


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
論理学I
|
(英 訳) | Logic I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 哲学・思想(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 4共30 | ||||||
(授業の概要・目的) | 「論理学」とは《正しい推論はどのようなものか》などを形式的に研究する学問である。本講義は現代論理学の最も基礎的なトピックを学ぶことを目標にする(山口担当の後期の「論理学Ⅱ」と一連の授業)。 周知のように、数学基礎論・集合論・計算機科学などを学ぶためには、現代の論理学の知識が不可欠である。また、自然科学の諸研究において明快な理論やモデルを構築する際にも、論理学の知見は有用である。加えて、哲学・言語学・心理学などの人文科学のいくつかの領域やゲーム理論・意思決定論・社会的選択理論などの社会科学の諸分野にとりくむときにも、論理学が提供する理論的道具立ては役にたつ。本講義では、命題論理の学習を通じて、基礎的な論理法則と重要なメタ的定理を学ぶ。 |
||||||
(到達目標) | 本講義を通じて、現代論理学のいわば「基礎の基礎」である命題論理の基本的な知識を学ぶことができる(具体的には、トートロジーや意味論的妥当性などに関する意味論的知識および証明や演繹などに関する構文論的知識を得ることができる)。 「授業の概要・目的」でも触れたが、論理学は現代のさまざまな理論的な学問の知識を得るための不可欠な基礎でもある。それゆえ、本講義を受けることによって、こうした学問を専門的に学ぶためのいわば「足腰」を鍛えることができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション——論理学とは何か 第2回 論理学を学ぶ準備(1)——「ならば」について 第3回 論理学を学ぶ準備(2)——集合と量化 第4回 真理表とトートロジー 第5回 意味論的に妥当な推論 第6回 公理・推論規則・証明 第7回 ルカシェビッチの公理系 第8回 公理系における定理の証明の練習 第9回 演繹定理 第10回 構文論的に妥当な推論(および「意味論」と「構文論」について) 第11回 健全性定理 第12回 完全性定理(1) 第13回 完全性定理(2) 第14回 その他のメタ的な定理 第15回 フィードバック(論理の本質について) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験のみによって評価する。 合格するためにはトートロジーや意味論的妥当性に関するいわば「論理計算」を完全にマスターしている必要がある。また、優秀な成績を収めるためには、メタ定理の意味を十分に理解している必要があるだろう。 |
||||||
(教科書) |
『現代論理学』
(世界思想社)
ISBN:4790703975
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 論理学の学習は、たんなる情報の収集ではなく、〈論理的技術を身につける〉という側面が大きい。それゆえ、受け身の態度では習得できず、自らの頭を使うことによってのみ知識を定着させることができる。予習は不要だが、復習はしっかりと行なうこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 適宜、宿題を課すので、受講者は積極的にとりくまれたい。 | ||||||
論理学I
(科目名)
Logic I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 哲学・思想(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 4共30 |
|||||||
(授業の概要・目的)
「論理学」とは《正しい推論はどのようなものか》などを形式的に研究する学問である。本講義は現代論理学の最も基礎的なトピックを学ぶことを目標にする(山口担当の後期の「論理学Ⅱ」と一連の授業)。
周知のように、数学基礎論・集合論・計算機科学などを学ぶためには、現代の論理学の知識が不可欠である。また、自然科学の諸研究において明快な理論やモデルを構築する際にも、論理学の知見は有用である。加えて、哲学・言語学・心理学などの人文科学のいくつかの領域やゲーム理論・意思決定論・社会的選択理論などの社会科学の諸分野にとりくむときにも、論理学が提供する理論的道具立ては役にたつ。本講義では、命題論理の学習を通じて、基礎的な論理法則と重要なメタ的定理を学ぶ。 |
|||||||
(到達目標)
本講義を通じて、現代論理学のいわば「基礎の基礎」である命題論理の基本的な知識を学ぶことができる(具体的には、トートロジーや意味論的妥当性などに関する意味論的知識および証明や演繹などに関する構文論的知識を得ることができる)。
「授業の概要・目的」でも触れたが、論理学は現代のさまざまな理論的な学問の知識を得るための不可欠な基礎でもある。それゆえ、本講義を受けることによって、こうした学問を専門的に学ぶためのいわば「足腰」を鍛えることができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション——論理学とは何か 第2回 論理学を学ぶ準備(1)——「ならば」について 第3回 論理学を学ぶ準備(2)——集合と量化 第4回 真理表とトートロジー 第5回 意味論的に妥当な推論 第6回 公理・推論規則・証明 第7回 ルカシェビッチの公理系 第8回 公理系における定理の証明の練習 第9回 演繹定理 第10回 構文論的に妥当な推論(および「意味論」と「構文論」について) 第11回 健全性定理 第12回 完全性定理(1) 第13回 完全性定理(2) 第14回 その他のメタ的な定理 第15回 フィードバック(論理の本質について) |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験のみによって評価する。
合格するためにはトートロジーや意味論的妥当性に関するいわば「論理計算」を完全にマスターしている必要がある。また、優秀な成績を収めるためには、メタ定理の意味を十分に理解している必要があるだろう。 |
|||||||
(教科書)
『現代論理学』
(世界思想社)
ISBN:4790703975
|
|||||||
(参考書等)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
論理学の学習は、たんなる情報の収集ではなく、〈論理的技術を身につける〉という側面が大きい。それゆえ、受け身の態度では習得できず、自らの頭を使うことによってのみ知識を定着させることができる。予習は不要だが、復習はしっかりと行なうこと。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
適宜、宿題を課すので、受講者は積極的にとりくまれたい。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
東洋社会思想史I
|
(英 訳) | The History of Eastern Thought I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 哲学・思想(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共北26 | ||||||
(授業の概要・目的) | 多くの列国が生き残りをかけて賢者を積極的に登用した中国の春秋・戦国時代。それは、儒家を始め、道家、墨家、法家、兵家など、史上稀にみるほど多種多様な思想が発展した時代あった。 ある思想家を理解するためには、思想家を生み出す土壌としての社会や歴史を知らなくてはならない。本講義では、春秋・戦国時代における中国の社会歴史、あるいは他の諸子百家との議論に注意しながら、諸子百家の思想について、おおよそ各回一人の思想家を取り上げて考察する。単に、過去に存在した思想としてだけでなく、現代にまで影響を与える思想を提唱、あるいは現代に至っても解決されない問題に取り組んだ先達の「生きた哲学」として、諸子百家の思想と向き合いたい。 なお、本講義では毎回課題を課すなど、学生に対する到達目標は高い。意欲的な学生の受講は、世界史・倫理を未履修であっても大いに歓迎するが、単位目的のみの履修は推奨できない。 |
||||||
