授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :現地で学ぶ京都の建築
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Visiting the Site to Study Architecture in Kyoto | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||||||||
(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
||||||||||||||||||
(教室) | 未定 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 京都 / 建築 / 都市 / 歴史 / 文化 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 京都の建築のあるべき姿と、それを構築するための設計理論を、実現された建築を通して学ぶ。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | ・建築・都市に関する基本的事項を理解する。 ・課題(レポート)に対して自主的,継続的に取り組む能力を養う。 |
||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | (1)歴史的な建築の造形理念を読み解く(冨島 義幸) かつての人びとは、どのような思想をもって建築を建ててきたのだろうか。京都のおよび周辺の寺院や神社の建築をもとに、建築造形の理念について考察する。 (2)京都の町と町家(岩本 馨) 京都では、通りを挟んだ両側を単位とする町という地縁的共同体が今も生きている。京都中心部を歩きながら、町と町家の関係について考える。 (3)近代建築の利活用とまちづくり(西野 佐弥香) 近代建築を現代のニーズに合わせて利活用しつつ、望ましいまちのあり方を実現するための方策を現地のフィールドワークを通して考えたい。視察先については、その時期に視察可能な対象のなかから選定する。 1テーマにつき、4〜5回分の授業をまとめて前期のどこか1日(土曜日もしくは休日)を使って講義を行う。 集中講義(計3日)とは別に、4月に初回ゼミを実施する。そこで具体的な日程を受講生と相談して決める。 |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 積極的受講態度、平常点、レポートによる。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||
(参考書等) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 実地見学の前に、書籍・雑誌・インターネット等を通じて、見学対象の建築や町並みについて調べておくこと。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 交通費・拝観料等は受講生が負担する。 学生教育研究災害傷害保険へ加入していること。 |
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ILASセミナー :現地で学ぶ京都の建築
(科目名)
ILAS Seminar :Visiting the Site to Study Architecture in Kyoto
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(キーワード) 京都 / 建築 / 都市 / 歴史 / 文化 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
京都の建築のあるべき姿と、それを構築するための設計理論を、実現された建築を通して学ぶ。
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(到達目標)
・建築・都市に関する基本的事項を理解する。
・課題(レポート)に対して自主的,継続的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
(1)歴史的な建築の造形理念を読み解く(冨島 義幸) かつての人びとは、どのような思想をもって建築を建ててきたのだろうか。京都のおよび周辺の寺院や神社の建築をもとに、建築造形の理念について考察する。 (2)京都の町と町家(岩本 馨) 京都では、通りを挟んだ両側を単位とする町という地縁的共同体が今も生きている。京都中心部を歩きながら、町と町家の関係について考える。 (3)近代建築の利活用とまちづくり(西野 佐弥香) 近代建築を現代のニーズに合わせて利活用しつつ、望ましいまちのあり方を実現するための方策を現地のフィールドワークを通して考えたい。視察先については、その時期に視察可能な対象のなかから選定する。 1テーマにつき、4〜5回分の授業をまとめて前期のどこか1日(土曜日もしくは休日)を使って講義を行う。 集中講義(計3日)とは別に、4月に初回ゼミを実施する。そこで具体的な日程を受講生と相談して決める。 |
|||||||||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
積極的受講態度、平常点、レポートによる。詳細は授業中に説明する。
|
|||||||||||||
(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
特になし
|
|||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
実地見学の前に、書籍・雑誌・インターネット等を通じて、見学対象の建築や町並みについて調べておくこと。
|
|||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
交通費・拝観料等は受講生が負担する。
学生教育研究災害傷害保険へ加入していること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :比較認知科学実習−霊長類の行動・認知を探る
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Comparative Cognition - Exploring Behavior and Cognition in Primates | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||
(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 前期集中(夏季休業中)8月の火・水・木・金を予定 |
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(教室) | ヒト行動進化研究センター新棟4階及び地下実験室 | ||||||||||||
(キーワード) | 霊長類 / チンパンジー / 比較認知科学 / 実習 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 愛知県犬山市にあるヒト行動進化研究センターにおいて、チンパンジーなどの認知実験や行動観察に参加する。実際に行われている認知研究の現場に参加することで、チンパンジーをはじめとする霊長類について深く知るとともに、そうした体験を通して比較認知科学の手法とこころの進化的基盤についての知識を深める。研究する側の日常と、研究される側の日常の姿を見せたい。 | ||||||||||||
(到達目標) | タッチパネルを用いた認知課題、アイトラッカーやサーモグラフィ等の機器を用いた行動や生理反応を実際に体験することにより、比較認知科学で用いられている基本的な手法を学ぶ。チンパンジーを始めとした霊長類の認知研究の場に参与し、現場での質疑や議論を通じて、こころの進化に関する実証研究(比較認知科学研究)の面白さを体感する。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | ヒト行動進化研究センターで4日間の集中実習をおこなう(研究センターの宿泊施設に宿泊可)。時期は8月上旬を予定するが、参加者の希望を聴取し、相談のうえで決定する。 ヒト行動進化研究センターの教員・研究員・大学院生が行っているチンパンジーを対象とした比較認知科学の研究などに参加して、チンパンジーの実際の行動を観察し、コンピュータを操作して実験データを収集する。 ・タッチパネルを用いた認知課題 認知能力の様々な側面を調べるために、タッチパネルを用いた選択課題や弁別課題が用いられてきた。実際に、大学院生や研究員がタッチパネルを用いて取り組んでいる実験を観察し、また実際に体験する。 ・社会集団でのインタラクションや社会交渉の観察 チンパンジーは高い社会性をもつ。飼育下でも集団で生活する中で、日常的に様々なインタラクションや社会交渉が観察される。それぞれの個体を識別したうえで、どういった社会交渉が行われているのか、観察しその分析を行う。 ・飼育環境エンリッチメント 野生チンパンジーの社会・生態および自然環境保護について学ぶとともに、そうした知見がどのようにエンリッチメントに生かされているのかを、飼育現場を観察することで考察する。 ・こころの進化に関するセミナー 大学院生・研究員による研究発表やそのディスカッションに参加する。セミナーは基本的に英語で行う予定である。 犬山での集中実習は全日程参加を条件とする。最終日には、得られた成果や知識をもとに、霊長類におけるこころの進化について考察する。 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習についてのレポート(A4サイズ)の提出。 実習への取り組みと、そのレポートをもとに成績評価する。 詳細は実習中に説明する。 なお、実習が8月上旬から中旬のため、成績報告が遅れる可能性がある。 |
||||||||||||
(教科書) |
『日本のサル学のあした—霊長類研究という「人間学」の可能性』
(京都通信社)
|
||||||||||||
(参考書等) |
『チンパンジーの認知と行動の発達』
(京都大学学術出版会)
『動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦-』
(技術評論社)
『新しい霊長類学』
(講談社ブルーバックス)
『新・霊長類学のすすめ (京大人気講義シリーズ) 』
(丸善出版)
|
||||||||||||
(関連URL) | https://ikumaadachi.wixsite.com/primate-cognition-la | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 特別な予備知識は必要としない。ただし、参考書についても目を通しておくことが望ましい。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 健康診断書の写し(特にX線胸部間接撮影の所見)を持参すること。交通費と宿泊費は本人負担とする。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :比較認知科学実習−霊長類の行動・認知を探る
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Comparative Cognition - Exploring Behavior and Cognition in Primates
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 前期集中(夏季休業中)8月の火・水・木・金を予定 (教室) ヒト行動進化研究センター新棟4階及び地下実験室 |
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(キーワード) 霊長類 / チンパンジー / 比較認知科学 / 実習 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
愛知県犬山市にあるヒト行動進化研究センターにおいて、チンパンジーなどの認知実験や行動観察に参加する。実際に行われている認知研究の現場に参加することで、チンパンジーをはじめとする霊長類について深く知るとともに、そうした体験を通して比較認知科学の手法とこころの進化的基盤についての知識を深める。研究する側の日常と、研究される側の日常の姿を見せたい。
|
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(到達目標)
タッチパネルを用いた認知課題、アイトラッカーやサーモグラフィ等の機器を用いた行動や生理反応を実際に体験することにより、比較認知科学で用いられている基本的な手法を学ぶ。チンパンジーを始めとした霊長類の認知研究の場に参与し、現場での質疑や議論を通じて、こころの進化に関する実証研究(比較認知科学研究)の面白さを体感する。
|
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(授業計画と内容)
ヒト行動進化研究センターで4日間の集中実習をおこなう(研究センターの宿泊施設に宿泊可)。時期は8月上旬を予定するが、参加者の希望を聴取し、相談のうえで決定する。 ヒト行動進化研究センターの教員・研究員・大学院生が行っているチンパンジーを対象とした比較認知科学の研究などに参加して、チンパンジーの実際の行動を観察し、コンピュータを操作して実験データを収集する。 ・タッチパネルを用いた認知課題 認知能力の様々な側面を調べるために、タッチパネルを用いた選択課題や弁別課題が用いられてきた。実際に、大学院生や研究員がタッチパネルを用いて取り組んでいる実験を観察し、また実際に体験する。 ・社会集団でのインタラクションや社会交渉の観察 チンパンジーは高い社会性をもつ。飼育下でも集団で生活する中で、日常的に様々なインタラクションや社会交渉が観察される。それぞれの個体を識別したうえで、どういった社会交渉が行われているのか、観察しその分析を行う。 ・飼育環境エンリッチメント 野生チンパンジーの社会・生態および自然環境保護について学ぶとともに、そうした知見がどのようにエンリッチメントに生かされているのかを、飼育現場を観察することで考察する。 ・こころの進化に関するセミナー 大学院生・研究員による研究発表やそのディスカッションに参加する。セミナーは基本的に英語で行う予定である。 犬山での集中実習は全日程参加を条件とする。最終日には、得られた成果や知識をもとに、霊長類におけるこころの進化について考察する。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習についてのレポート(A4サイズ)の提出。
実習への取り組みと、そのレポートをもとに成績評価する。 詳細は実習中に説明する。 なお、実習が8月上旬から中旬のため、成績報告が遅れる可能性がある。 |
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(教科書)
『日本のサル学のあした—霊長類研究という「人間学」の可能性』
(京都通信社)
|
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(参考書等)
『チンパンジーの認知と行動の発達』
(京都大学学術出版会)
『動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦-』
(技術評論社)
『新しい霊長類学』
(講談社ブルーバックス)
『新・霊長類学のすすめ (京大人気講義シリーズ) 』
(丸善出版)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
特別な予備知識は必要としない。ただし、参考書についても目を通しておくことが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
健康診断書の写し(特にX線胸部間接撮影の所見)を持参すること。交通費と宿泊費は本人負担とする。
学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :洛南の歴史景観と河川環境巡検
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(英 訳) | ILAS Seminar :Riverine Landscape in Southern Kyoto | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 4月下旬に吉田キャンパスでのガイダンス1回と夏休み期間中の3日間連続講義 |
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(教室) | 宇治川オープンラボラトリー(ガイダンス:吉田南構内) | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 京都洛南地域 / 歴史景観 / 河川環境 / 流域治水・防災 / 巡検 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 伏見、宇治および淀・八幡地区の歴史遺産を地形や河川環境の専門家とともに歩く巡検を行います。京都南部低平地における治水遺跡(太閤堤)や宇治川水運の史跡(伏見港、濠川、高瀬川)、そして近代河川工学の文化遺産(疏水、三栖閘門、背割堤)等に関する認識を新たにし、土地のなりたちをふまえた流域の環境防災および水辺景観のあり方について考察します。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 河川との関わりで形成された都市(景観)を巡検を通して確認し,土地のなりたちをふまえた流域の災害リスクを見る目を養う。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 1)オリエンテーション: 4月下旬の適当な日の5時限に、巡検の意義、巡検コースの特徴、成果のまとめ方等について説明します。 2)9月中の3日間に、歴史景観と河川環境を考察するため、京都南部の街・河川を巡検します。各日、集合場所でブリーフィングの後、カメラ、地形図等を携行してフィールドを歩きます。 3)巡検の成果を各自の洛南観光マップのかたちにまとめます。 |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ◎成績評価項目 ・平常点(巡検への出席と参加態度) ・巡検の成果のまとめ方 詳しくは授業中に説明します。 |
||||||||||||||||||
(教科書) |
参考となる文献資料を毎回配布します。
|
||||||||||||||||||
(参考書等) |
参考書リストを配布します。
|
||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 京都南部の低平地、とりわけ、淀川の支流(宇治川、木津川、桂川)周辺を巡検しますので、その位置関係や歴史などを予習すると、巡検での説明内容の理解度が深まります。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 京都のよさを河川文化と地形環境の視点から再発見しましょう。 巡検途中の様子などを記録できるようにカメラを用意してください。撮影した写真は成果作成に使用します。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておいて下さい。 旅費(京都南部を移動するための費用:1日1,000円程度)は自己負担をお願いします。テキスト等の購入は予定していません(地図等の資料は準備します)。 成績は、レポート評価後に直ちに担当に報告した後、10月に開示される予定です。 |
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ILASセミナー :洛南の歴史景観と河川環境巡検
(科目名)
ILAS Seminar :Riverine Landscape in Southern Kyoto
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 4月下旬に吉田キャンパスでのガイダンス1回と夏休み期間中の3日間連続講義 (教室) 宇治川オープンラボラトリー(ガイダンス:吉田南構内) |
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(キーワード) 京都洛南地域 / 歴史景観 / 河川環境 / 流域治水・防災 / 巡検 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
伏見、宇治および淀・八幡地区の歴史遺産を地形や河川環境の専門家とともに歩く巡検を行います。京都南部低平地における治水遺跡(太閤堤)や宇治川水運の史跡(伏見港、濠川、高瀬川)、そして近代河川工学の文化遺産(疏水、三栖閘門、背割堤)等に関する認識を新たにし、土地のなりたちをふまえた流域の環境防災および水辺景観のあり方について考察します。
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(到達目標)
河川との関わりで形成された都市(景観)を巡検を通して確認し,土地のなりたちをふまえた流域の災害リスクを見る目を養う。
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(授業計画と内容)
1)オリエンテーション: 4月下旬の適当な日の5時限に、巡検の意義、巡検コースの特徴、成果のまとめ方等について説明します。 2)9月中の3日間に、歴史景観と河川環境を考察するため、京都南部の街・河川を巡検します。各日、集合場所でブリーフィングの後、カメラ、地形図等を携行してフィールドを歩きます。 3)巡検の成果を各自の洛南観光マップのかたちにまとめます。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
◎成績評価項目
・平常点(巡検への出席と参加態度) ・巡検の成果のまとめ方 詳しくは授業中に説明します。 |
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(教科書)
参考となる文献資料を毎回配布します。
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(参考書等)
参考書リストを配布します。
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(授業外学習(予習・復習)等)
京都南部の低平地、とりわけ、淀川の支流(宇治川、木津川、桂川)周辺を巡検しますので、その位置関係や歴史などを予習すると、巡検での説明内容の理解度が深まります。
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(その他(オフィスアワー等))
京都のよさを河川文化と地形環境の視点から再発見しましょう。
巡検途中の様子などを記録できるようにカメラを用意してください。撮影した写真は成果作成に使用します。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておいて下さい。 旅費(京都南部を移動するための費用:1日1,000円程度)は自己負担をお願いします。テキスト等の購入は予定していません(地図等の資料は準備します)。 成績は、レポート評価後に直ちに担当に報告した後、10月に開示される予定です。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :貝類の不思議
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(英 訳) | ILAS Seminar :Diversity, ecology and evolution of marine mollusks | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 |
||||||
(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 軟体動物 / 分類学 / 形態学 / 解剖学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 古来より、四方を海に囲まれた日本において貝類が食糧として食卓にあがる事は珍しくない。しかしながら、その貝類の形態、食性、生態の多様性を知らずに食している人が大部分であろう。一般的に貝類と称される巻貝類や二枚貝類は世界で10万種を超えると言われ、その進化の歴史の深さは計り知れない。 そこで本ILASセミナーでは、講義およびフィールド調査、実習室での詳細な観察を通じて、貝類の多様性、生態、進化についての理解を深める事を目的とする。 |
||||||
(到達目標) | ・海洋生物の進化に関する基本的事項を理解する。 ・フィールド調査の手法を習得する。 ・レポートに対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 4月中旬に農学部総合館でオリエンテーションを行う。 実習は4月27-29日に、和歌山県西牟婁郡白浜町にある「瀬戸臨海実験所」にて行なう。実験所周辺の岩礁海岸および田辺市の干潟などでフィールド観察や採集調査を行ない、貝類の生態を観察する。その後、実習室において図鑑類を用いた同定作業や実体顕微鏡を用いた解剖や形態観察を行ない、貝類の形の多様性や進化について理解を深める。実習中にレポート課題を提示し、実習終了時にレポートを提出する。 実習の詳細については、初回オリエンテーション時に受講者と調整を行なう。 |
||||||
(履修要件) |
・集団生活ができ実習が楽しめ、海洋生物に興味があれば、予備知識や文系・理系を問いません。
・実習中に必要となる知識・用語などは、実習中に適宜補足します。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な参加(30点)、レポート(70点)により評価する。 ・宿泊型の実習のため、実習中の集団行動を乱す者については厳しく対応し、「実習への積極的な参加」の項目を減点する。 ・レポートに関しては、新規性もしくは独自性が見られる考察については高い点を与える。 |
||||||
(教科書) |
貝類の同定に必要な図鑑類は、実習中に限り、実験所所蔵のものを貸し出しします。
|
||||||
(参考書等) |
『貝類学』
(東京大学出版会)
ISBN:978-4130601900
『貝の疑問50』
(成山堂)
ISBN:978-4-425-98421-3
『バイオディバーシティ・シリーズ5 無脊椎動物の多様性と系統』
(裳華房)
ISBN:978-4-785358280
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | オリエンテーション時に、実習までに予習すべき事を指示します。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へは必ず加入して下さい。 ・交通費・食費は受講生負担となります。 ・宿泊は瀬戸臨海実験所の宿泊棟を利用します。シーツのクリーニング代として900円を徴収します。 ・実習中、疑問や質問があれば積極的な発言を期待します。実習生間での議論も歓迎です。 |
||||||
ILASセミナー :貝類の不思議
(科目名)
ILAS Seminar :Diversity, ecology and evolution of marine mollusks
(英 訳)
|
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||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
集中 (教室) 未定 |
|||||||
(キーワード) 軟体動物 / 分類学 / 形態学 / 解剖学 | |||||||
(授業の概要・目的)
