


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
西洋史II
|
(英 訳) | Western History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北37 | ||||||
(授業の概要・目的) | 国家とは何か。これは、哲学や政治学だけではなく、歴史学においても非常に重要な問題をなしている。本講義では、この問題に関して、東ヨーロッパのポーランドの歴史から考える。その際、中心となる問いは、中近世以来、君主政であったポーランドが、王のいない共和国として独立を果たしたのは、なぜ・いかにしてであったのかというものである。この問いに関連する史料の解説を行いながら、文脈に即した歴史学的思考を受講者は学ぶ。 また、そのように歴史をつぶさにみていけば、ポーランドの独立は、最初から定められた既定路線があって実現したわけではなく、その過程ではいくつもの路線が政治闘争に敗れたことがわかる。そうした消滅した可能性も含めて歴史を再構成した際には、今日のウクライナやガザで起きている問題との共通性もみえてくるであろう。 |
||||||
(到達目標) | 西洋近現代史の基礎知識を学ぶことを通じて、文脈に即した歴史学的思考ができるようになると同時に、「国家とは何か」という問題に関して、自分なりの見解がもてるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 2.「王のいる」共和国 3.フランス革命とポーランド分割 4.蜂起と大亡命 5.有機的労働(実業) 6.ナショナリズムと社会主義 7.1905年革命 8.ユダヤ人問題 9. 第一次世界大戦とポーランド問題 10.摂政評議会のポーランド立憲王国構想 11.「共和国」の革命 12.普通選挙制導入の意味 13.人民の夢 14.国際人道支援 15.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業内の課題(30点)、期末筆記試験(70点)で評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中に資料を配布する
|
||||||
(参考書等) |
『王のいない共和国の誕生』
(群像社, 2023)
ISBN:9784910100333
この他、授業中に紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習・復習は、授業で配布した資料を利用するとよい。授業中に紹介する文献や、図書館で関連する文献を自分でみつけ、読んでみることで、理解をさらに深めることができる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
西洋史II
(科目名)
Western History II
(英 訳)
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共北37 |
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(授業の概要・目的)
国家とは何か。これは、哲学や政治学だけではなく、歴史学においても非常に重要な問題をなしている。本講義では、この問題に関して、東ヨーロッパのポーランドの歴史から考える。その際、中心となる問いは、中近世以来、君主政であったポーランドが、王のいない共和国として独立を果たしたのは、なぜ・いかにしてであったのかというものである。この問いに関連する史料の解説を行いながら、文脈に即した歴史学的思考を受講者は学ぶ。
また、そのように歴史をつぶさにみていけば、ポーランドの独立は、最初から定められた既定路線があって実現したわけではなく、その過程ではいくつもの路線が政治闘争に敗れたことがわかる。そうした消滅した可能性も含めて歴史を再構成した際には、今日のウクライナやガザで起きている問題との共通性もみえてくるであろう。 |
|||||||
(到達目標)
西洋近現代史の基礎知識を学ぶことを通じて、文脈に即した歴史学的思考ができるようになると同時に、「国家とは何か」という問題に関して、自分なりの見解がもてるようになる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 2.「王のいる」共和国 3.フランス革命とポーランド分割 4.蜂起と大亡命 5.有機的労働(実業) 6.ナショナリズムと社会主義 7.1905年革命 8.ユダヤ人問題 9. 第一次世界大戦とポーランド問題 10.摂政評議会のポーランド立憲王国構想 11.「共和国」の革命 12.普通選挙制導入の意味 13.人民の夢 14.国際人道支援 15.フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業内の課題(30点)、期末筆記試験(70点)で評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中に資料を配布する
|
|||||||
(参考書等)
『王のいない共和国の誕生』
(群像社, 2023)
ISBN:9784910100333
この他、授業中に紹介する。
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|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習・復習は、授業で配布した資料を利用するとよい。授業中に紹介する文献や、図書館で関連する文献を自分でみつけ、読んでみることで、理解をさらに深めることができる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
東洋史II
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(英 訳) | Oriental History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 「中国史の舞台装置」 人類の歴史は、自然環境と人造物(人間が作り上げてきた造形物)とを「舞台装置」として形成されてきた。この講義では、中国史の舞台装置となってきたものをいくつか取り上げ、それらが歴史の展開にどのような影響を及ぼしてきたのかについて論じる。講義を通じて、人類と自然との関わりの歴史について理解を深めてほしい。 |
||||||
(到達目標) | 自然・風土・人造物が歴史の展開にどのような影響を与えたかを理解する。それによって、歴史に対する複眼的な視点を獲得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下のプランに従って講義を進める。但し、状況に応じて内容を適宜変更することがある。なお、第1回を「ガイダンス」にあて、講義のねらいと概要について説明を行う。第2回以降は、以下のテーマについて講義を行う。 第2回 河川と中国史(1)—黄河 第3回 河川と中国史(2)—長江 第4回 河川と中国史(3)—淮水 第5回 名山と中国史(1)—泰山 第6回 名山と中国史(2)—南岳と北岳 第7回 大運河と中国史(1)—煬帝の大運河 第8回 大運河と中国史(2)—クビライの大運河 第9回 長城と中国史 第10回 関所と中国史—函谷関と潼関 第11回 都城と中国史(1)—長安と北京 第13回 都城と中国史(2)—洛陽 第14回 まとめ 《期末試験(レポート)》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
本講義は、同一内容のものを週2回開講するので、いずれか1つのみを履修登録すること
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(課題・クイズの成績および出席状況等。50%)および期末試験(レポート試験)の成績(50%) | ||||||
(教科書) |
