中国語紹介

Q&A

21世紀に入り,政治・経済など多くの分野で中国との関わりが強くなっています。この事実を反映し,初修外国語として中国語を選択する学生の数はかなり多くなっています。

以前は中国語を勉強しても使う機会が少なく,読めるようになりたいという人が比較的多かったように思いますが,最近では中国語で会話ができるようになりたいという希望が多くなってきました。確かに,中国・台湾・香港や東アジアばかりでなく,日本国内でも中国語を耳にする機会が増えて来ました。

このような中国語履修者の要望を受け,学術情報メディアセンターの協力を得て,京都大学では,独自の中国語教材を作成しています。中国を代表する二つの都市,北京と上海を舞台(今年は北京篇を使います)に,中国語の発音や重要な文法とともに,現代中国のさまざまな姿が理解できるようになっています。初級では,ネイティブ教員による演習クラスと日本人教員による文法クラスがペアになり,連絡を取り合って授業を進めます。さらに一部のクラスではネイティブ教員による実習のかわりにコンピューターを利用したCALL授業を実施し,聴く力話す力の向上に努めます。また教材はWEB上にも置かれ,履修者に開放されているだけではなく,E-ラーニングによる自学自習教材もはじまっています。インターネット環境があれば,24時間いつでも中国語の学習ができるようになっています。
各自のペースに合わせて学習することは勿論,中国語に興味と学習意欲のある学生にはこのような様々なサポートが準備されています。

Q&A

  • 初級では必ず文法と演習のクラスを履修しなければいけませんか。
    教育システムとして文法と演習を一緒に履修することによって中国語の力と中国語に対する理解を深めるよう計画していますので、必ず両方を履修して下さい。
  • 使用される文字について教えて下さい。
    いうまでもなく、漢字が用いられますが、その字体はいわゆる「簡体字」といわれるもので、日本の漢字とは異なるものもあります。また、アルファベットを利用した「ピンイン」と呼ばれる発音表記法を用いています。初級段階では、「ピンイン」を見て正しい発音ができること、逆に音声を聞いて「ピンイン」で表記出来るようになることが基本的な力として要求されます。  漢字については他に、台湾などでは「繁体字」(日本における旧字体)が用いられています。
  • 香港や台湾、東南アジアの中国系の人たちと話せますか。
    授業で勉強するのは「普通話」(所謂、標準語)です。「履修の手引き」の『科目群・分野の概要』に書かれているように、中国語は方言が多く、またそれぞれに大きな差異があります。「普通話」は北方の発音が主体になっているため、南方の方言を用いる香港や台湾ではなかなか通じませんでした。しかし近年、マスメディアの発達や教育の普及により、かなり「普通話」が通じるようになっています。
  • 中級について教えて下さい。
    中級は、読解を中心とする<文法・文化理解>クラスと、中国人教員による<会話・ネイティブ実習>クラスに分かれます。クラス指定ではありませんので、シラバスを読み、興味をもったクラスに登録して下さい。希望者が多かった場合は、コンピューターによる抽選となり、希望に添えない場合があります。高校などで、既に中国語を習っている人は、初級授業の代わりに中級を履修することが認められる場合がありますので、相談して下さい。また、学部によっては卒業必要単位として8単位(平成27年度以前の卒業要件が適用される学部生は4単位)としているところがあります。その学部の学生は初級を履修して下さい。初級単位修得後、さらに中国語を勉強したいという学生については、中級クラス履修を認めています。