 本講では、これまでの災害事例を引きながら、まず災害とそれに向き合う個人や社会の対応について考える。この理解をベースに、プレート沈み込み帯に特有の現象である地震発生や火山噴火、集中豪雨や突風などを引き起こす気象現象さらには地球温暖化と気候変化などを題材に、最近の事例や最新の研究成果に基づき現象発生のメカニズムを初学者にも判るように解説し、それらの自然災害に対する防災・減災の方策を考える。授業では随時「ミニ討論」を実施するほか、最終回は自然災害に関わる様々な問題に関して、教員・受講者でディスカッションを実施する。 |
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(到達目標) | 日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・社会科学の基本的な知識を会得する。自然災害に対する自己及び社会の対応について、主体的に考えかつ行動できる基盤を醸成する。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 導入(全教員担当) 講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する内容をダイジェストで紹介する。 第2回〜第5回 自然災害と社会(担当:山本) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文・社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス、災害ユートピア、防災教育、創造的復興 授業内容: ◆自然災害と社会:災害リスク、災害マネジメント・サイクル、レジリエンスと防災など ◆自然災害と制度:国の防災、地域の防災、災害ユートピア、生活の再建など ◆自然災害と記録・継承:災害遺構、心のケア、災害と情報、防災教育など ◆自然災害と支援・復興:創造的復興、災害ボランティア、防災の国際化など 第6回〜第9回 地震発生・火山噴火のメカニズムと災害への備え(担当:宮澤) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島は地震と火山噴火の多発地帯であり、そこに住む人間にとってこれらに起因する災害は不可避である。まず地震発生・火山噴火のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに地震による揺れや、津波、火山噴火によってもたらされる災害を理解し、災害軽減のための対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス・地震・火山噴火・津波・ハザードマップ 授業内容: ◆プレートテクトニクスと地震発生・火山噴火の理解 ◆地震や火山噴火による災害 ◆地震・火山噴火災害への備え・ハザードマップ ◆身近な京大での取り組み例 第10回〜第13回 気象現象のメカニズムと災害への備え(担当:竹見) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害・土砂災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Key Word: 台風災害・竜巻災害・洪水災害・高潮災害・土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(洪水災害・高潮災害・土砂災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策 ◆温暖化と気象災害 第14回 総合討論(全教員担当) ・総合討論:危機対応の対策——担当教員全員出席のもと、受講生がいくつかのグループに分かれ課題につき討論する 課題例1:突発集中豪雨からの災害を避ける有効な方策はなにか? 情報伝達方法?居住地の特性?避難場所? 課題例2:地球温暖化の中での生活インフラや工業団地の設置場所は? e.g.タイ大洪水 課題例3:津波避難のための有効な方策はなにか?情報伝達方法?防潮堤?避難所? 課題例4:京都周辺の活断層で直下型地震が生じた時どう対応するか? 帰宅の可否、帰宅不能時の対応、安否確認方法 課題例5:京都周辺で想定される複合災害は何か?どのような対策が有効か? 課題例6:広域大規模災害の想定および対策はどのようにすれば合意できるか? 課題例7:広域大規模気象災害に対する有効な対策はなにか? 課題例8:火山噴火が発生した時どう対応するか? 課題例9:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのようなことができるか? 課題例10:創造的な復興としてどのようなことができるのか? 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。また、特別な予備知識は必要としない。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 13回の授業と1回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は、初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外です。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業にあたっては資料を配布するので,その要点を復習すること.また,それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には,インターネットや関連図書を通じて,各自で調査し、授業内容と関連して考えること。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 積極的な授業参加を期待します。 |
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統合科学 :自然災害の科学
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 共北3D |
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(授業の概要・目的)
南海トラフでの巨大地震とスロースリップ、都市直下地震、温暖化とスーパー台風などなど、自然災害を特集とする報道が増え、社会の関心が高まってきている。自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考える際には、自然災害の発生メカニズムのみならず、それに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文・社会科学の双方の知見を統合して理解を進める必要がある。
本講では、これまでの災害事例を引きながら、まず災害とそれに向き合う個人や社会の対応について考える。この理解をベースに、プレート沈み込み帯に特有の現象である地震発生や火山噴火、集中豪雨や突風などを引き起こす気象現象さらには地球温暖化と気候変化などを題材に、最近の事例や最新の研究成果に基づき現象発生のメカニズムを初学者にも判るように解説し、それらの自然災害に対する防災・減災の方策を考える。授業では随時「ミニ討論」を実施するほか、最終回は自然災害に関わる様々な問題に関して、教員・受講者でディスカッションを実施する。 |
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(到達目標)
日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・社会科学の基本的な知識を会得する。自然災害に対する自己及び社会の対応について、主体的に考えかつ行動できる基盤を醸成する。
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(授業計画と内容)
第1回 導入(全教員担当) 講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する内容をダイジェストで紹介する。 第2回〜第5回 自然災害と社会(担当:山本) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文・社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス、災害ユートピア、防災教育、創造的復興 授業内容: ◆自然災害と社会:災害リスク、災害マネジメント・サイクル、レジリエンスと防災など ◆自然災害と制度:国の防災、地域の防災、災害ユートピア、生活の再建など ◆自然災害と記録・継承:災害遺構、心のケア、災害と情報、防災教育など ◆自然災害と支援・復興:創造的復興、災害ボランティア、防災の国際化など 第6回〜第9回 地震発生・火山噴火のメカニズムと災害への備え(担当:宮澤) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島は地震と火山噴火の多発地帯であり、そこに住む人間にとってこれらに起因する災害は不可避である。まず地震発生・火山噴火のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに地震による揺れや、津波、火山噴火によってもたらされる災害を理解し、災害軽減のための対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス・地震・火山噴火・津波・ハザードマップ 授業内容: ◆プレートテクトニクスと地震発生・火山噴火の理解 ◆地震や火山噴火による災害 ◆地震・火山噴火災害への備え・ハザードマップ ◆身近な京大での取り組み例 第10回〜第13回 気象現象のメカニズムと災害への備え(担当:竹見) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害・土砂災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Key Word: 台風災害・竜巻災害・洪水災害・高潮災害・土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(洪水災害・高潮災害・土砂災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策 ◆温暖化と気象災害 第14回 総合討論(全教員担当) ・総合討論:危機対応の対策——担当教員全員出席のもと、受講生がいくつかのグループに分かれ課題につき討論する 課題例1:突発集中豪雨からの災害を避ける有効な方策はなにか? 情報伝達方法?居住地の特性?避難場所? 課題例2:地球温暖化の中での生活インフラや工業団地の設置場所は? e.g.タイ大洪水 課題例3:津波避難のための有効な方策はなにか?情報伝達方法?防潮堤?避難所? 課題例4:京都周辺の活断層で直下型地震が生じた時どう対応するか? 帰宅の可否、帰宅不能時の対応、安否確認方法 課題例5:京都周辺で想定される複合災害は何か?どのような対策が有効か? 課題例6:広域大規模災害の想定および対策はどのようにすれば合意できるか? 課題例7:広域大規模気象災害に対する有効な対策はなにか? 課題例8:火山噴火が発生した時どう対応するか? 課題例9:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのようなことができるか? 課題例10:創造的な復興としてどのようなことができるのか? 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。また、特別な予備知識は必要としない。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
13回の授業と1回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は、初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外です。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業にあたっては資料を配布するので,その要点を復習すること.また,それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には,インターネットや関連図書を通じて,各自で調査し、授業内容と関連して考えること。
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(その他(オフィスアワー等))
積極的な授業参加を期待します。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :生命と社会(生命科学の進歩と人の生活)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life) | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 共北11 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活との関連に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。 | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点などを含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題について総合ディスカッションをおこなう。また、各講義の終わりあるいはトピックスの切れ目に、グループディスカッション等をおこなう。 1回目 松本 ガイダンス テーマ1:本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。 2~5回目 松本 (生命科学の視点からみた生物) テーマ2:技術の側面からみた生命科学 (第6回〜第9回) 生命と社会のつながりについて、バイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 6回目 永尾 (遺伝子診断) 7回目 永尾 (食品添加物) 8回目 日下部 (高額医療) 9回目 日下部 (遺伝子組換え作物) テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第10回〜第12回) 生命と社会のつながりについて、先端医療技術の進歩と生命倫理のかかわりという観点から解説する。 10回目 日下部 (性差) 11回目 三成 (ゲノム情報利用をめぐる倫理的課題) 12回目 三成 (ヒト胚へのゲノム編集技術適用) 13回目 全教員 (総合ディスカッション1) 14回目 全教員 (総合ディスカッション2) 15回目 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況、課題についての発表とレポートなどを総合して評価。詳細は授業で説明します。出席は教室の出席登録端末にて管理。授業開始時刻より15分以降入室の場合は遅刻、30分以上以降入室は欠席扱いとします。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容について、何かしら自分の意見を言えるように、関連する話題の本やニュース等を見て考えておくこと。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | メールでの質問可。面談はメールで予約を取ること。 | ||||||||||||||||||||||||
統合科学 :生命と社会(生命科学の進歩と人の生活)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life)
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共北11 |
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(授業の概要・目的)
