


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
西洋史II
|
(英 訳) | Western History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北37 | ||||||
(授業の概要・目的) | 国家とは何か。これは、哲学や政治学だけではなく、歴史学においても非常に重要な問題をなしている。本講義では、この問題に関して、東ヨーロッパのポーランドの歴史から考える。その際、中心となる問いは、中近世以来、君主政であったポーランドが、王のいない共和国として独立を果たしたのは、なぜ・いかにしてであったのかというものである。この問いに関連する史料の解説を行いながら、文脈に即した歴史学的思考を受講者は学ぶ。 また、そのように歴史をつぶさにみていけば、ポーランドの独立は、最初から定められた既定路線があって実現したわけではなく、その過程ではいくつもの路線が政治闘争に敗れたことがわかる。そうした消滅した可能性も含めて歴史を再構成した際には、今日のウクライナやガザで起きている問題との共通性もみえてくるであろう。 |
||||||
(到達目標) | 西洋近現代史の基礎知識を学ぶことを通じて、文脈に即した歴史学的思考ができるようになると同時に、「国家とは何か」という問題に関して、自分なりの見解がもてるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 2.「王のいる」共和国 3.フランス革命とポーランド分割 4.蜂起と大亡命 5.有機的労働(実業) 6.ナショナリズムと社会主義 7.1905年革命 8.ユダヤ人問題 9. 第一次世界大戦とポーランド問題 10.摂政評議会のポーランド立憲王国構想 11.「共和国」の革命 12.普通選挙制導入の意味 13.人民の夢 14.国際人道支援 15.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業内の課題(30点)、期末筆記試験(70点)で評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中に資料を配布する
|
||||||
(参考書等) |
『王のいない共和国の誕生』
(群像社, 2023)
ISBN:9784910100333
この他、授業中に紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習・復習は、授業で配布した資料を利用するとよい。授業中に紹介する文献や、図書館で関連する文献を自分でみつけ、読んでみることで、理解をさらに深めることができる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
西洋史II
(科目名)
Western History II
(英 訳)
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共北37 |
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(授業の概要・目的)
国家とは何か。これは、哲学や政治学だけではなく、歴史学においても非常に重要な問題をなしている。本講義では、この問題に関して、東ヨーロッパのポーランドの歴史から考える。その際、中心となる問いは、中近世以来、君主政であったポーランドが、王のいない共和国として独立を果たしたのは、なぜ・いかにしてであったのかというものである。この問いに関連する史料の解説を行いながら、文脈に即した歴史学的思考を受講者は学ぶ。
また、そのように歴史をつぶさにみていけば、ポーランドの独立は、最初から定められた既定路線があって実現したわけではなく、その過程ではいくつもの路線が政治闘争に敗れたことがわかる。そうした消滅した可能性も含めて歴史を再構成した際には、今日のウクライナやガザで起きている問題との共通性もみえてくるであろう。 |
|||||||
(到達目標)
西洋近現代史の基礎知識を学ぶことを通じて、文脈に即した歴史学的思考ができるようになると同時に、「国家とは何か」という問題に関して、自分なりの見解がもてるようになる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 2.「王のいる」共和国 3.フランス革命とポーランド分割 4.蜂起と大亡命 5.有機的労働(実業) 6.ナショナリズムと社会主義 7.1905年革命 8.ユダヤ人問題 9. 第一次世界大戦とポーランド問題 10.摂政評議会のポーランド立憲王国構想 11.「共和国」の革命 12.普通選挙制導入の意味 13.人民の夢 14.国際人道支援 15.フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業内の課題(30点)、期末筆記試験(70点)で評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中に資料を配布する
|
|||||||
(参考書等)
『王のいない共和国の誕生』
(群像社, 2023)
ISBN:9784910100333
この他、授業中に紹介する。
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|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習・復習は、授業で配布した資料を利用するとよい。授業中に紹介する文献や、図書館で関連する文献を自分でみつけ、読んでみることで、理解をさらに深めることができる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
東洋史II
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(英 訳) | Oriental History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 「中国史の舞台装置」 人類の歴史は、自然環境と人造物(人間が作り上げてきた造形物)とを「舞台装置」として形成されてきた。この講義では、中国史の舞台装置となってきたものをいくつか取り上げ、それらが歴史の展開にどのような影響を及ぼしてきたのかについて論じる。講義を通じて、人類と自然との関わりの歴史について理解を深めてほしい。 |
||||||
(到達目標) | 自然・風土・人造物が歴史の展開にどのような影響を与えたかを理解する。それによって、歴史に対する複眼的な視点を獲得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下のプランに従って講義を進める。但し、状況に応じて内容を適宜変更することがある。なお、第1回を「ガイダンス」にあて、講義のねらいと概要について説明を行う。第2回以降は、以下のテーマについて講義を行う。 第2回 河川と中国史(1)—黄河 第3回 河川と中国史(2)—長江 第4回 河川と中国史(3)—淮水 第5回 名山と中国史(1)—泰山 第6回 名山と中国史(2)—南岳と北岳 第7回 大運河と中国史(1)—煬帝の大運河 第8回 大運河と中国史(2)—クビライの大運河 第9回 長城と中国史 第10回 関所と中国史—函谷関と潼関 第11回 都城と中国史(1)—長安と北京 第13回 都城と中国史(2)—洛陽 第14回 まとめ 《期末試験(レポート)》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
本講義は、同一内容のものを週2回開講するので、いずれか1つのみを履修登録すること
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(課題・クイズの成績および出席状況等。50%)および期末試験(レポート試験)の成績(50%) | ||||||
(教科書) |
本学の学習支援システム等を通じて、講義資料を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | PandAを通じて配布される講義資料を、事前にダウンロード・印刷して読み込んでおくことを強くお勧めします。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 文系・理系を問わず、向学心に溢れた皆さんの聴講を歓迎します。 | ||||||
東洋史II
(科目名)
Oriental History II
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共北32 |
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(授業の概要・目的)
「中国史の舞台装置」
人類の歴史は、自然環境と人造物(人間が作り上げてきた造形物)とを「舞台装置」として形成されてきた。この講義では、中国史の舞台装置となってきたものをいくつか取り上げ、それらが歴史の展開にどのような影響を及ぼしてきたのかについて論じる。講義を通じて、人類と自然との関わりの歴史について理解を深めてほしい。 |
|||||||
(到達目標)
自然・風土・人造物が歴史の展開にどのような影響を与えたかを理解する。それによって、歴史に対する複眼的な視点を獲得する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
基本的に以下のプランに従って講義を進める。但し、状況に応じて内容を適宜変更することがある。なお、第1回を「ガイダンス」にあて、講義のねらいと概要について説明を行う。第2回以降は、以下のテーマについて講義を行う。 第2回 河川と中国史(1)—黄河 第3回 河川と中国史(2)—長江 第4回 河川と中国史(3)—淮水 第5回 名山と中国史(1)—泰山 第6回 名山と中国史(2)—南岳と北岳 第7回 大運河と中国史(1)—煬帝の大運河 第8回 大運河と中国史(2)—クビライの大運河 第9回 長城と中国史 第10回 関所と中国史—函谷関と潼関 第11回 都城と中国史(1)—長安と北京 第13回 都城と中国史(2)—洛陽 第14回 まとめ 《期末試験(レポート)》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
本講義は、同一内容のものを週2回開講するので、いずれか1つのみを履修登録すること
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(課題・クイズの成績および出席状況等。50%)および期末試験(レポート試験)の成績(50%)
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(教科書)
本学の学習支援システム等を通じて、講義資料を配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
PandAを通じて配布される講義資料を、事前にダウンロード・印刷して読み込んでおくことを強くお勧めします。
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(その他(オフィスアワー等))
文系・理系を問わず、向学心に溢れた皆さんの聴講を歓迎します。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本史II
|
(英 訳) | Japanese History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 情報メ地下講義室 | ||||||
(授業の概要・目的) | 【日本古代の国家と政治—到達点としての摂関政治—】 日本における古代国家の様相を政治史という側面から把握し、古代日本の特質について理解することを目的とする。今期は、摂関政治の全盛期ともいえる10世紀後葉から11世紀前葉にかけての政治動向を取り上げ、先行学説を紹介するとともに批判的に検証を行う。こうした作業を通じて、国家の様相やその変遷を客観的に捉える視座を養うことを目指す。 |
||||||
(到達目標) | 日本古代史における正確で幅広い知識を獲得するとともに、これまでの研究の流れを自分の力で整理し、それらを客観的・批判的に把握して、自らの歴史像を組み立てるための技術を習得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 7世紀後葉に成立した日本の律令国家は、8世紀後葉から変質をはじめ、長い過渡期を経て10世紀後葉に摂関政治へと転成した。今期は、藤原兼家、道長、頼通といった人物が登場し、摂関政治が全盛期を迎える10世紀後葉から11世紀前葉にかけての国家の様相を、政治史を中心にしながら考察する。まずは摂関政治の展開における藤原兼家の時代の位置付けを検討し、その上で藤原道長が政権を掌握していく様子を整理する。次いで、摂関政治期における宮廷社会の様相を、故実・先例を重視することや末法思想の広がりに焦点をあてて概観する。最後に、摂関政治との関連性に注意しながら、院政への展開について考察する。 第1回 イントロダクション—摂関政治のとらえ方— 第2回 摂関政治の進展と藤原兼家(1) 第3回 摂関政治の進展と藤原兼家(2) 第4回 藤原道長の内覧就任(1) 第5回 藤原道長の内覧就任(2) 第6回 藤原道長の栄花とは何か(1) 第7回 藤原道長の栄花とは何か(2) 第8回 故実・先例を重視する宮廷社会(1) 第9回 故実・先例を重視する宮廷社会(2) 第10回 末法思想の形成と展開(1) 第11回 末法思想の形成と展開(2) 第12回 摂関政治から院政へ(1) 第13回 摂関政治から院政へ(2) 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験(筆記)にて成績評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中にプリントを配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | シラバスなどから授業の進行を確認し、各回の授業内容を想定しながら予習をすること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業は講義形式で行う。 | ||||||
日本史II
(科目名)
Japanese History II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 情報メ地下講義室 |
|||||||
(授業の概要・目的)
【日本古代の国家と政治—到達点としての摂関政治—】
日本における古代国家の様相を政治史という側面から把握し、古代日本の特質について理解することを目的とする。今期は、摂関政治の全盛期ともいえる10世紀後葉から11世紀前葉にかけての政治動向を取り上げ、先行学説を紹介するとともに批判的に検証を行う。こうした作業を通じて、国家の様相やその変遷を客観的に捉える視座を養うことを目指す。 |
|||||||
(到達目標)
日本古代史における正確で幅広い知識を獲得するとともに、これまでの研究の流れを自分の力で整理し、それらを客観的・批判的に把握して、自らの歴史像を組み立てるための技術を習得する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
