授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :心身医学概論
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Psychosomatic Medicine | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 水3 |
||||||||||||||||||
(教室) | 1共24 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 心身医学 / 精神医学 / ストレス / 予防 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本科目では、精神状態のアセスメント方法、精神的な不調の対処方法、治療理論の基礎、精神保健制度の仕組み、主な精神疾患などについて学ぶ。心身医学の基礎的な事項について身近な題材を元に理解することを目的とする。 実務経験のある専門家が基礎知識については講義を行うが、必要に応じて実習を交えることで理解を深め、自身や周囲の人のメンタルヘルスに役立つ手法を学ぶ。 |
||||||||||||||||||
(到達目標) | ・精神的不調の問題のアセスメントの仕方を学ぶ ・精神的不調を抱える人との関り方を理解する ・精神的不調に対する心理療法や薬物治療の基礎的な知識を学ぶ ・現代社会を支える精神保健制度の仕組みについて理解する。 ・主な精神疾患について理解する。 |
||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 精神的不調の基本的な概念 第2回 面接によるアセスメント 第3回 心理検査によるアセスメント 第4回 ストレスとその対処 第5回 精神療法の基礎 第6回 薬物療法の基礎 第7回 心の危機とその対応 第8回 精神医療と法律 第9回 司法精神医学:犯罪と心 第10回 多文化精神医学 第11回 精神疾患各論1 統合失調症、うつ病、双極性障害 第12回 精神疾患各論2 不安障害、睡眠障害 第13回 精神疾患各論3 発達障害、摂食障害 第14回 精神疾患各論4 器質性精神障害、認知症 第15回 総合討論 |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況(80%)、レポート提出(20%) | ||||||||||||||||||
(教科書) |
講義資料はプリントとして配布する
|
||||||||||||||||||
(参考書等) |
『New Simple Step 精神科』
(総合医学社)
|
||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習と復習のために授業テーマと関連する文献を読み、また、復習として自筆ノートを振り返えること。 また授業中に指示する課題についてレポートにまとめる必要がある。 |
||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 連絡先のメールアドレスは授業で通知する | ||||||||||||||||||
ILASセミナー :心身医学概論
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Psychosomatic Medicine
(英 訳)
|
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水3 (教室) 1共24 |
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(キーワード) 心身医学 / 精神医学 / ストレス / 予防 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
本科目では、精神状態のアセスメント方法、精神的な不調の対処方法、治療理論の基礎、精神保健制度の仕組み、主な精神疾患などについて学ぶ。心身医学の基礎的な事項について身近な題材を元に理解することを目的とする。
実務経験のある専門家が基礎知識については講義を行うが、必要に応じて実習を交えることで理解を深め、自身や周囲の人のメンタルヘルスに役立つ手法を学ぶ。 |
|||||||||||||
(到達目標)
・精神的不調の問題のアセスメントの仕方を学ぶ
・精神的不調を抱える人との関り方を理解する ・精神的不調に対する心理療法や薬物治療の基礎的な知識を学ぶ ・現代社会を支える精神保健制度の仕組みについて理解する。 ・主な精神疾患について理解する。 |
|||||||||||||
(授業計画と内容)
第1回 精神的不調の基本的な概念 第2回 面接によるアセスメント 第3回 心理検査によるアセスメント 第4回 ストレスとその対処 第5回 精神療法の基礎 第6回 薬物療法の基礎 第7回 心の危機とその対応 第8回 精神医療と法律 第9回 司法精神医学:犯罪と心 第10回 多文化精神医学 第11回 精神疾患各論1 統合失調症、うつ病、双極性障害 第12回 精神疾患各論2 不安障害、睡眠障害 第13回 精神疾患各論3 発達障害、摂食障害 第14回 精神疾患各論4 器質性精神障害、認知症 第15回 総合討論 |
|||||||||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況(80%)、レポート提出(20%)
|
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(教科書)
講義資料はプリントとして配布する
|
|||||||||||||
(参考書等)
『New Simple Step 精神科』
(総合医学社)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習と復習のために授業テーマと関連する文献を読み、また、復習として自筆ノートを振り返えること。
また授業中に指示する課題についてレポートにまとめる必要がある。 |
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(その他(オフィスアワー等))
連絡先のメールアドレスは授業で通知する
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :西洋美術の歴史
|
(英 訳) | ILAS Seminar :History of Western Art | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 18(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 共東11 | ||||||
(キーワード) | 作品鑑賞 / 展覧会 / コレクションの形成 / ディスクリプション / 美術館の機能 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 本授業は開講時に開催されている西洋美術の展覧会を一つ取り上げ、展覧会を複数のキーワードから多角的に読み解くことを試みるものである。 2024年は、京都の京セラ美術館で開催される「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展:美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」(会期:2024年3月20日(水・祝)〜7月7日(日))を本授業の扱う対象とする。 授業の上半期では、本展覧会を(1)美術館の起源(2)美術館の機能(3)収蔵と展示(4)キュビスムの起源(5)ジョルジュ・ブラックとパブロ・ピカソ(6)ロベール・ドローネーとキュビスムの展開(7)キュビスムとピュリスム の7つの視点から解体・解読する。なお、期間中には実際に展覧会場に出向き作品を鑑賞する機会を設ける予定である。 下半期では、受講者が展示作品から各自一点ないし複数点を調査対象に選び、制作者、技法、制作年、展示歴、修復記録など作品に関連する情報を精査した上で、主題にかんする解釈を行い、発表の形式にまとめる。 授業内では、発表内容にかんする積極的な意見交換やコメントを歓迎する。 |
||||||
(到達目標) | ・現在の美術館を取り巻く諸事情・経緯などに関する基礎的知識について理解する。 ・美術に関する専門事項を学ぶ上での基礎となる能力を習得する。 ・十分な検証のもと、考察や調査の結果を課題と関連づけてプレゼンテーションできる能力を身につける。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回:イントロダクション 第2回:美術館の起源 第3回:美術館の機能 第4回:収蔵と展示 第5回:キュビスムの起源 第6回:ジョルジュ・ブラックとパブロ・ピカソの主題と技法 第7回:ロベール・ドローネーとキュビスムの展開 第8回:キュビスムとピュリスム 第9回:展覧会での作品鑑賞 第10回:学生による発表(1)(2) 第11回:学生による発表(3)(4) 第12回:学生による発表(5)(6) 第13回:学生による発表(7)(8) 第14回:学生による発表(9)(10) 第15回:学生による発表(11)(12)&フィードバック |
||||||
(履修要件) |
後期に開講される「創造ルネッサンス論基礎ゼミナール」の受講を推奨する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は平常点50%(授業への出席、討議や質問への参加状況、コメントシートの提出)、発表50%で評価する。 発表においては各自がテーマをきめて発表をおこなう。 |
||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | ・口頭発表のための予習準備と発表スライド・レジュメの作成 ・講義内容を参考にしつつ、興味関心のある芸術作品あるいは美術作品についての学びを深める |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ● オフィス・アワーについて:講義時間の前後に対応します。 個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 ● 展覧会での作品鑑賞について:入場料や交通費等は自己負担となります。学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に事前の加入をお願いいたします。 |
||||||
ILASセミナー :西洋美術の歴史
(科目名)
ILAS Seminar :History of Western Art
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 18(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 共東11 |
|||||||
(キーワード) 作品鑑賞 / 展覧会 / コレクションの形成 / ディスクリプション / 美術館の機能 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
本授業は開講時に開催されている西洋美術の展覧会を一つ取り上げ、展覧会を複数のキーワードから多角的に読み解くことを試みるものである。 2024年は、京都の京セラ美術館で開催される「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展:美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」(会期:2024年3月20日(水・祝)〜7月7日(日))を本授業の扱う対象とする。
授業の上半期では、本展覧会を(1)美術館の起源(2)美術館の機能(3)収蔵と展示(4)キュビスムの起源(5)ジョルジュ・ブラックとパブロ・ピカソ(6)ロベール・ドローネーとキュビスムの展開(7)キュビスムとピュリスム の7つの視点から解体・解読する。なお、期間中には実際に展覧会場に出向き作品を鑑賞する機会を設ける予定である。 下半期では、受講者が展示作品から各自一点ないし複数点を調査対象に選び、制作者、技法、制作年、展示歴、修復記録など作品に関連する情報を精査した上で、主題にかんする解釈を行い、発表の形式にまとめる。 授業内では、発表内容にかんする積極的な意見交換やコメントを歓迎する。 |
|||||||
(到達目標)
・現在の美術館を取り巻く諸事情・経緯などに関する基礎的知識について理解する。
・美術に関する専門事項を学ぶ上での基礎となる能力を習得する。 ・十分な検証のもと、考察や調査の結果を課題と関連づけてプレゼンテーションできる能力を身につける。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回:イントロダクション 第2回:美術館の起源 第3回:美術館の機能 第4回:収蔵と展示 第5回:キュビスムの起源 第6回:ジョルジュ・ブラックとパブロ・ピカソの主題と技法 第7回:ロベール・ドローネーとキュビスムの展開 第8回:キュビスムとピュリスム 第9回:展覧会での作品鑑賞 第10回:学生による発表(1)(2) 第11回:学生による発表(3)(4) 第12回:学生による発表(5)(6) 第13回:学生による発表(7)(8) 第14回:学生による発表(9)(10) 第15回:学生による発表(11)(12)&フィードバック |
|||||||
(履修要件)
後期に開講される「創造ルネッサンス論基礎ゼミナール」の受講を推奨する。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は平常点50%(授業への出席、討議や質問への参加状況、コメントシートの提出)、発表50%で評価する。
発表においては各自がテーマをきめて発表をおこなう。 |
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(教科書)
授業中に指示する
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
・口頭発表のための予習準備と発表スライド・レジュメの作成
・講義内容を参考にしつつ、興味関心のある芸術作品あるいは美術作品についての学びを深める |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
● オフィス・アワーについて:講義時間の前後に対応します。
個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 ● 展覧会での作品鑑賞について:入場料や交通費等は自己負担となります。学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に事前の加入をお願いいたします。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :国際政治論
|
(英 訳) | ILAS Seminar :International Politics | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 共北3B | ||||||
(キーワード) | 国際政治史 / 近現代史 / 外交史 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 国際政治史・外交史に関連する基礎的な文献を読み、参加者全員で討議を深めることで、歴史に対する理解を深めることが目的である。 | ||||||
(到達目標) | 国際政治史上の重要な事件や人物を取り上げることで、自ら研究する際の視座を得る。 | ||||||
(授業計画と内容) | 各自が選択した国際政治史や近現代史に関する書籍につき、書評を行う。 第1回 オリエンテーション 第2回 割当決め、その他 第3回 個別報告1回目 … 第13回 個別報告11回目 第14回 最終総括 第15回 フィードバック 毎週1名から2名の報告担当者を決め、あらかじめ自ら選定した書籍について紹介と批評(レビュー)を行なう。 その際、レジュメを作成して全員に配布し、20分から30分ほどの報告のあと、履修者全体からコメントをもらい、質疑応答の時間を設ける。 最終的には選定した書籍やその関連分野につき、4000字から5000字程度のレポートとして提出することが求められる。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート 50% 平常点・議論への貢献 50% (3回以上欠席の学生は単位を付与しない)。 詳しくは授業中に説明する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | ゼミ後には、ゼミ中に行われた議論をふまえ、個別研究を進めること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 個人研究を進める意欲を持っていること。積極的に議論に貢献すること。所属学部は問わない。 | ||||||
ILASセミナー :国際政治論
(科目名)
ILAS Seminar :International Politics
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 共北3B |
|||||||
(キーワード) 国際政治史 / 近現代史 / 外交史 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
国際政治史・外交史に関連する基礎的な文献を読み、参加者全員で討議を深めることで、歴史に対する理解を深めることが目的である。
|
|||||||
(到達目標)
国際政治史上の重要な事件や人物を取り上げることで、自ら研究する際の視座を得る。
|
|||||||
(授業計画と内容)
各自が選択した国際政治史や近現代史に関する書籍につき、書評を行う。 第1回 オリエンテーション 第2回 割当決め、その他 第3回 個別報告1回目 … 第13回 個別報告11回目 第14回 最終総括 第15回 フィードバック 毎週1名から2名の報告担当者を決め、あらかじめ自ら選定した書籍について紹介と批評(レビュー)を行なう。 その際、レジュメを作成して全員に配布し、20分から30分ほどの報告のあと、履修者全体からコメントをもらい、質疑応答の時間を設ける。 最終的には選定した書籍やその関連分野につき、4000字から5000字程度のレポートとして提出することが求められる。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート 50%
平常点・議論への貢献 50% (3回以上欠席の学生は単位を付与しない)。 詳しくは授業中に説明する。 |
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
ゼミ後には、ゼミ中に行われた議論をふまえ、個別研究を進めること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
個人研究を進める意欲を持っていること。積極的に議論に貢献すること。所属学部は問わない。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :法哲学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Philosophy of Law | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 20(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 共北3A | ||||||
(キーワード) | 法哲学 / 法理学 / 法思想 / 社会思想 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 現代社会を支える基本的な仕組みである法は、事細かな条文や裁判例として現れる一方で、その内容や運用は、背景として存する原理や理論、思考様式、さらには歴史的経緯によって支えられる。本授業は、文献講読を通じて、それら法を支える基礎理論や背景を探究するものである。 法および法学のあり方や前提について広く深く分析する視座を獲得し、我々の生きる社会を問い直すきっかけを見つけてほしい。 |
||||||
