


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
情報基礎演習[全学向]
|
(英 訳) | Practice of Basic Informatics (General) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 情報 | ||||||
(分野(分類)) | (基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月4 |
||||||
(教室) | 共東22 | ||||||
(授業の概要・目的) | パーソナルコンピュータ(PC)利用経験の浅い学生を主に対象として,学習などにおいてPCを活用するための基礎的な知識と技能を修得する.コンピュータシステムの基本的な構成,ファイル操作,情報検索の方法,情報セキュリティと倫理,文書作成の方法,データ解析の基礎,プレゼンテーション(プレゼン)の方法,またプログラミングの基礎的な事項について学ぶ.授業を通じて,大学での学習や研究,卒業し社会に出た後あるいは日常生活において,コンピュータを活用し,的確かつ効率的にタスクを完了できるようになること,また同時に情報ネットワーク社会で適切に活動するための知識と技能を修得することを目指す.さらに今後,コンピュータの利用において問題が生じたときには,できるだけ自力で対処できるようになるための準備を整えることを目的とする. |
||||||
(到達目標) | ・システムソフトウェア(OS)と各種のアプリケーションの関係,コンピュータとネットワークの関係を理解し,データを適切に処理し,管理できるようになる. ・大学図書館が提供している情報とその利用法を知る. ・ネットワークを安全に使うスキルを身につける. ・ネットワーク等から得られる情報資産を適切に利用する態度を身につける. ・文書を構造化し,適切に構成していくために必要な知識を身につける. ・データを解析し,結果を提示するための基礎的な知識と技能を修得する. ・効果的なプレゼンの方法について実践を通して学ぶ. ・プログラミングの基礎的な技能を実践的に活用できるようになる. |
||||||
(授業計画と内容) | この授業で予定している内容は,おおよそ以下のとおりである. 01 はじめに — コンピュータとネットワークを学習に活用するための基礎を知る 02 オペレーティングシステム — コンピュータの基盤ソフトウェアを意識する 03 ネットワークの利活用 — セキュリティ,倫理,著作権について学ぶ 04 学術情報の探索 — 図書館を活用して学術情報を探索する方法を学ぶ(協力:附属図書館研究開発室教員,附属図書館・吉田南総合図書館職員) 05 学術情報探索の実践 — 学んだら実践する.実践により学術論文を知る 06 学術的な文書の作成 — 文書作成の心得や進め方,文書の構造化などを学ぶ 07 プレゼン実践(1) — 効果的なプレゼンについて考える 08 データ分析の基礎(1) — データを目の前にして,それを効率よく分析する方法を学ぶ 09 データ分析の基礎(2) — さらにさまざまなデータ分析のための手段を知る 10 プレゼン実践(2) — 効果的なプレゼンについて互いに学び合う 11 プログラミングの基礎(1) — 演習環境を確認してタートルグラフィクスを試用する 12 プログラミングの基礎(2) — 変数を用いたプログラムを作成する 13 プログラミングの基礎(3) — 繰り返しと条件に基づく処理を用いたプログラムを作成する 14 プログラミングの基礎(4) — 新たな部品を導入したプログラムを作成する 15 おわりに — 授業フィードバック 【備考】 都合によって上に示した順序を変更する場合がある. 本科目では,高等学校で「情報I」を履修済みである受講生が多いことを想定するが,「情報I」での学習環境が多様でありうることを考慮し,また2回生以上の「情報I」を履修していない受講生への対応も考慮する.プログラミングでは言語としてPythonを用いる. |
||||||
(履修要件) |
所属学部において「情報基礎演習」が開講されている場合,この[全学向]の「情報基礎演習」を履修しても卒業要件を満たすための単位として認定されない場合や,認定に関して条件が付帯されている場合がある.事前に「全学共通科目履修の手引き」の「情報学科目の履修について」を参照して内容を確認しておくこと.
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業中の演習,トピックごとに提出を求める課題によって評価する.授業中の演習は実際の取組みの状況,課題は提示した条件を満たしているか,授業で学習したポイントを踏まえているかどうか,記述が明解かどうかなどによって評価する. |
||||||
(教科書) |
喜多,北村,日置,酒井『情報基礎演習 2025』
オンライン版(PDFファイル)を授業で提供する(出版はされない).
2024年度版を改訂して2025年度版を提供することを想定している.
|
||||||
(参考書等) |
授業支援システム「PandA」を通じて資料を提供する.
|
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(関連URL) | https://www.i.h.kyoto-u.ac.jp/users/hioki/lect/clite/ 授業ポータルサイト | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業時間外の学習として,トピックごとに提出を求めている課題・レポートについて取り組むことを求める.授業時間外の演習には,大学内の教育用コンピュータシステムや各自所有のPCを使用すること.また授業で予定されるトピックについて,教科書等で,概念,用語などを事前に予習しておくことで,演習にスムーズに取り組めるようにしておくことが望ましい.学習した内容を着実に身につけるためには,演習後に復習するとともに,さまざまな場面で学習した知識とスキルを実際に活用していくことが重要である. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業時間外の質問は随時メールで受け付ける。メールアドレスは授業で伝える。なお本科目では受講者数を適正な規模に保つために履修人数制限を行う予定である。 本科目では、受講生が各自PCを持参して参加することを前提としている。 情報環境機構が提供する情報セキュリティe-Learningを必ず受講し、修了テストを受けた上で、同テストのフィードバックを確認しておくこと。授業内では受講のための時間は設けないので授業時間外に受講しておくこと。同e-Learningは学生も含めた本学の全構成員に対して毎年受講が求められているものである。2回生以上で過去の年度に受講した場合でも今年度まだ受講していないのであれば必ず受講すること。 |
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情報基礎演習[全学向]
(科目名)
Practice of Basic Informatics (General)
(英 訳)
|
|
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(群) 情報 (分野(分類)) (基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 共東22 |
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(授業の概要・目的)
パーソナルコンピュータ(PC)利用経験の浅い学生を主に対象として,学習などにおいてPCを活用するための基礎的な知識と技能を修得する.コンピュータシステムの基本的な構成,ファイル操作,情報検索の方法,情報セキュリティと倫理,文書作成の方法,データ解析の基礎,プレゼンテーション(プレゼン)の方法,またプログラミングの基礎的な事項について学ぶ.授業を通じて,大学での学習や研究,卒業し社会に出た後あるいは日常生活において,コンピュータを活用し,的確かつ効率的にタスクを完了できるようになること,また同時に情報ネットワーク社会で適切に活動するための知識と技能を修得することを目指す.さらに今後,コンピュータの利用において問題が生じたときには,できるだけ自力で対処できるようになるための準備を整えることを目的とする.
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(到達目標)
・システムソフトウェア(OS)と各種のアプリケーションの関係,コンピュータとネットワークの関係を理解し,データを適切に処理し,管理できるようになる.
・大学図書館が提供している情報とその利用法を知る. ・ネットワークを安全に使うスキルを身につける. ・ネットワーク等から得られる情報資産を適切に利用する態度を身につける. ・文書を構造化し,適切に構成していくために必要な知識を身につける. ・データを解析し,結果を提示するための基礎的な知識と技能を修得する. ・効果的なプレゼンの方法について実践を通して学ぶ. ・プログラミングの基礎的な技能を実践的に活用できるようになる. |
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(授業計画と内容)
この授業で予定している内容は,おおよそ以下のとおりである. 01 はじめに — コンピュータとネットワークを学習に活用するための基礎を知る 02 オペレーティングシステム — コンピュータの基盤ソフトウェアを意識する 03 ネットワークの利活用 — セキュリティ,倫理,著作権について学ぶ 04 学術情報の探索 — 図書館を活用して学術情報を探索する方法を学ぶ(協力:附属図書館研究開発室教員,附属図書館・吉田南総合図書館職員) 05 学術情報探索の実践 — 学んだら実践する.実践により学術論文を知る 06 学術的な文書の作成 — 文書作成の心得や進め方,文書の構造化などを学ぶ 07 プレゼン実践(1) — 効果的なプレゼンについて考える 08 データ分析の基礎(1) — データを目の前にして,それを効率よく分析する方法を学ぶ 09 データ分析の基礎(2) — さらにさまざまなデータ分析のための手段を知る 10 プレゼン実践(2) — 効果的なプレゼンについて互いに学び合う 11 プログラミングの基礎(1) — 演習環境を確認してタートルグラフィクスを試用する 12 プログラミングの基礎(2) — 変数を用いたプログラムを作成する 13 プログラミングの基礎(3) — 繰り返しと条件に基づく処理を用いたプログラムを作成する 14 プログラミングの基礎(4) — 新たな部品を導入したプログラムを作成する 15 おわりに — 授業フィードバック 【備考】 都合によって上に示した順序を変更する場合がある. 本科目では,高等学校で「情報I」を履修済みである受講生が多いことを想定するが,「情報I」での学習環境が多様でありうることを考慮し,また2回生以上の「情報I」を履修していない受講生への対応も考慮する.プログラミングでは言語としてPythonを用いる. |
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(履修要件)
所属学部において「情報基礎演習」が開講されている場合,この[全学向]の「情報基礎演習」を履修しても卒業要件を満たすための単位として認定されない場合や,認定に関して条件が付帯されている場合がある.事前に「全学共通科目履修の手引き」の「情報学科目の履修について」を参照して内容を確認しておくこと.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業中の演習,トピックごとに提出を求める課題によって評価する.授業中の演習は実際の取組みの状況,課題は提示した条件を満たしているか,授業で学習したポイントを踏まえているかどうか,記述が明解かどうかなどによって評価する.