7世紀後葉に成立した日本の律令国家は、8世紀後葉から変質をはじめ、長い過渡期を経て10世紀後葉に摂関政治へと転成した。今期は、藤原兼家、道長、頼通といった人物が登場し、摂関政治が全盛期を迎える10世紀後葉から11世紀前葉にかけての国家の様相を、政治史を中心にしながら考察する。まずは摂関政治の展開における藤原兼家の時代の位置付けを検討し、その上で藤原道長が政権を掌握していく様子を整理する。次いで、摂関政治期における宮廷社会の様相を、故実・先例を重視することや末法思想の広がりに焦点をあてて概観する。最後に、摂関政治との関連性に注意しながら、院政への展開について考察する。 第1回 イントロダクション—摂関政治のとらえ方— 第2回 摂関政治の進展と藤原兼家(1) 第3回 摂関政治の進展と藤原兼家(2) 第4回 藤原道長の内覧就任(1) 第5回 藤原道長の内覧就任(2) 第6回 藤原道長の栄花とは何か(1) 第7回 藤原道長の栄花とは何か(2) 第8回 故実・先例を重視する宮廷社会(1) 第9回 故実・先例を重視する宮廷社会(2) 第10回 末法思想の形成と展開(1) 第11回 末法思想の形成と展開(2) 第12回 摂関政治から院政へ(1) 第13回 摂関政治から院政へ(2) 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験(筆記)にて成績評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中にプリントを配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
シラバスなどから授業の進行を確認し、各回の授業内容を想定しながら予習をすること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
授業は講義形式で行う。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
漢文学II
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(英 訳) | The Chinese Classics II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 1共01 | ||||||
(授業の概要・目的) | 漢文を基礎から本格的に学習するための教材として、朝鮮王朝時代に編纂された『龍飛御天歌』を読む。 『龍飛御天歌』は中国・朝鮮における歴代帝王の功績を讃えた頌歌。ハングルの「歌」と漢文の「詩」とから成り、その内容を説明するための「註解」と「音訓」を付す。授業で取り上げるのは主として註解と音訓。朝鮮典籍といってもハングルではなく、純然たる漢文体の著作であるのでご安心いただきたい。 註解の内容は、基本的には有名な司馬光『資治通鑑』のダイジェスト版である。しかしこれには先行する元の胡三省の註、その他を踏まえて独自に小註(音訓)が付されているので、これらの小註についてもなるべく丁寧に読み進めていきたい。 テキストの本文には句読が付されており、要所要所には漢字の声調(四声)を示す記号(圏発)が付されている。さらに小註では漢字の発音(反切)が示されるとともに、読解に際して間違いやすいところ、注意すべきところ、および人名・職官・地理などに関する基本情報が、実に丁寧に説明されている。この小註を通して漢文の基礎、延いては歴史書の読み方についても学んでほしい。 |
||||||
(到達目標) | 1)高等学校で学んだ漢文訓読の知識を基礎として、我が国の伝統文化を支えてきた漢文の読解能力に磨きをかける。 2)さらに「白文」による学習に取り組み、訓点に頼らずとも漢文の史料が読めるようになる。 3)漢文史料の詳細な読解を通して、中国・朝鮮の躍動感あふれる歴史記述を独力で読み進めることができるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1週に『龍飛御天歌』の概略を説明し、第2週以降は講読形式によりテキストの読解を進める。全125章のうち、当面、第58章(唐太宗)から読み進める予定である。前半は講師が講読を主導し、後半は受講生が講読を分担する。進度は受講生の取り組み次第であるが、おおむね1回につきテキスト2葉分(A4打ち出しプリント1ページ分)を予定している。なお、第8週には中間考査(小テスト)を行う。 第1週 『龍飛御天歌』解説 第2週 『龍飛御天歌』講読1 第3週 『龍飛御天歌』講読2 第4週 『龍飛御天歌』講読3 第5週 『龍飛御天歌』講読4 第6週 『龍飛御天歌』講読5 第7週 『龍飛御天歌』講読6 第8週 中間考査/解説と復習 第9週 『龍飛御天歌』講読7 第10週 『龍飛御天歌』講読8 第11週 『龍飛御天歌』講読9 第12週 『龍飛御天歌』講読10 第13週 『龍飛御天歌』講読11 第14週 『龍飛御天歌』講読12 《期末試験》 第16週 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
高等学校における漢文の教科の基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | (1)75パーセント以上の出席を要求する。 (2)出席要件を満たす者について、中間考査(100点)と期末試験(100点)の合計得点を100点満点に換算して成績評価を行う。 (3)中間考査・期末試験では、講読したテキストの範囲内において、漢文の句法、書き下し、並びに現代語による解釈等について出題する。 |
||||||
(教科書) |
プリントを配布する(『龍飛御天歌』影印本、およびテキストの打ち出しプリント)。
|
||||||
(参考書等) |
『漢文の語法』
(角川ソフィア文庫, 2023)
ISBN:9784044006341
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文の話』
(筑摩書房)
ISBN:9784480090270
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文入門』
(筑摩書房)
ISBN:9784480097095
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
|
||||||
(関連URL) | http://www.library.pref.osaka.jp/site/oec/index.html 大阪府立図書館「おおさかeコレクション」では、『龍飛御天歌(順治本)』の全文画像が閲覧できる。適宜、参照していただきたい。 | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 角川書店『新字源』、またはそれと同水準の漢和辞典(書籍版、もしくは電子版)を常に手元において学習すること。また、漢和辞典の附録(特に助字や句法の解説)についても通読しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講生による講読(発表)の機会を確保するために、受講登録人数は25名までに制限する(人数が超過する場合は抽籤)。 漢文の修得に王道はない。この授業を通して助字の用法、および漢文の句法に習熟し、独力で「白文」が読めるようになることを期待したい。 |
||||||
漢文学II
(科目名)
The Chinese Classics II
(英 訳)
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||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 1共01 |
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(授業の概要・目的)
漢文を基礎から本格的に学習するための教材として、朝鮮王朝時代に編纂された『龍飛御天歌』を読む。
『龍飛御天歌』は中国・朝鮮における歴代帝王の功績を讃えた頌歌。ハングルの「歌」と漢文の「詩」とから成り、その内容を説明するための「註解」と「音訓」を付す。授業で取り上げるのは主として註解と音訓。朝鮮典籍といってもハングルではなく、純然たる漢文体の著作であるのでご安心いただきたい。 註解の内容は、基本的には有名な司馬光『資治通鑑』のダイジェスト版である。しかしこれには先行する元の胡三省の註、その他を踏まえて独自に小註(音訓)が付されているので、これらの小註についてもなるべく丁寧に読み進めていきたい。 テキストの本文には句読が付されており、要所要所には漢字の声調(四声)を示す記号(圏発)が付されている。さらに小註では漢字の発音(反切)が示されるとともに、読解に際して間違いやすいところ、注意すべきところ、および人名・職官・地理などに関する基本情報が、実に丁寧に説明されている。この小註を通して漢文の基礎、延いては歴史書の読み方についても学んでほしい。 |
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(到達目標)
1)高等学校で学んだ漢文訓読の知識を基礎として、我が国の伝統文化を支えてきた漢文の読解能力に磨きをかける。
2)さらに「白文」による学習に取り組み、訓点に頼らずとも漢文の史料が読めるようになる。 3)漢文史料の詳細な読解を通して、中国・朝鮮の躍動感あふれる歴史記述を独力で読み進めることができるようになる。 |
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(授業計画と内容)
第1週に『龍飛御天歌』の概略を説明し、第2週以降は講読形式によりテキストの読解を進める。全125章のうち、当面、第58章(唐太宗)から読み進める予定である。前半は講師が講読を主導し、後半は受講生が講読を分担する。進度は受講生の取り組み次第であるが、おおむね1回につきテキスト2葉分(A4打ち出しプリント1ページ分)を予定している。なお、第8週には中間考査(小テスト)を行う。 第1週 『龍飛御天歌』解説 第2週 『龍飛御天歌』講読1 第3週 『龍飛御天歌』講読2 第4週 『龍飛御天歌』講読3 第5週 『龍飛御天歌』講読4 第6週 『龍飛御天歌』講読5 第7週 『龍飛御天歌』講読6 第8週 中間考査/解説と復習 第9週 『龍飛御天歌』講読7 第10週 『龍飛御天歌』講読8 第11週 『龍飛御天歌』講読9 第12週 『龍飛御天歌』講読10 第13週 『龍飛御天歌』講読11 第14週 『龍飛御天歌』講読12 《期末試験》 第16週 フィードバック |
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(履修要件)
高等学校における漢文の教科の基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
(1)75パーセント以上の出席を要求する。
(2)出席要件を満たす者について、中間考査(100点)と期末試験(100点)の合計得点を100点満点に換算して成績評価を行う。 (3)中間考査・期末試験では、講読したテキストの範囲内において、漢文の句法、書き下し、並びに現代語による解釈等について出題する。 |
|||||||
(教科書)
プリントを配布する(『龍飛御天歌』影印本、およびテキストの打ち出しプリント)。
|
|||||||
(参考書等)
『漢文の語法』
(角川ソフィア文庫, 2023)
ISBN:9784044006341
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文の話』
(筑摩書房)
ISBN:9784480090270
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文入門』
(筑摩書房)
ISBN:9784480097095
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
角川書店『新字源』、またはそれと同水準の漢和辞典(書籍版、もしくは電子版)を常に手元において学習すること。また、漢和辞典の附録(特に助字や句法の解説)についても通読しておくこと。
|
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(その他(オフィスアワー等))
受講生による講読(発表)の機会を確保するために、受講登録人数は25名までに制限する(人数が超過する場合は抽籤)。
漢文の修得に王道はない。この授業を通して助字の用法、および漢文の句法に習熟し、独力で「白文」が読めるようになることを期待したい。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
音楽芸術論II
|
(英 訳) | Theory of Musical Art II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 音楽を「コミュニケーション」の観点から捉える。人びとは、演奏することや聴くことを通して、何らかのコミュニケーションを生み出す。その際、音楽は何をどのように伝えるのだろうか。また、音楽を実践する主体はどのように捉えられるだろうか。本講義では、主に20世紀に活躍した音楽家、社会活動家、療法家らの音楽思想を辿ることで、音楽的なコミュニケーションの特性を捉える。 音楽家としては、既存の音楽の枠組みを押し広げることで教育や社会福祉など他領域に影響を及ぼした人物を取り上げ、音楽以外の実践家としては、その思想に音楽が重要な位置を占めている人物を取り上げる。 |
||||||
(到達目標) | 音楽的なコミュニケーションの特性について、同時代に生きた音楽、教育、医療福祉分野の実践家の思考を通して複層的に理解する。また、音楽という行為が現代の社会福祉的な事例とどのように関連しているかを知る。そのうえで、「音楽とコミュニケーション」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 「音楽とコミュニケーション」というテーマについて概説したのち、以下の人物らについて、それぞれ2〜4回の講義を行う。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1.ポール・ノードフ(1909-1977) アメリカ・作曲家 2.フェリックス・ガタリ(1930-1992) フランス・精神分析家 3.デレク・ベイリー(1930-2005) イギリス・即興演奏家 4.オリバー・サックス(1933-2015) イギリス・神経学者 |
||||||
(履修要件) |
・初回にガイダンスを行うので、履修予定者は出席すること
・音楽芸術論I(前期)との連続した履修を推奨する |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ・リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%) ・10回以上の出席を必須とする |
||||||
(教科書) |
授業内で適宜資料を配付する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配付資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
音楽芸術論II
(科目名)
Theory of Musical Art II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共西32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