(到達目標) | 儒家、道家、墨家、法家など、多くの点で互いに論争を交わした中国古代のさまざまな思想に触れつつ、それらを包摂する視点を学ぶことで、多角的な視点で考察するための素地を養う。 また、諸子百家の思想は、現代の言葉で言えば、哲学や倫理、政治、経済、教育、軍事など様々な方面の学問と関わっている。受講者諸君の自分自身の専門だけではなく、様々な分野の学問に視野を広げることができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第一回 上古の歴史—中国の神話時代— 第二回 春秋時代と孔子の生涯 第三回 孔子と儒教の基本理念 第四回 老子の思想—「大道廃れて仁義あり」— 第五回 孫子の思想—「戦わずして勝つ」— 第六回 墨子の思想—「兼ね愛し交ごも利す」— 第七回 孟子の思想①—民は国の本なり— 第八回 孟子の思想②—楊墨をふせぐ者は聖人の徒なり— 第九回 荘子の思想—万物みな同じ— 第十回 管子の思想—「衣食足りて、栄辱を知る」— 第十一回 荀子の思想—「青は藍より出でて藍より青し」— 第十二回 韓非子の思想—「人を信ずれば則ち人に制せらる」— 第十三回 漢の中国再統一と儒教官学化 第十四回 儒教による諸子百家の包摂 第十五回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回、PandA上で講義に対する感想・質問の提出を課題とし、提出状況によって平常点とする。また期末にはレポート課題を課す。成績は、平常点50%+レポート点50%とする。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義内で推薦する書籍を紹介する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
東洋社会思想史I
(科目名)
The History of Eastern Thought I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 哲学・思想(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共北26 |
|||||||
(授業の概要・目的)
多くの列国が生き残りをかけて賢者を積極的に登用した中国の春秋・戦国時代。それは、儒家を始め、道家、墨家、法家、兵家など、史上稀にみるほど多種多様な思想が発展した時代あった。
ある思想家を理解するためには、思想家を生み出す土壌としての社会や歴史を知らなくてはならない。本講義では、春秋・戦国時代における中国の社会歴史、あるいは他の諸子百家との議論に注意しながら、諸子百家の思想について、おおよそ各回一人の思想家を取り上げて考察する。単に、過去に存在した思想としてだけでなく、現代にまで影響を与える思想を提唱、あるいは現代に至っても解決されない問題に取り組んだ先達の「生きた哲学」として、諸子百家の思想と向き合いたい。 なお、本講義では毎回課題を課すなど、学生に対する到達目標は高い。意欲的な学生の受講は、世界史・倫理を未履修であっても大いに歓迎するが、単位目的のみの履修は推奨できない。 |
|||||||
(到達目標)
儒家、道家、墨家、法家など、多くの点で互いに論争を交わした中国古代のさまざまな思想に触れつつ、それらを包摂する視点を学ぶことで、多角的な視点で考察するための素地を養う。
また、諸子百家の思想は、現代の言葉で言えば、哲学や倫理、政治、経済、教育、軍事など様々な方面の学問と関わっている。受講者諸君の自分自身の専門だけではなく、様々な分野の学問に視野を広げることができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第一回 上古の歴史—中国の神話時代— 第二回 春秋時代と孔子の生涯 第三回 孔子と儒教の基本理念 第四回 老子の思想—「大道廃れて仁義あり」— 第五回 孫子の思想—「戦わずして勝つ」— 第六回 墨子の思想—「兼ね愛し交ごも利す」— 第七回 孟子の思想①—民は国の本なり— 第八回 孟子の思想②—楊墨をふせぐ者は聖人の徒なり— 第九回 荘子の思想—万物みな同じ— 第十回 管子の思想—「衣食足りて、栄辱を知る」— 第十一回 荀子の思想—「青は藍より出でて藍より青し」— 第十二回 韓非子の思想—「人を信ずれば則ち人に制せらる」— 第十三回 漢の中国再統一と儒教官学化 第十四回 儒教による諸子百家の包摂 第十五回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回、PandA上で講義に対する感想・質問の提出を課題とし、提出状況によって平常点とする。また期末にはレポート課題を課す。成績は、平常点50%+レポート点50%とする。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
講義内で推薦する書籍を紹介する。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
現代文明I
|
(英 訳) | Modern Civilization I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 4共21 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、われわれが生を営む「現代」という時代の意味を、今日の世界で関心を集める具体的論点に即して、歴史、思想的観点から論じていく。なかでも、西欧近代文明の形成とその今日的意味をどのように考えればよいのかということが中心的な論点となる。西欧近代文明を成り立たせている諸原理・諸価値にはどのようなものがあるか、それらに孕まれている問題とはいったい何であるかについて考え、西欧近代文明の現代における帰結を明らかにしていく。具体的には、「歴史の進歩」という西欧近代の中心的理念、近代主権国家の論理、「自由や民主主義の普遍化」という理念、グローバリズム、ニヒリズムなどに焦点をあてながら、現代文明の意味とその問題について考えていくことにする。 | ||||||
(到達目標) | 1.西欧近代文明を成り立たせている諸原理・諸価値とはどのようなものであるかを理解する。 2.「現代」という時代の、また現代社会の重要な論点が何であるかを講義で解説した知識を用いて自ら見いだし、それについて考察することができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 本講義では、以下の各論点につき1〜3回の講義をおこなう予定である。ただし、ときどきの「状況」についての総合的な解釈を試みながら講義を展開していく予定であるため、また、受講者の関心や理解度も考慮しながら講義を進めていく予定であるため、各論点をとりあげる順序や回数は変更する場合もある(大きな変更がある場合には、最初の講義において説明する)。 1 「近代主義」の限界?:文明論的観点から日本および世界の「いま」を見る 【1回】 2 「西欧近代」はいかにして成立したか 【1回】 3 近代主権国家の論理:政治と宗教の関係をめぐって 【2回】 4 「民主主義」とは何なのか 【2回】 5 「自由」の意味 【2回】 6 「アメリカ」という特異な文明について:その本質と終着点 【2回】 7 グローバリズムをどう考えるか 【1回】 8 西欧近代文明の帰結:ニヒリズムについて 【3回】 以上の計14回に加え、期末試験後にフィードバックを1回実施するため、授業回数は全15回となる。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 学期末におこなう定期試験(80%)、および授業時間内に実施する小課題(小レポート、コメントシートなど、20%)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | とくに教科書は指定しないので、講義内で適宜紹介する文献を読んでみることをすすめる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講するにあたって特別な予備知識は必要としないが、「現代」という時代・社会の総合的解釈に関心を寄せる人の履修が望ましい。 | ||||||
現代文明I
(科目名)
Modern Civilization I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 4共21 |
|||||||
(授業の概要・目的)
