


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アクティブリスニングI(全・英)-E3
|
(英 訳) | Active Listening I(All Faculties, English)-E3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | キャリア | ||||||
(分野(分類)) | 国際コミュニケーション | ||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||
(旧群) | C群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木2 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本科目は、英語による講義を履修するために必要となるリスニング能力の育成を目的とする。リスニング能力の育成では、語・文レベルでの聴解力を重視するボトムアップ型と、背景知識や文脈などを活用した意味理解を重視するトップダウン型の両方を組み合わせる。リスニング能力の向上により、主体的に英語での講義に参加できることを目指す。 | ||||||
(到達目標) | 本科目は、以下の3つを到達目標として定める。この科目が修了する時点で受講生が以下の能力を身につけることを目標とする。 (1)英語の音声的特徴(母音、子音、リズム、イントネーション、連結、脱落、同化など)を分析的に理解し、その知識をリスニングの際に利用することができる。 (2)文脈や背景知識、発話の状況を活用して、次にくる情報や内容などを予測したり、自身の理解を修正したりする方法を身につけ、その方法をリスニングの際に利用することができる。 (3) 英語の概論的講義を聞いて、その概要や要点を的確に把握することができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 本授業のねらいは、授業に参加する皆さんが、将来的に英語を介した対人コミュニケーションで意思疎通ができるようになるために必要なリスニング力を身につけることです。そのため、試験問題に出てくるような音声を聞いて正答を選択するような問題を解くことに加え、英語で話されているコンテンツを聴いたり、会話・スピーチの練習をしたりと、実際のコミュニケーションに慣れるための活動を行います。これらの活動中には、より正確な英語の発音ができるようなトレーニングも行います(発音できない音は聞き取ることが難しいためです)。 [使用言語] 英語と日本語。授業ルール等の重要な説明は英語で行い逐次日本語で説明をします。わからないことは、日英どちらの言語でもいいので、必ず質問してください。 [教材] この授業では、学術英語の特徴を理解するために、様々な文脈の英語使用を比較しながらすすめます。授業ではYoutubeやTEDトークなどを使い、日常英会話やビジネス英会話 、ニュース、アカデミックなトピックなど、様々なジャンルのコンテンツを取り入れた音声教材を扱います。これら音声教材の詳細は授業で逐次紹介します。 [期末試験] 期末試験は二つで構成されます。一つ目は、13週目に行う筆記テストです。教員が提示する音声(講義形式)を聞き、日本語か英語の要約を書きます。二つ目は12−13週目 に行うショートスピーチです。アカデミックな状況でのコミュニケーションシナリオに基づいた会話を行う形式です。日程等の詳細は初回授業で提示します。 [授業計画] 第1週:授業計画、授業ルール、教材、評価方法等の確認 第2週:リスニングの基本原則についての説明(母音と子音) 第3週:TED Talkに学ぶ英語のスピーチ(リズム) 第4週:異なる国や地域の英語 —アカデミックな英語とは?(イントネーション) 第5週:ピコ太郎のPPAP:日本語と英語の音声的特徴 (連結) 第6週:英語のニュースは早口に聞こえる?(脱落) 第7週:英語でカラオケをしてみましょう (同化) 第8週:アメリカ英語はムズすぎて聞こえん—担当教員の留学経験談 (弱形とラ行化) 第9週:発音をチェックするためのAI使用 第10週:期末試験対策 I 第11週:期末試験対策 II 第12週:期末試験(スピーチ) 第13週:期末試験(スピーチ) 第14週:期末試験(筆記) 第15週:希望者へのフィードバックと学習相談 第16週:フィードバック 第1週の授業は、シラバスの読み合わせをしますが、特に授業ルールについては非常に重要なので、質問があれば積極的に聞いてください。出席や評価等、初回授業で設定したルールは、以降例外なく変わりません。初回の授業には必ず出席し、授業ルールや全体計画について理解を深めてください。 |
||||||
(履修要件) |
この授業ではスマートフォンを高頻度で使用する予定です。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | (a) 毎週の課題(ポートフォリオ):到達目標の (1)と(2)の基礎 (40%) (b) 期末試験(スピーチ):主に到達目標の (1)と(2)の応用 (30%) (c) 期末試験(筆記): 到達目標の(3) (30%) |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) |
https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english/tips/contents_jp#frame-322
(英語リスニング力を向上させるために)
https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english/soundfeatures (英語音声の特徴:口語英語の音声変化) https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english/interviews_jp (京都大学自律的英語ユーザーへのインタビュー) https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english/websites_jp (自律的学習に有益なウェブサイトやアプリを探すためのデータベース) https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english/consultation_jp_FAQ (英語学習相談:よくある質問) |
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎週必ず期末試験に向けた進捗の報告をしてもらいます。詳細は初回授業で提示します。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィス・アワーの詳細は初回授業で提示します。 お遊びのつもりで授業は行いませんが、言語学習はそもそも楽しくないと身につきません。自分にとって実りのある学習にするためには、目的意識をもって取り組んでください。また、そもそも英語学習の目的自体を見直したい人も多いと思います。担当教員は、紆余曲折を経て英語教師をしています。英語学習についての相談には積極的にのりますので、どうぞオフィス・アワーをご利用ください。 |
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アクティブリスニングI(全・英)-E3
(科目名)
Active Listening I(All Faculties, English)-E3
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 国際コミュニケーション (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||
(旧群) C群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木2 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(授業の概要・目的)
本科目は、英語による講義を履修するために必要となるリスニング能力の育成を目的とする。リスニング能力の育成では、語・文レベルでの聴解力を重視するボトムアップ型と、背景知識や文脈などを活用した意味理解を重視するトップダウン型の両方を組み合わせる。リスニング能力の向上により、主体的に英語での講義に参加できることを目指す。
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(到達目標)
本科目は、以下の3つを到達目標として定める。この科目が修了する時点で受講生が以下の能力を身につけることを目標とする。
(1)英語の音声的特徴(母音、子音、リズム、イントネーション、連結、脱落、同化など)を分析的に理解し、その知識をリスニングの際に利用することができる。 (2)文脈や背景知識、発話の状況を活用して、次にくる情報や内容などを予測したり、自身の理解を修正したりする方法を身につけ、その方法をリスニングの際に利用することができる。 (3) 英語の概論的講義を聞いて、その概要や要点を的確に把握することができる。 |
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(授業計画と内容)
