


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アダプテッド・スポーツ演習
|
(英 訳) | Seminar on Adapted Sports | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金2 |
||||||
(教室) | 共北4125、総合体育館、吉田南構内G | ||||||
(授業の概要・目的) | アダプテッド・スポーツとは、ルールや用具を改良することにより、障害の有無や身体活動能力、年齢にかかわらすスポーツ活動を楽しむことができるように工夫・適合(adapt)されたスポーツのことである。本演習では、障害者スポーツの理論的背景と共に、具体的な指導技術や競技の体験を通じて、多様な背景を持つ人々が参加できるインクルーシブなスポーツ環境を創出するために必要な知識とスキルを習得する。 | ||||||
(到達目標) | ・アダプテッド・スポーツを通じて多様性を理解する。 ・新たなスポーツ種目を生み出すことができる。 ・障害者スポーツの意義・楽しみを理解する。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回:オリエンテーション 第2回:アダプテッド・スポーツ概論(講義) 第3回:肢体障害とスポーツ①(講義・演習) 第4回:肢体障害とスポーツ②(実習) 第5回:視覚障害とスポーツ①(講義・演習) 第6回:視覚障害とスポーツ②(実習) 第7回:聴覚障害とスポーツ①(講義・演習) 第8回:聴覚障害とスポーツ②(実習) 第9回:発達障害とスポーツ①(講義・演習) 第10回:発達障害とスポーツ②(実習) 第11回:精神障害とスポーツ①(講義・演習) 第12回:精神障害とスポーツ②(実習) 第13回:高齢者とスポーツ①(講義・演習) 第14回:高齢者とスポーツ②(実習) 第15回:フィードバック 各テーマの第1回目の授業では、講義で障害に対する理解を深めるとともに、各障害に適したスポーツを参加者で議論して新しいスポーツを考案する。 各テーマの第2回目の授業では、1回目の授業で考案したスポーツや従来の障害者スポーツを学内施設(体育館・グラウンド・教室等)で体験実習する。 上記の通常授業に加えて、自由参加で希望者のみ、土曜日または日曜日に3回程度、京都市障害者スポーツセンター(京都市左京区)等での学外実習の機会を設ける(成績評価には含まない)。 |
||||||
(履修要件) |
将来的に障害との関わりが深い医療・福祉、教育、スポーツ、メディア分野の職に携わる可能性がある者やスポーツボランティア、障害者支援ボランティアに興味のある者の履修を歓迎します。
スポーツ経験の有無や体力レベルは問いません。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席とディスカッションへの参加状況:70点 期末レポート:30点 成績評価の詳細は第1回目の授業で説明する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
『イラスト アダプテッド・スポーツ概論』
(東京教学社)
ISBN:9784808260507
『教養としてのアダプテッド体育・スポーツ学』
(大修館書店)
ISBN:9784469268461
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回の授業において、授業内容をより深く理解するための授業外学習に有用なウェブサイトや書籍、資料を提示する。授業外学習の成果は期末レポ—トとして評価する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本授業では実習を含むため、原則として「学生教育研究災害傷害保険」(学研災)および「学研災付帯賠償責任保険」(付帯賠責)に加入して授業に参加してください。 | ||||||
アダプテッド・スポーツ演習
(科目名)
Seminar on Adapted Sports
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金2 (教室) 共北4125、総合体育館、吉田南構内G |
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(授業の概要・目的)
アダプテッド・スポーツとは、ルールや用具を改良することにより、障害の有無や身体活動能力、年齢にかかわらすスポーツ活動を楽しむことができるように工夫・適合(adapt)されたスポーツのことである。本演習では、障害者スポーツの理論的背景と共に、具体的な指導技術や競技の体験を通じて、多様な背景を持つ人々が参加できるインクルーシブなスポーツ環境を創出するために必要な知識とスキルを習得する。
|
|||||||
(到達目標)
・アダプテッド・スポーツを通じて多様性を理解する。
・新たなスポーツ種目を生み出すことができる。 ・障害者スポーツの意義・楽しみを理解する。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回:オリエンテーション 第2回:アダプテッド・スポーツ概論(講義) 第3回:肢体障害とスポーツ①(講義・演習) 第4回:肢体障害とスポーツ②(実習) 第5回:視覚障害とスポーツ①(講義・演習) 第6回:視覚障害とスポーツ②(実習) 第7回:聴覚障害とスポーツ①(講義・演習) 第8回:聴覚障害とスポーツ②(実習) 第9回:発達障害とスポーツ①(講義・演習) 第10回:発達障害とスポーツ②(実習) 第11回:精神障害とスポーツ①(講義・演習) 第12回:精神障害とスポーツ②(実習) 第13回:高齢者とスポーツ①(講義・演習) 第14回:高齢者とスポーツ②(実習) 第15回:フィードバック 各テーマの第1回目の授業では、講義で障害に対する理解を深めるとともに、各障害に適したスポーツを参加者で議論して新しいスポーツを考案する。 各テーマの第2回目の授業では、1回目の授業で考案したスポーツや従来の障害者スポーツを学内施設(体育館・グラウンド・教室等)で体験実習する。 上記の通常授業に加えて、自由参加で希望者のみ、土曜日または日曜日に3回程度、京都市障害者スポーツセンター(京都市左京区)等での学外実習の機会を設ける(成績評価には含まない)。 |
|||||||
(履修要件)
将来的に障害との関わりが深い医療・福祉、教育、スポーツ、メディア分野の職に携わる可能性がある者やスポーツボランティア、障害者支援ボランティアに興味のある者の履修を歓迎します。
スポーツ経験の有無や体力レベルは問いません。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席とディスカッションへの参加状況:70点
期末レポート:30点 成績評価の詳細は第1回目の授業で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『イラスト アダプテッド・スポーツ概論』
(東京教学社)
ISBN:9784808260507
『教養としてのアダプテッド体育・スポーツ学』
(大修館書店)
ISBN:9784469268461
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回の授業において、授業内容をより深く理解するための授業外学習に有用なウェブサイトや書籍、資料を提示する。授業外学習の成果は期末レポ—トとして評価する。
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(その他(オフィスアワー等))
本授業では実習を含むため、原則として「学生教育研究災害傷害保険」(学研災)および「学研災付帯賠償責任保険」(付帯賠責)に加入して授業に参加してください。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
スポーツ実習IB [アダプテッド・スポーツ] 1J1, 1J2, 1J3, 1J4, 1J5, 1J6, 1J7, 1J8
|
(英 訳) | Sports I B [Adapted sports] | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | スポーツ実習 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | D群 | ||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 実習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金2 |
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(教室) | 吉田南構内G・総合体育館・野外 | ||||||
(授業の概要・目的) | アダプテッド・スポーツとは、既存スポーツのルールや用具に工夫を加えて修正、または、新たに創作することにより、障がいの有無や体力レベル、年齢にかかわらず参加できるように適応(adapt)されたスポーツの総称です。生涯にわたってスポーツを実施することは、サルコペニア (加齢による筋肉量の減少) やフレイル (虚弱) を防ぎ、身体機能の維持に重要です。また、生涯スポーツは社会交流を促進させ、生活の質の向上にもつながります。 本授業では、個人に合ったスポーツの実施によってスポーツの楽しさを体感することを目的とします。また、履修学生が生涯にわたりスポーツに関わり楽しめるように、様々なアダプテッド・スポーツを体験し、スポーツのルールや用具に施された工夫を学びます。 |
||||||
(到達目標) | ・アダプテッド・スポーツの特徴や工夫を理解し、いくつかの種目に関して説明できるようになる。 ・自分自身や一緒にスポーツを行う相手の身体特性や体力レベルに合わせて、既存のスポーツのルールに工夫を加えて提案できるようになる。 ・相手の特徴 (障がいを持つ人や体力レベルが低い人、子ども・高齢者等) に配慮しながらスポーツを実施できる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス (生涯スポーツについて) 第2回 ボッチャ 第3回 インディアカ 第4回 ファミリーバドミントン 第5〜7回 フライングディスク (アルティメット・ドッヂビー・ディスクゴルフなど) 第8回 ウォーキング 第9回 モルック 第10〜11回 車椅子バスケットボール 第12回スポーツ吹矢 第13回 ショートテニス 第14回 ゴールボール 第15回 フィードバック (個人の質問に対応) *天候等によって内容が前後・変更する場合があります。 初回授業は体育館で行います。 第2回〜14回の授業は吉田南グラウンドおよび体育館で実施します。 屋内・屋外で持ち物が異なるため、連絡事項を注意して聞くようにしてください。 実施可能な運動の特性や強度について履修学生と相談した上で、スポーツ種目を変更する場合があります。 |
||||||
(履修要件) |
特にありません。運動が好きな方も苦手な人も履修を歓迎します。
様々な新しいスポーツを行いますので、これまでスポーツに苦手意識がある人でも是非積極的に履修をしてください。 競技のルールや用具を皆さんの運動能力や身体特性に合わせて適応(adapt)させていきましょう。 障がい等で支援が必要な場合は、障がい等の状況に合わせた支援・調整を行いますので事前に連絡してください。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業参加度、実習への取り組み態度、準備・片付けの積極性、技術上達度により評価します。また、オンラインにて授業の振り返りを課します。2/3以上の出席を成績評価の最低要件とします。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | この授業をきっかけに、日常で自分に合った運動を楽しむ習慣を身につけることを期待しています。そのために、授業期間中は少しずつ運動を楽しめるよう日常の中でチャレンジしてください。また、本授業で学ぶアダプテッド・スポーツや生涯スポーツについての知識や経験を、自分自身だけでなく家族や友人などの健康づくりに活かしてください。毎回の授業後にオンラインにて振り返りを行ってもらいます。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | スポーツ実習の履修には保険への加入が必要です。原則として「学生教育研究災害傷害保険」(学研災)および「学研災付帯賠償責任保険」(付帯賠責)に、留学生は学研災および「学生賠償責任保険」(学賠)に加入して、授業に参加してください。 スポーツに適した服装、屋内・屋外シューズを準備してください。 |
||||||
スポーツ実習IB [アダプテッド・スポーツ]
1J1, 1J2, 1J3, 1J4, 1J5, 1J6, 1J7, 1J8 (科目名)
Sports I B [Adapted sports]
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) スポーツ実習 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) D群 (単位数) 1 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 実習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金2 (教室) 吉田南構内G・総合体育館・野外 |
|||||||
(授業の概要・目的)
アダプテッド・スポーツとは、既存スポーツのルールや用具に工夫を加えて修正、または、新たに創作することにより、障がいの有無や体力レベル、年齢にかかわらず参加できるように適応(adapt)されたスポーツの総称です。生涯にわたってスポーツを実施することは、サルコペニア (加齢による筋肉量の減少) やフレイル (虚弱) を防ぎ、身体機能の維持に重要です。また、生涯スポーツは社会交流を促進させ、生活の質の向上にもつながります。
本授業では、個人に合ったスポーツの実施によってスポーツの楽しさを体感することを目的とします。また、履修学生が生涯にわたりスポーツに関わり楽しめるように、様々なアダプテッド・スポーツを体験し、スポーツのルールや用具に施された工夫を学びます。 |
|||||||
(到達目標)
・アダプテッド・スポーツの特徴や工夫を理解し、いくつかの種目に関して説明できるようになる。
・自分自身や一緒にスポーツを行う相手の身体特性や体力レベルに合わせて、既存のスポーツのルールに工夫を加えて提案できるようになる。 ・相手の特徴 (障がいを持つ人や体力レベルが低い人、子ども・高齢者等) に配慮しながらスポーツを実施できる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス (生涯スポーツについて) 第2回 ボッチャ 第3回 インディアカ 第4回 ファミリーバドミントン 第5〜7回 フライングディスク (アルティメット・ドッヂビー・ディスクゴルフなど) 第8回 ウォーキング 第9回 モルック 第10〜11回 車椅子バスケットボール 第12回スポーツ吹矢 第13回 ショートテニス 第14回 ゴールボール 第15回 フィードバック (個人の質問に対応) *天候等によって内容が前後・変更する場合があります。 初回授業は体育館で行います。 第2回〜14回の授業は吉田南グラウンドおよび体育館で実施します。 屋内・屋外で持ち物が異なるため、連絡事項を注意して聞くようにしてください。 実施可能な運動の特性や強度について履修学生と相談した上で、スポーツ種目を変更する場合があります。 |
|||||||
(履修要件)
特にありません。運動が好きな方も苦手な人も履修を歓迎します。
様々な新しいスポーツを行いますので、これまでスポーツに苦手意識がある人でも是非積極的に履修をしてください。 競技のルールや用具を皆さんの運動能力や身体特性に合わせて適応(adapt)させていきましょう。 障がい等で支援が必要な場合は、障がい等の状況に合わせた支援・調整を行いますので事前に連絡してください。 |
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業参加度、実習への取り組み態度、準備・片付けの積極性、技術上達度により評価します。また、オンラインにて授業の振り返りを課します。2/3以上の出席を成績評価の最低要件とします。
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(教科書)
使用しない
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|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
この授業をきっかけに、日常で自分に合った運動を楽しむ習慣を身につけることを期待しています。そのために、授業期間中は少しずつ運動を楽しめるよう日常の中でチャレンジしてください。また、本授業で学ぶアダプテッド・スポーツや生涯スポーツについての知識や経験を、自分自身だけでなく家族や友人などの健康づくりに活かしてください。毎回の授業後にオンラインにて振り返りを行ってもらいます。
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
スポーツ実習の履修には保険への加入が必要です。原則として「学生教育研究災害傷害保険」(学研災)および「学研災付帯賠償責任保険」(付帯賠責)に、留学生は学研災および「学生賠償責任保険」(学賠)に加入して、授業に参加してください。
スポーツに適した服装、屋内・屋外シューズを準備してください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
スポーツ実習IB [バスケットボール] 1P1, 1P2, 1M4, 1M5, 1M6, 1A1, 1A2, 1A3, 1A4, 1A5
|
(英 訳) | Sports I B [Basketball] | ||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | スポーツ実習 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | D群 | ||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 実習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金2 |
||||||
(教室) | 総合体育館 | ||||||