音楽を「コミュニケーション」の観点から捉える。人びとは、演奏することや聴くことを通して、何らかのコミュニケーションを生み出す。その際、音楽は何をどのように伝えるのだろうか。また、音楽を実践する主体はどのように捉えられるだろうか。本講義では、主に20世紀に活躍した音楽家、社会活動家、療法家らの音楽思想を辿ることで、音楽的なコミュニケーションの特性を捉える。
音楽家としては、既存の音楽の枠組みを押し広げることで教育や社会福祉など他領域に影響を及ぼした人物を取り上げ、音楽以外の実践家としては、その思想に音楽が重要な位置を占めている人物を取り上げる。 |
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(到達目標)
音楽的なコミュニケーションの特性について、同時代に生きた音楽、教育、医療福祉分野の実践家の思考を通して複層的に理解する。また、音楽という行為が現代の社会福祉的な事例とどのように関連しているかを知る。そのうえで、「音楽とコミュニケーション」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。
|
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(授業計画と内容)
「音楽とコミュニケーション」というテーマについて概説したのち、以下の人物らについて、それぞれ2〜4回の講義を行う。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1.ポール・ノードフ(1909-1977) アメリカ・作曲家 2.フェリックス・ガタリ(1930-1992) フランス・精神分析家 3.デレク・ベイリー(1930-2005) イギリス・即興演奏家 4.オリバー・サックス(1933-2015) イギリス・神経学者 |
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(履修要件)
・初回にガイダンスを行うので、履修予定者は出席すること
・音楽芸術論I(前期)との連続した履修を推奨する |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
・リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%)
・10回以上の出席を必須とする |
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(教科書)
授業内で適宜資料を配付する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
配付資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本語の時間表現の諸相
|
(英 訳) | Various Aspects of Temporal Expressions in Japanese | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 1共33 | ||||||
(授業の概要・目的) | なぜ言語に時間という概念が必要だろうか。言外の現実を把握・描写する上で時間はいかなる役割を果たしているのか。刻一刻と変化する発話時を基準とした言語の時間表現体系はどのように出来ているのか。「間」や「季節」の捉え方は日本語の時間把握について何を示しているのか。この授業では様々な時間表現を手掛かりにしつつ、日本語における時間把握の仕組みについて考察する。 | ||||||
(到達目標) | 取り上げる言語表現やその分析を手掛かりにしつつ、様々な言語現象に気付き、考察する関心・能力を養うことがこの授業の到達目標である。 履修者には自身の言語行動について注意深く内省しながら、ディスカッションなどに積極的に参加して頂きたい。 |
||||||
(授業計画と内容) | この授業では、日本語の時間表現を分析しながら、それらに反映される時間把握の仕組みについて考察する。出来事内部の時間的構造、複数の出来事間の時間的な関係、話し手の時間的な視点などについて考える。 各回の授業予定は以下の通りである。 第 1週 履修ガイダンス、総論:言語における時間 第 2週 日本語における時間表現ー序論、考察文 1 第 3週 時間に縛られない日本語表現、考察文 2 第 4週 時間と空間の交差——直示的な時間、ディスカッション 1 第 5週 時間を基準にした動詞の分類、考察文 3 第 6週 スルとシタの対立、様々なシタ形式、ディスカッション 2 第 7週 スルとシテイルの対立、ディスカッション 3 第 8週 内部局面構造と補助動詞表現、考察文 4 第 9週 従属節の時間とタクシス、ディスカッション 4 第10週 否定と時間、考察文 5 第11週 時間の副詞的表現、ディスカッション 5 第12週 小説における時間、考察文 6 第13週 日本語における「間」、考察文 7 第14週 総括:時間的視点と言語 第16週 フィードバック なお、履修者に合わせて内容を若干変更する場合もある。 上記の通り、与えられた課題についてグループ・ディスカッションを行うので、履修者の積極的参加が求められる。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 評価は以下の通りに行う。 期末レポート 40% クイズ、ディスカッション、考察文 50% 授業への参加度合い 10% なお、5回以上の欠席者は評価の対象としない。 |
||||||
(教科書) |
プリント配布
|
||||||
(参考書等) |
『アスペクト・テンス体系とテクスト』
(ひつじ書房)
ISBN:4938669595
『日本語のシンタクスと意味Ⅱ』
(くろしお出版)
ISBN:4874240038
『Time and The Verb』
(Oxford University Press)
ISBN:9780195062069
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 参考文献については、配布プリントの末尾に掲載しておく予定であり、授業中にも適宜紹介する。履修者には各回最低限一つの文献を調べてみる習慣を身に付けてほしい。更に、英語で書かれた文献の講読にもチャレンジしてほしい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー:木曜日14:45〜16:15 研究室:旧石油化学教室本館棟1階105号室 |
||||||
日本語の時間表現の諸相
(科目名)
Various Aspects of Temporal Expressions in Japanese
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 1共33 |
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(授業の概要・目的)
なぜ言語に時間という概念が必要だろうか。言外の現実を把握・描写する上で時間はいかなる役割を果たしているのか。刻一刻と変化する発話時を基準とした言語の時間表現体系はどのように出来ているのか。「間」や「季節」の捉え方は日本語の時間把握について何を示しているのか。この授業では様々な時間表現を手掛かりにしつつ、日本語における時間把握の仕組みについて考察する。
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|||||||
(到達目標)
取り上げる言語表現やその分析を手掛かりにしつつ、様々な言語現象に気付き、考察する関心・能力を養うことがこの授業の到達目標である。
履修者には自身の言語行動について注意深く内省しながら、ディスカッションなどに積極的に参加して頂きたい。 |
|||||||
(授業計画と内容)
この授業では、日本語の時間表現を分析しながら、それらに反映される時間把握の仕組みについて考察する。出来事内部の時間的構造、複数の出来事間の時間的な関係、話し手の時間的な視点などについて考える。 各回の授業予定は以下の通りである。 第 1週 履修ガイダンス、総論:言語における時間 第 2週 日本語における時間表現ー序論、考察文 1 第 3週 時間に縛られない日本語表現、考察文 2 第 4週 時間と空間の交差——直示的な時間、ディスカッション 1 第 5週 時間を基準にした動詞の分類、考察文 3 第 6週 スルとシタの対立、様々なシタ形式、ディスカッション 2 第 7週 スルとシテイルの対立、ディスカッション 3 第 8週 内部局面構造と補助動詞表現、考察文 4 第 9週 従属節の時間とタクシス、ディスカッション 4 第10週 否定と時間、考察文 5 第11週 時間の副詞的表現、ディスカッション 5 第12週 小説における時間、考察文 6 第13週 日本語における「間」、考察文 7 第14週 総括:時間的視点と言語 第16週 フィードバック なお、履修者に合わせて内容を若干変更する場合もある。 上記の通り、与えられた課題についてグループ・ディスカッションを行うので、履修者の積極的参加が求められる。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
評価は以下の通りに行う。
期末レポート 40% クイズ、ディスカッション、考察文 50% 授業への参加度合い 10% なお、5回以上の欠席者は評価の対象としない。 |
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(教科書)
プリント配布
|
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(参考書等)
『アスペクト・テンス体系とテクスト』
(ひつじ書房)
ISBN:4938669595
『日本語のシンタクスと意味Ⅱ』
(くろしお出版)
ISBN:4874240038
『Time and The Verb』
(Oxford University Press)
ISBN:9780195062069
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
参考文献については、配布プリントの末尾に掲載しておく予定であり、授業中にも適宜紹介する。履修者には各回最低限一つの文献を調べてみる習慣を身に付けてほしい。更に、英語で書かれた文献の講読にもチャレンジしてほしい。
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー:木曜日14:45〜16:15
研究室:旧石油化学教室本館棟1階105号室 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
芸術学II
|
(英 訳) | Theory of Arts II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 総人1102 | ||||||
(授業の概要・目的) | おもに20世紀の西洋美術について、同時代の社会的・思想的状況とのかかわりの中で見てゆく。さまざまな芸術的潮流が生まれた背景には、美術にとどまらず哲学、科学、文学などその時代特有の知的営為が複雑に絡み合っている。本講義では建築まで含む広義の造形芸術をこのような複合的な文脈のなかに置き直すことによって、たんなる様式的変遷にとどまらない意味を照らし出す。 | ||||||
(到達目標) | 現代の芸術がどのような文脈の中から生まれてきたのか、そこでどのような事柄が問題となっていたのか理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについて、それぞれ1〜2回の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.写真の登場 2.ポスト印象派 3.フォーヴィスム/キュビスム 4.未来派 5.ダダイスム 6.シュルレアリスム 7.抽象画 8.抽象表現主義 |
||||||
(履修要件) |
芸術学Ⅰ(前期)の連続した履修を推奨する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | コメントカード(40%)および試験(60%)。 | ||||||
(教科書) |
授業内で適宜プリントを配布
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業ノートや配布物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
芸術学II
(科目名)
Theory of Arts II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 総人1102 |
|||||||
(授業の概要・目的)
おもに20世紀の西洋美術について、同時代の社会的・思想的状況とのかかわりの中で見てゆく。さまざまな芸術的潮流が生まれた背景には、美術にとどまらず哲学、科学、文学などその時代特有の知的営為が複雑に絡み合っている。本講義では建築まで含む広義の造形芸術をこのような複合的な文脈のなかに置き直すことによって、たんなる様式的変遷にとどまらない意味を照らし出す。
|
|||||||
(到達目標)
現代の芸術がどのような文脈の中から生まれてきたのか、そこでどのような事柄が問題となっていたのか理解する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下のテーマについて、それぞれ1〜2回の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.写真の登場 2.ポスト印象派 3.フォーヴィスム/キュビスム 4.未来派 5.ダダイスム 6.シュルレアリスム 7.抽象画 8.抽象表現主義 |
|||||||
(履修要件)
芸術学Ⅰ(前期)の連続した履修を推奨する。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
コメントカード(40%)および試験(60%)。
|
|||||||
(教科書)
授業内で適宜プリントを配布
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業ノートや配布物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
国語国文学II
|
(英 訳) | Japanese Philology and Literature II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。 | ||||||
(到達目標) | ・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。 ・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス 第2回 七草 第3回 荻・薄 第4回 月 第5回 雁 第6回 鹿 第7回 菊 第8回 紅葉 第9回 時雨 第10回 霜 第11回 千鳥 第12回 雪 第13回 梅 第14回 鴬 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験(筆記)により評価する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