本授業のねらいは、授業に参加する皆さんが、将来的に英語を介した対人コミュニケーションで意思疎通ができるようになるために必要なリスニング力を身につけることです。そのため、試験問題に出てくるような音声を聞いて正答を選択するような問題を解くことに加え、英語で話されているコンテンツを聴いたり、会話・スピーチの練習をしたりと、実際のコミュニケーションに慣れるための活動を行います。これらの活動中には、より正確な英語の発音ができるようなトレーニングも行います(発音できない音は聞き取ることが難しいためです)。 [使用言語] 英語と日本語。授業ルール等の重要な説明は英語で行い逐次日本語で説明をします。わからないことは、日英どちらの言語でもいいので、必ず質問してください。 [教材] この授業では、学術英語の特徴を理解するために、様々な文脈の英語使用を比較しながらすすめます。授業ではYoutubeやTEDトークなどを使い、日常英会話やビジネス英会話 、ニュース、アカデミックなトピックなど、様々なジャンルのコンテンツを取り入れた音声教材を扱います。これら音声教材の詳細は授業で逐次紹介します。 [期末試験] 期末試験は二つで構成されます。一つ目は、13週目に行う筆記テストです。教員が提示する音声(講義形式)を聞き、日本語か英語の要約を書きます。二つ目は12−13週目 に行うショートスピーチです。アカデミックな状況でのコミュニケーションシナリオに基づいた会話を行う形式です。日程等の詳細は初回授業で提示します。 [授業計画] 第1週:授業計画、授業ルール、教材、評価方法等の確認 第2週:リスニングの基本原則についての説明(母音と子音) 第3週:TED Talkに学ぶ英語のスピーチ(リズム) 第4週:異なる国や地域の英語 —アカデミックな英語とは?(イントネーション) 第5週:ピコ太郎のPPAP:日本語と英語の音声的特徴 (連結) 第6週:英語のニュースは早口に聞こえる?(脱落) 第7週:英語でカラオケをしてみましょう (同化) 第8週:アメリカ英語はムズすぎて聞こえん—担当教員の留学経験談 (弱形とラ行化) 第9週:発音をチェックするためのAI使用 第10週:期末試験対策 I 第11週:期末試験対策 II 第12週:期末試験(スピーチ) 第13週:期末試験(スピーチ) 第14週:期末試験(筆記) 第15週:希望者へのフィードバックと学習相談 第16週:フィードバック 第1週の授業は、シラバスの読み合わせをしますが、特に授業ルールについては非常に重要なので、質問があれば積極的に聞いてください。出席や評価等、初回授業で設定したルールは、以降例外なく変わりません。初回の授業には必ず出席し、授業ルールや全体計画について理解を深めてください。 |
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(履修要件)
この授業ではスマートフォンを高頻度で使用する予定です。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
(a) 毎週の課題(ポートフォリオ):到達目標の (1)と(2)の基礎 (40%)
(b) 期末試験(スピーチ):主に到達目標の (1)と(2)の応用 (30%) (c) 期末試験(筆記): 到達目標の(3) (30%) |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎週必ず期末試験に向けた進捗の報告をしてもらいます。詳細は初回授業で提示します。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィス・アワーの詳細は初回授業で提示します。
お遊びのつもりで授業は行いませんが、言語学習はそもそも楽しくないと身につきません。自分にとって実りのある学習にするためには、目的意識をもって取り組んでください。また、そもそも英語学習の目的自体を見直したい人も多いと思います。担当教員は、紆余曲折を経て英語教師をしています。英語学習についての相談には積極的にのりますので、どうぞオフィス・アワーをご利用ください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :社会人類学調査法
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Social Anthropological Research | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木2 |
||||||
(教室) | 共北3B | ||||||
(キーワード) | ジェンダー / 人類学 / フェミニズム / グローバル化 / オリエンタリズム | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | ジェンダーの視点は、現在、世界で生じている大きな社会変動を読み解くうえで、必要不可欠なものになりつつある。しかし、ジェンダーの多様性をふまえた社会構築に対する反動が世界各地で起きており、新たな社会秩序は模索されている途上である。 また日本社会におけるジェンダーをめぐる議論は、まだまだ世界の潮流に追いついていない現状がある。本講義では、多様な人間社会をジェンダーの視点から考察するうえで必要となる視座を、文化人類学の関連文献の講読と討議を通して把握することを目指す。 |
||||||
(到達目標) | ・フェミニズムの視点が、女性に特化した研究に閉じられたものではなく、人間を根底から考察し、異なる存在が共生するうえで必要不可欠な視点であることを理解する。 ・日常生活のなかで、自明とされているジェンダー観を問い直すことができるようになる。 ・現代のジェンダーをめぐる諸議論を把握できるようになる。 ・ジェンダーの視点を文化人類学に取り入れることの意義と課題について把握する。 |
||||||
(授業計画と内容) | 授業では『ジェンダー人類学を読む』(宇田川妙子・中谷文美編)を講読するが、受講生は担当する章と、そこに提示されている参考文献のうち、一つを取り上げてレビューを行い、授業でディスカッションを行う。授業と講読を通じて、ジェンダーやセクシュアリティをふまえた人類学的な研究の動向と視座を明らかにする。 第1回 講義と講師の紹介 第2回 ジェンダー人類学の現在 第3回 国家が規定するジェンダー役割とローカルな実践—インドネシア 第4回 他者化するまなざしの交錯の中で—タイ 第5回 女性・身体・暴力—インド 第6回 世俗主義・イスラーム・女性—トルコ 第7回 地域の「門番」概念としてのジェンダー・セクシュアリティー地中海ヨーロッパ 第8回 アフリカ地域研究における生業とジェンダー中南部アフリカを中心に 第9回 親族組織に埋め込まれたジェンダーーポリネシア・サモア 第10回 ジェンダー視点と社会問題の交錯—オーストラリア・アボリジニ 第11回 「開発とジェンダー」をめぐる政策と実践—スリランカ農村女性の事例から 第12回 国際移動とジェンダーーフィリピンの事例から 第13回 グローバル化する世界における女子割礼/女性性器切除—交渉されるジェンダーとセクシュアリティ 第14回 ポストコロニアリズム・フェミニズム・宗教 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
他の人類学に関する講義を同時に受講していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への出席が前提となる。講義内での受講生の報告(60%)、ディスカッションへの参加状況(40%)で評価する。 | ||||||
(教科書) |
『ジェンダー人類学を読む』
(世界思想社、2007年)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | ・講読担当者以外も、受講生は講読個所をあらかじめ読んで授業に臨むこと。 ・講読担当者は、文献に登場する概念や用語の背景も調べたうえで講読担当章の内容を要約し、自分の意見もまとめて発表すること。 ・受講生は授業で提起された問いを、関連文献の講読によって深めることが期待される。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・総合人間学部の学生は、別途選抜を行うので、総合人間学部便覧のシラバスを確認のうえ第1回目の授業に出席すること。 ・授業中、疑問点などは積極的に質問すること。 |
||||||
ILASセミナー :社会人類学調査法
(科目名)
ILAS Seminar :Social Anthropological Research
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木2 (教室) 共北3B |
|||||||
(キーワード) ジェンダー / 人類学 / フェミニズム / グローバル化 / オリエンタリズム | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
ジェンダーの視点は、現在、世界で生じている大きな社会変動を読み解くうえで、必要不可欠なものになりつつある。しかし、ジェンダーの多様性をふまえた社会構築に対する反動が世界各地で起きており、新たな社会秩序は模索されている途上である。
また日本社会におけるジェンダーをめぐる議論は、まだまだ世界の潮流に追いついていない現状がある。本講義では、多様な人間社会をジェンダーの視点から考察するうえで必要となる視座を、文化人類学の関連文献の講読と討議を通して把握することを目指す。 |
|||||||
(到達目標)
・フェミニズムの視点が、女性に特化した研究に閉じられたものではなく、人間を根底から考察し、異なる存在が共生するうえで必要不可欠な視点であることを理解する。
・日常生活のなかで、自明とされているジェンダー観を問い直すことができるようになる。 ・現代のジェンダーをめぐる諸議論を把握できるようになる。 ・ジェンダーの視点を文化人類学に取り入れることの意義と課題について把握する。 |
|||||||
(授業計画と内容)
