


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
漢文学I
|
(英 訳) | The Chinese Classics I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 1共01 | ||||||
(授業の概要・目的) | 漢文を基礎から本格的に学習するための教材として、朝鮮王朝時代に編纂された『龍飛御天歌』を読む。 『龍飛御天歌』は中国・朝鮮における歴代帝王の功績を讃えた頌歌。ハングルの「歌」と漢文の「詩」とから成り、その内容を説明するための「註解」と「音訓」を付す。授業で取り上げるのは主として註解と音訓。朝鮮典籍といってもハングルではなく、純然たる漢文体の著作であるのでご安心いただきたい。 註解の内容は、基本的には有名な司馬光『資治通鑑』のダイジェスト版である。しかしこれには先行する元の胡三省の註、その他を踏まえて独自に小註(音訓)が付されているので、これらの小註についてもなるべく丁寧に読み進めていきたい。 テキストの本文には句読が付されており、要所要所には漢字の声調(四声)を示す記号(圏発)が付されている。さらに小註では漢字の発音(反切)が示されるとともに、読解に際して間違いやすいところ、注意すべきところ、および人名・職官・地理などに関する基本情報が、実に丁寧に説明されている。この小註を通して漢文の基礎、延いては歴史書の読み方についても学んでほしい。 |
||||||
(到達目標) | 1)高等学校で学んだ漢文訓読の知識を基礎として、我が国の伝統文化を支えてきた漢文の読解能力に磨きをかける。 2)さらに「白文」による学習に取り組み、訓点に頼らずとも漢文の史料が読めるようになる。 3)漢文史料の詳細な読解を通して、中国・朝鮮の躍動感あふれる歴史記述を独力で読み進めることができるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1週に『龍飛御天歌』の概略を説明し、第2週以降は講読形式によりテキストの読解を進める。全125章のうち、当面、第41章(唐太宗)から読み進める予定である。前半は講師が講読を主導し、後半は受講生が講読を分担する。進度は受講生の取り組み次第であるが、おおむね1回につきテキスト2葉分(A4打ち出しプリント1ページ分)を予定している。なお、第8週には中間考査(小テスト)を行う。 第1週 『龍飛御天歌』解説 第2週 『龍飛御天歌』講読1 第3週 『龍飛御天歌』講読2 第4週 『龍飛御天歌』講読3 第5週 『龍飛御天歌』講読4 第6週 『龍飛御天歌』講読5 第7週 『龍飛御天歌』講読6 第8週 中間考査/解説と復習 第9週 『龍飛御天歌』講読7 第10週 『龍飛御天歌』講読8 第11週 『龍飛御天歌』講読9 第12週 『龍飛御天歌』講読10 第13週 『龍飛御天歌』講読11 第14週 『龍飛御天歌』講読12 《期末試験》 第16週 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
高等学校における漢文の教科の基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | (1)75パーセント以上の出席を要求する。 (2)出席要件を満たす者について、中間考査(100点)と期末試験(100点)の合計得点を100点満点に換算して成績評価を行う。 (3)中間考査・期末試験では、講読したテキストの範囲内において、漢文の句法、書き下し、並びに現代語による解釈等について出題する。 |
||||||
(教科書) |
プリントを配布する(『龍飛御天歌』影印本、およびテキストの打ち出しプリント)。
|
||||||
(参考書等) |
『漢文の語法』
(角川ソフィア文庫, 2023)
ISBN:9784044006341
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文の話』
(筑摩書房)
ISBN:9784480090270
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文入門』
(筑摩書房)
ISBN:9784480097095
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
|
||||||
(関連URL) | http://www.library.pref.osaka.jp/site/oec/index.html 大阪府立図書館「おおさかeコレクション」では、『龍飛御天歌(順治本)』の全文画像が閲覧できる。適宜、参照していただきたい。 | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 角川書店『新字源』、またはそれと同水準の漢和辞典(書籍版、もしくは電子版)を常に手元において学習すること。また、漢和辞典の附録(特に助字や句法の解説)についても通読しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講生による講読(発表)の機会を確保するために、受講登録人数は25名までに制限する(人数が超過する場合は抽籤) 漢文の修得に王道はない。この授業を通して助字の用法、および漢文の句法に習熟し、独力で「白文」が読めるようになることを期待したい。 |
||||||
漢文学I
(科目名)
The Chinese Classics I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 1共01 |
|||||||
(授業の概要・目的)
漢文を基礎から本格的に学習するための教材として、朝鮮王朝時代に編纂された『龍飛御天歌』を読む。
『龍飛御天歌』は中国・朝鮮における歴代帝王の功績を讃えた頌歌。ハングルの「歌」と漢文の「詩」とから成り、その内容を説明するための「註解」と「音訓」を付す。授業で取り上げるのは主として註解と音訓。朝鮮典籍といってもハングルではなく、純然たる漢文体の著作であるのでご安心いただきたい。 註解の内容は、基本的には有名な司馬光『資治通鑑』のダイジェスト版である。しかしこれには先行する元の胡三省の註、その他を踏まえて独自に小註(音訓)が付されているので、これらの小註についてもなるべく丁寧に読み進めていきたい。 テキストの本文には句読が付されており、要所要所には漢字の声調(四声)を示す記号(圏発)が付されている。さらに小註では漢字の発音(反切)が示されるとともに、読解に際して間違いやすいところ、注意すべきところ、および人名・職官・地理などに関する基本情報が、実に丁寧に説明されている。この小註を通して漢文の基礎、延いては歴史書の読み方についても学んでほしい。 |
|||||||
(到達目標)
1)高等学校で学んだ漢文訓読の知識を基礎として、我が国の伝統文化を支えてきた漢文の読解能力に磨きをかける。
2)さらに「白文」による学習に取り組み、訓点に頼らずとも漢文の史料が読めるようになる。 3)漢文史料の詳細な読解を通して、中国・朝鮮の躍動感あふれる歴史記述を独力で読み進めることができるようになる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1週に『龍飛御天歌』の概略を説明し、第2週以降は講読形式によりテキストの読解を進める。全125章のうち、当面、第41章(唐太宗)から読み進める予定である。前半は講師が講読を主導し、後半は受講生が講読を分担する。進度は受講生の取り組み次第であるが、おおむね1回につきテキスト2葉分(A4打ち出しプリント1ページ分)を予定している。なお、第8週には中間考査(小テスト)を行う。 第1週 『龍飛御天歌』解説 第2週 『龍飛御天歌』講読1 第3週 『龍飛御天歌』講読2 第4週 『龍飛御天歌』講読3 第5週 『龍飛御天歌』講読4 第6週 『龍飛御天歌』講読5 第7週 『龍飛御天歌』講読6 第8週 中間考査/解説と復習 第9週 『龍飛御天歌』講読7 第10週 『龍飛御天歌』講読8 第11週 『龍飛御天歌』講読9 第12週 『龍飛御天歌』講読10 第13週 『龍飛御天歌』講読11 第14週 『龍飛御天歌』講読12 《期末試験》 第16週 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
高等学校における漢文の教科の基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
(1)75パーセント以上の出席を要求する。
(2)出席要件を満たす者について、中間考査(100点)と期末試験(100点)の合計得点を100点満点に換算して成績評価を行う。 (3)中間考査・期末試験では、講読したテキストの範囲内において、漢文の句法、書き下し、並びに現代語による解釈等について出題する。 |
|||||||
(教科書)
プリントを配布する(『龍飛御天歌』影印本、およびテキストの打ち出しプリント)。
|
|||||||
(参考書等)
『漢文の語法』
(角川ソフィア文庫, 2023)
ISBN:9784044006341
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文の話』
(筑摩書房)
ISBN:9784480090270
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文入門』
(筑摩書房)
ISBN:9784480097095
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
角川書店『新字源』、またはそれと同水準の漢和辞典(書籍版、もしくは電子版)を常に手元において学習すること。また、漢和辞典の附録(特に助字や句法の解説)についても通読しておくこと。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
受講生による講読(発表)の機会を確保するために、受講登録人数は25名までに制限する(人数が超過する場合は抽籤)
漢文の修得に王道はない。この授業を通して助字の用法、および漢文の句法に習熟し、独力で「白文」が読めるようになることを期待したい。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
音楽芸術論I
|
(英 訳) | Theory of Musical Art I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 「癒し」という観点から音楽史を捉える。音楽は有史以来、多くの文化において人びとの「癒し」として機能してきた。その際、音楽はどのような文脈で用いられ、概念化されてきたのか。その歴史的変遷を主に西洋思想のなかに探る。 |
||||||
(到達目標) | 音楽と癒しの関係について、時代ごとの特徴と歴史的背景を理解し、関連する基礎的な諸概念と音楽理論の知識を習得する。そのうえで、「音楽と癒し」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 「音楽と癒し」というテーマについて概説したのち、以下の項目について、それぞれ2〜3回の講義を行う。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1.西洋音楽について 2.古代における音楽と癒し 3.中世における音楽と癒し 4.ルネサンス期における音楽と癒し 5.バロック期における音楽と癒し 6.近現代における音楽と癒し |
||||||
(履修要件) |
・初回にガイダンスを行うので、履修予定者は出席すること
・音楽芸術論II(後期)との連続した履修を推奨する |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ・リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%) ・10回以上の出席を必須とする |
||||||
(教科書) |
授業内で適宜資料を配付する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配付資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。入門的なものでかまわないので、音楽史の研究書をあらかじめ通読しておくことが望ましい。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
音楽芸術論I
(科目名)
Theory of Musical Art I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共西32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
「癒し」という観点から音楽史を捉える。音楽は有史以来、多くの文化において人びとの「癒し」として機能してきた。その際、音楽はどのような文脈で用いられ、概念化されてきたのか。その歴史的変遷を主に西洋思想のなかに探る。
|
|||||||
(到達目標)
音楽と癒しの関係について、時代ごとの特徴と歴史的背景を理解し、関連する基礎的な諸概念と音楽理論の知識を習得する。そのうえで、「音楽と癒し」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。
|
|||||||
(授業計画と内容)
「音楽と癒し」というテーマについて概説したのち、以下の項目について、それぞれ2〜3回の講義を行う。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1.西洋音楽について 2.古代における音楽と癒し 3.中世における音楽と癒し 4.ルネサンス期における音楽と癒し 5.バロック期における音楽と癒し 6.近現代における音楽と癒し |
|||||||
(履修要件)
・初回にガイダンスを行うので、履修予定者は出席すること
・音楽芸術論II(後期)との連続した履修を推奨する |
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
・リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%)
・10回以上の出席を必須とする |
|||||||
(教科書)
授業内で適宜資料を配付する
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
配付資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。入門的なものでかまわないので、音楽史の研究書をあらかじめ通読しておくことが望ましい。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本語コミュニケーションの特徴
|
(英 訳) | Some Features of Japanese Communication | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 1共33 | ||||||
(授業の概要・目的) | 私たちは相槌一つを打つ時でさえも、無意識的であるとは言え、話し相手との上下関係や取り挙げる話題などによって打つ相槌の種類を選択し、その相槌の打ち方を通して相手に対する配慮を表現する。このようにコミュニケーションの諸形式において、言語の使用を左右する社会・文化的背景が見えてくる。 この授業では、ノンバーバルコミュニケーション、相槌表現、謙譲表現、授受表現などを例にしながら、日本語コミュニケーションの諸特徴について考察する。とりわけ、聞き手に対する配慮意識がこれらの表現にどう反映されるのかを考えてみる。談話の進行の仕方や情報構造と配慮機能の関わり方などについても取り上げる。 |
||||||
(到達目標) | 取り挙げる表現を手掛かりにしつつ、様々な言語現象に気付き、観察する関心・能力を養うことがこの授業の到達目標である。 履修者には自身の言語行動について注意深く内省しながら、ディスカッションなどに積極的に参加して頂きたい。 |
||||||