古来より、四方を海に囲まれた日本において貝類が食糧として食卓にあがる事は珍しくない。しかしながら、その貝類の形態、食性、生態の多様性を知らずに食している人が大部分であろう。一般的に貝類と称される巻貝類や二枚貝類は世界で10万種を超えると言われ、その進化の歴史の深さは計り知れない。
そこで本ILASセミナーでは、講義およびフィールド調査、実習室での詳細な観察を通じて、貝類の多様性、生態、進化についての理解を深める事を目的とする。 |
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(到達目標)
・海洋生物の進化に関する基本的事項を理解する。
・フィールド調査の手法を習得する。 ・レポートに対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
4月中旬に農学部総合館でオリエンテーションを行う。 実習は4月27-29日に、和歌山県西牟婁郡白浜町にある「瀬戸臨海実験所」にて行なう。実験所周辺の岩礁海岸および田辺市の干潟などでフィールド観察や採集調査を行ない、貝類の生態を観察する。その後、実習室において図鑑類を用いた同定作業や実体顕微鏡を用いた解剖や形態観察を行ない、貝類の形の多様性や進化について理解を深める。実習中にレポート課題を提示し、実習終了時にレポートを提出する。 実習の詳細については、初回オリエンテーション時に受講者と調整を行なう。 |
|||||||
(履修要件)
・集団生活ができ実習が楽しめ、海洋生物に興味があれば、予備知識や文系・理系を問いません。
・実習中に必要となる知識・用語などは、実習中に適宜補足します。 |
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な参加(30点)、レポート(70点)により評価する。
・宿泊型の実習のため、実習中の集団行動を乱す者については厳しく対応し、「実習への積極的な参加」の項目を減点する。 ・レポートに関しては、新規性もしくは独自性が見られる考察については高い点を与える。 |
|||||||
(教科書)
貝類の同定に必要な図鑑類は、実習中に限り、実験所所蔵のものを貸し出しします。
|
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(参考書等)
『貝類学』
(東京大学出版会)
ISBN:978-4130601900
『貝の疑問50』
(成山堂)
ISBN:978-4-425-98421-3
『バイオディバーシティ・シリーズ5 無脊椎動物の多様性と系統』
(裳華房)
ISBN:978-4-785358280
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
オリエンテーション時に、実習までに予習すべき事を指示します。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へは必ず加入して下さい。
・交通費・食費は受講生負担となります。 ・宿泊は瀬戸臨海実験所の宿泊棟を利用します。シーツのクリーニング代として900円を徴収します。 ・実習中、疑問や質問があれば積極的な発言を期待します。実習生間での議論も歓迎です。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :霊長類脳神経科学トレーニングコース
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(英 訳) | ILAS Seminar :Primate Neuroscience Training Course | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 前期集中(8月最終週〜9月初週の5日間) |
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(教室) | ヒト行動進化研究センター高次脳機能研究室 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 脳 / 霊長類 / 認知機能 / サル | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | ヒトに類似した構造を持ち、高度な認知機能を有するサル類の脳の研究を見学、体験する。霊長類研究所において先端的研究を展開する、統合脳システム分野と高次脳機能分野の研究室を訪問し、脳科学研究の最前線に触れる。今後の脳科学研究や医科学研究におけるサル類を対象とした研究の重要性や実際の研究手法の理解を深める。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | さまざまな霊長類の脳の特徴を知り、ヒトの脳が相対的に非常に進化していることを実感できる。また、最新の脳科学研究の手法を学び、サル類における学習課題の訓練法や神経細胞の記録方法や染色された神経細胞の顕微鏡下での観察方法を習得できる。研究対象としてのサルの有用性や意義が理解できる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 8月最終週もしくは9月最初の週の月曜日〜金曜日の連続5日間、午前10時〜午後5時の予定で、研究施設の見学、様々な研究手法や最新の研究トピックスの紹介を行うとともに、特に神経解剖学と神経生理学に関する方法論の一部を実習する。 1回:オリエンテーションおよび霊長類脳科学研究の概要に関する講義 2回:霊長類の脳機能の概要に関する講義 さらに、以下の4つの項目に関して各々3〜4回に分けて実施する予定である。 神経生理学的実験の体験・見学 神経解剖学的実験の体験・見学 霊長類疾患モデル研究の体験・見学 遺伝子改変技術を用いた霊長類脳研究の概要の講義および見学 |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況および期間中の口頭試問により評価する。詳細については実施期間中に説明する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
教科書は使用しないが、必要に応じてプリント等の資料を授業中に配付する。
|
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(参考書等) |
『カールソン神経科学テキスト 脳と行動』
(丸善出版)
ISBN:978-4-621-08257-7
|
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(関連URL) |
http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cognitive_neuroscience/
ヒト行動進化研究センター 高次脳機能分野ホームページ
http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/systems_neuroscience/index.html ヒト行動進化研究センター 統合脳システム分野ホームページ |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 脳に関する知識を事前にある程度習得していると理解が進む。 また、自分自身がどのような脳の働きに興味をもっているかを考えておくと良い。 動物としてヒト、サル、ネズミの共通点と相違点を知っておくとよい。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 神経科学(脳神経系の構造や機能に関する学問)に興味のある学生の参加を希望することは言うまでもないが、特に、霊長類で進化した高次機能(運動制御、学習・記憶、社会認知等)や発達、可塑性、老化、病態等の動的現象、最新の研究手法に関心が強い学生を歓迎する。なお、受講者は、犬山キャンパス共同利用宿泊施設(http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cooperative_research/accommodation.html)を利用することができる。ただし、愛知県犬山市までの交通費及び宿泊費は受講者負担になる。また、研究施設の見学等も含まれるので、学生教育研究災害傷害保険に加入していることと、直近の健康診断での胸部X線診断結果の提示が必要。 集中講義が8月中旬以降に行われるため、通常の成績発表の時期に間に合わない可能性がある(9月末あたり)。 質問があれば、宮地(miyachi.shigehiro.8e@kyoto-u.ac.jp)まで。 |
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ILASセミナー :霊長類脳神経科学トレーニングコース
(科目名)
ILAS Seminar :Primate Neuroscience Training Course
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 前期集中(8月最終週〜9月初週の5日間) (教室) ヒト行動進化研究センター高次脳機能研究室 |
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(キーワード) 脳 / 霊長類 / 認知機能 / サル | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
ヒトに類似した構造を持ち、高度な認知機能を有するサル類の脳の研究を見学、体験する。霊長類研究所において先端的研究を展開する、統合脳システム分野と高次脳機能分野の研究室を訪問し、脳科学研究の最前線に触れる。今後の脳科学研究や医科学研究におけるサル類を対象とした研究の重要性や実際の研究手法の理解を深める。
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(到達目標)
さまざまな霊長類の脳の特徴を知り、ヒトの脳が相対的に非常に進化していることを実感できる。また、最新の脳科学研究の手法を学び、サル類における学習課題の訓練法や神経細胞の記録方法や染色された神経細胞の顕微鏡下での観察方法を習得できる。研究対象としてのサルの有用性や意義が理解できる。
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(授業計画と内容)
8月最終週もしくは9月最初の週の月曜日〜金曜日の連続5日間、午前10時〜午後5時の予定で、研究施設の見学、様々な研究手法や最新の研究トピックスの紹介を行うとともに、特に神経解剖学と神経生理学に関する方法論の一部を実習する。 1回:オリエンテーションおよび霊長類脳科学研究の概要に関する講義 2回:霊長類の脳機能の概要に関する講義 さらに、以下の4つの項目に関して各々3〜4回に分けて実施する予定である。 神経生理学的実験の体験・見学 神経解剖学的実験の体験・見学 霊長類疾患モデル研究の体験・見学 遺伝子改変技術を用いた霊長類脳研究の概要の講義および見学 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況および期間中の口頭試問により評価する。詳細については実施期間中に説明する。
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(教科書)
使用しない
教科書は使用しないが、必要に応じてプリント等の資料を授業中に配付する。
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(参考書等)
『カールソン神経科学テキスト 脳と行動』
(丸善出版)
ISBN:978-4-621-08257-7
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(授業外学習(予習・復習)等)
脳に関する知識を事前にある程度習得していると理解が進む。
また、自分自身がどのような脳の働きに興味をもっているかを考えておくと良い。 動物としてヒト、サル、ネズミの共通点と相違点を知っておくとよい。 |
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(その他(オフィスアワー等))
神経科学(脳神経系の構造や機能に関する学問)に興味のある学生の参加を希望することは言うまでもないが、特に、霊長類で進化した高次機能(運動制御、学習・記憶、社会認知等)や発達、可塑性、老化、病態等の動的現象、最新の研究手法に関心が強い学生を歓迎する。なお、受講者は、犬山キャンパス共同利用宿泊施設(http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cooperative_research/accommodation.html)を利用することができる。ただし、愛知県犬山市までの交通費及び宿泊費は受講者負担になる。また、研究施設の見学等も含まれるので、学生教育研究災害傷害保険に加入していることと、直近の健康診断での胸部X線診断結果の提示が必要。
集中講義が8月中旬以降に行われるため、通常の成績発表の時期に間に合わない可能性がある(9月末あたり)。 質問があれば、宮地(miyachi.shigehiro.8e@kyoto-u.ac.jp)まで。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :森を育て活かす−林業体験をとおして考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Forest Resource Management and Utilization | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 林業 / 森林資源利用 / 循環型社会 / 過疎問題 / 森林文化 | ||||||
(授業の概要・目的) | 近年の地球環境問題の顕在化や脱原発等の社会的要請により,社会そのものが大きく変質せざるを得ない状況にある。我々は今後,エネルギーや資源をどのように循環させる未来社会を構築すべきか,その道筋を含めて考え,行動していかなければならない。 日本人は古くから様々な形で森林を改変し,利用しながら,独特の文化を育んできた。現在,日本には2500万haの森林があり,国土に占める森林の比率(森林率)は68.2%(FAOによる数値)と,先進国の中ではフィンランドに次いで2位である。その4割(1000万ha)が人工林化されており,充分な資源量を蓄積している。森林は太陽エネルギーの力を借りて物質として利用可能な資源を生み出す魔法の工場とも言えるが,林業不振のために近年はあまり利用されず,間伐遅れによる森林荒廃,中山間地域の過疎,伝統文化の断絶など,様々な問題を引き起こしてきた。 一方で地球環境問題の深刻化から,再生可能資源である林業の意義が世界的に再び見直され,成熟した人工林資源を活用を軸にした林業の成長産業化に関する動きも活発になってきている。 本セミナーでは,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を体験するとともに,最先端の林業の作業現場や木材利用の見学を行う。 世界有数の森林国である日本では,様々な社会要素が森林に直接的,間接的に関与しており,来るべき循環型社会の中で,森林資源をいかに持続的に利用するかについては,様々な専門分野の人材が必要となる。理系,文系を問わず,様々な学生の参加を期待する。本セミナーへの参加を通し,森林国ならではの視点を獲得し,真の国際人としての素養を身につける第一歩として欲しい。 |
||||||
(到達目標) | 自分たちの生活と森林との接点を理解し,未来社会での森林との付き合い方を考え行動する基盤を身につける。特に,森林と密接に関係してきた日本文化を幅広く理解し,山村の過疎問題や日本社会の将来像について,具体的に自分なりの意見を述べることができるようになることを目標とする。 | ||||||
(授業計画と内容) | 京都大学フィールド科学教育研究センター和歌山研究林(和歌山県有田川町)において,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を数日にわたり体験する(作業内容は調整中)。 また京都との往復の間に,日本で最も古い林業地のひとつである奈良県吉野地域に現存する270年生のスギ人工林を見学するほか,長期にわたって持続的に管理されてきた高野山奥の院および木造建築の見学,周辺地域の事業体における最先端の林業経営の見学,十津川村産材産直住宅の見学等を予定している。 本セミナーは,夏期(8/19または8/26の週を予定)に宿泊を伴う集中講義形式(3泊4日)で開催する。これに先立ち,前期期間中(5月下旬頃)に説明会を実施する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | セミナー開催中における受講態度(積極性・協調性などを4段階に評価)およびセミナー終了時に提出してもらうレポート(理解度・積極性・論理性などを6段階に評価)により,それぞれ40点,60点の配点で採点する。 | ||||||
(教科書) |
5月下旬に予定している説明会時に,林業の歴史と現状,近年の動向,将来の方向性などに関する資料を配付する。
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(参考書等) |
『林業イノベーション−林業と社会の豊かな関係を目指して』
(林業改良普及双書)
ISBN:ISBN978-4-88138-333-9
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 自分の日常生活の中で,木材をはじめとする森林資源がどのような場面で人間社会で活用されているかを観察しておくこと。また,生活圏内にある森林に着目し,その管理状況を観察する(特に時間を割いて観察する必要はない)。観察した森林と森林資源の活用の現状について,それが持続可能な状態であるかどうか,また持続可能な状況にするために,自分の立場からどのように貢献できるかについて,考えておく。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 実施時期:8月下旬を予定しているが,参加者の希望を聞き,相談の上で決定する。採点報告日(8月中旬)以降に実施するため,成績報告が遅れる可能性がある。 費用:宿泊は和歌山研究林,移動は公用車を利用するため,期間中の宿泊費および交通費はかからないが,集合地点(奈良県橿原市周辺を予定)までの交通費および食費は実費(10,000円程度を予定)。宿舎には広い風呂がなく,温泉施設で入浴する日があるので,その費用も負担のこと。事前に学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :森を育て活かす−林業体験をとおして考える
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Forest Resource Management and Utilization
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 未定 |
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(キーワード) 林業 / 森林資源利用 / 循環型社会 / 過疎問題 / 森林文化 | |||||||
(授業の概要・目的)
近年の地球環境問題の顕在化や脱原発等の社会的要請により,社会そのものが大きく変質せざるを得ない状況にある。我々は今後,エネルギーや資源をどのように循環させる未来社会を構築すべきか,その道筋を含めて考え,行動していかなければならない。
日本人は古くから様々な形で森林を改変し,利用しながら,独特の文化を育んできた。現在,日本には2500万haの森林があり,国土に占める森林の比率(森林率)は68.2%(FAOによる数値)と,先進国の中ではフィンランドに次いで2位である。その4割(1000万ha)が人工林化されており,充分な資源量を蓄積している。森林は太陽エネルギーの力を借りて物質として利用可能な資源を生み出す魔法の工場とも言えるが,林業不振のために近年はあまり利用されず,間伐遅れによる森林荒廃,中山間地域の過疎,伝統文化の断絶など,様々な問題を引き起こしてきた。 一方で地球環境問題の深刻化から,再生可能資源である林業の意義が世界的に再び見直され,成熟した人工林資源を活用を軸にした林業の成長産業化に関する動きも活発になってきている。 本セミナーでは,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を体験するとともに,最先端の林業の作業現場や木材利用の見学を行う。 世界有数の森林国である日本では,様々な社会要素が森林に直接的,間接的に関与しており,来るべき循環型社会の中で,森林資源をいかに持続的に利用するかについては,様々な専門分野の人材が必要となる。理系,文系を問わず,様々な学生の参加を期待する。本セミナーへの参加を通し,森林国ならではの視点を獲得し,真の国際人としての素養を身につける第一歩として欲しい。 |
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(到達目標)
自分たちの生活と森林との接点を理解し,未来社会での森林との付き合い方を考え行動する基盤を身につける。特に,森林と密接に関係してきた日本文化を幅広く理解し,山村の過疎問題や日本社会の将来像について,具体的に自分なりの意見を述べることができるようになることを目標とする。
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(授業計画と内容)
京都大学フィールド科学教育研究センター和歌山研究林(和歌山県有田川町)において,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を数日にわたり体験する(作業内容は調整中)。 また京都との往復の間に,日本で最も古い林業地のひとつである奈良県吉野地域に現存する270年生のスギ人工林を見学するほか,長期にわたって持続的に管理されてきた高野山奥の院および木造建築の見学,周辺地域の事業体における最先端の林業経営の見学,十津川村産材産直住宅の見学等を予定している。 本セミナーは,夏期(8/19または8/26の週を予定)に宿泊を伴う集中講義形式(3泊4日)で開催する。これに先立ち,前期期間中(5月下旬頃)に説明会を実施する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
セミナー開催中における受講態度(積極性・協調性などを4段階に評価)およびセミナー終了時に提出してもらうレポート(理解度・積極性・論理性などを6段階に評価)により,それぞれ40点,60点の配点で採点する。
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(教科書)
5月下旬に予定している説明会時に,林業の歴史と現状,近年の動向,将来の方向性などに関する資料を配付する。
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(参考書等)
『林業イノベーション−林業と社会の豊かな関係を目指して』
(林業改良普及双書)
ISBN:ISBN978-4-88138-333-9
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(授業外学習(予習・復習)等)
自分の日常生活の中で,木材をはじめとする森林資源がどのような場面で人間社会で活用されているかを観察しておくこと。また,生活圏内にある森林に着目し,その管理状況を観察する(特に時間を割いて観察する必要はない)。観察した森林と森林資源の活用の現状について,それが持続可能な状態であるかどうか,また持続可能な状況にするために,自分の立場からどのように貢献できるかについて,考えておく。
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(その他(オフィスアワー等))
実施時期:8月下旬を予定しているが,参加者の希望を聞き,相談の上で決定する。採点報告日(8月中旬)以降に実施するため,成績報告が遅れる可能性がある。
費用:宿泊は和歌山研究林,移動は公用車を利用するため,期間中の宿泊費および交通費はかからないが,集合地点(奈良県橿原市周辺を予定)までの交通費および食費は実費(10,000円程度を予定)。宿舎には広い風呂がなく,温泉施設で入浴する日があるので,その費用も負担のこと。事前に学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :海を観る・空を観る
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Field Observations on Sea and Weather | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 ガイダンスは5限目,実習日程は受講者決定後に調整 |
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(教室) | 白浜海象観測所例年ガイダンスは吉田南構内で5月〜6月(履修確定後)に実施 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 海洋観測 / 気象観測 / 地形計測 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地球上の大気現象の基となる太陽からのエネルギーは,まず地球の表面である陸面や海面に与えられます.このエネルギーが熱や水蒸気として大気に輸送され,大気と海洋,陸水間の相互作用の中で様々な現象を引き起こします.このILASセミナーでは,海や大気に関わる現象およびそれらの相互の関係について,実際の観測を通して学びます.事前ガイダンスの講義で学んだ知識を,実地観測を通じて参加者の実体験として確かめることにより,現象への理解および現象を捉える観測についての理解を深めます. | ||||||||||||||||||
(到達目標) | ・海,砂浜形状および気象の現地観測体験を通じて,現象を捉える方法について理解する ・海および気象に関する現象を体験に基づいて深く理解し基礎知識を習得する ・観測したデータの処理・グラフ化を行い,沿岸の水温,塩分濃度の分布,地上付近の大気変動および砂浜形状の特徴などについて説明できるようになる |
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(授業計画と内容) | 本セミナーは,事前ガイダンス(通常1回)と現地での実習から構成されています. 受講者決定後,5月ないし6月中に吉田キャンパスにおいて事前ガイダンスを開催します(ガイダンスの日時は,履修確定後に受講生と相談の上決定します).ガイダンスでは,概要説明のほか,実習の日程調整も行います. フィールドでの実習の内容は次の通りです. (1) 海洋観測入門 (2) 気象観測入門 (3) 砂浜形状計測入門 注1:それぞれの実習内容に関するレポート課題を出します 注2:現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします 実習は,和歌山県白浜町にある防災研究所白浜海象観測所周辺で行う予定です(和歌山県串本町にある潮岬風力実験所での実習を追加で実施する場合もあります).本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします). 実習日程の決定後の変更,補講は行いませんので,受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習が主体の集中形式の講義のため,受講決定後の取りやめや欠席は,他の受講生の迷惑になります.厳に慎むようにお願いします. |
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(履修要件) |
実習では海水の水温,密度,大気の気温,湿度,風向風速,気圧などを扱いますので,物理の基礎的な内容については事前に自習を求めます.またGPSを使った位置計測や測量方法など砂浜形状の計測に関連する事項についても事前に調べておいてください.