授業では『ジェンダー人類学を読む』(宇田川妙子・中谷文美編)を講読するが、受講生は担当する章と、そこに提示されている参考文献のうち、一つを取り上げてレビューを行い、授業でディスカッションを行う。授業と講読を通じて、ジェンダーやセクシュアリティをふまえた人類学的な研究の動向と視座を明らかにする。 第1回 講義と講師の紹介 第2回 ジェンダー人類学の現在 第3回 国家が規定するジェンダー役割とローカルな実践—インドネシア 第4回 他者化するまなざしの交錯の中で—タイ 第5回 女性・身体・暴力—インド 第6回 世俗主義・イスラーム・女性—トルコ 第7回 地域の「門番」概念としてのジェンダー・セクシュアリティー地中海ヨーロッパ 第8回 アフリカ地域研究における生業とジェンダー中南部アフリカを中心に 第9回 親族組織に埋め込まれたジェンダーーポリネシア・サモア 第10回 ジェンダー視点と社会問題の交錯—オーストラリア・アボリジニ 第11回 「開発とジェンダー」をめぐる政策と実践—スリランカ農村女性の事例から 第12回 国際移動とジェンダーーフィリピンの事例から 第13回 グローバル化する世界における女子割礼/女性性器切除—交渉されるジェンダーとセクシュアリティ 第14回 ポストコロニアリズム・フェミニズム・宗教 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
他の人類学に関する講義を同時に受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への出席が前提となる。講義内での受講生の報告(60%)、ディスカッションへの参加状況(40%)で評価する。
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(教科書)
『ジェンダー人類学を読む』
(世界思想社、2007年)
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(参考書等)
授業中に紹介する
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|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
・講読担当者以外も、受講生は講読個所をあらかじめ読んで授業に臨むこと。
・講読担当者は、文献に登場する概念や用語の背景も調べたうえで講読担当章の内容を要約し、自分の意見もまとめて発表すること。 ・受講生は授業で提起された問いを、関連文献の講読によって深めることが期待される。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
・総合人間学部の学生は、別途選抜を行うので、総合人間学部便覧のシラバスを確認のうえ第1回目の授業に出席すること。
・授業中、疑問点などは積極的に質問すること。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILAS Seminar-E2 :Introduction to Probability(確率入門)
|
(英 訳) | ILAS Seminar-E2 :Introduction to Probability | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木2 |
||||||
(教室) | 4共14 | ||||||
(キーワード) | mathematical analysis / applied mathematics and statistics / probability / stochastic process / Markov chain | ||||||
(授業の概要・目的) | This seminar-style course will give students a chance to learn about some important models in applied probability. The focus will be on Markov chains, which are central to the understanding of random processes, and have applications in simulation, economics, optimal control, genetics, queues and many other areas. As well as introducing mathematical techniques, it will be a goal to show how these can be applied to understand certain random phenomena, such as the long-time behaviour of random walks, survival/extinction of branching processes, convergence of algorithms, and reinforcement. | ||||||
(到達目標) | - To understand basic models of applied probability, particularly Markov chains - To apply mathematical techniques to understand random phenomena in applications - To gain experience in reading and presenting mathematics in English |
||||||
(授業計画と内容) | In the first lecture, the lecturer will introduce the topic, and basic aims of the course. For most subsequent weeks, the classes will consist of two parts: - a part where students present their attempts to solve problems set by the lecturer in the previous class; - a part where the lecturer introduces some new topics upon which the following week's student problems will be based. The following indicates possible topics, though this may vary depending on the students’ proficiency level and background. (1) Introduction to applied probability and Markov chains [1 week] Review of basic probability, definition of a Markov chain, outline of course (2) Basic properties of discrete-time Markov chains [7 weeks] Class structure, hitting times/probabilities, computations using probability generating functions (3) Long-time behavior of discrete-time Markov chains [3 weeks] recurrence/transience, invariant distributions, convergence to equilibrium, time reversal, ergodic theorem (4) Applications [3 weeks] Random walks, branching processes, urn models, queuing models Total: 14 classes and 1 week for feedback |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Students will be expected to participate in class, both by presenting material prepared in advance, and by discussing problems. Their performance in these aspects will contribute 70% of the final mark. There will also be a final exam, in which students will be asked to apply the techniques covered in the course, which will also contribute 30% of the final mark. | ||||||
(教科書) |
『Markov Chains』
(University Press, 1997)
『Probability and random processes』
(Oxford University Press, 2001)
All the material needed for this course will be provided in the classes, and so there is no need to purchase the listed textbooks. However, they are both good sources for additional reading. Particularly, the course will follow quite closely Chapter 1 of the Norris book.
