


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :コミュニケーションデザイン
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Communication Design | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 25(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 総合博物館セミナー室 | ||||||
(キーワード) | 問いのデザイン / 問いの立て方 / コミュニケーションデザイン / インクルーシブデザイン / 創造性 | ||||||
(授業の概要・目的) | 生成AIをはじめとする利便性の高いシステムがどんなに台頭しても、発想の基点は当然ながら人間であり、これをもとにチームの創造的対話を促す一言を発するのはあくまでも人間のリーダーである。「世の中にない新しいサービスを考えろ」と声を荒げても、「自由に発想して好きなことをなんでも話し合ってください」と猫なで声で話しても、それだけでチームメンバーの思考が深まるとはかぎらない。生成AIの利用もまた、それを依存的にもちいることと、自己の創造性を拡張する方法でもちいることとで、雲泥の差が生まれる。思考が深まらない理由を参加者のモチベーションの低さや生徒の発想力欠如に責任転嫁するようなリーダーでは、誰も創造的なアイデアを持ち寄ろうとは思わない。 そこで本講義においては、まず生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用し、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるカリキュラムとする。そのうえで、それらシステムに単に依存するのではなく、それらシステムを活用した上で対話の場を創造的に活性化するコミュニケーションデザインを実践的に習得することを目指す。大学生にとっては日常的であろう自己紹介方法やミーティングの持ち方まで、これからの人生で何度となく経験する対話の一つ一つがすべて創造的な対話となるようなコツの習得を目標とする。 |
||||||
(到達目標) | 伝えると伝わる、討論と議論、問題と課題など、類似概念を明瞭に言い分けるような丁寧な概念理解を経て、コミュニケーションデザインに必要な観点を習得し、具体事例を幅広く体験的に理解することで、学生自らが実践できるようなデザイン手法の習得を目指す。 また、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用することで、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとする。 |
||||||
(授業計画と内容) | 本講義では、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用しながら、以下のような課題について、1課題あたり2〜3週ずつ授業をする予定である。 1.コミュニケーションデザインとはなにか 2.自己紹介と他己紹介 3.身体配置が対話にもたらす変化 4.質問・発問・問いの違いと問いのデザイン 5.水平思考と創造的思考など多様な発想法 6.討論・交渉・議論の違いと創造的対話の作り方 7.ダイバーシティ&インクルージョン 8.生成AIや先端ICTを活用した発想支援 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 なお、これらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとするため、経験の有無は一切問わない。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回授業において討論への積極的な参加と中間レポートを平常点(40%)とし、最終レポート提出(60%)とを組み合わせて総合的に評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『問いのデザイン』
(学芸出版社、2020)
ISBN:4761527439
『問いの立て方』
(筑摩書房、2021)
ISBN:4480073701
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 日頃から異分野、異業種、異世代など、手法や価値観が異なる相手と協働し、議論する機会を意識してもっておくこと。そこで得る違和感を言語化することが予習であり、本講義で得た技法を積極的にその議論の場で試すことが復習である。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 児童生徒の能動的な学びを引き出す新しい学習環境デザインに関心のある学生、企業組織において創造的なアイデアを生み出し続けるチームづくりやリーダーシップに関心のある学生、異分野異業種の学生同士、専門家との議論の深め方に関心のある学生にとって、とくに本セミナーでの手法習得が効果的だと考えられる。 | ||||||
ILASセミナー :コミュニケーションデザイン
(科目名)
ILAS Seminar :Communication Design
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 25(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 総合博物館セミナー室 |
|||||||
(キーワード) 問いのデザイン / 問いの立て方 / コミュニケーションデザイン / インクルーシブデザイン / 創造性 | |||||||
(授業の概要・目的)
生成AIをはじめとする利便性の高いシステムがどんなに台頭しても、発想の基点は当然ながら人間であり、これをもとにチームの創造的対話を促す一言を発するのはあくまでも人間のリーダーである。「世の中にない新しいサービスを考えろ」と声を荒げても、「自由に発想して好きなことをなんでも話し合ってください」と猫なで声で話しても、それだけでチームメンバーの思考が深まるとはかぎらない。生成AIの利用もまた、それを依存的にもちいることと、自己の創造性を拡張する方法でもちいることとで、雲泥の差が生まれる。思考が深まらない理由を参加者のモチベーションの低さや生徒の発想力欠如に責任転嫁するようなリーダーでは、誰も創造的なアイデアを持ち寄ろうとは思わない。
そこで本講義においては、まず生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用し、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるカリキュラムとする。そのうえで、それらシステムに単に依存するのではなく、それらシステムを活用した上で対話の場を創造的に活性化するコミュニケーションデザインを実践的に習得することを目指す。大学生にとっては日常的であろう自己紹介方法やミーティングの持ち方まで、これからの人生で何度となく経験する対話の一つ一つがすべて創造的な対話となるようなコツの習得を目標とする。 |
|||||||
(到達目標)
伝えると伝わる、討論と議論、問題と課題など、類似概念を明瞭に言い分けるような丁寧な概念理解を経て、コミュニケーションデザインに必要な観点を習得し、具体事例を幅広く体験的に理解することで、学生自らが実践できるようなデザイン手法の習得を目指す。
また、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用することで、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとする。 |
|||||||
(授業計画と内容)
本講義では、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用しながら、以下のような課題について、1課題あたり2〜3週ずつ授業をする予定である。 1.コミュニケーションデザインとはなにか 2.自己紹介と他己紹介 3.身体配置が対話にもたらす変化 4.質問・発問・問いの違いと問いのデザイン 5.水平思考と創造的思考など多様な発想法 6.討論・交渉・議論の違いと創造的対話の作り方 7.ダイバーシティ&インクルージョン 8.生成AIや先端ICTを活用した発想支援 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 なお、これらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとするため、経験の有無は一切問わない。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回授業において討論への積極的な参加と中間レポートを平常点(40%)とし、最終レポート提出(60%)とを組み合わせて総合的に評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