(授業の概要・目的) | 初心者から経験者まで幅広く対応できるよう、基本技術の習得と実践的な応用を段階的に進めていきます。授業の前半では、ドリブル、パス、シュートなどの個人技術を練習し、後半ではそれらを活用した戦術やゲーム感覚を養います。また、戦術理解やルールの学習を通じて、実践的な試合形式におけるチームプレイの重要性を学びます。また、健康的な身体作りのために、さまざまな道具や身体の動きを取り入れてコーディネーション能力の向上も図ります。競技の技術面だけでなく、スポーツを通じたコミュニケーション能力や問題解決能力の向上も目指します。最終的には、試合形式のミニ大会で成果を確認し、チームとしての達成感を共有します。 | ||||||
(到達目標) | ・バスケットボールの基本的なルールを理解できる。 ・個人技術・チーム戦術について学び、ゲームに応じた適切な場面で実践できる。 ・チームの一員として、円滑なコミュニケーションを図り、協力して目標達成に取り 組む能力を養う。 ・スポーツ活動を通じて、心身のリフレッシュや身体作りの重要性を体験し理解す る。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回:オリエンテーション 授業の目的、進め方の説明 バスケットボールの基本的なルール等の解説 簡単なウォーミングアップとストレッチ、コーディネーションなど ボールに慣れるための基礎的なボールハンドリング練習 自己紹介など 第2回〜第7回:バスケットボール基礎技術の習得 ドリブル:基本姿勢、ボールコントロール、チェンジ・オブ・ペース等 パス:チェストパス、バウンズパス、オーバーヘッドパス、片手パス等 シュート:セットシュート、レイアップシュート(左右)、ジャンプシュート等 第8回〜第9回:ディフェンス マンツーマンディフェンス:ボールマンディフェンス、オフボールディフェンス等 チームディフェンス:ローテーション、ヘルプ、ダブルチームの考え方 リバウンドの基本、ディフェンスリバウンドの重要性 第10回〜第12回:実践練習と戦術理解 2対2、3対3など、少人数での連携練習 基本的なオフェンス戦術の導入と実践(例:スクリーンプレー、ピック&ロール) 学んだ技術・戦術を活かしたミニゲーム形式での練習 ゲーム中の判断力、コミュニケーション能力の向上 第13回〜第14回:ミニ大会 チーム分け、大会ルールの確認 ミニゲーム実施 試合の振り返り、良かった点・改善点の共有 第15回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況および授業に対する積極的な学習態度等を総合的に評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | バスケットボールやコーディネーション運動を通じて運動を楽しむ習慣を身につけることを期待しています。この授業で身体や脳を健康にし、日々の心身の変化を感じ取るよう心がけてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
スポーツ実習IB [バスケットボール]
1P1, 1P2, 1M4, 1M5, 1M6, 1A1, 1A2, 1A3, 1A4, 1A5 (科目名)
Sports I B [Basketball]
(英 訳)
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|
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(群) 健康 (分野(分類)) スポーツ実習 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) D群 (単位数) 1 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 実習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金2 (教室) 総合体育館 |
|||||||
(授業の概要・目的)
初心者から経験者まで幅広く対応できるよう、基本技術の習得と実践的な応用を段階的に進めていきます。授業の前半では、ドリブル、パス、シュートなどの個人技術を練習し、後半ではそれらを活用した戦術やゲーム感覚を養います。また、戦術理解やルールの学習を通じて、実践的な試合形式におけるチームプレイの重要性を学びます。また、健康的な身体作りのために、さまざまな道具や身体の動きを取り入れてコーディネーション能力の向上も図ります。競技の技術面だけでなく、スポーツを通じたコミュニケーション能力や問題解決能力の向上も目指します。最終的には、試合形式のミニ大会で成果を確認し、チームとしての達成感を共有します。
|
|||||||
(到達目標)
・バスケットボールの基本的なルールを理解できる。
・個人技術・チーム戦術について学び、ゲームに応じた適切な場面で実践できる。 ・チームの一員として、円滑なコミュニケーションを図り、協力して目標達成に取り 組む能力を養う。 ・スポーツ活動を通じて、心身のリフレッシュや身体作りの重要性を体験し理解す る。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回:オリエンテーション 授業の目的、進め方の説明 バスケットボールの基本的なルール等の解説 簡単なウォーミングアップとストレッチ、コーディネーションなど ボールに慣れるための基礎的なボールハンドリング練習 自己紹介など 第2回〜第7回:バスケットボール基礎技術の習得 ドリブル:基本姿勢、ボールコントロール、チェンジ・オブ・ペース等 パス:チェストパス、バウンズパス、オーバーヘッドパス、片手パス等 シュート:セットシュート、レイアップシュート(左右)、ジャンプシュート等 第8回〜第9回:ディフェンス マンツーマンディフェンス:ボールマンディフェンス、オフボールディフェンス等 チームディフェンス:ローテーション、ヘルプ、ダブルチームの考え方 リバウンドの基本、ディフェンスリバウンドの重要性 第10回〜第12回:実践練習と戦術理解 2対2、3対3など、少人数での連携練習 基本的なオフェンス戦術の導入と実践(例:スクリーンプレー、ピック&ロール) 学んだ技術・戦術を活かしたミニゲーム形式での練習 ゲーム中の判断力、コミュニケーション能力の向上 第13回〜第14回:ミニ大会 チーム分け、大会ルールの確認 ミニゲーム実施 試合の振り返り、良かった点・改善点の共有 第15回:フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況および授業に対する積極的な学習態度等を総合的に評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
バスケットボールやコーディネーション運動を通じて運動を楽しむ習慣を身につけることを期待しています。この授業で身体や脳を健康にし、日々の心身の変化を感じ取るよう心がけてください。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
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|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アカデミックディスカッションI(全・英)-E3
|
(英 訳) | Academic Discussion I(All Faculties, English)-E3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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||||||
(群) | キャリア | ||||||
(分野(分類)) | 国際コミュニケーション | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | C群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金2 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室23 | ||||||
(授業の概要・目的) | The purpose of Academic Discussion/Seminar Participation is to equip learners with the necessary communication skills to engage with the academic community, expand their intellectual interests, and improve critical thinking skills. Current topics from the humanities, social sciences and natural sciences will be explored from an interdisciplinary perspective with a primary emphasis on academic speaking and listening. Students will be expected to express their ideas in various types of settings (i.e. group discussion, debate, presentations) and prepare for these exchanges by listening to and viewing audio and video materials outside of class. A central part of this course will be group discussions. Therefore, active participation of students is crucial to the success of this course. Regarding academic speaking, students are expected to exercise their ability to express their views in discussions and debate, as well as improve comprehensibility through pronunciation practice. Regarding academic listening, students are expected to perform self-directed listening tasks using various types of audio and video recordings. These materials will be used to provide additional information to feed in-class discussions. Presentation skills will be taught and performance considered in the assessment of students for the completion of this course. 本授業は、学術コミュニティにおいて必要とされるコミュニケーション能力を身につけ、知的好奇心を広げ、批判的思考力を向上させることを目的とする。人文学・社会科学・自然科学の最新のトピックについて、スピーキングとリスニング技能の育成に焦点を当てつつ、学際的な視点から探求する。指定の音声・動画教材を予習し、様々な授業内活動(グループディスカッション、ディベート、プレゼンテーション)で意見交換することが期待される。 本授業では、グループディスカッションが中心的な活動となるため、積極的な授業参加が求められる。アカデミックスピーキングに関しては、発音練習を通して理解されやすい話し方を身につけるとともに、ディスカッションやディベートで意見を表現する能力を育成する。アカデミックリスニングに関しては、様々な種類の音声・動画素材を用いた自学自習が必須であり、これをもとに授業内活動を行う。プレゼンテーション技能の育成についても授業内で扱い、発表も成績評価の一部とする。 |
||||||
(到達目標) | By the end of this course, students will be able to: -understand the role of discussion in an academic setting. -initiate and maintain a conversation -articulate a complete idea relating to a specified topic -respond to other classmates' ideas and opinions -manage a conversation in various settings using discussion strategies, such as agreeing/disagreeing, asking for clarification, changing the topic, etc. -present and support opinions in a logical manner -paraphrase an idea in order to clarify or verify information -orally summarize ideas from in-class discussions and listening materials -understand conversations of varying degrees of formality -demonstrate comprehension through verbal and non-verbal cues in conversation -understand the main ideas in longer listening passages -identify discourse markers in extended speech and discussions -identify the purpose of statements and supporting information in oral discourse |
||||||
(授業計画と内容) | 1. Introductions, Course Explanation & Self Diagnostic 2. Listening & Notetaking Methods 3. Student-Led Discussions 4. Student-Led Discussions 5. Student-Led Discussions 6. Presentation Workshop 1 7. Presentations 1 8. Student-Led Discussions 9. Student-Led Discussions 10. Student-Led Discussions 11. Student-Led Discussions 12. Presentation Workshop 2 13. Presentations 2 14. Reflection on learning & Self Diagnostic 15. Feedback |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Evaluation will be based on active participation in class (30%), listening participation (20%), speaking assessment (15%), Performance self-assessment (20%), Presentations (15%) | ||||||
(教科書) |
Coursebook introduced during class
|
||||||
(参考書等) |
Coursebook introduced during class
|
||||||
(関連URL) |
http://www.radiolab.org/series/podcasts/
https://www.ted.com/ http://ed.ted.com/ |
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Students are advised to be able to use online learning tools and services (i.e., GoogleDrive, podcasts, streaming) for work outside of class. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
アカデミックディスカッションI(全・英)-E3
(科目名)
Academic Discussion I(All Faculties, English)-E3
(英 訳)
|
|
||||||
(群) キャリア (分野(分類)) 国際コミュニケーション (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) C群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金2 (教室) 教育院棟演習室23 |
|||||||
(授業の概要・目的)
The purpose of Academic Discussion/Seminar Participation is to equip learners with the necessary communication skills to engage with the academic community, expand their intellectual interests, and improve critical thinking skills. Current topics from the humanities, social sciences and natural sciences will be explored from an interdisciplinary perspective with a primary emphasis on academic speaking and listening. Students will be expected to express their ideas in various types of settings (i.e. group discussion, debate, presentations) and prepare for these exchanges by listening to and viewing audio and video materials outside of class.
