第30回多文化交流フォーラム「学習者コーパスの構築と活用」【オンライン開催】

国際高等教育院附属日本語・日本文化教育センターでは、日本語や日本文化の研究に携わる方々を学内外から招き、多文化交流フォーラムを開催しています。

 30回目の今回は、石黒圭国立国語研究所教授/一橋大学大学院言語社会研究科連携教授をお迎えして、「学習者コーパスの構築と活用」という題目で講演を行います。講演概要は以下の通りです。
 
学習者がどのように⽇本語を習得するのか、そのプロセスを実証的に研究したい。また、そうしたコーパス研究をとおして、⼤学院⽣ならば、修⼠論⽂や博⼠論⽂を執筆したい、⽇本語教師ならば、⾃分が今教えている教育現場での実践に役⽴てたい。そう思う⽅は少なくないでしょう。
近年、学習者コーパスの構築が進み、多様な学習者コーパスにアクセスできる便利な時代です。しかし、学習者コーパスの種類がありすぎるがために、⾃分の⽬指す研究にはどのような学習者コーパスが合っているのか、その選択に悩んだり、既存の学習者コーパスを使って実際にどのように研究したらよいのか、その⽅法に悩んだりする⽅もきっといらっしゃるはずです。
今回の講演では、講演者が国⽴国語研究所で、話し⾔葉と書き⾔葉、⼆つの学習者縦断コーパスを構築してきた経験を踏まえ、学習者コーパスの研究の活⽤法、その限界と可能性について、ご⼀緒に考えたいと思います。
 
皆さまのご来聴をお待ちしています。

【基本情報】
日時:2024年2月15日(木) 16:00 - 18:00
開催形態:Zoomによるオンライン開催
対象:在学生の方、一般・地域の方 、企業・研究者の方、どなたでも参加いただけます。
定員:先着300名
参加費:無料
備考:参加登録が必要です。以下のリンクか、添付ポスターのQRコードからご登録をお願いいたします。
申し込み期限は2024年2月9日(金)です。Zoom情報は開催3日前までにメールでお送りします。

お問い合わせ:
国際高等教育院附属日本語・日本文化教育センター
大和祐子
yamato.yuko.7h [@] kyoto-u.ac.jp

https://forms.gle/5QGuMZb9no1ZmDcs6

(ポスター)第30回多文化交流フォーラム