(授業計画と内容) | この授業では様々な日本語コミュニケーション形式に反映される日本語の特徴について考察していく。 各回の授業内容(予定)は以下の通りである。 第 1週 履修ガイダンス、総論 第 2週 クイズ、ノンバーバルコミュニケーション 第 3週 相槌表現とフィラー、考察文 1 第 4週 独り言、ディスカッション 1 第 5週 感情の表出と感動詞、考察文 2 第 6週 挨拶表現の特徴、ディスカッション 2 第 7週 指示表現、考察文 3 第 8週 呼称表現、ディスカッション 3 第 9週 依頼・断り表現、考察文 4 第10週 ほめ言葉、考察文 5 第11週 授受表現と恩恵、考察文 6 第12週 謙譲・配慮表現、ディスカッション 4 第13週 情報構造とコミュニケーション、考察文 7 第14週 日本語は曖昧な言語なのか?、ディスカッション 5 第16週 フィードバック なお、履修者に合わせて内容を若干変更する場合もある。 与えられた課題について上記の通りグループ・ディスカッションを行う予定であり、履修者の積極的参加が求められる。 授業の要点に関わる考察文の作成・提出・フィードバックにPandAを用いる。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 評価は以下の通りに行う。 期末レポート 40% クイズ、ディスカッション、考察文 50% 授業への参加度合い 10% なお、5回以上の欠席者は評価の対象としない。 |
||||||
(教科書) |
プリント配布
|
||||||
(参考書等) |
『言語行動における「配慮」の諸相』
(くろしお出版)
ISBN:9784874243381
『Politeness Some Universals in Language Usage』
(Cambridge University Press)
ISBN:9780521313551
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 参考文献については、配布プリントの末尾に掲載しておく予定であり、授業中にも適宜紹介する。履修者には各回最低限一つの文献を調べてみる習慣を身に付けてほしい。更に、英語で書かれた文献の講読にもチャレンジしてほしい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー:木曜日14:45〜16:15 研究室:旧石油化学教室本館棟1階105号室 |
||||||
日本語コミュニケーションの特徴
(科目名)
Some Features of Japanese Communication
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 1共33 |
|||||||
(授業の概要・目的)
私たちは相槌一つを打つ時でさえも、無意識的であるとは言え、話し相手との上下関係や取り挙げる話題などによって打つ相槌の種類を選択し、その相槌の打ち方を通して相手に対する配慮を表現する。このようにコミュニケーションの諸形式において、言語の使用を左右する社会・文化的背景が見えてくる。
この授業では、ノンバーバルコミュニケーション、相槌表現、謙譲表現、授受表現などを例にしながら、日本語コミュニケーションの諸特徴について考察する。とりわけ、聞き手に対する配慮意識がこれらの表現にどう反映されるのかを考えてみる。談話の進行の仕方や情報構造と配慮機能の関わり方などについても取り上げる。 |
|||||||
(到達目標)
取り挙げる表現を手掛かりにしつつ、様々な言語現象に気付き、観察する関心・能力を養うことがこの授業の到達目標である。
履修者には自身の言語行動について注意深く内省しながら、ディスカッションなどに積極的に参加して頂きたい。 |
|||||||
(授業計画と内容)
この授業では様々な日本語コミュニケーション形式に反映される日本語の特徴について考察していく。 各回の授業内容(予定)は以下の通りである。 第 1週 履修ガイダンス、総論 第 2週 クイズ、ノンバーバルコミュニケーション 第 3週 相槌表現とフィラー、考察文 1 第 4週 独り言、ディスカッション 1 第 5週 感情の表出と感動詞、考察文 2 第 6週 挨拶表現の特徴、ディスカッション 2 第 7週 指示表現、考察文 3 第 8週 呼称表現、ディスカッション 3 第 9週 依頼・断り表現、考察文 4 第10週 ほめ言葉、考察文 5 第11週 授受表現と恩恵、考察文 6 第12週 謙譲・配慮表現、ディスカッション 4 第13週 情報構造とコミュニケーション、考察文 7 第14週 日本語は曖昧な言語なのか?、ディスカッション 5 第16週 フィードバック なお、履修者に合わせて内容を若干変更する場合もある。 与えられた課題について上記の通りグループ・ディスカッションを行う予定であり、履修者の積極的参加が求められる。 授業の要点に関わる考察文の作成・提出・フィードバックにPandAを用いる。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
評価は以下の通りに行う。
期末レポート 40% クイズ、ディスカッション、考察文 50% 授業への参加度合い 10% なお、5回以上の欠席者は評価の対象としない。 |
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(教科書)
プリント配布
|
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(参考書等)
『言語行動における「配慮」の諸相』
(くろしお出版)
ISBN:9784874243381
『Politeness Some Universals in Language Usage』
(Cambridge University Press)
ISBN:9780521313551
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
参考文献については、配布プリントの末尾に掲載しておく予定であり、授業中にも適宜紹介する。履修者には各回最低限一つの文献を調べてみる習慣を身に付けてほしい。更に、英語で書かれた文献の講読にもチャレンジしてほしい。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー:木曜日14:45〜16:15
研究室:旧石油化学教室本館棟1階105号室 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
芸術学I
|
(英 訳) | Theory of Arts I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 総人1102 | ||||||
(授業の概要・目的) | おもに17世紀から19世紀にかけての西洋美術について、同時代の社会的・思想的状況とのかかわりの中で見てゆく。さまざまな芸術的潮流が生まれた背景には、美術にとどまらず哲学、科学、文学などその時代特有の知的営為が複雑に絡み合っている。本講義では建築まで含む広義の造形芸術をこのような複合的な文脈のなかに置き直すことによって、たんなる様式的変遷にとどまらない意味を照らし出す。 | ||||||
(到達目標) | 近代の芸術がどのような文脈の中から生まれてきたのか、そこでどのような事柄が問題となっていたのか理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについて、それぞれ2回程度の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.古典主義 2.バロック/ロココ 3.新古典主義 4.ロマン主義 5.写実主義 6.印象派 7.新印象派 |
||||||
(履修要件) |
芸術学Ⅱ(後期)の連続した履修を推奨する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | コメントカード(40%)および試験(60%)。 | ||||||
(教科書) |
授業内で適宜プリントを配布
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業ノートや配布物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
芸術学I
(科目名)
Theory of Arts I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 総人1102 |
|||||||
(授業の概要・目的)
おもに17世紀から19世紀にかけての西洋美術について、同時代の社会的・思想的状況とのかかわりの中で見てゆく。さまざまな芸術的潮流が生まれた背景には、美術にとどまらず哲学、科学、文学などその時代特有の知的営為が複雑に絡み合っている。本講義では建築まで含む広義の造形芸術をこのような複合的な文脈のなかに置き直すことによって、たんなる様式的変遷にとどまらない意味を照らし出す。
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(到達目標)
近代の芸術がどのような文脈の中から生まれてきたのか、そこでどのような事柄が問題となっていたのか理解する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下のテーマについて、それぞれ2回程度の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.古典主義 2.バロック/ロココ 3.新古典主義 4.ロマン主義 5.写実主義 6.印象派 7.新印象派 |
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(履修要件)
芸術学Ⅱ(後期)の連続した履修を推奨する。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
コメントカード(40%)および試験(60%)。
|
|||||||
(教科書)
授業内で適宜プリントを配布
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業ノートや配布物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
国語国文学I
|
(英 訳) | Japanese Philology and Literature I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。 | ||||||
(到達目標) | ・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。 ・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス 第2回 桜 第3回 霞 第4回 藤・山吹 第5回 時鳥 第6回 若葉 第7回 菖蒲 第8回 蛍 第9回 五月雨 第10回 蝉 第11回 御祓 第12回 七夕 第13回 露 第14回 虫 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 学期末試験(筆記)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
プリント配布。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容の復習。定期試験に向けての準備。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
国語国文学I
(科目名)
Japanese Philology and Literature I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共西31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。
|
|||||||
(到達目標)
・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。
・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス 第2回 桜 第3回 霞 第4回 藤・山吹 第5回 時鳥 第6回 若葉 第7回 菖蒲 第8回 蛍 第9回 五月雨 第10回 蝉 第11回 御祓 第12回 七夕 第13回 露 第14回 虫 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
学期末試験(筆記)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
プリント配布。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容の復習。定期試験に向けての準備。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
東洋美術史I
|
(英 訳) | History of Oriental Art I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 共北28 | ||||||
(授業の概要・目的) | 中国絵画は古代以来の歴史があり、伝統の上に創造が加えられることで豊かな展開を遂げてきた。東洋美術史Ⅰでは、その始まりから唐代までを現存作品と関連文献によってたどってみたい。特に美術史学の特徴である作品からのアプローチを重視し、各時代の代表作例を軸に論じていきたい。日本絵画へ与えた影響も大きく、我々自身の文化的土壌を知る機会にもなるだろう。各回ごとに講義レジュメを配付し、関連作品をプロジェクターで紹介する。設問も交えつつ、作品の主題や表現、時代背景などを解説する。 | ||||||
(到達目標) | 中国絵画史に関する基礎的な知識と研究方法を習得し、美術研究はもとより制作や鑑賞にも活用できるようになることを目標とする。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1.ガイダンス 2.美学と芸術・美術 3.中国における芸術・美術の概念 4.中国美術を学ぶための基礎知識 5.中国美術の黎明1 新石器時代〜殷周 6.中国美術の黎明2 春秋戦国 7.古代帝国の造形1 秦 8.古代帝国の造形2 前漢 9.古代帝国の造形3 後漢 10. 人物画の発達と画の六法 魏晋南北朝1 11. 山水画の誕生 魏晋南北朝2 12. 道釈人物画の隆盛 隋〜唐1 13. 盛唐における山水の変 唐2 14. 水墨画の成立と樹石画 唐3 15. フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート:7割 授業参加状況と小課題:3割 |
||||||
(教科書) |
授業中に指示する
教科書は特に定めませんが、代わりに担当教員の作成した読むレジュメを配布します。
|
||||||
(参考書等) |
『世界美術大全集 東洋編』
(小学館)
(全17巻、1997〜2001年。)
『中国書画探訪—関西の収蔵家とその名品—』
(二玄社)
(関西中国書画コレクション研究会編、2011年 。)
『中国絵画入門』
(岩波書店)
(岩波新書、2014年。)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 日ごろから博物館・美術館・社寺などに出かけ、美術作品を実際に見てもらいたい。また、『論語』、『荘子』など中国の代表的な古典に親しんでほしい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 毎回配付する講義レジュメは、小課題にも使用するので、取り忘れが無いように注意すること。復習にも使うので、1、2回前の分も持ってくるのが望ましい。 | ||||||
東洋美術史I
(科目名)
History of Oriental Art I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月3 (教室) 共北28 |
|||||||
(授業の概要・目的)