A central part of this course will be group discussions. Therefore, active participation of students is crucial to the success of this course. Regarding academic speaking, students are expected to exercise their ability to express their views in discussions and debate, as well as improve comprehensibility through pronunciation practice. Regarding academic listening, students are expected to perform self-directed listening tasks using various types of audio and video recordings. These materials will be used to provide additional information to feed in-class discussions. Presentation skills will be taught and performance considered in the assessment of students for the completion of this course. 本授業は、学術コミュニティにおいて必要とされるコミュニケーション能力を身につけ、知的好奇心を広げ、批判的思考力を向上させることを目的とする。人文学・社会科学・自然科学の最新のトピックについて、スピーキングとリスニング技能の育成に焦点を当てつつ、学際的な視点から探求する。指定の音声・動画教材を予習し、様々な授業内活動(グループディスカッション、ディベート、プレゼンテーション)で意見交換することが期待される。 本授業では、グループディスカッションが中心的な活動となるため、積極的な授業参加が求められる。アカデミックスピーキングに関しては、発音練習を通して理解されやすい話し方を身につけるとともに、ディスカッションやディベートで意見を表現する能力を育成する。アカデミックリスニングに関しては、様々な種類の音声・動画素材を用いた自学自習が必須であり、これをもとに授業内活動を行う。プレゼンテーション技能の育成についても授業内で扱い、発表も成績評価の一部とする。 |
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(到達目標)
By the end of this course, students will be able to:
-understand the role of discussion in an academic setting. -initiate and maintain a conversation -articulate a complete idea relating to a specified topic -respond to other classmates' ideas and opinions -manage a conversation in various settings using discussion strategies, such as agreeing/disagreeing, asking for clarification, changing the topic, etc. -present and support opinions in a logical manner -paraphrase an idea in order to clarify or verify information -orally summarize ideas from in-class discussions and listening materials -understand conversations of varying degrees of formality -demonstrate comprehension through verbal and non-verbal cues in conversation -understand the main ideas in longer listening passages -identify discourse markers in extended speech and discussions -identify the purpose of statements and supporting information in oral discourse |
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(授業計画と内容)
1. Introductions, Course Explanation & Self Diagnostic 2. Listening & Notetaking Methods 3. Student-Led Discussions 4. Student-Led Discussions 5. Student-Led Discussions 6. Presentation Workshop 1 7. Presentations 1 8. Student-Led Discussions 9. Student-Led Discussions 10. Student-Led Discussions 11. Student-Led Discussions 12. Presentation Workshop 2 13. Presentations 2 14. Reflection on learning & Self Diagnostic 15. Feedback |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Evaluation will be based on active participation in class (30%), listening participation (20%), speaking assessment (15%), Performance self-assessment (20%), Presentations (15%)
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(教科書)
Coursebook introduced during class
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(参考書等)
Coursebook introduced during class
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students are advised to be able to use online learning tools and services (i.e., GoogleDrive, podcasts, streaming) for work outside of class.
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アカデミックプレゼンテーションII(全・英)-E3
|
(英 訳) | Academic Presentation II(All Faculties, English)-E3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||
(分野(分類)) | 国際コミュニケーション | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | C群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金2 |
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(教室) | 1共26 | ||||||
(授業の概要・目的) | The course will focus on presentation skills for academic (class, seminar, or conference) settings. Students will learn various elements of successful speeches, such as establishing one's authority and appealing to an audience's sense of logic or emotion, and work to incorporate those elements into their own presentations. Through a combination of short, less formal presentations, Q&A sessions, and a final formal research presentation, students should gain the confidence to present with a certain level of ease and professionalism. Class discussions will also be held to foster critical thinking skills and the ability to express opinions orally in an impromptu setting. Finally, through peer feedback and reflection, students should be able to hone their skills as effective presenters. Elements such as expression and pronunciation will be addressed as needed. 本授業では,学術的な場面(授業やゼミ,学会)で求められる発展的な口頭発表技能に焦点を当てる。説得力を高めて聴衆の論理や感情に訴えるといった,優れた発表に不可欠な様々な要素を学習し,それらを統合し自身の発表に導入する。短い発表や質疑応答,最後の研究発表といった実践の場を通して,高度な発表技能を習得し,自信を高め不安を軽減できるようにする。また,クラス討論を行うことにより,批判的思考力を高め,口頭で即座に意見を述べる能力を育成することを目指す。最終的に,学生相互のフィードバックと内省を通して,効果的な発表技能を上達させる。必要に応じて適切な英語表現や発音の指導を行う。 |
||||||
(到達目標) | If students give their best effort during the course, by the end they should be able to: -incorporate the elements of successful academic and professional presentations into their own -give individual presentations with substance, clarity, and a level of professionalism -ask appropriate questions about the presentations and research of others -appropriately respond to questions and comments about their own presentations and research -avoid plagiarism and include proper citations in their presentations -think critically about a variety of topics and contribute to class discussions without hesitation -recognize and use vocabulary that arises in the videos and discussions |
||||||
(授業計画と内容) | Session 1: Introductions. What makes an effective presentation? Session 2: Analysis and discussion of a TED Talks with mini presentations (focus on content) Session 3: Discussion leading Session 4: Managing anxiety/Openings Session 5: Student presentations on openings Session 6: Persuasive techniques/Evaluating topics Session 7: Individual presentation proposals Session 8: Analysis of TED Talks (focus on explaining research)/Practice explaining research Session 9: Fluency practice and impromptu speaking Session 10: Analysis and discussion of TED Talks (focus on organization)/Tips for making slides Session11: Analysis and discussion of TED Talks (focus on delivery) Session 12: Closings/Handling Q&A sessions Sessions 13-14: Final individual presentations Session 15: Feedback In addition to the above, there will be regular vocabulary quizzes of the terms included in the TED Talks and other materials. |
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(履修要件) |
This course will be conducted in English only. Students should be comfortable communicating in English with their classmates.
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | Short presentations 30% Active class participation 20% Final presentation 40% Vocabulary quizzes 10% |
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(教科書) |
使用しない
Materials will be provided by the instructor and distributed during class or will be available through PandA or other websites.
|
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(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Students are expected to prepare for discussions by watching relevant videos or completing short assignments. Students are also expected to prepare adequately for class presentations or group presentations when necessary. |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
アカデミックプレゼンテーションII(全・英)-E3
(科目名)
Academic Presentation II(All Faculties, English)-E3
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 国際コミュニケーション (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) C群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金2 (教室) 1共26 |
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(授業の概要・目的)
The course will focus on presentation skills for academic (class, seminar, or conference) settings.
Students will learn various elements of successful speeches, such as establishing one's authority and appealing to an audience's sense of logic or emotion, and work to incorporate those elements into their own presentations. Through a combination of short, less formal presentations, Q&A sessions, and a final formal research presentation, students should gain the confidence to present with a certain level of ease and professionalism. Class discussions will also be held to foster critical thinking skills and the ability to express opinions orally in an impromptu setting. Finally, through peer feedback and reflection, students should be able to hone their skills as effective presenters. Elements such as expression and pronunciation will be addressed as needed. 本授業では,学術的な場面(授業やゼミ,学会)で求められる発展的な口頭発表技能に焦点を当てる。説得力を高めて聴衆の論理や感情に訴えるといった,優れた発表に不可欠な様々な要素を学習し,それらを統合し自身の発表に導入する。短い発表や質疑応答,最後の研究発表といった実践の場を通して,高度な発表技能を習得し,自信を高め不安を軽減できるようにする。また,クラス討論を行うことにより,批判的思考力を高め,口頭で即座に意見を述べる能力を育成することを目指す。最終的に,学生相互のフィードバックと内省を通して,効果的な発表技能を上達させる。必要に応じて適切な英語表現や発音の指導を行う。 |
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(到達目標)
If students give their best effort during the course, by the end they should be able to:
-incorporate the elements of successful academic and professional presentations into their own -give individual presentations with substance, clarity, and a level of professionalism -ask appropriate questions about the presentations and research of others -appropriately respond to questions and comments about their own presentations and research -avoid plagiarism and include proper citations in their presentations -think critically about a variety of topics and contribute to class discussions without hesitation -recognize and use vocabulary that arises in the videos and discussions |
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(授業計画と内容)
Session 1: Introductions. What makes an effective presentation? Session 2: Analysis and discussion of a TED Talks with mini presentations (focus on content) Session 3: Discussion leading Session 4: Managing anxiety/Openings Session 5: Student presentations on openings Session 6: Persuasive techniques/Evaluating topics Session 7: Individual presentation proposals Session 8: Analysis of TED Talks (focus on explaining research)/Practice explaining research Session 9: Fluency practice and impromptu speaking Session 10: Analysis and discussion of TED Talks (focus on organization)/Tips for making slides Session11: Analysis and discussion of TED Talks (focus on delivery) Session 12: Closings/Handling Q&A sessions Sessions 13-14: Final individual presentations Session 15: Feedback In addition to the above, there will be regular vocabulary quizzes of the terms included in the TED Talks and other materials. |
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(履修要件)
This course will be conducted in English only. Students should be comfortable communicating in English with their classmates.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Short presentations 30%
Active class participation 20% Final presentation 40% Vocabulary quizzes 10% |
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(教科書)
使用しない
Materials will be provided by the instructor and distributed during class or will be available through PandA or other websites.
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students are expected to prepare for discussions by watching relevant videos or completing short assignments.