(到達目標) | ①法や法学を支える思想や原理について基礎的な知見を得る。 ②議論の構造や要点を的確に把握するとともに、一歩踏み込んで自ら考える姿勢を身につける。 ③自分の抱いた疑問点・不明点を言語化し、他人に伝えられるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 基本的に、特定のテクストの要約と(批判的)検討というかたちでの報告をしてもらったうえで、報告に基づくディスカッションを行う。テーマとしては、「現代社会における自由の在り方」「法律学の科学性」「法的思考の構造と特徴」などを考えている。もっとも、法哲学は何をやってもよい学問分野なので、受講者の希望と同意がある場合には、(法、政治、社会に関わる範囲内で)異なるテーマへと変更する。 第1回 ガイダンス。今後の授業の進め方や報告の仕方を説明し、テーマの選定と報告者の割り当てを行う。あわせて資料作成に関する初歩的な説明も行う。 第2-14回 報告者による発表と全体でのディスカッション。教員による解説を適宜交えつつ進める。受講者数によってはグループでの報告となるので、その際には報告者間で十分に打合せをして臨まれたい。 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 報告回におけるプレゼンテーションと質疑応答(60点)、それ以外の回における議論への参加と発言内容(40点)によって評価する。なお、出席回数が10回に満たない場合には不可とする。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
必要に応じてプリントを配付する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 自身の報告回であるか否かを問わず、予め指定された文献を読み込んだうえで出席してください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :法哲学
(科目名)
ILAS Seminar :Philosophy of Law
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 20(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 共北3A |
|||||||
(キーワード) 法哲学 / 法理学 / 法思想 / 社会思想 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
現代社会を支える基本的な仕組みである法は、事細かな条文や裁判例として現れる一方で、その内容や運用は、背景として存する原理や理論、思考様式、さらには歴史的経緯によって支えられる。本授業は、文献講読を通じて、それら法を支える基礎理論や背景を探究するものである。
法および法学のあり方や前提について広く深く分析する視座を獲得し、我々の生きる社会を問い直すきっかけを見つけてほしい。 |
|||||||
(到達目標)
①法や法学を支える思想や原理について基礎的な知見を得る。
②議論の構造や要点を的確に把握するとともに、一歩踏み込んで自ら考える姿勢を身につける。 ③自分の抱いた疑問点・不明点を言語化し、他人に伝えられるようになる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
基本的に、特定のテクストの要約と(批判的)検討というかたちでの報告をしてもらったうえで、報告に基づくディスカッションを行う。テーマとしては、「現代社会における自由の在り方」「法律学の科学性」「法的思考の構造と特徴」などを考えている。もっとも、法哲学は何をやってもよい学問分野なので、受講者の希望と同意がある場合には、(法、政治、社会に関わる範囲内で)異なるテーマへと変更する。 第1回 ガイダンス。今後の授業の進め方や報告の仕方を説明し、テーマの選定と報告者の割り当てを行う。あわせて資料作成に関する初歩的な説明も行う。 第2-14回 報告者による発表と全体でのディスカッション。教員による解説を適宜交えつつ進める。受講者数によってはグループでの報告となるので、その際には報告者間で十分に打合せをして臨まれたい。 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
報告回におけるプレゼンテーションと質疑応答(60点)、それ以外の回における議論への参加と発言内容(40点)によって評価する。なお、出席回数が10回に満たない場合には不可とする。
|
|||||||
(教科書)
授業中に指示する
必要に応じてプリントを配付する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
自身の報告回であるか否かを問わず、予め指定された文献を読み込んだうえで出席してください。
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
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|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ジェンダー論
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(英 訳) | ILAS Seminar :Gender Studies | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室22 | ||||||
(キーワード) | ジェンダー / セクシュアリティ | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | この授業では、ジェンダーに関する基礎的な知識を獲得し、ジェンダーに関わる諸問題への理解を深めることを目指す。受講生の報告とそれに基づく討論をメインとする形式で行うことで、報告や討論の技術をみがくことも目標とする。 | ||||||
(到達目標) | ジェンダーに関する幅広い知識を獲得するとともに、ジェンダーに関する諸問題について考察する能力を養う。確かな根拠に基づき、ロジカルに自身の主張を発表し、議論を深めていくための技術を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | この授業では、ジェンダーの視点から社会事象をみるとはどういうことなのか、その基本認識の形成に努める。 当たり前のことではあるが、ジェンダー論は「教義」ではないので、唯一絶対の正解を頭に叩き込むことがジェンダー論の学習ではない。しかし、世間を見渡すと、そのような捉えられ方をされている側面も否定できず、その反動的あらわれとして「ツイフェミ」などへの反発も目立つようになっている。これらは、いずれもジェンダー論が表面的にしか受け止められていないことの反映であると考えられる。 この授業では、こうしたジェンダー論に対する表層的理解からの脱却を図ることを目指す。そのために、2冊の教科書を精読し、ジェンダー論が何を問題としているのか、その本質的理解を深めていく。 第1回:イントロダクション 授業のねらいを説明し、第2回以降の授業の進め方を周知する。 第2〜8回:教科書①の精読 下記に指定する教科書①を輪読していく。各章の内容に関わる疑問点・論点を受講生全員が提出し、それに基づき受講者全員で議論する。このセクションは全7回となる。 第9〜14回:教科書②の精読 下記に指定する教科書②を輪読していく。各章の内容に関わる疑問点・論点を受講生全員が提出し、それに基づき受講者全員で議論する。このセクションは全6回となる。 第15回:フィードバック(方法は別途連絡する。) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点は、毎回提出する課題の内容(30点)と、授業時の討論への参加状況(30点)を総合して評価する。また、学期末には授業全体を通しての報告・議論をふまえたレポートを課し、これを評価する(40点)。 成績評点は素点(100点満点)とする。 なお、3分の2以上の出席がなければ、いかなる理由があっても単位を認めない。 |
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(教科書) |
『はじめてのフェミニズム』
(筑摩書房、2023年)
ISBN:978-4-480-68462-2
(これが教科書①です。)
『LGBTを読みとく:クィア・スタディーズ入門』
(筑摩書房、2017年)
ISBN:978-4-480-06943-6
(これが教科書②です。)
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 受講生全員が毎回課題を提出することになるため、受講するにあたり相応の予習・復習が必要となる。よって、楽に単位を取りたい人にはお勧めしない。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :ジェンダー論
(科目名)
ILAS Seminar :Gender Studies
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 教育院棟演習室22 |
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(キーワード) ジェンダー / セクシュアリティ | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業では、ジェンダーに関する基礎的な知識を獲得し、ジェンダーに関わる諸問題への理解を深めることを目指す。受講生の報告とそれに基づく討論をメインとする形式で行うことで、報告や討論の技術をみがくことも目標とする。
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(到達目標)
ジェンダーに関する幅広い知識を獲得するとともに、ジェンダーに関する諸問題について考察する能力を養う。確かな根拠に基づき、ロジカルに自身の主張を発表し、議論を深めていくための技術を身につける。
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(授業計画と内容)
この授業では、ジェンダーの視点から社会事象をみるとはどういうことなのか、その基本認識の形成に努める。 当たり前のことではあるが、ジェンダー論は「教義」ではないので、唯一絶対の正解を頭に叩き込むことがジェンダー論の学習ではない。しかし、世間を見渡すと、そのような捉えられ方をされている側面も否定できず、その反動的あらわれとして「ツイフェミ」などへの反発も目立つようになっている。これらは、いずれもジェンダー論が表面的にしか受け止められていないことの反映であると考えられる。 この授業では、こうしたジェンダー論に対する表層的理解からの脱却を図ることを目指す。そのために、2冊の教科書を精読し、ジェンダー論が何を問題としているのか、その本質的理解を深めていく。 第1回:イントロダクション 授業のねらいを説明し、第2回以降の授業の進め方を周知する。 第2〜8回:教科書①の精読 下記に指定する教科書①を輪読していく。各章の内容に関わる疑問点・論点を受講生全員が提出し、それに基づき受講者全員で議論する。このセクションは全7回となる。 第9〜14回:教科書②の精読 下記に指定する教科書②を輪読していく。各章の内容に関わる疑問点・論点を受講生全員が提出し、それに基づき受講者全員で議論する。このセクションは全6回となる。 第15回:フィードバック(方法は別途連絡する。) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点は、毎回提出する課題の内容(30点)と、授業時の討論への参加状況(30点)を総合して評価する。また、学期末には授業全体を通しての報告・議論をふまえたレポートを課し、これを評価する(40点)。
成績評点は素点(100点満点)とする。 なお、3分の2以上の出席がなければ、いかなる理由があっても単位を認めない。 |
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(教科書)
『はじめてのフェミニズム』
(筑摩書房、2023年)
ISBN:978-4-480-68462-2
(これが教科書①です。)
『LGBTを読みとく:クィア・スタディーズ入門』
(筑摩書房、2017年)
ISBN:978-4-480-06943-6
(これが教科書②です。)
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講生全員が毎回課題を提出することになるため、受講するにあたり相応の予習・復習が必要となる。よって、楽に単位を取りたい人にはお勧めしない。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :コミュニケーションデザイン
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(英 訳) | ILAS Seminar :Communication Design | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 24(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 総合博物館 南館2階セミナー室 | ||||||
(キーワード) | 問いのデザイン / コミュニケーションデザイン / オンライン / インクルーシブ / 創造性 | ||||||
(授業の概要・目的) | 生成AIをはじめ利便性の高いICTがどんなに発展しても、発想の基点は当然ながら人間であり、これをもとにチームを促す一言を発するのはあくまでも人間のリーダーである。「世の中にない新しいサービスを考えろ」と声を荒げても、「自由に発想して好きなことをなんでも話し合ってください」と猫なで声を出しても、それだけでチームメンバーの思考は深まらない。この思考が深まらない理由を、参加者のモチベーションの低さや生徒の発想力の欠如に責任転嫁するようなリーダーには誰もついてこない。 そこで本講義においては、大学生がこれからの人生で何度となく経験する自己紹介や議論など、日常のコミュニケーションをとりあげ、これが将来にわたってチームビルディングやクリエイティブな会議にまで引き上げるような、創造的対話手法の習得を目標とする。生成AIについても講義内で積極的に活用し、システムに依存するのではなく、あらゆるシステムを活用した上で対話の場を創造的に活性化するコミュニケーションデザインを実践する。 |
||||||
(到達目標) | 伝えると伝わる、討論と議論、問題と課題など、類似概念を明瞭に言い分けるような丁寧な概念理解を経て、コミュニケーションデザインに必要な観点を習得し、具体事例を幅広く体験的に理解することで、学生自らが実践できるようなデザイン手法の習得を目指す。 また、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用することで、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとする。 |
||||||
(授業計画と内容) | 以下のような課題について、1課題あたり2〜3週ずつ授業をする予定である。 1.コミュニケーションデザインとはなにか 2.自己紹介と他己紹介 3.身体配置が対話にもたらす変化 4.質問・発問・問いの違いと問いのデザイン 5.水平思考と創造的思考など多様な発想法 6.討論・交渉・議論の違いと創造的対話の作り方 7.ダイバーシティ&インクルージョン 8.生成AIや先端ICTを活用した発想支援 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回授業において討論に積極的に参加することと中間レポートを平常点(40%)とし、最終レポート提出(60%)とを組み合わせて総合的に評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
『問いのデザイン』
(学芸出版社、2020)
ISBN:4761527439
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 日頃から異分野、異業種、異世代など、手法や価値観が異なる相手と協働し、議論する機会を意識してもっておくこと。そこで得る違和感を言語化することが予習であり、本講義で得た技法を積極的にその議論の場で試すことが復習である。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 児童生徒の能動的な学びを引き出す新しい学習環境デザインに関心のある学生、企業組織において創造的なアイデアを生み出し続けるチームづくりやリーダーシップに関心のある学生、異分野異業種の学生同士、専門家との議論の深め方に関心のある学生にとって、とくに本セミナーでの手法習得が効果的だと考えられる。 | ||||||
ILASセミナー :コミュニケーションデザイン
(科目名)
ILAS Seminar :Communication Design
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 24(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 総合博物館 南館2階セミナー室 |
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(キーワード) 問いのデザイン / コミュニケーションデザイン / オンライン / インクルーシブ / 創造性 | |||||||
(授業の概要・目的)
生成AIをはじめ利便性の高いICTがどんなに発展しても、発想の基点は当然ながら人間であり、これをもとにチームを促す一言を発するのはあくまでも人間のリーダーである。「世の中にない新しいサービスを考えろ」と声を荒げても、「自由に発想して好きなことをなんでも話し合ってください」と猫なで声を出しても、それだけでチームメンバーの思考は深まらない。この思考が深まらない理由を、参加者のモチベーションの低さや生徒の発想力の欠如に責任転嫁するようなリーダーには誰もついてこない。
そこで本講義においては、大学生がこれからの人生で何度となく経験する自己紹介や議論など、日常のコミュニケーションをとりあげ、これが将来にわたってチームビルディングやクリエイティブな会議にまで引き上げるような、創造的対話手法の習得を目標とする。生成AIについても講義内で積極的に活用し、システムに依存するのではなく、あらゆるシステムを活用した上で対話の場を創造的に活性化するコミュニケーションデザインを実践する。 |
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(到達目標)
伝えると伝わる、討論と議論、問題と課題など、類似概念を明瞭に言い分けるような丁寧な概念理解を経て、コミュニケーションデザインに必要な観点を習得し、具体事例を幅広く体験的に理解することで、学生自らが実践できるようなデザイン手法の習得を目指す。
また、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用することで、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとする。 |
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(授業計画と内容)
以下のような課題について、1課題あたり2〜3週ずつ授業をする予定である。 1.コミュニケーションデザインとはなにか 2.自己紹介と他己紹介 3.身体配置が対話にもたらす変化 4.質問・発問・問いの違いと問いのデザイン 5.水平思考と創造的思考など多様な発想法 6.討論・交渉・議論の違いと創造的対話の作り方 7.ダイバーシティ&インクルージョン 8.生成AIや先端ICTを活用した発想支援 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回授業において討論に積極的に参加することと中間レポートを平常点(40%)とし、最終レポート提出(60%)とを組み合わせて総合的に評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『問いのデザイン』
(学芸出版社、2020)
ISBN:4761527439
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(授業外学習(予習・復習)等)
日頃から異分野、異業種、異世代など、手法や価値観が異なる相手と協働し、議論する機会を意識してもっておくこと。そこで得る違和感を言語化することが予習であり、本講義で得た技法を積極的にその議論の場で試すことが復習である。
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(その他(オフィスアワー等))
