


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
都市空間論各論I
|
(英 訳) | Topics in Theory of Urban Space and Architecture I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 地域・文化(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水1 |
||||||
(教室) | 教育院棟講義室32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 都市や集落を構成する重要な要素のひとつが住宅である。わが国の歴史を振り返ったとき、住宅がドラスティックに変化したのは近代であった。近代における住宅の変容と展開は、現在のわれわれの住環境へとつながっている。この授業では、近代における住宅の形態(間取り・意匠・構造・材料)と機能,意味の変容と展開を,背景にある社会,文化,技術との関わりから解説する。また,住宅をとりまく居住空間の性格を,そこで繰り広げられた生活行為および都市−郊外といった場所との関係に注意しつつ講述する。 | ||||||
(到達目標) | 我が国における住宅と住まい方の変遷を理解するとともに、今後の住宅のあり様を考察できる力を養う。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下の内容について講義する。講義順については前後する場合もある。写真や図面,地図などを用いることで,視覚的,立体的な居住空間の理解を目指す。以下の内容について講義するが、順序は前後することもある。 1 前史:近世の都市住宅と「都市居住システム」 −京都・大阪・江戸の居住空間 2 住宅の近代・生活の近代はどこから始まったのか −居留地の建築と生活 3・4 上流階級住宅にみる伝統の継承と西洋化 −洋館と和館・日常生活と儀礼の空間 5・6 都市住宅の近代的変容 −町家・武家住宅の変容 7・8 庶民住宅の新たな試み −在来住宅の批判と和洋折衷住宅の提案 9 近代数寄者と大規模和館 10・11 住宅博覧会と住宅改良運動 −生活の近代化の啓蒙と文化村の登場 12 郊外住宅地と住宅 −田園都市運動と都市からの脱出 13 集合住宅と都市政策 −同潤会アパートメント・不良住宅地区改良事業 14 多様な住宅づくりの試み −輸入住宅,建築家の提案 15 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
住宅や生活の歴史に興味があることが条件。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業中に課す小レポート(20%)と,中間レポート(40%)、期末のレポート(40%)によって評価する。その際、出席状況も考慮する。 | ||||||
(教科書) |
『新版 図説・近代日本住宅史』
(鹿島出版会)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業前に教科書を読むとともに、授業後には関連図書に目を通していただきたい。 また、授業中に紹介する住宅を最低5か所以上、実際に訪れていただきたい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 生活の容れ物である住宅は,生活によってその形態が決定されると同時に,生活そのものを規定する性格を有していることを,歴史を通して理解していただきたい。 | ||||||
都市空間論各論I
(科目名)
Topics in Theory of Urban Space and Architecture I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 地域・文化(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水1 (教室) 教育院棟講義室32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
都市や集落を構成する重要な要素のひとつが住宅である。わが国の歴史を振り返ったとき、住宅がドラスティックに変化したのは近代であった。近代における住宅の変容と展開は、現在のわれわれの住環境へとつながっている。この授業では、近代における住宅の形態(間取り・意匠・構造・材料)と機能,意味の変容と展開を,背景にある社会,文化,技術との関わりから解説する。また,住宅をとりまく居住空間の性格を,そこで繰り広げられた生活行為および都市−郊外といった場所との関係に注意しつつ講述する。
|
|||||||
(到達目標)
我が国における住宅と住まい方の変遷を理解するとともに、今後の住宅のあり様を考察できる力を養う。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下の内容について講義する。講義順については前後する場合もある。写真や図面,地図などを用いることで,視覚的,立体的な居住空間の理解を目指す。以下の内容について講義するが、順序は前後することもある。 1 前史:近世の都市住宅と「都市居住システム」 −京都・大阪・江戸の居住空間 2 住宅の近代・生活の近代はどこから始まったのか −居留地の建築と生活 3・4 上流階級住宅にみる伝統の継承と西洋化 −洋館と和館・日常生活と儀礼の空間 5・6 都市住宅の近代的変容 −町家・武家住宅の変容 7・8 庶民住宅の新たな試み −在来住宅の批判と和洋折衷住宅の提案 9 近代数寄者と大規模和館 10・11 住宅博覧会と住宅改良運動 −生活の近代化の啓蒙と文化村の登場 12 郊外住宅地と住宅 −田園都市運動と都市からの脱出 13 集合住宅と都市政策 −同潤会アパートメント・不良住宅地区改良事業 14 多様な住宅づくりの試み −輸入住宅,建築家の提案 15 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
住宅や生活の歴史に興味があることが条件。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業中に課す小レポート(20%)と,中間レポート(40%)、期末のレポート(40%)によって評価する。その際、出席状況も考慮する。
|
|||||||
(教科書)
『新版 図説・近代日本住宅史』
(鹿島出版会)
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業前に教科書を読むとともに、授業後には関連図書に目を通していただきたい。
また、授業中に紹介する住宅を最低5か所以上、実際に訪れていただきたい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
生活の容れ物である住宅は,生活によってその形態が決定されると同時に,生活そのものを規定する性格を有していることを,歴史を通して理解していただきたい。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
思想と法
|
(英 訳) | Law and Legal Thoughts | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 法・政治・経済(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水1 |
||||||
(教室) | 共北27 | ||||||
(授業の概要・目的) | 現代日本の法は、主として近代以降の西洋の法思想をその背景として成り立つ。法思想は、条文や判例の解釈という範疇に収まるものではなく、哲学・政治学・経済学等々の考察と法との交差した領域である。近代以降の主要な法思想に立ち戻り、思想的流れを踏まえつつ、法・法的思考・正義・国家・秩序などをめぐる諸思想を概観することで、今日の法や社会のあり方を多角的・根源的に捉える力を養う。 | ||||||
(到達目標) | ①西洋近代の法・社会思想の探究を通じて、現代日本の法および法学の基礎をなす諸観念と理論的背景について理解を深める。 ②法や正義をめぐる多様な思想それぞれの基本的な理論構造と展開を追うことで、抽象度の高い理論・概念を的確に把握する能力を身につける。 ③個々の思想が生まれた時代的背景に意識を向けるとともに、先行する思想との連続性や断絶にも思索を巡らせ、思想の流れと相互連関を理解する。 ④現在の日本法を相対化し、別様の法および秩序の在り方を構想する思考基盤を獲得する。 |
||||||
(授業計画と内容) | 概ね以下の内容を扱うが、授業の進度や受講生の関心に応じて、時間配分等を変更することがある。 第1回 オリエンテーション(授業の進め方、法思想を学ぶ意義について) 第2回 近代法思想の始まりと社会契約論 第3回 社会契約論と啓蒙の法思想 第4回 啓蒙の法思想とドイツ観念論・歴史法学 第5回 功利主義と分析法理学 第6回 アメリカ法思想の始まり 第7回 19世紀ドイツ法学の展開 第8回 パンデクテン法学の克服 第9回 リアリズム法学 第10回 ワイマール期の法思想 第11回 第二次世界大戦後の法理論 第12回 現代法理論の展開 第13回 ロールズ正義論 第14回 リバタリアニズムと共同体主義 ≪期末試験≫ 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験により評価する(100%)。 | ||||||