中国絵画は古代以来の歴史があり、伝統の上に創造が加えられることで豊かな展開を遂げてきた。東洋美術史Ⅰでは、その始まりから唐代までを現存作品と関連文献によってたどってみたい。特に美術史学の特徴である作品からのアプローチを重視し、各時代の代表作例を軸に論じていきたい。日本絵画へ与えた影響も大きく、我々自身の文化的土壌を知る機会にもなるだろう。各回ごとに講義レジュメを配付し、関連作品をプロジェクターで紹介する。設問も交えつつ、作品の主題や表現、時代背景などを解説する。
|
|||||||
(到達目標)
中国絵画史に関する基礎的な知識と研究方法を習得し、美術研究はもとより制作や鑑賞にも活用できるようになることを目標とする。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1.ガイダンス 2.美学と芸術・美術 3.中国における芸術・美術の概念 4.中国美術を学ぶための基礎知識 5.中国美術の黎明1 新石器時代〜殷周 6.中国美術の黎明2 春秋戦国 7.古代帝国の造形1 秦 8.古代帝国の造形2 前漢 9.古代帝国の造形3 後漢 10. 人物画の発達と画の六法 魏晋南北朝1 11. 山水画の誕生 魏晋南北朝2 12. 道釈人物画の隆盛 隋〜唐1 13. 盛唐における山水の変 唐2 14. 水墨画の成立と樹石画 唐3 15. フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート:7割
授業参加状況と小課題:3割 |
|||||||
(教科書)
授業中に指示する
教科書は特に定めませんが、代わりに担当教員の作成した読むレジュメを配布します。
|
|||||||
(参考書等)
『世界美術大全集 東洋編』
(小学館)
(全17巻、1997〜2001年。)
『中国書画探訪—関西の収蔵家とその名品—』
(二玄社)
(関西中国書画コレクション研究会編、2011年 。)
『中国絵画入門』
(岩波書店)
(岩波新書、2014年。)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
日ごろから博物館・美術館・社寺などに出かけ、美術作品を実際に見てもらいたい。また、『論語』、『荘子』など中国の代表的な古典に親しんでほしい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
毎回配付する講義レジュメは、小課題にも使用するので、取り忘れが無いように注意すること。復習にも使うので、1、2回前の分も持ってくるのが望ましい。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言学I
|
(英 訳) | The Science of Language Aspect of the Japanese Language I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共東21 | ||||||
(授業の概要・目的) | 日本語の音声音韻について基礎的な知識を習得することを目的とする。言語類型論的観点から日本語の特徴をみるため、日本語以外の言語のデータを扱うことがある。 | ||||||
(到達目標) | 日本語の音声音韻の基礎的な事項について、言語類型論をふまえた説明をおこなえること。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1 日本語の音声音韻に関する素朴な疑問 2 五十音図と音韻体系 3 モーラと音節 4 アクセント体系 5 アクセントとイントネーション 6 言語の(多)線状性 —掛詞の表記と音声実現からみる— 7 日本語のリズムとフット 8 音声分析ソフトpraatの利用法 9 平曲譜本の墨譜へのアクセントとイントネーションの反映 10 借用語音韻論 11 複合語形成に関する(非)連濁“規則”とアクセント規則 12 言い誤りと言語遊戯の分析 13 発話の緩急とポーズの分析 14 まとめ・確認試験 15 フィードバック 講義の順序と内容の予定は上の通りであるが、受講生の理解度にあわせて順序・内容を入れ換えたり一部を省略することがある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義期間の最終日におこなう基礎的事項の確認試験(80%)と、それまでに適宜出す課題・毎回の授業への積極的参加度(20%)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
プリントを配付する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義中に次回までの課題を指示した場合は、指示に従い予習してくること。 それまでの授業で説明した事項の理解を前提に授業をすすめていくので、理解が十分でないと思われる箇所がある場合は、復習をしっかりおこなうこと。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 非常勤講師のためオフィスアワーはないが、質問等は、授業終了後またはEメール(maedah@cc.nara-edu.ac.jp宛;件名に「言学」の文字列を含めること)にて受け付ける。 | ||||||
言学I
(科目名)
The Science of Language Aspect of the Japanese Language I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月5 (教室) 共東21 |
|||||||
(授業の概要・目的)
日本語の音声音韻について基礎的な知識を習得することを目的とする。言語類型論的観点から日本語の特徴をみるため、日本語以外の言語のデータを扱うことがある。
|
|||||||
(到達目標)
日本語の音声音韻の基礎的な事項について、言語類型論をふまえた説明をおこなえること。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1 日本語の音声音韻に関する素朴な疑問 2 五十音図と音韻体系 3 モーラと音節 4 アクセント体系 5 アクセントとイントネーション 6 言語の(多)線状性 —掛詞の表記と音声実現からみる— 7 日本語のリズムとフット 8 音声分析ソフトpraatの利用法 9 平曲譜本の墨譜へのアクセントとイントネーションの反映 10 借用語音韻論 11 複合語形成に関する(非)連濁“規則”とアクセント規則 12 言い誤りと言語遊戯の分析 13 発話の緩急とポーズの分析 14 まとめ・確認試験 15 フィードバック 講義の順序と内容の予定は上の通りであるが、受講生の理解度にあわせて順序・内容を入れ換えたり一部を省略することがある。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義期間の最終日におこなう基礎的事項の確認試験(80%)と、それまでに適宜出す課題・毎回の授業への積極的参加度(20%)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
プリントを配付する
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
講義中に次回までの課題を指示した場合は、指示に従い予習してくること。
それまでの授業で説明した事項の理解を前提に授業をすすめていくので、理解が十分でないと思われる箇所がある場合は、復習をしっかりおこなうこと。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
非常勤講師のためオフィスアワーはないが、質問等は、授業終了後またはEメール(maedah@cc.nara-edu.ac.jp宛;件名に「言学」の文字列を含めること)にて受け付ける。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ドイツ文学
|
(英 訳) | German literature | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共南01 | ||||||
(授業の概要・目的) | 前近代の文学に動物が登場するとき、それは基本的に①人間のメタファーとして何らかの寓意を表現するか、②象徴的な意味合いを帯びたモチーフとして働くかのいずれかであり、現実の動物そのものに関心が向くことは稀だった。しかし近代に入り、特に19世紀以降は、リアルな動物が描かれることが増えていく。この動きは、自然科学が発達するとともに、家畜としての動物や狩猟の対象になる動物の苦痛が問題化され、いわゆる「動物の権利」が唱えられ、動物愛護運動や菜食主義運動が盛んになっていく過程と連動していた。そこでは、「他者」としての動物の視点から人間の存在を相対化し、批判的に捉える人間中心主義批判の文学が数多く生み出された。この授業では、以上のような流れの中で具体的にどのような動物がドイツ文学に描かれてきたかを見ていく。 | ||||||
(到達目標) | 1.ドイツ文学史について基本的な知識を得る 2.ドイツ文学に描かれる「動物」の特徴と、その文化的文脈を把握できるようになる |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション①——聖書や古代寓話の中の動物 第2回 物語詩『レインケ狐』——中世と近代の境界線 第3回 ゲーテ『ライネケ狐』——寓話の近代化 第4回 グリム童話に描かれた動物たち——民俗学的イメージと個人の創作 第5回 ホフマン『とある教養ある若者の消息』——人間と猿の境界線① 第6回 シュピーリ『ハイジ』——家畜とペットの境界線 第7回 エッシェンバッハ『クランバンブリ』——リアリズム文学に描かれた「犬」 第8回 リルケ『マルテの手記』——モダニズム文学に描かれた「犬」 第9回 ボンゼルス『みつばちマーヤの冒険』——寓話と自然科学 第10回 カフカ『田舎医者』——超現実的な「馬」 第11回 カフカ『あるアカデミーへの報告』——人間と猿の境界線② 第12回 リルケ『ドゥイノ悲歌』——「他者」としての動物① 第13回 ザルテン『バンビ』——「他者」としての動物② 第14回 ケストナー『動物会議』——社会批判と動物 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業中の小課題にもとづく平常点(50%)および期末レポート(50%)で評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で扱う/扱った作品を可能なかぎり実際に手に取って読んでみてほしい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | kawashima.takashi.7v@kyoto-u.ac.jp | ||||||
ドイツ文学
(科目名)
German literature
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月5 (教室) 共南01 |
|||||||
(授業の概要・目的)
前近代の文学に動物が登場するとき、それは基本的に①人間のメタファーとして何らかの寓意を表現するか、②象徴的な意味合いを帯びたモチーフとして働くかのいずれかであり、現実の動物そのものに関心が向くことは稀だった。しかし近代に入り、特に19世紀以降は、リアルな動物が描かれることが増えていく。この動きは、自然科学が発達するとともに、家畜としての動物や狩猟の対象になる動物の苦痛が問題化され、いわゆる「動物の権利」が唱えられ、動物愛護運動や菜食主義運動が盛んになっていく過程と連動していた。そこでは、「他者」としての動物の視点から人間の存在を相対化し、批判的に捉える人間中心主義批判の文学が数多く生み出された。この授業では、以上のような流れの中で具体的にどのような動物がドイツ文学に描かれてきたかを見ていく。
|
|||||||
(到達目標)
1.ドイツ文学史について基本的な知識を得る
2.ドイツ文学に描かれる「動物」の特徴と、その文化的文脈を把握できるようになる |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション①——聖書や古代寓話の中の動物 第2回 物語詩『レインケ狐』——中世と近代の境界線 第3回 ゲーテ『ライネケ狐』——寓話の近代化 第4回 グリム童話に描かれた動物たち——民俗学的イメージと個人の創作 第5回 ホフマン『とある教養ある若者の消息』——人間と猿の境界線① 第6回 シュピーリ『ハイジ』——家畜とペットの境界線 第7回 エッシェンバッハ『クランバンブリ』——リアリズム文学に描かれた「犬」 第8回 リルケ『マルテの手記』——モダニズム文学に描かれた「犬」 第9回 ボンゼルス『みつばちマーヤの冒険』——寓話と自然科学 第10回 カフカ『田舎医者』——超現実的な「馬」 第11回 カフカ『あるアカデミーへの報告』——人間と猿の境界線② 第12回 リルケ『ドゥイノ悲歌』——「他者」としての動物① 第13回 ザルテン『バンビ』——「他者」としての動物② 第14回 ケストナー『動物会議』——社会批判と動物 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業中の小課題にもとづく平常点(50%)および期末レポート(50%)で評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業で扱う/扱った作品を可能なかぎり実際に手に取って読んでみてほしい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
kawashima.takashi.7v@kyoto-u.ac.jp
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
国語国文学I
|
(英 訳) | Japanese Philology and Literature I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火2 |
||||||
(教室) | 共西31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。 | ||||||
(到達目標) | ・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。 ・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス 第2回 桜 第3回 霞 第4回 藤・山吹 第5回 時鳥 第6回 若葉 第7回 菖蒲 第8回 蛍 第9回 五月雨 第10回 蝉 第11回 御祓 第12回 七夕 第13回 露 第14回 虫 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 学期末試験(筆記)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
プリント配布。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容の復習。定期試験に向けての準備。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
国語国文学I
(科目名)
Japanese Philology and Literature I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火2 (教室) 共西31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。
|
|||||||
(到達目標)
・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。
・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス 第2回 桜 第3回 霞 第4回 藤・山吹 第5回 時鳥 第6回 若葉 第7回 菖蒲 第8回 蛍 第9回 五月雨 第10回 蝉 第11回 御祓 第12回 七夕 第13回 露 第14回 虫 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
学期末試験(筆記)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