児童生徒の能動的な学びを引き出す新しい学習環境デザインに関心のある学生、企業組織において創造的なアイデアを生み出し続けるチームづくりやリーダーシップに関心のある学生、異分野異業種の学生同士、専門家との議論の深め方に関心のある学生にとって、とくに本セミナーでの手法習得が効果的だと考えられる。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :省エネルギー社会を支える材料とデバイス
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Electric and Electronic Materials | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 総合研究11号館114講義室 | ||||||
(キーワード) | 物理 / 電気・電子 | ||||||
(授業の概要・目的) | 我々の日常生活を支える家電製品、自動車、携帯電話、通信機器、PCなどの様々な工業製品には、多くの電子材料やデバイスが活用されている。現在、持続可能社会の実現に向けてこれらの工業製品の省エネルギー化が急務であり、そのための材料やデバイスに関する研究開発が精力的に行われている。本セミナーでは、これらの工業製品の根幹をなす機能・物質についての紹介を行うとともに、受講者の文献調査、レポート作成やプレゼンテーションを通じて、工業製品を構成する材料およびデバイスについて、これらの性質や原理およびその応用に関する理解を深める。 | ||||||
(到達目標) | 身の回りの工業製品に含まれる主な電子材料およびその機能について理解するとともに、これらの基本的な動作原理について理解・説明できるようになること。 文献調査、レポート作成やプレゼンテーションの基本的なスキルを学び、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 オリエンテーション 身の回りの工業製品に使用されている電子材料の概要を説明し、今後の授業の 進め方を周知する。 第2回 科学技術文章の作成技術に関して講義する。 第3回〜第14回 以下のような課題について、1課題あたり1〜2週かけて概要を講義し、 受講者が担当の課題についてレポートを作成・発表する。 ・物質の構造と電子状態 ・導電・絶縁材料とその応用 ・誘電・圧電材料とその応用 ・磁気材料とその応用 ・半導体材料とその応用 ・光材料とその応用 ・超伝導材料とその応用 ・エネルギー材料とその応用 《期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
高校時に物理を履修していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点および各課題の成果物で成績を評価する。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | レポートおよびプレゼンテーション資料の作成では、進捗状況に応じて課題が与えれられる。次回までに与えられた課題(構成の見直しや文献調査等)を行い、資料のブラッシュアップを継続して行う。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | レポート作成のためのPC環境が利用できることが望ましい。 | ||||||
ILASセミナー :省エネルギー社会を支える材料とデバイス
(科目名)
ILAS Seminar :Electric and Electronic Materials
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 総合研究11号館114講義室 |
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(キーワード) 物理 / 電気・電子 | |||||||
(授業の概要・目的)
我々の日常生活を支える家電製品、自動車、携帯電話、通信機器、PCなどの様々な工業製品には、多くの電子材料やデバイスが活用されている。現在、持続可能社会の実現に向けてこれらの工業製品の省エネルギー化が急務であり、そのための材料やデバイスに関する研究開発が精力的に行われている。本セミナーでは、これらの工業製品の根幹をなす機能・物質についての紹介を行うとともに、受講者の文献調査、レポート作成やプレゼンテーションを通じて、工業製品を構成する材料およびデバイスについて、これらの性質や原理およびその応用に関する理解を深める。
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|||||||
(到達目標)
身の回りの工業製品に含まれる主な電子材料およびその機能について理解するとともに、これらの基本的な動作原理について理解・説明できるようになること。
文献調査、レポート作成やプレゼンテーションの基本的なスキルを学び、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 オリエンテーション 身の回りの工業製品に使用されている電子材料の概要を説明し、今後の授業の 進め方を周知する。 第2回 科学技術文章の作成技術に関して講義する。 第3回〜第14回 以下のような課題について、1課題あたり1〜2週かけて概要を講義し、 受講者が担当の課題についてレポートを作成・発表する。 ・物質の構造と電子状態 ・導電・絶縁材料とその応用 ・誘電・圧電材料とその応用 ・磁気材料とその応用 ・半導体材料とその応用 ・光材料とその応用 ・超伝導材料とその応用 ・エネルギー材料とその応用 《期末試験》 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
高校時に物理を履修していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点および各課題の成果物で成績を評価する。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
授業中に指示する
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|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
レポートおよびプレゼンテーション資料の作成では、進捗状況に応じて課題が与えれられる。次回までに与えられた課題(構成の見直しや文献調査等)を行い、資料のブラッシュアップを継続して行う。
|
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(その他(オフィスアワー等))
レポート作成のためのPC環境が利用できることが望ましい。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :X線観測衛星による高エネルギー天文学実習
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Analysis of X-ray Satellite Data for High Energy Astrophysics | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 理学研究科5号館341号室 | ||||||
(キーワード) | 天文学 / 高エネルギー宇宙物理 / 人工衛星 / 観測研究 / X線 | ||||||
(授業の概要・目的) | 宇宙にはX線で輝く天体が無数に存在しています。例えばブラックホール周辺の降着円盤、暗黒物質に束縛された銀河団ガス、超新星爆発を起こした星の残骸などは、X線天体の代表例です。それらの正体は様々な物理機構によって数万度から数億度まで加熱された超高温プラズマです。こうしたプラズマからのX線放射を検出することは、宇宙の到るところで起きている激しい高エネルギー活動の現場を捉えることに他なりません。X線天文学は、こうした宇宙の極限環境でしか実現し得ない高エネルギー現象の物理を観測を通じて明らかにしてきました。 本ILASセミナーでは、当研究室を含む日本の研究機関が開発し2005年に打ち上げたX線観測衛星すざく、および1999年にNASAが打ち上げたChandra衛星の公開データを用いて、任意の天体のデータ解析実習を行います。手元にPCがあれば誰でも行える簡単な解析手法からX線天体の様々な物理量を測定し、それが現代の天文学においてどのような意味を持つかを説明します。その過程で天体物理学の基本や衛星データ解析の方法論を楽しみながら学びます。 |
||||||
(到達目標) | ・観測研究の基本、X線観測衛星で取得したデータから天体の科学的な情報を引き出すまでの手順を実際に手を動かしながら習得する。 ・その過程で天体物理学や人工衛星、そこに搭載された検出器の特性を理解する。 |
||||||
(授業計画と内容) | ・授業回数はフィードバックを含め全15回とします。 ・初回に本セミナーの目標・進め方を説明します。 ・その後の数回で観測衛星・X線天体について調べ、ゼミ発表を行います。 ・その後、各自で研究したい天体を決めて、データ解析実習に移ります。どの天体をターゲットにするかは授業の中で説明します。 ・それぞれの天体の観測からどのような知見が得られたかを発表する回を設けます。 下記は昨年度の例です。 第1回 高エネルギー天文学実習ガイダンス 第2回 X線天文学の基礎セミナー(超新星の爆発機構) 第3回 X線天文学の基礎セミナー 第4回 X線天文学の基礎セミナー 第5回 オンラインを利用したすざく衛星データの天体解析方法 第6回 天体解析実習(続き) 第7回 X線スペクトルからの物理量の測定 第8回 超新星残骸の重元素測定 第9回 各自の天体解析結果から超新星の素性を突き止める 第10回 仮想マシンを利用したChandra衛星データの天体解析方法 第11回 天体解析実習(続き) 第12回 X線天体画像からの物理量の測定 第13回 超新星残骸の重元素分布の調査 第14回 総括 |
||||||
(履修要件) |
宇宙や天文に興味があることが受講の条件です。X線の物理過程に踏み込むので理学部向きです。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況とゼミ・実習での積極的姿勢をもとに評価する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 実習では次回までの課題が出ることがあります。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特別な予備知識は必要としません。実習にはPCを使用します。何台かはこちらで用意しますが、自分でノートPCを持ち込める人、大歓迎です。Mac, Windowsどちらでも可。場合によっては二人一組での実習になります。 特にオフィスアワーは設けていませんが、実習で詰まった場合はいつでも対応します。 |
||||||
ILASセミナー :X線観測衛星による高エネルギー天文学実習
(科目名)
ILAS Seminar :Analysis of X-ray Satellite Data for High Energy Astrophysics
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 理学研究科5号館341号室 |
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(キーワード) 天文学 / 高エネルギー宇宙物理 / 人工衛星 / 観測研究 / X線 | |||||||
(授業の概要・目的)
宇宙にはX線で輝く天体が無数に存在しています。例えばブラックホール周辺の降着円盤、暗黒物質に束縛された銀河団ガス、超新星爆発を起こした星の残骸などは、X線天体の代表例です。それらの正体は様々な物理機構によって数万度から数億度まで加熱された超高温プラズマです。こうしたプラズマからのX線放射を検出することは、宇宙の到るところで起きている激しい高エネルギー活動の現場を捉えることに他なりません。X線天文学は、こうした宇宙の極限環境でしか実現し得ない高エネルギー現象の物理を観測を通じて明らかにしてきました。
本ILASセミナーでは、当研究室を含む日本の研究機関が開発し2005年に打ち上げたX線観測衛星すざく、および1999年にNASAが打ち上げたChandra衛星の公開データを用いて、任意の天体のデータ解析実習を行います。手元にPCがあれば誰でも行える簡単な解析手法からX線天体の様々な物理量を測定し、それが現代の天文学においてどのような意味を持つかを説明します。その過程で天体物理学の基本や衛星データ解析の方法論を楽しみながら学びます。 |
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(到達目標)
・観測研究の基本、X線観測衛星で取得したデータから天体の科学的な情報を引き出すまでの手順を実際に手を動かしながら習得する。
・その過程で天体物理学や人工衛星、そこに搭載された検出器の特性を理解する。 |
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(授業計画と内容)
・授業回数はフィードバックを含め全15回とします。 ・初回に本セミナーの目標・進め方を説明します。 ・その後の数回で観測衛星・X線天体について調べ、ゼミ発表を行います。 ・その後、各自で研究したい天体を決めて、データ解析実習に移ります。どの天体をターゲットにするかは授業の中で説明します。 ・それぞれの天体の観測からどのような知見が得られたかを発表する回を設けます。 下記は昨年度の例です。 第1回 高エネルギー天文学実習ガイダンス 第2回 X線天文学の基礎セミナー(超新星の爆発機構) 第3回 X線天文学の基礎セミナー 第4回 X線天文学の基礎セミナー 第5回 オンラインを利用したすざく衛星データの天体解析方法 第6回 天体解析実習(続き) 第7回 X線スペクトルからの物理量の測定 第8回 超新星残骸の重元素測定 第9回 各自の天体解析結果から超新星の素性を突き止める 第10回 仮想マシンを利用したChandra衛星データの天体解析方法 第11回 天体解析実習(続き) 第12回 X線天体画像からの物理量の測定 第13回 超新星残骸の重元素分布の調査 第14回 総括 |
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(履修要件)
宇宙や天文に興味があることが受講の条件です。X線の物理過程に踏み込むので理学部向きです。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況とゼミ・実習での積極的姿勢をもとに評価する。詳細は授業中に説明する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
実習では次回までの課題が出ることがあります。
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(その他(オフィスアワー等))
特別な予備知識は必要としません。実習にはPCを使用します。何台かはこちらで用意しますが、自分でノートPCを持ち込める人、大歓迎です。Mac, Windowsどちらでも可。場合によっては二人一組での実習になります。
特にオフィスアワーは設けていませんが、実習で詰まった場合はいつでも対応します。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :来るべき民主主義と平和のかたち
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(英 訳) | ILAS Seminar :The shapes of democracy and peace to come | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 1共21 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 戦争 / 平和 / 民主主義 / 構造的暴力 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | テーマ:構造的暴力 −戦争がなければ平和なのか− 20世紀は戦争による死者が歴史上最も多かった100年間であった。21世紀に入って、国家間の全面的な紛争は減少したかに見えるが、民族や宗教の対立あるいは政治経済的利害に基づく地域的な紛争は依然として後を絶たない。 平和という言葉は戦争に対置してしばしば用いられるが、戦争がない状態が平和だと果たして言えるだろうか。物理的な暴力にさらされていなくても、幸福を追求することができない人や社会は世界に存在する。政治的抑圧、経済的搾取、文化的排除など、社会の仕組みのもとで人々の暮らしが脅かされることを、構造的暴力と呼ぶ。構造的暴力はシステムとして働くので、暴力をふるう主体は見えにくいが、私たちの身の回りに確かに存在している。さらに厄介なことには、グローバル化が進行した現代の社会では国境をこえて構造的暴力が作用するし、構造的暴力の被害者が、別の構造的暴力を支えていることさえ考えられる。 本セミナーではこれらの問題について受講者とともに考える。具体的な事実に基づいて「来るべき民主主義と平和のかたち」を受講者が自分で考える思考能力を養うことを目的とする。 |
||||||||||||||||||
(到達目標) | 構造的暴力という視点から平和の意味を捉えなおし、これからの社会が向き合わなければならない諸問題の解決のために、複眼的でグローカルな視点に基づいて考える習慣を身につけることを目標とする。授業では解決策を提示して解説をするのではなく、あくまで受講者が自力で考えることを促す。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション 授業で取り上げる問題について概説し、参考文献の紹介、授業の進め方について説明を行う。 第2回以降第10回までは、講師による講義と、グループ別に報告を準備するための時間を設ける。講師による講義は、「構造的暴力」の問題にかかわって各回別の講師が担当し、毎回の講義の終了後に質疑をおこない、参加者が授業の終わりにコメントシートを提出する(下記の日程は仮日程、講師の担当日は変わる可能性がある)。 第11回以降は、グループ別のプレゼン/討論の時間とする。 グループ別の発表のテーマは、なんらかの形で「戦争/平和」という主題に関係していることが求められるが、講師による講義内容にかかわりなく、自由に設定することが可能である。 第 2回 講義と質疑 第 3回 講義と質疑 第 4回 グループ分け・グループ別プレゼン準備 第 5回 講義と質疑 第 6回 講義と質疑 第 7回 グループ別プレゼン準備 第 8回 講義と質疑 第 9回 講義と質疑 第10回 グループ別プレゼン準備 第11回 グループ別プレゼン/討論 第12回 グループ別プレゼン/討論 第13回 グループ別プレゼン/討論 第14回 グループ別プレゼン/討論 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(授業での議論参加と毎回の小レポート)…6割 学期末レポート…4割 |
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(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業のテーマについてさらに学びたい受講者には担当教員が随時指示する。
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 国内外の出来事について報道されるニュースに常に接しておく。授業の内容に関連して関心をもった出来事があれば、次の授業においてそれを質問・紹介する。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 社会に対するアンテナを日常的に張り巡らして様々なことに好奇心を発揮する態度と、与えられた知識を鵜呑みにするのではなく、常に批判的に問い返す姿勢を受講者には求めたい。 | ||||||||||||||||||
ILASセミナー :来るべき民主主義と平和のかたち
(科目名)
ILAS Seminar :The shapes of democracy and peace to come
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 1共21 |
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(キーワード) 戦争 / 平和 / 民主主義 / 構造的暴力 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