プリント配布。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容の復習。学期末試験の準備。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
国語国文学II
(科目名)
Japanese Philology and Literature II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共西31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。
|
|||||||
(到達目標)
・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。
・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
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(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス 第2回 七草 第3回 荻・薄 第4回 月 第5回 雁 第6回 鹿 第7回 菊 第8回 紅葉 第9回 時雨 第10回 霜 第11回 千鳥 第12回 雪 第13回 梅 第14回 鴬 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験(筆記)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
プリント配布。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容の復習。学期末試験の準備。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
社会学II
|
(英 訳) | Sociology II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北12 | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業は国際移動・移住(international migration、以下「国際移住」)という現象を通じて、社会学的な用語や概念、議論の組み立て方を学んでもらうことを目的にしています。同時に、社会学が扱ってきた重要な話題(個人・家族・教育・格差・差別・ジェンダーなど)が国際移住という現象を分析する様子を見て理解してもらうことも目的です。また、日本の出入国管理政策や外国人・移住者の置かれている状況を国際的な視点から検討します。 人口減少と労働力不足が喫緊の問題となる中、移住者を積極的に受け入れることを提唱する国や団体がある一方で、「文化摩擦」や「外国人問題」の発生を懸念する声も聞かれます。現代世界にとって重要な話題を通じて、社会学者たちの議論を追ってみましょう。 |
||||||
(到達目標) | ・社会学者たちが、国際移住という現象を説明ために用いてきた語彙や概念を複数個とり上げて説明できる ・福祉・格差・ジェンダー・差別・文化・アイデンティティといった社会学の重要な話題について、国際移住の研究がどのように貢献してきたか指摘できる ・国際移住が現代社会のどのような側面から生まれ、どのように影響を及ぼしているか説明できる |
||||||
(授業計画と内容) | 基本的に、以下の計画に従って講義を進める。ただし、受講者の状況などに応じて、順番や内容を変更する可能性がある。 1. オリエンテーション 2. 社会学と国際移住 3. 移住動機と移民理論(1) 4. 移住動機と移民理論(2) 5. 移民の統合(1)労働と政治参加 6. 移民の統合(2)教育と文化 7. 移民の統合(3)格差と差別 8. 中間フィードバック(詳細は授業中に指示します) 9. 社会福祉と国際移住 10. エスニシティとアイデンティティ 11. ジェンダー・家族と国際移住 12. 難民と非正規移住 13. 出入国管理政策と国際政治 14. 授業のまとめとふりかえり 15. 最終フィードバック(詳細は授業中に指示します) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義の最初に提出する目標レポート(2.5%)、講義の最後に提出する振り返りレポート(2.5%)、毎授業後に提出する平常課題(30%)、中間フィードバック(25%)、最終フィードバック(40%)を総合して成績を評価します。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習は授業内容と関連する本やニュース記事、ドキュメンタリー番組など(授業中に指示します)をできるだけ通読・視聴しておいてください。復習は、毎回の授業内容をふりかえり、平常課題をPandAで提出してください。毎回の予習・復習の時間配分担当教員がこの課題に取り組んだ場合、予習90分、復習60分くらいかかるものと想定しています。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 履修人数をアクティブラーニングに適した人数に制限する。 また授業中に入力がしやすい端末(ノートPC・タブレット等)を毎回持参すること。 |
||||||
社会学II
(科目名)
Sociology II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共北12 |
|||||||
(授業の概要・目的)
この授業は国際移動・移住(international migration、以下「国際移住」)という現象を通じて、社会学的な用語や概念、議論の組み立て方を学んでもらうことを目的にしています。同時に、社会学が扱ってきた重要な話題(個人・家族・教育・格差・差別・ジェンダーなど)が国際移住という現象を分析する様子を見て理解してもらうことも目的です。また、日本の出入国管理政策や外国人・移住者の置かれている状況を国際的な視点から検討します。
人口減少と労働力不足が喫緊の問題となる中、移住者を積極的に受け入れることを提唱する国や団体がある一方で、「文化摩擦」や「外国人問題」の発生を懸念する声も聞かれます。現代世界にとって重要な話題を通じて、社会学者たちの議論を追ってみましょう。 |
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(到達目標)
・社会学者たちが、国際移住という現象を説明ために用いてきた語彙や概念を複数個とり上げて説明できる
・福祉・格差・ジェンダー・差別・文化・アイデンティティといった社会学の重要な話題について、国際移住の研究がどのように貢献してきたか指摘できる ・国際移住が現代社会のどのような側面から生まれ、どのように影響を及ぼしているか説明できる |
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(授業計画と内容)
基本的に、以下の計画に従って講義を進める。ただし、受講者の状況などに応じて、順番や内容を変更する可能性がある。 1. オリエンテーション 2. 社会学と国際移住 3. 移住動機と移民理論(1) 4. 移住動機と移民理論(2) 5. 移民の統合(1)労働と政治参加 6. 移民の統合(2)教育と文化 7. 移民の統合(3)格差と差別 8. 中間フィードバック(詳細は授業中に指示します) 9. 社会福祉と国際移住 10. エスニシティとアイデンティティ 11. ジェンダー・家族と国際移住 12. 難民と非正規移住 13. 出入国管理政策と国際政治 14. 授業のまとめとふりかえり 15. 最終フィードバック(詳細は授業中に指示します) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義の最初に提出する目標レポート(2.5%)、講義の最後に提出する振り返りレポート(2.5%)、毎授業後に提出する平常課題(30%)、中間フィードバック(25%)、最終フィードバック(40%)を総合して成績を評価します。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習は授業内容と関連する本やニュース記事、ドキュメンタリー番組など(授業中に指示します)をできるだけ通読・視聴しておいてください。復習は、毎回の授業内容をふりかえり、平常課題をPandAで提出してください。毎回の予習・復習の時間配分担当教員がこの課題に取り組んだ場合、予習90分、復習60分くらいかかるものと想定しています。
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(その他(オフィスアワー等))
履修人数をアクティブラーニングに適した人数に制限する。
また授業中に入力がしやすい端末(ノートPC・タブレット等)を毎回持参すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
精神病理学・精神分析学講読演習
|
(英 訳) | Readings on Psychopathology and Psychoanalysis | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西11 | ||||||
(授業の概要・目的) | 精神分析学及び精神病理学に関わる基本的な文献をドイツ語(および英語語)で読み、この分野の独特の思考法の基礎を吸収する。外国語で読むことにより、この分野の思想の歴史をより深くまで辿り直すとともに、新しい知見の意味を普遍的見地から正しく捉え、体得することを目指す。 | ||||||
(到達目標) | 精神分析学及び精神病理学に対して、研究の対象として取り組む端緒を得る。 | ||||||
(授業計画と内容) | フロイト、ラカン、ドゥルーズ=ガタリ、カネッティ、キットラーなど現代を代表する多くの思想家が参照し、言及したことで知られるダニエル・パウル・シュレーバーの『ある神経病者の回想録』(Denkwuerdigkeiten eines Nervenkranken)は、非常に興味深い内容の書物でありながら、いっぽうでそのテクスト自体が読まれることはあまりない。 この授業では、精神分析の思考を知る上できわめて重要なこのテクストを丹念に読み込むことで、シュレーバーが患った病とは何か、『回想録』には何が表現されているのかを知ることを目標とする。 『回想録』には複数の邦訳があるが、この授業ではドイツ語の原典、および英語やフランス語の翻訳を参照しながら、原文の表現に込められた著者の思考をじっくりと読みたい。 基本的に以下のプランに従って講義・講読を進める。ただし進みぐあい、関連する問題への言及などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 第1回 オリエンテーション 『回想録』のどの章を読むか決める 第2回〜第14回 受講学生による訳文発表と教員によるコメント(学生は、各回ごとに自分の担当箇所の訳文を発表し、それを教員や他の学生とのディスカッションによって検討していきます) 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
精神分析学、精神分析I、同II、精神病理学I、同II、行動病理学I、同II、などの、精神分析と精神病理学に関連ある科目を少なくとも一つ履修済みであること。英語だけでなく、ドイツ語またはフランス語のテクストを読む意欲があることがのぞましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(100%)による。授業における発表(50%)、発言(50%)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) |
『必携ドイツ文法総まとめ』
(白水社, 2003)
ISBN:978-4560004920
『言語と狂気 シュレーバーと世紀転換期ドイツ』
(水声社、2014)
ISBN:978-4801000377
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 指定されたテキスト(ドイツ語、あるいは英語、フランス語)をよく理解して、部分的に日本語訳を作ってみること。 なお、授業外学修には、いわゆる「予習・復習」だけでなく、授業のなかで学んだことを各自の自習や日常や課外活動のなかで応用・実践し、生きた知識にすることも含まれる。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
精神病理学・精神分析学講読演習
(科目名)
Readings on Psychopathology and Psychoanalysis
(英 訳)
|
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共西11 |
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(授業の概要・目的)
精神分析学及び精神病理学に関わる基本的な文献をドイツ語(および英語語)で読み、この分野の独特の思考法の基礎を吸収する。外国語で読むことにより、この分野の思想の歴史をより深くまで辿り直すとともに、新しい知見の意味を普遍的見地から正しく捉え、体得することを目指す。
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(到達目標)
精神分析学及び精神病理学に対して、研究の対象として取り組む端緒を得る。
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(授業計画と内容)
フロイト、ラカン、ドゥルーズ=ガタリ、カネッティ、キットラーなど現代を代表する多くの思想家が参照し、言及したことで知られるダニエル・パウル・シュレーバーの『ある神経病者の回想録』(Denkwuerdigkeiten eines Nervenkranken)は、非常に興味深い内容の書物でありながら、いっぽうでそのテクスト自体が読まれることはあまりない。 この授業では、精神分析の思考を知る上できわめて重要なこのテクストを丹念に読み込むことで、シュレーバーが患った病とは何か、『回想録』には何が表現されているのかを知ることを目標とする。 『回想録』には複数の邦訳があるが、この授業ではドイツ語の原典、および英語やフランス語の翻訳を参照しながら、原文の表現に込められた著者の思考をじっくりと読みたい。 基本的に以下のプランに従って講義・講読を進める。ただし進みぐあい、関連する問題への言及などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 第1回 オリエンテーション 『回想録』のどの章を読むか決める 第2回〜第14回 受講学生による訳文発表と教員によるコメント(学生は、各回ごとに自分の担当箇所の訳文を発表し、それを教員や他の学生とのディスカッションによって検討していきます) 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
