授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
行動病理学II
|
(英 訳) | Behavioral Pathology II | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(基礎) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | A群 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 金5 |
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(教室) | 4共30 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 精神の病理は、しばしば対人的・社会的な行動の病理として現れる。社会は、精神の病理を自らの内に統合するための共生の論理を見出すことを迫られる。そのためには、まず精神の病理の実際を知ることが大切である。代表的な精神障害について、その概略・治療法・支援に関する科学的な知識を得るとともに、我々の社会生活や家族生活を見直して、精神の病理と社会の接点を探り、障害者の社会復帰を巡る諸問題にも考察を広げる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 代表的な精神障害についての概略・治療法・支援に関する科学的な知識を理解するとともに、社会復帰にむけての社会の態勢づくりがなぜ必須であるかを理解すること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 精神医療の辿ってきた歴史を概観した上で、個々の代表的な精神障害の成因、症状、診断法、治療法、経過、支援について概説する。特に、精神障害に対して、仕事、創造行為、心的外傷などの重要なライフ・イベントが、どのような影響を及ぼしているかを考える。そして、様々な病気や障害を持つ人々が、各々のライフサイクルの中で身体的・精神的能力や社会適応力を高めるために、心を病む人と社会とがどのように相互に関与してゆけるかを、社会復帰の問題を視野に入れながら論ずる。精神医学で扱われる様々な病気について解説したあと、病とその環境の相互作用について講述する。 佐藤泰子 :精神医療の歴史、精神障害者の福祉 杉田尚子 :気分障害の概略と支援 降籏隆二 :神経症・心身症・人格障害の概略と支援 諏訪太朗 :統合失調症の概略と支援 武本一美 :精神病理学総論およびその他の精神障害の概略と支援 藤井あゆみ:うつ病の精神分析理解と芸術 村田智子 :精神障害と表現・芸術療法 上月遥 :発達障害の概略と支援 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 |
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(履修要件) |
前期の「行動病理学Ⅰ」から継続して受講することを推奨する。心の病と人間社会との中間を成す領域について、全体的な展望を得るためである。ただし後期の当科目のみを履修することも可。
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験(100%)による。 ただし、登録人数や授業形態等に応じて、成績評価の方法を変更することがある。講義時間中ならびに掲示による通知に注意してください。 |
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(教科書) |
『メンタルヘルス時代の精神医学:こころの病いの理解と支援』
(ミネルヴァ書房, 2020)
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習と復習のために指定されたテキストを期間中に読書し、また、復習として自筆ノートを振り返っておくこと。 なお、授業外学修には、いわゆる「予習・復習」だけでなく、授業のなかで学んだことを各自の自習や日常や課外活動のなかで応用・実践し、生きた知識にすることも含まれる。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 関連する科目については、上の「履修要件」の項を参照のこと。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
行動病理学II
(科目名)
Behavioral Pathology II
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 4共30 |
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(授業の概要・目的)
精神の病理は、しばしば対人的・社会的な行動の病理として現れる。社会は、精神の病理を自らの内に統合するための共生の論理を見出すことを迫られる。そのためには、まず精神の病理の実際を知ることが大切である。代表的な精神障害について、その概略・治療法・支援に関する科学的な知識を得るとともに、我々の社会生活や家族生活を見直して、精神の病理と社会の接点を探り、障害者の社会復帰を巡る諸問題にも考察を広げる。
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(到達目標)
代表的な精神障害についての概略・治療法・支援に関する科学的な知識を理解するとともに、社会復帰にむけての社会の態勢づくりがなぜ必須であるかを理解すること。
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(授業計画と内容)