『問いのデザイン』
(学芸出版社、2020)
ISBN:4761527439
『問いの立て方』
(筑摩書房、2021)
ISBN:4480073701
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
日頃から異分野、異業種、異世代など、手法や価値観が異なる相手と協働し、議論する機会を意識してもっておくこと。そこで得る違和感を言語化することが予習であり、本講義で得た技法を積極的にその議論の場で試すことが復習である。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
児童生徒の能動的な学びを引き出す新しい学習環境デザインに関心のある学生、企業組織において創造的なアイデアを生み出し続けるチームづくりやリーダーシップに関心のある学生、異分野異業種の学生同士、専門家との議論の深め方に関心のある学生にとって、とくに本セミナーでの手法習得が効果的だと考えられる。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :省エネルギー社会を支える材料とデバイス
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Electric and Electronic Materials | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 総合研究11号館114講義室 | ||||||
(キーワード) | 物理 / 電気・電子 | ||||||
(授業の概要・目的) | 我々の日常生活を支える家電製品、自動車、携帯電話、通信機器、PCなどの様々な工業製品には、多くの電子材料やデバイスが活用されている。現在、持続可能社会の実現に向けてこれらの工業製品の省エネルギー化が急務であり、そのための材料やデバイスに関する研究開発が精力的に行われている。本セミナーでは、これらの工業製品の機能や、それらをもたらす物質の性質についての講義を行う。また、受講者の文献調査、レポート作成やプレゼンテーションを通じて、科学技術文章の書き方を学ぶとともに、工業製品を構成する材料・デバイスの性質およびその応用に関する理解を深める。 | ||||||
(到達目標) | 身の回りの工業製品に含まれる主な電子材料およびその機能について理解するとともに、これらの基本的な動作原理について理解・説明できるようになること。 文献調査、レポート作成やプレゼンテーションの基本的なスキルを学び、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 オリエンテーション 身の回りの工業製品に使用されている電子材料の概要を説明し、今後の授業の 進め方を周知する。 第2回 科学技術文章の作成技術に関して講義する。 第3回〜第14回 以下のような課題について、1課題あたり3週程度かけて概要を講義し、 受講者が担当の課題についてレポートを作成・発表する。 ・半導体 ・超伝導 ・レーザー ・電池 第15回 最終課題発表 |
||||||
(履修要件) |
高校時に物理を履修していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各課題のレポート(4回、各10点)、最終課題発表(60点)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
プリント配布
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | レポートおよびプレゼンテーション資料の作成では、進捗状況に応じて課題が与えれられる。次回までに与えられた課題(構成の見直しや文献調査等)を行い、資料のブラッシュアップを継続して行う。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | レポート作成のためのPC環境が利用できることが望ましい。 | ||||||
ILASセミナー :省エネルギー社会を支える材料とデバイス
(科目名)
ILAS Seminar :Electric and Electronic Materials
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 総合研究11号館114講義室 |
|||||||
(キーワード) 物理 / 電気・電子 | |||||||
(授業の概要・目的)
我々の日常生活を支える家電製品、自動車、携帯電話、通信機器、PCなどの様々な工業製品には、多くの電子材料やデバイスが活用されている。現在、持続可能社会の実現に向けてこれらの工業製品の省エネルギー化が急務であり、そのための材料やデバイスに関する研究開発が精力的に行われている。本セミナーでは、これらの工業製品の機能や、それらをもたらす物質の性質についての講義を行う。また、受講者の文献調査、レポート作成やプレゼンテーションを通じて、科学技術文章の書き方を学ぶとともに、工業製品を構成する材料・デバイスの性質およびその応用に関する理解を深める。
|
|||||||
(到達目標)
身の回りの工業製品に含まれる主な電子材料およびその機能について理解するとともに、これらの基本的な動作原理について理解・説明できるようになること。
文献調査、レポート作成やプレゼンテーションの基本的なスキルを学び、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 オリエンテーション 身の回りの工業製品に使用されている電子材料の概要を説明し、今後の授業の 進め方を周知する。 第2回 科学技術文章の作成技術に関して講義する。 第3回〜第14回 以下のような課題について、1課題あたり3週程度かけて概要を講義し、 受講者が担当の課題についてレポートを作成・発表する。 ・半導体 ・超伝導 ・レーザー ・電池 第15回 最終課題発表 |
|||||||
(履修要件)
高校時に物理を履修していることが望ましい。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
各課題のレポート(4回、各10点)、最終課題発表(60点)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
プリント配布
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
レポートおよびプレゼンテーション資料の作成では、進捗状況に応じて課題が与えれられる。次回までに与えられた課題(構成の見直しや文献調査等)を行い、資料のブラッシュアップを継続して行う。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
レポート作成のためのPC環境が利用できることが望ましい。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :インド仏教思想入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Indian Buddhist Thought | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 共北3C | ||||||
(キーワード) | 中国哲学、印度哲学および仏教学関連 / 仏教 / 空 / インド | ||||||
(授業の概要・目的) | 大乗仏教で説かれる空に注目してインド仏教文献の和訳を精読し、それを起点にインド仏教全般について理解を深めることを目的とする。この授業では原典そのものを扱うことができないため、結果としてインド仏教文献の翻訳の限界と可能性についても考えることになる。 | ||||||
