授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合型複合科目(統合群i) :自然災害の科学
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (単位数) | 4 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (曜時限) | 月4・月5 |
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| (教室) | 月4:共北38 月5:共北3A,3B,3C | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 南海トラフでの巨大地震とスロースリップ、都市直下地震、温暖化とスーパー台風など、自然災害に対する社会の関心が高まってきている。自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考える際には、自然災害の発生メカニズムのみならず、それに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文社会科学の双方の知見を統合して理解を進める必要がある。 本講では、これまでの災害事例を引きながら、災害とそれに向き合う個人や社会の対応について考える。災害をもたらす自然現象として、プレート沈み込み帯に特有の現象である地震発生や火山噴火、台風・集中豪雨・強風など極端な気象現象と地球温暖化の影響などを題材に、最近の事例や最新の研究成果に基づき現象発生のメカニズムを初学者にも判るように解説する。さらに、それらの自然災害に対する防災・減災の方策として、災害の経験と教訓を社会で共有して次世代に継承することについて考える。 上記の講義に関連したテーマについて、3つのグループに分かれて、少人数による演習を実施する。 最終回は自然災害に関わる様々な問題に関して、教員・受講者でディスカッションを実施する。 〇統合型複合科目分類 【理・文】 主たる課題について理系分野の要素が強く、副たる課題については文系分野の要素が強いと考えられるもの |
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| (到達目標) | 日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・人文社会科学の基本的な知識を会得する。自然災害に対する自己及び社会の対応について、主体的に考えかつ行動できる基盤を醸成する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、講義の初回授業において少人数演習のグループ分けを行いますので、必ず出席してください) ◆講義 月4・共北38 第1回 導入(全教員担当) 講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する内容をダイジェストで紹介する。その後、少人数演習のために受講生を三つのグループに分ける。 第2回〜第4回 自然災害と社会(担当:山本) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス、災害ユートピア、創造的復興、防災の国際化 第5回〜第7回 極端な気象現象と気象災害(担当:竹見) 概要:日本列島で頻発する気象災害の要因である台風や集中豪雨など極端な気象現象を概観し、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化など極端気象への気候変動影響とその備え、気候変動適応について考える。 Key Word: 台風・集中豪雨・風水害・地球温暖化・気候変動適応 第8回〜10回 自然災害と人間(担当:西) 概要:自然災害と人間の関わりについて人文社会科学の観点から学ぶ。災害に対して法律や制度だけでなく社会ごとの慣習や常識に従って対応する知恵や工夫がある。一見すると災害と直接結びついていなくても結果として災害への備えになっている習慣もある。被災と復興の経験を地域や世代を超えて継承することで将来の災害リスクを低くする営みを学ぶ。 Keywords:心のケア、防災教育、情報災害、多文化共生 第11回〜第13回 地震発生・火山噴火のメカニズムと災害への備え(担当:宮澤) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島は地震と火山噴火の多発地帯であり、そこに住む人間にとってこれらに起因する災害は不可避である。まず地震発生・火山噴火のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに地震による揺れや、津波、火山噴火によってもたらされる災害を理解し、災害軽減のための対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス・地震・火山噴火・津波・ハザードマップ 第14回 総合討論(全教員担当) グループに分かれた少人数演習での取り組みについて報告し、受講生と担当教員の全体で討論する。 第15回 フィードバック ◆少人数演習 少人数演習では、三つに分けたグループが、次のA〜C班の演習(各班4回)を順番に実施する。 A班「自然災害と人間・社会:災害を共有し継承する」(担当:山本、西)月5・共北3A 災害への備えでは、被害を軽減するための技術を高めたり、被害に迅速に対応するための制度を整えたりすることが重要である。しかしそれに加えて、過去に起きた災害の経験を社会で共有し、そこから教訓を引き出して次の災害への備えとすることも不可欠である。 この授業では、国内外で実際に発生した災害を取り上げ、新聞記事や写真などの記録をもとに、それぞれの災害がどのように伝えられ、どのように受けとめられてきたのかを分析する。客観的な事実の理解とあわせて、当事者の感じ方や思いを読み解く力を養い、文字・写真・映像といった異なるメディアが災害の経験を伝える際にどのような役割や特徴をもつのかを考察する。さらに、災害の教訓を社会の中で共有し、次世代へと継承するために必要な仕組みや工夫についても議論する。 そのうえで、私たちが日々生活している「京都大学」というコミュニティにおける防災の現状と課題を調べ、改善提案を行う。 第1回 イントロダクション 第2回 災害報道の特徴を理解する:新聞記事を分析する 第3回 災害写真を読み解く:事実・感情・意図を考察する 第4回 京都大学の防災を考える:身近な場からの改善提案 B班「身近な気象と気象災害」(担当:竹見、伊藤)月5・共北3B 竜巻やゲリラ豪雨、台風や爆弾低気圧など様々な気象情報がメディアを通して流れてくる。ともすればセンセーショナルに取り上げられがちな異常気象を、科学の目を通して冷静に見つめ、異常気象や地球温暖化、これらに伴う気象災害を「正しく恐れる」視点を持つため、身近な気象の変化や気象災害について考える。簡単な計測器で気温や気圧などを測ったり、インターネットから取得した気象データを使って気象の変化を調べたり、自らの作業を通して身近な地域の気象の変化を実感することを目的とする。また、温暖化に関する報告書を英語で読み、温暖化についての科学的知見 を学ぶことにも挑戦したい。気象情報分析の体験を通して、自分で調べ、確かめて真実に迫る態度を、理系・文系を問わず涵養できればと思う。 以下のテーマから2テーマ程度を選び、演習を進める。 ・気象を測る(簡単な計測器を用いたり、電子工作により計測器を作ったりして、京大構内の身近の気象を測る) ・気象の実測データを分析する ・気象データをダウンロードして、自分の出身地など身近な地域の気象の変化を調べる ・身近な地域の気象災害を調べる ・「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報告書を読む C班「地震と地震防災」(担当:宮澤、山田)月5・共北3C 地震とは、日本列島に住む我々にとって身近な自然現象のうちの一つだが、ひとたび大きな地震が発生すると、甚大な災害をもたらす事がある。このような地震災害は、歴史的に繰り返し発生していることはよく知られており、近年もその例外ではない。この少人数演習では、地震が発生するメカニズムに関する基礎的な知識に基づき、将来発生する大地震を対象とした地震防災に関して、議論を通じて学習する。履修者の興味や理解に合わせて、次の項目の中から選択する。 ・震源決定と地震のメカニズムの推定 ・身近な花折断層の巡検 ・京都大学の地震対策 ・緊急地震速報 ・地震ハザードマップ ・南海トラフ地震臨時情報 |
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| (履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず、文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 13回の授業と1回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は、初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) |
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業にあたっては資料を配布するので,その要点を復習すること.また,それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には,インターネットや関連図書を通じて,各自で調査し、授業内容と関連して考えること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 積極的な授業参加を期待する。 屋外での実習を含むので、“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。 |
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統合型複合科目(統合群i) :自然災害の科学
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||||||||
| (旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4・月5 (教室) 月4:共北38 月5:共北3A,3B,3C |
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(授業の概要・目的)
南海トラフでの巨大地震とスロースリップ、都市直下地震、温暖化とスーパー台風など、自然災害に対する社会の関心が高まってきている。自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考える際には、自然災害の発生メカニズムのみならず、それに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文社会科学の双方の知見を統合して理解を進める必要がある。
本講では、これまでの災害事例を引きながら、災害とそれに向き合う個人や社会の対応について考える。災害をもたらす自然現象として、プレート沈み込み帯に特有の現象である地震発生や火山噴火、台風・集中豪雨・強風など極端な気象現象と地球温暖化の影響などを題材に、最近の事例や最新の研究成果に基づき現象発生のメカニズムを初学者にも判るように解説する。さらに、それらの自然災害に対する防災・減災の方策として、災害の経験と教訓を社会で共有して次世代に継承することについて考える。 上記の講義に関連したテーマについて、3つのグループに分かれて、少人数による演習を実施する。 最終回は自然災害に関わる様々な問題に関して、教員・受講者でディスカッションを実施する。 〇統合型複合科目分類 【理・文】 主たる課題について理系分野の要素が強く、副たる課題については文系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標)
日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・人文社会科学の基本的な知識を会得する。自然災害に対する自己及び社会の対応について、主体的に考えかつ行動できる基盤を醸成する。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、講義の初回授業において少人数演習のグループ分けを行いますので、必ず出席してください) ◆講義 月4・共北38 第1回 導入(全教員担当) 講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する内容をダイジェストで紹介する。その後、少人数演習のために受講生を三つのグループに分ける。 第2回〜第4回 自然災害と社会(担当:山本) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス、災害ユートピア、創造的復興、防災の国際化 第5回〜第7回 極端な気象現象と気象災害(担当:竹見) 概要:日本列島で頻発する気象災害の要因である台風や集中豪雨など極端な気象現象を概観し、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化など極端気象への気候変動影響とその備え、気候変動適応について考える。 Key Word: 台風・集中豪雨・風水害・地球温暖化・気候変動適応 第8回〜10回 自然災害と人間(担当:西) 概要:自然災害と人間の関わりについて人文社会科学の観点から学ぶ。災害に対して法律や制度だけでなく社会ごとの慣習や常識に従って対応する知恵や工夫がある。一見すると災害と直接結びついていなくても結果として災害への備えになっている習慣もある。被災と復興の経験を地域や世代を超えて継承することで将来の災害リスクを低くする営みを学ぶ。 Keywords:心のケア、防災教育、情報災害、多文化共生 第11回〜第13回 地震発生・火山噴火のメカニズムと災害への備え(担当:宮澤) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島は地震と火山噴火の多発地帯であり、そこに住む人間にとってこれらに起因する災害は不可避である。まず地震発生・火山噴火のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに地震による揺れや、津波、火山噴火によってもたらされる災害を理解し、災害軽減のための対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス・地震・火山噴火・津波・ハザードマップ 第14回 総合討論(全教員担当) グループに分かれた少人数演習での取り組みについて報告し、受講生と担当教員の全体で討論する。 第15回 フィードバック ◆少人数演習 少人数演習では、三つに分けたグループが、次のA〜C班の演習(各班4回)を順番に実施する。 A班「自然災害と人間・社会:災害を共有し継承する」(担当:山本、西)月5・共北3A 災害への備えでは、被害を軽減するための技術を高めたり、被害に迅速に対応するための制度を整えたりすることが重要である。しかしそれに加えて、過去に起きた災害の経験を社会で共有し、そこから教訓を引き出して次の災害への備えとすることも不可欠である。 この授業では、国内外で実際に発生した災害を取り上げ、新聞記事や写真などの記録をもとに、それぞれの災害がどのように伝えられ、どのように受けとめられてきたのかを分析する。客観的な事実の理解とあわせて、当事者の感じ方や思いを読み解く力を養い、文字・写真・映像といった異なるメディアが災害の経験を伝える際にどのような役割や特徴をもつのかを考察する。さらに、災害の教訓を社会の中で共有し、次世代へと継承するために必要な仕組みや工夫についても議論する。 そのうえで、私たちが日々生活している「京都大学」というコミュニティにおける防災の現状と課題を調べ、改善提案を行う。 第1回 イントロダクション 第2回 災害報道の特徴を理解する:新聞記事を分析する 第3回 災害写真を読み解く:事実・感情・意図を考察する 第4回 京都大学の防災を考える:身近な場からの改善提案 B班「身近な気象と気象災害」(担当:竹見、伊藤)月5・共北3B 竜巻やゲリラ豪雨、台風や爆弾低気圧など様々な気象情報がメディアを通して流れてくる。ともすればセンセーショナルに取り上げられがちな異常気象を、科学の目を通して冷静に見つめ、異常気象や地球温暖化、これらに伴う気象災害を「正しく恐れる」視点を持つため、身近な気象の変化や気象災害について考える。簡単な計測器で気温や気圧などを測ったり、インターネットから取得した気象データを使って気象の変化を調べたり、自らの作業を通して身近な地域の気象の変化を実感することを目的とする。また、温暖化に関する報告書を英語で読み、温暖化についての科学的知見 を学ぶことにも挑戦したい。気象情報分析の体験を通して、自分で調べ、確かめて真実に迫る態度を、理系・文系を問わず涵養できればと思う。 以下のテーマから2テーマ程度を選び、演習を進める。 ・気象を測る(簡単な計測器を用いたり、電子工作により計測器を作ったりして、京大構内の身近の気象を測る) ・気象の実測データを分析する ・気象データをダウンロードして、自分の出身地など身近な地域の気象の変化を調べる ・身近な地域の気象災害を調べる ・「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報告書を読む C班「地震と地震防災」(担当:宮澤、山田)月5・共北3C 地震とは、日本列島に住む我々にとって身近な自然現象のうちの一つだが、ひとたび大きな地震が発生すると、甚大な災害をもたらす事がある。このような地震災害は、歴史的に繰り返し発生していることはよく知られており、近年もその例外ではない。この少人数演習では、地震が発生するメカニズムに関する基礎的な知識に基づき、将来発生する大地震を対象とした地震防災に関して、議論を通じて学習する。履修者の興味や理解に合わせて、次の項目の中から選択する。 ・震源決定と地震のメカニズムの推定 ・身近な花折断層の巡検 ・京都大学の地震対策 ・緊急地震速報 ・地震ハザードマップ ・南海トラフ地震臨時情報 |
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(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず、文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
13回の授業と1回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は、初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業にあたっては資料を配布するので,その要点を復習すること.また,それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には,インターネットや関連図書を通じて,各自で調査し、授業内容と関連して考えること。
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(その他(オフィスアワー等))
積極的な授業参加を期待する。
屋外での実習を含むので、“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合型複合科目(統合群i) :大学で学ぶ YU01
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Introduction to University Study YU01 | ||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||
| (単位数) | 4 単位 | ||||||||||||
| (週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
| (授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・前期 | ||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
| (曜時限) | 月5・水5 |
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| (教室) | 月5:共北32 水5:農学部総合館W420教室(北部構内) | ||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 教科書に書かれていることは常に正しいのか。論文で主張されている理論に弱点はないのか。専門家の見解は本当に妥当なのか。大学での学びでは,こうした問いが出発点となる。学術の世界では定説が覆され,複数の理論が対立し,新たな発見が従来の理解を書き換える。与えられた知識を獲得するだけでなく,自ら問題を発見し,既存の主張を吟味し,根拠を検証する。これが批判的思考であり,大学での学びに不可欠な姿勢である。 本統合型複合科目では,講義において,大学での学びの特徴や重要なスキル,それを支える批判的思考について学ぶ.そして,受講者は4つの少人数演習のいずれかに参加することによって,講義に関連するテーマを,討論や実習などを通してより深める。さらに,4つの少人数演習の担当者が講義においても,各1回の話題提供を行うことによって,全ての受講生が4つの演習のエッセンスを理解できるようする。 具体的には,講義では,第一に,大学での学びの特徴(1回)を理解し,そのために必要なスキルとしてリテラシー(2回)と,批判的思考を身につけることの重要性(4回)や知識習得と論理的な考え方(7回)を説明し,基本的なスキルを身につける。第二に,質問や発表の仕方(3回),思考モードのシフト(5回),インターネットや生成AIを活用した文献検索の仕方( 6回),学術書や論文の読み方(8回),レポートの書き方(10回)について,身につける。第三に,辞典を批判的に活用すること,科学報道を理解することについて学び(9回),文理を融合した思考法を身につける。 そして,上記の講義に関連したテーマについて,4つの少人数演習に分かれて,毎週並行して少人数演習に参加して,講義の内容をさらに深める。 11回,12回には,4つの異なる少人数演習の学生からなるグループに分かれて,合同演習を行う。講義に関連するテーマを自分たちで設定して,講義と演習で学んだことを踏まえて,議論を発展させる。13回,14回にはその成果を発表し,全体討論を実施して,まとめを行う。 〇統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考え られるもの |
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| (到達目標) | 大学で学ぶための土台として,大学の学びの特徴と学問と研究活動の全体像を理解し,大学での学びにおいて重要な批判的な思考を身につけ,読解,質問,文献検索,研究,ライティング,発表など基本的スキルを着実に身につけることを目指す。 | ||||||||||||
| (授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・A班「研究思考による課題解決」(担当:佐々木)の授業計画と内容を記します) ◆講義 月曜5限・(共北32) 第1回 イントロダクション:高校までの学びとの違いとは(楠見) 第2回 大学で学ぶとは:アカデミックリテラシーを身につけるには(楠見) 第3回 質問と発表のやり方について(佐々木) 第4回 批判的思考とは(楠見) 第5回 思考モードをシフトする:受動的課題解決から自発的課題発見へ (藤田) 第6回 文献検索にインターネット・生成AIを活用するには:デジタル・メディアリテラシー(楠見) 第7回 知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?(奥村) 第8回 批判的に学術論文を読むには(楠見) 第9回 辞書は信頼できるか,科学報道は信用できるか (宇佐美・沼田) 第10回 批判的にレポートを書く・発表するには(楠見) 第11回 合同演習1(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第12回 合同演習2(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第13回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論1(楠見他) 第14回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論2,まとめ(楠見他) 第15回 フィードバック(楠見) Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 A班「研究思考による課題解決」(担当:佐々木) 水曜5限・(農学部総合館W420教室(北部構内)) 研究とは,世の中にまだ答えがない課題を解くことである。自然科学研究に用いる思考法は,様々な課題解決に活用できる。そこで本セミナーでは,講義と演習を通して研究思考の訓練を行い,まだ答えがない課題を解いていく練習を行う。 自然科学研究では,問題を分析して課題を抽出し,様々なアイデアを出して,結果が出るまで試行錯誤を繰り返す。そして,自分一人で解決できない時に,他者の協力を引き出すためにコミュニケーションを取り,皆のエフォートを目標に向けてまとめていくリーダーシップを発揮して,「世界初」を目指す。 この「コミュニケーション,問題分析,創造的思考,行動力,リーダーシップ」という5つのスキルは,自然科学研究にとどまらず,どの分野にも適応可能である。今後の学生生活や卒後の社会生活全般において活用できるこれらのスキル・概念を,受講生に修得してもらうことを目的とする。 そこで本セミナーでは,これらの5つのスキルについて,講義と演習を通して学ぶ(実験は行わない)。自分が解消したい課題や身近な困りごとなど,各自が主体的に設定するテーマに対して,各回で学んだスキルを適用して練習してもらう。 5つのテーマについて、情報提供と学生発表に基づくディスカッションを行う予定である。最終回はフィードバックの機会とする。 (テーマ1)コミュニケーション 伝え方(聞き手の意識,分かるとは,分かってもらうための準備) 聞き方(聞き方の意義と種類,尋ね方) (テーマ2)分析法 問題解決の過程(課題発見,情報の収集と吟味,分析,仮説構築) (テーマ3)創造性 創造のプロセス,必要な要素,セレンディピティ (テーマ4)行動力 モチベーションの種類、目標設定、始める準備、やり抜くコツと捉え方 (テーマ5)リーダーシップ 模範的リーダーシップ5つのポイント、リーダーへと成長するためのステップ |
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| (履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義については,14回の授業での平常点(出席と参加,課題提出の状況など)50%とグループ活動と最終発表で50%で評価を行う。講義と少人数演習をあわせた授業全体の成績は,1:1の割合で,両担当教員が相談して評価する。少人数演習における各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) |
『大学生のためのクリティカルシンキング:学びの 基礎から教える実践へ』
(北大路書房)
ISBN:978-4762830884
その他は,授業中に紹介する.
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業資料の要点を予習・復習する。 | ||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。 授業全体のオリエンテーションのための動画を公開するので,視聴しておくこと。詳細はKULASIS「全学共通科目」のお知らせを確認すること。 |
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統合型複合科目(統合群i) :大学で学ぶ YU01
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Introduction to University Study YU01
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
| (旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5・水5 (教室) 月5:共北32 水5:農学部総合館W420教室(北部構内) |
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(授業の概要・目的)
教科書に書かれていることは常に正しいのか。論文で主張されている理論に弱点はないのか。専門家の見解は本当に妥当なのか。大学での学びでは,こうした問いが出発点となる。学術の世界では定説が覆され,複数の理論が対立し,新たな発見が従来の理解を書き換える。与えられた知識を獲得するだけでなく,自ら問題を発見し,既存の主張を吟味し,根拠を検証する。これが批判的思考であり,大学での学びに不可欠な姿勢である。
本統合型複合科目では,講義において,大学での学びの特徴や重要なスキル,それを支える批判的思考について学ぶ.そして,受講者は4つの少人数演習のいずれかに参加することによって,講義に関連するテーマを,討論や実習などを通してより深める。さらに,4つの少人数演習の担当者が講義においても,各1回の話題提供を行うことによって,全ての受講生が4つの演習のエッセンスを理解できるようする。 具体的には,講義では,第一に,大学での学びの特徴(1回)を理解し,そのために必要なスキルとしてリテラシー(2回)と,批判的思考を身につけることの重要性(4回)や知識習得と論理的な考え方(7回)を説明し,基本的なスキルを身につける。第二に,質問や発表の仕方(3回),思考モードのシフト(5回),インターネットや生成AIを活用した文献検索の仕方( 6回),学術書や論文の読み方(8回),レポートの書き方(10回)について,身につける。第三に,辞典を批判的に活用すること,科学報道を理解することについて学び(9回),文理を融合した思考法を身につける。 そして,上記の講義に関連したテーマについて,4つの少人数演習に分かれて,毎週並行して少人数演習に参加して,講義の内容をさらに深める。 11回,12回には,4つの異なる少人数演習の学生からなるグループに分かれて,合同演習を行う。講義に関連するテーマを自分たちで設定して,講義と演習で学んだことを踏まえて,議論を発展させる。13回,14回にはその成果を発表し,全体討論を実施して,まとめを行う。 〇統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考え られるもの |
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(到達目標)
大学で学ぶための土台として,大学の学びの特徴と学問と研究活動の全体像を理解し,大学での学びにおいて重要な批判的な思考を身につけ,読解,質問,文献検索,研究,ライティング,発表など基本的スキルを着実に身につけることを目指す。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・A班「研究思考による課題解決」(担当:佐々木)の授業計画と内容を記します) ◆講義 月曜5限・(共北32) 第1回 イントロダクション:高校までの学びとの違いとは(楠見) 第2回 大学で学ぶとは:アカデミックリテラシーを身につけるには(楠見) 第3回 質問と発表のやり方について(佐々木) 第4回 批判的思考とは(楠見) 第5回 思考モードをシフトする:受動的課題解決から自発的課題発見へ (藤田) 第6回 文献検索にインターネット・生成AIを活用するには:デジタル・メディアリテラシー(楠見) 第7回 知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?(奥村) 第8回 批判的に学術論文を読むには(楠見) 第9回 辞書は信頼できるか,科学報道は信用できるか (宇佐美・沼田) 第10回 批判的にレポートを書く・発表するには(楠見) 第11回 合同演習1(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第12回 合同演習2(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第13回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論1(楠見他) 第14回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論2,まとめ(楠見他) 第15回 フィードバック(楠見) Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 A班「研究思考による課題解決」(担当:佐々木) 水曜5限・(農学部総合館W420教室(北部構内)) 研究とは,世の中にまだ答えがない課題を解くことである。自然科学研究に用いる思考法は,様々な課題解決に活用できる。そこで本セミナーでは,講義と演習を通して研究思考の訓練を行い,まだ答えがない課題を解いていく練習を行う。 自然科学研究では,問題を分析して課題を抽出し,様々なアイデアを出して,結果が出るまで試行錯誤を繰り返す。そして,自分一人で解決できない時に,他者の協力を引き出すためにコミュニケーションを取り,皆のエフォートを目標に向けてまとめていくリーダーシップを発揮して,「世界初」を目指す。 この「コミュニケーション,問題分析,創造的思考,行動力,リーダーシップ」という5つのスキルは,自然科学研究にとどまらず,どの分野にも適応可能である。今後の学生生活や卒後の社会生活全般において活用できるこれらのスキル・概念を,受講生に修得してもらうことを目的とする。 そこで本セミナーでは,これらの5つのスキルについて,講義と演習を通して学ぶ(実験は行わない)。自分が解消したい課題や身近な困りごとなど,各自が主体的に設定するテーマに対して,各回で学んだスキルを適用して練習してもらう。 5つのテーマについて、情報提供と学生発表に基づくディスカッションを行う予定である。最終回はフィードバックの機会とする。 (テーマ1)コミュニケーション 伝え方(聞き手の意識,分かるとは,分かってもらうための準備) 聞き方(聞き方の意義と種類,尋ね方) (テーマ2)分析法 問題解決の過程(課題発見,情報の収集と吟味,分析,仮説構築) (テーマ3)創造性 創造のプロセス,必要な要素,セレンディピティ (テーマ4)行動力 モチベーションの種類、目標設定、始める準備、やり抜くコツと捉え方 (テーマ5)リーダーシップ 模範的リーダーシップ5つのポイント、リーダーへと成長するためのステップ |
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(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義については,14回の授業での平常点(出席と参加,課題提出の状況など)50%とグループ活動と最終発表で50%で評価を行う。講義と少人数演習をあわせた授業全体の成績は,1:1の割合で,両担当教員が相談して評価する。少人数演習における各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『大学生のためのクリティカルシンキング:学びの 基礎から教える実践へ』
(北大路書房)
ISBN:978-4762830884
その他は,授業中に紹介する.