Students are also expected to prepare adequately for class presentations or group presentations when necessary. |
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
論理学II
|
(英 訳) | Logic II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 哲学・思想(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 4共30 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義の目標は、前期の「論理学Ⅰ」にひきつづき、現代論理学の最も基礎的なトピックを学ぶことである。具体的には、様相論理を題材にして、「可能性」や「必然性」にかかわる推論などについて学ぶ。 「論理学Ⅰ」のシラバスでも述べたように、さまざまな個別の学問(例えば数学基礎論・集合論・自然科学の諸分野・言語学など)などを学ぶ際に、論理学の知識は有益である。この講義では、命題論理の知識を前提して、様相命題論理の諸体系を学習する。様相論理は最も基本的な非古典論理のひとつであり、その(標準的な)意味論——可能世界意味論——の枠組みはさまざまな領域で活用・応用されている。本講義は、基本的な様相命題論理の体系の学習を通じて、様相推論の興味深い特徴や非古典論理の基本的な発想を学ぶ。 |
||||||
(到達目標) | 本講義を通じて、非古典論理の基礎のひとつである様相命題論理の基本的な知識を学ぶことができる(具体的には、モデルやフレームなどに関する意味論的知識および公理系K, D, T, S4, B, S5における証明や演繹などに関する構文論的知識を得ることができる)。 「授業の概要・目的」でも触れたが、様相論理はさまざまな理論的領域(例えば数学・情報科学・経済学・言語学)で活用されるツールである。それゆえ、本講義を受けることによって、こうした学問を専門的に学ぶためのいわば「武器」を得ることができるだろう。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション——様相論理とは何か 第2回 可能世界意味論 第3回 「スーパー世界」の構造——反射性・推移性・対称性 第4回 モデル・フレーム・恒真 第5回 諸システム(K・D・T・S4・B・S5)について 第6回 システムKの構文論 第7回 Kにおける定理の証明の習 第8回 同値な式の代入に関する定理の証明 第9回 様相の交換に関する定理の証明 第10回 システムD・T・S4・B・S5の構文論 第11回 健全性定理 第12回 完全性定理(1) 第13回 完全性定理(2) 第14回 完全性定理(3) 第15回 フィードバック(様相についての哲学) |
||||||
(履修要件) |
前期の「論理学Ⅰ」(山口担当)を受講していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験のみによって評価する。 合格するためには恒真性(いわゆるK-validityやT-validity)に関するいわば「論理計算」を完全にマスターしている必要がある。また、優秀な成績を収めるためには、メタ定理の意味を十分に理解している必要があるだろう。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 論理学の学習は、たんなる情報の収集ではなく、〈論理的技術を身につける〉という要素が大きい。それゆえ、受け身の態度では習得できず、自らの頭を使うことによってのみ知識を定着させることができる。予習は不要だが、復習はしっかりと行なうこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 適宜、宿題を課すので、受講者は積極的にとりくまれたい。 | ||||||
論理学II
(科目名)
Logic II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 哲学・思想(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 4共30 |
|||||||
(授業の概要・目的)
本講義の目標は、前期の「論理学Ⅰ」にひきつづき、現代論理学の最も基礎的なトピックを学ぶことである。具体的には、様相論理を題材にして、「可能性」や「必然性」にかかわる推論などについて学ぶ。
「論理学Ⅰ」のシラバスでも述べたように、さまざまな個別の学問(例えば数学基礎論・集合論・自然科学の諸分野・言語学など)などを学ぶ際に、論理学の知識は有益である。この講義では、命題論理の知識を前提して、様相命題論理の諸体系を学習する。様相論理は最も基本的な非古典論理のひとつであり、その(標準的な)意味論——可能世界意味論——の枠組みはさまざまな領域で活用・応用されている。本講義は、基本的な様相命題論理の体系の学習を通じて、様相推論の興味深い特徴や非古典論理の基本的な発想を学ぶ。 |
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(到達目標)
本講義を通じて、非古典論理の基礎のひとつである様相命題論理の基本的な知識を学ぶことができる(具体的には、モデルやフレームなどに関する意味論的知識および公理系K, D, T, S4, B, S5における証明や演繹などに関する構文論的知識を得ることができる)。
「授業の概要・目的」でも触れたが、様相論理はさまざまな理論的領域(例えば数学・情報科学・経済学・言語学)で活用されるツールである。それゆえ、本講義を受けることによって、こうした学問を専門的に学ぶためのいわば「武器」を得ることができるだろう。 |
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション——様相論理とは何か 第2回 可能世界意味論 第3回 「スーパー世界」の構造——反射性・推移性・対称性 第4回 モデル・フレーム・恒真 第5回 諸システム(K・D・T・S4・B・S5)について 第6回 システムKの構文論 第7回 Kにおける定理の証明の習 第8回 同値な式の代入に関する定理の証明 第9回 様相の交換に関する定理の証明 第10回 システムD・T・S4・B・S5の構文論 第11回 健全性定理 第12回 完全性定理(1) 第13回 完全性定理(2) 第14回 完全性定理(3) 第15回 フィードバック(様相についての哲学) |
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(履修要件)
前期の「論理学Ⅰ」(山口担当)を受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験のみによって評価する。
合格するためには恒真性(いわゆるK-validityやT-validity)に関するいわば「論理計算」を完全にマスターしている必要がある。また、優秀な成績を収めるためには、メタ定理の意味を十分に理解している必要があるだろう。 |
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
論理学の学習は、たんなる情報の収集ではなく、〈論理的技術を身につける〉という要素が大きい。それゆえ、受け身の態度では習得できず、自らの頭を使うことによってのみ知識を定着させることができる。予習は不要だが、復習はしっかりと行なうこと。
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(その他(オフィスアワー等))
適宜、宿題を課すので、受講者は積極的にとりくまれたい。
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|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
東洋社会思想史II
|
(英 訳) | The History of Eastern Thought II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 哲学・思想(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
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(教室) | 共北26 | ||||||
(授業の概要・目的) | 明治以来、西洋近代思想の導入が朱子学的価値観の否定・克服を意味することが多かった日本では、朱子学は頑迷固陋な保守思想として理解されることが多い。しかし、朱子学が誕生したその当時においては決してそのようではなかった。むしろ、中国の宋代という新しい時代に必要な新しい価値観を形成する進歩的思想だったのである。宋代という時代は、以前のような世襲貴族ではなく、科挙試験によって登用された知識人が政治や文化を主導する時代であった。 内藤湖南や宮崎市定に「唐宋変革論」という学説が存在するように、唐代から宋代に至っては、政治・社会・経済・文化の様々な方面で大きな変動が起こった。いわゆる「三大発明」も宋代の知識人によって発明されたように、科学技術の発達も目を見張るものがあった。そうした様々な時代の変化は、儒教思想のアップデートをも促したのであり、そうして誕生したのが朱子学だったのである。 「頭ではわかっているはずなのに、行動が伴わないことがあるのはなぜか」「有効に機能する政策を作成するには、どのように計画すればよいのか」朱子学は、このような現代人にとっても悩みとなるような多くの問題に取り組んだのである。 朱子学は単なる倫理思想ではなく、一身の修養論から、万人の統治論、政策論、宇宙論にまで説き至る、中国思想史上、空前絶後の思想体系であった。その思想の影響力は、中国にとどまらず、前近代の朝鮮や日本においても絶大であった。本講義では、そうした朱子学の形成と発展とを、アジアでの受容も視野に入れながら、紹介する。 なお、本講義での学生に対する到達目標は高いため、意欲的な学生の受講は大いに歓迎するが、単位目的のみの履修は推奨できない。 |
||||||
(到達目標) | 朱子学的な理念を知ることを通じて、誤解や偏見に引きずられずに物事を正しく理解するための心がけや、社会生活を健全に営む上でのモラルの重要性を理解する。 朱子学に対する世間の誤解や、そうした誤解が蔓延る原因を考察することを通じて、世間で常識とされる考え方に対して批判的に検討する視点を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | ・参加者の興味・関心を踏まえて、適宜内容を改める。 第一回 この講義の目的・ガイダンス 第二回 春秋時代と孔子の思想① 第三回 春秋時代と孔子の思想② 第四回 戦国時代と孟子の思想 第五回 唐宋変革論と宋代社会 第六回 朱子の生涯 第七回 朱子と『大学』① 第八回 朱子と『大学』② 第九回 朱子と『論語』解釈 第十回 朱子の修養論 第十一回 朱子の政策論 第十二回 朱子学の制度化と変容 第十三回 江戸の日本朱子学 第十四回 明治以降の日本朱子学 第十五回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
前期の東洋社会思想史Ⅰを受講していることを前提としたい。前期の講義の音声付PPT資料をPandA(3〜4回分ほど)にアップするので、前期を未履修の受講者は、前期の内容を必要に応じて確認すること。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | PANDAを通じて、毎回、講義の感想・質問を提出することを課題とし、平常点とする。 成績は平常点50%+期末レポート50%で評価。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義内容に関連して推薦する図書を紹介する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
東洋社会思想史II
(科目名)
The History of Eastern Thought II
(英 訳)
|
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 哲学・思想(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共北26 |
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(授業の概要・目的)
明治以来、西洋近代思想の導入が朱子学的価値観の否定・克服を意味することが多かった日本では、朱子学は頑迷固陋な保守思想として理解されることが多い。しかし、朱子学が誕生したその当時においては決してそのようではなかった。むしろ、中国の宋代という新しい時代に必要な新しい価値観を形成する進歩的思想だったのである。宋代という時代は、以前のような世襲貴族ではなく、科挙試験によって登用された知識人が政治や文化を主導する時代であった。
内藤湖南や宮崎市定に「唐宋変革論」という学説が存在するように、唐代から宋代に至っては、政治・社会・経済・文化の様々な方面で大きな変動が起こった。いわゆる「三大発明」も宋代の知識人によって発明されたように、科学技術の発達も目を見張るものがあった。そうした様々な時代の変化は、儒教思想のアップデートをも促したのであり、そうして誕生したのが朱子学だったのである。 「頭ではわかっているはずなのに、行動が伴わないことがあるのはなぜか」「有効に機能する政策を作成するには、どのように計画すればよいのか」朱子学は、このような現代人にとっても悩みとなるような多くの問題に取り組んだのである。 朱子学は単なる倫理思想ではなく、一身の修養論から、万人の統治論、政策論、宇宙論にまで説き至る、中国思想史上、空前絶後の思想体系であった。その思想の影響力は、中国にとどまらず、前近代の朝鮮や日本においても絶大であった。本講義では、そうした朱子学の形成と発展とを、アジアでの受容も視野に入れながら、紹介する。 なお、本講義での学生に対する到達目標は高いため、意欲的な学生の受講は大いに歓迎するが、単位目的のみの履修は推奨できない。 |
|||||||
(到達目標)
朱子学的な理念を知ることを通じて、誤解や偏見に引きずられずに物事を正しく理解するための心がけや、社会生活を健全に営む上でのモラルの重要性を理解する。
朱子学に対する世間の誤解や、そうした誤解が蔓延る原因を考察することを通じて、世間で常識とされる考え方に対して批判的に検討する視点を養う。 |
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(授業計画と内容)
・参加者の興味・関心を踏まえて、適宜内容を改める。 第一回 この講義の目的・ガイダンス 第二回 春秋時代と孔子の思想① 第三回 春秋時代と孔子の思想② 第四回 戦国時代と孟子の思想 第五回 唐宋変革論と宋代社会 第六回 朱子の生涯 第七回 朱子と『大学』① 第八回 朱子と『大学』② 第九回 朱子と『論語』解釈 第十回 朱子の修養論 第十一回 朱子の政策論 第十二回 朱子学の制度化と変容 第十三回 江戸の日本朱子学 第十四回 明治以降の日本朱子学 第十五回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
前期の東洋社会思想史Ⅰを受講していることを前提としたい。前期の講義の音声付PPT資料をPandA(3〜4回分ほど)にアップするので、前期を未履修の受講者は、前期の内容を必要に応じて確認すること。
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|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
PANDAを通じて、毎回、講義の感想・質問を提出することを課題とし、平常点とする。
成績は平常点50%+期末レポート50%で評価。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
講義内容に関連して推薦する図書を紹介する。
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
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|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
倫理学基礎ゼミナール
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(英 訳) | Introductory Seminar on Ethics | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 哲学・思想(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共北33 | ||||||
(授業の概要・目的) | 倫理とは他者にかかわる営みであり、倫理を考えるためには他者とはどういうものかという考察を避けることはできない。フランスの哲学者サルトルは、それまで他者論であまり注目されることのなかった、他人に私が見られるという体験のうちに、他者の存在の核心を探ろうとする。私を見る他者のまなざしは私にとって恐ろしいものであるとともに、私の存在を形作る柱にもなっている。 基本事項の解説を多く加えながらサルトルのテキストを熟読する。 |
||||||
(到達目標) | サルトルのテキストを英訳で読み、現象学と彼の独自の他者論について、基本的な知識を習得する。 また、このことを通じて、学術的な文章の読解力を身につける。 |
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(授業計画と内容) | 第1回:授業方法、成績の算定方法等についてのガイダンスを行う。 第2回〜第14回:上記テキストを精読し、詳しい解説を加える。他者という事象、サルトルの属する現象学派の考え方、またその背景にある近現代の哲学の流れについて、基本的な事項を理解してもらう。 第15回:フィードバック(詳細は別途連絡する。) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点。具体的には出席と参加の状況(50点)、授業時のテキストの訳の巧拙(30点)、質疑応答の際の授業内容の理解度(20点)を評価対象とする。予習が不十分な場合は減点対象である。 | ||||||
(教科書) |
テキストはJean-Paul Sartreの仏語原著からの英訳 "Being and Nothingness" (Routledge社刊、ISBN:9780415278485)を使用し、必要箇所をプリントにして配付する。