(到達目標) | 文献資料を批判的に扱うための基礎的な能力を養いつつ、インド仏教思想の諸問題について正確な理解を身に付ける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回の授業では、イントロダクションとして授業のガイダンスを行い、授業で扱う文献を読み進めるために必要となる基礎的な事項について解説する。第2回以降は、以下の各項目について必要な解説を行った上で、受講者全員で関連するインド仏教文献の和訳を精読し、関連する諸問題について議論する。受講者の理解度も考慮しながら授業を進めるため、各項目の回数は予定である。括弧内には、参考のために主に取り上げるインド仏教文献を挙げている。 1 イントロダクション 2-3 大乗仏教における空性と慈悲(『八千頌般若経』) 4 慈悲の修習(『修習次第』) 5 菩提心(『修習次第』) 6 智慧と方便(『修習次第』) 7-8 ナーガールジュナ(龍樹)の説く空(『中論』) 9-11 中観派と自立論証(『明らかなことば』) 12 空性と智慧(『修習次第』) 13-14 止と観(『修習次第』) 15 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 積極的な授業参加と各項目毎に課される課題の評価を含む平常点(60%)と期末レポート(40%)に基づく総合評価。詳細は初回授業の中で説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業中にプリントを配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で講読する文献をあらかじめ読み、自身の疑問点を整理した上で授業に臨むことが求められる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :インド仏教思想入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Indian Buddhist Thought
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 共北3C |
|||||||
(キーワード) 中国哲学、印度哲学および仏教学関連 / 仏教 / 空 / インド | |||||||
(授業の概要・目的)
大乗仏教で説かれる空に注目してインド仏教文献の和訳を精読し、それを起点にインド仏教全般について理解を深めることを目的とする。この授業では原典そのものを扱うことができないため、結果としてインド仏教文献の翻訳の限界と可能性についても考えることになる。
|
|||||||
(到達目標)
文献資料を批判的に扱うための基礎的な能力を養いつつ、インド仏教思想の諸問題について正確な理解を身に付ける。
|
|||||||
(授業計画と内容)
第1回の授業では、イントロダクションとして授業のガイダンスを行い、授業で扱う文献を読み進めるために必要となる基礎的な事項について解説する。第2回以降は、以下の各項目について必要な解説を行った上で、受講者全員で関連するインド仏教文献の和訳を精読し、関連する諸問題について議論する。受講者の理解度も考慮しながら授業を進めるため、各項目の回数は予定である。括弧内には、参考のために主に取り上げるインド仏教文献を挙げている。 1 イントロダクション 2-3 大乗仏教における空性と慈悲(『八千頌般若経』) 4 慈悲の修習(『修習次第』) 5 菩提心(『修習次第』) 6 智慧と方便(『修習次第』) 7-8 ナーガールジュナ(龍樹)の説く空(『中論』) 9-11 中観派と自立論証(『明らかなことば』) 12 空性と智慧(『修習次第』) 13-14 止と観(『修習次第』) 15 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
積極的な授業参加と各項目毎に課される課題の評価を含む平常点(60%)と期末レポート(40%)に基づく総合評価。詳細は初回授業の中で説明する。
|
|||||||
(教科書)
授業中にプリントを配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業で講読する文献をあらかじめ読み、自身の疑問点を整理した上で授業に臨むことが求められる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :X線観測衛星による高エネルギー天文学実習
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Analysis of X-ray Satellite Data for High Energy Astrophysics | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 理学研究科5号館341号室 | ||||||
(キーワード) | 天文学 / 高エネルギー宇宙物理 / 人工衛星 / 観測研究 / X線 | ||||||
(授業の概要・目的) | 宇宙にはX線で輝く天体が無数に存在しています。例えばブラックホール周辺の降着円盤、暗黒物質に束縛された銀河団ガス、超新星爆発を起こした星の残骸などは、X線天体の代表例です。それらの正体は様々な物理機構によって数万度から数億度まで加熱された超高温プラズマです。こうしたプラズマからのX線放射を検出することは、宇宙の到るところで起きている激しい高エネルギー活動の現場を捉えることに他なりません。X線天文学は、こうした宇宙の極限環境でしか実現し得ない高エネルギー現象の物理を観測を通じて明らかにしてきました。 本ILASセミナーでは、当研究室を含む日本の研究機関が開発し2005年に打ち上げたX線観測衛星すざく、および1999年にNASAが打ち上げたChandra衛星の公開データを用いて、任意の天体のデータ解析実習を行います。手元にPCがあれば誰でも行える簡単な解析手法からX線天体の様々な物理量を測定し、それが現代の天文学においてどのような意味を持つかを説明します。その過程で天体物理学の基本や衛星データ解析の方法論を楽しみながら学びます。 |
||||||
(到達目標) | ・観測研究の基本、X線観測衛星で取得したデータから天体の科学的な情報を引き出すまでの手順を実際に手を動かしながら習得する。 ・その過程で天体物理学や人工衛星、そこに搭載された検出器の特性を理解する。 |
||||||
(授業計画と内容) | ・授業回数はフィードバックを含め全15回とします。 ・初回に本セミナーの目標・進め方を説明します。 ・その後の数回で観測衛星・X線天体について調べ、ゼミ発表を行います。 ・その後、各自で研究したい天体を決めて、データ解析実習に移ります。どの天体をターゲットにするかは授業の中で説明します。 ・それぞれの天体の観測からどのような知見が得られたかを発表する回を設けます。 下記は昨年度の例です。 第1回 高エネルギー天文学実習ガイダンス 第2回 X線天文学の基礎セミナー(超新星の爆発機構) 第3回 X線天文学の基礎セミナー 第4回 X線天文学の基礎セミナー 第5回 オンラインを利用したすざく衛星データの天体解析方法 第6回 天体解析実習(続き) 第7回 X線スペクトルからの物理量の測定 第8回 超新星残骸の重元素測定 第9回 各自の天体解析結果から超新星の素性を突き止める 第10回 仮想マシンを利用したChandra衛星データの天体解析方法 第11回 天体解析実習(続き) 第12回 X線天体画像からの物理量の測定 第13回 超新星残骸の重元素分布の調査 第14回 総括 |
||||||
(履修要件) |
宇宙や天文に興味があることが受講の条件です。X線の物理過程に踏み込むので理学部向きです。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況とゼミ・実習での積極的姿勢をもとに評価する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
未定
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 実習では次回までの課題が出ることがあります。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特別な予備知識は必要としません。実習にはPCを使用します。何台かはこちらで用意しますが、自分でノートPCを持ち込める人、大歓迎です。Mac, Windowsどちらでも可。場合によっては二人一組での実習になります。 特にオフィスアワーは設けていませんが、実習で詰まった場合はいつでも対応します。 |
||||||
ILASセミナー :X線観測衛星による高エネルギー天文学実習
(科目名)
ILAS Seminar :Analysis of X-ray Satellite Data for High Energy Astrophysics
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 理学研究科5号館341号室 |
|||||||
(キーワード) 天文学 / 高エネルギー宇宙物理 / 人工衛星 / 観測研究 / X線 | |||||||
(授業の概要・目的)
宇宙にはX線で輝く天体が無数に存在しています。例えばブラックホール周辺の降着円盤、暗黒物質に束縛された銀河団ガス、超新星爆発を起こした星の残骸などは、X線天体の代表例です。それらの正体は様々な物理機構によって数万度から数億度まで加熱された超高温プラズマです。こうしたプラズマからのX線放射を検出することは、宇宙の到るところで起きている激しい高エネルギー活動の現場を捉えることに他なりません。X線天文学は、こうした宇宙の極限環境でしか実現し得ない高エネルギー現象の物理を観測を通じて明らかにしてきました。