本学の学習支援システム等を通じて、講義資料を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | PandAを通じて配布される講義資料を、事前にダウンロード・印刷して読み込んでおくことを強くお勧めします。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 文系・理系を問わず、向学心に溢れた皆さんの聴講を歓迎します。 | ||||||
東洋史II
(科目名)
Oriental History II
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共北32 |
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(授業の概要・目的)
「中国史の舞台装置」
人類の歴史は、自然環境と人造物(人間が作り上げてきた造形物)とを「舞台装置」として形成されてきた。この講義では、中国史の舞台装置となってきたものをいくつか取り上げ、それらが歴史の展開にどのような影響を及ぼしてきたのかについて論じる。講義を通じて、人類と自然との関わりの歴史について理解を深めてほしい。 |
|||||||
(到達目標)
自然・風土・人造物が歴史の展開にどのような影響を与えたかを理解する。それによって、歴史に対する複眼的な視点を獲得する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
基本的に以下のプランに従って講義を進める。但し、状況に応じて内容を適宜変更することがある。なお、第1回を「ガイダンス」にあて、講義のねらいと概要について説明を行う。第2回以降は、以下のテーマについて講義を行う。 第2回 河川と中国史(1)—黄河 第3回 河川と中国史(2)—長江 第4回 河川と中国史(3)—淮水 第5回 名山と中国史(1)—泰山 第6回 名山と中国史(2)—南岳と北岳 第7回 大運河と中国史(1)—煬帝の大運河 第8回 大運河と中国史(2)—クビライの大運河 第9回 長城と中国史 第10回 関所と中国史—函谷関と潼関 第11回 都城と中国史(1)—長安と北京 第13回 都城と中国史(2)—洛陽 第14回 まとめ 《期末試験(レポート)》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
本講義は、同一内容のものを週2回開講するので、いずれか1つのみを履修登録すること
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(課題・クイズの成績および出席状況等。50%)および期末試験(レポート試験)の成績(50%)
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(教科書)
本学の学習支援システム等を通じて、講義資料を配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
PandAを通じて配布される講義資料を、事前にダウンロード・印刷して読み込んでおくことを強くお勧めします。
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(その他(オフィスアワー等))
文系・理系を問わず、向学心に溢れた皆さんの聴講を歓迎します。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本史II
|
(英 訳) | Japanese History II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 歴史・文明(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 情報メ地下講義室 | ||||||
(授業の概要・目的) | 【日本古代の国家と政治—到達点としての摂関政治—】 日本における古代国家の様相を政治史という側面から把握し、古代日本の特質について理解することを目的とする。今期は、摂関政治の全盛期ともいえる10世紀後葉から11世紀前葉にかけての政治動向を取り上げ、先行学説を紹介するとともに批判的に検証を行う。こうした作業を通じて、国家の様相やその変遷を客観的に捉える視座を養うことを目指す。 |
||||||
(到達目標) | 日本古代史における正確で幅広い知識を獲得するとともに、これまでの研究の流れを自分の力で整理し、それらを客観的・批判的に把握して、自らの歴史像を組み立てるための技術を習得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 7世紀後葉に成立した日本の律令国家は、8世紀後葉から変質をはじめ、長い過渡期を経て10世紀後葉に摂関政治へと転成した。今期は、藤原兼家、道長、頼通といった人物が登場し、摂関政治が全盛期を迎える10世紀後葉から11世紀前葉にかけての国家の様相を、政治史を中心にしながら考察する。まずは摂関政治の展開における藤原兼家の時代の位置付けを検討し、その上で藤原道長が政権を掌握していく様子を整理する。次いで、摂関政治期における宮廷社会の様相を、故実・先例を重視することや末法思想の広がりに焦点をあてて概観する。最後に、摂関政治との関連性に注意しながら、院政への展開について考察する。 第1回 イントロダクション—摂関政治のとらえ方— 第2回 摂関政治の進展と藤原兼家(1) 第3回 摂関政治の進展と藤原兼家(2) 第4回 藤原道長の内覧就任(1) 第5回 藤原道長の内覧就任(2) 第6回 藤原道長の栄花とは何か(1) 第7回 藤原道長の栄花とは何か(2) 第8回 故実・先例を重視する宮廷社会(1) 第9回 故実・先例を重視する宮廷社会(2) 第10回 末法思想の形成と展開(1) 第11回 末法思想の形成と展開(2) 第12回 摂関政治から院政へ(1) 第13回 摂関政治から院政へ(2) 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験(筆記)にて成績評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業中にプリントを配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | シラバスなどから授業の進行を確認し、各回の授業内容を想定しながら予習をすること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業は講義形式で行う。 | ||||||
日本史II
(科目名)
Japanese History II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 歴史・文明(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 情報メ地下講義室 |
|||||||
(授業の概要・目的)
【日本古代の国家と政治—到達点としての摂関政治—】
日本における古代国家の様相を政治史という側面から把握し、古代日本の特質について理解することを目的とする。今期は、摂関政治の全盛期ともいえる10世紀後葉から11世紀前葉にかけての政治動向を取り上げ、先行学説を紹介するとともに批判的に検証を行う。こうした作業を通じて、国家の様相やその変遷を客観的に捉える視座を養うことを目指す。 |
|||||||
(到達目標)
日本古代史における正確で幅広い知識を獲得するとともに、これまでの研究の流れを自分の力で整理し、それらを客観的・批判的に把握して、自らの歴史像を組み立てるための技術を習得する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