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 当日授業で読む箇所の予習は不可欠である。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ゼミナール形式の授業なので、受講希望者多数の場合は抽選により受講者を制限することがある。制限の詳細は掲示等に注意すること。 | ||||||
倫理学基礎ゼミナール
(科目名)
Introductory Seminar on Ethics
(英 訳)
|
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 哲学・思想(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 共北33 |
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(授業の概要・目的)
倫理とは他者にかかわる営みであり、倫理を考えるためには他者とはどういうものかという考察を避けることはできない。フランスの哲学者サルトルは、それまで他者論であまり注目されることのなかった、他人に私が見られるという体験のうちに、他者の存在の核心を探ろうとする。私を見る他者のまなざしは私にとって恐ろしいものであるとともに、私の存在を形作る柱にもなっている。
基本事項の解説を多く加えながらサルトルのテキストを熟読する。 |
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(到達目標)
サルトルのテキストを英訳で読み、現象学と彼の独自の他者論について、基本的な知識を習得する。
また、このことを通じて、学術的な文章の読解力を身につける。 |
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(授業計画と内容)
第1回:授業方法、成績の算定方法等についてのガイダンスを行う。 第2回〜第14回:上記テキストを精読し、詳しい解説を加える。他者という事象、サルトルの属する現象学派の考え方、またその背景にある近現代の哲学の流れについて、基本的な事項を理解してもらう。 第15回:フィードバック(詳細は別途連絡する。) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点。具体的には出席と参加の状況(50点)、授業時のテキストの訳の巧拙(30点)、質疑応答の際の授業内容の理解度(20点)を評価対象とする。予習が不十分な場合は減点対象である。
|
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(教科書)
テキストはJean-Paul Sartreの仏語原著からの英訳 "Being and Nothingness" (Routledge社刊、ISBN:9780415278485)を使用し、必要箇所をプリントにして配付する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
当日授業で読む箇所の予習は不可欠である。
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(その他(オフィスアワー等))
ゼミナール形式の授業なので、受講希望者多数の場合は抽選により受講者を制限することがある。制限の詳細は掲示等に注意すること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
西洋思想史基礎ゼミナール
|
(英 訳) | Introductory Seminar on the History of Western Thought | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 哲学・思想(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
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(教室) | 4共25 | ||||||
(授業の概要・目的) | 西洋哲学における古典中の古典を取り上げ、その講読を通して西洋思想史上の基礎的な問題の所在を確認し、同時に又それらの諸問題に関して参加者全員で討議すること。これが本ゼミナールの狙いである。 本ゼミナールを通して受講生諸君は、正確な語学の知識、テキストを精緻に読解する能力と論理的思考力、相手の言うことを理解した上で自分の考えるところを相手にも理解して貰えるように表現する能力等を涵養しうるであろう。 |
||||||
(到達目標) | 正確な語学の知識、テキストを精緻に読解する能力と論理的思考力、相手の言うことを理解した上で自分の考えるところを相手にも理解して貰えるように表現する能力等を涵養する。 | ||||||
(授業計画と内容) | カントの『純粋理性批判』を取り上げる。どこからどこまでを読むか、各回にどこを扱うかについては、初回の授業にて受講希望者の皆さんと御相談の上で委細決定する為、ここでは次のように示すことしかできない。 1. ガイダンス 2.~14. 『純粋理性批判』の訳読・解説・討論 15. フィードバック(詳細については後日説明) テキストは、基本的には英訳(こちらでプリントを用意する)を用いるが、原典(ドイツ語)も適宜参照することにする。 |
||||||
(履修要件) |
後期(西洋思想史基礎ゼミナール)を受講するためには、前期(ILASセミナー:西洋思想史)を修得しておくことが望ましいが、後期からの受講者も歓迎する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(訳読とゼミナールでの発言)と定期試験による。 評価の割合は八対二。 | ||||||
(教科書) |
プリントを用意する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 所定の文献を予習して精読し、復習してよく理解する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 履修希望者が多い場合は、受講者を制限するときもある。 |
||||||
西洋思想史基礎ゼミナール
(科目名)
Introductory Seminar on the History of Western Thought
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 哲学・思想(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 4共25 |
|||||||
(授業の概要・目的)
西洋哲学における古典中の古典を取り上げ、その講読を通して西洋思想史上の基礎的な問題の所在を確認し、同時に又それらの諸問題に関して参加者全員で討議すること。これが本ゼミナールの狙いである。
本ゼミナールを通して受講生諸君は、正確な語学の知識、テキストを精緻に読解する能力と論理的思考力、相手の言うことを理解した上で自分の考えるところを相手にも理解して貰えるように表現する能力等を涵養しうるであろう。 |
|||||||
(到達目標)
正確な語学の知識、テキストを精緻に読解する能力と論理的思考力、相手の言うことを理解した上で自分の考えるところを相手にも理解して貰えるように表現する能力等を涵養する。
|
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(授業計画と内容)
カントの『純粋理性批判』を取り上げる。どこからどこまでを読むか、各回にどこを扱うかについては、初回の授業にて受講希望者の皆さんと御相談の上で委細決定する為、ここでは次のように示すことしかできない。 1. ガイダンス 2.~14. 『純粋理性批判』の訳読・解説・討論 15. フィードバック(詳細については後日説明) テキストは、基本的には英訳(こちらでプリントを用意する)を用いるが、原典(ドイツ語)も適宜参照することにする。 |
|||||||
(履修要件)
後期(西洋思想史基礎ゼミナール)を受講するためには、前期(ILASセミナー:西洋思想史)を修得しておくことが望ましいが、後期からの受講者も歓迎する。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(訳読とゼミナールでの発言)と定期試験による。 評価の割合は八対二。
|
|||||||
(教科書)
プリントを用意する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
所定の文献を予習して精読し、復習してよく理解する。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
履修希望者が多い場合は、受講者を制限するときもある。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
現代文明II
|
(英 訳) | Modern Civilization II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 4共21 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、西欧型の現代文明のもつ特質とそれに孕まれた問題、そして現代文明の帰結を、今日の世界で、また日本で関心を集めている具体的論点に即して論じていく。なかでも、現代の政治・経済・社会・文化を特徴づけていると考えられる大衆社会化、そしてその精神状況としての「故郷喪失」をどのように考えればよいのか、「日本の近代」についての思想的課題をどのように考えればよいのか、ということが中心的な論点となる。具体的には、大衆社会化やファシズムをめぐる問題、「あの戦争」にたいする戦後日本(人)の態度、「西洋近代の論理」と「日本の論理」をめぐる問題、日本の歴史観、ナショナリズムについての現代的論点などについて考えていく。 |
||||||
(到達目標) | 1.現代文明の特質とそれに孕まれた問題を理解する。 2.「現代」という時代において、また現代社会において大事な論点を講義で解説した知識を用いて自ら見いだし、それについて考察することができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 本講義では、以下の各論点につき1〜3回の講義をおこなう予定である。ただし、ときどきの「状況」についての総合的な解釈を試みながら講義を展開していく予定であるため、また、受講者の関心や理解度も考慮しながら講義を進めていく予定であるため、各論点をとりあげる順序や回数は変更する場合もある(大きな変更がある場合には、最初の講義において説明する)。 1 「故郷喪失」という現代文明の帰結 【1回】 2 現代における「大衆化」の具体的相貌 【1回】 3 大衆社会の形成とその意味 【1回】 4 なぜファシズムが生まれたのか: 「故郷喪失/根無し草的境遇」という観点から 【2回】 5 ナショナリズムをどう考えるか: ナショナリズムの今日的論点をめぐって 【2回】 6 戦後日本における「価値」の問題 【1回】 7 「日本の歴史観」という問題 【1回】 8 「近代日本」が孕む問題: 日本の近代化という文明のロジックに内在する思想の問題 【3回】 9 「日本のナショナリズム」という難問 【2回】 以上の計14回に加え、期末試験後にフィードバックを1回実施するため、授業回数は全15回となる。 |
||||||
(履修要件) |
この授業だけを受講することも可能だが、前期の「現代文明Ⅰ」を履修していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 学期末におこなう定期試験(80%)、および授業時間内に実施する小課題(小レポート、コメントシートなど、20%)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | とくに教科書は指定しないので、講義内で適宜紹介する文献を読んでみることをすすめる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講するにあたって特別な予備知識は必要としないが、「現代」という時代・社会の総合的解釈に関心を寄せる人の履修が望ましい。 | ||||||
現代文明II
(科目名)
Modern Civilization II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 4共21 |
|||||||
(授業の概要・目的)
本講義では、西欧型の現代文明のもつ特質とそれに孕まれた問題、そして現代文明の帰結を、今日の世界で、また日本で関心を集めている具体的論点に即して論じていく。なかでも、現代の政治・経済・社会・文化を特徴づけていると考えられる大衆社会化、そしてその精神状況としての「故郷喪失」をどのように考えればよいのか、「日本の近代」についての思想的課題をどのように考えればよいのか、ということが中心的な論点となる。具体的には、大衆社会化やファシズムをめぐる問題、「あの戦争」にたいする戦後日本(人)の態度、「西洋近代の論理」と「日本の論理」をめぐる問題、日本の歴史観、ナショナリズムについての現代的論点などについて考えていく。
|
|||||||
(到達目標)
1.現代文明の特質とそれに孕まれた問題を理解する。
2.「現代」という時代において、また現代社会において大事な論点を講義で解説した知識を用いて自ら見いだし、それについて考察することができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
本講義では、以下の各論点につき1〜3回の講義をおこなう予定である。ただし、ときどきの「状況」についての総合的な解釈を試みながら講義を展開していく予定であるため、また、受講者の関心や理解度も考慮しながら講義を進めていく予定であるため、各論点をとりあげる順序や回数は変更する場合もある(大きな変更がある場合には、最初の講義において説明する)。 1 「故郷喪失」という現代文明の帰結 【1回】 2 現代における「大衆化」の具体的相貌 【1回】 3 大衆社会の形成とその意味 【1回】 4 なぜファシズムが生まれたのか: 「故郷喪失/根無し草的境遇」という観点から 【2回】 5 ナショナリズムをどう考えるか: ナショナリズムの今日的論点をめぐって 【2回】 6 戦後日本における「価値」の問題 【1回】 7 「日本の歴史観」という問題 【1回】 8 「近代日本」が孕む問題: 日本の近代化という文明のロジックに内在する思想の問題 【3回】 9 「日本のナショナリズム」という難問 【2回】 以上の計14回に加え、期末試験後にフィードバックを1回実施するため、授業回数は全15回となる。 |
|||||||
(履修要件)
この授業だけを受講することも可能だが、前期の「現代文明Ⅰ」を履修していることが望ましい。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
学期末におこなう定期試験(80%)、および授業時間内に実施する小課題(小レポート、コメントシートなど、20%)により評価する。
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|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
とくに教科書は指定しないので、講義内で適宜紹介する文献を読んでみることをすすめる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
受講するにあたって特別な予備知識は必要としないが、「現代」という時代・社会の総合的解釈に関心を寄せる人の履修が望ましい。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
西洋史II
|
(英 訳) | Western History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
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(教室) | 1共32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義は、中世ヨーロッパ都市史を特に社会とコミュニティに焦点を当てて論じる。 中世ヨーロッパの都市社会は、多様な地域的コミュニティ(ローカル・コミュニティ)の一つであり、限定された時間と空間を共有する人々の共在がコミュニティ形成維持の重要な要因である。しかし差異化された複雑な住民構成を持ち、相対的に大きな移動性をもつ人々を受入れ、また送り出し、文化的にも経済的にも変動の大きな、動きのある世界でもある。そんな中世都市は、変化に応え、変化を生み出す政治と文化の実験場の感さえ呈する。そこで築かれた歴史的経験に、わたしたちの社会性と共同性の基盤にある価値観や感情は根差している。 また、中世ヨーロッパの都市は長い間歴史学や社会学における近代化論(近代文明がいかに形成されたかをめぐる議論)の要石でもあった。そのため中世都市像が、わたしたちの歴史観や世界観に与えている影響は意外なほど大きい。 講義ではヨーロッパ中世都市論の学説を紹介し、西洋中世史学の入門的知識を習得してもらうとともに、受講生が多様な時代と地域、そして現代の都市とコミュニティについて考える自らの視覚を養う場としてもらいたい。 |
||||||
(到達目標) | (1)中世ヨーロッパの地域的共同体の基本的特徴を理解する。 (2)中世ヨーロッパの地域的共同体に関わる西洋中世史の基本的事項を理解する。 (3)中世ヨーロッパの地域的共同体に関する研究上の論点を理解する。 (4)中世ヨーロッパの地域的共同体に関する参考文献を適切に活用することができる。 (5)(1)〜(4)に基づく自らの考察を自らの言葉で適切に表現することができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについてそれぞれ1〜4回前後の授業を行う。授業回数はフィードバックを含めて15回とする。 1. イントロダクション 2. 中世都市共同体論の前提と都市社会学 3. 西洋中世都市をめぐる古典学説:ピレンヌ・プラーニッツテーゼ 4.都市コミューンを解釈する 5.古代から中世へ:連続説と断絶説 6.一つではない中世ヨーロッパ(1):南欧都市 7.一つではない中世ヨーロッパ(2):欧州各地の都市 8.中世都市の自由と不自由:ミニステリアーレス論 9. 中心地論の影響:法共同体論から地理学的関係論へ 10. 都市=農村関係、市場、交易 11. 都市コミュニティと都市をつくるコミュニティーズ 12.中世都市のアイデンティティ 13. 中世都市の政治文化 14. 移動、定住、市民権 15.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験または期末レポート試験により、到達目標の達成度に基づき評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中に参考資料やレジュメを配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に紹介する参考文献や史資料を適宜あわせて読むこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィス・アワーは金曜4限です。 メールアドレスは以下です。 sato.hitomi.5k@kyoto-u.ac.jp |
