


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :核融合とプラズマの科学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Science of Fusion Energy and Plasmas | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 共西12 | ||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 核融合学関連 / プラズマ科学 / 地球環境学 / 電磁気学 / リモートセンシング | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 核融合エネルギー(フュージョンエネルギー)は地上の太陽と呼ばれ、将来の基幹エネルギーとなるべく国際協力をベースに研究開発が進められている未来のエネルギーです。フュージョンエネルギーは持続可能な社会を創造するため必須とされていますが、その意義・必要性・特徴をし、現状・見通しを概説します。 フュージョンエネルギーを実現するには「プラズマ」を高温・高密度で閉じ込める必要があります。このプラズマは物質第4の状態と呼ばれ、フュージョンエネルギーの開発のみならず、半導体の製造、ナノプロセス、小惑星探査機「はやぶさ」などで使われているロケット推進まで、様々な産業や製品に応用されています。一方、オーロラ、雷、炎、太陽は実はプラズマです。宇宙で最も標準的な物質の状態は実はプラズマです。 このプラズマは電子とイオン(原子核)から成り、全体では中性でありながら、その粒子集団の運動は電磁場を誘起します。この電磁場が集団の運動にフィードバックをかけるためプラズマは実に不思議な振る舞いをします。この複雑性がフュージョンエネルギーの実現を妨げる要因の一つでもあります。 本科目を履修することで、フュージョンエネルギーの基礎となぜ実現が難しいか、最近それをどうやって克服してきたのか、を学ぶ事で、大型科学プロジェクトがどのように進展していくのかを知ることができる。 |
||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | ・核融合エネルギー実現のためには「プラズマ」に対する知見を確立することが必要不可欠である。本セミナーでは現代の日常生活や科学技術に密接に関係しているにもかかわらず、高校まででは直接扱うことがなかった物質第4の状態「プラズマ」の多様かつ知的好奇心をかきたてる様々な知見を得ることができる。 ・地球温暖化対策、ゼロ・エミッションを目指した将来のベースロード(base load)電源としての核融合エネルギーの基本原理・研究の現状・課題と将来の展望を知ることで持続可能な社会に不可欠なエネルギー問題、地球環境問題を解決するために必要な知識を取得できる。 ・1億度にもなる高温のプラズマを閉じ込める方法、高温のプラズマを加熱生成する方法、プラズマを支配する物理法則、プラズマを理解する上で不可欠なプラズマの温度・密度・流れやプラズマから生じる光・電磁波を計測する手法に対する知識を得ることができる。 ・宇宙開発、ナノテクノロジーに代表される科学技術開発の基盤となるプラズマを理解し、その奥深い世界を知ることができる。 |
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(授業計画と内容) | 課題については、座学・調査・実習・プレゼンテーションなどを行う。また、核融合プラズマ実験装置Heliotron Jの見学を行う。 授業は教員3名(長﨑・稲垣・門)が担当し、装置見学は、1名(小林)とともに4名が担当する。 1. 核融合炉の基本【長﨑、4回】 なぜ核融合反応で巨大なエネルギーが発生するのか、また、核融合反応が持続するための条件であるローソン条件について話します。磁場閉じ込め方式や加熱についても触れます。 2. プラズマの観測【門、4回】 1億度のプラズマはどうやって測るのか?オーロラはなぜ緑色に輝くのか?そのような疑問をプラズマが発する光を診る事で解決します。簡易的な分光器を作成し、それで実際のプラズマを観てもらいます。 3. プラズマを作る・観る【稲垣、4回】 核融合エネルギー学に関して20程度のテーマを用意し、学生はある1つのテーマに関してプレゼンターと質問者に分かれて討論を行います。 4.Heliotron J装置見学(宇治キャンパス)【長﨑・稲垣・小林・門、2回相当】 5. フィードバック(方法については別途連絡)【1回】 |
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(履修要件) |
核融合エネルギーに関心のある文系の学生にも理解できるように、大学での物理の履修や物理学の基本的な知識を前提とはしない授業内容を心がけるが、高校の「物理基礎」、「物理」の「電磁気」「原子・原子核」単元に目を通しておくと、理解の役に立つであろう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 概ね出席と参加の状況50%、平常点(ディスカッション,プレゼンテーション、レポート課題等)50%として、総合的に評価する。詳細は初回授業にて説明する。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
講義に際し、適宜資料を配布する。
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(参考書等) |
『核融合: 宇宙のエネルギーを私たちの手に Kindle版』
(Amazon Services International, Inc.)
ISBN:B00TNZCKD8
(安価かつ読みやすいので,強く推薦する。https://www.amazon.co.jp/dp/B00TNZCKD8)
『図解でよくわかる 核融合エネルギーのきほん』
(誠文堂新光社, 2021)
ISBN:441662056X
( 世界が変わる夢のエネルギーのしくみから、環境・ビジネス・教育との関わりや将来像まで)
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(関連URL) |
https://youtu.be/YwkTx9W918Q
知の拠点セミナー:すぐにわかるプラズマと核融合エネルギー
https://youtu.be/DDZ1hjhTCu4 探検!おもしろサイエンス Heliotron J http://www.jps.or.jp/public/koukai/koukai-2014-11-15.php 公開講座「プラズマの物理と応用 〜天体・核融合・産業・医療〜」動画公開 |
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(授業外学習(予習・復習)等) | エネルギー・科学技術・今後のエネルギー政策や経済、社会等にかかわる総合的な視点を育めるよう、授業で扱う話題や各自興味をもった関連項目についての積極的な自習を薦める。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 物理,機械,電気電子,エネルギー資源などに関心のある理工系の学生はもちろん、エネルギー開発,政策などに関心のある文系の学生も積極的な受講を期待する。 装置見学に際し、平日は吉田キャンパスから宇治キャンパスへは連絡バスがあるが、見学が休日に変更される場合は宇治キャンパスまでの交通費が必要になる。なお“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。 |
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ILASセミナー :核融合とプラズマの科学
(科目名)
ILAS Seminar :Science of Fusion Energy and Plasmas
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 共西12 |
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(キーワード) 核融合学関連 / プラズマ科学 / 地球環境学 / 電磁気学 / リモートセンシング | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
核融合エネルギー(フュージョンエネルギー)は地上の太陽と呼ばれ、将来の基幹エネルギーとなるべく国際協力をベースに研究開発が進められている未来のエネルギーです。フュージョンエネルギーは持続可能な社会を創造するため必須とされていますが、その意義・必要性・特徴をし、現状・見通しを概説します。
フュージョンエネルギーを実現するには「プラズマ」を高温・高密度で閉じ込める必要があります。このプラズマは物質第4の状態と呼ばれ、フュージョンエネルギーの開発のみならず、半導体の製造、ナノプロセス、小惑星探査機「はやぶさ」などで使われているロケット推進まで、様々な産業や製品に応用されています。一方、オーロラ、雷、炎、太陽は実はプラズマです。宇宙で最も標準的な物質の状態は実はプラズマです。 このプラズマは電子とイオン(原子核)から成り、全体では中性でありながら、その粒子集団の運動は電磁場を誘起します。この電磁場が集団の運動にフィードバックをかけるためプラズマは実に不思議な振る舞いをします。この複雑性がフュージョンエネルギーの実現を妨げる要因の一つでもあります。 本科目を履修することで、フュージョンエネルギーの基礎となぜ実現が難しいか、最近それをどうやって克服してきたのか、を学ぶ事で、大型科学プロジェクトがどのように進展していくのかを知ることができる。 |
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(到達目標)
・核融合エネルギー実現のためには「プラズマ」に対する知見を確立することが必要不可欠である。本セミナーでは現代の日常生活や科学技術に密接に関係しているにもかかわらず、高校まででは直接扱うことがなかった物質第4の状態「プラズマ」の多様かつ知的好奇心をかきたてる様々な知見を得ることができる。
・地球温暖化対策、ゼロ・エミッションを目指した将来のベースロード(base load)電源としての核融合エネルギーの基本原理・研究の現状・課題と将来の展望を知ることで持続可能な社会に不可欠なエネルギー問題、地球環境問題を解決するために必要な知識を取得できる。 ・1億度にもなる高温のプラズマを閉じ込める方法、高温のプラズマを加熱生成する方法、プラズマを支配する物理法則、プラズマを理解する上で不可欠なプラズマの温度・密度・流れやプラズマから生じる光・電磁波を計測する手法に対する知識を得ることができる。 ・宇宙開発、ナノテクノロジーに代表される科学技術開発の基盤となるプラズマを理解し、その奥深い世界を知ることができる。 |
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(授業計画と内容)
課題については、座学・調査・実習・プレゼンテーションなどを行う。また、核融合プラズマ実験装置Heliotron Jの見学を行う。 授業は教員3名(長﨑・稲垣・門)が担当し、装置見学は、1名(小林)とともに4名が担当する。 1. 核融合炉の基本【長﨑、4回】 なぜ核融合反応で巨大なエネルギーが発生するのか、また、核融合反応が持続するための条件であるローソン条件について話します。磁場閉じ込め方式や加熱についても触れます。 2. プラズマの観測【門、4回】 1億度のプラズマはどうやって測るのか?オーロラはなぜ緑色に輝くのか?そのような疑問をプラズマが発する光を診る事で解決します。簡易的な分光器を作成し、それで実際のプラズマを観てもらいます。 3. プラズマを作る・観る【稲垣、4回】 核融合エネルギー学に関して20程度のテーマを用意し、学生はある1つのテーマに関してプレゼンターと質問者に分かれて討論を行います。 4.Heliotron J装置見学(宇治キャンパス)【長﨑・稲垣・小林・門、2回相当】 5. フィードバック(方法については別途連絡)【1回】 |
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(履修要件)
核融合エネルギーに関心のある文系の学生にも理解できるように、大学での物理の履修や物理学の基本的な知識を前提とはしない授業内容を心がけるが、高校の「物理基礎」、「物理」の「電磁気」「原子・原子核」単元に目を通しておくと、理解の役に立つであろう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
概ね出席と参加の状況50%、平常点(ディスカッション,プレゼンテーション、レポート課題等)50%として、総合的に評価する。詳細は初回授業にて説明する。
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(教科書)
講義に際し、適宜資料を配布する。
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(参考書等)
『核融合: 宇宙のエネルギーを私たちの手に Kindle版』
(Amazon Services International, Inc.)
