


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :公文書管理とアーカイブズの世界(入門)
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Records Management and Archival Administration | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木5 |
||||||
(教室) | 共北35 | ||||||
(キーワード) | アーカイブズ / 公文書 / 歴史資料 / 電子文書 | ||||||
(授業の概要・目的) | 近年、省庁における記録の改ざん指示や未作成、あるいは手間のかかるはんこの押印など主に負の側面から公文書管理が注目を集めています。こういった文書管理の問題を考えるにあたって有益な視点を提供してくれるのが、アーカイブズ学と言われる学問分野です。アーカイブズ学は、図書館で保管される書籍や雑誌といった出版物とは違い、契約書や議事録など組織における業務の記録や、日記や書簡など個人活動の記録を研究する学問です。もともとは主に歴史的な紙の資料を扱ってきましたが、現在はデジタル形式でつくられる電子記録およびデータにも研究の対象を広げています。本講義の目的は、このアーカイブズ学の基礎を理解することです。 具体的には、アーカイブズの定義を説明した後、その作成・管理・保存の方法、検索システム、利用者の閲覧方法などについて触れていきます。また、記録のデジタル化、電子署名やブロックチェーンといった現代のテクノロジーと記録の問題についても考えます。 |
||||||
(到達目標) | ・アーカイブズについて説明できる ・国内外のアーカイブズを調べ、各自の研究テーマに即した資料の申請ができるようになる |
||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下のプランに従って講義を進めます。ただし、講義の進みぐあい、時事問題への言及などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがあります。 第1回 ガイダンス 第2回 アーカイブズの定義 第3回 アーカイブズの社会的役割と記録のライフサイクル 第4回 記録の評価と廃棄 第5回 記録の整理と検索システム 第6回 アーカイブズに関する法規 第7回 大学文書館見学 第8回 アーカイブズ学の歴史 第9回 偽書と古文書学 第10回 電子記録の作成・維持管理・長期保存 第11回 デジタル・フォレンジックの応用 第12回 電子署名とブロックチェーン 第13・14回 口頭報告 第15回 フィードバック(方法は、授業中に伝えます) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業中の討論への積極的な参加(30点)、口頭発表(30点)、レポート(40点)により評価します。口頭発表とレポートは単位取得のために必須となります。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『レコード・マネジメント・ハンドブック : 記録管理・アーカイブズ管理のための』
(日外アソシエーツ, 2016)
ISBN:978-4816926112
『アーカイブズとアーキビスト—記録を守り伝える担い手たち 』
(大阪大学出版会, 2021)
ISBN:978-4872596441
『アーキビストとしてはたらく 記録が人と社会をつなぐ』
(山川出版社, 2022)
ISBN:978-4-634-59125-7
『アーカイブズ学入門』
(勉誠社, 2024)
ISBN:978-4-585-30012-0
『アーカイブズ学用語辞典』
(柏書房. 2024)
ISBN:9784760155316
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 国内や海外(主に英語圏)の事例を調べてもらうなど予習が必要な場合は、授業中に指示します。 復習については、授業で説明した箇所を参考文献で調べ、理解を深めておくことを求めます。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | インターネット、電子メール、PowerPointなどは、授業の中で使えるように指導します。 | ||||||
ILASセミナー :公文書管理とアーカイブズの世界(入門)
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Records Management and Archival Administration
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 共北35 |
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(キーワード) アーカイブズ / 公文書 / 歴史資料 / 電子文書 | |||||||
(授業の概要・目的)
近年、省庁における記録の改ざん指示や未作成、あるいは手間のかかるはんこの押印など主に負の側面から公文書管理が注目を集めています。こういった文書管理の問題を考えるにあたって有益な視点を提供してくれるのが、アーカイブズ学と言われる学問分野です。アーカイブズ学は、図書館で保管される書籍や雑誌といった出版物とは違い、契約書や議事録など組織における業務の記録や、日記や書簡など個人活動の記録を研究する学問です。もともとは主に歴史的な紙の資料を扱ってきましたが、現在はデジタル形式でつくられる電子記録およびデータにも研究の対象を広げています。本講義の目的は、このアーカイブズ学の基礎を理解することです。
具体的には、アーカイブズの定義を説明した後、その作成・管理・保存の方法、検索システム、利用者の閲覧方法などについて触れていきます。また、記録のデジタル化、電子署名やブロックチェーンといった現代のテクノロジーと記録の問題についても考えます。 |
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(到達目標)
・アーカイブズについて説明できる
・国内外のアーカイブズを調べ、各自の研究テーマに即した資料の申請ができるようになる |
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(授業計画と内容)
基本的に以下のプランに従って講義を進めます。ただし、講義の進みぐあい、時事問題への言及などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがあります。 第1回 ガイダンス 第2回 アーカイブズの定義 第3回 アーカイブズの社会的役割と記録のライフサイクル 第4回 記録の評価と廃棄 第5回 記録の整理と検索システム 第6回 アーカイブズに関する法規 第7回 大学文書館見学 第8回 アーカイブズ学の歴史 第9回 偽書と古文書学 第10回 電子記録の作成・維持管理・長期保存 第11回 デジタル・フォレンジックの応用 第12回 電子署名とブロックチェーン 第13・14回 口頭報告 第15回 フィードバック(方法は、授業中に伝えます) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業中の討論への積極的な参加(30点)、口頭発表(30点)、レポート(40点)により評価します。口頭発表とレポートは単位取得のために必須となります。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『レコード・マネジメント・ハンドブック : 記録管理・アーカイブズ管理のための』
(日外アソシエーツ, 2016)
ISBN:978-4816926112
『アーカイブズとアーキビスト—記録を守り伝える担い手たち 』
(大阪大学出版会, 2021)
ISBN:978-4872596441
『アーキビストとしてはたらく 記録が人と社会をつなぐ』
(山川出版社, 2022)
ISBN:978-4-634-59125-7
『アーカイブズ学入門』
(勉誠社, 2024)
ISBN:978-4-585-30012-0
『アーカイブズ学用語辞典』
(柏書房. 2024)
ISBN:9784760155316
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(授業外学習(予習・復習)等)
国内や海外(主に英語圏)の事例を調べてもらうなど予習が必要な場合は、授業中に指示します。
復習については、授業で説明した箇所を参考文献で調べ、理解を深めておくことを求めます。 |
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(その他(オフィスアワー等))
インターネット、電子メール、PowerPointなどは、授業の中で使えるように指導します。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :英文テキストと実験で学ぶ分子生物学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to experimental molecular biology | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 北部構内、農学生命科学研究棟6階、602号室 | ||||||
(キーワード) | 分子生物学 / 生命科学 / 生物学 / 実験法 | ||||||
(授業の概要・目的) | 生命科学関連分野に興味のある人は、大学で分子生物学について学ぶ機会がこれからたくさんあると思います。しかし、既にわかっていることを学ぶことと、実際に研究の現場で行われている研究の内容を理解することの間には、大きなギャップがあります。このギャップは、研究の現場で行われていることを自主的に学ぶためのスキルを身につけることで、早い時期から埋めることができます。その際、ハードルの一つになるのが、専門的な内容を英語で読むことです。分子生物学的な研究の成果は、通常、英語の論文として発表されています。英語で専門的な内容を読めれば、教科書に載っている研究が実際にどのような実験でわかったのかを自分で調べることができます。また、教科書や参考書にも載っていない最先端の研究の内容も調べられるようになります。この授業は、そのような、自主的な学習のためのスキルを身につけてもらうことを目標にしています。 この授業では、英文で書かれたプリントを配布し、各回の担当者を決めて、各回の担当者に内容を紹介してもらいます。使用するテキストで使われている英語は文法的には平易ですし、書かれている内容は基本的な内容で、使われている語彙数(単語の種類)もそれほど多くありません。しかし、分子生物学に特有の語彙が使われており、読みこなすにはこまめに単語の意味を調べながら読み進める必要があります。それには忍耐力が必要ですが、調べながら読み進んでいくうちにだんだん意味を調べなくてもわかるところが多くなっていくはずです。そうなったら、いろいろなことを自主的に調べて学んで行く道が拓けてくるはずです。内容を理解する手助けになるように、実験も織り交ぜて行う予定です。 |
||||||