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(教科書)
喜多,北村,日置,酒井『情報基礎演習 2025』
オンライン版(PDFファイル)を授業で提供する(出版はされない).
2024年度版を改訂して2025年度版を提供することを想定している.
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(参考書等)
授業支援システム「PandA」を通じて資料を提供する.
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業時間外の学習として,トピックごとに提出を求めている課題・レポートについて取り組むことを求める.授業時間外の演習には,大学内の教育用コンピュータシステムや各自所有のPCを使用すること.また授業で予定されるトピックについて,教科書等で,概念,用語などを事前に予習しておくことで,演習にスムーズに取り組めるようにしておくことが望ましい.学習した内容を着実に身につけるためには,演習後に復習するとともに,さまざまな場面で学習した知識とスキルを実際に活用していくことが重要である.
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(その他(オフィスアワー等))
授業時間外の質問は随時メールで受け付ける。メールアドレスは授業で伝える。なお本科目では受講者数を適正な規模に保つために履修人数制限を行う予定である。
本科目では、受講生が各自PCを持参して参加することを前提としている。 情報環境機構が提供する情報セキュリティe-Learningを必ず受講し、修了テストを受けた上で、同テストのフィードバックを確認しておくこと。授業内では受講のための時間は設けないので授業時間外に受講しておくこと。同e-Learningは学生も含めた本学の全構成員に対して毎年受講が求められているものである。2回生以上で過去の年度に受講した場合でも今年度まだ受講していないのであれば必ず受講すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
情報基礎演習[工学部] (地球工学科) 1T3
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(英 訳) | Practice of Basic Informatics (Faculty of Engineering) [Civil, Environmental and Resources Engineering] | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 情報 | ||||||||||||
(分野(分類)) | (基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月4 |
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(教室) | 情報メ203(マルチメディア演習室) | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 工学系で必要となるコンピュータ利用に関する基本的なスキルを修得するための演習である.UNIX系OS (Linux) を利用する.学術情報メディアセンター南館において履修者が実際にPC端末を使用して演習を行う. | ||||||||||||
(到達目標) | 工学系で必要となるコンピュータ利用に関するスキル(UNIXのコマンドによるファイル操作・文書整形・グラフ作成・プログラミングの基礎・情報リテラシー)を習得する. | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 各回について,原則として2名の教員およびTA2名の合計4名が担当する. 第1-2回:概要,文字の入力とファイル作成 情報セキュリティ教育を行い(情報セキュリティに関するe-Learningの受講を推奨する),情報環境機構が提供する教育用PC端末で利用できるソフトウェアを紹介する.端末からのログイン・ログアウトなど基本的な操作の実行,エディタを利用してのアルファベットおよび日本語の入力方法を学ぶ.文書ファイルを作成して,成果を提出する. 第3回:工学系学術情報リテラシー(基礎) 京都大学における資料・情報の収集方法/工学部図書館の利用方法/図書・雑誌の探し方/日本語文献の探し方/レポートの書き方に関する情報及び情報利用上の注意 第4-5回:UNIXコマンド・シェル 基本的なUNIXコマンドについて学び,使用法を身に付ける.まず,ファイルシステムについて理解し,ファイルを取り扱う上で重要なリダイレクションとパイプについても使用法を身に付ける. 第6-8回:文章整形 LaTeX を使用して,文章を整形する手法を修得する.また,文章中に数式や表を出力する方法および図やグラフを挿入する方法についても修得する. 第9-10回:グラフ作成 グラフ作成の基礎(プロット,軸スケール,注釈など)について学修し,gnuplotを使用して,関数や数値データを図示する手法を修得する. 第11-13回:プログラミング プログラムの基礎について学修する.さらに,プログラムの流れを変えるための繰り返しと条件分岐の構造を理解する.fortranを使用して,実際にプログラミングを行い,計算を実行させる手法を修得する. 第14回:最終課題の説明 これまでに習得したスキル(級数を用いて円周率を求める方法の数式での記述,fortranプログラムによる数値計算,収束の様子のグラフ作成,TeXへのグラフの取り込み等)を用いたレポート作成課題に取り組む. 期末試験 第15回:フィードバック(方法は、別途連絡する.) 学習の理解度に応じて、変更される場合がある. |
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(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回に課される演習課題を含む平常点(30%),最終課題結果(40%)ならびに定期試験結果(30%)により,授業内容を理解・修得しているかどうかを評価する.また,最終課題提出および定期試験受験を合格のための必要条件とする. |
||||||||||||
(教科書) |
『情報基礎演習[工学部](地球工学科)副読本』
(初回講義時に配付する)
|
||||||||||||
(参考書等) |
『情報基礎演習』
(京都大学生協)
(生協にて1500円で販売している)
『数値計算のためのFortran90/95プログラミング(第2版)』
(森北出版)
ISBN:978-4-627-84722-4
|
||||||||||||
(関連URL) | https://panda.ecs.kyoto-u.ac.jp/portal 授業では情報環境機構の提供する学習支援サービスPandAを利用する. | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 仮想端末を用いるので,各自のノートパソコン等からでも演習が可能である.副読本を用い,適宜予習・復習を行うこと. | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | T1〜T4の4クラスで行う.メディアセンターの端末を使用して演習を行うため,ECS-IDおよびパスワードが必要である.オフィスアワーについては,各クラスで演習時に指示する. 他の科目との関連について:「情報基礎[工学部](地球工学科)」(1年後期)を履修することを強く薦める.また,地球工学科専門科目「情報処理及び演習」(1年後期)は本演習を履修していることを前提として行われる. 情報環境機構が提供する情報セキュリティe-Learningを必ず受講し、修了テストを受けた上で、同テストのフィードバックを確認しておくこと。授業内では受講のための時間は設けないので授業時間外に受講しておくこと。同e-Learningは学生も含めた本学の全構成員に対して毎年受講が求められているものである。2回生以上で過去の年度に受講した場合でも今年度まだ受講していないのであれば必ず受講すること。 |
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情報基礎演習[工学部] (地球工学科)
1T3 (科目名)
Practice of Basic Informatics (Faculty of Engineering) [Civil, Environmental and Resources Engineering]
(英 訳)
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(群) 情報 (分野(分類)) (基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 情報メ203(マルチメディア演習室) |
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(授業の概要・目的)
工学系で必要となるコンピュータ利用に関する基本的なスキルを修得するための演習である.UNIX系OS (Linux) を利用する.学術情報メディアセンター南館において履修者が実際にPC端末を使用して演習を行う.
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(到達目標)
工学系で必要となるコンピュータ利用に関するスキル(UNIXのコマンドによるファイル操作・文書整形・グラフ作成・プログラミングの基礎・情報リテラシー)を習得する.