ISBN:B00TNZCKD8
(安価かつ読みやすいので,強く推薦する。https://www.amazon.co.jp/dp/B00TNZCKD8)
『図解でよくわかる 核融合エネルギーのきほん』
(誠文堂新光社, 2021)
ISBN:441662056X
( 世界が変わる夢のエネルギーのしくみから、環境・ビジネス・教育との関わりや将来像まで)
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(授業外学習(予習・復習)等)
エネルギー・科学技術・今後のエネルギー政策や経済、社会等にかかわる総合的な視点を育めるよう、授業で扱う話題や各自興味をもった関連項目についての積極的な自習を薦める。
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(その他(オフィスアワー等))
物理,機械,電気電子,エネルギー資源などに関心のある理工系の学生はもちろん、エネルギー開発,政策などに関心のある文系の学生も積極的な受講を期待する。
装置見学に際し、平日は吉田キャンパスから宇治キャンパスへは連絡バスがあるが、見学が休日に変更される場合は宇治キャンパスまでの交通費が必要になる。なお“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :天気予報と気候変動の科学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Numerical Weather Prediction and Climate Dynamics | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 1共24 | ||||||||||||
(キーワード) | 気象学 / 異常気象 / 気候変動 / 温暖化 / 予測可能性 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | このセミナーでは、地球の気候や大気大循環への理解を深めるため、気象観測や大気シミュレーションについて学ぶ。気象や気候は、農業や流通、エネルギー供給、防災などを通じて人々の生活に大きく影響している。気象や気候の知識は、日常生活や行政やビジネスにおける意思決定の基礎となるため、理系はもちろん文系の学生にとっても有意義である。 気象や気候は高校地学で教えられているが、履修者は多くない。高校で履修していなくても、気象や気候の多くの事柄は、高校の数学や物理、化学の基礎的な知識で理解できる。セミナーでは、必要に応じて基礎知識を復習しながら進める。気候の進化には生物の役割も大きい。セミナーで行う観測やデータの解析や可視化、シミュレーションを通じて、高校時代は無味乾燥に思われた数学や理科の知識が気象や気候の理解に役立つことが理解できれば、教養科目の学習の動機を高めることができるはずである。 日々の天気予報や季節予測、気候変動や温暖化の予測は物理法則に基づいて行われている。予報がなぜよく当たったり、時に大きく外れたりするのか。温暖化予測は、どの程度信頼できるのか。セミナーを受講すれば気象情報や気候変動関連のニュースに対する理解が深まるであろう。 セミナーでは英語の教科書や文献を参照する。研究はもちろんビジネスにおいても情報の多くは英語である。高校まではまとまった分量の英語に接する機会は少ないが、研究やビジネスの世界で指導的な役割を果たすには英語の読解力が必要である。セミナーでは、他者の意見に耳を傾け、自分の意見を論理立てて述べ、討論を行う力を養う。 |
||||||||||||
(到達目標) | ・地球環境に関する基本的な知識を得る。 ・英語の教科書や文献を読み、理解する読解力をつける。 ・教科書を読み理解した内容を観測や実習に役立てる。 ・学習した内容について、説明する力を養う。 ・観測やデータ解析、シミュレーションを行うために必要な、電子工作やプログラミングの基本的な技術を習得する。 ・他者との有意義な討論を行う。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 担当 井口 第1回 セミナーの目的や進め方について紹介した後、英語の教科書を読む。 第2〜3回 英語の教科書を読み、担当教員の解説や質疑応答を通じて、気候学の基礎知識を身につける。扱うテーマは、主に地球の大気組成と放射及び炭素大循環である。 第4〜6回 Raspberry Piに気象センサを取り付け気象観測を行う。得られたデータをグラフにしたり、統計解析を行ったりする。 第7回 実習の成果報告を行う。 担当 榎本 第8〜10回 Rによるプログラミングの基礎を学びながら、担当教員の解説や質疑応答を通じて、気象学の基礎知識を身につける。 第11〜14回 Rにより、気象データの解析や可視化、簡単なシミュレーションを行う。 第15回 実習の成果報告を行う。 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況(30%)及び発表(70%)により評価する。 | ||||||||||||
(教科書) |
『Atmospheric Science An Introductory Survey』
(2006)
ISBN:9780127329512
(関連URLからPDFを取得する。著作権に配慮すること)
『Global Physical Climatology』
(Elsevier)
ISBN:9780123285317
(関連URLからPDFを取得する。著作権に配慮すること)
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) |
https://www.dpac.dpri.kyoto-u.ac.jp
防災研究所 災害気候研究分野
https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/EB06525714 教科書の電子版(学内からアクセス可) https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/EB05920696 教科書の電子版(学内からアクセス可) |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 関連URLからPDF版の教科書を取得し,指示された箇所に目を通しておく。必要であれば,日本語の教科書等を参考にする。プログラミングや観測の課題を行い,結果の発表資料を準備する。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 電子メール等により,随時質問を受け付ける。 | ||||||||||||
ILASセミナー :天気予報と気候変動の科学
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Numerical Weather Prediction and Climate Dynamics
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 1共24 |
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(キーワード) 気象学 / 異常気象 / 気候変動 / 温暖化 / 予測可能性 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
このセミナーでは、地球の気候や大気大循環への理解を深めるため、気象観測や大気シミュレーションについて学ぶ。気象や気候は、農業や流通、エネルギー供給、防災などを通じて人々の生活に大きく影響している。気象や気候の知識は、日常生活や行政やビジネスにおける意思決定の基礎となるため、理系はもちろん文系の学生にとっても有意義である。
気象や気候は高校地学で教えられているが、履修者は多くない。高校で履修していなくても、気象や気候の多くの事柄は、高校の数学や物理、化学の基礎的な知識で理解できる。セミナーでは、必要に応じて基礎知識を復習しながら進める。気候の進化には生物の役割も大きい。セミナーで行う観測やデータの解析や可視化、シミュレーションを通じて、高校時代は無味乾燥に思われた数学や理科の知識が気象や気候の理解に役立つことが理解できれば、教養科目の学習の動機を高めることができるはずである。 日々の天気予報や季節予測、気候変動や温暖化の予測は物理法則に基づいて行われている。予報がなぜよく当たったり、時に大きく外れたりするのか。温暖化予測は、どの程度信頼できるのか。セミナーを受講すれば気象情報や気候変動関連のニュースに対する理解が深まるであろう。 セミナーでは英語の教科書や文献を参照する。研究はもちろんビジネスにおいても情報の多くは英語である。高校まではまとまった分量の英語に接する機会は少ないが、研究やビジネスの世界で指導的な役割を果たすには英語の読解力が必要である。セミナーでは、他者の意見に耳を傾け、自分の意見を論理立てて述べ、討論を行う力を養う。 |
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(到達目標)
・地球環境に関する基本的な知識を得る。