7世紀後葉に成立した日本の律令国家は、8世紀後葉から変質をはじめ、長い過渡期を経て10世紀後葉に摂関政治へと転成した。今期は、藤原兼家、道長、頼通といった人物が登場し、摂関政治が全盛期を迎える10世紀後葉から11世紀前葉にかけての国家の様相を、政治史を中心にしながら考察する。まずは摂関政治の展開における藤原兼家の時代の位置付けを検討し、その上で藤原道長が政権を掌握していく様子を整理する。次いで、摂関政治期における宮廷社会の様相を、故実・先例を重視することや末法思想の広がりに焦点をあてて概観する。最後に、摂関政治との関連性に注意しながら、院政への展開について考察する。 第1回 イントロダクション—摂関政治のとらえ方— 第2回 摂関政治の進展と藤原兼家(1) 第3回 摂関政治の進展と藤原兼家(2) 第4回 藤原道長の内覧就任(1) 第5回 藤原道長の内覧就任(2) 第6回 藤原道長の栄花とは何か(1) 第7回 藤原道長の栄花とは何か(2) 第8回 故実・先例を重視する宮廷社会(1) 第9回 故実・先例を重視する宮廷社会(2) 第10回 末法思想の形成と展開(1) 第11回 末法思想の形成と展開(2) 第12回 摂関政治から院政へ(1) 第13回 摂関政治から院政へ(2) 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験(筆記)にて成績評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
授業中にプリントを配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
シラバスなどから授業の進行を確認し、各回の授業内容を想定しながら予習をすること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
授業は講義形式で行う。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
漢文学II
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(英 訳) | The Chinese Classics II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 1共01 | ||||||
(授業の概要・目的) | 漢文を基礎から本格的に学習するための教材として、朝鮮王朝時代に編纂された『龍飛御天歌』を読む。 『龍飛御天歌』は中国・朝鮮における歴代帝王の功績を讃えた頌歌。ハングルの「歌」と漢文の「詩」とから成り、その内容を説明するための「註解」と「音訓」を付す。授業で取り上げるのは主として註解と音訓。朝鮮典籍といってもハングルではなく、純然たる漢文体の著作であるのでご安心いただきたい。 註解の内容は、基本的には有名な司馬光『資治通鑑』のダイジェスト版である。しかしこれには先行する元の胡三省の註、その他を踏まえて独自に小註(音訓)が付されているので、これらの小註についてもなるべく丁寧に読み進めていきたい。 テキストの本文には句読が付されており、要所要所には漢字の声調(四声)を示す記号(圏発)が付されている。さらに小註では漢字の発音(反切)が示されるとともに、読解に際して間違いやすいところ、注意すべきところ、および人名・職官・地理などに関する基本情報が、実に丁寧に説明されている。この小註を通して漢文の基礎、延いては歴史書の読み方についても学んでほしい。 |
||||||
(到達目標) | 1)高等学校で学んだ漢文訓読の知識を基礎として、我が国の伝統文化を支えてきた漢文の読解能力に磨きをかける。 2)さらに「白文」による学習に取り組み、訓点に頼らずとも漢文の史料が読めるようになる。 3)漢文史料の詳細な読解を通して、中国・朝鮮の躍動感あふれる歴史記述を独力で読み進めることができるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1週に『龍飛御天歌』の概略を説明し、第2週以降は講読形式によりテキストの読解を進める。全125章のうち、当面、第58章(唐太宗)から読み進める予定である。前半は講師が講読を主導し、後半は受講生が講読を分担する。進度は受講生の取り組み次第であるが、おおむね1回につきテキスト2葉分(A4打ち出しプリント1ページ分)を予定している。なお、第8週には中間考査(小テスト)を行う。 第1週 『龍飛御天歌』解説 第2週 『龍飛御天歌』講読1 第3週 『龍飛御天歌』講読2 第4週 『龍飛御天歌』講読3 第5週 『龍飛御天歌』講読4 第6週 『龍飛御天歌』講読5 第7週 『龍飛御天歌』講読6 第8週 中間考査/解説と復習 第9週 『龍飛御天歌』講読7 第10週 『龍飛御天歌』講読8 第11週 『龍飛御天歌』講読9 第12週 『龍飛御天歌』講読10 第13週 『龍飛御天歌』講読11 第14週 『龍飛御天歌』講読12 《期末試験》 第16週 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
高等学校における漢文の教科の基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | (1)75パーセント以上の出席を要求する。 (2)出席要件を満たす者について、中間考査(100点)と期末試験(100点)の合計得点を100点満点に換算して成績評価を行う。 (3)中間考査・期末試験では、講読したテキストの範囲内において、漢文の句法、書き下し、並びに現代語による解釈等について出題する。 |
||||||
(教科書) |
プリントを配布する(『龍飛御天歌』影印本、およびテキストの打ち出しプリント)。
|
||||||
(参考書等) |
『漢文の語法』
(角川ソフィア文庫, 2023)
ISBN:9784044006341
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文の話』
(筑摩書房)
ISBN:9784480090270
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文入門』
(筑摩書房)
ISBN:9784480097095
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
|
||||||
(関連URL) | http://www.library.pref.osaka.jp/site/oec/index.html 大阪府立図書館「おおさかeコレクション」では、『龍飛御天歌(順治本)』の全文画像が閲覧できる。適宜、参照していただきたい。 | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 角川書店『新字源』、またはそれと同水準の漢和辞典(書籍版、もしくは電子版)を常に手元において学習すること。また、漢和辞典の附録(特に助字や句法の解説)についても通読しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講生による講読(発表)の機会を確保するために、受講登録人数は25名までに制限する(人数が超過する場合は抽籤)。 漢文の修得に王道はない。この授業を通して助字の用法、および漢文の句法に習熟し、独力で「白文」が読めるようになることを期待したい。 |
||||||
漢文学II
(科目名)
The Chinese Classics II
(英 訳)
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||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 1共01 |
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(授業の概要・目的)
漢文を基礎から本格的に学習するための教材として、朝鮮王朝時代に編纂された『龍飛御天歌』を読む。
