


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :医生物学にふれる
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(英 訳) | ILAS Seminar :Come in touch with Life and Medical Sciences | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 金5 |
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(教室) | 南部総合研究1号館・医生研1号館1階会議室(134室) | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 生体医工学関連 / 免疫学関連 / 腫瘍生物学関連 / バイオメカニクス / ゲノム編集 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 医学と生物学の学問領域では、生命現象の基礎的・総合的な理解のために多くの発見・知見の蓄積が進んできました。また、疾患の原因解明、予防・診断・治療法開発も進んでいます。しかし、未だ分かっていない生命現象や予防・診断・治療法がない疾患が数多くあります。本セミナーでは、「医生物学」のなかでもウイルス感染症領域、再生組織構築領域、生命システム領域を中心に、複数の最先端の学問・研究内容にふれる機会を提供し、議論を通じて、医生物学研究の概要を学びます。さらに、関連したテーマについて、各自が調査・発表してもらいます。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 講義、調査、議論、発表を通じて、医生物学に関する基礎的理解を深め、論理的思考と問題解決能力、考察力、プレゼンテーション能力を身につける。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 最先端の医生物学のトピックスについて、入門的な知識を学び、議論を通じて理解を深める。具体的には以下に示す内容を取り上げる。 第1回(大崎 一直):医生物学にふれるの概要と授業のガイダンス 第2回−第5回(大崎 一直):免疫学入門: 免疫研究分野の最新手法や免疫システムの基礎、抗原認識の多様性、がん免疫療法、自己免疫疾患のメカニズムについて学ぶ。フローサイトメトリーやシングルセル解析技術などの手法を紹介し、免疫細胞の役割や免疫チェックポイント阻害薬の作用機序も取り上げる。授業を通じて、免疫学の基礎から応用までの理解を深めるとともに、自己免疫疾患の治療法における課題についても議論する。 第6回−第10回(安達 泰治):バイオメカニクス研究にふれる: ヒトの体をつくる組織・細胞・分子の様々な機能において、力が重要な役割を果たしていることを理解し、医生物学と力学との融合により展開される研究について議論する。 第11回−第14回(樽本 雄介):ゲノム編集・幹細胞研究にふれる:ゲノム編集技術を含む遺伝学的な解析手法を学ぶ。また、多能性幹細胞を用いた研究についてふれ、両者をあわせた今後の可能性について議論する。 第15回(樽本 雄介): 学習到達度の評価:全体の討論 |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況とレポート・発表、および、ゼミ中の討論への参加状況により評価する。評価の方法についての詳細は初回授業にて説明する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
プリント配付
|
||||||||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回の講義内容について復習し、次回講義において討論するための準備をしておくこと。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||
ILASセミナー :医生物学にふれる
(科目名)
ILAS Seminar :Come in touch with Life and Medical Sciences
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 南部総合研究1号館・医生研1号館1階会議室(134室) |
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(キーワード) 生体医工学関連 / 免疫学関連 / 腫瘍生物学関連 / バイオメカニクス / ゲノム編集 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
医学と生物学の学問領域では、生命現象の基礎的・総合的な理解のために多くの発見・知見の蓄積が進んできました。また、疾患の原因解明、予防・診断・治療法開発も進んでいます。しかし、未だ分かっていない生命現象や予防・診断・治療法がない疾患が数多くあります。本セミナーでは、「医生物学」のなかでもウイルス感染症領域、再生組織構築領域、生命システム領域を中心に、複数の最先端の学問・研究内容にふれる機会を提供し、議論を通じて、医生物学研究の概要を学びます。さらに、関連したテーマについて、各自が調査・発表してもらいます。
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(到達目標)
講義、調査、議論、発表を通じて、医生物学に関する基礎的理解を深め、論理的思考と問題解決能力、考察力、プレゼンテーション能力を身につける。
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(授業計画と内容)
最先端の医生物学のトピックスについて、入門的な知識を学び、議論を通じて理解を深める。具体的には以下に示す内容を取り上げる。 第1回(大崎 一直):医生物学にふれるの概要と授業のガイダンス 第2回−第5回(大崎 一直):免疫学入門: 免疫研究分野の最新手法や免疫システムの基礎、抗原認識の多様性、がん免疫療法、自己免疫疾患のメカニズムについて学ぶ。フローサイトメトリーやシングルセル解析技術などの手法を紹介し、免疫細胞の役割や免疫チェックポイント阻害薬の作用機序も取り上げる。授業を通じて、免疫学の基礎から応用までの理解を深めるとともに、自己免疫疾患の治療法における課題についても議論する。 第6回−第10回(安達 泰治):バイオメカニクス研究にふれる: ヒトの体をつくる組織・細胞・分子の様々な機能において、力が重要な役割を果たしていることを理解し、医生物学と力学との融合により展開される研究について議論する。 第11回−第14回(樽本 雄介):ゲノム編集・幹細胞研究にふれる:ゲノム編集技術を含む遺伝学的な解析手法を学ぶ。また、多能性幹細胞を用いた研究についてふれ、両者をあわせた今後の可能性について議論する。 第15回(樽本 雄介): 学習到達度の評価:全体の討論 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況とレポート・発表、および、ゼミ中の討論への参加状況により評価する。評価の方法についての詳細は初回授業にて説明する。
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(教科書)
プリント配付
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回の講義内容について復習し、次回講義において討論するための準備をしておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :「憲法上の権利」入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introductory Lectures on Constitutional Rights | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 25(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金5 |
||||||
(教室) | 法経北館第5演習室 | ||||||
(キーワード) | 公法学関連 / 憲法 / 基本的人権 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、憲法という学問領域のうち、主に憲法総論および基本的人権に関する現代的課題を論じた文献を受講者とともに講読し議論をすることで、法学を専門としない学生にも分かりやすいかたちで法学の学習の基礎固めを目指す。本講義では日本語または英語で執筆され、憲法総論および基本的人権に関して比較的最近刊行された書籍について各回の報告担当者の報告をもとに、専門的内容を扱う一定の長さのある文献を読み、理解できるように準備を行うこと、そしてそれを他者にわかりやすく伝え、私見を提示する訓練を行う。 | ||||||
(到達目標) | ・憲法の専門的な文献を読解・要約・議論する基礎を習得すること。 ・文献読解を通して、憲法の総論および基本的人権の各分野の論じ方について具体的なイメージを持つことができるようになること。 ・日本語および英語の文章につき精確に読解する能力を身に付けること。 |
||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下の授業計画に沿って講義を進める。ただし、履修者の人数や希望に応じてテーマを変更する可能性がある。 第1回 オリエンテーション 第2回 教員によるモデル報告1 第3回 教員によるモデル報告2 第4回 表現の自由に関する現代的課題1——学生による報告① 第5回 表現の自由に関する現代的課題2——学生による報告② 第6回 平等権に関する現代的課題——学生による報告③ 第7回 プライバシー・情報自己決定権に関する現代的課題——学生による報告④ 第8回 婚姻の保護に関する現代的課題——学生による報告⑤ 第9回 経済的自由に関する現代的課題——学生による報告⑥ 第10回 財産権に関する現代的課題——学生による報告⑦ 第11回 選挙権に関する現代的課題——学生による報告⑧ 第12回 刑事手続に関する現代的課題——学生による報告⑨ 第13回 憲法改正に関する現代的課題——学生による報告⑩ 第14回 司法審査・憲法審査に関する現代的課題——学生による報告⑪ 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
講義の性質上、日本語および英語の読解能力が一定程度備わっていることが望ましい。ただし、受講者の具体的状況によっては相談に応じるため、詳しいことは初回のオリエンテーション授業で教員に直接質問してほしい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 自らの担当する報告の準備状況(70点)および授業への積極的な参加や発言(30点)の合計によって評価する。期末試験は実施しない。 | ||||||
(教科書) |
プリント等を配布する
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習として、各回であらかじめ決められた報告担当者は、指定された書籍の該当箇所(通常、書籍の1〜2章分に相当)を読み、その内容を要約するとともに同書が扱う内容の背景事情を一定程度調べることが求められる。報告担当者を除く他の受講者は、最低限、該当箇所を一読したうえで積極的に質問や発言をすることが望ましい。また、復習として、各回の報告で引用された文献や教員によって紹介された文献のうち、重要といわれたものを一読すること。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 質問等は、授業の前後に受け付けるほか、メール(kadota.miki.8i@kyoto-u.ac.jp)にて受け付ける。入門の授業ということもあり、どのような些細なことでも構わないので、積極的に質問をしてほしい。特に、講義ではなくプレゼンやディスカッションが多い授業であるため、背景的な基本的知識につき不明な点がある場合は、相談をしてほしい。 | ||||||
ILASセミナー :「憲法上の権利」入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introductory Lectures on Constitutional Rights
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 25(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 法経北館第5演習室 |
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(キーワード) 公法学関連 / 憲法 / 基本的人権 | |||||||
(授業の概要・目的)
本講義では、憲法という学問領域のうち、主に憲法総論および基本的人権に関する現代的課題を論じた文献を受講者とともに講読し議論をすることで、法学を専門としない学生にも分かりやすいかたちで法学の学習の基礎固めを目指す。本講義では日本語または英語で執筆され、憲法総論および基本的人権に関して比較的最近刊行された書籍について各回の報告担当者の報告をもとに、専門的内容を扱う一定の長さのある文献を読み、理解できるように準備を行うこと、そしてそれを他者にわかりやすく伝え、私見を提示する訓練を行う。
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(到達目標)
・憲法の専門的な文献を読解・要約・議論する基礎を習得すること。
・文献読解を通して、憲法の総論および基本的人権の各分野の論じ方について具体的なイメージを持つことができるようになること。 ・日本語および英語の文章につき精確に読解する能力を身に付けること。 |
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(授業計画と内容)
基本的に以下の授業計画に沿って講義を進める。ただし、履修者の人数や希望に応じてテーマを変更する可能性がある。 第1回 オリエンテーション 第2回 教員によるモデル報告1 第3回 教員によるモデル報告2 第4回 表現の自由に関する現代的課題1——学生による報告① 第5回 表現の自由に関する現代的課題2——学生による報告② 第6回 平等権に関する現代的課題——学生による報告③ 第7回 プライバシー・情報自己決定権に関する現代的課題——学生による報告④ 第8回 婚姻の保護に関する現代的課題——学生による報告⑤ 第9回 経済的自由に関する現代的課題——学生による報告⑥ 第10回 財産権に関する現代的課題——学生による報告⑦ 第11回 選挙権に関する現代的課題——学生による報告⑧ 第12回 刑事手続に関する現代的課題——学生による報告⑨ 第13回 憲法改正に関する現代的課題——学生による報告⑩ 第14回 司法審査・憲法審査に関する現代的課題——学生による報告⑪ 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
講義の性質上、日本語および英語の読解能力が一定程度備わっていることが望ましい。ただし、受講者の具体的状況によっては相談に応じるため、詳しいことは初回のオリエンテーション授業で教員に直接質問してほしい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
自らの担当する報告の準備状況(70点)および授業への積極的な参加や発言(30点)の合計によって評価する。期末試験は実施しない。
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(教科書)
プリント等を配布する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習として、各回であらかじめ決められた報告担当者は、指定された書籍の該当箇所(通常、書籍の1〜2章分に相当)を読み、その内容を要約するとともに同書が扱う内容の背景事情を一定程度調べることが求められる。報告担当者を除く他の受講者は、最低限、該当箇所を一読したうえで積極的に質問や発言をすることが望ましい。また、復習として、各回の報告で引用された文献や教員によって紹介された文献のうち、重要といわれたものを一読すること。
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(その他(オフィスアワー等))
質問等は、授業の前後に受け付けるほか、メール(kadota.miki.8i@kyoto-u.ac.jp)にて受け付ける。入門の授業ということもあり、どのような些細なことでも構わないので、積極的に質問をしてほしい。特に、講義ではなくプレゼンやディスカッションが多い授業であるため、背景的な基本的知識につき不明な点がある場合は、相談をしてほしい。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :湯川秀樹博士の軌跡をたどる
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(英 訳) | ILAS Seminar :Tracing the Trail of Dr. Hideki Yukawa | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 20(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 金5 |
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(教室) | 基礎物理学研究所(研究棟)K202 | ||||||||||||
(キーワード) | 素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論 / 湯川秀樹 / 中間子論 / 素粒子物理学 / 科学哲学 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 湯川秀樹博士は、原子核の強い相互作用を媒介する新粒子を予言した中間子論により、1949年に日本人初のノーベル賞(物理学賞)を受賞した。本セミナーでは湯川秀樹博士の業績を学び、現代物理学・現代社会の視点でその活動の軌跡をたどる。物理学を志す学生以外でも、湯川秀樹博士に興味のある学生の受講を歓迎する。 | ||||||||||||
(到達目標) | ・湯川中間子論と現代の物理学の発展におよぼした意義について学ぶ。 ・湯川秀樹博士の科学哲学や文化論について学ぶ。 ・セミナーを通じて、資料の調査、発表と議論など、学術研究の基本となる手法を学ぶ。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 1.全体説明、受講者の自己紹介、湯川記念室の訪問(早川) 2.日本の物理学はいかに生まれて発展したか:窮理学から湯川へ(早川) 3.旧湯川邸(下鴨休影荘)の訪問と訪問による湯川の足跡(早川・杉本・前野) 4.湯川理論を読み解く(素粒子論概観)(杉本) 5.湯川理論を読み解く(湯川の中間子論)(杉本) 6.湯川理論を読み解く(中間子の発見とその後の発展)(杉本) 7.湯川理論を読み解く(原論文解読に挑戦)(杉本) 8.湯川理論を読み解く(原論文に関する歴史的資料)(杉本) 9.湯川博士の科学哲学、文化活動、社会活動(前野) 10.「旅人」を読み解く(前野) 11.「旅人」を読み解く(前野) 12.「旅人」を読み解く(前野) 13.湯川の科学哲学(前野) 14.湯川ゆかりの地を訪問(前野) 15.まとめ セミナーの進行には高等研究院 連携拠点教授の前野悦輝も参加する。 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | セミナーでの発表・質問・議論、およびレポートに基づいて評価。セミナー担当回のレジュメはレポートとして扱う。詳細は初回授業にて説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
『旅人』
(角川文庫16666,1960,改版2011)
杉本担当分はプリントを配布(あるいは授業中に指示)する予定です。
|
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(参考書等) |
『クォーク(第2版)』
(講談社ブルーバックス1205,1998)
『この地球に生まれあわせて』
(講談社文庫340,1975)
『創造への飛躍』
(講談社文庫420,1971)
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(関連URL) |
https://www2.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~satoshi.takada/Kakenhi2021B/publications/slide_open/20230618_Hayakawa.pdf
早川尚男:日本の物理学はいかに生まれて発展したか:窮理学から湯川へ(国際純粋・応用物理学 連合100周年記念オンライン講演会,2022)及び湯川博士の贈り物4(2023)
https://ocw.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2021/04/taichirokugo_yukawa.pdf 九後太一:中間子の予言 −湯川秀樹生誕百年 (数理科学2006年12月号) https://academic.oup.com/ptps/article/doi/10.1143/PTPS.1.1/1878532 Hideki Yukawa: Progress of Theoretical Physics Supplement 1 (January 1955) 1-10 (湯川中間子論の原論文) |
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | セミナーで扱う教科書の該当章や資料は、毎回全員前もって読んでおくこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 質問は随時、メールで受け付ける: (早川)hisao@yukawa.kyoto-u.ac.jp (杉本)sugimoto@gauge.scphys.kyoto-u.ac.jp (前野)maeno.yoshiteru.b04@kyoto-u.jp |
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ILASセミナー :湯川秀樹博士の軌跡をたどる
(科目名)