プリント配布。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容の復習。定期試験に向けての準備。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
少数言語論
|
(英 訳) | Minority Languages | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火2 |
||||||
(教室) | 4共41 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 「少数言語」という用語で扱われる対象についてその多様性を理解し、社会言語学的な視点から、社会における少数言語の存在、少数言語とその話者を取り巻く諸課題について考察する。それらに対して社会や人々がとりうる態度、政策などについて理解を深めることを目的とする。 | ||||||
(到達目標) | 少数言語が話者数の問題ではなく、当該社会におけるその存在のあり方、扱われ方の問題であることを理解する。少数言語と言語権、言語差別という概念について理解する。言語シフト(置き換え)、言語接触、言語消失といった現象について理解する。これらの少数言語を取り巻く現象や課題を理解した上で、具体的な言語や事象について社会言語学的な視点から分析、考察、説明できる基礎的な力を養う。 | ||||||
(授業計画と内容) | この授業では、少数言語を取り巻くさまざまな現象や課題について、いくつかの具体例について社会言語学の視点から考察していく。授業では以下のテーマを取り上げる予定であるが、受講生の関心や社会的に関心を集めているテーマなどに応じて適宜調整する予定である。 第 1 回 少数言語とは何か(講義で扱うテーマへの導入と概観) 第 2 回 言語のバリエーション(地域方言と社会方言) 第 3 回 言語接触と言語の誕生、言語の変化 第 4 回 言語政策とは何か(国家と言語) 第 5 回 地域少数言語と言語政策、公用語とは何か(スペインの事例) 第 6 回 地域少数言語の言語教育(スペイン・ガリシア語の事例) 第 7 回 地域少数言語と国家語(スペイン語とガリシア語の事例) 第 8 回 少数言語教育と外国語教育(スペインの英語教育) 第 9 回 ヨーロッパの言語政策(複言語主義について) 第 10 回 移民の言語と国家語(アメリカ合衆国の移民受け入れ政策と言語政策) 第 11 回 公民権運動と少数言語(アメリカ合衆国権利拡大の歴史) 第 12 回 多言語主義と積極的差別是正措置、公用語論争(権利制限の議論) 第 13 回 言語帝国主義と少数言語の将来(グローバル社会における英語の存在) 第 14 回 まとめと復習 期末試験 第 15 回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験(70%)と授業参加度(リアクションペーパーや小レポートなどの提出物)(30%)に基づいて総合的に評価する。詳しくは初回授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
スライドを用いて授業を行うが、適宜プリントも配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 別途通知 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
少数言語論
(科目名)
Minority Languages
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火2 (教室) 4共41 |
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総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
「少数言語」という用語で扱われる対象についてその多様性を理解し、社会言語学的な視点から、社会における少数言語の存在、少数言語とその話者を取り巻く諸課題について考察する。それらに対して社会や人々がとりうる態度、政策などについて理解を深めることを目的とする。
|
|||||||
(到達目標)
少数言語が話者数の問題ではなく、当該社会におけるその存在のあり方、扱われ方の問題であることを理解する。少数言語と言語権、言語差別という概念について理解する。言語シフト(置き換え)、言語接触、言語消失といった現象について理解する。これらの少数言語を取り巻く現象や課題を理解した上で、具体的な言語や事象について社会言語学的な視点から分析、考察、説明できる基礎的な力を養う。
|
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(授業計画と内容)
この授業では、少数言語を取り巻くさまざまな現象や課題について、いくつかの具体例について社会言語学の視点から考察していく。授業では以下のテーマを取り上げる予定であるが、受講生の関心や社会的に関心を集めているテーマなどに応じて適宜調整する予定である。 第 1 回 少数言語とは何か(講義で扱うテーマへの導入と概観) 第 2 回 言語のバリエーション(地域方言と社会方言) 第 3 回 言語接触と言語の誕生、言語の変化 第 4 回 言語政策とは何か(国家と言語) 第 5 回 地域少数言語と言語政策、公用語とは何か(スペインの事例) 第 6 回 地域少数言語の言語教育(スペイン・ガリシア語の事例) 第 7 回 地域少数言語と国家語(スペイン語とガリシア語の事例) 第 8 回 少数言語教育と外国語教育(スペインの英語教育) 第 9 回 ヨーロッパの言語政策(複言語主義について) 第 10 回 移民の言語と国家語(アメリカ合衆国の移民受け入れ政策と言語政策) 第 11 回 公民権運動と少数言語(アメリカ合衆国権利拡大の歴史) 第 12 回 多言語主義と積極的差別是正措置、公用語論争(権利制限の議論) 第 13 回 言語帝国主義と少数言語の将来(グローバル社会における英語の存在) 第 14 回 まとめと復習 期末試験 第 15 回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験(70%)と授業参加度(リアクションペーパーや小レポートなどの提出物)(30%)に基づいて総合的に評価する。詳しくは初回授業中に説明する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
スライドを用いて授業を行うが、適宜プリントも配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
別途通知
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本古典講読論I
|
(英 訳) | Reading in Japanese Classics I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火3 |
||||||
(教室) | 総人1B05 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 「源氏見ざる歌詠みは遺恨の事也」とは藤原俊成の言葉であるが、歌人や連歌師は、『源氏物語』のどのような言葉・場面に魅力を感じ、その詩想を養ったのであろうか。このような観点から、文安六年(1446)、祐倫の手になる『山頂湖面抄』という源氏物語梗概書を読む。併せて『源氏物語』本文や、それを享受した作例等にも触れ、巻ごとに源氏絵を参照する。 | ||||||
(到達目標) | ・講義中に取り扱った『源氏物語』本文、及びその梗概書や享受作品の内容を理解し、説明できる。 ・歌人・連歌師による『源氏物語』享受の特色を理解し、説明できる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回『山頂湖面抄』概説・桐壺 第2回 帚木・空蝉 第3回 夕顔 第4回 若紫・末摘花 第5回 紅葉賀・花宴 第6回 葵・賢木 第7回 花散里・須磨 第8回 明石・澪標 第9回 蓬生・関屋 第10回 絵合・松風 第11回 薄雲・朝顔 第12回 少女・玉鬘 第13回 初音・胡蝶 第14回 まとめ 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 学期末試験(筆記)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
プリント配布。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回の授業の予習として、講義で取り上げる『源氏物語』の巻を原文で通読しておくのが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
日本古典講読論I
(科目名)
Reading in Japanese Classics I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火3 (教室) 総人1B05 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
「源氏見ざる歌詠みは遺恨の事也」とは藤原俊成の言葉であるが、歌人や連歌師は、『源氏物語』のどのような言葉・場面に魅力を感じ、その詩想を養ったのであろうか。このような観点から、文安六年(1446)、祐倫の手になる『山頂湖面抄』という源氏物語梗概書を読む。併せて『源氏物語』本文や、それを享受した作例等にも触れ、巻ごとに源氏絵を参照する。
|
|||||||
(到達目標)
・講義中に取り扱った『源氏物語』本文、及びその梗概書や享受作品の内容を理解し、説明できる。
・歌人・連歌師による『源氏物語』享受の特色を理解し、説明できる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回『山頂湖面抄』概説・桐壺 第2回 帚木・空蝉 第3回 夕顔 第4回 若紫・末摘花 第5回 紅葉賀・花宴 第6回 葵・賢木 第7回 花散里・須磨 第8回 明石・澪標 第9回 蓬生・関屋 第10回 絵合・松風 第11回 薄雲・朝顔 第12回 少女・玉鬘 第13回 初音・胡蝶 第14回 まとめ 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
学期末試験(筆記)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
プリント配布。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
毎回の授業の予習として、講義で取り上げる『源氏物語』の巻を原文で通読しておくのが望ましい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本語学文献講読論I
|
(英 訳) | Reading in the Document of Japanese Philology I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火4 |
||||||
(教室) | 共東31 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 古代日本語の表記史について概説する。とくに仮名の成立について、万葉仮名から平仮名、片仮名の形成といった仮名発達史についての問題を取り上げて解説をする。 | ||||||
(到達目標) | 日本語表記史に関する基礎的な用語や問題点について、関連事項や関連作品とともに説明できること。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1 日本語の文字表記の〝多様さ〟とその歴史的要因 2 漢文訓読と日本語 3 文字論・表記論・書記論へ 4 社会における文字の始まりとその役割 5 文字の種類と記号論 6 字の形を定義する 7 言語学的なアプローチと方法論 8 言葉の基本的な特徴と文字・表記 9 言葉の働きとその研究 10 個別と一般、歴史と現在 11 漢字の始まりとその特性 12 古代中国の漢字事情 13 喚起性の強さ——二次的表語性 14 社会における文字・表記とその実態 15 印刷と文字の社会性 |
||||||
(履修要件) |
日本語史についての基礎知識が必要になるので、言学Ⅰ、Ⅱを受講していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。 | ||||||
(教科書) |
『日本語の文字と表記 学びとその方法』
(花鳥社)
ISBN:978-4-909832-69-6
|
||||||
(参考書等) |
『萬葉集 本文篇』
(塙書房)
ISBN:978-4-8273-0081-9
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | プリントを配布するので、その資料を参考文献とともに熟読しておくことを希望します。参考文献は自ら図書館等で参照してください。別途理解度を知るために小テストを行うことがありますが、事前に調査考察の課題を示しますので、準備を御願いします。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 木曜日4限をオフィスアワーにあてる。会議等で不在の場合もあるから必ず事前に確認すること。 | ||||||
日本語学文献講読論I
(科目名)
Reading in the Document of Japanese Philology I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火4 (教室) 共東31 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
古代日本語の表記史について概説する。とくに仮名の成立について、万葉仮名から平仮名、片仮名の形成といった仮名発達史についての問題を取り上げて解説をする。
|
|||||||
(到達目標)
日本語表記史に関する基礎的な用語や問題点について、関連事項や関連作品とともに説明できること。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1 日本語の文字表記の〝多様さ〟とその歴史的要因 2 漢文訓読と日本語 3 文字論・表記論・書記論へ 4 社会における文字の始まりとその役割 5 文字の種類と記号論 6 字の形を定義する 7 言語学的なアプローチと方法論 8 言葉の基本的な特徴と文字・表記 9 言葉の働きとその研究 10 個別と一般、歴史と現在 11 漢字の始まりとその特性 12 古代中国の漢字事情 13 喚起性の強さ——二次的表語性 14 社会における文字・表記とその実態 15 印刷と文字の社会性 |
|||||||
(履修要件)
日本語史についての基礎知識が必要になるので、言学Ⅰ、Ⅱを受講していることが望ましい。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。
|
|||||||
(教科書)
『日本語の文字と表記 学びとその方法』
(花鳥社)
ISBN:978-4-909832-69-6
|
|||||||
(参考書等)
『萬葉集 本文篇』
(塙書房)
ISBN:978-4-8273-0081-9
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
プリントを配布するので、その資料を参考文献とともに熟読しておくことを希望します。参考文献は自ら図書館等で参照してください。別途理解度を知るために小テストを行うことがありますが、事前に調査考察の課題を示しますので、準備を御願いします。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
木曜日4限をオフィスアワーにあてる。会議等で不在の場合もあるから必ず事前に確認すること。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言語構造機能論
|
(英 訳) | The Structures and Functions of Language | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火4 |