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(授業計画と内容)
各回について,原則として2名の教員およびTA2名の合計4名が担当する. 第1-2回:概要,文字の入力とファイル作成 情報セキュリティ教育を行い(情報セキュリティに関するe-Learningの受講を推奨する),情報環境機構が提供する教育用PC端末で利用できるソフトウェアを紹介する.端末からのログイン・ログアウトなど基本的な操作の実行,エディタを利用してのアルファベットおよび日本語の入力方法を学ぶ.文書ファイルを作成して,成果を提出する. 第3回:工学系学術情報リテラシー(基礎) 京都大学における資料・情報の収集方法/工学部図書館の利用方法/図書・雑誌の探し方/日本語文献の探し方/レポートの書き方に関する情報及び情報利用上の注意 第4-5回:UNIXコマンド・シェル 基本的なUNIXコマンドについて学び,使用法を身に付ける.まず,ファイルシステムについて理解し,ファイルを取り扱う上で重要なリダイレクションとパイプについても使用法を身に付ける. 第6-8回:文章整形 LaTeX を使用して,文章を整形する手法を修得する.また,文章中に数式や表を出力する方法および図やグラフを挿入する方法についても修得する. 第9-10回:グラフ作成 グラフ作成の基礎(プロット,軸スケール,注釈など)について学修し,gnuplotを使用して,関数や数値データを図示する手法を修得する. 第11-13回:プログラミング プログラムの基礎について学修する.さらに,プログラムの流れを変えるための繰り返しと条件分岐の構造を理解する.fortranを使用して,実際にプログラミングを行い,計算を実行させる手法を修得する. 第14回:最終課題の説明 これまでに習得したスキル(級数を用いて円周率を求める方法の数式での記述,fortranプログラムによる数値計算,収束の様子のグラフ作成,TeXへのグラフの取り込み等)を用いたレポート作成課題に取り組む. 期末試験 第15回:フィードバック(方法は、別途連絡する.) 学習の理解度に応じて、変更される場合がある. |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回に課される演習課題を含む平常点(30%),最終課題結果(40%)ならびに定期試験結果(30%)により,授業内容を理解・修得しているかどうかを評価する.また,最終課題提出および定期試験受験を合格のための必要条件とする.
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(教科書)
『情報基礎演習[工学部](地球工学科)副読本』
(初回講義時に配付する)
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(参考書等)
『情報基礎演習』
(京都大学生協)
(生協にて1500円で販売している)
『数値計算のためのFortran90/95プログラミング(第2版)』
(森北出版)
ISBN:978-4-627-84722-4
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(授業外学習(予習・復習)等)
仮想端末を用いるので,各自のノートパソコン等からでも演習が可能である.副読本を用い,適宜予習・復習を行うこと.
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(その他(オフィスアワー等))
T1〜T4の4クラスで行う.メディアセンターの端末を使用して演習を行うため,ECS-IDおよびパスワードが必要である.オフィスアワーについては,各クラスで演習時に指示する.
他の科目との関連について:「情報基礎[工学部](地球工学科)」(1年後期)を履修することを強く薦める.また,地球工学科専門科目「情報処理及び演習」(1年後期)は本演習を履修していることを前提として行われる. 情報環境機構が提供する情報セキュリティe-Learningを必ず受講し、修了テストを受けた上で、同テストのフィードバックを確認しておくこと。授業内では受講のための時間は設けないので授業時間外に受講しておくこと。同e-Learningは学生も含めた本学の全構成員に対して毎年受講が求められているものである。2回生以上で過去の年度に受講した場合でも今年度まだ受講していないのであれば必ず受講すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
情報基礎演習[工学部] (地球工学科) 1T4
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(英 訳) | Practice of Basic Informatics (Faculty of Engineering) [Civil, Environmental and Resources Engineering] | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 情報 | ||||||||||||
(分野(分類)) | (基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月4 |
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(教室) | 情報メ204(マルチメディア演習室) | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 工学系で必要となるコンピュータ利用に関する基本的なスキルを修得するための演習である.UNIX系OS (Linux) を利用する.学術情報メディアセンター南館において履修者が実際にPC端末を使用して演習を行う. | ||||||||||||
(到達目標) | 工学系で必要となるコンピュータ利用に関するスキル(UNIXのコマンドによるファイル操作・文書整形・グラフ作成・プログラミングの基礎・情報リテラシー)を習得する. | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 各回について,原則として2名の教員およびTA2名の合計4名が担当する. 第1-2回:概要,文字の入力とファイル作成 情報セキュリティ教育を行い(情報セキュリティに関するe-Learningの受講を推奨する),情報環境機構が提供する教育用PC端末で利用できるソフトウェアを紹介する.端末からのログイン・ログアウトなど基本的な操作の実行,エディタを利用してのアルファベットおよび日本語の入力方法を学ぶ.文書ファイルを作成して,成果を提出する. 第3回:工学系学術情報リテラシー(基礎) 京都大学における資料・情報の収集方法/工学部図書館の利用方法/図書・雑誌の探し方/日本語文献の探し方/レポートの書き方に関する情報及び情報利用上の注意 第4-5回:UNIXコマンド・シェル 基本的なUNIXコマンドについて学び,使用法を身に付ける.まず,ファイルシステムについて理解し,ファイルを取り扱う上で重要なリダイレクションとパイプについても使用法を身に付ける. 第6-8回:文章整形 LaTeX を使用して,文章を整形する手法を修得する.また,文章中に数式や表を出力する方法および図やグラフを挿入する方法についても修得する. 第9-10回:グラフ作成 グラフ作成の基礎(プロット,軸スケール,注釈など)について学修し,gnuplotを使用して,関数や数値データを図示する手法を修得する. 第11-13回:プログラミング プログラムの基礎について学修する.さらに,プログラムの流れを変えるための繰り返しと条件分岐の構造を理解する.fortranを使用して,実際にプログラミングを行い,計算を実行させる手法を修得する. 第14回:最終課題の説明 これまでに習得したスキル(級数を用いて円周率を求める方法の数式での記述,fortranプログラムによる数値計算,収束の様子のグラフ作成,TeXへのグラフの取り込み等)を用いたレポート作成課題に取り組む. 期末試験 第15回:フィードバック(方法は、別途連絡する.) 学習の理解度に応じて、変更される場合がある. |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回に課される演習課題を含む平常点(30%),最終課題結果(40%)ならびに定期試験結果(30%)により,授業内容を理解・修得しているかどうかを評価する.また,最終課題提出および定期試験受験を合格のための必要条件とする. |
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(教科書) |
『情報基礎演習[工学部](地球工学科)副読本』
(初回講義時に配付する)
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(参考書等) |
『情報基礎演習』
(京都大学生協)
(生協にて1500円で販売している)
『数値計算のためのFortran90/95プログラミング(第2版)』
(森北出版)
ISBN:978-4-627-84722-4
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(関連URL) | https://panda.ecs.kyoto-u.ac.jp/portal 授業では情報環境機構の提供する学習支援サービスPandAを利用する. | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 仮想端末を用いるので,各自のノートパソコン等からでも演習が可能である.副読本を用い,適宜予習・復習を行うこと. | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | T1〜T4の4クラスで行う.メディアセンターの端末を使用して演習を行うため,ECS-IDおよびパスワードが必要である.オフィスアワーについては,各クラスで演習時に指示する. 他の科目との関連について:「情報基礎[工学部](地球工学科)」(1年後期)を履修することを強く薦める.また,地球工学科専門科目「情報処理及び演習」(1年後期)は本演習を履修していることを前提として行われる. 情報環境機構が提供する情報セキュリティe-Learningを必ず受講し、修了テストを受けた上で、同テストのフィードバックを確認しておくこと。授業内では受講のための時間は設けないので授業時間外に受講しておくこと。同e-Learningは学生も含めた本学の全構成員に対して毎年受講が求められているものである。2回生以上で過去の年度に受講した場合でも今年度まだ受講していないのであれば必ず受講すること。 |
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情報基礎演習[工学部] (地球工学科)
1T4 (科目名)
Practice of Basic Informatics (Faculty of Engineering) [Civil, Environmental and Resources Engineering]
(英 訳)
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(群) 情報 (分野(分類)) (基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 情報メ204(マルチメディア演習室) |
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(授業の概要・目的)
工学系で必要となるコンピュータ利用に関する基本的なスキルを修得するための演習である.UNIX系OS (Linux) を利用する.学術情報メディアセンター南館において履修者が実際にPC端末を使用して演習を行う.
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(到達目標)
工学系で必要となるコンピュータ利用に関するスキル(UNIXのコマンドによるファイル操作・文書整形・グラフ作成・プログラミングの基礎・情報リテラシー)を習得する.