本ILASセミナーでは、当研究室を含む日本の研究機関が開発し2005年に打ち上げたX線観測衛星すざく、および1999年にNASAが打ち上げたChandra衛星の公開データを用いて、任意の天体のデータ解析実習を行います。手元にPCがあれば誰でも行える簡単な解析手法からX線天体の様々な物理量を測定し、それが現代の天文学においてどのような意味を持つかを説明します。その過程で天体物理学の基本や衛星データ解析の方法論を楽しみながら学びます。 |
|||||||
(到達目標)
・観測研究の基本、X線観測衛星で取得したデータから天体の科学的な情報を引き出すまでの手順を実際に手を動かしながら習得する。
・その過程で天体物理学や人工衛星、そこに搭載された検出器の特性を理解する。 |
|||||||
(授業計画と内容)
・授業回数はフィードバックを含め全15回とします。 ・初回に本セミナーの目標・進め方を説明します。 ・その後の数回で観測衛星・X線天体について調べ、ゼミ発表を行います。 ・その後、各自で研究したい天体を決めて、データ解析実習に移ります。どの天体をターゲットにするかは授業の中で説明します。 ・それぞれの天体の観測からどのような知見が得られたかを発表する回を設けます。 下記は昨年度の例です。 第1回 高エネルギー天文学実習ガイダンス 第2回 X線天文学の基礎セミナー(超新星の爆発機構) 第3回 X線天文学の基礎セミナー 第4回 X線天文学の基礎セミナー 第5回 オンラインを利用したすざく衛星データの天体解析方法 第6回 天体解析実習(続き) 第7回 X線スペクトルからの物理量の測定 第8回 超新星残骸の重元素測定 第9回 各自の天体解析結果から超新星の素性を突き止める 第10回 仮想マシンを利用したChandra衛星データの天体解析方法 第11回 天体解析実習(続き) 第12回 X線天体画像からの物理量の測定 第13回 超新星残骸の重元素分布の調査 第14回 総括 |
|||||||
(履修要件)
宇宙や天文に興味があることが受講の条件です。X線の物理過程に踏み込むので理学部向きです。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況とゼミ・実習での積極的姿勢をもとに評価する。詳細は授業中に説明する。
|
|||||||
(教科書)
未定
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
実習では次回までの課題が出ることがあります。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
特別な予備知識は必要としません。実習にはPCを使用します。何台かはこちらで用意しますが、自分でノートPCを持ち込める人、大歓迎です。Mac, Windowsどちらでも可。場合によっては二人一組での実習になります。
特にオフィスアワーは設けていませんが、実習で詰まった場合はいつでも対応します。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :来るべき民主主義と平和のかたち
|
(英 訳) | ILAS Seminar :The shapes of democracy and peace to come | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||||||||||||||
(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||||||||||||||||||||
(教室) | 1共22 | ||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 戦争 / 平和 / 民主主義 / 構造的暴力 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | テーマ:構造的暴力 −戦争がなければ平和なのか− 20世紀は戦争による死者が歴史上最も多かった100年間であった。21世紀に入って、国家間の全面的な紛争は減少したかに見えるが、民族や宗教の対立あるいは政治経済的利害に基づく地域的な紛争は依然として後を絶たない。 平和という言葉は戦争に対置してしばしば用いられるが、戦争がない状態が平和だと果たして言えるだろうか。物理的な暴力にさらされていなくても、幸福を追求することができない人や社会は世界に存在する。政治的抑圧、経済的搾取、文化的排除など、社会の仕組みのもとで人々の暮らしが脅かされることを、構造的暴力と呼ぶ。構造的暴力はシステムとして働くので、暴力をふるう主体は見えにくいが、私たちの身の回りに確かに存在している。さらに厄介なことには、グローバル化が進行した現代の社会では国境をこえて構造的暴力が作用するし、構造的暴力の被害者が、別の構造的暴力を支えていることさえ考えられる。 本セミナーではこれらの問題について受講者とともに考える。具体的な事実に基づいて「来るべき民主主義と平和のかたち」を受講者が自分で考える思考能力を養うことを目的とする。 |
||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 構造的暴力という視点から平和の意味を捉えなおし、これからの社会が向き合わなければならない諸問題の解決のために、複眼的でグローカルな視点に基づいて考える習慣を身につけることを目標とする。授業では解決策を提示して解説をするのではなく、あくまで受講者が自力で考えることを促す。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション 授業で取り上げる問題について概説し、参考文献の紹介、授業の進め方について説明を行う。 第2回以降第10回までは、講師による講義と、グループ別に報告を準備するための時間を設ける。講師による講義は、「構造的暴力」の問題にかかわって各回別の講師が担当し、毎回の講義の終了後に質疑をおこない、参加者が授業の終わりにコメントシートを提出する(下記の日程は仮日程、講師の担当日は変わる可能性がある)。 第11回以降は、グループ別のプレゼン/討論の時間とする。 グループ別の発表のテーマは、なんらかの形で「戦争/平和」という主題に関係していることが求められるが、講師による講義内容にかかわりなく、自由に設定することが可能である。 第 2回 講義と質疑 第 3回 講義と質疑 第 4回 グループ分け・グループ別プレゼン準備 第 5回 講義と質疑 第 6回 講義と質疑 第 7回 グループ別プレゼン準備 第 8回 講義と質疑 第 9回 講義と質疑 第10回 グループ別プレゼン準備 第11回 グループ別プレゼン/討論 第12回 グループ別プレゼン/討論 第13回 グループ別プレゼン/討論 第14回 グループ別プレゼン/討論 第15回 フィードバック |
||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(授業での議論参加)…6割 学期末レポート…4割 詳細は初回授業で説明する。 |
||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||||||||
(参考書等) |
授業のテーマについてさらに学びたい受講者には担当教員が随時指示する。
|
||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 国内外の出来事について報道されるニュースに常に接しておく。授業の内容に関連して関心をもった出来事があれば、次の授業においてそれを質問・紹介する。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 社会に対するアンテナを日常的に張り巡らして様々なことに好奇心を発揮する態度と、与えられた知識を鵜呑みにするのではなく、常に批判的に問い返す姿勢を受講者には求めたい。 | ||||||||||||||||||||||||
ILASセミナー :来るべき民主主義と平和のかたち
(科目名)
ILAS Seminar :The shapes of democracy and peace to come
(英 訳)
|
|
|||||||||||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
||||||||||||||||
(曜時限)
水5 (教室) 1共22 |
||||||||||||||||
(キーワード) 戦争 / 平和 / 民主主義 / 構造的暴力 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
テーマ:構造的暴力 −戦争がなければ平和なのか−