本講義では、われわれが生を営む「現代」という時代の意味を、今日の世界で関心を集める具体的論点に即して、歴史、思想的観点から論じていく。なかでも、西欧近代文明の形成とその今日的意味をどのように考えればよいのかということが中心的な論点となる。西欧近代文明を成り立たせている諸原理・諸価値にはどのようなものがあるか、それらに孕まれている問題とはいったい何であるかについて考え、西欧近代文明の現代における帰結を明らかにしていく。具体的には、「歴史の進歩」という西欧近代の中心的理念、近代主権国家の論理、「自由や民主主義の普遍化」という理念、グローバリズム、ニヒリズムなどに焦点をあてながら、現代文明の意味とその問題について考えていくことにする。
|
|||||||
(到達目標)
1.西欧近代文明を成り立たせている諸原理・諸価値とはどのようなものであるかを理解する。
2.「現代」という時代の、また現代社会の重要な論点が何であるかを講義で解説した知識を用いて自ら見いだし、それについて考察することができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
本講義では、以下の各論点につき1〜3回の講義をおこなう予定である。ただし、ときどきの「状況」についての総合的な解釈を試みながら講義を展開していく予定であるため、また、受講者の関心や理解度も考慮しながら講義を進めていく予定であるため、各論点をとりあげる順序や回数は変更する場合もある(大きな変更がある場合には、最初の講義において説明する)。 1 「近代主義」の限界?:文明論的観点から日本および世界の「いま」を見る 【1回】 2 「西欧近代」はいかにして成立したか 【1回】 3 近代主権国家の論理:政治と宗教の関係をめぐって 【2回】 4 「民主主義」とは何なのか 【2回】 5 「自由」の意味 【2回】 6 「アメリカ」という特異な文明について:その本質と終着点 【2回】 7 グローバリズムをどう考えるか 【1回】 8 西欧近代文明の帰結:ニヒリズムについて 【3回】 以上の計14回に加え、期末試験後にフィードバックを1回実施するため、授業回数は全15回となる。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
学期末におこなう定期試験(80%)、および授業時間内に実施する小課題(小レポート、コメントシートなど、20%)により評価する。
|
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(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
とくに教科書は指定しないので、講義内で適宜紹介する文献を読んでみることをすすめる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
受講するにあたって特別な予備知識は必要としないが、「現代」という時代・社会の総合的解釈に関心を寄せる人の履修が望ましい。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
西洋史I
|
(英 訳) | Western History I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共北32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義のテーマは、中世ヨーロッパのコミュニティを宗教・信仰面から考察することである。社会的動物でありかつ「個人」である人間は、個的存在様式と集団的存在様式の絶えざる緊張関係の中を生きる。だから社会的生の基盤には、他者とのつながりを創り、断ち切り、結び解き直す経験の集団的蓄積がある。私たちは他者とともに「こう生きたい」と望み、共同性のありようをイメージするが、その基盤にある価値観や感情は人類の歴史的経験に根差している。中世ヨーロッパのコミュニティは、その不可欠の一角を占める。本講義では、キリスト教的基礎づけの上に聖俗を接続し、ユニヴァーサルな世界とローカルな世界をつなぎ、個と全体の関係に一つの定式を与えた中世ヨーロッパのコミュニティが、なぜ、どのようにして生まれ、いかに展開したのかを、宗教との関連の諸相から考察する。 | ||||||
(到達目標) | (1)中世ヨーロッパの宗教的コミュニティの基本的特徴を理解する。 (2)本講義のテーマに関連する西洋中世史の基本的事項を理解する。 (3)中世ヨーロッパ史に関する参考文献を適切に活用することができる。 (4)(1)〜(3)に基づく自らの考察を自らの言葉で適切に表現することができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下の計画に基づき進めるが、状況に応じて変更することがある。 1.イントロダクション 2.キリスト教の共同体理念 3.古代末期の司教と地域社会 4.中世初期の司教と都市 5.修道制の誕生と展開—愛と禁欲の共同体 6.クリュニー修道院—生者と死者の共同体 7.教会改革 8 教会組織と教区共同体 9. 隠修士の孤独とコミュニティ 10. シトー会 11. 托鉢修道会 12. 異端の創出—選びの共同体 13. デヴォーティオ・モデルナとコミュニティ 14.共同体と宗教改革 15. フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末レポート試験により、到達目標の達成度に基づき評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中に参考資料を配布する。参考文献についても随時指示する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に紹介する参考文献や史資料を適宜あわせて読むこと。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィス・アワーは金曜4限です。 メールアドレスは以下です。 sato.hitomi.5k@kyoto-u.ac.jp |
||||||
西洋史I
(科目名)
Western History I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共北32 |
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(授業の概要・目的)
本講義のテーマは、中世ヨーロッパのコミュニティを宗教・信仰面から考察することである。社会的動物でありかつ「個人」である人間は、個的存在様式と集団的存在様式の絶えざる緊張関係の中を生きる。だから社会的生の基盤には、他者とのつながりを創り、断ち切り、結び解き直す経験の集団的蓄積がある。私たちは他者とともに「こう生きたい」と望み、共同性のありようをイメージするが、その基盤にある価値観や感情は人類の歴史的経験に根差している。中世ヨーロッパのコミュニティは、その不可欠の一角を占める。本講義では、キリスト教的基礎づけの上に聖俗を接続し、ユニヴァーサルな世界とローカルな世界をつなぎ、個と全体の関係に一つの定式を与えた中世ヨーロッパのコミュニティが、なぜ、どのようにして生まれ、いかに展開したのかを、宗教との関連の諸相から考察する。
|
|||||||
(到達目標)
(1)中世ヨーロッパの宗教的コミュニティの基本的特徴を理解する。
(2)本講義のテーマに関連する西洋中世史の基本的事項を理解する。 (3)中世ヨーロッパ史に関する参考文献を適切に活用することができる。 (4)(1)〜(3)に基づく自らの考察を自らの言葉で適切に表現することができる。 |
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(授業計画と内容)
基本的に以下の計画に基づき進めるが、状況に応じて変更することがある。 1.イントロダクション 2.キリスト教の共同体理念 3.古代末期の司教と地域社会 4.中世初期の司教と都市 5.修道制の誕生と展開—愛と禁欲の共同体 6.クリュニー修道院—生者と死者の共同体 7.教会改革 8 教会組織と教区共同体 9. 隠修士の孤独とコミュニティ 10. シトー会 11. 托鉢修道会 12. 異端の創出—選びの共同体 13. デヴォーティオ・モデルナとコミュニティ 14.共同体と宗教改革 15. フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末レポート試験により、到達目標の達成度に基づき評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中に参考資料を配布する。参考文献についても随時指示する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に紹介する参考文献や史資料を適宜あわせて読むこと。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィス・アワーは金曜4限です。