(到達目標) | ・生物学に関連した英語の文献の内容を、正確に読み取れるようになる。 ・分子生物学の代表的な実験について、どのような作業が行われているのか具体的に理解できる。 ・生物学の最先端の研究を自主的に学んでいくための、基礎を身につけることができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | おおむね次の内容で進めるが、進み具合によっては、同一テーマの回数を変えることがある。初回にプリント(テキスト)を配布するので、それを使って授業を進める。担当者を決め、毎回、担当者が担当箇所の概要をまとめたプリントを作成し、それを参加者に配布して内容の紹介を行う。また、その内容について、適宜、全員で議論を行う。内容を理解する手助けになるように、実験や実験のデモンストレーションも行う予定である。 第1回 イントロダクション 第2回 バクテリアの形質転換と遺伝物質 第3回 核酸の化学的性質 第4回 DNAの構造 第5回 二本鎖DNAの変性と再会合 第6回 遺伝子の発現とタンパク質 第7回 遺伝子とタンパク質(および、mRNAの発見) 第8回 転写・翻訳 第9回 複製・突然変異 第10回 遺伝子のクローニングと制限酵素 第11回 分子生物学実験1 第12回 ベクター 第13回 PCR 第14回 分子生物学実験2 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加状況、担当箇所の内容紹介、および、実験結果のレポートを 6:3:1 で評価する。5回以上授業を欠席した場合は、不合格とする。成績評価は素点(100点満点)で行う。 | ||||||
(教科書) |
プリントを配布し、それをテキストとして使用する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 高校での「生物基礎」、「生物」の履修は前提としない。事前に自分の担当部分のプリントを読み、内容や、わからないところを把握しておく。担当部分にわからないところがあってもかまわないが、わからないところは事前に把握しておくこと。自分の担当以外の部分についても、事前に目を通して内容を把握しておくことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 実験が含まれているため、受講生は学生教育研究災害傷害保険に加入してください。 | ||||||
ILASセミナー :英文テキストと実験で学ぶ分子生物学
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to experimental molecular biology
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 北部構内、農学生命科学研究棟6階、602号室 |
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(キーワード) 分子生物学 / 生命科学 / 生物学 / 実験法 | |||||||
(授業の概要・目的)
生命科学関連分野に興味のある人は、大学で分子生物学について学ぶ機会がこれからたくさんあると思います。しかし、既にわかっていることを学ぶことと、実際に研究の現場で行われている研究の内容を理解することの間には、大きなギャップがあります。このギャップは、研究の現場で行われていることを自主的に学ぶためのスキルを身につけることで、早い時期から埋めることができます。その際、ハードルの一つになるのが、専門的な内容を英語で読むことです。分子生物学的な研究の成果は、通常、英語の論文として発表されています。英語で専門的な内容を読めれば、教科書に載っている研究が実際にどのような実験でわかったのかを自分で調べることができます。また、教科書や参考書にも載っていない最先端の研究の内容も調べられるようになります。この授業は、そのような、自主的な学習のためのスキルを身につけてもらうことを目標にしています。
この授業では、英文で書かれたプリントを配布し、各回の担当者を決めて、各回の担当者に内容を紹介してもらいます。使用するテキストで使われている英語は文法的には平易ですし、書かれている内容は基本的な内容で、使われている語彙数(単語の種類)もそれほど多くありません。しかし、分子生物学に特有の語彙が使われており、読みこなすにはこまめに単語の意味を調べながら読み進める必要があります。それには忍耐力が必要ですが、調べながら読み進んでいくうちにだんだん意味を調べなくてもわかるところが多くなっていくはずです。そうなったら、いろいろなことを自主的に調べて学んで行く道が拓けてくるはずです。内容を理解する手助けになるように、実験も織り交ぜて行う予定です。 |
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(到達目標)
・生物学に関連した英語の文献の内容を、正確に読み取れるようになる。
・分子生物学の代表的な実験について、どのような作業が行われているのか具体的に理解できる。 ・生物学の最先端の研究を自主的に学んでいくための、基礎を身につけることができる。 |
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(授業計画と内容)
おおむね次の内容で進めるが、進み具合によっては、同一テーマの回数を変えることがある。初回にプリント(テキスト)を配布するので、それを使って授業を進める。担当者を決め、毎回、担当者が担当箇所の概要をまとめたプリントを作成し、それを参加者に配布して内容の紹介を行う。また、その内容について、適宜、全員で議論を行う。内容を理解する手助けになるように、実験や実験のデモンストレーションも行う予定である。 第1回 イントロダクション 第2回 バクテリアの形質転換と遺伝物質 第3回 核酸の化学的性質 第4回 DNAの構造 第5回 二本鎖DNAの変性と再会合 第6回 遺伝子の発現とタンパク質 第7回 遺伝子とタンパク質(および、mRNAの発見) 第8回 転写・翻訳 第9回 複製・突然変異 第10回 遺伝子のクローニングと制限酵素 第11回 分子生物学実験1 第12回 ベクター 第13回 PCR 第14回 分子生物学実験2 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加状況、担当箇所の内容紹介、および、実験結果のレポートを 6:3:1 で評価する。5回以上授業を欠席した場合は、不合格とする。成績評価は素点(100点満点)で行う。
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(教科書)
プリントを配布し、それをテキストとして使用する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
高校での「生物基礎」、「生物」の履修は前提としない。事前に自分の担当部分のプリントを読み、内容や、わからないところを把握しておく。担当部分にわからないところがあってもかまわないが、わからないところは事前に把握しておくこと。自分の担当以外の部分についても、事前に目を通して内容を把握しておくことが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
実験が含まれているため、受講生は学生教育研究災害傷害保険に加入してください。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :こころの科学セミナー“臨床心理学からこころを考える”
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(英 訳) | ILAS Seminar :Psychological Science Seminar "Reflecting on the Japanese notion of 'Kokoro' (mind-heart) from the Clinical Psychology" | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 人と社会の未来研究院 稲盛財団記念館1階セミナー室 | ||||||||||||
(キーワード) | 臨床心理学 / 心理療法 / こころ / イメージ表現 / 体験学習 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 「こころ」とは何だろうか。「こころ」は誰もが持っている身近なものでありながら、明確に定義することは容易でない。本セミナーでは、臨床心理学の視点から「こころ」について考えることを目的とする。具体的には、「心理療法での話の聴き方」「描画・粘土などのイメージを用いた表現療法」「文化・時代性から考えるこころ」などをテーマに、学際的な検討を加えるとともに、議論・体験型の学び合いを行う。 | ||||||||||||
(到達目標) | 臨床心理学の学術的知識を獲得するとともに、体験型の学びを通して「こころ」についての理解・考察を深める。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 本セミナーは担当教員による講義だけでなく、表現療法の体験やグループワークなど、体験型の学習を行いながら進行する。 第1回:イントロダクション(鈴木・粉川) 第2〜5回:講義 イメージ表現とこころ(鈴木) こころが形作られていくこと(粉川) 日本人のこころの特徴・現代人のこころ(粉川) イメージ療法と夢(鈴木) 第6〜13回:体験学習 イメージとこころ(鈴木・粉川) 自然とこころ(鈴木・粉川) 身体とこころ(鈴木・粉川) 交流の中で動くこころ(鈴木・粉川) 他者のこころを理解する(鈴木・粉川) 第14回:まとめ(鈴木・粉川) 第15回:フィードバック(鈴木・粉川) |
||||||||||||
(履修要件) |
こころについて関心をもち、上述のテーマについて、教員や受講者同士で積極的に議論・コミュニケーションを行う意欲のある者。スタート時点では専門的知識は必要ない。授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回の出席・授業態度、最終レポートにより評価する。 (出席・授業態度5割、最終レポート5割) レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。 独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。 |
||||||||||||
(教科書) |
プリント配布
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(関連URL) | http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/ 人と社会の未来研究院HP | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で取り上げる内容に関して、事前に興味を持った文献を読む。授業内で体験した心の動きを振り返り、自己理解を深める。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | フィードバックの形式については授業中に指示をする | ||||||||||||
ILASセミナー :こころの科学セミナー“臨床心理学からこころを考える”
(科目名)
ILAS Seminar :Psychological Science Seminar "Reflecting on the Japanese notion of 'Kokoro' (mind-heart) from the Clinical Psychology"
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 人と社会の未来研究院 稲盛財団記念館1階セミナー室 |
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(キーワード) 臨床心理学 / 心理療法 / こころ / イメージ表現 / 体験学習 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
「こころ」とは何だろうか。「こころ」は誰もが持っている身近なものでありながら、明確に定義することは容易でない。本セミナーでは、臨床心理学の視点から「こころ」について考えることを目的とする。具体的には、「心理療法での話の聴き方」「描画・粘土などのイメージを用いた表現療法」「文化・時代性から考えるこころ」などをテーマに、学際的な検討を加えるとともに、議論・体験型の学び合いを行う。