20世紀は戦争による死者が歴史上最も多かった100年間であった。21世紀に入って、国家間の全面的な紛争は減少したかに見えるが、民族や宗教の対立あるいは政治経済的利害に基づく地域的な紛争は依然として後を絶たない。 平和という言葉は戦争に対置してしばしば用いられるが、戦争がない状態が平和だと果たして言えるだろうか。物理的な暴力にさらされていなくても、幸福を追求することができない人や社会は世界に存在する。政治的抑圧、経済的搾取、文化的排除など、社会の仕組みのもとで人々の暮らしが脅かされることを、構造的暴力と呼ぶ。構造的暴力はシステムとして働くので、暴力をふるう主体は見えにくいが、私たちの身の回りに確かに存在している。さらに厄介なことには、グローバル化が進行した現代の社会では国境をこえて構造的暴力が作用するし、構造的暴力の被害者が、別の構造的暴力を支えていることさえ考えられる。 本セミナーではこれらの問題について受講者とともに考える。具体的な事実に基づいて「来るべき民主主義と平和のかたち」を受講者が自分で考える思考能力を養うことを目的とする。 |
||||||||||||||||
(到達目標)
構造的暴力という視点から平和の意味を捉えなおし、これからの社会が向き合わなければならない諸問題の解決のために、複眼的でグローカルな視点に基づいて考える習慣を身につけることを目標とする。授業では解決策を提示して解説をするのではなく、あくまで受講者が自力で考えることを促す。
|
||||||||||||||||
(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション 授業で取り上げる問題について概説し、参考文献の紹介、授業の進め方について説明を行う。 第2回以降第10回までは、講師による講義と、グループ別に報告を準備するための時間を設ける。講師による講義は、「構造的暴力」の問題にかかわって各回別の講師が担当し、毎回の講義の終了後に質疑をおこない、参加者が授業の終わりにコメントシートを提出する(下記の日程は仮日程、講師の担当日は変わる可能性がある)。 第11回以降は、グループ別のプレゼン/討論の時間とする。 グループ別の発表のテーマは、なんらかの形で「戦争/平和」という主題に関係していることが求められるが、講師による講義内容にかかわりなく、自由に設定することが可能である。 第 2回 講義と質疑 第 3回 講義と質疑 第 4回 グループ分け・グループ別プレゼン準備 第 5回 講義と質疑 第 6回 講義と質疑 第 7回 グループ別プレゼン準備 第 8回 講義と質疑 第 9回 講義と質疑 第10回 グループ別プレゼン準備 第11回 グループ別プレゼン/討論 第12回 グループ別プレゼン/討論 第13回 グループ別プレゼン/討論 第14回 グループ別プレゼン/討論 第15回 フィードバック |
||||||||||||||||
(履修要件)
特になし
|
||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(授業での議論参加)…6割
学期末レポート…4割 詳細は初回授業で説明する。 |
||||||||||||||||
(教科書)
使用しない
|
||||||||||||||||
(参考書等)
授業のテーマについてさらに学びたい受講者には担当教員が随時指示する。
|
||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
国内外の出来事について報道されるニュースに常に接しておく。授業の内容に関連して関心をもった出来事があれば、次の授業においてそれを質問・紹介する。
|
||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
社会に対するアンテナを日常的に張り巡らして様々なことに好奇心を発揮する態度と、与えられた知識を鵜呑みにするのではなく、常に批判的に問い返す姿勢を受講者には求めたい。
|
||||||||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :文化人類学調査法
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Cultural Anthropological Research | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||
(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||||||||
(教室) | 1共23 | ||||||||||||
(キーワード) | フィールドワーク / 調査計画 / 資料収集 / 文化人類学 | ||||||||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的) | フィールドワークは、文化人類学における必須の資料収集方法である。本演習は、文化人類学のフィールドワーク法を体得する準備段階に位置づけられる。そのため、段階を踏んで、初歩的なフィールドワークの経験を積むことが、本演習の概要である。まず、準備作業としての事前情報収集、人類学的な主題設定と計画立案を行う。つぎに、教員が受講生を引率して、実際に調査地に泊り込みで出かけ、一次資料を集める。さらに、収集資料をまとめて考察し、口頭発表する。2025年度は、奈良県大淀町近辺において、6月21日(土)〜6月22日(日)に実施する予定である。場所や日程については、受講生との相談により正式に決定する ただし、感染症や気象等の状況によっては、フィールドワークを中止することもある。 |
||||||||||||
(到達目標) | 本演習の目標は、下記の手順により、フィールドワークの基本的な技法を体得することにある。 1)文献等を事前に収集して準備作業を行い、実践的な調査計画を立てる。 2)実地調査地に行き、調査計画に基づいて聞き取りや参与観察を行う。 3)収集資料をまとめて分析し、テーマに基づいて考察する。 単なる情報収集に終わることなく、人類学的に考察を行うことが重要である。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回〜第4回:日本語で書かれたフィールドワークの方法論や民族誌を輪読し、担当者が発表する。発表内容について討論する。 第5回〜第7回:受講生自らが関心をもつ個別の対象について、調査地に関わる文献等を渉猟して、基本情報を収集し、口頭発表と討論を行う。なお、資料収集においては、授業時間外の自習を含む。 第8回〜第11回:個別対象から抽出した人類学的なテーマについて、文献を読む。学生自らの問題関心を人類学の既存研究と結びつける。問題関心に基づいて、予備調査計画を立てて口頭発表し、全員で討論する。 授業時間外:調査地に赴いて調査を行い(1泊2日)、現地で収集資料をまとめる。 第12回〜第14回:調査資料を整理したうえで考察し、口頭発表する。 第15回:授業の総括およびフィードバック |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業における積極性、情報をまとめたプレゼンテーション、議論、発表レジュメの充実度をもとに評価する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
参考資料となる市町村史等が図書館に入っているので、活用すること。
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | フィールドワークに関わる文献に目を通す。また、授業の性格上、自分の関心テーマに関して、積極的に文献研究や情報収集を行う。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 自ら積極的に調査する意欲が必要である。多様な事象に興味を持ち、疑問に基づいて課題を設定し、自ら解決するために創意工夫する態度が望まれる。人類学関連科目が多数開講されているので、それらを履修することが推奨される。 なお、フィールドワークを実施する場合、かかる費用は受講生の負担となる。調査に先立ち、学生教育災害傷害保険に加入しておくこと。 1泊2日の調査費用は、受講生の自己負担であり、今年度の往復交通・宿泊費は、合計1万5000円程度(現地での活動費・食費を除く)を想定している。 |
||||||||||||
ILASセミナー :文化人類学調査法
(科目名)
ILAS Seminar :Cultural Anthropological Research
(英 訳)
|
|
|||||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
||||||||||
(曜時限)
水5 (教室) 1共23 |
||||||||||
(キーワード) フィールドワーク / 調査計画 / 資料収集 / 文化人類学 | ||||||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
フィールドワークは、文化人類学における必須の資料収集方法である。本演習は、文化人類学のフィールドワーク法を体得する準備段階に位置づけられる。そのため、段階を踏んで、初歩的なフィールドワークの経験を積むことが、本演習の概要である。まず、準備作業としての事前情報収集、人類学的な主題設定と計画立案を行う。つぎに、教員が受講生を引率して、実際に調査地に泊り込みで出かけ、一次資料を集める。さらに、収集資料をまとめて考察し、口頭発表する。2025年度は、奈良県大淀町近辺において、6月21日(土)〜6月22日(日)に実施する予定である。場所や日程については、受講生との相談により正式に決定する