『龍飛御天歌』は中国・朝鮮における歴代帝王の功績を讃えた頌歌。ハングルの「歌」と漢文の「詩」とから成り、その内容を説明するための「註解」と「音訓」を付す。授業で取り上げるのは主として註解と音訓。朝鮮典籍といってもハングルではなく、純然たる漢文体の著作であるのでご安心いただきたい。 註解の内容は、基本的には有名な司馬光『資治通鑑』のダイジェスト版である。しかしこれには先行する元の胡三省の註、その他を踏まえて独自に小註(音訓)が付されているので、これらの小註についてもなるべく丁寧に読み進めていきたい。 テキストの本文には句読が付されており、要所要所には漢字の声調(四声)を示す記号(圏発)が付されている。さらに小註では漢字の発音(反切)が示されるとともに、読解に際して間違いやすいところ、注意すべきところ、および人名・職官・地理などに関する基本情報が、実に丁寧に説明されている。この小註を通して漢文の基礎、延いては歴史書の読み方についても学んでほしい。 |
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(到達目標)
1)高等学校で学んだ漢文訓読の知識を基礎として、我が国の伝統文化を支えてきた漢文の読解能力に磨きをかける。
2)さらに「白文」による学習に取り組み、訓点に頼らずとも漢文の史料が読めるようになる。 3)漢文史料の詳細な読解を通して、中国・朝鮮の躍動感あふれる歴史記述を独力で読み進めることができるようになる。 |
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(授業計画と内容)
第1週に『龍飛御天歌』の概略を説明し、第2週以降は講読形式によりテキストの読解を進める。全125章のうち、当面、第58章(唐太宗)から読み進める予定である。前半は講師が講読を主導し、後半は受講生が講読を分担する。進度は受講生の取り組み次第であるが、おおむね1回につきテキスト2葉分(A4打ち出しプリント1ページ分)を予定している。なお、第8週には中間考査(小テスト)を行う。 第1週 『龍飛御天歌』解説 第2週 『龍飛御天歌』講読1 第3週 『龍飛御天歌』講読2 第4週 『龍飛御天歌』講読3 第5週 『龍飛御天歌』講読4 第6週 『龍飛御天歌』講読5 第7週 『龍飛御天歌』講読6 第8週 中間考査/解説と復習 第9週 『龍飛御天歌』講読7 第10週 『龍飛御天歌』講読8 第11週 『龍飛御天歌』講読9 第12週 『龍飛御天歌』講読10 第13週 『龍飛御天歌』講読11 第14週 『龍飛御天歌』講読12 《期末試験》 第16週 フィードバック |
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(履修要件)
高等学校における漢文の教科の基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
(1)75パーセント以上の出席を要求する。
(2)出席要件を満たす者について、中間考査(100点)と期末試験(100点)の合計得点を100点満点に換算して成績評価を行う。 (3)中間考査・期末試験では、講読したテキストの範囲内において、漢文の句法、書き下し、並びに現代語による解釈等について出題する。 |
|||||||
(教科書)
プリントを配布する(『龍飛御天歌』影印本、およびテキストの打ち出しプリント)。
|
|||||||
(参考書等)
『漢文の語法』
(角川ソフィア文庫, 2023)
ISBN:9784044006341
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文の話』
(筑摩書房)
ISBN:9784480090270
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文入門』
(筑摩書房)
ISBN:9784480097095
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
角川書店『新字源』、またはそれと同水準の漢和辞典(書籍版、もしくは電子版)を常に手元において学習すること。また、漢和辞典の附録(特に助字や句法の解説)についても通読しておくこと。
|
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(その他(オフィスアワー等))
受講生による講読(発表)の機会を確保するために、受講登録人数は25名までに制限する(人数が超過する場合は抽籤)。
漢文の修得に王道はない。この授業を通して助字の用法、および漢文の句法に習熟し、独力で「白文」が読めるようになることを期待したい。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
音楽芸術論II
|
(英 訳) | Theory of Musical Art II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 音楽を「コミュニケーション」の観点から捉える。人びとは、演奏することや聴くことを通して、何らかのコミュニケーションを生み出す。その際、音楽は何をどのように伝えるのだろうか。また、音楽を実践する主体はどのように捉えられるだろうか。本講義では、主に20世紀に活躍した音楽家、社会活動家、療法家らの音楽思想を辿ることで、音楽的なコミュニケーションの特性を捉える。 音楽家としては、既存の音楽の枠組みを押し広げることで教育や社会福祉など他領域に影響を及ぼした人物を取り上げ、音楽以外の実践家としては、その思想に音楽が重要な位置を占めている人物を取り上げる。 |
||||||
(到達目標) | 音楽的なコミュニケーションの特性について、同時代に生きた音楽、教育、医療福祉分野の実践家の思考を通して複層的に理解する。また、音楽という行為が現代の社会福祉的な事例とどのように関連しているかを知る。そのうえで、「音楽とコミュニケーション」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 「音楽とコミュニケーション」というテーマについて概説したのち、以下の人物らについて、それぞれ2〜4回の講義を行う。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1.ポール・ノードフ(1909-1977) アメリカ・作曲家 2.フェリックス・ガタリ(1930-1992) フランス・精神分析家 3.デレク・ベイリー(1930-2005) イギリス・即興演奏家 4.オリバー・サックス(1933-2015) イギリス・神経学者 |
||||||
(履修要件) |
・初回にガイダンスを行うので、履修予定者は出席すること
・音楽芸術論I(前期)との連続した履修を推奨する |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ・リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%) ・10回以上の出席を必須とする |
||||||
(教科書) |
授業内で適宜資料を配付する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配付資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
音楽芸術論II
(科目名)
Theory of Musical Art II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共西32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
音楽を「コミュニケーション」の観点から捉える。人びとは、演奏することや聴くことを通して、何らかのコミュニケーションを生み出す。その際、音楽は何をどのように伝えるのだろうか。また、音楽を実践する主体はどのように捉えられるだろうか。本講義では、主に20世紀に活躍した音楽家、社会活動家、療法家らの音楽思想を辿ることで、音楽的なコミュニケーションの特性を捉える。
音楽家としては、既存の音楽の枠組みを押し広げることで教育や社会福祉など他領域に影響を及ぼした人物を取り上げ、音楽以外の実践家としては、その思想に音楽が重要な位置を占めている人物を取り上げる。 |
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(到達目標)