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(授業計画と内容)
各回について,原則として2名の教員およびTA2名の合計4名が担当する. 第1-2回:概要,文字の入力とファイル作成 情報セキュリティ教育を行い(情報セキュリティに関するe-Learningの受講を推奨する),情報環境機構が提供する教育用PC端末で利用できるソフトウェアを紹介する.端末からのログイン・ログアウトなど基本的な操作の実行,エディタを利用してのアルファベットおよび日本語の入力方法を学ぶ.文書ファイルを作成して,成果を提出する. 第3回:工学系学術情報リテラシー(基礎) 京都大学における資料・情報の収集方法/工学部図書館の利用方法/図書・雑誌の探し方/日本語文献の探し方/レポートの書き方に関する情報及び情報利用上の注意 第4-5回:UNIXコマンド・シェル 基本的なUNIXコマンドについて学び,使用法を身に付ける.まず,ファイルシステムについて理解し,ファイルを取り扱う上で重要なリダイレクションとパイプについても使用法を身に付ける. 第6-8回:文章整形 LaTeX を使用して,文章を整形する手法を修得する.また,文章中に数式や表を出力する方法および図やグラフを挿入する方法についても修得する. 第9-10回:グラフ作成 グラフ作成の基礎(プロット,軸スケール,注釈など)について学修し,gnuplotを使用して,関数や数値データを図示する手法を修得する. 第11-13回:プログラミング プログラムの基礎について学修する.さらに,プログラムの流れを変えるための繰り返しと条件分岐の構造を理解する.fortranを使用して,実際にプログラミングを行い,計算を実行させる手法を修得する. 第14回:最終課題の説明 これまでに習得したスキル(級数を用いて円周率を求める方法の数式での記述,fortranプログラムによる数値計算,収束の様子のグラフ作成,TeXへのグラフの取り込み等)を用いたレポート作成課題に取り組む. 期末試験 第15回:フィードバック(方法は、別途連絡する.) 学習の理解度に応じて、変更される場合がある. |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回に課される演習課題を含む平常点(30%),最終課題結果(40%)ならびに定期試験結果(30%)により,授業内容を理解・修得しているかどうかを評価する.また,最終課題提出および定期試験受験を合格のための必要条件とする.
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(教科書)
『情報基礎演習[工学部](地球工学科)副読本』
(初回講義時に配付する)
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(参考書等)
『情報基礎演習』
(京都大学生協)
(生協にて1500円で販売している)
『数値計算のためのFortran90/95プログラミング(第2版)』
(森北出版)
ISBN:978-4-627-84722-4
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(授業外学習(予習・復習)等)
仮想端末を用いるので,各自のノートパソコン等からでも演習が可能である.副読本を用い,適宜予習・復習を行うこと.
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(その他(オフィスアワー等))
T1〜T4の4クラスで行う.メディアセンターの端末を使用して演習を行うため,ECS-IDおよびパスワードが必要である.オフィスアワーについては,各クラスで演習時に指示する.
他の科目との関連について:「情報基礎[工学部](地球工学科)」(1年後期)を履修することを強く薦める.また,地球工学科専門科目「情報処理及び演習」(1年後期)は本演習を履修していることを前提として行われる. 情報環境機構が提供する情報セキュリティe-Learningを必ず受講し、修了テストを受けた上で、同テストのフィードバックを確認しておくこと。授業内では受講のための時間は設けないので授業時間外に受講しておくこと。同e-Learningは学生も含めた本学の全構成員に対して毎年受講が求められているものである。2回生以上で過去の年度に受講した場合でも今年度まだ受講していないのであれば必ず受講すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
情報基礎[全学向]
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(英 訳) | Basic Informatics (General) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 情報 | ||||||
(分野(分類)) | (基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月4 |
||||||
(教室) | 共北32 | ||||||
(授業の概要・目的) | コンピュータやインターネットは,我々の社会や生活のあり方を大きく変えてきた。人工知能の発展が期待される中,コンピュータの可能性はより急速に広がると予想されている。その中で、情報機器を適切に利用できるだけではなく,コンピュータに関して正しく理解し,その可能性や限界について知っておくことの重要度は増している。本講義は,コンピュータが行っているデジタルな情報処理の仕組みについて解説する。その上で, 人工知能について概観する。 | ||||||
(到達目標) | コンピュータが行っているデジタルな情報処理について理解を深める。情報処理全般に関して、基本的な理解を得る。 | ||||||
(授業計画と内容) | デジタルやアナログな情報表現の特質について、また、コンピュータが情報を処理する仕組みについて、できるだけ具体的に学ぶ。 その上で、コンピュータを使っても計算的に解決できない問題や現実的な時間では求まらない問題があること, および, 情報圧縮,冗長化,暗号化などの情報化社会の基盤となる技術について学び, 最後に,ニューラルネットワークと人工知能について概観する。 以下のような内容を扱う。 1. デジタル、アナログとは 2. 数の表現 3. コンピュータの仕組み(概略) 4. コンピュータの仕組み(シミュレータを用いた説明) 5. プログラム言語 6. オペレーティングシステム 7. 回路により計算を実現する仕組み 8. アルゴリズムと計算複雑さ,計算不可能性 9. データの圧縮、冗長化, 10. 暗号と電子署名 11. マルチメディアの表現 12. インターネットとセキュリティ 13. 人工知能 14. まとめ 15. フィードバック |
||||||
(履修要件) |
レポート課題には,コンピュータを用いた演習が含まれる。コンピュータの利用経験の少ない人は、「情報基礎演習」などの演習科目も履修することを推奨する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業中に上記の授業内容に関連したレポートの提出を複数回行い、授業内容の理解度を評価する。 | ||||||
(教科書) |
授業中にプリントを配布する。
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://www.i.h.kyoto-u.ac.jp/users/tsuiki/ | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | プリントを配るので、復習をして理解を深めてほしい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本講義で予定している情報セキュリティの講義に関連して、情報環境機構が提供する情報セキュリティe-learningを同機構から指示された期間内に受講すること。 |
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情報基礎[全学向]
(科目名)
Basic Informatics (General)
(英 訳)
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(群) 情報 (分野(分類)) (基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 共北32 |
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(授業の概要・目的)
コンピュータやインターネットは,我々の社会や生活のあり方を大きく変えてきた。人工知能の発展が期待される中,コンピュータの可能性はより急速に広がると予想されている。その中で、情報機器を適切に利用できるだけではなく,コンピュータに関して正しく理解し,その可能性や限界について知っておくことの重要度は増している。本講義は,コンピュータが行っているデジタルな情報処理の仕組みについて解説する。その上で, 人工知能について概観する。
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(到達目標)
コンピュータが行っているデジタルな情報処理について理解を深める。情報処理全般に関して、基本的な理解を得る。
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(授業計画と内容)
デジタルやアナログな情報表現の特質について、また、コンピュータが情報を処理する仕組みについて、できるだけ具体的に学ぶ。 その上で、コンピュータを使っても計算的に解決できない問題や現実的な時間では求まらない問題があること, および, 情報圧縮,冗長化,暗号化などの情報化社会の基盤となる技術について学び, 最後に,ニューラルネットワークと人工知能について概観する。 以下のような内容を扱う。 1. デジタル、アナログとは 2. 数の表現 3. コンピュータの仕組み(概略) 4. コンピュータの仕組み(シミュレータを用いた説明) 5. プログラム言語 6. オペレーティングシステム 7. 回路により計算を実現する仕組み 8. アルゴリズムと計算複雑さ,計算不可能性 9. データの圧縮、冗長化, 10. 暗号と電子署名 11. マルチメディアの表現 12. インターネットとセキュリティ 13. 人工知能 14. まとめ 15. フィードバック |
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(履修要件)
レポート課題には,コンピュータを用いた演習が含まれる。コンピュータの利用経験の少ない人は、「情報基礎演習」などの演習科目も履修することを推奨する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業中に上記の授業内容に関連したレポートの提出を複数回行い、授業内容の理解度を評価する。
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(教科書)
授業中にプリントを配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
プリントを配るので、復習をして理解を深めてほしい。
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(その他(オフィスアワー等))
本講義で予定している情報セキュリティの講義に関連して、情報環境機構が提供する情報セキュリティe-learningを同機構から指示された期間内に受講すること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
情報基礎[薬学部] 1φ1, 1φ2
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(英 訳) | Basic Informatics (Faculty of Pharmaceutical Sciences) | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 情報 | ||||||||||||
(分野(分類)) | (基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月4 |
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(教室) | 薬学研究科本館2階講堂 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | コンピュータ初心者を対象に、必要となる基礎知識とマナー、そして将来の研究活動に必要な情報科学ならびに情報処理の基礎の講義と、自分ひとりでコンピュータを扱えるようになるための演習を行う。 | ||||||||||||
(到達目標) | 世の中にあふれる情報を扱うための基礎的な理論を習得する。 またコンピュータを利用する際の倫理的な問題、社会における情報との関係について理解する。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下の内容に従って講義を進める。ただし講義の進みぐあいなどにより、順序や同一テーマの回数を変えることがある。授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 第1回 導入講義、情報とは 第2回 情報システムとパソコン 第3回 情報の表現(1)(レポート、文章の書き方、メール) 第4回 情報の表現(2)(記号・符号化) 第5回 情報の表現(3) (情報量) 第6回 アプリケーションについて 第7回 データとデータベースについて 第8回 計算・プログラミング言語について 第9回 アルゴリズムについて 第10回 計算の理論/コンピュータの仕組み(1) 第11回 コンピュータの仕組み(2)/社会とのつながり 第12回 情報の伝達と通信(1) (インターネットの仕組み) 第13回 情報の伝達と通信(2) (暗号化) 第14回 情報セキュリティと知的財産 期末試験 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
薬学部1回生向けクラス指定科目です。コンピュータを用いた演習は情報基礎演習で行います。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 基本的な情報処理に関する知識が習得できているかどうかを定期試験により判断する。ただし、授業中に行う小テストを成績に考慮する場合がある。 | ||||||||||||
(教科書) |
詳細は初回の授業で説明する
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(参考書等) |
『情報(第2版)』
(東京大学出版会)
ISBN:978-4130624572