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業資料の要点を予習・復習する。
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(その他(オフィスアワー等))
授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。
授業全体のオリエンテーションのための動画を公開するので,視聴しておくこと。詳細はKULASIS「全学共通科目」のお知らせを確認すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合型複合科目(統合群i) :大学で学ぶ YU02
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Introduction to University Study YU02 | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 4 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・前期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 月5・水5 |
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| (教室) | 月5:共北32 水5:総合研究1号館119室(本部構内) | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 教科書に書かれていることは常に正しいのか。論文で主張されている理論に弱点はないのか。専門家の見解は本当に妥当なのか。大学での学びでは,こうした問いが出発点となる。学術の世界では定説が覆され,複数の理論が対立し,新たな発見が従来の理解を書き換える。与えられた知識を獲得するだけでなく,自ら問題を発見し,既存の主張を吟味し,根拠を検証する。これが批判的思考であり,大学での学びに不可欠な姿勢である。 本統合型複合科目では,講義において,大学での学びの特徴や重要なスキル,それを支える批判的思考について学ぶ.そして,受講者は4つの少人数演習のいずれかに参加することによって,講義に関連するテーマを,討論や実習などを通してより深める。さらに,4つの少人数演習の担当者が講義においても,各1回の話題提供を行うことによって,全ての受講生が4つの演習のエッセンスを理解できるようする。 具体的には,講義では,第一に,大学での学びの特徴(1回)を理解し,そのために必要なスキルとしてリテラシー(2回)と,批判的思考を身につけることの重要性(4回)や知識習得と論理的な考え方(7回)を説明し,基本的なスキルを身につける。第二に,質問や発表の仕方(3回),思考モードのシフト(5回),インターネットや生成AIを活用した文献検索の仕方( 6回),学術書や論文の読み方(8回),レポートの書き方(10回)について,身につける。第三に,辞典を批判的に活用すること,科学報道を理解することについて学び(9回),文理を融合した思考法を身につける。 そして,上記の講義に関連したテーマについて,4つの少人数演習に分かれて,毎週並行して少人数演習に参加して,講義の内容をさらに深める。 11回,12回には,4つの異なる少人数演習の学生からなるグループに分かれて,合同演習を行う。講義に関連するテーマを自分たちで設定して,講義と演習で学んだことを踏まえて,議論を発展させる。13回,14回にはその成果を発表し,全体討論を実施して,まとめを行う。 〇統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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| (到達目標) | 大学で学ぶための土台として,大学の学びの特徴と学問と研究活動の全体像を理解し,大学での学びにおいて重要な批判的な思考を身につけ,読解,質問,文献検索,研究,ライティング,発表など基本的スキルを着実に身につけることを目指す。 | ||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・B班「1回生からの研究デザイン道場」(担当:藤田、猪瀬他)の授業計画と内容を記します) ◆講義 月曜5限・(共北32) 第1回 イントロダクション:高校までの学びとの違いとは(楠見) 第2回 大学で学ぶとは:アカデミックリテラシーを身につけるには(楠見) 第3回 質問と発表のやり方について(佐々木) 第4回 批判的思考とは(楠見) 第5回 思考モードをシフトする:受動的課題解決から自発的課題発見へ (藤田) 第6回 文献検索にインターネット・生成AIを活用するには:デジタル・メディアリテラシー(楠見) 第7回 知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?(奥村) 第8回 批判的に学術論文を読むには(楠見) 第9回 辞書は信頼できるか,科学報道は信用できるか (宇佐美・沼田) 第10回 批判的にレポートを書く・発表するには(楠見) 第11回 合同演習1(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第12回 合同演習2(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第13回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論1(楠見他) 第14回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論2,まとめ(楠見他) 第15回 フィードバック(楠見) Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 B班「1回生からの研究デザイン道場」(担当:藤田、猪瀬他) 水曜5限・総合研究1号館119号室 高等教育で得られる学びの中でも,「研究テーマをいかに設定するか」は研究者の資質に直結する重要な要素である。通常,このスキルは大学院博士課程レベルで培われるが,本セミナーでは初年度の学生でも,研究テーマの設定を学び,実践する機会を得られるように設計した。これまでは「与えられた課題」の解決方法を学んできた学生に,自らの課題を見つけ,研究の方向性を定める初歩的な経験を積む場を提供する。 「研究プロジェクト」のデザイン法は,高校まではもちろん,大学教育においても,講義を通じて体系的に教わる機会はない。これらは一般に,研究室に所属した後に,実経験を通じ,体得していく形になる。先端研究に取り組むためには,多くの知識,そして研究手法の理解が不可欠である。したがって,先にこれら知識をインプットすべきという姿勢は,カリキュラムとして一定の合理性がある。しかし,実際に研究プロジェクトのデザインに取り組み,研究手法の持ち札の少なさを体感した後でなければ,講義で教わる「先人達の知恵」「経験の蓄積」のありがたさも実感しづらい。これは,現カリキュラムが抱えるジレンマである。 そこで本セミナーでは,身近でわかりやすい課題設定(例えば,「夏休みの自由研究レベル」からスタートする)を,研究の現場で求められるレベルで議論,深掘りし,これら作業を通じ,受講生に「研究の世界」を疑似的に体験してもらう事を目的とする。学部の早い段階で,こうした「研究者の姿勢」を体験する事は,その後の教養,専門教育へのモチベーション向上にも繋がる。 本セミナーは,大きく4つのフェーズで構成され,それぞれのフェーズは「査読(*)」「実験計画立案」「課題設定」「研究デザイン」に対応する。各フェーズで与えられるテーマをこなすことにより,研究者の考え方を追体験。最終的には新しい研究プロジェクトを設計,提案できるようにする。各回ごとのテーマは,受講者それぞれに考えを練ってもらった後に,数人の受講者グループ内で議論。適宜,抽象化や統合を行った後に発表を行い,その思考プロセスや経験を参加者全体で共有する形式を取る。 第1-3回 「査読」フェーズ 第4-6回 「実験計画立案」フェーズ 第7-8回 「課題設定」フェーズ 第9-13回 「研究デザイン」フェーズ 第14回 最終発表会 第15回 フィードバック&研究室見学 |
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| (履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。ただし担当教員はいずれも自然科学分野の教員であるため、関連分野の研究計画立案の方が専門性を発揮できる。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義については,14回の授業での平常点(出席と参加,課題提出の状況など)50%とグループ活動と最終発表で50%で評価を行う。講義と少人数演習をあわせた授業全体の成績は,1:1の割合で,両担当教員が相談して評価する。少人数演習における各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) |
『大学生のためのクリティカルシンキング:学びの 基礎から教える実践へ』
(北大路書房)
ISBN:978-4762830884
他は授業中に紹介する
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 教科書,授業資料の要点を予習・復習する。 | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。 授業全体のオリエンテーションのための動画を公開するので,視聴しておくこと。詳細はKULASIS「全学共通科目」のお知らせを確認すること。 |
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統合型複合科目(統合群i) :大学で学ぶ YU02
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Introduction to University Study YU02
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5・水5 (教室) 月5:共北32 水5:総合研究1号館119室(本部構内) |
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(授業の概要・目的)
教科書に書かれていることは常に正しいのか。論文で主張されている理論に弱点はないのか。専門家の見解は本当に妥当なのか。大学での学びでは,こうした問いが出発点となる。学術の世界では定説が覆され,複数の理論が対立し,新たな発見が従来の理解を書き換える。与えられた知識を獲得するだけでなく,自ら問題を発見し,既存の主張を吟味し,根拠を検証する。これが批判的思考であり,大学での学びに不可欠な姿勢である。
本統合型複合科目では,講義において,大学での学びの特徴や重要なスキル,それを支える批判的思考について学ぶ.そして,受講者は4つの少人数演習のいずれかに参加することによって,講義に関連するテーマを,討論や実習などを通してより深める。さらに,4つの少人数演習の担当者が講義においても,各1回の話題提供を行うことによって,全ての受講生が4つの演習のエッセンスを理解できるようする。 具体的には,講義では,第一に,大学での学びの特徴(1回)を理解し,そのために必要なスキルとしてリテラシー(2回)と,批判的思考を身につけることの重要性(4回)や知識習得と論理的な考え方(7回)を説明し,基本的なスキルを身につける。第二に,質問や発表の仕方(3回),思考モードのシフト(5回),インターネットや生成AIを活用した文献検索の仕方( 6回),学術書や論文の読み方(8回),レポートの書き方(10回)について,身につける。第三に,辞典を批判的に活用すること,科学報道を理解することについて学び(9回),文理を融合した思考法を身につける。 そして,上記の講義に関連したテーマについて,4つの少人数演習に分かれて,毎週並行して少人数演習に参加して,講義の内容をさらに深める。 11回,12回には,4つの異なる少人数演習の学生からなるグループに分かれて,合同演習を行う。講義に関連するテーマを自分たちで設定して,講義と演習で学んだことを踏まえて,議論を発展させる。13回,14回にはその成果を発表し,全体討論を実施して,まとめを行う。 〇統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標)
大学で学ぶための土台として,大学の学びの特徴と学問と研究活動の全体像を理解し,大学での学びにおいて重要な批判的な思考を身につけ,読解,質問,文献検索,研究,ライティング,発表など基本的スキルを着実に身につけることを目指す。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・B班「1回生からの研究デザイン道場」(担当:藤田、猪瀬他)の授業計画と内容を記します) ◆講義 月曜5限・(共北32) 第1回 イントロダクション:高校までの学びとの違いとは(楠見) 第2回 大学で学ぶとは:アカデミックリテラシーを身につけるには(楠見) 第3回 質問と発表のやり方について(佐々木) 第4回 批判的思考とは(楠見) 第5回 思考モードをシフトする:受動的課題解決から自発的課題発見へ (藤田) 第6回 文献検索にインターネット・生成AIを活用するには:デジタル・メディアリテラシー(楠見) 第7回 知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?(奥村) 第8回 批判的に学術論文を読むには(楠見) 第9回 辞書は信頼できるか,科学報道は信用できるか (宇佐美・沼田) 第10回 批判的にレポートを書く・発表するには(楠見) 第11回 合同演習1(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第12回 合同演習2(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第13回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論1(楠見他) 第14回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論2,まとめ(楠見他) 第15回 フィードバック(楠見) Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 B班「1回生からの研究デザイン道場」(担当:藤田、猪瀬他) 水曜5限・総合研究1号館119号室 高等教育で得られる学びの中でも,「研究テーマをいかに設定するか」は研究者の資質に直結する重要な要素である。通常,このスキルは大学院博士課程レベルで培われるが,本セミナーでは初年度の学生でも,研究テーマの設定を学び,実践する機会を得られるように設計した。これまでは「与えられた課題」の解決方法を学んできた学生に,自らの課題を見つけ,研究の方向性を定める初歩的な経験を積む場を提供する。 「研究プロジェクト」のデザイン法は,高校まではもちろん,大学教育においても,講義を通じて体系的に教わる機会はない。これらは一般に,研究室に所属した後に,実経験を通じ,体得していく形になる。先端研究に取り組むためには,多くの知識,そして研究手法の理解が不可欠である。したがって,先にこれら知識をインプットすべきという姿勢は,カリキュラムとして一定の合理性がある。しかし,実際に研究プロジェクトのデザインに取り組み,研究手法の持ち札の少なさを体感した後でなければ,講義で教わる「先人達の知恵」「経験の蓄積」のありがたさも実感しづらい。これは,現カリキュラムが抱えるジレンマである。 そこで本セミナーでは,身近でわかりやすい課題設定(例えば,「夏休みの自由研究レベル」からスタートする)を,研究の現場で求められるレベルで議論,深掘りし,これら作業を通じ,受講生に「研究の世界」を疑似的に体験してもらう事を目的とする。学部の早い段階で,こうした「研究者の姿勢」を体験する事は,その後の教養,専門教育へのモチベーション向上にも繋がる。 本セミナーは,大きく4つのフェーズで構成され,それぞれのフェーズは「査読(*)」「実験計画立案」「課題設定」「研究デザイン」に対応する。各フェーズで与えられるテーマをこなすことにより,研究者の考え方を追体験。最終的には新しい研究プロジェクトを設計,提案できるようにする。各回ごとのテーマは,受講者それぞれに考えを練ってもらった後に,数人の受講者グループ内で議論。適宜,抽象化や統合を行った後に発表を行い,その思考プロセスや経験を参加者全体で共有する形式を取る。 第1-3回 「査読」フェーズ 第4-6回 「実験計画立案」フェーズ 第7-8回 「課題設定」フェーズ 第9-13回 「研究デザイン」フェーズ 第14回 最終発表会 第15回 フィードバック&研究室見学 |
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(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。ただし担当教員はいずれも自然科学分野の教員であるため、関連分野の研究計画立案の方が専門性を発揮できる。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義については,14回の授業での平常点(出席と参加,課題提出の状況など)50%とグループ活動と最終発表で50%で評価を行う。講義と少人数演習をあわせた授業全体の成績は,1:1の割合で,両担当教員が相談して評価する。少人数演習における各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『大学生のためのクリティカルシンキング:学びの 基礎から教える実践へ』
(北大路書房)
ISBN:978-4762830884
他は授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
教科書,授業資料の要点を予習・復習する。
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(その他(オフィスアワー等))
授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。
授業全体のオリエンテーションのための動画を公開するので,視聴しておくこと。詳細はKULASIS「全学共通科目」のお知らせを確認すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合型複合科目(統合群i) :大学で学ぶ YU03
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Introduction to University Study YU03 | ||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
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| (単位数) | 4 単位 | ||||||||||||
| (週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
| (授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・前期 | ||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
| (曜時限) | 月5・金5 |
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| (教室) | 月5:共北32 金5:1共23 | ||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 教科書に書かれていることは常に正しいのか。論文で主張されている理論に弱点はないのか。専門家の見解は本当に妥当なのか。大学での学びでは,こうした問いが出発点となる。学術の世界では定説が覆され,複数の理論が対立し,新たな発見が従来の理解を書き換える。与えられた知識を獲得するだけでなく,自ら問題を発見し,既存の主張を吟味し,根拠を検証する。これが批判的思考であり,大学での学びに不可欠な姿勢である。 本統合型複合科目では,講義において,大学での学びの特徴や重要なスキル,それを支える批判的思考について学ぶ.そして,受講者は4つの少人数演習のいずれかに参加することによって,講義に関連するテーマを,討論や実習などを通してより深める。さらに,4つの少人数演習の担当者が講義においても,各1回の話題提供を行うことによって,全ての受講生が4つの演習のエッセンスを理解できるようする。 具体的には,講義では,第一に,大学での学びの特徴(1回)を理解し,そのために必要なスキルとしてリテラシー(2回)と,批判的思考を身につけることの重要性(4回)や知識習得と論理的な考え方(7回)を説明し,基本的なスキルを身につける。第二に,質問や発表の仕方(3回),思考モードのシフト(5回),インターネットや生成AIを活用した文献検索の仕方( 6回),学術書や論文の読み方(8回),レポートの書き方(10回)について,身につける。第三に,辞典を批判的に活用すること,科学報道を理解することについて学び(9回),文理を融合した思考法を身につける。 そして,上記の講義に関連したテーマについて,4つの少人数演習に分かれて,毎週並行して少人数演習に参加して,講義の内容をさらに深める。 11回,12回には,4つの異なる少人数演習の学生からなるグループに分かれて,合同演習を行う。講義に関連するテーマを自分たちで設定して,講義と演習で学んだことを踏まえて,議論を発展させる。13回,14回にはその成果を発表し,全体討論を実施して,まとめを行う。 〇統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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| (到達目標) | 大学で学ぶための土台として,大学の学びの特徴と学問と研究活動の全体像を理解し,大学での学びにおいて重要な批判的な思考を身につけ,読解,質問,研究,ライティング,発表など基本的スキルを着実に身につけることを目指す。 | ||||||||||||
| (授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・C班「知識の修得と活用—考えるとはどういうこと?」(担当:奥村)の授業計画と内容を記します) ◆講義 月曜5限・(共北32) 第1回 イントロダクション:高校までの学びとの違いとは(楠見) 第2回 大学で学ぶとは:アカデミックリテラシーを身につけるには(楠見) 第3回 質問と発表のやり方について(佐々木) 第4回 批判的思考とは(楠見) 第5回 思考モードをシフトする:受動的課題解決から自発的課題発見へ (藤田) 第6回 文献検索にインターネット・生成AIを活用するには:デジタル・メディアリテラシー(楠見) 第7回 知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?(奥村) 第8回 批判的に学術論文を読むには(楠見) 第9回 辞書は信頼できるか,科学報道は信用できるか (宇佐美・沼田) 第10回 批判的にレポートを書く・発表するには(楠見) 第11回 合同演習1(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第12回 合同演習2(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第13回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論1(楠見他) 第14回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論2,まとめ(楠見他) 第15回 フィードバック(楠見) Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 C班「知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?」(担当:奥村) 金曜5限・(1共23) 大学における学問や企業生活を含む社会生活等においては,過去の事例を頭に置き,必要な知識の飽くなき探究,無数の選択における的確な判断,そしてそれを実行する能力が求められる。 私は材料科学の専門家として,学問とは過去の事例や知識の単なる集積にとどまらず,それらの活用による新たな知の創作・発見であると考えている。これは,おそらく全ての学問分野について言えることであろう。学生諸君は大学入学までは答えのある問題に解答することが求められたが,大学において本質的な意味での学問を身につけるためには,俯瞰的に事象を観察し,同時に目標を設定しロジカルに戦略・戦術を考えていくことが重要であり,そのトレーニングを行う事が不可欠である。その過程において知識の修得・活用のメカニズムを理解しておくことは,効率よいトレーニングを行うためにも重要である。 本セミナーでは,上記の目的に立ち,多くの大学及び社会で戦略・戦術的思考を醸成するために活用されている「囲碁」を用い,知識の修得と活用のメカニズムを検証しつつ,俯瞰視と総合的判断能力を培う。授業を進める中では,単なるゲームの知識獲得ではなく,知識の獲得と活用には適切な判断と責任が伴うこと,さらには俯瞰視に基づく論理的思考(ロジカルシンキング)が身につくように工夫する。 授業回数はフィードバックを含め全15回とし,以下のテーマについてそれぞれ1〜2回の講義をおこなう。 1)基本的知識の獲得(2回) 2)基本的知識と過去の事例の重要性に関して(1回) 3)俯瞰視の重要性について(1回) 4)判断と責任に関して(2回) 5)布石を打つとは(2回) 6)定石の考え方と基本的な使い方(2回) 7)過去の事例に関して(1回) 8)俯瞰的判断の基本とその意味(1回) 9)俯瞰視に基づく論理的思考と知の創作,発見(2回) について囲碁の実習を交えて講述し,知識の修得と活用には的確な判断と責任が伴うこと,さらに俯瞰視に基づく総合的判断能力や論理的思考(ロジカルシンキング)が不可欠であることなどを学ぶ。 |
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| (履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義については,14回の授業での平常点(出席と参加,課題提出の状況など)50%とグループ活動と最終発表で50%で評価を行う。講義と少人数演習をあわせた授業全体の成績は,1:1の割合で,両担当教員が相談して評価する。少人数演習における各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
|
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| (参考書等) |
『 大学生のためのクリティカルシンキング:学びの 基礎から教える実践へ』
(北大路書房)
ISBN:978-4762830884
その他,授業中に紹介する.
|
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 教科書,授業資料の要点を予習・復習する。 | ||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。 授業全体のオリエンテーションのための動画を公開するので,視聴しておくこと。詳細はKULASIS「全学共通科目」のお知らせを確認すること。 |
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統合型複合科目(統合群i) :大学で学ぶ YU03
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Introduction to University Study YU03
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
| (旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5・金5 (教室) 月5:共北32 金5:1共23 |
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(授業の概要・目的)
教科書に書かれていることは常に正しいのか。論文で主張されている理論に弱点はないのか。専門家の見解は本当に妥当なのか。大学での学びでは,こうした問いが出発点となる。学術の世界では定説が覆され,複数の理論が対立し,新たな発見が従来の理解を書き換える。与えられた知識を獲得するだけでなく,自ら問題を発見し,既存の主張を吟味し,根拠を検証する。これが批判的思考であり,大学での学びに不可欠な姿勢である。
本統合型複合科目では,講義において,大学での学びの特徴や重要なスキル,それを支える批判的思考について学ぶ.そして,受講者は4つの少人数演習のいずれかに参加することによって,講義に関連するテーマを,討論や実習などを通してより深める。さらに,4つの少人数演習の担当者が講義においても,各1回の話題提供を行うことによって,全ての受講生が4つの演習のエッセンスを理解できるようする。 具体的には,講義では,第一に,大学での学びの特徴(1回)を理解し,そのために必要なスキルとしてリテラシー(2回)と,批判的思考を身につけることの重要性(4回)や知識習得と論理的な考え方(7回)を説明し,基本的なスキルを身につける。第二に,質問や発表の仕方(3回),思考モードのシフト(5回),インターネットや生成AIを活用した文献検索の仕方( 6回),学術書や論文の読み方(8回),レポートの書き方(10回)について,身につける。第三に,辞典を批判的に活用すること,科学報道を理解することについて学び(9回),文理を融合した思考法を身につける。 そして,上記の講義に関連したテーマについて,4つの少人数演習に分かれて,毎週並行して少人数演習に参加して,講義の内容をさらに深める。 11回,12回には,4つの異なる少人数演習の学生からなるグループに分かれて,合同演習を行う。講義に関連するテーマを自分たちで設定して,講義と演習で学んだことを踏まえて,議論を発展させる。13回,14回にはその成果を発表し,全体討論を実施して,まとめを行う。 〇統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標)
大学で学ぶための土台として,大学の学びの特徴と学問と研究活動の全体像を理解し,大学での学びにおいて重要な批判的な思考を身につけ,読解,質問,研究,ライティング,発表など基本的スキルを着実に身につけることを目指す。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・C班「知識の修得と活用—考えるとはどういうこと?」(担当:奥村)の授業計画と内容を記します) ◆講義 月曜5限・(共北32) 第1回 イントロダクション:高校までの学びとの違いとは(楠見) 第2回 大学で学ぶとは:アカデミックリテラシーを身につけるには(楠見) 第3回 質問と発表のやり方について(佐々木) 第4回 批判的思考とは(楠見) 第5回 思考モードをシフトする:受動的課題解決から自発的課題発見へ (藤田) 第6回 文献検索にインターネット・生成AIを活用するには:デジタル・メディアリテラシー(楠見) 第7回 知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?(奥村) 第8回 批判的に学術論文を読むには(楠見) 第9回 辞書は信頼できるか,科学報道は信用できるか (宇佐美・沼田) 第10回 批判的にレポートを書く・発表するには(楠見) 第11回 合同演習1(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第12回 合同演習2(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第13回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論1(楠見他) 第14回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論2,まとめ(楠見他) 第15回 フィードバック(楠見) Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 C班「知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?」(担当:奥村) 金曜5限・(1共23) 大学における学問や企業生活を含む社会生活等においては,過去の事例を頭に置き,必要な知識の飽くなき探究,無数の選択における的確な判断,そしてそれを実行する能力が求められる。 私は材料科学の専門家として,学問とは過去の事例や知識の単なる集積にとどまらず,それらの活用による新たな知の創作・発見であると考えている。これは,おそらく全ての学問分野について言えることであろう。学生諸君は大学入学までは答えのある問題に解答することが求められたが,大学において本質的な意味での学問を身につけるためには,俯瞰的に事象を観察し,同時に目標を設定しロジカルに戦略・戦術を考えていくことが重要であり,そのトレーニングを行う事が不可欠である。その過程において知識の修得・活用のメカニズムを理解しておくことは,効率よいトレーニングを行うためにも重要である。 本セミナーでは,上記の目的に立ち,多くの大学及び社会で戦略・戦術的思考を醸成するために活用されている「囲碁」を用い,知識の修得と活用のメカニズムを検証しつつ,俯瞰視と総合的判断能力を培う。授業を進める中では,単なるゲームの知識獲得ではなく,知識の獲得と活用には適切な判断と責任が伴うこと,さらには俯瞰視に基づく論理的思考(ロジカルシンキング)が身につくように工夫する。 授業回数はフィードバックを含め全15回とし,以下のテーマについてそれぞれ1〜2回の講義をおこなう。 1)基本的知識の獲得(2回) 2)基本的知識と過去の事例の重要性に関して(1回) 3)俯瞰視の重要性について(1回) 4)判断と責任に関して(2回) 5)布石を打つとは(2回) 6)定石の考え方と基本的な使い方(2回) 7)過去の事例に関して(1回) 8)俯瞰的判断の基本とその意味(1回) 9)俯瞰視に基づく論理的思考と知の創作,発見(2回) について囲碁の実習を交えて講述し,知識の修得と活用には的確な判断と責任が伴うこと,さらに俯瞰視に基づく総合的判断能力や論理的思考(ロジカルシンキング)が不可欠であることなどを学ぶ。 |
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(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義については,14回の授業での平常点(出席と参加,課題提出の状況など)50%とグループ活動と最終発表で50%で評価を行う。講義と少人数演習をあわせた授業全体の成績は,1:1の割合で,両担当教員が相談して評価する。少人数演習における各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『 大学生のためのクリティカルシンキング:学びの 基礎から教える実践へ』
(北大路書房)
ISBN:978-4762830884
その他,授業中に紹介する.