・英語の教科書や文献を読み、理解する読解力をつける。 ・教科書を読み理解した内容を観測や実習に役立てる。 ・学習した内容について、説明する力を養う。 ・観測やデータ解析、シミュレーションを行うために必要な、電子工作やプログラミングの基本的な技術を習得する。 ・他者との有意義な討論を行う。 |
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(授業計画と内容)
担当 井口 第1回 セミナーの目的や進め方について紹介した後、英語の教科書を読む。 第2〜3回 英語の教科書を読み、担当教員の解説や質疑応答を通じて、気候学の基礎知識を身につける。扱うテーマは、主に地球の大気組成と放射及び炭素大循環である。 第4〜6回 Raspberry Piに気象センサを取り付け気象観測を行う。得られたデータをグラフにしたり、統計解析を行ったりする。 第7回 実習の成果報告を行う。 担当 榎本 第8〜10回 Rによるプログラミングの基礎を学びながら、担当教員の解説や質疑応答を通じて、気象学の基礎知識を身につける。 第11〜14回 Rにより、気象データの解析や可視化、簡単なシミュレーションを行う。 第15回 実習の成果報告を行う。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況(30%)及び発表(70%)により評価する。
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(教科書)
『Atmospheric Science An Introductory Survey』
(2006)
ISBN:9780127329512
(関連URLからPDFを取得する。著作権に配慮すること)
『Global Physical Climatology』
(Elsevier)
ISBN:9780123285317
(関連URLからPDFを取得する。著作権に配慮すること)
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
関連URLからPDF版の教科書を取得し,指示された箇所に目を通しておく。必要であれば,日本語の教科書等を参考にする。プログラミングや観測の課題を行い,結果の発表資料を準備する。
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(その他(オフィスアワー等))
電子メール等により,随時質問を受け付ける。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :進化と生態の博物学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Science of Evolution and Ecology | ||||
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(担当教員) |
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||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 総合博物館 セミナー室(S202) | ||||||
(キーワード) | 進化 / 種概念 / 個体群生態学 / 群集生態学 / 送粉生態学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 博物学や生物学を正しく現代的に理解する事を目的として、生命進化の歴史や、現存する生物に関する進化生態学的研究に関する最新の研究成果や概念をテーマに博物館の収蔵品を活用しつつゼミ形式の授業を行う。 | ||||||
(到達目標) | 生物進化に関する正しい知識を学び、様々な種の生態や生物多様性を進化学的に考察することを通して、多くの生命現象を合理的に理解できるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下のプランに従ってゼミを進める。 ただし、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で示した回を目途に調整を行う。 (1) 生物学的基本概念の確認【1-2回】 「種とは何か?」についての討論を行うことで、「種」「個体群」「群集」についての厳密な生物学的定義を確認する。 COVID19の変異株の進化に関する考察から、種概念の拡張や種を変える進化と小規模な変異の拡散についても議論する。 (2) 進化のメカニズムと生活史戦略【2-6回】 ダーウイン進化論に基づく進化のメカニズムと隠喩としての生活史「戦略」についての理解を促す。この際、博物館に展示されている化石資料を活用して、実物資料にのっとり、どのように進化が起こったのかについての討論を行う。 (3) 社会性の進化と包括適応度【6-8回】 古典的なダーウイン進化論では説明のつかない利他行動の進化について、どのように考えることで進化でそのような利他行動の成立が説明できるのかを討論する。 (4) 昆虫の採餌戦略と花の送粉戦略【8-11回】 花の個体群とそれを利用する昆虫の共進化を例に送粉共生系のあり方についての討論を通して、進化的考え方を深める。 この際、博物館に展示されている昆虫標本や森林ジオラマを活用する。 (5) 群集生態学と多変量解析【11-12回】 個体群生態学と群集生態学とともに、多変量解析の基礎を用いた解析についての理解を深める。 (6) 訪花昆虫群集の変化【12-13回】 訪花昆虫群集に関わる研究を例に、群集レベルの生態と進化について、実際の野外データや標本に基づいた討論を行う。 (7) 新しい博物館情報学の試み【13回】 現在、京大総合博物館情報発信系でなされている最先端研究を紹介し、論議する。 ただし、受講者の理解状況や進度によっては、本項を省く。 (8) よくある進化の誤認【14回】 進化に関わるよくある誤認をあげて、正しい進化的考え方を確認するため、それぞれの誤認をどう正すべきかの討論を行う。 また、この回にレポート課題とフィードバックの方法を示す。 (9) レポート課題提出【試験期間】 (10) フィードバック【15回】 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート(1回:50点満点) 平常点(討論への参加を評価:50点満点) の合計により、評価する |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 開講前に必須の予習は特に無いが、授業中に、適宜、次週までに自分で考えておくべき課題を提示する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特定の分野についての予備知識を前提とする講義ではない。生物進化についての洞察力は、文系において同様に複雑な社会現象やその変遷の考察の際にも役立てることが出来る。 なにより、博物館には生物進化を跡づける様々な学術標本資料が豊富に収蔵されており、それをもとに構築された本ゼミは、高校までの紙の上の勉強とはひと味違い、大学における学びということについて考え直す良いきっかけとなろう。 |
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ILASセミナー :進化と生態の博物学
(科目名)
ILAS Seminar :Science of Evolution and Ecology
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 総合博物館 セミナー室(S202) |
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(キーワード) 進化 / 種概念 / 個体群生態学 / 群集生態学 / 送粉生態学 | |||||||
(授業の概要・目的)
博物学や生物学を正しく現代的に理解する事を目的として、生命進化の歴史や、現存する生物に関する進化生態学的研究に関する最新の研究成果や概念をテーマに博物館の収蔵品を活用しつつゼミ形式の授業を行う。
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(到達目標)
生物進化に関する正しい知識を学び、様々な種の生態や生物多様性を進化学的に考察することを通して、多くの生命現象を合理的に理解できるようになる。
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(授業計画と内容)