精神分析学、精神分析I、同II、精神病理学I、同II、行動病理学I、同II、などの、精神分析と精神病理学に関連ある科目を少なくとも一つ履修済みであること。英語だけでなく、ドイツ語またはフランス語のテクストを読む意欲があることがのぞましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(100%)による。授業における発表(50%)、発言(50%)により評価する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『必携ドイツ文法総まとめ』
(白水社, 2003)
ISBN:978-4560004920
『言語と狂気 シュレーバーと世紀転換期ドイツ』
(水声社、2014)
ISBN:978-4801000377
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(授業外学習(予習・復習)等)
指定されたテキスト(ドイツ語、あるいは英語、フランス語)をよく理解して、部分的に日本語訳を作ってみること。
なお、授業外学修には、いわゆる「予習・復習」だけでなく、授業のなかで学んだことを各自の自習や日常や課外活動のなかで応用・実践し、生きた知識にすることも含まれる。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
人文地理学
|
(英 訳) | Human Geography | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 地域・文化(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 4共21 | ||||||
(授業の概要・目的) | テーマ:人文地理学を学ぶ。 人文地理学を学ぶことで、私たちの生きている世界はどのように見えてくるのだろうか。地理学の基本的な概念の紹介と、それを用いた具体的な事例の解釈を通して、受講生の地理学的想像力を培うことをめざす。 |
||||||
(到達目標) | 人文地理学の基本的な方法を理解する。 地理学的創造力を用いて、生活と研究を活性化できるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 以下のような課題について、1課題あたり1〜2週の授業をする予定である。授業回数は15回、最終回はフィードバック。 (1)地理学:地理学的想像力とは? (2)分布:事物のひろがりのどこに注目するのか? (3)地域:私たちにとって地域とは? (4)グローバル化:それでも「地理が問題」とは? (5)距離:暮らしにとって距離の果たす役割とは? (6)立地:なぜそこにあるのか? (7)中心地:多様な中心地を把握するとは? (8)都市:都市を面として捉えるとは? (9)山村:周縁で暮らすとは? (10)作図:地図を描くために知っておくこととは? (11)読図:地形図で見知った場所はどうかわる? (12)景観:景観をいかにとらえるか? (13)環境:環境を人間はいかに考えるか? |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 主に期末試験による(8割)が、授業への参加度を加味する(2割)。 授業への参加度は、授業終了時のミニッツペーパー(5%)と授業後2週間以内に提出する課題レポート(15%)の提出によって測る。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業ごとに提示される課題レポートに取り組むことで、授業内容の理解を深め、さらに自らの興味関心に応じて発展させることが可能となる。なお課題レポートは3回の提出を標準とする。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 履修希望者が教室の収容可能人数を超えた場合には、履修制限を行うことになります。とくに履修を希望する学生には「教員推薦」を実施する予定です。 | ||||||
人文地理学
(科目名)
Human Geography
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 地域・文化(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 4共21 |
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(授業の概要・目的)
テーマ:人文地理学を学ぶ。
人文地理学を学ぶことで、私たちの生きている世界はどのように見えてくるのだろうか。地理学の基本的な概念の紹介と、それを用いた具体的な事例の解釈を通して、受講生の地理学的想像力を培うことをめざす。 |
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(到達目標)
人文地理学の基本的な方法を理解する。
地理学的創造力を用いて、生活と研究を活性化できるようになる。 |
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(授業計画と内容)
以下のような課題について、1課題あたり1〜2週の授業をする予定である。授業回数は15回、最終回はフィードバック。 (1)地理学:地理学的想像力とは? (2)分布:事物のひろがりのどこに注目するのか? (3)地域:私たちにとって地域とは? (4)グローバル化:それでも「地理が問題」とは? (5)距離:暮らしにとって距離の果たす役割とは? (6)立地:なぜそこにあるのか? (7)中心地:多様な中心地を把握するとは? (8)都市:都市を面として捉えるとは? (9)山村:周縁で暮らすとは? (10)作図:地図を描くために知っておくこととは? (11)読図:地形図で見知った場所はどうかわる? (12)景観:景観をいかにとらえるか? (13)環境:環境を人間はいかに考えるか? |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
主に期末試験による(8割)が、授業への参加度を加味する(2割)。
授業への参加度は、授業終了時のミニッツペーパー(5%)と授業後2週間以内に提出する課題レポート(15%)の提出によって測る。 |
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(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
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|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業ごとに提示される課題レポートに取り組むことで、授業内容の理解を深め、さらに自らの興味関心に応じて発展させることが可能となる。なお課題レポートは3回の提出を標準とする。
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
履修希望者が教室の収容可能人数を超えた場合には、履修制限を行うことになります。とくに履修を希望する学生には「教員推薦」を実施する予定です。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
政治学II
|
(英 訳) | Political Science II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 法・政治・経済(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共東31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では最初に、権力とは何か、民主主義とは何かといった基本的視座を検討したあと、民主主義体制にはいかなる類型があるのかといった比較政治学的な検討を行う。 その後、今日の政治体制が抱える課題を事例を用いて考察する。例えば、ポピュリズムはなぜ台頭するのか、福祉国家はいかなる課題に直面しているのか、グローバルなレベルで民主主義を語れるか、といった諸点につき検討する。 |
||||||
(到達目標) | 現在の政治問題を分析する際に必要となる視座と事例について十分な理解を得る。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下の内容で各1-2回程度、講義する。 (授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1 政治権力論 政治とは何か、権力者とは誰のことか 2 政治体制と執政・立法府関係 議院内閣制の特徴は何か、それは大統領制化しつつあるのか 3 議院内閣制の現在 イギリスは議院内閣制のモデルか 4 民族対立と民主主義 分裂した国家に民主主義は根付かないか 5 ポピュリズム ポピュリズムと自由主義、民主主義は共存できるか 6 福祉国家 福祉国家とは何か、いかなる変遷を遂げてきたか 7 国家を超える民主主義 国家を超えるレベルで民主主義を語ることは可能か |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業期間中に数回出すレポート課題による評価(100%) | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業後には、授業中に配布されたレジュメや事前に指定された参考書等の該当箇所を読んで復習すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
政治学II
(科目名)
Political Science II
(英 訳)
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 法・政治・経済(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共東31 |
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(授業の概要・目的)
本講義では最初に、権力とは何か、民主主義とは何かといった基本的視座を検討したあと、民主主義体制にはいかなる類型があるのかといった比較政治学的な検討を行う。
その後、今日の政治体制が抱える課題を事例を用いて考察する。例えば、ポピュリズムはなぜ台頭するのか、福祉国家はいかなる課題に直面しているのか、グローバルなレベルで民主主義を語れるか、といった諸点につき検討する。 |
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(到達目標)
現在の政治問題を分析する際に必要となる視座と事例について十分な理解を得る。
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(授業計画と内容)
以下の内容で各1-2回程度、講義する。 (授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1 政治権力論 政治とは何か、権力者とは誰のことか 2 政治体制と執政・立法府関係 議院内閣制の特徴は何か、それは大統領制化しつつあるのか 3 議院内閣制の現在 イギリスは議院内閣制のモデルか 4 民族対立と民主主義 分裂した国家に民主主義は根付かないか 5 ポピュリズム ポピュリズムと自由主義、民主主義は共存できるか 6 福祉国家 福祉国家とは何か、いかなる変遷を遂げてきたか 7 国家を超える民主主義 国家を超えるレベルで民主主義を語ることは可能か |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業期間中に数回出すレポート課題による評価(100%)
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業後には、授業中に配布されたレジュメや事前に指定された参考書等の該当箇所を読んで復習すること。
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
経済学II
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(英 訳) | Economics II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 法・政治・経済(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西42 | ||||||
(授業の概要・目的) | 規格化された経済学をそのまま祖述するのではなく、経済学の歴史を、おもに貨幣という視角から通覧することによって、経済学への導入を図る。経済学の歴史を通覧すると、マルクス経済学と近代経済学の2つだけでなく、学派の数だけ3つも4つも、あるいはそれ以上に理論が存在することを思い知るであろう。しかしこのことは、理論が時代と地域の特殊性に制約されるという、ありふれた相対主義を意味するわけではない。この講義では、経済学の隣接諸分野をも射程に入れて、異分野にまたがる初学者を経済学に導きいれる工夫をする。それと同時に、経済学のあらたな対立軸を模索することを試みたいと思う。後期の経済学Ⅱでは、重商主義と古典派経済学を歴史上一回限りのものと見なすのではなく、両者の対立が現代にも持ち越されているという視角から、現代社会の問題を探っていく。 | ||||||
(到達目標) | 経済思想の歴史を、単線的に進歩していくものと見なしたり、逆に各時代の思想の相対的独立性のみに目を奪われるのではなく、過去の要素が独自に読み替えられながら、現代にまで持ち越されるという点に留意して見直してみる。経済学Ⅱではおもに、貨幣をめぐる対立的見解を軸に、資本主義の本質を探ることを目指す。 |
||||||
(授業計画と内容) | 以下のようなテーマについて、各1〜2回で考察する。 1.重商主義から古典派へ ヒューム (貨幣数量説と連続的影響説の関係を説く) スチュアート (貨幣数量説批判と為政者の意義について説く) 重農主義 (自然の支配と啓蒙専制主義について説く) 2.古典派経済学と貨幣数量説 スミス (富と徳の関係について検討する) リカード (貨幣数量説と自動調整機構について説く) 通貨論争 (ソーントンや地金論争と比較しながら説く) 3.マルクスの「経済学批判」 価値形態論 (売買の非対称性を説く) 信用創造論 (貨幣資本と現実資本の関係を検討する) 中央銀行とバジョット (準備金の意義を検討する) 4.貨幣的経済理論の系譜 北欧学派 (利子間隔説を検討する) オーストリア学派 (貨幣の譲渡可能性、貨幣の非国有化などを検討する) ケインズ (流動性選好、ルールと裁量について説く) なお、必ずしも上記計画通り進まない場合がある。 (授業回数はフィードバックを含め全15回とする) |
||||||
(履修要件) |
経済学Ⅰ(大黒担当)の連続した履修が望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験の成績による。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『模倣と権力の経済学:貨幣の価値を変えよ(思想史篇)』
(岩波書店)
ISBN:978-4000253208
『マルクスと贋金づくりたち:貨幣の価値を変えよ(理論篇)』
(岩波書店)
ISBN:978-4000253215