(教科書) |
『法思想史』
(有斐閣、2019年)
ISBN: 9784641221338
|
||||||
(参考書等) |
『法思想史を読み解く〔第2版〕』
(法律文化社、2024年)
ISBN:9784589043481
その他に講義中に随時紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書を読み文章から議論の構造を把握し、思考を深めること。 なお、中学生レベルの世界史の知識を前提に講義を進める。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
思想と法
(科目名)
Law and Legal Thoughts
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 法・政治・経済(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水1 (教室) 共北27 |
|||||||
(授業の概要・目的)
現代日本の法は、主として近代以降の西洋の法思想をその背景として成り立つ。法思想は、条文や判例の解釈という範疇に収まるものではなく、哲学・政治学・経済学等々の考察と法との交差した領域である。近代以降の主要な法思想に立ち戻り、思想的流れを踏まえつつ、法・法的思考・正義・国家・秩序などをめぐる諸思想を概観することで、今日の法や社会のあり方を多角的・根源的に捉える力を養う。
|
|||||||
(到達目標)
①西洋近代の法・社会思想の探究を通じて、現代日本の法および法学の基礎をなす諸観念と理論的背景について理解を深める。
②法や正義をめぐる多様な思想それぞれの基本的な理論構造と展開を追うことで、抽象度の高い理論・概念を的確に把握する能力を身につける。 ③個々の思想が生まれた時代的背景に意識を向けるとともに、先行する思想との連続性や断絶にも思索を巡らせ、思想の流れと相互連関を理解する。 ④現在の日本法を相対化し、別様の法および秩序の在り方を構想する思考基盤を獲得する。 |
|||||||
(授業計画と内容)
概ね以下の内容を扱うが、授業の進度や受講生の関心に応じて、時間配分等を変更することがある。 第1回 オリエンテーション(授業の進め方、法思想を学ぶ意義について) 第2回 近代法思想の始まりと社会契約論 第3回 社会契約論と啓蒙の法思想 第4回 啓蒙の法思想とドイツ観念論・歴史法学 第5回 功利主義と分析法理学 第6回 アメリカ法思想の始まり 第7回 19世紀ドイツ法学の展開 第8回 パンデクテン法学の克服 第9回 リアリズム法学 第10回 ワイマール期の法思想 第11回 第二次世界大戦後の法理論 第12回 現代法理論の展開 第13回 ロールズ正義論 第14回 リバタリアニズムと共同体主義 ≪期末試験≫ 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験により評価する(100%)。
|
|||||||
(教科書)
『法思想史』
(有斐閣、2019年)
ISBN: 9784641221338
|
|||||||
(参考書等)
『法思想史を読み解く〔第2版〕』
(法律文化社、2024年)
ISBN:9784589043481
その他に講義中に随時紹介する。
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
教科書を読み文章から議論の構造を把握し、思考を深めること。
なお、中学生レベルの世界史の知識を前提に講義を進める。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
外国語習得論1
|
(英 訳) | Theories of Foreign Language Learning and Teaching 1 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 院横断 | ||||||
(分野(分類)) | 人文社会科学系 | ||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水1 |
||||||
(教室) | 共東22 | ||||||
人間・環境学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 中級段階以降の外国語学習者が直面する,文章処理上の諸課題について,言語科学理論の知見を援用しながら検討する。教育学的可能性を探りつつ,基本的な知識とともに,幅広い視座と深い見識を身につけることを目標とする。外国語学習者の段階的な能力獲得過程を理論的に解明して,その成果を教授学習支援システム構築にどのように生かしていくのかについて,学校教育臨床研究の立場から多角的に考究する。 | ||||||
(到達目標) | 1)外国語授業の構成要素を幅広く理解できる 2)外国語文章の理解と表出の際の学習者のつまずきの発見と対策を理論的に考究できる 3)言語技能とは何かについて多角的に理解したうえで段階性に従った効果的かつ効率的な指導と評価を探究できる 4)実際の(あるいは架空の)指導上の問題を研究する際の手続きを考案できる |
||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについて,2週程度を費やして論じていく。 1.外国語文章の理解 2.音声及び文字言語の理解 【発表1】 3.外国語文章の表出 4.音声及び文字言語の表出 【発表2】 5.理解と表出の認知メカニズム 【発表3】 6.電子機器と外国語学習 【発表4】 7.統合型の外国語学習指導 【発表5】 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各テーマについて,講義と発表を交互に展開していく。成績は,授業時に担当する数回の発表,および発表への参加状況に基づく。 発表時間は30分,その後15分の質疑応答を行う。発表内容は,テーマに関連する論文や図書を最低でも計10点以上は読み,自らの問題意識を提起する。発表用のハンドアウト(PowerPoint可)を用意し,私には印刷して提出すること。参考文献リストも付けること。 |
||||||
(教科書) |
『Integrated Skills Development: Comprehending and Producing Texts in a Foreign Language』
(ひつじ書房)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 文献の熟読。十分な発表準備。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 私は日本の英語教育の理論的基盤を構築する仕事をしています。この授業で取り上げる諸課題に関しては, 現行の学習指導要領の基盤となっており, 学校教育臨床として極めて重要であり,現職教員向けの講座でも広く知見を還元しています。英語教育関係の進路を志望する方,英語教育を経験・勘・思い付きではなく最新・最先端の学術的な視点から客観的に見つめ直したい方,塾や家庭教師で英語を教えている方,言語習得論を考究したい方,その他純粋に興味関心がある皆さんの受講を歓迎します。 | ||||||
外国語習得論1
(科目名)
Theories of Foreign Language Learning and Teaching 1
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 院横断 (分野(分類)) 人文社会科学系 (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水1 (教室) 共東22 |
|||||||
人間・環境学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
中級段階以降の外国語学習者が直面する,文章処理上の諸課題について,言語科学理論の知見を援用しながら検討する。教育学的可能性を探りつつ,基本的な知識とともに,幅広い視座と深い見識を身につけることを目標とする。外国語学習者の段階的な能力獲得過程を理論的に解明して,その成果を教授学習支援システム構築にどのように生かしていくのかについて,学校教育臨床研究の立場から多角的に考究する。
|
|||||||
(到達目標)
1)外国語授業の構成要素を幅広く理解できる
2)外国語文章の理解と表出の際の学習者のつまずきの発見と対策を理論的に考究できる 3)言語技能とは何かについて多角的に理解したうえで段階性に従った効果的かつ効率的な指導と評価を探究できる 4)実際の(あるいは架空の)指導上の問題を研究する際の手続きを考案できる |
|||||||
(授業計画と内容)
以下のテーマについて,2週程度を費やして論じていく。 1.外国語文章の理解 2.音声及び文字言語の理解 【発表1】 3.外国語文章の表出 4.音声及び文字言語の表出 【発表2】 5.理解と表出の認知メカニズム 【発表3】 6.電子機器と外国語学習 【発表4】 7.統合型の外国語学習指導 【発表5】 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