ILAS Seminar :Tracing the Trail of Dr. Hideki Yukawa
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 20(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 基礎物理学研究所(研究棟)K202 |
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(キーワード) 素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論 / 湯川秀樹 / 中間子論 / 素粒子物理学 / 科学哲学 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
湯川秀樹博士は、原子核の強い相互作用を媒介する新粒子を予言した中間子論により、1949年に日本人初のノーベル賞(物理学賞)を受賞した。本セミナーでは湯川秀樹博士の業績を学び、現代物理学・現代社会の視点でその活動の軌跡をたどる。物理学を志す学生以外でも、湯川秀樹博士に興味のある学生の受講を歓迎する。
|
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(到達目標)
・湯川中間子論と現代の物理学の発展におよぼした意義について学ぶ。
・湯川秀樹博士の科学哲学や文化論について学ぶ。 ・セミナーを通じて、資料の調査、発表と議論など、学術研究の基本となる手法を学ぶ。 |
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(授業計画と内容)
1.全体説明、受講者の自己紹介、湯川記念室の訪問(早川) 2.日本の物理学はいかに生まれて発展したか:窮理学から湯川へ(早川) 3.旧湯川邸(下鴨休影荘)の訪問と訪問による湯川の足跡(早川・杉本・前野) 4.湯川理論を読み解く(素粒子論概観)(杉本) 5.湯川理論を読み解く(湯川の中間子論)(杉本) 6.湯川理論を読み解く(中間子の発見とその後の発展)(杉本) 7.湯川理論を読み解く(原論文解読に挑戦)(杉本) 8.湯川理論を読み解く(原論文に関する歴史的資料)(杉本) 9.湯川博士の科学哲学、文化活動、社会活動(前野) 10.「旅人」を読み解く(前野) 11.「旅人」を読み解く(前野) 12.「旅人」を読み解く(前野) 13.湯川の科学哲学(前野) 14.湯川ゆかりの地を訪問(前野) 15.まとめ セミナーの進行には高等研究院 連携拠点教授の前野悦輝も参加する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
セミナーでの発表・質問・議論、およびレポートに基づいて評価。セミナー担当回のレジュメはレポートとして扱う。詳細は初回授業にて説明する。
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(教科書)
『旅人』
(角川文庫16666,1960,改版2011)
杉本担当分はプリントを配布(あるいは授業中に指示)する予定です。
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(参考書等)
『クォーク(第2版)』
(講談社ブルーバックス1205,1998)
『この地球に生まれあわせて』
(講談社文庫340,1975)
『創造への飛躍』
(講談社文庫420,1971)
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(授業外学習(予習・復習)等)
セミナーで扱う教科書の該当章や資料は、毎回全員前もって読んでおくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
質問は随時、メールで受け付ける:
(早川)hisao@yukawa.kyoto-u.ac.jp (杉本)sugimoto@gauge.scphys.kyoto-u.ac.jp (前野)maeno.yoshiteru.b04@kyoto-u.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :化学の視点から生命を覗いてみよう
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(英 訳) | ILAS Seminar :Viewing life through the lens of chemistry | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 金5 |
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(教室) | 総合研究9号館 W301号室 | ||||||||||||
(キーワード) | 医化学関連 / 化学と生物学の融合分野 / 分子生物学関連 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | すべての生物は化学物質で構成されており、また生命活動の多くは化学反応によって調節されています。そのため、生命を根本的に理解するためには、「化学の視点」が必要不可欠です。また、薬の開発(創薬)や人工タンパク質の創生など、生物学で得た知見を応用する際にも、化学の力は欠かせません。本授業では、まだ教科書に載っていない「化学と生物の融合分野」の最先端を紹介しながら、未解明の課題に対する解決策を皆さんと一緒に考えていきます。なお、高等学校で生物を履修していない学生でも理解できるように、基礎から丁寧に授業を進めます。 | ||||||||||||
(到達目標) | ・ 化学の目で生物学を見る力を養う ・ 自らの頭で考え、議論し、その考えを論理的に人に説明する力を養う ・ 研究の最前線に触れる |
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(授業計画と内容) | 以下の各項目について講述・議論する。各項目には、履修者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した回数を充てる。各項目の順序、それぞれにあてる講義回数は固定したものではなく、履修者の背景や理解の状況に応じて、講義担当者が適切に決める。さらに全15回の講義の進め方についても適宜、指示・対応することで、履修者が準備・理解できるように十分に配慮する。 (1) 研究とは何なのか? 【1回】 (2) 「化学と生物学の融合分野」に関するイントロダクション 【1回】 (3) 化学パラメータ(pH、酸素、活性酸素種、温度など)と生命【4回】 (4) 技術系(化学プローブ、製薬など)【3回】 (5) 最先端の研究紹介 【4回】 (6) 発表会 【2回】 (7) 発表会に対するフィードバック 【1回】 |
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(履修要件) |
高等学校レベルの化学を理解していることが好ましい。生物に関しては、高等学校で履修していない学生でも理解できるよう、基礎から丁寧に授業を進めます。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 討論への積極的な参加(80点)、発表(1回 20点)により評価する。 ・ 4回以上授業を欠席した場合には、不合格とする。 ・ 独自の工夫や視点が見られるものについては、高い点を与える。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 基本的には授業内で全て完結する形をとる。ただし、発表会に際しては資料など(発表スライドなど)の事前準備が必要である。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||
ILASセミナー :化学の視点から生命を覗いてみよう
(科目名)
ILAS Seminar :Viewing life through the lens of chemistry
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 総合研究9号館 W301号室 |
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(キーワード) 医化学関連 / 化学と生物学の融合分野 / 分子生物学関連 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
すべての生物は化学物質で構成されており、また生命活動の多くは化学反応によって調節されています。そのため、生命を根本的に理解するためには、「化学の視点」が必要不可欠です。また、薬の開発(創薬)や人工タンパク質の創生など、生物学で得た知見を応用する際にも、化学の力は欠かせません。本授業では、まだ教科書に載っていない「化学と生物の融合分野」の最先端を紹介しながら、未解明の課題に対する解決策を皆さんと一緒に考えていきます。なお、高等学校で生物を履修していない学生でも理解できるように、基礎から丁寧に授業を進めます。
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(到達目標)
・ 化学の目で生物学を見る力を養う
・ 自らの頭で考え、議論し、その考えを論理的に人に説明する力を養う ・ 研究の最前線に触れる |
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(授業計画と内容)
以下の各項目について講述・議論する。各項目には、履修者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した回数を充てる。各項目の順序、それぞれにあてる講義回数は固定したものではなく、履修者の背景や理解の状況に応じて、講義担当者が適切に決める。さらに全15回の講義の進め方についても適宜、指示・対応することで、履修者が準備・理解できるように十分に配慮する。 (1) 研究とは何なのか? 【1回】 (2) 「化学と生物学の融合分野」に関するイントロダクション 【1回】 (3) 化学パラメータ(pH、酸素、活性酸素種、温度など)と生命【4回】 (4) 技術系(化学プローブ、製薬など)【3回】 (5) 最先端の研究紹介 【4回】 (6) 発表会 【2回】 (7) 発表会に対するフィードバック 【1回】 |
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(履修要件)
高等学校レベルの化学を理解していることが好ましい。生物に関しては、高等学校で履修していない学生でも理解できるよう、基礎から丁寧に授業を進めます。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
討論への積極的な参加(80点)、発表(1回 20点)により評価する。
・ 4回以上授業を欠席した場合には、不合格とする。 ・ 独自の工夫や視点が見られるものについては、高い点を与える。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
基本的には授業内で全て完結する形をとる。ただし、発表会に際しては資料など(発表スライドなど)の事前準備が必要である。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :遺伝子からみる野生動物
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(英 訳) | ILAS Seminar :Genetic study of wild animals | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 8月中に3日程度、毎月1回18:30からオンラインセミナー等 |
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(教室) | 野生動物研究センター3階303研究室 | ||||||
(キーワード) | DNA / 動物 / 行動 / 保全 | ||||||
(授業の概要・目的) | 野生動物の行動や生態を知るのに、動物自体を見るのが困難、見かけと違う遺伝的、内分泌的背景がある、など、遺伝子の解析が必要になる場合が多くあります。 ホームページhttp://miho-murayama.sakura.ne.jp/でもそれらを紹介しています。 本ゼミでは、セミナーや実習を通して、大学院生や研究者から学び、その一端を体験していただきたいと思います。 |
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(到達目標) | 実験によるデータ採取、まとめ、発表などの過程を、見学および体験することにより、野生動物の遺伝子研究の具体的なイメージが持てるようになる。将来の進路の選択肢を増やすために、研究に関する知識を習得する。 |
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(授業計画と内容) | 4-7月の間に、3回程度開催する異分野ゼミ(http://miho-murayama.sakura.ne.jp/info/index.html)などに、1回以上参加する。以下の研究内容を紹介する。 1.性格関連遺伝子の研究紹介 2.生殖細胞保存の研究紹介 3.猛禽類の保全遺伝の研究紹介 4.野生動物の年齢推定の研究紹介 5.ガーナでの野生動物保全の研究紹介 京都市動物園の訪問(6月の土曜日に1日)に参加する。以下の研究内容を学び、自身でも調べる。 6.動物園での保全研究 7.遺伝子や、野生動物保全について調べて発表する。 8月6日以降に3日程度、遺伝子解析の研究紹介や体験実習を行う。日程は登録者と相談の上調整する。以下の内容を学ぶ。 8.DNAの抽出 9.鳥類の性判別 10.動物の行動に関連する遺伝子の型判定 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点およびレポート。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
『野生動物』
(京都通信社)
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(参考書等) |
『遺伝子の窓から見た動物たち』
(京都大学学術出版会)
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(授業外学習(予習・復習)等) | 動物や遺伝子に関する専門用語を調べ、授業時の質問を考える。関連する内容のセミナーなどを逐次紹介するので、積極的に参加する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 遺伝子に関する本(上記参考書など)を、1冊は読んでおくこと。 なお、「学生教育研究災害傷害保険」等の傷害保険に加入しておくこと。 「野生動物学入門」も受講すると理解が深まります。 公開セミナーやシンポジウムなど内容理解に役立つ機会の情報も、授業期間中に随時お知らせします。 体験実習の実施日が採点報告日(前期8月中旬頃)以降となる場合は、成績発表が遅れることがある。 |
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ILASセミナー :遺伝子からみる野生動物
(科目名)
ILAS Seminar :Genetic study of wild animals
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月中に3日程度、毎月1回18:30からオンラインセミナー等 (教室) 野生動物研究センター3階303研究室 |
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(キーワード) DNA / 動物 / 行動 / 保全 | |||||||
(授業の概要・目的)
野生動物の行動や生態を知るのに、動物自体を見るのが困難、見かけと違う遺伝的、内分泌的背景がある、など、遺伝子の解析が必要になる場合が多くあります。
ホームページhttp://miho-murayama.sakura.ne.jp/でもそれらを紹介しています。 本ゼミでは、セミナーや実習を通して、大学院生や研究者から学び、その一端を体験していただきたいと思います。 |
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(到達目標)
実験によるデータ採取、まとめ、発表などの過程を、見学および体験することにより、野生動物の遺伝子研究の具体的なイメージが持てるようになる。将来の進路の選択肢を増やすために、研究に関する知識を習得する。
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(授業計画と内容)
4-7月の間に、3回程度開催する異分野ゼミ(http://miho-murayama.sakura.ne.jp/info/index.html)などに、1回以上参加する。以下の研究内容を紹介する。 1.性格関連遺伝子の研究紹介 2.生殖細胞保存の研究紹介 3.猛禽類の保全遺伝の研究紹介 4.野生動物の年齢推定の研究紹介 5.ガーナでの野生動物保全の研究紹介 京都市動物園の訪問(6月の土曜日に1日)に参加する。以下の研究内容を学び、自身でも調べる。 6.動物園での保全研究 7.遺伝子や、野生動物保全について調べて発表する。 8月6日以降に3日程度、遺伝子解析の研究紹介や体験実習を行う。日程は登録者と相談の上調整する。以下の内容を学ぶ。 8.DNAの抽出 9.鳥類の性判別 10.動物の行動に関連する遺伝子の型判定 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点およびレポート。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
『野生動物』
(京都通信社)
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(参考書等)
『遺伝子の窓から見た動物たち』
(京都大学学術出版会)
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(授業外学習(予習・復習)等)
動物や遺伝子に関する専門用語を調べ、授業時の質問を考える。関連する内容のセミナーなどを逐次紹介するので、積極的に参加する。
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(その他(オフィスアワー等))
遺伝子に関する本(上記参考書など)を、1冊は読んでおくこと。
なお、「学生教育研究災害傷害保険」等の傷害保険に加入しておくこと。 「野生動物学入門」も受講すると理解が深まります。 公開セミナーやシンポジウムなど内容理解に役立つ機会の情報も、授業期間中に随時お知らせします。 体験実習の実施日が採点報告日(前期8月中旬頃)以降となる場合は、成績発表が遅れることがある。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ヒトとは何か・・霊長類の分子や細胞から理解する
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(英 訳) | ILAS Seminar :What is "human"- considering from molecular and cellular biology of primates | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 4-6月の金曜5限及び8月中の3〜4日程度 |
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(教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||||||||
(キーワード) | ゲノム生物学関連 / 自然人類学 / 霊長類 / 環境応答 / 生態-進化-発生 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | ヒトを含む数多くの生物種の全ゲノム配列が解読され、生命科学がゲノム配列の情報に基づいてタンパク質の構造や遺伝子機能、生物特性を解明する「ポストゲノム」の時代にあると称されて久しい。昨今では、次世代シークエンサーとよばれる塩基配列解析装置の登場によって研究室レベルでのゲノム配列の解読も可能となり、様々な生物種や症例のゲノム配列が次々と公開・更新されていく「ゲノム情報化」の時代に突入した。iPS細胞やゲノム編集などの技術革新と合わせ、生命科学は今まさに大きな転換期を迎えている。 こうした中、以前までは不可能だった研究が実施可能となり、生命科学の新たな可能性が拓けてきた。例えば、従来はマウスなどの一部の「モデル生物」でのみ、先端生命科学の手法が有効であったが、今ではあらゆる生物種やその特性(表現型)を対象に、ゲノムを解読・操作し、発生現象を人為的に再構成し、生態や進化を分子レベルで解析することもできる。また、ゲノムの情報化に伴い、学部生でもコンピューターを使って遺伝子を特定することが可能であり、かつては大学院で実施していたような研究に取り組める時代となっている。 そこで本セミナーでは、日進月歩で発展し続けている生命科学の現在を知ることにより、翻って我々「ヒト」自身を分子や細胞のレベルで見つめ直す機会を設けたい。そのために、(1)参加者同士のプレゼンテーションや教員による研究紹介を通して、生命科学の先端技術の原理や利用法を理解する。また、(2)ヒトを含めた霊長類の生命科学に関する最近の知見を学習する。さらに、(3)犬山キャンパス等、実際の研究現場において先端的体験学習を行う。 |
