


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学・少人数演習付 :実践的・人文社会科学入門 YP01
|
(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars :Introduction to Pragmatic Humanities and Social Sciences YP01 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||
(群) | 統合 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 4 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月2・水5 |
||||||||||||
(教室) | 月:共南21 水:総人1306 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学は,そのそもそもの定義からして「実践的」な知的営為である.人間の精神や文化,人間集団や社会はすべて「実践」する主体だからである.しかしながら,人文学,および社会科学(すなわち人文社会科学)はこの近代においてその活動を拡大するにしたがって半ば必然的に細分化が進行している上、政策手段をめぐる科学的知見と目的設定に関わる価値や思想の議論が分離しているために、その実践性が激しく喪失されている。本講義では,こうした実情を憂い,人間・環境学研究科,経営管理大学院,そして工学研究科の認識的実践及び実践的認識を旨とする教育研究と実践に共同で日々推進している複数の教員が集まり,政策との関わりを視野に入れた、人文社会科学の基礎概念を包括的・有機的に講義する.本講義ではそうした講義に会わせ,当該講義内容を踏まえた実践的テーマのゼミを同時進行で行うことを通して,認識的実践及び実践的認識に関わる見識および教養の涵養を目指す. 〇統合型複合科目分類 【文・文】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題についても文系分野の要素が強いと考えられるもの |
||||||||||||
(到達目標) | 哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学についての横断的基礎的教養を包括的に身につけ,その基礎的教養を活用して政治経済的,社会的文化的諸問題を適切に解釈し,そのために求められる必要な実践の方向性を見いだす基礎的能力を身につけること. | ||||||||||||
(授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・A班「社会経済システム論」(担当:柴山)の授業計画と内容を記します) ◆講義 (全15回) 月曜2限・共南21 ・総論:「認識」と「実践」 (藤井) ・「民主主義」と「権威主義」(藤井) ・「保守主義」と「リベラリズム」(藤井) ・「緊縮財政」と「積極財政」(藤井) ・「現代貨幣理論(MMT)」(藤井) ・「グローバリズム」と「ナショナリズム」(1)(2)(柴山) ・「アベノミクス」とは何か? (藤井&柴山) ・「政治」と「文学」(1)(2) (浜崎) ・「国民国家」と「近代文学」 (藤井&浜崎) ・「現実主義」と「理想主義」(国際関係)(川端) ・「社会契約説」と「有機体国家論」(川端) ・「政教分離」と「祭政一致」(川端) ・「テクノロジー」と「思想」(藤井&川端) ・試験 Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 A班「社会経済システム論」(担当:柴山) 水曜5限・総人1306 現代はグローバル化の時代であると同時に、国家間の対立や緊張が高まる時代でもある。なぜ経済的な結びつきが深まっているにもかかわらず、戦争の危険が高まってしまうのか。なぜポピュリズムと呼ばれる過激な政治が現れるのか。この授業では、現代のグローバル化した世界で生じている問題を取り上げて、講義による解説と、参加者による報告・討議を行う。これから社会科学を学ぶ学生に、現代世界の直面する課題への関心を広げてもらうのが、この講義の目的となる。 具体的には,グローバル化する現代世界への理解と関心を深めること、およびそれらの問題に関する基礎知識を身につけることが目標とする。 (授業計画) 第1回〜2回 イントロダクション 第3回〜第7回 講義は、以下のトピックを考えている(必要に応じて参考文献のコピーを配布する。) ・グローバル化の歴史と現在 ・自由民主主義の後退 ・ナショナリズムの再燃 ・新興国の成長と「圧縮された近代」 ・「文明の衝突」 第8回〜第14回 参加者各自の関心に基づく報告と討議。各自の報告テーマについては、授業中に相談して決定する。 第15回 フィードバック 講義はゼミ形式で行われるため、積極的な発言が求められる。欠席がちの者は、単位を取得できない。 (注意)A班の少人数演習は総合人間学部科目「基礎演習:社会経済システム論」と同じ教室で行われます。総合人間学部科目としての認定を希望する者は、総合人間学部科目として履修してください(「統合科学・少人数演習付:実践的・人文社会科学入門」と同時に履修することはできません。後から単位の読み替えもできません) |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 例(14回の授業での平常点(出席と参加の状況など)と最終発表で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||
(教科書) |
未定
|
||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書,授業資料の要点を予習・復習する。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。 | ||||||||||||
統合科学・少人数演習付 :実践的・人文社会科学入門 YP01
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars :Introduction to Pragmatic Humanities and Social Sciences YP01
(英 訳)
|
|
|||||||||
(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
||||||||||
(曜時限)
月2・水5 (教室) 月:共南21 水:総人1306 |
||||||||||
(授業の概要・目的)
哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学は,そのそもそもの定義からして「実践的」な知的営為である.人間の精神や文化,人間集団や社会はすべて「実践」する主体だからである.しかしながら,人文学,および社会科学(すなわち人文社会科学)はこの近代においてその活動を拡大するにしたがって半ば必然的に細分化が進行している上、政策手段をめぐる科学的知見と目的設定に関わる価値や思想の議論が分離しているために、その実践性が激しく喪失されている。本講義では,こうした実情を憂い,人間・環境学研究科,経営管理大学院,そして工学研究科の認識的実践及び実践的認識を旨とする教育研究と実践に共同で日々推進している複数の教員が集まり,政策との関わりを視野に入れた、人文社会科学の基礎概念を包括的・有機的に講義する.本講義ではそうした講義に会わせ,当該講義内容を踏まえた実践的テーマのゼミを同時進行で行うことを通して,認識的実践及び実践的認識に関わる見識および教養の涵養を目指す.
〇統合型複合科目分類 【文・文】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題についても文系分野の要素が強いと考えられるもの |
||||||||||
(到達目標)
哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学についての横断的基礎的教養を包括的に身につけ,その基礎的教養を活用して政治経済的,社会的文化的諸問題を適切に解釈し,そのために求められる必要な実践の方向性を見いだす基礎的能力を身につけること.