科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活との関連に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。
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(到達目標)
現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点などを含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。
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(授業計画と内容)
3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題について総合ディスカッションをおこなう。また、各講義の終わりあるいはトピックスの切れ目に、グループディスカッション等をおこなう。 1回目 松本 ガイダンス テーマ1:本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。 2~5回目 松本 (生命科学の視点からみた生物) テーマ2:技術の側面からみた生命科学 (第6回〜第9回) 生命と社会のつながりについて、バイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 6回目 永尾 (遺伝子診断) 7回目 永尾 (食品添加物) 8回目 日下部 (高額医療) 9回目 日下部 (遺伝子組換え作物) テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第10回〜第12回) 生命と社会のつながりについて、先端医療技術の進歩と生命倫理のかかわりという観点から解説する。 10回目 日下部 (性差) 11回目 三成 (ゲノム情報利用をめぐる倫理的課題) 12回目 三成 (ヒト胚へのゲノム編集技術適用) 13回目 全教員 (総合ディスカッション1) 14回目 全教員 (総合ディスカッション2) 15回目 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況、課題についての発表とレポートなどを総合して評価。詳細は授業で説明します。出席は教室の出席登録端末にて管理。授業開始時刻より15分以降入室の場合は遅刻、30分以上以降入室は欠席扱いとします。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容について、何かしら自分の意見を言えるように、関連する話題の本やニュース等を見て考えておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
メールでの質問可。面談はメールで予約を取ること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :持続可能な地球社会をめざして(エネルギー・環境・社会の視点から)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Sustainable Society on the Earth (From the Perspectives of Energy, Environment and Society) | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 共北36 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | エネルギーと環境の問題が地球規模で取り上げられるようになって既に半世紀が過ぎた.石油危機により注目され始めたエネルギー資源の問題と,地球規模の気候変動の一因となる二酸化炭素排出の問題が現在における主役であろう.そして,最近では再生可能エネルギーがその問題の緩和・解決をもたらす方策として注目されている.これも,発展途上国から見ると,将来の地域開発・経済発展との両立が重要であり,資本主義経済などの社会の在り方にも議論は及ぶこととなる.それに加えて,科学技術の発展に関する知識がその検討に不可欠であることも言うまでもない. エネルギー・環境の問題は,そもそもそのような多種多様な背景のもとで検討されるべきものであるが,初学者にとっては,そのすべてを把握したうえで検討を始めることは非常に困難である.そこで,そのような多様な分野にわたる知識の下での検討過程を体験することも,今後の学習・研究の方向性を定める上で大切なことと考えられる. 本授業では,エネルギー・環境の問題について自然科学,人文学,社会科学の3つの異なる視点から同時に考えることを,3人の異なる分野の教員による講義・演習を通して体験してもらう.各教員による講義に際しても,原則として別の教員も質疑に加わることとしている.この点も,本授業の大きな特徴である. そして,この授業を通して,社会における複数の研究領域に関わる問題に対して複数の異なる視点から接近する基本的な「考え方」を身につける.この経験によりもたらされる,様々な視点から同時に眺めたときに得られる奥行きと広がりのある光景は,今後の諸君自身の専門分野での学習の際にも,大いに役に立つと期待できる. |
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(到達目標) | エネルギー・環境・社会の問題に関する基礎知識を身につけるとともに,その問題解決には,エネルギー・環境に関わる多様な専門分野の相互関連の理解が重要であること,また,その問題の検討には,自然科学,人文学,社会科学の異なる3つの視点からの検討が必要なことを,講義や議論を通して習得する.また,一つの問題を複数の異なった視点で眺める習慣を体得する. |
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(授業計画と内容) | 下記のエネルギー・環境に関わるテーマについて,技術と社会の両面から学び,その後,適切な課題を選択,自らが調査・分析・検討・意見交換を行う能力を養う. 授業中に適宜,質疑や意見交換の時間を設ける. 第1回目:本講義に関するガイダンス テーマ 1 エネルギーと森林,地球生態系 (3回: 主担当 河本) 概要:我々が利用しているエネルギーの起源を考え,森林およびその他の生態系が地球環境を維持する上で果たしている役割について理解を深める.これらの情報を基に,将来実現することが求められている持続可能な社会を如何に形成していくかについて考える. KEY WORD: 地球環境,持続可能なエネルギー利用,森林,バイオマス テーマ 2 エネルギーと環境 (3回: 主担当 亀田) 概要:エネルギーの消費活動は環境への負荷を伴う.ここでは,化石燃料の使用によって生じる環境問題(例えば地球温暖化,PM2.5による越境大気汚染など)について,自然科学的な観点のみならず,過去の歴史や諸外国の現状も踏まえながら論じる.それらの理解をもとに,如何にして環境負荷の緩和策を導き出すかを考える. KEY WORD: 地球温暖化,大気汚染,エアロゾル,廃棄物 テーマ 3 エネルギー・環境問題と社会 (3回: 主担当 何) 概要: エネルギー消費に伴う環境問題を経済学の観点から、問題が発生するメカニズムを明らかにするとともに、環境問題を解決するための具体的な政策のあり方を考察する.これらを踏まえて、経済成長と環境を両立させる持続可能な発展と今後の環境政策のあり方を、さまざまな経済学の視点から考究していく. KEY WORD: 外部不経済、経済成長、カーボンプライシング、SDGs テーマ 4 課題学習 (3回: 全教員参加) 概要:最後にグループに分かれて,エネルギー・環境.社会の問題について興味ある問題を選定し,3つ以上の異なる視点から,その問題について検討すべき課題を抽出,各課題についてグループ内で初歩的な検討を行う.最終的に,抽出した課題の論点を分かりやすい言葉でまとめるとともに,自然科学,人文学,社会科学の3つの異なる視点から眺めたときに浮かび上がってくる問題点について,他者にも理解できるように分かりやすく説明する. まとめ (1回: 全教員参加) 講義と課題学習を振り返って,エネルギー・環境問題に代表される,社会における複合領域問題に対処するときの考え方を整理する. 授業回数はフィードバックを含め全15回とする. |
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(履修要件) |
エネルギーと環境に関わる問題について,そして,多様な分野の研究者から成り立っている総合大学の特徴を生かした,自然科学,人文学,社会科学の異なる3つの視点からの検討手法について,関心のある人を歓迎する.
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加の状況,討論への取り組み,講義で取り上げられる課題への取り組み,最終レポートなどを総合して評価する. 詳細は講義で説明します. |
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(教科書) |
使用しない
必要に応じて,資料配布.
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し,発表前には準備の時間をとること. | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | エネルギー,環境の問題に関心を持っていること. 多様な視点に基づいた考え方のあることを理解し,ディスカッションの際には自分の意見を他者に理解してもらうように努めること. |
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統合科学 :持続可能な地球社会をめざして(エネルギー・環境・社会の視点から)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Sustainable Society on the Earth (From the Perspectives of Energy, Environment and Society)
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共北36 |
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(授業の概要・目的)
エネルギーと環境の問題が地球規模で取り上げられるようになって既に半世紀が過ぎた.石油危機により注目され始めたエネルギー資源の問題と,地球規模の気候変動の一因となる二酸化炭素排出の問題が現在における主役であろう.そして,最近では再生可能エネルギーがその問題の緩和・解決をもたらす方策として注目されている.これも,発展途上国から見ると,将来の地域開発・経済発展との両立が重要であり,資本主義経済などの社会の在り方にも議論は及ぶこととなる.それに加えて,科学技術の発展に関する知識がその検討に不可欠であることも言うまでもない.
エネルギー・環境の問題は,そもそもそのような多種多様な背景のもとで検討されるべきものであるが,初学者にとっては,そのすべてを把握したうえで検討を始めることは非常に困難である.そこで,そのような多様な分野にわたる知識の下での検討過程を体験することも,今後の学習・研究の方向性を定める上で大切なことと考えられる. 本授業では,エネルギー・環境の問題について自然科学,人文学,社会科学の3つの異なる視点から同時に考えることを,3人の異なる分野の教員による講義・演習を通して体験してもらう.各教員による講義に際しても,原則として別の教員も質疑に加わることとしている.この点も,本授業の大きな特徴である. そして,この授業を通して,社会における複数の研究領域に関わる問題に対して複数の異なる視点から接近する基本的な「考え方」を身につける.この経験によりもたらされる,様々な視点から同時に眺めたときに得られる奥行きと広がりのある光景は,今後の諸君自身の専門分野での学習の際にも,大いに役に立つと期待できる. |
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(到達目標)
エネルギー・環境・社会の問題に関する基礎知識を身につけるとともに,その問題解決には,エネルギー・環境に関わる多様な専門分野の相互関連の理解が重要であること,また,その問題の検討には,自然科学,人文学,社会科学の異なる3つの視点からの検討が必要なことを,講義や議論を通して習得する.また,一つの問題を複数の異なった視点で眺める習慣を体得する.
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(授業計画と内容)
下記のエネルギー・環境に関わるテーマについて,技術と社会の両面から学び,その後,適切な課題を選択,自らが調査・分析・検討・意見交換を行う能力を養う. 授業中に適宜,質疑や意見交換の時間を設ける. 第1回目:本講義に関するガイダンス テーマ 1 エネルギーと森林,地球生態系 (3回: 主担当 河本) 概要:我々が利用しているエネルギーの起源を考え,森林およびその他の生態系が地球環境を維持する上で果たしている役割について理解を深める.これらの情報を基に,将来実現することが求められている持続可能な社会を如何に形成していくかについて考える. KEY WORD: 地球環境,持続可能なエネルギー利用,森林,バイオマス テーマ 2 エネルギーと環境 (3回: 主担当 亀田) 概要:エネルギーの消費活動は環境への負荷を伴う.ここでは,化石燃料の使用によって生じる環境問題(例えば地球温暖化,PM2.5による越境大気汚染など)について,自然科学的な観点のみならず,過去の歴史や諸外国の現状も踏まえながら論じる.それらの理解をもとに,如何にして環境負荷の緩和策を導き出すかを考える. KEY WORD: 地球温暖化,大気汚染,エアロゾル,廃棄物 テーマ 3 エネルギー・環境問題と社会 (3回: 主担当 何) 概要: エネルギー消費に伴う環境問題を経済学の観点から、問題が発生するメカニズムを明らかにするとともに、環境問題を解決するための具体的な政策のあり方を考察する.これらを踏まえて、経済成長と環境を両立させる持続可能な発展と今後の環境政策のあり方を、さまざまな経済学の視点から考究していく. KEY WORD: 外部不経済、経済成長、カーボンプライシング、SDGs テーマ 4 課題学習 (3回: 全教員参加) 概要:最後にグループに分かれて,エネルギー・環境.社会の問題について興味ある問題を選定し,3つ以上の異なる視点から,その問題について検討すべき課題を抽出,各課題についてグループ内で初歩的な検討を行う.最終的に,抽出した課題の論点を分かりやすい言葉でまとめるとともに,自然科学,人文学,社会科学の3つの異なる視点から眺めたときに浮かび上がってくる問題点について,他者にも理解できるように分かりやすく説明する. まとめ (1回: 全教員参加) 講義と課題学習を振り返って,エネルギー・環境問題に代表される,社会における複合領域問題に対処するときの考え方を整理する. 授業回数はフィードバックを含め全15回とする. |
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(履修要件)
エネルギーと環境に関わる問題について,そして,多様な分野の研究者から成り立っている総合大学の特徴を生かした,自然科学,人文学,社会科学の異なる3つの視点からの検討手法について,関心のある人を歓迎する.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加の状況,討論への取り組み,講義で取り上げられる課題への取り組み,最終レポートなどを総合して評価する.
詳細は講義で説明します. |
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(教科書)
使用しない
必要に応じて,資料配布.
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し,発表前には準備の時間をとること.
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(その他(オフィスアワー等))
エネルギー,環境の問題に関心を持っていること.