||||||
(教室) | 共東21 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 生成文法における統語理論の基礎について学ぶ。特に、併合はどのように言語の主な現象を説明できるのかという問いに答えようとする最新の生成文法の立場から言語学の基礎的な課題を紹介する。 | ||||||
(到達目標) | ・主に英語と日本語の文の統語構造を例に、生成文法の基礎を学ぶ。 ・二つの統語要素を組み合わせる併合という簡単な操作に基づいた人間言語のなり立ちの問題についての思考力・考察力・研究能力を育むことを目指す。 ・統語理論の基礎的なな研究課題を理解できるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | この授業で以下の統語論関連の課題について学ぶ。変更の可能性がある。 第1回:言語の基本的な特徴、極小主義プログラム(The Minimalist Program)の目的と基礎 第2回:品詞と形態素、句構造規則、基本的な樹形図の書き方 第3回:句構造と文の基本的な構造(NP, VP, AdjP, AdvP, PP) 第4回:句構造と文の基本的な構造(TP, CP) 第5回:Xバー理論の基礎 第6回:Xバー理論(NP, VP, AdjP, AdvP, PP) 第7回:Xバー理論 (TP, CP, 意味役割) 第8回:Xバー理論(θ役割、動詞句内主語仮説) 第9回:統語要素の移動現象(疑問文など) 第10回:統語要素の移動現象(疑問文まど) 第11回:能動文と受動文 第12回:使役文 第13回:上昇構文とコントロール構文 第14回:発表、まとめ 第15回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
言語科学I,IIなどの入門科目を履修していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 参加:20% 宿題と発表:80% |
||||||
(教科書) |
使用しない
資料を配布する(英語で書かれている文献を読む場合がある)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | ・準備をすること。 ・宿題をやること。 ・文献を読むこと。 ・授業に積極的に参加すること。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
||||||
言語構造機能論
(科目名)
The Structures and Functions of Language
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火4 (教室) 共東21 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
生成文法における統語理論の基礎について学ぶ。特に、併合はどのように言語の主な現象を説明できるのかという問いに答えようとする最新の生成文法の立場から言語学の基礎的な課題を紹介する。
|
|||||||
(到達目標)
・主に英語と日本語の文の統語構造を例に、生成文法の基礎を学ぶ。
・二つの統語要素を組み合わせる併合という簡単な操作に基づいた人間言語のなり立ちの問題についての思考力・考察力・研究能力を育むことを目指す。 ・統語理論の基礎的なな研究課題を理解できるようになる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
この授業で以下の統語論関連の課題について学ぶ。変更の可能性がある。 第1回:言語の基本的な特徴、極小主義プログラム(The Minimalist Program)の目的と基礎 第2回:品詞と形態素、句構造規則、基本的な樹形図の書き方 第3回:句構造と文の基本的な構造(NP, VP, AdjP, AdvP, PP) 第4回:句構造と文の基本的な構造(TP, CP) 第5回:Xバー理論の基礎 第6回:Xバー理論(NP, VP, AdjP, AdvP, PP) 第7回:Xバー理論 (TP, CP, 意味役割) 第8回:Xバー理論(θ役割、動詞句内主語仮説) 第9回:統語要素の移動現象(疑問文など) 第10回:統語要素の移動現象(疑問文まど) 第11回:能動文と受動文 第12回:使役文 第13回:上昇構文とコントロール構文 第14回:発表、まとめ 第15回:フィードバック |
|||||||
(履修要件)
言語科学I,IIなどの入門科目を履修していることが望ましい。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
参加:20%
宿題と発表:80% |
|||||||
(教科書)
使用しない
資料を配布する(英語で書かれている文献を読む場合がある)
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
・準備をすること。
・宿題をやること。 ・文献を読むこと。 ・授業に積極的に参加すること。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
国語国文学I
|
(英 訳) | Japanese Philology and Literature I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
||||||
(教室) | 共東31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 日本文学における代表的な古典から、とくに萬葉集を講読する。萬葉集全二十巻を巻毎に取り上げつつ、和歌を抄出して講読している。各巻の概要や部立てのあり方、歌学における萬葉歌の享受史に触れながら、日本古典研究の基礎的な知識の習得を目的とする。ゆったりと萬葉歌の鑑賞を行う予定である。今期は巻15から16の作品を取り上げる。 | ||||||
(到達目標) | 萬葉集についての基礎的な知識を習得し、和歌史研究のオーソドクスな観点と方法について説明できること。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1 萬葉集について 2 萬葉集の注釈書類概説 3 巻15・3723〜中臣宅守の流刑の原因① 4 巻15・3723〜中臣宅守の流刑の原因② 5 生別と死別の境界①——死ぬことと逢えぬこと 6 生別と死別の境界②——知らされぬ死 7 「挽歌」の変容と文芸意識① 8 「挽歌」の変容と文芸意識① 9 防人歌のこと——防人は還ったか 10 行路死人歌のこと 11 巻15 狭野茅上娘子の歌から始まる意味——遣新羅使人歌群との重なり 12 巻15の文芸意識① 13 巻15の文芸意識② 14 まとめ 15 フィードバックと補足 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義内容を踏まえた基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。 | ||||||
(教科書) |
『新校注 萬葉集』
(和泉書院)
ISBN:978-4757604902
『萬葉事始』
(和泉書院)
ISBN:978-4-87088-728-2
受講者が上記のテキストを持参しているものとして講義を行う。
|
||||||
(参考書等) |
『新編日本古典文学全集 萬葉集 』
(小学館)
ISBN:978-4096580066
『新日本古典文学大系 萬葉集』
(岩波書店)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | プリントを配付するが具体的な語釈や文法事項については、各自で注釈書類、参考文献を一読しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 木曜日4限をオフィスアワーとする。会議等で不在の場合があるので、必ず事前に確認をすること。 | ||||||
国語国文学I
(科目名)
Japanese Philology and Literature I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火5 (教室) 共東31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
日本文学における代表的な古典から、とくに萬葉集を講読する。萬葉集全二十巻を巻毎に取り上げつつ、和歌を抄出して講読している。各巻の概要や部立てのあり方、歌学における萬葉歌の享受史に触れながら、日本古典研究の基礎的な知識の習得を目的とする。ゆったりと萬葉歌の鑑賞を行う予定である。今期は巻15から16の作品を取り上げる。
|
|||||||
(到達目標)
萬葉集についての基礎的な知識を習得し、和歌史研究のオーソドクスな観点と方法について説明できること。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1 萬葉集について 2 萬葉集の注釈書類概説 3 巻15・3723〜中臣宅守の流刑の原因① 4 巻15・3723〜中臣宅守の流刑の原因② 5 生別と死別の境界①——死ぬことと逢えぬこと 6 生別と死別の境界②——知らされぬ死 7 「挽歌」の変容と文芸意識① 8 「挽歌」の変容と文芸意識① 9 防人歌のこと——防人は還ったか 10 行路死人歌のこと 11 巻15 狭野茅上娘子の歌から始まる意味——遣新羅使人歌群との重なり 12 巻15の文芸意識① 13 巻15の文芸意識② 14 まとめ 15 フィードバックと補足 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義内容を踏まえた基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。
|
|||||||
(教科書)
『新校注 萬葉集』
(和泉書院)
ISBN:978-4757604902
『萬葉事始』
(和泉書院)
ISBN:978-4-87088-728-2
受講者が上記のテキストを持参しているものとして講義を行う。
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(参考書等)
『新編日本古典文学全集 萬葉集 』
(小学館)
ISBN:978-4096580066
『新日本古典文学大系 萬葉集』
(岩波書店)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
プリントを配付するが具体的な語釈や文法事項については、各自で注釈書類、参考文献を一読しておくこと。
|
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(その他(オフィスアワー等))
木曜日4限をオフィスアワーとする。会議等で不在の場合があるので、必ず事前に確認をすること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Introduction to Linguistic Science-E2
|
(英 訳) | Introduction to Linguistic Science-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 文系向 | ||||||
(曜時限) | 水1 |
||||||
(教室) | 共北34 | ||||||
(授業の概要・目的) | This course provides a basic introduction to the priniciples of linguistic science. It will cover the following core areas of study in the field of linguistics: phonetics, phonology, morphology, and language change. | ||||||
(到達目標) | After taking this course, students will have a basic understanding of how to critically consider and analyze actual linguistic data from a variety of languages. | ||||||
(授業計画と内容) | The course is divided into the following five sections, each with a different theme. Exercises and readings will be regularly assigned to help you explore various descriptive and theoretical issues. 1. Introduction (about 2 weeks) What is linguistics?; the nature of our knowledge of language; main areas of study in linguistics; the prescriptive (normative) vs. descriptive approach 2. Phonetics (about 3 weeks) How are sounds produced and described?; articulatory phonetics: describing consonants and vowels; the International Phonetic Alphabet (IPA chart); phonetic features and natural classes 3. Phonology (about 3 weeks) How do sounds in a language pattern?; the phonemic principle: phonemes and allophones; formulating phonological rules; seeing patterns in the data: minimal pairs, complementary distribution 4. Morphology (about 3 weeks) How are words built?; units of meaning: morphemes and allomorphs; derivational vs. inflectional morphology; word formation: prefixes, suffixes, infixes, reduplication, compounding; inflectional categories: number, person, gender, case, tense, aspect 5. Language Change (about 3 weeks) How and why do languages change over time?; language families; sound change and analogy; grammaticalization; reconstructing dead languages: protolanguages, the comparative method Feedback (1 week) Total: 14 classes, 1 Feedback session |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Grades are based on attendance/class participation (30%), and assignments/exams (70%). Important: If you miss four or more classes, you will not be given credit for the course. | ||||||
(教科書) |
Relevant materials will be provided in class.
