第27回多文化交流フォーラム「日本語学習辞書を考える-多様性に対応できる辞書の開発に向けて-」【オンライン開催】

国際高等教育院附属日本語・日本文化教育センターでは、日本語や日本文化の研究に携わる方々を学内外から招き、多文化交流フォーラムを開催しています。
27回目の今回は、筑波大学名誉教授の砂川有里子先生をお迎えして、「日本語学習辞書を考える―多様性に対応できる辞書の開発に向けて―」という題目でご講演をいただきます。
皆様のご来聴をお待ちしております。

【講演概要】
 日本語学習者は年々増えていますが、改訂出入国法の施行により外国人が単純労働に就業する道が開けたことから、今後さらに増え続けることが予想されます。日本のさまざまな職場で働く外国人やその家族、日本語能力試験合格を目指す人々、日本のポップカルチャーに興味を持つ人々、海外で教える現地人の日本語教師など、多様な属性を持つ人々が日本語を学んでいます。彼らが日本語を理解し、日本語で表現するためには辞書が必要です。
 さまざまに異なる目的を持つ彼らを満足させられる辞書とはどんなものなのか、また、そのような辞書の開発はどうすれば可能になるのか。
 このフォーラムでは、日本語学習者の辞書使用の状況や問題点を述べるとともに、既存の日本語ウェブ辞書を観察し、その特長や問題点を探ることを通じて、参加者のみなさんとご一緒に上に掲げた課題を考えたいと思います。

【基本情報】
開催地:オンライン開催
日時:2021年2月17日(水) 16:00~18:00
対象:在学生の方、一般・地域の方、企業・研究者の方、どなたでも参加いただけます。
定員:60名
参加費:無料
備考:参加登録が必要です。以下のリンクか、QRコードからのご登録をお願いいたします。定員に達し次第締め切らせていただきます。
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZIlduqgrT4qEtCDn9EA2MRkMMYrXk3N7KoT

お問い合わせ:
国際高等教育院付属日本語・日本文化教育センター
阿久澤弘陽
akuzawa.koyo.5w [@] kyoto-u.ac.jp