多様な視点に基づいた考え方のあることを理解し,ディスカッションの際には自分の意見を他者に理解してもらうように努めること. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :生命と社会(自然と人との関わり)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Human Society (Interactions between Nature and Humans) | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 共北36 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 人間社会が直面する問題を適切に理解するうえで必要な、生物学に関連する基礎的な概念と考え方について講義・討論する。授業では、人間社会におけるさまざまな問題のうち、公害問題、地球環境問題、持続的な生態系資源利用・管理に関連する問題を取り上げ、こうした問題のより正確な科学的知識と認識にもとづいた問題の解決方法の考案にむけて、生物学・生物多様性科学・生態学に関する知識・基本概念・考え方がいかに必要で、いかに重要であるかを理解することを目的とする。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 人間社会が直面する問題を適切に理解するうえで必要な、生物学および生物多様性科学・生態学に関する基礎的な知識・基本概念・考え方を習得することを目指す。さらに、これらの知識・基本概念・考え方を応用して、人間社会におけるさまざまな問題をより正確に認識・理解する科学的認識法を身につけると共に、適切な問題の解決方法を合理的・現実的に考案するための思考方法を体得することを目指す。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 以下のような課題について、1課題あたり3〜4週をかけて講義と討論をおこなう。 これら3つのテーマに取り組む前に、3つのテーマに共通する生物学の基本的な概念について2回ほど講義をおこなう。 テーマ1. 生物多様性と生態系サービス(第3回〜第6回) 概要: 本テーマは、地球の各所で進行している野生生物の絶滅と生物多様性の減少、それらがもたらす生態系の不可逆的変化、生態系サービスの劣化などの問題について焦点をあて、問題の把握と解決に必要な知識・概念の習得を目指す。「多様な生物はどのような利益を我々にもたらすのか?」「多様な生物を保護するにはどのようなコストが発生するのか?」という中心的な問題の理解に必要な生物多様性学・生態学を中心とする講義を2回、経済学・政策学などについての講義を1回行い、社会問題化している諸問題から、1、2の具体的なものをとりあげて、1回の授業時間を使って討論をおこなう。 Keywords: 生態系、生物多様性、生態系サービス、保全生物学、野生生物の保護、絶滅危惧種、生物多様性保護条約、熱帯雨林、侵入生物、遺伝子資源 テーマ2. 農業生態系における持続的生産(第7回〜第9回) 概要: 本テーマは、地球規模の食糧枯渇問題について焦点を当て、食料をはじめとする農業生産物の長期的な安定供給を維持するうえで必要な「持続的農業生産」「自然資源の持続的利用」についての理解を深めることを目的とする。前テーマ同様、第7回(生物学・生態学関連)と第8回(法学)で関連する諸問題の理解にとって必要な知識・概念を身につけるための講義をおこない、第9回で討論する。 Keywords: 農林水産業、乱獲、飢餓、生態系のバランス、食糧問題、コモンズの悲劇、人口爆発、物質循環、アグリビジネス、気候変動(温暖化)、グローバル経済、持続可能性、将来世代 テーマ3. 公害と生物濃縮(第10回〜第12回) 概要: 本テーマは、有害物質の環境への拡散に起因する公害問題に焦点をあて、そのような問題の予防・解決の方策を考える上で不可欠な前提条件となる、生態系における物質循環のしくみの理解を深めることを目的とする。特に、環境汚染が予想以上に深刻化する背景となった、食物連鎖網を通じて進行する生物濃縮のしくみについての理解を深める。前2つのテーマと同様に、2回の講義と1回の討論を行う。 Keywords: 環境毒性学、鉱毒、残留毒性、生態系、水俣病、イタイイタイ病、環境汚染、放射性物質、外部性、政府の役割、環境政策 第1回には、この科目全体の概要と授業の進め方、評価法などについてのガイダンスも行う。 第13回では、現在、テーマ1・2・3の複数にわたる問題のなかから、特に、現在社会問題化して世間の意見を二分・三分するような問題、あるいは、すべてのテーマに共通する問題や社会的な課題についてとりあげ、講師陣監修のもと、ディベート形式の討論を行う。また、この回までに、3テーマの討論を総括するレポートの提出を各受講生に課す。 第14回では、前回までに提出させたレポートの内容を受講生にフィードバックする形式で、講師が総括的な講義を行う。 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況、討論への取り組み、レポートの内容、試験(定期試験を課す)の結果などを総合して成績を評価する(詳細は初回授業で説明する)。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
授業内容に応じて、プリントを配付する。
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(参考書等) |
適宜、授業中やKULASISの授業サポートで指示する。
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(授業外学習(予習・復習)等) | 特に討論にむけて、関連講義の復習を要する。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||
統合科学 :生命と社会(自然と人との関わり)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Human Society (Interactions between Nature and Humans)
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 共北36 |
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(授業の概要・目的)
人間社会が直面する問題を適切に理解するうえで必要な、生物学に関連する基礎的な概念と考え方について講義・討論する。授業では、人間社会におけるさまざまな問題のうち、公害問題、地球環境問題、持続的な生態系資源利用・管理に関連する問題を取り上げ、こうした問題のより正確な科学的知識と認識にもとづいた問題の解決方法の考案にむけて、生物学・生物多様性科学・生態学に関する知識・基本概念・考え方がいかに必要で、いかに重要であるかを理解することを目的とする。
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(到達目標)
人間社会が直面する問題を適切に理解するうえで必要な、生物学および生物多様性科学・生態学に関する基礎的な知識・基本概念・考え方を習得することを目指す。さらに、これらの知識・基本概念・考え方を応用して、人間社会におけるさまざまな問題をより正確に認識・理解する科学的認識法を身につけると共に、適切な問題の解決方法を合理的・現実的に考案するための思考方法を体得することを目指す。
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(授業計画と内容)
以下のような課題について、1課題あたり3〜4週をかけて講義と討論をおこなう。 これら3つのテーマに取り組む前に、3つのテーマに共通する生物学の基本的な概念について2回ほど講義をおこなう。 テーマ1. 生物多様性と生態系サービス(第3回〜第6回) 概要: 本テーマは、地球の各所で進行している野生生物の絶滅と生物多様性の減少、それらがもたらす生態系の不可逆的変化、生態系サービスの劣化などの問題について焦点をあて、問題の把握と解決に必要な知識・概念の習得を目指す。「多様な生物はどのような利益を我々にもたらすのか?」「多様な生物を保護するにはどのようなコストが発生するのか?」という中心的な問題の理解に必要な生物多様性学・生態学を中心とする講義を2回、経済学・政策学などについての講義を1回行い、社会問題化している諸問題から、1、2の具体的なものをとりあげて、1回の授業時間を使って討論をおこなう。 Keywords: 生態系、生物多様性、生態系サービス、保全生物学、野生生物の保護、絶滅危惧種、生物多様性保護条約、熱帯雨林、侵入生物、遺伝子資源 テーマ2. 農業生態系における持続的生産(第7回〜第9回) 概要: 本テーマは、地球規模の食糧枯渇問題について焦点を当て、食料をはじめとする農業生産物の長期的な安定供給を維持するうえで必要な「持続的農業生産」「自然資源の持続的利用」についての理解を深めることを目的とする。前テーマ同様、第7回(生物学・生態学関連)と第8回(法学)で関連する諸問題の理解にとって必要な知識・概念を身につけるための講義をおこない、第9回で討論する。 Keywords: 農林水産業、乱獲、飢餓、生態系のバランス、食糧問題、コモンズの悲劇、人口爆発、物質循環、アグリビジネス、気候変動(温暖化)、グローバル経済、持続可能性、将来世代 テーマ3. 公害と生物濃縮(第10回〜第12回) 概要: 本テーマは、有害物質の環境への拡散に起因する公害問題に焦点をあて、そのような問題の予防・解決の方策を考える上で不可欠な前提条件となる、生態系における物質循環のしくみの理解を深めることを目的とする。特に、環境汚染が予想以上に深刻化する背景となった、食物連鎖網を通じて進行する生物濃縮のしくみについての理解を深める。前2つのテーマと同様に、2回の講義と1回の討論を行う。 Keywords: 環境毒性学、鉱毒、残留毒性、生態系、水俣病、イタイイタイ病、環境汚染、放射性物質、外部性、政府の役割、環境政策 第1回には、この科目全体の概要と授業の進め方、評価法などについてのガイダンスも行う。 第13回では、現在、テーマ1・2・3の複数にわたる問題のなかから、特に、現在社会問題化して世間の意見を二分・三分するような問題、あるいは、すべてのテーマに共通する問題や社会的な課題についてとりあげ、講師陣監修のもと、ディベート形式の討論を行う。また、この回までに、3テーマの討論を総括するレポートの提出を各受講生に課す。 第14回では、前回までに提出させたレポートの内容を受講生にフィードバックする形式で、講師が総括的な講義を行う。 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況、討論への取り組み、レポートの内容、試験(定期試験を課す)の結果などを総合して成績を評価する(詳細は初回授業で説明する)。
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(教科書)
授業内容に応じて、プリントを配付する。
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(参考書等)
適宜、授業中やKULASISの授業サポートで指示する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
特に討論にむけて、関連講義の復習を要する。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :生命と社会(生命科学・環境学の進歩と人の生活)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life) | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 共北35 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活との関連に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。 | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 本講義はフィードバックも含め授業回数を15回で行う。 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題についてグループでの発表と総合ディスカッションをおこなう。また、各トピックスごとにディスカッションをおこなうか、レポートを課す。 ガイダンス (第1回)(細川) 授業の概要と日程について説明し、簡単なイントロダクションをおこなう。 テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第5回)(細川) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。遺伝学の基礎、生化学の基礎について概説し、これらの知識を用いて生命科学の問題について議論を行う。 テーマ2:技術の側面からみた生命科学 生命と社会のつながりについて、おもにバイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 (第6回〜第7回)(酒井) 細菌やウイルスなど、微生物の生存戦略や感染症発症メカニズムについて概説し、その社会的側面についても議論する。 社会生活における放射線の影響(第8回〜第9回)(井倉) 生命活動における放射線の影響について議論する。 テーマ3:生命とそれを取り巻く環境 (第10回〜第13回)(竹前) 人間の活動は絶えず環境に影響を与え続けており、近年では両者の関係性に対する関心が高まっている。 授業では、環境や環境問題、そしてその解決策について、気候変動や生物多様性などの具体例を用いながら、おもに環境論・環境政策論の観点から概説する。そして生命と環境のつながり及びそのあり方について議論する。 == テーマ4:グループ発表と総合ディスカッション (第14回)(細川) 授業中に与えられた課題について、グループごとに発表をおこなう。発表内容を含めて、本授業全体のディスカッションをおこなう。 |
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(履修要件) |
履修要件:特になし。生物・生命科学の知識は必要ありません。文系の方も歓迎します。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。 詳細は講義で説明する。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||||||||
統合科学 :生命と社会(生命科学・環境学の進歩と人の生活)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life)
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 共北35 |
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(授業の概要・目的)
科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活との関連に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。
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(到達目標)
現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。
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(授業計画と内容)
本講義はフィードバックも含め授業回数を15回で行う。 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題についてグループでの発表と総合ディスカッションをおこなう。また、各トピックスごとにディスカッションをおこなうか、レポートを課す。 ガイダンス (第1回)(細川) 授業の概要と日程について説明し、簡単なイントロダクションをおこなう。 テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第5回)(細川) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。遺伝学の基礎、生化学の基礎について概説し、これらの知識を用いて生命科学の問題について議論を行う。 テーマ2:技術の側面からみた生命科学 生命と社会のつながりについて、おもにバイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 (第6回〜第7回)(酒井) 細菌やウイルスなど、微生物の生存戦略や感染症発症メカニズムについて概説し、その社会的側面についても議論する。 社会生活における放射線の影響(第8回〜第9回)(井倉) 生命活動における放射線の影響について議論する。 テーマ3:生命とそれを取り巻く環境 (第10回〜第13回)(竹前) 人間の活動は絶えず環境に影響を与え続けており、近年では両者の関係性に対する関心が高まっている。 授業では、環境や環境問題、そしてその解決策について、気候変動や生物多様性などの具体例を用いながら、おもに環境論・環境政策論の観点から概説する。そして生命と環境のつながり及びそのあり方について議論する。 == テーマ4:グループ発表と総合ディスカッション (第14回)(細川) 授業中に与えられた課題について、グループごとに発表をおこなう。発表内容を含めて、本授業全体のディスカッションをおこなう。 |
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(履修要件)
履修要件:特になし。生物・生命科学の知識は必要ありません。文系の方も歓迎します。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。
詳細は講義で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :自然災害の科学