テーマ:構造的暴力 −戦争がなければ平和なのか−
20世紀は戦争による死者が歴史上最も多かった100年間であった。21世紀に入って、国家間の全面的な紛争は減少したかに見えるが、民族や宗教の対立あるいは政治経済的利害に基づく地域的な紛争は依然として後を絶たない。 平和という言葉は戦争に対置してしばしば用いられるが、戦争がない状態が平和だと果たして言えるだろうか。物理的な暴力にさらされていなくても、幸福を追求することができない人や社会は世界に存在する。政治的抑圧、経済的搾取、文化的排除など、社会の仕組みのもとで人々の暮らしが脅かされることを、構造的暴力と呼ぶ。構造的暴力はシステムとして働くので、暴力をふるう主体は見えにくいが、私たちの身の回りに確かに存在している。さらに厄介なことには、グローバル化が進行した現代の社会では国境をこえて構造的暴力が作用するし、構造的暴力の被害者が、別の構造的暴力を支えていることさえ考えられる。 本セミナーではこれらの問題について受講者とともに考える。具体的な事実に基づいて「来るべき民主主義と平和のかたち」を受講者が自分で考える思考能力を養うことを目的とする。 |
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(到達目標)
構造的暴力という視点から平和の意味を捉えなおし、これからの社会が向き合わなければならない諸問題の解決のために、複眼的でグローカルな視点に基づいて考える習慣を身につけることを目標とする。授業では解決策を提示して解説をするのではなく、あくまで受講者が自力で考えることを促す。
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション 授業で取り上げる問題について概説し、参考文献の紹介、授業の進め方について説明を行う。 第2回以降第10回までは、講師による講義と、グループ別に報告を準備するための時間を設ける。講師による講義は、「構造的暴力」の問題にかかわって各回別の講師が担当し、毎回の講義の終了後に質疑をおこない、参加者が授業の終わりにコメントシートを提出する(下記の日程は仮日程、講師の担当日は変わる可能性がある)。 第11回以降は、グループ別のプレゼン/討論の時間とする。 グループ別の発表のテーマは、なんらかの形で「戦争/平和」という主題に関係していることが求められるが、講師による講義内容にかかわりなく、自由に設定することが可能である。 第 2回 講義と質疑 第 3回 講義と質疑 第 4回 グループ分け・グループ別プレゼン準備 第 5回 講義と質疑 第 6回 講義と質疑 第 7回 グループ別プレゼン準備 第 8回 講義と質疑 第 9回 講義と質疑 第10回 グループ別プレゼン準備 第11回 グループ別プレゼン/討論 第12回 グループ別プレゼン/討論 第13回 グループ別プレゼン/討論 第14回 グループ別プレゼン/討論 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(授業での議論参加と毎回の小レポート)…6割
学期末レポート…4割 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業のテーマについてさらに学びたい受講者には担当教員が随時指示する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
国内外の出来事について報道されるニュースに常に接しておく。授業の内容に関連して関心をもった出来事があれば、次の授業においてそれを質問・紹介する。
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(その他(オフィスアワー等))
社会に対するアンテナを日常的に張り巡らして様々なことに好奇心を発揮する態度と、与えられた知識を鵜呑みにするのではなく、常に批判的に問い返す姿勢を受講者には求めたい。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :文化人類学調査法
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Cultural Anthropological Research | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(5)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 1共23 | ||||||||||||
(キーワード) | フィールドワーク / 調査計画 / 資料収集 | ||||||||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的) | フィールドワークは、文化人類学における必須の資料収集方法である。本演習は、文化人類学のフィールドワーク法を体得する準備段階に位置づけられる。そのため、段階を踏んで、初歩的なフィールドワークの経験を積むことが、本演習の概要である。まず、準備作業としての事前情報収集、人類学的な主題設定と計画立案を行う。つぎに、教員が受講生を引率して、実際に調査地に泊り込みで出かけ、一次資料を集める。さらに、収集資料をまとめて考察し、口頭発表する。2024年度は、滋賀県米原市近辺において、6月22日(土)〜6月23日(日)に実施する予定である。詳細については、受講生との相談により決定する ただし、感染症や気象等の状況によっては、フィールドワークを中止することもある。 |
||||||||||||
(到達目標) | 本演習の目標は、下記の手順により、フィールドワークの基本的な技法を体得することにある。 1)文献等を事前に収集して準備作業を行い、実践的な調査計画を立てる。 2)実地調査地に行き、調査計画に基づいて聞き取りや参与観察を行う。 3)収集資料をまとめて分析し、テーマに基づいて考察する。 単なる情報収集に終わることなく、人類学的に考察を行うことが重要である。 |
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(授業計画と内容) | 第1回〜第4回:日本語で書かれたフィールドワークの方法論や民族誌を輪読し、担当者が発表する。発表内容について討論する。 第5回〜第7回:受講生自らが関心をもつ個別の対象について、調査地に関わる文献等を渉猟して、基本情報を収集し、口頭発表と討論を行う。なお、資料収集においては、授業時間外の自習を含む。 第8回〜第11回:個別対象から抽出した人類学的なテーマについて、文献を読む。学生自らの問題関心を人類学の既存研究と結びつける。問題関心に基づいて、予備調査計画を立てて口頭発表し、全員で討論する。 授業時間外:調査地に赴いて調査を行い(1泊2日)、現地で収集資料をまとめる。 第12回〜第14回:調査資料を整理したうえで考察し、口頭発表する。 第15回:授業の総括およびフィードバック |
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(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業における積極性、情報をまとめたプレゼンテーション、議論、発表レジュメの充実度をもとに評価する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
参考資料となる市町村史が図書館に入っているので、活用すること。
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | フィールドワークに関わる文献に目を通す。また、授業の性格上、自分の関心テーマに関して、積極的に文献研究や情報収集を行う。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 自ら積極的に調査する意欲が必要である。多様な事象に興味を持ち、疑問に基づいて課題を設定し、自ら解決するために創意工夫する態度が望まれる。人類学関連科目が多数開講されているので、それらを履修することが推奨される。 なお、フィールドワークを実施する場合、かかる費用は受講生の負担となる。調査に先立ち、学生教育災害傷害保険に加入しておくこと。 1泊2日の調査費用は、受講生の自己負担であり、今年度の往復交通・宿泊費は、1万5000円程度(現地での活動費・食費を除く)を想定している。 |
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ILASセミナー :文化人類学調査法
(科目名)
ILAS Seminar :Cultural Anthropological Research
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 1共23 |
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(キーワード) フィールドワーク / 調査計画 / 資料収集 | ||||||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
フィールドワークは、文化人類学における必須の資料収集方法である。本演習は、文化人類学のフィールドワーク法を体得する準備段階に位置づけられる。そのため、段階を踏んで、初歩的なフィールドワークの経験を積むことが、本演習の概要である。まず、準備作業としての事前情報収集、人類学的な主題設定と計画立案を行う。つぎに、教員が受講生を引率して、実際に調査地に泊り込みで出かけ、一次資料を集める。さらに、収集資料をまとめて考察し、口頭発表する。2024年度は、滋賀県米原市近辺において、6月22日(土)〜6月23日(日)に実施する予定である。詳細については、受講生との相談により決定する
ただし、感染症や気象等の状況によっては、フィールドワークを中止することもある。 |
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(到達目標)
本演習の目標は、下記の手順により、フィールドワークの基本的な技法を体得することにある。
1)文献等を事前に収集して準備作業を行い、実践的な調査計画を立てる。 2)実地調査地に行き、調査計画に基づいて聞き取りや参与観察を行う。 3)収集資料をまとめて分析し、テーマに基づいて考察する。 単なる情報収集に終わることなく、人類学的に考察を行うことが重要である。 |
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(授業計画と内容)
第1回〜第4回:日本語で書かれたフィールドワークの方法論や民族誌を輪読し、担当者が発表する。発表内容について討論する。 第5回〜第7回:受講生自らが関心をもつ個別の対象について、調査地に関わる文献等を渉猟して、基本情報を収集し、口頭発表と討論を行う。なお、資料収集においては、授業時間外の自習を含む。 第8回〜第11回:個別対象から抽出した人類学的なテーマについて、文献を読む。学生自らの問題関心を人類学の既存研究と結びつける。問題関心に基づいて、予備調査計画を立てて口頭発表し、全員で討論する。 授業時間外:調査地に赴いて調査を行い(1泊2日)、現地で収集資料をまとめる。 第12回〜第14回:調査資料を整理したうえで考察し、口頭発表する。 第15回:授業の総括およびフィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業における積極性、情報をまとめたプレゼンテーション、議論、発表レジュメの充実度をもとに評価する。詳細は授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
参考資料となる市町村史が図書館に入っているので、活用すること。
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(授業外学習(予習・復習)等)
フィールドワークに関わる文献に目を通す。また、授業の性格上、自分の関心テーマに関して、積極的に文献研究や情報収集を行う。
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(その他(オフィスアワー等))
自ら積極的に調査する意欲が必要である。多様な事象に興味を持ち、疑問に基づいて課題を設定し、自ら解決するために創意工夫する態度が望まれる。人類学関連科目が多数開講されているので、それらを履修することが推奨される。
なお、フィールドワークを実施する場合、かかる費用は受講生の負担となる。調査に先立ち、学生教育災害傷害保険に加入しておくこと。 1泊2日の調査費用は、受講生の自己負担であり、今年度の往復交通・宿泊費は、1万5000円程度(現地での活動費・食費を除く)を想定している。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :民俗学ゼミ
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Folklore Studies | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 7(7)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 人文科学研究所本館4F421号室(本部構内) | ||||||
(キーワード) | 民俗(民間伝承) / 民俗学 / 衣食住 / 経済生活 / 社会組織 | ||||||
(授業の概要・目的) | 民俗学とは、人間の「せつなさ」と「しょうもなさ」に寄り添う学問ではないかと思う。普通の人々が日々の暮らしのなかから創り上げ、承け伝えてきたコトバ、モノ、ワザといったものの総体、そしてその結果として存在する「私たち自身」を「民俗資料」と名づけ、そこから、文字資料には決して書き残されることのなかった普通の人々の歴史を探ることを試みる学問である。本ゼミは、民俗学の目的と方法を、その創始者・柳田国男(1875−1962)の学問的生涯に即して説明した上で、衣食住、経済生活、社会組織などの個別分野についてとりあげる予定である。 | ||||||
(到達目標) | 民俗学の基本的な考え方と初歩的な実践方法を理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下のトピックにつき、現地見学、ディスカッション、資料調査等を行う。 1.使用上の注意 2,柳田国男の生涯 3.民俗学の方法 4.たべる—食— 5.すむ—住— 6.きる—衣— 7.生活史作成の注意1 8.はたらく−生産・生業− 9.はこぶ−交通・運輸− 10.とりかえる−交換・交易− 11.生活史作成の注意2 12.つどう1−血縁− 13.つどう2−地縁− 14.つどう3−社縁− 15.まとめ(フィードバック) |
||||||
(履修要件) |
講義「民俗学Ⅰ」(水4)を併せて履修すること。講義内容を前提にゼミを行う。諸般の事情により履修のできない場合は、補足のための課題を課す。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ゼミへの参加の積極性およびゼミ活動に関する期末レポートにより評価する。詳細は授業中に説明する。 |
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(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『柳田国男と民俗学の近代』
(吉川弘文館)
ISBN:BA53593061
『身体論のすすめ』
(丸善)
ISBN:4621075985
『日本的思考の原型』
(講談社)
ISBN:4061158066
『民俗学入門』
(岩波書店)
ISBN:978-4-00-431910-8
その他、授業中に適宜紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 知的好奇心の旺盛な受講生を歓迎する。 予習・復習等については授業中に随時指示する。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 学生教育研究災害傷害保険へ加入すること(新入生は原則的に必須となっています)。交通費(通常は市バス往復運賃程度)原則学生負担となります。 初回は人文科学研究所本館の玄関(東側)にお集まりください。 |
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ILASセミナー :民俗学ゼミ
(科目名)
ILAS Seminar :Folklore Studies
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 7(7)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 人文科学研究所本館4F421号室(本部構内) |
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(キーワード) 民俗(民間伝承) / 民俗学 / 衣食住 / 経済生活 / 社会組織 | |||||||
(授業の概要・目的)
民俗学とは、人間の「せつなさ」と「しょうもなさ」に寄り添う学問ではないかと思う。普通の人々が日々の暮らしのなかから創り上げ、承け伝えてきたコトバ、モノ、ワザといったものの総体、そしてその結果として存在する「私たち自身」を「民俗資料」と名づけ、そこから、文字資料には決して書き残されることのなかった普通の人々の歴史を探ることを試みる学問である。本ゼミは、民俗学の目的と方法を、その創始者・柳田国男(1875−1962)の学問的生涯に即して説明した上で、衣食住、経済生活、社会組織などの個別分野についてとりあげる予定である。
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(到達目標)
民俗学の基本的な考え方と初歩的な実践方法を理解する。
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(授業計画と内容)
以下のトピックにつき、現地見学、ディスカッション、資料調査等を行う。 1.使用上の注意 2,柳田国男の生涯 3.民俗学の方法 4.たべる—食— 5.すむ—住— 6.きる—衣— 7.生活史作成の注意1 8.はたらく−生産・生業− 9.はこぶ−交通・運輸− 10.とりかえる−交換・交易− 11.生活史作成の注意2 12.つどう1−血縁− 13.つどう2−地縁− 14.つどう3−社縁− 15.まとめ(フィードバック) |
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(履修要件)
講義「民俗学Ⅰ」(水4)を併せて履修すること。講義内容を前提にゼミを行う。諸般の事情により履修のできない場合は、補足のための課題を課す。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
ゼミへの参加の積極性およびゼミ活動に関する期末レポートにより評価する。詳細は授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『柳田国男と民俗学の近代』
(吉川弘文館)
ISBN:BA53593061
『身体論のすすめ』
(丸善)
ISBN:4621075985
『日本的思考の原型』
(講談社)
ISBN:4061158066
『民俗学入門』
(岩波書店)
ISBN:978-4-00-431910-8
その他、授業中に適宜紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
知的好奇心の旺盛な受講生を歓迎する。
予習・復習等については授業中に随時指示する。 |
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(その他(オフィスアワー等))
学生教育研究災害傷害保険へ加入すること(新入生は原則的に必須となっています)。交通費(通常は市バス往復運賃程度)原則学生負担となります。
初回は人文科学研究所本館の玄関(東側)にお集まりください。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :教育・社会・国家
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Education, Society and Nation-State | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 人環535 | ||||||
