スペイン語紹介

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スペイン語 -これからの言語-

スペイン語コースやスペイン語についての様々な情報を集めた,独自のポータルサイトはこちらです。新入生向けのコース情報も掲載していますので,必ず内容を確認し,納得した上で履修してください。
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サグラダ・ファミリア(スペイン)

英語に加えてもう一つ学ぶ言語を選ぼうとしているみなさんにとって,スペイン語がどのような意味を持ちうるのか,少し考えてみましょう。
皆さんの多くは,大学を卒業してから40年ほど働くことになるはずです。40年の間には,今はまだ存在しない技術や価値観に基づく,あたらしい生活や社会が出現することでしょう。現時点では全く予想ができないような世界の変化に対応していくため,またそうした変化を自ら作り出していくために必要な「基礎体力」を,みなさんはこれから4年間かけて京都大学で培っていくことになります。

では,その「基礎体力」の中には何が含まれるでしょうか。企業の観点からは「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」「協調性」「誠実性」「責任感」「柔軟性」といった点が挙げられているようです[「新卒採用(2012年4月入社対象)に関するアンケート調査結果の概要,日本経済団体連合会,2012年7月30日]。同調査では,「語学力」もある程度求められていることがわかります。市場経済のグローバル化が進展するにつれて,ビジネスにおいては英語使用がスタンダードとなってきた経緯をみれば,ここで言う「語学力」とは,ほとんど「英語力」と同義とみなしてもよいでしょう。また,アカデミックな世界においても,多くの場合,英語能力は必須となっています。こうした現状を見て,みなさんが英語の学習に力を入れるのは当然のことです。

ウユニ塩湖(ボリビア)
マチュ・ピチュ(ペルー)

しかし,ちょっと考えてみましょう。皆さんが卒業して就職し定年退職するまでのおよそ40年間,英語だけ知っていればやっていけるような状況が変わらずに続くでしょうか。重要なものが重要ではなくなり,軽視されていたものが驚くほど重要な位置を占める,といった激しい浮き沈みが驚くような速さで生じているのが現代社会であり,この傾向はこの先より強まると見込まれます。たとえば,インターネットはすでに多くの国家や地域で社会的インフラとして機能しており,生活のあらゆる場面で利用されるようになってきています。LINEやTwitter,Facebookのようなサービスを利用することは日常となり,人間関係のあり方にも影響を与えています。しかし,インターネットが一般化し始めてからまだ20年も経っていないのです。

以上のように考えれば,「これからの言語」であるスペイン語を,人生における「基礎体力」づくりの時期である大学時代に学んでおくというのは,悪くない選択かもしれません。しかし,重要なことは,みなさんが頭をちゃんと使って考えて選択することです。ここで述べていることは考え方の一つに過ぎません。何語を学ぶかということは,突き詰めれば個人の価値観によって決まります。ですので,今後,スペイン語話者やスペイン語使用の大幅な増加が予想されているからといって,スペイン語を学ぶことがあなた個人にとって最良の選択になるとは限らないのです。
ぜひ,他の言語の情報も調べ,比較しつつ,よく考えてみてください。なぜその言語を学ぶのかを自分の頭でしっかり考えることは,言語学習のとても大切な第一歩なのですから。

イグアスの滝(アルゼンチン・パラグアイ・ブラジル)


【参考情報リンク】
Study in Spain ( http://www.studyinspain.info ) :スペイン政府公社による留学情報。右上の「English」をクリックすると英語に切り替わる。

Marca España ( http://marcaespana.es/en ) :スペイン政府による,さまざまな分野でのスペインブランドを紹介するサイト。英語ページあり。ビデオや映像も豊富。

Spain Bussiness ( www.spainbusiness.jp/ ):在日本スペイン大使館経済商務部による,経済面に重点を置いたスペイン紹介サイト。日本語でいろいろ読める。

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