各テーマについて,講義と発表を交互に展開していく。成績は,授業時に担当する数回の発表,および発表への参加状況に基づく。
発表時間は30分,その後15分の質疑応答を行う。発表内容は,テーマに関連する論文や図書を最低でも計10点以上は読み,自らの問題意識を提起する。発表用のハンドアウト(PowerPoint可)を用意し,私には印刷して提出すること。参考文献リストも付けること。 |
|||||||
(教科書)
『Integrated Skills Development: Comprehending and Producing Texts in a Foreign Language』
(ひつじ書房)
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
文献の熟読。十分な発表準備。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
私は日本の英語教育の理論的基盤を構築する仕事をしています。この授業で取り上げる諸課題に関しては, 現行の学習指導要領の基盤となっており, 学校教育臨床として極めて重要であり,現職教員向けの講座でも広く知見を還元しています。英語教育関係の進路を志望する方,英語教育を経験・勘・思い付きではなく最新・最先端の学術的な視点から客観的に見つめ直したい方,塾や家庭教師で英語を教えている方,言語習得論を考究したい方,その他純粋に興味関心がある皆さんの受講を歓迎します。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
微分積分学(講義・演義)B 1M4, 1M6
|
(英 訳) | Calculus with Exercises B | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 数学(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 3 単位 | ||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 水1・木1 |
||||||
(教室) | 4共32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する. 微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
||||||
(到達目標) | 一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする. | ||||||
(授業計画と内容) | この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する. 教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
||||||
(教科書) |
担当教員毎に指示する.
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい. |
||||||
微分積分学(講義・演義)B
1M4, 1M6 (科目名)
Calculus with Exercises B
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 自然 (分野(分類)) 数学(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 3 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
|||||||
(曜時限)
水1・木1 (教室) 4共32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する.
微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
|||||||
(到達目標)
一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする.
|
|||||||
(授業計画と内容)
この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する.
教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
|||||||
(教科書)
担当教員毎に指示する.
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である.
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい.
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
微分積分学(講義・演義)B 1φ1
|
(英 訳) | Calculus with Exercises B | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||
(群) | 自然 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 数学(基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||
(単位数) | 3 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||
(曜時限) | 水1・金3 |
||||||||||||
(教室) | 共東32 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する. 微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
||||||||||||
(到達目標) | 一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする. | ||||||||||||
(授業計画と内容) | この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する. 教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
||||||||||||
(教科書) |
担当教員毎に指示する.
|
||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である. | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい. |
||||||||||||
微分積分学(講義・演義)B
1φ1 (科目名)
Calculus with Exercises B
(英 訳)
|
|
|||||||||
(群) 自然 (分野(分類)) 数学(基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 3 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
||||||||||
(曜時限)
水1・金3 (教室) 共東32 |
||||||||||
(授業の概要・目的)
微分積分学は,線形代数学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な微分積分学の基礎を解説する.
微分積分学(講義・演義)Bでは,微分積分学(講義・演義)Aに続いて一変数関数の微分積分の理解をさらに深めた後に,多変数関数の微分積分について学ぶ. |
||||||||||
(到達目標)
一変数および多変数関数の微分積分の理論的な基礎を理解すること,ならびに,それを用いた数学的解析の手法を修得して応用できるようになることを目標とする.
|
||||||||||
(授業計画と内容)
この科目は講義と演義とが一体となって構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題練習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画・内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1.級数【3〜5週】: 無限級数(収束の判定法,絶対収束と条件収束) べき級数(収束半径,項別微積分) 関数列・関数項級数*(一様収束,項別微積分) 2.平面および空間の点集合【2週】: 距離,点列の収束,開集合・閉集合 連続関数 3.多変数関数の微分法【4〜5週】: 偏微分,微分(全微分)可能性,一次近似,接平面,勾配ベクトル 合成関数の微分(連鎖律),ヤコビ行列,ヤコビ行列式 テイラーの定理,極値問題 条件付き極値問題(陰関数定理) 4.多変数関数の積分法【4〜5週】: 重積分,累次積分,変数変換公式,面積・体積 広義積分,ガンマ関数とベータ関数 アステリスク * はオプション |
||||||||||
(履修要件)
特になし
|
||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する.