基本的に以下のプランに従ってゼミを進める。 ただし、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で示した回を目途に調整を行う。 (1) 生物学的基本概念の確認【1-2回】 「種とは何か?」についての討論を行うことで、「種」「個体群」「群集」についての厳密な生物学的定義を確認する。 COVID19の変異株の進化に関する考察から、種概念の拡張や種を変える進化と小規模な変異の拡散についても議論する。 (2) 進化のメカニズムと生活史戦略【2-6回】 ダーウイン進化論に基づく進化のメカニズムと隠喩としての生活史「戦略」についての理解を促す。この際、博物館に展示されている化石資料を活用して、実物資料にのっとり、どのように進化が起こったのかについての討論を行う。 (3) 社会性の進化と包括適応度【6-8回】 古典的なダーウイン進化論では説明のつかない利他行動の進化について、どのように考えることで進化でそのような利他行動の成立が説明できるのかを討論する。 (4) 昆虫の採餌戦略と花の送粉戦略【8-11回】 花の個体群とそれを利用する昆虫の共進化を例に送粉共生系のあり方についての討論を通して、進化的考え方を深める。 この際、博物館に展示されている昆虫標本や森林ジオラマを活用する。 (5) 群集生態学と多変量解析【11-12回】 個体群生態学と群集生態学とともに、多変量解析の基礎を用いた解析についての理解を深める。 (6) 訪花昆虫群集の変化【12-13回】 訪花昆虫群集に関わる研究を例に、群集レベルの生態と進化について、実際の野外データや標本に基づいた討論を行う。 (7) 新しい博物館情報学の試み【13回】 現在、京大総合博物館情報発信系でなされている最先端研究を紹介し、論議する。 ただし、受講者の理解状況や進度によっては、本項を省く。 (8) よくある進化の誤認【14回】 進化に関わるよくある誤認をあげて、正しい進化的考え方を確認するため、それぞれの誤認をどう正すべきかの討論を行う。 また、この回にレポート課題とフィードバックの方法を示す。 (9) レポート課題提出【試験期間】 (10) フィードバック【15回】 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート(1回:50点満点)
平常点(討論への参加を評価:50点満点) の合計により、評価する |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
開講前に必須の予習は特に無いが、授業中に、適宜、次週までに自分で考えておくべき課題を提示する。
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(その他(オフィスアワー等))
特定の分野についての予備知識を前提とする講義ではない。生物進化についての洞察力は、文系において同様に複雑な社会現象やその変遷の考察の際にも役立てることが出来る。
なにより、博物館には生物進化を跡づける様々な学術標本資料が豊富に収蔵されており、それをもとに構築された本ゼミは、高校までの紙の上の勉強とはひと味違い、大学における学びということについて考え直す良いきっかけとなろう。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :地球と資源エネルギー
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(英 訳) | ILAS Seminar :Earth and Energy Resources | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 総合研究10号館426会議室 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 資源 / エネルギー / 地球 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地質年代をかけて生成した資源(鉱産資源)を主要なテーマとして、「地球」と「資源」について学び,資源の開発から消費までのプロセスを理解する.さらに,これらの基礎知識から「資源の安定供給」について考える. | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 人類が消費している「資源」と「エネルギー」についての基礎知識を習得する.資源の安定供給のために必要な知識を理解する. | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 授業スケジュールは,概要説明(1回),下記のテーマについての学習(全13回,うち実習形式1回),課題発表会(1回),フィードバック(1回)である.受講学生の要望に応じて,テーマを追加変更することがある.また,各テーマの解説では適宜ビデオ教材等も使用する.各回、各自でネットワークに接続できるデバイスを持参すること(BYOD).鉱産資源の基礎に関するテーマは藤本が,エネルギー資源に関するテーマは浜が,金属・工業用資源に関するテーマは陳が担当する.フィードバック方法は別途連絡する. ①概要説明 ②資源の考え方と鉱産資源の基礎(鉱床学・資源開発工学について) ③資源に関するデータ(基礎知識と取り扱い上の注意点) ④静態的耐用年数と資源消費量予測(資源の安定供給のために) ⑤石炭・石油・天然ガス(在来型炭化水素資源) ⑥石油(限界説と地球温暖化) ⑦シェールガス・シェールオイル(非在来型炭化水素資源をめぐる世界の資源戦略) ⑧メタンハイドレート(国産天然ガス資源) ⑨バイオマスエネルギー資源(再生可能なエネルギー資源) ⑩実習:鉱産資源の消費量を予測してみよう。 ⑪二酸化炭素の回収と処分、利用(CCUS) ⑫鉄資源(光合成と縞状鉄鉱床) ⑬水資源・砂資源(世界で最も多く消費される資源) ⑭月・火星の資源開発(宇宙開発に向けてこれまでの資源開発工学を俯瞰) ⑮課題発表会 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(各回授業でのディスカッション等への参加状況)60%、受講者による課題発表会(プレゼンテーション及び質疑応答への参加状況)40%により評価する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 各トピックについての復習を推奨する. | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーは特に設けない。できるだけ事前にアポイントメントと取って、各教員室を訪ねること。また、メールによる質問も受け付ける。 ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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ILASセミナー :地球と資源エネルギー
(科目名)
ILAS Seminar :Earth and Energy Resources
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 総合研究10号館426会議室 |
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(キーワード) 資源 / エネルギー / 地球 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
地質年代をかけて生成した資源(鉱産資源)を主要なテーマとして、「地球」と「資源」について学び,資源の開発から消費までのプロセスを理解する.さらに,これらの基礎知識から「資源の安定供給」について考える.
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(到達目標)
人類が消費している「資源」と「エネルギー」についての基礎知識を習得する.資源の安定供給のために必要な知識を理解する.
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(授業計画と内容)
授業スケジュールは,概要説明(1回),下記のテーマについての学習(全13回,うち実習形式1回),課題発表会(1回),フィードバック(1回)である.受講学生の要望に応じて,テーマを追加変更することがある.また,各テーマの解説では適宜ビデオ教材等も使用する.各回、各自でネットワークに接続できるデバイスを持参すること(BYOD).鉱産資源の基礎に関するテーマは藤本が,エネルギー資源に関するテーマは浜が,金属・工業用資源に関するテーマは陳が担当する.フィードバック方法は別途連絡する. ①概要説明 ②資源の考え方と鉱産資源の基礎(鉱床学・資源開発工学について) ③資源に関するデータ(基礎知識と取り扱い上の注意点) ④静態的耐用年数と資源消費量予測(資源の安定供給のために) ⑤石炭・石油・天然ガス(在来型炭化水素資源) ⑥石油(限界説と地球温暖化) ⑦シェールガス・シェールオイル(非在来型炭化水素資源をめぐる世界の資源戦略) ⑧メタンハイドレート(国産天然ガス資源) ⑨バイオマスエネルギー資源(再生可能なエネルギー資源) ⑩実習:鉱産資源の消費量を予測してみよう。 ⑪二酸化炭素の回収と処分、利用(CCUS) ⑫鉄資源(光合成と縞状鉄鉱床) ⑬水資源・砂資源(世界で最も多く消費される資源) ⑭月・火星の資源開発(宇宙開発に向けてこれまでの資源開発工学を俯瞰) ⑮課題発表会 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(各回授業でのディスカッション等への参加状況)60%、受講者による課題発表会(プレゼンテーション及び質疑応答への参加状況)40%により評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
各トピックについての復習を推奨する.