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | As noted in the course schedule, from the second week, students will be asked to prepare and present problem solutions. (Their efforts on such assignments form part of the assessment.) Details will depend on the number of students enrolled on the course, and will be discussed in the first class. Typically the lecturer would expect students to spend 1-2 hours per week on study outside the class. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILAS Seminar-E2 :Introduction to Probability(確率入門)
(科目名)
ILAS Seminar-E2 :Introduction to Probability
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 英語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木2 (教室) 4共14 |
|||||||
(キーワード) mathematical analysis / applied mathematics and statistics / probability / stochastic process / Markov chain | |||||||
(授業の概要・目的)
This seminar-style course will give students a chance to learn about some important models in applied probability. The focus will be on Markov chains, which are central to the understanding of random processes, and have applications in simulation, economics, optimal control, genetics, queues and many other areas. As well as introducing mathematical techniques, it will be a goal to show how these can be applied to understand certain random phenomena, such as the long-time behaviour of random walks, survival/extinction of branching processes, convergence of algorithms, and reinforcement.
|
|||||||
(到達目標)
- To understand basic models of applied probability, particularly Markov chains
- To apply mathematical techniques to understand random phenomena in applications - To gain experience in reading and presenting mathematics in English |
|||||||
(授業計画と内容)
In the first lecture, the lecturer will introduce the topic, and basic aims of the course. For most subsequent weeks, the classes will consist of two parts: - a part where students present their attempts to solve problems set by the lecturer in the previous class; - a part where the lecturer introduces some new topics upon which the following week's student problems will be based. The following indicates possible topics, though this may vary depending on the students’ proficiency level and background. (1) Introduction to applied probability and Markov chains [1 week] Review of basic probability, definition of a Markov chain, outline of course (2) Basic properties of discrete-time Markov chains [7 weeks] Class structure, hitting times/probabilities, computations using probability generating functions (3) Long-time behavior of discrete-time Markov chains [3 weeks] recurrence/transience, invariant distributions, convergence to equilibrium, time reversal, ergodic theorem (4) Applications [3 weeks] Random walks, branching processes, urn models, queuing models Total: 14 classes and 1 week for feedback |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
Students will be expected to participate in class, both by presenting material prepared in advance, and by discussing problems. Their performance in these aspects will contribute 70% of the final mark. There will also be a final exam, in which students will be asked to apply the techniques covered in the course, which will also contribute 30% of the final mark.
|
|||||||
(教科書)
『Markov Chains』
(University Press, 1997)
『Probability and random processes』
(Oxford University Press, 2001)
All the material needed for this course will be provided in the classes, and so there is no need to purchase the listed textbooks. However, they are both good sources for additional reading. Particularly, the course will follow quite closely Chapter 1 of the Norris book.
|
|||||||
(参考書等)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
As noted in the course schedule, from the second week, students will be asked to prepare and present problem solutions. (Their efforts on such assignments form part of the assessment.) Details will depend on the number of students enrolled on the course, and will be discussed in the first class. Typically the lecturer would expect students to spend 1-2 hours per week on study outside the class.
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
自己存在論I
|
(英 訳) | Ontology of Self I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 哲学・思想(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共北32 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 「自己存在」は人間存在を特色づける基本的な規定の一つであり、哲学史上、精神、主体、自己意識、実存、現存在、一人称といった概念の下で究明され続けてきたものである。時の古今を問わず、洋の東西を問わず、こうした考察が絶えず繰り返されているという事実は、「今ここにこうしてある私とは何者であるのか」という問いが、我々にとっていかに根源的であり、そしてまたいかに抜き差しならないものであるかをいみじくも物語っていると言えよう。 本講義のねらいは、そのような「自己存在」を基軸としながら、主として近現代の哲学における諸問題を考究し、もって受講者各人自身による思索の歩みを裨益せんとすることにある。 もとより「ゼルプスト・デンケン(自分で考え抜くこと)」は、決して一朝一夕になしうるものではない。だがそれこそが哲学をすることの生命であり、そしてまた一身を賭して試みるに値する事柄であることを受講生諸氏が本講義を通して感得されんことを冀ってやまない。 |
