英語で学ぶ教養・共通科目

京都大学では、大学改革の一環として、今まで以上に大学の国際化に取り組むこととしています。
大学全体の計画は、2x by 2020としてとりまとめられており、その中において、より多くの留学生の受け入れと本学学生の留学の促進を謳っています。教育院においても、これに対応し、英語の授業を充実させるとともに、多様な科目を英語で提供することで、留学生が英語で授業を受けることのできる環境を整備し、日本人学生に在学中の留学を促す刺激にしたいと考えています。語学の授業以外でも、英語環境が拡大することは、学生が自らの英語力を向上させることに資するものと考えています。

幸い、2013年度から大学改革強化推進事業に採択され、英語能力の高い教員の採用を援助してもらえることとなりました。2015年度末で60名を採用し、今後100名を目途に増加させる方針です。これらの教員は、教育院において英語での授業を担当するとともに、各研究科・学部においても英語での授業を行います。
教育院における英語での授業は、基本的に、従来日本語で行われていた科目について、英語での授業を追加するものですが、留学支援や教員の専門分野を考慮し、今までは提供されていなかった科目を提供することも考えています。

従前に比べますと、高校教育におけるリスニングやスピーキングの訓練は増加していますが、大学入学時点で英語での授業を受講できる能力をもつ学生はごく少数です。そのような学生に対し、科目内容が難解である授業を英語で提供することは、教育的見地から適切ではありません。したがって、本学では、学生の英語能力に合わせた形での科目展開を検討しています。
また、英語能力に関して学生の自覚を促すために、TOEFLを受験してもらい、学生が在学中に自らの希望に応じて英語能力を高められるようなサポートを行うこととしています。そのために、2014年度から、国際学術言語教育センターを設置しました。

英語で学ぶ教養・共通科目は一部を除き、2016年入学生からE2科目(英語に資する科目)として指定されました。学生が積極的に英語での科目を受講してくれることを期待しています。