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(到達目標) | 生命科学の先端技術やヒトを含めた霊長類学の現在について学び、それらの知識を用いて「ヒトとは何か」という命題について自然科学的視点、特に分子や細胞という生命科学的な視点からの履修者独自の理解ができるようになる。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 本セミナーでは、前半部の主に座学による学習(場所:吉田南地区の教室、またはzoomによるオンライン) と後半部の体験的学習(場所:犬山キャンパスの研究室) を併用する。 前半部では、論文の検索やディスカッションを通して、生命科学の先端技術を利用してどのような「新しい生命科学」の研究が現在行われているかについて、学習する。また、ヒトやヒト以外の霊長類のゲノム解析等のデータをもとに、現在どのようなことが課題になっているのかについてもディスカッションする。具体的には最初に受講生の興味の対象と教員の専門分野をすりあわせ、お互いに理解可能な分野について受講生の自発的な学習に基づいて研究の歴史と現状、今後の課題等についてディスカッションする。また、今後の課題についての解決策を検討し、必要ならば後半部での実習でその実践を試みる。 また、後半部では、実際の研究現場の体験として、DNAを増幅するPCRや配列決定などの実習を行う(場所:愛知県犬山市にある京都大学犬山キャンパス、日程:夏期休暇中の3泊4日程度。詳細はセミナー期間中に決定。)。ゲノムや遺伝子の実験に加え、iPS細胞や霊長類個体の観察も行い、遺伝子から生態まで包括的に捉える契機とする。前半の学習内容に基づいた実習計画を立案し、後半で実践する計画である。ゲノムや遺伝子、細胞の実験は、京都大学の規定に基づいたものである。 授業回数は前半の講義と後半の実習を合計してフィードバックを含め全15回とする。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | セミナー全体を通して、総合的に判断する。特に、各回におけるディスカッションの論理的整合性・独創性・おもしろさや発表、討論への積極性を評価する。詳細については、授業中に説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
必要に応じてプリント等を配布予定。
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(参考書等) |
『新しい霊長類学—人を深く知るための100問100答 』
(講談社ブルーバックス)
ISBN:978-4-06-257651-2
『新・霊長類学のすすめ (京大人気講義シリーズ) 』
(丸善出版)
ISBN:978-4-621-08533-2
『細胞の分子生物学 第5版』
(ニュートンプレス)
ISBN:978-4315518672
『日本の人類学』
(ちくま新書)
ISBN:978-4-480-07100-2
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(関連URL) | http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/bunshi/idenshi/index.html | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 各自が、テーマとなる生命科学の先端技術等のネタについて事前に調べ、プレゼンテーションを行うための準備を行ってほしい。発表様式は自由。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特に高校生物の履修経験は問わないが、生命科学への興味をもった希望者を歓迎する。インターネット、電子メール、PowerPoint などは使えることが望ましいが、必要に応じて授業期間内に習得しても構わない。 夏季休暇中の実験実習に関しては、旅費(京都からの往復交通費1万円程度)は原則として受講生の負担とするが、希望者には補助も行う。宿泊費は1泊千円程度の犬山キャンパス宿泊棟を利用予定。学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。採点報告日(8月中旬)以降に集中講義を実施する場合は、成績報告が前期に間に合わない可能性がある。 |
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ILASセミナー :ヒトとは何か・・霊長類の分子や細胞から理解する
(科目名)
ILAS Seminar :What is "human"- considering from molecular and cellular biology of primates
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 4-6月の金曜5限及び8月中の3〜4日程度 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(キーワード) ゲノム生物学関連 / 自然人類学 / 霊長類 / 環境応答 / 生態-進化-発生 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
ヒトを含む数多くの生物種の全ゲノム配列が解読され、生命科学がゲノム配列の情報に基づいてタンパク質の構造や遺伝子機能、生物特性を解明する「ポストゲノム」の時代にあると称されて久しい。昨今では、次世代シークエンサーとよばれる塩基配列解析装置の登場によって研究室レベルでのゲノム配列の解読も可能となり、様々な生物種や症例のゲノム配列が次々と公開・更新されていく「ゲノム情報化」の時代に突入した。iPS細胞やゲノム編集などの技術革新と合わせ、生命科学は今まさに大きな転換期を迎えている。
こうした中、以前までは不可能だった研究が実施可能となり、生命科学の新たな可能性が拓けてきた。例えば、従来はマウスなどの一部の「モデル生物」でのみ、先端生命科学の手法が有効であったが、今ではあらゆる生物種やその特性(表現型)を対象に、ゲノムを解読・操作し、発生現象を人為的に再構成し、生態や進化を分子レベルで解析することもできる。また、ゲノムの情報化に伴い、学部生でもコンピューターを使って遺伝子を特定することが可能であり、かつては大学院で実施していたような研究に取り組める時代となっている。 そこで本セミナーでは、日進月歩で発展し続けている生命科学の現在を知ることにより、翻って我々「ヒト」自身を分子や細胞のレベルで見つめ直す機会を設けたい。そのために、(1)参加者同士のプレゼンテーションや教員による研究紹介を通して、生命科学の先端技術の原理や利用法を理解する。また、(2)ヒトを含めた霊長類の生命科学に関する最近の知見を学習する。さらに、(3)犬山キャンパス等、実際の研究現場において先端的体験学習を行う。 |
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(到達目標)
生命科学の先端技術やヒトを含めた霊長類学の現在について学び、それらの知識を用いて「ヒトとは何か」という命題について自然科学的視点、特に分子や細胞という生命科学的な視点からの履修者独自の理解ができるようになる。
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(授業計画と内容)
本セミナーでは、前半部の主に座学による学習(場所:吉田南地区の教室、またはzoomによるオンライン) と後半部の体験的学習(場所:犬山キャンパスの研究室) を併用する。 前半部では、論文の検索やディスカッションを通して、生命科学の先端技術を利用してどのような「新しい生命科学」の研究が現在行われているかについて、学習する。また、ヒトやヒト以外の霊長類のゲノム解析等のデータをもとに、現在どのようなことが課題になっているのかについてもディスカッションする。具体的には最初に受講生の興味の対象と教員の専門分野をすりあわせ、お互いに理解可能な分野について受講生の自発的な学習に基づいて研究の歴史と現状、今後の課題等についてディスカッションする。また、今後の課題についての解決策を検討し、必要ならば後半部での実習でその実践を試みる。 また、後半部では、実際の研究現場の体験として、DNAを増幅するPCRや配列決定などの実習を行う(場所:愛知県犬山市にある京都大学犬山キャンパス、日程:夏期休暇中の3泊4日程度。詳細はセミナー期間中に決定。)。ゲノムや遺伝子の実験に加え、iPS細胞や霊長類個体の観察も行い、遺伝子から生態まで包括的に捉える契機とする。前半の学習内容に基づいた実習計画を立案し、後半で実践する計画である。ゲノムや遺伝子、細胞の実験は、京都大学の規定に基づいたものである。 授業回数は前半の講義と後半の実習を合計してフィードバックを含め全15回とする。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
セミナー全体を通して、総合的に判断する。特に、各回におけるディスカッションの論理的整合性・独創性・おもしろさや発表、討論への積極性を評価する。詳細については、授業中に説明する。
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(教科書)
必要に応じてプリント等を配布予定。
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(参考書等)
『新しい霊長類学—人を深く知るための100問100答 』
(講談社ブルーバックス)
ISBN:978-4-06-257651-2
『新・霊長類学のすすめ (京大人気講義シリーズ) 』
(丸善出版)
ISBN:978-4-621-08533-2
『細胞の分子生物学 第5版』
(ニュートンプレス)
ISBN:978-4315518672
『日本の人類学』
(ちくま新書)
ISBN:978-4-480-07100-2
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(授業外学習(予習・復習)等)
各自が、テーマとなる生命科学の先端技術等のネタについて事前に調べ、プレゼンテーションを行うための準備を行ってほしい。発表様式は自由。
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(その他(オフィスアワー等))
特に高校生物の履修経験は問わないが、生命科学への興味をもった希望者を歓迎する。インターネット、電子メール、PowerPoint などは使えることが望ましいが、必要に応じて授業期間内に習得しても構わない。
夏季休暇中の実験実習に関しては、旅費(京都からの往復交通費1万円程度)は原則として受講生の負担とするが、希望者には補助も行う。宿泊費は1泊千円程度の犬山キャンパス宿泊棟を利用予定。学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。採点報告日(8月中旬)以降に集中講義を実施する場合は、成績報告が前期に間に合わない可能性がある。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :フィールド実習“森は海の恋人”
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(英 訳) | ILAS Seminar :The Sea is longing for the forest | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 宮城県気仙沼市舞根森里海研究所 | ||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 生態学および環境学関連 / 森里海連環学 / 漁業 / 植樹 / 東日本大震災 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 日本の国土を代表する豊かな森と多様性に富んだ海は、川で不可分につながり、「森が海を育み、海も森を育む」関係にあるといわれています。しかし人類の経済効率最優先のふるまいによってこの連環は著しい影響を受け、森の破壊が海を著しく汚染しています。また東日本大震災は東北地方に大きなダメージを与え、人間社会のみならずその地方の自然にも大きな影響を与えました。このILASセミナーでは、東北地方の気仙沼を訪れ、近年大きく世論を動かしつつある「森は海の恋人」運動の故郷を訪ねて、自然再生の意義や人と自然との共存のあり方を学びます。そして豊穣な沿岸海域とそれに隣接する陸域の生態系を観察し、復興しつつある自然と社会について学びます。 |
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(到達目標) | 自然と人間の共存のあり方を学ぶことができる。東日本大震災からの復興のようすを見学することができる。 植樹を通じて森林の生物多様性を回復させる様子を見ることができる。理系、文系という概念を超えた地に足のついた活動というのは、どのようなものかを学ぶことができる。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 宮城県気仙沼市唐桑町にある水山養殖場をベースに、“森は海の恋人”運動の創始者である畠山重篤氏(カキ養殖業者、京都大学社会連携教授、NPO法人「森は海の恋人」代表・理事長)と畠山信氏(同法人副理事)の協力を得て、森と川と海とのつながりを、沿岸域や汽水域に生息する海洋生物の調査や、養殖業の様子、森林の観察などのフィールド実習を通して学びます。 また東日本大震災からの復興の様子を見学します。 現地での宿泊費(3泊で約24,000円)、食費等は受講生の負担です。そのほかに集合場所(東北新幹線「一ノ関」駅を予定)までの交通費(京都駅−一ノ関駅は新幹線利用で往復約46,000円)も必要です。 実習は8月下旬に3泊4日で実施の予定です。ガイダンスを6月中に行います。日時・場所は、後日掲示します。 |
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(履修要件) |
義務ではありませんが、以下に示す畠山重篤氏(京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授)の著作をいくつか読んでおくことことが望ましいです。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習中の態度ならびに実習終了後にレポートを課す場合はレポートの内容により評価します。詳細はガイダンスで説明します。ただし実習の実施時期が8月下旬なので、成績の報告は9月中旬以降になります。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『森は海の恋人 (文春文庫)』
(文藝春秋)
ISBN:9784167717049
『リアスの海辺から—森は海の恋人 (文春文庫) 』
(文藝春秋)
ISBN:9784167656331
『漁師さんの森づくり -森は海の恋人-』
(講談社)
ISBN:9784062104111
『鉄で海がよみがえる (文春文庫)』
(文藝春秋)
ISBN:9784167838249
『牡蠣とトランク』
(ワック)
ISBN:9784898314333
『日本<汽水>紀行—「森は海の恋人」の世界を尋ねて』
(文藝春秋)
ISBN:9784163652801
『牡蠣礼讃 (文春新書)』
(文藝春秋 )
ISBN:9784166605422
『森・川・海 つながるいのち (守ってのこそう! いのちつながる日本の自然) 』
(童心社)
ISBN:9784494008315
『カキじいさんとしげぼう』
(講談社)
ISBN:9784062129893
『森と里と海のつながり 京大フィールド研の挑戦』
(株式会社 えい出版社)
ISBN:4-7779-0142-4
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(関連URL) |
http://setoblo.blogspot.jp/2015/08/1.html
2015年度のこのILASセミナーのようす(これを起点に「その4」まであります)
http://www.mori-umi.org/ NPO法人「森は海の恋人」ホームページ http://moriumiblog.naturum.ne.jp/ ブログ:同法人事務局 https://www.facebook.com/makoto.hatakeyama3 フェイスブック:同法人畠山信副理事 http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kaigai/120209.html 国連フォレストヒーロー プレスリリース http://www.fserc.kais.kyoto-u.ac.jp/ 京都大学フィールド科学教育研究センター http://www.seto.kyoto-u.ac.jp/smbl/index.html 京都大学瀬戸臨海実験所 |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 畠山重篤氏の著作を読んでおくことが望ましい。またここに示すNPO法人「森は海の恋人」のホームページなどを見て、どのような活動が実際に行われているかを見ておくことが望ましい。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 現地(気仙沼)でのフィールド実習となります。実施時期は受講生と相談の上で決定します。フィールドに出ますので、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入が必須です。他の受講生に迷惑をかけるので、履修登録後はキャンセルをしないように。 ここに掲げた参考書に概要が出ています。 文系学生も歓迎します。 畠山 重篤(1943年-):養殖漁業家、エッセイスト、京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授。 カキやホタテの養殖に従事する。漁業において上流山間部の森林が果たす役割の大きさに着目し、家業のかたわら、気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根山(現在は矢越山)への植樹運動を続ける。その活動は歌人・熊谷龍子の短歌の一節から「森は海の恋人運動」と名付けられ、小中学校の教科書にも掲載されている。 2001年 第48回産経児童出版文化賞JR賞『漁師さんの森づくり』 2001年 第50回小学館児童出版文化賞受賞『漁師さんの森づくり』 2003年 第52回日本エッセイスト・クラブ賞受賞『日本<汽水>紀行』 2012年 国連森林フォーラム(United Nations Forum on Forests)のフォレスト・ヒーローズ(森の英雄)受賞 2012年 第46回吉川英治文化賞受賞。 2012年 第59回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞『鉄は魔法つかい』。 2015年 第6回KYOTO地球環境の殿堂入り 2015年 第25回みどりの文化賞 畠山重篤氏主催「森は海の恋人運動」に対して 1994年 朝日森林文化賞 1999年 環境庁長官表彰「みどりの日:自然環境功労者」 2000年 環境水俣賞 2003年 内閣総理大臣表彰「緑化推進運動功労者」 2011年 第33回サントリー地域文化賞 |
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ILASセミナー :フィールド実習“森は海の恋人”
(科目名)
ILAS Seminar :The Sea is longing for the forest
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 宮城県気仙沼市舞根森里海研究所 |
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(キーワード) 生態学および環境学関連 / 森里海連環学 / 漁業 / 植樹 / 東日本大震災 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
日本の国土を代表する豊かな森と多様性に富んだ海は、川で不可分につながり、「森が海を育み、海も森を育む」関係にあるといわれています。しかし人類の経済効率最優先のふるまいによってこの連環は著しい影響を受け、森の破壊が海を著しく汚染しています。また東日本大震災は東北地方に大きなダメージを与え、人間社会のみならずその地方の自然にも大きな影響を与えました。このILASセミナーでは、東北地方の気仙沼を訪れ、近年大きく世論を動かしつつある「森は海の恋人」運動の故郷を訪ねて、自然再生の意義や人と自然との共存のあり方を学びます。そして豊穣な沿岸海域とそれに隣接する陸域の生態系を観察し、復興しつつある自然と社会について学びます。
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(到達目標)
自然と人間の共存のあり方を学ぶことができる。東日本大震災からの復興のようすを見学することができる。 植樹を通じて森林の生物多様性を回復させる様子を見ることができる。理系、文系という概念を超えた地に足のついた活動というのは、どのようなものかを学ぶことができる。
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(授業計画と内容)
宮城県気仙沼市唐桑町にある水山養殖場をベースに、“森は海の恋人”運動の創始者である畠山重篤氏(カキ養殖業者、京都大学社会連携教授、NPO法人「森は海の恋人」代表・理事長)と畠山信氏(同法人副理事)の協力を得て、森と川と海とのつながりを、沿岸域や汽水域に生息する海洋生物の調査や、養殖業の様子、森林の観察などのフィールド実習を通して学びます。 また東日本大震災からの復興の様子を見学します。 現地での宿泊費(3泊で約24,000円)、食費等は受講生の負担です。そのほかに集合場所(東北新幹線「一ノ関」駅を予定)までの交通費(京都駅−一ノ関駅は新幹線利用で往復約46,000円)も必要です。 実習は8月下旬に3泊4日で実施の予定です。ガイダンスを6月中に行います。日時・場所は、後日掲示します。 |
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(履修要件)
義務ではありませんが、以下に示す畠山重篤氏(京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授)の著作をいくつか読んでおくことことが望ましいです。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習中の態度ならびに実習終了後にレポートを課す場合はレポートの内容により評価します。詳細はガイダンスで説明します。ただし実習の実施時期が8月下旬なので、成績の報告は9月中旬以降になります。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『森は海の恋人 (文春文庫)』
(文藝春秋)
ISBN:9784167717049
『リアスの海辺から—森は海の恋人 (文春文庫) 』
(文藝春秋)
ISBN:9784167656331
『漁師さんの森づくり -森は海の恋人-』
(講談社)
ISBN:9784062104111
『鉄で海がよみがえる (文春文庫)』
(文藝春秋)
ISBN:9784167838249
『牡蠣とトランク』
(ワック)
ISBN:9784898314333
『日本<汽水>紀行—「森は海の恋人」の世界を尋ねて』