|
||||||
(参考書等) |
『Linguistics: An Introduction to Linguistic Theory』
(Blackwell, 2000)
ISBN:978-0-631-19711-9
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Exercises and readings will be assigned for each section, and you will be expected to prepare sufficiently for each class. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Office hours to be specified (check KULASIS). For questions about the course or to set up a meeting, email me at catt.adam.7c@kyoto-u.ac.jp. Please include “Linguistic Science” in the mail header and your full name and student number in the email. Important: Make sure that you search for answers to questions yourself before contacting me by email. | ||||||
Introduction to Linguistic Science-E2
(科目名)
Introduction to Linguistic Science-E2
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 文系向 |
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(曜時限)
水1 (教室) 共北34 |
|||||||
(授業の概要・目的)
This course provides a basic introduction to the priniciples of linguistic science. It will cover the following core areas of study in the field of linguistics: phonetics, phonology, morphology, and language change.
|
|||||||
(到達目標)
After taking this course, students will have a basic understanding of how to critically consider and analyze actual linguistic data from a variety of languages.
|
|||||||
(授業計画と内容)
The course is divided into the following five sections, each with a different theme. Exercises and readings will be regularly assigned to help you explore various descriptive and theoretical issues. 1. Introduction (about 2 weeks) What is linguistics?; the nature of our knowledge of language; main areas of study in linguistics; the prescriptive (normative) vs. descriptive approach 2. Phonetics (about 3 weeks) How are sounds produced and described?; articulatory phonetics: describing consonants and vowels; the International Phonetic Alphabet (IPA chart); phonetic features and natural classes 3. Phonology (about 3 weeks) How do sounds in a language pattern?; the phonemic principle: phonemes and allophones; formulating phonological rules; seeing patterns in the data: minimal pairs, complementary distribution 4. Morphology (about 3 weeks) How are words built?; units of meaning: morphemes and allomorphs; derivational vs. inflectional morphology; word formation: prefixes, suffixes, infixes, reduplication, compounding; inflectional categories: number, person, gender, case, tense, aspect 5. Language Change (about 3 weeks) How and why do languages change over time?; language families; sound change and analogy; grammaticalization; reconstructing dead languages: protolanguages, the comparative method Feedback (1 week) Total: 14 classes, 1 Feedback session |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Grades are based on attendance/class participation (30%), and assignments/exams (70%). Important: If you miss four or more classes, you will not be given credit for the course.
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(教科書)
Relevant materials will be provided in class.
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(参考書等)
『Linguistics: An Introduction to Linguistic Theory』
(Blackwell, 2000)
ISBN:978-0-631-19711-9
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(授業外学習(予習・復習)等)
Exercises and readings will be assigned for each section, and you will be expected to prepare sufficiently for each class.
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(その他(オフィスアワー等))
Office hours to be specified (check KULASIS). For questions about the course or to set up a meeting, email me at catt.adam.7c@kyoto-u.ac.jp. Please include “Linguistic Science” in the mail header and your full name and student number in the email. Important: Make sure that you search for answers to questions yourself before contacting me by email.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
近代芸術論A
|
(英 訳) | Theory of Modern Arts A | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水2 |
||||||
(教室) | 4共13 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 近代京都洋画史 幕末維新期から明治、大正、昭和前期の京都における洋画の流れを概観する。近代京都の洋画の代表的作例について、時代ごとにわけて分析する |
||||||
(到達目標) | 近代京都洋画における表現の特徴などを理解し、作品の歴史的意義を考察できるようになる。絵画に関する鑑賞力と分析力を身につけ、自分の言葉で考えることができるようになる。美術史研究の方法、考え方を習得できる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1 イントロダクション 2 田村宗立 3、4 浅井忠 5 丙午画会 6 鹿子木孟郎 7 太田喜二郎 8 黒田重太郎 9 黒猫会、仮面会 10 津田青楓 11 梅原龍三郎 12 安井曾太郎 13 須田国太郎 14 北脇昇、小牧源太郎 15 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末レポートの成績(80%) 平常点評価(20%) 平常点評価には、授業への積極性、毎回の講義でのワークシートにより評価します。 期末レポートは授業に沿った内容で論点を明確にしており、丁寧に文献などを調査した上で、自らの考察を展開しているものについて、高い点を与える。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『京都の美術Ⅱ 京都の洋画 資料研究』
(京都市美術館, 1980年)
『改訂版 京都洋画の黎明期』
(山崎書店,2006年)
ISBN:4903711005
『日本の美術352 明治の洋画 鹿子木孟郎と太平洋画会』
(至文堂, 1995年)
『日本の美術353 明治の洋画 浅井忠と京都洋画壇』
(至文堂, 1995年)
毎回の講義でも参考文献を紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 美術館・博物館などに積極的に足を運び、各自で美術作品を見学すること。 毎回の授業内では、できるだけ多くの作品画像を紹介し、併せて参考文献を示す。授業を理解し、到達目標を達成するためにも、参考文献に目を通し、自分で関連する文献・資料などを探して読むなど、授業外の学習を積極的に進めること。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業終了後10分間程度教室にて待機するので、質問があればその時間を利用すること。 | ||||||
近代芸術論A
(科目名)
Theory of Modern Arts A
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水2 (教室) 4共13 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
近代京都洋画史
幕末維新期から明治、大正、昭和前期の京都における洋画の流れを概観する。近代京都の洋画の代表的作例について、時代ごとにわけて分析する |
|||||||
(到達目標)
近代京都洋画における表現の特徴などを理解し、作品の歴史的意義を考察できるようになる。絵画に関する鑑賞力と分析力を身につけ、自分の言葉で考えることができるようになる。美術史研究の方法、考え方を習得できる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1 イントロダクション 2 田村宗立 3、4 浅井忠 5 丙午画会 6 鹿子木孟郎 7 太田喜二郎 8 黒田重太郎 9 黒猫会、仮面会 10 津田青楓 11 梅原龍三郎 12 安井曾太郎 13 須田国太郎 14 北脇昇、小牧源太郎 15 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末レポートの成績(80%) 平常点評価(20%)
平常点評価には、授業への積極性、毎回の講義でのワークシートにより評価します。 期末レポートは授業に沿った内容で論点を明確にしており、丁寧に文献などを調査した上で、自らの考察を展開しているものについて、高い点を与える。 |
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
『京都の美術Ⅱ 京都の洋画 資料研究』
(京都市美術館, 1980年)
『改訂版 京都洋画の黎明期』
(山崎書店,2006年)
ISBN:4903711005
『日本の美術352 明治の洋画 鹿子木孟郎と太平洋画会』
(至文堂, 1995年)
『日本の美術353 明治の洋画 浅井忠と京都洋画壇』
(至文堂, 1995年)
毎回の講義でも参考文献を紹介する。
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
美術館・博物館などに積極的に足を運び、各自で美術作品を見学すること。
毎回の授業内では、できるだけ多くの作品画像を紹介し、併せて参考文献を示す。授業を理解し、到達目標を達成するためにも、参考文献に目を通し、自分で関連する文献・資料などを探して読むなど、授業外の学習を積極的に進めること。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
授業終了後10分間程度教室にて待機するので、質問があればその時間を利用すること。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言語比較論I
|
(英 訳) | Comparative Language Studies I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水2 |
||||||
(教室) | 共北35 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 現代ドイツ語の主に形態・統語上の諸現象とその歴史的変化について考察する。その際、適宜、英語や他のゲルマン諸語との比較を行う。また、言語類型論的な視点も取り入れる。 | ||||||
(到達目標) | ドイツ語を「語学」ではなく、「言語学」の観点から捉えることができる。 ドイツ語史・ゲルマン語史について理解を深める。 同系統の言語を比較する方法論を学ぶ。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1.ゲルマン諸語について(概説) 2.ドイツ語の音韻体系とその歴史的変化について 3.ドイツ語の形態論1:名詞類の語形変化 4.ドイツ語の形態論2:強変化・弱変化動詞 5.ドイツ語の形態論3:動詞の接頭辞 6.ドイツ語の統語論1:冠詞 7.ドイツ語の統語論2:格 8.ドイツ語の統語論3:時称 9.ドイツ語の統語論4:受動形 10.ドイツ語の統語論5:叙法 11.ドイツ語の統語論6:従属節 12.ドイツ語の統語論7:語順 13.ドイツ語の統語論8:否定 14:ドイツ語の統語論9:不一致(性・数・格・時称など) 15:フィードバック 授業で扱うテーマとその講義順序は履修者の関心によって変更することがある。 |
||||||
(履修要件) |