||||||
(到達目標) | 「ゼルプスト・デンケン(自分で考え抜くこと)」は、決して一朝一夕になしうるものではないとはいえ、それこそが哲学をすることの生命であり、そしてまた一身を賭して試みるに値する事柄であることを理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 我々は独力で自存しているのではなく、好むと好まざるに関わらず、「生まれる」ことによって初めて存在する。その限りにおいて、自己存在を考究せんとする際には、世代の問題を避けて通ることはできまい。そして今日、この世代の問題の究察は環境問題との関連において、その重要性を益々増している。所謂「世代間倫理」を巡る数多の所説がその証左である。 今年度の「自己存在論Ⅰ」では、世代間倫理の考察を通して、その眼目を詳らかにしていきたい。 目下のところ、以下のような課題について、1課題あたり3-4回の授業を行う予定である(但しこの予定は適宜変更される場合もある)。なお授業回数はフィードバックを含め、全15回とする。 1. 世代間倫理を巡る諸問題 2. K.-O. アーペルによる考察 3. J. ロールズによる考察 4. D. パーフィットによる考察 |
||||||
(履修要件) |
哲学系科目I・II(哲学I・II、倫理学I・II、科学論I・II、論理学I・II等)の中、少なくとも一つを既修していることが望ましいが、そうでない場合にも本授業を履修して頂くことは可能である(その代わりに頑張って私の話に付いてきて下さい)。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験によって評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に指示する文献を予習し、筆記した講義ノートを復習する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
自己存在論I
(科目名)
Ontology of Self I
(英 訳)
|
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 哲学・思想(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木3 (教室) 共北32 |
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総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
「自己存在」は人間存在を特色づける基本的な規定の一つであり、哲学史上、精神、主体、自己意識、実存、現存在、一人称といった概念の下で究明され続けてきたものである。時の古今を問わず、洋の東西を問わず、こうした考察が絶えず繰り返されているという事実は、「今ここにこうしてある私とは何者であるのか」という問いが、我々にとっていかに根源的であり、そしてまたいかに抜き差しならないものであるかをいみじくも物語っていると言えよう。
本講義のねらいは、そのような「自己存在」を基軸としながら、主として近現代の哲学における諸問題を考究し、もって受講者各人自身による思索の歩みを裨益せんとすることにある。 もとより「ゼルプスト・デンケン(自分で考え抜くこと)」は、決して一朝一夕になしうるものではない。だがそれこそが哲学をすることの生命であり、そしてまた一身を賭して試みるに値する事柄であることを受講生諸氏が本講義を通して感得されんことを冀ってやまない。 |
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(到達目標)
「ゼルプスト・デンケン(自分で考え抜くこと)」は、決して一朝一夕になしうるものではないとはいえ、それこそが哲学をすることの生命であり、そしてまた一身を賭して試みるに値する事柄であることを理解する。
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|||||||
(授業計画と内容)
我々は独力で自存しているのではなく、好むと好まざるに関わらず、「生まれる」ことによって初めて存在する。その限りにおいて、自己存在を考究せんとする際には、世代の問題を避けて通ることはできまい。そして今日、この世代の問題の究察は環境問題との関連において、その重要性を益々増している。所謂「世代間倫理」を巡る数多の所説がその証左である。 今年度の「自己存在論Ⅰ」では、世代間倫理の考察を通して、その眼目を詳らかにしていきたい。 目下のところ、以下のような課題について、1課題あたり3-4回の授業を行う予定である(但しこの予定は適宜変更される場合もある)。なお授業回数はフィードバックを含め、全15回とする。 1. 世代間倫理を巡る諸問題 2. K.-O. アーペルによる考察 3. J. ロールズによる考察 4. D. パーフィットによる考察 |
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(履修要件)
哲学系科目I・II(哲学I・II、倫理学I・II、科学論I・II、論理学I・II等)の中、少なくとも一つを既修していることが望ましいが、そうでない場合にも本授業を履修して頂くことは可能である(その代わりに頑張って私の話に付いてきて下さい)。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験によって評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に指示する文献を予習し、筆記した講義ノートを復習する。
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
西洋史I
|
(英 訳) | Western History I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共西31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義のテーマは、中世ヨーロッパのコミュニティを宗教・信仰面から考察することである。社会的動物でありかつ「個人」である人間は、個的存在様式と集団的存在様式の絶えざる緊張関係の中を生きる。だから社会的生の基盤には、他者とのつながりを創り、断ち切り、結び解き直す経験の集団的蓄積がある。私たちは他者とともに「こう生きたい」と望み、共同性のありようをイメージするが、その基盤にある価値観や感情は人類の歴史的経験に根差している。中世ヨーロッパのコミュニティは、その不可欠の一角を占める。本講義では、キリスト教的基礎づけの上に聖俗を接続し、ユニヴァーサルな世界とローカルな世界をつなぎ、個と全体の関係に一つの定式を与えた中世ヨーロッパのコミュニティが、なぜ、どのようにして生まれ、いかに展開したのかを、宗教との関連の諸相から考察する。 | ||||||
(到達目標) | (1)中世ヨーロッパの宗教的コミュニティの基本的特徴を理解する。 (2)本講義のテーマに関連する西洋中世史の基本的事項を理解する。 (3)中世ヨーロッパ史に関する参考文献を適切に活用することができる。 (4)(1)〜(3)に基づく自らの考察を自らの言葉で適切に表現することができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下の計画に基づき進めるが、状況に応じて変更することがある。 1.イントロダクション 2.キリスト教の共同体理念 3.古代末期の司教と地域社会 4.中世初期の司教と都市 5.修道制の誕生と展開—愛と禁欲の共同体 6.クリュニー修道院—生者と死者の共同体 7.教会改革 8 教会組織と教区共同体 9. 隠修士の孤独とコミュニティ 10. シトー会 11. 托鉢修道会 12. 異端の創出—選びの共同体 13. デヴォーティオ・モデルナとコミュニティ 14.共同体と宗教改革 15. フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末レポート試験により、到達目標の達成度に基づき評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中に参考資料を配布する。参考文献についても随時指示する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に紹介する参考文献や史資料を適宜あわせて読むこと。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィス・アワーは金曜4限です。 メールアドレスは以下です。 sato.hitomi.5k@kyoto-u.ac.jp |
||||||
西洋史I
(科目名)
Western History I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木3 (教室) 共西31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
本講義のテーマは、中世ヨーロッパのコミュニティを宗教・信仰面から考察することである。社会的動物でありかつ「個人」である人間は、個的存在様式と集団的存在様式の絶えざる緊張関係の中を生きる。だから社会的生の基盤には、他者とのつながりを創り、断ち切り、結び解き直す経験の集団的蓄積がある。私たちは他者とともに「こう生きたい」と望み、共同性のありようをイメージするが、その基盤にある価値観や感情は人類の歴史的経験に根差している。中世ヨーロッパのコミュニティは、その不可欠の一角を占める。本講義では、キリスト教的基礎づけの上に聖俗を接続し、ユニヴァーサルな世界とローカルな世界をつなぎ、個と全体の関係に一つの定式を与えた中世ヨーロッパのコミュニティが、なぜ、どのようにして生まれ、いかに展開したのかを、宗教との関連の諸相から考察する。
|
|||||||
(到達目標)
(1)中世ヨーロッパの宗教的コミュニティの基本的特徴を理解する。
(2)本講義のテーマに関連する西洋中世史の基本的事項を理解する。 (3)中世ヨーロッパ史に関する参考文献を適切に活用することができる。 (4)(1)〜(3)に基づく自らの考察を自らの言葉で適切に表現することができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