ただし、感染症や気象等の状況によっては、フィールドワークを中止することもある。 |
||||||||||
(到達目標)
本演習の目標は、下記の手順により、フィールドワークの基本的な技法を体得することにある。
1)文献等を事前に収集して準備作業を行い、実践的な調査計画を立てる。 2)実地調査地に行き、調査計画に基づいて聞き取りや参与観察を行う。 3)収集資料をまとめて分析し、テーマに基づいて考察する。 単なる情報収集に終わることなく、人類学的に考察を行うことが重要である。 |
||||||||||
(授業計画と内容)
第1回〜第4回:日本語で書かれたフィールドワークの方法論や民族誌を輪読し、担当者が発表する。発表内容について討論する。 第5回〜第7回:受講生自らが関心をもつ個別の対象について、調査地に関わる文献等を渉猟して、基本情報を収集し、口頭発表と討論を行う。なお、資料収集においては、授業時間外の自習を含む。 第8回〜第11回:個別対象から抽出した人類学的なテーマについて、文献を読む。学生自らの問題関心を人類学の既存研究と結びつける。問題関心に基づいて、予備調査計画を立てて口頭発表し、全員で討論する。 授業時間外:調査地に赴いて調査を行い(1泊2日)、現地で収集資料をまとめる。 第12回〜第14回:調査資料を整理したうえで考察し、口頭発表する。 第15回:授業の総括およびフィードバック |
||||||||||
(履修要件)
特になし
|
||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業における積極性、情報をまとめたプレゼンテーション、議論、発表レジュメの充実度をもとに評価する。詳細は授業中に説明する。
|
||||||||||
(教科書)
使用しない
|
||||||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
参考資料となる市町村史等が図書館に入っているので、活用すること。
|
||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
フィールドワークに関わる文献に目を通す。また、授業の性格上、自分の関心テーマに関して、積極的に文献研究や情報収集を行う。
|
||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
自ら積極的に調査する意欲が必要である。多様な事象に興味を持ち、疑問に基づいて課題を設定し、自ら解決するために創意工夫する態度が望まれる。人類学関連科目が多数開講されているので、それらを履修することが推奨される。
なお、フィールドワークを実施する場合、かかる費用は受講生の負担となる。調査に先立ち、学生教育災害傷害保険に加入しておくこと。 1泊2日の調査費用は、受講生の自己負担であり、今年度の往復交通・宿泊費は、合計1万5000円程度(現地での活動費・食費を除く)を想定している。 |
||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :民俗学ゼミ
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Folklore Studies | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 人文科学研究所本館4F421号室 | ||||||
(キーワード) | 文化人類学および民俗学関連 / 民俗(民間伝承) / 衣食住 / 経済生活 / 社会組織 | ||||||
(授業の概要・目的) | 民俗学とは、人間の「せつなさ」と「しょうもなさ」に寄り添う学問ではないかと思う。普通の人々が日々の暮らしのなかから創り上げ、承け伝えてきたコトバ、モノ、ワザといったものの総体、そしてその結果として存在する「私たち自身」を「民俗資料」と名づけ、そこから、文字資料には決して書き残されることのなかった普通の人々の歴史を探ることを試みる学問である。本ゼミは、民俗学の目的と方法を、その創始者・柳田国男(1875−1962)の学問的生涯に即して説明した上で、衣食住、経済生活、社会組織などの個別分野についてとりあげる予定である。 | ||||||
(到達目標) | 民俗学の基本的な考え方と初歩的な実践方法を理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下のトピックにつき、現地見学、ディスカッション、資料調査等を行う。 1.使用上の注意 2,柳田国男の生涯 3.民俗学の方法 4.たべる—食— 5.すむ—住— 6.きる—衣— 7.生活史作成の注意1 8.はたらく−生産・生業− 9.はこぶ−交通・運輸− 10.とりかえる−交換・交易− 11.生活史作成の注意2 12.つどう1−血縁− 13.つどう2−地縁− 14.つどう3−社縁− 15.まとめ(フィードバック) |
||||||
(履修要件) |
講義「民俗学Ⅰ」(水4)を併せて履修すること。講義内容を前提にゼミを行う。諸般の事情により履修のできない場合は、補足のための課題を課す。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ゼミへの参加の積極性およびゼミ活動に関する期末レポートにより評価する。詳細は授業中に説明する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『柳田国男と民俗学の近代』
(吉川弘文館)
ISBN:9784642075442
『身体論のすすめ』
(丸善)
ISBN:4621075985
『日本的思考の原型』
(講談社)
ISBN:4061158066
『民俗学入門』
(岩波書店)
ISBN:978-4-00-431910-8
『書いてみた生活史:学生とつくる民俗学』
(実生社)
ISBN:978-4-910686-13-4
その他、授業中に適宜紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 知的好奇心の旺盛な受講生を歓迎する。 予習・復習等については授業中に随時指示する。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 学生教育研究災害傷害保険へ加入すること(新入生は原則的に必須となっています)。交通費(通常は市バス往復運賃程度)原則学生負担となります。 初回は人文科学研究所本館の玄関(東側)にお集まりください。 |
||||||
ILASセミナー :民俗学ゼミ
(科目名)
ILAS Seminar :Folklore Studies
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 人文科学研究所本館4F421号室 |
|||||||
(キーワード) 文化人類学および民俗学関連 / 民俗(民間伝承) / 衣食住 / 経済生活 / 社会組織 | |||||||
(授業の概要・目的)
民俗学とは、人間の「せつなさ」と「しょうもなさ」に寄り添う学問ではないかと思う。普通の人々が日々の暮らしのなかから創り上げ、承け伝えてきたコトバ、モノ、ワザといったものの総体、そしてその結果として存在する「私たち自身」を「民俗資料」と名づけ、そこから、文字資料には決して書き残されることのなかった普通の人々の歴史を探ることを試みる学問である。本ゼミは、民俗学の目的と方法を、その創始者・柳田国男(1875−1962)の学問的生涯に即して説明した上で、衣食住、経済生活、社会組織などの個別分野についてとりあげる予定である。
|
|||||||
(到達目標)
民俗学の基本的な考え方と初歩的な実践方法を理解する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下のトピックにつき、現地見学、ディスカッション、資料調査等を行う。 1.使用上の注意 2,柳田国男の生涯 3.民俗学の方法 4.たべる—食— 5.すむ—住— 6.きる—衣— 7.生活史作成の注意1 8.はたらく−生産・生業− 9.はこぶ−交通・運輸− 10.とりかえる−交換・交易− 11.生活史作成の注意2 12.つどう1−血縁− 13.つどう2−地縁− 14.つどう3−社縁− 15.まとめ(フィードバック) |
|||||||
(履修要件)
講義「民俗学Ⅰ」(水4)を併せて履修すること。講義内容を前提にゼミを行う。諸般の事情により履修のできない場合は、補足のための課題を課す。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
ゼミへの参加の積極性およびゼミ活動に関する期末レポートにより評価する。詳細は授業中に説明する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