|
||||||||||
(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・A班「社会経済システム論」(担当:柴山)の授業計画と内容を記します) ◆講義 (全15回) 月曜2限・共南21 ・総論:「認識」と「実践」 (藤井) ・「民主主義」と「権威主義」(藤井) ・「保守主義」と「リベラリズム」(藤井) ・「緊縮財政」と「積極財政」(藤井) ・「現代貨幣理論(MMT)」(藤井) ・「グローバリズム」と「ナショナリズム」(1)(2)(柴山) ・「アベノミクス」とは何か? (藤井&柴山) ・「政治」と「文学」(1)(2) (浜崎) ・「国民国家」と「近代文学」 (藤井&浜崎) ・「現実主義」と「理想主義」(国際関係)(川端) ・「社会契約説」と「有機体国家論」(川端) ・「政教分離」と「祭政一致」(川端) ・「テクノロジー」と「思想」(藤井&川端) ・試験 Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 A班「社会経済システム論」(担当:柴山) 水曜5限・総人1306 現代はグローバル化の時代であると同時に、国家間の対立や緊張が高まる時代でもある。なぜ経済的な結びつきが深まっているにもかかわらず、戦争の危険が高まってしまうのか。なぜポピュリズムと呼ばれる過激な政治が現れるのか。この授業では、現代のグローバル化した世界で生じている問題を取り上げて、講義による解説と、参加者による報告・討議を行う。これから社会科学を学ぶ学生に、現代世界の直面する課題への関心を広げてもらうのが、この講義の目的となる。 具体的には,グローバル化する現代世界への理解と関心を深めること、およびそれらの問題に関する基礎知識を身につけることが目標とする。 (授業計画) 第1回〜2回 イントロダクション 第3回〜第7回 講義は、以下のトピックを考えている(必要に応じて参考文献のコピーを配布する。) ・グローバル化の歴史と現在 ・自由民主主義の後退 ・ナショナリズムの再燃 ・新興国の成長と「圧縮された近代」 ・「文明の衝突」 第8回〜第14回 参加者各自の関心に基づく報告と討議。各自の報告テーマについては、授業中に相談して決定する。 第15回 フィードバック 講義はゼミ形式で行われるため、積極的な発言が求められる。欠席がちの者は、単位を取得できない。 (注意)A班の少人数演習は総合人間学部科目「基礎演習:社会経済システム論」と同じ教室で行われます。総合人間学部科目としての認定を希望する者は、総合人間学部科目として履修してください(「統合科学・少人数演習付:実践的・人文社会科学入門」と同時に履修することはできません。後から単位の読み替えもできません) |
||||||||||
(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
|
||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
例(14回の授業での平常点(出席と参加の状況など)と最終発表で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
|
||||||||||
(教科書)
未定
|
||||||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
教科書,授業資料の要点を予習・復習する。
|
||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。
|
||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学・少人数演習付 :実践的・人文社会科学入門 YP02
|
(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars :Introduction to Pragmatic Humanities and Social Sciences YP02 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||
(群) | 統合 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 4 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月2・月3 |
||||||||||||
(教室) | 2限:共南21 3限:共北3C | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学は,そのそもそもの定義からして「実践的」な知的営為である.人間の精神や文化,人間集団や社会はすべて「実践」する主体だからである.しかしながら,人文学,および社会科学(すなわち人文社会科学)はこの近代においてその活動を拡大するにしたがって半ば必然的に細分化が進行している上、政策手段をめぐる科学的知見と目的設定に関わる価値や思想の議論が分離しているために、その実践性が激しく喪失されている。本講義では,こうした実情を憂い,人間・環境学研究科,経営管理大学院,そして工学研究科の認識的実践及び実践的認識を旨とする教育研究と実践に共同で日々推進している複数の教員が集まり,政策との関わりを視野に入れた、人文社会科学の基礎概念を包括的・有機的に講義する.本講義ではそうした講義に会わせ,当該講義内容を踏まえた実践的テーマのゼミを同時進行で行うことを通して,認識的実践及び実践的認識に関わる見識および教養の涵養を目指す. 〇統合型複合科目分類 【文・文】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題についても文系分野の要素が強いと考えられるもの |
||||||||||||
(到達目標) | 哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学についての横断的基礎的教養を包括的に身につけ,その基礎的教養を活用して政治経済的,社会的文化的諸問題を適切に解釈し,そのために求められる必要な実践の方向性を見いだす基礎的能力を身につけること. | ||||||||||||
(授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・B班「公共政策と人文社会科学」(担当:藤井・川端)の授業計画と内容を記します) ◆講義 (全15回) 月曜2限・共南21 ・総論:「認識」と「実践」 (藤井) ・「民主主義」と「権威主義」(藤井) ・「保守主義」と「リベラリズム」(藤井) ・「緊縮財政」と「積極財政」(藤井) ・「現代貨幣理論(MMT)」(藤井) ・「グローバリズム」と「ナショナリズム」(1)(2)(柴山) ・「アベノミクス」とは何か? (藤井&柴山) ・「政治」と「文学」(1)(2) (浜崎) ・「国民国家」と「近代文学」 (藤井&浜崎) ・「現実主義」と「理想主義」(国際関係)(川端) ・「社会契約説」と「有機体国家論」(川端) ・「政教分離」と「祭政一致」(川端) ・「テクノロジー」と「思想」(藤井&川端) ・試験 Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 B班「公共政策と人文社会科学」(担当:藤井・川端) 月曜3限・共北3C 公共政策は、単なる市民の多数決やリーダーの独断によって決まっているわけではなく、またそうあるべきでもない。政策の背景には強かれ弱かれ、決定を方向づけたり根拠づけたりする「理論」や「実証」など知的な努力の積み重ねが存在する。 この科目の第I部(前半)では、公共政策と社会科学を大きく方向づける「パラダイム」(土台となる考え方や世界観)の対立に注目しながら、政策を考える上で必須の理論と思想を学んだ上で、現実の社会問題にどのように適用し得るかについてディスカッションを行う。 そして第II部(後半)では、具体的な政策課題をめぐって、学術研究論文で示された実証的エビデンスを学ぶとともに、それらのエビデンスに基づきどのような政策が望ましいと考えられるかについてディスカッションを行う。 社会科学の思考法や実証的知見を学び、公共政策のあるべき姿を検討する上で必要となる基本的な素養を身につけることや、具体的な公共政策事例について、自身の考えを具体的整理し、表現するための基礎的な技量を身につけることを目的とする。 (授業計画) 「時事問題」についての教員からの解説講義(合計3回) 教員からの解説を受けた学生プレゼンテーションと議論(合計10回) テーマ例: ウクライナ戦争 トランプ後の世界 103万円の壁問題 台湾有事と尖閣有事 齋藤現象・石丸現象・高市現象・玉木現象 等 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 例(14回の授業での平常点(出席と参加の状況など)と最終発表で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||
(教科書) |
未定
|
||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書,授業資料の要点を予習・復習する。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。 | ||||||||||||
統合科学・少人数演習付 :実践的・人文社会科学入門 YP02
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars :Introduction to Pragmatic Humanities and Social Sciences YP02
(英 訳)
|
|
|||||||||
(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
||||||||||
(曜時限)
月2・月3 (教室) 2限:共南21 3限:共北3C |
||||||||||
(授業の概要・目的)
哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学は,そのそもそもの定義からして「実践的」な知的営為である.人間の精神や文化,人間集団や社会はすべて「実践」する主体だからである.しかしながら,人文学,および社会科学(すなわち人文社会科学)はこの近代においてその活動を拡大するにしたがって半ば必然的に細分化が進行している上、政策手段をめぐる科学的知見と目的設定に関わる価値や思想の議論が分離しているために、その実践性が激しく喪失されている。本講義では,こうした実情を憂い,人間・環境学研究科,経営管理大学院,そして工学研究科の認識的実践及び実践的認識を旨とする教育研究と実践に共同で日々推進している複数の教員が集まり,政策との関わりを視野に入れた、人文社会科学の基礎概念を包括的・有機的に講義する.本講義ではそうした講義に会わせ,当該講義内容を踏まえた実践的テーマのゼミを同時進行で行うことを通して,認識的実践及び実践的認識に関わる見識および教養の涵養を目指す.
〇統合型複合科目分類 【文・文】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題についても文系分野の要素が強いと考えられるもの |
||||||||||
(到達目標)
哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学についての横断的基礎的教養を包括的に身につけ,その基礎的教養を活用して政治経済的,社会的文化的諸問題を適切に解釈し,そのために求められる必要な実践の方向性を見いだす基礎的能力を身につけること.