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(授業外学習(予習・復習)等)
教科書,授業資料の要点を予習・復習する。
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(その他(オフィスアワー等))
授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。
授業全体のオリエンテーションのための動画を公開するので,視聴しておくこと。詳細はKULASIS「全学共通科目」のお知らせを確認すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合型複合科目(統合群i) :大学で学ぶ YU04
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Introduction to University Study YU04 | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 4 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・前期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 月5・水5 |
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| (教室) | 月5:共北32 水5:共西04 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 教科書に書かれていることは常に正しいのか。論文で主張されている理論に弱点はないのか。専門家の見解は本当に妥当なのか。大学での学びでは,こうした問いが出発点となる。学術の世界では定説が覆され,複数の理論が対立し,新たな発見が従来の理解を書き換える。与えられた知識を獲得するだけでなく,自ら問題を発見し,既存の主張を吟味し,根拠を検証する。これが批判的思考であり,大学での学びに不可欠な姿勢である。 本統合型複合科目では,講義において,大学での学びの特徴や重要なスキル,それを支える批判的思考について学ぶ。そして,受講者は下記に紹介する4つの少人数演習のいずれかに参加することによって,講義に関連するテーマを,討論や実習などを通してより深める。さらに,4つの少人数演習の担当者が講義においても,各1回の話題提供を行うことによって,全ての受講生が4つの演習のエッセンスを理解できるようする。 具体的には,講義では,第一に,大学での学びの特徴(1回)を理解し,そのために必要なスキルとしてリテラシー(2回)と,批判的思考を身につけることの重要性(4回)や知識習得と論理的な考え方(7回)を説明し,基本的なスキルを身につける。第二に,質問や発表の仕方(3回),思考モードのシフト(5回),インターネットや生成AIを活用した文献検索の仕方( 6回),学術書や論文の読み方(8回),レポートの書き方(10回)について,身につける。第三に,辞書を批判的に活用すること,科学報道を批判的に読むことについて学び(9回),文理を融合した思考法を身につける。 そして,上記の講義に関連したテーマについて,4つの少人数演習に分かれて,毎週並行して少人数演習に参加して,講義の内容をさらに深める。 11回,12回には,4つの異なる少人数演習の学生からなるグループに分かれて,合同演習を行う。講義に関連するテーマを自分たちで設定して,講義と演習で学んだことを踏まえて,議論を発展させる。13回,14回にはその成果を発表し,全体討論を実施して,まとめを行う。 〇統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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| (到達目標) | 大学で学ぶための土台として,大学の学びの特徴と学問と研究活動の全体像を理解し,大学での学びにおいて重要な批判的な思考を身につけ,読解,質問,文献検索,研究,ライティング,発表など基本的スキルを着実に身につけることを目指す。 | ||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・D班「文系・理系について考える」(担当:宇佐美・沼田)の授業計画と内容を記します) ◆講義 月曜5限・(共北32) 第1回 イントロダクション:高校までの学びとの違いとは(楠見) 第2回 大学で学ぶとは:アカデミックリテラシーを身につけるには(楠見) 第3回 質問と発表のやり方について(佐々木) 第4回 批判的思考とは(楠見) 第5回 思考モードをシフトする:受動的課題解決から自発的課題発見へ (藤田) 第6回 文献検索にインターネット・生成AIを活用するには:デジタル・メディアリテラシー(楠見) 第7回 知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?(奥村) 第8回 批判的に学術論文を読むには(楠見) 第9回 辞書は信頼できるか,科学報道は信用できるか(宇佐美・沼田) 第10回 批判的にレポートを書く・発表するには(楠見) 第11回 合同演習1(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第12回 合同演習2(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第13回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論1(楠見他) 第14回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論2,まとめ(楠見他) 第15回 フィードバック(楠見) Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 D班「文系・理系について考える」(担当:宇佐美・沼田) 水曜5限・(共西04) 人文社会科学・自然科学とは何かを改めて考えるとともに,大学受験までの進路選択としての文系・理系との関係を見直す。そして,将来文系と理系の枠にとらわれずに活躍できる素養を養う。 [授業計画と内容] 第1回 自己紹介とともに文系あるいは理系に進んだ理由や経緯を話し,進路選択のあり方について議論する。 第2回 担当教員による文系・理系に関する動画を,履修者が事前に視聴した感想を話し,文系・理系について議論する。 第3回 附属図書館を見学し、図書の分類、学問の分類について学ぶ。 第4回 第3回で附属図書館を見学した報告と、事前に総合博物館見学した報告を行い、大学附属図書館の意義、大学附属博物館の意義について考える。 第5回 人文科学研究所分館(人文情報学創新センター)を訪問して、京都大学の歴史や大学附属研究所の意義について考える。 第6回 理系の研究室を見学し、大学における理系研究室とそこで研究する学生・教員の日常について知る。 第7回 人文科学研究所および理系研究室訪問の感想を話し,大学における文系・理系分野の人たちの生活についての認識を深める。 第8回 文系(文献学)の考え方について、宇佐美が概説する。 第9回 理系(生物学)の考え方について、沼田が概説する。 第10回 文系・理系の両方を経験し学内で活躍するゲスト1を招き、文系・理系について考える。 第11回 文系・理系の両方を経験し学内で活躍するゲスト2を招き、文系・理系について考える。 第12〜14回 これまでの履修内容と進路と自分が進む学問分野についての本を読んだ経験に基づいて,将来の進路についての考えを発表し,質疑応答を行う。 第15回 フィードバック |
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| (履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義については,14回の授業での平常点(出席と参加,課題提出の状況など)50%とグループ活動と最終発表で50%で評価を行う。講義と少人数演習をあわせた授業全体の成績は,1:1の割合で,両担当教員が相談して評価する。少人数演習における各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) |
『大学生のためのクリティカルシンキング:学びの 基礎から教える実践へ』
(北大路書房)
ISBN:978-4762830884
他は,授業中に紹介する.
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 教科書,授業資料の要点を予習・復習する。 | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。 授業全体のオリエンテーションのための動画を公開するので,視聴しておくこと。詳細はKULASIS「全学共通科目」のお知らせを確認すること。 |
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統合型複合科目(統合群i) :大学で学ぶ YU04
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Introduction to University Study YU04
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5・水5 (教室) 月5:共北32 水5:共西04 |
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(授業の概要・目的)
教科書に書かれていることは常に正しいのか。論文で主張されている理論に弱点はないのか。専門家の見解は本当に妥当なのか。大学での学びでは,こうした問いが出発点となる。学術の世界では定説が覆され,複数の理論が対立し,新たな発見が従来の理解を書き換える。与えられた知識を獲得するだけでなく,自ら問題を発見し,既存の主張を吟味し,根拠を検証する。これが批判的思考であり,大学での学びに不可欠な姿勢である。
本統合型複合科目では,講義において,大学での学びの特徴や重要なスキル,それを支える批判的思考について学ぶ。そして,受講者は下記に紹介する4つの少人数演習のいずれかに参加することによって,講義に関連するテーマを,討論や実習などを通してより深める。さらに,4つの少人数演習の担当者が講義においても,各1回の話題提供を行うことによって,全ての受講生が4つの演習のエッセンスを理解できるようする。 具体的には,講義では,第一に,大学での学びの特徴(1回)を理解し,そのために必要なスキルとしてリテラシー(2回)と,批判的思考を身につけることの重要性(4回)や知識習得と論理的な考え方(7回)を説明し,基本的なスキルを身につける。第二に,質問や発表の仕方(3回),思考モードのシフト(5回),インターネットや生成AIを活用した文献検索の仕方( 6回),学術書や論文の読み方(8回),レポートの書き方(10回)について,身につける。第三に,辞書を批判的に活用すること,科学報道を批判的に読むことについて学び(9回),文理を融合した思考法を身につける。 そして,上記の講義に関連したテーマについて,4つの少人数演習に分かれて,毎週並行して少人数演習に参加して,講義の内容をさらに深める。 11回,12回には,4つの異なる少人数演習の学生からなるグループに分かれて,合同演習を行う。講義に関連するテーマを自分たちで設定して,講義と演習で学んだことを踏まえて,議論を発展させる。13回,14回にはその成果を発表し,全体討論を実施して,まとめを行う。 〇統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標)
大学で学ぶための土台として,大学の学びの特徴と学問と研究活動の全体像を理解し,大学での学びにおいて重要な批判的な思考を身につけ,読解,質問,文献検索,研究,ライティング,発表など基本的スキルを着実に身につけることを目指す。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・D班「文系・理系について考える」(担当:宇佐美・沼田)の授業計画と内容を記します) ◆講義 月曜5限・(共北32) 第1回 イントロダクション:高校までの学びとの違いとは(楠見) 第2回 大学で学ぶとは:アカデミックリテラシーを身につけるには(楠見) 第3回 質問と発表のやり方について(佐々木) 第4回 批判的思考とは(楠見) 第5回 思考モードをシフトする:受動的課題解決から自発的課題発見へ (藤田) 第6回 文献検索にインターネット・生成AIを活用するには:デジタル・メディアリテラシー(楠見) 第7回 知識の修得とその活用—考えるとはどういうこと?(奥村) 第8回 批判的に学術論文を読むには(楠見) 第9回 辞書は信頼できるか,科学報道は信用できるか(宇佐美・沼田) 第10回 批判的にレポートを書く・発表するには(楠見) 第11回 合同演習1(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第12回 合同演習2(4つの演習の学生からなるグループが最終発表に向けて活動)(楠見) 第13回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論1(楠見他) 第14回 4つの少人数演習の学生からなるグループが最終発表と討論2,まとめ(楠見他) 第15回 フィードバック(楠見) Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 D班「文系・理系について考える」(担当:宇佐美・沼田) 水曜5限・(共西04) 人文社会科学・自然科学とは何かを改めて考えるとともに,大学受験までの進路選択としての文系・理系との関係を見直す。そして,将来文系と理系の枠にとらわれずに活躍できる素養を養う。 [授業計画と内容] 第1回 自己紹介とともに文系あるいは理系に進んだ理由や経緯を話し,進路選択のあり方について議論する。 第2回 担当教員による文系・理系に関する動画を,履修者が事前に視聴した感想を話し,文系・理系について議論する。 第3回 附属図書館を見学し、図書の分類、学問の分類について学ぶ。 第4回 第3回で附属図書館を見学した報告と、事前に総合博物館見学した報告を行い、大学附属図書館の意義、大学附属博物館の意義について考える。 第5回 人文科学研究所分館(人文情報学創新センター)を訪問して、京都大学の歴史や大学附属研究所の意義について考える。 第6回 理系の研究室を見学し、大学における理系研究室とそこで研究する学生・教員の日常について知る。 第7回 人文科学研究所および理系研究室訪問の感想を話し,大学における文系・理系分野の人たちの生活についての認識を深める。 第8回 文系(文献学)の考え方について、宇佐美が概説する。 第9回 理系(生物学)の考え方について、沼田が概説する。 第10回 文系・理系の両方を経験し学内で活躍するゲスト1を招き、文系・理系について考える。 第11回 文系・理系の両方を経験し学内で活躍するゲスト2を招き、文系・理系について考える。 第12〜14回 これまでの履修内容と進路と自分が進む学問分野についての本を読んだ経験に基づいて,将来の進路についての考えを発表し,質疑応答を行う。 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義については,14回の授業での平常点(出席と参加,課題提出の状況など)50%とグループ活動と最終発表で50%で評価を行う。講義と少人数演習をあわせた授業全体の成績は,1:1の割合で,両担当教員が相談して評価する。少人数演習における各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『大学生のためのクリティカルシンキング:学びの 基礎から教える実践へ』
(北大路書房)
ISBN:978-4762830884
他は,授業中に紹介する.
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(授業外学習(予習・復習)等)
教科書,授業資料の要点を予習・復習する。
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(その他(オフィスアワー等))
授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。
授業全体のオリエンテーションのための動画を公開するので,視聴しておくこと。詳細はKULASIS「全学共通科目」のお知らせを確認すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合型複合科目(統合群i) :人工知能と人間社会 YA01
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Artificial Intelligence and Human Society YA01 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (単位数) | 4 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (曜時限) | 水5・金4 |
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| (教室) | 水:共北3A・3C 金:共南01 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 生成AIの時代が到来し、人工知能(AI)は未来社会を形作る上で、万人にとっての基礎教養となりつつある。本授業では、一回生から全学の学部生が、AIの背景にある考え方、技術の基礎、関連する哲学的な問い、そして社会への多岐にわたる影響に関して、それぞれの視点から体系的な知識を持つことを目的とする。 具体的には、講義では、初回のイントロダクションに続き、「総合」「技術」「哲学」「社会」の4つの視点からまとめられたテキストを用い、リレー講義形式で体系的に学ぶ。 演習については、各テーマに分かれた演習を7週ずつ、同じ内容で2回繰り返して実施し、受講者は前半7週と後半7週に異なるテーマで2つの演習を受講できるようにする。 YA01では、A-Fの6つのテーマのうち、グループに分かれてA・B・Fのテーマから2つ選択する。グループ分けについては別途通知するので注意しておくこと。 ◯統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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| (到達目標) | 人工知能(AI)の背景、技術の基礎、哲学的な問い、社会への影響について、多角的な視点から体系的に理解する。また、特に演習での実践的な取り組みを通じて、今後の本学での学習や未来社会を生きる上での指針を得るとともに、大学での学びに必要なアカデミックスキルの一部を体得する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。少人数演習のグループ分けについては、別途通知しますので注意しておいてください) ◆講義 (金4、共南01、担当:谷口、Chu、楠見、出口、稲谷、來住南) 第1回 [総合 1] 社会の中のAI (担当: 谷口) 第2回 [総合 2] AIとは何か? (担当: 谷口) 第3回 [総合 3] 記号的AIと計算機 (担当: Chu) 第4回 [技術 1] パターン認識と機械学習 (担当: Chu) 第5回 [技術 2] ニューラルネットワークと深層学習 (担当: Chu) 第6回 [技術 3] 大規模言語モデルと生成AI (担当: Chu) 第7回 [技術 4] ロボティクス (担当: 谷口) 第8回 [哲学 1] AIから認知科学へ (担当: 楠見) 第9回 [哲学 2] AIは意識を持てるか? (担当: 楠見) 第10回 [哲学 3] AIは感情を持てるか? (担当: 出口) 第11回 [哲学 4] AIは人間になれるか? (担当: 出口) 第12回 [社会 1] AIガバナンス (担当: 稲谷・來住南) 第13回 [社会 2] 未来のAI社会 (担当: 稲谷・來住南) 第14回 [社会 3] 私たちとAI (担当: 稲谷・來住南) 第15回 (総合討論・フィードバック) ◆少人数演習 (以下の3つのテーマから2つの演習を選択し、前半7週・後半7週(フィードバック1週)にその演習を1つずつ受講する) A班 「人工知能(AI)で発光材料を設計して創ってみよう」 (集中講義、担当: 古賀、田中) 演習の概要: 近年人工知能(AI)を用いた技術は急速に進展し,人類に危害を及ぼす危険性(AIリスク)が論じられるまでになった.産業界では,このようなAI関連技術を材料開発に活用しようというマテリアルズ・インフォマティクスの活用が進んでいる. この講義では,マテリアルズ・インフォマティクスに関する基礎的内容のコンピュータを用いた実習を行う. 更に,桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・装置を用いた有機化学合成の実習を行い,AIを活用して設計した分子を,自分自身で合成することに挑戦し,材料を創成する楽しさ・難しさを体験することを目的とする. なお,本演習での到達目標は以下の通りである。 ・マテリアルズ・インフォマティクスの基礎を理解し,実習によりインフォマティクス技術の基礎を習得する. ・有機化学実験を行うことで,有機合成の基本的な技術を習得する. 演習の計画と内容: 以下の各項目について講述する.各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した回数を充てる. 講義・実習の進め方については初回実習時に受講者に周知する. (1) インフォマティクス実習【3回:古賀】 マテリアルズ・インフォマティクスを用いた分子設計の実習を行う. (2) 実習(有機合成実験)【3回:田中】 設計した分子の有機合成実験を行う. (3) 考察【1回:田中・古賀】 得られた結果についての考察を行う. 注意事項: 桂キャンパスでのインフォマティクス実習・有機合成実習(2 回(1回あたり3コマ分),集中講義形式,土曜日午後を想定,履修者と相談)を予定している. なお,実習(有機合成実験)には白衣と保護眼鏡,加えて学生教育研究災害傷害保険等への加入が必要となる. 詳細については,初回ガイダンス時に説明する. B班 「生成文学」 (水5、共北3A、担当: 南谷) 演習の概要: 本演習は、文学テクストの語りの技法、場面構成、視覚・聴覚的イメージの関係を批判的に検討しながら、生成AIを用いて文学テクストを映像へと翻案する実践を行う。 本演習の受講者は、テクストの読解からシーンの分割、プロンプト案、生成映像の編集・検証までを一貫して行い、AIを用いたアダプテーションを学術的な設計にもとづく「作品」として提示しうる方法とその解釈学的・倫理的・創造的課題について考察する。 最終的に、生成AI時代における「生成文学」(Generative Literature)の可能性と限界を、自らの制作物にもとづいて論じる。 演習の計画と内容: (受講者の背景や理解の程度,演習の進捗状況などに応じて内容を若干変更する可能性がある) 第1回:生成文学とは何か ・「生成文学」「アダプテーション」の基本概念 ・対象テクストの精読(前半部) 第2回:文学作品の読解と構図設計 ・対象テクストの精読(後半部) ・歴史的・文化的要素の洗い出し ・シーン分割とショットリスト案の作成 第3回:プロンプト技法Ⅰ:言語から映像へ ・語りの人称とカメラ視点(主観・俯瞰・追尾)の操作 ・テクスト→映像生成プロンプトの練習(フレーミング、質感[光・素材感]、音響) ・ナレーションの挿入 第4回:プロンプト技法Ⅱ:映像の時間構成 ・キャラクター(外見・声)の一貫性保持 ・各班で「1分間の文学映像」の草案作成→動画作成 第5回:AI映像制作実践 ・班ごとに映像生成を実施(ナレーション・BGM含む) ・出力物の検証:AIの誤読、ステレオタイプ、歴史的ずれ、文化的バイアスについて ・修正方針の策定 第6回:上映とディスカッション ・各班の作品上映・講評セッション ・原本テクストと映像を比較し、どの要素が著しく変形・欠落したかを分析 ・「この変形は許容できる創造か/問題のある歪曲か」をめぐるディスカッション 第7回:分析レポート発表+質疑応答 ・YouTubeでの作品公開 ・各自の制作物に対する分析レポート発表(自身の作品がどのような読解に基づき、どこでAIが抵抗あるいは逸脱し、どのようにそれを統御・補正したか) ・「生成文学」の今後の展望+AIアダプテーションの批評的考察 注意事項: 英語の対象テクストを選定するため、受講者には英語の読解能力が求められる。内容についての充分な理解をもっていることを前提とするため、授業開始に先駆けてあらかじめ予習をしておくこと。 F班 「AIと哲学・倫理・アート」 (水5、共北3C、担当: 丸山) 演習の概要: 現代の人工知能・機械学習は知識生産のあり方を大きく変容させつつあり,第二のルネサンスとも言うべき人類史上の特異点に近接している。 そのような変容を踏まえ,本演習では,近年の人工知能・機械学習の発展について,哲学・倫理学・現代アートの観点から学ぶ。 各回のテーマについて,グループディベートや学生の発表・ディスカッションを豊富に取り入れながら,インタラクティヴに学習する。 受講者の積極的な参加・発言・学習・コミュニケーションを期待する。 演習の計画と内容: 第1回:人工知能と現代アート 第2回:人工知能と芸術的創造性・科学的創造性 第3回:汎用人工知能・超知能と第二の科学・産業革命 第4回:エネルギー・環境問題と知能爆発・人類滅亡リスク 第5回:データ資本主義・監視資本主義・価値アラインメント 第6回:メアリーの部屋・ライプニッツの風車小屋・AIの意識 第7回:ポランニー・モラベックのパラドクスと記号創発問題 注:受講者の関心・背景・演習の進捗状況などに応じて内容や項目の順序を変更する可能性がある。 ※上記、各演習のフィードバックは別途指示する。 |
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| (履修要件) |
毎回の授業では各自ノートパソコンを持参すること。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 全体: 講義については平常点と期末試験により評価し、演習に関しては各班の成績評価に方法に従い評価し、それら講義の評価 50%、演習の評価 50%として合計し、全体の評価とする。詳細は授業中に説明する。 各演習の評価: A班: 平常点(出席と参加の状況:70点)と実習・討論への積極的な参加(30点)により評価する. B班: 平常点(口頭発表とリアクションペーパーの提出 )(60点)と分析レポート(40点)により評価する。 F班: プレゼンテーション・ディスカッション・ディベートへの貢献度により評価する。 |
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| (教科書) |
『現代社会を生きるための AI×哲学』
(講談社,2026)
ISBN:978-4065423738
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| (参考書等) |
授業中に紹介する
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 講義に関しては教科書および各担当教員が補助的に配布する資料に基づき行う。教科書は必ず購入し、予習・復習を行うこと。演習においてはそれぞれの班で行われる内容に関して積極的に調査を行うこと。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 少人数演習のグループ分けについては、別途通知するので注意しておいてください。 成績証明書等では、表示文字数の制約上、英文科目名「Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars」が「ISS」と略記されます。 |
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統合型複合科目(統合群i) :人工知能と人間社会 YA01
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Artificial Intelligence and Human Society YA01
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5・金4 (教室) 水:共北3A・3C 金:共南01 |
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(授業の概要・目的)
生成AIの時代が到来し、人工知能(AI)は未来社会を形作る上で、万人にとっての基礎教養となりつつある。本授業では、一回生から全学の学部生が、AIの背景にある考え方、技術の基礎、関連する哲学的な問い、そして社会への多岐にわたる影響に関して、それぞれの視点から体系的な知識を持つことを目的とする。
具体的には、講義では、初回のイントロダクションに続き、「総合」「技術」「哲学」「社会」の4つの視点からまとめられたテキストを用い、リレー講義形式で体系的に学ぶ。 演習については、各テーマに分かれた演習を7週ずつ、同じ内容で2回繰り返して実施し、受講者は前半7週と後半7週に異なるテーマで2つの演習を受講できるようにする。 YA01では、A-Fの6つのテーマのうち、グループに分かれてA・B・Fのテーマから2つ選択する。グループ分けについては別途通知するので注意しておくこと。 ◯統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標)
人工知能(AI)の背景、技術の基礎、哲学的な問い、社会への影響について、多角的な視点から体系的に理解する。また、特に演習での実践的な取り組みを通じて、今後の本学での学習や未来社会を生きる上での指針を得るとともに、大学での学びに必要なアカデミックスキルの一部を体得する。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。少人数演習のグループ分けについては、別途通知しますので注意しておいてください) ◆講義 (金4、共南01、担当:谷口、Chu、楠見、出口、稲谷、來住南) 第1回 [総合 1] 社会の中のAI (担当: 谷口) 第2回 [総合 2] AIとは何か? (担当: 谷口) 第3回 [総合 3] 記号的AIと計算機 (担当: Chu) 第4回 [技術 1] パターン認識と機械学習 (担当: Chu) 第5回 [技術 2] ニューラルネットワークと深層学習 (担当: Chu) 第6回 [技術 3] 大規模言語モデルと生成AI (担当: Chu) 第7回 [技術 4] ロボティクス (担当: 谷口) 第8回 [哲学 1] AIから認知科学へ (担当: 楠見) 第9回 [哲学 2] AIは意識を持てるか? (担当: 楠見) 第10回 [哲学 3] AIは感情を持てるか? (担当: 出口) 第11回 [哲学 4] AIは人間になれるか? (担当: 出口) 第12回 [社会 1] AIガバナンス (担当: 稲谷・來住南) 第13回 [社会 2] 未来のAI社会 (担当: 稲谷・來住南) 第14回 [社会 3] 私たちとAI (担当: 稲谷・來住南) 第15回 (総合討論・フィードバック) ◆少人数演習 (以下の3つのテーマから2つの演習を選択し、前半7週・後半7週(フィードバック1週)にその演習を1つずつ受講する) A班 「人工知能(AI)で発光材料を設計して創ってみよう」 (集中講義、担当: 古賀、田中) 演習の概要: 近年人工知能(AI)を用いた技術は急速に進展し,人類に危害を及ぼす危険性(AIリスク)が論じられるまでになった.産業界では,このようなAI関連技術を材料開発に活用しようというマテリアルズ・インフォマティクスの活用が進んでいる. この講義では,マテリアルズ・インフォマティクスに関する基礎的内容のコンピュータを用いた実習を行う. 更に,桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・装置を用いた有機化学合成の実習を行い,AIを活用して設計した分子を,自分自身で合成することに挑戦し,材料を創成する楽しさ・難しさを体験することを目的とする. なお,本演習での到達目標は以下の通りである。 ・マテリアルズ・インフォマティクスの基礎を理解し,実習によりインフォマティクス技術の基礎を習得する. ・有機化学実験を行うことで,有機合成の基本的な技術を習得する. 演習の計画と内容: 以下の各項目について講述する.各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した回数を充てる. 講義・実習の進め方については初回実習時に受講者に周知する. (1) インフォマティクス実習【3回:古賀】 マテリアルズ・インフォマティクスを用いた分子設計の実習を行う. (2) 実習(有機合成実験)【3回:田中】 設計した分子の有機合成実験を行う. (3) 考察【1回:田中・古賀】 得られた結果についての考察を行う. 注意事項: 桂キャンパスでのインフォマティクス実習・有機合成実習(2 回(1回あたり3コマ分),集中講義形式,土曜日午後を想定,履修者と相談)を予定している. なお,実習(有機合成実験)には白衣と保護眼鏡,加えて学生教育研究災害傷害保険等への加入が必要となる. 詳細については,初回ガイダンス時に説明する. B班 「生成文学」 (水5、共北3A、担当: 南谷) 演習の概要: 本演習は、文学テクストの語りの技法、場面構成、視覚・聴覚的イメージの関係を批判的に検討しながら、生成AIを用いて文学テクストを映像へと翻案する実践を行う。 本演習の受講者は、テクストの読解からシーンの分割、プロンプト案、生成映像の編集・検証までを一貫して行い、AIを用いたアダプテーションを学術的な設計にもとづく「作品」として提示しうる方法とその解釈学的・倫理的・創造的課題について考察する。 最終的に、生成AI時代における「生成文学」(Generative Literature)の可能性と限界を、自らの制作物にもとづいて論じる。 演習の計画と内容: (受講者の背景や理解の程度,演習の進捗状況などに応じて内容を若干変更する可能性がある) 第1回:生成文学とは何か ・「生成文学」「アダプテーション」の基本概念 ・対象テクストの精読(前半部) 第2回:文学作品の読解と構図設計 ・対象テクストの精読(後半部) ・歴史的・文化的要素の洗い出し ・シーン分割とショットリスト案の作成 第3回:プロンプト技法Ⅰ:言語から映像へ ・語りの人称とカメラ視点(主観・俯瞰・追尾)の操作 ・テクスト→映像生成プロンプトの練習(フレーミング、質感[光・素材感]、音響) ・ナレーションの挿入 第4回:プロンプト技法Ⅱ:映像の時間構成 ・キャラクター(外見・声)の一貫性保持 ・各班で「1分間の文学映像」の草案作成→動画作成 第5回:AI映像制作実践 ・班ごとに映像生成を実施(ナレーション・BGM含む) ・出力物の検証:AIの誤読、ステレオタイプ、歴史的ずれ、文化的バイアスについて ・修正方針の策定 第6回:上映とディスカッション ・各班の作品上映・講評セッション ・原本テクストと映像を比較し、どの要素が著しく変形・欠落したかを分析 ・「この変形は許容できる創造か/問題のある歪曲か」をめぐるディスカッション 第7回:分析レポート発表+質疑応答 ・YouTubeでの作品公開 ・各自の制作物に対する分析レポート発表(自身の作品がどのような読解に基づき、どこでAIが抵抗あるいは逸脱し、どのようにそれを統御・補正したか) ・「生成文学」の今後の展望+AIアダプテーションの批評的考察 注意事項: 英語の対象テクストを選定するため、受講者には英語の読解能力が求められる。内容についての充分な理解をもっていることを前提とするため、授業開始に先駆けてあらかじめ予習をしておくこと。 F班 「AIと哲学・倫理・アート」 (水5、共北3C、担当: 丸山) 演習の概要: 現代の人工知能・機械学習は知識生産のあり方を大きく変容させつつあり,第二のルネサンスとも言うべき人類史上の特異点に近接している。 そのような変容を踏まえ,本演習では,近年の人工知能・機械学習の発展について,哲学・倫理学・現代アートの観点から学ぶ。 各回のテーマについて,グループディベートや学生の発表・ディスカッションを豊富に取り入れながら,インタラクティヴに学習する。 受講者の積極的な参加・発言・学習・コミュニケーションを期待する。 演習の計画と内容: 第1回:人工知能と現代アート 第2回:人工知能と芸術的創造性・科学的創造性 第3回:汎用人工知能・超知能と第二の科学・産業革命 第4回:エネルギー・環境問題と知能爆発・人類滅亡リスク 第5回:データ資本主義・監視資本主義・価値アラインメント 第6回:メアリーの部屋・ライプニッツの風車小屋・AIの意識 第7回:ポランニー・モラベックのパラドクスと記号創発問題 注:受講者の関心・背景・演習の進捗状況などに応じて内容や項目の順序を変更する可能性がある。 ※上記、各演習のフィードバックは別途指示する。 |
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(履修要件)
毎回の授業では各自ノートパソコンを持参すること。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
全体:
講義については平常点と期末試験により評価し、演習に関しては各班の成績評価に方法に従い評価し、それら講義の評価 50%、演習の評価 50%として合計し、全体の評価とする。詳細は授業中に説明する。 各演習の評価: A班: 平常点(出席と参加の状況:70点)と実習・討論への積極的な参加(30点)により評価する. B班: 平常点(口頭発表とリアクションペーパーの提出 )(60点)と分析レポート(40点)により評価する。 F班: プレゼンテーション・ディスカッション・ディベートへの貢献度により評価する。 |
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(教科書)
『現代社会を生きるための AI×哲学』
(講談社,2026)
ISBN:978-4065423738
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義に関しては教科書および各担当教員が補助的に配布する資料に基づき行う。教科書は必ず購入し、予習・復習を行うこと。演習においてはそれぞれの班で行われる内容に関して積極的に調査を行うこと。
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(その他(オフィスアワー等))
少人数演習のグループ分けについては、別途通知するので注意しておいてください。
成績証明書等では、表示文字数の制約上、英文科目名「Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars」が「ISS」と略記されます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合型複合科目(統合群i) :デザイン学
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Design Studies | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| (単位数) | 4 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (曜時限) | 金4・金5 |