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(到達目標)
臨床心理学の学術的知識を獲得するとともに、体験型の学びを通して「こころ」についての理解・考察を深める。
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(授業計画と内容)
本セミナーは担当教員による講義だけでなく、表現療法の体験やグループワークなど、体験型の学習を行いながら進行する。 第1回:イントロダクション(鈴木・粉川) 第2〜5回:講義 イメージ表現とこころ(鈴木) こころが形作られていくこと(粉川) 日本人のこころの特徴・現代人のこころ(粉川) イメージ療法と夢(鈴木) 第6〜13回:体験学習 イメージとこころ(鈴木・粉川) 自然とこころ(鈴木・粉川) 身体とこころ(鈴木・粉川) 交流の中で動くこころ(鈴木・粉川) 他者のこころを理解する(鈴木・粉川) 第14回:まとめ(鈴木・粉川) 第15回:フィードバック(鈴木・粉川) |
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(履修要件)
こころについて関心をもち、上述のテーマについて、教員や受講者同士で積極的に議論・コミュニケーションを行う意欲のある者。スタート時点では専門的知識は必要ない。授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回の出席・授業態度、最終レポートにより評価する。
(出席・授業態度5割、最終レポート5割) レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。 独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。 |
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(教科書)
プリント配布
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業で取り上げる内容に関して、事前に興味を持った文献を読む。授業内で体験した心の動きを振り返り、自己理解を深める。
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(その他(オフィスアワー等))
フィードバックの形式については授業中に指示をする
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :進化ゲノミクス
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(英 訳) | ILAS Seminar :Evolutionary genomics | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 医学部B棟1階・ASHBiセミナールーム | ||||||||||||
(キーワード) | ゲノム生物学 / 進化生物学 / 遺伝子 / ゲノム / 進化 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | ゲノミクスは近年最も発展してきた学問分野の一つであり、進化、発生、疾患など様々な生物学分野の新たな基盤となっている。ゲノミクス研究により、ヒトとチンパンジーを分けているDNAの違いは何なのか、病気の原因となる変異がどこにあるのか、といった命題に答えを出すことが可能となりつつある。本セミナーは、ゲノミクスの入門、実践演習、最先端を網羅しており、この分野の総体的理解と習熟を目的としている。 (1)DNAとは何か?遺伝子とは何か?最新のゲノム研究成果に基づいて、分子生物学の基礎を再考する。 (2)進化とは何か?機能とは何か?ゲノミクス研究から見えてきた新たな知見を修得する。 (3)研究現場で用いられる種々のウェブツールを使い、ゲノムブラウジングを実践する。 (4)ゲノミクスに深く関連する最先端研究(最先端の国際プロジェクト, iPS細胞, CRISPR技術等)について知る。 |
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(到達目標) | ヒトの進化という複雑な現象について、その本質をゲノムのレベルから理解できるようになる。 ウェブツール実践により、ヒトゲノム・エピゲノム情報を自分の手で引き出し、自分の目で確認しながら理解できるようになる。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 以下の通り、各項目毎に講義と演習を行う。講義部分では討論・議論を主軸とするため、活発な発言を推奨する。演習部分においては、講師によるチュートリアルの後、グループワーキングと発表を行う。 第1-3回 [ゲノミクス基礎] 1. DNA・遺伝子・ゲノム 2. ゲノムブラウジング演習 第4-6回 [機能ゲノミクス] 1. エピジェネティクス 2. ゲノム・エピゲノム解析技術 3. 機能ゲノム・エピゲノムブラウジング演習 第7-10回 [進化ゲノミクス] 1. 種の進化・人類の進化 2. 適応進化・中立進化(ネオダーウィニズム) 3. 遺伝子の進化(利己的遺伝子、重複) 4. 比較ゲノム 5. 比較ゲノムブラウジング演習 第11-14回 [最先端研究] 1. 国際コンソーシアムプロジェクト (ヒトゲノムT2T, ENCODE, Zoonomiaなど) 2. 転移因子 3. 細胞工学, iPS細胞, CRISPR技術 第15回 [フィードバック] |
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(履修要件) |
必須ではないが、高校生物を履修していることが望ましい。
コンピューター情報処理やプログラミング等の予備知識は必要としない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と授業参加の状況、発表、レポートを総合的に評価する 詳細は初回授業で説明する |
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(教科書) |
特になし
講義資料を配布する
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://sites.google.com/view/inouelabwebsite 研究室ウェブサイト | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義内容を受け、ゲノムブラウザツールの使い方を復習することが望ましい。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ウェブツール実践演習のため、ノートパソコンを持参すること(初回は不要)。 持っていない場合は応相談。 連絡先: inoue.fumitaka.7a@kyoto-u.ac.jp |
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ILASセミナー :進化ゲノミクス
(科目名)
ILAS Seminar :Evolutionary genomics
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 医学部B棟1階・ASHBiセミナールーム |
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(キーワード) ゲノム生物学 / 進化生物学 / 遺伝子 / ゲノム / 進化 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
ゲノミクスは近年最も発展してきた学問分野の一つであり、進化、発生、疾患など様々な生物学分野の新たな基盤となっている。ゲノミクス研究により、ヒトとチンパンジーを分けているDNAの違いは何なのか、病気の原因となる変異がどこにあるのか、といった命題に答えを出すことが可能となりつつある。本セミナーは、ゲノミクスの入門、実践演習、最先端を網羅しており、この分野の総体的理解と習熟を目的としている。
(1)DNAとは何か?遺伝子とは何か?最新のゲノム研究成果に基づいて、分子生物学の基礎を再考する。 (2)進化とは何か?機能とは何か?ゲノミクス研究から見えてきた新たな知見を修得する。 (3)研究現場で用いられる種々のウェブツールを使い、ゲノムブラウジングを実践する。 (4)ゲノミクスに深く関連する最先端研究(最先端の国際プロジェクト, iPS細胞, CRISPR技術等)について知る。 |
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(到達目標)
ヒトの進化という複雑な現象について、その本質をゲノムのレベルから理解できるようになる。
ウェブツール実践により、ヒトゲノム・エピゲノム情報を自分の手で引き出し、自分の目で確認しながら理解できるようになる。 |
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(授業計画と内容)
以下の通り、各項目毎に講義と演習を行う。講義部分では討論・議論を主軸とするため、活発な発言を推奨する。演習部分においては、講師によるチュートリアルの後、グループワーキングと発表を行う。 第1-3回 [ゲノミクス基礎] 1. DNA・遺伝子・ゲノム 2. ゲノムブラウジング演習 第4-6回 [機能ゲノミクス] 1. エピジェネティクス 2. ゲノム・エピゲノム解析技術 3. 機能ゲノム・エピゲノムブラウジング演習 第7-10回 [進化ゲノミクス] 1. 種の進化・人類の進化 2. 適応進化・中立進化(ネオダーウィニズム) 3. 遺伝子の進化(利己的遺伝子、重複) 4. 比較ゲノム 5. 比較ゲノムブラウジング演習 第11-14回 [最先端研究] 1. 国際コンソーシアムプロジェクト (ヒトゲノムT2T, ENCODE, Zoonomiaなど) 2. 転移因子 3. 細胞工学, iPS細胞, CRISPR技術 第15回 [フィードバック] |
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(履修要件)
必須ではないが、高校生物を履修していることが望ましい。
コンピューター情報処理やプログラミング等の予備知識は必要としない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と授業参加の状況、発表、レポートを総合的に評価する
詳細は初回授業で説明する |
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(教科書)
特になし
講義資料を配布する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義内容を受け、ゲノムブラウザツールの使い方を復習することが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
ウェブツール実践演習のため、ノートパソコンを持参すること(初回は不要)。
持っていない場合は応相談。 連絡先: inoue.fumitaka.7a@kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :アジア乱読