(文藝春秋)
ISBN:9784163652801
『牡蠣礼讃 (文春新書)』
(文藝春秋 )
ISBN:9784166605422
『森・川・海 つながるいのち (守ってのこそう! いのちつながる日本の自然) 』
(童心社)
ISBN:9784494008315
『カキじいさんとしげぼう』
(講談社)
ISBN:9784062129893
『森と里と海のつながり 京大フィールド研の挑戦』
(株式会社 えい出版社)
ISBN:4-7779-0142-4
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(授業外学習(予習・復習)等)
畠山重篤氏の著作を読んでおくことが望ましい。またここに示すNPO法人「森は海の恋人」のホームページなどを見て、どのような活動が実際に行われているかを見ておくことが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
現地(気仙沼)でのフィールド実習となります。実施時期は受講生と相談の上で決定します。フィールドに出ますので、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入が必須です。他の受講生に迷惑をかけるので、履修登録後はキャンセルをしないように。
ここに掲げた参考書に概要が出ています。 文系学生も歓迎します。 畠山 重篤(1943年-):養殖漁業家、エッセイスト、京都大学フィールド科学教育センター社会連携教授。 カキやホタテの養殖に従事する。漁業において上流山間部の森林が果たす役割の大きさに着目し、家業のかたわら、気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根山(現在は矢越山)への植樹運動を続ける。その活動は歌人・熊谷龍子の短歌の一節から「森は海の恋人運動」と名付けられ、小中学校の教科書にも掲載されている。 2001年 第48回産経児童出版文化賞JR賞『漁師さんの森づくり』 2001年 第50回小学館児童出版文化賞受賞『漁師さんの森づくり』 2003年 第52回日本エッセイスト・クラブ賞受賞『日本<汽水>紀行』 2012年 国連森林フォーラム(United Nations Forum on Forests)のフォレスト・ヒーローズ(森の英雄)受賞 2012年 第46回吉川英治文化賞受賞。 2012年 第59回産経児童出版文化賞産経新聞社賞受賞『鉄は魔法つかい』。 2015年 第6回KYOTO地球環境の殿堂入り 2015年 第25回みどりの文化賞 畠山重篤氏主催「森は海の恋人運動」に対して 1994年 朝日森林文化賞 1999年 環境庁長官表彰「みどりの日:自然環境功労者」 2000年 環境水俣賞 2003年 内閣総理大臣表彰「緑化推進運動功労者」 2011年 第33回サントリー地域文化賞 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :脳と情報からみる心の病
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(英 訳) | ILAS Seminar :Psychiatric Disorders in Brain Informatics | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 8月25〜28日または9月1日〜4日 |
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(教室) | 先端科学研究棟509 | ||||||
(キーワード) | 精神神経科学 / 認知脳科学 / 精神疾患 / 発達障害 / 神経心理学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、こころの問題とされる精神疾患や発達障害について、「人間にとって、はたして本当に病気や障害なのか?」という問いを中心に、神経科学、心理学、情報学、進化医学といった多角的な学問領域から基礎的な知識と理解を、理系・文系を問わず学べる内容で伝えることを目的とする。 また、精神疾患や発達障害が教育や法といった社会的な観点からどのような問題となり、どうすれば解決できるのかといったことを議論する。 さらに、精神疾患や発達障害の基礎研究で用いられる調査や計測機器を使用した実習体験を通じて、理解を深める。 |
||||||
(到達目標) | ・精神疾患や発達障害とは何か(神経心理・生物学的なメカニズム、ヒトにとっての存在意義、療育や治療方法の現状など)について理解する。 ・神経科学や心理学の基礎について理解する。 |
||||||
(授業計画と内容) | I.授業形式・日程・場所 夏期休暇中(8月最終週〜9月第1週)に4日間の集中講義形式で行う。5名以上の受講希望者がいた場合は、2グループに分けて行う。 講義ならびに実習を行う。 開講は医学部構内先端科学研究棟にある研究室を予定している。 Ⅱ.講義・実習の内容 (1)精神疾患や発達障害についての基礎的な内容の講義 ・イントロダクション(1日目) ・脳科学の基礎(1日目) ・病跡学と創造性の脳科学(1・2日目) ・生物学的精神医学とは?(2・3日目) ・計算論的精神医学とは?(2日目) ・進化精神医学とは?(3日目) (2)精神疾患や発達障害と実社会との関連についての議論 ・精神疾患と教育との関連(2日目) ・精神疾患と法との関連(3日目) (3)実習 ・脳科学の研究手法(3日目) ・非侵襲の脳活動計測(4日目) ・心理実験(4日目) |
||||||
(履修要件) |
神経科学や心理学の基礎的内容の講義(「神経科学の基礎」等)を事前に履修していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(出席と議論等への参加状況) | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『バイオサイコロジ-: 脳-心と行動の神経科学』
(西村書店, 2005年)
ISBN:4890133356
『脳と心のカラ-リングブック: 塗り絵でマスタ-する神経解剖』
(西村書店, 2012年)
ISBN:489013428X
『なぜ心はこんなに脆いのか: 不安や抑うつの進化心理学』
(草思社, 2021年)
ISBN:4794225342
|
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(関連URL) | https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/goto-laboratory/ 研究室ホームページ | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義までに神経科学や精神医学などの入門書を読んでおくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・実習を行うため、学生教育研究災害傷害保険へ各自加入しておいてください。 ・採点報告日(8月中旬)以降に集中講義で実施するため、成績報告が遅れる可能性があります。 ・履修登録期間終了後、講義の日程調整ならびにガイダンスを行います。 |
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ILASセミナー :脳と情報からみる心の病
(科目名)
ILAS Seminar :Psychiatric Disorders in Brain Informatics
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月25〜28日または9月1日〜4日 (教室) 先端科学研究棟509 |
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(キーワード) 精神神経科学 / 認知脳科学 / 精神疾患 / 発達障害 / 神経心理学 | |||||||
(授業の概要・目的)
本講義では、こころの問題とされる精神疾患や発達障害について、「人間にとって、はたして本当に病気や障害なのか?」という問いを中心に、神経科学、心理学、情報学、進化医学といった多角的な学問領域から基礎的な知識と理解を、理系・文系を問わず学べる内容で伝えることを目的とする。
また、精神疾患や発達障害が教育や法といった社会的な観点からどのような問題となり、どうすれば解決できるのかといったことを議論する。 さらに、精神疾患や発達障害の基礎研究で用いられる調査や計測機器を使用した実習体験を通じて、理解を深める。 |
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(到達目標)
・精神疾患や発達障害とは何か(神経心理・生物学的なメカニズム、ヒトにとっての存在意義、療育や治療方法の現状など)について理解する。
・神経科学や心理学の基礎について理解する。 |
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(授業計画と内容)
I.授業形式・日程・場所 夏期休暇中(8月最終週〜9月第1週)に4日間の集中講義形式で行う。5名以上の受講希望者がいた場合は、2グループに分けて行う。 講義ならびに実習を行う。 開講は医学部構内先端科学研究棟にある研究室を予定している。 Ⅱ.講義・実習の内容 (1)精神疾患や発達障害についての基礎的な内容の講義 ・イントロダクション(1日目) ・脳科学の基礎(1日目) ・病跡学と創造性の脳科学(1・2日目) ・生物学的精神医学とは?(2・3日目) ・計算論的精神医学とは?(2日目) ・進化精神医学とは?(3日目) (2)精神疾患や発達障害と実社会との関連についての議論 ・精神疾患と教育との関連(2日目) ・精神疾患と法との関連(3日目) (3)実習 ・脳科学の研究手法(3日目) ・非侵襲の脳活動計測(4日目) ・心理実験(4日目) |
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(履修要件)
神経科学や心理学の基礎的内容の講義(「神経科学の基礎」等)を事前に履修していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(出席と議論等への参加状況)
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『バイオサイコロジ-: 脳-心と行動の神経科学』
(西村書店, 2005年)
ISBN:4890133356
『脳と心のカラ-リングブック: 塗り絵でマスタ-する神経解剖』
(西村書店, 2012年)
ISBN:489013428X
『なぜ心はこんなに脆いのか: 不安や抑うつの進化心理学』
(草思社, 2021年)
ISBN:4794225342
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義までに神経科学や精神医学などの入門書を読んでおくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
・実習を行うため、学生教育研究災害傷害保険へ各自加入しておいてください。
・採点報告日(8月中旬)以降に集中講義で実施するため、成績報告が遅れる可能性があります。 ・履修登録期間終了後、講義の日程調整ならびにガイダンスを行います。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :アフリカ地域研究のためのフィールドワーク入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to field work for African Area Studies | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(8)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 4月14日(月)・5月26日(月)・6月2日(月)・6月9日(月)5限目、5月31日(土)〜6月1日(日)琵琶湖周辺漁村訪問 |
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(教室) | アジア・アフリカ地域研究研究科共同棟5階504室 | ||||||
(キーワード) | 地域研究関連 / フィールドワーク / 文化人類学 / 動植物観察 / 在来知と開発 | ||||||
(授業の概要・目的) | このセミナーでは、アフリカの人びとが日々自然環境と関わるなかで培ってきた在来知(Local Knowledge)に注目し、座学や実習などを介してフィールドワークという手法を経験的に理解することを目的としている。その手法を実際に理解するために、座学を受講したうえで、琵琶湖周辺にある漁村(沖島での実習を予定)を訪問し、人びとと湖との関わりについてインタビューや参与観察を中心としたフィールド演習を実施する。フィールドワークで得られた情報など収集したデータを整理したうえで、受講者がフィールドワークの成果を発表する。セミナー終了時には、受講者がアフリカにおいて具体的にフィールドワークをおこなうイメージをもつと同時に、フィールドワークを介して私たちが生きる世界を理解し、人びとの日常生活にもとづいてグローバルに展開する課題に対する姿勢や見方を確立することが最終的なねらいである。 | ||||||
(到達目標) | このセミナーを履修することによって以下の三つの目標に到達することを目指す。 (1)現代アフリカに暮らす人びとがさまざまな環境との関わり方を基盤にして生成・変化・創造させてきた経験的な知の実践に注目し、それを概念化した「アフリカ在来知」について理解することができるようになる。 (2)琵琶湖周辺のヒトと自然に関わる生態環境を観察して記録するための手法をみにつけることができるようになる。 (3)漁労活動や副業的な活動なども含めて湖周辺の資源利用の方法やそのための道具の製作技法や資源の加工・生産方法に関する聞き取りや参与観察の手法をみにつけることができるようになる。 |
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(授業計画と内容) | 上記の目標を達成するために、以下のような内容でセミナーをすすめる。 受講生確定後に、PandA等を活用して資料を共有する。 4/14(月) 座学1 イントロダクション:アフリカ在来知 5/26(月) 座学2 フィールドワークの手法 5/31(土)フィールド演習1:琵琶湖周辺漁村訪問 6/1(日)フィールド演習2:滋賀県琵琶湖周辺漁村訪問・資料館 6/2(月)座学3:フィールド演習のまとめ 6/9(月)座学4:成果発表 |
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(履修要件) |
2回生以上の受講希望者は、1回生時にフィールドワークに関連する講義、演習(ゼミ)等を受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート、座学・フィールド実習への積極的な姿勢、セミナーでの発表をふまえて総合的に評価する。詳細は、授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『アフリカを学ぶ人のために』
(世界思想社)
ISBN:4790717828
『土器つくりの民族誌』
(昭和堂)
ISBN:4812211263
『アフリカ学辞典』
(昭和堂)
ISBN:4812214157
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(関連URL) |
https://www.africa.asafas.kyoto-u.ac.jp/
大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻
http://www.africa.kyoto-u.ac.jp/ アフリカ地域研究資料センター |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 京都大学では、アフリカ各地をフィールドにした研究が多数おこなわれています。このセミナーの受講者には、予習と復習の意味をこめて、そのような研究の成果が発表される研究会や公開講座に積極的に参加することをすすめます。具体的な研究会などの日程は授業中に案内します。 このセミナーの修了者には、希望すれば、担当教員がエチオピアにおいて実施している実践的地域研究プロジェクトにインターンとして参加する可能性がひらかれています。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | ・学外においてフィールド実習を1泊2日の予定で実施します。そのため、 - 学生教育研究災害傷害保険には必ず加入して下さい。 - 交通費および宿泊費の自己負担があります(10000円程度を予定)。 ・座学では議論や発表に時間をかけて取り組んでもらうため、また野外での演習では個別に指導を受けながら安全にフィールドワークに取り組んでもらうため、1回生の受講定員を8人、全体の受講定員を10人に設定しています。 |
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ILASセミナー :アフリカ地域研究のためのフィールドワーク入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to field work for African Area Studies
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 4月14日(月)・5月26日(月)・6月2日(月)・6月9日(月)5限目、5月31日(土)〜6月1日(日)琵琶湖周辺漁村訪問 (教室) アジア・アフリカ地域研究研究科共同棟5階504室 |
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(キーワード) 地域研究関連 / フィールドワーク / 文化人類学 / 動植物観察 / 在来知と開発 | |||||||
(授業の概要・目的)
このセミナーでは、アフリカの人びとが日々自然環境と関わるなかで培ってきた在来知(Local Knowledge)に注目し、座学や実習などを介してフィールドワークという手法を経験的に理解することを目的としている。その手法を実際に理解するために、座学を受講したうえで、琵琶湖周辺にある漁村(沖島での実習を予定)を訪問し、人びとと湖との関わりについてインタビューや参与観察を中心としたフィールド演習を実施する。フィールドワークで得られた情報など収集したデータを整理したうえで、受講者がフィールドワークの成果を発表する。セミナー終了時には、受講者がアフリカにおいて具体的にフィールドワークをおこなうイメージをもつと同時に、フィールドワークを介して私たちが生きる世界を理解し、人びとの日常生活にもとづいてグローバルに展開する課題に対する姿勢や見方を確立することが最終的なねらいである。
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(到達目標)
このセミナーを履修することによって以下の三つの目標に到達することを目指す。
(1)現代アフリカに暮らす人びとがさまざまな環境との関わり方を基盤にして生成・変化・創造させてきた経験的な知の実践に注目し、それを概念化した「アフリカ在来知」について理解することができるようになる。 (2)琵琶湖周辺のヒトと自然に関わる生態環境を観察して記録するための手法をみにつけることができるようになる。 (3)漁労活動や副業的な活動なども含めて湖周辺の資源利用の方法やそのための道具の製作技法や資源の加工・生産方法に関する聞き取りや参与観察の手法をみにつけることができるようになる。 |
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(授業計画と内容)
上記の目標を達成するために、以下のような内容でセミナーをすすめる。 受講生確定後に、PandA等を活用して資料を共有する。 4/14(月) 座学1 イントロダクション:アフリカ在来知 5/26(月) 座学2 フィールドワークの手法 5/31(土)フィールド演習1:琵琶湖周辺漁村訪問 6/1(日)フィールド演習2:滋賀県琵琶湖周辺漁村訪問・資料館 6/2(月)座学3:フィールド演習のまとめ 6/9(月)座学4:成果発表 |
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(履修要件)
2回生以上の受講希望者は、1回生時にフィールドワークに関連する講義、演習(ゼミ)等を受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート、座学・フィールド実習への積極的な姿勢、セミナーでの発表をふまえて総合的に評価する。詳細は、授業中に説明する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『アフリカを学ぶ人のために』
(世界思想社)
ISBN:4790717828
『土器つくりの民族誌』
(昭和堂)
ISBN:4812211263
『アフリカ学辞典』
(昭和堂)
ISBN:4812214157
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(授業外学習(予習・復習)等)
京都大学では、アフリカ各地をフィールドにした研究が多数おこなわれています。このセミナーの受講者には、予習と復習の意味をこめて、そのような研究の成果が発表される研究会や公開講座に積極的に参加することをすすめます。具体的な研究会などの日程は授業中に案内します。
このセミナーの修了者には、希望すれば、担当教員がエチオピアにおいて実施している実践的地域研究プロジェクトにインターンとして参加する可能性がひらかれています。 |
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(その他(オフィスアワー等))
・学外においてフィールド実習を1泊2日の予定で実施します。そのため、
- 学生教育研究災害傷害保険には必ず加入して下さい。 - 交通費および宿泊費の自己負担があります(10000円程度を予定)。 ・座学では議論や発表に時間をかけて取り組んでもらうため、また野外での演習では個別に指導を受けながら安全にフィールドワークに取り組んでもらうため、1回生の受講定員を8人、全体の受講定員を10人に設定しています。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :植物野外実習
