留学に必要な語学力

留学プログラムの種類や留学する大学によって求められる語学力は異なりますが、英語力の証明のためにはTOEFL iBT、IELTSなどのテストスコアの提出が必要となります。
TOEFL iBTやIELTSのスコアレポートは、手元に届くまでに時間がかかる場合があります。したがって留学先への スコアレポートの提出期限をよく考えて早めに準備する必要があります。
実際に留学をしてそれぞれの語学力を磨くことも可能ですが、事前に勉強をしておくことで、現地授業への適応のスピードが変わってきます。日本にいる間にできるだけ語学力を付けておきましょう。

交換留学の場合

交換留学先で求められる英語力(2024年出発の募集例)

TOEFL iBT例:( )内の数字はITP換算値 IELTS例 派遣先大学
100 (600) 7.0 ロチェスター
90 (577) 6.5 ライデン
90 (577) 6.5 ニューカッスル
79 (550) 6.0 ヘルシンキ
71 (527) 6.0 香港中文

主に留学先での学習・研究に英語を使用する場合は、協定校が定める要件を満たしていることが必要です。但し、学内応募時点で語学要件を満たしていない場合においても、TOEFL iBT68またはIELTS5.5以上のスコアを有する者は学内応募を認めます。
また、主に留学先での学習・研究に英語以外を使用する場合は、その語学力証明書の提出が求められます。

各大学別の必要な語学力については、冊子「海外留学の手引き」内の「大学間交流協定一覧」をご参照ください。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/public/issue/ryugaku-tebiki

TOEFLについて

  • 米国を中心に幅広く行われている留学のための英語力テストです。
  • TOEFL 試験の種別は現在はiBT (Internet Based Test)に移行し、日本人の苦手なリスニング、スピーキングの比重が増しています。
  • 学内で行われる TOFEL ITP のスコアは正式なスコアとしては認められませんので、自身の英語力を知る目安としてください。
  • TOEFL iBT (Internet Based Test)でのスコアとして、多くの大学は88-100点を必要水準としています。
  • TOEFL iBTの受験には身分証明のためにパスポートが必要です。

TOEFLについての詳細

IELTSについて

  • 欧州・豪州等で幅広く受け入れられており、米国の大学でも認めるところもあります。
  • 最近は、ペーパーテストよりもコンピュータ受験が主流になりつつあります。
  • IELTSのレベルは 6.0は欲しいところです。

IELTSについての詳細

4技能を伸ばす学習方法+学習相談窓口

英語学習

国際高等教育院附属国際学術言語教育センター(i-ARRC)英語教育部門では、本学学生からの英語学習相談を受け付けています。詳しくは、リンク先の英語教育部門サイトをご覧ください。

英語学習相談 i-ARRC英語教育部門

その他の言語の語学力

留学先によって、その国の言語が使えることも必要になってきます。

  • ドイツ語及びフランス語
    • 京都大学の初修外国語の授業で勉強するとともに、可能であれば、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川やアンスティチュ・フランセ関西の語学コースに通うことを推奨します。
    • 留学先大学によっては、現地で英語による授業を提供しているところもあります。
  • スウェーデン、フィンランド、オランダ、シンガポールは英語科目を多く提供している国の一つです。