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(英 訳) | ILAS Seminar :Intensive Reading Seminar on Basics of Asian Studies | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 20(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 東南アジア地域研究研究所東棟 E-202会議室 | ||||||
(キーワード) | アジア / 多読の方法 / 精読の方法 / 積読の方法 / レビューの方法 | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業には2つの目的があります。第1に、どういった本(をはじめとする文字情報の固まり)の読み方があるのか、いかにして何のためにたくさん読むのか、それを自分の知識や考えを更新していくためにどう活かすのかを学ぶこと。第2に アジアとは何かをそれぞれの関心から学ぶことです。アジアという地理的概念は広大な領域を含むものの、そこに何かしらの共通性があるわけではありません。もっとアジア(日本も含む)について知りたいな、くらいに関心がある学生であれば誰でも歓迎です。なお、この授業は読者好きだけを対象とした授業ではありません。本を読むと眠れなくなるほどのめり込む人も、本を読むとあっという間に寝てしまう人も、本を読みたい、読み方を知りたいと思うなら、受講できます。そうはいっても、毎週のように課題が出るので、それをこなす根気は必要です。最終的には、特定のトピックについて複数の本を読みながら考え、そして書く作業につなげます。 | ||||||
(到達目標) | 社会・政治・経済・文化を広く文献講読や輪読を通じて学び、多読や精読の方法について知り、筆者が書いていることを理解するだけでなく、自分で考えるために読めるようになる。アジアについて自分自身の関心を主に読書を通じて掘り下げることができるようになる。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 オリエンテーション 第2回 読書遍歴を話し合おう 第3ー5回 精読って何? 第6ー8回 つなげ読み 第9ー11回 多読のお作法 第12ー14回 アジアを読みしばく 第15回 まとめ |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(複数回の課題提出)・・・70% 学期末レポート・・・30% |
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(教科書) |
使用しない
講読文献は教員が指示するが、受講生の希望や関心を考慮して授業内で決定する。
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 課題文献は読んだことを前提に授業が始まりますので、頑張って読んできてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 読んで議論する形式をとるので、質問、批判といった積極的な参加が求められます。少人数なので発言を求められることもありますし、執筆した自分の文章を参加者全員の前で読み上げることもあります。最初は恥ずかしくても徐々に慣れることが多いです。慣れるまで粘り強く取り組んで欲しいです。授業前にオフィスアワーを設けますが、コンタクトの仕方などはオリエンテーションで説明します。 | ||||||
ILASセミナー :アジア乱読
(科目名)
ILAS Seminar :Intensive Reading Seminar on Basics of Asian Studies
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 20(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 東南アジア地域研究研究所東棟 E-202会議室 |
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(キーワード) アジア / 多読の方法 / 精読の方法 / 積読の方法 / レビューの方法 | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業には2つの目的があります。第1に、どういった本(をはじめとする文字情報の固まり)の読み方があるのか、いかにして何のためにたくさん読むのか、それを自分の知識や考えを更新していくためにどう活かすのかを学ぶこと。第2に アジアとは何かをそれぞれの関心から学ぶことです。アジアという地理的概念は広大な領域を含むものの、そこに何かしらの共通性があるわけではありません。もっとアジア(日本も含む)について知りたいな、くらいに関心がある学生であれば誰でも歓迎です。なお、この授業は読者好きだけを対象とした授業ではありません。本を読むと眠れなくなるほどのめり込む人も、本を読むとあっという間に寝てしまう人も、本を読みたい、読み方を知りたいと思うなら、受講できます。そうはいっても、毎週のように課題が出るので、それをこなす根気は必要です。最終的には、特定のトピックについて複数の本を読みながら考え、そして書く作業につなげます。
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(到達目標)
社会・政治・経済・文化を広く文献講読や輪読を通じて学び、多読や精読の方法について知り、筆者が書いていることを理解するだけでなく、自分で考えるために読めるようになる。アジアについて自分自身の関心を主に読書を通じて掘り下げることができるようになる。
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(授業計画と内容)
第1回 オリエンテーション 第2回 読書遍歴を話し合おう 第3ー5回 精読って何? 第6ー8回 つなげ読み 第9ー11回 多読のお作法 第12ー14回 アジアを読みしばく 第15回 まとめ |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(複数回の課題提出)・・・70%
学期末レポート・・・30% |
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(教科書)
使用しない
講読文献は教員が指示するが、受講生の希望や関心を考慮して授業内で決定する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
課題文献は読んだことを前提に授業が始まりますので、頑張って読んできてください。
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(その他(オフィスアワー等))
読んで議論する形式をとるので、質問、批判といった積極的な参加が求められます。少人数なので発言を求められることもありますし、執筆した自分の文章を参加者全員の前で読み上げることもあります。最初は恥ずかしくても徐々に慣れることが多いです。慣れるまで粘り強く取り組んで欲しいです。授業前にオフィスアワーを設けますが、コンタクトの仕方などはオリエンテーションで説明します。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ものづくりの化学工学:化学、情報、数学、物理など多分野フル活用の総合工学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Chemical Engineering for MONOZUKURI: Total Engineering Utilizing Multiple Fields, Chemistry, Information, Mathematics, Physics,etc. | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 工学部総合校舎402実験室 | ||||||||||||
(キーワード) | 電子制御 / プログラミング / 省エネルギー / 資源の有効利用 / 素材産業 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 身の回りのいろいろな素材は化学産業によって製造されている。そこでは化学反応に関する知識だけでなく、流体工学や材料力学、さらにはシステム制御や情報技術といった多岐にわたる領域の知識が存分に活用されている。化学プロセスを設計するために生まれた学問である化学工学は、多様な分野にまたがる総合工学と言える。本講義ではまず、電子制御装置(低温恒温槽(電子冷蔵庫)、温度・輝度・ガス濃度・等を測定するセンサー装置)の作製、および自作装置を用いた化学反応の制御実験を行う。さらに実際の化学プロセスにみられる合理性について理解を深める。 | ||||||||||||
(到達目標) | ・化学反応を制御するための理論、装置について理解を深める。 ・装置作製、運転のための技術を理解する。 ・化学産業が、多様な技術で支えられていることを理解する。 ・産業において活用されている各種の省資源、省エネルギー技術について理解を深める。 |
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(授業計画と内容) | 1回目:制御の理論と実験1(講義+低温恒温槽(電子式冷蔵庫)の製作) 2回目:制御の理論と実験2(講義+低温恒温槽(電子式冷蔵庫)温度制御実験:精度向上の方法) 3回目:制御の理論と実験3(講義+低温恒温槽(電子式冷蔵庫)温度制御実験:省エネ化の方法) 4回目:温度による化学反応の速度制御実験(自作恒温槽を使用した活性化エネルギーの測定) 5日目:各種センサー(CO2濃度、H2濃度、光強度、温度、湿度、等の測定用)装置の作製とマイコン・プログラミング 6回目:センサーを用いた化学反応制御実験1 7回目:センサーを用いた化学反応制御実験2 8回目:各種材料の製造技術 産業において高純度な物質の生産に使われている化学プロセスの仕組みを解説する。 9回目:省エネルギー、省資源化の戦略 物質の生産で必要となるエネルギーや資源の量をできるだけ小さくするための工夫について解説する。 10〜14回目:工場見学 実際の生産現場を見学し、実際に省エネルギー・省資源のための工夫を体感する。 15回目:フィードバック授業 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義ならびに実習における平常点(出席と参加の状況、70点)とレポート(30点)により評価する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 講義に必要な予習、復習事項は初回ガイダンスや各講義において述べる。初回ガイダンスまでに予習は必要としない。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・10-14回目の工場見学は、8月あるいは9月の平日に1日で実施する予定である。工場見学を含め詳細な講義日程は初回の講義で説明する。 ・工場見学のとき、現地に移動するために貸し切りバスを使用する予定。(予定では、受講生が旅費を負担する必要はない。) ・1〜6回では実験・実習を行うので、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険傷害保険に加入すること。 |
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ILASセミナー :ものづくりの化学工学:化学、情報、数学、物理など多分野フル活用の総合工学
(科目名)
ILAS Seminar :Chemical Engineering for MONOZUKURI: Total Engineering Utilizing Multiple Fields, Chemistry, Information, Mathematics, Physics,etc.