音楽的なコミュニケーションの特性について、同時代に生きた音楽、教育、医療福祉分野の実践家の思考を通して複層的に理解する。また、音楽という行為が現代の社会福祉的な事例とどのように関連しているかを知る。そのうえで、「音楽とコミュニケーション」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。
|
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(授業計画と内容)
「音楽とコミュニケーション」というテーマについて概説したのち、以下の人物らについて、それぞれ2〜4回の講義を行う。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1.ポール・ノードフ(1909-1977) アメリカ・作曲家 2.フェリックス・ガタリ(1930-1992) フランス・精神分析家 3.デレク・ベイリー(1930-2005) イギリス・即興演奏家 4.オリバー・サックス(1933-2015) イギリス・神経学者 |
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(履修要件)
・初回にガイダンスを行うので、履修予定者は出席すること
・音楽芸術論I(前期)との連続した履修を推奨する |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
・リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%)
・10回以上の出席を必須とする |
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(教科書)
授業内で適宜資料を配付する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
配付資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本語の時間表現の諸相
|
(英 訳) | Various Aspects of Temporal Expressions in Japanese | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 1共33 | ||||||
(授業の概要・目的) | なぜ言語に時間という概念が必要だろうか。言外の現実を把握・描写する上で時間はいかなる役割を果たしているのか。刻一刻と変化する発話時を基準とした言語の時間表現体系はどのように出来ているのか。「間」や「季節」の捉え方は日本語の時間把握について何を示しているのか。この授業では様々な時間表現を手掛かりにしつつ、日本語における時間把握の仕組みについて考察する。 | ||||||
(到達目標) | 取り上げる言語表現やその分析を手掛かりにしつつ、様々な言語現象に気付き、考察する関心・能力を養うことがこの授業の到達目標である。 履修者には自身の言語行動について注意深く内省しながら、ディスカッションなどに積極的に参加して頂きたい。 |
||||||
(授業計画と内容) | この授業では、日本語の時間表現を分析しながら、それらに反映される時間把握の仕組みについて考察する。出来事内部の時間的構造、複数の出来事間の時間的な関係、話し手の時間的な視点などについて考える。 各回の授業予定は以下の通りである。 第 1週 履修ガイダンス、総論:言語における時間 第 2週 日本語における時間表現ー序論、考察文 1 第 3週 時間に縛られない日本語表現、考察文 2 第 4週 時間と空間の交差——直示的な時間、ディスカッション 1 第 5週 時間を基準にした動詞の分類、考察文 3 第 6週 スルとシタの対立、様々なシタ形式、ディスカッション 2 第 7週 スルとシテイルの対立、ディスカッション 3 第 8週 内部局面構造と補助動詞表現、考察文 4 第 9週 従属節の時間とタクシス、ディスカッション 4 第10週 否定と時間、考察文 5 第11週 時間の副詞的表現、ディスカッション 5 第12週 小説における時間、考察文 6 第13週 日本語における「間」、考察文 7 第14週 総括:時間的視点と言語 第16週 フィードバック なお、履修者に合わせて内容を若干変更する場合もある。 上記の通り、与えられた課題についてグループ・ディスカッションを行うので、履修者の積極的参加が求められる。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 評価は以下の通りに行う。 期末レポート 40% クイズ、ディスカッション、考察文 50% 授業への参加度合い 10% なお、5回以上の欠席者は評価の対象としない。 |
||||||
(教科書) |
プリント配布
|
||||||
(参考書等) |
『アスペクト・テンス体系とテクスト』
(ひつじ書房)
ISBN:4938669595
『日本語のシンタクスと意味Ⅱ』
(くろしお出版)
ISBN:4874240038
『Time and The Verb』
(Oxford University Press)
ISBN:9780195062069
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 参考文献については、配布プリントの末尾に掲載しておく予定であり、授業中にも適宜紹介する。履修者には各回最低限一つの文献を調べてみる習慣を身に付けてほしい。更に、英語で書かれた文献の講読にもチャレンジしてほしい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー:木曜日14:45〜16:15 研究室:旧石油化学教室本館棟1階105号室 |
||||||
日本語の時間表現の諸相
(科目名)
Various Aspects of Temporal Expressions in Japanese
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 1共33 |
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(授業の概要・目的)
なぜ言語に時間という概念が必要だろうか。言外の現実を把握・描写する上で時間はいかなる役割を果たしているのか。刻一刻と変化する発話時を基準とした言語の時間表現体系はどのように出来ているのか。「間」や「季節」の捉え方は日本語の時間把握について何を示しているのか。この授業では様々な時間表現を手掛かりにしつつ、日本語における時間把握の仕組みについて考察する。
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|||||||
(到達目標)
取り上げる言語表現やその分析を手掛かりにしつつ、様々な言語現象に気付き、考察する関心・能力を養うことがこの授業の到達目標である。
履修者には自身の言語行動について注意深く内省しながら、ディスカッションなどに積極的に参加して頂きたい。 |
|||||||
(授業計画と内容)
この授業では、日本語の時間表現を分析しながら、それらに反映される時間把握の仕組みについて考察する。出来事内部の時間的構造、複数の出来事間の時間的な関係、話し手の時間的な視点などについて考える。 各回の授業予定は以下の通りである。 第 1週 履修ガイダンス、総論:言語における時間 第 2週 日本語における時間表現ー序論、考察文 1 第 3週 時間に縛られない日本語表現、考察文 2 第 4週 時間と空間の交差——直示的な時間、ディスカッション 1 第 5週 時間を基準にした動詞の分類、考察文 3 第 6週 スルとシタの対立、様々なシタ形式、ディスカッション 2 第 7週 スルとシテイルの対立、ディスカッション 3 第 8週 内部局面構造と補助動詞表現、考察文 4 第 9週 従属節の時間とタクシス、ディスカッション 4 第10週 否定と時間、考察文 5 第11週 時間の副詞的表現、ディスカッション 5 第12週 小説における時間、考察文 6 第13週 日本語における「間」、考察文 7 第14週 総括:時間的視点と言語 第16週 フィードバック なお、履修者に合わせて内容を若干変更する場合もある。 上記の通り、与えられた課題についてグループ・ディスカッションを行うので、履修者の積極的参加が求められる。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