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| (教室) | 金4:共東21 金5:共東12 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 国際社会は、温暖化、災害、エネルギー、食糧、人口など複合的な問題の解決を求めている。このような問題の解決には、異なる分野の専門家が協働して当たる必要がある。京都大学では、大学院生を対象とする「デザイン学大学院連携プログラム」および大学院教育支援機構の「デザイン学コース」において、異なる分野の専門家との協働によってこうした問題の解決策をデザインできる人材の育成を行っている。 本科目は、これらの大学院カリキュラムの導入編として、デザイン学共通科目を中心に、学部生にも理解しやすいよう概論科目として構成したものである。具体的には、情報学、機械工学、建築学など、各専門分野におけるデザイン理論やデザイン手法を講義で学びつつ、講義に関連するテーマについて演習を行うことで学びを深める。 なお、本科目の講義部分については、デザイン学大学院連携プログラムと活動を共にする「京都大学デザインイノベーションコンソーシアム」の会員企業の構成員もオンラインで受講し、議論に参加する。さまざまな知識や実務経験を持つ学外の人材とともに質の高い議論を行うことで、より深い学びを目指す。 ○統合型複合科目分類【理・文】 主たる課題について理系分野の要素が強く、副たる課題については文系分野の要素が強いと考えられるもの |
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| (到達目標) | 各専門分野におけるデザイン理論やデザイン手法を理解し、デザインを実践するための基礎的な素養を身につける。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません) ◆講義 金曜4限(共東21) ・第1回 イントロダクション(十河) 本科目で学ぶ内容と全体構成について説明し、現実社会の問題においてデザインが果たす役割について理解を深める。 ・第2回-第3回 エスノメソドロジーと人間行動のデザイン「自然な人間行動の調査とそれに基づくサービスデザイン」(十河) (ゲスト講師:京都府立大学 農学食科学部 准教授 平本 毅) サービスデザインの文脈において、考案したデザインが有効であるのは、自然な人間行動の中に埋め込まれた時である。「エスノメソドロジー」と呼ばれる社会学の方法は、実際の人同士のコミュニケーションを観察し、人がその場で自然に行動する条件を明らかにする。本講義ではエスノメソドロジーの考え方と小売店での具体的な接客場面の分析例を紹介しつつ、分析によって明らかにした自然な人間行動に基づいたサービスデザインについて議論する。 ・第4回、第7回 デザインの新展開 — 価値を転換するイノベーション(山内) 社会において価値を生み出すには、潜在ニーズを満たすだけでも、問題を解決するだけでも、美しいものを作るだけでも不十分であり、人々の自己表現と結びついた新しい時代を表現することが求められている。本講義では、まず、サービスデザインの文脈で、具体的なサービスの分析を通して、「闘争」としてのサービスの理論を学び、人間-脱-中心設計の方法論を理解する。さらに、この方法論を発展させ、社会の変化を読み解き、人々の自己表現を可能にする、新しい文化をデザインする方法論を学ぶ。 ・第5回-第6回 創造のための思考法(小森) アーティファクト(人工物)を創造する際や問題の解決に取り組む際の思考法として、PDCA (Plan, Do, Check, Action)のサイクルを繰り返して小さな改善をしていくカイゼン思考や、事実に基づいて論理的に筋道を立てて考えるロジカルシンキングなどがある。これらの思考法について概説する。また、人類や社会の未来を予測することが難しいVUCAの時代に対応する思考について論じる。さらに、自らの直感や妄想を重視し、それを起点として創造するアート思考と呼ばれる思考法について解説し、それを実践するためのトレーニングを紹介する。 ・第8回-第9回 まちづくり(matidukuri)「空間基準を超えて−社会包摂性に依拠する『まちづくり』が示す公認化(Officialize)の都市計画」(神吉) 関西で始まった「まちづくり」は、世界各国で知られる概念となり、コミュニティが自立と社会包摂性を獲得し、個人の自己決定を相互に尊重する社会関係のもとで居住環境を進化させていくプロセスと理解されている。その成果は空間的基準で統御する法定計画管理に留まらず、居住地環境・地域社会の将来性を評価しそのあり方を公認するアプローチの拡大に繋がっている。本講義では、一般規準によらない新たな「公認」の都市・農村計画を論じる。 ・第10回、第13回 情報のデザイン「情報を効果的に伝えるための方法論」(中村、伊藤) どんなに価値ある情報も、それが人に正しく伝わらなければ意味がない。本講義では、情報デザインを「伝えたい情報を対象者に的確、効果的に伝えるための規範・方法論」と捉え、情報デザインに関わる諸概念について事例を交えながら紹介する。後半では、情報技術による未来社会のシステムのデザインについて議論する。 ・第11回-第12回 表現と認知「デザインに関わる人の認知と特性」(十河) (ゲスト講師:公立はこだて未来大学 情報アーキテクチャ学科 教授 中小路 久美代) 社会的な文脈において人の関与しない人工物は存在しない。人工物は、人を含む系として人の営為によって構成される。本講義では、人の営為としての知的創造作業や知識共創の側面に焦点をあて、その原理とモデル、および関連する認知科学・社会科学の基礎を解説する。 ・第14回 総括1(十河) これまでの講義と演習をグループで総括し、発表を行う。 ・第15回 フィードバック ◆少人数演習 金曜5限(共東12) 「実社会におけるデザインの実践」 大学院のカリキュラムであるデザイン学の演習では、与えられた実世界の状況から解決すべき問題を発見し、その問題をチームで解決するプロセスを体験することで、デザインの実践を行い、デザイン理論とデザイン手法の習得を行う。そこでは受講者自身がそれぞれの専門分野の専門家としてチームで取り組み、問題を深く掘り下げることが求められる。 これに対して本演習では、学部1〜2回生である受講者が専門性を有することを前提とせず、さまざまな専門分野におけるデザイン理論やデザイン手法を実際に体験し、それらの間の関係性を含めてその意義を理解することを主な目的とする。具体的には、各講義の内容と対応する形で、2回の演習を1セットとし、当該分野のデザインを実践する形式を基本とする。なお、数名程度のグループに分かれてワークを行うが、統合型複合科目としては1つの班として実施する。さまざまな専門分野のデザインを体験することにより、受講者が、将来、現実社会の複合的な問題に直面したとき、自身とは異なる分野の専門家と円滑に協働して問題解決に当たるための素地を身につけることを目標とする。 ・第1回 グループディスカッションの基礎(十河) ・第2回-第3回 観察に基づくサービスデザイン(十河・平本) ・第4回、第7回 新しい文化のデザイン(山内) ・第5回-第6回 創造のための思考法(小森) ・第8回-第9回 地域社会のデザイン(神吉) ・第10回、第13回 情報のデザイン(中村、伊藤) ・第11回-第12回 人の認知と特性(十河・中小路) ・第14回 総括2(十河) これまでの講義と演習をグループで総括し、発表を行う。 ・第15回 フィードバック ※講義と演習の順序は変更することがある ※フィードバック方法は別途指示する |
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| (履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず、文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
受講者がオンラインで出席することは認めない。 |
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義については14回の授業の平常点(出席と参加、課題提出の状況など)40点、演習については14回のグループ活動40点、最終レポート20点で評価する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
適宜、プリント等を配布する。
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| (参考書等) |
『デザイン学概論』
(共立出版)
ISBN:978-4-320-00600-3
『組織・コミュニティデザイン』
(共立出版)
ISBN:978-4-320-00601-0
『情報デザイン』
(共立出版)
ISBN:978-4-320-00603-4
『フィールド分析法』
(共立出版)
ISBN:978-4-320-00604-1
『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』
(ダイヤモンド社)
ISBN:978-4-320-00604-1
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 適宜、講義中に指示する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 「デザイン学大学院連携プログラム」の参画専攻の専門分野(情報学、機械工学、建築学、経営学、心理学)に限らず、全学部からの履修を期待する。 成績証明書等では、表示文字数の制約上、英文科目名「Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars」が「ISS」と略記されます。 |
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統合型複合科目(統合群i) :デザイン学
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Design Studies
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||||||||
| (旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金4・金5 (教室) 金4:共東21 金5:共東12 |
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(授業の概要・目的)
国際社会は、温暖化、災害、エネルギー、食糧、人口など複合的な問題の解決を求めている。このような問題の解決には、異なる分野の専門家が協働して当たる必要がある。京都大学では、大学院生を対象とする「デザイン学大学院連携プログラム」および大学院教育支援機構の「デザイン学コース」において、異なる分野の専門家との協働によってこうした問題の解決策をデザインできる人材の育成を行っている。
本科目は、これらの大学院カリキュラムの導入編として、デザイン学共通科目を中心に、学部生にも理解しやすいよう概論科目として構成したものである。具体的には、情報学、機械工学、建築学など、各専門分野におけるデザイン理論やデザイン手法を講義で学びつつ、講義に関連するテーマについて演習を行うことで学びを深める。 なお、本科目の講義部分については、デザイン学大学院連携プログラムと活動を共にする「京都大学デザインイノベーションコンソーシアム」の会員企業の構成員もオンラインで受講し、議論に参加する。さまざまな知識や実務経験を持つ学外の人材とともに質の高い議論を行うことで、より深い学びを目指す。 ○統合型複合科目分類【理・文】 主たる課題について理系分野の要素が強く、副たる課題については文系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標)
各専門分野におけるデザイン理論やデザイン手法を理解し、デザインを実践するための基礎的な素養を身につける。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません) ◆講義 金曜4限(共東21) ・第1回 イントロダクション(十河) 本科目で学ぶ内容と全体構成について説明し、現実社会の問題においてデザインが果たす役割について理解を深める。 ・第2回-第3回 エスノメソドロジーと人間行動のデザイン「自然な人間行動の調査とそれに基づくサービスデザイン」(十河) (ゲスト講師:京都府立大学 農学食科学部 准教授 平本 毅) サービスデザインの文脈において、考案したデザインが有効であるのは、自然な人間行動の中に埋め込まれた時である。「エスノメソドロジー」と呼ばれる社会学の方法は、実際の人同士のコミュニケーションを観察し、人がその場で自然に行動する条件を明らかにする。本講義ではエスノメソドロジーの考え方と小売店での具体的な接客場面の分析例を紹介しつつ、分析によって明らかにした自然な人間行動に基づいたサービスデザインについて議論する。 ・第4回、第7回 デザインの新展開 — 価値を転換するイノベーション(山内) 社会において価値を生み出すには、潜在ニーズを満たすだけでも、問題を解決するだけでも、美しいものを作るだけでも不十分であり、人々の自己表現と結びついた新しい時代を表現することが求められている。本講義では、まず、サービスデザインの文脈で、具体的なサービスの分析を通して、「闘争」としてのサービスの理論を学び、人間-脱-中心設計の方法論を理解する。さらに、この方法論を発展させ、社会の変化を読み解き、人々の自己表現を可能にする、新しい文化をデザインする方法論を学ぶ。 ・第5回-第6回 創造のための思考法(小森) アーティファクト(人工物)を創造する際や問題の解決に取り組む際の思考法として、PDCA (Plan, Do, Check, Action)のサイクルを繰り返して小さな改善をしていくカイゼン思考や、事実に基づいて論理的に筋道を立てて考えるロジカルシンキングなどがある。これらの思考法について概説する。また、人類や社会の未来を予測することが難しいVUCAの時代に対応する思考について論じる。さらに、自らの直感や妄想を重視し、それを起点として創造するアート思考と呼ばれる思考法について解説し、それを実践するためのトレーニングを紹介する。 ・第8回-第9回 まちづくり(matidukuri)「空間基準を超えて−社会包摂性に依拠する『まちづくり』が示す公認化(Officialize)の都市計画」(神吉) 関西で始まった「まちづくり」は、世界各国で知られる概念となり、コミュニティが自立と社会包摂性を獲得し、個人の自己決定を相互に尊重する社会関係のもとで居住環境を進化させていくプロセスと理解されている。その成果は空間的基準で統御する法定計画管理に留まらず、居住地環境・地域社会の将来性を評価しそのあり方を公認するアプローチの拡大に繋がっている。本講義では、一般規準によらない新たな「公認」の都市・農村計画を論じる。 ・第10回、第13回 情報のデザイン「情報を効果的に伝えるための方法論」(中村、伊藤) どんなに価値ある情報も、それが人に正しく伝わらなければ意味がない。本講義では、情報デザインを「伝えたい情報を対象者に的確、効果的に伝えるための規範・方法論」と捉え、情報デザインに関わる諸概念について事例を交えながら紹介する。後半では、情報技術による未来社会のシステムのデザインについて議論する。 ・第11回-第12回 表現と認知「デザインに関わる人の認知と特性」(十河) (ゲスト講師:公立はこだて未来大学 情報アーキテクチャ学科 教授 中小路 久美代) 社会的な文脈において人の関与しない人工物は存在しない。人工物は、人を含む系として人の営為によって構成される。本講義では、人の営為としての知的創造作業や知識共創の側面に焦点をあて、その原理とモデル、および関連する認知科学・社会科学の基礎を解説する。 ・第14回 総括1(十河) これまでの講義と演習をグループで総括し、発表を行う。 ・第15回 フィードバック ◆少人数演習 金曜5限(共東12) 「実社会におけるデザインの実践」 大学院のカリキュラムであるデザイン学の演習では、与えられた実世界の状況から解決すべき問題を発見し、その問題をチームで解決するプロセスを体験することで、デザインの実践を行い、デザイン理論とデザイン手法の習得を行う。そこでは受講者自身がそれぞれの専門分野の専門家としてチームで取り組み、問題を深く掘り下げることが求められる。 これに対して本演習では、学部1〜2回生である受講者が専門性を有することを前提とせず、さまざまな専門分野におけるデザイン理論やデザイン手法を実際に体験し、それらの間の関係性を含めてその意義を理解することを主な目的とする。具体的には、各講義の内容と対応する形で、2回の演習を1セットとし、当該分野のデザインを実践する形式を基本とする。なお、数名程度のグループに分かれてワークを行うが、統合型複合科目としては1つの班として実施する。さまざまな専門分野のデザインを体験することにより、受講者が、将来、現実社会の複合的な問題に直面したとき、自身とは異なる分野の専門家と円滑に協働して問題解決に当たるための素地を身につけることを目標とする。 ・第1回 グループディスカッションの基礎(十河) ・第2回-第3回 観察に基づくサービスデザイン(十河・平本) ・第4回、第7回 新しい文化のデザイン(山内) ・第5回-第6回 創造のための思考法(小森) ・第8回-第9回 地域社会のデザイン(神吉) ・第10回、第13回 情報のデザイン(中村、伊藤) ・第11回-第12回 人の認知と特性(十河・中小路) ・第14回 総括2(十河) これまでの講義と演習をグループで総括し、発表を行う。 ・第15回 フィードバック ※講義と演習の順序は変更することがある ※フィードバック方法は別途指示する |
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(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず、文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
受講者がオンラインで出席することは認めない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義については14回の授業の平常点(出席と参加、課題提出の状況など)40点、演習については14回のグループ活動40点、最終レポート20点で評価する。
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(教科書)
使用しない
適宜、プリント等を配布する。
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(参考書等)
『デザイン学概論』
(共立出版)
ISBN:978-4-320-00600-3
『組織・コミュニティデザイン』
(共立出版)
ISBN:978-4-320-00601-0
『情報デザイン』
(共立出版)
ISBN:978-4-320-00603-4
『フィールド分析法』
(共立出版)
ISBN:978-4-320-00604-1
『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』
(ダイヤモンド社)
ISBN:978-4-320-00604-1
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(授業外学習(予習・復習)等)
適宜、講義中に指示する。
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(その他(オフィスアワー等))
「デザイン学大学院連携プログラム」の参画専攻の専門分野(情報学、機械工学、建築学、経営学、心理学)に限らず、全学部からの履修を期待する。
成績証明書等では、表示文字数の制約上、英文科目名「Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars」が「ISS」と略記されます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合型複合科目(統合群i) :人工知能と人間社会 YA02
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Artificial Intelligence and Human Society YA02 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (単位数) | 4 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (曜時限) | 金4・金5 |
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| (教室) | 金4:共南01 金5:共西01、共北11、共北24 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 生成AIの時代が到来し、人工知能(AI)は未来社会を形作る上で、万人にとっての基礎教養となりつつある。本授業では、一回生から全学の学部生が、AIの背景にある考え方、技術の基礎、関連する哲学的な問い、そして社会への多岐にわたる影響に関して、それぞれの視点から体系的な知識を持つことを目的とする。 具体的には、講義では、初回のイントロダクションに続き、「総合」「技術」「哲学」「社会」の4つの視点からまとめられたテキストを用い、リレー講義形式で体系的に学ぶ。 演習については、各テーマに分かれた演習を7週ずつ、同じ内容で2回繰り返して実施し、受講者は前半7週と後半7週に異なるテーマで2つの演習を受講できるようにする。 YA02では、A-Fの6つのテーマのうち、グループに分かれてA・C・D・Eのテーマから2つ選択する。グループ分けについては別途通知するので注意しておくこと。 ◯統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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| (到達目標) | 人工知能(AI)の背景、技術の基礎、哲学的な問い、社会への影響について、多角的な視点から体系的に理解する。また、特に演習での実践的な取り組みを通じて、今後の本学での学習や未来社会を生きる上での指針を得るとともに、大学での学びに必要なアカデミックスキルの一部を体得する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。少人数演習のグループ分けについては、別途通知しますので注意しておいてください) ◆講義 (金4、共南01、担当:谷口、Chu、楠見、出口、稲谷、來住南) 第1回 [総合 1] 社会の中のAI (担当: 谷口) 第2回 [総合 2] AIとは何か? (担当: 谷口) 第3回 [総合 3] 記号的AIと計算機 (担当: Chu) 第4回 [技術 1] パターン認識と機械学習 (担当: Chu) 第5回 [技術 2] ニューラルネットワークと深層学習 (担当: Chu) 第6回 [技術 3] 大規模言語モデルと生成AI (担当: Chu) 第7回 [技術 4] ロボティクス (担当: 谷口) 第8回 [哲学 1] AIから認知科学へ (担当: 楠見) 第9回 [哲学 2] AIは意識を持てるか? (担当: 楠見) 第10回 [哲学 3] AIは感情を持てるか? (担当: 出口) 第11回 [哲学 4] AIは人間になれるか? (担当: 出口) 第12回 [社会 1] AIガバナンス (担当: 稲谷・來住南) 第13回 [社会 2] 未来のAI社会 (担当: 稲谷・來住南) 第14回 [社会 3] 私たちとAI (担当: 稲谷・來住南) 第15回 (総合討論・フィードバック) ◆少人数演習 (以下の4つのテーマから2つの演習班を選択し、前半7週・後半7週(フィードバック1週)にその演習を1つずつ受講する) A班 「人工知能(AI)で発光材料を設計して創ってみよう」 (集中講義、担当: 古賀、田中) 演習の概要: 近年人工知能(AI)を用いた技術は急速に進展し,人類に危害を及ぼす危険性(AIリスク)が論じられるまでになった.産業界では,このようなAI関連技術を材料開発に活用しようというマテリアルズ・インフォマティクスの活用が進んでいる. この講義では,マテリアルズ・インフォマティクスに関する基礎的内容のコンピュータを用いた実習を行う. 更に,桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・装置を用いた有機化学合成の実習を行い,AIを活用して設計した分子を,自分自身で合成することに挑戦し,材料を創成する楽しさ・難しさを体験することを目的とする. なお,本演習での到達目標は以下の通りである。 ・マテリアルズ・インフォマティクスの基礎を理解し,実習によりインフォマティクス技術の基礎を習得する. ・有機化学実験を行うことで,有機合成の基本的な技術を習得する. 演習の計画と内容: 以下の各項目について講述する.各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した回数を充てる. 講義・実習の進め方については初回実習時に受講者に周知する. (1) インフォマティクス実習【3回:古賀】 マテリアルズ・インフォマティクスを用いた分子設計の実習を行う. (2) 実習(有機合成実験)【3回:田中】 設計した分子の有機合成実験を行う. (3) 考察【1回:田中・古賀】 得られた結果についての考察を行う. 注意事項: 桂キャンパスでのインフォマティクス実習・有機合成実習(2 回(1回あたり3コマ分),集中講義形式,土曜日午後を想定,履修者と相談)を予定している. なお,実習(有機合成実験)には白衣と保護眼鏡,加えて学生教育研究災害傷害保険等への加入が必要となる. 詳細については,初回ガイダンス時に説明する. C班 「生成AIの活用とプログラミング」 (金5、共西01、担当: 藤井、明石) 演習の概要: 大規模言語モデル(LLM)はその性能と汎用性の高さから、社会と科学のあらゆる領域に不可逆的に浸透している。今日、LLMとの協働は、あらゆる領域の専門家にとって業務効率化と専門領域拡張という観点で欠かせないものとなっている。この演習では、LLMの利用法やその限界を学ぶとともに、データ分析や所望の動作を行うアプリケーションの開発を通じて、LLM活用の基本的な技術の理解と修得を目的とする。 なお,本演習での到達目標は以下の通りである。 ・LLMの使い方と機能、その限界を理解する。 ・PythonからLLMを実行することで、拡張性の高いLLMの使用法を修得する。 ・LLMを援用したデータ分析やプログラミング(バイブコーディング)を経験する 演習の計画と内容: (1) LLM とハルシネーション (2) 演習環境の説明・構築 (Google Colaboratory, Python) (3) データ分析1(教師あり学習の基本) (4) データ分析2(教師なし学習の基本) (5) Local LLMの説明、基本的な動作確認 (6) Local LLMの応用的な使用方法 (短期記憶、構造化出力、RAG) (7) バイブコーディングによるチャットアプリ開発 D班 「AI×自然科学:数理モデリングと法則発見」 (金5、共北11、担当: 棚橋、世田、橋本) 演習の概要: 本演習では、AI(人工知能)と自然科学の接点に注目し、両者に共通する「数理的構造」と「学習」の概念を学ぶ。AIを物理学的に捉える視点から始め、自然現象を数理モデルで記述する手法、さらに機械学習によるデータ解析や法則発見の方法を実践的に体験する。講義と演習を通じて、AIが科学的探究に果たしうる役割を考察する。 演習の計画と内容: ・第1-2回:「AIと物理学」(担当:橋本幸士) 講義形式で、AI、特にディープラーニングの数理的構造と物理学の基本概念との共通性を探る。関数近似・フィッティング・逆問題・生成モデルなどの観点から、機械学習を物理学的視点で理解し、またAIが科学的発見にどのように寄与し得るかを考察する。講義前半では、AIと物理学の接点について導入したのち、深層学習の基礎を物理学的な観点から解説する。講義後半では、深層学習が物理学の研究でいかに活用されうるかを議論する。 ・第3-5回:講義・演習「数理モデリングと機械学習」(担当:棚橋典大) 自然現象の理解と予測は、微分方程式などに基づく数理モデルによる記述と、実験データとの比較・検証を通じて発展してきた。本講では、科学におけるモデル化と機械学習との共通点を理解することを目指す。自然現象の数理モデルとは何かを解説したのち、機械学習を用いてデータから法則を発見したり、自然法則に基づく理論予測を行う基礎的な方法を体験的に学ぶ。AIを用いた初歩的なプログラミングとそれに基づく解析を行う予定である。 ・第6-7回:演習「波とAI:散乱現象を学習する」(担当:世田拓也) 本演習では、散乱理論と機械学習の基礎と応用を学ぶ。散乱理論は、粒子や波の振る舞いを記述する数理科学・物理学の重要分野であり、素粒子実験、医用画像解析、レーダー・地球探査、文化財調査など幅広く応用されている。近年、機械学習の発展により、散乱データの解析や逆問題解決への新しいアプローチが生まれている。本演習では、両分野の基本概念に触れつつ、機械学習的視点から散乱理論を再考し、その可能性と課題を議論する。 E班 「AI Agents」 (金5、共北24、担当: HADFI)※英語ベース(日本人TAによる補助有り) 演習の概要: We are currently witnessing one of the most profound shifts in human history. Agentic AI is changing how we work, communicate, and make decisions. AI agents now negotiate deals, influence political discussions, mediate conflicts, and trade in financial markets. They are not a future technology but present reality, with even greater transformations yet to come. This course helps you understand how AI agents work and how to design them. You will learn their foundations, build linguistic and economic agents through hands-on practice, and examine their societal impact. You will gain practical skills and critical thinking to navigate and shape an AI-driven world. Whether you want to build, use, or understand AI agents, this course provides the interdisciplinary perspective you need. The goals for this seminar are: ・Understand the theoretical foundations, classifications, and architectures of AI agents. ・Acquire practical skills in designing AI agents through hands-on exercises and practices. ・Analyze how AI agents simulate and engage with social, economic, and political systems. 演習の計画: The following topics will be covered. The number of sessions allocated to each topic is indicated in brackets【 】. Students will be informed about the detailed course and exercise schedule during the first session. (1) Foundations and Theory 【1 session: Hadfi】 Introduction to AI agents, exploring their definitions, classifications, architectural designs, and the theoretical foundations of agency, rationality, and goal-directed behavior. (2) Linguistic AI Agents 【3 sessions: Hadfi】 Design, implementation, and analysis of conversational AI agents for dialogue, persuasion, and bargaining. (3) Economic AI Agents【3 sessions: Hadfi】 Design, implementation, and analysis of AI agents for negotiation, supply chains, and voting. その他: Students are encouraged to bring their laptops for hands-on exercises. Depending on enrollment and student preferences, some sessions may involve group projects and collaborative design activities. Technical requirements and software tools will be discussed during the initial guidance session. Instructions regarding necessary preparation and review will be provided during the initial guidance session and subsequent lectures. No preparation is required before the first session. Students are encouraged to follow current developments in AI agents and agentic AI systems through textbooks and academic publications. ※上記、各演習のフィードバックは別途指示する。 |
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| (履修要件) |
毎回の授業では各自ノートパソコンを持参すること。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義については平常点と期末試験により評価し、演習に関しては各班の成績評価に方法に従い評価し、それら講義の評価 50%、演習の評価 50%として合計し、全体の評価とする。詳細は授業中に説明する。 各演習の評価: A班: 平常点(出席と参加の状況:70点)と実習・討論への積極的な参加(30点)により評価する。 C班: 平常点(出席と参加の状況:70点)と実習・討論への積極的な参加(30点)により評価する。 D班: 平常点(出席と参加の状況,70点)と実習・討論への積極的な参加(30点)により評価する。 E班: Grades will be based on attendance and active participation in lectures (40 points) and completion of practical exercises (60 points). |
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| (教科書) |
『現代社会を生きるための AI×哲学』
(講談社,2026)
ISBN:978-4065423738
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| (参考書等) |
授業中に紹介する
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 講義に関しては教科書および各担当教員が補助的に配布する資料に基づき行う。教科書は必ず購入し、予習・復習を行うこと。演習においてはそれぞれの班で行われる内容に関して積極的に調査を行うこと。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 少人数演習のグループ分けについては、別途通知するので注意しておいてください。 成績証明書等では、表示文字数の制約上、英文科目名「Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars」が「ISS」と略記されます。 |
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統合型複合科目(統合群i) :人工知能と人間社会 YA02
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars (Interdisciplinary Sciences i) :Artificial Intelligence and Human Society YA02
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金4・金5 (教室) 金4:共南01 金5:共西01、共北11、共北24 |
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(授業の概要・目的)
生成AIの時代が到来し、人工知能(AI)は未来社会を形作る上で、万人にとっての基礎教養となりつつある。本授業では、一回生から全学の学部生が、AIの背景にある考え方、技術の基礎、関連する哲学的な問い、そして社会への多岐にわたる影響に関して、それぞれの視点から体系的な知識を持つことを目的とする。
具体的には、講義では、初回のイントロダクションに続き、「総合」「技術」「哲学」「社会」の4つの視点からまとめられたテキストを用い、リレー講義形式で体系的に学ぶ。 演習については、各テーマに分かれた演習を7週ずつ、同じ内容で2回繰り返して実施し、受講者は前半7週と後半7週に異なるテーマで2つの演習を受講できるようにする。 YA02では、A-Fの6つのテーマのうち、グループに分かれてA・C・D・Eのテーマから2つ選択する。グループ分けについては別途通知するので注意しておくこと。 ◯統合型複合科目分類 【文・理】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題については理系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標)