||||||
西洋史II
(科目名)
Western History II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 1共32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
本講義は、中世ヨーロッパ都市史を特に社会とコミュニティに焦点を当てて論じる。
中世ヨーロッパの都市社会は、多様な地域的コミュニティ(ローカル・コミュニティ)の一つであり、限定された時間と空間を共有する人々の共在がコミュニティ形成維持の重要な要因である。しかし差異化された複雑な住民構成を持ち、相対的に大きな移動性をもつ人々を受入れ、また送り出し、文化的にも経済的にも変動の大きな、動きのある世界でもある。そんな中世都市は、変化に応え、変化を生み出す政治と文化の実験場の感さえ呈する。そこで築かれた歴史的経験に、わたしたちの社会性と共同性の基盤にある価値観や感情は根差している。 また、中世ヨーロッパの都市は長い間歴史学や社会学における近代化論(近代文明がいかに形成されたかをめぐる議論)の要石でもあった。そのため中世都市像が、わたしたちの歴史観や世界観に与えている影響は意外なほど大きい。 講義ではヨーロッパ中世都市論の学説を紹介し、西洋中世史学の入門的知識を習得してもらうとともに、受講生が多様な時代と地域、そして現代の都市とコミュニティについて考える自らの視覚を養う場としてもらいたい。 |
|||||||
(到達目標)
(1)中世ヨーロッパの地域的共同体の基本的特徴を理解する。
(2)中世ヨーロッパの地域的共同体に関わる西洋中世史の基本的事項を理解する。 (3)中世ヨーロッパの地域的共同体に関する研究上の論点を理解する。 (4)中世ヨーロッパの地域的共同体に関する参考文献を適切に活用することができる。 (5)(1)〜(4)に基づく自らの考察を自らの言葉で適切に表現することができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
以下のテーマについてそれぞれ1〜4回前後の授業を行う。授業回数はフィードバックを含めて15回とする。 1. イントロダクション 2. 中世都市共同体論の前提と都市社会学 3. 西洋中世都市をめぐる古典学説:ピレンヌ・プラーニッツテーゼ 4.都市コミューンを解釈する 5.古代から中世へ:連続説と断絶説 6.一つではない中世ヨーロッパ(1):南欧都市 7.一つではない中世ヨーロッパ(2):欧州各地の都市 8.中世都市の自由と不自由:ミニステリアーレス論 9. 中心地論の影響:法共同体論から地理学的関係論へ 10. 都市=農村関係、市場、交易 11. 都市コミュニティと都市をつくるコミュニティーズ 12.中世都市のアイデンティティ 13. 中世都市の政治文化 14. 移動、定住、市民権 15.フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験または期末レポート試験により、到達目標の達成度に基づき評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中に参考資料やレジュメを配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に紹介する参考文献や史資料を適宜あわせて読むこと。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
オフィス・アワーは金曜4限です。
メールアドレスは以下です。 sato.hitomi.5k@kyoto-u.ac.jp |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
西洋史II
|
(英 訳) | Western History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 1共31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 国家とは何か。これは、哲学や政治学だけではなく、歴史学においても非常に重要な問題をなしている。本講義では、この問題に関して、東ヨーロッパのポーランドの歴史から考える。その際、中心となる問いは、中近世以来、君主政であったポーランドが、王のいない共和国として独立を果たしたのは、なぜ・いかにしてであったのかというものである。この問いに関連する史料の解説を行いながら、文脈に即した歴史学的思考を受講者は学ぶ。 また、そのように歴史をつぶさにみていけば、ポーランドの独立は、最初から定められた既定路線があって実現したわけではなく、その過程ではいくつもの路線が政治闘争に敗れたことがわかる。そうした消滅した可能性も含めて歴史を再構成した際には、今日のウクライナやガザで起きている問題との共通性もみえてくるであろう。 |
||||||
(到達目標) | 西洋近現代史の基礎知識を学ぶことを通じて、文脈に即した歴史学的思考ができるようになると同時に、「国家とは何か」という問題に関して、自分なりの見解がもてるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 2.「王のいる」共和国 3.フランス革命とポーランド分割 4.蜂起と大亡命 5.有機的労働(実業) 6.ナショナリズムと社会主義 7.1905年革命 8.ユダヤ人問題 9. 第一次世界大戦とポーランド問題 10.摂政評議会のポーランド立憲王国構想 11.「共和国」の革命 12.普通選挙制導入の意味 13.人民の夢 14.国際人道支援 15.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業内の課題(30点)、期末筆記試験(70点)で評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中に資料を配布する
|
||||||
(参考書等) |
『王のいない共和国の誕生』
(群像社, 2023)
ISBN:9784910100333
この他、授業中に紹介する。
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習・復習は、授業で配布した資料を利用するとよい。授業中に紹介する文献や、図書館で関連する文献を自分でみつけ、読んでみることで、理解をさらに深めることができる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
西洋史II
(科目名)
Western History II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 1共31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
国家とは何か。これは、哲学や政治学だけではなく、歴史学においても非常に重要な問題をなしている。本講義では、この問題に関して、東ヨーロッパのポーランドの歴史から考える。その際、中心となる問いは、中近世以来、君主政であったポーランドが、王のいない共和国として独立を果たしたのは、なぜ・いかにしてであったのかというものである。この問いに関連する史料の解説を行いながら、文脈に即した歴史学的思考を受講者は学ぶ。
また、そのように歴史をつぶさにみていけば、ポーランドの独立は、最初から定められた既定路線があって実現したわけではなく、その過程ではいくつもの路線が政治闘争に敗れたことがわかる。そうした消滅した可能性も含めて歴史を再構成した際には、今日のウクライナやガザで起きている問題との共通性もみえてくるであろう。 |
|||||||
(到達目標)
西洋近現代史の基礎知識を学ぶことを通じて、文脈に即した歴史学的思考ができるようになると同時に、「国家とは何か」という問題に関して、自分なりの見解がもてるようになる。
|
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(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 2.「王のいる」共和国 3.フランス革命とポーランド分割 4.蜂起と大亡命 5.有機的労働(実業) 6.ナショナリズムと社会主義 7.1905年革命 8.ユダヤ人問題 9. 第一次世界大戦とポーランド問題 10.摂政評議会のポーランド立憲王国構想 11.「共和国」の革命 12.普通選挙制導入の意味 13.人民の夢 14.国際人道支援 15.フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業内の課題(30点)、期末筆記試験(70点)で評価する。
|
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(教科書)
使用しない
授業中に資料を配布する
|
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(参考書等)
『王のいない共和国の誕生』
(群像社, 2023)
ISBN:9784910100333
この他、授業中に紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習・復習は、授業で配布した資料を利用するとよい。授業中に紹介する文献や、図書館で関連する文献を自分でみつけ、読んでみることで、理解をさらに深めることができる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本史II
|
(英 訳) | Japanese History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共北28 | ||||||
(授業の概要・目的) | 日本中世前期の諸問題 1、日本の歴史、とくに中世史に関する基礎的知識・教養の習得をめざします。 2、それらを題材に、歴史について考えるための基礎能力の獲得もめざします。 |
||||||
(到達目標) | 日本の歴史、とくに中世史に関する基礎的知識・教養を習得するとともに、歴史について考えるための一定の視座を獲得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 講義形式で、おおむね以下のような流れで進めます。 第1回 摂関政治とその背景 第2回 院政の時代 第3回 水の都・平安京 第4回 中世都市・京都の展開 第5回 中世のキヨメとケガレ 第6回 中世の怨霊 第7回 中世寺院の成立 第8回 鎌倉幕府の成立 第9回 承久の乱の衝撃 第10回 執権政治と得宗専制(1) 第11回 執権政治と得宗専制(2) 第12回 モンゴル襲来とその影響 第13回 悪党論 第14回 鎌倉幕府の滅亡 ≪期末試験≫ 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
日本の高等学校で日本史を履修していたことを前提に授業を進めます。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(50%)および期末試験(50%)とを総合して成績評価します。4回以上授業を欠席した場合には、成績評価の対象とはしません。詳細は、初回授業等で説明します。 | ||||||
(教科書) |
授業中にプリントを配布します。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | シラバスに記載の通り、授業の進行を進行するので、各回の授業内容を想定し、予習しておくことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 | ||||||
日本史II
(科目名)
Japanese History II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共北28 |
|||||||
(授業の概要・目的)
日本中世前期の諸問題
1、日本の歴史、とくに中世史に関する基礎的知識・教養の習得をめざします。 2、それらを題材に、歴史について考えるための基礎能力の獲得もめざします。 |
|||||||
(到達目標)
日本の歴史、とくに中世史に関する基礎的知識・教養を習得するとともに、歴史について考えるための一定の視座を獲得する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
講義形式で、おおむね以下のような流れで進めます。 第1回 摂関政治とその背景 第2回 院政の時代 第3回 水の都・平安京 第4回 中世都市・京都の展開 第5回 中世のキヨメとケガレ 第6回 中世の怨霊 第7回 中世寺院の成立 第8回 鎌倉幕府の成立 第9回 承久の乱の衝撃 第10回 執権政治と得宗専制(1) 第11回 執権政治と得宗専制(2) 第12回 モンゴル襲来とその影響 第13回 悪党論 第14回 鎌倉幕府の滅亡 ≪期末試験≫ 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
日本の高等学校で日本史を履修していたことを前提に授業を進めます。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(50%)および期末試験(50%)とを総合して成績評価します。4回以上授業を欠席した場合には、成績評価の対象とはしません。詳細は、初回授業等で説明します。
|
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(教科書)
授業中にプリントを配布します。
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
シラバスに記載の通り、授業の進行を進行するので、各回の授業内容を想定し、予習しておくことが望ましい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本近代文学II
|
(英 訳) | Japanese Modern Literature II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 4共31 | ||||||
(授業の概要・目的) | この講義では、夏目漱石の代表作『こころ』を取り上げ、作品世界をていねいに読解し、作品の素材、語句の注釈、用いられた技巧、作品内容、構造、主題を明らかにする。 『心』の巧緻な語りと構造を分析する。その際、作品の背景や素材に注意しながら、冒頭から末尾まで丁寧に読むことを通して作品を解釈する。 受講生は教室にパソコンを持参し、Zoomの画面共有を通じて資料や教員の授業ノート(板書に代わるもの)を見るとともに、教科書を読む。教員の授業ノートは、授業後にPandAの授業資料に置くので、受講生は復習に利用する。 |
||||||
(到達目標) | 作品世界をていねいに読解することで、成立過程、語句注釈、用いられた技巧、構造、主題などを理解し、作品の構造や主題を自分の言葉で語ることができるようになる。これが目標である。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1,ガイダンス。夏目漱石の経歴と文学。『こころ』15頁までの読解 2,『こころ』41頁までの読解 3,『こころ』67頁までの読解 4,『こころ』93頁までの読解 5,『こころ』119頁までの読解 6,『こころ』145頁までの読解 7,『こころ』171頁までの読解 8,『こころ』197頁までの読解 9,『こころ』223頁までの読解 10,『こころ』249頁までの読解 11,『こころ』275頁までの読解 12,『こころ』301頁までの読解 13,『こころ』327頁までの読解 14,補足説明 ≪まとめのテスト≫ 15,フィードバック なお、読解の重要さによって進度が前後することがある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | まとめのテスト(持込不可)100%で授業内容の理解度を問う。 |
||||||
(教科書) |
『こころ』
(岩波文庫)
ISBN:978-4-10-101013-7
PandAにより資料を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 作品を事前に読んでおくことは当然。 主体的に取り組み、授業中の問いかけに積極的に応じること。 作品を読んで考えたことや意見、質問を積極的に示して欲しい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 教室の規模のため、受講者数を制限する。 | ||||||
日本近代文学II
(科目名)
Japanese Modern Literature II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 4共31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
この講義では、夏目漱石の代表作『こころ』を取り上げ、作品世界をていねいに読解し、作品の素材、語句の注釈、用いられた技巧、作品内容、構造、主題を明らかにする。
『心』の巧緻な語りと構造を分析する。その際、作品の背景や素材に注意しながら、冒頭から末尾まで丁寧に読むことを通して作品を解釈する。 受講生は教室にパソコンを持参し、Zoomの画面共有を通じて資料や教員の授業ノート(板書に代わるもの)を見るとともに、教科書を読む。教員の授業ノートは、授業後にPandAの授業資料に置くので、受講生は復習に利用する。 |
|||||||
(到達目標)
