概要

国際高等教育院附属国際学術言語教育センターは、グローバル社会に対応する革新的な言語教育の実施を目的として組織され、教養・共通教育における外国語科目の運営を行うとともに、学生の自主的な言語学習を支援しています。

センターには英語教育部門、初修言語教育部門、課外教育部門の3つの部門を設置しています。

英語教育部門は、一般学術目的の英語 (EGAP) に関する科目のうち、ライティング-リスニング (WL) とE3科目の円滑な運営および中長期的な改善の任務を遂行しています。特にWLにおいては、リスニング教材の導入ならびに少人数制クラスを実現し、学生の自律的な言語学習を促しています。現在は、独自のライティング教科書開発やE3科目の改革にも着手し、EGAP科目を通じての学術的言語技能の発展に貢献しています。

初修言語教育部門は、教養・共通教育としての初修言語教育がより豊かな成果を上げるための環境整備を中心とした活動に取り組んでいます。初修言語教育を担当する教員を対象として、授業Tips共有ツールやFD活動推進サービスを提供し、受講者の意見を取り入れた授業環境の構築を支援しています。

課外教育部門は、外国語で会話・議論・スピーチする機会を提供する各種イベントや資格試験受験の支援などを通じて、正課と連携しつつ学生の外国語運用能力の向上を目指します。特に内向きの傾向が指摘される日本人学生に、海外留学や本学の国際学術交流活動への主体的参加を促すとともに、外国人留学生との積極的交流の場を提供し、(両者の)コミュニケーションスキルを涵養するための全学共通プラットフォームの構築を推進します。