その他、授業中に適宜紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 比較的早い時期に、経済学史を通覧した簡便な本を通読しておくことが望ましい。経済学史上の古典を一つ選び、講義の進行とともに読み進めると学習効果が上がる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 詳細な授業計画を、初回に配布する予定である。 | ||||||
経済学II
(科目名)
Economics II
(英 訳)
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 法・政治・経済(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共西42 |
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(授業の概要・目的)
規格化された経済学をそのまま祖述するのではなく、経済学の歴史を、おもに貨幣という視角から通覧することによって、経済学への導入を図る。経済学の歴史を通覧すると、マルクス経済学と近代経済学の2つだけでなく、学派の数だけ3つも4つも、あるいはそれ以上に理論が存在することを思い知るであろう。しかしこのことは、理論が時代と地域の特殊性に制約されるという、ありふれた相対主義を意味するわけではない。この講義では、経済学の隣接諸分野をも射程に入れて、異分野にまたがる初学者を経済学に導きいれる工夫をする。それと同時に、経済学のあらたな対立軸を模索することを試みたいと思う。後期の経済学Ⅱでは、重商主義と古典派経済学を歴史上一回限りのものと見なすのではなく、両者の対立が現代にも持ち越されているという視角から、現代社会の問題を探っていく。
|
|||||||
(到達目標)
経済思想の歴史を、単線的に進歩していくものと見なしたり、逆に各時代の思想の相対的独立性のみに目を奪われるのではなく、過去の要素が独自に読み替えられながら、現代にまで持ち越されるという点に留意して見直してみる。経済学Ⅱではおもに、貨幣をめぐる対立的見解を軸に、資本主義の本質を探ることを目指す。
|
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(授業計画と内容)
以下のようなテーマについて、各1〜2回で考察する。 1.重商主義から古典派へ ヒューム (貨幣数量説と連続的影響説の関係を説く) スチュアート (貨幣数量説批判と為政者の意義について説く) 重農主義 (自然の支配と啓蒙専制主義について説く) 2.古典派経済学と貨幣数量説 スミス (富と徳の関係について検討する) リカード (貨幣数量説と自動調整機構について説く) 通貨論争 (ソーントンや地金論争と比較しながら説く) 3.マルクスの「経済学批判」 価値形態論 (売買の非対称性を説く) 信用創造論 (貨幣資本と現実資本の関係を検討する) 中央銀行とバジョット (準備金の意義を検討する) 4.貨幣的経済理論の系譜 北欧学派 (利子間隔説を検討する) オーストリア学派 (貨幣の譲渡可能性、貨幣の非国有化などを検討する) ケインズ (流動性選好、ルールと裁量について説く) なお、必ずしも上記計画通り進まない場合がある。 (授業回数はフィードバックを含め全15回とする) |
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(履修要件)
経済学Ⅰ(大黒担当)の連続した履修が望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験の成績による。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『模倣と権力の経済学:貨幣の価値を変えよ(思想史篇)』
(岩波書店)
ISBN:978-4000253208
『マルクスと贋金づくりたち:貨幣の価値を変えよ(理論篇)』
(岩波書店)
ISBN:978-4000253215
その他、授業中に適宜紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
比較的早い時期に、経済学史を通覧した簡便な本を通読しておくことが望ましい。経済学史上の古典を一つ選び、講義の進行とともに読み進めると学習効果が上がる。
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(その他(オフィスアワー等))
詳細な授業計画を、初回に配布する予定である。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
社会学基礎ゼミナールI
|
(英 訳) | Introductory Seminar on Sociology I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北3B | ||||||
(授業の概要・目的) | 受講者各人が、現代のさまざまな社会現象や、自分自身の人生・生活上の問題について、自らの関心に即して、社会学などの先行研究(関心に最も近い査読論文1本以上)を参照・批判しつつ、独自の発想を加えた考察を行い、発表をする。 さらに、その発表内容について、出席者全体で発展的議論を行い、互いの考察を深め合う。 またその際、担当教員は、社会学の思考法を活かした発言をすることで、社会学の思考法を参与的かつ実践的に伝授する。 |
||||||
(到達目標) | 社会学の思考法を用いて、現代のさまざまな社会現象や自分自身の人生・生活の背景にある「しくみ」(社会構造とコミュニケーションの相互作用)を、実践的な水準で分析・説明・議論できるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下の計画に従って授業を進める。ただし、受講者の状況などに応じて、内容を変更する可能性がある。 第1回 ガイダンス(発表の仕方、先行研究の検索方法)、受講者各人の発表日程の決定。 第2〜4回 担当教員が見本発表を行う。そのあと、出席者全体で発展的議論を行う。さらに空いた時間で、先行研究の選び方の相談会を行う。 第5回〜第12回 毎回1名が発表する。発表では、「社会現象や人生・生活についての問い」、「その問いに最も近い先行研究(査読論文1本以上)の整理と未解決点」、「その未解決点に関するできるだけ客観的な独自考察」、「問いへの暫定的な答え」、「考察の限界と今後の課題」を、レジュメに沿って口頭発表する。そのあと、出席者全体で発展的議論を行う。 第13回 予備日 第14回 まとめの討論 第15回 フィードバック(詳細は授業中に説明) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(発表内容50点+討論参加50点=100点満点)によって評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://sites.google.com/site/harukashibata/profile 教員紹介のページ | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習は、今後の自分の発表のための準備を入念に行うこと。 復習は、毎回の授業内容をふりかえり、関連情報を調べること。不明点については、口頭かメールで教員に質問すること。 毎回の予習・復習の時間配分は、予習120分(平均)、復習120分を目安とする。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 履修人数を発表スケジュールに適した人数(10名)に制限する。 また、「感染による履修上の配慮」が必要となった場合には、急遽、Zoomを用いたハイブリッド形式に切り替え、対面参加者もZoom上で発言をしてもらう可能性があるため、Zoomにアクセスできる端末(ノートPC等)とイヤホン(できればイヤホンマイク)を毎回持参すること。 |
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社会学基礎ゼミナールI
(科目名)
Introductory Seminar on Sociology I
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共北3B |
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(授業の概要・目的)
受講者各人が、現代のさまざまな社会現象や、自分自身の人生・生活上の問題について、自らの関心に即して、社会学などの先行研究(関心に最も近い査読論文1本以上)を参照・批判しつつ、独自の発想を加えた考察を行い、発表をする。
さらに、その発表内容について、出席者全体で発展的議論を行い、互いの考察を深め合う。 またその際、担当教員は、社会学の思考法を活かした発言をすることで、社会学の思考法を参与的かつ実践的に伝授する。 |
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(到達目標)
社会学の思考法を用いて、現代のさまざまな社会現象や自分自身の人生・生活の背景にある「しくみ」(社会構造とコミュニケーションの相互作用)を、実践的な水準で分析・説明・議論できるようになる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
基本的に以下の計画に従って授業を進める。ただし、受講者の状況などに応じて、内容を変更する可能性がある。 第1回 ガイダンス(発表の仕方、先行研究の検索方法)、受講者各人の発表日程の決定。 第2〜4回 担当教員が見本発表を行う。そのあと、出席者全体で発展的議論を行う。さらに空いた時間で、先行研究の選び方の相談会を行う。 第5回〜第12回 毎回1名が発表する。発表では、「社会現象や人生・生活についての問い」、「その問いに最も近い先行研究(査読論文1本以上)の整理と未解決点」、「その未解決点に関するできるだけ客観的な独自考察」、「問いへの暫定的な答え」、「考察の限界と今後の課題」を、レジュメに沿って口頭発表する。そのあと、出席者全体で発展的議論を行う。 第13回 予備日 第14回 まとめの討論 第15回 フィードバック(詳細は授業中に説明) |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(発表内容50点+討論参加50点=100点満点)によって評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習は、今後の自分の発表のための準備を入念に行うこと。
復習は、毎回の授業内容をふりかえり、関連情報を調べること。不明点については、口頭かメールで教員に質問すること。 毎回の予習・復習の時間配分は、予習120分(平均)、復習120分を目安とする。 |
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(その他(オフィスアワー等))
履修人数を発表スケジュールに適した人数(10名)に制限する。
また、「感染による履修上の配慮」が必要となった場合には、急遽、Zoomを用いたハイブリッド形式に切り替え、対面参加者もZoom上で発言をしてもらう可能性があるため、Zoomにアクセスできる端末(ノートPC等)とイヤホン(できればイヤホンマイク)を毎回持参すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
心理学I
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(英 訳) | Psychology I | ||||||||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | A群 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||||||||
(教室) | 教育院棟講義室31 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 実験系心理学の入門的講義を通じて,実験という手法により「心の働き」を理解するアプローチに関する理解を深めることを目指す.具体的には,視覚認知や注意,記憶の基礎課程に関して実験心理学,神経科学研究を概説する。 | ||||||||||||
(到達目標) | ・「心の働き」を実験的に捉えるということはどういうことなのかを,実際の実験例の解説を通して理解する. ・伝統的な実験心理学の方法だけではなく,神経科学的手法を通して検証する最先端の手法も紹介することで,「心の働き」の生物学的基盤についての基礎的知識を習得する. ・「心の働き」を客観的にみる実験心理学,神経科学の研究を理解することから,自分を客観的にみるための心構えを体得する. |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下の予定に従って講義を進める.ただし教員の予定や講義の進み具合によって,講義の順番や回数は変更することがある. 第1回 イントロダクション:授業の目的と概要 第2回—7回(月浦) 記憶 人間の記憶に関する実験心理学研究、脳損傷事例を対象とした神経心理学研究、fMRI実験を用いた認知神経科学研究を概説する。 第8回—13回(齋木) 視覚認知 視覚的注意、物体認識、視覚ワーキングメモリなど視覚による認知過程に関する実験心理学、認知神経科学研究を概説する。 第14回 まとめ 期末試験 第15回 フィードバック(フィードバック方法は別途連絡します) |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 学期末試験(80点)と毎回の授業で実施するクイズ(20点)の総合点で評価する. | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業の前日までには授業資料をクラシス上にアップロードするので,事前にダウンロードした上で内容を確認しておくこと.また,授業後には授業内容と資料を照らし合わせた上で,必要に応じて復習をしておくこと. | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 履修者が教室定員を大きく超えた場合は履修制限を行う.履修制限の方法については別途指示する.なお,履修登録のみをして授業には出ない等がないようにしてください. 担当教員のオフィスアワーについては,担当教員ごとに異なっているので,KULASISを参照のこと. |
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心理学I
(科目名)
Psychology I
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 教育院棟講義室31 |
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(授業の概要・目的)
実験系心理学の入門的講義を通じて,実験という手法により「心の働き」を理解するアプローチに関する理解を深めることを目指す.具体的には,視覚認知や注意,記憶の基礎課程に関して実験心理学,神経科学研究を概説する。
|
||||||||||
(到達目標)
・「心の働き」を実験的に捉えるということはどういうことなのかを,実際の実験例の解説を通して理解する.