人工知能(AI)の背景、技術の基礎、哲学的な問い、社会への影響について、多角的な視点から体系的に理解する。また、特に演習での実践的な取り組みを通じて、今後の本学での学習や未来社会を生きる上での指針を得るとともに、大学での学びに必要なアカデミックスキルの一部を体得する。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。少人数演習のグループ分けについては、別途通知しますので注意しておいてください) ◆講義 (金4、共南01、担当:谷口、Chu、楠見、出口、稲谷、來住南) 第1回 [総合 1] 社会の中のAI (担当: 谷口) 第2回 [総合 2] AIとは何か? (担当: 谷口) 第3回 [総合 3] 記号的AIと計算機 (担当: Chu) 第4回 [技術 1] パターン認識と機械学習 (担当: Chu) 第5回 [技術 2] ニューラルネットワークと深層学習 (担当: Chu) 第6回 [技術 3] 大規模言語モデルと生成AI (担当: Chu) 第7回 [技術 4] ロボティクス (担当: 谷口) 第8回 [哲学 1] AIから認知科学へ (担当: 楠見) 第9回 [哲学 2] AIは意識を持てるか? (担当: 楠見) 第10回 [哲学 3] AIは感情を持てるか? (担当: 出口) 第11回 [哲学 4] AIは人間になれるか? (担当: 出口) 第12回 [社会 1] AIガバナンス (担当: 稲谷・來住南) 第13回 [社会 2] 未来のAI社会 (担当: 稲谷・來住南) 第14回 [社会 3] 私たちとAI (担当: 稲谷・來住南) 第15回 (総合討論・フィードバック) ◆少人数演習 (以下の4つのテーマから2つの演習班を選択し、前半7週・後半7週(フィードバック1週)にその演習を1つずつ受講する) A班 「人工知能(AI)で発光材料を設計して創ってみよう」 (集中講義、担当: 古賀、田中) 演習の概要: 近年人工知能(AI)を用いた技術は急速に進展し,人類に危害を及ぼす危険性(AIリスク)が論じられるまでになった.産業界では,このようなAI関連技術を材料開発に活用しようというマテリアルズ・インフォマティクスの活用が進んでいる. この講義では,マテリアルズ・インフォマティクスに関する基礎的内容のコンピュータを用いた実習を行う. 更に,桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・装置を用いた有機化学合成の実習を行い,AIを活用して設計した分子を,自分自身で合成することに挑戦し,材料を創成する楽しさ・難しさを体験することを目的とする. なお,本演習での到達目標は以下の通りである。 ・マテリアルズ・インフォマティクスの基礎を理解し,実習によりインフォマティクス技術の基礎を習得する. ・有機化学実験を行うことで,有機合成の基本的な技術を習得する. 演習の計画と内容: 以下の各項目について講述する.各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した回数を充てる. 講義・実習の進め方については初回実習時に受講者に周知する. (1) インフォマティクス実習【3回:古賀】 マテリアルズ・インフォマティクスを用いた分子設計の実習を行う. (2) 実習(有機合成実験)【3回:田中】 設計した分子の有機合成実験を行う. (3) 考察【1回:田中・古賀】 得られた結果についての考察を行う. 注意事項: 桂キャンパスでのインフォマティクス実習・有機合成実習(2 回(1回あたり3コマ分),集中講義形式,土曜日午後を想定,履修者と相談)を予定している. なお,実習(有機合成実験)には白衣と保護眼鏡,加えて学生教育研究災害傷害保険等への加入が必要となる. 詳細については,初回ガイダンス時に説明する. C班 「生成AIの活用とプログラミング」 (金5、共西01、担当: 藤井、明石) 演習の概要: 大規模言語モデル(LLM)はその性能と汎用性の高さから、社会と科学のあらゆる領域に不可逆的に浸透している。今日、LLMとの協働は、あらゆる領域の専門家にとって業務効率化と専門領域拡張という観点で欠かせないものとなっている。この演習では、LLMの利用法やその限界を学ぶとともに、データ分析や所望の動作を行うアプリケーションの開発を通じて、LLM活用の基本的な技術の理解と修得を目的とする。 なお,本演習での到達目標は以下の通りである。 ・LLMの使い方と機能、その限界を理解する。 ・PythonからLLMを実行することで、拡張性の高いLLMの使用法を修得する。 ・LLMを援用したデータ分析やプログラミング(バイブコーディング)を経験する 演習の計画と内容: (1) LLM とハルシネーション (2) 演習環境の説明・構築 (Google Colaboratory, Python) (3) データ分析1(教師あり学習の基本) (4) データ分析2(教師なし学習の基本) (5) Local LLMの説明、基本的な動作確認 (6) Local LLMの応用的な使用方法 (短期記憶、構造化出力、RAG) (7) バイブコーディングによるチャットアプリ開発 D班 「AI×自然科学:数理モデリングと法則発見」 (金5、共北11、担当: 棚橋、世田、橋本) 演習の概要: 本演習では、AI(人工知能)と自然科学の接点に注目し、両者に共通する「数理的構造」と「学習」の概念を学ぶ。AIを物理学的に捉える視点から始め、自然現象を数理モデルで記述する手法、さらに機械学習によるデータ解析や法則発見の方法を実践的に体験する。講義と演習を通じて、AIが科学的探究に果たしうる役割を考察する。 演習の計画と内容: ・第1-2回:「AIと物理学」(担当:橋本幸士) 講義形式で、AI、特にディープラーニングの数理的構造と物理学の基本概念との共通性を探る。関数近似・フィッティング・逆問題・生成モデルなどの観点から、機械学習を物理学的視点で理解し、またAIが科学的発見にどのように寄与し得るかを考察する。講義前半では、AIと物理学の接点について導入したのち、深層学習の基礎を物理学的な観点から解説する。講義後半では、深層学習が物理学の研究でいかに活用されうるかを議論する。 ・第3-5回:講義・演習「数理モデリングと機械学習」(担当:棚橋典大) 自然現象の理解と予測は、微分方程式などに基づく数理モデルによる記述と、実験データとの比較・検証を通じて発展してきた。本講では、科学におけるモデル化と機械学習との共通点を理解することを目指す。自然現象の数理モデルとは何かを解説したのち、機械学習を用いてデータから法則を発見したり、自然法則に基づく理論予測を行う基礎的な方法を体験的に学ぶ。AIを用いた初歩的なプログラミングとそれに基づく解析を行う予定である。 ・第6-7回:演習「波とAI:散乱現象を学習する」(担当:世田拓也) 本演習では、散乱理論と機械学習の基礎と応用を学ぶ。散乱理論は、粒子や波の振る舞いを記述する数理科学・物理学の重要分野であり、素粒子実験、医用画像解析、レーダー・地球探査、文化財調査など幅広く応用されている。近年、機械学習の発展により、散乱データの解析や逆問題解決への新しいアプローチが生まれている。本演習では、両分野の基本概念に触れつつ、機械学習的視点から散乱理論を再考し、その可能性と課題を議論する。 E班 「AI Agents」 (金5、共北24、担当: HADFI)※英語ベース(日本人TAによる補助有り) 演習の概要: We are currently witnessing one of the most profound shifts in human history. Agentic AI is changing how we work, communicate, and make decisions. AI agents now negotiate deals, influence political discussions, mediate conflicts, and trade in financial markets. They are not a future technology but present reality, with even greater transformations yet to come. This course helps you understand how AI agents work and how to design them. You will learn their foundations, build linguistic and economic agents through hands-on practice, and examine their societal impact. You will gain practical skills and critical thinking to navigate and shape an AI-driven world. Whether you want to build, use, or understand AI agents, this course provides the interdisciplinary perspective you need. The goals for this seminar are: ・Understand the theoretical foundations, classifications, and architectures of AI agents. ・Acquire practical skills in designing AI agents through hands-on exercises and practices. ・Analyze how AI agents simulate and engage with social, economic, and political systems. 演習の計画: The following topics will be covered. The number of sessions allocated to each topic is indicated in brackets【 】. Students will be informed about the detailed course and exercise schedule during the first session. (1) Foundations and Theory 【1 session: Hadfi】 Introduction to AI agents, exploring their definitions, classifications, architectural designs, and the theoretical foundations of agency, rationality, and goal-directed behavior. (2) Linguistic AI Agents 【3 sessions: Hadfi】 Design, implementation, and analysis of conversational AI agents for dialogue, persuasion, and bargaining. (3) Economic AI Agents【3 sessions: Hadfi】 Design, implementation, and analysis of AI agents for negotiation, supply chains, and voting. その他: Students are encouraged to bring their laptops for hands-on exercises. Depending on enrollment and student preferences, some sessions may involve group projects and collaborative design activities. Technical requirements and software tools will be discussed during the initial guidance session. Instructions regarding necessary preparation and review will be provided during the initial guidance session and subsequent lectures. No preparation is required before the first session. Students are encouraged to follow current developments in AI agents and agentic AI systems through textbooks and academic publications. ※上記、各演習のフィードバックは別途指示する。 |
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(履修要件)
毎回の授業では各自ノートパソコンを持参すること。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義については平常点と期末試験により評価し、演習に関しては各班の成績評価に方法に従い評価し、それら講義の評価 50%、演習の評価 50%として合計し、全体の評価とする。詳細は授業中に説明する。
各演習の評価: A班: 平常点(出席と参加の状況:70点)と実習・討論への積極的な参加(30点)により評価する。 C班: 平常点(出席と参加の状況:70点)と実習・討論への積極的な参加(30点)により評価する。 D班: 平常点(出席と参加の状況,70点)と実習・討論への積極的な参加(30点)により評価する。 E班: Grades will be based on attendance and active participation in lectures (40 points) and completion of practical exercises (60 points). |
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(教科書)
『現代社会を生きるための AI×哲学』
(講談社,2026)
ISBN:978-4065423738
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義に関しては教科書および各担当教員が補助的に配布する資料に基づき行う。教科書は必ず購入し、予習・復習を行うこと。演習においてはそれぞれの班で行われる内容に関して積極的に調査を行うこと。
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(その他(オフィスアワー等))
少人数演習のグループ分けについては、別途通知するので注意しておいてください。
成績証明書等では、表示文字数の制約上、英文科目名「Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars」が「ISS」と略記されます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :自然災害の科学
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction | ||||||||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 月4 |
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| (教室) | 共西21 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考えるには、自然災害の発生メカニズムおよびそれに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文・社会科学の双方の知見を理解して総合的に考えることが欠かせない。 地震発生・火山噴火のメカニズムや集中豪雨・突風などを引き起こす気象現象のメカニズムおよびそれらと人間社会の関係に関する最新の研究成果を初学者にも判るように解説し、自然災害に対する防災・減災の方策を講義するとともに、防止・軽減策について教員・受講者でディスカッションを実施する。 |
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| (到達目標) | 日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・社会科学の双方の基本的な対策を学び、各自の日常生活において、自然災害に対して主体的に考え、行動する素養を養うことができるようになる。 |
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| (授業計画と内容) | 第1回 導入(全員) 全担当教員出席のもと、近年の自然災害の発生状況を概観し、この講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する部分のダイジェストを紹介する。 第1回後半〜第4回 気象現象のメカニズムと災害への備え(田中 賢治) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、近年発生した2018年西日本豪雨や2019年台風19号等によってもたらされた災害(洪水災害・高潮災害・地すべり災害・斜面災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Key Word: 台風災害、竜巻災害、洪水災害、高潮災害、土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(台風、集中豪雨、洪水災害、高潮災害、土砂災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策、ハザードマップ ◆温暖化と気象災害 ◆気象災害との複合災害 第5回〜第8回 自然災害と社会(西芳実) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文・社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス(強靭性)、災害ユートピア、防災教育、創造的復興 授業内容: ◆自然災害と社会:災害リスク、災害マネジメント・サイクル、レジリエンスと防災など ◆自然災害と制度:国の防災、地域の防災、災害ユートピア、生活の再建など ◆自然災害と記録・継承:災害遺構、心のケア、災害と情報、防災教育など ◆自然災害と支援・復興:創造的復興、災害ボランティア、防災の国際化など 第9回〜第12回 地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムと災害への備え(西村 卓也) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島では、地震活動や火山噴火、地形変化は自然の営みそのものであり、その活動を阻止することはできない。まず、地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに、どのような地震災害、火山災害、地盤災害(斜面崩壊、液状化など)が発生するかを実際の例にもとづいて理解し、災害対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス、地震、火山、地形変化、津波 授業内容: ◆地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムに関する基礎知識 ◆海溝型巨大地震と内陸直下型の地震 ◆地震による災害(斜面崩壊、液状化等の地盤災害も含む)、津波 ◆火山による災害 第13、14回 総合討論(全員) ・総合討論:危機対応の対策——担当教員全員出席のもと、受講生をいくつかのグループに分け課題につき討論する。 課題例1:台風などの接近を予測し、事前に交通機関等を止めることの是非。 (空振りの場合を強く想定) 課題例2:避難指示が出ても避難所に行けない人、行く必要がないと考える人たち をどうするか?津波避難のための有効な方策はなにか? 課題例3:京都で大地震!多くの外国人旅行者をどうする? 課題例4:気候変動の影響で風水害の災害外力が大きくなっていく中で、 どのような適応策が有効か? 課題例5:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのような ことができるか? 課題例6:令和6年能登半島地震災害および豪雨災害からの復興において、 あなたに出来ることは何か? 第15回 フィードバック ※コーディネーター:田中 賢治 |
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| (履修要件) |
特になし
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 12回の授業と2回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。 出席点:4点(1〜12回)、6点(13、14回) レポート:3教員からのレポートの評価点を40点満点で加算する。 各自が積極的に授業(講義・討論)に参加することが重要である。 |
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| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) |
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業にあたっては資料を配布するので、その要点を復習すること。また、それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には、インターネットや関連図書を通じて、各自で調査し、授業内容と関連して考えること。 | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 特別な予備知識は必要としない。 | ||||||||||||||||||
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統合科学 :自然災害の科学
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 共西21 |
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(授業の概要・目的)
自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考えるには、自然災害の発生メカニズムおよびそれに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文・社会科学の双方の知見を理解して総合的に考えることが欠かせない。
地震発生・火山噴火のメカニズムや集中豪雨・突風などを引き起こす気象現象のメカニズムおよびそれらと人間社会の関係に関する最新の研究成果を初学者にも判るように解説し、自然災害に対する防災・減災の方策を講義するとともに、防止・軽減策について教員・受講者でディスカッションを実施する。 |
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(到達目標)
日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・社会科学の双方の基本的な対策を学び、各自の日常生活において、自然災害に対して主体的に考え、行動する素養を養うことができるようになる。
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(授業計画と内容)
第1回 導入(全員) 全担当教員出席のもと、近年の自然災害の発生状況を概観し、この講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する部分のダイジェストを紹介する。 第1回後半〜第4回 気象現象のメカニズムと災害への備え(田中 賢治) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、近年発生した2018年西日本豪雨や2019年台風19号等によってもたらされた災害(洪水災害・高潮災害・地すべり災害・斜面災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Key Word: 台風災害、竜巻災害、洪水災害、高潮災害、土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(台風、集中豪雨、洪水災害、高潮災害、土砂災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策、ハザードマップ ◆温暖化と気象災害 ◆気象災害との複合災害 第5回〜第8回 自然災害と社会(西芳実) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文・社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス(強靭性)、災害ユートピア、防災教育、創造的復興 授業内容: ◆自然災害と社会:災害リスク、災害マネジメント・サイクル、レジリエンスと防災など ◆自然災害と制度:国の防災、地域の防災、災害ユートピア、生活の再建など ◆自然災害と記録・継承:災害遺構、心のケア、災害と情報、防災教育など ◆自然災害と支援・復興:創造的復興、災害ボランティア、防災の国際化など 第9回〜第12回 地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムと災害への備え(西村 卓也) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島では、地震活動や火山噴火、地形変化は自然の営みそのものであり、その活動を阻止することはできない。まず、地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに、どのような地震災害、火山災害、地盤災害(斜面崩壊、液状化など)が発生するかを実際の例にもとづいて理解し、災害対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス、地震、火山、地形変化、津波 授業内容: ◆地震発生・火山噴火・地形変化のメカニズムに関する基礎知識 ◆海溝型巨大地震と内陸直下型の地震 ◆地震による災害(斜面崩壊、液状化等の地盤災害も含む)、津波 ◆火山による災害 第13、14回 総合討論(全員) ・総合討論:危機対応の対策——担当教員全員出席のもと、受講生をいくつかのグループに分け課題につき討論する。 課題例1:台風などの接近を予測し、事前に交通機関等を止めることの是非。 (空振りの場合を強く想定) 課題例2:避難指示が出ても避難所に行けない人、行く必要がないと考える人たち をどうするか?津波避難のための有効な方策はなにか? 課題例3:京都で大地震!多くの外国人旅行者をどうする? 課題例4:気候変動の影響で風水害の災害外力が大きくなっていく中で、 どのような適応策が有効か? 課題例5:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのような ことができるか? 課題例6:令和6年能登半島地震災害および豪雨災害からの復興において、 あなたに出来ることは何か? 第15回 フィードバック ※コーディネーター:田中 賢治 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
12回の授業と2回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。
出席点:4点(1〜12回)、6点(13、14回) レポート:3教員からのレポートの評価点を40点満点で加算する。 各自が積極的に授業(講義・討論)に参加することが重要である。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業にあたっては資料を配布するので、その要点を復習すること。また、それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には、インターネットや関連図書を通じて、各自で調査し、授業内容と関連して考えること。
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(その他(オフィスアワー等))
特別な予備知識は必要としない。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :生命と社会(生命科学の進歩と人の生活)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life) | ||||||||||||||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
| (曜時限) | 月5 |
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| (教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活との関連に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。 | ||||||||||||||||||||||||
| (到達目標) | 現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点などを含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題について総合ディスカッションをおこなう。また、各講義の終わりあるいはトピックスの切れ目に、グループディスカッション等をおこなう。 1回目 小林 ガイダンス テーマ1:本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。 2~5回目 小林 (生命科学の視点からみた生物) テーマ2:技術の側面からみた生命科学 (第6回〜第9回) 生命と社会のつながりについて、バイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 6回目 加藤 (遺伝子診断) 7回目 加藤 (食品添加物) 8回目 日下部 (高額医療) 9回目 日下部 (遺伝子組換え作物) テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第10回〜第12回) 生命と社会のつながりについて、先端医療技術の進歩と生命倫理のかかわりという観点から解説する。 10回目 日下部 (性差) 11回目 三成 (ゲノム情報利用をめぐる倫理的課題) 12回目 三成 (ヒト胚へのゲノム編集技術適用) 13回目 全教員 (総合ディスカッション1) 14回目 全教員 (総合ディスカッション2) 15回目 フィードバック |
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| (履修要件) |
特になし。スタート時点では生命科学分野の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。文系の学生にも配慮した講義を行う。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況(70%)、課題についての発表(30%)を総合して評価します。出席は教室の出席登録端末にて管理。授業開始時刻より15分以降入室の場合は遅刻、30分以上以降入室は欠席扱いとします。 | ||||||||||||||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容について、何かしら自分の意見を言えるように、関連する話題の本やニュース等を見て考えておくこと。 | ||||||||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | メールでの質問可。面談はメールで予約を取ること。 | ||||||||||||||||||||||||
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統合科学 :生命と社会(生命科学の進歩と人の生活)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life)
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(授業の概要・目的)
科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活との関連に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。
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(到達目標)
現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点などを含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。
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(授業計画と内容)
3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題について総合ディスカッションをおこなう。また、各講義の終わりあるいはトピックスの切れ目に、グループディスカッション等をおこなう。 1回目 小林 ガイダンス テーマ1:本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。 2~5回目 小林 (生命科学の視点からみた生物) テーマ2:技術の側面からみた生命科学 (第6回〜第9回) 生命と社会のつながりについて、バイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 6回目 加藤 (遺伝子診断) 7回目 加藤 (食品添加物) 8回目 日下部 (高額医療) 9回目 日下部 (遺伝子組換え作物) テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第10回〜第12回) 生命と社会のつながりについて、先端医療技術の進歩と生命倫理のかかわりという観点から解説する。 10回目 日下部 (性差) 11回目 三成 (ゲノム情報利用をめぐる倫理的課題) 12回目 三成 (ヒト胚へのゲノム編集技術適用) 13回目 全教員 (総合ディスカッション1) 14回目 全教員 (総合ディスカッション2) 15回目 フィードバック |
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(履修要件)
特になし。スタート時点では生命科学分野の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。文系の学生にも配慮した講義を行う。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況(70%)、課題についての発表(30%)を総合して評価します。出席は教室の出席登録端末にて管理。授業開始時刻より15分以降入室の場合は遅刻、30分以上以降入室は欠席扱いとします。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容について、何かしら自分の意見を言えるように、関連する話題の本やニュース等を見て考えておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
メールでの質問可。面談はメールで予約を取ること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :持続可能な地球社会をめざして(エネルギー・環境・社会の視点から)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Sustainable Society on the Earth (From the Perspectives of Energy, Environment and Society) | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 月5 |
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| (教室) | 1共04 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | エネルギーと環境の問題が地球規模で取り上げられるようになって既に半世紀が過ぎた.石油危機により注目され始めたエネルギー資源の問題と,地球規模の気候変動の一因となる二酸化炭素排出の問題が現在における主役であろう.そして,最近では再生可能エネルギーがその問題の緩和・解決をもたらす方策として注目されている.これも,発展途上国から見ると,将来の地域開発・経済発展との両立が重要であり,資本主義経済などの社会の在り方にも議論は及ぶこととなる.それに加えて,科学技術の発展に関する知識がその検討に不可欠であることも言うまでもない. エネルギー・環境の問題は,そもそもそのような多種多様な背景のもとで検討されるべきものであるが,初学者にとっては,そのすべてを把握したうえで検討を始めることは非常に困難である.そこで,そのような多様な分野にわたる知識の下での検討過程を体験することも,今後の学習・研究の方向性を定める上で大切なことと考えられる. 本授業では,エネルギー・環境の問題について自然科学,人文学,社会科学の3つの異なる視点から同時に考えることを,3人の異なる分野の教員による講義・演習を通して体験してもらう.各教員による講義に際しても,原則として別の教員も質疑に加わることとしている.この点も,本授業の大きな特徴である. そして,この授業を通して,社会における複数の研究領域に関わる問題に対して複数の異なる視点から接近する基本的な「考え方」を身につける.この経験によりもたらされる,様々な視点から同時に眺めたときに得られる奥行きと広がりのある光景は,今後の諸君自身の専門分野での学習の際にも,大いに役に立つと期待できる. |
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| (到達目標) | エネルギー・環境・社会の問題に関する基礎知識を身につけるとともに,その問題解決には,エネルギー・環境に関わる多様な専門分野の相互関連の理解が重要であること,また,その問題の検討には,自然科学,人文学,社会科学の異なる3つの視点からの検討が必要なことを,講義や議論を通して習得する.また,一つの問題を複数の異なった視点で眺める習慣を体得する. |
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| (授業計画と内容) | 下記のエネルギー・環境に関わるテーマについて,技術と社会の両面から学び,その後,適切な課題を選択,自らが調査・分析・検討・意見交換を行う能力を養う. 授業中に適宜,質疑や意見交換の時間を設ける. 第1回目:本講義に関するガイダンス テーマ 1 エネルギーと森林,地球生態系 (3回: 主担当 河本) 概要:我々が利用しているエネルギーの起源を考え,森林およびその他の生態系が地球環境を維持する上で果たしている役割について理解を深める.これらの情報を基に,将来実現することが求められている持続可能な社会を如何に形成していくかについて考える. KEY WORD: 地球環境,持続可能なエネルギー利用,森林,バイオマス テーマ 2 エネルギーと環境 (3回: 主担当 亀田) 概要:エネルギーの消費活動は環境への負荷を伴う.ここでは,化石燃料の使用によって生じる環境問題(例えば地球温暖化,PM2.5による越境大気汚染など)について,自然科学的な観点のみならず,過去の歴史や諸外国の現状も踏まえながら論じる.それらの理解をもとに,如何にして環境負荷の緩和策を導き出すかを考える. KEY WORD: 地球温暖化,大気汚染,エアロゾル,廃棄物 テーマ 3 エネルギー・環境問題と社会 (3回: 主担当 何) 概要: エネルギー消費に伴う環境問題を経済学の観点から、問題が発生するメカニズムを明らかにするとともに、環境問題を解決するための具体的な政策のあり方を考察する.これらを踏まえて、経済成長と環境を両立させる持続可能な発展と今後の環境政策のあり方を、さまざまな経済学の視点から考究していく. KEY WORD: 外部不経済、経済成長、カーボンプライシング、SDGs テーマ 4 課題学習 (3回: 全教員参加) 概要:最後にグループに分かれて,エネルギー・環境.社会の問題について興味ある問題を選定し,3つ以上の異なる視点から,その問題について検討すべき課題を抽出,各課題についてグループ内で初歩的な検討を行う.最終的に,抽出した課題の論点を分かりやすい言葉でまとめるとともに,自然科学,人文学,社会科学の3つの異なる視点から眺めたときに浮かび上がってくる問題点について,他者にも理解できるように分かりやすく説明する. まとめ (1回: 全教員参加) 講義と課題学習を振り返って,エネルギー・環境問題に代表される,社会における複合領域問題に対処するときの考え方を整理する. 授業回数はフィードバックを含め全15回とする. |
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| (履修要件) |
エネルギーと環境に関わる問題について,そして,多様な分野の研究者から成り立っている総合大学の特徴を生かした,自然科学,人文学,社会科学の異なる3つの視点からの検討手法について,関心のある人を歓迎する.