また,実測結果をグラフ化する作業もありますので,表計算ソフトウェアなどの使い方を学んでおくことを勧めます. なお,実習時に必要になる専門的な知識については、実習期間内で適宜補足します. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は平常点(出席と参加態度(ガイダンス10点、実習30点)),レポート(3実習項目,各20点)により評価します. ・ガイダンス,実習への参加は必須とします(レポート提出のみは受け付けません) ・各実習への参加状況(計測作業やデータ整理などへの参加姿勢等)も平常点の評価対象とします ・レポートに独自の工夫が見られるものついては,高い点を与えます |
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(教科書) |
特に指定はありません.
実習時に必要な資料等は,適宜配布します.
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(参考書等) |
『沿岸の海洋物理学』
(1993)
ISBN:4486012461
(課題取組み時の参考図書です(購入不要))
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(関連URL) |
http://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/frs/shirahama/index.html
白浜海象観測所
http://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/frs/swel/SWEL.htm 潮岬風力実験所 |
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(授業外学習(予習・復習)等) | このILASセミナーの特色は,紀伊半島の美しい自然の中で,大気の動きや海のふるまいを現地での実際の観測を通じて実体験することです. 履修が確定したら,海(沿岸),気象,砂浜(海岸地形)等をキーワードに,関連する資料を読んでおくとよいでしょう.「流域圏」というキーワードで資料を探してみるのもよいでしょう. |
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(その他(オフィスアワー等)) | フィールドでの実習を行いますので,学生教育研究災害傷害保険等,傷害保険には必ず加入した上で受講してください.また,実習時には動きやすく,ある程度汚れても良い服装(体操服,作業着など)および筆記用具,計算機等を準備してください. また,本ILASセミナーに関する連絡は,KULASISの授業連絡メールおよびPandAを通じて行いますので,メール本文および添付ファイルも受け取れるメールアドレス(原則,全学メールアドレス)を必ず登録するようにしてください. 本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします).受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習日程の決定後の変更,補講は行いません. 現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします. 交通費の目安: ・高速バス(明光バス,大阪〜白浜,往復)5,900円程度 ・鉄道(JR特急くろしお,新大阪〜白浜,往復)12,000円程度 なお,実施時期が例年8月下旬〜9月上旬頃のため,成績報告が遅れる場合があります. ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください . |
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ILASセミナー :海を観る・空を観る
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Field Observations on Sea and Weather
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 ガイダンスは5限目,実習日程は受講者決定後に調整 (教室) 白浜海象観測所例年ガイダンスは吉田南構内で5月〜6月(履修確定後)に実施 |
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(キーワード) 海洋観測 / 気象観測 / 地形計測 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
地球上の大気現象の基となる太陽からのエネルギーは,まず地球の表面である陸面や海面に与えられます.このエネルギーが熱や水蒸気として大気に輸送され,大気と海洋,陸水間の相互作用の中で様々な現象を引き起こします.このILASセミナーでは,海や大気に関わる現象およびそれらの相互の関係について,実際の観測を通して学びます.事前ガイダンスの講義で学んだ知識を,実地観測を通じて参加者の実体験として確かめることにより,現象への理解および現象を捉える観測についての理解を深めます.
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(到達目標)
・海,砂浜形状および気象の現地観測体験を通じて,現象を捉える方法について理解する
・海および気象に関する現象を体験に基づいて深く理解し基礎知識を習得する ・観測したデータの処理・グラフ化を行い,沿岸の水温,塩分濃度の分布,地上付近の大気変動および砂浜形状の特徴などについて説明できるようになる |
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(授業計画と内容)
本セミナーは,事前ガイダンス(通常1回)と現地での実習から構成されています. 受講者決定後,5月ないし6月中に吉田キャンパスにおいて事前ガイダンスを開催します(ガイダンスの日時は,履修確定後に受講生と相談の上決定します).ガイダンスでは,概要説明のほか,実習の日程調整も行います. フィールドでの実習の内容は次の通りです. (1) 海洋観測入門 (2) 気象観測入門 (3) 砂浜形状計測入門 注1:それぞれの実習内容に関するレポート課題を出します 注2:現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします 実習は,和歌山県白浜町にある防災研究所白浜海象観測所周辺で行う予定です(和歌山県串本町にある潮岬風力実験所での実習を追加で実施する場合もあります).本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします). 実習日程の決定後の変更,補講は行いませんので,受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習が主体の集中形式の講義のため,受講決定後の取りやめや欠席は,他の受講生の迷惑になります.厳に慎むようにお願いします. |
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(履修要件)
実習では海水の水温,密度,大気の気温,湿度,風向風速,気圧などを扱いますので,物理の基礎的な内容については事前に自習を求めます.またGPSを使った位置計測や測量方法など砂浜形状の計測に関連する事項についても事前に調べておいてください.
また,実測結果をグラフ化する作業もありますので,表計算ソフトウェアなどの使い方を学んでおくことを勧めます. なお,実習時に必要になる専門的な知識については、実習期間内で適宜補足します. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は平常点(出席と参加態度(ガイダンス10点、実習30点)),レポート(3実習項目,各20点)により評価します.
・ガイダンス,実習への参加は必須とします(レポート提出のみは受け付けません) ・各実習への参加状況(計測作業やデータ整理などへの参加姿勢等)も平常点の評価対象とします ・レポートに独自の工夫が見られるものついては,高い点を与えます |
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(教科書)
特に指定はありません.
実習時に必要な資料等は,適宜配布します.
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(参考書等)
『沿岸の海洋物理学』
(1993)
ISBN:4486012461
(課題取組み時の参考図書です(購入不要))
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(授業外学習(予習・復習)等)
このILASセミナーの特色は,紀伊半島の美しい自然の中で,大気の動きや海のふるまいを現地での実際の観測を通じて実体験することです.
履修が確定したら,海(沿岸),気象,砂浜(海岸地形)等をキーワードに,関連する資料を読んでおくとよいでしょう.「流域圏」というキーワードで資料を探してみるのもよいでしょう. |
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(その他(オフィスアワー等))
フィールドでの実習を行いますので,学生教育研究災害傷害保険等,傷害保険には必ず加入した上で受講してください.また,実習時には動きやすく,ある程度汚れても良い服装(体操服,作業着など)および筆記用具,計算機等を準備してください.
また,本ILASセミナーに関する連絡は,KULASISの授業連絡メールおよびPandAを通じて行いますので,メール本文および添付ファイルも受け取れるメールアドレス(原則,全学メールアドレス)を必ず登録するようにしてください. 本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします).受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習日程の決定後の変更,補講は行いません. 現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします. 交通費の目安: ・高速バス(明光バス,大阪〜白浜,往復)5,900円程度 ・鉄道(JR特急くろしお,新大阪〜白浜,往復)12,000円程度 なお,実施時期が例年8月下旬〜9月上旬頃のため,成績報告が遅れる場合があります. ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください . |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :斜面減災のための理学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Science for mitigation of landslide disaster | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 2024年9月3日(火)から9月5日(木)の3日間 |
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(教室) | 野外実習・実験・ゼミ毎に集合場所を指定する. | ||||||
(キーワード) | 土砂災害 / 斜面崩壊 / 自然地理学 / 水文地形学 / 野外調査 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本授業では,巡検・実験・討論を通じて斜面減災を実現するための実践的な理学的アプローチを学ぶ. 湿潤変動帯と呼ばれる日本列島では,国土の大部分を山地・丘陵地が占め,居住区が急傾斜地に隣接していることも多い.そのような自然環境において,斜面崩壊や地すべり,土石流といった斜面変動はごく身近に存在する自然現象といえる.事実,近年の豪雨や地震により,多くの人的被害を伴う斜面災害が発生している.斜面変動に対する基礎的知識とそれへの適切な警戒心は,湿潤変動帯に暮らす日本人の素養であり,生存のための知恵でもある.それにもかかわらず,斜面変動の地質・地形的背景(素因)や,降水浸透あるいは地震動といった引き金(誘因)が,なぜ・どのようにして斜面変動を引き起こすのかについて学ぶ機会はほとんどないと言ってよい.本授業では,野外において実際に斜面を構成している地盤材料に触れ,その水理・力学的な特性を実験室で分析し,斜面変動が発生するメカニズムや条件について,自ら得たデータに基づく議論を通して,一般的理解を獲得することを目的とする. |
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(到達目標) | 日本人にとって極めて身近な自然現象である斜面変動についての素養を身につけ,斜面災害について考察できる能力を養う. | ||||||
(授業計画と内容) | 夏季休業中の集中講義とする.日程は以下のとおりである. 9月3日(火)京都近郊丘陵地の森林斜面での野外実習 9月4日(水)宇治キャンパスでの実験 9月5日(木)宇治キャンパスでのデータ解析およびゼミ (いずれの日時も,京都市内からの交通費往復1000円以内) 事前に初日集合場所・実習タイムテーブル・持ち物・服装等の詳細情報を,KULASISを通じて提示するので,参照の上,参加すること. 授業計画と内容 巡検(移動時間等を除き7.5時間 = 5コマ分) x 1日 京都近郊の丘陵地において,斜面崩壊地を見学し,土層断面の観察・調査,試料の採集を行う. 実験(7.5時間 = 5コマ分) x 1日 採集した試料を用いて,水理・力学的な土質試験を行う. データ解析 + ゼミ(6時間 = 4コマ分) x 1日 得られたデータを用いて,水の浸透や斜面の安定に関する計算を行い, 斜面ハザード評価の方法論について討論する. 授業を通じて,フィールドノートの記載方法,データの解析方法,レポートの記述方法等について具体的に指導する. |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 3日間の集中形式のため,単位取得には原則的に全日出席の上,レポートの提出を必須とする. 成績評価は平常点(出席と授業への参加姿勢)50点とレポート評価50点による. |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 3日間の授業期間中にはデータ解析や討論準備を課題として出す場合がある. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 第一日目は京都近郊丘陵地の急斜面でのフィールドワークとなるため,動きやすい靴と汚れても良い服装,雨具・軍手・虫よけといった最低限の個人装備を揃えて参加すること. 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること. なお,9月に集中講義を実施するため成績報告が後期になる可能性がある. |
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ILASセミナー :斜面減災のための理学
(科目名)
ILAS Seminar :Science for mitigation of landslide disaster
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 2024年9月3日(火)から9月5日(木)の3日間 (教室) 野外実習・実験・ゼミ毎に集合場所を指定する. |
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(キーワード) 土砂災害 / 斜面崩壊 / 自然地理学 / 水文地形学 / 野外調査 | |||||||
(授業の概要・目的)
本授業では,巡検・実験・討論を通じて斜面減災を実現するための実践的な理学的アプローチを学ぶ.
湿潤変動帯と呼ばれる日本列島では,国土の大部分を山地・丘陵地が占め,居住区が急傾斜地に隣接していることも多い.そのような自然環境において,斜面崩壊や地すべり,土石流といった斜面変動はごく身近に存在する自然現象といえる.事実,近年の豪雨や地震により,多くの人的被害を伴う斜面災害が発生している.斜面変動に対する基礎的知識とそれへの適切な警戒心は,湿潤変動帯に暮らす日本人の素養であり,生存のための知恵でもある.それにもかかわらず,斜面変動の地質・地形的背景(素因)や,降水浸透あるいは地震動といった引き金(誘因)が,なぜ・どのようにして斜面変動を引き起こすのかについて学ぶ機会はほとんどないと言ってよい.本授業では,野外において実際に斜面を構成している地盤材料に触れ,その水理・力学的な特性を実験室で分析し,斜面変動が発生するメカニズムや条件について,自ら得たデータに基づく議論を通して,一般的理解を獲得することを目的とする. |
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(到達目標)
日本人にとって極めて身近な自然現象である斜面変動についての素養を身につけ,斜面災害について考察できる能力を養う.