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(英 訳) | ILAS Seminar :Experimental Practice in Field Botany | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||
(キーワード) | 生物多様性 / フィールドワーク / 植物 / 環境 / 観察と気付き | ||||||||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的) | 自然界には多種多様な植物種があります。しかし皆さんが教室で受ける座学の生物学では、シロイヌナズナのようなモデル植物における知見が植物学の全てであるように勘違いを起こしてしまうリスクがあります。この授業のテーマは、野生植物を介して「生物多様性」を知る機会を持つことです。多様性の生物学を学ぶことは、将来に様々な環境問題に向き合うことになる皆さんにとって、必ず役に立つ素養であると思います。 そして自分の眼で観察をして、厳しい環境下での植物たちの生き方について考えみて欲しいと思います。この授業では、4月から8月にかけて6回の野外実習を京都府立植物園や糺の森などで行います。野生植物や栽培植物の「分類」と「形態」、「環境への適応」、「生活との関わり」について学びます。また、京都市の絶滅危惧植物の保護増殖事業にも関わる機会を作ります。 *8月分のレポートはお盆明けに提出するため、成績報告は1ヶ月ほど遅れます。予めご了承下さい。 |
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(到達目標) | 野生植物や栽培植物の「分類」と「形態」、「環境への適応」、「生活との関わり」について、知識と観察力を修得する。また、生物多様性や絶滅危惧種の維持についての知識を修得します。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 1. 履修者の決定:4月の前半に、昼休みを使ってガイダンスを行います。この場所と日時を書いた掲示を吉田南2号館3階にある生物実習室1の掲示板に貼ります。この時に必ず参加して下さい。この際に、実習を行う日(基本は毎月最後の土曜日とする)を決めます。 2.毎回、レポートを提出します(紙媒体で提出)。 |
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(履修要件) |
学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入をしていることが必要です。入学時に大学から配られた案内、あるいは学生部の窓口で照会して、必ず加入して下さい。
未加入の人は、学生部の保険担当窓口「教育推進・学生支援部 厚生課厚生掛」 Tel: 075-753-2539 にて手続きをとってください。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加状況で50%、レポートの点数50%で評価する。 |
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(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
授業中に紹介する
上記の図鑑は貸与しますが、この実習を機会に、自分用に購入することを勧めます。
低地での植物観察では、生物学実習用に用意したものを貸与します。
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 多くの履修者にとって、野外の植物を観察するという経験が初めてだと思われるので、授業を進めながら指示をします。 また、自学自習の機会として、京都府立植物園や京都市緑化協会などが一般向けに主宰する観察会や企画展を紹介しますので、興味を深めたい人は積極的に参加して下さい。レポートをまとめるにあたっては、教員やTAがサポートして、レポートの書き方などについて指導します。 |
||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・オフィス・アワー:担当教員は理系ですので、ほぼ毎日出勤しています。何かありましたら研究室を訪ねてきて下さい。ただし、メール等で事前にお知らせ下さい。 ・連絡事項はKULASISやPandAでお伝えします。 ・京都府立植物園の入園は、総人・農・理学部の所属の場合には、学生証を提示することで無料になります(京都大学と京都府との協定に調印した学部と大学院のみが対象)。それ以外の学部生は、入園券あるいは年間パスポートを購入して入園して下さい。 |
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ILASセミナー :植物野外実習
(科目名)
ILAS Seminar :Experimental Practice in Field Botany
(英 訳)
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(キーワード) 生物多様性 / フィールドワーク / 植物 / 環境 / 観察と気付き | ||||||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
自然界には多種多様な植物種があります。しかし皆さんが教室で受ける座学の生物学では、シロイヌナズナのようなモデル植物における知見が植物学の全てであるように勘違いを起こしてしまうリスクがあります。この授業のテーマは、野生植物を介して「生物多様性」を知る機会を持つことです。多様性の生物学を学ぶことは、将来に様々な環境問題に向き合うことになる皆さんにとって、必ず役に立つ素養であると思います。 そして自分の眼で観察をして、厳しい環境下での植物たちの生き方について考えみて欲しいと思います。この授業では、4月から8月にかけて6回の野外実習を京都府立植物園や糺の森などで行います。野生植物や栽培植物の「分類」と「形態」、「環境への適応」、「生活との関わり」について学びます。また、京都市の絶滅危惧植物の保護増殖事業にも関わる機会を作ります。
*8月分のレポートはお盆明けに提出するため、成績報告は1ヶ月ほど遅れます。予めご了承下さい。 |
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(到達目標)
野生植物や栽培植物の「分類」と「形態」、「環境への適応」、「生活との関わり」について、知識と観察力を修得する。また、生物多様性や絶滅危惧種の維持についての知識を修得します。
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(授業計画と内容)
1. 履修者の決定:4月の前半に、昼休みを使ってガイダンスを行います。この場所と日時を書いた掲示を吉田南2号館3階にある生物実習室1の掲示板に貼ります。この時に必ず参加して下さい。この際に、実習を行う日(基本は毎月最後の土曜日とする)を決めます。 2.毎回、レポートを提出します(紙媒体で提出)。 |
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(履修要件)
学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入をしていることが必要です。入学時に大学から配られた案内、あるいは学生部の窓口で照会して、必ず加入して下さい。
未加入の人は、学生部の保険担当窓口「教育推進・学生支援部 厚生課厚生掛」 Tel: 075-753-2539 にて手続きをとってください。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加状況で50%、レポートの点数50%で評価する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
授業中に紹介する
上記の図鑑は貸与しますが、この実習を機会に、自分用に購入することを勧めます。
低地での植物観察では、生物学実習用に用意したものを貸与します。
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(授業外学習(予習・復習)等)
多くの履修者にとって、野外の植物を観察するという経験が初めてだと思われるので、授業を進めながら指示をします。
また、自学自習の機会として、京都府立植物園や京都市緑化協会などが一般向けに主宰する観察会や企画展を紹介しますので、興味を深めたい人は積極的に参加して下さい。レポートをまとめるにあたっては、教員やTAがサポートして、レポートの書き方などについて指導します。 |
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(その他(オフィスアワー等))
・オフィス・アワー:担当教員は理系ですので、ほぼ毎日出勤しています。何かありましたら研究室を訪ねてきて下さい。ただし、メール等で事前にお知らせ下さい。
・連絡事項はKULASISやPandAでお伝えします。 ・京都府立植物園の入園は、総人・農・理学部の所属の場合には、学生証を提示することで無料になります(京都大学と京都府との協定に調印した学部と大学院のみが対象)。それ以外の学部生は、入園券あるいは年間パスポートを購入して入園して下さい。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :化石哺乳類学入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Fossil Mammalogy | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 8月19日から21日 |
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(教室) | 総合博物館南館3階S305室 | ||||||||||||
(キーワード) | 化石 / 哺乳類 / 進化 / 骨学 / 3次元計測 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 約2億年前から始まる哺乳類の進化に関して、化石記録に基づいた古生物学的観点からの研究手法について学ぶ。初期の哺乳類の化石のほとんどは、数mm程度の大きさの歯が並んだ顎の破片でしかないが、新生代以降の進化の過程で150tに及ぶクジラなどの巨大な哺乳類が出現している。本講義では、こういった哺乳類の進化史について、現生種の骨格標本を並べ、歯や骨の化石の複製模型を自分で作成することにより、様々な哺乳類がどのように進化してきたかを理解する。また、複製模型を自らの手で作成し、それを3次元スキャナーで撮像・計測することで、形態学の楽しさを実感してもらいたい。 | ||||||||||||
(到達目標) | 博物館に展示してある模型がどのように作成されているのかを、実際に模型を作成することにより理解できるようになる。 また作成した模型の形や大きさを計測・解析する手法を修得する。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 総合博物館内で、3日間の集中講義形式で行う。 1日目:午前中は、哺乳類の進化史に関して、大まかな講義を行う。特に化石として残りやすい歯と四肢骨の形態的な進化に関して、骨格標本を元に解説する。午後は、現生のシカの骨格標本を組立ながら、哺乳類の骨格について学習する。 2日目:午前中は、骨や歯のシリコンモールド(雌型模型)とレジンキャスト(雄型模型)を作成する。 3日目:前日に作成したキャストなどを、3Dスキャナーでスキャンして3次元データを取得し、更に3Dプリンターを用いてプリントアウトする。 |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績評価は実習終了後に提出してもらう簡単なレポートを基に行う。 | ||||||||||||
(教科書) |
『化石が語る:サルの進化・ヒトの誕生』
(丸善出版、2022年)
ISBN:978-4-621-30727-4
|
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(参考書等) |
『シリーズ地球生命史第6巻:人類の進化』
(共立出版、2024年)
ISBN:978-4-320-04695-5
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 基本的に骨格標本や複製模型を用いた実習形式なので予習などは必要ないが、指定している教科書を前もって読んでおくと実習の意味が理解しやすいだろう。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 集中講義の時期は8/19-21を予定している。また、講義の日程と内容の説明のために7月中に事前授業を1回行う予定である。 本講義は模型作成実習がメインであるため、人数は5人に制限している。なお、実習内容は危険なものではないが、念のため学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :化石哺乳類学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Fossil Mammalogy
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月19日から21日 (教室) 総合博物館南館3階S305室 |
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(キーワード) 化石 / 哺乳類 / 進化 / 骨学 / 3次元計測 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
約2億年前から始まる哺乳類の進化に関して、化石記録に基づいた古生物学的観点からの研究手法について学ぶ。初期の哺乳類の化石のほとんどは、数mm程度の大きさの歯が並んだ顎の破片でしかないが、新生代以降の進化の過程で150tに及ぶクジラなどの巨大な哺乳類が出現している。本講義では、こういった哺乳類の進化史について、現生種の骨格標本を並べ、歯や骨の化石の複製模型を自分で作成することにより、様々な哺乳類がどのように進化してきたかを理解する。また、複製模型を自らの手で作成し、それを3次元スキャナーで撮像・計測することで、形態学の楽しさを実感してもらいたい。
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(到達目標)
博物館に展示してある模型がどのように作成されているのかを、実際に模型を作成することにより理解できるようになる。 また作成した模型の形や大きさを計測・解析する手法を修得する。
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(授業計画と内容)
総合博物館内で、3日間の集中講義形式で行う。 1日目:午前中は、哺乳類の進化史に関して、大まかな講義を行う。特に化石として残りやすい歯と四肢骨の形態的な進化に関して、骨格標本を元に解説する。午後は、現生のシカの骨格標本を組立ながら、哺乳類の骨格について学習する。 2日目:午前中は、骨や歯のシリコンモールド(雌型模型)とレジンキャスト(雄型模型)を作成する。 3日目:前日に作成したキャストなどを、3Dスキャナーでスキャンして3次元データを取得し、更に3Dプリンターを用いてプリントアウトする。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績評価は実習終了後に提出してもらう簡単なレポートを基に行う。
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(教科書)
『化石が語る:サルの進化・ヒトの誕生』
(丸善出版、2022年)
ISBN:978-4-621-30727-4
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(参考書等)
『シリーズ地球生命史第6巻:人類の進化』
(共立出版、2024年)
ISBN:978-4-320-04695-5
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(授業外学習(予習・復習)等)
基本的に骨格標本や複製模型を用いた実習形式なので予習などは必要ないが、指定している教科書を前もって読んでおくと実習の意味が理解しやすいだろう。
|
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(その他(オフィスアワー等))
集中講義の時期は8/19-21を予定している。また、講義の日程と内容の説明のために7月中に事前授業を1回行う予定である。
本講義は模型作成実習がメインであるため、人数は5人に制限している。なお、実習内容は危険なものではないが、念のため学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :紙の科学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Paper Science | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 8月6日から8日の全日3日間 |
||||||
(教室) | 農学部総合館 第二学生実験室S-117 | ||||||
(キーワード) | 木質科学関連 / 紙 / 紙抄き / パルプ / 紙製品 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本セミナーでは,身近にある紙について,講義および実習を通して,自然科学の面白さを学ぶことを目的とする.(文系でも十分にわかる内容です) | ||||||
(到達目標) | 紙に関する基本的事項を学び,自然科学の視点を養う. | ||||||
(授業計画と内容) | 8月6日(水),7日(木),8日(金)(全日3日間)の集中講義として,下記の講義・実習を行います. 1日目:紙について知ろう.(講義・実習) ・最初に, 講義・実習全体の予定を述べる. ・紙の種類・用途,紙の歴史,紙の現状と今後の動向などを解説し, 翌日の手抄きの仕込みを行う。 2日目:紙を作ってみよう.(講義・実習) ・紙の製法について解説し,実際に紙抄きを行って,手抄きの紙(洋紙)を作成する.また, 紙の原理についても解説する. 3日目:紙の性質を調べよう.(講義・実習) ・紙の性質について解説し,手抄きした紙(洋紙)の物性を測定する.そして, 実際の紙製品について考える. フィードバック ・3日目終了時にレポート課題を課すので、レポート提出期限(1週間後を予定)までの間に、要望があれば、メールなどで個別にフィードバックを実施する。 本セミナーは,農学部・総合館1F 第二学生実験室(S-117)で実施します. |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(出席、授業への参加状況、ミニ課題の回答状況など)の成績(80%)と課題レポートの成績(20%)で評価します. | ||||||
(教科書) |
講義・実習で必要なプリントを配布します.
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配布されたプリントをもとに, 復習してください. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 事前説明事項は, PandAのお知らせに掲載します. 本セミナーは, 定期の前期科目の終了後に実施しますので, 成績の報告が遅れる場合があります。 本セミナーでは、実習を行いますので, 学生教育研究災害傷害保険に加入しておいて下さい.なお, 第2日目には動きやすい服装,靴で来て下さい. |
||||||
ILASセミナー :紙の科学
(科目名)
ILAS Seminar :Paper Science
(英 訳)
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|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月6日から8日の全日3日間 (教室) 農学部総合館 第二学生実験室S-117 |
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(キーワード) 木質科学関連 / 紙 / 紙抄き / パルプ / 紙製品 | |||||||
(授業の概要・目的)
本セミナーでは,身近にある紙について,講義および実習を通して,自然科学の面白さを学ぶことを目的とする.(文系でも十分にわかる内容です)
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(到達目標)
紙に関する基本的事項を学び,自然科学の視点を養う.
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(授業計画と内容)
8月6日(水),7日(木),8日(金)(全日3日間)の集中講義として,下記の講義・実習を行います. 1日目:紙について知ろう.(講義・実習) ・最初に, 講義・実習全体の予定を述べる. ・紙の種類・用途,紙の歴史,紙の現状と今後の動向などを解説し, 翌日の手抄きの仕込みを行う。 2日目:紙を作ってみよう.(講義・実習) ・紙の製法について解説し,実際に紙抄きを行って,手抄きの紙(洋紙)を作成する.また, 紙の原理についても解説する. 3日目:紙の性質を調べよう.(講義・実習) ・紙の性質について解説し,手抄きした紙(洋紙)の物性を測定する.そして, 実際の紙製品について考える. フィードバック ・3日目終了時にレポート課題を課すので、レポート提出期限(1週間後を予定)までの間に、要望があれば、メールなどで個別にフィードバックを実施する。 本セミナーは,農学部・総合館1F 第二学生実験室(S-117)で実施します. |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(出席、授業への参加状況、ミニ課題の回答状況など)の成績(80%)と課題レポートの成績(20%)で評価します.
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(教科書)
講義・実習で必要なプリントを配布します.
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|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
配布されたプリントをもとに, 復習してください.
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
事前説明事項は, PandAのお知らせに掲載します.