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | コンピュータを積極的に利用すること。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | コンピュータを用いた演習は情報基礎演習[薬学部]で講義する。併せて履修することが望まれる。 情報環境機構が提供する情報セキュリティe-Learningを必ず受講し、修了テストを受けた上で、同テストのフィードバックを確認しておくこと。授業内では受講のための時間は設けないので授業時間外に受講しておくこと。同e-Learningは学生も含めた本学の全構成員に対して毎年受講が求められているものである。2回生以上で過去の年度に受講した場合でも今年度まだ受講していないのであれば必ず受講すること。 |
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情報基礎[薬学部]
1φ1, 1φ2 (科目名)
Basic Informatics (Faculty of Pharmaceutical Sciences)
(英 訳)
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(群) 情報 (分野(分類)) (基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 薬学研究科本館2階講堂 |
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(授業の概要・目的)
コンピュータ初心者を対象に、必要となる基礎知識とマナー、そして将来の研究活動に必要な情報科学ならびに情報処理の基礎の講義と、自分ひとりでコンピュータを扱えるようになるための演習を行う。
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(到達目標)
世の中にあふれる情報を扱うための基礎的な理論を習得する。 またコンピュータを利用する際の倫理的な問題、社会における情報との関係について理解する。
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(授業計画と内容)
基本的に以下の内容に従って講義を進める。ただし講義の進みぐあいなどにより、順序や同一テーマの回数を変えることがある。授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 第1回 導入講義、情報とは 第2回 情報システムとパソコン 第3回 情報の表現(1)(レポート、文章の書き方、メール) 第4回 情報の表現(2)(記号・符号化) 第5回 情報の表現(3) (情報量) 第6回 アプリケーションについて 第7回 データとデータベースについて 第8回 計算・プログラミング言語について 第9回 アルゴリズムについて 第10回 計算の理論/コンピュータの仕組み(1) 第11回 コンピュータの仕組み(2)/社会とのつながり 第12回 情報の伝達と通信(1) (インターネットの仕組み) 第13回 情報の伝達と通信(2) (暗号化) 第14回 情報セキュリティと知的財産 期末試験 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
薬学部1回生向けクラス指定科目です。コンピュータを用いた演習は情報基礎演習で行います。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
基本的な情報処理に関する知識が習得できているかどうかを定期試験により判断する。ただし、授業中に行う小テストを成績に考慮する場合がある。
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(教科書)
詳細は初回の授業で説明する
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(参考書等)
『情報(第2版)』
(東京大学出版会)
ISBN:978-4130624572
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(授業外学習(予習・復習)等)
コンピュータを積極的に利用すること。
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(その他(オフィスアワー等))
コンピュータを用いた演習は情報基礎演習[薬学部]で講義する。併せて履修することが望まれる。
情報環境機構が提供する情報セキュリティe-Learningを必ず受講し、修了テストを受けた上で、同テストのフィードバックを確認しておくこと。授業内では受講のための時間は設けないので授業時間外に受講しておくこと。同e-Learningは学生も含めた本学の全構成員に対して毎年受講が求められているものである。2回生以上で過去の年度に受講した場合でも今年度まだ受講していないのであれば必ず受講すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
情報基礎[工学部] (電気電子工学科) 1T13, 1T14, 1T15, 1T16
|
(英 訳) | Basic Informatics (Faculty of Engineering) [Electrical and Electronic Engineering] | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 情報 | ||||||
(分野(分類)) | (基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 月4 |
||||||
(教室) | 総合研究8号館NSホール | ||||||
(授業の概要・目的) | 現代社会で必要なコンピュータの利用技術にとどまらず、将来、コンピュータそのものの研究開発や、コンピュータを用いた研究開発に携わる可能性が高い学生を対象として、計算機・情報処理技術を体系的に講義する。本講義を通じて、情報処理の基礎的な知識を習得し、現在の技術動向を理解する。 | ||||||
(到達目標) | 将来、情報学系の問題に直面した際に適切な対策をとれるようになるための基礎知識を習得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。具体的な内容は以下とする。 1.コンピュータの歴史と原理 (コンピュータ技術の歴史、ストアードプログラムコンピュータ、OSの歴史) 1−2回 2.情報のディジタル表現と演算 (文字・音声・映像のディジタル表現、情報圧縮、2進数演算、2の補数、情報源エントロピー) 2−3回 3.コンピュータアーキテクチャ、論理回路の基礎 (記憶階層、バス、割り込み、磁気/光ディスク、並列処理、ブール代数、論理回路)2−3回 4.プログラムと情報処理アルゴリズム (OS、プログラム言語、方程式の解の求め方、ソーティング) 2−3回 5.コンピュータネットワーク (OSIプロトコルモデル、回線交換とパケット交換、TCP/IPプロトコル、LAN、無線LAN) 2−3回 6.最新技術の動向 (例:無線通信、LSI、言語/映像メディア処理、ディジタル信号処理) 1−2回 7.到達度評価 1−2回(レポート、試験) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義内容の理解到達度を筆記試験により評価を行う。また、レポート評価も必要に応じて用いる。 |
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(教科書) |
プリントを配布する。
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業時に配布された資料、参考書等を用いて講義内容および情報処理の基礎的な技術と関連する技術動向の復習を行うこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 情報セキュリティーに関するe-learningを、本講義の受講期間中に受講すること。 https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/ismo/e-learning/ オフィスアワーはメールのやり取りで随時行う。 メールアドレスは授業中に示す。 |
||||||
情報基礎[工学部] (電気電子工学科)
1T13, 1T14, 1T15, 1T16 (科目名)
Basic Informatics (Faculty of Engineering) [Electrical and Electronic Engineering]
(英 訳)
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(群) 情報 (分野(分類)) (基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 総合研究8号館NSホール |
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(授業の概要・目的)
現代社会で必要なコンピュータの利用技術にとどまらず、将来、コンピュータそのものの研究開発や、コンピュータを用いた研究開発に携わる可能性が高い学生を対象として、計算機・情報処理技術を体系的に講義する。本講義を通じて、情報処理の基礎的な知識を習得し、現在の技術動向を理解する。
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(到達目標)
将来、情報学系の問題に直面した際に適切な対策をとれるようになるための基礎知識を習得する。
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(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含め全15回とする。具体的な内容は以下とする。 1.コンピュータの歴史と原理 (コンピュータ技術の歴史、ストアードプログラムコンピュータ、OSの歴史) 1−2回 2.情報のディジタル表現と演算 (文字・音声・映像のディジタル表現、情報圧縮、2進数演算、2の補数、情報源エントロピー) 2−3回 3.コンピュータアーキテクチャ、論理回路の基礎 (記憶階層、バス、割り込み、磁気/光ディスク、並列処理、ブール代数、論理回路)2−3回 4.プログラムと情報処理アルゴリズム (OS、プログラム言語、方程式の解の求め方、ソーティング) 2−3回 5.コンピュータネットワーク (OSIプロトコルモデル、回線交換とパケット交換、TCP/IPプロトコル、LAN、無線LAN) 2−3回 6.最新技術の動向 (例:無線通信、LSI、言語/映像メディア処理、ディジタル信号処理) 1−2回 7.到達度評価 1−2回(レポート、試験) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義内容の理解到達度を筆記試験により評価を行う。また、レポート評価も必要に応じて用いる。
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(教科書)
プリントを配布する。
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(参考書等)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業時に配布された資料、参考書等を用いて講義内容および情報処理の基礎的な技術と関連する技術動向の復習を行うこと。
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(その他(オフィスアワー等))
情報セキュリティーに関するe-learningを、本講義の受講期間中に受講すること。
https://www.iimc.kyoto-u.ac.jp/ja/services/ismo/e-learning/ オフィスアワーはメールのやり取りで随時行う。 メールアドレスは授業中に示す。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
スポーツ心理学
|
(英 訳) | Sports Psychology | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月4 |
||||||
(教室) | 共北25 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 運動パフォーマンス向上の方法を身体と心のつながりから学んでいく。 運動パフォーマンスを向上させるためには、ハードウェアとしての身体とソフトウェアとしての心が調和して機能する必要がある。本講義では、先人たちが遺した研究成果にふれながら、日常の運動現象のしくみやスポーツ場面における運動技能向上の方法について、ソフトとハードの両側面から学ぶ。さらに、一流スポーツ選手や指導者の取り組みにふれながら、パフォーマンス向上に求められる知識と考え方を深めていく。 |
||||||
(到達目標) | 本講義を通して、運動がうまくなるための幅広い知識習得を目指す。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業はフィードバックを含め全15回の実施を予定している。 毎回授業前半部では、一流スポーツ選手や指導者、競技団体におけるパフォーマンス向上の取り組みを紹介する。 授業後半部では、以下のトピックについて解説する。 ・イントロダクション(第1週) ・身体運動発現の機構について(第2〜4週) ・運動パフォーマンス向上について(第5〜13週) ・復習とまとめ(第14週) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回の授業時に提出するコメントシートの内容と提出状況にもとづき総合的に評価する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 前回までの内容を理解しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 講希望者数が適正人数を越える場合は、制限を行う場合がある。 | ||||||
スポーツ心理学
(科目名)
Sports Psychology
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 共北25 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
運動パフォーマンス向上の方法を身体と心のつながりから学んでいく。
運動パフォーマンスを向上させるためには、ハードウェアとしての身体とソフトウェアとしての心が調和して機能する必要がある。本講義では、先人たちが遺した研究成果にふれながら、日常の運動現象のしくみやスポーツ場面における運動技能向上の方法について、ソフトとハードの両側面から学ぶ。さらに、一流スポーツ選手や指導者の取り組みにふれながら、パフォーマンス向上に求められる知識と考え方を深めていく。 |
|||||||
(到達目標)
本講義を通して、運動がうまくなるための幅広い知識習得を目指す。
|
|||||||
(授業計画と内容)
授業はフィードバックを含め全15回の実施を予定している。 毎回授業前半部では、一流スポーツ選手や指導者、競技団体におけるパフォーマンス向上の取り組みを紹介する。 授業後半部では、以下のトピックについて解説する。 ・イントロダクション(第1週) ・身体運動発現の機構について(第2〜4週) ・運動パフォーマンス向上について(第5〜13週) ・復習とまとめ(第14週) |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回の授業時に提出するコメントシートの内容と提出状況にもとづき総合的に評価する。