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(授業計画と内容)
夏季休業中の集中講義とする.日程は以下のとおりである. 9月3日(火)京都近郊丘陵地の森林斜面での野外実習 9月4日(水)宇治キャンパスでの実験 9月5日(木)宇治キャンパスでのデータ解析およびゼミ (いずれの日時も,京都市内からの交通費往復1000円以内) 事前に初日集合場所・実習タイムテーブル・持ち物・服装等の詳細情報を,KULASISを通じて提示するので,参照の上,参加すること. 授業計画と内容 巡検(移動時間等を除き7.5時間 = 5コマ分) x 1日 京都近郊の丘陵地において,斜面崩壊地を見学し,土層断面の観察・調査,試料の採集を行う. 実験(7.5時間 = 5コマ分) x 1日 採集した試料を用いて,水理・力学的な土質試験を行う. データ解析 + ゼミ(6時間 = 4コマ分) x 1日 得られたデータを用いて,水の浸透や斜面の安定に関する計算を行い, 斜面ハザード評価の方法論について討論する. 授業を通じて,フィールドノートの記載方法,データの解析方法,レポートの記述方法等について具体的に指導する. |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
3日間の集中形式のため,単位取得には原則的に全日出席の上,レポートの提出を必須とする.
成績評価は平常点(出席と授業への参加姿勢)50点とレポート評価50点による. |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
3日間の授業期間中にはデータ解析や討論準備を課題として出す場合がある.
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(その他(オフィスアワー等))
第一日目は京都近郊丘陵地の急斜面でのフィールドワークとなるため,動きやすい靴と汚れても良い服装,雨具・軍手・虫よけといった最低限の個人装備を揃えて参加すること.
学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること. なお,9月に集中講義を実施するため成績報告が後期になる可能性がある. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :地域在住高齢者に関するフィールド医学実習
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(英 訳) | ILAS Seminar : Practical training of Field Medicine on community-dwelling elderly people | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 東南アジア地域研究研究所 東棟202号室 | ||||||||||||
(キーワード) | フィールド医学 / 地域研究 / 高齢者医療 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本授業の目的は、現在我々が直面する超高齢社会の現状を体感し、地域に暮らす人々の立場から考える力を養うことにある。1955年に48歳ほどであった地球上の人間の平均寿命は2015年になり71歳に達した。60歳以上の高齢者人口は1950年に約8%であったものが、このままいけば2050年までに21%に達すると推測されている。高齢化社会の最先端に立つ我々が、いかに自らの課題を直視し、あるべき社会を実現していくかということに、今世界が注目していると言っても過言ではないだろう。 1980年代以前の日本において地域高齢者の介護予防の社会的重要性は十分に認識されていなかったが、1990年松林・奥宮らの手によって高知県香北町在住高齢者を対象に健康長寿計画が推進された。ここで行われたフィールド医学研究は高齢者の健康を精神・身体・社会の関連の中で評価し、毎年追跡介入することにより、加齢に伴う能力の衰退の予防に貢献する国際的にも初めての老年医学的地域悉皆研究であった。この計画により大学、保健所、町行政、住民組織による協働体制が構築され、運動教室、認知機能低下高齢者に対する文化教室、家庭血圧測定、専属看護師による定期的な訪問看護などの取組みが実施された。介護保険導入前の十年間で香北町女性の平均寿命は4.4歳(全国平均: 2.6歳)の伸びを示し、高知県の旧53ヵ町村で首位となり、日常生活動作の自立度は、当初の71%から85%にまで上昇し、高齢者1人あたりの年間医療費も抑制された。土佐町で継続されているフィールド医学研究の現状と課題を皆さんと共有したい。 実習では、様々な人生経験を積んだ地域に暮らす高齢者と直に接していただくことになる。未曾有の超高齢社会の真っ只中で、次世代を担う皆さんや我々、高齢者の方々が一緒に学び合い、生活の場に根ざしたあり方を模索することは、極めて重要なのではないだろうか。 |
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(到達目標) | 超高齢社会の現状を体感し、地域に暮らす人々の立場から考える力を養うこと。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 期間: 令和6年8月5日〜9日(変更の可能性あり・詳細は説明会で説明する) 場所: 高知県土佐町(合宿形式) 内容: 医師、保健師、教員らの指導のもとに土佐町在住の75歳以上の高齢者を対象にインタビュー及び医学検診を実習する。宿舎では、東京女子医科大学や高知大学から参加する学生や教員らと共にディスカッションを行う予定である。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習の状況及びレポートを総合的に勘案して評価を行う。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『ブータンの小さな診療所』
(ナカニシヤ出版)
ISBN:9784779508974
『生老病死のエコロジー』
(昭和堂)
ISBN:9784812210673
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 令和6年5月に説明会及び6月に京都の有料老人ホームでの予備実習を予定しています。 説明会については、なるべく履修者の都合に合わせて日程を調整したいと考えております。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | ・医学部である必要はなく、応募資格に学部は問いません。 ・採血など身体的侵襲性の高い医療行為をするわけではありません。 ・学生教育研究災害保険に各自加入しておくこと。 ・レポート提出を8月末とし、成績報告は9月末となる予定である。 |
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ILASセミナー :地域在住高齢者に関するフィールド医学実習
(科目名)
ILAS Seminar : Practical training of Field Medicine on community-dwelling elderly people
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 東南アジア地域研究研究所 東棟202号室 |
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(キーワード) フィールド医学 / 地域研究 / 高齢者医療 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
本授業の目的は、現在我々が直面する超高齢社会の現状を体感し、地域に暮らす人々の立場から考える力を養うことにある。1955年に48歳ほどであった地球上の人間の平均寿命は2015年になり71歳に達した。60歳以上の高齢者人口は1950年に約8%であったものが、このままいけば2050年までに21%に達すると推測されている。高齢化社会の最先端に立つ我々が、いかに自らの課題を直視し、あるべき社会を実現していくかということに、今世界が注目していると言っても過言ではないだろう。
1980年代以前の日本において地域高齢者の介護予防の社会的重要性は十分に認識されていなかったが、1990年松林・奥宮らの手によって高知県香北町在住高齢者を対象に健康長寿計画が推進された。ここで行われたフィールド医学研究は高齢者の健康を精神・身体・社会の関連の中で評価し、毎年追跡介入することにより、加齢に伴う能力の衰退の予防に貢献する国際的にも初めての老年医学的地域悉皆研究であった。この計画により大学、保健所、町行政、住民組織による協働体制が構築され、運動教室、認知機能低下高齢者に対する文化教室、家庭血圧測定、専属看護師による定期的な訪問看護などの取組みが実施された。介護保険導入前の十年間で香北町女性の平均寿命は4.4歳(全国平均: 2.6歳)の伸びを示し、高知県の旧53ヵ町村で首位となり、日常生活動作の自立度は、当初の71%から85%にまで上昇し、高齢者1人あたりの年間医療費も抑制された。土佐町で継続されているフィールド医学研究の現状と課題を皆さんと共有したい。 実習では、様々な人生経験を積んだ地域に暮らす高齢者と直に接していただくことになる。未曾有の超高齢社会の真っ只中で、次世代を担う皆さんや我々、高齢者の方々が一緒に学び合い、生活の場に根ざしたあり方を模索することは、極めて重要なのではないだろうか。 |
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(到達目標)
超高齢社会の現状を体感し、地域に暮らす人々の立場から考える力を養うこと。
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(授業計画と内容)
期間: 令和6年8月5日〜9日(変更の可能性あり・詳細は説明会で説明する) 場所: 高知県土佐町(合宿形式) 内容: 医師、保健師、教員らの指導のもとに土佐町在住の75歳以上の高齢者を対象にインタビュー及び医学検診を実習する。宿舎では、東京女子医科大学や高知大学から参加する学生や教員らと共にディスカッションを行う予定である。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習の状況及びレポートを総合的に勘案して評価を行う。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『ブータンの小さな診療所』
(ナカニシヤ出版)
ISBN:9784779508974
『生老病死のエコロジー』
(昭和堂)
ISBN:9784812210673
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(授業外学習(予習・復習)等)
令和6年5月に説明会及び6月に京都の有料老人ホームでの予備実習を予定しています。
説明会については、なるべく履修者の都合に合わせて日程を調整したいと考えております。 |
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(その他(オフィスアワー等))
・医学部である必要はなく、応募資格に学部は問いません。
・採血など身体的侵襲性の高い医療行為をするわけではありません。 ・学生教育研究災害保険に各自加入しておくこと。 ・レポート提出を8月末とし、成績報告は9月末となる予定である。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :放射線入門
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(英 訳) | ILAS Seminar : Introduction to Radiation | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 9月25日から9月28日(予定) |
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(教室) | 環境安全保健機構放射線管理部門 教育訓練棟 3階講義室 | ||||||
(キーワード) | 放射能 / 放射線 / 放射線影響 / 放射線計測 / リスクコミュニケーション | ||||||
(授業の概要・目的) | 現存する大きな社会的課題の一つに、放射線によるリスクに関する問題がある。 たとえば、かつて福島で起きた原子力発電所事故は、被災地域に取り返しのつかない大きなインパクトを与えた。そして当時周囲に飛散した放射性物質は、今も復興の取り組みの障害となり続けている。 また、放射線がん治療や工場での非破壊検査など、医療や産業の分野では、日常的に放射線の有効利用がなされているが、こういった放射線を利用する現場においては常に利用による恩恵(ベネフィット)と人体への悪影響(リスク)のバランスについての議論が継続されている。 こういった放射線リスクに関する課題について考えるためには、まずは放射線について科学はどこまで明らかにしていて、何が未解明なのか、また我々は何を知るべきなのか、について整理をするべきである。 本講義を通じて学習する内容の骨子は以下の通り。 ① 放射線や放射能の基礎を学ぶ。 ② 放射線に曝露された場合の人体への影響について、基礎的な事項を学ぶ。 ③ 放射線測定器を組み立て、放射線測定の原理を学ぶ。 ④ フィールド等で放射線計測を行い、自らの体験として得た測定値を軸に放射線のリスクについて考察する。 ④ 座学により福島の今を知り、現地が抱えるさまざまな課題についての理解を深める。 本講義では「放射線のリスクについて自ら判断できるようになること」、これを明確な目標のひとつとしている。各自が問題意識を持ちながら実習と講義に臨むことを期待している。 |
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(到達目標) | ・実際に放射線を測定することで、放射能・放射線を理解する(体験からの理解)。 ・福島での放射線に関する災害について、問題を主体的に考え、必要な知識を深める とともに情報の真偽を問いながら問題に向き合うことが出来るようになる(科学と社会の関わり方への意識)。 |
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(授業計画と内容) | 実施期間:9月中の連続する4日間 実施時限:初日〜三日目 第2限〜第5限 四日目(最終日)第2限〜第4限 実施形式:講義(セミナー形式)と実習(放射線測定器の作成、霧箱作成、フィールドでの放射線測定など) 実施内容(4日間で15回(コマ)分の講義または実習を実施予定): 第 1回: オリエンテーション (受講生各自の自己紹介・問題意識の共有) 第2〜4回: 講義 (放射線の基礎、放射線測定の原理の理解) 第5〜8回: 講義 (放射線の生体影響) 第9〜12回:実習 (霧箱や放射線測定器の作成、様々な測定器の使用体験) 第13回: 実習 (フィールド測定) 第14回: 講義 (福島の今、放射線のリスクについての考察) 第15回: まとめ、フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(出席と参加の状況)と、毎日1回講義時間中に実施する小テストにより評価する。 平常点:計60点 小テスト:計40点 ※小テストについて ・講義や実習内容に関する試験を講義時間内に毎日課す。 ・1回(1日)につき10点満点。 ※成績評点の種別:素点(100点満点) 60点未満の者には単位を認めない。 |
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(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 福島県原発事故による放射能汚染に関するマスコミ報道等で、知らない事(専門用語)、理解できない事を明確にしておく。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 学生教育研究災害保険に加入すること。 本講義は採点報告日(8月中旬頃)以降に実施するため、成績報告が遅れます。 |
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ILASセミナー :放射線入門
(科目名)
ILAS Seminar : Introduction to Radiation
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 9月25日から9月28日(予定) (教室) 環境安全保健機構放射線管理部門 教育訓練棟 3階講義室 |
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(キーワード) 放射能 / 放射線 / 放射線影響 / 放射線計測 / リスクコミュニケーション | |||||||
(授業の概要・目的)
現存する大きな社会的課題の一つに、放射線によるリスクに関する問題がある。
たとえば、かつて福島で起きた原子力発電所事故は、被災地域に取り返しのつかない大きなインパクトを与えた。そして当時周囲に飛散した放射性物質は、今も復興の取り組みの障害となり続けている。 また、放射線がん治療や工場での非破壊検査など、医療や産業の分野では、日常的に放射線の有効利用がなされているが、こういった放射線を利用する現場においては常に利用による恩恵(ベネフィット)と人体への悪影響(リスク)のバランスについての議論が継続されている。 こういった放射線リスクに関する課題について考えるためには、まずは放射線について科学はどこまで明らかにしていて、何が未解明なのか、また我々は何を知るべきなのか、について整理をするべきである。 本講義を通じて学習する内容の骨子は以下の通り。 ① 放射線や放射能の基礎を学ぶ。 ② 放射線に曝露された場合の人体への影響について、基礎的な事項を学ぶ。 ③ 放射線測定器を組み立て、放射線測定の原理を学ぶ。 ④ フィールド等で放射線計測を行い、自らの体験として得た測定値を軸に放射線のリスクについて考察する。 ④ 座学により福島の今を知り、現地が抱えるさまざまな課題についての理解を深める。 本講義では「放射線のリスクについて自ら判断できるようになること」、これを明確な目標のひとつとしている。各自が問題意識を持ちながら実習と講義に臨むことを期待している。 |
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(到達目標)
・実際に放射線を測定することで、放射能・放射線を理解する(体験からの理解)。
・福島での放射線に関する災害について、問題を主体的に考え、必要な知識を深める とともに情報の真偽を問いながら問題に向き合うことが出来るようになる(科学と社会の関わり方への意識)。 |
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(授業計画と内容)
実施期間:9月中の連続する4日間 実施時限:初日〜三日目 第2限〜第5限 四日目(最終日)第2限〜第4限 実施形式:講義(セミナー形式)と実習(放射線測定器の作成、霧箱作成、フィールドでの放射線測定など) 実施内容(4日間で15回(コマ)分の講義または実習を実施予定): 第 1回: オリエンテーション (受講生各自の自己紹介・問題意識の共有) 第2〜4回: 講義 (放射線の基礎、放射線測定の原理の理解) 第5〜8回: 講義 (放射線の生体影響) 第9〜12回:実習 (霧箱や放射線測定器の作成、様々な測定器の使用体験) 第13回: 実習 (フィールド測定) 第14回: 講義 (福島の今、放射線のリスクについての考察) 第15回: まとめ、フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(出席と参加の状況)と、毎日1回講義時間中に実施する小テストにより評価する。
平常点:計60点 小テスト:計40点 ※小テストについて ・講義や実習内容に関する試験を講義時間内に毎日課す。 ・1回(1日)につき10点満点。 ※成績評点の種別:素点(100点満点) 60点未満の者には単位を認めない。 |
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
福島県原発事故による放射能汚染に関するマスコミ報道等で、知らない事(専門用語)、理解できない事を明確にしておく。
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(その他(オフィスアワー等))
学生教育研究災害保険に加入すること。
本講義は採点報告日(8月中旬頃)以降に実施するため、成績報告が遅れます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :有人宇宙学実習
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(英 訳) | ILAS Seminar :Exercise on Human Space Activities | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 9(5)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 前期集中 8月18日から24日 |
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(教室) | 北部総合教育研究棟506号室 | ||||||||||||