教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
||||||||||
(教科書)
担当教員毎に指示する.
|
||||||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である.
|
||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
同一クラスにおいて前期開講の微分積分学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また線形代数学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい.
|
||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
線形代数学(講義・演義)B 1φ1
|
(英 訳) | Linear Algebra with Exercises B | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 数学(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 3 単位 | ||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 水1・木2 |
||||||
(教室) | 共東32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 線形代数学は,微分積分学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な線形代数学の基礎を解説する. 線形代数学(講義・演義)Bでは,ベクトル空間,線形写像などの基礎概念を体系的に学ぶと共に,それらの概念を行列に応用してさらに理解を深める. |
||||||
(到達目標) | ベクトル空間,線形写像などの抽象概念を体系的に理解すること,ならびにそれを通してベクトル,行列の理論的な基礎を固めることを目標とする.その際には,ベクトルや行列等のより進んだ取り扱いに習熟することも目指す. | ||||||
(授業計画と内容) | この科目は講義と演義とが一体として構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題演習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画、内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1. 抽象ベクトル空間【5〜6週】: 一次結合,一次独立,基底,次元,部分空間,線形写像,核と像 線形写像と行列,基底の変換,直和 2. 計量ベクトル空間【3〜4週】: 内積,正規直交基底,直交行列,ユニタリ行列,直交補空間 3. 固有値と行列の対角化【5〜6週】: 固有値と固有ベクトル,固有多項式,固有空間 行列の対角化,行列の上三角化,ケーリー.ハミルトンの定理 対称行列の直交行列による対角化 二次形式* エルミート行列のユニタリ行列による対角化* アステリスク * はオプション |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する. 教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
||||||
(教科書) |
担当教員毎に指示する.
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 同一クラスにおいて前期開講の線形代数学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また微分積分学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい. |
||||||
線形代数学(講義・演義)B
1φ1 (科目名)
Linear Algebra with Exercises B
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 自然 (分野(分類)) 数学(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 3 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
|||||||
(曜時限)
水1・木2 (教室) 共東32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
線形代数学は,微分積分学と共に現代の科学技術を支える数学の根幹をなす.この科目では,将来の応用に必要な線形代数学の基礎を解説する.
線形代数学(講義・演義)Bでは,ベクトル空間,線形写像などの基礎概念を体系的に学ぶと共に,それらの概念を行列に応用してさらに理解を深める. |
|||||||
(到達目標)
ベクトル空間,線形写像などの抽象概念を体系的に理解すること,ならびにそれを通してベクトル,行列の理論的な基礎を固めることを目標とする.その際には,ベクトルや行列等のより進んだ取り扱いに習熟することも目指す.
|
|||||||
(授業計画と内容)
この科目は講義と演義とが一体として構成されている. 演義は原則として隔週で開講される.演義においては,受講者は問題演習や課題学習に積極的に取り組むことにより,それまでに講義で学んだ事柄の理解を深める. 以下に挙げるのは講義の計画、内容である.各項目には,受講者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した週数を充てる.各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく,担当者の講義方針と受講者の背景や理解の状況に応じて,講義担当者が適切に決める.講義の進め方については適宜,指示をして,受講者が予習をできるように十分に配慮する. 以下の内容を,フィードバック回を含め(試験週を除く)全15回にて行う. 1. 抽象ベクトル空間【5〜6週】: 一次結合,一次独立,基底,次元,部分空間,線形写像,核と像 線形写像と行列,基底の変換,直和 2. 計量ベクトル空間【3〜4週】: 内積,正規直交基底,直交行列,ユニタリ行列,直交補空間 3. 固有値と行列の対角化【5〜6週】: 固有値と固有ベクトル,固有多項式,固有空間 行列の対角化,行列の上三角化,ケーリー.ハミルトンの定理 対称行列の直交行列による対角化 二次形式* エルミート行列のユニタリ行列による対角化* アステリスク * はオプション |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
演義担当教員によって平常点(演習への参加状況,課題への取組状況など)から得られた演義成績(30 点満点)をもとに,講義担当教員が期末試験を用いて,演義成績以上,100 点以下の範囲で 評価する.
教員によっては演義以外の平常点(レポート、中間試験などによるもの)を参考にすることもある.詳細は授業中に説明する. 本科目の評価が不合格であった履修者のうち,一定の基準以上の成績の者は再試験を受験できる.再試験の概要は KULASIS で履修者に通知する.なお再試験は3月末に実施予定である. |
|||||||
(教科書)
担当教員毎に指示する.
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習,復習とともに,演習問題を積極的に解いてみることが必要である.
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
同一クラスにおいて前期開講の線形代数学(講義・演義)Aとの連続した履修を推奨する.また微分積分学(講義・演義)B を並行して受講することが望ましい.
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統計物理学 2T13, 2T14, 2T15, 2T16
|
(英 訳) | Introduction to Statistical Physics | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||
(群) | 自然 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 物理学(発展) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として2回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||
(曜時限) | 水1 |
||||||||||||
(教室) | 共南11 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 統計物理学は、量子力学とならび現代物理学の2つの柱を構成しています。固体物理やエレクトロニクスなど多くの学問分野の基礎として不可欠の学問です。 統計物理学では電子や原子などミクロな粒子を対象として、そのような粒子が多数個集まって巨視的な系を構成したときの物理的な性質を理解することを目的としています。講義ではその基礎的な部分を講述します。 講義では量子力学を勉強していることを特に前提としません。しかし、量子力学の簡単な知識を一部使用します。 |
||||||||||||