基本的に以下の計画に基づき進めるが、状況に応じて変更することがある。 1.イントロダクション 2.キリスト教の共同体理念 3.古代末期の司教と地域社会 4.中世初期の司教と都市 5.修道制の誕生と展開—愛と禁欲の共同体 6.クリュニー修道院—生者と死者の共同体 7.教会改革 8 教会組織と教区共同体 9. 隠修士の孤独とコミュニティ 10. シトー会 11. 托鉢修道会 12. 異端の創出—選びの共同体 13. デヴォーティオ・モデルナとコミュニティ 14.共同体と宗教改革 15. フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末レポート試験により、到達目標の達成度に基づき評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中に参考資料を配布する。参考文献についても随時指示する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に紹介する参考文献や史資料を適宜あわせて読むこと。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
オフィス・アワーは金曜4限です。
メールアドレスは以下です。 sato.hitomi.5k@kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
東洋史I
|
(英 訳) | Oriental History I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共北12 | ||||||
(授業の概要・目的) | 隣の大国である中国はいろいろな意味で我が国日本や世界に大きな影響を与えつつある。本授業では、そうした中国の歴史と現在を理解するうえでいくつかの重要なトピックを取り上げながら解説を加えていく。受講生には、近年新聞やテレビで見かけることの多い現代中国に関する情報を自分なりに分析するための必要なツールを身につけてもらいたい。 | ||||||
(到達目標) | 過去・現在の中国と世界との関わり(特に近世〜現代)について概説的な知識を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回:ガイダンス 第2回:現代中国と歴史学者 第3回:地域社会論とは何か? 第4回:歴史学とフィールドワークの系譜 第5回:歴史学とフィールドワークの実践 第6回:華南農村の特色 第7回:村の歴史をたどる(1)——村落共同体論 第8回:村の歴史をたどる(2)——移住と定着 第9回:水上に暮らす人びと 第10回:水上世界に生き続ける「伝統」 第11回:近世〜現代中国の政治と感染症 第12回:語られる「血防工作」と「血防精神」 第13回:中国のアフリカ進出と輸入感染症 第14回:「一帯一路」構想と中国経験の輸出 第15回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験(論述、持ち込み不可)/授業中の小テスト(3回ほど、持ち込み不可)/平常点(出席と参加の状況)などによって総合的に評価を行なう。割合は50%/20%/30%を予定しているが、詳細は初回授業(ガイダンス)にて説明するので必ず出席すること。 | ||||||
(教科書) |
『中国農漁村の歴史を歩く(学術選書)』
(京都大学学術出版会)
ISBN:978-4-8140-0320-4
(授業はこの本を用いますので購入をお願いいたします。)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に参考すべき論文や図書を紹介するから、それらを予習として読んだうえで授業に参加するか、あるいは復習として授業後に読んで欲しい。期末試験には、授業中に紹介した参考文献を読んでいるものとして出題するから注意しなさい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
東洋史I
(科目名)
Oriental History I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木3 (教室) 共北12 |
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(授業の概要・目的)
隣の大国である中国はいろいろな意味で我が国日本や世界に大きな影響を与えつつある。本授業では、そうした中国の歴史と現在を理解するうえでいくつかの重要なトピックを取り上げながら解説を加えていく。受講生には、近年新聞やテレビで見かけることの多い現代中国に関する情報を自分なりに分析するための必要なツールを身につけてもらいたい。
|
|||||||
(到達目標)
過去・現在の中国と世界との関わり(特に近世〜現代)について概説的な知識を身につける。
|
|||||||
(授業計画と内容)
第1回:ガイダンス 第2回:現代中国と歴史学者 第3回:地域社会論とは何か? 第4回:歴史学とフィールドワークの系譜 第5回:歴史学とフィールドワークの実践 第6回:華南農村の特色 第7回:村の歴史をたどる(1)——村落共同体論 第8回:村の歴史をたどる(2)——移住と定着 第9回:水上に暮らす人びと 第10回:水上世界に生き続ける「伝統」 第11回:近世〜現代中国の政治と感染症 第12回:語られる「血防工作」と「血防精神」 第13回:中国のアフリカ進出と輸入感染症 第14回:「一帯一路」構想と中国経験の輸出 第15回:フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験(論述、持ち込み不可)/授業中の小テスト(3回ほど、持ち込み不可)/平常点(出席と参加の状況)などによって総合的に評価を行なう。割合は50%/20%/30%を予定しているが、詳細は初回授業(ガイダンス)にて説明するので必ず出席すること。
|
|||||||
(教科書)
『中国農漁村の歴史を歩く(学術選書)』
(京都大学学術出版会)
ISBN:978-4-8140-0320-4
(授業はこの本を用いますので購入をお願いいたします。)
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に参考すべき論文や図書を紹介するから、それらを予習として読んだうえで授業に参加するか、あるいは復習として授業後に読んで欲しい。期末試験には、授業中に紹介した参考文献を読んでいるものとして出題するから注意しなさい。
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言学I
|
(英 訳) | The Science of Language Aspect of the Japanese Language I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共東31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 日本語学研究について基礎的な知識を習得することを目的とする。日本語学研究の問題について日本文学に関連することも含めて幅広く触れる。 |
||||||
(到達目標) | 日本語学の基礎的な事項や用語について、歴史的な関連事項と合わせて説明できることを目標とする。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1 日本語研究について(表現の成立と言語場、文法の位置) 2 音声の構造① 3 音声の構造② 4 音声の構造③ 5 アクセント①現代語 6 アクセント②古代語 7 日本語音韻史概説:上代特殊仮名遣い 8 日本語音韻史概説:ハ行転呼音など 9 日本語表記史概説:「万葉仮名」 10 日本語表記史概説:「仮名」付:絵文字など 11 日本語文法史概説:上代から中世 12 日本語文法史概説:近世から近代 13 日本語文体史概説 14 まとめ・確認試験 15 フィードバック 講義の順序は原則として上記の通りであるが、受講生の理解度にあわせて順序・内容を入れ換える他、一部を省略することがある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義期間の最終日に基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。 | ||||||
(教科書) |
『改訂版 日本語要説』
(ひつじ書房)
ISBN:978-4-89476-468-2
|
||||||
(参考書等) |
『大限界』
(三省堂)
ISBN:978-4-385-36623-4
(現代語の語形成と語彙のあり方を考える資料として使います)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義中に次回は「●●」について説明する旨を伝えるので、テキストを指示した場合は該当箇所、あるいは事前の配布プリントを熟読し、必要な参考文献を一読しておくことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 木曜日4限をオフィスアワーとする。会議等で不在の場合があるので、必ず事前に確認をすること。 | ||||||
言学I
(科目名)
The Science of Language Aspect of the Japanese Language I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木3 (教室) 共東31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
日本語学研究について基礎的な知識を習得することを目的とする。日本語学研究の問題について日本文学に関連することも含めて幅広く触れる。
|
|||||||
(到達目標)