|
||||||||||
(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・B班「公共政策と人文社会科学」(担当:藤井・川端)の授業計画と内容を記します) ◆講義 (全15回) 月曜2限・共南21 ・総論:「認識」と「実践」 (藤井) ・「民主主義」と「権威主義」(藤井) ・「保守主義」と「リベラリズム」(藤井) ・「緊縮財政」と「積極財政」(藤井) ・「現代貨幣理論(MMT)」(藤井) ・「グローバリズム」と「ナショナリズム」(1)(2)(柴山) ・「アベノミクス」とは何か? (藤井&柴山) ・「政治」と「文学」(1)(2) (浜崎) ・「国民国家」と「近代文学」 (藤井&浜崎) ・「現実主義」と「理想主義」(国際関係)(川端) ・「社会契約説」と「有機体国家論」(川端) ・「政教分離」と「祭政一致」(川端) ・「テクノロジー」と「思想」(藤井&川端) ・試験 Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 B班「公共政策と人文社会科学」(担当:藤井・川端) 月曜3限・共北3C 公共政策は、単なる市民の多数決やリーダーの独断によって決まっているわけではなく、またそうあるべきでもない。政策の背景には強かれ弱かれ、決定を方向づけたり根拠づけたりする「理論」や「実証」など知的な努力の積み重ねが存在する。 この科目の第I部(前半)では、公共政策と社会科学を大きく方向づける「パラダイム」(土台となる考え方や世界観)の対立に注目しながら、政策を考える上で必須の理論と思想を学んだ上で、現実の社会問題にどのように適用し得るかについてディスカッションを行う。 そして第II部(後半)では、具体的な政策課題をめぐって、学術研究論文で示された実証的エビデンスを学ぶとともに、それらのエビデンスに基づきどのような政策が望ましいと考えられるかについてディスカッションを行う。 社会科学の思考法や実証的知見を学び、公共政策のあるべき姿を検討する上で必要となる基本的な素養を身につけることや、具体的な公共政策事例について、自身の考えを具体的整理し、表現するための基礎的な技量を身につけることを目的とする。 (授業計画) 「時事問題」についての教員からの解説講義(合計3回) 教員からの解説を受けた学生プレゼンテーションと議論(合計10回) テーマ例: ウクライナ戦争 トランプ後の世界 103万円の壁問題 台湾有事と尖閣有事 齋藤現象・石丸現象・高市現象・玉木現象 等 |
||||||||||
(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
|
||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
例(14回の授業での平常点(出席と参加の状況など)と最終発表で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
|
||||||||||
(教科書)
未定
|
||||||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
教科書,授業資料の要点を予習・復習する。
|
||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。
|
||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学・少人数演習付 :実践的・人文社会科学入門 YP03
|
(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars :Introduction to Pragmatic Humanities and Social Sciences YP03 | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||||||||||||||
(群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 4 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月2・月4 |
||||||||||||||||||||||||
(教室) | 2限:共南21 4限:共北3B | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学は,そのそもそもの定義からして「実践的」な知的営為である.人間の精神や文化,人間集団や社会はすべて「実践」する主体だからである.しかしながら,人文学,および社会科学(すなわち人文社会科学)はこの近代においてその活動を拡大するにしたがって半ば必然的に細分化が進行している上、政策手段をめぐる科学的知見と目的設定に関わる価値や思想の議論が分離しているために、その実践性が激しく喪失されている。本講義では,こうした実情を憂い,人間・環境学研究科,経営管理大学院,そして工学研究科の認識的実践及び実践的認識を旨とする教育研究と実践に共同で日々推進している複数の教員が集まり,政策との関わりを視野に入れた、人文社会科学の基礎概念を包括的・有機的に講義する.本講義ではそうした講義に会わせ,当該講義内容を踏まえた実践的テーマのゼミを同時進行で行うことを通して,認識的実践及び実践的認識に関わる見識および教養の涵養を目指す. 〇統合型複合科目分類 【文・文】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題についても文系分野の要素が強いと考えられるもの |
||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学についての横断的基礎的教養を包括的に身につけ,その基礎的教養を活用して政治経済的,社会的文化的諸問題を適切に解釈し,そのために求められる必要な実践の方向性を見いだす基礎的能力を身につけること. | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・C班「文芸批評と人文社会科学」(担当:川端・柴山・浜崎) の授業計画と内容を記します) ◆講義 (全15回) 月曜2限・共南21 ・総論:「認識」と「実践」 (藤井) ・「民主主義」と「権威主義」(藤井) ・「保守主義」と「リベラリズム」(藤井) ・「緊縮財政」と「積極財政」(藤井) ・「現代貨幣理論(MMT)」(藤井) ・「グローバリズム」と「ナショナリズム」(1)(2)(柴山) ・「アベノミクス」とは何か? (藤井&柴山) ・「政治」と「文学」(1)(2) (浜崎) ・「国民国家」と「近代文学」 (藤井&浜崎) ・「現実主義」と「理想主義」(国際関係)(川端) ・「社会契約説」と「有機体国家論」(川端) ・「政教分離」と「祭政一致」(川端) ・「テクノロジー」と「思想」(藤井&川端) ・試験 Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 C班「文芸批評と人文社会科学」(担当:川端・柴山・浜崎) 月曜4限・共北3B グロバール化した現代だからこそ重要なのは、他国と関わる上での「自己像」、要するに、近代日本の「自己像」である。もちろん、その「自己像」は、個人の場合と同じく、過去の歴史的経緯に基づいて反省されなければならない。そして、その「反省」を歴史内在的に担ってきた言葉こそ、文学・批評・思想の言葉であった。 この授業では、近代日本の「自己像」を形成してきたテキストを順次取り上げながら、それを読解し、また参加者の議論によって、その解釈を深めていきたい。 日本とは何か、近代とは何か、そのような大きなテーマを、ある個別具体的な状況のなかで書かれたテキストに沿って考えていくこと、それが本講義の目的である 第1回—イントロダクション—「戦前」とはどのような時代だったのか(講義) 第2回—イントロダクション—「戦後」とはどのような時代だったのか(講義) 第3回から第14回(ゼミ形式=読書会形式で、以下に例示する各種テキストを読んでいく) 夏目漱石「現代日本の開化」 石川啄木「時代閉塞の現状」 西田幾多郎「善の研究」(一部抜粋) 小林秀雄「様々なる意匠」(2回程度) 保田與重郎「文明開化の論理の終焉」/萩原朔太郎「日本への回帰」 坂口安吾「堕落論」 福田恆存「一匹と九十九匹と—一つの反時代的考察」 吉本隆明「転向論」 江藤淳「戦後と私」 三島由紀夫「文化防衛論」 柄谷行人「マクベス論」 第15回 フィードバック |
||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
|
||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 例(14回の授業での平常点(出席と参加の状況など)と最終発表で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
未定
|
||||||||||||||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書,授業資料の要点を予習・復習する。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。 | ||||||||||||||||||||||||
統合科学・少人数演習付 :実践的・人文社会科学入門 YP03
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars :Introduction to Pragmatic Humanities and Social Sciences YP03
(英 訳)
|
|
|||||||||||||||
(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
||||||||||||||||
(曜時限)
月2・月4 (教室) 2限:共南21 4限:共北3B |
||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学は,そのそもそもの定義からして「実践的」な知的営為である.人間の精神や文化,人間集団や社会はすべて「実践」する主体だからである.しかしながら,人文学,および社会科学(すなわち人文社会科学)はこの近代においてその活動を拡大するにしたがって半ば必然的に細分化が進行している上、政策手段をめぐる科学的知見と目的設定に関わる価値や思想の議論が分離しているために、その実践性が激しく喪失されている。本講義では,こうした実情を憂い,人間・環境学研究科,経営管理大学院,そして工学研究科の認識的実践及び実践的認識を旨とする教育研究と実践に共同で日々推進している複数の教員が集まり,政策との関わりを視野に入れた、人文社会科学の基礎概念を包括的・有機的に講義する.本講義ではそうした講義に会わせ,当該講義内容を踏まえた実践的テーマのゼミを同時進行で行うことを通して,認識的実践及び実践的認識に関わる見識および教養の涵養を目指す.
〇統合型複合科目分類 【文・文】 主たる課題について文系分野の要素が強く、副たる課題についても文系分野の要素が強いと考えられるもの |
||||||||||||||||
(到達目標)
哲学や文学等の「人間の精神や文化を主な研究対象とする学問」たる人文学や,社会学,経済学,政治学,社会心理学等の「社会科学は人間集団や社会のあり方を主な研究対象とする学問」たる社会科学についての横断的基礎的教養を包括的に身につけ,その基礎的教養を活用して政治経済的,社会的文化的諸問題を適切に解釈し,そのために求められる必要な実践の方向性を見いだす基礎的能力を身につけること.