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 工学部総合校舎402実験室 |
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(キーワード) 電子制御 / プログラミング / 省エネルギー / 資源の有効利用 / 素材産業 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
身の回りのいろいろな素材は化学産業によって製造されている。そこでは化学反応に関する知識だけでなく、流体工学や材料力学、さらにはシステム制御や情報技術といった多岐にわたる領域の知識が存分に活用されている。化学プロセスを設計するために生まれた学問である化学工学は、多様な分野にまたがる総合工学と言える。本講義ではまず、電子制御装置(低温恒温槽(電子冷蔵庫)、温度・輝度・ガス濃度・等を測定するセンサー装置)の作製、および自作装置を用いた化学反応の制御実験を行う。さらに実際の化学プロセスにみられる合理性について理解を深める。
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(到達目標)
・化学反応を制御するための理論、装置について理解を深める。
・装置作製、運転のための技術を理解する。 ・化学産業が、多様な技術で支えられていることを理解する。 ・産業において活用されている各種の省資源、省エネルギー技術について理解を深める。 |
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(授業計画と内容)
1回目:制御の理論と実験1(講義+低温恒温槽(電子式冷蔵庫)の製作) 2回目:制御の理論と実験2(講義+低温恒温槽(電子式冷蔵庫)温度制御実験:精度向上の方法) 3回目:制御の理論と実験3(講義+低温恒温槽(電子式冷蔵庫)温度制御実験:省エネ化の方法) 4回目:温度による化学反応の速度制御実験(自作恒温槽を使用した活性化エネルギーの測定) 5日目:各種センサー(CO2濃度、H2濃度、光強度、温度、湿度、等の測定用)装置の作製とマイコン・プログラミング 6回目:センサーを用いた化学反応制御実験1 7回目:センサーを用いた化学反応制御実験2 8回目:各種材料の製造技術 産業において高純度な物質の生産に使われている化学プロセスの仕組みを解説する。 9回目:省エネルギー、省資源化の戦略 物質の生産で必要となるエネルギーや資源の量をできるだけ小さくするための工夫について解説する。 10〜14回目:工場見学 実際の生産現場を見学し、実際に省エネルギー・省資源のための工夫を体感する。 15回目:フィードバック授業 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義ならびに実習における平常点(出席と参加の状況、70点)とレポート(30点)により評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義に必要な予習、復習事項は初回ガイダンスや各講義において述べる。初回ガイダンスまでに予習は必要としない。
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(その他(オフィスアワー等))
・10-14回目の工場見学は、8月あるいは9月の平日に1日で実施する予定である。工場見学を含め詳細な講義日程は初回の講義で説明する。
・工場見学のとき、現地に移動するために貸し切りバスを使用する予定。(予定では、受講生が旅費を負担する必要はない。) ・1〜6回では実験・実習を行うので、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険傷害保険に加入すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :はやぶさ2と隕石から学ぶ太陽系史
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(英 訳) | ILAS Seminar :Solar System History from Hayabusa2 and Meteorites | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | (未定)総合博物館南館3階S305室 | ||||||||||||
(キーワード) | 宇宙惑星科学関連 / 隕石 / 太陽系 / 顕微鏡 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 小惑星や彗星は46億年前の太陽系創世時期に形成された天体である。これらは惑星になりきれなかった小天体であり、太陽系形成時の材料物質や天体の進化の様子を留めている。地球に飛来する隕石は主に小惑星から飛来したと考えられており、太陽系の過去の姿を復元する手がかりになる重要な試料といえる。また近年は探査機はやぶさ・はやぶさ2によって小惑星の砂を直接持ち帰り、実験室で分析することも可能になってきた。本講義ではこれら地球外物質の構成物である鉱物の基礎について、実習を通じて学ぶ。岩石試料を観察する上での基礎となる薄片の作製や偏光顕微鏡の取り扱いを習得した上で、隕石など地球外物質の観察を行い、太陽系の歴史について理解することを目的とする。 | ||||||||||||
(到達目標) | ・地球外物質に含まれる鉱物の観察を通じて太陽系の歴史について理解する。 ・岩石薄片の作製技法と偏光顕微鏡の基礎を理解する。 |
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(授業計画と内容) | ・地球内外の鉱物学の基礎(全2回) 鉱物学の基礎的な内容を学び、地球外物質を構成する鉱物について、実際の標本を用いて観察を行う。京都大学総合博物館の鉱物標本収蔵庫へのバックヤードツアーも企画している。 ・地球の岩石の薄片作成(全3回) 地球の岩石を用いて、実際に「薄片」の作成を行う。 必要に応じて野外へ岩石を採取しに出ることも計画している(応相談)。 ・コンドライト隕石の基礎学習・薄片作成・観察(全4回) コンドライト隕石のアイソメット加工、研磨による薄片作成を行う。観察実習を通して隕石が記録する太陽系の始原的な物質や水熱変成作用について学ぶ。 ・エコンドライト隕石の基礎学習・薄片作成・観察(全4回) エコンドライト隕石でも同様に薄片作成を行う。観察実習を通して天体の分化作用や衝撃変成作用について学ぶ。 ・フィードバック(全1回) |
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(履修要件) |
授業開始時点では鉱物学等の知識は必要ではなく、必要になる知識については、授業内で適宜補足する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加状況、顕微鏡観察の実技小テスト、小レポート、など平常点内でいくつかの観点を組み合わせて成績評価する。詳細は初回授業にて説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
教科書・資料は必要に応じて教員が印刷物を用意するので、受講者があらかじめ準備する必要はない。以下の教科書を使用することを予定している:「宇宙からの手紙: 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」京都大学博物館発行
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 地球外物質の概要をまとめた以下の文献が自習の参考になる。「宇宙からの手紙: 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」京都大学博物館発行 (amazonで販売中) | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 実験を実施するため、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を必要とする。 | ||||||||||||
ILASセミナー :はやぶさ2と隕石から学ぶ太陽系史
(科目名)
ILAS Seminar :Solar System History from Hayabusa2 and Meteorites
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) (未定)総合博物館南館3階S305室 |
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(キーワード) 宇宙惑星科学関連 / 隕石 / 太陽系 / 顕微鏡 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
小惑星や彗星は46億年前の太陽系創世時期に形成された天体である。これらは惑星になりきれなかった小天体であり、太陽系形成時の材料物質や天体の進化の様子を留めている。地球に飛来する隕石は主に小惑星から飛来したと考えられており、太陽系の過去の姿を復元する手がかりになる重要な試料といえる。また近年は探査機はやぶさ・はやぶさ2によって小惑星の砂を直接持ち帰り、実験室で分析することも可能になってきた。本講義ではこれら地球外物質の構成物である鉱物の基礎について、実習を通じて学ぶ。岩石試料を観察する上での基礎となる薄片の作製や偏光顕微鏡の取り扱いを習得した上で、隕石など地球外物質の観察を行い、太陽系の歴史について理解することを目的とする。
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(到達目標)
・地球外物質に含まれる鉱物の観察を通じて太陽系の歴史について理解する。
・岩石薄片の作製技法と偏光顕微鏡の基礎を理解する。 |
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(授業計画と内容)
・地球内外の鉱物学の基礎(全2回) 鉱物学の基礎的な内容を学び、地球外物質を構成する鉱物について、実際の標本を用いて観察を行う。京都大学総合博物館の鉱物標本収蔵庫へのバックヤードツアーも企画している。 ・地球の岩石の薄片作成(全3回) 地球の岩石を用いて、実際に「薄片」の作成を行う。 必要に応じて野外へ岩石を採取しに出ることも計画している(応相談)。 ・コンドライト隕石の基礎学習・薄片作成・観察(全4回) コンドライト隕石のアイソメット加工、研磨による薄片作成を行う。観察実習を通して隕石が記録する太陽系の始原的な物質や水熱変成作用について学ぶ。 ・エコンドライト隕石の基礎学習・薄片作成・観察(全4回) エコンドライト隕石でも同様に薄片作成を行う。観察実習を通して天体の分化作用や衝撃変成作用について学ぶ。 ・フィードバック(全1回) |
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(履修要件)
授業開始時点では鉱物学等の知識は必要ではなく、必要になる知識については、授業内で適宜補足する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加状況、顕微鏡観察の実技小テスト、小レポート、など平常点内でいくつかの観点を組み合わせて成績評価する。詳細は初回授業にて説明する。
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(教科書)
授業中に指示する
教科書・資料は必要に応じて教員が印刷物を用意するので、受講者があらかじめ準備する必要はない。以下の教科書を使用することを予定している:「宇宙からの手紙: 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」京都大学博物館発行
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
地球外物質の概要をまとめた以下の文献が自習の参考になる。「宇宙からの手紙: 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」京都大学博物館発行 (amazonで販売中)
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(その他(オフィスアワー等))
実験を実施するため、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を必要とする。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :Introduction to Global Issues - Inequality and the Fight for Social Justice(グローバル問題入門-不平等と社会正義のための闘い)
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Global Issues - Inequality and the Fight for Social Justice | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 1共23 | ||||||
(キーワード) | 社会学 / ジェンダー / global inequalities / SDGs / discrimination | ||||||
(授業の概要・目的) | 本コースでは、労働、教育、健康、財産所有など、様々な分野における世界的な不平等を探究しながら、同時に学生の英語力に対する自信を築くことを目指します。毎週、異なる重要なテーマに関する短い読み物や動画を通じて学び、積極的な意見交換が求められます。これらの不平等は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」と深く関連しています。学期後半には、学生それぞれが興味のあるテーマを自主的に研究し、その成果を口頭で発表します。このコースは、英語圏のアカデミックな環境に触れる貴重な機会となるでしょう。 This course will explore global inequality in a variety of areas such as work, education, health, and property ownership, while helping students build confidence in their English abilities. Each week, a different key area will be explored with short readings or videos, followed by small-group discussions in which students will be encouraged to express their opinions. The inequalities in these areas underlie many of the United Nation’s Sustainable Development Goals (SDGs). Later in the semester, students will independently research the issues and present their findings orally. This course provides a great opportunity for students to practice engaging in an English-medium academic environment. |
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(到達目標) | This course will provide students with an understanding of inequalities based on factors such as race, sex, and minority status within and among countries in the world. Students will also gain an understanding of the progress that has been made in closing these gaps and will have the opportunity to explore potential solutions. By the end of the course, students should be able to participate actively in an English discussion on the topic of global inequalities and the fight for social justice, conduct research on related themes, and share their ideas in a short final presentation. | ||||||
(授業計画と内容) | このセミナーは、主に英語で行われるが、E2科目として認められないことに注意すること。 Depending on class size and student needs, more or less time may be spent on each theme. Week 1: Introductions and background on inequalities (SDGs) Week 2: Poverty (wealth gap, sanitation, hunger) Week 3: Work (unpaid work, occupational segregation, harassment) Week 4: Health (HIV, cancer, medical innovation) Week 5-6: Education (literacy, major choice, digital divide) Week 7: Birth (son preference, maternal mortality, sex education) Week 8: Political participation (voting rights, representation) Week 9: Beauty (dieting, cosmetics, FGM) Week 10: Crime (rape, murder, police brutality) Week 11: Property rights (land ownership, home ownership) Week 12: Marriage (child marriage, the right to marry) Week 13: Human trafficking Week 14: Presentations Week 15: Exam week (there will be no exam) Week 16: Feedback* *During the feedback class, students who would like further consultation with the instructor may schedule an appointment. |
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(履修要件) |
No course requirements. Students concerned about participating in an English-only environment are strongly encouraged to register.
