学習用ノートパソコン及びインターネット環境の準備について
入学後は、授業等でパソコンを利用する機会が多くなりますので、入学前に準備をお願いします。
ノートパソコンやインターネット環境の推奨仕様については、以下の内容を、必ず確認してください。ただし、現在所有しているノートパソコンが、以下の仕様を満たしていない場合であっても、改めて購入する必要はありません。改めての購入は、入学後のパソコンの利用状況を考慮のうえ、判断してください。
ノートパソコンやインターネット環境の推奨仕様については、以下の内容を、必ず確認してください。ただし、現在所有しているノートパソコンが、以下の仕様を満たしていない場合であっても、改めて購入する必要はありません。改めての購入は、入学後のパソコンの利用状況を考慮のうえ、判断してください。
(a)ノートパソコン推奨仕様等
教室が授業ごとに変わる大学内での利用や授業時間外の自学自習、オンライン授業への対応を考慮して、容易に持ち運べ、起動速度と省電力性、自転車などでの通学における耐故障性を考慮したノート型パソコンを推奨します。
項目 | 推奨仕様 |
---|---|
OS | Windows 11以上または macOS 12.0以上(*1) |
CPU | Intel Core-i5相当以上,AMD Ryzen 5相当以上、または、Apple M1以上 |
メモリ | 8GB以上 |
記憶装置 | SSD 256GB以上(*2) |
ディスプレイ | 対角10インチ以上 |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(ax 対応でも可) |
バッテリ駆動時間 | カタログスペックで8時間以上(*3) |
入力装置 | 物理キーボードを有すること(着脱・分離式でも可)(*4) |
画面出力 | HDMI端子(*5) |
音声入出力 | マイク入力端子、オーディオ出力端子(ステレオ) (変換アダプターや Bluetooth 接続等での対応でも可) |
USB 端子 | USB 3.1 Type-A ポート/ Type-C ポート×1以上 |
セキュリティソフト | Windows標準搭載の Windows Defenderが有効になっている場合は、ウイルス対策ソフトウェアを別途導入する必要は必ずしもありません。一部のセキュリティソフトについては、アカデミック価格による取り扱いが京都大学生協でなされています。 |
Officeアプリケーション | Microsoft社製Office【Word、Excel、PowerPointが使えること(*6)】 本学では Microsoft社と包括契約を行っており、在学中は、学生の皆さんが個人で利用できるライセンスが大学から無償で提供されますので購入する必要はありません。 詳細は情報環境機構のウェブサイトをご参照ください。 |
オンライン授業 | カメラ、マイク付きヘッドホン (Bluetooth接続等での対応でも可)、内蔵である必要はありません。 |
- メーカーのサポートが切れているバージョンは不可です。
Windows 10でも構いませんが、2025年10月14日に延長サポートが終了予定ですので、Windows 11へのアップグレード可能なものが望ましい。 - ハードディスクドライブ(HDD)に比べ高価ですが、教室が授業ごとに変わる大学内の利用での起動速度と省電力性、自転車などでの通学における耐故障性を考慮しています。
- 学内での充電設備はないため、自宅で充電し1日中使用できることを考慮しています。
- キーボードのないタブレット型の端末は、ソフトウェアキーボードを利用することになり、画面が狭くなるため、レポート作成など、学習利用に適さないことを考慮しています。
- 変換アダプター等で対応ができれば構いません。
- OfficeにはWeb版(Webブラウザ上で動作する版)もありますが、本推奨仕様ではPC版(パソコンにインストールして動作する版)が使えることを求めています。
1 学部毎の留意事項
- 工学部建築学科
建築学科では1回生前期から自分のPCを用いて、講義室や製図室にて演習を行います。全体で要請されている仕様ならば最低限の条件を満たしますが、以下の点を考慮していただければより快適かつ経済的に演習をすすめることができます。【今持っているPCでよいか?】
通常利用に問題を感じないのであれば、とりあえずそれで授業を受講してください。入学後に周りの様子をみて教員に相談してから買っても遅くないです。【WindowsとMacどちらがよいか?】
Windowsのみ対応のソフトウェアを利用することもあるため、その点ではWindowsを推奨します。もちろんMacユーザーもある程度おり、そのような人はMacでできることを自分で調べるか、Parallels等を利用してMac上でWindowsを操作します。Macを利用している教員もいます。【グラフィックボード搭載の方が快適だが、なくても操作可能】
建築学科の演習ではCADの操作、3DCGの作成や静止画・動画の編集をします。その際グラフィックボード(ビデオカード)を搭載している方が処理が速く、ストレスがありません。グラフィックボードとは例えば「NVIDIA GeForce RTX」「AMD Radeon」と記載されているようなものです。CPU 内蔵のものではありません。「ゲーミングPC」のようなカテゴリーの製品に搭載されていることが多いです。もちろん搭載されていなくても演習はできますが、搭載されているものを推奨します。推奨仕様と同程度の価格内で十分なグラフィック性能のPC はあります。【マウスは持ったほうが良い】
3Dの操作のため、スクロールホイールのある複数ボタンのマウスの利用を推奨します。【プリンター】
コンビニ等でも印刷できるのでプリンターは持っていなくても受講可能です。ただし自分でプリンターを持っていると図面・模型等の制作に利用しやすく表現の幅を広げることができます。サイズはA4が安価で入手しやすいのに対して、一般的に建築設計現場で利用されているのはA3サイズであり、大は小を兼ねるためA3サイズを保有する人もいます。
2 ノートパソコンの購入について
推奨するノートパソコンの仕様を満たす推薦 PCは京大生協でも取り扱っています。
3 ノートパソコンの使用に関する注意点
- 情報セキュリティ e-Learningは必ず受講してください。
- ノートパソコンの充電は、必ず自宅で行うようにしてください。
- 通学時等(とりわけ自転車のかごに入れる場合)は、落下等で破損しないよう特に注意してください。
- ノートパソコンを携行している時は、学内外を問わず盗難には、十分注意してください。
- 盗難や紛失時の情報漏洩を防ぐため、ノートパソコンには適切なパスワードを設定するとともに、可能な限り内蔵ドライブの暗号化を行ってください。
- 非正規ソフトウェア(海賊版ソフトウェアや不正ライセンス等)の使用は、著作権法違反として使用者本人や大学が法的責任を問われる可能性があるため絶対に使用しないでください。ウイルス混入の可能性もあります。
⒝ インターネット環境推奨仕様
インターネット環境を学内で利用する場合は、KUINS Airという Wi-Fi接続サービスが無料で利用できます。一方で、自宅や学生寄宿舎・下宿・アパート等でインターネット環境を利用する場合は、インターネット接続契約を結ぶ必要があります。スマートフォン等の携帯電話のテザリング機能を用いてノートパソコンをインターネット接続することもできますが、携帯電話では、データ通信契約容量に制限があるため、注意が必要です。オンライン授業では、動画やスライド画像等を用いることがあるため、90分間の授業で数百メガバイトを消費する場合もあります。このため、データ通信契約容量に制限のないインターネット接続(光回線等)を用意することを推奨します。