(キーワード) | 映画 / 表象 / 教師生徒関係 / 学校制度の比較史 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 古今東西の映画のなかで、教育を主題にしたものや教育の世界(教師や生徒や学校の日常の人間関係)が濃密に描かれた作品をいくつか取り上げ、そこに描かれた像を考察することを通して、教育が歴史・社会的文脈においてしか成立しえない事象であることを理解し、また教育学に包含される問題群がいかに幅広く、多様なものであるかを理解することを目指す。取り上げる作品は日本だけのものに偏らず、アメリカやヨーロッパのものを多く含むことで比較社会・比較教育的な試みを可能にする。 |
||||||
(到達目標) | 教育が歴史・社会的文脈においてしか成立しえない事象であることを理解し、教育学に包含される問題群がいかに幅広く、多様なものであるかを感得することで、教育学を学ぶモチベーションを高める。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1.オリエンテーション 2.〜14.個人発表またはグループ発表:教育をテーマとする映画作品および原作(または関連文献)を各受講者が取り上げ、読みとった教育像を報告し全体で共有化の上、討論を通じて考察を深める。 <取り上げる作品例> ・山田洋次監督『学校』『学校Ⅱ』1993、1996日本 ・吉田大八監督『桐島、部活やめるってよ』2012、日本 ・ピーター・ウィア監督『いまを生きる』1989、米国 ・チャン・イーモウ監督『あの子を探して』1999 中国 ・ガス・ヴァン・サント監督『グッド・ウィル・ハンティング』1997 アメリカ ・ジョー・ジョンストン監督『遠い空の向こうに』1999 アメリカ ・ジェイソン・ライトマン監督『ジュノ = JUNO』2008 アメリカ ・マーク・ウェブ監督『Gifted = ギフテッド』2017 アメリカ ・スティーブン・チョボスキー監督『ワンダー 君は太陽』2017 アメリカ ・ガーウィグ監督『レディ・バード』2017 アメリカ ・フランソワ・ベゴドー監督『パリ20区、僕たちのクラス』2008 フランス ・アリアンヌ・アスカリッド監督『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』2014 フランス ・フランソワ・トリュフォー監督『大人は判ってくれない』1959 フランス ・サム・ウッド監督『チップス先生さようなら』1939 イギリス ・ジョン・カーニー監督『シング・ストリート 未来へのうた』2016 アイルランド 15.フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価による。 教育現象の歴史・社会的文脈での把握・理解が達成されたかどうかを観点に、セミナーにおける発表時のレジュメの完成度、説明の適切性、作品選択の理由説明などを評価する(70%)。さらにそこに日常の討論・共同作業への参加状態、貢献などを加味する(30%)。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | グループ発表においては、他のメンバーと密に連絡を取り、協調して発表準備を行うこと。 他の人が発表で取り上げる作品もなるべく、吉田南図書館1F視聴覚室または附属図書館3Fラーニング・コモンズで視聴しておくことが望ましい。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :教育・社会・国家
(科目名)
ILAS Seminar :Education, Society and Nation-State
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 人環535 |
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(キーワード) 映画 / 表象 / 教師生徒関係 / 学校制度の比較史 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
古今東西の映画のなかで、教育を主題にしたものや教育の世界(教師や生徒や学校の日常の人間関係)が濃密に描かれた作品をいくつか取り上げ、そこに描かれた像を考察することを通して、教育が歴史・社会的文脈においてしか成立しえない事象であることを理解し、また教育学に包含される問題群がいかに幅広く、多様なものであるかを理解することを目指す。取り上げる作品は日本だけのものに偏らず、アメリカやヨーロッパのものを多く含むことで比較社会・比較教育的な試みを可能にする。
|
|||||||
(到達目標)
教育が歴史・社会的文脈においてしか成立しえない事象であることを理解し、教育学に包含される問題群がいかに幅広く、多様なものであるかを感得することで、教育学を学ぶモチベーションを高める。
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(授業計画と内容)
1.オリエンテーション 2.〜14.個人発表またはグループ発表:教育をテーマとする映画作品および原作(または関連文献)を各受講者が取り上げ、読みとった教育像を報告し全体で共有化の上、討論を通じて考察を深める。 <取り上げる作品例> ・山田洋次監督『学校』『学校Ⅱ』1993、1996日本 ・吉田大八監督『桐島、部活やめるってよ』2012、日本 ・ピーター・ウィア監督『いまを生きる』1989、米国 ・チャン・イーモウ監督『あの子を探して』1999 中国 ・ガス・ヴァン・サント監督『グッド・ウィル・ハンティング』1997 アメリカ ・ジョー・ジョンストン監督『遠い空の向こうに』1999 アメリカ ・ジェイソン・ライトマン監督『ジュノ = JUNO』2008 アメリカ ・マーク・ウェブ監督『Gifted = ギフテッド』2017 アメリカ ・スティーブン・チョボスキー監督『ワンダー 君は太陽』2017 アメリカ ・ガーウィグ監督『レディ・バード』2017 アメリカ ・フランソワ・ベゴドー監督『パリ20区、僕たちのクラス』2008 フランス ・アリアンヌ・アスカリッド監督『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』2014 フランス ・フランソワ・トリュフォー監督『大人は判ってくれない』1959 フランス ・サム・ウッド監督『チップス先生さようなら』1939 イギリス ・ジョン・カーニー監督『シング・ストリート 未来へのうた』2016 アイルランド 15.フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価による。
教育現象の歴史・社会的文脈での把握・理解が達成されたかどうかを観点に、セミナーにおける発表時のレジュメの完成度、説明の適切性、作品選択の理由説明などを評価する(70%)。さらにそこに日常の討論・共同作業への参加状態、貢献などを加味する(30%)。 |
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
グループ発表においては、他のメンバーと密に連絡を取り、協調して発表準備を行うこと。
他の人が発表で取り上げる作品もなるべく、吉田南図書館1F視聴覚室または附属図書館3Fラーニング・コモンズで視聴しておくことが望ましい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :社会経済システム論
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Socio-Economic Systems | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 総人1306 | ||||||
(キーワード) | グローバリゼーション / 民主主義 / ナショナリズム / 近代化 / 戦争と平和 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 現代はグローバル化の時代であると同時に、国家間の対立や緊張が高まる時代でもある。なぜ経済的な結びつきが深まっているにもかかわらず、戦争の危険が高まってしまうのか。なぜポピュリズムと呼ばれる過激な政治が現れるのか。この授業では、現代のグローバル化した世界で生じている問題を取り上げて、講義による解説と、参加者による報告・討議を行う。 これから社会科学を学ぶ学生に、現代世界の直面する課題への関心を広げてもらうのが、この講義の目的となる。 |
||||||
(到達目標) | グローバル化する現代世界への理解と関心を深めること、およびそれらの問題に関する基礎知識を身につけることが目標となる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回〜2回 イントロダクション 第3回〜第7回 講義は、以下のトピックを考えている(必要に応じて参考文献のコピーを配布する。) ・グローバル化の歴史と現在 ・民主主義の後退 ・ナショナリズムの再燃 ・新興国の成長と「圧縮された近代」 ・「文明の衝突」? 第8回〜第14回 参加者各自の関心に基づく報告と討議。各自の報告テーマについては、授業中に相談して決定する。 第15回 フィードバック 講義はゼミ形式で行われるため、積極的な発言が求められる。欠席がちの者は、単位を取得できない。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 報告(30%)、出席と参加の状況による平常点(30%)、およびレポート(40%)による評価。詳細は初回講義時に示す。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 報告の準備に際して、インターネット上の情報のみに頼るのではなく、図書館の資料を効果的に利用してもらいたい。詳細は講義時に説明する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 報告内容の相談等は講義後に行う。 | ||||||
ILASセミナー :社会経済システム論
(科目名)
ILAS Seminar :Socio-Economic Systems
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 総人1306 |
|||||||
(キーワード) グローバリゼーション / 民主主義 / ナショナリズム / 近代化 / 戦争と平和 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
現代はグローバル化の時代であると同時に、国家間の対立や緊張が高まる時代でもある。なぜ経済的な結びつきが深まっているにもかかわらず、戦争の危険が高まってしまうのか。なぜポピュリズムと呼ばれる過激な政治が現れるのか。この授業では、現代のグローバル化した世界で生じている問題を取り上げて、講義による解説と、参加者による報告・討議を行う。
これから社会科学を学ぶ学生に、現代世界の直面する課題への関心を広げてもらうのが、この講義の目的となる。 |
|||||||
(到達目標)
グローバル化する現代世界への理解と関心を深めること、およびそれらの問題に関する基礎知識を身につけることが目標となる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
第1回〜2回 イントロダクション 第3回〜第7回 講義は、以下のトピックを考えている(必要に応じて参考文献のコピーを配布する。) ・グローバル化の歴史と現在 ・民主主義の後退 ・ナショナリズムの再燃 ・新興国の成長と「圧縮された近代」 ・「文明の衝突」? 第8回〜第14回 参加者各自の関心に基づく報告と討議。各自の報告テーマについては、授業中に相談して決定する。 第15回 フィードバック 講義はゼミ形式で行われるため、積極的な発言が求められる。欠席がちの者は、単位を取得できない。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
報告(30%)、出席と参加の状況による平常点(30%)、およびレポート(40%)による評価。詳細は初回講義時に示す。
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|||||||
(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
報告の準備に際して、インターネット上の情報のみに頼るのではなく、図書館の資料を効果的に利用してもらいたい。詳細は講義時に説明する。
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(その他(オフィスアワー等))
報告内容の相談等は講義後に行う。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :科学的・論理的思考を身につける
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Learning Scientific and Logical Thinking | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 総合研究9号館北棟4階N6講義室 | ||||||
(キーワード) | 論理的思考 / 科学的方法論 | ||||||
(授業の概要・目的) | 自然科学だけでなく人文・社会科学を学び,研究するためには「論理的」思考は必須である.また,社会生活を営み,社会の中で仕事をするためにも,重要な要素である. しかし,論理的思考は決して自然に身につくものではなく,それ専用の訓練が必要である. 本ゼミでは,「論理」に関する参考文献を輪読し,その議論を通して「論理的」に物事を考える力を養うことを目的とする.人文科学の「論理学」や数学の「形式論理学・数理論理学」など,専門的学問としての論理学ではなく,より広くかつ,一般的な意味での「論理的」思考方法の習得を目ざす. また,論理的議論は絶対であり,感情的議論は科学的研究とは相容れないと思われているが,必ずしもそうではない.「感性豊かな」論理的思考が大事なのである.本ゼミでの議論を通して,我々が自然や人文・社会的対象を相手にする上で,科学的態度・科学的方法論とは何か,についても共に考えてみたい. |
||||||
(到達目標) | 物事を筋道を立てて論理的に考える・話す・書くことができるようになることを目指す. | ||||||
(授業計画と内容) | 適当な参考書やプリントをもとに,輪講スタイル(レポーターが交替で説明し,それをもとに議論する)で行う. 具体的には,以下を学び・議論する: 0.論理的議論・論理的思考とは? (1〜2回) 例題を通して,論理的でない議論・論理的な議論の違いを見てみる. 1.接続表現(しかし,すなわち,そして,だから,ただし,たとえば,なぜなら)の働きと使い方(3〜4回) 2.議論の構造(解説,根拠,付加,転換)の捉え方(3〜4回) 3.論証(根拠と導出,演繹と推測)の方法(3〜4回) 4.論理的思考とは? 科学的態度とは?(1〜2回) (なお,授業回数はフィードバックを含め全15回である) 輪講と出席者間での議論を通して,議論やコミュニケーションの力を養うことも目標とします.ただし,いわゆる「ディベート」に強くなるスキルを身につけることを目指しているわけではありません.他人の気持ちを想像(imagine)し,自分の気持ちを伝える力の養成です. |
||||||
(履修要件) |
科目申込後,抽選を経て受講許可が得られた場合は,積極的にセミナーに参加することを期待する.
科目申込の際には,所属学部・学科の(必修科目だけではなく)履修推奨科目等と時間割上で重複がないか,十分注意をすること. いずれにしても,分野を問わず「論理的思考・方法論」に興味がある人の参加を歓迎します. |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 討論への積極的な参加(70点)と最終レポート(30点)により評価します. | ||||||
(教科書) |
未定
|
||||||
(参考書等) |
『論理トレーニング101題 』
(産業図書)
ISBN:9784782801369
『論理トレーニング 新版』
(産業図書)
ISBN:9784782802113
『新しい論理序説』
(朝倉書店)
ISBN:9784254114928
必要に応じて授業中にプリントを配布します.
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 日常的に,言葉に対して注意を払い,鋭敏になること. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :科学的・論理的思考を身につける
(科目名)
ILAS Seminar :Learning Scientific and Logical Thinking
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 総合研究9号館北棟4階N6講義室 |
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(キーワード) 論理的思考 / 科学的方法論 | |||||||
(授業の概要・目的)
自然科学だけでなく人文・社会科学を学び,研究するためには「論理的」思考は必須である.また,社会生活を営み,社会の中で仕事をするためにも,重要な要素である.
しかし,論理的思考は決して自然に身につくものではなく,それ専用の訓練が必要である. 本ゼミでは,「論理」に関する参考文献を輪読し,その議論を通して「論理的」に物事を考える力を養うことを目的とする.人文科学の「論理学」や数学の「形式論理学・数理論理学」など,専門的学問としての論理学ではなく,より広くかつ,一般的な意味での「論理的」思考方法の習得を目ざす. また,論理的議論は絶対であり,感情的議論は科学的研究とは相容れないと思われているが,必ずしもそうではない.「感性豊かな」論理的思考が大事なのである.本ゼミでの議論を通して,我々が自然や人文・社会的対象を相手にする上で,科学的態度・科学的方法論とは何か,についても共に考えてみたい. |
|||||||
(到達目標)
物事を筋道を立てて論理的に考える・話す・書くことができるようになることを目指す.
|
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(授業計画と内容)
適当な参考書やプリントをもとに,輪講スタイル(レポーターが交替で説明し,それをもとに議論する)で行う. 具体的には,以下を学び・議論する: 0.論理的議論・論理的思考とは? (1〜2回) 例題を通して,論理的でない議論・論理的な議論の違いを見てみる. 1.接続表現(しかし,すなわち,そして,だから,ただし,たとえば,なぜなら)の働きと使い方(3〜4回) 2.議論の構造(解説,根拠,付加,転換)の捉え方(3〜4回) 3.論証(根拠と導出,演繹と推測)の方法(3〜4回) 4.論理的思考とは? 科学的態度とは?(1〜2回) (なお,授業回数はフィードバックを含め全15回である) 輪講と出席者間での議論を通して,議論やコミュニケーションの力を養うことも目標とします.ただし,いわゆる「ディベート」に強くなるスキルを身につけることを目指しているわけではありません.他人の気持ちを想像(imagine)し,自分の気持ちを伝える力の養成です. |
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(履修要件)
科目申込後,抽選を経て受講許可が得られた場合は,積極的にセミナーに参加することを期待する.
科目申込の際には,所属学部・学科の(必修科目だけではなく)履修推奨科目等と時間割上で重複がないか,十分注意をすること. いずれにしても,分野を問わず「論理的思考・方法論」に興味がある人の参加を歓迎します. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
討論への積極的な参加(70点)と最終レポート(30点)により評価します.
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(教科書)
未定
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(参考書等)
『論理トレーニング101題 』
(産業図書)
ISBN:9784782801369
『論理トレーニング 新版』
(産業図書)
ISBN:9784782802113
『新しい論理序説』
(朝倉書店)
ISBN:9784254114928
必要に応じて授業中にプリントを配布します.
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
日常的に,言葉に対して注意を払い,鋭敏になること.