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 共北3C | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 近年の激甚災害を受けて、南海トラフ巨大地震、都市直下地震、地球温暖化とスーパー台風など、自然災害に対する社会の関心が高まってきている。自然災害は、自然現象と人間社会とが互いに関係しあって生じるものであり、この関係を理解することで防災・減災について考えることが可能となる。日本列島で頻繁に生じる自然現象(地震・火山噴火・集中豪雨・台風や突風など)と、これらによって誘発される様々な自然災害の発生メカニズムを理解し、その防災・減災について多様な視点から検討を加え、解決策を考える授業を実施する。プレート沈み込み帯における地震・火山噴火の特徴や、集中豪雨や突風などを引き起こす気象現象のメカニズムについて、最新の研究成果を初学者にもわかりやすく解説し、それらの自然現象が引き起こす複合的災害について講義するとともに、災害を予測・軽減する方策について教員・受講者でディスカッションを実施する。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災について、自然科学・社会科学の双方の基本的な知識を修得する。日常生活において、自然災害に対して科学的に考え、行動できるようになる。地域の防災のためにどのような備えが必要か、さらに日本列島における災害軽減のために何ができるか、主体的に考えることができるようになる。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 導入(担当・清水) 過去の自然災害の発生状況を統計にもとづいて概観し、この講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。 第1回〜第4回 地震・火山噴火と地盤災害(担当・清水) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島では、地震や火山噴火は自然の営みそのものであり、その活動を阻止することはできない。本講義では日本列島における地震活動や火山噴火の特徴について、プレートテクトニクスの基礎知識をもとに理解する。また、どのような地震被害、火山災害および地盤災害が起き得るかを過去の実例にもとづいて学び、災害対策について考える。 Keyword: 地震・津波・火山・土砂災害・プレートテクトニクス 授業内容: ◆地球科学の基礎知識:プレートテクトニクス、日本列島の地質 ◆内陸直下型地震:1995年阪神淡路大震災、活断層 ◆海溝型巨大地震:2011年東北地方太平洋沖地震、津波 ◆火山活動と災害:火山噴火、溶岩流、降灰、火砕流、水蒸気爆発 ◆地盤災害の要因:土石流、斜面崩壊、地滑り、河川の氾濫 ◆自然災害の発生予測と減災:南海トラフ巨大地震、原発立地問題 第5回〜第8回 気象現象のメカニズムと災害への備え(担当・吉田) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害・地すべり災害・斜面災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Keyword: 台風災害・竜巻災害・洪水災害・高潮災害・土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(洪水災害、土石流災害、高潮災害、斜面災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策 ◆温暖化と気象災害 ◆気象災害との複合災害 第9回〜第12回 自然災害と人間の関わり(担当・LAHOURNAT) 概要:自然災害と人間の関わりについて、心理学・教育学・社会学・文化人類学・法学といった社会科学の観点から学ぶ。災害マネジメントサイクルに従って、事前の準備期、突発災害に対する対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することをめざす。 Keywords: 災害心理・防災教育・リスク認知・復興支援・災害文化・災害関連法 授業内容: ◆自然災害と人間:災害リスク認知、防災教育、防災/減災、災害時の集合行動、心のケアなど ◆自然災害と社会:被災者支援、被災地復興、災害情報、危機管理、防災計画など ◆自然災害と世界:防災・復興をめぐる国際協力、災害文化、被災地復興、貧困と防災など 第13回、14回 総合討論(担当教員全員) 担当教員全員出席のもと、受講生全員で自然災害やその対策について意見を交換したあと、受講生をグループ分けし、それぞれが選択した検討課題について討論を実施する。討論の進め方として、まず「問題の因果関係:ツリー構造」を整理し、それを基に解決策を議論することとする。 第15回 フィードバック _______________ 総合討論においては、受講生からの自由な課題提案を歓迎する。以下に課題例をあげる。 課題例1:京都市周辺の活断層で直下型地震が生じる危険性は? 日常的にどのような備えが必要か? 課題例2:最近10年間に日本列島でどのような地盤災害があったか 災害が繰り返される可能性は?安全確保の方法は? 課題例3:歴史時代や有史以前に大噴火を起こした火山について、 今後同様な噴火があったときに想定される被害は?とり得る対策は? 課題例4:南海トラフで巨大地震が発生した場合の避難場所は?防災訓練は? 被災者支援のためにボランティアとして何ができるか? 課題例5:2011年東北沖地震の津波被害からどこまで復興したか 今後の同様な災害が起きたとき、創造的な復興としてどのようなことが考えられるか? 課題例6:突発的集中豪雨による災害を避けるために有効な方策は? 居住地の特性は?避難場所は? 課題例7:広域大規模気象災害を未然に防ぐために有効な対策は?情報伝達方法は? 課題例8:広域大規模災害の想定および対策はどのようにすれば合意できるか? 課題例9:地球温暖化の影響が考えられる世界各地の異変は?国際協力の方法は? 課題例10:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのようなことができるか? |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 12回の講義と2回の総合討論での平常点(授業への参加状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価する。各自が積極的に授業に参加することが重要である。総合討論では、グループ発表における各自の関与度も評価の対象になる。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『現代の災害と防災ーその実態と変化を見据えてー』
(本の泉社,2016年)
ISBN:978-4-7807-1276-6
『災害と防災ーこれまでと今ー』
(本の泉社,2018年)
ISBN:978-4-7807-1912-3
『京都の災害をめぐる』
(小さ子社,2019年)
ISBN:978-4-900659-91-9
『南海トラフ地震の真実』
(東京新聞,2023年)
ISBN:9784808310882
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業では毎回資料を配布するので、その要点を復習すること.また、それぞれの自然災害項目について、関連書籍を通じて各自で調査すること。実際に自然災害が発生した場合には、報道資料やインターネットで情報を集め、授業内容と関連して考えること。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 講義資料配布や、レポート提出やメール連絡に京都大学の授業支援システム PandA を使用することがある。授業の進め方については第1回めの授業で説明する。開講時に、受講人数制限等により履修がまだ確定しない場合も、第1回めの授業から出席するように。 |
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統合科学 :自然災害の科学
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 共北3C |
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(授業の概要・目的)
近年の激甚災害を受けて、南海トラフ巨大地震、都市直下地震、地球温暖化とスーパー台風など、自然災害に対する社会の関心が高まってきている。自然災害は、自然現象と人間社会とが互いに関係しあって生じるものであり、この関係を理解することで防災・減災について考えることが可能となる。日本列島で頻繁に生じる自然現象(地震・火山噴火・集中豪雨・台風や突風など)と、これらによって誘発される様々な自然災害の発生メカニズムを理解し、その防災・減災について多様な視点から検討を加え、解決策を考える授業を実施する。プレート沈み込み帯における地震・火山噴火の特徴や、集中豪雨や突風などを引き起こす気象現象のメカニズムについて、最新の研究成果を初学者にもわかりやすく解説し、それらの自然現象が引き起こす複合的災害について講義するとともに、災害を予測・軽減する方策について教員・受講者でディスカッションを実施する。
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(到達目標)
日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災について、自然科学・社会科学の双方の基本的な知識を修得する。日常生活において、自然災害に対して科学的に考え、行動できるようになる。地域の防災のためにどのような備えが必要か、さらに日本列島における災害軽減のために何ができるか、主体的に考えることができるようになる。
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(授業計画と内容)
第1回 導入(担当・清水) 過去の自然災害の発生状況を統計にもとづいて概観し、この講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。 第1回〜第4回 地震・火山噴火と地盤災害(担当・清水) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島では、地震や火山噴火は自然の営みそのものであり、その活動を阻止することはできない。本講義では日本列島における地震活動や火山噴火の特徴について、プレートテクトニクスの基礎知識をもとに理解する。また、どのような地震被害、火山災害および地盤災害が起き得るかを過去の実例にもとづいて学び、災害対策について考える。 Keyword: 地震・津波・火山・土砂災害・プレートテクトニクス 授業内容: ◆地球科学の基礎知識:プレートテクトニクス、日本列島の地質 ◆内陸直下型地震:1995年阪神淡路大震災、活断層 ◆海溝型巨大地震:2011年東北地方太平洋沖地震、津波 ◆火山活動と災害:火山噴火、溶岩流、降灰、火砕流、水蒸気爆発 ◆地盤災害の要因:土石流、斜面崩壊、地滑り、河川の氾濫 ◆自然災害の発生予測と減災:南海トラフ巨大地震、原発立地問題 第5回〜第8回 気象現象のメカニズムと災害への備え(担当・吉田) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害・地すべり災害・斜面災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Keyword: 台風災害・竜巻災害・洪水災害・高潮災害・土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(洪水災害、土石流災害、高潮災害、斜面災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策 ◆温暖化と気象災害 ◆気象災害との複合災害 第9回〜第12回 自然災害と人間の関わり(担当・LAHOURNAT) 概要:自然災害と人間の関わりについて、心理学・教育学・社会学・文化人類学・法学といった社会科学の観点から学ぶ。災害マネジメントサイクルに従って、事前の準備期、突発災害に対する対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することをめざす。 Keywords: 災害心理・防災教育・リスク認知・復興支援・災害文化・災害関連法 授業内容: ◆自然災害と人間:災害リスク認知、防災教育、防災/減災、災害時の集合行動、心のケアなど ◆自然災害と社会:被災者支援、被災地復興、災害情報、危機管理、防災計画など ◆自然災害と世界:防災・復興をめぐる国際協力、災害文化、被災地復興、貧困と防災など 第13回、14回 総合討論(担当教員全員) 担当教員全員出席のもと、受講生全員で自然災害やその対策について意見を交換したあと、受講生をグループ分けし、それぞれが選択した検討課題について討論を実施する。討論の進め方として、まず「問題の因果関係:ツリー構造」を整理し、それを基に解決策を議論することとする。 第15回 フィードバック _______________ 総合討論においては、受講生からの自由な課題提案を歓迎する。以下に課題例をあげる。 課題例1:京都市周辺の活断層で直下型地震が生じる危険性は? 日常的にどのような備えが必要か? 課題例2:最近10年間に日本列島でどのような地盤災害があったか 災害が繰り返される可能性は?安全確保の方法は? 課題例3:歴史時代や有史以前に大噴火を起こした火山について、 今後同様な噴火があったときに想定される被害は?とり得る対策は? 課題例4:南海トラフで巨大地震が発生した場合の避難場所は?防災訓練は? 被災者支援のためにボランティアとして何ができるか? 課題例5:2011年東北沖地震の津波被害からどこまで復興したか 今後の同様な災害が起きたとき、創造的な復興としてどのようなことが考えられるか? 課題例6:突発的集中豪雨による災害を避けるために有効な方策は? 居住地の特性は?避難場所は? 課題例7:広域大規模気象災害を未然に防ぐために有効な対策は?情報伝達方法は? 課題例8:広域大規模災害の想定および対策はどのようにすれば合意できるか? 課題例9:地球温暖化の影響が考えられる世界各地の異変は?国際協力の方法は? 課題例10:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのようなことができるか? |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
12回の講義と2回の総合討論での平常点(授業への参加状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価する。各自が積極的に授業に参加することが重要である。総合討論では、グループ発表における各自の関与度も評価の対象になる。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『現代の災害と防災ーその実態と変化を見据えてー』
(本の泉社,2016年)
ISBN:978-4-7807-1276-6
『災害と防災ーこれまでと今ー』
(本の泉社,2018年)
ISBN:978-4-7807-1912-3
『京都の災害をめぐる』
(小さ子社,2019年)
ISBN:978-4-900659-91-9
『南海トラフ地震の真実』
(東京新聞,2023年)
ISBN:9784808310882
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業では毎回資料を配布するので、その要点を復習すること.また、それぞれの自然災害項目について、関連書籍を通じて各自で調査すること。実際に自然災害が発生した場合には、報道資料やインターネットで情報を集め、授業内容と関連して考えること。
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(その他(オフィスアワー等))
講義資料配布や、レポート提出やメール連絡に京都大学の授業支援システム PandA を使用することがある。授業の進め方については第1回めの授業で説明する。開講時に、受講人数制限等により履修がまだ確定しない場合も、第1回めの授業から出席するように。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :生命と社会(持続的社会・健康社会に向けた技術と倫理の協働)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Collaboration of Technology, Ethics for Sustainable and Healthy Society) | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 水4 |
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(教室) | 共西23 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 20世紀後半からの生命科学の進展は著しく、その成果をもとに劇的な技術革新がなされてきた。その多くの応用例が私たちの身のまわりに存在しているが、そのことを意識する機会は少ない。そこで、授業では生命科学の進歩と人の生活に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説する。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とする。 | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題について総合ディスカッションをおこなう。また、各講義の終わりあるいはトピックスの切れ目に、グループディスカッション等をおこなう。 ●ガイダンス (第1回: 小川) ●テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第3回: 小川) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。 ●テーマ2:技術の側面からみた生命科学 (第4回〜第8回: 小川、土居、未定) 生命と社会のつながりについて、バイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から、以下のテーマにつき解説、議論する。 ・生命・食料・環境を支える生物機能応用(小川、未定) 人は生物の機能を食品生産、化成品生産、環境保全など様々な産業に利用してきた。私たちの暮らしに役立つ生物機能利用に焦点をあて、その有効性と安全性について理解を深める。 ・創薬科学と健康医療(土居) 科学技術の進歩により、さまざまな医薬品が開発され人類の健康・福祉に貢献している。これら医薬品開発における創薬科学研究の果たす役割を理解し、その有効性・安全性について理解を深める。 ●テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第9回〜第12回:佐藤) 医療技術の発展は、人間の健康の回復・増進に大きく貢献したが、新たな悩ましい問題も起こしている。我々は医療技術とどう付き合ったらよいのか、倫理的・法的・社会的観点から、解説、議論する。 ・人間を対象にした研究はどうあるべきか ・医療技術がもたらした光と陰−終末期の延命治療をどうするか ・幹細胞の臨床応用は、何をどこまでやってよいのか ●総合ディスカッション (第13回〜第14回:小川) ●フィードバック (第15回:小川) |
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(履修要件) |
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||||||||
統合科学 :生命と社会(持続的社会・健康社会に向けた技術と倫理の協働)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Collaboration of Technology, Ethics for Sustainable and Healthy Society)
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水4 (教室) 共西23 |
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(授業の概要・目的)
20世紀後半からの生命科学の進展は著しく、その成果をもとに劇的な技術革新がなされてきた。その多くの応用例が私たちの身のまわりに存在しているが、そのことを意識する機会は少ない。そこで、授業では生命科学の進歩と人の生活に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説する。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とする。
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(到達目標)