|
|||||||
(教科書)
授業中に指示する
|
|||||||
(参考書等)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
前回までの内容を理解しておくこと。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
講希望者数が適正人数を越える場合は、制限を行う場合がある。
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|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
科学コミュニケーションの基礎と実践(薬・英)A-E3
|
(英 訳) | Theory and Practice in Scientific Writing and Discussion (Pharmaceutical Sciences, English)A-E3 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||
(分野(分類)) | 国際コミュニケーション | ||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||
(旧群) | C群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 月4 |
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(教室) | 医薬系総合研究棟 1階 藤多記念ホール | ||||||
(授業の概要・目的) | Have you ever watched a science talk or read a scientific article and found the language difficult to understand? “Theory and Practice in Scientific Writing and Discussion” provides an introduction to the fundamentals of scientific writing and communication in English. Students will learn useful scientific English vocabulary and expressions, as well as how to communicate scientific findings in written and oral forms. Students will have the opportunity to explore scientific topics of their own interests through oral class presentations. This course is targeted at any 2nd year or above science students, and will be especially useful for those interested in pursuing a career in scientific research or journalism. |
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(到達目標) | Students will gain a basic understanding of the structure and vocabulary of scientific English. Students will learn to read and write scientific reports in the structure used in English-language scientific journals. Students will learn to orally communicate scientific concepts and findings. |
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(授業計画と内容) | 1. What is scientific English? 2. Units, Sizes, and Dimensions 3. Chemicals and Formulas 4. Latin and Greek roots of modern scientific English 5. Position, Movement, Action, and Direction 6. Experimental Setups in Biology and Chemistry 7. Mid-term exam + Feedback, Explanation of Class Presentations 8. Key scientific vocabulary and phrasing 9. How to structure a lab report/scientific article 10. How to read and critique scientific articles 11. How to give a scientific talk 12. Examples of Scientific Communication in TV/Film/Media pt.1 13. Examples of Scientific Communication in TV/Film/Media pt.2 14. Spotting and Debunking Bad Science 15. Final Exam (Class Presentations) 16. Feedback |
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(履修要件) |
This is an introductory course and prior knowledge of the topic is not necessary. All essential knowledge for the class and exams will be provided in class. Students need only to be interested in learning about scientific communication in English.
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | Attendance and Participation, 20%. Midterm exam, 30%. Final examination 50%. |
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(教科書) |
『Comprehensive Scientific English (A) 4th Edition』
(IMEX. Japan)
ISBN:978-4-9905790-2-9
(4th edition, April 2020)
OpenStax Biology, Anatomy and Physiology, Chemistry and Physics, freely available to download at the URL below.
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(参考書等) |
授業中に紹介する
References and articles will also be given via PandA.
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(関連URL) | https://openstax.org/details/books/biology-2e | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Review from the textbook, listening exercises on the CDs, and preparation for assignments to be presented in class. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | The contents of the syllabus are a guide to the content of the course, the exact content may change. Input and suggests from students are very welcome and I am happy to discuss the course material with students via email or in-person meeting. | ||||||
科学コミュニケーションの基礎と実践(薬・英)A-E3
(科目名)
Theory and Practice in Scientific Writing and Discussion (Pharmaceutical Sciences, English)A-E3
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 国際コミュニケーション (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||
(旧群) C群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 医薬系総合研究棟 1階 藤多記念ホール |
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(授業の概要・目的)
Have you ever watched a science talk or read a scientific article and found the language difficult to understand? “Theory and Practice in Scientific Writing and Discussion” provides an introduction to the fundamentals of scientific writing and communication in English. Students will learn useful scientific English vocabulary and expressions, as well as how to communicate scientific findings in written and oral forms.
Students will have the opportunity to explore scientific topics of their own interests through oral class presentations. This course is targeted at any 2nd year or above science students, and will be especially useful for those interested in pursuing a career in scientific research or journalism. |
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(到達目標)
Students will gain a basic understanding of the structure and vocabulary of scientific English.
Students will learn to read and write scientific reports in the structure used in English-language scientific journals. Students will learn to orally communicate scientific concepts and findings. |
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(授業計画と内容)
1. What is scientific English? 2. Units, Sizes, and Dimensions 3. Chemicals and Formulas 4. Latin and Greek roots of modern scientific English 5. Position, Movement, Action, and Direction 6. Experimental Setups in Biology and Chemistry 7. Mid-term exam + Feedback, Explanation of Class Presentations 8. Key scientific vocabulary and phrasing 9. How to structure a lab report/scientific article 10. How to read and critique scientific articles 11. How to give a scientific talk 12. Examples of Scientific Communication in TV/Film/Media pt.1 13. Examples of Scientific Communication in TV/Film/Media pt.2 14. Spotting and Debunking Bad Science 15. Final Exam (Class Presentations) 16. Feedback |
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(履修要件)
This is an introductory course and prior knowledge of the topic is not necessary. All essential knowledge for the class and exams will be provided in class. Students need only to be interested in learning about scientific communication in English.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Attendance and Participation, 20%.