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーは特に設けない。できるだけ事前にアポイントメントと取って、各教員室を訪ねること。また、メールによる質問も受け付ける。
※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :サイエンスジャングルの歩き方
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(英 訳) | ILAS Seminar :Lonely Planet - Across Multidisciplinary Science | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 高等研究院本館2階展示室 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 科学者育成 / 異分野融合 / 化学・生物学 / 企画デザイン / プレゼンテーション能力 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 「問いもない、答えもない、分野の垣根もない、知の最先端を体験したい。」 「先生から教えられるよりも、自分で新しいことを考えたい。」 そう思っている学生さんいませんか? このILASセミナーでは、そんなあなたが科学者になるためのサバイバル術を身につけることを目指します。 物質−細胞統合システム拠点に所属する教員5名(生物学、化学、数学が専門)が担当し、以下の流れでゼミを進めていきます。 (1)最先端の研究を通して、前提となる化学、生物学、数学の知識を詰め込みます。 (2)学生同士で議論をすることで、これらの知識を融合した新しい研究テーマをデザインします。 (3)研究のアイデアをプレゼンテーションします。 |
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(到達目標) | ・分野の枠にとらわれない自由な発想力を養う。 ・発表資料の作成を通して、科学的論理構成力を養う。 ・人前で発表する経験をつむことで、自己表現力を養う。 ・グループで課題を達成する能力を養う。 |
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(授業計画と内容) | このILASセミナーでは、学生のみなさんが、考え続けられる環境を提供します。 化学、生物学、数学における共通のキーワードをひとつ取り上げ、それぞれの視点を担当教員が紹介します。その後、参加学生がチームに分かれ、ディスカッションを通じて研究テーマをデザインし、構想した「新しい研究の可能性」を発表します。 最初は与えられたテーマを通して、科学的サバイバル術を身につけます。その後、オリジナルな研究アイデアを考え発表します。教員や一緒に授業をうける学生同士で更に改訂していくことで、アイデアをどんどん明確にしていき、最終的なプレゼンテーションを行ってもらいます。 第1回:インストラクション(自己紹介、ゼミの目的の説明) 第2回:「DNA」 第3回:「エネルギー生産」 第4回:「エネルギー生産」発表 第5回:「五感」 第6回:「五感」発表 第7回:オリジナル研究テーマ決定 第8回:プレゼン作成 第9回:第1回アイデア発表 第10回:アイデアアップグレード作業1 第11回:第2回アイデア発表 第12回:アイデアアップグレード作業2 第13回:最終プレゼン 第14回:まとめ 第15回:フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況と、議論への参加状況、プレゼンテーションにより総合的に評価する。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://youtu.be/volQts6F4uQ プロモーションムービー | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 研究アイデアの発表に関して、授業時間内に文献調査、発表原稿や発表スライドの準備などを行う時間を設けるが、その時間内に終わらなかった場合は、各グループの判断で、授業時間外に準備を進める場合もある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 物質−細胞統合システム拠点所属の複数教員による議論、プレゼンテーション重視の授業を行います。ものごとを多面的に見ることに興味があり、研究の最前線に触れたい学生、自分のアイデアで世界を動かしたい学生の参加を期待します。文理不問。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ILASセミナー :サイエンスジャングルの歩き方
(科目名)
ILAS Seminar :Lonely Planet - Across Multidisciplinary Science
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 高等研究院本館2階展示室 |
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(キーワード) 科学者育成 / 異分野融合 / 化学・生物学 / 企画デザイン / プレゼンテーション能力 | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
「問いもない、答えもない、分野の垣根もない、知の最先端を体験したい。」
「先生から教えられるよりも、自分で新しいことを考えたい。」 そう思っている学生さんいませんか? このILASセミナーでは、そんなあなたが科学者になるためのサバイバル術を身につけることを目指します。 物質−細胞統合システム拠点に所属する教員5名(生物学、化学、数学が専門)が担当し、以下の流れでゼミを進めていきます。 (1)最先端の研究を通して、前提となる化学、生物学、数学の知識を詰め込みます。 (2)学生同士で議論をすることで、これらの知識を融合した新しい研究テーマをデザインします。 (3)研究のアイデアをプレゼンテーションします。 |
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(到達目標)
・分野の枠にとらわれない自由な発想力を養う。
・発表資料の作成を通して、科学的論理構成力を養う。 ・人前で発表する経験をつむことで、自己表現力を養う。 ・グループで課題を達成する能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
このILASセミナーでは、学生のみなさんが、考え続けられる環境を提供します。 化学、生物学、数学における共通のキーワードをひとつ取り上げ、それぞれの視点を担当教員が紹介します。その後、参加学生がチームに分かれ、ディスカッションを通じて研究テーマをデザインし、構想した「新しい研究の可能性」を発表します。 最初は与えられたテーマを通して、科学的サバイバル術を身につけます。その後、オリジナルな研究アイデアを考え発表します。教員や一緒に授業をうける学生同士で更に改訂していくことで、アイデアをどんどん明確にしていき、最終的なプレゼンテーションを行ってもらいます。 第1回:インストラクション(自己紹介、ゼミの目的の説明) 第2回:「DNA」 第3回:「エネルギー生産」 第4回:「エネルギー生産」発表 第5回:「五感」 第6回:「五感」発表 第7回:オリジナル研究テーマ決定 第8回:プレゼン作成 第9回:第1回アイデア発表 第10回:アイデアアップグレード作業1 第11回:第2回アイデア発表 第12回:アイデアアップグレード作業2 第13回:最終プレゼン 第14回:まとめ 第15回:フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況と、議論への参加状況、プレゼンテーションにより総合的に評価する。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
研究アイデアの発表に関して、授業時間内に文献調査、発表原稿や発表スライドの準備などを行う時間を設けるが、その時間内に終わらなかった場合は、各グループの判断で、授業時間外に準備を進める場合もある。
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(その他(オフィスアワー等))
物質−細胞統合システム拠点所属の複数教員による議論、プレゼンテーション重視の授業を行います。ものごとを多面的に見ることに興味があり、研究の最前線に触れたい学生、自分のアイデアで世界を動かしたい学生の参加を期待します。文理不問。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :電波科学概論
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Radio Science | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 共北11 | ||||||||||||
(キーワード) | 電波の科学 / 電波を使った科学 / 研究の現場を知る | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 電波科学の幅広い基礎の習得を目的とする。電磁波(=電波と光)の基本的性質、放射、伝搬の基礎について講述し、実験とディスカッションを行う。電波や光による環境リモートセンシング、電波を使ったエネルギー伝送などを紹介する。研究の現場を知らせるため、地球大気環境リモートセンシング装置であるMUレーダー、電波によるエネルギー伝送の実験設備を見学する(見学2回)。さらに2名の講師に研究内容の紹介をしていただく(セミナー2回)。これらによって、電波科学の面白さに触れてほしい。 | ||||||||||||
(到達目標) | 電波の基本的性質について理解する。アンテナから放射された電波が大気、雨粒、周辺の物体などにぶつかりながら伝搬することを知る。電波や光を利用することで自然を計測できること、電波を使ってエネルギー伝送ができること、などについて知る。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | この授業は、講義 8回、セミナー 2回、見学 2回 から構成される。 講義:基礎的事項の授業(教室で行う簡単な実験を含む) セミナー: 特別講師による研究内容の紹介【メディア授業:同時双方向型】 見学: 研究設備の見学(それぞれ講義2回分以上の時間を要します) (注:見学について「その他」を見て下さい) 講義1 電波の基礎 (1) 説明、電磁気学の基礎 講義2 電波の基礎 (2) ベクトル解析など 講義3 電波の基礎 (3) マクスウェル方程式 講義4 電波の基礎 (4) 平面電磁波 ヘルツの実験、コヒーラ実験 講義5 電波の伝搬・屈折・散乱 講義6 電波伝搬について実験とディスカッション 講義7 地球環境レーダーと衛星リモートセンシング 講義8 電磁ポテンシャル(少し進んだ電磁気学) セミナー1 電波によるエネルギー伝送技術 セミナー2 先進的な電波リモートセンシング 見学1 MUレーダー(滋賀県甲賀市信楽町にある大型大気レーダー) 見学2 生存圏研究所 高度マイクロ波伝送実験棟(宇治キャンパス) フィードバック 授業内容についての質問を受ける |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート試験、出席と参加の状況 (試験は実施しない)。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業の前後に関連する項目についてさらに知識を広げることを期待しています。 インターネットからでよいから、さまざまな情報を得てほしい。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 授業について 電波を使って「自然を知る」「エネルギーを伝える」という、 学際的な研究領域に関する授業です。 所属する学部学科にかかわらず参加してほしい。 見学について 交通費は受講生の負担となる。 学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :電波科学概論
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Radio Science
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 共北11 |
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(キーワード) 電波の科学 / 電波を使った科学 / 研究の現場を知る | ||||||||||