現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。
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(授業計画と内容)
3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題について総合ディスカッションをおこなう。また、各講義の終わりあるいはトピックスの切れ目に、グループディスカッション等をおこなう。 ●ガイダンス (第1回: 小川) ●テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第3回: 小川) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。 ●テーマ2:技術の側面からみた生命科学 (第4回〜第8回: 小川、土居、未定) 生命と社会のつながりについて、バイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から、以下のテーマにつき解説、議論する。 ・生命・食料・環境を支える生物機能応用(小川、未定) 人は生物の機能を食品生産、化成品生産、環境保全など様々な産業に利用してきた。私たちの暮らしに役立つ生物機能利用に焦点をあて、その有効性と安全性について理解を深める。 ・創薬科学と健康医療(土居) 科学技術の進歩により、さまざまな医薬品が開発され人類の健康・福祉に貢献している。これら医薬品開発における創薬科学研究の果たす役割を理解し、その有効性・安全性について理解を深める。 ●テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第9回〜第12回:佐藤) 医療技術の発展は、人間の健康の回復・増進に大きく貢献したが、新たな悩ましい問題も起こしている。我々は医療技術とどう付き合ったらよいのか、倫理的・法的・社会的観点から、解説、議論する。 ・人間を対象にした研究はどうあるべきか ・医療技術がもたらした光と陰−終末期の延命治療をどうするか ・幹細胞の臨床応用は、何をどこまでやってよいのか ●総合ディスカッション (第13回〜第14回:小川) ●フィードバック (第15回:小川) |
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(履修要件)
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。詳細は授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :自然災害の科学
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 水4 |
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(教室) | 共西21 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考えるには、自然災害の発生メカニズムおよびそれに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文・社会科学の双方の知見を理解して総合的に考えることが欠かせない。 地震発生・火山噴火のメカニズムや集中豪雨・突風などを引き起こす気象現象のメカニズムおよびそれらと人間社会の関係に関する最新の研究成果を初学者にも判るように解説し、自然災害に対する防災・減災の方策を講義するとともに、防止・軽減策について教員・受講者でディスカッションを実施する。 |
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(到達目標) | 日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・社会科学の双方の基本的な対策を学び、各自の日常生活において、自然災害に対して主体的に考え、行動する素養を養うことができるようになる。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 導入(全員) 全担当教員出席のもと、近年の自然災害の発生状況を概観し、この講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する部分のダイジェストを紹介する。 第1回後半〜第4回 自然災害と社会(西芳実) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文・社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス(強靭性)、災害ユートピア、防災教育、創造的復興 授業内容: ◆自然災害と社会:災害リスク、災害マネジメント・サイクル、レジリエンスと防災など ◆自然災害と制度:国の防災、地域の防災、災害ユートピア、生活の再建など ◆自然災害と記録・継承:災害遺構、心のケア、災害と情報、防災教育など ◆自然災害と支援・復興:創造的復興、災害ボランティア、防災の国際化など 第5回〜第8回 地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムと災害への備え(西村 卓也) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島では、地震活動や火山噴火、地形変化は自然の営みそのものであり、その活動を阻止することはできない。まず、地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに、どのような地震災害、火山災害、地盤災害(斜面崩壊、液状化など)が発生するかを実際の例にもとづいて理解し、災害対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス、地震、火山、地形変化、津波 授業内容: ◆地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムに関する基礎知識 ◆海溝型巨大地震と内陸直下型の地震 ◆地震による災害(斜面崩壊、液状化等の地盤災害も含む)、津波 ◆火山による災害 第9回〜第12回 気象現象のメカニズムと災害への備え(田中 賢治) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、近年発生した2018年西日本豪雨や2019年台風19号等によってもたらされた災害(洪水災害・高潮災害・地すべり災害・斜面災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Key Word: 台風災害、竜巻災害、洪水災害、高潮災害、土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(台風、集中豪雨、洪水災害、高潮災害、土砂災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策、ハザードマップ ◆温暖化と気象災害 ◆気象災害との複合災害 第13、14回 総合討論(全員) ・総合討論:危機対応の対策——担当教員全員出席のもと、受講生をいくつかのグループに分け課題につき討論する。 課題例1:京大の災害時安否確認システムは災害時に機能するか? より実質的な活用のためには何が必要か? 課題例2:台風などの接近を予測し、事前に交通機関等を止めることの是非。 (空振りの場合を強く想定) 課題例3:避難指示が出ても避難所に行けない人、行く必要がないと考える人たち をどうするか?津波避難のための有効な方策はなにか? 課題例4:京都で大地震!多くの外国人旅行者をどうする? 課題例5:気候変動の影響で風水害の災害外力が大きくなっていく中で、 どのような適応策が有効か? 課題例6:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのような ことができるか? 課題例7:令和6年能登半島地震の救援・復興において、あなたに出来ることは何か? 第15回 フィードバック ※コーディネーター:田中 賢治 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 12回の授業と2回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は、初回の授業で説明する。 各自が積極的に授業(講義・討論)に参加することが重要である。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業にあたっては資料を配布するので、その要点を復習すること。また、それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には、インターネットや関連図書を通じて、各自で調査し、授業内容と関連して考えること。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特別な予備知識は必要としない。 | ||||||||||||||||||
統合科学 :自然災害の科学
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水4 (教室) 共西21 |
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(授業の概要・目的)
自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考えるには、自然災害の発生メカニズムおよびそれに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文・社会科学の双方の知見を理解して総合的に考えることが欠かせない。
地震発生・火山噴火のメカニズムや集中豪雨・突風などを引き起こす気象現象のメカニズムおよびそれらと人間社会の関係に関する最新の研究成果を初学者にも判るように解説し、自然災害に対する防災・減災の方策を講義するとともに、防止・軽減策について教員・受講者でディスカッションを実施する。 |
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(到達目標)
日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・社会科学の双方の基本的な対策を学び、各自の日常生活において、自然災害に対して主体的に考え、行動する素養を養うことができるようになる。
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(授業計画と内容)
第1回 導入(全員) 全担当教員出席のもと、近年の自然災害の発生状況を概観し、この講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する部分のダイジェストを紹介する。 第1回後半〜第4回 自然災害と社会(西芳実) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文・社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス(強靭性)、災害ユートピア、防災教育、創造的復興 授業内容: ◆自然災害と社会:災害リスク、災害マネジメント・サイクル、レジリエンスと防災など ◆自然災害と制度:国の防災、地域の防災、災害ユートピア、生活の再建など ◆自然災害と記録・継承:災害遺構、心のケア、災害と情報、防災教育など ◆自然災害と支援・復興:創造的復興、災害ボランティア、防災の国際化など 第5回〜第8回 地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムと災害への備え(西村 卓也) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島では、地震活動や火山噴火、地形変化は自然の営みそのものであり、その活動を阻止することはできない。まず、地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに、どのような地震災害、火山災害、地盤災害(斜面崩壊、液状化など)が発生するかを実際の例にもとづいて理解し、災害対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス、地震、火山、地形変化、津波 授業内容: ◆地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムに関する基礎知識 ◆海溝型巨大地震と内陸直下型の地震 ◆地震による災害(斜面崩壊、液状化等の地盤災害も含む)、津波 ◆火山による災害 第9回〜第12回 気象現象のメカニズムと災害への備え(田中 賢治) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、近年発生した2018年西日本豪雨や2019年台風19号等によってもたらされた災害(洪水災害・高潮災害・地すべり災害・斜面災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Key Word: 台風災害、竜巻災害、洪水災害、高潮災害、土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(台風、集中豪雨、洪水災害、高潮災害、土砂災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策、ハザードマップ ◆温暖化と気象災害 ◆気象災害との複合災害 第13、14回 総合討論(全員) ・総合討論:危機対応の対策——担当教員全員出席のもと、受講生をいくつかのグループに分け課題につき討論する。 課題例1:京大の災害時安否確認システムは災害時に機能するか? より実質的な活用のためには何が必要か? 課題例2:台風などの接近を予測し、事前に交通機関等を止めることの是非。 (空振りの場合を強く想定) 課題例3:避難指示が出ても避難所に行けない人、行く必要がないと考える人たち をどうするか?津波避難のための有効な方策はなにか? 課題例4:京都で大地震!多くの外国人旅行者をどうする? 課題例5:気候変動の影響で風水害の災害外力が大きくなっていく中で、 どのような適応策が有効か? 課題例6:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのような ことができるか? 課題例7:令和6年能登半島地震の救援・復興において、あなたに出来ることは何か? 第15回 フィードバック ※コーディネーター:田中 賢治 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
12回の授業と2回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は、初回の授業で説明する。
各自が積極的に授業(講義・討論)に参加することが重要である。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業にあたっては資料を配布するので、その要点を復習すること。また、それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には、インターネットや関連図書を通じて、各自で調査し、授業内容と関連して考えること。
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(その他(オフィスアワー等))
特別な予備知識は必要としない。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :エネルギーを取り巻く環境
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Current Energy and Environmental Issues | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 水4 |
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(教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | エネルギーは人類の生存・発展に必要不可欠なものであり、現在の社会はエネルギーの大量消費に依存している。人口の増加のみならず、その一人一人のGDPの増加も確実視されている中で、これまでのようなエネルギー供給と消費形態を続けていくことは、可能な事であろうか。この問いに対し、受講者が自身の考えを持てるような、自然科学的な基本知識を与える(大垣)とともに、これに関連して引き起こされる諸問題を、社会科学的な視点から示す(藤見)。更にこれらの示された問題に対し、どのように対処していくべきかを受講者間で議論する事で理解を深める。 本授業の目的は、受講者が最終的に、エネルギーに関する諸問題に対して、正確な理解に基づく自然科学的・社会科学的対処法を思考できるようにすることにある。 |
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(到達目標) | エネルギーに関する基本知識と我が国及び世界の現状を理解すると共に、独力で最新データの入手が可能な能力を身に付ける。また、再生可能エネルギーと原子力エネルギーに関する基本的な知識と問題点を独自の観点で考える能力を身に付ける。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | テーマ1:エネルギーの供給と消費(第1-5回) 概要:高等学校で物理を履修していない受講者にも理解できるように、これまで人類が利用してきたエネルギー源(エネルギー供給)や、エネルギーの利用(エネルギー消費)について、説明を行い、カーボンニュートラルやカーボンネガティブといった概念を紹介する(第1-2回)。また、我が国及び世界のエネルギー供給・消費の現状について説明を行う。更にエネルギー供給・消費に伴う、地球温暖化といった環境問題についての説明を行う(第3回)。これらの基礎知識を基に、授業中に示された問題についてグループディスカッション(第4回)を行い、その結果を発表する(第5回)。 テーマ2:再生可能エネルギーへの期待(第6-10回) 概要:テーマ1を起点に、エネルギー供給に関して現在取り組まれている各種の技術的取り組みに関し、特に再生可能エネルギーについて基本的な仕組み、可能性と問題点を自然科学的な立場で説明を行う(第6-7回)。一方、再生可能エネルギーの導入について、社会的視点から問題提起を行う(第8回)。これらの基礎知識を基に、授業中に示された問題についてグループディスカッション(第9回)を行い、その結果を発表する(第10回)。 テーマ3:原子力エネルギーを考えよう(第11-15回) 概要:テーマ2で考えた再生可能エネルギーに対し、我が国では原子力に依存する政策を福島事故以前では取ってきている。この原子力エネルギーについて基本的な仕組みと問題点を自然科学的な立場から説明を行う(第11回)。一方、原子力エネルギーに関連する社会的問題について問題提起を行う(第12回)。これらの基礎知識を基に、授業中に示された問題についてグループディスカッション(第13-14回)を行い、その結果を発表する(第15回)。 |
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(履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要としない。
また文系の学生にも配慮した講義をおこなう。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(出席と参加の状況50%、授業内での発表50%)。 | ||||||||||||