メールアドレスは以下です。 sato.hitomi.5k@kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
西洋史I
|
(英 訳) | Western History I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共西41 | ||||||
(授業の概要・目的) | 歴史知は、現代世界が抱える諸問題をよりよく理解するうえで欠かせないのみならず、個々人を現代世界とつなぐ役割を果たす。本講義では、「差別」、「ナショナリズム」、「記憶」のテーマごとに西洋世界の近現代史を重層的に論じる。 このことを通じて、一九・二〇世紀を中心に、様々な差別の生成・展開や、ナショナリズムの成立と伝播、歴史認識をめぐる対立と和解について学び、いま私たちが生きている世界がどのようにして成立したのかを論理的に考える視座に立てるようになると同時に、一方的に支配や抑圧が広がったのではなく、いかにしてそれへの抵抗や自立の動きも生まれたのかも考察できるようになる。暗記ではない歴史学の奥深さや意義について知ってもらうことが、本講義の目的である。 |
||||||
(到達目標) | 西洋近現代史の基礎知識を学ぶことを通じて、外国の文化や歴史に開かれた態度を取れるようになるとともに、歴史学的視座にたって現代世界の問題を考察できるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 【A. 差別】 2.大西洋三角貿易 3.人権の創造 4.帝国と植民地 5.ナチズム 【B. ナショナリズム】 6.フランス革命 7.産業革命 8.労働者インターナショナル 9.第一次世界大戦 10.帝国と国連 【C. 記憶】 11.ロシア革命 12.ホロコースト 13.欧州統合 14.謝罪の政治と倫理 15.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業内での課題(30点)、期末筆記試験(70点)で評価する。いずれも論述形式で、論理性、独創性、意欲の観点から評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中に資料を配布する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習・復習は、授業で配布した資料を利用するとよい。授業中に紹介する文献や、図書館で関連する文献を自分でみつけ、読んでみることで、理解をさらに深めることができる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
西洋史I
(科目名)
Western History I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共西41 |
|||||||
(授業の概要・目的)
歴史知は、現代世界が抱える諸問題をよりよく理解するうえで欠かせないのみならず、個々人を現代世界とつなぐ役割を果たす。本講義では、「差別」、「ナショナリズム」、「記憶」のテーマごとに西洋世界の近現代史を重層的に論じる。
このことを通じて、一九・二〇世紀を中心に、様々な差別の生成・展開や、ナショナリズムの成立と伝播、歴史認識をめぐる対立と和解について学び、いま私たちが生きている世界がどのようにして成立したのかを論理的に考える視座に立てるようになると同時に、一方的に支配や抑圧が広がったのではなく、いかにしてそれへの抵抗や自立の動きも生まれたのかも考察できるようになる。暗記ではない歴史学の奥深さや意義について知ってもらうことが、本講義の目的である。 |
|||||||
(到達目標)
西洋近現代史の基礎知識を学ぶことを通じて、外国の文化や歴史に開かれた態度を取れるようになるとともに、歴史学的視座にたって現代世界の問題を考察できるようになる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 【A. 差別】 2.大西洋三角貿易 3.人権の創造 4.帝国と植民地 5.ナチズム 【B. ナショナリズム】 6.フランス革命 7.産業革命 8.労働者インターナショナル 9.第一次世界大戦 10.帝国と国連 【C. 記憶】 11.ロシア革命 12.ホロコースト 13.欧州統合 14.謝罪の政治と倫理 15.フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業内での課題(30点)、期末筆記試験(70点)で評価する。いずれも論述形式で、論理性、独創性、意欲の観点から評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中に資料を配布する
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習・復習は、授業で配布した資料を利用するとよい。授業中に紹介する文献や、図書館で関連する文献を自分でみつけ、読んでみることで、理解をさらに深めることができる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本史I
|
(英 訳) | Japanese History I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共北28 | ||||||
(授業の概要・目的) | 日本中世の歴史と歴史認識 1、日本の歴史、とくに中世史に関する基礎的知識・教養の習得をめざします。 2、それらを題材に、歴史と歴史認識について考えるための基礎能力の獲得も めざします。 |
||||||
(到達目標) | 日本の歴史、とくに中世史に関する基礎的知識・教養を習得するとともに、歴史と歴史認識について考えるための一定の視座を獲得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 講義形式で、おおむね以下のような流れで進めます。 第1回 「武士」とは何だろうか 第2回 源氏と平氏の興隆 第3回 日本人の名前 第4回 日本中世の国家論 第5回 寺社の強訴 第6回 日本中世はどんな社会か—自力救済社会— 第7〜8回 日本中世の罪と罰 第9回 日本中世の年貢と公事 第10回 日本中世の米と肉 第11回 「源平合戦」の虚構と真実 第12回 源平交替思想の形成 第13回 両統迭立と南北朝正閏論 第14回 楠木正成像の変遷 ≪期末試験≫ 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
日本の高等学校で日本史を履修していたことを前提に授業を進めます。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(50%)および期末試験(50%)とを総合して成績評価します。4回以上授業を欠席した場合には、成績評価の対象とはしません。詳細は、初回授業等で説明します。 | ||||||
(教科書) |
授業中にプリントを配布します。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | シラバスに記載の通り、授業の進行を進行するので、各回の授業内容を想定し、予習しておくことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 | ||||||
日本史I
(科目名)
Japanese History I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共北28 |
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(授業の概要・目的)
日本中世の歴史と歴史認識
1、日本の歴史、とくに中世史に関する基礎的知識・教養の習得をめざします。 2、それらを題材に、歴史と歴史認識について考えるための基礎能力の獲得も めざします。 |
|||||||
(到達目標)
日本の歴史、とくに中世史に関する基礎的知識・教養を習得するとともに、歴史と歴史認識について考えるための一定の視座を獲得する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