作品世界をていねいに読解することで、成立過程、語句注釈、用いられた技巧、構造、主題などを理解し、作品の構造や主題を自分の言葉で語ることができるようになる。これが目標である。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1,ガイダンス。夏目漱石の経歴と文学。『こころ』15頁までの読解 2,『こころ』41頁までの読解 3,『こころ』67頁までの読解 4,『こころ』93頁までの読解 5,『こころ』119頁までの読解 6,『こころ』145頁までの読解 7,『こころ』171頁までの読解 8,『こころ』197頁までの読解 9,『こころ』223頁までの読解 10,『こころ』249頁までの読解 11,『こころ』275頁までの読解 12,『こころ』301頁までの読解 13,『こころ』327頁までの読解 14,補足説明 ≪まとめのテスト≫ 15,フィードバック なお、読解の重要さによって進度が前後することがある。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
まとめのテスト(持込不可)100%で授業内容の理解度を問う。
|
|||||||
(教科書)
『こころ』
(岩波文庫)
ISBN:978-4-10-101013-7
PandAにより資料を配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
作品を事前に読んでおくことは当然。
主体的に取り組み、授業中の問いかけに積極的に応じること。 作品を読んで考えたことや意見、質問を積極的に示して欲しい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
教室の規模のため、受講者数を制限する。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言語科学II
|
(英 訳) | Introduction to Linguistic Science II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共東22 | ||||||
(授業の概要・目的) | 言語を様々な側面(音、文字、語彙、文法、意味、言語政策、言語景観、通訳・翻訳など)から考察する。 | ||||||
(到達目標) | たとえ知らない言語であっても、言語の体系と法則を理解し、探求する力を養う。言語の多様な側面を理解し、その先に見える人間や社会を考察する力を養う。 | ||||||
(授業計画と内容) | 毎回、言語学の諸分野について講義を行う。 1. 言語学入門 2. 音 3. 文字 4. 語彙 5. 人名 6. 語形成 7. 形態論 8. 統語論 9. ことばの地域差・性差 10. 言語の”大小” 11. 言語景観 12. 言語習得 13. 通訳・翻訳 14. 法廷通訳 15. フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回のレスポンスカード(60%)・期末レポート(40%)で成績評価を行う。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に紹介する文献に目を通し理解を深めること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | まずはメールで問い合わせてください。 | ||||||
言語科学II
(科目名)
Introduction to Linguistic Science II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共東22 |
|||||||
(授業の概要・目的)
言語を様々な側面(音、文字、語彙、文法、意味、言語政策、言語景観、通訳・翻訳など)から考察する。
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|||||||
(到達目標)
たとえ知らない言語であっても、言語の体系と法則を理解し、探求する力を養う。言語の多様な側面を理解し、その先に見える人間や社会を考察する力を養う。
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(授業計画と内容)
毎回、言語学の諸分野について講義を行う。 1. 言語学入門 2. 音 3. 文字 4. 語彙 5. 人名 6. 語形成 7. 形態論 8. 統語論 9. ことばの地域差・性差 10. 言語の”大小” 11. 言語景観 12. 言語習得 13. 通訳・翻訳 14. 法廷通訳 15. フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回のレスポンスカード(60%)・期末レポート(40%)で成績評価を行う。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に紹介する文献に目を通し理解を深めること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
まずはメールで問い合わせてください。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
創造行為論講読演習
|
(英 訳) | Readings in the Theory of Creative Arts | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共北3A | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 美学・芸術学を研究するうえで必要となる外国語の読解能力を身につける。 | ||||||
(到達目標) | 外国語文献を正確に翻訳し、論旨を理解できるようになること。 | ||||||
(授業計画と内容) | 現代の芸術について考えるうえで重要な英語文献を輪読する。講読文献の選定に当たっては、古典的な美学理論書、過去から現在にいたる芸術潮流に大きな影響を与えた批評言説、最新の雑誌記事などの中から、受講者の興味・関心や語学能力を考慮しつつ適切なものを取り上げる。 第1回:ガイダンスおよび文献の選定 第2回ー第14回:テキストの訳読、解説、議論 第15回:フィードバック(詳細は別途連絡) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(出席と参加の状況〔50%〕および発表内容〔50%〕)によって評価する。 | ||||||
(教科書) |
プリントを配布予定
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講読文献をあらかじめ読んでくること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
創造行為論講読演習
(科目名)
Readings in the Theory of Creative Arts
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 共北3A |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
美学・芸術学を研究するうえで必要となる外国語の読解能力を身につける。
|
|||||||
(到達目標)
外国語文献を正確に翻訳し、論旨を理解できるようになること。
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|||||||
(授業計画と内容)
現代の芸術について考えるうえで重要な英語文献を輪読する。講読文献の選定に当たっては、古典的な美学理論書、過去から現在にいたる芸術潮流に大きな影響を与えた批評言説、最新の雑誌記事などの中から、受講者の興味・関心や語学能力を考慮しつつ適切なものを取り上げる。 第1回:ガイダンスおよび文献の選定 第2回ー第14回:テキストの訳読、解説、議論 第15回:フィードバック(詳細は別途連絡) |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(出席と参加の状況〔50%〕および発表内容〔50%〕)によって評価する。
|
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(教科書)
プリントを配布予定
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
講読文献をあらかじめ読んでくること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
教育学II
|
(英 訳) | Pedagogy II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
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(教室) | 教育院棟講義室31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、広義の教育者・教師の存在を《媒介者》という概念でとらえ、教育社会史的アプローチから教師・教職のあり方を考えることを目的としている。媒介者とは、教育の完全化、ないし「完全教育」をはかろうとする意志とともに歴史上のステージにその姿をあらわし、活動を開始する存在である。ここで言う完全教育への意志とは、ある国家や社会においてノーマルとされる就学形態や学習形態を、一定の国・社会領域内のすべての子どもたちにあまねく行き渡らせようとする意志のことである 。 義務制、無償制などを最大公約数とする公教育の普及ペースは、国や地域によってまちまちであるが、その普及過程の終盤で大きな関門にさしかかることは共通していた。そこで待ち受けていたのは、たとえば極貧家庭の子ども、被差別集団出身の子ども、重度の身心の障害や疾病のある子ども、非定住の子ども、保護を十分受けず経済的搾取の対象となっている子ども、移民や難民、外国につながる子ども、軍事占領下や植民地支配の下にある子どもなどなどの存在であった。教育意志は普及過程の最終局面で、これら子どもたちの置かれた特殊な条件に応じた、かなり個別化した対応を余儀なくされた。がんらいはノーマリティの押しつけとして画一性を旨としてきた公教育普及に、ここで突然、普遍から個別/特殊へのベクトルの反転という、一見真逆の動きが観察された。媒介者とは第一義的に、こうした「むずかしい子どもたち」と主流の学校教育とをつなぐ多様なエージェントたちのことを指す。本講義ではこうした難題に取り組んだ内外の媒介者の姿を、種々の資料を使いながら浮き彫りにする。 |
||||||
(到達目標) | 教育学の中でも教育史、教育社会史の基礎知識の習得。特に教育が機能システムとして宗教、政治などから分化して自立化する過程で、教育者の存在が近代的教師として専門職化していった過程の理解を目指す。またそうした近代的教師の中から、本講義で媒介者と呼ぶ複雑な存在が生まれていった社会的・歴史的条件の理解を目指す。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1.オリエンテーション 2.教師・教職を歴史化する—〈媒介者〉という視点 3〜4.夜間中学が/を生んだ多彩なエージェントの群像 5.ハンセン病療養内の高校教育 6.「土地取上反対運動」における教師の役割 7.植民地における学校教育とその周辺:フィリピンの英語短編小説にみる子ども・教員・異文化 8.松永健哉の原点における〈社会問題の教育化〉 9.中間まとめ・媒介者と教師の違い 10.ともに学び、ともに生きる:1970年代アイルランドにおける多宗派学校運動 11.黒人のニーズを国政に届けた黒人女子教育者メアリー‣マクロード‣ベシューン 12.媒介者という概念を通じて炭鉱閉山期の筑豊を振り返る:「筑豊の子供を守る会」 13〜14.教育的か、政治的・思想的か:「公立朝鮮人学校」の「不正常」な教育 15.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート試験による。PandA上でのコメントシート提出による平常点も加味する。 | ||||||
(教科書) |
『〈媒介者〉の教育社会史:模索する教師とマイノリティ』
(昭和堂)
ISBN:978-4-8122-2407-6
(2025年9月刊行予定)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | テキストを事前に購入し、指示されたページに事前に目を通しておくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 特になし。 | ||||||
教育学II
(科目名)
Pedagogy II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 教育院棟講義室31 |
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(授業の概要・目的)
本講義では、広義の教育者・教師の存在を《媒介者》という概念でとらえ、教育社会史的アプローチから教師・教職のあり方を考えることを目的としている。媒介者とは、教育の完全化、ないし「完全教育」をはかろうとする意志とともに歴史上のステージにその姿をあらわし、活動を開始する存在である。ここで言う完全教育への意志とは、ある国家や社会においてノーマルとされる就学形態や学習形態を、一定の国・社会領域内のすべての子どもたちにあまねく行き渡らせようとする意志のことである 。
義務制、無償制などを最大公約数とする公教育の普及ペースは、国や地域によってまちまちであるが、その普及過程の終盤で大きな関門にさしかかることは共通していた。そこで待ち受けていたのは、たとえば極貧家庭の子ども、被差別集団出身の子ども、重度の身心の障害や疾病のある子ども、非定住の子ども、保護を十分受けず経済的搾取の対象となっている子ども、移民や難民、外国につながる子ども、軍事占領下や植民地支配の下にある子どもなどなどの存在であった。教育意志は普及過程の最終局面で、これら子どもたちの置かれた特殊な条件に応じた、かなり個別化した対応を余儀なくされた。がんらいはノーマリティの押しつけとして画一性を旨としてきた公教育普及に、ここで突然、普遍から個別/特殊へのベクトルの反転という、一見真逆の動きが観察された。媒介者とは第一義的に、こうした「むずかしい子どもたち」と主流の学校教育とをつなぐ多様なエージェントたちのことを指す。本講義ではこうした難題に取り組んだ内外の媒介者の姿を、種々の資料を使いながら浮き彫りにする。 |
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(到達目標)
教育学の中でも教育史、教育社会史の基礎知識の習得。特に教育が機能システムとして宗教、政治などから分化して自立化する過程で、教育者の存在が近代的教師として専門職化していった過程の理解を目指す。またそうした近代的教師の中から、本講義で媒介者と呼ぶ複雑な存在が生まれていった社会的・歴史的条件の理解を目指す。
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(授業計画と内容)
1.オリエンテーション 2.教師・教職を歴史化する—〈媒介者〉という視点 3〜4.夜間中学が/を生んだ多彩なエージェントの群像 5.ハンセン病療養内の高校教育 6.「土地取上反対運動」における教師の役割 7.植民地における学校教育とその周辺:フィリピンの英語短編小説にみる子ども・教員・異文化 8.松永健哉の原点における〈社会問題の教育化〉 9.中間まとめ・媒介者と教師の違い 10.ともに学び、ともに生きる:1970年代アイルランドにおける多宗派学校運動 11.黒人のニーズを国政に届けた黒人女子教育者メアリー‣マクロード‣ベシューン 12.媒介者という概念を通じて炭鉱閉山期の筑豊を振り返る:「筑豊の子供を守る会」 13〜14.教育的か、政治的・思想的か:「公立朝鮮人学校」の「不正常」な教育 15.フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート試験による。PandA上でのコメントシート提出による平常点も加味する。
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(教科書)
『〈媒介者〉の教育社会史:模索する教師とマイノリティ』
(昭和堂)
ISBN:978-4-8122-2407-6
(2025年9月刊行予定)
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
テキストを事前に購入し、指示されたページに事前に目を通しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
特になし。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
朝鮮・韓国学入門
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(英 訳) | Introduction to Korean Studies | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 地域・文化(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
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(教室) | 共南01 | ||||||
(授業の概要・目的) | 朝鮮半島の文化や歴史への関心を深めるために、担当教員がそれぞれの専門分野においてトピックとなるテーマを選んで講義をおこなう。朝鮮・韓国に関する教養的な知識だけでなく、その文化・歴史に対する見方を考え直すきっかけとなるようにしたい。 | ||||||
(到達目標) | 具体的な研究テーマ・トピックを通して、朝鮮・韓国の文化・歴史に対する基礎知識を身につけると共に、諸問題についての理解を深める。 | ||||||
(授業計画と内容) | 2人の担当教員が、テーマごとにそれぞれ2〜3回の授業を行なう。 1 ガイダンス(吉井) 2〜4 朝鮮半島の地理・気候・歴史(吉井) 5〜8 近現代における朝鮮と日本(吉井) 9〜10 植民地支配と文化財問題(吉井) 11〜13 古代・中世における朝鮮と日本(吉井) 14 現代における朝鮮半島の諸問題(吉井) 15 定期試験 16 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(出席と参加の状況および毎回課する小レポート、約60%)、および定期試験(筆記、約40%)で評価する。定期試験(筆記)では自筆ノート、配布資料のみ持込を認める。詳細は講義中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 本講義は、2〜3回ごとにテーマが変わる。テーマごとに関心をもった点について、各自さらに理解を深めていただきたい。また本講義は、受講者が東アジアを中心とする言語学・歴史学・考古学についての最低限の知識・関心をもっていることを前提として進めていくことに留意すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 講義の進め方など全般的な注意点について説明するため、受講希望者は第1回目のガイダンスに必ず出席すること。 | ||||||