精神医療の辿ってきた歴史を概観した上で、個々の代表的な精神障害の成因、症状、診断法、治療法、経過、支援について概説する。特に、精神障害に対して、仕事、創造行為、心的外傷などの重要なライフ・イベントが、どのような影響を及ぼしているかを考える。そして、様々な病気や障害を持つ人々が、各々のライフサイクルの中で身体的・精神的能力や社会適応力を高めるために、心を病む人と社会とがどのように相互に関与してゆけるかを、社会復帰の問題を視野に入れながら論ずる。精神医学で扱われる様々な病気について解説したあと、病とその環境の相互作用について講述する。 佐藤泰子 :精神医療の歴史、精神障害者の福祉 杉田尚子 :気分障害の概略と支援 降籏隆二 :神経症・心身症・人格障害の概略と支援 諏訪太朗 :統合失調症の概略と支援 武本一美 :精神病理学総論およびその他の精神障害の概略と支援 藤井あゆみ:うつ病の精神分析理解と芸術 村田智子 :精神障害と表現・芸術療法 上月遥 :発達障害の概略と支援 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 |
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(履修要件)
前期の「行動病理学Ⅰ」から継続して受講することを推奨する。心の病と人間社会との中間を成す領域について、全体的な展望を得るためである。ただし後期の当科目のみを履修することも可。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験(100%)による。
ただし、登録人数や授業形態等に応じて、成績評価の方法を変更することがある。講義時間中ならびに掲示による通知に注意してください。 |
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(教科書)
『メンタルヘルス時代の精神医学:こころの病いの理解と支援』
(ミネルヴァ書房, 2020)
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習と復習のために指定されたテキストを期間中に読書し、また、復習として自筆ノートを振り返っておくこと。
なお、授業外学修には、いわゆる「予習・復習」だけでなく、授業のなかで学んだことを各自の自習や日常や課外活動のなかで応用・実践し、生きた知識にすることも含まれる。 |
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(その他(オフィスアワー等))
関連する科目については、上の「履修要件」の項を参照のこと。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
社会学基礎ゼミナールII
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(英 訳) | Introductory Seminar on Sociology II | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金5 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室23 | ||||||
(授業の概要・目的) | 《映画を通して社会学的思考を学ぶ》 社会学の大きな目標は、人間や社会の「リアル」に迫ることである。バーチャルな世界が拡大し、事実とリアルの関係が変容していくなかで、社会学的思考や想像力はリアルをとらえる上でますます重要な鍵となってきている。社会学的思考を豊かにし、想像力を取り戻そうとするとき、その誘因を文字テキストに限る必要はない。映画のほとんどはフィクションであるが、想像力に富むフィクションという思考実験は、人間や社会の「リアル」を見せてくれることがある。 (教科書「はじめに」の要約 ) このゼミでは、以上のような発想から、さまざまな日本映画を題材として社会学的思考・理論を解説したテキストを読む。と同時に、履修者による各回の報告の中で、実際にテキストに関連した映画の抜粋を観ることにより、さらに社会学的思考への理解を深め、現代社会の「リアル」に迫ることをめざす (映像の準備・上映も、履修者自身が担当する )。 |
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(到達目標) | 映画を題材として、社会学的思考によって現代社会の「リアル」を認識・考察する方法を習得し、その成果を最終的にはレポート (小論文 )として集成する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回はオリエンテーションを、第2回は教員による模擬報告をおこなう。 第3〜12回は、下記の順にテキストの各章の要点を、関連する映画の抜粋とともに、1回につき2名の履修者が報告し、質疑応答・討論をおこなう (分担は第2回までに、履修者の希望に基づいて調整する )。 1. オリエンテーション (ゼミの概要説明、自己紹介等) 2. 教員の模擬報告:大きな物語/小さな物語 3. 第1章 動機の語彙 第2章 行為と演技 4. 第3章 ラベリング理論 第4章 ジェンダー/セクシュアリティ 5. 第5章身体技法 第6章 多元的現実 6. 第7章 組織と集団 第8章 社会関係資本 7. 第9章 感情労働 第10章 親密性 8. 第11章 ダブルバインド 第12章 集合的記憶 9. 第13章 消費社会論 第14章 規律訓練と主体化 10. 第15章 監視社会 第16章 観光のまなざし 11. 第17章 オリエンタリズム 第18章 想像の共同体 12. 第19章 伝統の創造 第20章 リスク社会 13. 期末レポートのための総括討論(1) 14. 期末レポートのための総括討論(2) 15. フィードバック (PandA上で実施) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | (1)担当報告の内容およびゼミへの参加状況を中心とする平常点(50点満点) (2)学期末のレポート(50点満点) |