(授業の概要・目的)
電波科学の幅広い基礎の習得を目的とする。電磁波(=電波と光)の基本的性質、放射、伝搬の基礎について講述し、実験とディスカッションを行う。電波や光による環境リモートセンシング、電波を使ったエネルギー伝送などを紹介する。研究の現場を知らせるため、地球大気環境リモートセンシング装置であるMUレーダー、電波によるエネルギー伝送の実験設備を見学する(見学2回)。さらに2名の講師に研究内容の紹介をしていただく(セミナー2回)。これらによって、電波科学の面白さに触れてほしい。
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(到達目標)
電波の基本的性質について理解する。アンテナから放射された電波が大気、雨粒、周辺の物体などにぶつかりながら伝搬することを知る。電波や光を利用することで自然を計測できること、電波を使ってエネルギー伝送ができること、などについて知る。
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(授業計画と内容)
この授業は、講義 8回、セミナー 2回、見学 2回 から構成される。 講義:基礎的事項の授業(教室で行う簡単な実験を含む) セミナー: 特別講師による研究内容の紹介【メディア授業:同時双方向型】 見学: 研究設備の見学(それぞれ講義2回分以上の時間を要します) (注:見学について「その他」を見て下さい) 講義1 電波の基礎 (1) 説明、電磁気学の基礎 講義2 電波の基礎 (2) ベクトル解析など 講義3 電波の基礎 (3) マクスウェル方程式 講義4 電波の基礎 (4) 平面電磁波 ヘルツの実験、コヒーラ実験 講義5 電波の伝搬・屈折・散乱 講義6 電波伝搬について実験とディスカッション 講義7 地球環境レーダーと衛星リモートセンシング 講義8 電磁ポテンシャル(少し進んだ電磁気学) セミナー1 電波によるエネルギー伝送技術 セミナー2 先進的な電波リモートセンシング 見学1 MUレーダー(滋賀県甲賀市信楽町にある大型大気レーダー) 見学2 生存圏研究所 高度マイクロ波伝送実験棟(宇治キャンパス) フィードバック 授業内容についての質問を受ける |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート試験、出席と参加の状況 (試験は実施しない)。詳細は授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業の前後に関連する項目についてさらに知識を広げることを期待しています。
インターネットからでよいから、さまざまな情報を得てほしい。 |
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(その他(オフィスアワー等))
授業について
電波を使って「自然を知る」「エネルギーを伝える」という、 学際的な研究領域に関する授業です。 所属する学部学科にかかわらず参加してほしい。 見学について 交通費は受講生の負担となる。 学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :宇宙への扉−フィクション・コンテンツに見る天文現象−
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(英 訳) | ILAS Seminar :The Door into the Space -Astronomical Phenomena in Fictions- | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 理学研究科4号館5階会議室(504) | ||||||||||||
(キーワード) | 天文学 / 宇宙 / 小説 / 映画 / アニメ | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 小説・映画・アニメ等の創作物を題材に、作品中における天文現象を取り上げて、解説・議論を行う。各回、発表者が、天文現象や宇宙に関連した事柄が物語の鍵を握る創作物を選び、その天文現象について自身で調べた内容を、物語におけるその役割とともに解説する。それに関して、教員から専門的な説明や、他の履修者を含めた議論を行う。 本ILASセミナーでは、創作物という身近な題材をもとに、天文学の基礎的な知識を習得するとともに、科学リテラシーの見方を習得することを目的とする。 |
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(到達目標) | ・天文学・天文現象についての基礎知識を獲得する。 ・文学作品等における天文現象のとらえられ方やその変遷について学ぶことで、文化や一般社会における天文学(あるいは広い意味で科学)の役割を考察する能力を獲得する。 ・創作物をはじめとした一般社会における科学的事柄の記述の真偽や正確さを判断するための、科学リテラシーの見方を習得する。 ・自分で題材を選択し掘り下げて調べる能力、そこで得た知識を他人に理解してもらえるよう説明するスキルを磨き、議論を通して理解を深める能力を養う。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション 本ILASセミナーの目的や進め方についての解説を行ない、次回以降の発表者を決める。 第2回〜13回 各参加者による発表。 題材は、天文現象を取り扱っているものであれば、小説・映画・アニメ等、作品の形式は問わない。題材となる作品は各発表者が自分で探し、選択する。 最初の1時間程度、発表者が選択した題材に関してあらすじを紹介し、その中で天文現象がどのように取り扱われているかを解説する。さらに、その天文現象に関して、自分で調べた付帯的な事項について解説する。残りの30分程度はそれについて全員で議論を行なう。 第14回 まとめ 第13回までに学んだことについて総括の議論を行なう。 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 自分の担当分の発表の内容(50点)と各回での議論への参加度合い(50点)により評価する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
題材は各自で好みのものを選んでよい。それをもとにして、簡単なものでよいので、あらすじや天文現象の取り扱われ方、付帯事項などを説明するための資料を用意すること。形式は自由とし、ノートに手書きしたものの写真でも、ワードやパワーポイントなどでまとめたものでも、その他の形式でも構わない。
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(参考書等) |
特になし。
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(授業外学習(予習・復習)等) | 各回のセミナー後に、興味を持ったことをインターネットや本で自主的に詳しく調べ ることを期待する。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 履修者には質問や議論を積極的に行なうことを期待する。特にオフィスアワーは設けないが、メールや教員研究室を訪問しての質問・議論は歓迎する。訪問する際は事前に必ずメールで連絡をすること。 | ||||||||||||
ILASセミナー :宇宙への扉−フィクション・コンテンツに見る天文現象−
(科目名)
ILAS Seminar :The Door into the Space -Astronomical Phenomena in Fictions-
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 理学研究科4号館5階会議室(504) |
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(キーワード) 天文学 / 宇宙 / 小説 / 映画 / アニメ | ||||||||||
(授業の概要・目的)
小説・映画・アニメ等の創作物を題材に、作品中における天文現象を取り上げて、解説・議論を行う。各回、発表者が、天文現象や宇宙に関連した事柄が物語の鍵を握る創作物を選び、その天文現象について自身で調べた内容を、物語におけるその役割とともに解説する。それに関して、教員から専門的な説明や、他の履修者を含めた議論を行う。
本ILASセミナーでは、創作物という身近な題材をもとに、天文学の基礎的な知識を習得するとともに、科学リテラシーの見方を習得することを目的とする。 |
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(到達目標)
・天文学・天文現象についての基礎知識を獲得する。
・文学作品等における天文現象のとらえられ方やその変遷について学ぶことで、文化や一般社会における天文学(あるいは広い意味で科学)の役割を考察する能力を獲得する。 ・創作物をはじめとした一般社会における科学的事柄の記述の真偽や正確さを判断するための、科学リテラシーの見方を習得する。 ・自分で題材を選択し掘り下げて調べる能力、そこで得た知識を他人に理解してもらえるよう説明するスキルを磨き、議論を通して理解を深める能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション 本ILASセミナーの目的や進め方についての解説を行ない、次回以降の発表者を決める。 第2回〜13回 各参加者による発表。 題材は、天文現象を取り扱っているものであれば、小説・映画・アニメ等、作品の形式は問わない。題材となる作品は各発表者が自分で探し、選択する。 最初の1時間程度、発表者が選択した題材に関してあらすじを紹介し、その中で天文現象がどのように取り扱われているかを解説する。さらに、その天文現象に関して、自分で調べた付帯的な事項について解説する。残りの30分程度はそれについて全員で議論を行なう。 第14回 まとめ 第13回までに学んだことについて総括の議論を行なう。 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
自分の担当分の発表の内容(50点)と各回での議論への参加度合い(50点)により評価する。
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(教科書)
使用しない
題材は各自で好みのものを選んでよい。それをもとにして、簡単なものでよいので、あらすじや天文現象の取り扱われ方、付帯事項などを説明するための資料を用意すること。形式は自由とし、ノートに手書きしたものの写真でも、ワードやパワーポイントなどでまとめたものでも、その他の形式でも構わない。
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(参考書等)
特になし。
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(授業外学習(予習・復習)等)
各回のセミナー後に、興味を持ったことをインターネットや本で自主的に詳しく調べ
ることを期待する。 |
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(その他(オフィスアワー等))
履修者には質問や議論を積極的に行なうことを期待する。特にオフィスアワーは設けないが、メールや教員研究室を訪問しての質問・議論は歓迎する。訪問する際は事前に必ずメールで連絡をすること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :イノベーションと経済社会
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(英 訳) | ILAS Seminar :Innovation and Economic Society | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 25(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 国際科学イノベ—ション棟 206号室 | ||||||||||||
(キーワード) | イノベーション / 経済 / 企業 / アントレプレナーシップ | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | このゼミでは、技術経営、経済学、社会思想という枠にこだわらず、視野を広く取ってイノベーションに関する問題意識の発掘に努めます。 社会の制度や組織の革新といった非技術的な革新も含む広義のイノベーションの概念や、その意義、あるいはイノベーションと経済・社会との関係、イノベーションを生み出す経済や社会の諸条件やアントレプレナーの役割についても考えを深めます。 イノベーションのあり方は国や地域によって大きく異なります。イノベーションを支える社会思想や制度はどのようなものなのでしょうか?あるいは、どのような人たちがイノベーションの担い手となっているのでしょうか?イノベーションに関する書物の輪読、および身近な対象に対する調査を通じ、イノベーションの概念を用いて現代社会を再考してみます。イノベーターの視点から見ることによって何が違ってくるのかについても考えてみたい。 |