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :科学論
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Philosophy and History of Science | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||
(キーワード) | 分析哲学 / 科学哲学 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 哲学と科学に興味があり、かつ、文章を読みながら「議論する」ことについて深く学びたい学生に向けて、ディスカッション中心の授業を行ないます(単位取得には積極的な発言が必要です)。 教員の準備した文献(科学哲学や分析哲学に関わる文献を中心に選定)をクラス全体で精読するほか、各回の担当者を選定し、担当者による司会進行のもとで、ディスカッションを実施します。過去に使用した文献としては、森田邦久著『科学哲学講義』からの抜粋など。 |
||||||
(到達目標) | 配布した資料の読解を通じて文章精読の技術を学ぶとともに、哲学的・科学的観点から新たな知見を獲得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回:授業についてのガイダンスを行ない、履修希望者多数の場合は、ゼミナール形式であることをふまえ受講制限を行なう。 第2回:教員による司会進行と解説のもと、クラス全体でのディスカッションを行なう。 第3回〜第14回:各回の担当者による司会進行のもと、クラス全体でのディスカッションを行なう。適宜、教員による解説を挟む。 第15回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回の授業におけるディスカッションへの参加度と、担当者としての発言内容をもとに、成績評価を行なう。(詳細は講義のガイダンスにて説明します。) |
||||||
(教科書) |
使用しない
必要に応じて、プリントを配布します。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 各回のディスカッション内容を振り返ることで、自分の担当回ではどのように司会進行を行なうかを考えておく。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 連絡方法等については教員のウェブサイトを参照してください。活発な議論への参加を期待します。 | ||||||
ILASセミナー :科学論
(科目名)
ILAS Seminar :Philosophy and History of Science
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(キーワード) 分析哲学 / 科学哲学 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
哲学と科学に興味があり、かつ、文章を読みながら「議論する」ことについて深く学びたい学生に向けて、ディスカッション中心の授業を行ないます(単位取得には積極的な発言が必要です)。
教員の準備した文献(科学哲学や分析哲学に関わる文献を中心に選定)をクラス全体で精読するほか、各回の担当者を選定し、担当者による司会進行のもとで、ディスカッションを実施します。過去に使用した文献としては、森田邦久著『科学哲学講義』からの抜粋など。 |
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(到達目標)
配布した資料の読解を通じて文章精読の技術を学ぶとともに、哲学的・科学的観点から新たな知見を獲得する。
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(授業計画と内容)
第1回:授業についてのガイダンスを行ない、履修希望者多数の場合は、ゼミナール形式であることをふまえ受講制限を行なう。 第2回:教員による司会進行と解説のもと、クラス全体でのディスカッションを行なう。 第3回〜第14回:各回の担当者による司会進行のもと、クラス全体でのディスカッションを行なう。適宜、教員による解説を挟む。 第15回:フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回の授業におけるディスカッションへの参加度と、担当者としての発言内容をもとに、成績評価を行なう。(詳細は講義のガイダンスにて説明します。)
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(教科書)
使用しない
必要に応じて、プリントを配布します。
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
各回のディスカッション内容を振り返ることで、自分の担当回ではどのように司会進行を行なうかを考えておく。
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(その他(オフィスアワー等))
連絡方法等については教員のウェブサイトを参照してください。活発な議論への参加を期待します。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :社会心理学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Social Psychology | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 共北11 | ||||||
(キーワード) | 災害 / グループワーク / 人間科学 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 防災・減災および災害復興に関して、人間科学(自然科学とは異なるもう一つの科学)としての社会心理学による実践/研究のアプローチについて理解を深める。 | ||||||
(到達目標) | ・防災・減災に対する人間科学的アプローチ(研究者と当事者の協同的実践を前提とするアプローチ)を理解する。 ・各種グループワークの手法を体験的に学ぶ。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1.イントロダクション 2〜3.人間科学的アプローチの視点と姿勢 4〜6.災害情報 7〜9.被災者支援と災害ボランティア 10〜12.災害復興 13〜14.地域防災と防災教育 15.フィードバック 毎回の授業は、受講者(担当者)による教科書の発表、教員による解説、受講者によるディスカッションやグループワーク、から構成される。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 担当分の発表など授業への参加度、および、課題レポート(3回程度)により評価する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
PandAで、または授業中に資料を配付する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で取り上げる資料には、事前に目を通してきてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :社会心理学
(科目名)
ILAS Seminar :Social Psychology
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 共北11 |
|||||||
(キーワード) 災害 / グループワーク / 人間科学 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
防災・減災および災害復興に関して、人間科学(自然科学とは異なるもう一つの科学)としての社会心理学による実践/研究のアプローチについて理解を深める。
|
|||||||
(到達目標)
・防災・減災に対する人間科学的アプローチ(研究者と当事者の協同的実践を前提とするアプローチ)を理解する。
・各種グループワークの手法を体験的に学ぶ。 |
|||||||
(授業計画と内容)
1.イントロダクション 2〜3.人間科学的アプローチの視点と姿勢 4〜6.災害情報 7〜9.被災者支援と災害ボランティア 10〜12.災害復興 13〜14.地域防災と防災教育 15.フィードバック 毎回の授業は、受講者(担当者)による教科書の発表、教員による解説、受講者によるディスカッションやグループワーク、から構成される。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
担当分の発表など授業への参加度、および、課題レポート(3回程度)により評価する。詳細は授業中に説明する。
|
|||||||
(教科書)
PandAで、または授業中に資料を配付する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業で取り上げる資料には、事前に目を通してきてください。
|
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(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :民事手続の基礎
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Civil Procedure | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 共北36 | ||||||
(キーワード) | 民事紛争の解決方法 / 民事裁判の特質 / 民事裁判の仕組み・手続 / 裁判官の判断形成過程 / 法的思考 | ||||||
(授業の概要・目的) | 紛争解決とは、錯綜した事実関係を分析・整理して問題を発見し、一定のルールを基準として解決を図ることである。民事紛争の種々の解決方法を学ぶことは、社会の様々な局面における問題解決を図るための基礎的な訓練となり、実社会で必要な幅広い対応力を身につけることにつながる。 本講座では、まず、身近な民事紛争の事例を取り上げて、様々な解決方法の利害得失を理解するとともに、特に民事裁判(民事訴訟)について、その特質、基本的な流れ、利用方法等を学ぶこととする。講義では、元裁判官の経験を活かして、世の中に生起する様々な紛争が民事裁判等を通じて実際にどのように解決されているかについて具体的事例をあげて説明する。そして、受講生は、①紛争事案についてどのような解決手段を選択するのが相当か、その場合どのような手続を踏み、実際に交渉等の場面でどのような主張をするのが相当かを全員で議論する、②当事者の雑多な言い分の中から法的に重要な事実を拾い出して法的主張を組み立て、それを記載した裁判関係文書を作成してみる、③模擬裁判(口頭弁論、集中証拠調べ等)を実演して、主張や反論の仕方、事実を引き出すための尋問の仕方などを学ぶといった体験的・実践的学習を通じて、事案の分析の仕方、法的な論述の進め方や討論の仕方を身をもって学び取れるようにする。これらの学習を通じて、受講生が「法化社会」で生きていくために必要な「法的なものの考え方」や事案を分析して法的に論証する力を身につけるとともに、民事紛争解決システムの利用の仕方を理解する一助としたい。 |
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(到達目標) | 民事紛争の各種の解決方法の利害得失や民事裁判(民事訴訟)の仕組みと特質について基礎的な知識を修得するとともに、紛争を解決するに当たり、事実関係を整理・分析した結果に基づき口頭又は書面により効果的に論証する力を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下の計画に従って講義を進める。ただし、講義の進み具合、受講生の理解度に対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 第1回 授業のガイダンス/私的紛争の発生とその解決方法(民事手続概論) −裁判所、裁判官、裁判所職員の概要を知ろう −私的紛争の解決とはどういうことか?どのような解決方法があるのか? 第2回 民事裁判(訴訟)の特質/民事訴訟手続の概要 −民事裁判(訴訟)の特質は何か? −民事訴訟の手続の概要を知ろう 第3回 民事訴訟手続の流れの概観 −訴えの提起から判決までの手続はどのように進められるのか? 第4回 民事裁判の判断の構造 −裁判官の判断形成過程とはどのようなものか? −判断形成上、法律要件該当事実(要件事実)が果たす機能は何か? 第5回 訴えと請求 −訴えの種類にはどのようなものがあるか? −訴状・答弁書にはどのような事項を記載することが求められるか? −訴訟上の請求(訴訟物)とはどのようなものか? 第6回 民事訴訟の基本原則(処分権主義・弁論主義・口頭弁論の諸原則) −民事訴訟はどのようなルールに従って進められるか? −審理におけるイニシャティブは裁判所・当事者のいずれにあるだろうか? 第7回 民事訴訟と裁判官 −裁判官の判断作用には競技審判などと比べてどのような特色があるか? −紛争解決に向けての裁判官の姿勢はどのようなものだろうか? 第8回 争点中心の審理と争点整理手続 −争点中心の審理をするためにはどのようなことが必要になるだろうか? −争点整理はどのような目的で何をすることか? −争点整理はどのように行われるか? −集中証拠調べとはどのようなことだろうか? 第9回 事実認定と証拠(1) −民事裁判における事実認定にはどのような特色があるだろうか? −事実認定はどのようなルールに従って行われるか? −事実認定に当たり自由心証主義はどのような役割を果たしているか? −経験則とは何か?これと自由心証主義とはどのような関わりをもつか? 第10回 事実認定と証拠(2) −証明の対象になる事実はどのようなものか? −証拠調べにはどのような種類があるあるか? −どのようにして証拠(書証・人証)の証明力を判断するのか? −対立矛盾する証拠がある場合、どのようにして事実を認定するのか? 第11回 模擬口頭弁論 −具体的な事案について、原告側・被告側の受講生が、それぞれの立場から主張を行い、裁判官役の受講生が質問しながら主張や証拠を整理して、争点を明確にし、証拠調べの対象を絞り込む実演を行う。 第12回 判決と和解 −判例の拘束力とはどのようなものか? −判決書作成の目的は何か?何をどのように記載すべきか? −確定判決にはどのような効力があるか? −判決以外の訴訟終了事由にはどのようなものがあるか? −判決と和解の利害得失は何か? 第13回 模擬裁判(集中証拠調べから判決言渡しまで) −具体的な事案について、受講生が原告・被告各訴訟代理人役、裁判官役等を分担して、集中証拠調べから判決言渡しまでの裁判手続を実演する。 第14回 模擬裁判の判決言渡し/講評/全体の補足とまとめ 第15回 期末試験/学習到達度の評価 第16回 フィードバック フィードバックの具体的実施方法は後日連絡する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 討論への積極的な参加・貢献の度合い(10点)、課題に対するレポート起案(2回、各20点)、期末試験(50点)により評価する。 起案は全回提出を必須とする。起案については到達目標の達成度に基づき評価する。 期末試験は、民事裁判に関する基礎的な知識を問うものとし、一部は論述式とする。論述問題は基礎的な知識をもとに自分の考えを論理的かつ明確に展開できているかを基準に評価する。 【評価基準】*平成27年度以降のカリキュラムの適用学生 到達目標について以下の評価基準に基づき評価する。 96〜100点:目標を十分に達成しており、とくに優れている。 85〜 95点:目標を十分に達成しており、優れている。 75〜 84点:目標について良好な達成度を示している。 65〜 74点:目標について標準的な達成度を示している。 60〜 64点:目標につき最低限の水準を満たすにとどまる。 0〜 59点:目標について最低限の水準を満たしておらず、さらに学習が必要である。 |
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(教科書) |
教科書は特に指定しない。
事前にレジュメ及び事例問題等をKULASISに登載する。
ただし、小六法(『ポケット六法』、『デーリー六法』等。どこの出版社のものでもよいが、最新版を用意すること)は必須。
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(参考書等) |
『民事裁判入門[第3版補訂版]』
(有斐閣)
ISBN:978-4-641-13623-6
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(授業外学習(予習・復習)等) | レジュメの該当箇所について参考書や指定された文献等を手がかりに予習して授業に臨み、授業後は、必要に応じて参考書等も参照しつつ何を理解できたか確認することが望ましい。事例問題については、予め検討し、授業での討論に備えること。 特に準備が必要な事項(模擬裁判の準備、課題に対するレポート起案の作成・提出方法等)については授業中に別途指示する。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | できる限り講師と受講生あるいは受講生間で対話的討論ができる授業を目指したい。授業中わからないことがあれば遠慮なく質問してほしいし、種々の問題について積極的に発言してほしい。 模擬裁判では、各担当者チーム(原告側、被告側、裁判官)が協力し合って入念な準備をすること。 |
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ILASセミナー :民事手続の基礎
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Civil Procedure
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 共北36 |
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(キーワード) 民事紛争の解決方法 / 民事裁判の特質 / 民事裁判の仕組み・手続 / 裁判官の判断形成過程 / 法的思考 | |||||||
(授業の概要・目的)
紛争解決とは、錯綜した事実関係を分析・整理して問題を発見し、一定のルールを基準として解決を図ることである。民事紛争の種々の解決方法を学ぶことは、社会の様々な局面における問題解決を図るための基礎的な訓練となり、実社会で必要な幅広い対応力を身につけることにつながる。
本講座では、まず、身近な民事紛争の事例を取り上げて、様々な解決方法の利害得失を理解するとともに、特に民事裁判(民事訴訟)について、その特質、基本的な流れ、利用方法等を学ぶこととする。講義では、元裁判官の経験を活かして、世の中に生起する様々な紛争が民事裁判等を通じて実際にどのように解決されているかについて具体的事例をあげて説明する。そして、受講生は、①紛争事案についてどのような解決手段を選択するのが相当か、その場合どのような手続を踏み、実際に交渉等の場面でどのような主張をするのが相当かを全員で議論する、②当事者の雑多な言い分の中から法的に重要な事実を拾い出して法的主張を組み立て、それを記載した裁判関係文書を作成してみる、③模擬裁判(口頭弁論、集中証拠調べ等)を実演して、主張や反論の仕方、事実を引き出すための尋問の仕方などを学ぶといった体験的・実践的学習を通じて、事案の分析の仕方、法的な論述の進め方や討論の仕方を身をもって学び取れるようにする。これらの学習を通じて、受講生が「法化社会」で生きていくために必要な「法的なものの考え方」や事案を分析して法的に論証する力を身につけるとともに、民事紛争解決システムの利用の仕方を理解する一助としたい。 |
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(到達目標)
民事紛争の各種の解決方法の利害得失や民事裁判(民事訴訟)の仕組みと特質について基礎的な知識を修得するとともに、紛争を解決するに当たり、事実関係を整理・分析した結果に基づき口頭又は書面により効果的に論証する力を身につける。
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(授業計画と内容)