ドイツ語の初級文法の知識があること。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績評価は授業への参加度(50%)及び学期末レポート(50%)に基づく。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に紹介する文献に目を通し理解を深めること。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
言語比較論I
(科目名)
Comparative Language Studies I
(英 訳)
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水2 (教室) 共北35 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
現代ドイツ語の主に形態・統語上の諸現象とその歴史的変化について考察する。その際、適宜、英語や他のゲルマン諸語との比較を行う。また、言語類型論的な視点も取り入れる。
|
|||||||
(到達目標)
ドイツ語を「語学」ではなく、「言語学」の観点から捉えることができる。
ドイツ語史・ゲルマン語史について理解を深める。 同系統の言語を比較する方法論を学ぶ。 |
|||||||
(授業計画と内容)
1.ゲルマン諸語について(概説) 2.ドイツ語の音韻体系とその歴史的変化について 3.ドイツ語の形態論1:名詞類の語形変化 4.ドイツ語の形態論2:強変化・弱変化動詞 5.ドイツ語の形態論3:動詞の接頭辞 6.ドイツ語の統語論1:冠詞 7.ドイツ語の統語論2:格 8.ドイツ語の統語論3:時称 9.ドイツ語の統語論4:受動形 10.ドイツ語の統語論5:叙法 11.ドイツ語の統語論6:従属節 12.ドイツ語の統語論7:語順 13.ドイツ語の統語論8:否定 14:ドイツ語の統語論9:不一致(性・数・格・時称など) 15:フィードバック 授業で扱うテーマとその講義順序は履修者の関心によって変更することがある。 |
|||||||
(履修要件)
ドイツ語の初級文法の知識があること。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績評価は授業への参加度(50%)及び学期末レポート(50%)に基づく。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に紹介する文献に目を通し理解を深めること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本・東洋音楽史 I
|
(英 訳) | History of Japanese and East Asian Music I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水2 |
||||||
(教室) | 共西41 | ||||||
(授業の概要・目的) | テーマ:職能としての音楽芸能の歴史 古来、日本では「音楽」と「芸能」は分かちがたく結びついてきた。また、それらの音楽芸能は、中央の儀式音楽等から周縁の門付け芸等まで、身分制度や社会環境などによって決定づけられた人々によって担われてきた。神話時代から現代までの職能音楽芸能者をいくつかのテーマに沿って概観しつつ、職能音楽芸能者に関心が集まった近現代の思想のパラダイムをメタ的に考察する。 |
||||||
(到達目標) | 日本の歴史における職能音楽芸能者に関する基礎的な知識を習得するだけではなく、それらの芸能者を対象とした近現代の研究のパラダイムをメタ的に考察することができるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | ① イントロダクション ② 神話・縄文・弥生:巫女・わざおぎ ③ 古代:陰陽師・楽師・散所の人々 ④ 中世:楽師・白拍子・琵琶法師・声聞師・説教師 ⑤ 近世(1):琵琶奏者・芸者・花魁 ⑥ 近世(2):物売り・浄瑠璃の太夫と三味線弾き・噺家 ⑦ 明治・大正・昭和前期:楽師・音楽教師・鶯芸者 ⑧ 昭和前期・後期:浪花節師 ⑨ 昭和後期(1):放浪の芸能者 ⑩ 昭和後期(2):猿廻し師 ⑪ 昭和後期(3):説教者 ⑫昭和後期(4):ストリップの踊り子 ⑬ 沖縄の音楽芸能者 ⑭ アイヌの音楽芸能者 ⑮ フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回のコメントシートの提出(60点)、期末レポート試験(40点) ・4回以上授業を欠席した場合には、不合格とする。 ・コメントシートおよびレポートは、独自の工夫が見られるものについて高い評価を与える。 |
||||||
(教科書) |
パワーポイントによる講義資料を使用する
|
||||||
(参考書等) |
『職能としての音楽(民族音楽叢書Ⅰ)』
(東京書房、1990年)
『見世物稼業:安田里美一代記』
(新宿書房、2000年)
『日本文化モダン・ラプソディ』
(春秋社、2002年)
『図解 日本音楽史 増補改訂版』
(東京堂出版、2018年)
『ものがたり日本音楽史』
(岩波ジュニア新書、2019年)
『ビジュアル日本の音楽の歴史』(全3巻)』
(ゆまに書房、2023年)
『沖縄音楽の録音採集における周縁性の諸相』
(『GENESIS』、20、2016年12月、34-46頁)
『掬われる声、語られる芸 : 小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』』
(春秋社、2023年)
『小沢昭一の「ベートーヴェン人生劇場〈残侠篇〉」——『題名のない音楽会』における日本の伝統音楽・伝統芸能の役割』
『ベートーヴェンと大衆文化 : 受容のプリズム』
(春秋社、2024年)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 日本の伝統的な音楽について、受講期間中に必ず一つは生演奏を聴く経験をもつこと | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
日本・東洋音楽史 I
(科目名)
History of Japanese and East Asian Music I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水2 (教室) 共西41 |
|||||||
(授業の概要・目的)
テーマ:職能としての音楽芸能の歴史
古来、日本では「音楽」と「芸能」は分かちがたく結びついてきた。また、それらの音楽芸能は、中央の儀式音楽等から周縁の門付け芸等まで、身分制度や社会環境などによって決定づけられた人々によって担われてきた。神話時代から現代までの職能音楽芸能者をいくつかのテーマに沿って概観しつつ、職能音楽芸能者に関心が集まった近現代の思想のパラダイムをメタ的に考察する。 |
|||||||
(到達目標)
日本の歴史における職能音楽芸能者に関する基礎的な知識を習得するだけではなく、それらの芸能者を対象とした近現代の研究のパラダイムをメタ的に考察することができるようになる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
① イントロダクション ② 神話・縄文・弥生:巫女・わざおぎ ③ 古代:陰陽師・楽師・散所の人々 ④ 中世:楽師・白拍子・琵琶法師・声聞師・説教師 ⑤ 近世(1):琵琶奏者・芸者・花魁 ⑥ 近世(2):物売り・浄瑠璃の太夫と三味線弾き・噺家 ⑦ 明治・大正・昭和前期:楽師・音楽教師・鶯芸者 ⑧ 昭和前期・後期:浪花節師 ⑨ 昭和後期(1):放浪の芸能者 ⑩ 昭和後期(2):猿廻し師 ⑪ 昭和後期(3):説教者 ⑫昭和後期(4):ストリップの踊り子 ⑬ 沖縄の音楽芸能者 ⑭ アイヌの音楽芸能者 ⑮ フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回のコメントシートの提出(60点)、期末レポート試験(40点)
・4回以上授業を欠席した場合には、不合格とする。 ・コメントシートおよびレポートは、独自の工夫が見られるものについて高い評価を与える。 |
|||||||
(教科書)
パワーポイントによる講義資料を使用する
|
|||||||
(参考書等)
『職能としての音楽(民族音楽叢書Ⅰ)』
(東京書房、1990年)
『見世物稼業:安田里美一代記』
(新宿書房、2000年)
『日本文化モダン・ラプソディ』
(春秋社、2002年)
『図解 日本音楽史 増補改訂版』
(東京堂出版、2018年)
『ものがたり日本音楽史』
(岩波ジュニア新書、2019年)
『ビジュアル日本の音楽の歴史』(全3巻)』
(ゆまに書房、2023年)
『沖縄音楽の録音採集における周縁性の諸相』
(『GENESIS』、20、2016年12月、34-46頁)
『掬われる声、語られる芸 : 小沢昭一と『ドキュメント日本の放浪芸』』
(春秋社、2023年)
『小沢昭一の「ベートーヴェン人生劇場〈残侠篇〉」——『題名のない音楽会』における日本の伝統音楽・伝統芸能の役割』
『ベートーヴェンと大衆文化 : 受容のプリズム』
(春秋社、2024年)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
日本の伝統的な音楽について、受講期間中に必ず一つは生演奏を聴く経験をもつこと
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ギリシア語A
|
(英 訳) | Greek A | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水3 |
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(教室) | 共西12 | ||||||
(授業の概要・目的) | ここで学ぶギリシア語は、古代地中海世界で連綿と使用され続け、西洋の古典として哲学・史学・文学の分野において極めて重要な作品群を生み出した古代のギリシア語である。 ギリシア文学史の最盛期たる古典期にあたるのが紀元前5世紀・紀元前4世紀であり、この時期のアテナイを中心としたアッティカ地方で使用されていたギリシア語が、現代に生きる私たちが古代のギリシア語を学ぶ上で第一に規範とするべきものとなる。これをしっかりと身に付けることで、古代地中海世界におけるその他の時期・地域のギリシア語も読むことができるようになるのである。 古代のギリシア語で書かれたテクストは、代表的なものだけでも、ホメロス、ヘシオドス、ピンダロス、アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス、アリストパネス、ヘロドトス、トゥキュディデス、プラトン、クセノポン、アリストテレス、プルタルコス、ルキアノス、プロティノス、新約聖書、七十人訳聖書など多岐に渡る。ギリシア語を学ぶにあたっては、こういった作家や作品のギリシア語表現を文法的に正確に理解できることが重要となる。 このギリシア語A・ギリシア語Bでは、1年で一通りギリシア語の文法を学び終えて、辞書と文法書を頼りにギリシア語文献を独力で読めるようになることを目指す。 |
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(到達目標) | 前期開講のギリシア語Aの到達目標は、ギリシア語の名詞変化・形容詞変化、動詞の直説法の変化について理解し、簡単なギリシア語の短文ならば読めるようになることである。 | ||||||
(授業計画と内容) | 教科書『ギリシア語入門』を毎回2〜3課ずつ進める。 前期では、第33(XXXIII)課まで進む。 1 発音/アクセント・直説法現在・第一変化の女性名詞(第1課〜第4課) 2 第一変化の女性名詞・未来(第5課〜第7課) 3 第一変化の男性名詞・未完了過去(第8課・第9課) 4 第二変化名詞・第一/第二変化形容詞(第10課・第11課) 5 前置詞・アオリスト(第12課・第13課) 6 現在完了・過去完了・指示代名詞・強意代名詞(第14課・第15課) 7 動詞の人称語尾・encliticのアクセント(第16課〜第18課) 8 疑問代名詞・中動態・人称代名詞(第19課〜第21課) 9 中動態・再帰代名詞・動詞の第2アオリスト形(第22課〜第24課) 10 受動態・第三変化名詞(第25課・第26課) 11 約音動詞・第三変化名詞(第27課〜第29課) 12 黙音幹動詞の完了形・第三変化形容詞(第30課・第31課) 13 流音幹動詞・第三変化名詞(第32課・第33課) 14 第1課から第33課までのおさらい ≪定期試験≫ 15 フィードバック(定期試験の解答解説) 毎回、各課の練習問題のギリシア語和訳をしてくること。 ギリシア語の発音は、講師の発音をしっかりと聞き取りつつ、各自で何度か練習しておくこと。ギリシア語も語学なので声に出して読めるようにしなければならない。 教科書『ギリシア語入門』は、十分な情報量を備えるが、レイアウト面で見づらい点がある。それを補うものとして、授業では解説の為の資料と、教科書とはまた別の観点からの動詞の変化表を配布する。 |
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(履修要件) |
後期開講のギリシア語Bも受講することが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回提出してもらう小課題と定期試験の合計点で評価する。 小課題の点数は定期試験での失点を補うものとして機能する。 |
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(教科書) |
『ギリシア語入門 新装版』
(岩波書店、2012年)
ISBN:978-4000225892
(1962年初版の『ギリシア語入門 改訂版』と内容・レイアウトは同一なので、そちらを用いてもよい。)
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(参考書等) |
『古典ギリシア語文典』
(白水社、2016年)
ISBN:978-4560086964
『しっかり学ぶ初級古典ギリシャ語』
(ベレ出版、2021年)
ISBN:978-4-86064-643-1
ギリシア語の辞書については、古川晴風『ギリシャ語辞典』大学書林(http://www.daigakusyorin.co.jp/book/b11837.html)の利用を強く薦めたい。日本語ネイティブ話者がギリシア語を学習するに際しては、この辞書を利用できるなら利用したほうが圧倒的に理解の助けとなる。しかしこの辞書は非常に高価なので購入するのはためらわれるだろう。さしあたって、大学図書館や所属研究室に置かれているものをその場で使うことになると思われる(研究室に未所属でも、その研究室に置かれている辞書を使えることもある)。しかし、もしギリシア語学習とギリシア語文献の読解を人生の伴とする可能性を考えるなら、ぜひ買って手許に置いて使ってもらいたい辞書である。
また下記のPerseus Digital Library上にある無料で参照できるギリシア語-英語辞書も活用してもらいたい。
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(関連URL) | https://www.perseus.tufts.edu/hopper/morph Perseus Digital LibraryのGreek Word Study Tool。変化形から、その見出し語の形と文法的情報が分かり、さらにギリシア語-英語辞書の項目説明も参照することができる。 | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 受講生は毎回、習った課の練習問題のギリシア語文を和訳をしてくること。 この際、ギリシア語文の個々の単語の文法的情報、すなわち名詞・形容詞ならば性・数・格、動詞ならば法・時称・態・人称/数を、必ず分かるようにしておくこと。 この文法的情報のメモがし易いように、練習問題の各文の行間を大幅にとったワークノート形式の資料を別途ダウンロード形式で配布する(自分でノートにギリシア語本文を書き写してもよい)。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | このギリシア語A・ギリシア語Bは、人文・社会科学系科目群であるが、外国語科目群と同様に語学学習への強い目的意識をもって臨むことが肝要である。予習・復習には大幅に時間を使うことになるが、それこそがギリシア語を学ぶことの醍醐味である。 |