(教科書) |
講義資料をKULASISにアップロードしますので、各自でDLして講義に備える事。KULASISが使用できない場合には印刷物を配布します。
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(参考書等) | |||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義資料をKULASISにアップロードしますので、各自で事前にDLして予習をしておく事。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本科目では数名のグループを形成し、グループ学習及び発表を行います。 | ||||||||||||
統合科学 :エネルギーを取り巻く環境
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Current Energy and Environmental Issues
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水4 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(授業の概要・目的)
エネルギーは人類の生存・発展に必要不可欠なものであり、現在の社会はエネルギーの大量消費に依存している。人口の増加のみならず、その一人一人のGDPの増加も確実視されている中で、これまでのようなエネルギー供給と消費形態を続けていくことは、可能な事であろうか。この問いに対し、受講者が自身の考えを持てるような、自然科学的な基本知識を与える(大垣)とともに、これに関連して引き起こされる諸問題を、社会科学的な視点から示す(藤見)。更にこれらの示された問題に対し、どのように対処していくべきかを受講者間で議論する事で理解を深める。
本授業の目的は、受講者が最終的に、エネルギーに関する諸問題に対して、正確な理解に基づく自然科学的・社会科学的対処法を思考できるようにすることにある。 |
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(到達目標)
エネルギーに関する基本知識と我が国及び世界の現状を理解すると共に、独力で最新データの入手が可能な能力を身に付ける。また、再生可能エネルギーと原子力エネルギーに関する基本的な知識と問題点を独自の観点で考える能力を身に付ける。
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(授業計画と内容)
テーマ1:エネルギーの供給と消費(第1-5回) 概要:高等学校で物理を履修していない受講者にも理解できるように、これまで人類が利用してきたエネルギー源(エネルギー供給)や、エネルギーの利用(エネルギー消費)について、説明を行い、カーボンニュートラルやカーボンネガティブといった概念を紹介する(第1-2回)。また、我が国及び世界のエネルギー供給・消費の現状について説明を行う。更にエネルギー供給・消費に伴う、地球温暖化といった環境問題についての説明を行う(第3回)。これらの基礎知識を基に、授業中に示された問題についてグループディスカッション(第4回)を行い、その結果を発表する(第5回)。 テーマ2:再生可能エネルギーへの期待(第6-10回) 概要:テーマ1を起点に、エネルギー供給に関して現在取り組まれている各種の技術的取り組みに関し、特に再生可能エネルギーについて基本的な仕組み、可能性と問題点を自然科学的な立場で説明を行う(第6-7回)。一方、再生可能エネルギーの導入について、社会的視点から問題提起を行う(第8回)。これらの基礎知識を基に、授業中に示された問題についてグループディスカッション(第9回)を行い、その結果を発表する(第10回)。 テーマ3:原子力エネルギーを考えよう(第11-15回) 概要:テーマ2で考えた再生可能エネルギーに対し、我が国では原子力に依存する政策を福島事故以前では取ってきている。この原子力エネルギーについて基本的な仕組みと問題点を自然科学的な立場から説明を行う(第11回)。一方、原子力エネルギーに関連する社会的問題について問題提起を行う(第12回)。これらの基礎知識を基に、授業中に示された問題についてグループディスカッション(第13-14回)を行い、その結果を発表する(第15回)。 |
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(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要としない。
また文系の学生にも配慮した講義をおこなう。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(出席と参加の状況50%、授業内での発表50%)。
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(教科書)
講義資料をKULASISにアップロードしますので、各自でDLして講義に備える事。KULASISが使用できない場合には印刷物を配布します。
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義資料をKULASISにアップロードしますので、各自で事前にDLして予習をしておく事。
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(その他(オフィスアワー等))
本科目では数名のグループを形成し、グループ学習及び発表を行います。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :地球環境と人類とのバランス
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Cool balance of mankind and Nature | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 共西42 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 人類は自らの生存のために食糧を安定的に生産する必要がある。その主たる方法は農業による作物生産であるが、この営みに対し、微生物などが引き起こす作物病害、自然災害、農業資源の劣化、社会構造上の問題、経済的格差の問題など、様々な障壁が立ちはだかる。一方で人類が水や土地を食糧生産の為に浪費すれば自然環境破壊に直結し、それは我々自身にもダイレクトに跳ね返ってくる。人類は、その生存を保証するために食糧を安定的に生産しながら、同時に地球環境の保全も考える必要がある。このバランスの維持のためには、専門の枠を超えた多次元的、横断的なアプローチが必須であること、そして、その根底には分子生物学、微生物学、作物学、農業生態学、環境保全学、農業経営・経済学、国際政治学など様々な学問の統合的理解・活用があることを学ぶ。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 食料生産・地球環境・社会体制が密接に連動していることを理解し、地球環境と人類との関係改善について具体的な解決方針を設計する。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 導入 (吉田、真常、松下) 講義の目的ならびに進め方を説明し、食料生産・地球環境・社会体制の連関を概説する。 第2回 遺伝学と作物育種(吉田) 基礎研究である遺伝学の知見がどのように作物育種に応用されているかを紹介する。第3回から第5回の理解に必要な遺伝学と育種学の基本を解説する。 第3回 作物の病気 ヒト、植物と病原微生物の攻防(吉田) 気候変動とグローバル化によって新たな病害が発生している。病気による作物への被害を軽減するために取り組まれている最先端の植物研究と病害抵抗性育種における遺伝資源の重要性を紹介する。 第4回、第5回 雑種と食料生産、ゲノム編集と育種(吉田) ヒトによって多様な雑種が作られてきた。雑種がどのように食料生産の向上に寄与しているのかについて解説する。また、ゲノム編集をはじめとする最先端の育種研究について紹介する。 第6回 土壌と農業(真常) 土壌が農業生産や地球環境において果たしている機能について紹介し、世界と日本に分布する多様な土壌を概観する。 第7回 土壌と地球環境問題(1)(真常) 土壌が関わる地球環境問題を概観したあと、特に、地球温暖化(気候変動)に対する土壌の関わりを解説する。 第8回 土壌と地球環境問題(2)(真常) 土壌が関わる地球環境問題として、養分(窒素・リン)の負荷、砂漠化について解説する。 第9回 日本・途上国の農村における資源循環(真常) 地球環境と人類のバランスに向けて、土壌からみた資源循環のあり方について、具体的な研究事例(日本、ベトナム、マラウイ)を紹介しつつ議論する。 第10回 EBPMのひろがりと農業環境政策(真常) 国内外のさまざまな行政主体において,エビデンス(合理的な根拠)を前提とした政策立案の必要性に関する認識の深化と実践的な取組が活発化している.わが国の行政機関ではEBPM(Evidence Based Policy Making)が「証拠に基づく政策立案」と翻訳されており,多方面の統計情報を基礎とした実証手続きが研究機関等において開発・実証されている. 本講義では,農業・環境分野における社会科学的な接近としての因果推論の理論的・実証的な展開について,エビデンスレベルに応じた因果推論の基礎理論と分析手続きを中心に解説する. 第11回 EBPM:農業構造政策評価への接近(真常) 農地流動化を事例とした政策評価研究の紹介 第12回 EBPM:農業環境政策評価への接近(真常) 農業分野における環境保全を事例とした政策評価研究の紹介 第13回 農業環境分野における政策評価の課題(真常) 環境保全と経済活動のバランスについて:経済主体としての人間行動(意思決定)と政府・制度の役割についての総合討論(全3回の議論を前提とした問題整理と質疑応答) 第14回 講義全体を通じての総合討論(吉田、真常、松下) 第15回 フィードバック(吉田、真常、松下) |
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(履修要件) |
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 食料・環境・社会の各視点からの「地球環境と人類との関係」に関して、担当教員が取りあげた課題について各回レポートの提出を求める。提出されたレポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。担当教員3人の合計点で成績が決定される。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
講義プリントを配布する。
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習:講義で紹介する参考文献等を予め読んでくる。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 適宜、質問できるように3人の教員のオフィスアワー等を設定する。 | ||||||||||||||||||
統合科学 :地球環境と人類とのバランス
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Cool balance of mankind and Nature
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 共西42 |
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(授業の概要・目的)
人類は自らの生存のために食糧を安定的に生産する必要がある。その主たる方法は農業による作物生産であるが、この営みに対し、微生物などが引き起こす作物病害、自然災害、農業資源の劣化、社会構造上の問題、経済的格差の問題など、様々な障壁が立ちはだかる。一方で人類が水や土地を食糧生産の為に浪費すれば自然環境破壊に直結し、それは我々自身にもダイレクトに跳ね返ってくる。人類は、その生存を保証するために食糧を安定的に生産しながら、同時に地球環境の保全も考える必要がある。このバランスの維持のためには、専門の枠を超えた多次元的、横断的なアプローチが必須であること、そして、その根底には分子生物学、微生物学、作物学、農業生態学、環境保全学、農業経営・経済学、国際政治学など様々な学問の統合的理解・活用があることを学ぶ。
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(到達目標)
食料生産・地球環境・社会体制が密接に連動していることを理解し、地球環境と人類との関係改善について具体的な解決方針を設計する。
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(授業計画と内容)
第1回 導入 (吉田、真常、松下) 講義の目的ならびに進め方を説明し、食料生産・地球環境・社会体制の連関を概説する。 第2回 遺伝学と作物育種(吉田) 基礎研究である遺伝学の知見がどのように作物育種に応用されているかを紹介する。第3回から第5回の理解に必要な遺伝学と育種学の基本を解説する。 第3回 作物の病気 ヒト、植物と病原微生物の攻防(吉田) 気候変動とグローバル化によって新たな病害が発生している。病気による作物への被害を軽減するために取り組まれている最先端の植物研究と病害抵抗性育種における遺伝資源の重要性を紹介する。 第4回、第5回 雑種と食料生産、ゲノム編集と育種(吉田) ヒトによって多様な雑種が作られてきた。雑種がどのように食料生産の向上に寄与しているのかについて解説する。また、ゲノム編集をはじめとする最先端の育種研究について紹介する。 第6回 土壌と農業(真常) 土壌が農業生産や地球環境において果たしている機能について紹介し、世界と日本に分布する多様な土壌を概観する。 第7回 土壌と地球環境問題(1)(真常) 土壌が関わる地球環境問題を概観したあと、特に、地球温暖化(気候変動)に対する土壌の関わりを解説する。 第8回 土壌と地球環境問題(2)(真常) 土壌が関わる地球環境問題として、養分(窒素・リン)の負荷、砂漠化について解説する。 第9回 日本・途上国の農村における資源循環(真常) 地球環境と人類のバランスに向けて、土壌からみた資源循環のあり方について、具体的な研究事例(日本、ベトナム、マラウイ)を紹介しつつ議論する。 第10回 EBPMのひろがりと農業環境政策(真常) 国内外のさまざまな行政主体において,エビデンス(合理的な根拠)を前提とした政策立案の必要性に関する認識の深化と実践的な取組が活発化している.わが国の行政機関ではEBPM(Evidence Based Policy Making)が「証拠に基づく政策立案」と翻訳されており,多方面の統計情報を基礎とした実証手続きが研究機関等において開発・実証されている. 本講義では,農業・環境分野における社会科学的な接近としての因果推論の理論的・実証的な展開について,エビデンスレベルに応じた因果推論の基礎理論と分析手続きを中心に解説する. 第11回 EBPM:農業構造政策評価への接近(真常) 農地流動化を事例とした政策評価研究の紹介 第12回 EBPM:農業環境政策評価への接近(真常) 農業分野における環境保全を事例とした政策評価研究の紹介 第13回 農業環境分野における政策評価の課題(真常) 環境保全と経済活動のバランスについて:経済主体としての人間行動(意思決定)と政府・制度の役割についての総合討論(全3回の議論を前提とした問題整理と質疑応答) 第14回 講義全体を通じての総合討論(吉田、真常、松下) 第15回 フィードバック(吉田、真常、松下) |
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(履修要件)
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
食料・環境・社会の各視点からの「地球環境と人類との関係」に関して、担当教員が取りあげた課題について各回レポートの提出を求める。提出されたレポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。担当教員3人の合計点で成績が決定される。
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(教科書)
講義プリントを配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習:講義で紹介する参考文献等を予め読んでくる。
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(その他(オフィスアワー等))
適宜、質問できるように3人の教員のオフィスアワー等を設定する。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 共東12 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | The main purpose of this course is to address the phenomenon of climate change from a variety of angles, using the IPCC 6th Assessment Reports (Summary for Policymakers) as a base for learning, reflection, and discussion. Along the semester, we will be using the three IPCC Working Group reports: WG I: The physical science basis, WG II: Impacts, adaptation, and vulnerability, and WG III: Mitigation of climate change. This course encourages students to develop self-learning skills and English expression skills, through assigned self-directed group discussions and presentations. |