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 30% Written homework assignments (short responses to class content) 30% Participation (preparation for and active participation in small-group discussions) 30% Presentations (a final research presentation) 10% Quizzes (often conducted in groups or with access to notes) *English proficiency is not included in the grading criteria. |
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(教科書) |
使用しない
Course materials will be provided in class.
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(参考書等) |
『The women's atlas』
(Penguin, 2018)
ISBN:9780143132349
(Some content from this book will be introduced and discussed during class. )
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(授業外学習(予習・復習)等) | Students will need to study relevant vocabulary and/or complete short readings to prepare for class discussions and quizzes. Short homework assignments will be assigned regularly (e.g., one-page responses to class discussion). The final presentation will require research and practice, but students will be given adequate time to prepare. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Office hours Monday, Tuesday, and Thursday during lunch time. Students are encouraged to ask questions in English or Japanese. Experience using PowerPoint or similar is useful but not required. Students should be willing to participate in discussions. |
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ILASセミナー :Introduction to Global Issues - Inequality and the Fight for Social Justice(グローバル問題入門-不平等と社会正義のための闘い)
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Global Issues - Inequality and the Fight for Social Justice
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 英語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 1共23 |
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(キーワード) 社会学 / ジェンダー / global inequalities / SDGs / discrimination | |||||||
(授業の概要・目的)
本コースでは、労働、教育、健康、財産所有など、様々な分野における世界的な不平等を探究しながら、同時に学生の英語力に対する自信を築くことを目指します。毎週、異なる重要なテーマに関する短い読み物や動画を通じて学び、積極的な意見交換が求められます。これらの不平等は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」と深く関連しています。学期後半には、学生それぞれが興味のあるテーマを自主的に研究し、その成果を口頭で発表します。このコースは、英語圏のアカデミックな環境に触れる貴重な機会となるでしょう。
This course will explore global inequality in a variety of areas such as work, education, health, and property ownership, while helping students build confidence in their English abilities. Each week, a different key area will be explored with short readings or videos, followed by small-group discussions in which students will be encouraged to express their opinions. The inequalities in these areas underlie many of the United Nation’s Sustainable Development Goals (SDGs). Later in the semester, students will independently research the issues and present their findings orally. This course provides a great opportunity for students to practice engaging in an English-medium academic environment. |
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(到達目標)
This course will provide students with an understanding of inequalities based on factors such as race, sex, and minority status within and among countries in the world. Students will also gain an understanding of the progress that has been made in closing these gaps and will have the opportunity to explore potential solutions. By the end of the course, students should be able to participate actively in an English discussion on the topic of global inequalities and the fight for social justice, conduct research on related themes, and share their ideas in a short final presentation.
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(授業計画と内容)
このセミナーは、主に英語で行われるが、E2科目として認められないことに注意すること。 Depending on class size and student needs, more or less time may be spent on each theme. Week 1: Introductions and background on inequalities (SDGs) Week 2: Poverty (wealth gap, sanitation, hunger) Week 3: Work (unpaid work, occupational segregation, harassment) Week 4: Health (HIV, cancer, medical innovation) Week 5-6: Education (literacy, major choice, digital divide) Week 7: Birth (son preference, maternal mortality, sex education) Week 8: Political participation (voting rights, representation) Week 9: Beauty (dieting, cosmetics, FGM) Week 10: Crime (rape, murder, police brutality) Week 11: Property rights (land ownership, home ownership) Week 12: Marriage (child marriage, the right to marry) Week 13: Human trafficking Week 14: Presentations Week 15: Exam week (there will be no exam) Week 16: Feedback* *During the feedback class, students who would like further consultation with the instructor may schedule an appointment. |
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(履修要件)
No course requirements. Students concerned about participating in an English-only environment are strongly encouraged to register.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
30% Written homework assignments (short responses to class content)
30% Participation (preparation for and active participation in small-group discussions) 30% Presentations (a final research presentation) 10% Quizzes (often conducted in groups or with access to notes) *English proficiency is not included in the grading criteria. |
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(教科書)
使用しない
Course materials will be provided in class.
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(参考書等)
『The women's atlas』
(Penguin, 2018)
ISBN:9780143132349
(Some content from this book will be introduced and discussed during class. )
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students will need to study relevant vocabulary and/or complete short readings to prepare for class discussions and quizzes. Short homework assignments will be assigned regularly (e.g., one-page responses to class discussion). The final presentation will require research and practice, but students will be given adequate time to prepare.
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(その他(オフィスアワー等))
Office hours Monday, Tuesday, and Thursday during lunch time. Students are encouraged to ask questions in English or Japanese.