講義形式で、おおむね以下のような流れで進めます。 第1回 「武士」とは何だろうか 第2回 源氏と平氏の興隆 第3回 日本人の名前 第4回 日本中世の国家論 第5回 寺社の強訴 第6回 日本中世はどんな社会か—自力救済社会— 第7〜8回 日本中世の罪と罰 第9回 日本中世の年貢と公事 第10回 日本中世の米と肉 第11回 「源平合戦」の虚構と真実 第12回 源平交替思想の形成 第13回 両統迭立と南北朝正閏論 第14回 楠木正成像の変遷 ≪期末試験≫ 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
日本の高等学校で日本史を履修していたことを前提に授業を進めます。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(50%)および期末試験(50%)とを総合して成績評価します。4回以上授業を欠席した場合には、成績評価の対象とはしません。詳細は、初回授業等で説明します。
|
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(教科書)
授業中にプリントを配布します。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
シラバスに記載の通り、授業の進行を進行するので、各回の授業内容を想定し、予習しておくことが望ましい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Social History of Japanese Technology I-E2
|
(英 訳) | Social History of Japanese Technology I-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共東22 | ||||||
(授業の概要・目的) | In this course, students will work on the social history of technology in modern Japan from the late Tokugawa period to 1945. Particular attention will be paid to the nexus of technology, labor, gender, and the environment, and to how and within the context of capitalist modernity the diffusion of technology led to social change and the framing of technology for social interests. |
||||||
(到達目標) | To provide students with a fundamental knowledge of key phenomena and recent research perspectives in the social history of technology in Japan from the 19th century to 1945. |
||||||
(授業計画と内容) | 1 Introduction 2 Approach 3-4 Technology in the late Tokugawa period 5-7 Gathering the Nation: Technology in the Late 19th Century 8-10 Modern Times: Bringing the Factory to Japan 11-13 Machines for Empire: Colony and War in the 1930s and 40s 14 Conclusion |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Evaluation will be based on two quizzes, a midterm and a final written exam (50%+50%). Students absent from more than four classes cannot pass the course. | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Students prepare by weekly readings of research papers and historical sources. |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
Social History of Japanese Technology I-E2
(科目名)
Social History of Japanese Technology I-E2
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共東22 |
|||||||
(授業の概要・目的)
In this course, students will work on the social history of technology in modern Japan from the late Tokugawa period to 1945. Particular attention will be paid to the nexus of technology, labor, gender, and the environment, and to how and within the context of capitalist modernity the diffusion of technology led to social change and the framing of technology for social interests.
|
|||||||
(到達目標)
To provide students with a fundamental knowledge of key phenomena and recent research perspectives in the social history of technology in Japan from the 19th century to 1945.
|
|||||||
(授業計画と内容)
1 Introduction 2 Approach 3-4 Technology in the late Tokugawa period 5-7 Gathering the Nation: Technology in the Late 19th Century 8-10 Modern Times: Bringing the Factory to Japan 11-13 Machines for Empire: Colony and War in the 1930s and 40s 14 Conclusion |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
Evaluation will be based on two quizzes, a midterm and a final written exam (50%+50%). Students absent from more than four classes cannot pass the course.
|
|||||||
(教科書)
授業中に指示する
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
Students prepare by weekly readings of research papers and historical sources.
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本近代文学I
|