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加の状況(30%),発表および討論への取り組み(35%),講義で取り上げられる課題への取り組み,最終レポートなど(35%)を総合して評価する. ただし,以下のいずれかに該当する場合は単位を認定しない. (1)授業への参加度が著しく低い場合 (2)最終レポートが未提出の場合 詳細は講義で説明します. |
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| (教科書) |
使用しない
必要に応じて,資料配布.
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| (参考書等) |
授業中に紹介する
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し,発表前には準備の時間をとること. | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | エネルギー,環境の問題に関心を持っていること. 多様な視点に基づいた考え方のあることを理解し,ディスカッションの際には自分の意見を他者に理解してもらうように努めること. |
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統合科学 :持続可能な地球社会をめざして(エネルギー・環境・社会の視点から)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Sustainable Society on the Earth (From the Perspectives of Energy, Environment and Society)
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 1共04 |
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(授業の概要・目的)
エネルギーと環境の問題が地球規模で取り上げられるようになって既に半世紀が過ぎた.石油危機により注目され始めたエネルギー資源の問題と,地球規模の気候変動の一因となる二酸化炭素排出の問題が現在における主役であろう.そして,最近では再生可能エネルギーがその問題の緩和・解決をもたらす方策として注目されている.これも,発展途上国から見ると,将来の地域開発・経済発展との両立が重要であり,資本主義経済などの社会の在り方にも議論は及ぶこととなる.それに加えて,科学技術の発展に関する知識がその検討に不可欠であることも言うまでもない.
エネルギー・環境の問題は,そもそもそのような多種多様な背景のもとで検討されるべきものであるが,初学者にとっては,そのすべてを把握したうえで検討を始めることは非常に困難である.そこで,そのような多様な分野にわたる知識の下での検討過程を体験することも,今後の学習・研究の方向性を定める上で大切なことと考えられる. 本授業では,エネルギー・環境の問題について自然科学,人文学,社会科学の3つの異なる視点から同時に考えることを,3人の異なる分野の教員による講義・演習を通して体験してもらう.各教員による講義に際しても,原則として別の教員も質疑に加わることとしている.この点も,本授業の大きな特徴である. そして,この授業を通して,社会における複数の研究領域に関わる問題に対して複数の異なる視点から接近する基本的な「考え方」を身につける.この経験によりもたらされる,様々な視点から同時に眺めたときに得られる奥行きと広がりのある光景は,今後の諸君自身の専門分野での学習の際にも,大いに役に立つと期待できる. |
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(到達目標)
エネルギー・環境・社会の問題に関する基礎知識を身につけるとともに,その問題解決には,エネルギー・環境に関わる多様な専門分野の相互関連の理解が重要であること,また,その問題の検討には,自然科学,人文学,社会科学の異なる3つの視点からの検討が必要なことを,講義や議論を通して習得する.また,一つの問題を複数の異なった視点で眺める習慣を体得する.
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(授業計画と内容)
下記のエネルギー・環境に関わるテーマについて,技術と社会の両面から学び,その後,適切な課題を選択,自らが調査・分析・検討・意見交換を行う能力を養う. 授業中に適宜,質疑や意見交換の時間を設ける. 第1回目:本講義に関するガイダンス テーマ 1 エネルギーと森林,地球生態系 (3回: 主担当 河本) 概要:我々が利用しているエネルギーの起源を考え,森林およびその他の生態系が地球環境を維持する上で果たしている役割について理解を深める.これらの情報を基に,将来実現することが求められている持続可能な社会を如何に形成していくかについて考える. KEY WORD: 地球環境,持続可能なエネルギー利用,森林,バイオマス テーマ 2 エネルギーと環境 (3回: 主担当 亀田) 概要:エネルギーの消費活動は環境への負荷を伴う.ここでは,化石燃料の使用によって生じる環境問題(例えば地球温暖化,PM2.5による越境大気汚染など)について,自然科学的な観点のみならず,過去の歴史や諸外国の現状も踏まえながら論じる.それらの理解をもとに,如何にして環境負荷の緩和策を導き出すかを考える. KEY WORD: 地球温暖化,大気汚染,エアロゾル,廃棄物 テーマ 3 エネルギー・環境問題と社会 (3回: 主担当 何) 概要: エネルギー消費に伴う環境問題を経済学の観点から、問題が発生するメカニズムを明らかにするとともに、環境問題を解決するための具体的な政策のあり方を考察する.これらを踏まえて、経済成長と環境を両立させる持続可能な発展と今後の環境政策のあり方を、さまざまな経済学の視点から考究していく. KEY WORD: 外部不経済、経済成長、カーボンプライシング、SDGs テーマ 4 課題学習 (3回: 全教員参加) 概要:最後にグループに分かれて,エネルギー・環境.社会の問題について興味ある問題を選定し,3つ以上の異なる視点から,その問題について検討すべき課題を抽出,各課題についてグループ内で初歩的な検討を行う.最終的に,抽出した課題の論点を分かりやすい言葉でまとめるとともに,自然科学,人文学,社会科学の3つの異なる視点から眺めたときに浮かび上がってくる問題点について,他者にも理解できるように分かりやすく説明する. まとめ (1回: 全教員参加) 講義と課題学習を振り返って,エネルギー・環境問題に代表される,社会における複合領域問題に対処するときの考え方を整理する. 授業回数はフィードバックを含め全15回とする. |
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(履修要件)
エネルギーと環境に関わる問題について,そして,多様な分野の研究者から成り立っている総合大学の特徴を生かした,自然科学,人文学,社会科学の異なる3つの視点からの検討手法について,関心のある人を歓迎する.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加の状況(30%),発表および討論への取り組み(35%),講義で取り上げられる課題への取り組み,最終レポートなど(35%)を総合して評価する.
ただし,以下のいずれかに該当する場合は単位を認定しない. (1)授業への参加度が著しく低い場合 (2)最終レポートが未提出の場合 詳細は講義で説明します. |
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(教科書)
使用しない
必要に応じて,資料配布.
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し,発表前には準備の時間をとること.
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(その他(オフィスアワー等))
エネルギー,環境の問題に関心を持っていること.
多様な視点に基づいた考え方のあることを理解し,ディスカッションの際には自分の意見を他者に理解してもらうように努めること. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
Interdisciplinary Sciences-E2 :Foods and Microbes
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences-E2 :Foods and Microbes | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 英語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 月5 |
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| (教室) | 共北11 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | This course takes an interdisciplinary systems approach to broaden your understanding of the microbiome. One key direction of study is the interaction between food and gut microbiome, in particular how enzymes, bacteria and yeasts break-down, interact, and respond to the food we eat. How foods are processed in preparation for consumption, including fermentation, sterilization, and modification are also key factors in food safety, public health, and culinary culture. To achieve a holistic view of the complex role of microbes in human food systems, the course unfolds in three multidisciplinary modules focusing on biology, culture and food science, and informatics. Each module includes preparatory coursework, case studies, and group activities aiming to foster knowledge exchange and communication between participants. The teaching team consists of staff from three faculties and is aimed at wide audience of local and international students. This course aims to equip participants with lateral, integrative and forward thinking skills that cultivate interest in contributing to and leading future changes in complex food science from the biological scale to the global scale. Course content includes multilateral reports, media, and academic literature illuminating the food microbiome from three perspectives: Working Group I: The foundations of modern biology including using artificial intelligence (AI) technology, Working Group II: Food science and culture, and Working Group III: Statistics. This course encourages students to develop self-learning skills and English expression skills, through assigned self-directed group discussions and presentations. |
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| (到達目標) | The expectations and goals for students taking this course are: 1. Be able to define and explain the biological importance of foods from various countries, especially complex microorganisms, and food system issues from multiple perspectives. 2. Learn food, biology, economics, and related critical thinking skills. 3. Develop effective communication skills and be able to participate in discussions on class topics. |
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| (授業計画と内容) | 1. Introduction (1 week) - Outline of the course and explanation of objectives - Introduction to basic concepts and content expectations - Self-introduction of participants - Group composition: Considering the balance of nationality, background, and gender, we plan to work in eight groups (planned) throughout the semester. - For each theme, multiple groups will be assigned to specific working group report sections, allowing for cross-group discussion. 2.- 5. Theme 1 (4 weeks) “Human system and microbes” - Week 1: Skills and concepts training by Koyanagi and assignment of sub-topics - Week 2: Group work (research, analysis, collaboration with other groups, presentation preparation) - Weeks 3 and 4: Group presentations and discussions (3 groups/sessions x 25 minutes) Feedback will be provided at the end of the presentation session (15 minutes). Homework: Personal report. 6.- 9. Theme 2 (4 weeks) “Contemporary scientific perspectives on traditional diets” - Week 1: Skills and concept training Feuer and assignment of sub-topics - Week 2: Group work (research, analysis, collaboration with other groups, presentation preparation) - Weeks 3 and 4: Group presentations and discussions (3 groups/sessions x 25 minutes) Feedback will be provided at the end of the presentation session (15 minutes) Homework: Edutainment social media post 10.- 13. Theme 3 (4 weeks) “Data analysis methods for microbes and human genome” - Week 1: Skills and concepts training by Vandenbon and assignment of sub-topics - Week 2: Group work (research, analysis, collaboration with other groups, presentation preparation) - Weeks 3 and 4: Group presentations and discussions (3 groups/sessions x 25 minutes) Feedback will be provided at the end of the presentation session (15 minutes) Homework: Data visualization 14. Closing session (1 week) - General discussion: remarks and comments by all - Final remarks 15. Feedback |
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| (履修要件) |
特になし
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | Assessment for the class will base on the following three criteria: 1. Class attendance/active participation in group work. 2. Group presentations and personal report. 3. Individual homeworks (interim and final). Details on each criterion will be announced during the first class. |
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| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) |
Microbial Biotechnology. 2023 Jul;16(7):1412-1422. doi: 10.1111/1751-7915.14263
Microbial Biotechnology 2024 Feb;17(2):e14428. doi: 10.1111/1751-7915.14428.
FAO and original manuscripts
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| (関連URL) |
https://openknowledge.fao.org/items/5622146b-4e2b-413e-b092-aa8551a619fb
Microbiome: The missing link? Science and innovation for health, climate and sustainable food systems
https://www.microbiomesupport.eu/ Within the European-funded Coordination and Support Action Microbiome Suppor, the Workshop ‘Education in Food Systems Microbiome Related Sciencest |
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| (授業外学習(予習・復習)等) | We expect students to read the recommended resources for each session, in order to be able to actively participate in discussion. In order to prepare for each presentation, students will need to meet with their group in between sessions, outside the class time. | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | - The expected number of students is 45 to 54 (= 5 to 6 x 9 groups). Priority will be given to iUP Japanese and international students enrolled in the program, and other students will be registered in the available slots. - Regarding office hours, use LMS to send an e-mail to request an appointment. |
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Interdisciplinary Sciences-E2 :Foods and Microbes
(科目名)
Interdisciplinary Sciences-E2 :Foods and Microbes
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 英語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共北11 |
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(授業の概要・目的)
This course takes an interdisciplinary systems approach to broaden your understanding of the microbiome. One key direction of study is the interaction between food and gut microbiome, in particular how enzymes, bacteria and yeasts break-down, interact, and respond to the food we eat. How foods are processed in preparation for consumption, including fermentation, sterilization, and modification are also key factors in food safety, public health, and culinary culture. To achieve a holistic view of the complex role of microbes in human food systems, the course unfolds in three multidisciplinary modules focusing on biology, culture and food science, and informatics. Each module includes preparatory coursework, case studies, and group activities aiming to foster knowledge exchange and communication between participants. The teaching team consists of staff from three faculties and is aimed at wide audience of local and international students. This course aims to equip participants with lateral, integrative and forward thinking skills that cultivate interest in contributing to and leading future changes in complex food science from the biological scale to the global scale.
Course content includes multilateral reports, media, and academic literature illuminating the food microbiome from three perspectives: Working Group I: The foundations of modern biology including using artificial intelligence (AI) technology, Working Group II: Food science and culture, and Working Group III: Statistics. This course encourages students to develop self-learning skills and English expression skills, through assigned self-directed group discussions and presentations. |
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(到達目標)
The expectations and goals for students taking this course are:
1. Be able to define and explain the biological importance of foods from various countries, especially complex microorganisms, and food system issues from multiple perspectives. 2. Learn food, biology, economics, and related critical thinking skills. 3. Develop effective communication skills and be able to participate in discussions on class topics. |
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(授業計画と内容)
1. Introduction (1 week) - Outline of the course and explanation of objectives - Introduction to basic concepts and content expectations - Self-introduction of participants - Group composition: Considering the balance of nationality, background, and gender, we plan to work in eight groups (planned) throughout the semester. - For each theme, multiple groups will be assigned to specific working group report sections, allowing for cross-group discussion. 2.- 5. Theme 1 (4 weeks) “Human system and microbes” - Week 1: Skills and concepts training by Koyanagi and assignment of sub-topics - Week 2: Group work (research, analysis, collaboration with other groups, presentation preparation) - Weeks 3 and 4: Group presentations and discussions (3 groups/sessions x 25 minutes) Feedback will be provided at the end of the presentation session (15 minutes). Homework: Personal report. 6.- 9. Theme 2 (4 weeks) “Contemporary scientific perspectives on traditional diets” - Week 1: Skills and concept training Feuer and assignment of sub-topics - Week 2: Group work (research, analysis, collaboration with other groups, presentation preparation) - Weeks 3 and 4: Group presentations and discussions (3 groups/sessions x 25 minutes) Feedback will be provided at the end of the presentation session (15 minutes) Homework: Edutainment social media post 10.- 13. Theme 3 (4 weeks) “Data analysis methods for microbes and human genome” - Week 1: Skills and concepts training by Vandenbon and assignment of sub-topics - Week 2: Group work (research, analysis, collaboration with other groups, presentation preparation) - Weeks 3 and 4: Group presentations and discussions (3 groups/sessions x 25 minutes) Feedback will be provided at the end of the presentation session (15 minutes) Homework: Data visualization 14. Closing session (1 week) - General discussion: remarks and comments by all - Final remarks 15. Feedback |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Assessment for the class will base on the following three criteria:
1. Class attendance/active participation in group work. 2. Group presentations and personal report. 3. Individual homeworks (interim and final). Details on each criterion will be announced during the first class. |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
Microbial Biotechnology. 2023 Jul;16(7):1412-1422. doi: 10.1111/1751-7915.14263
Microbial Biotechnology 2024 Feb;17(2):e14428. doi: 10.1111/1751-7915.14428.
FAO and original manuscripts
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(授業外学習(予習・復習)等)
We expect students to read the recommended resources for each session, in order to be able to actively participate in discussion. In order to prepare for each presentation, students will need to meet with their group in between sessions, outside the class time.
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(その他(オフィスアワー等))
- The expected number of students is 45 to 54 (= 5 to 6 x 9 groups). Priority will be given to iUP Japanese and international students enrolled in the program, and other students will be registered in the available slots.
- Regarding office hours, use LMS to send an e-mail to request an appointment. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :生命と社会(自然と人との関わり)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Human Society (Interactions between Nature and Humans) | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 火5 |
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| (教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 人間社会が直面する問題を適切に理解するうえで必要な、生物学に関連する基礎的な概念と考え方について講義・討論する。授業では、人間社会におけるさまざまな問題のうち、公害問題、地球環境問題、持続的な生態系資源利用・管理に関連する問題を取り上げ、こうした問題のより正確な科学的知識と認識にもとづいた問題の解決方法の考案にむけて、生物学・生物多様性科学・生態学に関する知識・基本概念・考え方がいかに必要で、いかに重要であるかを理解することを目的とする。 | ||||||||||||||||||
| (到達目標) | 人間社会が直面する問題を適切に理解するうえで必要な、生物学および生物多様性科学・生態学に関する基礎的な知識・基本概念・考え方を習得することを目指す。さらに、これらの知識・基本概念・考え方を応用して、人間社会におけるさまざまな問題をより正確に認識・理解する科学的認識法を身につけると共に、適切な問題の解決方法を合理的・現実的に考案するための思考方法を体得することを目指す。 | ||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 以下のような課題について、1課題あたり3〜4週をかけて講義と討論をおこなう。 これら3つのテーマに取り組む前に、3つのテーマに共通する生物学の基本的な概念について2回ほど講義をおこなう。 テーマ1. 生物多様性と生態系サービス(第3回〜第6回) 概要: 本テーマは、地球の各所で進行している野生生物の絶滅と生物多様性の減少、それらがもたらす生態系の不可逆的変化、生態系サービスの劣化などの問題について焦点をあて、問題の把握と解決に必要な知識・概念の習得を目指す。「多様な生物はどのような利益を我々にもたらすのか?」「多様な生物を保護するにはどのようなコストが発生するのか?」という中心的な問題の理解に必要な生物多様性学・生態学を中心とする講義を2回、経済学・政策学などについての講義を1回行い、社会問題化している諸問題から、1、2の具体的なものをとりあげて、1回の授業時間を使って討論をおこなう。 Keywords: 生態系、生物多様性、生態系サービス、保全生物学、野生生物の保護、絶滅危惧種、生物多様性保護条約、熱帯雨林、侵入生物、遺伝子資源 テーマ2. 農業生態系における持続的生産(第7回〜第9回) 概要: 本テーマは、地球規模の食糧枯渇問題について焦点を当て、食料をはじめとする農業生産物の長期的な安定供給を維持するうえで必要な「持続的農業生産」「自然資源の持続的利用」についての理解を深めることを目的とする。前テーマ同様、第7回(生物学・生態学関連)と第8回(法学)で関連する諸問題の理解にとって必要な知識・概念を身につけるための講義をおこない、第9回で討論する。 Keywords: 農林水産業、乱獲、飢餓、生態系のバランス、食糧問題、コモンズの悲劇、人口爆発、物質循環、アグリビジネス、気候変動(温暖化)、グローバル経済、持続可能性、将来世代 テーマ3. 公害と生物濃縮(第10回〜第12回) 概要: 本テーマは、有害物質の環境への拡散に起因する公害問題に焦点をあて、そのような問題の予防・解決の方策を考える上で不可欠な前提条件となる、生態系における物質循環のしくみの理解を深めることを目的とする。特に、環境汚染が予想以上に深刻化する背景となった、食物連鎖網を通じて進行する生物濃縮のしくみについての理解を深める。前2つのテーマと同様に、2回の講義と1回の討論を行う。 Keywords: 環境毒性学、鉱毒、残留毒性、生態系、水俣病、イタイイタイ病、環境汚染、放射性物質、外部性、政府の役割、環境政策 第1回には、この科目全体の概要と授業の進め方、評価法などについてのガイダンスも行う。 第13回では、現在、テーマ1・2・3の複数にわたる問題のなかから、特に、現在社会問題化して世間の意見を二分・三分するような問題、あるいは、すべてのテーマに共通する問題や社会的な課題についてとりあげ、講師陣監修のもと、ディベート形式の討論を行う。また、この回までに、3テーマの討論を総括するレポートの提出を各受講生に課す。 第14回では、前回までに提出させたレポートの内容を受講生にフィードバックする形式で、講師が総括的な講義を行う。 第15回 フィードバック |
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| (履修要件) |
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況、討論への取り組み、レポートの内容、試験(定期試験を課す)の結果などを総合して成績を評価する(詳細は初回授業で説明する)。 | ||||||||||||||||||
| (教科書) |
授業内容に応じて、プリントを配付する。
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| (参考書等) |
適宜、授業中やKULASISの授業サポートで指示する。
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 特に討論にむけて、関連講義の復習を要する。 | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||
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統合科学 :生命と社会(自然と人との関わり)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Human Society (Interactions between Nature and Humans)
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(授業の概要・目的)
人間社会が直面する問題を適切に理解するうえで必要な、生物学に関連する基礎的な概念と考え方について講義・討論する。授業では、人間社会におけるさまざまな問題のうち、公害問題、地球環境問題、持続的な生態系資源利用・管理に関連する問題を取り上げ、こうした問題のより正確な科学的知識と認識にもとづいた問題の解決方法の考案にむけて、生物学・生物多様性科学・生態学に関する知識・基本概念・考え方がいかに必要で、いかに重要であるかを理解することを目的とする。
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(到達目標)
人間社会が直面する問題を適切に理解するうえで必要な、生物学および生物多様性科学・生態学に関する基礎的な知識・基本概念・考え方を習得することを目指す。さらに、これらの知識・基本概念・考え方を応用して、人間社会におけるさまざまな問題をより正確に認識・理解する科学的認識法を身につけると共に、適切な問題の解決方法を合理的・現実的に考案するための思考方法を体得することを目指す。
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(授業計画と内容)
以下のような課題について、1課題あたり3〜4週をかけて講義と討論をおこなう。 これら3つのテーマに取り組む前に、3つのテーマに共通する生物学の基本的な概念について2回ほど講義をおこなう。 テーマ1. 生物多様性と生態系サービス(第3回〜第6回) 概要: 本テーマは、地球の各所で進行している野生生物の絶滅と生物多様性の減少、それらがもたらす生態系の不可逆的変化、生態系サービスの劣化などの問題について焦点をあて、問題の把握と解決に必要な知識・概念の習得を目指す。「多様な生物はどのような利益を我々にもたらすのか?」「多様な生物を保護するにはどのようなコストが発生するのか?」という中心的な問題の理解に必要な生物多様性学・生態学を中心とする講義を2回、経済学・政策学などについての講義を1回行い、社会問題化している諸問題から、1、2の具体的なものをとりあげて、1回の授業時間を使って討論をおこなう。 Keywords: 生態系、生物多様性、生態系サービス、保全生物学、野生生物の保護、絶滅危惧種、生物多様性保護条約、熱帯雨林、侵入生物、遺伝子資源 テーマ2. 農業生態系における持続的生産(第7回〜第9回) 概要: 本テーマは、地球規模の食糧枯渇問題について焦点を当て、食料をはじめとする農業生産物の長期的な安定供給を維持するうえで必要な「持続的農業生産」「自然資源の持続的利用」についての理解を深めることを目的とする。前テーマ同様、第7回(生物学・生態学関連)と第8回(法学)で関連する諸問題の理解にとって必要な知識・概念を身につけるための講義をおこない、第9回で討論する。 Keywords: 農林水産業、乱獲、飢餓、生態系のバランス、食糧問題、コモンズの悲劇、人口爆発、物質循環、アグリビジネス、気候変動(温暖化)、グローバル経済、持続可能性、将来世代 テーマ3. 公害と生物濃縮(第10回〜第12回) 概要: 本テーマは、有害物質の環境への拡散に起因する公害問題に焦点をあて、そのような問題の予防・解決の方策を考える上で不可欠な前提条件となる、生態系における物質循環のしくみの理解を深めることを目的とする。特に、環境汚染が予想以上に深刻化する背景となった、食物連鎖網を通じて進行する生物濃縮のしくみについての理解を深める。前2つのテーマと同様に、2回の講義と1回の討論を行う。 Keywords: 環境毒性学、鉱毒、残留毒性、生態系、水俣病、イタイイタイ病、環境汚染、放射性物質、外部性、政府の役割、環境政策 第1回には、この科目全体の概要と授業の進め方、評価法などについてのガイダンスも行う。 第13回では、現在、テーマ1・2・3の複数にわたる問題のなかから、特に、現在社会問題化して世間の意見を二分・三分するような問題、あるいは、すべてのテーマに共通する問題や社会的な課題についてとりあげ、講師陣監修のもと、ディベート形式の討論を行う。また、この回までに、3テーマの討論を総括するレポートの提出を各受講生に課す。 第14回では、前回までに提出させたレポートの内容を受講生にフィードバックする形式で、講師が総括的な講義を行う。 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況、討論への取り組み、レポートの内容、試験(定期試験を課す)の結果などを総合して成績を評価する(詳細は初回授業で説明する)。
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(教科書)
授業内容に応じて、プリントを配付する。
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(参考書等)
適宜、授業中やKULASISの授業サポートで指示する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
特に討論にむけて、関連講義の復習を要する。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :生命と社会(生命科学・環境学の進歩と人の生活)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life) | ||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
| (曜時限) | 火5 |
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| (教室) | 共北12 | ||||||||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活との関連に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。 | ||||||||||||||||||||||||
| (到達目標) | 現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 本講義はフィードバックも含め授業回数を15回で行う。 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題についてグループでの発表と総合ディスカッションをおこなう。また、各トピックスごとにディスカッションをおこなうか、レポートを課す。 ガイダンス (第1回)(細川) 授業の概要と日程について説明し、簡単なイントロダクションをおこなう。 テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第5回)(細川) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。遺伝学の基礎、生化学の基礎について概説し、これらの知識を用いて生命科学の問題について議論を行う。 テーマ2:技術の側面からみた生命科学 生命と社会のつながりについて、おもにバイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 (第6回〜第7回)(酒井) 細菌やウイルスなど、微生物の生存戦略や感染症発症メカニズムについて概説し、その社会的側面についても議論する。 社会生活における放射線の影響(第8回〜第9回)(井倉) 生命活動における放射線の影響について議論する。 テーマ3:生命とそれを取り巻く環境 (第10回〜第13回)(竹前) 人間の活動は絶えず環境に影響を与え続けており、近年では両者の関係性に対する関心が高まっている。 授業では、環境や環境問題、そしてその解決策について、気候変動や生物多様性などの具体例を用いながら、おもに環境論・環境政策論の観点から概説する。そして生命と環境のつながり及びそのあり方について議論する。 == テーマ4:グループ発表と総合ディスカッション (第14回)(細川) 授業中に与えられた課題について、グループごとに発表をおこなう。発表内容を含めて、本授業全体のディスカッションをおこなう。 |