Experience using PowerPoint or similar is useful but not required. Students should be willing to participate in discussions. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :Exploring Global Leadership Through the Lens of Diversity, Equity, and Inclusion(多様性、公平性、包括性の視点からグローバルリーダーシップを探る)
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(英 訳) | ILAS Seminar :Exploring Global Leadership Through the Lens of Diversity, Equity, and Inclusion | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 教育院棟演習室22 | ||||||
(キーワード) | ジェンダ / leadership styles / women in leadership / DEI intitiatives / intercultural competency | ||||||
(授業の概要・目的) | The purpose of this course is to explore principles and frameworks surrounding leadership, and how these are applied in a global society. This course will emphasize the evolving nature of leadership in light of recent global events and how these shifts are reflected locally. We will also focus on the need for flexibility and adaptability in an increasingly diverse society. Students will examine leadership issues related to culture, gender, and inclusivity, linking these concepts to their own perspectives. By reflecting on their personal values, vision, and decision-making processes, students will gain insights into how these factors influence their performance and relationships, and practice new leadership behaviors. このコースの目的は、リーダーシップにまつわる原則や枠組みを探求し、それらがグローバル社会においてどのように適用されるかを探ることである。このコースでは、近年の世界的な出来事に照らして、リーダーシップの本質が進化していること、そしてその変化がどのように地域社会に反映されているかを強調する。また、ますます多様化する社会における柔軟性と適応性の必要性にも焦点を当てます。受講生は、文化、ジェンダー、包括性に関連するリーダーシップの問題を検討し、これらの概念を自分自身の視点と結びつけていきます。個人的な価値観、ビジョン、意思決定のプロセスを振り返ることで、これらの要素が自分のパフォーマンスや人間関係にどのような影響を与えるかについての洞察を深め、新たなリーダーシップ行動を実践します。 |
||||||
(到達目標) | By the end of this course, students will be able to: - Understand and describe the theory and practice of leadership and how it applies to global leaders. - Understand intercultural and emotional intelligence and their importance in a diverse workplace. - Recognize specific challenges for women in leadership and develop competencies to address these. - Demonstrate effective communication skills through class discussions, presentations, and writing assignments to formulate clear and persuasive arguments. |
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(授業計画と内容) | このセミナーは、主に英語で行われるが、E2科目として認められないことに注意すること。 The course will be adapted to the level and interest of the students. Therefore, the number of weeks for each topic may vary. Topics will include some of the following: Week 1: Course introduction and overview - Why global leadership? Week 2-4: Principles and Frameworks - What is leadership and how do we talk about it? - Leadership: challenges and opportunities Week 5-7: Leadership and Culture - Leadership styles - Intercultural competency and communication - Emotional intelligence Week 8-10: Diversity and Inclusion - Creating and leading in a supportive work environment - Avoiding “diversity pitfalls” Week 11-13: Women in leadership - Women-led local and international initiatives - Challenges, obstacles, and solutions - Pervasive narratives for women in the workplace Week 14: Course review and reflection Week 16: Feedback |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | A central part of this course will be pair, group, and whole-class discussions; therefore, active participation of students is crucial to the success of this course. Be prepared to discuss in English with other students and the lecturer; however, English language proficiency will not be part of the course evaluation. Students will be evaluated on class participation (40%), short reports (30%), and a final report/presentation (30%). | ||||||
(教科書) |
No textbooks; readings and other materials will be introduced and distributed before the class.
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(参考書等) |
『Global Leadership: Research, Practice, and Development (Global HRM)』
(2017)
(Some content from this book may be discussed in class.)
『The Social Brain: The Psychology of Successful Groups』
(2023)
(Some content from this book may be discussed in class.)
『Dictionary of the Social Sciences』
(2002)
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(授業外学習(予習・復習)等) | Students are expected to read and/or view audio-visual materials, write short reports, and prepare for class discussion. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Classes will be conducted mainly in English, but some supporting materials and explanations are available in Japanese. Students are welcome to ask questions in English or Japanese during and/or after the class. Students can also make an appointment directly or via email for further questions and discussion. | ||||||
ILASセミナー :Exploring Global Leadership Through the Lens of Diversity, Equity, and Inclusion(多様性、公平性、包括性の視点からグローバルリーダーシップを探る)
(科目名)
ILAS Seminar :Exploring Global Leadership Through the Lens of Diversity, Equity, and Inclusion
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 英語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 教育院棟演習室22 |
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(キーワード) ジェンダ / leadership styles / women in leadership / DEI intitiatives / intercultural competency | |||||||
(授業の概要・目的)
The purpose of this course is to explore principles and frameworks surrounding leadership, and how these are applied in a global society. This course will emphasize the evolving nature of leadership in light of recent global events and how these shifts are reflected locally. We will also focus on the need for flexibility and adaptability in an increasingly diverse society. Students will examine leadership issues related to culture, gender, and inclusivity, linking these concepts to their own perspectives. By reflecting on their personal values, vision, and decision-making processes, students will gain insights into how these factors influence their performance and relationships, and practice new leadership behaviors.
このコースの目的は、リーダーシップにまつわる原則や枠組みを探求し、それらがグローバル社会においてどのように適用されるかを探ることである。このコースでは、近年の世界的な出来事に照らして、リーダーシップの本質が進化していること、そしてその変化がどのように地域社会に反映されているかを強調する。また、ますます多様化する社会における柔軟性と適応性の必要性にも焦点を当てます。受講生は、文化、ジェンダー、包括性に関連するリーダーシップの問題を検討し、これらの概念を自分自身の視点と結びつけていきます。個人的な価値観、ビジョン、意思決定のプロセスを振り返ることで、これらの要素が自分のパフォーマンスや人間関係にどのような影響を与えるかについての洞察を深め、新たなリーダーシップ行動を実践します。 |
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(到達目標)
By the end of this course, students will be able to:
- Understand and describe the theory and practice of leadership and how it applies to global leaders. - Understand intercultural and emotional intelligence and their importance in a diverse workplace. - Recognize specific challenges for women in leadership and develop competencies to address these. - Demonstrate effective communication skills through class discussions, presentations, and writing assignments to formulate clear and persuasive arguments. |
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(授業計画と内容)
このセミナーは、主に英語で行われるが、E2科目として認められないことに注意すること。 The course will be adapted to the level and interest of the students. Therefore, the number of weeks for each topic may vary. Topics will include some of the following: Week 1: Course introduction and overview - Why global leadership? Week 2-4: Principles and Frameworks - What is leadership and how do we talk about it? - Leadership: challenges and opportunities Week 5-7: Leadership and Culture - Leadership styles - Intercultural competency and communication - Emotional intelligence Week 8-10: Diversity and Inclusion - Creating and leading in a supportive work environment - Avoiding “diversity pitfalls” Week 11-13: Women in leadership - Women-led local and international initiatives - Challenges, obstacles, and solutions - Pervasive narratives for women in the workplace Week 14: Course review and reflection Week 16: Feedback |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
A central part of this course will be pair, group, and whole-class discussions; therefore, active participation of students is crucial to the success of this course. Be prepared to discuss in English with other students and the lecturer; however, English language proficiency will not be part of the course evaluation. Students will be evaluated on class participation (40%), short reports (30%), and a final report/presentation (30%).
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(教科書)
No textbooks; readings and other materials will be introduced and distributed before the class.
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(参考書等)
『Global Leadership: Research, Practice, and Development (Global HRM)』
(2017)
(Some content from this book may be discussed in class.)
『The Social Brain: The Psychology of Successful Groups』
(2023)
(Some content from this book may be discussed in class.)
『Dictionary of the Social Sciences』
(2002)
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students are expected to read and/or view audio-visual materials, write short reports, and prepare for class discussion.