(到達目標) | ・物質や気体のマクロな振る舞いについて、分子・原子を記述するミクロな理論から説明できるようになる。 ・現象論の重要性を体得する。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 1.統計物理学の基礎(第1,2回) 統計物理学がどのような学問であるのかその対象と目的を説明します。古典理想気体に対するマクスウェル分布を例にとりながら、確率を定義し分布関数を求めることから巨視的な系の物理的性質を理解できることを示します。統計物理学が一つの仮説から出発して論理的に大きな学問体系を構成していることを説明し、学問としての体系を学ぶ良い対象であることを説明します。 2.ミクロカノニカル分布とエントロピー(第3-4回) 量子力学によると離散的な微視的状態が生じることを説明し、それらの状態に対する等重率の原理により確率の概念を定義します。この確率をエネルギーなどの物理量と結びつける表現として、ボルツマンによって導入されたエントロピーという概念を説明します。そのエントロピーの物理的意味や、微視的状態数や状態密度との関係を、具体例を示しながら説明します。 3.カノニカル分布と自由エネルギー(第5-8回) エネルギーが一定の系について定義された確率を熱平衡の系について拡張したカノニカル分布について講述します。適用対象が大変広いカノニカル分布の1つの応用例として理想気体をとりあげ、理想気体に関係するいくつかの物理量や関係式が導かれることを説明します。合わせて統計物理学の手法を理解します。 また、座標・運動量の変数を持つ位相空間について古典粒子の統計物理学を学修し、それを利用した低温での物質の振る舞いを説明する理論の構築から、量子力学の重要性を議論します。 6.グランドカノニカル分布と化学ポテンシャル(第9-11回) カノニカル分布の対象であった粒子数一定で熱平衡状態にある系を拡張します。化学ポテンシャルを導入して粒子数の変化がある系に対しても適用できるグランドカノニカル分布を導きます。 7.量子統計(第12-14回) グランドカノニカル分布が適用できると、1粒子状態密度を用いることができるようになります。この1粒子状態に粒子の統計性を導入して量子統計を導きます。フェルミ・ディラック統計とボーズ・アインシュタイン統計について少し詳しく講述します。 ※第1−7回を米澤、第8−14回を掛谷が担当します |
||||||||||||
(履修要件) |
「物理学基礎論A」「熱力学」を履修していることが望ましい。「物理学基礎論B」も履修していることができれば望ましい。
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験の成績で判定します。小テスト・レポート提出は加点として評価します。 | ||||||||||||
(教科書) |
『統計力学』
(講談社)
ISBN:4061572083
(この本の順番で講義を進めます)
『統計力学(岩波基礎物理学シリーズ)』
(岩波書店)
ISBN:4000079271
|
||||||||||||
(参考書等) |
『熱力学・統計力学』
(培風館)
ISBN:4563021393
『統計力学Ⅰ・Ⅱ』
(培風館)
ISBN:4563024376
『統計力学 物理学アドバンストシリーズ』
(日本評論社)
ISBN:978-4535789562
『熱力学入門』
(共立出版)
ISBN:4320033477
『大学演習熱学・統計力学』
(裳華房)
ISBN:4785380322
|
||||||||||||
(関連URL) | http://sk.kuee.kyoto-u.ac.jp/ 左側のメニューから「講義情報」をクリックして下さい | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 米澤パート: 授業は配布資料に書き込む形で行います。復習のため、PandAによる小テストを課す予定です。 掛谷パート: 授業は、スライドを用いて行いますので、スライドの内容を復習することを中心に時間を使って下さい。 |
||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本講義は工学部電気電子工学科2回生にクラス指定されていますが、他のクラスの学生が受講することは可能です。 質問は授業終了後の外、オフィスアワーでも受け付けます。 |
||||||||||||
統計物理学
2T13, 2T14, 2T15, 2T16 (科目名)
Introduction to Statistical Physics
(英 訳)
|
|
|||||||||
(群) 自然 (分野(分類)) 物理学(発展) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として2回生 (対象学生) 理系向 |
||||||||||
(曜時限)
水1 (教室) 共南11 |
||||||||||
(授業の概要・目的)
統計物理学は、量子力学とならび現代物理学の2つの柱を構成しています。固体物理やエレクトロニクスなど多くの学問分野の基礎として不可欠の学問です。
統計物理学では電子や原子などミクロな粒子を対象として、そのような粒子が多数個集まって巨視的な系を構成したときの物理的な性質を理解することを目的としています。講義ではその基礎的な部分を講述します。 講義では量子力学を勉強していることを特に前提としません。しかし、量子力学の簡単な知識を一部使用します。 |
||||||||||
(到達目標)
・物質や気体のマクロな振る舞いについて、分子・原子を記述するミクロな理論から説明できるようになる。
・現象論の重要性を体得する。 |
||||||||||
(授業計画と内容)
1.統計物理学の基礎(第1,2回) 統計物理学がどのような学問であるのかその対象と目的を説明します。古典理想気体に対するマクスウェル分布を例にとりながら、確率を定義し分布関数を求めることから巨視的な系の物理的性質を理解できることを示します。統計物理学が一つの仮説から出発して論理的に大きな学問体系を構成していることを説明し、学問としての体系を学ぶ良い対象であることを説明します。 2.ミクロカノニカル分布とエントロピー(第3-4回) 量子力学によると離散的な微視的状態が生じることを説明し、それらの状態に対する等重率の原理により確率の概念を定義します。この確率をエネルギーなどの物理量と結びつける表現として、ボルツマンによって導入されたエントロピーという概念を説明します。そのエントロピーの物理的意味や、微視的状態数や状態密度との関係を、具体例を示しながら説明します。 3.カノニカル分布と自由エネルギー(第5-8回) エネルギーが一定の系について定義された確率を熱平衡の系について拡張したカノニカル分布について講述します。適用対象が大変広いカノニカル分布の1つの応用例として理想気体をとりあげ、理想気体に関係するいくつかの物理量や関係式が導かれることを説明します。合わせて統計物理学の手法を理解します。 また、座標・運動量の変数を持つ位相空間について古典粒子の統計物理学を学修し、それを利用した低温での物質の振る舞いを説明する理論の構築から、量子力学の重要性を議論します。 6.グランドカノニカル分布と化学ポテンシャル(第9-11回) カノニカル分布の対象であった粒子数一定で熱平衡状態にある系を拡張します。化学ポテンシャルを導入して粒子数の変化がある系に対しても適用できるグランドカノニカル分布を導きます。 7.量子統計(第12-14回) グランドカノニカル分布が適用できると、1粒子状態密度を用いることができるようになります。この1粒子状態に粒子の統計性を導入して量子統計を導きます。フェルミ・ディラック統計とボーズ・アインシュタイン統計について少し詳しく講述します。 ※第1−7回を米澤、第8−14回を掛谷が担当します |
||||||||||
(履修要件)
「物理学基礎論A」「熱力学」を履修していることが望ましい。「物理学基礎論B」も履修していることができれば望ましい。
|
||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験の成績で判定します。小テスト・レポート提出は加点として評価します。
|
||||||||||
(教科書)
『統計力学』
(講談社)
ISBN:4061572083
(この本の順番で講義を進めます)
『統計力学(岩波基礎物理学シリーズ)』
(岩波書店)
ISBN:4000079271
|
||||||||||
(参考書等)
『熱力学・統計力学』
(培風館)
ISBN:4563021393
『統計力学Ⅰ・Ⅱ』
(培風館)
ISBN:4563024376
『統計力学 物理学アドバンストシリーズ』
(日本評論社)
ISBN:978-4535789562
『熱力学入門』
(共立出版)
ISBN:4320033477
『大学演習熱学・統計力学』
(裳華房)
ISBN:4785380322
|
||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
米澤パート: 授業は配布資料に書き込む形で行います。復習のため、PandAによる小テストを課す予定です。
掛谷パート: 授業は、スライドを用いて行いますので、スライドの内容を復習することを中心に時間を使って下さい。 |
||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
本講義は工学部電気電子工学科2回生にクラス指定されていますが、他のクラスの学生が受講することは可能です。
質問は授業終了後の外、オフィスアワーでも受け付けます。 |
||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Basic Physical Chemistry (thermodynamics)-E2
|
(英 訳) | Basic Physical Chemistry (thermodynamics)-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 化学(基礎) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 水1 |
||||||
(教室) | 共北33 | ||||||
(授業の概要・目的) | Physical chemistry is the discipline that studies the basic concepts and principles of the formation of molecules and substances, the nature and characteristics of chemical bonds and molecular structures, chemical equilibrium, and reaction rates. This course is designed as introductory physical chemistry, specifically aims to learn and understand the principles and applications of thermodynamics. The knowledge learned from this course will be the foundation for learning all areas of chemistry, including advanced-level physical chemistry, organic chemistry, and inorganic chemistry. |