|
||||||||||||||||
(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、このシラバスでは共通の講義部分と、少人数演習・C班「文芸批評と人文社会科学」(担当:川端・柴山・浜崎) の授業計画と内容を記します) ◆講義 (全15回) 月曜2限・共南21 ・総論:「認識」と「実践」 (藤井) ・「民主主義」と「権威主義」(藤井) ・「保守主義」と「リベラリズム」(藤井) ・「緊縮財政」と「積極財政」(藤井) ・「現代貨幣理論(MMT)」(藤井) ・「グローバリズム」と「ナショナリズム」(1)(2)(柴山) ・「アベノミクス」とは何か? (藤井&柴山) ・「政治」と「文学」(1)(2) (浜崎) ・「国民国家」と「近代文学」 (藤井&浜崎) ・「現実主義」と「理想主義」(国際関係)(川端) ・「社会契約説」と「有機体国家論」(川端) ・「政教分離」と「祭政一致」(川端) ・「テクノロジー」と「思想」(藤井&川端) ・試験 Key Word: 批判的思考,アカデミックリテラシー,リサーチリテラシー ◆少人数演習 C班「文芸批評と人文社会科学」(担当:川端・柴山・浜崎) 月曜4限・共北3B グロバール化した現代だからこそ重要なのは、他国と関わる上での「自己像」、要するに、近代日本の「自己像」である。もちろん、その「自己像」は、個人の場合と同じく、過去の歴史的経緯に基づいて反省されなければならない。そして、その「反省」を歴史内在的に担ってきた言葉こそ、文学・批評・思想の言葉であった。 この授業では、近代日本の「自己像」を形成してきたテキストを順次取り上げながら、それを読解し、また参加者の議論によって、その解釈を深めていきたい。 日本とは何か、近代とは何か、そのような大きなテーマを、ある個別具体的な状況のなかで書かれたテキストに沿って考えていくこと、それが本講義の目的である 第1回—イントロダクション—「戦前」とはどのような時代だったのか(講義) 第2回—イントロダクション—「戦後」とはどのような時代だったのか(講義) 第3回から第14回(ゼミ形式=読書会形式で、以下に例示する各種テキストを読んでいく) 夏目漱石「現代日本の開化」 石川啄木「時代閉塞の現状」 西田幾多郎「善の研究」(一部抜粋) 小林秀雄「様々なる意匠」(2回程度) 保田與重郎「文明開化の論理の終焉」/萩原朔太郎「日本への回帰」 坂口安吾「堕落論」 福田恆存「一匹と九十九匹と—一つの反時代的考察」 吉本隆明「転向論」 江藤淳「戦後と私」 三島由紀夫「文化防衛論」 柄谷行人「マクベス論」 第15回 フィードバック |
||||||||||||||||
(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず,文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
|
||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
例(14回の授業での平常点(出席と参加の状況など)と最終発表で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は,初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
|
||||||||||||||||
(教科書)
未定
|
||||||||||||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
教科書,授業資料の要点を予習・復習する。
|
||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
授業で学んだことを,大学での学び全体に活かして実践して,振り返ることを期待する。
|
||||||||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
環境学
|
(英 訳) | Environmental Studies | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 環境 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | A群 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教室) | 共東11 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 環境問題は、危急の世界的課題として、広く認識されているが、日本においては、公害問題等は一定解決し、日々の生活では実感が薄くなってきている。他方、多くの途上国では、地域及び地球の環境問題が同時に深刻化し、暮らしの持続可能性を脅かすに至っている。それらの実態を把握した上で、様々な視点で環境問題に対応することは、特に、本学で学び、将来社会において活躍する学生のみなさんにとって、必ず求められるものとなるだろう。 しかし、環境問題は、その背景やメカニズムを含め、非常に多くの要素が絡み合ったものであり、正確に問題の所在を理解し、解決に向けた対策を打つことは、簡単ではない。さらに、様々な情報や視点が存在するため、時に相反する選択肢がある中で主観的・客観的に物事を判断していくことを求められるケースもあるだろう。 そのような状況で重要と考えられるのが、地球や自然、人間や社会の成り立ちにまで根ざした知識や思考力、それらをベースに環境問題の実態を把握する能力やセンス、そして過去や他の事例を学びつつ環境問題の解決を目指す想いや力などである。 そこで、環境問題について俯瞰的に学ぶ機会となるような講義を行う。環境問題に関する基礎的知識を身につけるため、各論を学ぶにあたっての導入的な位置づけとしてなど、文理問わず、多くの学生のみなさんの環境問題の理解や関心につながる内容を目指す。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 環境問題を考えるための基礎知識として、地球や自然のなりたちと人間との関係、世界の環境問題の実態について俯瞰的に理解する。また、環境問題に対応するための思考力や判断、行動につながる視点として、環境問題解決に向けたアプローチや実践例を理解する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 講義順序は都合により前後することがある。年度当初の予定は初回講義時に連絡する。 1.環境問題を俯瞰する 環境問題の全体像、地球と地域からみた環境問題の構造(2回・平井康宏) 2.「地球・自然・生態」について学ぶ 【1】自然の構造と仕組、気候変動(2回・榎本剛) 【2】海・湖と環境、水圏化学(1回・中野伸一) 3.「人間の身体活動と環境」について学ぶ 人体と身体活動の環境適応とその諸問題、地球から宇宙まで(1回・萩生翔大) 4.「技術・ハード面」からのアプローチ・実践例を学ぶ 【1】エネルギー資源、エネルギー利用(2回・川那辺洋) 【2】農業生産と環境(1回・小林優) 【3】リスク、放射線と人間・環境(1回・角山雄一) 5.アジアやアフリカ地域における環境問題を学ぶ 【1】アジアやアフリカ地域における一次生産をめぐる環境問題(1回・舟川晋也) 【2】アジア・アフリカ地域での森林消失の駆動要因と対策(1回・北島薫) 6.環境問題解決に向けた環境政策や実践例を学ぶ 【1】脱炭素と持続可能性の推進に向けた政策とイノベーション(1回・Gregory Trencher) 【2】大学の環境管理、環境教育、ライフスタイル、実践者から学ぶ(1回・矢野順也) 7.フィードバック(1回) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義中に、小テストもしくはレポート提出を課す。14回の小テスト・レポートの平均点を成績とする。未提出の小テスト・レポートはゼロ点として扱う。小テスト・レポートに関する詳細については、 それぞれの教員から講義中に指示がある。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
『環境学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4-254-18048 C 3040
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(参考書等) |
適宜、各講義にて紹介する。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業時間内での理解と論考を行うことを基本としつつ、提示した参考書による復習を推奨する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | この講義は、関係分野の本学教員の協力を得て、本学の環境安全保健機構環境管理部門が文系・理系学生の環境教育の推進のために開講している。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
環境学
(科目名)
Environmental Studies
(英 訳)
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(群) 統合 (分野(分類)) 環境 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共東11 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
環境問題は、危急の世界的課題として、広く認識されているが、日本においては、公害問題等は一定解決し、日々の生活では実感が薄くなってきている。他方、多くの途上国では、地域及び地球の環境問題が同時に深刻化し、暮らしの持続可能性を脅かすに至っている。それらの実態を把握した上で、様々な視点で環境問題に対応することは、特に、本学で学び、将来社会において活躍する学生のみなさんにとって、必ず求められるものとなるだろう。
しかし、環境問題は、その背景やメカニズムを含め、非常に多くの要素が絡み合ったものであり、正確に問題の所在を理解し、解決に向けた対策を打つことは、簡単ではない。さらに、様々な情報や視点が存在するため、時に相反する選択肢がある中で主観的・客観的に物事を判断していくことを求められるケースもあるだろう。 そのような状況で重要と考えられるのが、地球や自然、人間や社会の成り立ちにまで根ざした知識や思考力、それらをベースに環境問題の実態を把握する能力やセンス、そして過去や他の事例を学びつつ環境問題の解決を目指す想いや力などである。 そこで、環境問題について俯瞰的に学ぶ機会となるような講義を行う。環境問題に関する基礎的知識を身につけるため、各論を学ぶにあたっての導入的な位置づけとしてなど、文理問わず、多くの学生のみなさんの環境問題の理解や関心につながる内容を目指す。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標)
環境問題を考えるための基礎知識として、地球や自然のなりたちと人間との関係、世界の環境問題の実態について俯瞰的に理解する。また、環境問題に対応するための思考力や判断、行動につながる視点として、環境問題解決に向けたアプローチや実践例を理解する。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容)