評価は以下の通りに行う。
期末レポート 40% クイズ、ディスカッション、考察文 50% 授業への参加度合い 10% なお、5回以上の欠席者は評価の対象としない。 |
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(教科書)
プリント配布
|
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(参考書等)
『アスペクト・テンス体系とテクスト』
(ひつじ書房)
ISBN:4938669595
『日本語のシンタクスと意味Ⅱ』
(くろしお出版)
ISBN:4874240038
『Time and The Verb』
(Oxford University Press)
ISBN:9780195062069
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
参考文献については、配布プリントの末尾に掲載しておく予定であり、授業中にも適宜紹介する。履修者には各回最低限一つの文献を調べてみる習慣を身に付けてほしい。更に、英語で書かれた文献の講読にもチャレンジしてほしい。
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー:木曜日14:45〜16:15
研究室:旧石油化学教室本館棟1階105号室 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
芸術学II
|
(英 訳) | Theory of Arts II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 総人1102 | ||||||
(授業の概要・目的) | おもに20世紀の西洋美術について、同時代の社会的・思想的状況とのかかわりの中で見てゆく。さまざまな芸術的潮流が生まれた背景には、美術にとどまらず哲学、科学、文学などその時代特有の知的営為が複雑に絡み合っている。本講義では建築まで含む広義の造形芸術をこのような複合的な文脈のなかに置き直すことによって、たんなる様式的変遷にとどまらない意味を照らし出す。 | ||||||
(到達目標) | 現代の芸術がどのような文脈の中から生まれてきたのか、そこでどのような事柄が問題となっていたのか理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについて、それぞれ1〜2回の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.写真の登場 2.ポスト印象派 3.フォーヴィスム/キュビスム 4.未来派 5.ダダイスム 6.シュルレアリスム 7.抽象画 8.抽象表現主義 |
||||||
(履修要件) |
芸術学Ⅰ(前期)の連続した履修を推奨する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | コメントカード(40%)および試験(60%)。 | ||||||
(教科書) |
授業内で適宜プリントを配布
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業ノートや配布物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
芸術学II
(科目名)
Theory of Arts II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 総人1102 |
|||||||
(授業の概要・目的)
おもに20世紀の西洋美術について、同時代の社会的・思想的状況とのかかわりの中で見てゆく。さまざまな芸術的潮流が生まれた背景には、美術にとどまらず哲学、科学、文学などその時代特有の知的営為が複雑に絡み合っている。本講義では建築まで含む広義の造形芸術をこのような複合的な文脈のなかに置き直すことによって、たんなる様式的変遷にとどまらない意味を照らし出す。
|
|||||||
(到達目標)
現代の芸術がどのような文脈の中から生まれてきたのか、そこでどのような事柄が問題となっていたのか理解する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下のテーマについて、それぞれ1〜2回の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.写真の登場 2.ポスト印象派 3.フォーヴィスム/キュビスム 4.未来派 5.ダダイスム 6.シュルレアリスム 7.抽象画 8.抽象表現主義 |
|||||||
(履修要件)
芸術学Ⅰ(前期)の連続した履修を推奨する。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
コメントカード(40%)および試験(60%)。
|
|||||||
(教科書)
授業内で適宜プリントを配布
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業ノートや配布物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
国語国文学II
|
(英 訳) | Japanese Philology and Literature II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。 | ||||||
(到達目標) | ・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。 ・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス 第2回 七草 第3回 荻・薄 第4回 月 第5回 雁 第6回 鹿 第7回 菊 第8回 紅葉 第9回 時雨 第10回 霜 第11回 千鳥 第12回 雪 第13回 梅 第14回 鴬 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験(筆記)により評価する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
プリント配布。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容の復習。学期末試験の準備。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
国語国文学II
(科目名)
Japanese Philology and Literature II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共西31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。
|
|||||||
(到達目標)
・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。
・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
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(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス 第2回 七草 第3回 荻・薄 第4回 月 第5回 雁 第6回 鹿 第7回 菊 第8回 紅葉 第9回 時雨 第10回 霜 第11回 千鳥 第12回 雪 第13回 梅 第14回 鴬 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験(筆記)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