・伝統的な実験心理学の方法だけではなく,神経科学的手法を通して検証する最先端の手法も紹介することで,「心の働き」の生物学的基盤についての基礎的知識を習得する. ・「心の働き」を客観的にみる実験心理学,神経科学の研究を理解することから,自分を客観的にみるための心構えを体得する. |
||||||||||
(授業計画と内容)
基本的に以下の予定に従って講義を進める.ただし教員の予定や講義の進み具合によって,講義の順番や回数は変更することがある. 第1回 イントロダクション:授業の目的と概要 第2回—7回(月浦) 記憶 人間の記憶に関する実験心理学研究、脳損傷事例を対象とした神経心理学研究、fMRI実験を用いた認知神経科学研究を概説する。 第8回—13回(齋木) 視覚認知 視覚的注意、物体認識、視覚ワーキングメモリなど視覚による認知過程に関する実験心理学、認知神経科学研究を概説する。 第14回 まとめ 期末試験 第15回 フィードバック(フィードバック方法は別途連絡します) |
||||||||||
(履修要件)
特になし
|
||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
学期末試験(80点)と毎回の授業で実施するクイズ(20点)の総合点で評価する.
|
||||||||||
(教科書)
使用しない
|
||||||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業の前日までには授業資料をクラシス上にアップロードするので,事前にダウンロードした上で内容を確認しておくこと.また,授業後には授業内容と資料を照らし合わせた上で,必要に応じて復習をしておくこと.
|
||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
履修者が教室定員を大きく超えた場合は履修制限を行う.履修制限の方法については別途指示する.なお,履修登録のみをして授業には出ない等がないようにしてください.
担当教員のオフィスアワーについては,担当教員ごとに異なっているので,KULASISを参照のこと. |
||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
外国文献研究(全・英)-E1 :外国語学習を考える
|
(英 訳) | Readings in Humanities and Social Sciences (All Faculties, English)-E1 :Issues in Foreign Language Learning | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 外国文献研究 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | C群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共東22 | ||||||
(授業の概要・目的) | 私は,大学英語教育の目的とは,母語を介在させずに瞬時に英語を理解(聞く・読む)して表出(話す・書く)することができる高速な外国語処理能力の定着と,自由に運用することができる(母語に近い)語彙・表現形式の獲得であると考えています。 | ||||||
(到達目標) | この授業では,言語,音声,コミュニケーション,認知システム(感覚運動器官),外国語文章の理解と表現,学習といった学生にとって必要な教養を,英語学習と併行しながら身につけていきます。表出すること(話す・書く)を射程に入れつつ,科学分野の学術書・英語論文の構成や特有な表現方法,思考法と提示法などを実践的に学習しながら体得していくことを目標とします。 | ||||||
(授業計画と内容) | ・「一般学術目的の英語」としての位置づけ この授業では,最新の言語習得理論研究の成果を取り入れながら,文脈や場面,状況の中での語彙・表現形式の定着を中心に据えた学習方法をとることにより,学術分野においてより的確で使用域の広い英語能力獲得に向けた学習を行います。 ・教材の性質や主題 上述の英語力を培うために,学術書や英語論文を中心に用いながら授業を展開します。使用予定の教材では,世界的に貢献する研究者が,どのように思考して英語を処理して形にしていくのかを体感していきます。 ・履修者が教室で行う作業 学術書や学術論文特有の論理展開と表現獲得に向けた学習。内容理解及び批判的思考の鍛錬。 第1回 諸連絡、授業概要説明、他 第2回〜第14回 教材を1章ずつ読み進める。2回程度英文エッセイ執筆を課す。 第15回 英語論述試験 フィードバックを含め15回の授業をおこなう ・宿題の性質と量 予習と復習。教材の熟読。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業中および定期試験期間に実施する英文論述試験の成績に基づき,本学の評価基準で判定します。ある程度の分量の英文を書けることが期待されます。評価は,学術表現形式の定着度と,論証能力(説得性・論理性・明解性)に基づきます。これらの割合について等の詳細は授業中に受講者に説明します。試験を受けられなかった場合は,必ず代替課題を提出してください。代替課題の提出がない場合は,欠席分の点数は零点として計算して評定を出します。 学期末定期試験(筆記)40 % レポート試験 0 % 平常点評価 60 % |
||||||
(教科書) |
KULASIS授業資料ページにて配信予定。
毎週使用する配信教材の該当章は、授業予定日の一週間前からクラシス授業資料ページに掲載され、授業日午後には削除して次週分に更新されていきます。著作権保護の観点から、厳格な掲載期限が設定されており、文書の編集や印刷等に対する保護もかけられていることをご承知おきください。掲載期限は一週間のみですので、毎週ダウンロードをお忘れなく。
本学ではCALL教室が廃止されましたので、自分の電子機器に配信教材をダウンロードして持参の上、授業活動に臨むことになります。小さな画面の電子機器は、眼科学的な諸問題があるため、推奨しません。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業時に指示します。授業の詳細や,その他の資料・情報などは,KULASIS授業サポート授業資料ページに掲載しますのて参照してください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 私の学生時代を含めて,英米の大学・大学院では,一週間に合計百冊百本の文献を読んだ上で,口頭発表やレポート作成を毎週行うことは当然の日常です。訳読式では全く対応ができません。国際的な舞台で,こうして教育を受けた人々と対等に論議しながら活躍していくためには,翻訳に代わる英文理解・表出技術が必要となってきます。従って,負荷が高い訳読法を基盤とした母語に絶えず依存する英語理解・表出の習慣から早期に脱却することを最重要課題として位置づけます。 私は数少ない言語習得論の専門家で,国内外の様々な研究教育機関の方々と日々協働しています。長年にわたって国内外の理学・工学・生理学系の研究者・技術者たちとも,産官学共同研究や認知科学プロジェクトを重ね,学者として英語論文や英語書籍を毎年発表していますので,研究者としての基本的なアプローチを具体的に示していきます。皆さんには,自らの英語学習経験を客観的に内省し,次世代を担う知識人として,ぜひ建設的な見識を身につける機会として欲しいと思います。 私の英語1で使用した教材群とは異なりますので,継続して履修可能です。ただし前期英語1のような日常点重視の評価ではなく,純粋に英語論述の出来映えで判定します。 前期と後期は,異なる教材を用います。前期は音声学習,後期は文章レベルの理解と表現に関する学術書を扱います。 外国語教育関係の進路を志望する方,外国語教育を経験・勘・思い付きではなく最新・最先端の学術的な視点から客観的に見つめ直したい方,塾や家庭教師で英語を教えている方,言語習得論を考究したい方,その他純粋に興味関心がある皆さんの受講を歓迎します。 |
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外国文献研究(全・英)-E1 :外国語学習を考える
(科目名)
Readings in Humanities and Social Sciences (All Faculties, English)-E1 :Issues in Foreign Language Learning
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 外国文献研究 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) C群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共東22 |
|||||||
(授業の概要・目的)
私は,大学英語教育の目的とは,母語を介在させずに瞬時に英語を理解(聞く・読む)して表出(話す・書く)することができる高速な外国語処理能力の定着と,自由に運用することができる(母語に近い)語彙・表現形式の獲得であると考えています。
|
|||||||
(到達目標)
この授業では,言語,音声,コミュニケーション,認知システム(感覚運動器官),外国語文章の理解と表現,学習といった学生にとって必要な教養を,英語学習と併行しながら身につけていきます。表出すること(話す・書く)を射程に入れつつ,科学分野の学術書・英語論文の構成や特有な表現方法,思考法と提示法などを実践的に学習しながら体得していくことを目標とします。
|
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(授業計画と内容)
・「一般学術目的の英語」としての位置づけ この授業では,最新の言語習得理論研究の成果を取り入れながら,文脈や場面,状況の中での語彙・表現形式の定着を中心に据えた学習方法をとることにより,学術分野においてより的確で使用域の広い英語能力獲得に向けた学習を行います。 ・教材の性質や主題 上述の英語力を培うために,学術書や英語論文を中心に用いながら授業を展開します。使用予定の教材では,世界的に貢献する研究者が,どのように思考して英語を処理して形にしていくのかを体感していきます。 ・履修者が教室で行う作業 学術書や学術論文特有の論理展開と表現獲得に向けた学習。内容理解及び批判的思考の鍛錬。 第1回 諸連絡、授業概要説明、他 第2回〜第14回 教材を1章ずつ読み進める。2回程度英文エッセイ執筆を課す。 第15回 英語論述試験 フィードバックを含め15回の授業をおこなう ・宿題の性質と量 予習と復習。教材の熟読。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業中および定期試験期間に実施する英文論述試験の成績に基づき,本学の評価基準で判定します。ある程度の分量の英文を書けることが期待されます。評価は,学術表現形式の定着度と,論証能力(説得性・論理性・明解性)に基づきます。これらの割合について等の詳細は授業中に受講者に説明します。試験を受けられなかった場合は,必ず代替課題を提出してください。代替課題の提出がない場合は,欠席分の点数は零点として計算して評定を出します。
学期末定期試験(筆記)40 % レポート試験 0 % 平常点評価 60 % |
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(教科書)
KULASIS授業資料ページにて配信予定。
毎週使用する配信教材の該当章は、授業予定日の一週間前からクラシス授業資料ページに掲載され、授業日午後には削除して次週分に更新されていきます。著作権保護の観点から、厳格な掲載期限が設定されており、文書の編集や印刷等に対する保護もかけられていることをご承知おきください。掲載期限は一週間のみですので、毎週ダウンロードをお忘れなく。
本学ではCALL教室が廃止されましたので、自分の電子機器に配信教材をダウンロードして持参の上、授業活動に臨むことになります。小さな画面の電子機器は、眼科学的な諸問題があるため、推奨しません。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業時に指示します。授業の詳細や,その他の資料・情報などは,KULASIS授業サポート授業資料ページに掲載しますのて参照してください。
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(その他(オフィスアワー等))
私の学生時代を含めて,英米の大学・大学院では,一週間に合計百冊百本の文献を読んだ上で,口頭発表やレポート作成を毎週行うことは当然の日常です。訳読式では全く対応ができません。国際的な舞台で,こうして教育を受けた人々と対等に論議しながら活躍していくためには,翻訳に代わる英文理解・表出技術が必要となってきます。従って,負荷が高い訳読法を基盤とした母語に絶えず依存する英語理解・表出の習慣から早期に脱却することを最重要課題として位置づけます。
私は数少ない言語習得論の専門家で,国内外の様々な研究教育機関の方々と日々協働しています。長年にわたって国内外の理学・工学・生理学系の研究者・技術者たちとも,産官学共同研究や認知科学プロジェクトを重ね,学者として英語論文や英語書籍を毎年発表していますので,研究者としての基本的なアプローチを具体的に示していきます。皆さんには,自らの英語学習経験を客観的に内省し,次世代を担う知識人として,ぜひ建設的な見識を身につける機会として欲しいと思います。 私の英語1で使用した教材群とは異なりますので,継続して履修可能です。ただし前期英語1のような日常点重視の評価ではなく,純粋に英語論述の出来映えで判定します。 前期と後期は,異なる教材を用います。前期は音声学習,後期は文章レベルの理解と表現に関する学術書を扱います。 外国語教育関係の進路を志望する方,外国語教育を経験・勘・思い付きではなく最新・最先端の学術的な視点から客観的に見つめ直したい方,塾や家庭教師で英語を教えている方,言語習得論を考究したい方,その他純粋に興味関心がある皆さんの受講を歓迎します。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
知恵すること−情報の視点から生命と社会の本質を考える
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(英 訳) | Wisdom as an Action - Study Life and Society from the Aspect of Information | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||
(分野(分類)) | 複合領域系 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
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(教室) | 東一条館201大講義室 | ||||||
総合生存学館 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 智慧とはなにか、どうしたら賢くなるか。本授業は、分野横断的に考察していく。情報や理系の知識がなくても履修できる。 まず、生命の本質について、シュレディンガー(1933年ノーベル物理学賞)を初め、物理学者や情報科学者、脳科学研究者らがエントロピーの概念を用いて考察してきた。ただしエントロピーとは、系の乱雑さを示す量である。これらの考察から、物質と生命の違いは、物質では(自然に)乱雑さが増えていくのに対し、生命は自身の乱雑さを削減しようとすることが考察される。 本授業は、上記の理論に対して、生物学や物理学、人類学、脳科学、認知科学、人工知能などの最新成果を踏まえて詳しく考察する。生命の進化や学問の変遷、環境問題、ホモ・サピエンスの知恵、人類社会の発展、人工知能、未来の生命などに対する考察から、智慧とは生命の活動(=知恵すること)として定義すべく、学習と乱択(=ランダムに選ぶこと)によって実現できることを提唱する。本授業を履修することによって生命や人生の意義、社会の本質、正しい研究方法、未来への予測などを理解できるようになるだろう。ご参考に授業アンケートの声を掲載する。 1.「非常に京大らしく、大学院で行う意義のある授業だと感じた。授業も少人数でディスカッションが行いやすく、それぞれバックグラウンドの異なる学生が参加していたため、非常に学際的で実のある話ができたと感じた。」 2.「素晴らしく重要な講義でした。」 3.「非常に興味深いけれども実態を掴みにくい生命とは何か?テーマを、情報エントロピーの視点で理系知識のない人にもわかりやすく、豊富な具体例(画像、動画含め)で説明してくださり、自分の視野が広がり、大変勉強になりました。」 4.「大学6年間で最も楽しく有意義な授業の一つでした。自分の知識や考えを別の視点から捉え直し、ディスカッションを通して新たな考えを理解しブラッシュアップすることの楽しさや大切さを学ぶことができました。また、これからの社会や人生について広く深い考察を行うことができる貴重な機会となりました。」 |
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(到達目標) | * 脳科学や認知科学、人工知能の基本概念と最新研究成果の概要を学び、昔から未来まで生命・人類の直面する課題と挑戦を把握できる。 * 総合的に宇宙や生命、人類、智慧、学習などについて考察できる。 * 本授業で紹介する情報エントロピーや情報智慧論を用いて世界や生命、未来、ならびに自身の研究を考察できる。 |
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(授業計画と内容) | 1. 概要 2. 宇宙、地球、生命、人類、人間社会に関する近年科学の認識 3. エントロピー、シュレディンガーによる生命の考察と近年の思考 4. ホモ・サピエンスの繁栄の秘密ー近年人類学者と歴史学者の考察 5. 自然進化論、秩序の形成、自己組織化、散逸構造 6. 熱力学第二法則、マクスウェルの悪魔、情報とエネルギー 7. 人工知能 (AI) からの挑戦 8. 中間発表 9. 智慧とはなにか、学習・乱択 10. 創造とイノベーション 11. 自由エネルギー理論ー脳科学の最先端 12. AIとAI倫理 13. シンギュラリティと超知能、未来生命 14. 期末発表と評価 15. フィードバック 注:履修者数と進行状況によって一部変更することがある。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(含中間発表)30点,期末発表 30点,レポート 40点 | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 文献調査、発表準備、レポート作成などがある。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | * 講義は主に日本語で行う。 * 積極的な討論を期待する。 * 例年5から8名の人数&分野も様々で、ディスカッションしやすい授業。 * 連絡先:趙 |