講義順序は都合により前後することがある。年度当初の予定は初回講義時に連絡する。 1.環境問題を俯瞰する 環境問題の全体像、地球と地域からみた環境問題の構造(2回・平井康宏) 2.「地球・自然・生態」について学ぶ 【1】自然の構造と仕組、気候変動(2回・榎本剛) 【2】海・湖と環境、水圏化学(1回・中野伸一) 3.「人間の身体活動と環境」について学ぶ 人体と身体活動の環境適応とその諸問題、地球から宇宙まで(1回・萩生翔大) 4.「技術・ハード面」からのアプローチ・実践例を学ぶ 【1】エネルギー資源、エネルギー利用(2回・川那辺洋) 【2】農業生産と環境(1回・小林優) 【3】リスク、放射線と人間・環境(1回・角山雄一) 5.アジアやアフリカ地域における環境問題を学ぶ 【1】アジアやアフリカ地域における一次生産をめぐる環境問題(1回・舟川晋也) 【2】アジア・アフリカ地域での森林消失の駆動要因と対策(1回・北島薫) 6.環境問題解決に向けた環境政策や実践例を学ぶ 【1】脱炭素と持続可能性の推進に向けた政策とイノベーション(1回・Gregory Trencher) 【2】大学の環境管理、環境教育、ライフスタイル、実践者から学ぶ(1回・矢野順也) 7.フィードバック(1回) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義中に、小テストもしくはレポート提出を課す。14回の小テスト・レポートの平均点を成績とする。未提出の小テスト・レポートはゼロ点として扱う。小テスト・レポートに関する詳細については、 それぞれの教員から講義中に指示がある。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書)
『環境学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4-254-18048 C 3040
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(参考書等)
適宜、各講義にて紹介する。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業時間内での理解と論考を行うことを基本としつつ、提示した参考書による復習を推奨する。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
この講義は、関係分野の本学教員の協力を得て、本学の環境安全保健機構環境管理部門が文系・理系学生の環境教育の推進のために開講している。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生存圏の科学概論I
|
(英 訳) | Introduction to Humanosphere Science I | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||||||||
(群) | 統合 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 環境 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||||||||||||||
(教室) | 1共03 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 私たち人類の生存圏である地球は,宇宙の中における存在であり,太陽に支配される宇宙環境から大きな影響を受けている.地球を健全な状態に維持し,そこで循環する生命の営みを持続的に保つためには,地球システムと地球を取り巻く宇宙環境の科学的な認識が必須である.本講義では,宇宙・地球環境計測による正確な診断の重要性と,人類が直面する地球環境,宇宙環境由来の諸問題に対して対策を得ていくその必要性について考える. | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 地球を取り巻く宇宙の環境,そして,私たちを直接取り巻く大気の環境が,人類の持続的発展にとってどのような意義や関わり合いを持っているかについて理解を深める. | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 2025年度は,3名の教員がリレー形式で講義を行う. 大まかな流れとしては,地球を取り巻く宇宙環境について概説したのち,その環境を計測する手法について述べる.宇宙と人類の関わりとして小惑星衝突回避や宇宙ゴミ(スペースデブリ)についても言及する.さらに,レーダーや人工衛星をはじめとする最先端のリモートセンシング技術を用いた気象観測と大気の状態の診断について述べる.また,大気圏から陸域生態圏にわたる物質変動とグローバルな気候変動との相互作用について最新の理解を紹介する. 各講義のタイトルを示す.本講義はフィードバックを含め全15回で行う.講義の順番は変更されることがある. 1. 宇宙圏の環境: 太陽地球系科学のなりたち (小嶋) 2. 宇宙圏の環境: 太陽から地球まで (小嶋) 3. 宇宙圏への輸送: ロケット開発の歴史 (小嶋) 4. 宇宙圏と人類のかかわり: 小惑星衝突・デブリ (小嶋) 5. 宇宙圏の探査: 科学衛星とシステム (小嶋) 6. 人類生存圏としての地球:大気状態の観測手法 (橋口) 7. リモートセンシングの原理: レーダーによる気象観測 (橋口) 8. 衛星観測の原理:衛星観測から得られるさまざまな情報 (橋口) 9. 地球大気の温度と流れの構造:グローバルな大気循環 (橋口) 10. 生存圏のモニタリング1:気候変動とメソ気象現象 (橋口) 11. 大気環境の変動I:温室効果(高橋) 12. 大気環境の変動II:成層圏オゾンと対流圏オゾン (高橋) 13. 大気環境の変動III : エアロゾル (高橋) 14. 生存圏のモニタリング2:大気中の微量な物質を測定する多彩な手法(高橋) |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 評点は, 平常点40%, 期末試験 60 % とする. ただし, フィードバックを除いた全講義回数の2/3以上に出席しない場合は単位を認めない.また,平常点の評価には,出席状況に加えて小レポートを課す場合がある. |
||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||
(参考書等) |
生存圏科学への招待
https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/shotai2/
|
||||||||||||||||||
(関連URL) | https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/ | ||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配布する資料および講義のノートにもとづいた復習をおこなうこと. | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | われわれ人類の持続的発展を支える科学基盤の一端を, 特に高度な数理的な知識を要求せずに解説する(高等学校で学習した程度の数学の知識があれば十分である)ので,理系のみならず文系の学生諸君の受講も歓迎する. | ||||||||||||||||||
生存圏の科学概論I
(科目名)
Introduction to Humanosphere Science I
(英 訳)
|
|
||||||||||||
(群) 統合 (分野(分類)) 環境 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||||||||
(曜時限)
月2 (教室) 1共03 |
|||||||||||||
(授業の概要・目的)
私たち人類の生存圏である地球は,宇宙の中における存在であり,太陽に支配される宇宙環境から大きな影響を受けている.地球を健全な状態に維持し,そこで循環する生命の営みを持続的に保つためには,地球システムと地球を取り巻く宇宙環境の科学的な認識が必須である.本講義では,宇宙・地球環境計測による正確な診断の重要性と,人類が直面する地球環境,宇宙環境由来の諸問題に対して対策を得ていくその必要性について考える.
|
|||||||||||||
(到達目標)
地球を取り巻く宇宙の環境,そして,私たちを直接取り巻く大気の環境が,人類の持続的発展にとってどのような意義や関わり合いを持っているかについて理解を深める.
|
|||||||||||||
(授業計画と内容)
2025年度は,3名の教員がリレー形式で講義を行う. 大まかな流れとしては,地球を取り巻く宇宙環境について概説したのち,その環境を計測する手法について述べる.宇宙と人類の関わりとして小惑星衝突回避や宇宙ゴミ(スペースデブリ)についても言及する.さらに,レーダーや人工衛星をはじめとする最先端のリモートセンシング技術を用いた気象観測と大気の状態の診断について述べる.また,大気圏から陸域生態圏にわたる物質変動とグローバルな気候変動との相互作用について最新の理解を紹介する. 各講義のタイトルを示す.本講義はフィードバックを含め全15回で行う.講義の順番は変更されることがある. 1. 宇宙圏の環境: 太陽地球系科学のなりたち (小嶋) 2. 宇宙圏の環境: 太陽から地球まで (小嶋) 3. 宇宙圏への輸送: ロケット開発の歴史 (小嶋) 4. 宇宙圏と人類のかかわり: 小惑星衝突・デブリ (小嶋) 5. 宇宙圏の探査: 科学衛星とシステム (小嶋) 6. 人類生存圏としての地球:大気状態の観測手法 (橋口) 7. リモートセンシングの原理: レーダーによる気象観測 (橋口) 8. 衛星観測の原理:衛星観測から得られるさまざまな情報 (橋口) 9. 地球大気の温度と流れの構造:グローバルな大気循環 (橋口) 10. 生存圏のモニタリング1:気候変動とメソ気象現象 (橋口) 11. 大気環境の変動I:温室効果(高橋) 12. 大気環境の変動II:成層圏オゾンと対流圏オゾン (高橋) 13. 大気環境の変動III : エアロゾル (高橋) 14. 生存圏のモニタリング2:大気中の微量な物質を測定する多彩な手法(高橋) |
|||||||||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
評点は, 平常点40%, 期末試験 60 % とする. ただし, フィードバックを除いた全講義回数の2/3以上に出席しない場合は単位を認めない.また,平常点の評価には,出席状況に加えて小レポートを課す場合がある.
|
|||||||||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||||||||
(参考書等)
生存圏科学への招待
https://www.rish.kyoto-u.ac.jp/shotai2/
|
|||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
配布する資料および講義のノートにもとづいた復習をおこなうこと.
|
|||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
われわれ人類の持続的発展を支える科学基盤の一端を, 特に高度な数理的な知識を要求せずに解説する(高等学校で学習した程度の数学の知識があれば十分である)ので,理系のみならず文系の学生諸君の受講も歓迎する.