プリント配布。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容の復習。学期末試験の準備。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
社会学II
|
(英 訳) | Sociology II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北12 | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業は国際移動・移住(international migration、以下「国際移住」)という現象を通じて、社会学的な用語や概念、議論の組み立て方を学んでもらうことを目的にしています。同時に、社会学が扱ってきた重要な話題(個人・家族・教育・格差・差別・ジェンダーなど)が国際移住という現象を分析する様子を見て理解してもらうことも目的です。また、日本の出入国管理政策や外国人・移住者の置かれている状況を国際的な視点から検討します。 人口減少と労働力不足が喫緊の問題となる中、移住者を積極的に受け入れることを提唱する国や団体がある一方で、「文化摩擦」や「外国人問題」の発生を懸念する声も聞かれます。現代世界にとって重要な話題を通じて、社会学者たちの議論を追ってみましょう。 |
||||||
(到達目標) | ・社会学者たちが、国際移住という現象を説明ために用いてきた語彙や概念を複数個とり上げて説明できる ・福祉・格差・ジェンダー・差別・文化・アイデンティティといった社会学の重要な話題について、国際移住の研究がどのように貢献してきたか指摘できる ・国際移住が現代社会のどのような側面から生まれ、どのように影響を及ぼしているか説明できる |
||||||
(授業計画と内容) | 基本的に、以下の計画に従って講義を進める。ただし、受講者の状況などに応じて、順番や内容を変更する可能性がある。 1. オリエンテーション 2. 社会学と国際移住 3. 移住動機と移民理論(1) 4. 移住動機と移民理論(2) 5. 移民の統合(1)労働と政治参加 6. 移民の統合(2)教育と文化 7. 移民の統合(3)格差と差別 8. 中間フィードバック(詳細は授業中に指示します) 9. 社会福祉と国際移住 10. エスニシティとアイデンティティ 11. ジェンダー・家族と国際移住 12. 難民と非正規移住 13. 出入国管理政策と国際政治 14. 授業のまとめとふりかえり 15. 最終フィードバック(詳細は授業中に指示します) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義の最初に提出する目標レポート(2.5%)、講義の最後に提出する振り返りレポート(2.5%)、毎授業後に提出する平常課題(30%)、中間フィードバック(25%)、最終フィードバック(40%)を総合して成績を評価します。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習は授業内容と関連する本やニュース記事、ドキュメンタリー番組など(授業中に指示します)をできるだけ通読・視聴しておいてください。復習は、毎回の授業内容をふりかえり、平常課題をPandAで提出してください。毎回の予習・復習の時間配分担当教員がこの課題に取り組んだ場合、予習90分、復習60分くらいかかるものと想定しています。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 履修人数をアクティブラーニングに適した人数に制限する。 また授業中に入力がしやすい端末(ノートPC・タブレット等)を毎回持参すること。 |
||||||
社会学II
(科目名)
Sociology II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共北12 |
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(授業の概要・目的)
この授業は国際移動・移住(international migration、以下「国際移住」)という現象を通じて、社会学的な用語や概念、議論の組み立て方を学んでもらうことを目的にしています。同時に、社会学が扱ってきた重要な話題(個人・家族・教育・格差・差別・ジェンダーなど)が国際移住という現象を分析する様子を見て理解してもらうことも目的です。また、日本の出入国管理政策や外国人・移住者の置かれている状況を国際的な視点から検討します。
人口減少と労働力不足が喫緊の問題となる中、移住者を積極的に受け入れることを提唱する国や団体がある一方で、「文化摩擦」や「外国人問題」の発生を懸念する声も聞かれます。現代世界にとって重要な話題を通じて、社会学者たちの議論を追ってみましょう。 |
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(到達目標)
・社会学者たちが、国際移住という現象を説明ために用いてきた語彙や概念を複数個とり上げて説明できる
・福祉・格差・ジェンダー・差別・文化・アイデンティティといった社会学の重要な話題について、国際移住の研究がどのように貢献してきたか指摘できる ・国際移住が現代社会のどのような側面から生まれ、どのように影響を及ぼしているか説明できる |
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(授業計画と内容)
基本的に、以下の計画に従って講義を進める。ただし、受講者の状況などに応じて、順番や内容を変更する可能性がある。 1. オリエンテーション 2. 社会学と国際移住 3. 移住動機と移民理論(1) 4. 移住動機と移民理論(2) 5. 移民の統合(1)労働と政治参加 6. 移民の統合(2)教育と文化 7. 移民の統合(3)格差と差別 8. 中間フィードバック(詳細は授業中に指示します) 9. 社会福祉と国際移住 10. エスニシティとアイデンティティ 11. ジェンダー・家族と国際移住 12. 難民と非正規移住 13. 出入国管理政策と国際政治 14. 授業のまとめとふりかえり 15. 最終フィードバック(詳細は授業中に指示します) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義の最初に提出する目標レポート(2.5%)、講義の最後に提出する振り返りレポート(2.5%)、毎授業後に提出する平常課題(30%)、中間フィードバック(25%)、最終フィードバック(40%)を総合して成績を評価します。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習は授業内容と関連する本やニュース記事、ドキュメンタリー番組など(授業中に指示します)をできるだけ通読・視聴しておいてください。復習は、毎回の授業内容をふりかえり、平常課題をPandAで提出してください。毎回の予習・復習の時間配分担当教員がこの課題に取り組んだ場合、予習90分、復習60分くらいかかるものと想定しています。
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(その他(オフィスアワー等))
履修人数をアクティブラーニングに適した人数に制限する。
また授業中に入力がしやすい端末(ノートPC・タブレット等)を毎回持参すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
精神病理学・精神分析学講読演習