(キーワード) | 森林実習 / 天体観測実習 / 模擬微小重力実験 / 宇宙無線通信実験 / 閉鎖環境実習 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 有人宇宙活動は高度な工学、理学のみならず、医学、倫理学、法学等、幅広い分野の有機的連携を必要とする総合科学であり、「有人宇宙学」は有人宇宙活動に関わる全ての分野を学問として大系的にまとめていく新しい学問である。実習では、集中講義形式を用いて、森林生態系を学ぶ森林実習、種々の天体を観測する天体観測実習、生命(植物)に対する重力の影響を観察する模擬微小重力実験、人工衛星を使った宇宙無線通信実験、宇宙滞在の特殊な環境について体験を通じて学ぶ閉鎖環境実習を行う。宇宙ミッションを模擬したスケジュールに沿って計7日間体験してもらい、分野横断型学習から有人宇宙活動に関する包括的な視点と基礎知識を身につける。 | ||||||||||||
(到達目標) | 森林実習では京都大学芦生研究林を訪問し森林の生態系を学び、宇宙での樹木・木材の利用を考える。天体観測実習では天体に関する正確な知識を獲得するとともに、自分の力で観測するための基礎的な技術を身につける。模擬微小重力実験では、重力に対する植物の応答を観察することで微小重力状態が生命に与える影響について好奇心と探究心を持てるようにする。宇宙無線通信実験では、無線の原理を理解して人工衛星を使った通信技術を習得する。実験閉鎖環境実習では宇宙での生活環境について体験を通して理解し、人間が宇宙に展開する意義・問題点を考える。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | オリエンテーション#1:2024年5月11日 合宿概要講義 オリエンテーション#2:2024年6月8日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション#3:2024年7月6日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション#4:2024年8月17日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション実施場所:北部総合教育研究棟506号室 有人宇宙学実習:2024年8月18日-24日 実施場所:京都大学吉田キャンパス 8月18日・20日−24日 京都大学芦生研究林 8月19日−20日 実施内容:8月18日:実習開始、各種講義 8月19日−20日:森林実習/閉鎖環境実習 8月20日−24日:天体観測実習/模擬微小重力実験/宇宙無線通信実験/ 閉鎖環境実習) 8月24日:成果発表、実習終了 1.森林実習 森林生態系の講義を受けた後、芦生研究林を歩き実際の森林について学ぶ。芦生研究林で測定された樹木のデータを使い、森林の炭素貯蓄の能力を解析する。宇宙における樹木・木材の利用を考える。 2.天体観測実習 天体の講義の後、星雲・星団・惑星の夜間観測を行う。夜間観測では、3人ずつのチームを作り、1チーム2-3時間の観測をする。全観測終了後、チームごとに観測結果を解析する。 3.模擬微小重力実験 重力の生物に与える影響の講義の後、クリノスタット(模擬微小重力発生装置)を使い、植物の初期成長実験を行う。初期成長実験では、3人ずつのチームを作り、1チーム毎に1台のクリノスタットを使用する。初期成長実験終了後、チームごとに実験結果を解析する。 4.宇宙無線通信実験 無線の原理及び人工衛星の軌道についての講義の後、実際に小型アンテナとトランシーバーを使って衛星からの電波を受信することを試みる。小型アンテナの向きや無線周波数を変化させることによって、電波強度がどのように変化するかを調べる。 5.閉鎖環境実習 宇宙環境が人間に与える影響の講義の後、与えられたスケジュールに沿って各実習・実験を行う。時間経過に従って増大するストレスによって、仕事能率がどのように変化するかを体験する。また、チームワークを作る努力をするのと同時に、自分及びチームの行動を解析する。 |
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(履修要件) |
宇宙総合学の履修を推奨する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | オリエンテーション#1・2・3・4及び森林実習、天体観測実習、模擬微小重力実験、宇宙無線通信実験、閉鎖環境実習に積極的に参加したかで各10点(計60点)、各実習をまとめたレポートで40点を与える。独自の知見・工夫が見られるものについては、高い点を与える。オリエンテーション#1・2・3・4及び全実習期間に参加できることが単位取得の条件となる。 | ||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『人類が生きる場所としての宇宙』
(朝倉書店,2019)
ISBN:978-4-254-15521-1
『有人宇宙学』
(京都大学学術出版会)
ISBN:978-4-8140-0494-2
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(授業外学習(予習・復習)等) | 実習前に参考資料を配布する。実習までに読んでおくこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 京都キャンパス及び芦生研究林で行われる7日間の実習である。 森林実習は芦生研究林で1泊2日で行う。 交通費・ 合宿費は自費である。 合宿中は、携帯電話の使用不可(緊急時を除く)。 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。 採点報告日(8月中旬)以降に実施するため、成績報告が遅れる場合がある。 |
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ILASセミナー :有人宇宙学実習
(科目名)
ILAS Seminar :Exercise on Human Space Activities
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 9(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 前期集中 8月18日から24日 (教室) 北部総合教育研究棟506号室 |
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(キーワード) 森林実習 / 天体観測実習 / 模擬微小重力実験 / 宇宙無線通信実験 / 閉鎖環境実習 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
有人宇宙活動は高度な工学、理学のみならず、医学、倫理学、法学等、幅広い分野の有機的連携を必要とする総合科学であり、「有人宇宙学」は有人宇宙活動に関わる全ての分野を学問として大系的にまとめていく新しい学問である。実習では、集中講義形式を用いて、森林生態系を学ぶ森林実習、種々の天体を観測する天体観測実習、生命(植物)に対する重力の影響を観察する模擬微小重力実験、人工衛星を使った宇宙無線通信実験、宇宙滞在の特殊な環境について体験を通じて学ぶ閉鎖環境実習を行う。宇宙ミッションを模擬したスケジュールに沿って計7日間体験してもらい、分野横断型学習から有人宇宙活動に関する包括的な視点と基礎知識を身につける。
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(到達目標)
森林実習では京都大学芦生研究林を訪問し森林の生態系を学び、宇宙での樹木・木材の利用を考える。天体観測実習では天体に関する正確な知識を獲得するとともに、自分の力で観測するための基礎的な技術を身につける。模擬微小重力実験では、重力に対する植物の応答を観察することで微小重力状態が生命に与える影響について好奇心と探究心を持てるようにする。宇宙無線通信実験では、無線の原理を理解して人工衛星を使った通信技術を習得する。実験閉鎖環境実習では宇宙での生活環境について体験を通して理解し、人間が宇宙に展開する意義・問題点を考える。
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(授業計画と内容)
オリエンテーション#1:2024年5月11日 合宿概要講義 オリエンテーション#2:2024年6月8日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション#3:2024年7月6日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション#4:2024年8月17日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション実施場所:北部総合教育研究棟506号室 有人宇宙学実習:2024年8月18日-24日 実施場所:京都大学吉田キャンパス 8月18日・20日−24日 京都大学芦生研究林 8月19日−20日 実施内容:8月18日:実習開始、各種講義 8月19日−20日:森林実習/閉鎖環境実習 8月20日−24日:天体観測実習/模擬微小重力実験/宇宙無線通信実験/ 閉鎖環境実習) 8月24日:成果発表、実習終了 1.森林実習 森林生態系の講義を受けた後、芦生研究林を歩き実際の森林について学ぶ。芦生研究林で測定された樹木のデータを使い、森林の炭素貯蓄の能力を解析する。宇宙における樹木・木材の利用を考える。 2.天体観測実習 天体の講義の後、星雲・星団・惑星の夜間観測を行う。夜間観測では、3人ずつのチームを作り、1チーム2-3時間の観測をする。全観測終了後、チームごとに観測結果を解析する。 3.模擬微小重力実験 重力の生物に与える影響の講義の後、クリノスタット(模擬微小重力発生装置)を使い、植物の初期成長実験を行う。初期成長実験では、3人ずつのチームを作り、1チーム毎に1台のクリノスタットを使用する。初期成長実験終了後、チームごとに実験結果を解析する。 4.宇宙無線通信実験 無線の原理及び人工衛星の軌道についての講義の後、実際に小型アンテナとトランシーバーを使って衛星からの電波を受信することを試みる。小型アンテナの向きや無線周波数を変化させることによって、電波強度がどのように変化するかを調べる。 5.閉鎖環境実習 宇宙環境が人間に与える影響の講義の後、与えられたスケジュールに沿って各実習・実験を行う。時間経過に従って増大するストレスによって、仕事能率がどのように変化するかを体験する。また、チームワークを作る努力をするのと同時に、自分及びチームの行動を解析する。 |
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(履修要件)
宇宙総合学の履修を推奨する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
オリエンテーション#1・2・3・4及び森林実習、天体観測実習、模擬微小重力実験、宇宙無線通信実験、閉鎖環境実習に積極的に参加したかで各10点(計60点)、各実習をまとめたレポートで40点を与える。独自の知見・工夫が見られるものについては、高い点を与える。オリエンテーション#1・2・3・4及び全実習期間に参加できることが単位取得の条件となる。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『人類が生きる場所としての宇宙』
(朝倉書店,2019)
ISBN:978-4-254-15521-1
『有人宇宙学』
(京都大学学術出版会)
ISBN:978-4-8140-0494-2
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(授業外学習(予習・復習)等)
実習前に参考資料を配布する。実習までに読んでおくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
京都キャンパス及び芦生研究林で行われる7日間の実習である。
森林実習は芦生研究林で1泊2日で行う。 交通費・ 合宿費は自費である。 合宿中は、携帯電話の使用不可(緊急時を除く)。 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。 採点報告日(8月中旬)以降に実施するため、成績報告が遅れる場合がある。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :森での感動を科学する
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(英 訳) | ILAS Seminar :A quantitative study concerning emotions in forests | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 環境 / 生態学 / 心理学 / エコツーリズム | ||||||
(授業の概要・目的) | 人はなぜ、自然を愛し、自然にいやされるのだろう。便利な都会で暮らしていても、なぜときとして森に行きたくなるのだろう。こんな疑問について、科学的な切り口でいどむのがこのILASセミナーの特徴だ。この授業では、森林が現代人の精神的幸福に貢献するメカニズムを探る。従来の「自然保護ありき」で語られる環境保全ではなく、進化生物学や心理学などの客観的な視点から、人々が森を心地よく思い、愛し、敬う感情とは何か・その感情はいつどこで生じるかを考える。近年開発されたポータブル脳波計などの機材を用いることで、従来は研究がむずかしかったフィールドでの人間行動と感情についての実験と研究を進める。これまでは文系の学問で漠然と語られるだけだった「自然のなかでの感動」を、科学で解明してみよう。 | ||||||
(到達目標) | 京都を取り巻く自然の価値について、特に文化的生態系サービスについての知識を得、また実際に観光客に人気の森林環境を体験することで、エコツーリズムが果たす役割とは何か、今後の社会にどのような貢献を果たすかを考えることができる。フィールド調査学習では、仮説を立て、調査によって検証し、考察するというプロセスを体得する。その結果として、森で生じる感動とは何かを考え、人にとってそれがどのような意味を持つかを分析する経験を積む。 | ||||||
(授業計画と内容) | (第1回分)吉田キャンパスでの講義および実習の説明会を7月中に行う。その後、9月2-4日に集中講義を実施する。その際、フィールド体験を京都市北部に位置する京都大学芦生研究林で実施する予定である(社会情勢などによる変更の可能性あり)。 フィールド体験は、講義および予備調査実験(第2-5回分)、フィールド調査学習(第6-11回分)、成果取りまとめと発表(第12-15回分)で構成される。講義では、まず京都の人々と自然のかかわりを歴史的コンテクストと現代の環境問題を通して学ぶ。次に、来訪者が森に抱く感覚を知るため、森林環境への来訪者の調査結果について、また森林の美的価値について芸術家による芦生研究林の体験談と制作物から学ぶ。人間の心理を形づくる要因を知るために進化生物学・進化心理学の基礎も学ぶ。芦生研究林認定ガイドによる講義も行う。 フィールド調査学習では、人間の心理にとって自然の持つ役割は何かを、仮説を立て、調査によって検証し、考察するというプロセスを踏む。近年開発されたポータブル脳波計やウェアラブルカメラなどのデバイスを用いることで、人間の行動や感情を詳細に記録するビッグデータ科学の初歩を学ぶ。学生はグループごとに、来訪者にとって自然のもたらす精神的・文化的効果を明示的・定量的に調べ、森に対する気持ちについての普遍性や法則性を探る。指導教員はそれぞれの仮説の設定や研究手法、結果の解析を密接に指導する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポートと授業内での発表で評価する。評価の割合については初回授業にて説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『生物進化とはなにか?: 進化が生んだイビツな僕ら』
(ベレ出版)
ISBN:978-4860644932
(生物進化は誤解の多い学問分野です。本書では、よくある誤解をとりあげて、生物進化とはどのようなものなのか、丁寧に解説します。人間も生物進化の産物です。生物である私たち人間も、生物進化と深く関わっているのです。本書の後半では、人間の「こころ」について、生物進化の視点で考えていきます。生物進化を考えることで、もしかしたら、日常の悩みを解決する糸口が見えてくるかもしれません。生物進化の基礎から、進化心理学といった「こころ」に関することまで、現代人におくる生物進化の入門書です!)
『学んでみると生態学はおもしろい』
(ベレ出版)
ISBN:978-4860643430
(本書は、サイエンスとしての生態学の基本的な理論を丁寧に解説し、環境を科学的・客観的にとらえる考え方を身につけられます。これからの時代を生きる人の必修科目である生態学をイチから学びましょう。)
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(授業外学習(予習・復習)等) | 高校の生物で履修する程度の生態学の知識があることがのぞましいので、必要に応じて「学んでみると生態学はおもしろい(伊勢武史著・ベレ出版)」などの入門書を読んでおくことを勧めます。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 旅費(JR園部駅までの交通費・2泊3日の自炊を中心とした食費(5千円未満を予定)を含む)などの受講にかかる費用は学生負担になります。なお、京都大学芦生研究林の宿泊施設はシーツクリーニング代(500円)で利用することができます。また、学生教育研究災害傷害保険への加入が必要です。実習は9月初旬に予定していますので、成績の報告はそれ以降になります。 | ||||||
ILASセミナー :森での感動を科学する
(科目名)
ILAS Seminar :A quantitative study concerning emotions in forests
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 未定 |
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(キーワード) 環境 / 生態学 / 心理学 / エコツーリズム | |||||||
(授業の概要・目的)
人はなぜ、自然を愛し、自然にいやされるのだろう。便利な都会で暮らしていても、なぜときとして森に行きたくなるのだろう。こんな疑問について、科学的な切り口でいどむのがこのILASセミナーの特徴だ。この授業では、森林が現代人の精神的幸福に貢献するメカニズムを探る。従来の「自然保護ありき」で語られる環境保全ではなく、進化生物学や心理学などの客観的な視点から、人々が森を心地よく思い、愛し、敬う感情とは何か・その感情はいつどこで生じるかを考える。近年開発されたポータブル脳波計などの機材を用いることで、従来は研究がむずかしかったフィールドでの人間行動と感情についての実験と研究を進める。これまでは文系の学問で漠然と語られるだけだった「自然のなかでの感動」を、科学で解明してみよう。
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(到達目標)
京都を取り巻く自然の価値について、特に文化的生態系サービスについての知識を得、また実際に観光客に人気の森林環境を体験することで、エコツーリズムが果たす役割とは何か、今後の社会にどのような貢献を果たすかを考えることができる。フィールド調査学習では、仮説を立て、調査によって検証し、考察するというプロセスを体得する。その結果として、森で生じる感動とは何かを考え、人にとってそれがどのような意味を持つかを分析する経験を積む。
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(授業計画と内容)
(第1回分)吉田キャンパスでの講義および実習の説明会を7月中に行う。その後、9月2-4日に集中講義を実施する。その際、フィールド体験を京都市北部に位置する京都大学芦生研究林で実施する予定である(社会情勢などによる変更の可能性あり)。 フィールド体験は、講義および予備調査実験(第2-5回分)、フィールド調査学習(第6-11回分)、成果取りまとめと発表(第12-15回分)で構成される。講義では、まず京都の人々と自然のかかわりを歴史的コンテクストと現代の環境問題を通して学ぶ。次に、来訪者が森に抱く感覚を知るため、森林環境への来訪者の調査結果について、また森林の美的価値について芸術家による芦生研究林の体験談と制作物から学ぶ。人間の心理を形づくる要因を知るために進化生物学・進化心理学の基礎も学ぶ。芦生研究林認定ガイドによる講義も行う。 フィールド調査学習では、人間の心理にとって自然の持つ役割は何かを、仮説を立て、調査によって検証し、考察するというプロセスを踏む。近年開発されたポータブル脳波計やウェアラブルカメラなどのデバイスを用いることで、人間の行動や感情を詳細に記録するビッグデータ科学の初歩を学ぶ。学生はグループごとに、来訪者にとって自然のもたらす精神的・文化的効果を明示的・定量的に調べ、森に対する気持ちについての普遍性や法則性を探る。指導教員はそれぞれの仮説の設定や研究手法、結果の解析を密接に指導する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポートと授業内での発表で評価する。評価の割合については初回授業にて説明する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『生物進化とはなにか?: 進化が生んだイビツな僕ら』
(ベレ出版)
ISBN:978-4860644932
(生物進化は誤解の多い学問分野です。本書では、よくある誤解をとりあげて、生物進化とはどのようなものなのか、丁寧に解説します。人間も生物進化の産物です。生物である私たち人間も、生物進化と深く関わっているのです。本書の後半では、人間の「こころ」について、生物進化の視点で考えていきます。生物進化を考えることで、もしかしたら、日常の悩みを解決する糸口が見えてくるかもしれません。生物進化の基礎から、進化心理学といった「こころ」に関することまで、現代人におくる生物進化の入門書です!)