本セミナーは, 定期の前期科目の終了後に実施しますので, 成績の報告が遅れる場合があります。 本セミナーでは、実習を行いますので, 学生教育研究災害傷害保険に加入しておいて下さい.なお, 第2日目には動きやすい服装,靴で来て下さい. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :現地で学ぶ京都の建築
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(英 訳) | ILAS Seminar :Visiting the Site to Study Architecture in Kyoto | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
||||||||||||||||||
(教室) | 未定 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 建築計画および都市計画 / 建築史および意匠 / 京都 / 歴史 / 文化 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 京都の建築のあるべき姿と、それを構築するための設計理論を、実現された建築を通して学ぶ。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | ・建築・都市に関する基本的事項を理解する。 ・課題(レポート)に対して自主的,継続的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容) | (1)近代建築の利活用とまちづくり(西野 佐弥香) 近代建築を現代のニーズに合わせて利活用しつつ、望ましいまちのあり方を実現するための方策を現地のフィールドワークを通して考えたい。視察先については、その時期に視察可能な対象のなかから選定する。 (2)建築の生産と再生(金多 隆) 京都の市街地において新たに建築を生産すること、既存の建築を再生することの意義と難しさについて、実例をふまえつつ考察する。 (3)京都の町と町家(岩本 馨) 京都では、通りを挟んだ両側を単位とする町という地縁的共同体が今も生きている。祇園祭の時期の京都中心部を歩きながら、町と町家の関係について考える。 1テーマにつき、4〜5回分の授業をまとめて前期のどこか1日(原則として土曜日もしくは休日)を使って講義を行う。 集中講義(計3日)とは別に、4月に初回ゼミを実施する。そこで具体的な日程を受講生と相談して決める。 |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 積極的受講態度、平常点、レポートによる。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||
(参考書等) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 実地見学の前に、書籍・雑誌・インターネット等を通じて、見学対象の建築や町並みについて調べておくこと。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 交通費・拝観料等は受講生が負担する。 学生教育研究災害傷害保険へ加入していること。 |
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ILASセミナー :現地で学ぶ京都の建築
(科目名)
ILAS Seminar :Visiting the Site to Study Architecture in Kyoto
(英 訳)
|
|
||||||||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(キーワード) 建築計画および都市計画 / 建築史および意匠 / 京都 / 歴史 / 文化 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
京都の建築のあるべき姿と、それを構築するための設計理論を、実現された建築を通して学ぶ。
|
|||||||||||||
(到達目標)
・建築・都市に関する基本的事項を理解する。
・課題(レポート)に対して自主的,継続的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
(1)近代建築の利活用とまちづくり(西野 佐弥香) 近代建築を現代のニーズに合わせて利活用しつつ、望ましいまちのあり方を実現するための方策を現地のフィールドワークを通して考えたい。視察先については、その時期に視察可能な対象のなかから選定する。 (2)建築の生産と再生(金多 隆) 京都の市街地において新たに建築を生産すること、既存の建築を再生することの意義と難しさについて、実例をふまえつつ考察する。 (3)京都の町と町家(岩本 馨) 京都では、通りを挟んだ両側を単位とする町という地縁的共同体が今も生きている。祇園祭の時期の京都中心部を歩きながら、町と町家の関係について考える。 1テーマにつき、4〜5回分の授業をまとめて前期のどこか1日(原則として土曜日もしくは休日)を使って講義を行う。 集中講義(計3日)とは別に、4月に初回ゼミを実施する。そこで具体的な日程を受講生と相談して決める。 |
|||||||||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
積極的受講態度、平常点、レポートによる。詳細は授業中に説明する。
|
|||||||||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||||||||
(参考書等)
特になし
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
実地見学の前に、書籍・雑誌・インターネット等を通じて、見学対象の建築や町並みについて調べておくこと。
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|||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
交通費・拝観料等は受講生が負担する。
学生教育研究災害傷害保険へ加入していること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :比較認知科学実習−霊長類の行動・認知を探る
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Comparative Cognition - Exploring Behavior and Cognition in Primates | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 前期集中(夏季休業中)8月の火・水・木・金を予定 |
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(教室) | ヒト行動進化研究センター(犬山キャンパス) | ||||||||||||
(キーワード) | 霊長類 / チンパンジー / 比較認知科学 / 実習 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 愛知県犬山市にあるヒト行動進化研究センターにおいて、チンパンジーなどの認知実験や行動観察に参加する。実際に行われている認知研究の現場に参加することで、チンパンジーをはじめとする霊長類について深く知るとともに、そうした体験を通して比較認知科学の手法とこころの進化的基盤についての知識を深める。研究する側の日常と、研究される側の日常の姿を見せたい。 | ||||||||||||
(到達目標) | タッチパネルを用いた認知課題、アイトラッカーやサーモグラフィ等の機器を用いた行動や生理反応を実際に体験することにより、比較認知科学で用いられている基本的な手法を学ぶ。チンパンジーを始めとした霊長類の認知研究の場に参与し、現場での質疑や議論を通じて、こころの進化に関する実証研究(比較認知科学研究)の面白さを体感する。 |
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(授業計画と内容) | ヒト行動進化研究センターで4日間の集中実習をおこなう(研究センターの宿泊施設に宿泊可)。時期は8月中を予定するが、参加者の希望を聴取し、相談のうえで決定する。 ヒト行動進化研究センターの教員・研究員・大学院生が行っているチンパンジーを対象とした比較認知科学の研究などに参加して、チンパンジーの実際の行動を観察し、コンピュータを操作して実験データを収集する。 ・タッチパネルを用いた認知課題 認知能力の様々な側面を調べるために、タッチパネルを用いた選択課題や弁別課題が用いられてきた。実際に、大学院生や研究員がタッチパネルを用いて取り組んでいる実験を観察し、また実際に体験する。 ・社会集団でのインタラクションや社会交渉の観察 チンパンジーは高い社会性をもつ。飼育下でも集団で生活する中で、日常的に様々なインタラクションや社会交渉が観察される。それぞれの個体を識別したうえで、どういった社会交渉が行われているのか、観察しその分析を行う。 ・飼育環境エンリッチメント 野生チンパンジーの社会・生態および自然環境保護について学ぶとともに、そうした知見がどのようにエンリッチメントに生かされているのかを、飼育現場を観察することで考察する。 ・こころの進化に関するセミナー 大学院生・研究員による研究発表やそのディスカッションに参加する。セミナーは基本的に英語で行う予定である。 犬山での集中実習は全日程参加を条件とする。最終日には、得られた成果や知識をもとに、霊長類におけるこころの進化について考察する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習についてのレポート(A4サイズ)の提出。 実習への取り組みと、そのレポートをもとに成績評価する。 詳細は実習中に説明する。 なお、実習が8月のため、成績報告が遅れる可能性がある。 |
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(教科書) |
『日本のサル学のあした—霊長類研究という「人間学」の可能性』
(京都通信社)
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(参考書等) |
『チンパンジーの認知と行動の発達』
(京都大学学術出版会)
『動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦-』
(技術評論社)
『新しい霊長類学』
(講談社ブルーバックス)
『新・霊長類学のすすめ (京大人気講義シリーズ) 』
(丸善出版)
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(関連URL) | https://ikumaadachi.wixsite.com/primate-cognition-la | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 特別な予備知識は必要としない。ただし、参考書についても目を通しておくことが望ましい。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 健康診断書の写し(特にX線胸部間接撮影の所見)を持参すること。交通費と宿泊費は本人負担とする。 なお、交通費は、新幹線利用の場合、片道7000円弱、宿泊費は、研究所併設の宿泊施設利用の場合、三泊で3090円。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :比較認知科学実習−霊長類の行動・認知を探る
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Comparative Cognition - Exploring Behavior and Cognition in Primates
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 前期集中(夏季休業中)8月の火・水・木・金を予定 (教室) ヒト行動進化研究センター(犬山キャンパス) |
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(キーワード) 霊長類 / チンパンジー / 比較認知科学 / 実習 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
愛知県犬山市にあるヒト行動進化研究センターにおいて、チンパンジーなどの認知実験や行動観察に参加する。実際に行われている認知研究の現場に参加することで、チンパンジーをはじめとする霊長類について深く知るとともに、そうした体験を通して比較認知科学の手法とこころの進化的基盤についての知識を深める。研究する側の日常と、研究される側の日常の姿を見せたい。
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(到達目標)
タッチパネルを用いた認知課題、アイトラッカーやサーモグラフィ等の機器を用いた行動や生理反応を実際に体験することにより、比較認知科学で用いられている基本的な手法を学ぶ。チンパンジーを始めとした霊長類の認知研究の場に参与し、現場での質疑や議論を通じて、こころの進化に関する実証研究(比較認知科学研究)の面白さを体感する。
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(授業計画と内容)
ヒト行動進化研究センターで4日間の集中実習をおこなう(研究センターの宿泊施設に宿泊可)。時期は8月中を予定するが、参加者の希望を聴取し、相談のうえで決定する。 ヒト行動進化研究センターの教員・研究員・大学院生が行っているチンパンジーを対象とした比較認知科学の研究などに参加して、チンパンジーの実際の行動を観察し、コンピュータを操作して実験データを収集する。 ・タッチパネルを用いた認知課題 認知能力の様々な側面を調べるために、タッチパネルを用いた選択課題や弁別課題が用いられてきた。実際に、大学院生や研究員がタッチパネルを用いて取り組んでいる実験を観察し、また実際に体験する。 ・社会集団でのインタラクションや社会交渉の観察 チンパンジーは高い社会性をもつ。飼育下でも集団で生活する中で、日常的に様々なインタラクションや社会交渉が観察される。それぞれの個体を識別したうえで、どういった社会交渉が行われているのか、観察しその分析を行う。 ・飼育環境エンリッチメント 野生チンパンジーの社会・生態および自然環境保護について学ぶとともに、そうした知見がどのようにエンリッチメントに生かされているのかを、飼育現場を観察することで考察する。 ・こころの進化に関するセミナー 大学院生・研究員による研究発表やそのディスカッションに参加する。セミナーは基本的に英語で行う予定である。 犬山での集中実習は全日程参加を条件とする。最終日には、得られた成果や知識をもとに、霊長類におけるこころの進化について考察する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習についてのレポート(A4サイズ)の提出。
実習への取り組みと、そのレポートをもとに成績評価する。 詳細は実習中に説明する。 なお、実習が8月のため、成績報告が遅れる可能性がある。 |
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(教科書)
『日本のサル学のあした—霊長類研究という「人間学」の可能性』
(京都通信社)
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(参考書等)
『チンパンジーの認知と行動の発達』
(京都大学学術出版会)
『動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦-』
(技術評論社)
『新しい霊長類学』
(講談社ブルーバックス)
『新・霊長類学のすすめ (京大人気講義シリーズ) 』
(丸善出版)
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(授業外学習(予習・復習)等)
特別な予備知識は必要としない。ただし、参考書についても目を通しておくことが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
健康診断書の写し(特にX線胸部間接撮影の所見)を持参すること。交通費と宿泊費は本人負担とする。
なお、交通費は、新幹線利用の場合、片道7000円弱、宿泊費は、研究所併設の宿泊施設利用の場合、三泊で3090円。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :洛南の歴史景観と河川環境巡検
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(英 訳) | ILAS Seminar :Riverine Landscape in Southern Kyoto | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 4月下旬に吉田キャンパスでのガイダンス1回と夏休み期間中の3日間連続講義 |
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(教室) | 宇治川オープンラボラトリー等(ガイダンス:吉田南構内) | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 防災工学関連 / 歴史景観 / 河川環境 / 京都洛南地域 / 巡検 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 伏見、宇治および淀・八幡地区の歴史遺産を地形や河川環境の専門家とともに歩く巡検を行います。京都南部低平地における治水遺跡(太閤堤)や宇治川水運の史跡(伏見港、濠川、高瀬川)、そして近代河川工学の文化遺産(疏水、三栖閘門、背割堤)等に関する認識を新たにし、土地のなりたちをふまえた流域の環境防災および水辺景観のあり方について考察します。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 河川との関わりで形成された都市(景観)を巡検を通して確認し,土地のなりたちをふまえた流域の災害リスクを見る目を養う。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 1)オリエンテーション: 4月下旬の適当な日の5時限に、巡検の意義、巡検コースの特徴、成果のまとめ方等について説明します。 2)9月中の3日間に、歴史景観と河川環境を考察するため、京都南部の街・河川を巡検します。各日、集合場所でブリーフィングの後、カメラ、地形図等を携行してフィールドを歩きます。 3)巡検の成果を各自の洛南観光マップのかたちにまとめます。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | ◎成績評価項目 ・平常点(巡検への出席と参加態度) ・巡検の成果のまとめ方 詳しくは授業中に説明します。 |
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(教科書) |
参考となる文献資料を毎回配布します。
|
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(参考書等) |
参考書リストを配布します。
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 京都南部の低平地、とりわけ、淀川の支流(宇治川、木津川、桂川)周辺を巡検しますので、その位置関係や歴史などを予習すると、巡検での説明内容の理解度が深まります。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 京都のよさを河川文化と地形環境の視点から再発見しましょう。 巡検途中の様子などを記録できるようにカメラを用意してください。撮影した写真は成果作成に使用します。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておいて下さい。 旅費(京都南部を移動するための費用:1日1,000円程度)は自己負担をお願いします。テキスト等の購入は予定していません(地図等の資料は準備します)。 成績は、レポート評価後に直ちに担当に報告した後、10月に開示される予定です。 |
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ILASセミナー :洛南の歴史景観と河川環境巡検
(科目名)
ILAS Seminar :Riverine Landscape in Southern Kyoto
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 4月下旬に吉田キャンパスでのガイダンス1回と夏休み期間中の3日間連続講義 (教室) 宇治川オープンラボラトリー等(ガイダンス:吉田南構内) |
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(キーワード) 防災工学関連 / 歴史景観 / 河川環境 / 京都洛南地域 / 巡検 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
伏見、宇治および淀・八幡地区の歴史遺産を地形や河川環境の専門家とともに歩く巡検を行います。京都南部低平地における治水遺跡(太閤堤)や宇治川水運の史跡(伏見港、濠川、高瀬川)、そして近代河川工学の文化遺産(疏水、三栖閘門、背割堤)等に関する認識を新たにし、土地のなりたちをふまえた流域の環境防災および水辺景観のあり方について考察します。
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(到達目標)
河川との関わりで形成された都市(景観)を巡検を通して確認し,土地のなりたちをふまえた流域の災害リスクを見る目を養う。
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(授業計画と内容)
1)オリエンテーション: 4月下旬の適当な日の5時限に、巡検の意義、巡検コースの特徴、成果のまとめ方等について説明します。 2)9月中の3日間に、歴史景観と河川環境を考察するため、京都南部の街・河川を巡検します。各日、集合場所でブリーフィングの後、カメラ、地形図等を携行してフィールドを歩きます。 3)巡検の成果を各自の洛南観光マップのかたちにまとめます。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
◎成績評価項目
・平常点(巡検への出席と参加態度) ・巡検の成果のまとめ方 詳しくは授業中に説明します。 |
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(教科書)
参考となる文献資料を毎回配布します。
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(参考書等)
参考書リストを配布します。
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(授業外学習(予習・復習)等)
京都南部の低平地、とりわけ、淀川の支流(宇治川、木津川、桂川)周辺を巡検しますので、その位置関係や歴史などを予習すると、巡検での説明内容の理解度が深まります。
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(その他(オフィスアワー等))
京都のよさを河川文化と地形環境の視点から再発見しましょう。
巡検途中の様子などを記録できるようにカメラを用意してください。撮影した写真は成果作成に使用します。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておいて下さい。 旅費(京都南部を移動するための費用:1日1,000円程度)は自己負担をお願いします。テキスト等の購入は予定していません(地図等の資料は準備します)。 成績は、レポート評価後に直ちに担当に報告した後、10月に開示される予定です。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :貝類の不思議
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Diversity, ecology and evolution of marine mollusks | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 京都大学瀬戸臨海実験所 | ||||||
(キーワード) | 軟体動物 / 分類学 / 形態学 / 解剖学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 古来より、四方を海に囲まれた日本において貝類が食料として食卓にあがることは珍しくない。しかしながら、その貝類の形態、食性、生態の多様性を知らずに食している人が大部分であろう。一般的に貝類と称される巻貝類や二枚貝類は世界で10万種を超えると言われ、その進化の歴史の深さは計り知れない。 そこで本ILASセミナーでは、講義およびフィールド調査、実習室での詳細な観察を通じて、貝類の多様性、生態、進化についての理解を深める事を目的とする。 |
||||||
(到達目標) | ・海洋生物の進化に関する基本的事項を理解する。 ・フィールド調査の手法を習得する。 ・レポートに対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 4月中旬に農学部総合館でオリエンテーションを行う。 実習は5月3-5日に、和歌山県西牟婁郡白浜町にある「瀬戸臨海実験所」にて行なう。実験所周辺の岩礁海岸および田辺市の干潟などでフィールド観察や採集調査を行ない、貝類の生態を観察する。その後、実習室において図鑑類を用いた同定作業や実体顕微鏡を用いた解剖や形態観察を行ない、貝類の形の多様性や進化について理解を深める。実習中にレポート課題を提示し、実習終了時にレポートを提出する。 実習の詳細については、初回オリエンテーション時に受講者と調整を行なう。 なお、京都から白浜までは特急くろしおで6,600円程度。JR白浜駅からは、直接「臨海」経由のバスを使うか、あるいは「白浜バスセンター」まで行き、臨海方面行きバスに乗り換え「臨海」で下車。なお、JR白浜駅から実験所まではバスで20分程度、バスセンターから実験所までは徒歩で約20分。 |
||||||
(履修要件) |
・集団生活ができ実習が楽しめ、海洋生物に興味があれば、予備知識や文系・理系を問いません。
・実習中に必要となる知識・用語などは、実習中に適宜補足します。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な参加(30点)、レポート(70点)により評価する。 ・宿泊型の実習のため、実習中の集団行動を乱す者については厳しく対応し、「実習への積極的な参加」の項目を減点する。 ・レポートに関しては、新規性もしくは独自性が見られる考察については高い点を与える。 |
||||||
(教科書) |
貝類の同定に必要な図鑑類は、実習中に限り、実験所所蔵のものを貸し出しします。
|
||||||
(参考書等) |
『貝類学』
(東京大学出版会)
ISBN:978-4130601900
『貝の疑問50』
(成山堂)
ISBN:978-4-425-98421-3
『バイオディバーシティ・シリーズ5 無脊椎動物の多様性と系統』
(裳華房)
ISBN:978-4-785358280
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | オリエンテーション時に、実習までに予習すべき事を指示します。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へは必ず加入して下さい。 ・交通費・食費は受講生負担となります。 ・宿泊は瀬戸臨海実験所の宿泊棟を利用します。シーツのクリーニング代として900円を徴収します。 ・実習中、疑問や質問があれば積極的な発言を期待します。実習生間での議論も歓迎です。 |
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ILASセミナー :貝類の不思議
(科目名)
ILAS Seminar :Diversity, ecology and evolution of marine mollusks
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 京都大学瀬戸臨海実験所 |
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(キーワード) 軟体動物 / 分類学 / 形態学 / 解剖学 | |||||||
(授業の概要・目的)