朝鮮・韓国学入門
(科目名)
Introduction to Korean Studies
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 地域・文化(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 共南01 |
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(授業の概要・目的)
朝鮮半島の文化や歴史への関心を深めるために、担当教員がそれぞれの専門分野においてトピックとなるテーマを選んで講義をおこなう。朝鮮・韓国に関する教養的な知識だけでなく、その文化・歴史に対する見方を考え直すきっかけとなるようにしたい。
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(到達目標)
具体的な研究テーマ・トピックを通して、朝鮮・韓国の文化・歴史に対する基礎知識を身につけると共に、諸問題についての理解を深める。
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(授業計画と内容)
2人の担当教員が、テーマごとにそれぞれ2〜3回の授業を行なう。 1 ガイダンス(吉井) 2〜4 朝鮮半島の地理・気候・歴史(吉井) 5〜8 近現代における朝鮮と日本(吉井) 9〜10 植民地支配と文化財問題(吉井) 11〜13 古代・中世における朝鮮と日本(吉井) 14 現代における朝鮮半島の諸問題(吉井) 15 定期試験 16 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(出席と参加の状況および毎回課する小レポート、約60%)、および定期試験(筆記、約40%)で評価する。定期試験(筆記)では自筆ノート、配布資料のみ持込を認める。詳細は講義中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
本講義は、2〜3回ごとにテーマが変わる。テーマごとに関心をもった点について、各自さらに理解を深めていただきたい。また本講義は、受講者が東アジアを中心とする言語学・歴史学・考古学についての最低限の知識・関心をもっていることを前提として進めていくことに留意すること。
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(その他(オフィスアワー等))
講義の進め方など全般的な注意点について説明するため、受講希望者は第1回目のガイダンスに必ず出席すること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
法学
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(英 訳) | Jurisprudence | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 法・政治・経済(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
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(教室) | 共北31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 私たちの生活は、法に支えられて成り立っている。法の全体像を深く正しく理解するためには、法体系のモデルを学習することが重要である。本科目では、近代から今日までに発展してきた多様な法体系のモデルについて、平易に概説する。 本科目では、履修者数が極めて多数とならない限り、質疑・討論の時間をやや長めに確保する。履修者数が極めて多数に上る場合には、質疑・討論の時間を設けない。 |
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(到達目標) | 多様な法体系のモデルを習得し、関連する諸論点について自ら考察を深めることにより、法の全体像に対する正確かつ複眼的な視座を得ることが、本科目の目的である。 |
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(授業計画と内容) | 次の主題について授業を行う。 1. 序論:法体系のモデル【1回】 2. 強制モデル【2〜3回】 3. 命令モデル【2〜3回】 4. ルール・モデル【3〜4回】 5. 原理モデル【2〜3回】 6. 道徳モデル【1〜2回】 授業回数は、フィードバックを含めて全15回とする。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | ○履修者数が極めて多数とはならない場合 質疑・討論における各履修者の発言を、質・量の両面から厳密に評価して記録し、授業参加点を算出する。出席による加点はないが、欠席・遅刻・早退は減点対象となる。 授業参加点(50%)と授業期間中に実施する2回の小テスト(25%×2)の点数とを合計して、最終成績を確定する。 ○履修者数が極めて多数に上る場合 授業期間中に実施する中間試験(50%)と期末試験(50%)の点数を合計して、最終成績を確定する。 |
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(教科書) |
『法哲学』
(有斐閣)
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(参考書等) |
『法哲学講義』
(筑摩書房)
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(授業外学習(予習・復習)等) | ○履修者数が極めて多数とはならない場合 履修者は、十分な予習に基づく積極的な発言を期待される。 ○履修者数が極めて多数に上る場合 履修者は、十分な予習を行うことを期待される。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 質疑・討論の時間が設けられる場合には、教室で自由に発言する楽しさを味わってほしい。 本科目は、同一曜日の2つの時限におおよそ同一の授業内容で開講されるが、授業内容の詳細が異なりうる。そのため、履修者は、履修登録したのとは別の時限に出席・受験しても採点されない。 第1回授業で、出席者数を勘案して授業方法を確定し、その詳細な説明を行うので、履修希望者は必ず出席すること。 |
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法学
(科目名)
Jurisprudence
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 法・政治・経済(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 共北31 |
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(授業の概要・目的)
私たちの生活は、法に支えられて成り立っている。法の全体像を深く正しく理解するためには、法体系のモデルを学習することが重要である。本科目では、近代から今日までに発展してきた多様な法体系のモデルについて、平易に概説する。
本科目では、履修者数が極めて多数とならない限り、質疑・討論の時間をやや長めに確保する。履修者数が極めて多数に上る場合には、質疑・討論の時間を設けない。 |
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(到達目標)
多様な法体系のモデルを習得し、関連する諸論点について自ら考察を深めることにより、法の全体像に対する正確かつ複眼的な視座を得ることが、本科目の目的である。
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(授業計画と内容)
次の主題について授業を行う。 1. 序論:法体系のモデル【1回】 2. 強制モデル【2〜3回】 3. 命令モデル【2〜3回】 4. ルール・モデル【3〜4回】 5. 原理モデル【2〜3回】 6. 道徳モデル【1〜2回】 授業回数は、フィードバックを含めて全15回とする。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
○履修者数が極めて多数とはならない場合
質疑・討論における各履修者の発言を、質・量の両面から厳密に評価して記録し、授業参加点を算出する。出席による加点はないが、欠席・遅刻・早退は減点対象となる。 授業参加点(50%)と授業期間中に実施する2回の小テスト(25%×2)の点数とを合計して、最終成績を確定する。 ○履修者数が極めて多数に上る場合 授業期間中に実施する中間試験(50%)と期末試験(50%)の点数を合計して、最終成績を確定する。 |
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(教科書)
『法哲学』
(有斐閣)
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(参考書等)
『法哲学講義』
(筑摩書房)
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(授業外学習(予習・復習)等)
○履修者数が極めて多数とはならない場合
履修者は、十分な予習に基づく積極的な発言を期待される。 ○履修者数が極めて多数に上る場合 履修者は、十分な予習を行うことを期待される。 |
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(その他(オフィスアワー等))
質疑・討論の時間が設けられる場合には、教室で自由に発言する楽しさを味わってほしい。
本科目は、同一曜日の2つの時限におおよそ同一の授業内容で開講されるが、授業内容の詳細が異なりうる。そのため、履修者は、履修登録したのとは別の時限に出席・受験しても採点されない。 第1回授業で、出席者数を勘案して授業方法を確定し、その詳細な説明を行うので、履修希望者は必ず出席すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
Environmental Histories of South Asia-E2
(科目名)
Environmental Histories of South Asia-E2
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 地域・文化(各論) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 4共22 |
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(授業の概要・目的)
This is designed as an introductory course that will familiarise students with several of the critical debates that have shaped environmental history writings on South Asia. The emphasis will be on rehearsing not only the distinct conceptual and theoretical claims but, significantly as well, survey the rich and complex socio-ecological worlds that have been revealed such writing on South Asia.
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(到達目標)
This course will help students understand the unique histories of ecological change in South Asia. In particular, the drastic ecological changes that occurred in the nineteenth century: deforestation, systematic elimnation of wild life and the introduction of modern river control. Environmental history will help students understand that environments are not the frozen backdrop to human drama but are very much part of the making of human history.
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(授業計画と内容)
Each class will comprise a 90 minute session; involving a lecture of 60 minutes and followed by a 30 minute interactive discussion in which student participation will also be elicited through either group or individual presentations. Four themes will be covered: a) The Colonial Watershed Thesis b) Continuity and Change c) Forest Protection, Hunting and Colonial Hydrology d) Conservation, environmental change and the Colonial State Total 14 classes and 1 feedback session. |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Evaluations will be based on two writing assignments/tutorials. Each tutorial/assignment is 50 % of the grade and the two tutorials/assignments combined will comprise 100% of the grade.
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『The Unquiet Woods: ecological change and peasant resistance in the Himalaya』
(Permanent Black: Ranikhet 2010 [1989])
ISBN:978-0520222359
『This Fissured Land: an ecological history of India』
(Oxford University Press: New Delhi 1992)
ISBN:978-0520082960
『Fencing the Forest: conservation and ecological change in India's Central provinces 1860-1914』
(Oxford University press: New Delhi 1996)
ISBN:978-0195649840
『Green Imperialism; colonial expansion, tropical island Edens and the origins of E nvironmentalism 1600-1860』
(Cambridge University Press: Cambridge, UK 1995)
ISBN:978-0521565134
『Pastoral Politics: shepherds, bureaucrats, and conservation in the Western Himalaya』
(Oxford University Press: New Delhi 1998)
ISBN:978-0195643084
『Modern Forests: Statemaking and environmental change in colonial Eastern India』
(Oxford University Press: New Delhi 1999)
ISBN:978-0804745567
『Modernizing Nature: Forestry and Imperial Eco-Development 1800-1950』
(Orient Longman: Hyderabad 2006)
ISBN:978-0199277964
『Drowned and Dammed: colonial capitalism and flood control in Eastern India』
(Oxford University Press: New Delhi 2006)
ISBN:978-0195682175
『Animal Kingdoms: Hunting, the Environment, and Power in the Indian Princely States』
(Harvard University Press: Cambridge, Mass. 2013)
ISBN:978-0674072800
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students will be expected to have read at least five pages of pre-assigned reading, at the very minimum, before attending each class.
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(その他(オフィスアワー等))
Students can meet me during office hours with prior appointment
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