(英 訳) | Japanese Modern Literature I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 4共31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 明治・大正・昭和期の作家の作品を読むことによって、近代文学の基礎的な読解や研究方法を学ぶ。 この講義で扱う作品は、代表作から知られざる傑作までヴェラエティに富む。講義では、丁寧に文章を読みながら、背後の成立事情や一語一語の意味を解明し、作品の発想基盤、構成、主題を追究していく。 授業は教室で対面で行う。受講生は教室にパソコンを持参し、Zoomの画面共有を通じて資料や教員の授業ノート(板書に代わるもの)を見る。教員の授業ノートは、授業後にPandAの授業資料に置くので、受講生は復習に利用する。 |
||||||
(到達目標) | 授業で扱われた作品について、語句や時代背景、成立事情、構造や主題、作家の問題意識などを理解し、自分の言葉で表現できることが目標である。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1,ガイダンス。夏目漱石「夢十夜」より「第三夜」 2,森鴎外「寒山拾得」の材源 3,森鴎外「寒山拾得」の主題、芥川龍之介「きりしとほろ上人伝」の材源 4,芥川龍之介「きりしとほろ上人伝」の特質 5,泉鏡花「山吹」の構想 6,泉鏡花「山吹」の主題 7,幸田露伴「観画談」の構想 8,幸田露伴「観画談」の主題 9,内田百閒「旅順入城式」 10,谷崎潤一郎「吉野葛」前半の構想 11,谷崎潤一郎「吉野葛」中盤の構想 12,谷崎潤一郎「吉野葛」後半の構想と主題 13,久生十蘭「黄泉から」の材源 14,久生十蘭「黄泉から」の構想 ≪まとめのテスト≫ 15,フィードバック なお、理解の程度にあわせて進度や内容を調整することがある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | まとめのテスト(持込不可)100%で授業内容の理解度を問う。 | ||||||
(教科書) |
PandAにより資料を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配付資料に基づき、あらかじめ作品を読んでおくこと。 主体的に取り組み、授業中の問いかけに積極的に応じること。 作品を読んで考えたことや意見、質問を積極的に出して欲しい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 教室の規模のため、受講者数を制限する。 | ||||||
日本近代文学I
(科目名)
Japanese Modern Literature I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 4共31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
明治・大正・昭和期の作家の作品を読むことによって、近代文学の基礎的な読解や研究方法を学ぶ。
この講義で扱う作品は、代表作から知られざる傑作までヴェラエティに富む。講義では、丁寧に文章を読みながら、背後の成立事情や一語一語の意味を解明し、作品の発想基盤、構成、主題を追究していく。 授業は教室で対面で行う。受講生は教室にパソコンを持参し、Zoomの画面共有を通じて資料や教員の授業ノート(板書に代わるもの)を見る。教員の授業ノートは、授業後にPandAの授業資料に置くので、受講生は復習に利用する。 |
|||||||
(到達目標)
授業で扱われた作品について、語句や時代背景、成立事情、構造や主題、作家の問題意識などを理解し、自分の言葉で表現できることが目標である。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1,ガイダンス。夏目漱石「夢十夜」より「第三夜」 2,森鴎外「寒山拾得」の材源 3,森鴎外「寒山拾得」の主題、芥川龍之介「きりしとほろ上人伝」の材源 4,芥川龍之介「きりしとほろ上人伝」の特質 5,泉鏡花「山吹」の構想 6,泉鏡花「山吹」の主題 7,幸田露伴「観画談」の構想 8,幸田露伴「観画談」の主題 9,内田百閒「旅順入城式」 10,谷崎潤一郎「吉野葛」前半の構想 11,谷崎潤一郎「吉野葛」中盤の構想 12,谷崎潤一郎「吉野葛」後半の構想と主題 13,久生十蘭「黄泉から」の材源 14,久生十蘭「黄泉から」の構想 ≪まとめのテスト≫ 15,フィードバック なお、理解の程度にあわせて進度や内容を調整することがある。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
まとめのテスト(持込不可)100%で授業内容の理解度を問う。
|
|||||||
(教科書)
PandAにより資料を配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
配付資料に基づき、あらかじめ作品を読んでおくこと。
主体的に取り組み、授業中の問いかけに積極的に応じること。 作品を読んで考えたことや意見、質問を積極的に出して欲しい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
教室の規模のため、受講者数を制限する。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
教育学I
|
(英 訳) | Pedagogy I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 教育院棟講義室31 | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業では、教育現象を社会的広がりの中に位置づけて捉える視点、すなわち教育社会学的なものの見方を学ぶ。古今東西の、学校や教師、子どもの生きる世界をビビッドに描いた映画・文学作品・漫画などを手がかりにして、そこに表現された教育問題を社会や歴史の中に位置づける視点を学び、それを理論化する道すじについても講述する。 | ||||||
(到達目標) | 教育現象を社会的広がりの中で捉える視点の獲得、および批判的思考方法の獲得をめざす。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1回.教育社会学のパースペクティブとは 2〜4回.光の学校、影の学校 (1)公教育・教育行政からみた学習塾—森絵都『みかづき』 (2)教室の「島宇宙」からスクールカーストへ—『ブレックファストクラブ』 (3)いじめ防止のための理論と取組み 5〜8回.分ける教育/分けない教育 (1)男女別学・共学—壺井栄『二十四の瞳』 (2)部落をめぐる排除のポリティクス—島崎藤村『破戒』 (3)「愛とあわれみ」の教育からの脱却—『奇跡の人』 (4)その他のさまざまな排除問題 9回〜11回.社会としての学校/社会のなかの学校 (1)子どもだけの世界と暴力—藤子不二雄A『少年時代』 (2)教科書問題に見る平準化と統制のジレンマー『たたかいは炎のように』 (3)「ありのままを書く」ことの矛盾—豊田正子『綴方教室』 12〜14回.良い生/悪い生/唯の生 (1)なぜ私たちは「良き生」への執着を手放しがたいのか—『きみはいい子』 (2)社会的オジと安保闘争—『君たちはどう生きるか』『滑走路:歌集』 (3)現代の子どもたちの生きがたさと教育の役割 15回.期末試験 16回.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験で評価する。 | ||||||
(教科書) |
『映像と旅する教育学:歴史・経験のトビラをひらく』
(昭和堂)
ISBN:9784812223109
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業後に教科書を読み直し、ノートをよく見返すこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特になし。 | ||||||
教育学I
(科目名)
Pedagogy I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 教育院棟講義室31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
この授業では、教育現象を社会的広がりの中に位置づけて捉える視点、すなわち教育社会学的なものの見方を学ぶ。古今東西の、学校や教師、子どもの生きる世界をビビッドに描いた映画・文学作品・漫画などを手がかりにして、そこに表現された教育問題を社会や歴史の中に位置づける視点を学び、それを理論化する道すじについても講述する。
|
|||||||
(到達目標)