『学んでみると生態学はおもしろい』
(ベレ出版)
ISBN:978-4860643430
(本書は、サイエンスとしての生態学の基本的な理論を丁寧に解説し、環境を科学的・客観的にとらえる考え方を身につけられます。これからの時代を生きる人の必修科目である生態学をイチから学びましょう。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
高校の生物で履修する程度の生態学の知識があることがのぞましいので、必要に応じて「学んでみると生態学はおもしろい(伊勢武史著・ベレ出版)」などの入門書を読んでおくことを勧めます。
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(その他(オフィスアワー等))
旅費(JR園部駅までの交通費・2泊3日の自炊を中心とした食費(5千円未満を予定)を含む)などの受講にかかる費用は学生負担になります。なお、京都大学芦生研究林の宿泊施設はシーツクリーニング代(500円)で利用することができます。また、学生教育研究災害傷害保険への加入が必要です。実習は9月初旬に予定していますので、成績の報告はそれ以降になります。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :京都の文化を支える森林−地域の智恵と生態学的知見
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(英 訳) | ILAS Seminar :Forests Supporting Kyoto | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 13(13)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 森林 / 生態系サービス / 林業 / 野生動物 / 里山 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 京都は豊かな森林・水などの自然に支えられ、その資源を利用することによって古より発展を遂げきた。多くの文明が環境破壊と生態系サービスの劣化によって失われた事実とは対照的に、京都周辺には現在でも多くの森林や渓流が残り、京都の文化を支えている。 本科目では、京都市の里山や芦生の原生的な森林などで、森林と人間の関係を科学的に捉える研究手法を実習を通して学び、森林の利用に関する地域の歴史や人々の智恵を、猟師などの地域の多様な人と接するなかから学ぶ。そして、森林と人間社会との新しい関係を考える。 |
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(到達目標) | 京都における森林の歴史や現在の状況を学習し、森林をめぐる環境問題に対し、実習を通じて科学的な知識や研究手法を習得する。加えて、地域の人々や活動を体験し、人間社会と森林の関係について考察し、多面的な視野から対応策を考えられるようになる。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 前期集中 実習期間は9月11-13日の2泊3日の予定です。この日程で参加できる場合だけ申し込みください。 事前授業を8月に行います。日時は学生と相談して決定します。 連絡はメールを用いて行うので、必ずKULASISに登録しているメールを確認すること。 森林と人間の関わりに関する歴史的知見ならびに森林生態系に関する生態学的知識について学習する。 その後、京都大学が有する、里山として利用されてきた上賀茂試験地、原生的な森林である芦生研究林にて実習を行う。 森林と人間社会の関係について、植生(石原)や歴史・生活(坂野上)といった異なる側面から、調査、データ解析、発表を行い、科学的な研究の流れを理解する。 さらに猟師や林業家など森林と関わる仕事をしている学外の講師の話を聞き、人工林やかやぶきの里を見学し、森林がどのように管理され、人々がどのように森林とともに生きてきたかを学ぶ。 1日目 上賀茂試験地:京都市の里山 ガイダンス 森林と人間の関係について講義 上賀茂試験地の見学 芦生研究林へ移動・夕食 森と人との関わりについて猟師などの外部講師 2日目 芦生研究林の自然と調査 午前 樹木種の識別実習、原生的森林の観察 午後 調査体験 班ごとのデータ解析、まとめ、ディスカッション 各班の発表、ディスカッション 夕食 3日目 かやぶきの里、木材市場などの見学 北白川試験地の見学 解散 |
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(履修要件) |
前期開講の、森里海連環学系科目 森里海連環学IおよびII を受講しておくことが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習中の発言、調査結果の発表とレポート作成。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『森のバランス』
(東海大学出版会)
『「大学の森」が見た森と里の再生学 京都芦生・美山での挑戦』
(京都大学学術出版会)
『森林の変化と人類』
(共立出版)
『シカ問題を考える』
(山と渓谷社)
『京都の森と文化』
(ナカニシヤ出版)
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(関連URL) | https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/ashiu/ 芦生研究林 | ||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 事前に芦生研究林・上賀茂試験地・北白川試験地についてフィールドセンターのHPを確認すること。 実習前に課題を出し、実習時に提出してもらう。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 学生教育研究災害傷害保険および学研災付帯賠償責任保険(付帯賠責)に必ず加入しておくこと。 実習は芦生研究林および上賀茂試験地・北白川試験地で行います。 実習中の宿泊費・食費については実費(合計5000円程度)を徴収します。 初日の上賀茂試験地までの旅費は自己負担。 開催時期により、前期の成績発表の時期に間に合わない可能性があります。 |
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ILASセミナー :京都の文化を支える森林−地域の智恵と生態学的知見
(科目名)
ILAS Seminar :Forests Supporting Kyoto
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 13(13)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 未定 |
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(キーワード) 森林 / 生態系サービス / 林業 / 野生動物 / 里山 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
京都は豊かな森林・水などの自然に支えられ、その資源を利用することによって古より発展を遂げきた。多くの文明が環境破壊と生態系サービスの劣化によって失われた事実とは対照的に、京都周辺には現在でも多くの森林や渓流が残り、京都の文化を支えている。
本科目では、京都市の里山や芦生の原生的な森林などで、森林と人間の関係を科学的に捉える研究手法を実習を通して学び、森林の利用に関する地域の歴史や人々の智恵を、猟師などの地域の多様な人と接するなかから学ぶ。そして、森林と人間社会との新しい関係を考える。 |
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(到達目標)
京都における森林の歴史や現在の状況を学習し、森林をめぐる環境問題に対し、実習を通じて科学的な知識や研究手法を習得する。加えて、地域の人々や活動を体験し、人間社会と森林の関係について考察し、多面的な視野から対応策を考えられるようになる。
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(授業計画と内容)
前期集中 実習期間は9月11-13日の2泊3日の予定です。この日程で参加できる場合だけ申し込みください。 事前授業を8月に行います。日時は学生と相談して決定します。 連絡はメールを用いて行うので、必ずKULASISに登録しているメールを確認すること。 森林と人間の関わりに関する歴史的知見ならびに森林生態系に関する生態学的知識について学習する。 その後、京都大学が有する、里山として利用されてきた上賀茂試験地、原生的な森林である芦生研究林にて実習を行う。 森林と人間社会の関係について、植生(石原)や歴史・生活(坂野上)といった異なる側面から、調査、データ解析、発表を行い、科学的な研究の流れを理解する。 さらに猟師や林業家など森林と関わる仕事をしている学外の講師の話を聞き、人工林やかやぶきの里を見学し、森林がどのように管理され、人々がどのように森林とともに生きてきたかを学ぶ。 1日目 上賀茂試験地:京都市の里山 ガイダンス 森林と人間の関係について講義 上賀茂試験地の見学 芦生研究林へ移動・夕食 森と人との関わりについて猟師などの外部講師 2日目 芦生研究林の自然と調査 午前 樹木種の識別実習、原生的森林の観察 午後 調査体験 班ごとのデータ解析、まとめ、ディスカッション 各班の発表、ディスカッション 夕食 3日目 かやぶきの里、木材市場などの見学 北白川試験地の見学 解散 |
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(履修要件)
前期開講の、森里海連環学系科目 森里海連環学IおよびII を受講しておくことが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習中の発言、調査結果の発表とレポート作成。詳細は授業中に説明する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『森のバランス』
(東海大学出版会)
『「大学の森」が見た森と里の再生学 京都芦生・美山での挑戦』
(京都大学学術出版会)
『森林の変化と人類』
(共立出版)
『シカ問題を考える』
(山と渓谷社)
『京都の森と文化』
(ナカニシヤ出版)
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(授業外学習(予習・復習)等)
事前に芦生研究林・上賀茂試験地・北白川試験地についてフィールドセンターのHPを確認すること。
実習前に課題を出し、実習時に提出してもらう。 |
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(その他(オフィスアワー等))
学生教育研究災害傷害保険および学研災付帯賠償責任保険(付帯賠責)に必ず加入しておくこと。
実習は芦生研究林および上賀茂試験地・北白川試験地で行います。 実習中の宿泊費・食費については実費(合計5000円程度)を徴収します。 初日の上賀茂試験地までの旅費は自己負担。 開催時期により、前期の成績発表の時期に間に合わない可能性があります。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :甲殻類学入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to carcinology | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 甲殻類 / 形態学 / 分類学 / 生態学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 甲殻類は世界から67,000種が知られている節足動物門で2番目に大きなグループである。1番大きなグループである昆虫は主に陸上で栄えているが、甲殻類は主に川や海などの水圏で繁栄している。甲殻類には大型のエビ・カニ・ヤドカリ類以外にも多くの小型の種を含んでおり、それらの形態や生活様式は様々である。 本ILASセミナーでは主にフィールド調査と形態観察を行い、甲殻類の多様性を学ぶことを目的とする。 |
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(到達目標) | ・甲殻類の機能的な形態と適応的進化について理解する。 ・フィールド調査の基本を学ぶ。 ・課題に対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容) | 4月中旬に農学部総合館でオリエンテーションを行う。 実習は4月27日(土)〜4月29日(月・祝)(予定)の日程で、和歌山県西牟婁郡白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所にて行う。 実験所周辺の干潟、砂浜、岩礁海岸で甲殻類の採集調査とフィールド観察を行い、形態と生活様式の多様性について学ぶ。また、プランクトン採集によって小型甲殻類を採集し、カイアシ類や十脚類の幼生の形態や生活史について理解する。 実習期間中にレポート課題を提示し、実習終了時にレポートを提出する。 実習の詳細については初回オリエンテーション時に受講者と調整を行う。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な参加(50点)、レポート(50点)により評価する。 レポートは調べた情報の羅列ではなく、自分で考えた内容を高く評価する。 |
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(教科書) |
甲殻類の同定に必要な図鑑等はこちらで準備します。甲殻類の体制(ボディプラン)を理解するためのプリントを配布します。
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(参考書等) |
『節足動物の多様性と系統』
(裳華房)
ISBN:978-4785358297
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(授業外学習(予習・復習)等) | オリエンテーション時に、実習までに予習すべきことを指示します。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ必ず加入してください。 ・交通費・食費は受講生負担となります。 ・宿泊は瀬戸臨海実験所の宿泊棟を利用します。シーツのクリーニング代として900円を徴収します。 ・実習中、わからないことについては積極的な質問を期待します。 |
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ILASセミナー :甲殻類学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to carcinology
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 未定 |
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(キーワード) 甲殻類 / 形態学 / 分類学 / 生態学 | |||||||
(授業の概要・目的)
甲殻類は世界から67,000種が知られている節足動物門で2番目に大きなグループである。1番大きなグループである昆虫は主に陸上で栄えているが、甲殻類は主に川や海などの水圏で繁栄している。甲殻類には大型のエビ・カニ・ヤドカリ類以外にも多くの小型の種を含んでおり、それらの形態や生活様式は様々である。
本ILASセミナーでは主にフィールド調査と形態観察を行い、甲殻類の多様性を学ぶことを目的とする。 |
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(到達目標)
・甲殻類の機能的な形態と適応的進化について理解する。
・フィールド調査の基本を学ぶ。 ・課題に対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
4月中旬に農学部総合館でオリエンテーションを行う。 実習は4月27日(土)〜4月29日(月・祝)(予定)の日程で、和歌山県西牟婁郡白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所にて行う。 実験所周辺の干潟、砂浜、岩礁海岸で甲殻類の採集調査とフィールド観察を行い、形態と生活様式の多様性について学ぶ。また、プランクトン採集によって小型甲殻類を採集し、カイアシ類や十脚類の幼生の形態や生活史について理解する。 実習期間中にレポート課題を提示し、実習終了時にレポートを提出する。 実習の詳細については初回オリエンテーション時に受講者と調整を行う。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な参加(50点)、レポート(50点)により評価する。
レポートは調べた情報の羅列ではなく、自分で考えた内容を高く評価する。 |
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(教科書)
甲殻類の同定に必要な図鑑等はこちらで準備します。甲殻類の体制(ボディプラン)を理解するためのプリントを配布します。
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(参考書等)
『節足動物の多様性と系統』
(裳華房)
ISBN:978-4785358297
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(授業外学習(予習・復習)等)
オリエンテーション時に、実習までに予習すべきことを指示します。
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(その他(オフィスアワー等))
・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ必ず加入してください。
・交通費・食費は受講生負担となります。 ・宿泊は瀬戸臨海実験所の宿泊棟を利用します。シーツのクリーニング代として900円を徴収します。 ・実習中、わからないことについては積極的な質問を期待します。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :北海道の昆虫相
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(英 訳) | ILAS Seminar :Insect fauna in Hokkaido | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||
(キーワード) | 生態学 / 昆虫 / 森林施業 / フィールド調査 / データ解析 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | フィールド科学教育研究センターの北海道研究林標茶区(川上郡標茶町)を中心に、北海道の森林生態系における昆虫相とその成立要因について調査・研究手法を学ぶ。 | ||||||||||||
(到達目標) | 北海道の森林生態系についての基礎知識を理解する。 昆虫や植物の同定・調査手法を修得する。 北海道における森林施業について知る。 データ解析の基礎を習得する。 |
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(授業計画と内容) | 1.授業ガイダンス(京都) 説明会実施日時・場所:4月〜5月の金曜5時限目に農学部総合館にあるフィールド研会議室(N283)で行う予定である(状況に応じて遠隔講義となる可能性がある)。日程が確定次第、KULASISに登録されたメールアドレス宛に連絡する。 2.北海道の森林について学ぶ 3.動植物の名前を覚える 4.昆虫調査法を学ぶ 5.得られたデータを解析する 2〜5は、夏休み期間中に京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林(標茶区)において行う。各テーマについて、講義と野外実習を行う。また実習期間中に野外実習の成果をとりまとめ、レポートの作成を行う。 解散・集合場所はJR釧網線の標茶駅を予定している。 8/6夕方集合、8/10朝解散の予定。実習前後の宿泊も可能(事前に要相談)。詳細は京都で開催する授業ガイダンス時に連絡する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義と野外実習、レポート作成への積極性や知識の習得状況(レポート)により総合的に判断する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
授業資料(プリント)を配布する。
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(参考書等) |
『札幌の昆虫』
(北海道大学図書刊行会)
ISBN:978-4832913912
(実習中は貸し出し可能)
『昆虫生態学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4254420395
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(授業外学習(予習・復習)等) | 現地での実習前に北海道の自然に関して予習しておくこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・集合場所までの旅費は受講生負担になります ・現地でかかる費用はおよそ1万円(宿泊費食費等実費)です ・参加希望者は学生教育研究災害保険(学研賠つき)に必ず加入してください ・気温が京都より10℃くらい低いことを考慮して防寒対策をしてきてください ・集中講義で採点報告日頃に実施するため、成績報告が遅れる可能性があります |
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ILASセミナー :北海道の昆虫相
(科目名)
ILAS Seminar :Insect fauna in Hokkaido
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 未定 |
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(キーワード) 生態学 / 昆虫 / 森林施業 / フィールド調査 / データ解析 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
フィールド科学教育研究センターの北海道研究林標茶区(川上郡標茶町)を中心に、北海道の森林生態系における昆虫相とその成立要因について調査・研究手法を学ぶ。
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(到達目標)
北海道の森林生態系についての基礎知識を理解する。
昆虫や植物の同定・調査手法を修得する。 北海道における森林施業について知る。 データ解析の基礎を習得する。 |
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(授業計画と内容)
1.授業ガイダンス(京都) 説明会実施日時・場所:4月〜5月の金曜5時限目に農学部総合館にあるフィールド研会議室(N283)で行う予定である(状況に応じて遠隔講義となる可能性がある)。日程が確定次第、KULASISに登録されたメールアドレス宛に連絡する。 2.北海道の森林について学ぶ 3.動植物の名前を覚える 4.昆虫調査法を学ぶ 5.得られたデータを解析する 2〜5は、夏休み期間中に京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林(標茶区)において行う。各テーマについて、講義と野外実習を行う。また実習期間中に野外実習の成果をとりまとめ、レポートの作成を行う。 解散・集合場所はJR釧網線の標茶駅を予定している。 8/6夕方集合、8/10朝解散の予定。実習前後の宿泊も可能(事前に要相談)。詳細は京都で開催する授業ガイダンス時に連絡する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義と野外実習、レポート作成への積極性や知識の習得状況(レポート)により総合的に判断する。詳細は授業中に説明する。
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(教科書)
授業資料(プリント)を配布する。
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(参考書等)
『札幌の昆虫』
(北海道大学図書刊行会)
ISBN:978-4832913912