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(その他(オフィスアワー等))
Classes will be conducted mainly in English, but some supporting materials and explanations are available in Japanese. Students are welcome to ask questions in English or Japanese during and/or after the class. Students can also make an appointment directly or via email for further questions and discussion.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :バイク(自動二輪車)の魅力を科学する-理論と実習
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(英 訳) | ILAS Seminar :The Science of Motorcycle Experience-Theories and Practice | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 木5 |
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(教室) | 1共04 | ||||||||||||
(キーワード) | 土木計画学および交通工学関連 / バイク / オートバイ / 自動二輪車 / 交通政策 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 我が国は世界有数のバイク(自動二輪車、オートバイ)大国であり、日本のメーカーが欧米でも大きな市場シェアを占めるとともに、国際的なレースの舞台でもHONDAやYAMAHAのバイクが圧倒的な強さを見せてきました。また、2020年代に入り再び「バイクブーム」が到来しており、若い世代のライダーも増加しつつあります。 ところが、交通工学や交通政策の分野では、バイクは「マイナーな乗り物」という扱いを受けています。クルマや鉄道や自転車に比べて、バイクを対象とする学術研究は遥かに少なく、バイクという交通手段の特性について学ぶ機会も多くはありません。 そこでこの授業では、バイクがどのような乗り物であるかについて基礎的な理解を得るために、講義、ディスカッション、乗車実習を組み合わせた総合的な学習を行います。 担当教員による講義では、ライダーの心理、バイクの安全性、環境への影響などに関する最新の科学的な知見を学びます。また、バイク乗りを描いた映画を題材にして、学生・教員間でディスカッションを行うことで、日本や欧米のバイク文化について理解を深めます。さらに、学外の専用コースで実際にバイクを運転する実習を行い、乗車体験に関する分析と考察を行います(専用コースのため運転免許は不要。乗車実習に参加しない履修者は別途課題を与える)。 |
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(到達目標) | バイク(自動二輪車、オートバイ)という交通手段がどのような特徴を持っているかについて基礎的な理解を得るとともに、あるべき交通政策や安全技術を検討するために必要な思考力を養う。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 1.バイクの科学(3回) 担当教員の講義により、バイクに関する科学的な知見を学びます。 ・バイク乗りの心理的特徴(価値観、性格、メンタルヘルス) ・バイクの危険性と安全対策(バイク事故の特徴、安全技術のトレンド) ・バイクと環境問題(規制の動向、EV化のインパクト) 2.バイクの文化(5回) バイク乗りを描いた映画を視聴した上で、ディスカッションを行い、バイク文化に対する理解を深めます。 ・バイクはなぜ熱狂的に愛されるのか(参考映画:『Why We Ride』) ・バイクでの「旅」に憧れる人々(参考映画:『団塊ボーイズ』) ・モータースポーツの文化(参考映画:『FASTEST』) ・反体制文化の中のバイク(参考映画:『イージー・ライダー』) ・暴走族とバイカーギャング(参考映画:『ゴッド・スピード・ユー!BLACK EMPEROR』) 3.バイク乗車実習とその分析(6回) 学外の専用コース(ライダーパーク生駒)にて、2時間×3回のバイク乗車実習を行い、準備時間を含めて5回分の出席とみなします。学外実習のスケジュールは、履修者の他の授業との兼ね合いなどを考慮して、相談しながら調整します。 乗車実習では、基本的な操作について専門のインストラクターによる指導を受けながら、簡単な走行練習を行います。バイクの車両やヘルメットなどの装備は、レンタルすることができます。運転免許証は必要ありませんが、自転車に乗ることができる学生に限ります。 乗車後は、疲労ストレス計測器等を用いて、バイク乗車が身体や心に与える影響を分析します。また、乗車体験を通じて学んだことについて、後日プレゼンテーションとディスカッションを行います(1回)。 4.フィードバック(1回) 乗車実習を通じての疑問点の解消や、講義に対する質問への回答など、必要に応じてフィードバックを行います。 ※なお、自転車に乗れない等の理由で乗車実習に参加しないことも可能で、その場合の別途課題については授業内で指示します。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績評価は、レポート提出(50%)及び講義・ディスカッション・実習への参加状況(50%)に基づいて行う。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 現代日本におけるバイク文化のイメージがつかみやすくするため、YouTube等の動画サイトで、「バイク 初心者」「バイク ツーリング」「バイク 教習」などのキーワードで検索し、人気のある動画コンテンツを視聴することを推奨します。 また、HONDAおよびYAMAHAが提供している、以下のようなバイク初心者向けの記事も有用です。 ・バイクって何が楽しいの? これから乗りたい人へ『バイクの魅力⑩のコト』をお伝えします! https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/34719.html ・教習所に行く前に!バイクを動かすには、何をどう操作すればいい? 覚えておきたい7つの基本! https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/19194.html ・バイクってどうやって操作しているの?〜両手両足の妙技〜 https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yamaha-motor-life/2016/04/20160408-002.html ・「乗らずに学べるバイクレッスン」発進が苦手な方向け! クラッチの構造と役割を知って操作のコツをつかもう! https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yamaha-motor-life/2024/08/20240809-001.html |
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(その他(オフィスアワー等)) | 質問・相談には随時応じますので、准教授の川端(kawabata.yuichiro.8x@kyoto-u.ac.jp)あてにメールでご連絡ください。 なお、乗車実習に際しては、スポーツ安全保険及び学生教育研究災害傷害保険に加入していただきます。授業内で手続きを説明します。 |
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ILASセミナー :バイク(自動二輪車)の魅力を科学する-理論と実習
(科目名)
ILAS Seminar :The Science of Motorcycle Experience-Theories and Practice
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木5 (教室) 1共04 |
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(キーワード) 土木計画学および交通工学関連 / バイク / オートバイ / 自動二輪車 / 交通政策 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
我が国は世界有数のバイク(自動二輪車、オートバイ)大国であり、日本のメーカーが欧米でも大きな市場シェアを占めるとともに、国際的なレースの舞台でもHONDAやYAMAHAのバイクが圧倒的な強さを見せてきました。また、2020年代に入り再び「バイクブーム」が到来しており、若い世代のライダーも増加しつつあります。
ところが、交通工学や交通政策の分野では、バイクは「マイナーな乗り物」という扱いを受けています。クルマや鉄道や自転車に比べて、バイクを対象とする学術研究は遥かに少なく、バイクという交通手段の特性について学ぶ機会も多くはありません。 そこでこの授業では、バイクがどのような乗り物であるかについて基礎的な理解を得るために、講義、ディスカッション、乗車実習を組み合わせた総合的な学習を行います。 担当教員による講義では、ライダーの心理、バイクの安全性、環境への影響などに関する最新の科学的な知見を学びます。また、バイク乗りを描いた映画を題材にして、学生・教員間でディスカッションを行うことで、日本や欧米のバイク文化について理解を深めます。さらに、学外の専用コースで実際にバイクを運転する実習を行い、乗車体験に関する分析と考察を行います(専用コースのため運転免許は不要。乗車実習に参加しない履修者は別途課題を与える)。 |
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(到達目標)
バイク(自動二輪車、オートバイ)という交通手段がどのような特徴を持っているかについて基礎的な理解を得るとともに、あるべき交通政策や安全技術を検討するために必要な思考力を養う。
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(授業計画と内容)
1.バイクの科学(3回) 担当教員の講義により、バイクに関する科学的な知見を学びます。 ・バイク乗りの心理的特徴(価値観、性格、メンタルヘルス) ・バイクの危険性と安全対策(バイク事故の特徴、安全技術のトレンド) ・バイクと環境問題(規制の動向、EV化のインパクト) 2.バイクの文化(5回) バイク乗りを描いた映画を視聴した上で、ディスカッションを行い、バイク文化に対する理解を深めます。 ・バイクはなぜ熱狂的に愛されるのか(参考映画:『Why We Ride』) ・バイクでの「旅」に憧れる人々(参考映画:『団塊ボーイズ』) ・モータースポーツの文化(参考映画:『FASTEST』) ・反体制文化の中のバイク(参考映画:『イージー・ライダー』) ・暴走族とバイカーギャング(参考映画:『ゴッド・スピード・ユー!BLACK EMPEROR』) 3.バイク乗車実習とその分析(6回) 学外の専用コース(ライダーパーク生駒)にて、2時間×3回のバイク乗車実習を行い、準備時間を含めて5回分の出席とみなします。学外実習のスケジュールは、履修者の他の授業との兼ね合いなどを考慮して、相談しながら調整します。 乗車実習では、基本的な操作について専門のインストラクターによる指導を受けながら、簡単な走行練習を行います。バイクの車両やヘルメットなどの装備は、レンタルすることができます。運転免許証は必要ありませんが、自転車に乗ることができる学生に限ります。 乗車後は、疲労ストレス計測器等を用いて、バイク乗車が身体や心に与える影響を分析します。また、乗車体験を通じて学んだことについて、後日プレゼンテーションとディスカッションを行います(1回)。 4.フィードバック(1回) 乗車実習を通じての疑問点の解消や、講義に対する質問への回答など、必要に応じてフィードバックを行います。 ※なお、自転車に乗れない等の理由で乗車実習に参加しないことも可能で、その場合の別途課題については授業内で指示します。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績評価は、レポート提出(50%)及び講義・ディスカッション・実習への参加状況(50%)に基づいて行う。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
現代日本におけるバイク文化のイメージがつかみやすくするため、YouTube等の動画サイトで、「バイク 初心者」「バイク ツーリング」「バイク 教習」などのキーワードで検索し、人気のある動画コンテンツを視聴することを推奨します。
また、HONDAおよびYAMAHAが提供している、以下のようなバイク初心者向けの記事も有用です。 ・バイクって何が楽しいの? これから乗りたい人へ『バイクの魅力⑩のコト』をお伝えします! https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/34719.html ・教習所に行く前に!バイクを動かすには、何をどう操作すればいい? 覚えておきたい7つの基本! https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/19194.html ・バイクってどうやって操作しているの?〜両手両足の妙技〜 https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yamaha-motor-life/2016/04/20160408-002.html ・「乗らずに学べるバイクレッスン」発進が苦手な方向け! クラッチの構造と役割を知って操作のコツをつかもう! https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/yamaha-motor-life/2024/08/20240809-001.html |
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(その他(オフィスアワー等))
質問・相談には随時応じますので、准教授の川端(kawabata.yuichiro.8x@kyoto-u.ac.jp)あてにメールでご連絡ください。
なお、乗車実習に際しては、スポーツ安全保険及び学生教育研究災害傷害保険に加入していただきます。授業内で手続きを説明します。 |
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