中国語
中国語は、その歴史の長さと使用人口の多さにおいて、世界屈指といってよい規模をもっている。そもそも中国は多民族国家で、50以上にのぼる民族を擁しているが、いわゆる「中国語」とは、その中の漢民族のことば、すなわち「漢語」をさしている。この漢語においては、その使用される地域の広さ、人口の多さが、驚異的とも言える方言の差異にもつながっており、大きく分けると北京語を代表とする北方語、上海語を代表とする呉語、広東語を代表とする粤語など7種にも及ぶ、発音や語彙の点で大きく異なる方言が存在している。我々が大学で学ぶ「中国語」とは、この漢語のうち、「普通話」と呼ばれる、北京語をその基礎とする共通語であり、現在の中国においては、社会のあらゆるところで使用されているものである。
漢語は、いうまでもなく漢字で表記される言語であって、同じく漢字を用いる日本人にとっては、比較的馴染みやすいという印象がある。事実、新聞記事程度の文章であれば、発音は解らなくとも、その意味はある程度理解できる(あるいは理解できたような気になる)ことも多く、他の外国語に比べ、学習しやすい言語であることは確実であろう。
しかし、それが逆に落し穴となることも忘れてはならない。基本的な語彙を例に取れば、「去」は「去る」ではなく「行く」、「走」は「走る」ではなく「歩く」、「湯」は「ゆ」ではなく「スープ」を意味するといったように、同じ漢字であっても、まったく別の外国語であると認識を持たない限り、その習得は不可能に近い。
本学においては、発音と基本的表現の習得を目的とする初級として、「中国語ⅠA・B(文法)、IA・B(実習)」が、また読解力、表現力などさまざまな面からのより進んだ学習を目的とする中級として、「中国語ⅡA・B」が開講されている。
全回生対象(初級)
※再履修者クラスを含む
| 中国語ⅠA・B(文法) | Primary Chinese A・B |
| 中国語ⅠA・B(実習) | Primary Chinese A・B |
2回生以上対象(中級)
| 中国語ⅡA・B | Intermediate Chinese A・B |