教育現象を社会的広がりの中で捉える視点の獲得、および批判的思考方法の獲得をめざす。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1回.教育社会学のパースペクティブとは 2〜4回.光の学校、影の学校 (1)公教育・教育行政からみた学習塾—森絵都『みかづき』 (2)教室の「島宇宙」からスクールカーストへ—『ブレックファストクラブ』 (3)いじめ防止のための理論と取組み 5〜8回.分ける教育/分けない教育 (1)男女別学・共学—壺井栄『二十四の瞳』 (2)部落をめぐる排除のポリティクス—島崎藤村『破戒』 (3)「愛とあわれみ」の教育からの脱却—『奇跡の人』 (4)その他のさまざまな排除問題 9回〜11回.社会としての学校/社会のなかの学校 (1)子どもだけの世界と暴力—藤子不二雄A『少年時代』 (2)教科書問題に見る平準化と統制のジレンマー『たたかいは炎のように』 (3)「ありのままを書く」ことの矛盾—豊田正子『綴方教室』 12〜14回.良い生/悪い生/唯の生 (1)なぜ私たちは「良き生」への執着を手放しがたいのか—『きみはいい子』 (2)社会的オジと安保闘争—『君たちはどう生きるか』『滑走路:歌集』 (3)現代の子どもたちの生きがたさと教育の役割 15回.期末試験 16回.フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験で評価する。
|
|||||||
(教科書)
『映像と旅する教育学:歴史・経験のトビラをひらく』
(昭和堂)
ISBN:9784812223109
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業後に教科書を読み直し、ノートをよく見返すこと。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
特になし。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Environmental Anthropology-E2
|
(英 訳) | Environmental Anthropology-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 地域・文化(各論) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共北3A | ||||||
(授業の概要・目的) | This course will introduce students to four defining anthropologically inspired frameworks that have been critical in exploring the many fraught relationships between Nature and Culture. These frameworks or ideological perspectives have in actual fact driven the field of ecological and environmental anthropology by sparking innumerable debates, discussions and sharp disagreements. The true weight of this scholarship, however, as this course will empathize and outline, lies not only in the empirically informed insights that have been generated over the years but the riveting theories that have helped us reflect on the Nature-Culture divide and overlap. | ||||||
(到達目標) | The Nature-Culture divide has been foundational to defining a range of philosophical and political attitudes. By reviewing several enevironmental theories in Anthropology, I expect the students to become familiar with three big questions: a) Are cultural differences produced because of different environments ? ; b) Has Modern society freed itself from the contraints of Nature, while traditional society remains tied to their environments ? Is Nature just another cultural artefact ? | ||||||
(授業計画と内容) | Each class will comprise a 90 minute session; involving a lecture of 60 minutes and followed by a 30 minute interactive discussion in which student participation will be elicited through either group or individual presentations. Four themes will be covered: a) Cultural Ecology b) Socio-Biology c) Conservation Ecology d) Political Ecology Total 14 classes and 1 feedback session. |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | I will not be taking exams. Instead students will be bunched into groups and expected to submit group assignments. Two assignments in total will be given. Each assignment will be 50% of the grade. The two assignments in total will be 100%. The assignment with my comments will be returned to the students. |
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(教科書) |
『Traditions of Systems Theory: Major Figures and Contemporary Developments』
(Routledge , 2013)
ISBN:978-0415843898
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(参考書等) |
『Environmental Policy and Biodiversity 』
(Island Press, 1994)
ISBN:978-1559632836
『Critical Political Ecology』
(Routledge, 2003)
ISBN:978-0415185639
『The Future of Nature 』
(Yale University Press, 2013)
ISBN:978-0300184617
『Social Nature: Theory, Practice and Politics』
(Blackwell Publsihing 2001)
ISBN:978-0631215684
Relevant sections and chapters from the above books will be assigned as readings for the course. Other reading materials such as articles or short-write-ups may be included based on class discussions and interest.