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(到達目標) | To gain knowledge regarding the current understanding of the scientific basis of the global warming issue, and some of the perspectives for adaptation and mitigation. | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 1. Detailed orientation (1 week) "Preparation to understand the class" - Short self-introduction from each lecturer - Identification of each part of the class as an independent and expertise area - Description of the class outline and objectives - Schedule, assignments, evaluation, textbooks/references, … 2. General introduction (1 week) "Fundamental perspectives on Global Changes" - General Q&A session about global change - Group composition we expect eight groups (6 to 7 students/group) working through each theme and re-shuffling to ensure a good balance of nationality, background, and gender within each group - Self-introduction of all students 3.-6. Theme 1 (4 weeks) "The physical science basis of global warming" - Week 1: short lecture by Yoden, and the commencement of group work - Week 2: group work (preparation of presentation) - Week 3 & 4: group presentations and discussions (18 min x 4 groups x 2 weeks) ★ Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 7.-10. Theme 2 (4 weeks) "Impacts, adaptation, and vulnerability" - Week 1: short lecture by Lahournat, and the commencement of group work - Week 2: group work (preparation of presentation) - Week 3 & 4: group presentations and discussions (18 min x 4 groups x 2 weeks) ★ Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 11.-14. Theme 3 (4 weeks) "Mitigation of climate change" - Week 1: short lecture by Kantoush, and the commencement of group work - Week 2: group work (preparation of presentation) - Week 3 & 4: group presentations and discussions (18 min x 4 groups x 2 weeks) ★ Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 15. Feedback (1 week) "Closing session" - General discussion: remarks and comments by all - Final remarks |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | Assessment for the class will base on the following four criteria: 1. Class attendance/active participation in the group work (40%), 2. Group presentation (40%), and 3. Individual reports for all the three Themes (20%). Details on each criterion will be announced during the first week of class. |
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(教科書) |
使用しない
No textbook. Use the pdf files of the IPCC WG reports, which will be available on PandA.
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(参考書等) |
IPCC, 2021: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2021: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [Masson-Delmotte, V., P. Zhai, A. Pirani, S.L. Connors, C. Pean, S. Berger, N. Caud, Y. Chen, L. Goldfarb, M.I. Gomis, M. Huang, K. Leitzell, E. Lonnoy, J.B.R. Matthews, T.K. Maycock, T. Waterfield, O. Yelekci, R. Yu, and B. Zhou (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA, pp. 3−32, doi:10.1017/9781009157896.001.
IPCC, 2022: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2022: Impacts, Adaptation, and Vulnerability. Contribution of Working Group II to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [H.-O. Poertner, D.C. Roberts, M. Tignor, E.S. Poloczanska, K. Mintenbeck, A. Alegria, M. Craig, S. Langsdorf, S. Loeschke, V. Moeller, A. Okem, B. Rama (eds.)]. Cambridge University Press. In Press. pp. 1-35. https://www.ipcc.ch/report/ar6/wg2/
IPCC, 2022: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2022: Mitigation of Climate Change. Contribution of Working Group III to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [P.R. Shukla, J. Skea, R. Slade, A. Al Khourdajie, R. van Diemen, D. McCollum, M. Pathak, S. Some, P. Vyas, R. Fradera, M. Belkacemi, A. Hasija, G. Lisboa, S. Luz, J. Malley, (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, UK and New York, NY, USA. pp. 1-52. doi: 10.1017/9781009157926.001.
Also, some reference books as
Koonin, S. E., 2021: Unsettled: What Climate Science Tells Us, What It Doesn’t, and Why It Matters. BenBella Books, Inc., Dallas, 306pp.
クーニン スティーブン・E(著)三木 俊哉(訳), 2022: 気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか? 日経BP, 372pp.
Vince, G., 2022: Nomad Century: How to Survive the Climate Upheaval. Allen Lane, 288pp.
ヴィンス, ガイア(著)小坂恵理(訳), 2023: 気候崩壊後の人類大移動. 河出書房新社, 320pp.
Schultz, D. M., 2009: Eloquent Science. A practical guide to becoming a better writer, speaker, and atmospheric scientist. American Meteorological Society, pp. 412.
木下是雄, 1981: 理科系の作文技術. 中公新書 624, pp. 244.
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(授業外学習(予習・復習)等) | Students are expected to read the recommended resources for each WG report, to be able to actively participate during discussion. To prepare for each presentation, students may need to meet with their group in between sessions, outside the class time. |
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(その他(オフィスアワー等)) | - The expected number of students is 48 to 56, distributed across 8 groups of 6 to 7 students each. Priority will be given to the ILAS International Education Program students (compulsory credits) and the Kyoto iUP international students enrolled in the programs, with any remaining slots open to other students. - Students are expected to bring their own computer device (laptop, tablet, etc.). - Regarding office hours, use PandA to send an e-mail to request an appointment. |
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Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes
(科目名)
Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 英語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 共東12 |
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(授業の概要・目的)
The main purpose of this course is to address the phenomenon of climate change from a variety of angles, using the IPCC 6th Assessment Reports (Summary for Policymakers) as a base for learning, reflection, and discussion.
Along the semester, we will be using the three IPCC Working Group reports: WG I: The physical science basis, WG II: Impacts, adaptation, and vulnerability, and WG III: Mitigation of climate change. This course encourages students to develop self-learning skills and English expression skills, through assigned self-directed group discussions and presentations. |
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(到達目標)
To gain knowledge regarding the current understanding of the scientific basis of the global warming issue, and some of the perspectives for adaptation and mitigation.
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(授業計画と内容)
1. Detailed orientation (1 week) "Preparation to understand the class" - Short self-introduction from each lecturer - Identification of each part of the class as an independent and expertise area - Description of the class outline and objectives - Schedule, assignments, evaluation, textbooks/references, … 2. General introduction (1 week) "Fundamental perspectives on Global Changes" - General Q&A session about global change - Group composition we expect eight groups (6 to 7 students/group) working through each theme and re-shuffling to ensure a good balance of nationality, background, and gender within each group - Self-introduction of all students 3.-6. Theme 1 (4 weeks) "The physical science basis of global warming" - Week 1: short lecture by Yoden, and the commencement of group work - Week 2: group work (preparation of presentation) - Week 3 & 4: group presentations and discussions (18 min x 4 groups x 2 weeks) ★ Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 7.-10. Theme 2 (4 weeks) "Impacts, adaptation, and vulnerability" - Week 1: short lecture by Lahournat, and the commencement of group work - Week 2: group work (preparation of presentation) - Week 3 & 4: group presentations and discussions (18 min x 4 groups x 2 weeks) ★ Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 11.-14. Theme 3 (4 weeks) "Mitigation of climate change" - Week 1: short lecture by Kantoush, and the commencement of group work - Week 2: group work (preparation of presentation) - Week 3 & 4: group presentations and discussions (18 min x 4 groups x 2 weeks) ★ Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 15. Feedback (1 week) "Closing session" - General discussion: remarks and comments by all - Final remarks |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Assessment for the class will base on the following four criteria:
1. Class attendance/active participation in the group work (40%), 2. Group presentation (40%), and 3. Individual reports for all the three Themes (20%). Details on each criterion will be announced during the first week of class. |
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(教科書)
使用しない
No textbook. Use the pdf files of the IPCC WG reports, which will be available on PandA.
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(参考書等)
IPCC, 2021: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2021: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [Masson-Delmotte, V., P. Zhai, A. Pirani, S.L. Connors, C. Pean, S. Berger, N. Caud, Y. Chen, L. Goldfarb, M.I. Gomis, M. Huang, K. Leitzell, E. Lonnoy, J.B.R. Matthews, T.K. Maycock, T. Waterfield, O. Yelekci, R. Yu, and B. Zhou (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA, pp. 3−32, doi:10.1017/9781009157896.001.