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(教科書) |
『映画は社会学する』
(法律文化社, 2016)
ISBN:458903784X
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(参考書等) |
教科書に記載の参考文献を参照
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(授業外学習(予習・復習)等) | ・各回の報告担当者は、教科書の担当章のレジュメ (要約)を作成するとともに、関連する映画の抜粋 (最大5分程度 )を、報告中にスムーズに上映できるように準備しておくこと。 ・報告担当者以外も、毎週、次回の範囲を精読し、予習しておくこと。 ・授業終了後、当日の担当者の報告や質疑応答を踏まえ、期末レポート作成に向けての準備を進めること。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | ・ PandAサイトを授業時間外の質疑応答・課題提出・フィードバック等に活用する。 |
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社会学基礎ゼミナールII
(科目名)
Introductory Seminar on Sociology II
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 教育院棟演習室23 |
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(授業の概要・目的)
《映画を通して社会学的思考を学ぶ》
社会学の大きな目標は、人間や社会の「リアル」に迫ることである。バーチャルな世界が拡大し、事実とリアルの関係が変容していくなかで、社会学的思考や想像力はリアルをとらえる上でますます重要な鍵となってきている。社会学的思考を豊かにし、想像力を取り戻そうとするとき、その誘因を文字テキストに限る必要はない。映画のほとんどはフィクションであるが、想像力に富むフィクションという思考実験は、人間や社会の「リアル」を見せてくれることがある。 (教科書「はじめに」の要約 ) このゼミでは、以上のような発想から、さまざまな日本映画を題材として社会学的思考・理論を解説したテキストを読む。と同時に、履修者による各回の報告の中で、実際にテキストに関連した映画の抜粋を観ることにより、さらに社会学的思考への理解を深め、現代社会の「リアル」に迫ることをめざす (映像の準備・上映も、履修者自身が担当する )。 |
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(到達目標)
映画を題材として、社会学的思考によって現代社会の「リアル」を認識・考察する方法を習得し、その成果を最終的にはレポート (小論文 )として集成する。
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(授業計画と内容)
第1回はオリエンテーションを、第2回は教員による模擬報告をおこなう。 第3〜12回は、下記の順にテキストの各章の要点を、関連する映画の抜粋とともに、1回につき2名の履修者が報告し、質疑応答・討論をおこなう (分担は第2回までに、履修者の希望に基づいて調整する )。 1. オリエンテーション (ゼミの概要説明、自己紹介等) 2. 教員の模擬報告:大きな物語/小さな物語 3. 第1章 動機の語彙 第2章 行為と演技 4. 第3章 ラベリング理論 第4章 ジェンダー/セクシュアリティ 5. 第5章身体技法 第6章 多元的現実 6. 第7章 組織と集団 第8章 社会関係資本 7. 第9章 感情労働 第10章 親密性 8. 第11章 ダブルバインド 第12章 集合的記憶 9. 第13章 消費社会論 第14章 規律訓練と主体化 10. 第15章 監視社会 第16章 観光のまなざし 11. 第17章 オリエンタリズム 第18章 想像の共同体 12. 第19章 伝統の創造 第20章 リスク社会 13. 期末レポートのための総括討論(1) 14. 期末レポートのための総括討論(2) 15. フィードバック (PandA上で実施) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
(1)担当報告の内容およびゼミへの参加状況を中心とする平常点(50点満点)
(2)学期末のレポート(50点満点) |
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(教科書)
『映画は社会学する』
(法律文化社, 2016)
ISBN:458903784X
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(参考書等)
教科書に記載の参考文献を参照
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(授業外学習(予習・復習)等)
・各回の報告担当者は、教科書の担当章のレジュメ (要約)を作成するとともに、関連する映画の抜粋 (最大5分程度 )を、報告中にスムーズに上映できるように準備しておくこと。
・報告担当者以外も、毎週、次回の範囲を精読し、予習しておくこと。 ・授業終了後、当日の担当者の報告や質疑応答を踏まえ、期末レポート作成に向けての準備を進めること。 |
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(その他(オフィスアワー等))
・ PandAサイトを授業時間外の質疑応答・課題提出・フィードバック等に活用する。
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