『柳田国男と民俗学の近代』
(吉川弘文館)
ISBN:9784642075442
『身体論のすすめ』
(丸善)
ISBN:4621075985
『日本的思考の原型』
(講談社)
ISBN:4061158066
『民俗学入門』
(岩波書店)
ISBN:978-4-00-431910-8
『書いてみた生活史:学生とつくる民俗学』
(実生社)
ISBN:978-4-910686-13-4
その他、授業中に適宜紹介する。
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
知的好奇心の旺盛な受講生を歓迎する。
予習・復習等については授業中に随時指示する。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
学生教育研究災害傷害保険へ加入すること(新入生は原則的に必須となっています)。交通費(通常は市バス往復運賃程度)原則学生負担となります。
初回は人文科学研究所本館の玄関(東側)にお集まりください。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :教育・社会・国家
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Education, Society and Nation-State | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 人環棟535 | ||||||
(キーワード) | 映画 / 表象 / 教師生徒関係 / 学校制度の比較史 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 古今東西の映画のなかで、教育を主題にしたものや教育の世界(教師や生徒や学校の日常の人間関係)が濃密に描かれた作品をいくつか取り上げ、そこに描かれた像を考察することを通して、教育が歴史・社会的文脈においてしか成立しえない事象であることを理解し、また教育学に包含される問題群がいかに幅広く、多様なものであるかを理解することを目指す。取り上げる作品は日本だけのものに偏らず、アメリカやヨーロッパのものを多く含むことで比較社会・比較教育的な試みを可能にする。 |
||||||
(到達目標) | 教育が歴史・社会的文脈においてしか成立しえない事象であることを理解し、教育学に包含される問題群がいかに幅広く、多様なものであるかを感得することで、教育学を学ぶモチベーションを高める。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1.オリエンテーション 2.〜14.個人発表またはグループ発表:教育をテーマとする映画作品および原作(または関連文献)を各受講者が取り上げ、読みとった教育像を報告し全体で共有化の上、討論を通じて考察を深める。 <取り上げる作品例> ・山田洋次監督『学校』『学校Ⅱ』1993、1996日本 ・吉田大八監督『桐島、部活やめるってよ』2012、日本 ・ピーター・ウィア監督『いまを生きる』1989、米国 ・チャン・イーモウ監督『あの子を探して』1999 中国 ・ガス・ヴァン・サント監督『グッド・ウィル・ハンティング』1997 アメリカ ・ジョー・ジョンストン監督『遠い空の向こうに』1999 アメリカ ・ジェイソン・ライトマン監督『ジュノ = JUNO』2008 アメリカ ・マーク・ウェブ監督『Gifted = ギフテッド』2017 アメリカ ・スティーブン・チョボスキー監督『ワンダー 君は太陽』2017 アメリカ ・ガーウィグ監督『レディ・バード』2017 アメリカ ・フランソワ・ベゴドー監督『パリ20区、僕たちのクラス』2008 フランス ・アリアンヌ・アスカリッド監督『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』2014 フランス ・フランソワ・トリュフォー監督『大人は判ってくれない』1959 フランス ・サム・ウッド監督『チップス先生さようなら』1939 イギリス ・ジョン・カーニー監督『シング・ストリート 未来へのうた』2016 アイルランド 15.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価による。 教育現象の歴史・社会的文脈での把握・理解が達成されたかどうかを観点に、セミナーにおける発表時のレジュメの完成度、説明の適切性、作品選択の理由説明などを評価する(70%)。さらにそこに日常の討論・共同作業への参加状態、貢献などを加味する(30%)。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | グループ発表においては、他のメンバーと密に連絡を取り、協調して発表準備を行うこと。 他の人が発表で取り上げる作品もなるべく、吉田南図書館1F視聴覚室または附属図書館3Fラーニング・コモンズで視聴しておくことが望ましい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :教育・社会・国家
(科目名)
ILAS Seminar :Education, Society and Nation-State
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 人環棟535 |
|||||||
(キーワード) 映画 / 表象 / 教師生徒関係 / 学校制度の比較史 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
古今東西の映画のなかで、教育を主題にしたものや教育の世界(教師や生徒や学校の日常の人間関係)が濃密に描かれた作品をいくつか取り上げ、そこに描かれた像を考察することを通して、教育が歴史・社会的文脈においてしか成立しえない事象であることを理解し、また教育学に包含される問題群がいかに幅広く、多様なものであるかを理解することを目指す。取り上げる作品は日本だけのものに偏らず、アメリカやヨーロッパのものを多く含むことで比較社会・比較教育的な試みを可能にする。
|
|||||||
(到達目標)
教育が歴史・社会的文脈においてしか成立しえない事象であることを理解し、教育学に包含される問題群がいかに幅広く、多様なものであるかを感得することで、教育学を学ぶモチベーションを高める。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1.オリエンテーション 2.〜14.個人発表またはグループ発表:教育をテーマとする映画作品および原作(または関連文献)を各受講者が取り上げ、読みとった教育像を報告し全体で共有化の上、討論を通じて考察を深める。 <取り上げる作品例> ・山田洋次監督『学校』『学校Ⅱ』1993、1996日本 ・吉田大八監督『桐島、部活やめるってよ』2012、日本 ・ピーター・ウィア監督『いまを生きる』1989、米国 ・チャン・イーモウ監督『あの子を探して』1999 中国 ・ガス・ヴァン・サント監督『グッド・ウィル・ハンティング』1997 アメリカ ・ジョー・ジョンストン監督『遠い空の向こうに』1999 アメリカ ・ジェイソン・ライトマン監督『ジュノ = JUNO』2008 アメリカ ・マーク・ウェブ監督『Gifted = ギフテッド』2017 アメリカ ・スティーブン・チョボスキー監督『ワンダー 君は太陽』2017 アメリカ ・ガーウィグ監督『レディ・バード』2017 アメリカ ・フランソワ・ベゴドー監督『パリ20区、僕たちのクラス』2008 フランス ・アリアンヌ・アスカリッド監督『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』2014 フランス ・フランソワ・トリュフォー監督『大人は判ってくれない』1959 フランス ・サム・ウッド監督『チップス先生さようなら』1939 イギリス ・ジョン・カーニー監督『シング・ストリート 未来へのうた』2016 アイルランド 15.フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価による。
教育現象の歴史・社会的文脈での把握・理解が達成されたかどうかを観点に、セミナーにおける発表時のレジュメの完成度、説明の適切性、作品選択の理由説明などを評価する(70%)。さらにそこに日常の討論・共同作業への参加状態、貢献などを加味する(30%)。 |
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
グループ発表においては、他のメンバーと密に連絡を取り、協調して発表準備を行うこと。
他の人が発表で取り上げる作品もなるべく、吉田南図書館1F視聴覚室または附属図書館3Fラーニング・コモンズで視聴しておくことが望ましい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :科学論