(実習中は貸し出し可能)
『昆虫生態学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4254420395
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(授業外学習(予習・復習)等)
現地での実習前に北海道の自然に関して予習しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
・集合場所までの旅費は受講生負担になります
・現地でかかる費用はおよそ1万円(宿泊費食費等実費)です ・参加希望者は学生教育研究災害保険(学研賠つき)に必ず加入してください ・気温が京都より10℃くらい低いことを考慮して防寒対策をしてきてください ・集中講義で採点報告日頃に実施するため、成績報告が遅れる可能性があります |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :豪雨と気候変動
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(英 訳) | ILAS Seminar :Heavy rainfall and climate change | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 集中・ |
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(教室) | 防災研究所本館E-528、他(宇治キャンパス) | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 防災 / 気象レーダー / 豪雨観測 / 地球温暖化 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 毎年のように日本各地で豪雨災害が発生しています。豪雨は現在どのように監視されているのか、また、気候変動によって雨の降り方がどのように変化していくのか、そして豪雨の将来変化に我々がどのように対処(=適応)していくべきか、について最新の研究成果を学習してもらうと共に、今後何が課題となるのかについて議論してもらいます。 講義の1/3程度は知識の学習とそれを踏まえた議論をしてもらい、残りの2/3程度は最新の気象観測機器の見学や実習を行います。豪雨研究の最前線に触れることで、自然に対する想像力を養い、創造力を磨いてもらうことを目標とします。なお、理系・文系は問いません。 |
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(到達目標) | ・豪雨のメカニズムについて何がわかっていて、何がわかっていないかを理解する。 ・気候変動によって今後の雨の降り方がどうなると予測されているのかを理解する。 ・最先端の気象レーダーを用いて豪雨の分布を3次元的に理解するとともに、次世代の気象観測を体験する。 ・豪雨防災の観点から、今後社会として何が必要なのかを考える力を養う。 |
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(授業計画と内容) | 夏休みの期間中に計3日間の集中講義を実施します(およそ8月を予定していますが、詳細については受講者と調整します。)。また、事前にオリエンテーションを兼ねた事前説明会を設けます。 [集中講義1日目:講義と実習 @宇治キャンパス] ・豪雨の特徴とメカニズム、リアルタイム予測の現状(中北) 台風・集中豪雨・ゲリラ豪雨など豪雨の特徴とその災害の様相について過去事例を踏まえながら解説する。豪雨のメカニズムについても熱力学の観点から概要を講述する。また、豪雨のリアルタイム予測の精度や手法について解説し、今後の予測技術の向上のために必要となる観測や数値モデルについて紹介する。 ・気候変動による豪雨の将来変化(中北) 世紀末における豪雨の頻度や強度がどのように将来変化するのかについて、スーパーコンピューターを用いたシミュレーション解析について解説する。温暖化影響を評価するための手法である擬似温暖化やイベントアトリビューションについて解説する。また、豪雨による被害やリスクに関して、豪雨による被害がどのような地域でどのように発生しているか、またその影響がどのように残っているかについて、地域や流域などの特性との関連を踏まえて解説する。 ・XRAINを用いた過去事例解析(山口、仲) 国交省のレーダーであるXRAINを用いて、過去の豪雨事例について雨の空間分布の絵を3次元的に描いてみて、雨の空間スケールを調べる。 [集中講義2日目:実習 @神戸市] ・次世代気象観測施設の現地訪問(山口、仲) 豪雨の生成・発達を捉える先端フィールド観測を実施している神戸市を訪問し、次世代の気象観測機器である境界層レーダー、ドップラーライダー、雲レーダー等を見学する。 ・ゾンデ観測の模擬体験(山口、仲) 現業の気象観測であるゾンデ観測(気温計・湿度計などを取り付けた気球を空に打ち上げる観測)について模擬体験をしてもらいます。 [集中講義3日目:実習 @国土交通省淀川ダム統合管理事務所] 洪水のリアルタイム管理の司令室の現地訪問(中北、山口、仲) 洪水のリアルタイム管理の司令室を見学し、河川やダムの管理者との意見交換を通して豪雨防災を考えます。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績評価は平常点(出席と参加姿勢)50点とレポート評価50点による。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業資料に予め目を通しておくこと。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・観測施設の訪問時には、動きやすい靴と服装で参加すること(サンダルは不可)。 ・観測施設の訪問に係る旅費については、オリエンテーションで説明します。 ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること。 ・質問等は、山口へEメールで連絡すること。yamaguchi.kosei.5r@kyoto-u.ac.jp |
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ILASセミナー :豪雨と気候変動
(科目名)
ILAS Seminar :Heavy rainfall and climate change
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 集中・ (教室) 防災研究所本館E-528、他(宇治キャンパス) |
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(キーワード) 防災 / 気象レーダー / 豪雨観測 / 地球温暖化 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
毎年のように日本各地で豪雨災害が発生しています。豪雨は現在どのように監視されているのか、また、気候変動によって雨の降り方がどのように変化していくのか、そして豪雨の将来変化に我々がどのように対処(=適応)していくべきか、について最新の研究成果を学習してもらうと共に、今後何が課題となるのかについて議論してもらいます。
講義の1/3程度は知識の学習とそれを踏まえた議論をしてもらい、残りの2/3程度は最新の気象観測機器の見学や実習を行います。豪雨研究の最前線に触れることで、自然に対する想像力を養い、創造力を磨いてもらうことを目標とします。なお、理系・文系は問いません。 |
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(到達目標)
・豪雨のメカニズムについて何がわかっていて、何がわかっていないかを理解する。
・気候変動によって今後の雨の降り方がどうなると予測されているのかを理解する。 ・最先端の気象レーダーを用いて豪雨の分布を3次元的に理解するとともに、次世代の気象観測を体験する。 ・豪雨防災の観点から、今後社会として何が必要なのかを考える力を養う。 |
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(授業計画と内容)
夏休みの期間中に計3日間の集中講義を実施します(およそ8月を予定していますが、詳細については受講者と調整します。)。また、事前にオリエンテーションを兼ねた事前説明会を設けます。 [集中講義1日目:講義と実習 @宇治キャンパス] ・豪雨の特徴とメカニズム、リアルタイム予測の現状(中北) 台風・集中豪雨・ゲリラ豪雨など豪雨の特徴とその災害の様相について過去事例を踏まえながら解説する。豪雨のメカニズムについても熱力学の観点から概要を講述する。また、豪雨のリアルタイム予測の精度や手法について解説し、今後の予測技術の向上のために必要となる観測や数値モデルについて紹介する。 ・気候変動による豪雨の将来変化(中北) 世紀末における豪雨の頻度や強度がどのように将来変化するのかについて、スーパーコンピューターを用いたシミュレーション解析について解説する。温暖化影響を評価するための手法である擬似温暖化やイベントアトリビューションについて解説する。また、豪雨による被害やリスクに関して、豪雨による被害がどのような地域でどのように発生しているか、またその影響がどのように残っているかについて、地域や流域などの特性との関連を踏まえて解説する。 ・XRAINを用いた過去事例解析(山口、仲) 国交省のレーダーであるXRAINを用いて、過去の豪雨事例について雨の空間分布の絵を3次元的に描いてみて、雨の空間スケールを調べる。 [集中講義2日目:実習 @神戸市] ・次世代気象観測施設の現地訪問(山口、仲) 豪雨の生成・発達を捉える先端フィールド観測を実施している神戸市を訪問し、次世代の気象観測機器である境界層レーダー、ドップラーライダー、雲レーダー等を見学する。 ・ゾンデ観測の模擬体験(山口、仲) 現業の気象観測であるゾンデ観測(気温計・湿度計などを取り付けた気球を空に打ち上げる観測)について模擬体験をしてもらいます。 [集中講義3日目:実習 @国土交通省淀川ダム統合管理事務所] 洪水のリアルタイム管理の司令室の現地訪問(中北、山口、仲) 洪水のリアルタイム管理の司令室を見学し、河川やダムの管理者との意見交換を通して豪雨防災を考えます。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績評価は平常点(出席と参加姿勢)50点とレポート評価50点による。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業資料に予め目を通しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
・観測施設の訪問時には、動きやすい靴と服装で参加すること(サンダルは不可)。
・観測施設の訪問に係る旅費については、オリエンテーションで説明します。 ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること。 ・質問等は、山口へEメールで連絡すること。yamaguchi.kosei.5r@kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :里山の物質循環—燃料・肥料・食料から考える—
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(英 訳) | ILAS Seminar :Matter cycling of SATOYAMA ecosystem from a viewpoint of fuel, fertilizer and food | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 集中 |
||||||
(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 里山 / 物質循環 / 生態学 / 持続可能性 / フィールド実習 | ||||||
(授業の概要・目的) | 2022年度から新しく始まったILASセミナーです。 このILASセミナーでは、身近な自然から地球規模での課題についての理解を深めることを目的として、里山での物質循環の観点から燃料・肥料・食料の持続可能性について考えるための知識を習得し、関連する体験を通じて考察します。事前学習の講義では、里山生態系の特徴や生態学における物質循環の考え方や調査方法について学びます。さらに、京都市郊外に位置する上賀茂試験地において、都市近郊の里山において、フィールド実習を行います。フィールド実習では、物質循環研究に関連した土壌調査や植物調査を行うとともに、下草刈り、炭焼、シイタケの駒うちなど里山での作業体験を行います。さらに、取得したデータや既存のデータ等を活用して、また様々な作業の実体験を元に、里山の物質循環や燃料・肥料・食料の持続可能性についての考察を行います。 |
||||||
(到達目標) | 里山生態系の特徴を理解する。 生態系の物質循環の考え方を理解する。 物質循環に関する基本的な調査方法をフィールドワークを通して理解する。 里山での作業について理解する。 持続可能性について、物質循環の観点から考察する能力を身につける。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1.ガイダンスおよび里山生態系の特徴 2.里山生態系の物質循環 3.里山生態系の資源循環 4-7.里山でのフィールドワーク (土壌調査、植物同定、植物調査、バイオマス調査) 8-11.里山での作業体験 (伐採、炭焼、下草刈、駒うち) 12-14.里山での燃料・肥料・食料に関するワーク (燃料・肥料・食料に関する現地調査・文献調査) 15.討論:燃料・肥料・食料の持続可能性について考える 1は、4月下旬か5月上旬ごろに5時限目後の時間帯でフィールド研会議室(北部構内・農学部総合館)で行い、2-15に関しては、上賀茂試験地(京都市北区)で3日程度の集中講義で行います。 開講日は5月18日、8月8日、8月9日を予定しています。 実習場所: 京都大学フィールド科学教育研究センタ里域ステーション 上賀茂試験地 〒603-8047 京都市北区上賀茂本山 Tel:075(781)2404 https://fserc.kyoto-u.ac.jp/kami/ |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(授業への参加状況)…60点 討論への積極的な参加…10点 レポート…30点 で総合的に評価します。 |
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(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『森林生態学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4-254-47054-3
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義内容をしっかりと復習して、屋外での活動や討論に積極的に参加できる準備をして下さい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | (1)学生教育研究災害保険、附帯賠償責任保険には必ず加入しておいて下さい。なお、保険加入にあたっては、家族等とよく相談してください。 (2)費用は特に発生しません。ただし、上賀茂試験地までの交通費や実習中の食事や飲み物などは各自で負担してください。 (3)PandAやメールで本実習に関する連絡が届きますので、見落とさないようにして下さい。 |
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ILASセミナー :里山の物質循環—燃料・肥料・食料から考える—
(科目名)
ILAS Seminar :Matter cycling of SATOYAMA ecosystem from a viewpoint of fuel, fertilizer and food
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 集中 (教室) 未定 |
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(キーワード) 里山 / 物質循環 / 生態学 / 持続可能性 / フィールド実習 | |||||||
(授業の概要・目的)
2022年度から新しく始まったILASセミナーです。
このILASセミナーでは、身近な自然から地球規模での課題についての理解を深めることを目的として、里山での物質循環の観点から燃料・肥料・食料の持続可能性について考えるための知識を習得し、関連する体験を通じて考察します。事前学習の講義では、里山生態系の特徴や生態学における物質循環の考え方や調査方法について学びます。さらに、京都市郊外に位置する上賀茂試験地において、都市近郊の里山において、フィールド実習を行います。フィールド実習では、物質循環研究に関連した土壌調査や植物調査を行うとともに、下草刈り、炭焼、シイタケの駒うちなど里山での作業体験を行います。さらに、取得したデータや既存のデータ等を活用して、また様々な作業の実体験を元に、里山の物質循環や燃料・肥料・食料の持続可能性についての考察を行います。 |
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(到達目標)
里山生態系の特徴を理解する。
生態系の物質循環の考え方を理解する。 物質循環に関する基本的な調査方法をフィールドワークを通して理解する。 里山での作業について理解する。 持続可能性について、物質循環の観点から考察する能力を身につける。 |
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(授業計画と内容)
1.ガイダンスおよび里山生態系の特徴 2.里山生態系の物質循環 3.里山生態系の資源循環 4-7.里山でのフィールドワーク (土壌調査、植物同定、植物調査、バイオマス調査) 8-11.里山での作業体験 (伐採、炭焼、下草刈、駒うち) 12-14.里山での燃料・肥料・食料に関するワーク (燃料・肥料・食料に関する現地調査・文献調査) 15.討論:燃料・肥料・食料の持続可能性について考える 1は、4月下旬か5月上旬ごろに5時限目後の時間帯でフィールド研会議室(北部構内・農学部総合館)で行い、2-15に関しては、上賀茂試験地(京都市北区)で3日程度の集中講義で行います。 開講日は5月18日、8月8日、8月9日を予定しています。 実習場所: 京都大学フィールド科学教育研究センタ里域ステーション 上賀茂試験地 〒603-8047 京都市北区上賀茂本山 Tel:075(781)2404 https://fserc.kyoto-u.ac.jp/kami/ |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(授業への参加状況)…60点
討論への積極的な参加…10点 レポート…30点 で総合的に評価します。 |
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『森林生態学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4-254-47054-3
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義内容をしっかりと復習して、屋外での活動や討論に積極的に参加できる準備をして下さい。
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(その他(オフィスアワー等))
(1)学生教育研究災害保険、附帯賠償責任保険には必ず加入しておいて下さい。なお、保険加入にあたっては、家族等とよく相談してください。
(2)費用は特に発生しません。ただし、上賀茂試験地までの交通費や実習中の食事や飲み物などは各自で負担してください。 (3)PandAやメールで本実習に関する連絡が届きますので、見落とさないようにして下さい。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :海洋共生生態学入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Ecology of Marine Symbioses | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 集中・ |
||||||||||||
(教室) | 未定 | ||||||||||||
(キーワード) | 海洋生物学 / 生態学 / 共生関係 / 磯・干潟での野外調査 / 水族館 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 異種の生物同士が相互作用を持ちながら同所的に暮らすことを「共生(Symbiosis)」と呼ぶ。海洋では、浅海から深海まで実に様々な共生関係が見られる。例えば、カクレクマノミとイソギンチャク、ハゼとテッポウエビ 、イソギンチャクを背負うヤドカリなどよく知られたものから、褐虫藻とサンゴ、化学合成細菌を体内に住まわせる熱水噴出口周辺の無脊椎動物といった微生物が介在するものまで、枚挙にはいとまがない。共生関係は、海洋の生物多様性の成り立ちや生態系の動態を考える上で極めて重要な生物間相互作用である。しかし、学べる機会は限られている現状にある。 そこで本実習では、海洋生物の共生関係を題材として、その多様性、生態、進化について、野外でのフィールドワークや水族館での観察を通して学び考えることを目的として実施する。本実習で特に扱うのは「住み込み共生」と呼ばれる共生関係である。海洋には、他の動物の体表や巣穴などに居候して暮らす生物が多数生息している。そのような生物の多様性や生態、適応について実習を通してできるだけ多く学んでもらう予定である。 実習は和歌山県白浜町の京都大学瀬戸臨海実験所において実施する。講義を通してまず共生関係の概要を学び、さらに周辺の磯や干潟でのフィールドワークを通して、共生を行う生物を現地で実際に観察・採集し、その生態・分類について学ぶ。また白浜水族館の展示を見学し、どのような共生関係が見られるか観察する。 |
||||||||||||
(到達目標) | (1)海洋の共生関係の多様性や成り立ちについて学ぶことで、海洋生態系や生物多様性について新たな視点から考えられるようになる。 (2)海洋生物の多様性、生態、分類についての知識を習得する。 (3)磯や干潟でのフィールドワークを通して、生態学的な調査方法や調査器具の使い方を身につける。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 4月から6月(予定)のいずれかに農学部総合館にてガイダンスを行う。ガイダンスでは、担当教員、実習概要、予習資料などを紹介する。 詳しい実施時期は受講者決定後に調整するが、夏季休暇期間中において和歌山県西牟婁郡白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所で2泊3日で実施する(実施時期は8月か9月の可能性が高い)。 実習では(1)海洋の共生関係の概要についての講義、(2)臨海実験所周辺の磯や干潟における採集調査とフィールド観察、(3)京都大学白浜水族館の展示内の共生関係の観察、などを行う。 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な参加(50点)、レポート(50点)により評価する。 実習実施時期次第で成績報告が遅れるので要注意。 |
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(教科書) |
実習期間中、プリントなどを配布する。
|
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(参考書等) |
『海洋動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ』
(海文堂出版、2020年)
ISBN:4303800511
(共生関係をはじめ、海洋生態学の基本を学べる)
『たくましくて美しいウニと共生生物図鑑』
(創元社、2021年)
ISBN:4422430432
(磯のウニとその共生生物について紹介)
『海底の支配者 底生生物-世界は「巣穴」で満ちている』
(中央公論新社、2020年)
ISBN:4121506766
(海底の生物の巣穴で見られる共生関係について紹介)