古来より、四方を海に囲まれた日本において貝類が食料として食卓にあがることは珍しくない。しかしながら、その貝類の形態、食性、生態の多様性を知らずに食している人が大部分であろう。一般的に貝類と称される巻貝類や二枚貝類は世界で10万種を超えると言われ、その進化の歴史の深さは計り知れない。
そこで本ILASセミナーでは、講義およびフィールド調査、実習室での詳細な観察を通じて、貝類の多様性、生態、進化についての理解を深める事を目的とする。 |
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(到達目標)
・海洋生物の進化に関する基本的事項を理解する。
・フィールド調査の手法を習得する。 ・レポートに対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
4月中旬に農学部総合館でオリエンテーションを行う。 実習は5月3-5日に、和歌山県西牟婁郡白浜町にある「瀬戸臨海実験所」にて行なう。実験所周辺の岩礁海岸および田辺市の干潟などでフィールド観察や採集調査を行ない、貝類の生態を観察する。その後、実習室において図鑑類を用いた同定作業や実体顕微鏡を用いた解剖や形態観察を行ない、貝類の形の多様性や進化について理解を深める。実習中にレポート課題を提示し、実習終了時にレポートを提出する。 実習の詳細については、初回オリエンテーション時に受講者と調整を行なう。 なお、京都から白浜までは特急くろしおで6,600円程度。JR白浜駅からは、直接「臨海」経由のバスを使うか、あるいは「白浜バスセンター」まで行き、臨海方面行きバスに乗り換え「臨海」で下車。なお、JR白浜駅から実験所まではバスで20分程度、バスセンターから実験所までは徒歩で約20分。 |
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(履修要件)
・集団生活ができ実習が楽しめ、海洋生物に興味があれば、予備知識や文系・理系を問いません。
・実習中に必要となる知識・用語などは、実習中に適宜補足します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な参加(30点)、レポート(70点)により評価する。
・宿泊型の実習のため、実習中の集団行動を乱す者については厳しく対応し、「実習への積極的な参加」の項目を減点する。 ・レポートに関しては、新規性もしくは独自性が見られる考察については高い点を与える。 |
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(教科書)
貝類の同定に必要な図鑑類は、実習中に限り、実験所所蔵のものを貸し出しします。
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(参考書等)
『貝類学』
(東京大学出版会)
ISBN:978-4130601900
『貝の疑問50』
(成山堂)
ISBN:978-4-425-98421-3
『バイオディバーシティ・シリーズ5 無脊椎動物の多様性と系統』
(裳華房)
ISBN:978-4-785358280
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(授業外学習(予習・復習)等)
オリエンテーション時に、実習までに予習すべき事を指示します。
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(その他(オフィスアワー等))
・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へは必ず加入して下さい。
・交通費・食費は受講生負担となります。 ・宿泊は瀬戸臨海実験所の宿泊棟を利用します。シーツのクリーニング代として900円を徴収します。 ・実習中、疑問や質問があれば積極的な発言を期待します。実習生間での議論も歓迎です。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :霊長類脳神経科学トレーニングコース
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(英 訳) | ILAS Seminar :Primate Neuroscience Training Course | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 前期集中(8月最終週〜9月初週の5日間) |
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(教室) | 犬山キャンパス ヒト行動進化研究センター | ||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 脳 / 霊長類 / 認知機能 / サル | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | ヒトに類似した構造を持ち、高度な認知機能を有するサル類の脳の研究を見学、体験する。霊長類研究所において先端的研究を展開する、統合脳システム分野と高次脳機能分野の研究室を訪問し、脳科学研究の最前線に触れる。今後の脳科学研究や医科学研究におけるサル類を対象とした研究の重要性や実際の研究手法の理解を深める。 | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 霊長類の脳の特徴を知り、脳の構造と機能について学ぶことができる。また、最新の脳科学研究の手法を学び、サル類における学習課題の訓練法や神経細胞活動の記録方法や染色された神経細胞の顕微鏡下での観察方法を習得できる。研究対象としてのサルの有用性や意義が理解できる。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 8月最終週もしくは9月最初の週の月曜日〜金曜日の連続5日間、午前10時〜午後5時の予定で、研究施設の見学、様々な研究手法や最新の研究トピックスの紹介を行うとともに、特に神経解剖学と神経生理学に関する方法論の一部を実習する。 <講義> 1)オリエンテーションおよび霊長類脳科学研究の概要に関する講義 2)霊長類の脳機能の概要に関する講義 <体験・見学> 3)神経生理学的実験の体験・見学 4)神経解剖学的実験の体験・見学 5)霊長類疾患モデル研究の体験・見学 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況および期間中の質疑応答の内容により評価する。詳細については実施期間中に説明する。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
教科書は使用しないが、必要に応じてプリント等の資料を授業中に配付する。
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(参考書等) |
『カールソン神経科学テキスト 脳と行動』
(丸善出版)
ISBN:978-4-621-08257-7
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(関連URL) |
http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cognitive_neuroscience/
ヒト行動進化研究センター 高次脳機能分野ホームページ
http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/systems_neuroscience/index.html ヒト行動進化研究センター 統合脳システム分野ホームページ |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 脳に関する知識を事前にある程度習得していると理解が進む。 また、自分自身がどのような脳の働きに興味をもっているかを考えておくと良い。 動物としてヒト、サル、ネズミの共通点と相違点を知っておくとよい。 前期科目「霊長類学入門I」も参考となる。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 神経科学(脳神経系の構造や機能に関する学問)に興味のある学生の参加を希望することは言うまでもないが、特に、霊長類で進化した高次機能(運動制御、学習・記憶、社会認知等)や発達、可塑性、老化、病態等の動的現象、最新の研究手法に関心が強い学生を歓迎する。なお、受講者は、犬山キャンパス共同利用宿泊施設(http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cooperative_research/accommodation.html)を利用することができる。ただし、愛知県犬山市までの交通費及び宿泊費は受講者負担になる。また、研究施設の見学等も含まれるので、学生教育研究災害傷害保険に加入していることと、直近の健康診断での胸部X線診断結果の提示が必要。 集中講義が8月中旬以降に行われるため、通常の成績発表の時期に間に合わない可能性がある(9月末あたり)。 質問があれば、宮地(miyachi.shigehiro.8e@kyoto-u.ac.jp)まで。 |
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ILASセミナー :霊長類脳神経科学トレーニングコース
(科目名)
ILAS Seminar :Primate Neuroscience Training Course
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 前期集中(8月最終週〜9月初週の5日間) (教室) 犬山キャンパス ヒト行動進化研究センター |
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(キーワード) 脳 / 霊長類 / 認知機能 / サル | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
ヒトに類似した構造を持ち、高度な認知機能を有するサル類の脳の研究を見学、体験する。霊長類研究所において先端的研究を展開する、統合脳システム分野と高次脳機能分野の研究室を訪問し、脳科学研究の最前線に触れる。今後の脳科学研究や医科学研究におけるサル類を対象とした研究の重要性や実際の研究手法の理解を深める。
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(到達目標)
霊長類の脳の特徴を知り、脳の構造と機能について学ぶことができる。また、最新の脳科学研究の手法を学び、サル類における学習課題の訓練法や神経細胞活動の記録方法や染色された神経細胞の顕微鏡下での観察方法を習得できる。研究対象としてのサルの有用性や意義が理解できる。
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(授業計画と内容)
8月最終週もしくは9月最初の週の月曜日〜金曜日の連続5日間、午前10時〜午後5時の予定で、研究施設の見学、様々な研究手法や最新の研究トピックスの紹介を行うとともに、特に神経解剖学と神経生理学に関する方法論の一部を実習する。 <講義> 1)オリエンテーションおよび霊長類脳科学研究の概要に関する講義 2)霊長類の脳機能の概要に関する講義 <体験・見学> 3)神経生理学的実験の体験・見学 4)神経解剖学的実験の体験・見学 5)霊長類疾患モデル研究の体験・見学 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況および期間中の質疑応答の内容により評価する。詳細については実施期間中に説明する。
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(教科書)
使用しない
教科書は使用しないが、必要に応じてプリント等の資料を授業中に配付する。
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(参考書等)
『カールソン神経科学テキスト 脳と行動』
(丸善出版)
ISBN:978-4-621-08257-7
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(授業外学習(予習・復習)等)
脳に関する知識を事前にある程度習得していると理解が進む。
また、自分自身がどのような脳の働きに興味をもっているかを考えておくと良い。 動物としてヒト、サル、ネズミの共通点と相違点を知っておくとよい。 前期科目「霊長類学入門I」も参考となる。 |
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(その他(オフィスアワー等))
神経科学(脳神経系の構造や機能に関する学問)に興味のある学生の参加を希望することは言うまでもないが、特に、霊長類で進化した高次機能(運動制御、学習・記憶、社会認知等)や発達、可塑性、老化、病態等の動的現象、最新の研究手法に関心が強い学生を歓迎する。なお、受講者は、犬山キャンパス共同利用宿泊施設(http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cooperative_research/accommodation.html)を利用することができる。ただし、愛知県犬山市までの交通費及び宿泊費は受講者負担になる。また、研究施設の見学等も含まれるので、学生教育研究災害傷害保険に加入していることと、直近の健康診断での胸部X線診断結果の提示が必要。
集中講義が8月中旬以降に行われるため、通常の成績発表の時期に間に合わない可能性がある(9月末あたり)。 質問があれば、宮地(miyachi.shigehiro.8e@kyoto-u.ac.jp)まで。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :森を育て活かす−林業体験をとおして考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Forest Resource Management and Utilization | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 8月26日(火)〜8月29日(金)を予定 |
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(教室) | 未定(和歌山県・奈良県方面で調整中) | ||||||
(キーワード) | 林業 / 森林資源利用 / 循環型社会 / 過疎問題 / 森林文化 | ||||||
(授業の概要・目的) | 近年の地球環境問題の顕在化や脱原発等の社会的要請により,社会そのものが大きく変質せざるを得ない状況にある。我々は今後,エネルギーや資源をどのように循環させる未来社会を構築すべきか,その道筋を含めて考え,行動していかなければならない。 日本人は古くから様々な形で森林を改変し,利用しながら,独特の文化を育んできた。現在,日本には2500万haの森林があり,国土に占める森林の比率(森林率)は68.2%(FAOによる数値)と,先進国の中ではフィンランドに次いで2位である。その4割(1000万ha)が人工林化されており,充分な資源量を蓄積している。森林は太陽エネルギーの力を借りて物質として利用可能な資源を生み出す魔法の工場とも言えるが,林業不振のために近年はあまり利用されず,間伐遅れによる森林荒廃,中山間地域の過疎,伝統文化の断絶など,様々な問題を引き起こしてきた。 一方で地球環境問題の深刻化から,再生可能資源である林業の意義が世界的に再び見直され,成熟した人工林資源を活用を軸にした林業の成長産業化に関する動きも活発になってきている。 本セミナーでは,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を体験するとともに,最先端の林業の作業現場や木材利用の見学を行う。 世界有数の森林国である日本では,様々な社会要素が森林に直接的,間接的に関与しており,来るべき循環型社会の中で,森林資源をいかに持続的に利用するかについては,様々な専門分野の人材が必要となる。理系,文系を問わず,様々な学生の参加を期待する。本セミナーへの参加を通し,森林国ならではの視点を獲得し,真の国際人としての素養を身につける第一歩として欲しい。 |
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(到達目標) | 自分たちの生活と森林との接点を理解し,未来社会での森林との付き合い方を考え行動する基盤を身につける。特に,森林と密接に関係してきた日本文化を幅広く理解し,山村の過疎問題や日本社会の将来像について,具体的に自分なりの意見を述べることができるようになることを目標とする。 | ||||||
(授業計画と内容) | 長期間にわたり育成されてきた人工林において,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を数日にわたり体験する(作業内容は調整中)。実施地は和歌山県北部を予定しているが変更する可能性がある。 京都と現地との往復の間に,日本で最も古い林業地のひとつである奈良県吉野地域に現存する270年生のスギ人工林を見学するほか,長期にわたって持続的に管理されてきた高野山奥の院および木造建築の見学,周辺地域の事業体における最先端の林業経営の見学,十津川村産材産直住宅の見学等を予定している。 本セミナーは,夏期(8月26日(火)〜8月29日(金)を予定)に宿泊を伴う集中講義形式(3泊4日)で開催する予定である。これに先立ち,前期期間中(5月下旬頃)に説明会を実施する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | セミナー開催中における受講態度(積極性・協調性などを4段階に評価)およびセミナー終了時に提出してもらうレポート(理解度・積極性・論理性などを6段階に評価)により,それぞれ40点,60点の配点で採点する。 | ||||||
(教科書) |
5月下旬に予定している説明会時に,林業の歴史と現状,近年の動向,将来の方向性などに関する資料を配付する。
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(参考書等) |
『林業イノベーション−林業と社会の豊かな関係を目指して』
(林業改良普及双書)
ISBN:ISBN978-4-88138-333-9
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(授業外学習(予習・復習)等) | 自分の日常生活の中で,木材をはじめとする森林資源がどのような場面で人間社会で活用されているかを観察しておくこと。また,生活圏内にある森林に着目し,その管理状況を観察する(特に時間を割いて観察する必要はない)。観察した森林と森林資源の活用の現状について,それが持続可能な状態であるかどうか,また持続可能な状況にするために,自分の立場からどのように貢献できるかについて,考えておく。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 実施時期:8月26日(火)〜8月29日(金)を予定しているが,参加者の希望を聞き,相談の上で決定する。採点報告日(8月中旬)以降に実施するため,成績報告が遅れる可能性がある。 費用:移動は公用車を利用するため,期間中の交通費はかからないが,集合地点までの交通費,宿泊費(3泊,2万円程度)および食費等(1万円程度)は実費。事前に学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :森を育て活かす−林業体験をとおして考える
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Forest Resource Management and Utilization
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月26日(火)〜8月29日(金)を予定 (教室) 未定(和歌山県・奈良県方面で調整中) |
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(キーワード) 林業 / 森林資源利用 / 循環型社会 / 過疎問題 / 森林文化 | |||||||
(授業の概要・目的)
近年の地球環境問題の顕在化や脱原発等の社会的要請により,社会そのものが大きく変質せざるを得ない状況にある。我々は今後,エネルギーや資源をどのように循環させる未来社会を構築すべきか,その道筋を含めて考え,行動していかなければならない。
日本人は古くから様々な形で森林を改変し,利用しながら,独特の文化を育んできた。現在,日本には2500万haの森林があり,国土に占める森林の比率(森林率)は68.2%(FAOによる数値)と,先進国の中ではフィンランドに次いで2位である。その4割(1000万ha)が人工林化されており,充分な資源量を蓄積している。森林は太陽エネルギーの力を借りて物質として利用可能な資源を生み出す魔法の工場とも言えるが,林業不振のために近年はあまり利用されず,間伐遅れによる森林荒廃,中山間地域の過疎,伝統文化の断絶など,様々な問題を引き起こしてきた。 一方で地球環境問題の深刻化から,再生可能資源である林業の意義が世界的に再び見直され,成熟した人工林資源を活用を軸にした林業の成長産業化に関する動きも活発になってきている。 本セミナーでは,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を体験するとともに,最先端の林業の作業現場や木材利用の見学を行う。 世界有数の森林国である日本では,様々な社会要素が森林に直接的,間接的に関与しており,来るべき循環型社会の中で,森林資源をいかに持続的に利用するかについては,様々な専門分野の人材が必要となる。理系,文系を問わず,様々な学生の参加を期待する。本セミナーへの参加を通し,森林国ならではの視点を獲得し,真の国際人としての素養を身につける第一歩として欲しい。 |
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(到達目標)
自分たちの生活と森林との接点を理解し,未来社会での森林との付き合い方を考え行動する基盤を身につける。特に,森林と密接に関係してきた日本文化を幅広く理解し,山村の過疎問題や日本社会の将来像について,具体的に自分なりの意見を述べることができるようになることを目標とする。
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(授業計画と内容)
長期間にわたり育成されてきた人工林において,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を数日にわたり体験する(作業内容は調整中)。実施地は和歌山県北部を予定しているが変更する可能性がある。 京都と現地との往復の間に,日本で最も古い林業地のひとつである奈良県吉野地域に現存する270年生のスギ人工林を見学するほか,長期にわたって持続的に管理されてきた高野山奥の院および木造建築の見学,周辺地域の事業体における最先端の林業経営の見学,十津川村産材産直住宅の見学等を予定している。 本セミナーは,夏期(8月26日(火)〜8月29日(金)を予定)に宿泊を伴う集中講義形式(3泊4日)で開催する予定である。これに先立ち,前期期間中(5月下旬頃)に説明会を実施する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
セミナー開催中における受講態度(積極性・協調性などを4段階に評価)およびセミナー終了時に提出してもらうレポート(理解度・積極性・論理性などを6段階に評価)により,それぞれ40点,60点の配点で採点する。
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(教科書)
5月下旬に予定している説明会時に,林業の歴史と現状,近年の動向,将来の方向性などに関する資料を配付する。
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(参考書等)
『林業イノベーション−林業と社会の豊かな関係を目指して』
(林業改良普及双書)
ISBN:ISBN978-4-88138-333-9
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(授業外学習(予習・復習)等)
自分の日常生活の中で,木材をはじめとする森林資源がどのような場面で人間社会で活用されているかを観察しておくこと。また,生活圏内にある森林に着目し,その管理状況を観察する(特に時間を割いて観察する必要はない)。観察した森林と森林資源の活用の現状について,それが持続可能な状態であるかどうか,また持続可能な状況にするために,自分の立場からどのように貢献できるかについて,考えておく。
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(その他(オフィスアワー等))
実施時期:8月26日(火)〜8月29日(金)を予定しているが,参加者の希望を聞き,相談の上で決定する。採点報告日(8月中旬)以降に実施するため,成績報告が遅れる可能性がある。
費用:移動は公用車を利用するため,期間中の交通費はかからないが,集合地点までの交通費,宿泊費(3泊,2万円程度)および食費等(1万円程度)は実費。事前に学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :海を観る・空を観る・波を観る
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Field Observations on Sea, Weather and Wave | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 ガイダンスは5限目,実習日程は受講者決定後に調整 |
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(教室) | ガイダンス日程調整後,空き教室を確認して決定する | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 水工学 / 大気水圏科学 / 海洋観測 / 気象観測 / 地形計測 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地球上の大気現象の基となる太陽からのエネルギーは,まず地球の表面である陸面や海面に与えられます.このエネルギーが熱や水蒸気として大気に輸送され,大気と海洋,陸水間の相互作用の中で様々な現象を引き起こします.このILASセミナーでは,海や大気に関わる現象およびそれらの相互の関係について,実際の観測を通して学びます.事前ガイダンスの講義で学んだ知識を,実地観測を通じて参加者の実体験として確かめることにより,現象への理解および現象を捉える観測についての理解を深めます. | ||||||||||||||||||
(到達目標) | ・海,砂浜形状および気象の現地観測体験を通じて,現象を捉える方法について理解する ・海および気象に関する現象を体験に基づいて深く理解し基礎知識を習得する ・観測したデータの処理・グラフ化を行い,沿岸の水温,塩分濃度の分布,地上付近の大気変動および砂浜形状の特徴などについて説明できるようになる |
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(授業計画と内容) | 本セミナーは,事前ガイダンス(通常1回)と現地での実習から構成されています. 受講者決定後,5月ないし6月中に吉田キャンパスにおいて事前ガイダンスを開催します(ガイダンスの日時は,履修確定後に受講生と相談の上決定します).ガイダンスでは,概要説明のほか,実習の日程調整も行います. なお,荒天が予想される場合には現地実習を取り止め,オンライン講義を実施する場合があります(オンライン講義は実習と同等に扱いますので,出席は必須です). フィールドでの実習の内容は次の通りです. (1) 海洋観測入門 (2) 気象観測入門 (3) 砂浜形状計測入門 注1:それぞれの実習内容に関するレポート課題を出します 注2:現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします 実習は,和歌山県白浜町にある防災研究所白浜海象観測所周辺で行う予定です(和歌山県串本町にある潮岬風力実験所での実習を追加で実施する場合もあります).本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします). 実習日程の決定後の変更,補講は行いませんので,受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習が主体の集中形式の講義のため,受講決定後の取りやめや欠席は,他の受講生の迷惑になります.厳に慎むようにお願いします. |
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(履修要件) |
実習では海水の水温,密度,大気の気温,湿度,風向風速,気圧などを扱いますので,物理の基礎的な内容については事前に自習を求めます.またGPSを使った位置計測や測量方法など砂浜形状の計測に関連する事項についても事前に調べておいてください.