||||||
(到達目標) | ・ To understand important thermodynamic quantities including the entropy and the free energies ・ To understand the laws of thermodynamics ・ To understand the phases of substances and the associated phase transitions ・ To be able to apply thermodynamics to physical and chemical equilibria |
||||||
(授業計画と内容) | The following topics will be covered. The order of topics and subtopics and the number of weeks allocated to each topic is subject to change, depending on the students' understanding. 1. Introduction to thermodynamics [1 week] 2. Basic concepts of thermodynamics [1~2 weeks] The system, the surrounding, thermodynamic states, state functions, work, heat, heat capacities, enthalpy 3. Gas, ideal and real gases [1~2 weeks] 4. Spontaneous processes and thermodynamic equilibrium [2~3 weeks] The second law of thermodynamics, entropy, the Gibbs free energy 5. Phase and phase transitions [1~2 weeks] 6. Thermodynamics of chemical equilibrium [2~3 weeks] 7. Examples of chemical equilibrium [2~3 weeks] 8. Chemical Kinetics [1 week] 9. Final paper (report) 10. Feedback [1 week] Total:14 classes, 1 Feedback session |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | The evaluation will be based on a final paper (report) (86 points) and class attendance and active participation (14 points). | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『Principles of Modern Chemistry, 8th Edition』
(Cengage Learning)
ISBN:1305079116
『Atkins' Physical Chemistry, 11th Edition』
(Oxford University Press)
ISBN:0198769865
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Students are responsible for the preparation and review of each class. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | It is advisable to ask questions and make comments willingly during the class. Instructor: Nguyen Thanh Phuc (email: nthanhphuc@moleng.kyoto-u.ac.jp) Office hour: appointment by email (Katsura campus, A4-205) |
||||||
Basic Physical Chemistry (thermodynamics)-E2
(科目名)
Basic Physical Chemistry (thermodynamics)-E2
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 自然 (分野(分類)) 化学(基礎) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 理系向 |
|||||||
(曜時限)
水1 (教室) 共北33 |
|||||||
(授業の概要・目的)
Physical chemistry is the discipline that studies the basic concepts and principles of the formation of molecules and substances, the nature and characteristics of chemical bonds and molecular structures, chemical equilibrium, and reaction rates.
This course is designed as introductory physical chemistry, specifically aims to learn and understand the principles and applications of thermodynamics. The knowledge learned from this course will be the foundation for learning all areas of chemistry, including advanced-level physical chemistry, organic chemistry, and inorganic chemistry. |
|||||||
(到達目標)
・ To understand important thermodynamic quantities including the entropy and the free energies
・ To understand the laws of thermodynamics ・ To understand the phases of substances and the associated phase transitions ・ To be able to apply thermodynamics to physical and chemical equilibria |
|||||||
(授業計画と内容)
The following topics will be covered. The order of topics and subtopics and the number of weeks allocated to each topic is subject to change, depending on the students' understanding. 1. Introduction to thermodynamics [1 week] 2. Basic concepts of thermodynamics [1~2 weeks] The system, the surrounding, thermodynamic states, state functions, work, heat, heat capacities, enthalpy 3. Gas, ideal and real gases [1~2 weeks] 4. Spontaneous processes and thermodynamic equilibrium [2~3 weeks] The second law of thermodynamics, entropy, the Gibbs free energy 5. Phase and phase transitions [1~2 weeks] 6. Thermodynamics of chemical equilibrium [2~3 weeks] 7. Examples of chemical equilibrium [2~3 weeks] 8. Chemical Kinetics [1 week] 9. Final paper (report) 10. Feedback [1 week] Total:14 classes, 1 Feedback session |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
The evaluation will be based on a final paper (report) (86 points) and class attendance and active participation (14 points).
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
『Principles of Modern Chemistry, 8th Edition』
(Cengage Learning)
ISBN:1305079116
『Atkins' Physical Chemistry, 11th Edition』
(Oxford University Press)
ISBN:0198769865
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
Students are responsible for the preparation and review of each class.
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
It is advisable to ask questions and make comments willingly during the class.