|
|||||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Introduction to Biogeochemistry-E2
|
(英 訳) | Introduction to Biogeochemistry-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 統合 | ||||||
(分野(分類)) | 環境 | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北24 | ||||||
(授業の概要・目的) | Biogeochemistry studies the physical, chemical and biological processes that govern the exchanges of energy and matter between the biosphere, the atmosphere and the lithosphere. The course presents the main terrestrial biogeochemical cycles and discusses how natural processes influence them and how they are altered by anthropogenic disturbances. Particular attention will be paid to the global carbon cycle and the importance of soil organic matter in this cycle. This subject is on the border of physics, chemistry, biology, and earth science. It brings important concepts that form the basis of environmental science. | ||||||
(到達目標) | Upon successful completion of this course, students will be able (i) to understand the role of biological, chemical and physical processes in determining the fate of the major elements ecosystems and in the terrestrial biosphere, and (ii) to anticipate the effects of management practices on soil organic matter and inherent site fertility. | ||||||
(授業計画と内容) | Course schedule: 1. Introduction to biogeochemistry: element reservoirs and fluxes 2. Biomass, primary production and net ecosystem production 3. Decomposition and mineralisation of organic matter. 4. Land use, land use change and soil organic matter 5. Production, emission and consumption of methane by soils and vegetation 6. Anthropogenic disturbances of major biogeochemical cycles: the global carbon cycle 7. Nutrient cycles and budget in terrestrial ecosystems 8. The biological cycle of nitrogen 9. Weathering and mineral alteration 10. Nutrient limitations and ecosystem fertility 11. Nutrients in aquatic ecosystems: oligotrophy and eutrophication 12. Anthropogenic disturbances of the global N and P cycles 13. Energy and water balances of terrestrial ecosystems 14. Human impact of the water cycle: the blue water / green water paradigm 15. End of Term Exam 16. Feedback |
||||||
(履修要件) |
Beneficial but not mandatory: basic knowledges in biology and chemistry (high school)
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Grading: Quizzes or questions based on previous class contents (after each class on PandA, 50%), end of term exam (50%). In no case will English language proficiency be a criterion for evaluating students. Tests and exams are designed to allow short answers. Class attendance is expected: students who are absent more than three times without sound reasons (documented unavoidable absence) will not be credited. |
||||||
(教科書) |
Lecture notes and slides will be provided before each class (uploaded on PandA).
|
||||||
(参考書等) |
『Principles of Terrestrial Ecosystem Ecology』
(Springer)
ISBN:978-1-4419-9503-2
(Recommended books to deepen the course content (not mandatory))
『Biogeochemistry: An Analysis of Global Change』
(Academic Press)
ISBN:978-0123858740
(Recommended books to deepen the course content (not mandatory))
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Students are expected to review the course content of previous classes and to read the materials distributed before each class (about two hours between two classes). | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Students are encouraged to ask questions and to make comments during the class. Students are welcome to arrange appointments by email, even outside the official office hour, for questions and discussion. |
||||||
Introduction to Biogeochemistry-E2
(科目名)
Introduction to Biogeochemistry-E2
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 統合 (分野(分類)) 環境 (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共北24 |
|||||||
(授業の概要・目的)
Biogeochemistry studies the physical, chemical and biological processes that govern the exchanges of energy and matter between the biosphere, the atmosphere and the lithosphere. The course presents the main terrestrial biogeochemical cycles and discusses how natural processes influence them and how they are altered by anthropogenic disturbances. Particular attention will be paid to the global carbon cycle and the importance of soil organic matter in this cycle. This subject is on the border of physics, chemistry, biology, and earth science. It brings important concepts that form the basis of environmental science.
|
|||||||
(到達目標)
Upon successful completion of this course, students will be able (i) to understand the role of biological, chemical and physical processes in determining the fate of the major elements ecosystems and in the terrestrial biosphere, and (ii) to anticipate the effects of management practices on soil organic matter and inherent site fertility.
|
|||||||
(授業計画と内容)
Course schedule: 1. Introduction to biogeochemistry: element reservoirs and fluxes 2. Biomass, primary production and net ecosystem production 3. Decomposition and mineralisation of organic matter. 4. Land use, land use change and soil organic matter 5. Production, emission and consumption of methane by soils and vegetation 6. Anthropogenic disturbances of major biogeochemical cycles: the global carbon cycle 7. Nutrient cycles and budget in terrestrial ecosystems 8. The biological cycle of nitrogen 9. Weathering and mineral alteration 10. Nutrient limitations and ecosystem fertility 11. Nutrients in aquatic ecosystems: oligotrophy and eutrophication 12. Anthropogenic disturbances of the global N and P cycles 13. Energy and water balances of terrestrial ecosystems 14. Human impact of the water cycle: the blue water / green water paradigm 15. End of Term Exam 16. Feedback |
|||||||
(履修要件)
Beneficial but not mandatory: basic knowledges in biology and chemistry (high school)
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
Grading: Quizzes or questions based on previous class contents (after each class on PandA, 50%), end of term exam (50%).
In no case will English language proficiency be a criterion for evaluating students. Tests and exams are designed to allow short answers. Class attendance is expected: students who are absent more than three times without sound reasons (documented unavoidable absence) will not be credited. |