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知恵すること−情報の視点から生命と社会の本質を考える
(科目名)
Wisdom as an Action - Study Life and Society from the Aspect of Information
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 複合領域系 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 東一条館201大講義室 |
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総合生存学館 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
智慧とはなにか、どうしたら賢くなるか。本授業は、分野横断的に考察していく。情報や理系の知識がなくても履修できる。
まず、生命の本質について、シュレディンガー(1933年ノーベル物理学賞)を初め、物理学者や情報科学者、脳科学研究者らがエントロピーの概念を用いて考察してきた。ただしエントロピーとは、系の乱雑さを示す量である。これらの考察から、物質と生命の違いは、物質では(自然に)乱雑さが増えていくのに対し、生命は自身の乱雑さを削減しようとすることが考察される。 本授業は、上記の理論に対して、生物学や物理学、人類学、脳科学、認知科学、人工知能などの最新成果を踏まえて詳しく考察する。生命の進化や学問の変遷、環境問題、ホモ・サピエンスの知恵、人類社会の発展、人工知能、未来の生命などに対する考察から、智慧とは生命の活動(=知恵すること)として定義すべく、学習と乱択(=ランダムに選ぶこと)によって実現できることを提唱する。本授業を履修することによって生命や人生の意義、社会の本質、正しい研究方法、未来への予測などを理解できるようになるだろう。ご参考に授業アンケートの声を掲載する。 1.「非常に京大らしく、大学院で行う意義のある授業だと感じた。授業も少人数でディスカッションが行いやすく、それぞれバックグラウンドの異なる学生が参加していたため、非常に学際的で実のある話ができたと感じた。」 2.「素晴らしく重要な講義でした。」 3.「非常に興味深いけれども実態を掴みにくい生命とは何か?テーマを、情報エントロピーの視点で理系知識のない人にもわかりやすく、豊富な具体例(画像、動画含め)で説明してくださり、自分の視野が広がり、大変勉強になりました。」 4.「大学6年間で最も楽しく有意義な授業の一つでした。自分の知識や考えを別の視点から捉え直し、ディスカッションを通して新たな考えを理解しブラッシュアップすることの楽しさや大切さを学ぶことができました。また、これからの社会や人生について広く深い考察を行うことができる貴重な機会となりました。」 |
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(到達目標)
* 脳科学や認知科学、人工知能の基本概念と最新研究成果の概要を学び、昔から未来まで生命・人類の直面する課題と挑戦を把握できる。
* 総合的に宇宙や生命、人類、智慧、学習などについて考察できる。 * 本授業で紹介する情報エントロピーや情報智慧論を用いて世界や生命、未来、ならびに自身の研究を考察できる。 |
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(授業計画と内容)
1. 概要 2. 宇宙、地球、生命、人類、人間社会に関する近年科学の認識 3. エントロピー、シュレディンガーによる生命の考察と近年の思考 4. ホモ・サピエンスの繁栄の秘密ー近年人類学者と歴史学者の考察 5. 自然進化論、秩序の形成、自己組織化、散逸構造 6. 熱力学第二法則、マクスウェルの悪魔、情報とエネルギー 7. 人工知能 (AI) からの挑戦 8. 中間発表 9. 智慧とはなにか、学習・乱択 10. 創造とイノベーション 11. 自由エネルギー理論ー脳科学の最先端 12. AIとAI倫理 13. シンギュラリティと超知能、未来生命 14. 期末発表と評価 15. フィードバック 注:履修者数と進行状況によって一部変更することがある。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(含中間発表)30点,期末発表 30点,レポート 40点
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
文献調査、発表準備、レポート作成などがある。
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(その他(オフィスアワー等))
* 講義は主に日本語で行う。
* 積極的な討論を期待する。 * 例年5から8名の人数&分野も様々で、ディスカッションしやすい授業。 * 連絡先:趙 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
微分積分学(講義・演義)B 1S1
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(英 訳) | Calculus with Exercises B | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 数学(基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||
(単位数) | 3 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月2・木1 |
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(教室) | 1共02 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する. 微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
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(到達目標) | 一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする. | ||||||||||||
(授業計画と内容) | この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する. 教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
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(教科書) |
担当教員毎に指示する.
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である. | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい. |
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微分積分学(講義・演義)B
1S1 (科目名)
Calculus with Exercises B
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 数学(基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 3 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月2・木1 (教室) 1共02 |
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(授業の概要・目的)
微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する.
微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
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(到達目標)
一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする.
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(授業計画と内容)
この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する.
教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
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(教科書)
担当教員毎に指示する.
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である.
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(その他(オフィスアワー等))
同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい.
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
微分積分学(講義・演義)B 1S3
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(英 訳) | Calculus with Exercises B | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 数学(基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||
(単位数) | 3 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月2・木1 |
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(教室) | 共東41 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する. 微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
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(到達目標) | 一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする. | ||||||||||||
(授業計画と内容) | この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する. 教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
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(教科書) |
担当教員毎に指示する.
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である. | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい. |
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微分積分学(講義・演義)B
1S3 (科目名)
Calculus with Exercises B
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 数学(基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 3 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月2・木1 (教室) 共東41 |
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(授業の概要・目的)
微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する.
微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
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(到達目標)
一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする.
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(授業計画と内容)
この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する.
教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
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(教科書)
担当教員毎に指示する.
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である.
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(その他(オフィスアワー等))
同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
微分積分学(講義・演義)B 1S5
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(英 訳) | Calculus with Exercises B | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 数学(基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||
(単位数) | 3 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月2・木2 |
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(教室) | 1共02 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する. 微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
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(到達目標) | 一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする. | ||||||||||||
(授業計画と内容) | この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する. 教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
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(教科書) |
担当教員毎に指示する.
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である. | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい. |
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微分積分学(講義・演義)B
1S5 (科目名)
Calculus with Exercises B
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 数学(基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 3 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月2・木2 (教室) 1共02 |
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(授業の概要・目的)
微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する.
微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
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(到達目標)
一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする.
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(授業計画と内容)
この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する.
教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
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(教科書)
担当教員毎に指示する.
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である.
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(その他(オフィスアワー等))
同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい.
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