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(到達目標) | 1.「イノベーション」とはどのような概念なのか理解する。 2.イノベーションと経済・社会の連関について考えを深める。 3.イノベーターの視点から社会を見るとはどのようなことであるのか理解する。 |
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(授業計画と内容) | イノベーションに関連する書物を輪読する。必ずしも技術経営、経済学、社会思想という枠にこだわらず、イノベーションにかかわる書物を通じ、視野を広く取って問題意識の発掘に努める。 下のような課題について、教科書を指定してそれぞれ4週程度の輪読をする予定である。担当箇所についての担当の参加者による報告のあと、参加者全体で、書物を基にした質疑応答を行う。 ・イノベーションの前提条件 ・イノベーションの担い手 ・イノベーションのエコシステム 本年度教科書として指定する書物を輪読する。なお、輪読の進行具合に応じて別途指定する教科書を追加する、もしくは簡易なフィールド調査を課すことがある。 第1回 イントロダクション 第2〜5回 教科書1輪読 第6〜9回 教科書2輪読 第10〜13回 教科書3輪読 第14回 まとめ 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | ○平常点(50%) 8割以上の出席を求めます。 質問や討論など、授業への積極的な参加を求めます。 ○発表(50%) 輪読の際に担当部分の要約および感想・疑問点についての発表(各人3〜4回) |
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(教科書) |
『進化思考[増補改訂版]—生き残るコンセプトをつくる「変異と選択」』
(海士の風,2023)
ISBN:978-4909934031
『HARD THINGS』
(日経BP, 2015)
ISBN:978-4822250850
『冒険する組織のつくりかた「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法』
(テオリア,2025)
ISBN:978-4799331170
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(参考書等) |
別途プリントを配布することがある。
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(関連URL) | https://www.saci.kyoto-u.ac.jp/venture/ims/ イノベーション関連のプログラム他 | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 各回の演習の前には、その回でカバーする書物のページ(事前に指定します)を全て読了の上、不明点や質問事項を明確にしておくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 簡易なフィールド調査を課す場合、必要な交通費などは受講生負担となる。 オフィスアワーについては授業初日に説明する。 イノベーションや起業についての関連科目については以下を参照すること https://www.saci.kyoto-u.ac.jp/venture/ims/ 以下が聴講可(無単位) 技術イノベーション事業化コース(実習) サステイナブル・ガストロノミー(演習) |
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ILASセミナー :イノベーションと経済社会
(科目名)
ILAS Seminar :Innovation and Economic Society
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 25(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 国際科学イノベ—ション棟 206号室 |
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(キーワード) イノベーション / 経済 / 企業 / アントレプレナーシップ | ||||||||||
(授業の概要・目的)
このゼミでは、技術経営、経済学、社会思想という枠にこだわらず、視野を広く取ってイノベーションに関する問題意識の発掘に努めます。
社会の制度や組織の革新といった非技術的な革新も含む広義のイノベーションの概念や、その意義、あるいはイノベーションと経済・社会との関係、イノベーションを生み出す経済や社会の諸条件やアントレプレナーの役割についても考えを深めます。 イノベーションのあり方は国や地域によって大きく異なります。イノベーションを支える社会思想や制度はどのようなものなのでしょうか?あるいは、どのような人たちがイノベーションの担い手となっているのでしょうか?イノベーションに関する書物の輪読、および身近な対象に対する調査を通じ、イノベーションの概念を用いて現代社会を再考してみます。イノベーターの視点から見ることによって何が違ってくるのかについても考えてみたい。 |
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(到達目標)
1.「イノベーション」とはどのような概念なのか理解する。
2.イノベーションと経済・社会の連関について考えを深める。 3.イノベーターの視点から社会を見るとはどのようなことであるのか理解する。 |
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(授業計画と内容)
イノベーションに関連する書物を輪読する。必ずしも技術経営、経済学、社会思想という枠にこだわらず、イノベーションにかかわる書物を通じ、視野を広く取って問題意識の発掘に努める。 下のような課題について、教科書を指定してそれぞれ4週程度の輪読をする予定である。担当箇所についての担当の参加者による報告のあと、参加者全体で、書物を基にした質疑応答を行う。 ・イノベーションの前提条件 ・イノベーションの担い手 ・イノベーションのエコシステム 本年度教科書として指定する書物を輪読する。なお、輪読の進行具合に応じて別途指定する教科書を追加する、もしくは簡易なフィールド調査を課すことがある。 第1回 イントロダクション 第2〜5回 教科書1輪読 第6〜9回 教科書2輪読 第10〜13回 教科書3輪読 第14回 まとめ 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
○平常点(50%)
8割以上の出席を求めます。 質問や討論など、授業への積極的な参加を求めます。 ○発表(50%) 輪読の際に担当部分の要約および感想・疑問点についての発表(各人3〜4回) |
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(教科書)
『進化思考[増補改訂版]—生き残るコンセプトをつくる「変異と選択」』
(海士の風,2023)
ISBN:978-4909934031
『HARD THINGS』
(日経BP, 2015)
ISBN:978-4822250850
『冒険する組織のつくりかた「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法』
(テオリア,2025)
ISBN:978-4799331170
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(参考書等)
別途プリントを配布することがある。
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(授業外学習(予習・復習)等)
各回の演習の前には、その回でカバーする書物のページ(事前に指定します)を全て読了の上、不明点や質問事項を明確にしておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
簡易なフィールド調査を課す場合、必要な交通費などは受講生負担となる。
オフィスアワーについては授業初日に説明する。 イノベーションや起業についての関連科目については以下を参照すること https://www.saci.kyoto-u.ac.jp/venture/ims/ 以下が聴講可(無単位) 技術イノベーション事業化コース(実習) サステイナブル・ガストロノミー(演習) |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :1×2×3×4=サステイナブル
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(英 訳) | ILAS Seminar :1x2x3x4=Sustainable | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 農学研究科本棟N283 | ||||||||||||
(キーワード) | 森里海連環学 / レジリエンス / 中山間地 / well-being | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 現在、都市に人口が集中し、その暮らしに自然を感じることは少なくなっています。そして、あらゆる生活の基盤は自然の創造物に依存しているのに、それらが産み出される現場(森や川や海)や過程との解離は大きくなっています。その結果、自然がないがしろにされ、地球温暖化や生物多様性の喪失など多くの環境問題が生じ、加えて、地域ごとに多様であった里山を囲んだ暮らしは画一化し、暮らしの中に存在した様々な多様性も失われています。これらの結果、現在のような暮らしが持続できないのではないかと考えられています。 このセミナーでは森に着目し、木材を調達するところからスタートし、製材加工・製造、デザイン、マーケティングといった、木材が森から伐採されて製品となって私たちの手に届くまでのプロセスから、自然と暮らしのつながり、そして持続可能性について考えます。また、フィールド実習では、地域で森の価値を捉え直す活動を続ける株式会社飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)やモノづくりに携わる職人さんに協力していただき、実際にモノ作りを行います。 これらの活動を通じて消費者や研究者ではなく実践者の立場から、地域や産業の様々な課題と向き合い、持続可能な暮らしについて再検討し、自分なりの持続可能性について考えるきっかけにしたいと思います。自然や林業に興味がある人やデザインや建築に興味がある人等、理系・文系問わず参加してください。 |
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(到達目標) | 森里海、さらには人と自然が連環することの意義について理解する。 地域の自然資源、文化的資源などの情報を収集、整理し、利活用から持続可能性を考えられるようになる。 |
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(授業計画と内容) | 講義予定 各課題についてそれぞれ1から2回を予定している。また、週末を利用して上賀茂試験地、さらに飛騨市(6月21-22日)でのフィールド実習を行う。授業回数は講義・実習・フィードバックを含め全15回とする。 ① 持続可能な社会への動き ② 持続可能性についての座学・意見交換 ③ 上賀茂試験地での里山実習(半日程度) ④ 広葉樹を用いた地域産業の視察とモノづくり(6月21-22日で飛騨市を予定。) ⑤ 持続可能性を伝える方法(3回程度) ⑥ 持続可能とはどういうことか・意見交換 |
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(履修要件) |
同時に開講している森里海連環学系科目「森里海連環学I」ならびに「森里海連環学II」を受講することが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回でのディスカッションへの参加(50点)、毎回の小レポート・最終レポート(50点)などから総合的に判断する。 | ||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『森のバランス』