日本語学の基礎的な事項や用語について、歴史的な関連事項と合わせて説明できることを目標とする。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1 日本語研究について(表現の成立と言語場、文法の位置) 2 音声の構造① 3 音声の構造② 4 音声の構造③ 5 アクセント①現代語 6 アクセント②古代語 7 日本語音韻史概説:上代特殊仮名遣い 8 日本語音韻史概説:ハ行転呼音など 9 日本語表記史概説:「万葉仮名」 10 日本語表記史概説:「仮名」付:絵文字など 11 日本語文法史概説:上代から中世 12 日本語文法史概説:近世から近代 13 日本語文体史概説 14 まとめ・確認試験 15 フィードバック 講義の順序は原則として上記の通りであるが、受講生の理解度にあわせて順序・内容を入れ換える他、一部を省略することがある。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義期間の最終日に基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。
|
|||||||
(教科書)
『改訂版 日本語要説』
(ひつじ書房)
ISBN:978-4-89476-468-2
|
|||||||
(参考書等)
『大限界』
(三省堂)
ISBN:978-4-385-36623-4
(現代語の語形成と語彙のあり方を考える資料として使います)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
講義中に次回は「●●」について説明する旨を伝えるので、テキストを指示した場合は該当箇所、あるいは事前の配布プリントを熟読し、必要な参考文献を一読しておくことが望ましい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
木曜日4限をオフィスアワーとする。会議等で不在の場合があるので、必ず事前に確認をすること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
芸術学I
|
(英 訳) | Theory of Arts I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共東42 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、古代から中世を経てルネサンス期へと到る西洋の文化と芸術に関する歴史を理解し、さらに各国の美術作品や文化財に関わる学びを広い視野のもと修得することを目指す。講義では絵画における表象や技法を中心に扱うなかで、各時代の芸術をめぐる思想や技法が同時代の社会学や政治学などといかに連関していたのかを領域横断的に学び、様々な運動や動向について、歴史上・技法上・様式上の「点」と「点」を結び「線」として整理できる力の獲得を目指す。 | ||||||
(到達目標) | ・イメージと造形の生成・展開について、文化的・社会的背景も踏まえて考察することができる視野の広さを身につける。 ・西洋においてなされてきた芸術表現の特徴について具体例とともに論じ、造形や表現の特徴を記述解説できる力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション:忘れないこと、忘れられないためにできること 第2回 文字と葬送:古代の芸術と文化(1) 第3回 記憶抹消刑:古代の芸術と文化(2) 第4回 死/生の文化と表象:中世の芸術と文化(1) 第5回 薬草学と医術と魔術:中世の芸術と文化(2) 第6回 心臓と魂のありか:中世の芸術と文化(3) 第7回 愛の庭からユニコーンへ:中世の芸術と文化(4) 第8回 建築と絵画に現れた光:中世の芸術と文化(5) 第9回 上昇と装飾:中世からルネサンスへ(1) 第10回 天使の分類:中世からルネサンスへ(2) 第11回 悪魔の正体:中世からルネサンスへ(3) 第12回 天使と人間の距離:ルネサンスの芸術と文化(1) 第13回 《受胎告知》を見る:ルネサンスの芸術と文化(2) 第14回 肖像の系譜:ルネサンスの芸術と文化(3) 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は平常点50%(毎回授業後のコメントシートの提出)、学期末レポート50%で評価する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義内容を参考にしつつ、興味関心のある芸術作品あるいは美術作品についての学びを深める。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 講義時間の前後に対応します。 個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 |
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芸術学I
(科目名)
Theory of Arts I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木3 (教室) 共東42 |
|||||||
(授業の概要・目的)
本講義では、古代から中世を経てルネサンス期へと到る西洋の文化と芸術に関する歴史を理解し、さらに各国の美術作品や文化財に関わる学びを広い視野のもと修得することを目指す。講義では絵画における表象や技法を中心に扱うなかで、各時代の芸術をめぐる思想や技法が同時代の社会学や政治学などといかに連関していたのかを領域横断的に学び、様々な運動や動向について、歴史上・技法上・様式上の「点」と「点」を結び「線」として整理できる力の獲得を目指す。
|
|||||||
(到達目標)
・イメージと造形の生成・展開について、文化的・社会的背景も踏まえて考察することができる視野の広さを身につける。
・西洋においてなされてきた芸術表現の特徴について具体例とともに論じ、造形や表現の特徴を記述解説できる力を養う。 |
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション:忘れないこと、忘れられないためにできること 第2回 文字と葬送:古代の芸術と文化(1) 第3回 記憶抹消刑:古代の芸術と文化(2) 第4回 死/生の文化と表象:中世の芸術と文化(1) 第5回 薬草学と医術と魔術:中世の芸術と文化(2) 第6回 心臓と魂のありか:中世の芸術と文化(3) 第7回 愛の庭からユニコーンへ:中世の芸術と文化(4) 第8回 建築と絵画に現れた光:中世の芸術と文化(5) 第9回 上昇と装飾:中世からルネサンスへ(1) 第10回 天使の分類:中世からルネサンスへ(2) 第11回 悪魔の正体:中世からルネサンスへ(3) 第12回 天使と人間の距離:ルネサンスの芸術と文化(1) 第13回 《受胎告知》を見る:ルネサンスの芸術と文化(2) 第14回 肖像の系譜:ルネサンスの芸術と文化(3) 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は平常点50%(毎回授業後のコメントシートの提出)、学期末レポート50%で評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義内容を参考にしつつ、興味関心のある芸術作品あるいは美術作品についての学びを深める。
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(その他(オフィスアワー等))
講義時間の前後に対応します。
個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言語科学I
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(英 訳) | Introduction to Linguistic Science I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
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(教室) | 共北26 | ||||||
(授業の概要・目的) | 日常的な言語使用から例を取り出し,言語学的に分析できるようになることを目的とする.幅広い言語現象を扱うために,音声学・音韻論,形態論,統語論,意味論・語用論という言語学の主要分野の基礎をそれぞれ2,3回かけて学んでいく. | ||||||
(到達目標) | ・言語学の主な分野の基礎が理解できる. ・言語学的な議論の仕方が理解できる. ・身近な言語現象を規範的な正しい/間違いといった観点からではなく,言語学的に解釈できるようになる. |
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(授業計画と内容) | 本講義はフィードバックを含めて15回で行う. 第1回:ヒトの言語の特質と言語学の研究対象 第2回:ほとんど実技としての音声学 (音声学1) 第3回:アクセント,イントネーション,プロミネンス (音声学2) 第4回:音素という概念 (音韻論1) 第5回:さまざまな音韻現象 (音韻論2) 第6回:語の定義 (形態論1) 第7回:語形成の仕組み (形態論2) 第8回:文の定義 (統語論1) 第9回:句構造規則 (統語論2) 第10回:正しい文のみを産み出す規則 (統語論3) 第11回:意味とは何か (意味論・語用論1) 第12回:構造主義からプロトタイプ意味論へ (意味論・語用論2) 第13回:言語を習得する仕組み (総論) 第14回:言語学の研究対象再訪 (総論) 第15回:フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 課題提出:50% 試験:50% |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 復習として,授業内容に該当する実際の言語使用例を自分でも探してみるといったことをしてください.課題として提出してもらうこともあります. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 大人数での講義ではなりますが,スライドを見せながら話をするというスタイルではなく,板書のみとなる回がほとんどになります.受講生の反応を見ながら話を進めていくので,積極的な参加を期待します. | ||||||
言語科学I
(科目名)
Introduction to Linguistic Science I
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木3 (教室) 共北26 |
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(授業の概要・目的)
日常的な言語使用から例を取り出し,言語学的に分析できるようになることを目的とする.幅広い言語現象を扱うために,音声学・音韻論,形態論,統語論,意味論・語用論という言語学の主要分野の基礎をそれぞれ2,3回かけて学んでいく.