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| (履修要件) |
履修要件:特になし。生物・生命科学の知識は必要ありません。文系の方も歓迎します。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。 詳細は講義で説明する。 |
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| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。 | ||||||||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||||||||
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統合科学 :生命と社会(生命科学・環境学の進歩と人の生活)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life)
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 共北12 |
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(授業の概要・目的)
科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活との関連に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。
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(到達目標)
現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。
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(授業計画と内容)
本講義はフィードバックも含め授業回数を15回で行う。 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題についてグループでの発表と総合ディスカッションをおこなう。また、各トピックスごとにディスカッションをおこなうか、レポートを課す。 ガイダンス (第1回)(細川) 授業の概要と日程について説明し、簡単なイントロダクションをおこなう。 テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第5回)(細川) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。遺伝学の基礎、生化学の基礎について概説し、これらの知識を用いて生命科学の問題について議論を行う。 テーマ2:技術の側面からみた生命科学 生命と社会のつながりについて、おもにバイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 (第6回〜第7回)(酒井) 細菌やウイルスなど、微生物の生存戦略や感染症発症メカニズムについて概説し、その社会的側面についても議論する。 社会生活における放射線の影響(第8回〜第9回)(井倉) 生命活動における放射線の影響について議論する。 テーマ3:生命とそれを取り巻く環境 (第10回〜第13回)(竹前) 人間の活動は絶えず環境に影響を与え続けており、近年では両者の関係性に対する関心が高まっている。 授業では、環境や環境問題、そしてその解決策について、気候変動や生物多様性などの具体例を用いながら、おもに環境論・環境政策論の観点から概説する。そして生命と環境のつながり及びそのあり方について議論する。 == テーマ4:グループ発表と総合ディスカッション (第14回)(細川) 授業中に与えられた課題について、グループごとに発表をおこなう。発表内容を含めて、本授業全体のディスカッションをおこなう。 |
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(履修要件)
履修要件:特になし。生物・生命科学の知識は必要ありません。文系の方も歓迎します。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。
詳細は講義で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :自然災害の科学
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 火5 |
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| (教室) | 共北3B | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 近年の激甚災害を受けて、南海トラフ巨大地震、都市直下地震、地球温暖化とスーパー台風など、自然災害に対する社会の関心が高まってきている。自然災害は、自然現象と人間社会とが互いに関係しあって生じるものであり、この関係を理解することで防災・減災について考えることが可能となる。日本列島で頻繁に生じる自然現象(地震・火山噴火・集中豪雨・台風や突風など)と、これらによって誘発される様々な自然災害の発生メカニズムを理解し、その防災・減災について多様な視点から検討を加え、解決策を考える授業を実施する。プレート沈み込み帯における地震・火山噴火の特徴や、集中豪雨や突風などを引き起こす気象現象のメカニズムについて、最新の研究成果を初学者にもわかりやすく解説し、それらの自然現象が引き起こす複合的災害について講義するとともに、災害を予測・軽減する方策について教員・受講者でディスカッションを実施する。 | ||||||||||||||||||
| (到達目標) | 日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災について、自然科学・社会科学の双方の基本的な知識を修得する。日常生活において、自然災害に対して科学的に考え、行動できるようになる。地域の防災のためにどのような備えが必要か、さらに日本列島における災害軽減のために何ができるか、主体的に考えることができるようになる。 | ||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 第1回 導入(担当・清水) 過去の自然災害の発生状況を統計にもとづいて概観し、この講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。 第1回〜第4回 地震・火山噴火と地盤災害(担当・清水) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島では、地震や火山噴火は自然の営みそのものであり、その活動を阻止することはできない。本講義では日本列島における地震活動や火山噴火の特徴について、プレートテクトニクスの基礎知識をもとに理解する。また、どのような地震被害、火山災害および地盤災害が起き得るかを過去の実例にもとづいて学び、災害対策について考える。 Keyword: 地震・津波・火山・土砂災害・プレートテクトニクス 授業内容: ◆地球科学の基礎知識:プレートテクトニクス、日本列島の地質 ◆内陸直下型地震:1995年阪神淡路大震災、活断層 ◆海溝型巨大地震:2011年東北地方太平洋沖地震、津波 ◆火山活動と災害:火山噴火、溶岩流、降灰、火砕流、水蒸気爆発 ◆地盤災害の要因:土石流、斜面崩壊、地滑り、河川の氾濫 ◆自然災害の発生予測と減災:南海トラフ巨大地震、原発立地問題 第5回〜第8回 気象現象のメカニズムと災害への備え(担当・吉田) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害・地すべり災害・斜面災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Keyword: 台風災害・竜巻災害・洪水災害・高潮災害・土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(洪水災害、土石流災害、高潮災害、斜面災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策 ◆温暖化と気象災害 ◆気象災害との複合災害 第9回〜第12回 自然災害と人間の関わり(担当・LAHOURNAT) 概要:自然災害と人間の関わりについて、心理学・教育学・社会学・文化人類学・法学といった社会科学の観点から学ぶ。災害マネジメントサイクルに従って、事前の準備期、突発災害に対する対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することをめざす。 Keywords: 災害心理・防災教育・リスク認知・復興支援・災害文化・災害関連法 授業内容: ◆自然災害と人間:災害リスク認知、防災教育、防災/減災、災害時の集合行動、心のケアなど ◆自然災害と社会:被災者支援、被災地復興、災害情報、危機管理、防災計画など ◆自然災害と世界:防災・復興をめぐる国際協力、災害文化、被災地復興、貧困と防災など 第13回、14回 総合討論(担当教員全員) 担当教員全員出席のもと、受講生全員で自然災害やその対策について意見を交換したあと、受講生をグループ分けし、それぞれが選択した検討課題について討論を実施する。討論の進め方として、まず「問題の因果関係:ツリー構造」を整理し、それを基に解決策を議論することとする。 第15回 フィードバック _______________ 総合討論においては、受講生からの自由な課題提案を歓迎する。以下に課題例をあげる。 課題例1:京都市周辺の活断層で直下型地震が生じる危険性は? 日常的にどのような備えが必要か? 課題例2:最近10年間に日本列島でどのような地盤災害があったか 災害が繰り返される可能性は?安全確保の方法は? 課題例3:歴史時代や有史以前に大噴火を起こした火山について、 今後同様な噴火があったときに想定される被害は?とり得る対策は? 課題例4:南海トラフで巨大地震が発生した場合の避難場所は?防災訓練は? 被災者支援のためにボランティアとして何ができるか? 課題例5:2011年東北沖地震の津波被害からどこまで復興したか 今後の同様な災害が起きたとき、創造的な復興としてどのようなことが考えられるか? 課題例6:突発的集中豪雨による災害を避けるために有効な方策は? 居住地の特性は?避難場所は? 課題例7:広域大規模気象災害を未然に防ぐために有効な対策は?情報伝達方法は? 課題例8:広域大規模災害の想定および対策はどのようにすれば合意できるか? 課題例9:地球温暖化の影響が考えられる世界各地の異変は?国際協力の方法は? 課題例10:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのようなことができるか? |
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| (履修要件) |
特になし
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 12回の講義の平常点(授業への参加状況 30%・レポート課題 30%)と2回の総合討論での平常点(議論への参加状況 20%・グループ発表の内容やプリゼンテーション 20%)で評価する。各自が積極的に授業に参加することが重要である。総合討論では、グループ発表における各自の関与度も評価の対象になる。 |
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| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) |
『現代の災害と防災ーその実態と変化を見据えてー』
(本の泉社,2016年)
ISBN:978-4-7807-1276-6
『災害と防災ーこれまでと今ー』
(本の泉社,2018年)
ISBN:978-4-7807-1912-3
『京都の災害をめぐる』
(小さ子社,2019年)
ISBN:9784909782038
『南海トラフ地震の真実』
(東京新聞,2023年)
ISBN:9784808310882
『すごすぎる天気の図鑑 防災の超図鑑』
(KADOKAWA, 2025)
ISBN:978-4046073457
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業では毎回資料を配布するので、その要点を復習すること.また、それぞれの自然災害項目について、関連書籍を通じて各自で調査すること。実際に自然災害が発生した場合には、報道資料やインターネットで情報を集め、授業内容と関連して考えること。 | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 講義資料配布や、レポート提出やメール連絡に京都大学の授業支援システム LMS を使用することがある。授業の進め方については第1回めの授業で説明する。開講時に、受講人数制限等により履修がまだ確定しない場合も、第1回めの授業から出席するように。 |
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統合科学 :自然災害の科学
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 共北3B |
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(授業の概要・目的)
近年の激甚災害を受けて、南海トラフ巨大地震、都市直下地震、地球温暖化とスーパー台風など、自然災害に対する社会の関心が高まってきている。自然災害は、自然現象と人間社会とが互いに関係しあって生じるものであり、この関係を理解することで防災・減災について考えることが可能となる。日本列島で頻繁に生じる自然現象(地震・火山噴火・集中豪雨・台風や突風など)と、これらによって誘発される様々な自然災害の発生メカニズムを理解し、その防災・減災について多様な視点から検討を加え、解決策を考える授業を実施する。プレート沈み込み帯における地震・火山噴火の特徴や、集中豪雨や突風などを引き起こす気象現象のメカニズムについて、最新の研究成果を初学者にもわかりやすく解説し、それらの自然現象が引き起こす複合的災害について講義するとともに、災害を予測・軽減する方策について教員・受講者でディスカッションを実施する。
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(到達目標)
日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災について、自然科学・社会科学の双方の基本的な知識を修得する。日常生活において、自然災害に対して科学的に考え、行動できるようになる。地域の防災のためにどのような備えが必要か、さらに日本列島における災害軽減のために何ができるか、主体的に考えることができるようになる。
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(授業計画と内容)
第1回 導入(担当・清水) 過去の自然災害の発生状況を統計にもとづいて概観し、この講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。 第1回〜第4回 地震・火山噴火と地盤災害(担当・清水) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島では、地震や火山噴火は自然の営みそのものであり、その活動を阻止することはできない。本講義では日本列島における地震活動や火山噴火の特徴について、プレートテクトニクスの基礎知識をもとに理解する。また、どのような地震被害、火山災害および地盤災害が起き得るかを過去の実例にもとづいて学び、災害対策について考える。 Keyword: 地震・津波・火山・土砂災害・プレートテクトニクス 授業内容: ◆地球科学の基礎知識:プレートテクトニクス、日本列島の地質 ◆内陸直下型地震:1995年阪神淡路大震災、活断層 ◆海溝型巨大地震:2011年東北地方太平洋沖地震、津波 ◆火山活動と災害:火山噴火、溶岩流、降灰、火砕流、水蒸気爆発 ◆地盤災害の要因:土石流、斜面崩壊、地滑り、河川の氾濫 ◆自然災害の発生予測と減災:南海トラフ巨大地震、原発立地問題 第5回〜第8回 気象現象のメカニズムと災害への備え(担当・吉田) 概要:日本列島で頻発する気象災害の主要素である、集中豪雨や突風などの気象現象のメカニズムを概観するとともに、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害・地すべり災害・斜面災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化が進む中で、気象災害の変化とそれに対応するための適応研究の最先端に触れる。 Keyword: 台風災害・竜巻災害・洪水災害・高潮災害・土砂災害 授業内容: ◆気象現象のメカニズムに関する基礎知識 ◆気象現象による災害(洪水災害、土石流災害、高潮災害、斜面災害など) ◆気象災害への対策、被害軽減策 ◆温暖化と気象災害 ◆気象災害との複合災害 第9回〜第12回 自然災害と人間の関わり(担当・LAHOURNAT) 概要:自然災害と人間の関わりについて、心理学・教育学・社会学・文化人類学・法学といった社会科学の観点から学ぶ。災害マネジメントサイクルに従って、事前の準備期、突発災害に対する対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することをめざす。 Keywords: 災害心理・防災教育・リスク認知・復興支援・災害文化・災害関連法 授業内容: ◆自然災害と人間:災害リスク認知、防災教育、防災/減災、災害時の集合行動、心のケアなど ◆自然災害と社会:被災者支援、被災地復興、災害情報、危機管理、防災計画など ◆自然災害と世界:防災・復興をめぐる国際協力、災害文化、被災地復興、貧困と防災など 第13回、14回 総合討論(担当教員全員) 担当教員全員出席のもと、受講生全員で自然災害やその対策について意見を交換したあと、受講生をグループ分けし、それぞれが選択した検討課題について討論を実施する。討論の進め方として、まず「問題の因果関係:ツリー構造」を整理し、それを基に解決策を議論することとする。 第15回 フィードバック _______________ 総合討論においては、受講生からの自由な課題提案を歓迎する。以下に課題例をあげる。 課題例1:京都市周辺の活断層で直下型地震が生じる危険性は? 日常的にどのような備えが必要か? 課題例2:最近10年間に日本列島でどのような地盤災害があったか 災害が繰り返される可能性は?安全確保の方法は? 課題例3:歴史時代や有史以前に大噴火を起こした火山について、 今後同様な噴火があったときに想定される被害は?とり得る対策は? 課題例4:南海トラフで巨大地震が発生した場合の避難場所は?防災訓練は? 被災者支援のためにボランティアとして何ができるか? 課題例5:2011年東北沖地震の津波被害からどこまで復興したか 今後の同様な災害が起きたとき、創造的な復興としてどのようなことが考えられるか? 課題例6:突発的集中豪雨による災害を避けるために有効な方策は? 居住地の特性は?避難場所は? 課題例7:広域大規模気象災害を未然に防ぐために有効な対策は?情報伝達方法は? 課題例8:広域大規模災害の想定および対策はどのようにすれば合意できるか? 課題例9:地球温暖化の影響が考えられる世界各地の異変は?国際協力の方法は? 課題例10:自助・共助・公助・外助を有効にするために日頃からどのようなことができるか? |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
12回の講義の平常点(授業への参加状況 30%・レポート課題 30%)と2回の総合討論での平常点(議論への参加状況 20%・グループ発表の内容やプリゼンテーション 20%)で評価する。各自が積極的に授業に参加することが重要である。総合討論では、グループ発表における各自の関与度も評価の対象になる。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『現代の災害と防災ーその実態と変化を見据えてー』
(本の泉社,2016年)
ISBN:978-4-7807-1276-6
『災害と防災ーこれまでと今ー』
(本の泉社,2018年)
ISBN:978-4-7807-1912-3
『京都の災害をめぐる』
(小さ子社,2019年)
ISBN:9784909782038
『南海トラフ地震の真実』
(東京新聞,2023年)
ISBN:9784808310882
『すごすぎる天気の図鑑 防災の超図鑑』
(KADOKAWA, 2025)
ISBN:978-4046073457
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業では毎回資料を配布するので、その要点を復習すること.また、それぞれの自然災害項目について、関連書籍を通じて各自で調査すること。実際に自然災害が発生した場合には、報道資料やインターネットで情報を集め、授業内容と関連して考えること。
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(その他(オフィスアワー等))
講義資料配布や、レポート提出やメール連絡に京都大学の授業支援システム LMS を使用することがある。授業の進め方については第1回めの授業で説明する。開講時に、受講人数制限等により履修がまだ確定しない場合も、第1回めの授業から出席するように。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :生命と社会(持続的社会・健康社会に向けた技術と倫理の協働)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Collaboration of Technology, Ethics for Sustainable and Healthy Society) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (曜時限) | 水4 |
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| (教室) | 共北12 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 20世紀後半からの生命科学の進展は著しく、その成果をもとに劇的な技術革新がなされてきた。その多くの応用例が私たちの身のまわりに存在しているが、そのことを意識する機会は少ない。そこで、授業では生命科学の進歩と人の生活に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説する。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とする。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (到達目標) | 現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題について総合ディスカッションをおこなう。また、各講義の終わりあるいはトピックスの切れ目に、グループディスカッション等をおこなう。 ●ガイダンス (第1回: 小川、原) ●テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第3回: 原、岸野、安藤) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。 ●テーマ2:技術の側面からみた生命科学 (第4回〜第8回: 小川、原、岸野、安藤、石濱、白石) 生命と社会のつながりについて、バイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から、以下のテーマにつき解説、議論する。 ・生命・食料・環境を支える生物機能応用(小川、原、岸野、安藤) 人は生物の機能を食品生産、化成品生産、環境保全など様々な産業に利用してきた。私たちの暮らしに役立つ生物機能利用に焦点をあて、その有効性と安全性について理解を深める。 ・食料システムの課題と未来(白石) 持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて持続可能な食料システムへの転換が重要となる。微生物バイオテクノロジーがもつ可能性やその課題について理解を深める。 医薬品を創り、育てる(寺田) 医薬品を使ったことのない人は、ほとんどいないでしょう。では、その薬はどのように生まれ、社会へと広がっていくのでしょうか。本講義では、身近な薬から最先端の医療用医薬品までを題材に、創薬の発想から開発、そして安全に使われ続けるための「薬を育てる」工夫を学びます。 ●テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第9回〜第12回:佐藤) 医療技術の発展は、人間の健康の回復・増進に大きく貢献したが、新たな悩ましい問題も起こしている。我々は医療技術とどう付き合ったらよいのか、倫理的・法的・社会的観点から、解説、議論する。 ・薬とどう付き合うか−薬害を例に考える ・医療技術がもたらした光と陰−終末期の延命治療をどうするか ・幹細胞の臨床応用は、何をどこまでやってよいのか ●総合ディスカッション (第13回〜第14回:小川) ●フィードバック (第15回:小川) |
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| (履修要件) |
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。詳細は授業中に説明する(授業への参加の状況:50%、討論での発表:25%、レポート:25%)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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統合科学 :生命と社会(持続的社会・健康社会に向けた技術と倫理の協働)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Collaboration of Technology, Ethics for Sustainable and Healthy Society)
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水4 (教室) 共北12 |
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(授業の概要・目的)
20世紀後半からの生命科学の進展は著しく、その成果をもとに劇的な技術革新がなされてきた。その多くの応用例が私たちの身のまわりに存在しているが、そのことを意識する機会は少ない。そこで、授業では生命科学の進歩と人の生活に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説する。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とする。
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(到達目標)
現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。
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(授業計画と内容)
3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題について総合ディスカッションをおこなう。また、各講義の終わりあるいはトピックスの切れ目に、グループディスカッション等をおこなう。 ●ガイダンス (第1回: 小川、原) ●テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第3回: 原、岸野、安藤) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。 ●テーマ2:技術の側面からみた生命科学 (第4回〜第8回: 小川、原、岸野、安藤、石濱、白石) 生命と社会のつながりについて、バイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から、以下のテーマにつき解説、議論する。 ・生命・食料・環境を支える生物機能応用(小川、原、岸野、安藤) 人は生物の機能を食品生産、化成品生産、環境保全など様々な産業に利用してきた。私たちの暮らしに役立つ生物機能利用に焦点をあて、その有効性と安全性について理解を深める。 ・食料システムの課題と未来(白石) 持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて持続可能な食料システムへの転換が重要となる。微生物バイオテクノロジーがもつ可能性やその課題について理解を深める。 医薬品を創り、育てる(寺田) 医薬品を使ったことのない人は、ほとんどいないでしょう。では、その薬はどのように生まれ、社会へと広がっていくのでしょうか。本講義では、身近な薬から最先端の医療用医薬品までを題材に、創薬の発想から開発、そして安全に使われ続けるための「薬を育てる」工夫を学びます。 ●テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第9回〜第12回:佐藤) 医療技術の発展は、人間の健康の回復・増進に大きく貢献したが、新たな悩ましい問題も起こしている。我々は医療技術とどう付き合ったらよいのか、倫理的・法的・社会的観点から、解説、議論する。 ・薬とどう付き合うか−薬害を例に考える ・医療技術がもたらした光と陰−終末期の延命治療をどうするか ・幹細胞の臨床応用は、何をどこまでやってよいのか ●総合ディスカッション (第13回〜第14回:小川) ●フィードバック (第15回:小川) |
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(履修要件)
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。詳細は授業中に説明する(授業への参加の状況:50%、討論での発表:25%、レポート:25%)。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :地球環境と人類とのバランス
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Cool balance of mankind and Nature | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 水5 |
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| (教室) | 共北12 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 人類は自らの生存のために食糧を安定的に生産する必要がある。その主たる方法は農業による作物生産であるが、この営みに対し、微生物などが引き起こす作物病害、自然災害、農業資源の劣化、社会構造上の問題、経済的格差の問題など、様々な障壁が立ちはだかる。一方で人類が水や土地を食糧生産の為に浪費すれば自然環境破壊に直結し、それは我々自身にもダイレクトに跳ね返ってくる。人類は、その生存を保証するために食糧を安定的に生産しながら、同時に地球環境の保全も考える必要がある。このバランスの維持のためには、専門の枠を超えた多次元的、横断的なアプローチが必須であること、そして、その根底には分子生物学、微生物学、作物学、農業生態学、環境保全学、農業経営・経済学、国際政治学など様々な学問の統合的理解・活用があることを学ぶ。 | ||||||||||||||||||
| (到達目標) | 食料生産・地球環境・社会体制が密接に連動していることを理解し、地球環境と人類との関係改善について具体的な解決方針を設計する。 | ||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 第1回 導入 (吉田、真常、松下) 講義の目的ならびに進め方を説明し、食料生産・地球環境・社会体制の連関を概説する。 第2回 遺伝学と作物育種(吉田) 基礎研究である遺伝学の知見がどのように作物育種に応用されているかを紹介する。第3回から第5回の理解に必要な遺伝学と育種学の基本を解説する。 第3回 作物の病気 ヒト、植物と病原微生物の攻防(吉田) 気候変動とグローバル化によって新たな病害が発生している。病気による作物への被害を軽減するために取り組まれている最先端の植物研究と病害抵抗性育種における遺伝資源の重要性を紹介する。 第4回、第5回 雑種と食料生産、ゲノム編集と育種(吉田) ヒトによって多様な雑種が作られてきた。雑種がどのように食料生産の向上に寄与しているのかについて解説する。また、ゲノム編集をはじめとする最先端の育種研究について紹介する。 第6回 土壌と農業(真常) 土壌が農業生産や地球環境において果たしている機能について紹介し、世界と日本に分布する多様な土壌を概観する。 第7回 土壌と地球環境問題(1)(真常) 土壌が関わる地球環境問題を概観したあと、特に、地球温暖化(気候変動)に対する土壌の関わりを解説する。 第8回 土壌と地球環境問題(2)(真常) 土壌が関わる地球環境問題として、養分(窒素・リン)の負荷、砂漠化について解説する。 第9回 日本・途上国の農村における資源循環(真常) 地球環境と人類のバランスに向けて、土壌からみた資源循環のあり方について、具体的な研究事例(日本、ベトナム、マラウイ)を紹介しつつ議論する。 第10回 EBPMのひろがりと農業環境政策(松下) 国内外のさまざまな行政主体において,エビデンス(合理的な根拠)を前提とした政策立案の必要性に関する認識の深化と実践的な取組が活発化している.わが国の行政機関ではEBPM(Evidence Based Policy Making)が「証拠に基づく政策立案」と翻訳されており,多方面の統計情報を基礎とした実証手続きが研究機関等において開発・実証されている. 本講義では,農業・環境分野における社会科学的な接近としての因果推論の理論的・実証的な展開について,エビデンスレベルに応じた因果推論の基礎理論と分析手続きを中心に解説する. 第11回 EBPM:農業構造政策評価への接近(松下) 農地流動化を事例とした政策評価研究の紹介 第12回 EBPM:農業環境政策評価への接近(松下) 農業分野における環境保全を事例とした政策評価研究の紹介 第13回 農業環境分野における政策評価の課題(松下) 環境保全と経済活動のバランスについて:経済主体としての人間行動(意思決定)と政府・制度の役割についての総合討論(全3回の議論を前提とした問題整理と質疑応答) 第14回 講義全体を通じての総合討論(吉田、真常、松下) 第15回 フィードバック(吉田、真常、松下) |
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| (履修要件) |
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 食料・環境・社会の各視点からの「地球環境と人類との関係」に関して、担当教員が取りあげた課題について各回レポートの提出を求める。提出されたレポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。担当教員3人の合計点で成績が決定される。 | ||||||||||||||||||
| (教科書) |
講義プリントを配布する。
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| (参考書等) |
授業中に紹介する
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| (授業外学習(予習・復習)等) | 予習:講義で紹介する参考文献等を予め読んでくる。 | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 適宜、質問できるように3人の教員のオフィスアワー等を設定する。 | ||||||||||||||||||
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統合科学 :地球環境と人類とのバランス
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Cool balance of mankind and Nature
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 共北12 |
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(授業の概要・目的)
人類は自らの生存のために食糧を安定的に生産する必要がある。その主たる方法は農業による作物生産であるが、この営みに対し、微生物などが引き起こす作物病害、自然災害、農業資源の劣化、社会構造上の問題、経済的格差の問題など、様々な障壁が立ちはだかる。一方で人類が水や土地を食糧生産の為に浪費すれば自然環境破壊に直結し、それは我々自身にもダイレクトに跳ね返ってくる。人類は、その生存を保証するために食糧を安定的に生産しながら、同時に地球環境の保全も考える必要がある。このバランスの維持のためには、専門の枠を超えた多次元的、横断的なアプローチが必須であること、そして、その根底には分子生物学、微生物学、作物学、農業生態学、環境保全学、農業経営・経済学、国際政治学など様々な学問の統合的理解・活用があることを学ぶ。
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(到達目標)
食料生産・地球環境・社会体制が密接に連動していることを理解し、地球環境と人類との関係改善について具体的な解決方針を設計する。
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(授業計画と内容)
第1回 導入 (吉田、真常、松下) 講義の目的ならびに進め方を説明し、食料生産・地球環境・社会体制の連関を概説する。 第2回 遺伝学と作物育種(吉田) 基礎研究である遺伝学の知見がどのように作物育種に応用されているかを紹介する。第3回から第5回の理解に必要な遺伝学と育種学の基本を解説する。 第3回 作物の病気 ヒト、植物と病原微生物の攻防(吉田) 気候変動とグローバル化によって新たな病害が発生している。病気による作物への被害を軽減するために取り組まれている最先端の植物研究と病害抵抗性育種における遺伝資源の重要性を紹介する。 第4回、第5回 雑種と食料生産、ゲノム編集と育種(吉田) ヒトによって多様な雑種が作られてきた。雑種がどのように食料生産の向上に寄与しているのかについて解説する。また、ゲノム編集をはじめとする最先端の育種研究について紹介する。 第6回 土壌と農業(真常) 土壌が農業生産や地球環境において果たしている機能について紹介し、世界と日本に分布する多様な土壌を概観する。 第7回 土壌と地球環境問題(1)(真常) 土壌が関わる地球環境問題を概観したあと、特に、地球温暖化(気候変動)に対する土壌の関わりを解説する。 第8回 土壌と地球環境問題(2)(真常) 土壌が関わる地球環境問題として、養分(窒素・リン)の負荷、砂漠化について解説する。 第9回 日本・途上国の農村における資源循環(真常) 地球環境と人類のバランスに向けて、土壌からみた資源循環のあり方について、具体的な研究事例(日本、ベトナム、マラウイ)を紹介しつつ議論する。 第10回 EBPMのひろがりと農業環境政策(松下) 国内外のさまざまな行政主体において,エビデンス(合理的な根拠)を前提とした政策立案の必要性に関する認識の深化と実践的な取組が活発化している.わが国の行政機関ではEBPM(Evidence Based Policy Making)が「証拠に基づく政策立案」と翻訳されており,多方面の統計情報を基礎とした実証手続きが研究機関等において開発・実証されている. 本講義では,農業・環境分野における社会科学的な接近としての因果推論の理論的・実証的な展開について,エビデンスレベルに応じた因果推論の基礎理論と分析手続きを中心に解説する. 第11回 EBPM:農業構造政策評価への接近(松下) 農地流動化を事例とした政策評価研究の紹介 第12回 EBPM:農業環境政策評価への接近(松下) 農業分野における環境保全を事例とした政策評価研究の紹介 第13回 農業環境分野における政策評価の課題(松下) 環境保全と経済活動のバランスについて:経済主体としての人間行動(意思決定)と政府・制度の役割についての総合討論(全3回の議論を前提とした問題整理と質疑応答) 第14回 講義全体を通じての総合討論(吉田、真常、松下) 第15回 フィードバック(吉田、真常、松下) |
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(履修要件)
履修要件:特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
食料・環境・社会の各視点からの「地球環境と人類との関係」に関して、担当教員が取りあげた課題について各回レポートの提出を求める。提出されたレポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。担当教員3人の合計点で成績が決定される。
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(教科書)
講義プリントを配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習:講義で紹介する参考文献等を予め読んでくる。
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(その他(オフィスアワー等))
適宜、質問できるように3人の教員のオフィスアワー等を設定する。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 英語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 木5 |
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| (教室) | 共東12 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | The main purpose of this course is to address the phenomenon of climate change from a variety of angles, using the IPCC 6th Assessment Reports (Summary for Policymakers) as a base for learning, reflection, and discussion. Along the semester, we will be using the three IPCC Working Group reports: WG I: The physical science basis, WG II: Impacts, adaptation, and vulnerability, and WG III: Mitigation of climate change. This course encourages students to develop self-learning skills and English expression skills, through assigned self-directed group discussions and presentations. |
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| (到達目標) | To gain knowledge regarding the current understanding of the scientific basis of the global warming issue, and some of the perspectives for adaptation and mitigation. | ||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 1. Detailed orientation (1 week) “Preparation to understand the class” ・Short self-introduction from each lecturer ・Identification of each part of the class as independent and expertise area ・Description of the class outline and objectives ・Schedule, assignments, evaluation, textbooks/references, … 2. General introduction (1 week) “Fundamental perspectives on global changes based on the IPCC reports” ・General Q&A session about global changes ・Group composition we expect six groups (about 5 students/group) working through each theme and re-shuffling to ensure a good balance of nationality, background, and gender within each group ・Self-introduction of all students 3.~6. Theme 1 (4 weeks) “The physical science basis of global warming” ・Week 1: short lecture by Zwingmann, and the commencement of group work ・Week 2: group work (preparation of presentation) ・Week 3 & 4: group presentations and discussions (25 min x 3 groups x 2 weeks) ★Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 7.~10. Theme 2 (4 weeks) “Impacts, adaptation and vulnerability” ・Week 1: short lecture by Lahournat, and the commencement of group work ・Week 2: group work (preparation of presentation) ・Week 3 & 4: group presentations and discussions (25 min x 3 groups x 2 weeks) ★Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 11.~14. Theme 3 (4 weeks) “Mitigation of climate change” ・Week 1: short lecture by Kantoush, and the commencement of group work ・Week 2: group work (preparation of presentation) ・Week 3 & 4: group presentations and discussions (25 min x 3 groups x 2 weeks) ★Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 15. Feedback (1 week) “Closing session” ・General discussion: remarks and comments by all ・Final remarks |
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| (履修要件) |
特になし
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | Assessment for the class will base on the following four criteria: 1. Class attendance/active participation in the group work (40%), 2. Group presentations for the three Themes (40%), and 3. Individual report for one of the three Themes (20%). Details on each criterion will be announced during the first week of class. |
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| (教科書) |
使用しない
No textbook. Use the pdf files of the IPCC WG reports, which will be available on LMS.