(東海大学出版会)
『森里海連環学』
(京都大学学術出版会)
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(関連URL) |
https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/
フィールド科学教育研究センターHP
http://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/kamigamo/ 上賀茂試験地HP |
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(授業外学習(予習・復習)等) | フィールドセンターのHPなどを通じて、森林に関する情報を得ておくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 学生教育研究災害傷害保険に各自必ず加入しておくこと。 実習開催時期により、成績の登録が前期に間に合わない場合があります。 オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 上賀茂試験地での実習の交通費(1000円程度)が必要です。 |
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ILASセミナー :1×2×3×4=サステイナブル
(科目名)
ILAS Seminar :1x2x3x4=Sustainable
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 農学研究科本棟N283 |
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(キーワード) 森里海連環学 / レジリエンス / 中山間地 / well-being | ||||||||||
(授業の概要・目的)
現在、都市に人口が集中し、その暮らしに自然を感じることは少なくなっています。そして、あらゆる生活の基盤は自然の創造物に依存しているのに、それらが産み出される現場(森や川や海)や過程との解離は大きくなっています。その結果、自然がないがしろにされ、地球温暖化や生物多様性の喪失など多くの環境問題が生じ、加えて、地域ごとに多様であった里山を囲んだ暮らしは画一化し、暮らしの中に存在した様々な多様性も失われています。これらの結果、現在のような暮らしが持続できないのではないかと考えられています。
このセミナーでは森に着目し、木材を調達するところからスタートし、製材加工・製造、デザイン、マーケティングといった、木材が森から伐採されて製品となって私たちの手に届くまでのプロセスから、自然と暮らしのつながり、そして持続可能性について考えます。また、フィールド実習では、地域で森の価値を捉え直す活動を続ける株式会社飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)やモノづくりに携わる職人さんに協力していただき、実際にモノ作りを行います。 これらの活動を通じて消費者や研究者ではなく実践者の立場から、地域や産業の様々な課題と向き合い、持続可能な暮らしについて再検討し、自分なりの持続可能性について考えるきっかけにしたいと思います。自然や林業に興味がある人やデザインや建築に興味がある人等、理系・文系問わず参加してください。 |
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(到達目標)
森里海、さらには人と自然が連環することの意義について理解する。
地域の自然資源、文化的資源などの情報を収集、整理し、利活用から持続可能性を考えられるようになる。 |
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(授業計画と内容)
講義予定 各課題についてそれぞれ1から2回を予定している。また、週末を利用して上賀茂試験地、さらに飛騨市(6月21-22日)でのフィールド実習を行う。授業回数は講義・実習・フィードバックを含め全15回とする。 ① 持続可能な社会への動き ② 持続可能性についての座学・意見交換 ③ 上賀茂試験地での里山実習(半日程度) ④ 広葉樹を用いた地域産業の視察とモノづくり(6月21-22日で飛騨市を予定。) ⑤ 持続可能性を伝える方法(3回程度) ⑥ 持続可能とはどういうことか・意見交換 |
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(履修要件)
同時に開講している森里海連環学系科目「森里海連環学I」ならびに「森里海連環学II」を受講することが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回でのディスカッションへの参加(50点)、毎回の小レポート・最終レポート(50点)などから総合的に判断する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『森のバランス』
(東海大学出版会)
『森里海連環学』
(京都大学学術出版会)
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(授業外学習(予習・復習)等)
フィールドセンターのHPなどを通じて、森林に関する情報を得ておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
学生教育研究災害傷害保険に各自必ず加入しておくこと。
実習開催時期により、成績の登録が前期に間に合わない場合があります。 オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 上賀茂試験地での実習の交通費(1000円程度)が必要です。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :IoTとセキュリティ入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to IoT and Security | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 学術情報メディアセンター北館4階小会議室 | ||||||||||||
(キーワード) | 情報セキュリティ / インターネット / IoT / プログラミング | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | インターネットは社会にとって必須のものとなっている。今後は、あらゆる物がインターネットに繋がるいわゆるIoT(Internet of Things)社会が到来すると言われている。一方で、あらゆる人や物がインターネットに繋がり様々な情報がインターネット上で流通する社会では、社会的な脅威から人や物を守る情報セキュリティの重要性は更に高まっている。この授業では、座学と実習を通じて、インターネットを支える情報セキュリティ技術と、インターネットのさらなる発展形であるIoT技術について基本となる概念を学ぶ。 | ||||||||||||
(到達目標) | インターネット・セキュリティ・IoTの基礎となる概念を身に着け、また小型コンピュータであるRasberry Piを使って簡単なIoTアプリケーションが構築ができるようになる。 |
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(授業計画と内容) | 以下の内容について学習・実習を行う。授業はフィードバックを含め全15回で行われる。 1) ガイダンス 2) インターネットの基礎 3) セキュリティの基礎 4) IoTの基礎 5) セキュリティとIoTの実社会での応用(他大学、研究所、企業などからのゲスト講師有り) 6) Rasberry Piを使ったIoTアプリケーション構築実習 7) 総括 1) ~ 4) , 7)について それぞれ1~2回、5)について 4~5回、6)について 3~4回を想定している。 |
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(履修要件) |
授業で使うのでPCを持参すること(Windows/Macどちらでも可)。また、授業時間外にもPCやインターネットが利用できる環境があることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と積極的な参加:20% ゲスト講師の講義に対する感想レポートの提出:30% Raspberry Piへの取り組み:20% 計画や成果の発表と発表資料の提出:30% |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | Rasberry Piを使ったアプリケーション構築実習は授業時間外(予習・復習の時間)にも行う必要がある。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本科目は授業時に古村隆明特命准教授の協力を得て実施される。 特定のオフィスアワーは設けないが、電子メールでの問い合わせなどは随時受け付ける。 |
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ILASセミナー :IoTとセキュリティ入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to IoT and Security
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 学術情報メディアセンター北館4階小会議室 |
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(キーワード) 情報セキュリティ / インターネット / IoT / プログラミング | ||||||||||
(授業の概要・目的)
インターネットは社会にとって必須のものとなっている。今後は、あらゆる物がインターネットに繋がるいわゆるIoT(Internet of Things)社会が到来すると言われている。一方で、あらゆる人や物がインターネットに繋がり様々な情報がインターネット上で流通する社会では、社会的な脅威から人や物を守る情報セキュリティの重要性は更に高まっている。この授業では、座学と実習を通じて、インターネットを支える情報セキュリティ技術と、インターネットのさらなる発展形であるIoT技術について基本となる概念を学ぶ。
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(到達目標)
インターネット・セキュリティ・IoTの基礎となる概念を身に着け、また小型コンピュータであるRasberry Piを使って簡単なIoTアプリケーションが構築ができるようになる。
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(授業計画と内容)
以下の内容について学習・実習を行う。授業はフィードバックを含め全15回で行われる。 1) ガイダンス 2) インターネットの基礎 3) セキュリティの基礎 4) IoTの基礎 5) セキュリティとIoTの実社会での応用(他大学、研究所、企業などからのゲスト講師有り) 6) Rasberry Piを使ったIoTアプリケーション構築実習 7) 総括 1) ~ 4) , 7)について それぞれ1~2回、5)について 4~5回、6)について 3~4回を想定している。 |
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(履修要件)
授業で使うのでPCを持参すること(Windows/Macどちらでも可)。また、授業時間外にもPCやインターネットが利用できる環境があることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と積極的な参加:20%
ゲスト講師の講義に対する感想レポートの提出:30% Raspberry Piへの取り組み:20% 計画や成果の発表と発表資料の提出:30% |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
Rasberry Piを使ったアプリケーション構築実習は授業時間外(予習・復習の時間)にも行う必要がある。
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(その他(オフィスアワー等))
本科目は授業時に古村隆明特命准教授の協力を得て実施される。
特定のオフィスアワーは設けないが、電子メールでの問い合わせなどは随時受け付ける。 |
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