基本的に以下の計画に従って講義を進める。ただし、講義の進み具合、受講生の理解度に対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 第1回 授業のガイダンス/私的紛争の発生とその解決方法(民事手続概論) −裁判所、裁判官、裁判所職員の概要を知ろう −私的紛争の解決とはどういうことか?どのような解決方法があるのか? 第2回 民事裁判(訴訟)の特質/民事訴訟手続の概要 −民事裁判(訴訟)の特質は何か? −民事訴訟の手続の概要を知ろう 第3回 民事訴訟手続の流れの概観 −訴えの提起から判決までの手続はどのように進められるのか? 第4回 民事裁判の判断の構造 −裁判官の判断形成過程とはどのようなものか? −判断形成上、法律要件該当事実(要件事実)が果たす機能は何か? 第5回 訴えと請求 −訴えの種類にはどのようなものがあるか? −訴状・答弁書にはどのような事項を記載することが求められるか? −訴訟上の請求(訴訟物)とはどのようなものか? 第6回 民事訴訟の基本原則(処分権主義・弁論主義・口頭弁論の諸原則) −民事訴訟はどのようなルールに従って進められるか? −審理におけるイニシャティブは裁判所・当事者のいずれにあるだろうか? 第7回 民事訴訟と裁判官 −裁判官の判断作用には競技審判などと比べてどのような特色があるか? −紛争解決に向けての裁判官の姿勢はどのようなものだろうか? 第8回 争点中心の審理と争点整理手続 −争点中心の審理をするためにはどのようなことが必要になるだろうか? −争点整理はどのような目的で何をすることか? −争点整理はどのように行われるか? −集中証拠調べとはどのようなことだろうか? 第9回 事実認定と証拠(1) −民事裁判における事実認定にはどのような特色があるだろうか? −事実認定はどのようなルールに従って行われるか? −事実認定に当たり自由心証主義はどのような役割を果たしているか? −経験則とは何か?これと自由心証主義とはどのような関わりをもつか? 第10回 事実認定と証拠(2) −証明の対象になる事実はどのようなものか? −証拠調べにはどのような種類があるあるか? −どのようにして証拠(書証・人証)の証明力を判断するのか? −対立矛盾する証拠がある場合、どのようにして事実を認定するのか? 第11回 模擬口頭弁論 −具体的な事案について、原告側・被告側の受講生が、それぞれの立場から主張を行い、裁判官役の受講生が質問しながら主張や証拠を整理して、争点を明確にし、証拠調べの対象を絞り込む実演を行う。 第12回 判決と和解 −判例の拘束力とはどのようなものか? −判決書作成の目的は何か?何をどのように記載すべきか? −確定判決にはどのような効力があるか? −判決以外の訴訟終了事由にはどのようなものがあるか? −判決と和解の利害得失は何か? 第13回 模擬裁判(集中証拠調べから判決言渡しまで) −具体的な事案について、受講生が原告・被告各訴訟代理人役、裁判官役等を分担して、集中証拠調べから判決言渡しまでの裁判手続を実演する。 第14回 模擬裁判の判決言渡し/講評/全体の補足とまとめ 第15回 期末試験/学習到達度の評価 第16回 フィードバック フィードバックの具体的実施方法は後日連絡する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
討論への積極的な参加・貢献の度合い(10点)、課題に対するレポート起案(2回、各20点)、期末試験(50点)により評価する。
起案は全回提出を必須とする。起案については到達目標の達成度に基づき評価する。 期末試験は、民事裁判に関する基礎的な知識を問うものとし、一部は論述式とする。論述問題は基礎的な知識をもとに自分の考えを論理的かつ明確に展開できているかを基準に評価する。 【評価基準】*平成27年度以降のカリキュラムの適用学生 到達目標について以下の評価基準に基づき評価する。 96〜100点:目標を十分に達成しており、とくに優れている。 85〜 95点:目標を十分に達成しており、優れている。 75〜 84点:目標について良好な達成度を示している。 65〜 74点:目標について標準的な達成度を示している。 60〜 64点:目標につき最低限の水準を満たすにとどまる。 0〜 59点:目標について最低限の水準を満たしておらず、さらに学習が必要である。 |
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(教科書)
教科書は特に指定しない。
事前にレジュメ及び事例問題等をKULASISに登載する。
ただし、小六法(『ポケット六法』、『デーリー六法』等。どこの出版社のものでもよいが、最新版を用意すること)は必須。
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(参考書等)
『民事裁判入門[第3版補訂版]』
(有斐閣)
ISBN:978-4-641-13623-6
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(授業外学習(予習・復習)等)
レジュメの該当箇所について参考書や指定された文献等を手がかりに予習して授業に臨み、授業後は、必要に応じて参考書等も参照しつつ何を理解できたか確認することが望ましい。事例問題については、予め検討し、授業での討論に備えること。
特に準備が必要な事項(模擬裁判の準備、課題に対するレポート起案の作成・提出方法等)については授業中に別途指示する。 |
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(その他(オフィスアワー等))
できる限り講師と受講生あるいは受講生間で対話的討論ができる授業を目指したい。授業中わからないことがあれば遠慮なく質問してほしいし、種々の問題について積極的に発言してほしい。
模擬裁判では、各担当者チーム(原告側、被告側、裁判官)が協力し合って入念な準備をすること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ハビタブル・アース−生命を育む地球史
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(英 訳) | ILAS Seminar :Habitable Earth - History of our Home Planet | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 東一条館201大講義室 | ||||||
(キーワード) | ハビタブルゾーン / 地球惑星系 / 太陽系 / 太陽系外惑星 / ExoKyoto | ||||||
(授業の概要・目的) | 地球が誕生した後、長期にわたってハビタブルゾーン(ゴルディロックスゾーン)に位置し、様々な生命の発展を支えた事実を、太陽系の他の惑星群の放射平衡温度(黒体温度)と惑星探査機による惑星表面温度との比較、大気組成や自転・公転周期、衛星(月)の形成と存在などを考慮しながら考察する。同時に、現在までに発見された太陽系外惑星について様々な知見をもとに分類し、様々な恒星系での複数のハビタブルゾーン定義について考察し、生命が存在する可能性のあるハビタブル惑星の条件を考察する。 また、シュミットカセグレン望遠鏡を用いた天体観望を通じて太陽系の惑星と主な一等星や星座・メシエ天体について学習する。NASAのJWST、HSTや、岡山せいめい望遠鏡などについても解説を行う。 また地球史の学習を通じて海洋と大気の形成条件と,海洋循環や水文循環プロセスがもたらす気候安定効果について学び,そのシステムが機能しなくなった際の極端事象について学ぶ。また大量絶滅事象を学習することにより,地球生態システムを維持するための要因について学び、人類の生存のための重要な惑星的条件について考慮する。同時に、太陽フレア・恒星フレアによる生命・宇宙開発への影響についても考察する。 本ILASセミナーは、2015年度にポケットゼミとして開講されて以来、9年目の開講となるが、2016-2023年度には太陽系外惑星データベースExoKyotoをILASセミナー受講生が中心となって開発・公開を行ない、現在様々な分野で利用されている。また総合生存学館環境災害研究会、SIC有人宇宙学研究センター、宇宙生物学ゼミらと連携しつつ観望会や系外惑星セミナー・観測を開催するなど、活発な交流活動を行っており、そのようなアウトリーチ活動の開催やILASセミナー終了後の相互連携も目標としている。 |
||||||
(到達目標) | ハビタブル・ゾーン(ゴルディロックスゾーン)についての理解を深め、地球の特殊性を理解し、生命が存在する惑星についての基礎的条件について考察する。身近な天体に親しみ、天体観測についての基礎的スキルを身につける。さらに、人類および生命の維持のために必要な惑星の条件について学び、太陽系外惑星の分類に応用したのち、人類と生命の生存のために我々が何をなすべきかについて知見を育む。 天体観望会の開催や、系外惑星データベースの開発、ワークショップや合宿を通じての人材交流を通じて、「市民に開かれた大学」として、積極的に情報発信できる学生となることをもう一つの目標とする。 |
||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについて授業を行う予定である。なお、2コマ相当を京都大学防災研究所白浜海象観測所での実習に充てる。 1.地球型惑星それぞれの比較を通じて第三番惑星の特殊性について学ぶ。地球型惑星それぞれについての太陽定数・惑星アルベドを利用した放射平衡温度(黒体温度 Blackbody Temperature)算定を通じて、各惑星における大気の組成比較とその温室効果の違いについて学ぶ。 2.ハビタブル惑星の条件1−金星を例にとり暴走温室効果(Runaway Greenhouse Effect)と射出限界(Critical Flux)について学ぶ。さらに、地球と金星の比較とそれぞれの磁気圏とその作用、またビーナス・エクスプレスによる磁気リコネクションの証拠などをもとに惑星磁場の重要性について学ぶ。 3.ハビタブル惑星の条件2−雪玉地球(Snowball Earth)を例にとり,水文プロセスの重要性について学ぶ。 これらから、Kopparapu et al.2013によるハビタブルゾーン設定について学ぶ。 4.地球惑星形成の歴史1−月誕生過程について、ジャイアント・インパクト説をもとに解説し、月の存在と地球環境の安定、自転軸の安定について学ぶ。 5.地球惑星形成の歴史2−雪玉地球(Snowball Earth)時代の証拠とその大気組成への影響(過酸化水素の生成による酸素濃度増加説)、海洋凍結による海洋循環停止の影響について学ぶ。 6.地球惑星形成の歴史3−ペルム期末大量絶滅(P-T境界事変)と海洋無酸素事変(Oceanic Anoxic Events - OAEs)について学ぶ。 7.地球惑星形成の歴史4−白亜紀末大量絶滅(K-T境界事変)と隕石衝突説、またその証拠とされるK-T境界層のイリジウムについて学ぶ。 8.地球惑星形成の歴史5−新生代・完新世の大量絶滅の可能性について学ぶ。 9.太陽系外惑星1−系外惑星発見の歴史とその手法(視線速度法)、ケプラー宇宙望遠鏡とトランジット法について学ぶ。 10.太陽系外惑星2−系外惑星の分類・愛称(ホットジュピター・ホットネプチューン、スーパーアースなど)を学び、系外惑星の居住可能性の分類方法について学ぶ。 11.太陽系外惑星3−系外惑星データベース“ExoKyoto”を用いて、ハビタブルな惑星を探り、その居住可能性について議論を行う。 12.<フィードバック>以下のフィールド見学会および、望遠鏡の基本操作、主な星座と一等星、メシエ天体について解説する。 *防災研究所白浜海象見学と惑星の観望会実施予定7月6日-7月7日(土曜日・日曜日) 【場所】京都大学防災研究所白浜海象観測所 http://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/frs/shirahama/index.html 白浜水族館 【現地協力教員(予定)】馬場 康之(准教授) 【予定費用(受講生実費)】交通費 プラス宿泊代(1万円前後)+食事代(参加人数によって変化) (昨年度は、バスにて全員で移動・今年度もバス移動であれば交通費は不徴収) *白浜海の家宿泊が可能となれば、安く宿泊可能です。 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/outside/fa_sirahama.html 【内容】白浜海象観測所の見学 ボートによる観測実習(海象次第)望遠鏡を用いた惑星観測(天候次第) *受講生には基本的に全員参加いただく予定ですが、参加できない学生は特別措置を講じます。 *2023年度は有志での串本実習も実施しました。 |
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(履修要件) |
宇宙や地球・他の惑星系について興味のある学生であること。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義の後の短いレポートと最終レポートによる。 講義の理解、惑星系と宇宙についての興味などを評価する。 |
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(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『シリーズ現代の天文学 第一巻 人類の住む宇宙』
(日本評論社)
『シリーズ現代の天文学 第九巻 太陽系と惑星』
(日本評論社)
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(関連URL) |
http://www.exoplanetkyoto.org
初めての日本語での太陽系外惑星データベース。本ILASセミナー担当者とILASセミナー受講生有志が中心になってこのデータベースを作成している。
http://www.gwrlab.org 担当教員の研究室ホームページ |
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(授業外学習(予習・復習)等) | NASAやESAのホームページ、NHK教育などでの宇宙関連番組、講義で紹介する英語での教育番組等を積極的に学習する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 望遠鏡や双眼鏡を用いたフィールドでの天体観測も講義期間中に随時案内する予定であるが、京大吉田キャンパス内で実施する場合以外は小人数での移動を伴うので、参加希望の学生は学研災(学生教育研究災害傷害保険・付帯賠償責任保険)に加入する必要があります。また、移動交通費は希望者多数の場合、学生の実費負担にて行う場合があります。 | ||||||
ILASセミナー :ハビタブル・アース−生命を育む地球史
(科目名)
ILAS Seminar :Habitable Earth - History of our Home Planet
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 東一条館201大講義室 |
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(キーワード) ハビタブルゾーン / 地球惑星系 / 太陽系 / 太陽系外惑星 / ExoKyoto | |||||||
(授業の概要・目的)
地球が誕生した後、長期にわたってハビタブルゾーン(ゴルディロックスゾーン)に位置し、様々な生命の発展を支えた事実を、太陽系の他の惑星群の放射平衡温度(黒体温度)と惑星探査機による惑星表面温度との比較、大気組成や自転・公転周期、衛星(月)の形成と存在などを考慮しながら考察する。同時に、現在までに発見された太陽系外惑星について様々な知見をもとに分類し、様々な恒星系での複数のハビタブルゾーン定義について考察し、生命が存在する可能性のあるハビタブル惑星の条件を考察する。
また、シュミットカセグレン望遠鏡を用いた天体観望を通じて太陽系の惑星と主な一等星や星座・メシエ天体について学習する。NASAのJWST、HSTや、岡山せいめい望遠鏡などについても解説を行う。 また地球史の学習を通じて海洋と大気の形成条件と,海洋循環や水文循環プロセスがもたらす気候安定効果について学び,そのシステムが機能しなくなった際の極端事象について学ぶ。また大量絶滅事象を学習することにより,地球生態システムを維持するための要因について学び、人類の生存のための重要な惑星的条件について考慮する。同時に、太陽フレア・恒星フレアによる生命・宇宙開発への影響についても考察する。 本ILASセミナーは、2015年度にポケットゼミとして開講されて以来、9年目の開講となるが、2016-2023年度には太陽系外惑星データベースExoKyotoをILASセミナー受講生が中心となって開発・公開を行ない、現在様々な分野で利用されている。また総合生存学館環境災害研究会、SIC有人宇宙学研究センター、宇宙生物学ゼミらと連携しつつ観望会や系外惑星セミナー・観測を開催するなど、活発な交流活動を行っており、そのようなアウトリーチ活動の開催やILASセミナー終了後の相互連携も目標としている。 |
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(到達目標)
ハビタブル・ゾーン(ゴルディロックスゾーン)についての理解を深め、地球の特殊性を理解し、生命が存在する惑星についての基礎的条件について考察する。身近な天体に親しみ、天体観測についての基礎的スキルを身につける。さらに、人類および生命の維持のために必要な惑星の条件について学び、太陽系外惑星の分類に応用したのち、人類と生命の生存のために我々が何をなすべきかについて知見を育む。
天体観望会の開催や、系外惑星データベースの開発、ワークショップや合宿を通じての人材交流を通じて、「市民に開かれた大学」として、積極的に情報発信できる学生となることをもう一つの目標とする。 |
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(授業計画と内容)
以下のテーマについて授業を行う予定である。なお、2コマ相当を京都大学防災研究所白浜海象観測所での実習に充てる。 1.地球型惑星それぞれの比較を通じて第三番惑星の特殊性について学ぶ。地球型惑星それぞれについての太陽定数・惑星アルベドを利用した放射平衡温度(黒体温度 Blackbody Temperature)算定を通じて、各惑星における大気の組成比較とその温室効果の違いについて学ぶ。 2.ハビタブル惑星の条件1−金星を例にとり暴走温室効果(Runaway Greenhouse Effect)と射出限界(Critical Flux)について学ぶ。さらに、地球と金星の比較とそれぞれの磁気圏とその作用、またビーナス・エクスプレスによる磁気リコネクションの証拠などをもとに惑星磁場の重要性について学ぶ。 3.ハビタブル惑星の条件2−雪玉地球(Snowball Earth)を例にとり,水文プロセスの重要性について学ぶ。 これらから、Kopparapu et al.2013によるハビタブルゾーン設定について学ぶ。 4.地球惑星形成の歴史1−月誕生過程について、ジャイアント・インパクト説をもとに解説し、月の存在と地球環境の安定、自転軸の安定について学ぶ。 5.地球惑星形成の歴史2−雪玉地球(Snowball Earth)時代の証拠とその大気組成への影響(過酸化水素の生成による酸素濃度増加説)、海洋凍結による海洋循環停止の影響について学ぶ。 6.地球惑星形成の歴史3−ペルム期末大量絶滅(P-T境界事変)と海洋無酸素事変(Oceanic Anoxic Events - OAEs)について学ぶ。 7.地球惑星形成の歴史4−白亜紀末大量絶滅(K-T境界事変)と隕石衝突説、またその証拠とされるK-T境界層のイリジウムについて学ぶ。 8.地球惑星形成の歴史5−新生代・完新世の大量絶滅の可能性について学ぶ。 9.太陽系外惑星1−系外惑星発見の歴史とその手法(視線速度法)、ケプラー宇宙望遠鏡とトランジット法について学ぶ。 10.太陽系外惑星2−系外惑星の分類・愛称(ホットジュピター・ホットネプチューン、スーパーアースなど)を学び、系外惑星の居住可能性の分類方法について学ぶ。 11.太陽系外惑星3−系外惑星データベース“ExoKyoto”を用いて、ハビタブルな惑星を探り、その居住可能性について議論を行う。 12.<フィードバック>以下のフィールド見学会および、望遠鏡の基本操作、主な星座と一等星、メシエ天体について解説する。 *防災研究所白浜海象見学と惑星の観望会実施予定7月6日-7月7日(土曜日・日曜日) 【場所】京都大学防災研究所白浜海象観測所 http://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/frs/shirahama/index.html 白浜水族館 【現地協力教員(予定)】馬場 康之(准教授) 【予定費用(受講生実費)】交通費 プラス宿泊代(1万円前後)+食事代(参加人数によって変化) (昨年度は、バスにて全員で移動・今年度もバス移動であれば交通費は不徴収) *白浜海の家宿泊が可能となれば、安く宿泊可能です。 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/outside/fa_sirahama.html 【内容】白浜海象観測所の見学 ボートによる観測実習(海象次第)望遠鏡を用いた惑星観測(天候次第) *受講生には基本的に全員参加いただく予定ですが、参加できない学生は特別措置を講じます。 *2023年度は有志での串本実習も実施しました。 |
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(履修要件)