また,実測結果をグラフ化する作業もありますので,表計算ソフトウェアなどの使い方を学んでおくことを勧めます. なお,実習時に必要になる専門的な知識については、実習期間内で適宜補足します. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は平常点(出席と参加態度(ガイダンス10点、実習30点)),レポート(3実習項目,各20点)により評価します. ・ガイダンス,実習への参加は必須とします(レポート提出のみは受け付けません) ・各実習への参加状況(計測作業やデータ整理などへの参加姿勢等)も平常点の評価対象とします ・レポートに独自の工夫が見られるものについては,高い点を与えます |
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(教科書) |
特に指定はありません.
実習時に必要な資料等は,適宜配布します.
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(参考書等) |
『沿岸の海洋物理学』
(1993)
ISBN:4486012461
(課題取組み時の参考図書です(購入不要))
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(関連URL) |
http://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/frs/shirahama/index.html
白浜海象観測所
http://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/frs/swel/SWEL.htm 潮岬風力実験所 |
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(授業外学習(予習・復習)等) | このILASセミナーの特色は,紀伊半島の美しい自然の中で,大気の動きや海のふるまいを現地での実際の観測を通じて実体験することです. 履修が確定したら,海(沿岸),気象,砂浜(海岸地形)等をキーワードに,関連する資料を読んでおくとよいでしょう.「流域圏」というキーワードで資料を探してみるのもよいでしょう. |
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(その他(オフィスアワー等)) | フィールドでの実習を行いますので,学生教育研究災害傷害保険等,傷害保険には必ず加入した上で受講してください.また,実習時には動きやすく,ある程度汚れても良い服装(体操服,作業着など)および筆記用具,計算機等を準備してください. また,本ILASセミナーに関する連絡は,KULASISの授業連絡メールおよびPandAを通じて行いますので,メール本文および添付ファイルも受け取れるメールアドレス(原則,全学メールアドレス)を必ず登録するようにしてください. なお,連絡メールに長期に返信が無いなど円滑な実施に支障が出かねない場合は,履修の意思がないと判断するなどの処置を行います. 本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします).受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習日程の決定後の変更,補講は行いません. 現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします. 交通費の目安: ・高速バス(明光バス,大阪〜白浜,往復)5,900円程度 ・鉄道(JR特急くろしお,新大阪〜白浜,往復)12,000円程度 ※運行状況は要確認のこと なお,実施時期が例年8月下旬〜9月上旬頃のため,成績報告が遅れる場合があります. ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください . |
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ILASセミナー :海を観る・空を観る・波を観る
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Field Observations on Sea, Weather and Wave
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 ガイダンスは5限目,実習日程は受講者決定後に調整 (教室) ガイダンス日程調整後,空き教室を確認して決定する |
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(キーワード) 水工学 / 大気水圏科学 / 海洋観測 / 気象観測 / 地形計測 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
地球上の大気現象の基となる太陽からのエネルギーは,まず地球の表面である陸面や海面に与えられます.このエネルギーが熱や水蒸気として大気に輸送され,大気と海洋,陸水間の相互作用の中で様々な現象を引き起こします.このILASセミナーでは,海や大気に関わる現象およびそれらの相互の関係について,実際の観測を通して学びます.事前ガイダンスの講義で学んだ知識を,実地観測を通じて参加者の実体験として確かめることにより,現象への理解および現象を捉える観測についての理解を深めます.
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(到達目標)
・海,砂浜形状および気象の現地観測体験を通じて,現象を捉える方法について理解する
・海および気象に関する現象を体験に基づいて深く理解し基礎知識を習得する ・観測したデータの処理・グラフ化を行い,沿岸の水温,塩分濃度の分布,地上付近の大気変動および砂浜形状の特徴などについて説明できるようになる |
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(授業計画と内容)
本セミナーは,事前ガイダンス(通常1回)と現地での実習から構成されています. 受講者決定後,5月ないし6月中に吉田キャンパスにおいて事前ガイダンスを開催します(ガイダンスの日時は,履修確定後に受講生と相談の上決定します).ガイダンスでは,概要説明のほか,実習の日程調整も行います. なお,荒天が予想される場合には現地実習を取り止め,オンライン講義を実施する場合があります(オンライン講義は実習と同等に扱いますので,出席は必須です). フィールドでの実習の内容は次の通りです. (1) 海洋観測入門 (2) 気象観測入門 (3) 砂浜形状計測入門 注1:それぞれの実習内容に関するレポート課題を出します 注2:現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします 実習は,和歌山県白浜町にある防災研究所白浜海象観測所周辺で行う予定です(和歌山県串本町にある潮岬風力実験所での実習を追加で実施する場合もあります).本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします). 実習日程の決定後の変更,補講は行いませんので,受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習が主体の集中形式の講義のため,受講決定後の取りやめや欠席は,他の受講生の迷惑になります.厳に慎むようにお願いします. |
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(履修要件)
実習では海水の水温,密度,大気の気温,湿度,風向風速,気圧などを扱いますので,物理の基礎的な内容については事前に自習を求めます.またGPSを使った位置計測や測量方法など砂浜形状の計測に関連する事項についても事前に調べておいてください.
また,実測結果をグラフ化する作業もありますので,表計算ソフトウェアなどの使い方を学んでおくことを勧めます. なお,実習時に必要になる専門的な知識については、実習期間内で適宜補足します. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は平常点(出席と参加態度(ガイダンス10点、実習30点)),レポート(3実習項目,各20点)により評価します.
・ガイダンス,実習への参加は必須とします(レポート提出のみは受け付けません) ・各実習への参加状況(計測作業やデータ整理などへの参加姿勢等)も平常点の評価対象とします ・レポートに独自の工夫が見られるものについては,高い点を与えます |
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(教科書)
特に指定はありません.
実習時に必要な資料等は,適宜配布します.
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(参考書等)
『沿岸の海洋物理学』
(1993)
ISBN:4486012461
(課題取組み時の参考図書です(購入不要))
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(授業外学習(予習・復習)等)
このILASセミナーの特色は,紀伊半島の美しい自然の中で,大気の動きや海のふるまいを現地での実際の観測を通じて実体験することです.
履修が確定したら,海(沿岸),気象,砂浜(海岸地形)等をキーワードに,関連する資料を読んでおくとよいでしょう.「流域圏」というキーワードで資料を探してみるのもよいでしょう. |
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(その他(オフィスアワー等))
フィールドでの実習を行いますので,学生教育研究災害傷害保険等,傷害保険には必ず加入した上で受講してください.また,実習時には動きやすく,ある程度汚れても良い服装(体操服,作業着など)および筆記用具,計算機等を準備してください.
また,本ILASセミナーに関する連絡は,KULASISの授業連絡メールおよびPandAを通じて行いますので,メール本文および添付ファイルも受け取れるメールアドレス(原則,全学メールアドレス)を必ず登録するようにしてください. なお,連絡メールに長期に返信が無いなど円滑な実施に支障が出かねない場合は,履修の意思がないと判断するなどの処置を行います. 本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします).受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習日程の決定後の変更,補講は行いません. 現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします. 交通費の目安: ・高速バス(明光バス,大阪〜白浜,往復)5,900円程度 ・鉄道(JR特急くろしお,新大阪〜白浜,往復)12,000円程度 ※運行状況は要確認のこと なお,実施時期が例年8月下旬〜9月上旬頃のため,成績報告が遅れる場合があります. ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください . |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :斜面減災のための理学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Science for mitigation of landslide disaster | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 2025年9月2日(火)から9月4日(木)の3日間 |
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(教室) | 1日目野外実習,2日目宇治キャンパス実験室およびセミナー室 | ||||||
(キーワード) | 土砂災害 / 斜面崩壊 / 自然地理学 / 水文地形学 / 野外調査 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本授業では,巡検・実験・討論を通じて斜面減災を実現するための実践的な理学的アプローチを学ぶ. 湿潤変動帯と呼ばれる日本列島では,国土の大部分を山地・丘陵地が占め,居住区が急傾斜地に隣接していることも多い.そのような自然環境において,斜面崩壊や地すべり,土石流といった斜面変動はごく身近に存在する自然現象といえる.事実,近年の豪雨や地震により,多くの人的被害を伴う斜面災害が発生している.斜面変動に対する基礎的知識とそれへの適切な警戒心は,湿潤変動帯に暮らす日本人の素養であり,生存のための知恵でもある.それにもかかわらず,斜面変動の地質・地形的背景(素因)や,降水浸透あるいは地震動といった引き金(誘因)が,なぜ・どのようにして斜面変動を引き起こすのかについて学ぶ機会はほとんどないと言ってよい.本授業では,野外において実際に斜面を構成している地盤材料に触れ,その水理・力学的な特性を実験室で分析し,斜面変動が発生するメカニズムや条件について,自ら得たデータに基づく議論を通して,一般的理解を獲得することを目的とする. |
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(到達目標) | 日本人にとって極めて身近な自然現象である斜面変動についての素養を身につけ,斜面災害について考察できる能力を養う. | ||||||
(授業計画と内容) | 夏季休業中の集中講義とする.日程は以下のとおりである. 9月2日(火)京都近郊丘陵地の森林斜面での野外実習 9月3日(水)宇治キャンパスでの実験 9月4日(木)宇治キャンパスでのデータ解析およびゼミ (いずれの日時も,京都市内からの交通費往復1000円以内) 事前に初日集合場所・実習タイムテーブル・持ち物・服装等の詳細情報を,KULASISを通じて提示するので,参照の上,参加すること. 授業計画と内容 巡検(移動時間等を除き7.5時間 = 5コマ分) x 1日 京都近郊の丘陵地において,斜面崩壊地を見学し,土層断面の観察・調査,試料の採集を行う. 実験(7.5時間 = 5コマ分) x 1日 採集した試料を用いて,水理・力学的な土質試験を行う. データ解析 + ゼミ(6時間 = 4コマ分) x 1日 得られたデータを用いて,水の浸透や斜面の安定に関する計算を行い, 斜面ハザード評価の方法論について討論する. 授業を通じて,フィールドノートの記載方法,データの解析方法,レポートの記述方法等について具体的に指導する. |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 3日間の集中形式のため,単位取得には原則的に全日出席の上,レポートの提出を必須とする. 成績評価は平常点(出席と授業への参加姿勢)50点とレポート評価50点による. |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 3日間の授業期間中にはデータ解析や討論準備を課題として出す場合がある. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 第一日目は京都近郊丘陵地の急斜面でのフィールドワークとなるため,動きやすい靴と汚れても良い服装,雨具・軍手・虫よけといった最低限の個人装備を揃えて参加すること. 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること. なお,9月に集中講義を実施するため成績報告が後期になる可能性がある. |
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ILASセミナー :斜面減災のための理学
(科目名)
ILAS Seminar :Science for mitigation of landslide disaster
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 2025年9月2日(火)から9月4日(木)の3日間 (教室) 1日目野外実習,2日目宇治キャンパス実験室およびセミナー室 |
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(キーワード) 土砂災害 / 斜面崩壊 / 自然地理学 / 水文地形学 / 野外調査 | |||||||
(授業の概要・目的)
本授業では,巡検・実験・討論を通じて斜面減災を実現するための実践的な理学的アプローチを学ぶ.
湿潤変動帯と呼ばれる日本列島では,国土の大部分を山地・丘陵地が占め,居住区が急傾斜地に隣接していることも多い.そのような自然環境において,斜面崩壊や地すべり,土石流といった斜面変動はごく身近に存在する自然現象といえる.事実,近年の豪雨や地震により,多くの人的被害を伴う斜面災害が発生している.斜面変動に対する基礎的知識とそれへの適切な警戒心は,湿潤変動帯に暮らす日本人の素養であり,生存のための知恵でもある.それにもかかわらず,斜面変動の地質・地形的背景(素因)や,降水浸透あるいは地震動といった引き金(誘因)が,なぜ・どのようにして斜面変動を引き起こすのかについて学ぶ機会はほとんどないと言ってよい.本授業では,野外において実際に斜面を構成している地盤材料に触れ,その水理・力学的な特性を実験室で分析し,斜面変動が発生するメカニズムや条件について,自ら得たデータに基づく議論を通して,一般的理解を獲得することを目的とする. |
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(到達目標)
日本人にとって極めて身近な自然現象である斜面変動についての素養を身につけ,斜面災害について考察できる能力を養う.
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(授業計画と内容)
夏季休業中の集中講義とする.日程は以下のとおりである. 9月2日(火)京都近郊丘陵地の森林斜面での野外実習 9月3日(水)宇治キャンパスでの実験 9月4日(木)宇治キャンパスでのデータ解析およびゼミ (いずれの日時も,京都市内からの交通費往復1000円以内) 事前に初日集合場所・実習タイムテーブル・持ち物・服装等の詳細情報を,KULASISを通じて提示するので,参照の上,参加すること. 授業計画と内容 巡検(移動時間等を除き7.5時間 = 5コマ分) x 1日 京都近郊の丘陵地において,斜面崩壊地を見学し,土層断面の観察・調査,試料の採集を行う. 実験(7.5時間 = 5コマ分) x 1日 採集した試料を用いて,水理・力学的な土質試験を行う. データ解析 + ゼミ(6時間 = 4コマ分) x 1日 得られたデータを用いて,水の浸透や斜面の安定に関する計算を行い, 斜面ハザード評価の方法論について討論する. 授業を通じて,フィールドノートの記載方法,データの解析方法,レポートの記述方法等について具体的に指導する. |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
3日間の集中形式のため,単位取得には原則的に全日出席の上,レポートの提出を必須とする.
成績評価は平常点(出席と授業への参加姿勢)50点とレポート評価50点による. |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
3日間の授業期間中にはデータ解析や討論準備を課題として出す場合がある.
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(その他(オフィスアワー等))
第一日目は京都近郊丘陵地の急斜面でのフィールドワークとなるため,動きやすい靴と汚れても良い服装,雨具・軍手・虫よけといった最低限の個人装備を揃えて参加すること.
学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること. なお,9月に集中講義を実施するため成績報告が後期になる可能性がある. |
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