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ギリシア語A
(科目名)
Greek A
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水3 (教室) 共西12 |
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(授業の概要・目的)
ここで学ぶギリシア語は、古代地中海世界で連綿と使用され続け、西洋の古典として哲学・史学・文学の分野において極めて重要な作品群を生み出した古代のギリシア語である。
ギリシア文学史の最盛期たる古典期にあたるのが紀元前5世紀・紀元前4世紀であり、この時期のアテナイを中心としたアッティカ地方で使用されていたギリシア語が、現代に生きる私たちが古代のギリシア語を学ぶ上で第一に規範とするべきものとなる。これをしっかりと身に付けることで、古代地中海世界におけるその他の時期・地域のギリシア語も読むことができるようになるのである。 古代のギリシア語で書かれたテクストは、代表的なものだけでも、ホメロス、ヘシオドス、ピンダロス、アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス、アリストパネス、ヘロドトス、トゥキュディデス、プラトン、クセノポン、アリストテレス、プルタルコス、ルキアノス、プロティノス、新約聖書、七十人訳聖書など多岐に渡る。ギリシア語を学ぶにあたっては、こういった作家や作品のギリシア語表現を文法的に正確に理解できることが重要となる。 このギリシア語A・ギリシア語Bでは、1年で一通りギリシア語の文法を学び終えて、辞書と文法書を頼りにギリシア語文献を独力で読めるようになることを目指す。 |
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(到達目標)
前期開講のギリシア語Aの到達目標は、ギリシア語の名詞変化・形容詞変化、動詞の直説法の変化について理解し、簡単なギリシア語の短文ならば読めるようになることである。
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(授業計画と内容)
教科書『ギリシア語入門』を毎回2〜3課ずつ進める。 前期では、第33(XXXIII)課まで進む。 1 発音/アクセント・直説法現在・第一変化の女性名詞(第1課〜第4課) 2 第一変化の女性名詞・未来(第5課〜第7課) 3 第一変化の男性名詞・未完了過去(第8課・第9課) 4 第二変化名詞・第一/第二変化形容詞(第10課・第11課) 5 前置詞・アオリスト(第12課・第13課) 6 現在完了・過去完了・指示代名詞・強意代名詞(第14課・第15課) 7 動詞の人称語尾・encliticのアクセント(第16課〜第18課) 8 疑問代名詞・中動態・人称代名詞(第19課〜第21課) 9 中動態・再帰代名詞・動詞の第2アオリスト形(第22課〜第24課) 10 受動態・第三変化名詞(第25課・第26課) 11 約音動詞・第三変化名詞(第27課〜第29課) 12 黙音幹動詞の完了形・第三変化形容詞(第30課・第31課) 13 流音幹動詞・第三変化名詞(第32課・第33課) 14 第1課から第33課までのおさらい ≪定期試験≫ 15 フィードバック(定期試験の解答解説) 毎回、各課の練習問題のギリシア語和訳をしてくること。 ギリシア語の発音は、講師の発音をしっかりと聞き取りつつ、各自で何度か練習しておくこと。ギリシア語も語学なので声に出して読めるようにしなければならない。 教科書『ギリシア語入門』は、十分な情報量を備えるが、レイアウト面で見づらい点がある。それを補うものとして、授業では解説の為の資料と、教科書とはまた別の観点からの動詞の変化表を配布する。 |
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(履修要件)
後期開講のギリシア語Bも受講することが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回提出してもらう小課題と定期試験の合計点で評価する。
小課題の点数は定期試験での失点を補うものとして機能する。 |
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(教科書)
『ギリシア語入門 新装版』
(岩波書店、2012年)
ISBN:978-4000225892
(1962年初版の『ギリシア語入門 改訂版』と内容・レイアウトは同一なので、そちらを用いてもよい。)
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(参考書等)
『古典ギリシア語文典』
(白水社、2016年)
ISBN:978-4560086964
『しっかり学ぶ初級古典ギリシャ語』
(ベレ出版、2021年)
ISBN:978-4-86064-643-1
ギリシア語の辞書については、古川晴風『ギリシャ語辞典』大学書林(http://www.daigakusyorin.co.jp/book/b11837.html)の利用を強く薦めたい。日本語ネイティブ話者がギリシア語を学習するに際しては、この辞書を利用できるなら利用したほうが圧倒的に理解の助けとなる。しかしこの辞書は非常に高価なので購入するのはためらわれるだろう。さしあたって、大学図書館や所属研究室に置かれているものをその場で使うことになると思われる(研究室に未所属でも、その研究室に置かれている辞書を使えることもある)。しかし、もしギリシア語学習とギリシア語文献の読解を人生の伴とする可能性を考えるなら、ぜひ買って手許に置いて使ってもらいたい辞書である。
また下記のPerseus Digital Library上にある無料で参照できるギリシア語-英語辞書も活用してもらいたい。
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講生は毎回、習った課の練習問題のギリシア語文を和訳をしてくること。
この際、ギリシア語文の個々の単語の文法的情報、すなわち名詞・形容詞ならば性・数・格、動詞ならば法・時称・態・人称/数を、必ず分かるようにしておくこと。 この文法的情報のメモがし易いように、練習問題の各文の行間を大幅にとったワークノート形式の資料を別途ダウンロード形式で配布する(自分でノートにギリシア語本文を書き写してもよい)。 |
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(その他(オフィスアワー等))
このギリシア語A・ギリシア語Bは、人文・社会科学系科目群であるが、外国語科目群と同様に語学学習への強い目的意識をもって臨むことが肝要である。予習・復習には大幅に時間を使うことになるが、それこそがギリシア語を学ぶことの醍醐味である。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
創造ルネッサンス論A
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(英 訳) | Art History A | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水4 |
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(教室) | 共東11 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 私たちはしばしば、美術作品を「読む」という言い方をする。美術作品が「見る」のみならず「読む」対象となりうるのは、何故だろうか。作品を「読む」こと。それは、作品の情報を収集し、整理し、再構成しながら、作品の遍歴と物語を辿る作業である。 制作者、技法、寸法や制作年にはじまり、収蔵先、所蔵者および展示の履歴、修復記録など作品に関連する情報は無数に存在する。これらの情報は、時に、肉眼では見ることのできない在り方で私たちの前に立ち現れることがある。 本授業では、主に保存修復学的な手法を用いて作品を「読む」手法について学ぶ。具体的には、ルネサンスおよびバロック時代に制作されたイタリア絵画を主要な考察対象としながら、作品の内外に紐づけられている情報の鉱脈を探り、解釈を重ねることを試みる。 |
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(到達目標) | 1.芸術学特有の基本的な用語や考え方を理解する 2.作品に親しみ、名称、作者、時代、表現の特徴や影響関係について理解し、知識を深める 3.1と2を踏まえて、それぞれの作品及び作者の個性や、時代、社会との関わりなどについて各自が考え、自らの言葉で説明することができる 4.情報の収集の仕方、また、確実な情報に基づく調査研究の方法を学び、自らの考えを論理的に組み立てる方法を実践的に身につける |
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(授業計画と内容) | 第1回:イントロダクション 第2回:レオナルド・ダ・ヴィンチ《最後の晩餐》──オリジナルの領域 第3回:ピエロ・デッラ・フランチェスカ《キリストの鞭打ち》──補彩と断絶 第4回:ラファエロ・サンツィオ《大公の聖母》──加筆と収蔵の経緯 第5回:ラファエロ・サンツィオ《一角獣を抱く貴婦人》──洗浄と描き変え 第6回:ミケランジェロ・ブオナローティ《原罪》《楽園追放》──洗浄と加筆 第7回:ミケランジェロ・ブオナローティ《ピエタ》──修復の領域 第8回:アントネッロ・ダ・メッシーナ《受胎告知》──補彩と断絶 第9回:ジョヴァンニ・ベッリーニ《牧草地の聖母》──支持体移動 第10回:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《バッカスとアリアドネ》──洗浄狂想曲 第11回:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《バッカスとアリアドネ》──洗浄狂想曲2 第12回:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《聖マタイの召命》──マタイ問題 第13回:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《ナルキッソス》──X線の射程 第14回:アルテミジア・ジェンティレスキ《スザンナと長老》への応答 ──X線上の亡霊 第15回:フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は平常点50%(毎回授業後のコメントシートの提出)、学期末レポート50%で評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | ・授業後に提出するコメントシートを書くなかで、講義で扱ったテーマについて考察を深め復習する(60分ほど) ・次回の授業テーマについて予習を行う(30分ほど) |
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(その他(オフィスアワー等)) | 授業前後の時間に対応します。 個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 |
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創造ルネッサンス論A
(科目名)
Art History A
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水4 (教室) 共東11 |
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総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
私たちはしばしば、美術作品を「読む」という言い方をする。美術作品が「見る」のみならず「読む」対象となりうるのは、何故だろうか。作品を「読む」こと。それは、作品の情報を収集し、整理し、再構成しながら、作品の遍歴と物語を辿る作業である。
制作者、技法、寸法や制作年にはじまり、収蔵先、所蔵者および展示の履歴、修復記録など作品に関連する情報は無数に存在する。これらの情報は、時に、肉眼では見ることのできない在り方で私たちの前に立ち現れることがある。 本授業では、主に保存修復学的な手法を用いて作品を「読む」手法について学ぶ。具体的には、ルネサンスおよびバロック時代に制作されたイタリア絵画を主要な考察対象としながら、作品の内外に紐づけられている情報の鉱脈を探り、解釈を重ねることを試みる。 |
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(到達目標)
1.芸術学特有の基本的な用語や考え方を理解する
2.作品に親しみ、名称、作者、時代、表現の特徴や影響関係について理解し、知識を深める 3.1と2を踏まえて、それぞれの作品及び作者の個性や、時代、社会との関わりなどについて各自が考え、自らの言葉で説明することができる 4.情報の収集の仕方、また、確実な情報に基づく調査研究の方法を学び、自らの考えを論理的に組み立てる方法を実践的に身につける |
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(授業計画と内容)
第1回:イントロダクション 第2回:レオナルド・ダ・ヴィンチ《最後の晩餐》──オリジナルの領域 第3回:ピエロ・デッラ・フランチェスカ《キリストの鞭打ち》──補彩と断絶 第4回:ラファエロ・サンツィオ《大公の聖母》──加筆と収蔵の経緯 第5回:ラファエロ・サンツィオ《一角獣を抱く貴婦人》──洗浄と描き変え 第6回:ミケランジェロ・ブオナローティ《原罪》《楽園追放》──洗浄と加筆 第7回:ミケランジェロ・ブオナローティ《ピエタ》──修復の領域 第8回:アントネッロ・ダ・メッシーナ《受胎告知》──補彩と断絶 第9回:ジョヴァンニ・ベッリーニ《牧草地の聖母》──支持体移動 第10回:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《バッカスとアリアドネ》──洗浄狂想曲 第11回:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《バッカスとアリアドネ》──洗浄狂想曲2 第12回:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《聖マタイの召命》──マタイ問題 第13回:ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ《ナルキッソス》──X線の射程 第14回:アルテミジア・ジェンティレスキ《スザンナと長老》への応答 ──X線上の亡霊 第15回:フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は平常点50%(毎回授業後のコメントシートの提出)、学期末レポート50%で評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
・授業後に提出するコメントシートを書くなかで、講義で扱ったテーマについて考察を深め復習する(60分ほど)
・次回の授業テーマについて予習を行う(30分ほど) |
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(その他(オフィスアワー等))
授業前後の時間に対応します。
個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 |
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