Midterm exam, 30%. Final examination 50%. |
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(教科書)
『Comprehensive Scientific English (A) 4th Edition』
(IMEX. Japan)
ISBN:978-4-9905790-2-9
(4th edition, April 2020)
OpenStax Biology, Anatomy and Physiology, Chemistry and Physics, freely available to download at the URL below.
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(参考書等)
授業中に紹介する
References and articles will also be given via PandA.
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(授業外学習(予習・復習)等)
Review from the textbook, listening exercises on the CDs, and preparation for assignments to be presented in class.
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(その他(オフィスアワー等))
The contents of the syllabus are a guide to the content of the course, the exact content may change. Input and suggests from students are very welcome and I am happy to discuss the course material with students via email or in-person meeting.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
統合科学・少人数演習付 :自然災害の科学
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(英 訳) | Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 統合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統合科学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 4 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月4・月5 |
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(教室) | 4限:共西31、5限:共西21、共西22、共西23 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 南海トラフでの巨大地震とスロースリップ、都市直下地震、温暖化とスーパー台風など、自然災害に対する社会の関心が高まってきている。自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考える際には、自然災害の発生メカニズムのみならず、それに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文社会科学の双方の知見を統合して理解を進める必要がある。 本講では、これまでの災害事例を引きながら、災害とそれに向き合う個人や社会の対応について考える。災害をもたらす自然現象として、プレート沈み込み帯に特有の現象である地震発生や火山噴火、台風・集中豪雨・強風など極端な気象現象と地球温暖化の影響などを題材に、最近の事例や最新の研究成果に基づき現象発生のメカニズムを初学者にも判るように解説する。さらに、それらの自然災害に対する防災・減災の方策として、災害の経験と教訓を社会で共有して次世代に継承することについて考える。 上記の講義に関連したテーマについて、3つのグループに分かれて、少人数による演習を実施する。 最終回は自然災害に関わる様々な問題に関して、教員・受講者でディスカッションを実施する。 〇統合型複合科目分類 【理・文】 主たる課題について理系分野の要素が強く、副たる課題については文系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標) | 日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・人文社会科学の基本的な知識を会得する。自然災害に対する自己及び社会の対応について、主体的に考えかつ行動できる基盤を醸成する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | (この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、講義の初回授業において少人数演習のグループ分けを行いますので、必ず出席してください) ◆講義 月4・共西31 第1回 導入(全教員担当) 講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する内容をダイジェストで紹介する。その後、少人数演習の三つのテーマ「自然災害と人間・社会」「身近な気象と気象災害」「地震と地震防災」に受講生をグループ分けする。 第2回〜第4回 自然災害と社会(担当:山本) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス、災害ユートピア、創造的復興、防災の国際化 第5回〜第7回 極端な気象現象と気象災害(担当:竹見) 概要:日本列島で頻発する気象災害の要因である台風や集中豪雨など極端な気象現象を概観し、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化など極端気象への気候変動影響とその備え、気候変動適応について考える。 Key Word: 台風・集中豪雨・風水害・地球温暖化・気候変動適応 第8回〜10回 自然災害と人間(担当:西) 概要:自然災害と人間の関わりについて人文社会科学の観点から学ぶ。災害に対して法律や制度だけでなく社会ごとの慣習や常識に従って対応する知恵や工夫がある。一見すると災害と直接結びついていなくても結果として災害への備えになっている習慣もある。被災と復興の経験を地域や世代を超えて継承することで将来の災害リスクを低くする営みを学ぶ。 Keywords:心のケア、防災教育、情報災害、多文化共生 第11回〜第13回 地震発生・火山噴火のメカニズムと災害への備え(担当:宮澤) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島は地震と火山噴火の多発地帯であり、そこに住む人間にとってこれらに起因する災害は不可避である。まず地震発生・火山噴火のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに地震による揺れや、津波、火山噴火によってもたらされる災害を理解し、災害軽減のための対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス・地震・火山噴火・津波・ハザードマップ 第14回 総合討論(全教員担当) グループに分かれた少人数演習での取り組みについて報告し、受講生と担当教員の全体で討論する。 第15回 フィードバック ◆少人数演習 A班「自然災害と人間・社会:災害を共有し継承する」(担当:山本、西)月5・共西21 災害への備えでは、被害を軽減する技術を高めたり、被害に迅速に手当てするための制度を充実させたりすることに加え、過去の災害の経験から学び、それを共有することで次の災害への備えとすることが重要である。この授業では、過去に国内外で生じた災害を例として、行政文書、新聞記事、学術論文、被災者の証言、写真、映像などの実際の情報を整理・分析する。この作業を通じて、それぞれの災害についての客観的事実を理解し当事者の主観的な認識を探るとともに、種類が異なるメディアが災害の表現においてそれぞれどのような特徴を持つのかを理解する。これらの作業と議論を踏まえて、災害の経験と教訓を社会で共有して次世代に継承するにはどのような仕組みや工夫が必要かを考える。 第1回 イントロダクション 第2、3回 【映画・小説】物語化することで災害体験を共有・継承する工夫を学ぶ 第4、5回 【証言集】被災者の証言集を読み、災害時の人々の行動と思考を追体験する 第6、7回 【写真】大学付近の景観撮影を行い、被災と復興による景観の変化をたどり記録する方法と意味を学ぶ 第8、9回 【新聞記事】災害時の新聞報道によく見られる表現などに着目して災害報道の特徴を理解する 第10、11回 【地域防災計画】京都市または各自の出身地の地域防災計画をもとに地域ごとの災害への備えの伝え方を学ぶ 第12、13回 【学術論文】いくつかの学術論文を読み比べ、災害時の支援や復興に関する理論と現場のそれぞれの考え方を理解する ※学生の関心に応じて順番を入れ替えることがあります。 B班「身近な気象と気象災害」(担当:竹見、伊藤)月5・共西22 竜巻やゲリラ豪雨、台風や爆弾低気圧など様々な気象情報がメディアを通して流れてくる。ともすればセンセーショナルに取り上げられがちな異常気象を、科学の目を通して冷静に見つめ、異常気象や地球温暖化、これらに伴う気象災害を「正しく恐れる」視点を持つため、身近な気象の変化や気象災害について考える。簡単な計測器で気温や気圧などを測ったり、インターネットから取得した気象データを使って気象の変化を調べたり、自らの作業を通して身近な地域の気象の変化を実感することを目的とする。また、温暖化に関する報告書を英語で読み、温暖化についての科学的知見を学ぶことに挑戦したい。気象情報分析の体験を通して、自分で調べ、確かめて真実に迫る態度を、理系・文系を問わず涵養できればと思う。 以下のテーマから数テーマ選び、1テーマあたり3−4回で進めていく。 ・気象を測る(簡単な計測器を用いたり、電子工作により計測器を作ったりして、京大構内の身近の気象を測る) ・気象データをダウンロードして、自分の出身地など身近な地域の気象の変化を調べる ・身近な地域の気象災害を調べる ・「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報告書を読む C班「地震と地震防災」(担当:宮澤、山田)月5・共西23 地震とは、日本列島に住む我々にとって身近な自然現象のうちの一つだが、ひとたび大きな地震が発生すると、甚大な災害をもたらす事がある。このような地震災害は、歴史的に繰り返し発生していることはよく知られており、近年もその例外ではない。この少人数演習では、地震が発生するメカニズムに関する基礎的な知識に基づき、将来発生する大地震を対象とした地震防災に関して、議論を通じて学習する。 第1回 イントロダクション 第2〜13回については、次の項目について学習・実習し議論する。履修者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した回数を目安として充てる。 ・地震動を捉える地震計のしくみ【1回】 ・震源決定と地震のメカニズムの推定【2〜3回】 ・地震活動の特徴【1回】 ・身近な花折断層の巡検【1回】 ・京都大学の地震対策【1回】 ・緊急地震速報【1〜2回】 ・地震ハザードマップ【2回】 ・南海トラフ地震臨時情報【2回】 |