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(英 訳) | Readings on Psychopathology and Psychoanalysis | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 教育・心理・社会(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
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(教室) | 共西11 | ||||||
(授業の概要・目的) | 精神分析学及び精神病理学に関わる基本的な文献をドイツ語(および英語語)で読み、この分野の独特の思考法の基礎を吸収する。外国語で読むことにより、この分野の思想の歴史をより深くまで辿り直すとともに、新しい知見の意味を普遍的見地から正しく捉え、体得することを目指す。 | ||||||
(到達目標) | 精神分析学及び精神病理学に対して、研究の対象として取り組む端緒を得る。 | ||||||
(授業計画と内容) | フロイト、ラカン、ドゥルーズ=ガタリ、カネッティ、キットラーなど現代を代表する多くの思想家が参照し、言及したことで知られるダニエル・パウル・シュレーバーの『ある神経病者の回想録』(Denkwuerdigkeiten eines Nervenkranken)は、非常に興味深い内容の書物でありながら、いっぽうでそのテクスト自体が読まれることはあまりない。 この授業では、精神分析の思考を知る上できわめて重要なこのテクストを丹念に読み込むことで、シュレーバーが患った病とは何か、『回想録』には何が表現されているのかを知ることを目標とする。 『回想録』には複数の邦訳があるが、この授業ではドイツ語の原典、および英語やフランス語の翻訳を参照しながら、原文の表現に込められた著者の思考をじっくりと読みたい。 基本的に以下のプランに従って講義・講読を進める。ただし進みぐあい、関連する問題への言及などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 第1回 オリエンテーション 『回想録』のどの章を読むか決める 第2回〜第14回 受講学生による訳文発表と教員によるコメント(学生は、各回ごとに自分の担当箇所の訳文を発表し、それを教員や他の学生とのディスカッションによって検討していきます) 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
精神分析学、精神分析I、同II、精神病理学I、同II、行動病理学I、同II、などの、精神分析と精神病理学に関連ある科目を少なくとも一つ履修済みであること。英語だけでなく、ドイツ語またはフランス語のテクストを読む意欲があることがのぞましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(100%)による。授業における発表(50%)、発言(50%)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『必携ドイツ文法総まとめ』
(白水社, 2003)
ISBN:978-4560004920
『言語と狂気 シュレーバーと世紀転換期ドイツ』
(水声社、2014)
ISBN:978-4801000377
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(授業外学習(予習・復習)等) | 指定されたテキスト(ドイツ語、あるいは英語、フランス語)をよく理解して、部分的に日本語訳を作ってみること。 なお、授業外学修には、いわゆる「予習・復習」だけでなく、授業のなかで学んだことを各自の自習や日常や課外活動のなかで応用・実践し、生きた知識にすることも含まれる。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
精神病理学・精神分析学講読演習
(科目名)
Readings on Psychopathology and Psychoanalysis
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 教育・心理・社会(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共西11 |
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(授業の概要・目的)
精神分析学及び精神病理学に関わる基本的な文献をドイツ語(および英語語)で読み、この分野の独特の思考法の基礎を吸収する。外国語で読むことにより、この分野の思想の歴史をより深くまで辿り直すとともに、新しい知見の意味を普遍的見地から正しく捉え、体得することを目指す。
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(到達目標)
精神分析学及び精神病理学に対して、研究の対象として取り組む端緒を得る。
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(授業計画と内容)
フロイト、ラカン、ドゥルーズ=ガタリ、カネッティ、キットラーなど現代を代表する多くの思想家が参照し、言及したことで知られるダニエル・パウル・シュレーバーの『ある神経病者の回想録』(Denkwuerdigkeiten eines Nervenkranken)は、非常に興味深い内容の書物でありながら、いっぽうでそのテクスト自体が読まれることはあまりない。 この授業では、精神分析の思考を知る上できわめて重要なこのテクストを丹念に読み込むことで、シュレーバーが患った病とは何か、『回想録』には何が表現されているのかを知ることを目標とする。 『回想録』には複数の邦訳があるが、この授業ではドイツ語の原典、および英語やフランス語の翻訳を参照しながら、原文の表現に込められた著者の思考をじっくりと読みたい。 基本的に以下のプランに従って講義・講読を進める。ただし進みぐあい、関連する問題への言及などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 第1回 オリエンテーション 『回想録』のどの章を読むか決める 第2回〜第14回 受講学生による訳文発表と教員によるコメント(学生は、各回ごとに自分の担当箇所の訳文を発表し、それを教員や他の学生とのディスカッションによって検討していきます) 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
精神分析学、精神分析I、同II、精神病理学I、同II、行動病理学I、同II、などの、精神分析と精神病理学に関連ある科目を少なくとも一つ履修済みであること。英語だけでなく、ドイツ語またはフランス語のテクストを読む意欲があることがのぞましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(100%)による。授業における発表(50%)、発言(50%)により評価する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『必携ドイツ文法総まとめ』
(白水社, 2003)
ISBN:978-4560004920
『言語と狂気 シュレーバーと世紀転換期ドイツ』
(水声社、2014)
ISBN:978-4801000377
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(授業外学習(予習・復習)等)
指定されたテキスト(ドイツ語、あるいは英語、フランス語)をよく理解して、部分的に日本語訳を作ってみること。
なお、授業外学修には、いわゆる「予習・復習」だけでなく、授業のなかで学んだことを各自の自習や日常や課外活動のなかで応用・実践し、生きた知識にすることも含まれる。 |
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(その他(オフィスアワー等))
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