Instructor: Nguyen Thanh Phuc (email: nthanhphuc@moleng.kyoto-u.ac.jp) Office hour: appointment by email (Katsura campus, A4-205) |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
個体と集団の基礎生物学 1S1, 1S2, 1S3, 1S4
|
(英 訳) | Fundamentals of Organismal and Population Biology | ||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 水1 |
||||||||||||||||||||||||||||||
(教室) | 共西21 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 46億年の地球の歴史の中で、 38億年前に出現した初期の単純な生命から我々人類を含む多様な生物が進化した。生物がどのように多様化し、他種の生物がどのように関わりを持ちながら生きているかについて解説する。担当教員の専門を活かして、専門分野への導入を含めながら、高校で生物学を履修していなかった学生でも理解できるような分かりやすい授業を行う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 個体・集団を主に扱う専門的な生物学の基礎的な知識を習得する。地球上のさまざまな環境条件における生物の生存戦略とその進化、多様な生物種が共存するメカニズムに関する基礎的事項を理解する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 各クラスの担当教員は初回授業にて説明する。 以下の主題について、フィードバックを含め全15回で、それぞれ2〜5週の授業を行う予定である。 []内は主な項目。 (1) 生物の系統進化 地球上の生命の起源と進化史の概要、生物の系統進化、多様化について解説する。また植物と動物を中心に、分類体系についても最新の知見を紹介する。[生命の起源、原核生物、真核生物、細胞内共生、陸上植物、コケ植物、シダ植物、維管束、種子植物、オピストコンタ、後生動物、海綿動物、刺胞動物、左右相称動物、旧口動物、新口動物、らせん卵割動物、脱皮動物] (2) 生物の生態と進化 生物の環境への適応について、遺伝の仕組みと自然選択(淘汰)による進化を基に解説する。その上で、集団(個体群)、群集、生態系の構造、存在様式、機能について解説し、生物多様性に関する最新の知見について紹介する。[遺伝システム、進化の仕組み、自然選択、適応、生活史、個体群動態、種間関係、生物群集、食物網、バイオーム、生態系機能、生物多様性] (3) 動物の行動 時間的空間的に変異する環境における、動物の多様な行動パターンと機能について、適応的な観点から解説する。[適応度、性選択、血縁選択、利他行動、外温動物、防御行動、意思決定] (4) 人類の特性と進化 ヒトを含む霊長類の生物学的特性を形態、行動、生態を中心に解説し、現生のヒトに至る人類の進化史について最新の知見を紹介する。[分類、分布、樹上適応、把握性、視覚、食性、大脳化、性差、社会構造、直立二足性、犬歯の退縮、道具使用、分娩、現代人の拡散・遺伝的多様性] |
||||||||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
スタート時点では高校レベルの生物学の知識は必須ではない。授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。また、必要に応じて自学自習も求める。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | セメスター末に試験を実施して評価する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(参考書等) |
『新しい植物分類学I・II』
(講談社)
『生態学入門第2版』
(東京化学同人)
『ヒトはどのように進化してきたか』
(ミネルヴァ書房)
『カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第4巻進化生物学、第5巻生態学』
(講談社)
その他、授業中に紹介する。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習・復習として生物学の一般的教科書や各専門分野の入門書等を読むことが望ましい。また、授業内容や書籍の内容について、疑問点があれば、担当教員に質問すること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 「細胞と分子の基礎生物学」とともに受講することで、現代の生物学全体を概観できる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
個体と集団の基礎生物学
1S1, 1S2, 1S3, 1S4 (科目名)
Fundamentals of Organismal and Population Biology
(英 訳)
|
|
||||||||||||||||||
(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||||||||||||||
(曜時限)
水1 (教室) 共西21 |
|||||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
46億年の地球の歴史の中で、 38億年前に出現した初期の単純な生命から我々人類を含む多様な生物が進化した。生物がどのように多様化し、他種の生物がどのように関わりを持ちながら生きているかについて解説する。担当教員の専門を活かして、専門分野への導入を含めながら、高校で生物学を履修していなかった学生でも理解できるような分かりやすい授業を行う。
|
|||||||||||||||||||
(到達目標)
個体・集団を主に扱う専門的な生物学の基礎的な知識を習得する。地球上のさまざまな環境条件における生物の生存戦略とその進化、多様な生物種が共存するメカニズムに関する基礎的事項を理解する。
|
|||||||||||||||||||
(授業計画と内容)
各クラスの担当教員は初回授業にて説明する。 以下の主題について、フィードバックを含め全15回で、それぞれ2〜5週の授業を行う予定である。 []内は主な項目。 (1) 生物の系統進化 地球上の生命の起源と進化史の概要、生物の系統進化、多様化について解説する。また植物と動物を中心に、分類体系についても最新の知見を紹介する。[生命の起源、原核生物、真核生物、細胞内共生、陸上植物、コケ植物、シダ植物、維管束、種子植物、オピストコンタ、後生動物、海綿動物、刺胞動物、左右相称動物、旧口動物、新口動物、らせん卵割動物、脱皮動物] (2) 生物の生態と進化 生物の環境への適応について、遺伝の仕組みと自然選択(淘汰)による進化を基に解説する。その上で、集団(個体群)、群集、生態系の構造、存在様式、機能について解説し、生物多様性に関する最新の知見について紹介する。[遺伝システム、進化の仕組み、自然選択、適応、生活史、個体群動態、種間関係、生物群集、食物網、バイオーム、生態系機能、生物多様性] (3) 動物の行動 時間的空間的に変異する環境における、動物の多様な行動パターンと機能について、適応的な観点から解説する。[適応度、性選択、血縁選択、利他行動、外温動物、防御行動、意思決定] (4) 人類の特性と進化 ヒトを含む霊長類の生物学的特性を形態、行動、生態を中心に解説し、現生のヒトに至る人類の進化史について最新の知見を紹介する。[分類、分布、樹上適応、把握性、視覚、食性、大脳化、性差、社会構造、直立二足性、犬歯の退縮、道具使用、分娩、現代人の拡散・遺伝的多様性] |
|||||||||||||||||||
(履修要件)
スタート時点では高校レベルの生物学の知識は必須ではない。授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。また、必要に応じて自学自習も求める。
|
|||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
セメスター末に試験を実施して評価する。
|
|||||||||||||||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||||||||||||||
(参考書等)
『新しい植物分類学I・II』
(講談社)
『生態学入門第2版』
(東京化学同人)
『ヒトはどのように進化してきたか』
(ミネルヴァ書房)
『カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第4巻進化生物学、第5巻生態学』
(講談社)
その他、授業中に紹介する。
|
|||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習・復習として生物学の一般的教科書や各専門分野の入門書等を読むことが望ましい。また、授業内容や書籍の内容について、疑問点があれば、担当教員に質問すること。
|
|||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