宇宙や地球・他の惑星系について興味のある学生であること。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義の後の短いレポートと最終レポートによる。
講義の理解、惑星系と宇宙についての興味などを評価する。 |
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『シリーズ現代の天文学 第一巻 人類の住む宇宙』
(日本評論社)
『シリーズ現代の天文学 第九巻 太陽系と惑星』
(日本評論社)
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(授業外学習(予習・復習)等)
NASAやESAのホームページ、NHK教育などでの宇宙関連番組、講義で紹介する英語での教育番組等を積極的に学習する。
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(その他(オフィスアワー等))
望遠鏡や双眼鏡を用いたフィールドでの天体観測も講義期間中に随時案内する予定であるが、京大吉田キャンパス内で実施する場合以外は小人数での移動を伴うので、参加希望の学生は学研災(学生教育研究災害傷害保険・付帯賠償責任保険)に加入する必要があります。また、移動交通費は希望者多数の場合、学生の実費負担にて行う場合があります。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :歴史地理学
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(英 訳) | ILAS Seminar : Historical Geography | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 人間・環境学研究科棟433 | ||||||
(キーワード) | 地図 / 読図 / 地理 / 歴史 / 京都 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 「地図から考える地域の歴史と現在」 本授業は、京都及び日本各地の現在と過去の地図を比較し、地域の特徴と成り立ちを考察する、歴史地理学の入門ゼミである。 (1)京都の諸地域の江戸・明治・大正・昭和・平成の様々な時期の地図を比較し、地域の変遷・成り立ちを考える読図の練習を行う。 (2)それをふまえて、京都市内のフィールドワークを行う。地図を片手に、今の景観の中に過去の痕跡を探して地図化し、その意味を現場で考える。フィールドワークは、授業時間内のほか、土日・祝日などの授業の時間割外の日程を調整して行う(土日祝の場合は自由参加)。 (3)受講生それぞれが、日本各地から対象地を選び、地図資料室に所蔵された地形図の中から、その地の異なる3時期の明治〜平成の地形図を準備する。それらを着色しながら比較し、地域の特性とその変化について、レジュメを作成して発表を行う。 新旧地図を比較すると、歴史から現代社会まで、地域の様々な姿が浮き彫りになる。地図帳や地図、旅行が好きな人、高校の地理が得意だった人に限らず、多くの人に、この授業を通じて、読図の面白さと有効性を学んでほしい。一般的に入手が難しい明治・大正期や昭和期の古い地形図のコピーを入手できるのも、この授業のメリットである。 |
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(到達目標) | 地形図の読図力、空間から物事を発想・推定する力、現実の景観の中に地域の特性や歴史を見出す観察眼と好奇心を涵養する。京都に関しては、観光地としての京都だけでなく、生活空間・現代都市としての京都のあり方について学び、京都を多面的にとらえることができるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業の進度・受講生の関心に合わせて、一部変更する可能性あり。 第1回 授業の概要説明 第2〜4回 京都の新旧地図の比較(読図作業・討論) 第5回 京都市内を歩く(フィールドワーク) 第6〜13回 新旧地形図を読む(発表・討論) 第14回 総括 第15回 フィードバック(フィードバック期間中に行う) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末レポート20%、授業への参加度とコメントペーパー50%、発表30% |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 各自で対象地域を一つ選んで、地形図の読図を元にした発表をするので、地形図の準備から着色、分析などの作業が予習に相当する。発表の時に出た意見をもとに、さらに分析や調査を深めて文章化し、期末レポートとして作成することが復習となる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 総合人間学部の学生は、別途選抜を行うので、総合人間学部便覧のシラバスを確認のうえ、第1回授業に出席してください。授業中、地図を見て気づいたこと、分からないことは、どのような小さな点でも良いので、積極的な質問・発言を期待する。フィールドワークに交通費がかかる場合は、学生の自己負担である。学外のフィールドワークを含むので、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。 | ||||||
ILASセミナー :歴史地理学
(科目名)
ILAS Seminar : Historical Geography
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 人間・環境学研究科棟433 |
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(キーワード) 地図 / 読図 / 地理 / 歴史 / 京都 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
「地図から考える地域の歴史と現在」
本授業は、京都及び日本各地の現在と過去の地図を比較し、地域の特徴と成り立ちを考察する、歴史地理学の入門ゼミである。 (1)京都の諸地域の江戸・明治・大正・昭和・平成の様々な時期の地図を比較し、地域の変遷・成り立ちを考える読図の練習を行う。 (2)それをふまえて、京都市内のフィールドワークを行う。地図を片手に、今の景観の中に過去の痕跡を探して地図化し、その意味を現場で考える。フィールドワークは、授業時間内のほか、土日・祝日などの授業の時間割外の日程を調整して行う(土日祝の場合は自由参加)。 (3)受講生それぞれが、日本各地から対象地を選び、地図資料室に所蔵された地形図の中から、その地の異なる3時期の明治〜平成の地形図を準備する。それらを着色しながら比較し、地域の特性とその変化について、レジュメを作成して発表を行う。 新旧地図を比較すると、歴史から現代社会まで、地域の様々な姿が浮き彫りになる。地図帳や地図、旅行が好きな人、高校の地理が得意だった人に限らず、多くの人に、この授業を通じて、読図の面白さと有効性を学んでほしい。一般的に入手が難しい明治・大正期や昭和期の古い地形図のコピーを入手できるのも、この授業のメリットである。 |
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(到達目標)
地形図の読図力、空間から物事を発想・推定する力、現実の景観の中に地域の特性や歴史を見出す観察眼と好奇心を涵養する。京都に関しては、観光地としての京都だけでなく、生活空間・現代都市としての京都のあり方について学び、京都を多面的にとらえることができるようになる。
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(授業計画と内容)
授業の進度・受講生の関心に合わせて、一部変更する可能性あり。 第1回 授業の概要説明 第2〜4回 京都の新旧地図の比較(読図作業・討論) 第5回 京都市内を歩く(フィールドワーク) 第6〜13回 新旧地形図を読む(発表・討論) 第14回 総括 第15回 フィードバック(フィードバック期間中に行う) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末レポート20%、授業への参加度とコメントペーパー50%、発表30%
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
各自で対象地域を一つ選んで、地形図の読図を元にした発表をするので、地形図の準備から着色、分析などの作業が予習に相当する。発表の時に出た意見をもとに、さらに分析や調査を深めて文章化し、期末レポートとして作成することが復習となる。
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(その他(オフィスアワー等))
総合人間学部の学生は、別途選抜を行うので、総合人間学部便覧のシラバスを確認のうえ、第1回授業に出席してください。授業中、地図を見て気づいたこと、分からないことは、どのような小さな点でも良いので、積極的な質問・発言を期待する。フィールドワークに交通費がかかる場合は、学生の自己負担である。学外のフィールドワークを含むので、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ヨーロッパ近現代史入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Studies in Modern and Contemporary European History | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(8)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 共西23 | ||||||
(キーワード) | ヨーロッパ / 近代史 / 現代史 / ナショナリズム | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 本演習では、ヨーロッパ近現代史に関する文献の精読を行う。今年度のテキストは、M・ヴァン=ヒンダーアハター、J・フォックス編著(金澤周作、桐生裕子監訳)『ナショナリズムとナショナル・インディファレンス——近現代ヨーロッパにおける無関心・抵抗・受容』である。国民への、あるいはナショナリズムへの「無関心」を対象に、様々な事象を扱ったテキストを読み、19・20世紀ヨーロッパの多面的な歴史像や、ナショナリズム研究の現状と課題について理解を深めたい。毎週一章ずつ読み進め、担当者はレジュメを作成し、それを基に出席者で議論する。 | ||||||
(到達目標) | 西洋近現代史に関する文献の精読と討論を通じて、研究に必要な知識や方法論の基礎を身につけ、また自らの考えを言語化できるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1.イントロダクション 2.序章を読む テキストの序章「ナショナル・インディファレンスと近代ヨーロッパ・ナショナリズムの歴史」(マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター/ジョン・フォックス)を読み、その内容について、金澤周作監修『論点・西洋史学』をサブテキストにして、そこで挙げられている論点を参考にしながら議論する。 3〜13.本論(第1〜11章)を読む 担当者は、該当箇所のレジュメを作成し、報告・問題提起を行う。それを踏まえて、出席者全員で議論する。 3.「第1章 他のことで頭はいっぱい──19世紀ベルギーにおける国民文化プロジェクトの障害と限界」(トム・ヴルスハフル) 4.「第2章 ナショナル・インディファレンスと国民的献身の往還──第一次世界大戦期ロシアにおけるトレンティーノ出身戦争捕虜の軌跡」(シモーネ・A・ベッレッツァ) 5.「第3章 移行途上の迷い?──アドリア海北部におけるハプスブルク帝国の遺産,国家と国民形成,新ファシスト秩序」(マルコ・ブレシャーニ) 6.「第4章 ナショナル・インディファレンスとトランスナショナル企業──チェコの製靴会社バチャのパラダイム」(ザカリー・ドルシャル) 7.「第5章 ナショナリズムと無関心のあいだ──戦間期ユーゴスラヴィアにおける無関心の緩慢な排除」(フィリプ・エーデルヤッツ) 8.「第6章 フランス人らしさへの複数の道──ナショナル・インディファレンスとアルザスのフランス復帰,1919-1939年」(アリソン・キャロル) 9.「第7章 政治を越えて──日常的民族実践としてのナショナル・インディファレンス」(ガーボル・エグリ) 10.「第8章 国民への無関心・統計・構築主義パラダイム──戦間期ポーランドの国勢調査におけるトゥテイシ(「ここ出身の人々」)欄」(モルガン・ラベ) 11.「第9章 20世紀前半の上シレジアにおける道具的ナショナリズム」(ブレンデン・カーチ) 12.「第10章 「わたしは諸国民の境を取り払った」──第二次世界大戦終結期上シレジアにおける国民の乗り換えとローマ・カトリック教会」(ジム・ビョーク) 13.「第11章 「ソヴィエト連邦市民──なんと荘厳な響きでしょう」──ポスト・スターリニズム期ソ連の投書・ナショナリティ政策・帰属意識」(アナ・ウィティントン) 14.結論(第12章)と解題を読む テキストの結論「結 論──(再論)ナショナル・インディファレンスと近代ヨーロッパ・ナショナリズムの歴史」(ジョン・フォックス/マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター/ジェイムズ・M・ブロフィ)および桐生裕子による解題を読み、論文集全体の疑問点や批判点に関する考察をまとめたうえで、議論する。 15.フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 報告の内容、演習中の発言、出欠状況をもとに、平常点で評価する。 | ||||||
(教科書) |
『ナショナリズムとナショナル・インディファレンス——近現代ヨーロッパにおける無関心・抵抗・受容』
(ミネルヴァ書房、2023年)
ISBN:9784623094356
(入手方法については、別途初回に説明します。 )
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(参考書等) |
『論点・西洋史学』
(ミネルヴァ書房、2020年)
ISBN:9784623087792
(入手方法については、別途初回に説明します。 )
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(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回、決められた文献を読み、出席することが前提となる。また、報告担当者は、レジュメを作成し、それに基づいて報告を行う。他の出席者からの質問に答えられるように、分からないところも調べてくることも求められる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :ヨーロッパ近現代史入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Studies in Modern and Contemporary European History
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 共西23 |
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(キーワード) ヨーロッパ / 近代史 / 現代史 / ナショナリズム | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
本演習では、ヨーロッパ近現代史に関する文献の精読を行う。今年度のテキストは、M・ヴァン=ヒンダーアハター、J・フォックス編著(金澤周作、桐生裕子監訳)『ナショナリズムとナショナル・インディファレンス——近現代ヨーロッパにおける無関心・抵抗・受容』である。国民への、あるいはナショナリズムへの「無関心」を対象に、様々な事象を扱ったテキストを読み、19・20世紀ヨーロッパの多面的な歴史像や、ナショナリズム研究の現状と課題について理解を深めたい。毎週一章ずつ読み進め、担当者はレジュメを作成し、それを基に出席者で議論する。
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(到達目標)
西洋近現代史に関する文献の精読と討論を通じて、研究に必要な知識や方法論の基礎を身につけ、また自らの考えを言語化できるようになる。
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(授業計画と内容)
1.イントロダクション 2.序章を読む テキストの序章「ナショナル・インディファレンスと近代ヨーロッパ・ナショナリズムの歴史」(マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター/ジョン・フォックス)を読み、その内容について、金澤周作監修『論点・西洋史学』をサブテキストにして、そこで挙げられている論点を参考にしながら議論する。 3〜13.本論(第1〜11章)を読む 担当者は、該当箇所のレジュメを作成し、報告・問題提起を行う。それを踏まえて、出席者全員で議論する。 3.「第1章 他のことで頭はいっぱい──19世紀ベルギーにおける国民文化プロジェクトの障害と限界」(トム・ヴルスハフル) 4.「第2章 ナショナル・インディファレンスと国民的献身の往還──第一次世界大戦期ロシアにおけるトレンティーノ出身戦争捕虜の軌跡」(シモーネ・A・ベッレッツァ) 5.「第3章 移行途上の迷い?──アドリア海北部におけるハプスブルク帝国の遺産,国家と国民形成,新ファシスト秩序」(マルコ・ブレシャーニ) 6.「第4章 ナショナル・インディファレンスとトランスナショナル企業──チェコの製靴会社バチャのパラダイム」(ザカリー・ドルシャル) 7.「第5章 ナショナリズムと無関心のあいだ──戦間期ユーゴスラヴィアにおける無関心の緩慢な排除」(フィリプ・エーデルヤッツ) 8.「第6章 フランス人らしさへの複数の道──ナショナル・インディファレンスとアルザスのフランス復帰,1919-1939年」(アリソン・キャロル) 9.「第7章 政治を越えて──日常的民族実践としてのナショナル・インディファレンス」(ガーボル・エグリ) 10.「第8章 国民への無関心・統計・構築主義パラダイム──戦間期ポーランドの国勢調査におけるトゥテイシ(「ここ出身の人々」)欄」(モルガン・ラベ) 11.「第9章 20世紀前半の上シレジアにおける道具的ナショナリズム」(ブレンデン・カーチ) 12.「第10章 「わたしは諸国民の境を取り払った」──第二次世界大戦終結期上シレジアにおける国民の乗り換えとローマ・カトリック教会」(ジム・ビョーク) 13.「第11章 「ソヴィエト連邦市民──なんと荘厳な響きでしょう」──ポスト・スターリニズム期ソ連の投書・ナショナリティ政策・帰属意識」(アナ・ウィティントン) 14.結論(第12章)と解題を読む テキストの結論「結 論──(再論)ナショナル・インディファレンスと近代ヨーロッパ・ナショナリズムの歴史」(ジョン・フォックス/マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター/ジェイムズ・M・ブロフィ)および桐生裕子による解題を読み、論文集全体の疑問点や批判点に関する考察をまとめたうえで、議論する。 15.フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
報告の内容、演習中の発言、出欠状況をもとに、平常点で評価する。
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(教科書)
『ナショナリズムとナショナル・インディファレンス——近現代ヨーロッパにおける無関心・抵抗・受容』
(ミネルヴァ書房、2023年)
ISBN:9784623094356
(入手方法については、別途初回に説明します。 )
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(参考書等)
『論点・西洋史学』
(ミネルヴァ書房、2020年)
ISBN:9784623087792
(入手方法については、別途初回に説明します。 )
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回、決められた文献を読み、出席することが前提となる。また、報告担当者は、レジュメを作成し、それに基づいて報告を行う。他の出席者からの質問に答えられるように、分からないところも調べてくることも求められる。
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(その他(オフィスアワー等))
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