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 上記に挙げた参考書などを事前に読むなどして、海洋生物や共生関係について事前に知識を増やしておけば、実習の内容などをスムーズに理解できる。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講希望者数が定員(5名予定)を超える場合、抽選による選抜を行う。5月か6月にガイダンスを行うので、受講希望者は必ず出席すること。 野外実習を含むため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。 臨海までの交通費、現地での滞在費・食費は自己負担。宿泊場所は瀬戸臨海実験所の宿泊棟の利用を予定。 集中講義の実施時期次第では、成績報告が遅れる可能性がある。要注意。 |
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ILASセミナー :海洋共生生態学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Ecology of Marine Symbioses
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 集中・ (教室) 未定 |
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(キーワード) 海洋生物学 / 生態学 / 共生関係 / 磯・干潟での野外調査 / 水族館 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
異種の生物同士が相互作用を持ちながら同所的に暮らすことを「共生(Symbiosis)」と呼ぶ。海洋では、浅海から深海まで実に様々な共生関係が見られる。例えば、カクレクマノミとイソギンチャク、ハゼとテッポウエビ 、イソギンチャクを背負うヤドカリなどよく知られたものから、褐虫藻とサンゴ、化学合成細菌を体内に住まわせる熱水噴出口周辺の無脊椎動物といった微生物が介在するものまで、枚挙にはいとまがない。共生関係は、海洋の生物多様性の成り立ちや生態系の動態を考える上で極めて重要な生物間相互作用である。しかし、学べる機会は限られている現状にある。
そこで本実習では、海洋生物の共生関係を題材として、その多様性、生態、進化について、野外でのフィールドワークや水族館での観察を通して学び考えることを目的として実施する。本実習で特に扱うのは「住み込み共生」と呼ばれる共生関係である。海洋には、他の動物の体表や巣穴などに居候して暮らす生物が多数生息している。そのような生物の多様性や生態、適応について実習を通してできるだけ多く学んでもらう予定である。 実習は和歌山県白浜町の京都大学瀬戸臨海実験所において実施する。講義を通してまず共生関係の概要を学び、さらに周辺の磯や干潟でのフィールドワークを通して、共生を行う生物を現地で実際に観察・採集し、その生態・分類について学ぶ。また白浜水族館の展示を見学し、どのような共生関係が見られるか観察する。 |
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(到達目標)
(1)海洋の共生関係の多様性や成り立ちについて学ぶことで、海洋生態系や生物多様性について新たな視点から考えられるようになる。
(2)海洋生物の多様性、生態、分類についての知識を習得する。 (3)磯や干潟でのフィールドワークを通して、生態学的な調査方法や調査器具の使い方を身につける。 |
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(授業計画と内容)
4月から6月(予定)のいずれかに農学部総合館にてガイダンスを行う。ガイダンスでは、担当教員、実習概要、予習資料などを紹介する。 詳しい実施時期は受講者決定後に調整するが、夏季休暇期間中において和歌山県西牟婁郡白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所で2泊3日で実施する(実施時期は8月か9月の可能性が高い)。 実習では(1)海洋の共生関係の概要についての講義、(2)臨海実験所周辺の磯や干潟における採集調査とフィールド観察、(3)京都大学白浜水族館の展示内の共生関係の観察、などを行う。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な参加(50点)、レポート(50点)により評価する。
実習実施時期次第で成績報告が遅れるので要注意。 |
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(教科書)
実習期間中、プリントなどを配布する。
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(参考書等)
『海洋動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ』
(海文堂出版、2020年)
ISBN:4303800511
(共生関係をはじめ、海洋生態学の基本を学べる)
『たくましくて美しいウニと共生生物図鑑』
(創元社、2021年)
ISBN:4422430432
(磯のウニとその共生生物について紹介)
『海底の支配者 底生生物-世界は「巣穴」で満ちている』
(中央公論新社、2020年)
ISBN:4121506766
(海底の生物の巣穴で見られる共生関係について紹介)
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(授業外学習(予習・復習)等)
上記に挙げた参考書などを事前に読むなどして、海洋生物や共生関係について事前に知識を増やしておけば、実習の内容などをスムーズに理解できる。
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(その他(オフィスアワー等))
受講希望者数が定員(5名予定)を超える場合、抽選による選抜を行う。5月か6月にガイダンスを行うので、受講希望者は必ず出席すること。
野外実習を含むため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。 臨海までの交通費、現地での滞在費・食費は自己負担。宿泊場所は瀬戸臨海実験所の宿泊棟の利用を予定。 集中講義の実施時期次第では、成績報告が遅れる可能性がある。要注意。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :黒潮流域の海洋生物自然史
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(英 訳) | ILAS Seminar :Marine natural history of warm current area | ||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 集中・ |
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(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 海洋 / 生物 / 自然史 / 白浜 / 瀬戸臨海 | ||||||
(授業の概要・目的) | 海洋には多様な動物門の生物が生息し、種々の生物は共生系や捕食-被食関係等の生物間相互作用の中に生きている。しかし、海からほど遠い内陸部に居住している人からすれば海洋環境は自らの生活から離れた世界であり、学ぶ機会は得られない場合が多い。そこで本実習では、目の前に太平洋の広がる京都大学の瀬戸臨海実験所にて、実際に海洋生物に触れ、多様性や生物間相互作用について学ぶ。 具体的には、事前学習の後、2024年4月27日から29日の2泊3日で和歌山県白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所に滞在し、フィールド調査と採集生物の解剖を主体とした実習を行う。実験所からほど近い場所には、番所崎や江津良海岸といった海岸が広がっており、そこには多様な海洋生物が生息する。番所崎には塔島礫層と呼ばれる地層が広がり、フジツボ類やイソギンチャク類等の固着生物や、ウニ類や二枚貝類に代表される穿孔生物、そして穿孔生物を基点とした住み込み共生系が観察できる。黒潮の洗う海岸にて、豊かな地質環境と生物相に触れ、無脊椎動物を解剖しその体勢を学ぶことで、海洋生物自然史の知識を身につける。 |
||||||
(到達目標) | 1:海洋生物の分類についての知識を習得する。 2:海洋無脊椎動物の基本的体制についての知識を習得する。 3:1, 2を生息環境と関連付けて考えることで、生物の環境への適応について考察できるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 4月19日18時30分:ガイダンスを行います。また、事前学習の指示を行います。 場所:農学部総合館第一会議室(N283) (やむを得ず時間や場所が変更となる場合はKULASISから連絡をします) 2024年4月27日から29日:和歌山県白浜町の瀬戸臨海実験所にて、2泊3日の日程で実習を行います。実習の際に、事後学習の課題を提示します。 現地での実習にかかる交通費・宿泊費・食費は受講生の自己負担となります。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な参加(40点)、実習最終日のプレゼンテーション(20点)、事前学習・事後学習の課題提出(20点)、実習中の主体的な質問および、観察に基づいた独自の考察の展開(20点)により評価します。 | ||||||
(教科書) |
実習期間中に、瀬戸周辺の生物ガイドブックおよびプリントを配布します。
|
||||||
(参考書等) |
『たくましくて美しいウニと共生生物図鑑』
(創元社, 2021)
ISBN:4422430432
(実習で主に扱う内容を書いています)
『海洋動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ』
(海文堂出版, 2020)
ISBN:4303800511
(海洋生態学を体系的に学べます)
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 参考図書の「たくましくて美しいウニと共生生物図鑑」に実習で扱う内容の多くが記載されているので、読んでおいて頂けると学習がスムーズです。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講希望者数が定員(6名)を超える場合、抽選による選抜を行います。 4月19日18:30から農学部総合館第一会議室(N283)にてガイダンスを行うので、受講希望者は必ず出席してください。 野外実習を含むため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入してください。 瀬戸臨海実験所までの交通費、現地での滞在費・食費は自己負担です。 宿泊場所は瀬戸臨海実験所の宿泊棟の利用を予定しています。 |
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ILASセミナー :黒潮流域の海洋生物自然史
(科目名)
ILAS Seminar :Marine natural history of warm current area
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 集中・ (教室) 未定 |
|||||||
(キーワード) 海洋 / 生物 / 自然史 / 白浜 / 瀬戸臨海 | |||||||
(授業の概要・目的)
海洋には多様な動物門の生物が生息し、種々の生物は共生系や捕食-被食関係等の生物間相互作用の中に生きている。しかし、海からほど遠い内陸部に居住している人からすれば海洋環境は自らの生活から離れた世界であり、学ぶ機会は得られない場合が多い。そこで本実習では、目の前に太平洋の広がる京都大学の瀬戸臨海実験所にて、実際に海洋生物に触れ、多様性や生物間相互作用について学ぶ。
具体的には、事前学習の後、2024年4月27日から29日の2泊3日で和歌山県白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所に滞在し、フィールド調査と採集生物の解剖を主体とした実習を行う。実験所からほど近い場所には、番所崎や江津良海岸といった海岸が広がっており、そこには多様な海洋生物が生息する。番所崎には塔島礫層と呼ばれる地層が広がり、フジツボ類やイソギンチャク類等の固着生物や、ウニ類や二枚貝類に代表される穿孔生物、そして穿孔生物を基点とした住み込み共生系が観察できる。黒潮の洗う海岸にて、豊かな地質環境と生物相に触れ、無脊椎動物を解剖しその体勢を学ぶことで、海洋生物自然史の知識を身につける。 |
|||||||
(到達目標)
1:海洋生物の分類についての知識を習得する。
2:海洋無脊椎動物の基本的体制についての知識を習得する。 3:1, 2を生息環境と関連付けて考えることで、生物の環境への適応について考察できるようになる。 |
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(授業計画と内容)
4月19日18時30分:ガイダンスを行います。また、事前学習の指示を行います。 場所:農学部総合館第一会議室(N283) (やむを得ず時間や場所が変更となる場合はKULASISから連絡をします) 2024年4月27日から29日:和歌山県白浜町の瀬戸臨海実験所にて、2泊3日の日程で実習を行います。実習の際に、事後学習の課題を提示します。 現地での実習にかかる交通費・宿泊費・食費は受講生の自己負担となります。 |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な参加(40点)、実習最終日のプレゼンテーション(20点)、事前学習・事後学習の課題提出(20点)、実習中の主体的な質問および、観察に基づいた独自の考察の展開(20点)により評価します。
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(教科書)
実習期間中に、瀬戸周辺の生物ガイドブックおよびプリントを配布します。
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(参考書等)
『たくましくて美しいウニと共生生物図鑑』
(創元社, 2021)
ISBN:4422430432
(実習で主に扱う内容を書いています)
『海洋動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ』
(海文堂出版, 2020)
ISBN:4303800511
(海洋生態学を体系的に学べます)
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(授業外学習(予習・復習)等)
参考図書の「たくましくて美しいウニと共生生物図鑑」に実習で扱う内容の多くが記載されているので、読んでおいて頂けると学習がスムーズです。
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(その他(オフィスアワー等))
受講希望者数が定員(6名)を超える場合、抽選による選抜を行います。
4月19日18:30から農学部総合館第一会議室(N283)にてガイダンスを行うので、受講希望者は必ず出席してください。 野外実習を含むため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入してください。 瀬戸臨海実験所までの交通費、現地での滞在費・食費は自己負担です。 宿泊場所は瀬戸臨海実験所の宿泊棟の利用を予定しています。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :北海道のきのこの多様性と生き方
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(英 訳) | ILAS Seminar :Fungal diversity in Hokkaido | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 集中・ |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||
(キーワード) | きのこ / 菌類 / 生態学 / 多様性 / フィールド調査 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では,フィールド科学教育研究センターの北海道研究林において菌類の子実体(きのこ)相調査を行い,森林における菌類の多様性と機能について学ぶことを目的とする。 | ||||||||||||
(到達目標) | ・講義と野外観察を通して,森林における菌類の機能を理解する。 ・きのこと樹木を中心に,生物の分類・同定手法を修得する。 ・気候や施業の有無が森林の植物・きのこ組成に与える影響を理解する。 |
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(授業計画と内容) | 1. 授業ガイダンス 実習の内容の説明と事前講義を行う。 場所:フィールド研会議室(農学部総合館 N283) 日時:5/17(金)5時限目 2. 京都の里山の植生・きのこ相を学ぶ(野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地 日時:5/18(土)。集合場所・時刻はガイダンス時にアナウンスする。 3. 北海道の植生を学ぶ(講義・野外実習) 4. 森林における菌類の機能を学ぶ(講義・野外実習) 5. 菌類調査法を学ぶ(講義・野外実習) 6. 人工林と天然林のきのこ相比較(野外実習) 7. 亜寒帯(北海道研究林)と冷温帯(芦生研究林)のきのこ相比較(実習) 芦生研究林で行われている「ILASセミナー:芦生研究林の菌類多様性に触れよう」と遠隔で繋ぎ,きのこ相の比較・交流を行う。 3-7は夏休み期間中(9/23-27を予定, 日程はガイダンス時までに確定予定)に,京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林(標茶区)において行う。 2-7の内容を踏まえ,きのこの多様性や組成がどのような要因の影響を受けて変化するのかについて考察し,レポートを作成する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義と野外実習での積極性(50点),レポート(50点)により評価。 | ||||||||||||
(教科書) |
実習時に,授業資料を配布する。
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(参考書等) |
『森林科学シリーズ10 森林と菌類』
(共立出版)
ISBN:978-4320058262
『くらべてわかる きのこ (原寸大)』
(山と渓谷社)
ISBN:978-4635063487
『日本のきのこ』
(山と渓谷社)
ISBN:978-4635090445
(図鑑は実習中に貸し出すため,持参の必要はありません。)
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(授業外学習(予習・復習)等) | 現地での実習前に,北海道の自然・植生について予習しておくこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・きのこに詳しくない方の受講も歓迎します。 ・9月の実習は京都大学北海道研究林(https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/hokkaido/)で行います。気温が京都より10℃くらい低いので,防寒対策をしてきてください。 ・北海道での実習の集合・解散は,JR釧網線の標茶駅を予定しています。実習前の前泊も可能です。 ・集合場所までの旅費は受講生負担になります。 ・現地では旅費と別に,およそ1万円(宿泊費・食費等実費)かかります。 ・参加希望者は学生教育研究災害保険(学研賠つき)に必ず加入してください。 ・前期の講義ですが,採点報告日後に実習を実施するため,後期の講義と合わせて成績報告をすることとなります。 ・ご質問は,杉山(sugiyama.yoriko.3f@kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。 |
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ILASセミナー :北海道のきのこの多様性と生き方
(科目名)
ILAS Seminar :Fungal diversity in Hokkaido
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 集中・ (教室) 未定 |
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(キーワード) きのこ / 菌類 / 生態学 / 多様性 / フィールド調査 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
本講義では,フィールド科学教育研究センターの北海道研究林において菌類の子実体(きのこ)相調査を行い,森林における菌類の多様性と機能について学ぶことを目的とする。
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(到達目標)
・講義と野外観察を通して,森林における菌類の機能を理解する。
・きのこと樹木を中心に,生物の分類・同定手法を修得する。 ・気候や施業の有無が森林の植物・きのこ組成に与える影響を理解する。 |
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(授業計画と内容)
1. 授業ガイダンス 実習の内容の説明と事前講義を行う。 場所:フィールド研会議室(農学部総合館 N283) 日時:5/17(金)5時限目 2. 京都の里山の植生・きのこ相を学ぶ(野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地 日時:5/18(土)。集合場所・時刻はガイダンス時にアナウンスする。 3. 北海道の植生を学ぶ(講義・野外実習) 4. 森林における菌類の機能を学ぶ(講義・野外実習) 5. 菌類調査法を学ぶ(講義・野外実習) 6. 人工林と天然林のきのこ相比較(野外実習) 7. 亜寒帯(北海道研究林)と冷温帯(芦生研究林)のきのこ相比較(実習) 芦生研究林で行われている「ILASセミナー:芦生研究林の菌類多様性に触れよう」と遠隔で繋ぎ,きのこ相の比較・交流を行う。 3-7は夏休み期間中(9/23-27を予定, 日程はガイダンス時までに確定予定)に,京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林(標茶区)において行う。 2-7の内容を踏まえ,きのこの多様性や組成がどのような要因の影響を受けて変化するのかについて考察し,レポートを作成する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義と野外実習での積極性(50点),レポート(50点)により評価。
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(教科書)
実習時に,授業資料を配布する。
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(参考書等)
『森林科学シリーズ10 森林と菌類』
(共立出版)
ISBN:978-4320058262
『くらべてわかる きのこ (原寸大)』
(山と渓谷社)
ISBN:978-4635063487
『日本のきのこ』
(山と渓谷社)
ISBN:978-4635090445
(図鑑は実習中に貸し出すため,持参の必要はありません。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
現地での実習前に,北海道の自然・植生について予習しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
・きのこに詳しくない方の受講も歓迎します。
・9月の実習は京都大学北海道研究林(https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/hokkaido/)で行います。気温が京都より10℃くらい低いので,防寒対策をしてきてください。 ・北海道での実習の集合・解散は,JR釧網線の標茶駅を予定しています。実習前の前泊も可能です。 ・集合場所までの旅費は受講生負担になります。 ・現地では旅費と別に,およそ1万円(宿泊費・食費等実費)かかります。 ・参加希望者は学生教育研究災害保険(学研賠つき)に必ず加入してください。 ・前期の講義ですが,採点報告日後に実習を実施するため,後期の講義と合わせて成績報告をすることとなります。 ・ご質問は,杉山(sugiyama.yoriko.3f@kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。 |
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