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(授業外学習(予習・復習)等) | Students will be expected to have read at least five pages of pre-assigned reading, at the very minimum, before attending each class. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Students can contact me during office hours with prior appointment. | ||||||
Environmental Anthropology-E2
(科目名)
Environmental Anthropology-E2
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 地域・文化(各論) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 共北3A |
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(授業の概要・目的)
This course will introduce students to four defining anthropologically inspired frameworks that have been critical in exploring the many fraught relationships between Nature and Culture. These frameworks or ideological perspectives have in actual fact driven the field of ecological and environmental anthropology by sparking innumerable debates, discussions and sharp disagreements. The true weight of this scholarship, however, as this course will empathize and outline, lies not only in the empirically informed insights that have been generated over the years but the riveting theories that have helped us reflect on the Nature-Culture divide and overlap.
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(到達目標)
The Nature-Culture divide has been foundational to defining a range of philosophical and political attitudes. By reviewing several enevironmental theories in Anthropology, I expect the students to become familiar with three big questions: a) Are cultural differences produced because of different environments ? ; b) Has Modern society freed itself from the contraints of Nature, while traditional society remains tied to their environments ? Is Nature just another cultural artefact ?
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(授業計画と内容)
Each class will comprise a 90 minute session; involving a lecture of 60 minutes and followed by a 30 minute interactive discussion in which student participation will be elicited through either group or individual presentations. Four themes will be covered: a) Cultural Ecology b) Socio-Biology c) Conservation Ecology d) Political Ecology Total 14 classes and 1 feedback session. |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
I will not be taking exams. Instead students will be bunched into groups and expected to submit group assignments. Two assignments in total will be given. Each assignment will be 50% of the grade. The two assignments in total will be 100%.
The assignment with my comments will be returned to the students. |
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(教科書)
『Traditions of Systems Theory: Major Figures and Contemporary Developments』
(Routledge , 2013)
ISBN:978-0415843898
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(参考書等)
『Environmental Policy and Biodiversity 』
(Island Press, 1994)
ISBN:978-1559632836
『Critical Political Ecology』
(Routledge, 2003)
ISBN:978-0415185639
『The Future of Nature 』
(Yale University Press, 2013)
ISBN:978-0300184617
『Social Nature: Theory, Practice and Politics』
(Blackwell Publsihing 2001)
ISBN:978-0631215684
Relevant sections and chapters from the above books will be assigned as readings for the course. Other reading materials such as articles or short-write-ups may be included based on class discussions and interest.
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students will be expected to have read at least five pages of pre-assigned reading, at the very minimum, before attending each class.
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(その他(オフィスアワー等))
Students can contact me during office hours with prior appointment.
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