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(到達目標)
・言語学の主な分野の基礎が理解できる.
・言語学的な議論の仕方が理解できる. ・身近な言語現象を規範的な正しい/間違いといった観点からではなく,言語学的に解釈できるようになる. |
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(授業計画と内容)
本講義はフィードバックを含めて15回で行う. 第1回:ヒトの言語の特質と言語学の研究対象 第2回:ほとんど実技としての音声学 (音声学1) 第3回:アクセント,イントネーション,プロミネンス (音声学2) 第4回:音素という概念 (音韻論1) 第5回:さまざまな音韻現象 (音韻論2) 第6回:語の定義 (形態論1) 第7回:語形成の仕組み (形態論2) 第8回:文の定義 (統語論1) 第9回:句構造規則 (統語論2) 第10回:正しい文のみを産み出す規則 (統語論3) 第11回:意味とは何か (意味論・語用論1) 第12回:構造主義からプロトタイプ意味論へ (意味論・語用論2) 第13回:言語を習得する仕組み (総論) 第14回:言語学の研究対象再訪 (総論) 第15回:フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
課題提出:50%
試験:50% |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
復習として,授業内容に該当する実際の言語使用例を自分でも探してみるといったことをしてください.課題として提出してもらうこともあります.
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(その他(オフィスアワー等))
大人数での講義ではなりますが,スライドを見せながら話をするというスタイルではなく,板書のみとなる回がほとんどになります.受講生の反応を見ながら話を進めていくので,積極的な参加を期待します.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
教育学I
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(英 訳) | Pedagogy I | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
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(教室) | 4共30 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本授業は、学校教育を軸として、近代以降の日本の教育の概観、学校教育を支える思想やその歴史、現代の教育の諸問題を学んでいく。その際に教育人間学のアプローチを採用する。教育人間学とは、教育に関して自明に思われていることを、その根底から疑って考察するものである。こうしたアプローチによって、教育に関する事象をより深く理解することが可能になる。 | ||||||
(到達目標) | ・日本の学校教育についての歴史と現状を理解する。 ・学校教育を支える思想、歴史を理解する。 ・学校教育に関する現代的諸問題とその背景について理解する。 |
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(授業計画と内容) | 基本的に以下の計画に従って授業を進めるが、講義の進行具合によって、講義回数が異なることがある。 1.教育とは何か 2.日本教育小史① −前近代から近代へ− 3.日本教育小史② −ポストモダンにおける教育− 4.教育必要性について① 野生児の事例の紹介 5.教育必要性について② 野生児の事例の考察 6.近代教育の思想 7.子ども観の歴史とこれから 8.子どもたちの力学① −スクールカーストの事例から− 9.子どもたちの力学② −スクールカーストの考察− 10.ゆとり教育の理念と実際 11.学力とは何か 12.乳幼児の教育 13.現代の教師 14.新自由主義と教育・諸外国の教育の動向 15.フィードバック(フィードバック方法は別途連絡します) 授業回数はフィードバックを含め全15回とする |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(50点)と期末レポート(50点)で評価します。平常点は課題提出(25点)と授業への参加度(25点)に応じて評価します。期末レポートは、到達目標の達成度に基づき評価します。 期末レポート提出のみで単位が出る授業ではないことを理解した上で、受講して下さい。 |
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(教科書) |
PandAに授業資料を提示します。
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 日頃から教育のみならず、幅広く社会問題に興味を持つことが最大の予習です。復習は紹介した参考文献などから、各自深めていってください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業内容に関心がある方のみ受講して下さい。例年、履修者が多く、抽選になりやすい授業ですので、単位取得のみに関心がある学生の受講はご遠慮ください。 授業方法に関しては、講義が中心になりますが、映画鑑賞、グループワーク、課題提出を織り交ぜた授業になります。 |
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教育学I
(科目名)
Pedagogy I
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木3 (教室) 4共30 |
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(授業の概要・目的)
本授業は、学校教育を軸として、近代以降の日本の教育の概観、学校教育を支える思想やその歴史、現代の教育の諸問題を学んでいく。その際に教育人間学のアプローチを採用する。教育人間学とは、教育に関して自明に思われていることを、その根底から疑って考察するものである。こうしたアプローチによって、教育に関する事象をより深く理解することが可能になる。
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(到達目標)
・日本の学校教育についての歴史と現状を理解する。
・学校教育を支える思想、歴史を理解する。 ・学校教育に関する現代的諸問題とその背景について理解する。 |
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(授業計画と内容)
基本的に以下の計画に従って授業を進めるが、講義の進行具合によって、講義回数が異なることがある。 1.教育とは何か 2.日本教育小史① −前近代から近代へ− 3.日本教育小史② −ポストモダンにおける教育− 4.教育必要性について① 野生児の事例の紹介 5.教育必要性について② 野生児の事例の考察 6.近代教育の思想 7.子ども観の歴史とこれから 8.子どもたちの力学① −スクールカーストの事例から− 9.子どもたちの力学② −スクールカーストの考察− 10.ゆとり教育の理念と実際 11.学力とは何か 12.乳幼児の教育 13.現代の教師 14.新自由主義と教育・諸外国の教育の動向 15.フィードバック(フィードバック方法は別途連絡します) 授業回数はフィードバックを含め全15回とする |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(50点)と期末レポート(50点)で評価します。平常点は課題提出(25点)と授業への参加度(25点)に応じて評価します。期末レポートは、到達目標の達成度に基づき評価します。
期末レポート提出のみで単位が出る授業ではないことを理解した上で、受講して下さい。 |
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(教科書)
PandAに授業資料を提示します。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
日頃から教育のみならず、幅広く社会問題に興味を持つことが最大の予習です。復習は紹介した参考文献などから、各自深めていってください。
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(その他(オフィスアワー等))
授業内容に関心がある方のみ受講して下さい。例年、履修者が多く、抽選になりやすい授業ですので、単位取得のみに関心がある学生の受講はご遠慮ください。
授業方法に関しては、講義が中心になりますが、映画鑑賞、グループワーク、課題提出を織り交ぜた授業になります。 |
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