|||||||
(教科書)
Lecture notes and slides will be provided before each class (uploaded on PandA).
|
|||||||
(参考書等)
『Principles of Terrestrial Ecosystem Ecology』
(Springer)
ISBN:978-1-4419-9503-2
(Recommended books to deepen the course content (not mandatory))
『Biogeochemistry: An Analysis of Global Change』
(Academic Press)
ISBN:978-0123858740
(Recommended books to deepen the course content (not mandatory))
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
Students are expected to review the course content of previous classes and to read the materials distributed before each class (about two hours between two classes).
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
Students are encouraged to ask questions and to make comments during the class.
Students are welcome to arrange appointments by email, even outside the official office hour, for questions and discussion. |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :社会学I
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Sociology I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 7(7)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北3B | ||||||
(キーワード) | 社会学 / 幸せ / 生き方 / 親密性(友人関係・恋愛・結婚・家族) | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 「幸せ」「生き方」「親密性」といった担当教員の研究テーマを参考にしながら、受講者各人が、現代のさまざまな社会現象や、自分自身の人生・生活上の問題について、自らの関心に即して、社会学などの先行研究(関心に最も近い査読論文1本以上)を参照・批判しつつ、独自の発想を加えた考察を行い、発表をする。 さらに、その発表内容について、出席者全体で発展的議論を行い、互いの考察を深め合う。 またその際、担当教員は、社会学の思考法を活かした発言をすることで、社会学の思考法を参与的かつ実践的に伝授する。 |
||||||
(到達目標) | 社会学の思考法を用いて、現代のさまざまな社会現象や自分自身の人生・生活の背景にある「しくみ」(社会構造とコミュニケーションの相互影響関係)を、初歩的な水準で分析・説明・議論できるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下の計画に従って授業を進める。ただし、受講者の状況などに応じて、内容を変更する可能性がある。 第1回 ガイダンス(発表の仕方、先行研究の検索方法)、受講者各人の発表日程の決定。 第2回〜第4回 先行研究の選び方の相談会や、討論の練習を行う。 第5回〜第12回 毎回1名が発表する。発表では、「社会現象や人生・生活についての問い」、「その問いに最も近い先行研究(査読論文1本以上)の整理と未解決点」、「その未解決点に関するできるだけ客観的な独自考察」、「問いへの暫定的な答え」、「考察の限界と今後の課題」を、レジュメに沿って口頭発表する。そのあと、出席者全体で発展的議論を行う。 第13回 予備日 第14回 まとめの討論 第15回 フィードバック(詳細は授業中に説明) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(発表内容50点+討論参加50点=100点満点)によって評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(関連URL) | https://sites.google.com/site/harukashibata/profile 教員紹介のページ | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習は、今後の自分の発表のための準備を入念に行うこと。 復習は、毎回の授業内容をふりかえり、関連情報を調べること。不明点については、口頭かメールで教員に質問すること。 毎回の予習・復習の時間配分は、予習120分(平均)、復習120分を目安とする。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 総合人間学部の「基礎演習:社会学I」(総人定員3名)と共通の授業。 履修人数を発表スケジュールに適した人数に制限する。 また、「感染による履修上の配慮」が必要となった場合には、急遽、Zoomを用いたハイブリッド形式に切り替え、対面参加者もZoom上で発言をしてもらう可能性があるため、Zoomにアクセスできる端末(ノートPC等)とイヤホン(できればイヤホンマイク)を毎回持参すること。 |
||||||
ILASセミナー :社会学I
(科目名)
ILAS Seminar :Sociology I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 7(7)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共北3B |
|||||||
(キーワード) 社会学 / 幸せ / 生き方 / 親密性(友人関係・恋愛・結婚・家族) | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
「幸せ」「生き方」「親密性」といった担当教員の研究テーマを参考にしながら、受講者各人が、現代のさまざまな社会現象や、自分自身の人生・生活上の問題について、自らの関心に即して、社会学などの先行研究(関心に最も近い査読論文1本以上)を参照・批判しつつ、独自の発想を加えた考察を行い、発表をする。
さらに、その発表内容について、出席者全体で発展的議論を行い、互いの考察を深め合う。 またその際、担当教員は、社会学の思考法を活かした発言をすることで、社会学の思考法を参与的かつ実践的に伝授する。 |
|||||||
(到達目標)
社会学の思考法を用いて、現代のさまざまな社会現象や自分自身の人生・生活の背景にある「しくみ」(社会構造とコミュニケーションの相互影響関係)を、初歩的な水準で分析・説明・議論できるようになる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
基本的に以下の計画に従って授業を進める。ただし、受講者の状況などに応じて、内容を変更する可能性がある。 第1回 ガイダンス(発表の仕方、先行研究の検索方法)、受講者各人の発表日程の決定。 第2回〜第4回 先行研究の選び方の相談会や、討論の練習を行う。 第5回〜第12回 毎回1名が発表する。発表では、「社会現象や人生・生活についての問い」、「その問いに最も近い先行研究(査読論文1本以上)の整理と未解決点」、「その未解決点に関するできるだけ客観的な独自考察」、「問いへの暫定的な答え」、「考察の限界と今後の課題」を、レジュメに沿って口頭発表する。そのあと、出席者全体で発展的議論を行う。 第13回 予備日 第14回 まとめの討論 第15回 フィードバック(詳細は授業中に説明) |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(発表内容50点+討論参加50点=100点満点)によって評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習は、今後の自分の発表のための準備を入念に行うこと。
復習は、毎回の授業内容をふりかえり、関連情報を調べること。不明点については、口頭かメールで教員に質問すること。 毎回の予習・復習の時間配分は、予習120分(平均)、復習120分を目安とする。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
総合人間学部の「基礎演習:社会学I」(総人定員3名)と共通の授業。
履修人数を発表スケジュールに適した人数に制限する。 また、「感染による履修上の配慮」が必要となった場合には、急遽、Zoomを用いたハイブリッド形式に切り替え、対面参加者もZoom上で発言をしてもらう可能性があるため、Zoomにアクセスできる端末(ノートPC等)とイヤホン(できればイヤホンマイク)を毎回持参すること。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
哲学I
|
(英 訳) | Philosophy I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 哲学・思想(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 共北31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 哲学とは何か。過去の大きな哲学者たちは何をどのように問うていたのか。本授業では、古典的なテクストの読解をとおして哲学史的な知識を身につけることを目的の一つにする。 そしてそれとともに、受講生自らが哲学的な問いを考えていくことを目指す。それが本授業のもう一つの目的である。 |
||||||
(到達目標) | ・哲学史(古代から18世紀頃まで)の基礎知識を身につける。 ・哲学的な問いを自ら考えることができるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 本授業(Ⅰ)では、導入的な話のあと、古代から18世紀頃までの哲学の古典の抜粋を読解していく。 第1回 導入——哲学とは何をどのように問うのか 第2回 「古典を読む」ということ 第3回 プラトン(1) 第4回 プラトン(2) 第5回 アリストテレス(1) 第6回 アリストテレス(2) 第7回 トマス・アクィナス(1) 第8回 トマス・アクィナス(2) 第9回 デカルト(1) 第10回 デカルト(2) 第11回 ロック(1) 第12回 ロック(2) 第13回 カント(1) 第14回 カント(2) 最終回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業では毎回課題を出す。成績は、「授業への参加態度」(40%)と「課題に対する回答」(50%)、ならびに学期末の「レポート」(10%)によって評価する。詳細は初回講義時に説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業で使う資料は、コピーを配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で扱う資料を必ず読んでくること。十分な予習が必要である。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 原典を読みながら考える。そのなかでさまざまな問いを見つけ出して、さらに考える。大人数の講義形式の授業ではあるが、できる限りそのようなことを行って、知識の習得にとどまらない哲学的な知の営みを経験してほしいと思っている。 適正授業規模の範囲内で行うため、履修人数制限を行う。 |
||||||
哲学I
(科目名)
Philosophy I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 哲学・思想(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月3 (教室) 共北31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
哲学とは何か。過去の大きな哲学者たちは何をどのように問うていたのか。本授業では、古典的なテクストの読解をとおして哲学史的な知識を身につけることを目的の一つにする。
そしてそれとともに、受講生自らが哲学的な問いを考えていくことを目指す。それが本授業のもう一つの目的である。 |
|||||||
(到達目標)
・哲学史(古代から18世紀頃まで)の基礎知識を身につける。
・哲学的な問いを自ら考えることができるようになる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
本授業(Ⅰ)では、導入的な話のあと、古代から18世紀頃までの哲学の古典の抜粋を読解していく。 第1回 導入——哲学とは何をどのように問うのか 第2回 「古典を読む」ということ 第3回 プラトン(1) 第4回 プラトン(2) 第5回 アリストテレス(1) 第6回 アリストテレス(2) 第7回 トマス・アクィナス(1) 第8回 トマス・アクィナス(2) 第9回 デカルト(1) 第10回 デカルト(2) 第11回 ロック(1) 第12回 ロック(2) 第13回 カント(1) 第14回 カント(2) 最終回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業では毎回課題を出す。成績は、「授業への参加態度」(40%)と「課題に対する回答」(50%)、ならびに学期末の「レポート」(10%)によって評価する。詳細は初回講義時に説明する。