IPCC, 2022: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2022: Impacts, Adaptation, and Vulnerability. Contribution of Working Group II to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [H.-O. Poertner, D.C. Roberts, M. Tignor, E.S. Poloczanska, K. Mintenbeck, A. Alegria, M. Craig, S. Langsdorf, S. Loeschke, V. Moeller, A. Okem, B. Rama (eds.)]. Cambridge University Press. In Press. pp. 1-35. https://www.ipcc.ch/report/ar6/wg2/
IPCC, 2022: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2022: Mitigation of Climate Change. Contribution of Working Group III to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [P.R. Shukla, J. Skea, R. Slade, A. Al Khourdajie, R. van Diemen, D. McCollum, M. Pathak, S. Some, P. Vyas, R. Fradera, M. Belkacemi, A. Hasija, G. Lisboa, S. Luz, J. Malley, (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, UK and New York, NY, USA. pp. 1-52. doi: 10.1017/9781009157926.001.
Also, some reference books as
Koonin, S. E., 2021: Unsettled: What Climate Science Tells Us, What It Doesn’t, and Why It Matters. BenBella Books, Inc., Dallas, 306pp.
クーニン スティーブン・E(著)三木 俊哉(訳), 2022: 気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか? 日経BP, 372pp.
Vince, G., 2022: Nomad Century: How to Survive the Climate Upheaval. Allen Lane, 288pp.
ヴィンス, ガイア(著)小坂恵理(訳), 2023: 気候崩壊後の人類大移動. 河出書房新社, 320pp.
Schultz, D. M., 2009: Eloquent Science. A practical guide to becoming a better writer, speaker, and atmospheric scientist. American Meteorological Society, pp. 412.
木下是雄, 1981: 理科系の作文技術. 中公新書 624, pp. 244.
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students are expected to read the recommended resources for each WG report, to be able to actively participate during discussion.
To prepare for each presentation, students may need to meet with their group in between sessions, outside the class time. |
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(その他(オフィスアワー等))
- The expected number of students is 48 to 56, distributed across 8 groups of 6 to 7 students each. Priority will be given to the ILAS International Education Program students (compulsory credits) and the Kyoto iUP international students enrolled in the programs, with any remaining slots open to other students.
- Students are expected to bring their own computer device (laptop, tablet, etc.). - Regarding office hours, use PandA to send an e-mail to request an appointment. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :閉じた地球で生きる(地球環境とエネルギー)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Sustainable Living on the Earth as a Closed System (Earth Environment and Energy) | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 金4 |
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(教室) | 教育院棟演習室24 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地球環境問題の解決は、人類の近未来に関する喫緊の課題である。地球温暖化、地球汚染、動植物の生態系の悪化などが挙げられるが、そのほとんどが人類がエネルギーを得るために引き起こした問題であり、特に若い世代が文系・理系の垣根を超えて、その解決に積極的に取り組まなければならない。この授業では、履修者一人一人にテーマを考えてもらい、全員でのディスカッションやグループワークを経て、将来の展望について小論文をまとめ、プレゼンテーションを行うことを目的とする。コミュニケーションやプレゼンテーションの能力を養い、将来のキャリアパスに役立てることが重要だというスタンスで、参加型自由形式の授業を行う。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 地球環境とエネルギーというテーマに関して文献や資料の調査を行い、自らの課題を設定できる。グループで議論をする中で積極的に発言し、コミュニケーション能力を身につける。さらに、絞られたテーマについて深く考察して問題解決力を養い、最終到達目標は、小論文を作成してその内容をプレゼンテーションすることとする。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 1.地球環境とエネルギーの問題点を知る (第1回〜第3回) 深刻だと考えられている地球環境問題、あるいはそのエネルギー問題との関連について、文献を調査し資料を揃えて現状把握を図る。また、教員のプレゼンテーションも交えて問題提起も行う。 KEY WORD: 9大地球環境問題、2030年の電源構成 2.履修者によるテーマ設定 (第4回〜第7回) 履修者一人一人に研究テーマを考えてもらい、ショートプレゼンテーションを行って全員でディスカッションする。 KEY WORD: 答えのない問題、未来予測 3.地球環境とエネルギー問題の解決策と近未来予測 (第8回〜第12回) それぞれが選んだテーマについて、さらに調査と考察を加え、グループワークや全体討論を通して、その解決策を見出す。それを基に、近未来に地球環境や社会がどのようになるのかを予測し、それを小論文にまとめる。 KEY WORD: 人口問題、エネルギーの需要と供給,AI 4.プレゼンテーション (第13回〜第14回) 履修者一人一人が、研究結果についてのプレゼンテーション(15~20分)を行い、質疑応答という形でディスカッションを行う。 5.フィードバック (第15回) |
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(履修要件) |
特になし。文系の学生にも配慮した授業をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席や授業中での参加状況(50%)、小論文提出および最終プレゼンテーション(50%)を総合して評価する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し,小論文作成やプレゼンテーションの準備の時間を取ること。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||
統合科学 :閉じた地球で生きる(地球環境とエネルギー)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Sustainable Living on the Earth as a Closed System (Earth Environment and Energy)
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金4 (教室) 教育院棟演習室24 |
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(授業の概要・目的)
地球環境問題の解決は、人類の近未来に関する喫緊の課題である。地球温暖化、地球汚染、動植物の生態系の悪化などが挙げられるが、そのほとんどが人類がエネルギーを得るために引き起こした問題であり、特に若い世代が文系・理系の垣根を超えて、その解決に積極的に取り組まなければならない。この授業では、履修者一人一人にテーマを考えてもらい、全員でのディスカッションやグループワークを経て、将来の展望について小論文をまとめ、プレゼンテーションを行うことを目的とする。コミュニケーションやプレゼンテーションの能力を養い、将来のキャリアパスに役立てることが重要だというスタンスで、参加型自由形式の授業を行う。
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(到達目標)
地球環境とエネルギーというテーマに関して文献や資料の調査を行い、自らの課題を設定できる。グループで議論をする中で積極的に発言し、コミュニケーション能力を身につける。さらに、絞られたテーマについて深く考察して問題解決力を養い、最終到達目標は、小論文を作成してその内容をプレゼンテーションすることとする。
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(授業計画と内容)
1.地球環境とエネルギーの問題点を知る (第1回〜第3回) 深刻だと考えられている地球環境問題、あるいはそのエネルギー問題との関連について、文献を調査し資料を揃えて現状把握を図る。また、教員のプレゼンテーションも交えて問題提起も行う。 KEY WORD: 9大地球環境問題、2030年の電源構成 2.履修者によるテーマ設定 (第4回〜第7回) 履修者一人一人に研究テーマを考えてもらい、ショートプレゼンテーションを行って全員でディスカッションする。 KEY WORD: 答えのない問題、未来予測 3.地球環境とエネルギー問題の解決策と近未来予測 (第8回〜第12回) それぞれが選んだテーマについて、さらに調査と考察を加え、グループワークや全体討論を通して、その解決策を見出す。それを基に、近未来に地球環境や社会がどのようになるのかを予測し、それを小論文にまとめる。 KEY WORD: 人口問題、エネルギーの需要と供給,AI 4.プレゼンテーション (第13回〜第14回) 履修者一人一人が、研究結果についてのプレゼンテーション(15~20分)を行い、質疑応答という形でディスカッションを行う。 5.フィードバック (第15回) |
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(履修要件)
特になし。文系の学生にも配慮した授業をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席や授業中での参加状況(50%)、小論文提出および最終プレゼンテーション(50%)を総合して評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し,小論文作成やプレゼンテーションの準備の時間を取ること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学 :生命と社会(生命科学の進歩と人の生活)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life) | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 金5 |
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(教室) | 共北36 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。 | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題についてグループでの発表と総合ディスカッションをおこなう。また、各トピックスごとにディスカッションをおこなうか、レポートを課す。 ガイダンス (第1回)(土屋) 授業の概要と日程について説明し、簡単なイントロダクションをおこなう。 テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第5回)(土屋) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。内容としては、生物についての基礎知識、タンパク質や遺伝子のはたらき、生物が「生きる」仕組みとゲノム情報、遺伝子組換えの目的と原理について概説する。 テーマ2:技術の側面からみた生命科学 生命と社会のつながりについて、おもにバイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 バイオ医薬品と健康医療(第6回〜第7回)(山下) バイオ・ナノテクノロジーの進歩により種々の難治性疾患に対する革新的なバイオ医薬品が誕生している。これらバイオ医薬品が医療社会にもたらす影響について、有効性・安全性・経済性など多面的な視点から考察する。 放射線と生物(第8回〜第9回)(井倉) 放射線は、診断や治療など現代医療に欠かせないものであるが、その一方で発がんリスクなどの負の側面を持ち合わせた、いわば諸刃の剣である。授業では、放射線の身体に及ぼす影響について科学的な側面と社会との繋がりについての両面から講義する。 グループ発表のための打ち合わせ(第10回) 各グループ内で、発表に向けた打ち合わせをおこなう(グループ内ディスカッション)。 テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第11回〜第12回)(藤田) 生命と社会のつながりについて、おもに倫理的・法的観点から解説する。 ES細胞やiPS細胞の利用などで注目される再生医療について、その歴史と現状および生命倫理の側面での問題点など、総合的に講義する。 グループ発表のための打ち合わせ(第13回) 各グループ内で、次回の発表に向けた最終打ち合わせをおこなう(グループ内ディスカッション)。 グループ発表と総合ディスカッション (第14回)(土屋) 授業中に与えられた課題について、グループごとに発表をおこなう。発表内容を含めて、本授業全体のディスカッションをおこなう。 フィードバック(第15回) |
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(履修要件) |
特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。詳細は講義で説明します。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 文系の学生にも配慮した講義をおこなう。 | ||||||||||||||||||||||||
統合科学 :生命と社会(生命科学の進歩と人の生活)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life)
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 共北36 |
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(授業の概要・目的)
科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。
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(到達目標)
現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。
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(授業計画と内容)
3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題についてグループでの発表と総合ディスカッションをおこなう。また、各トピックスごとにディスカッションをおこなうか、レポートを課す。 ガイダンス (第1回)(土屋) 授業の概要と日程について説明し、簡単なイントロダクションをおこなう。 テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第5回)(土屋) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。内容としては、生物についての基礎知識、タンパク質や遺伝子のはたらき、生物が「生きる」仕組みとゲノム情報、遺伝子組換えの目的と原理について概説する。 テーマ2:技術の側面からみた生命科学 生命と社会のつながりについて、おもにバイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 バイオ医薬品と健康医療(第6回〜第7回)(山下) バイオ・ナノテクノロジーの進歩により種々の難治性疾患に対する革新的なバイオ医薬品が誕生している。これらバイオ医薬品が医療社会にもたらす影響について、有効性・安全性・経済性など多面的な視点から考察する。 放射線と生物(第8回〜第9回)(井倉) 放射線は、診断や治療など現代医療に欠かせないものであるが、その一方で発がんリスクなどの負の側面を持ち合わせた、いわば諸刃の剣である。授業では、放射線の身体に及ぼす影響について科学的な側面と社会との繋がりについての両面から講義する。 グループ発表のための打ち合わせ(第10回) 各グループ内で、発表に向けた打ち合わせをおこなう(グループ内ディスカッション)。 テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第11回〜第12回)(藤田) 生命と社会のつながりについて、おもに倫理的・法的観点から解説する。 ES細胞やiPS細胞の利用などで注目される再生医療について、その歴史と現状および生命倫理の側面での問題点など、総合的に講義する。 グループ発表のための打ち合わせ(第13回) 各グループ内で、次回の発表に向けた最終打ち合わせをおこなう(グループ内ディスカッション)。 グループ発表と総合ディスカッション (第14回)(土屋) 授業中に与えられた課題について、グループごとに発表をおこなう。発表内容を含めて、本授業全体のディスカッションをおこなう。 フィードバック(第15回) |
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(履修要件)
特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。詳細は講義で説明します。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。
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(その他(オフィスアワー等))
文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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