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Philosophy and History of Science | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||
(キーワード) | 哲学および倫理学関連 / 分析哲学 / 科学哲学 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 哲学と科学に興味があり、かつ、文章を読みながら「議論する」ことについて深く学びたい学生に向けて、ディスカッション中心の授業を行ないます(単位取得には積極的な発言が必要です)。 教科書の文章をクラス全体で精読するほか、各回の担当者を選定し、担当者による司会進行のもとで、ディスカッションを実施します。 |
||||||
(到達目標) | 文章精読とディスカッションの技術を学ぶとともに、哲学的・科学的観点から新たな知見を獲得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回:授業についてのガイダンスを行なう。 第2回:教員による司会進行と解説のもと、クラス全体でのディスカッションを行なう。 第3回〜第14回:各回の担当者による司会進行のもと、クラス全体でのディスカッションを行なう。適宜、教員による解説を挟む。 第15回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回の授業におけるディスカッションへの参加度と、担当者としての発言内容をもとに、成績評価を行なう。(詳細は講義のガイダンスにて説明します。) |
||||||
(教科書) |
『哲学の問い』
(ちくま新書)
ISBN:978-4480076328
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 各回のディスカッション内容を振り返ることで、自分の担当回ではどのように司会進行を行なうかを考えておく。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 連絡方法等については教員のウェブサイトを参照してください。活発な議論への参加を期待します。 総合人間学部の学生は、別途選抜を行なう場合があるので、総合人間学部生用のシラバスの授業計画をご覧ください。 |
||||||
ILASセミナー :科学論
(科目名)
ILAS Seminar :Philosophy and History of Science
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 教育院棟演習室21 |
|||||||
(キーワード) 哲学および倫理学関連 / 分析哲学 / 科学哲学 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
哲学と科学に興味があり、かつ、文章を読みながら「議論する」ことについて深く学びたい学生に向けて、ディスカッション中心の授業を行ないます(単位取得には積極的な発言が必要です)。
教科書の文章をクラス全体で精読するほか、各回の担当者を選定し、担当者による司会進行のもとで、ディスカッションを実施します。 |
|||||||
(到達目標)
文章精読とディスカッションの技術を学ぶとともに、哲学的・科学的観点から新たな知見を獲得する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
第1回:授業についてのガイダンスを行なう。 第2回:教員による司会進行と解説のもと、クラス全体でのディスカッションを行なう。 第3回〜第14回:各回の担当者による司会進行のもと、クラス全体でのディスカッションを行なう。適宜、教員による解説を挟む。 第15回:フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回の授業におけるディスカッションへの参加度と、担当者としての発言内容をもとに、成績評価を行なう。(詳細は講義のガイダンスにて説明します。)
|
|||||||
(教科書)
『哲学の問い』
(ちくま新書)
ISBN:978-4480076328
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
各回のディスカッション内容を振り返ることで、自分の担当回ではどのように司会進行を行なうかを考えておく。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
連絡方法等については教員のウェブサイトを参照してください。活発な議論への参加を期待します。
総合人間学部の学生は、別途選抜を行なう場合があるので、総合人間学部生用のシラバスの授業計画をご覧ください。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :社会心理学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Social Psychology | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 共北12 | ||||||
(キーワード) | 災害 / グループワーク / 人間科学 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 防災・減災および災害復興に関して、人間科学(自然科学とは異なるもう一つの科学)としての社会心理学による実践/研究のアプローチについて理解を深める。 | ||||||
(到達目標) | ・防災・減災に対する人間科学的アプローチ(研究者と当事者の協同的実践を前提とするアプローチ)を理解する。 ・各種グループワークの手法を体験的に学ぶ。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1.イントロダクション 2〜3.人間科学的アプローチの視点と姿勢 4.災害サイクル 5〜6.新しい避難訓練 7〜8:生活防災の提案 9〜11:ボランティアと心のケア 12〜14:災害リスクコミュニケーション 15.フィードバック 毎回の授業は、受講者(担当者)による教科書の発表、教員による解説、受講者によるディスカッションやグループワーク、から構成される。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 担当分の発表など授業への参加度、および、課題レポート(3回程度)により評価する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
PandAで、または授業中に資料を配付する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で取り上げる資料には、事前に目を通してきてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :社会心理学
(科目名)
ILAS Seminar :Social Psychology
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 共北12 |
|||||||
(キーワード) 災害 / グループワーク / 人間科学 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
防災・減災および災害復興に関して、人間科学(自然科学とは異なるもう一つの科学)としての社会心理学による実践/研究のアプローチについて理解を深める。
|
|||||||
(到達目標)
・防災・減災に対する人間科学的アプローチ(研究者と当事者の協同的実践を前提とするアプローチ)を理解する。
・各種グループワークの手法を体験的に学ぶ。 |
|||||||
(授業計画と内容)
1.イントロダクション 2〜3.人間科学的アプローチの視点と姿勢 4.災害サイクル 5〜6.新しい避難訓練 7〜8:生活防災の提案 9〜11:ボランティアと心のケア 12〜14:災害リスクコミュニケーション 15.フィードバック 毎回の授業は、受講者(担当者)による教科書の発表、教員による解説、受講者によるディスカッションやグループワーク、から構成される。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
担当分の発表など授業への参加度、および、課題レポート(3回程度)により評価する。詳細は授業中に説明する。
|
|||||||
(教科書)
PandAで、または授業中に資料を配付する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業で取り上げる資料には、事前に目を通してきてください。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||