|
|||||||
(教科書)
授業で使う資料は、コピーを配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業で扱う資料を必ず読んでくること。十分な予習が必要である。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
原典を読みながら考える。そのなかでさまざまな問いを見つけ出して、さらに考える。大人数の講義形式の授業ではあるが、できる限りそのようなことを行って、知識の習得にとどまらない哲学的な知の営みを経験してほしいと思っている。
適正授業規模の範囲内で行うため、履修人数制限を行う。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
東洋史I
|
(英 訳) | Oriental History I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 共北32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 「中国中世史における華北と江南」 漢帝国の滅亡は、中国古代の終焉を意味した。それは、漢民族が黄河中下流域を中心に形成した文明の終わりでもある。北方の遊牧系民族が華北(黄河流域)に移動・定住したことを契機として動き出す中世の時代、漢民族が形成した華北社会は大きな変化に遭遇する。また、古代史にはほぼ登場しなかった江南地域が、中世では徐々に大きな存在となってゆく。無論、そうした歴史過程は単純ではなく、さまざまな紆余曲折を経て展開する。この講義では、高校の世界史教科書ではほとんど描かれていない、中国中世史の多様な側面を華北と江南との対比を構成の軸として紹介・解説し、結果として、受講生に新たな歴史像を提示したい。 |
||||||
(到達目標) | 古代日本が中国大陸と本格的にコンタクトを取り始めた時代、中国は華北と江南にそれぞれ別の王朝が存在し、社会にも大きな変化が起きつつあった。本講義は、古代日本が相対した中国王朝・社会がどのようなものであったのかについて、華北と江南を対比して論じることにより、受講生が中国中世の歴史・社会を多面的に理解することを目的とする。 | ||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下のプランに従って講義を進める。但し、状況に応じて内容を適宜変更することがある。なお、初回は「ガイダンス」にあて、講義内容の概略について説明を行う。 第2週目以降は、以下のテーマについて合計14回(フィードバックを含む)の授業を行う。 1.中国古代の華北と江南 2.華北における胡漢の並存—中国中世への導火線 3.魏晋王朝と胡族勢力 4.華北漢族社会の変容—貴族制社会の形成 5.力関係の逆転—華北の4世紀 6.江南社会の変容—孫呉と東晋(江南の3〜4世紀) 7.胡族国家・北魏による華北統治(華北の5世紀) 8.北魏国家の変貌—孝文帝の「漢化政策」がもたらしたもの 9.江南王朝の変質—門閥貴族政権から軍事皇帝の時代へ(江南の5世紀) 10.突厥遊牧帝国の出現と北朝(華北の6世紀) 11.侯景の乱と江南王朝の衰退—江南の6世紀 12.隋による中華統一—華北による江南の併呑 14.まとめ 《期末試験》 15.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
本講義は、同一内容のものを週2回開講するので、いずれか1つのみを履修登録すること。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(課題・クイズの成績および出席状況等。50%)および期末試験(レポート試験)の成績(50%) | ||||||
(教科書) |
『概説中国史(上):古代—中世』
(昭和堂)
ISBN:978-4812215166
本学の学習支援システム等を通じて、講義資料を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | (1)高等学校の「世界史B」「世界史探究」教科書内容を理解していることを前提として授業を進めますので、よく復習しておいてください。 (2)講義資料は、原則としてPandAを通じて配布します。事前にダウンロード・印刷して読み込んでおくことを強くお勧めします。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 文系・理系を問わず、向学心に溢れた皆さんの聴講を歓迎します。 | ||||||
東洋史I
(科目名)
Oriental History I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月3 (教室) 共北32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
「中国中世史における華北と江南」
漢帝国の滅亡は、中国古代の終焉を意味した。それは、漢民族が黄河中下流域を中心に形成した文明の終わりでもある。北方の遊牧系民族が華北(黄河流域)に移動・定住したことを契機として動き出す中世の時代、漢民族が形成した華北社会は大きな変化に遭遇する。また、古代史にはほぼ登場しなかった江南地域が、中世では徐々に大きな存在となってゆく。無論、そうした歴史過程は単純ではなく、さまざまな紆余曲折を経て展開する。この講義では、高校の世界史教科書ではほとんど描かれていない、中国中世史の多様な側面を華北と江南との対比を構成の軸として紹介・解説し、結果として、受講生に新たな歴史像を提示したい。 |
|||||||
(到達目標)
古代日本が中国大陸と本格的にコンタクトを取り始めた時代、中国は華北と江南にそれぞれ別の王朝が存在し、社会にも大きな変化が起きつつあった。本講義は、古代日本が相対した中国王朝・社会がどのようなものであったのかについて、華北と江南を対比して論じることにより、受講生が中国中世の歴史・社会を多面的に理解することを目的とする。
|
|||||||
(授業計画と内容)
基本的に以下のプランに従って講義を進める。但し、状況に応じて内容を適宜変更することがある。なお、初回は「ガイダンス」にあて、講義内容の概略について説明を行う。 第2週目以降は、以下のテーマについて合計14回(フィードバックを含む)の授業を行う。 1.中国古代の華北と江南 2.華北における胡漢の並存—中国中世への導火線 3.魏晋王朝と胡族勢力 4.華北漢族社会の変容—貴族制社会の形成 5.力関係の逆転—華北の4世紀 6.江南社会の変容—孫呉と東晋(江南の3〜4世紀) 7.胡族国家・北魏による華北統治(華北の5世紀) 8.北魏国家の変貌—孝文帝の「漢化政策」がもたらしたもの 9.江南王朝の変質—門閥貴族政権から軍事皇帝の時代へ(江南の5世紀) 10.突厥遊牧帝国の出現と北朝(華北の6世紀) 11.侯景の乱と江南王朝の衰退—江南の6世紀 12.隋による中華統一—華北による江南の併呑 14.まとめ 《期末試験》 15.フィードバック |
|||||||
(履修要件)
本講義は、同一内容のものを週2回開講するので、いずれか1つのみを履修登録すること。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(課題・クイズの成績および出席状況等。50%)および期末試験(レポート試験)の成績(50%)
|
|||||||
(教科書)
『概説中国史(上):古代—中世』
(昭和堂)
ISBN:978-4812215166
本学の学習支援システム等を通じて、講義資料を配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
(1)高等学校の「世界史B」「世界史探究」教科書内容を理解していることを前提として授業を進めますので、よく復習しておいてください。
(2)講義資料は、原則としてPandAを通じて配布します。事前にダウンロード・印刷して読み込んでおくことを強くお勧めします。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
文系・理系を問わず、向学心に溢れた皆さんの聴講を歓迎します。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本史I
|
(英 訳) | Japanese History I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 共南01 | ||||||
(授業の概要・目的) | 【日本古代の国家と政治—摂関政治への転成—】 日本における古代国家の様相を政治史という側面から把握し、古代日本の特質について理解することを目的とする。今期は、摂政・関白による政治へと、政治の姿が転成する10世紀前葉から後葉にかけての政治動向を取り上げ、先行学説を紹介するとともに批判的に検証を行う。こうした作業を通じて、国家の様相やその変遷を客観的に捉える視座を養うことを目指す。 |
||||||
(到達目標) | 日本古代史における正確で幅広い知識を獲得するとともに、これまでの研究の流れを自分の力で整理し、それらを客観的・批判的に把握して、自らの歴史像を組み立てるための技術を習得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 7世紀後葉に成立した日本の律令国家は、8世紀後葉から変質をはじめ、長い過渡期を経て10世紀後葉に摂関政治へと転成した。今期は、摂政・関白が常に置かれるようになり、摂関政治へと転成する10世紀前葉から後葉にかけての国家の様相を、政治史を中心にしながら考察する。まずは摂政と関白との関係性が整理され、摂関政治が確立していく様子を概観する。次いで、内裏の焼亡や財政制度の再編、古代銭貨の途絶といった観点から、摂関政治が確立する背景としての社会の変質について考察する。最後に、安和の変や花山天皇の出家を取り上げながら、天皇の外戚と摂政・関白との関係がどのように変化していったのかを論じ、摂関政治の特質について検討する。 第1回 イントロダクション—平安時代の時期区分と摂関政治— 第2回 摂関政治の確立過程(1) 第3回 摂関政治の確立過程(2) 第4回 内裏の焼亡にみる宮廷社会の変容(1) 第5回 内裏の焼亡にみる宮廷社会の変容(2) 第6回 財政制度の再編と社会(1) 第7回 財政制度の再編と社会(2) 第8回 古代銭貨の途絶(1) 第9回 古代銭貨の途絶(2) 第10回 安和の変の歴史的位置(1) 第11回 安和の変の歴史的位置(2) 第12回 政変としての花山天皇の出家(1) 第13回 政変としての花山天皇の出家(2) 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験(筆記)にて成績評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中にプリントを配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | シラバスなどを通じて授業の進行を確認し、各回の授業内容を想定しながら予習をすること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業は講義形式で行う。 | ||||||
日本史I
(科目名)
Japanese History I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月3 (教室) 共南01 |
|||||||
(授業の概要・目的)
【日本古代の国家と政治—摂関政治への転成—】
日本における古代国家の様相を政治史という側面から把握し、古代日本の特質について理解することを目的とする。今期は、摂政・関白による政治へと、政治の姿が転成する10世紀前葉から後葉にかけての政治動向を取り上げ、先行学説を紹介するとともに批判的に検証を行う。こうした作業を通じて、国家の様相やその変遷を客観的に捉える視座を養うことを目指す。 |
|||||||
(到達目標)
日本古代史における正確で幅広い知識を獲得するとともに、これまでの研究の流れを自分の力で整理し、それらを客観的・批判的に把握して、自らの歴史像を組み立てるための技術を習得する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
7世紀後葉に成立した日本の律令国家は、8世紀後葉から変質をはじめ、長い過渡期を経て10世紀後葉に摂関政治へと転成した。今期は、摂政・関白が常に置かれるようになり、摂関政治へと転成する10世紀前葉から後葉にかけての国家の様相を、政治史を中心にしながら考察する。まずは摂政と関白との関係性が整理され、摂関政治が確立していく様子を概観する。次いで、内裏の焼亡や財政制度の再編、古代銭貨の途絶といった観点から、摂関政治が確立する背景としての社会の変質について考察する。最後に、安和の変や花山天皇の出家を取り上げながら、天皇の外戚と摂政・関白との関係がどのように変化していったのかを論じ、摂関政治の特質について検討する。 第1回 イントロダクション—平安時代の時期区分と摂関政治— 第2回 摂関政治の確立過程(1) 第3回 摂関政治の確立過程(2) 第4回 内裏の焼亡にみる宮廷社会の変容(1) 第5回 内裏の焼亡にみる宮廷社会の変容(2) 第6回 財政制度の再編と社会(1) 第7回 財政制度の再編と社会(2) 第8回 古代銭貨の途絶(1) 第9回 古代銭貨の途絶(2) 第10回 安和の変の歴史的位置(1) 第11回 安和の変の歴史的位置(2) 第12回 政変としての花山天皇の出家(1) 第13回 政変としての花山天皇の出家(2) 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験(筆記)にて成績評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中にプリントを配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
シラバスなどを通じて授業の進行を確認し、各回の授業内容を想定しながら予習をすること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
授業は講義形式で行う。
|
|||||||