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| (参考書等) |
IPCC, 2021: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2021: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [Masson-Delmotte, V., P. Zhai, A. Pirani, S.L. Connors, C. Pean, S. Berger, N. Caud, Y. Chen, L. Goldfarb, M.I. Gomis, M. Huang, K. Leitzell, E. Lonnoy, J.B.R. Matthews, T.K. Maycock, T. Waterfield, O. Yelekci, R. Yu, and B. Zhou (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA, pp. 3−32, doi:10.1017/9781009157896.001.
IPCC, 2022: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2022: Impacts, Adaptation, and Vulnerability. Contribution of Working Group II to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [H.-O. Poertner, D.C. Roberts, M. Tignor, E.S. Poloczanska, K. Mintenbeck, A. Alegria, M. Craig, S. Langsdorf, S. Loeschke, V. Moeller, A. Okem, B. Rama (eds.)]. Cambridge University Press. In Press. pp. 1-35. https://www.ipcc.ch/report/ar6/wg2/
IPCC, 2022: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2022: Mitigation of Climate Change. Contribution of Working Group III to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [P.R. Shukla, J. Skea, R. Slade, A. Al Khourdajie, R. van Diemen, D. McCollum, M. Pathak, S. Some, P. Vyas, R. Fradera, M. Belkacemi, A. Hasija, G. Lisboa, S. Luz, J. Malley, (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, UK and New York, NY, USA. pp. 1-52. doi: 10.1017/9781009157926.001.
Also, some reference books as
Koonin, S. E., 2021: Unsettled: What Climate Science Tells Us, What It Doesn’t, and Why It Matters. BenBella Books, Inc., Dallas, 306pp.
クーニン スティーブン・E(著)三木 俊哉(訳), 2022: 気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか? 日経BP, 372pp.
Vince, G., 2022: Nomad Century: How to Survive the Climate Upheaval. Allen Lane, 288pp.
ヴィンス, ガイア(著)小坂恵理(訳), 2023: 気候崩壊後の人類大移動. 河出書房新社, 320pp.
Schultz, D. M., 2009: Eloquent Science. A practical guide to becoming a better writer, speaker, and atmospheric scientist. American Meteorological Society, pp. 412.
木下是雄, 1981: 理科系の作文技術. 中公新書 624, pp. 244.
|
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| (授業外学習(予習・復習)等) | Students are expected to read the recommended resources for each WG report, to be able to actively participate during discussion. To prepare for each presentation, students may need to meet with their group in between sessions, outside the class time. |
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| (その他(オフィスアワー等)) | ■ The expected number of students is about 30, distributed across 6 groups of about 5 students each. Priority will be given to the ILAS International Education Program students (compulsory credits) and the Kyoto iUP students enrolled in the programs, with any remaining slots open to other students. ■ Students are expected to bring their own computer device (laptop, tablet, etc.). ■ Regarding office hours, use LMS to send an e-mail to request an appointment. |
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|
Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes
(科目名)
Interdisciplinary Sciences-E2 :Global Changes
(英 訳)
|
|
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 英語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 共東12 |
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(授業の概要・目的)
The main purpose of this course is to address the phenomenon of climate change from a variety of angles, using the IPCC 6th Assessment Reports (Summary for Policymakers) as a base for learning, reflection, and discussion.
Along the semester, we will be using the three IPCC Working Group reports: WG I: The physical science basis, WG II: Impacts, adaptation, and vulnerability, and WG III: Mitigation of climate change. This course encourages students to develop self-learning skills and English expression skills, through assigned self-directed group discussions and presentations. |
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(到達目標)
To gain knowledge regarding the current understanding of the scientific basis of the global warming issue, and some of the perspectives for adaptation and mitigation.
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(授業計画と内容)
1. Detailed orientation (1 week) “Preparation to understand the class” ・Short self-introduction from each lecturer ・Identification of each part of the class as independent and expertise area ・Description of the class outline and objectives ・Schedule, assignments, evaluation, textbooks/references, … 2. General introduction (1 week) “Fundamental perspectives on global changes based on the IPCC reports” ・General Q&A session about global changes ・Group composition we expect six groups (about 5 students/group) working through each theme and re-shuffling to ensure a good balance of nationality, background, and gender within each group ・Self-introduction of all students 3.~6. Theme 1 (4 weeks) “The physical science basis of global warming” ・Week 1: short lecture by Zwingmann, and the commencement of group work ・Week 2: group work (preparation of presentation) ・Week 3 & 4: group presentations and discussions (25 min x 3 groups x 2 weeks) ★Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 7.~10. Theme 2 (4 weeks) “Impacts, adaptation and vulnerability” ・Week 1: short lecture by Lahournat, and the commencement of group work ・Week 2: group work (preparation of presentation) ・Week 3 & 4: group presentations and discussions (25 min x 3 groups x 2 weeks) ★Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 11.~14. Theme 3 (4 weeks) “Mitigation of climate change” ・Week 1: short lecture by Kantoush, and the commencement of group work ・Week 2: group work (preparation of presentation) ・Week 3 & 4: group presentations and discussions (25 min x 3 groups x 2 weeks) ★Feedback will be given at the end of the presentation sessions (15 min) 15. Feedback (1 week) “Closing session” ・General discussion: remarks and comments by all ・Final remarks |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Assessment for the class will base on the following four criteria:
1. Class attendance/active participation in the group work (40%), 2. Group presentations for the three Themes (40%), and 3. Individual report for one of the three Themes (20%). Details on each criterion will be announced during the first week of class. |
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(教科書)
使用しない
No textbook. Use the pdf files of the IPCC WG reports, which will be available on LMS.
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(参考書等)
IPCC, 2021: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2021: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [Masson-Delmotte, V., P. Zhai, A. Pirani, S.L. Connors, C. Pean, S. Berger, N. Caud, Y. Chen, L. Goldfarb, M.I. Gomis, M. Huang, K. Leitzell, E. Lonnoy, J.B.R. Matthews, T.K. Maycock, T. Waterfield, O. Yelekci, R. Yu, and B. Zhou (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA, pp. 3−32, doi:10.1017/9781009157896.001.
IPCC, 2022: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2022: Impacts, Adaptation, and Vulnerability. Contribution of Working Group II to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [H.-O. Poertner, D.C. Roberts, M. Tignor, E.S. Poloczanska, K. Mintenbeck, A. Alegria, M. Craig, S. Langsdorf, S. Loeschke, V. Moeller, A. Okem, B. Rama (eds.)]. Cambridge University Press. In Press. pp. 1-35. https://www.ipcc.ch/report/ar6/wg2/
IPCC, 2022: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2022: Mitigation of Climate Change. Contribution of Working Group III to the Sixth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change. [P.R. Shukla, J. Skea, R. Slade, A. Al Khourdajie, R. van Diemen, D. McCollum, M. Pathak, S. Some, P. Vyas, R. Fradera, M. Belkacemi, A. Hasija, G. Lisboa, S. Luz, J. Malley, (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, UK and New York, NY, USA. pp. 1-52. doi: 10.1017/9781009157926.001.
Also, some reference books as
Koonin, S. E., 2021: Unsettled: What Climate Science Tells Us, What It Doesn’t, and Why It Matters. BenBella Books, Inc., Dallas, 306pp.
クーニン スティーブン・E(著)三木 俊哉(訳), 2022: 気候変動の真実 科学は何を語り、何を語っていないか? 日経BP, 372pp.
Vince, G., 2022: Nomad Century: How to Survive the Climate Upheaval. Allen Lane, 288pp.
ヴィンス, ガイア(著)小坂恵理(訳), 2023: 気候崩壊後の人類大移動. 河出書房新社, 320pp.
Schultz, D. M., 2009: Eloquent Science. A practical guide to becoming a better writer, speaker, and atmospheric scientist. American Meteorological Society, pp. 412.
木下是雄, 1981: 理科系の作文技術. 中公新書 624, pp. 244.
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students are expected to read the recommended resources for each WG report, to be able to actively participate during discussion.
To prepare for each presentation, students may need to meet with their group in between sessions, outside the class time. |
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(その他(オフィスアワー等))
■ The expected number of students is about 30, distributed across 6 groups of about 5 students each. Priority will be given to the ILAS International Education Program students (compulsory credits) and the Kyoto iUP students enrolled in the programs, with any remaining slots open to other students.
■ Students are expected to bring their own computer device (laptop, tablet, etc.). ■ Regarding office hours, use LMS to send an e-mail to request an appointment. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :閉じた地球で生きる(地球環境とエネルギー)
|
(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Sustainable Living on the Earth as a Closed System (Earth Environment and Energy) | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 金4 |
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| (教室) | 教育院棟演習室24 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 地球環境問題の解決は、人類の近未来に関する喫緊の課題である。地球温暖化、地球汚染、動植物の生態系の悪化などが挙げられるが、そのほとんどが人類がエネルギーを得るために引き起こした問題であり、特に若い世代が文系・理系の垣根を超えて、その解決に積極的に取り組まなければならない。この授業では、履修者一人一人にテーマを考えてもらい、全員でのディスカッションやグループワークを経て、将来の展望について小論文をまとめ、プレゼンテーションを行うことを目的とする。コミュニケーションやプレゼンテーションの能力を養い、将来のキャリアパスに役立てることが重要だというスタンスで、参加型自由形式の授業を行う。 | ||||||||||||||||||
| (到達目標) | 地球環境とエネルギーというテーマに関して文献や資料の調査を行い、自らの課題を設定できる。グループで議論をする中で積極的に発言し、コミュニケーション能力を身につける。さらに、絞られたテーマについて深く考察して問題解決力を養い、最終到達目標は、小論文を作成してその内容をプレゼンテーションすることとする。 | ||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 1.地球環境とエネルギーの問題点を知る (第1回〜第3回) 深刻だと考えられている地球環境問題、あるいはそのエネルギー問題との関連について、文献を調査し資料を揃えて現状把握を図る。また、教員のプレゼンテーションも交えて問題提起も行う。 KEY WORD: 9大地球環境問題、2035年の電源構成 2.履修者によるテーマ設定 (第4回〜第7回) 履修者一人一人に研究テーマを考えてもらい、ショートプレゼンテーションを行って全員でディスカッションする。 KEY WORD: 答えのない問題、未来予測 3.地球環境とエネルギー問題の解決策と近未来予測 (第8回〜第12回) それぞれが選んだテーマについて、さらに調査と考察を加え、グループワークや全体討論を通して、その解決策を見出す。それを基に、近未来に地球環境や社会がどのようになるのかを予測し、それを小論文にまとめる。 KEY WORD: 人口問題、エネルギーの需要と供給,AI 4.プレゼンテーション (第13回〜第14回) 履修者一人一人が、研究結果についてのプレゼンテーション(15~20分)を行い、質疑応答という形でディスカッションを行う。 5.フィードバック (第15回) |
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| (履修要件) |
特になし。文系の学生にも配慮した授業をおこなう。
|
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席や授業中での参加状況(50%)、小論文提出(25%)および最終プレゼンテーション(25%)を総合して評価する。 | ||||||||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
|
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| (参考書等) | |||||||||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し,小論文作成やプレゼンテーションの準備の時間を取ること。 | ||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||
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統合科学 :閉じた地球で生きる(地球環境とエネルギー)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Sustainable Living on the Earth as a Closed System (Earth Environment and Energy)
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金4 (教室) 教育院棟演習室24 |
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(授業の概要・目的)
地球環境問題の解決は、人類の近未来に関する喫緊の課題である。地球温暖化、地球汚染、動植物の生態系の悪化などが挙げられるが、そのほとんどが人類がエネルギーを得るために引き起こした問題であり、特に若い世代が文系・理系の垣根を超えて、その解決に積極的に取り組まなければならない。この授業では、履修者一人一人にテーマを考えてもらい、全員でのディスカッションやグループワークを経て、将来の展望について小論文をまとめ、プレゼンテーションを行うことを目的とする。コミュニケーションやプレゼンテーションの能力を養い、将来のキャリアパスに役立てることが重要だというスタンスで、参加型自由形式の授業を行う。
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|
(到達目標)
地球環境とエネルギーというテーマに関して文献や資料の調査を行い、自らの課題を設定できる。グループで議論をする中で積極的に発言し、コミュニケーション能力を身につける。さらに、絞られたテーマについて深く考察して問題解決力を養い、最終到達目標は、小論文を作成してその内容をプレゼンテーションすることとする。
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(授業計画と内容)
1.地球環境とエネルギーの問題点を知る (第1回〜第3回) 深刻だと考えられている地球環境問題、あるいはそのエネルギー問題との関連について、文献を調査し資料を揃えて現状把握を図る。また、教員のプレゼンテーションも交えて問題提起も行う。 KEY WORD: 9大地球環境問題、2035年の電源構成 2.履修者によるテーマ設定 (第4回〜第7回) 履修者一人一人に研究テーマを考えてもらい、ショートプレゼンテーションを行って全員でディスカッションする。 KEY WORD: 答えのない問題、未来予測 3.地球環境とエネルギー問題の解決策と近未来予測 (第8回〜第12回) それぞれが選んだテーマについて、さらに調査と考察を加え、グループワークや全体討論を通して、その解決策を見出す。それを基に、近未来に地球環境や社会がどのようになるのかを予測し、それを小論文にまとめる。 KEY WORD: 人口問題、エネルギーの需要と供給,AI 4.プレゼンテーション (第13回〜第14回) 履修者一人一人が、研究結果についてのプレゼンテーション(15~20分)を行い、質疑応答という形でディスカッションを行う。 5.フィードバック (第15回) |
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(履修要件)
特になし。文系の学生にも配慮した授業をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席や授業中での参加状況(50%)、小論文提出(25%)および最終プレゼンテーション(25%)を総合して評価する。
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|
(教科書)
使用しない
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|
(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し,小論文作成やプレゼンテーションの準備の時間を取ること。
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|
(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
統合科学 :生命と社会(生命科学の進歩と人の生活)
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(英 訳) | Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life) | ||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||
| (分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
| (旧群) | |||||||||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
| (授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2026・後期 | ||||||||||||||||||||||||
| (配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
| (曜時限) | 金5 |
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| (教室) | 1共24 | ||||||||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。 | ||||||||||||||||||||||||
| (到達目標) | 現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||
| (授業計画と内容) | 3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題についてグループでの発表と総合ディスカッションをおこなう。また、各トピックスごとにディスカッションをおこなうか、レポートを課す。 ガイダンス (第1回)(土屋) 授業の概要と日程について説明し、簡単なイントロダクションをおこなう。 テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第5回)(土屋) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。内容としては、生物についての基礎知識、タンパク質や遺伝子のはたらき、生物が「生きる」仕組みとゲノム情報、遺伝子組換えの目的と原理について概説する。 テーマ2:技術の側面からみた生命科学 生命と社会のつながりについて、おもにバイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 放射線と医療(第6回〜第7回)(小野) 放射線には多様な種類が存在し、それぞれの物理的特性に応じた医療応用が実践されている。本講義では、放射性医薬品を用いた診断および治療、ならびに創薬研究における放射線の活用などについて、基礎から応用まで総合的に講義する。 放射線と生物(第8回〜第9回)(井倉) 放射線は、診断や治療など現代医療に欠かせないものであるが、その一方で発がんリスクなどの負の側面を持ち合わせた、いわば諸刃の剣である。授業では、放射線の身体に及ぼす影響について科学的な側面と社会との繋がりについての両面から講義する。 グループ発表のための打ち合わせ(第10回) 各グループ内で、発表に向けた打ち合わせをおこなう(グループ内ディスカッション)。 テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第11回〜第12回)(赤塚) 生命と社会のつながりについて、おもに倫理的・法的観点から解説する。 ES細胞やiPS細胞の利用などで注目される再生医療について、その歴史と現状および生命倫理の側面での問題点など、総合的に講義する。 グループ発表のための打ち合わせ(第13回) 各グループ内で、次回の発表に向けた最終打ち合わせをおこなう(グループ内ディスカッション)。 グループ発表と総合ディスカッション (第14回)(土屋) 授業中に与えられた課題について、グループごとに発表をおこなう。発表内容を含めて、本授業全体のディスカッションをおこなう。 フィードバック(第15回) |
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| (履修要件) |
特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。詳細は講義で説明します。 | ||||||||||||||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
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| (参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。 | ||||||||||||||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 文系の学生にも配慮した講義をおこなう。 | ||||||||||||||||||||||||
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統合科学 :生命と社会(生命科学の進歩と人の生活)
(科目名)
Interdisciplinary Sciences :Life and Society (Implications of the Progress in Life Science on Human Life)
(英 訳)
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| (群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
| (旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2026・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 1共24 |
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(授業の概要・目的)
科学・技術の進歩は、人の生活を大きく変えてきました。特に、20世紀後半からの生命科学の著しい進展の成果として、劇的な技術革新がもたらされました。それらは、私たちの身のまわりに多く存在して生活そのものに大きな影響を与えていますが、そのことを意識する機会はあまりありません。そこで、本授業では生命科学の進歩と人の生活に着目し、具体的なテーマをいくつか挙げて解説します。さらに、それらの先端技術が現代社会にもたらす新たなリスクやその解決法などについて議論をおこなうことで、私たちの生活と生命科学の関わりについて多面的にとらえられるようになることを目的とします。
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(到達目標)
現代社会において、生命科学が私たちの生活にどのように関わっているのかを、技術の側面のみならず倫理的・法的観点なども含めて多面的に理解する。また、ディスカッションを通じて、答えを求めることの難しい問題について総合的に考察する能力を養う。
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(授業計画と内容)
3つのテーマについて講義し、最後に全てのテーマをとおして考えられる問題についてグループでの発表と総合ディスカッションをおこなう。また、各トピックスごとにディスカッションをおこなうか、レポートを課す。 ガイダンス (第1回)(土屋) 授業の概要と日程について説明し、簡単なイントロダクションをおこなう。 テーマ1:生命科学の視点からみた生物 (第2回〜第5回)(土屋) 本テーマは、生命科学の基礎となる、遺伝子やタンパク質などの物質を基盤にした生命観への理解を深めることを目的とする。内容としては、生物についての基礎知識、タンパク質や遺伝子のはたらき、生物が「生きる」仕組みとゲノム情報、遺伝子組換えの目的と原理について概説する。 テーマ2:技術の側面からみた生命科学 生命と社会のつながりについて、おもにバイオサイエンス・バイオテクノロジーの観点から解説する。 放射線と医療(第6回〜第7回)(小野) 放射線には多様な種類が存在し、それぞれの物理的特性に応じた医療応用が実践されている。本講義では、放射性医薬品を用いた診断および治療、ならびに創薬研究における放射線の活用などについて、基礎から応用まで総合的に講義する。 放射線と生物(第8回〜第9回)(井倉) 放射線は、診断や治療など現代医療に欠かせないものであるが、その一方で発がんリスクなどの負の側面を持ち合わせた、いわば諸刃の剣である。授業では、放射線の身体に及ぼす影響について科学的な側面と社会との繋がりについての両面から講義する。 グループ発表のための打ち合わせ(第10回) 各グループ内で、発表に向けた打ち合わせをおこなう(グループ内ディスカッション)。 テーマ3:社会との関わりからみた生命科学 (第11回〜第12回)(赤塚) 生命と社会のつながりについて、おもに倫理的・法的観点から解説する。 ES細胞やiPS細胞の利用などで注目される再生医療について、その歴史と現状および生命倫理の側面での問題点など、総合的に講義する。 グループ発表のための打ち合わせ(第13回) 各グループ内で、次回の発表に向けた最終打ち合わせをおこなう(グループ内ディスカッション)。 グループ発表と総合ディスカッション (第14回)(土屋) 授業中に与えられた課題について、グループごとに発表をおこなう。発表内容を含めて、本授業全体のディスカッションをおこなう。 フィードバック(第15回) |
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(履修要件)
特になし。文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点、討論での発表およびレポートの内容などを総合して評価する。詳細は講義で説明します。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容を復習し、発表前には準備の時間をとること。
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(その他(オフィスアワー等))
文系の学生にも配慮した講義をおこなう。
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