「細胞と分子の基礎生物学」とともに受講することで、現代の生物学全体を概観できる。
|
|||||||||||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
個体と集団の基礎生物学 1S5, 1S6, 1S7, 1S8
|
(英 訳) | Fundamentals of Organismal and Population Biology | ||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 水1 |
||||||||||||||||||||||||||||||
(教室) | 共西22 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 46億年の地球の歴史の中で、 38億年前に出現した初期の単純な生命から我々人類を含む多様な生物が進化した。生物がどのように多様化し、他種の生物がどのように関わりを持ちながら生きているかについて解説する。担当教員の専門を活かして、専門分野への導入を含めながら、高校で生物学を履修していなかった学生でも理解できるような分かりやすい授業を行う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 個体・集団を主に扱う専門的な生物学の基礎的な知識を習得する。地球上のさまざまな環境条件における生物の生存戦略とその進化、多様な生物種が共存するメカニズムに関する基礎的事項を理解する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 各クラスの担当教員は初回授業にて説明する。 以下の主題について、フィードバックを含め全15回で、それぞれ2〜5週の授業を行う予定である。 []内は主な項目。 (1) 生物の系統進化 地球上の生命の起源と進化史の概要、生物の系統進化、多様化について解説する。また植物と動物を中心に、分類体系についても最新の知見を紹介する。[生命の起源、原核生物、真核生物、細胞内共生、陸上植物、コケ植物、シダ植物、維管束、種子植物、オピストコンタ、後生動物、海綿動物、刺胞動物、左右相称動物、旧口動物、新口動物、らせん卵割動物、脱皮動物] (2) 生物の生態と進化 生物の環境への適応について、遺伝の仕組みと自然選択(淘汰)による進化を基に解説する。その上で、集団(個体群)、群集、生態系の構造、存在様式、機能について解説し、生物多様性に関する最新の知見について紹介する。[遺伝システム、進化の仕組み、自然選択、適応、生活史、個体群動態、種間関係、生物群集、食物網、バイオーム、生態系機能、生物多様性] (3) 動物の行動 時間的空間的に変異する環境における、動物の多様な行動パターンと機能について、適応的な観点から解説する。[適応度、性選択、血縁選択、利他行動、外温動物、防御行動、意思決定] (4) 人類の特性と進化 ヒトを含む霊長類の生物学的特性を形態、行動、生態を中心に解説し、現生のヒトに至る人類の進化史について最新の知見を紹介する。[分類、分布、樹上適応、把握性、視覚、食性、大脳化、性差、社会構造、直立二足性、犬歯の退縮、道具使用、分娩、現代人の拡散・遺伝的多様性] |
||||||||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
スタート時点では高校レベルの生物学の知識は必須ではない。授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。また、必要に応じて自学自習も求める。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | セメスター末に試験を実施して評価する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(参考書等) |
『新しい植物分類学I・II』
(講談社)
『生態学入門第2版』
(東京化学同人)
『ヒトはどのように進化してきたか』
(ミネルヴァ書房)
『カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第4巻進化生物学、第5巻生態学』
(講談社)
その他、授業中に紹介する。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習・復習として生物学の一般的教科書や各専門分野の入門書等を読むことが望ましい。また、授業内容や書籍の内容について、疑問点があれば、担当教員に質問すること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 「細胞と分子の基礎生物学」とともに受講することで、現代の生物学全体を概観できる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
個体と集団の基礎生物学
1S5, 1S6, 1S7, 1S8 (科目名)
Fundamentals of Organismal and Population Biology
(英 訳)
|
|
||||||||||||||||||
(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||||||||||||||
(曜時限)
水1 (教室) 共西22 |
|||||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
46億年の地球の歴史の中で、 38億年前に出現した初期の単純な生命から我々人類を含む多様な生物が進化した。生物がどのように多様化し、他種の生物がどのように関わりを持ちながら生きているかについて解説する。担当教員の専門を活かして、専門分野への導入を含めながら、高校で生物学を履修していなかった学生でも理解できるような分かりやすい授業を行う。
|
|||||||||||||||||||
(到達目標)
個体・集団を主に扱う専門的な生物学の基礎的な知識を習得する。地球上のさまざまな環境条件における生物の生存戦略とその進化、多様な生物種が共存するメカニズムに関する基礎的事項を理解する。
|
|||||||||||||||||||
(授業計画と内容)
各クラスの担当教員は初回授業にて説明する。 以下の主題について、フィードバックを含め全15回で、それぞれ2〜5週の授業を行う予定である。 []内は主な項目。 (1) 生物の系統進化 地球上の生命の起源と進化史の概要、生物の系統進化、多様化について解説する。また植物と動物を中心に、分類体系についても最新の知見を紹介する。[生命の起源、原核生物、真核生物、細胞内共生、陸上植物、コケ植物、シダ植物、維管束、種子植物、オピストコンタ、後生動物、海綿動物、刺胞動物、左右相称動物、旧口動物、新口動物、らせん卵割動物、脱皮動物] (2) 生物の生態と進化 生物の環境への適応について、遺伝の仕組みと自然選択(淘汰)による進化を基に解説する。その上で、集団(個体群)、群集、生態系の構造、存在様式、機能について解説し、生物多様性に関する最新の知見について紹介する。[遺伝システム、進化の仕組み、自然選択、適応、生活史、個体群動態、種間関係、生物群集、食物網、バイオーム、生態系機能、生物多様性] (3) 動物の行動 時間的空間的に変異する環境における、動物の多様な行動パターンと機能について、適応的な観点から解説する。[適応度、性選択、血縁選択、利他行動、外温動物、防御行動、意思決定] (4) 人類の特性と進化 ヒトを含む霊長類の生物学的特性を形態、行動、生態を中心に解説し、現生のヒトに至る人類の進化史について最新の知見を紹介する。[分類、分布、樹上適応、把握性、視覚、食性、大脳化、性差、社会構造、直立二足性、犬歯の退縮、道具使用、分娩、現代人の拡散・遺伝的多様性] |
|||||||||||||||||||
(履修要件)
スタート時点では高校レベルの生物学の知識は必須ではない。授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。また、必要に応じて自学自習も求める。
|
|||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
セメスター末に試験を実施して評価する。
|
|||||||||||||||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||||||||||||||
(参考書等)
『新しい植物分類学I・II』
(講談社)
『生態学入門第2版』
(東京化学同人)
『ヒトはどのように進化してきたか』
(ミネルヴァ書房)
『カラー図解アメリカ版大学生物学の教科書 第4巻進化生物学、第5巻生態学』
(講談社)
その他、授業中に紹介する。
|
|||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習・復習として生物学の一般的教科書や各専門分野の入門書等を読むことが望ましい。また、授業内容や書籍の内容について、疑問点があれば、担当教員に質問すること。
|
|||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
「細胞と分子の基礎生物学」とともに受講することで、現代の生物学全体を概観できる。
|
|||||||||||||||||||