国際教育プログラム

「国際高等教育院国際教育プログラム(Institute for Liberal Arts and Sciences International Education Program)」は、英語による全学共通科目*1や、Kyoto iUP *2の留学生とともにグループワークやプロジェクト等に取り組む科目の履修に加え、海外留学の経験を積むことで、異文化や異なる価値観を理解し、新たな価値観を創造する真の国際性を涵養する学部教育プログラムです。

  • 学部生はどの学部に入学した場合も、教養・共通教育として「全学共通科目」を履修します。全学共通科目の中で、英語力強化に資すると考えられる科目はE科目として指定されており、E1科目、E2科目、E3科目の3つのカテゴリーがあります。
  • 留学生向けの教育プログラムKyoto University International Undergraduate Programの略称。

履修する科目等(修了要件)

  1. E1科目又はE2科目((2)、(3)に掲げるものを除く。)から14単位以上の修得
    E1科目は英語テキストの講読を中心的な内容とする科目で、E2科目は英語を使用言語として提供される科目です。
  2. 「ILAS Seminar-E2」から4単位以上の修得
    ILAS Seminar-E2は、英語を使用言語とし、各学部・研究科・研究所・センター等の教員が、Face to Faceの親密な人間関係の中で、様々なテーマを扱う少人数ゼミナール形式の科目です。
  3. 「Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes」2単位の修得(後期開講)
    Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changesは、地球温暖化などの地球変動問題等を題材とし、Kyoto iUPの留学生とグループワークやプレゼンテーションを行うことで、英語で議論する力を身につけるとともに、異文化理解の精神を通して多様なものの見方や考え方を身に付ける科目です。
  4. 海外留学による科目の履修またはこれによる単位の修得(4単位相当以上)
    大学間・部局間の学生交流協定に基づく交換留学制度等を利用し、4単位相当以上の科目の履修またはこれによる単位の修得をしてください。
    留学計画については、所属学部とよく相談の上、決定してください。
  • これらの科目の多くは各学部の卒業に必要な単位にもカウントできますので、卒業単位を超えて修得しなければならない単位数は実質最大6単位程度です。
  • プログラム修了者には、京都大学総長名の修了証を交付します。

定員

30名(学部生対象)

履修資格

(1)(2)を満たすこと。

  1. 令和6年度4月時点で学部1回生または2回生の者
  2. TOEFL ITP*3を受験し、スコアが570点以上であること
*3国際高等教育院で学部新入生に対して年2回(4月、12月)実施するもの、または大学生協にて実施するもの(自己負担)。
※本学に留学している学生は、応募できません。
Point

●留学費用を全面的にサポート

上限50万円の支援があります。

●留学先の充実

京都大学では、海外の大学・研究機関との「大学間学生交流協定」等により、幅広い留学先を提供しています。所属学部の履修スケジュールや、各々のキャンパスライフに合わせて、留学先・留学期間を検討ください。(留学先例:ワシントン大学(米国)、シンガポール国立大学(シンガポール)、トロント大学(カナダ)等)

留学に関する情報は、こちらもご参考ください。
京都大学からの留学(https://www.z.k.kyoto-u.ac.jp/freshman-guide/study-abroad
交換留学について(https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/student-3/types/exchange

応募方法について

募集要項は以下のリンクからダウンロードできます。
国際高等教育院国際教育プログラム募集要項
申込締切~令和6年8月30日(金)17時
申込方法こちらの 申請フォーム からお申込みください。
【お問い合わせ】
国際高等教育院国際教育プログラムに関するご質問は、こちらのフォーム よりお願いいたします。

【工学部地球工学科国際コース】
工学部地球工学科国際コースは、全学共通科目だけでなく専門科目、特別研究まで全て英語で実施されるコースです。入学前に面接試験を受験、合格する必要があります。詳細は以下のページでご確認ください。
https://www.t.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/faculty/g30