「積極的」を心がける

京都大学からの海外留学 先輩の体験談③

八木 悠馬
農学部 2年

参加プログラムマギル大学短期語学・文化研修プログラム(当時)
留学先オンライン(カナダ)
留学期間2022年8月8日~8月26日

英語力を高めたい

スピーキングとリスニングが自分の課題であると感じていたため、この2技能を向上させたいと考えました。特にスピーキングはとにかく喋ることが重要であり、否が応でも英語を喋らなければならない環境になる留学をしてみたいと思っていました。しかし、コロナの関係で現地に行くプログラムには抵抗があったので、オンライン留学はちょうど良いと判断しました。

様々なプレゼン、講師の姿勢

1週目ではカナダの動物、2週目ではカナダの食文化、3週目ではカナダの言語(カナダ英語とアメリカ・イギリス英語との違い)を学び、1・2週目のプレゼンは授業のテーマに即したものを各グループが調べて発表するという内容でした。3週目のプレゼンは「ペチャクチャプレゼン」というもので、テーマは自由ですが、20 枚のスライドをそれぞれ20 秒で紹介するという制約があり、またスライドにはなるべく文字を入れず、口頭で説明するように求められました。3週目はまた、グループに分かれてアカデミック・ディスカッションを行いました。

本プログラムの講師の方は決して分け隔てをせず、たとえ拙い英語であったとしても生徒の発言を最後まで聞いて理解しようとしてくれ、これが特に印象に残りました。加えて、講師は絶えず笑顔であり、こちらも自然と元気になりました。他の参加学生との間でも、「君の意見、良いね!」という感じで他者を受容しようという雰囲気があり、居心地は大変良かったです。

プログラム参加経験を糧に

間違いを恐れていてはいけない、多少のミスがあってもいいからまずは挑戦してみること、その上で間違いはその都度修正していけば良い、という心の持ちようを学びました。また、今後のスピーキング学習やリスニング学習の参考にすべきコツをいくつか教えてもらいました。

異文化理解ということに関しては、カナダ文化を詳しく知ることができました。多様な生態系、伝統的な食事(油っこそうですが)、豊かな自然など魅力的なものが多く、好奇心を刺激されました。特に、オンラインモントリオールツアーで紹介された歴史を感じさせるスポットを是非この目で直接楽しむため、自由に世界を行き来できるようになればモントリオールに絶対に行ってみたいです。

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