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(履修要件) |
特になし。特別な予備知識は必要とせず、文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 13回の授業と1回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は、初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業にあたっては資料を配布するので,その要点を復習すること.また,それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には,インターネットや関連図書を通じて,各自で調査し、授業内容と関連して考えること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 積極的な授業参加を期待する。 キャンパス内・外での実習を含むので、“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。 |
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統合科学・少人数演習付 :自然災害の科学
(科目名)
Integrated Liberal Arts and Science with Small Group Seminars :Natural Hazards and Disaster Risk Reduction
(英 訳)
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(群) 統合 (分野(分類)) 統合科学 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 4 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義+演習 | ||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4・月5 (教室) 4限:共西31、5限:共西21、共西22、共西23 |
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(授業の概要・目的)
南海トラフでの巨大地震とスロースリップ、都市直下地震、温暖化とスーパー台風など、自然災害に対する社会の関心が高まってきている。自然災害は自然現象と人間社会の諸要素が相互に関係しあって起こる複合的な現象であり、その防災・減災について考える際には、自然災害の発生メカニズムのみならず、それに対応しようとする社会の仕組みを理解し、自然科学と人文社会科学の双方の知見を統合して理解を進める必要がある。
本講では、これまでの災害事例を引きながら、災害とそれに向き合う個人や社会の対応について考える。災害をもたらす自然現象として、プレート沈み込み帯に特有の現象である地震発生や火山噴火、台風・集中豪雨・強風など極端な気象現象と地球温暖化の影響などを題材に、最近の事例や最新の研究成果に基づき現象発生のメカニズムを初学者にも判るように解説する。さらに、それらの自然災害に対する防災・減災の方策として、災害の経験と教訓を社会で共有して次世代に継承することについて考える。 上記の講義に関連したテーマについて、3つのグループに分かれて、少人数による演習を実施する。 最終回は自然災害に関わる様々な問題に関して、教員・受講者でディスカッションを実施する。 〇統合型複合科目分類 【理・文】 主たる課題について理系分野の要素が強く、副たる課題については文系分野の要素が強いと考えられるもの |
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(到達目標)
日本列島で生じる多様な自然災害の発生メカニズムと、その防災・減災についての自然科学・人文社会科学の基本的な知識を会得する。自然災害に対する自己及び社会の対応について、主体的に考えかつ行動できる基盤を醸成する。
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(授業計画と内容)
(この授業では、講義と少人数演習を併せて学びます。講義のみ、少人数演習のみの出席では授業の到達目標に達しません。なお、講義の初回授業において少人数演習のグループ分けを行いますので、必ず出席してください) ◆講義 月4・共西31 第1回 導入(全教員担当) 講義の目的、到達目標、成績評価の方法等を説明する。引き続き、各担当教員の分担する内容をダイジェストで紹介する。その後、少人数演習の三つのテーマ「自然災害と人間・社会」「身近な気象と気象災害」「地震と地震防災」に受講生をグループ分けする。 第2回〜第4回 自然災害と社会(担当:山本) 概要:自然災害と社会の関わりについて、人文社会科学の知見を総合して学ぶ。事前の準備期、突発災害への対応期、その後の復旧・復興期にわたる課題をバランスよく学習することを目指す。現在の災害への対応が次に来る災害への備えになるという理解のもと、少子高齢化や国際化などを迎える日本社会のこれからの防災についても考える。 Keywords:レジリエンス、災害ユートピア、創造的復興、防災の国際化 第5回〜第7回 極端な気象現象と気象災害(担当:竹見) 概要:日本列島で頻発する気象災害の要因である台風や集中豪雨など極端な気象現象を概観し、台風や豪雨によってもたらされる災害(洪水災害・高潮災害など)とその対策について学ぶ。また、地球温暖化など極端気象への気候変動影響とその備え、気候変動適応について考える。 Key Word: 台風・集中豪雨・風水害・地球温暖化・気候変動適応 第8回〜10回 自然災害と人間(担当:西) 概要:自然災害と人間の関わりについて人文社会科学の観点から学ぶ。災害に対して法律や制度だけでなく社会ごとの慣習や常識に従って対応する知恵や工夫がある。一見すると災害と直接結びついていなくても結果として災害への備えになっている習慣もある。被災と復興の経験を地域や世代を超えて継承することで将来の災害リスクを低くする営みを学ぶ。 Keywords:心のケア、防災教育、情報災害、多文化共生 第11回〜第13回 地震発生・火山噴火のメカニズムと災害への備え(担当:宮澤) 概要:プレート沈み込み帯に位置する日本列島は地震と火山噴火の多発地帯であり、そこに住む人間にとってこれらに起因する災害は不可避である。まず地震発生・火山噴火のメカニズムについて、プレートテクトニクスなどの基礎知識をもとに理解する。さらに地震による揺れや、津波、火山噴火によってもたらされる災害を理解し、災害軽減のための対策について学ぶ。 Key Word: プレートテクトニクス・地震・火山噴火・津波・ハザードマップ 第14回 総合討論(全教員担当) グループに分かれた少人数演習での取り組みについて報告し、受講生と担当教員の全体で討論する。 第15回 フィードバック ◆少人数演習 A班「自然災害と人間・社会:災害を共有し継承する」(担当:山本、西)月5・共西21 災害への備えでは、被害を軽減する技術を高めたり、被害に迅速に手当てするための制度を充実させたりすることに加え、過去の災害の経験から学び、それを共有することで次の災害への備えとすることが重要である。この授業では、過去に国内外で生じた災害を例として、行政文書、新聞記事、学術論文、被災者の証言、写真、映像などの実際の情報を整理・分析する。この作業を通じて、それぞれの災害についての客観的事実を理解し当事者の主観的な認識を探るとともに、種類が異なるメディアが災害の表現においてそれぞれどのような特徴を持つのかを理解する。これらの作業と議論を踏まえて、災害の経験と教訓を社会で共有して次世代に継承するにはどのような仕組みや工夫が必要かを考える。 第1回 イントロダクション 第2、3回 【映画・小説】物語化することで災害体験を共有・継承する工夫を学ぶ 第4、5回 【証言集】被災者の証言集を読み、災害時の人々の行動と思考を追体験する 第6、7回 【写真】大学付近の景観撮影を行い、被災と復興による景観の変化をたどり記録する方法と意味を学ぶ 第8、9回 【新聞記事】災害時の新聞報道によく見られる表現などに着目して災害報道の特徴を理解する 第10、11回 【地域防災計画】京都市または各自の出身地の地域防災計画をもとに地域ごとの災害への備えの伝え方を学ぶ 第12、13回 【学術論文】いくつかの学術論文を読み比べ、災害時の支援や復興に関する理論と現場のそれぞれの考え方を理解する ※学生の関心に応じて順番を入れ替えることがあります。 B班「身近な気象と気象災害」(担当:竹見、伊藤)月5・共西22 竜巻やゲリラ豪雨、台風や爆弾低気圧など様々な気象情報がメディアを通して流れてくる。ともすればセンセーショナルに取り上げられがちな異常気象を、科学の目を通して冷静に見つめ、異常気象や地球温暖化、これらに伴う気象災害を「正しく恐れる」視点を持つため、身近な気象の変化や気象災害について考える。簡単な計測器で気温や気圧などを測ったり、インターネットから取得した気象データを使って気象の変化を調べたり、自らの作業を通して身近な地域の気象の変化を実感することを目的とする。また、温暖化に関する報告書を英語で読み、温暖化についての科学的知見を学ぶことに挑戦したい。気象情報分析の体験を通して、自分で調べ、確かめて真実に迫る態度を、理系・文系を問わず涵養できればと思う。 以下のテーマから数テーマ選び、1テーマあたり3−4回で進めていく。 ・気象を測る(簡単な計測器を用いたり、電子工作により計測器を作ったりして、京大構内の身近の気象を測る) ・気象データをダウンロードして、自分の出身地など身近な地域の気象の変化を調べる ・身近な地域の気象災害を調べる ・「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の報告書を読む C班「地震と地震防災」(担当:宮澤、山田)月5・共西23 地震とは、日本列島に住む我々にとって身近な自然現象のうちの一つだが、ひとたび大きな地震が発生すると、甚大な災害をもたらす事がある。このような地震災害は、歴史的に繰り返し発生していることはよく知られており、近年もその例外ではない。この少人数演習では、地震が発生するメカニズムに関する基礎的な知識に基づき、将来発生する大地震を対象とした地震防災に関して、議論を通じて学習する。 第1回 イントロダクション 第2〜13回については、次の項目について学習・実習し議論する。履修者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した回数を目安として充てる。 ・地震動を捉える地震計のしくみ【1回】 ・震源決定と地震のメカニズムの推定【2〜3回】 ・地震活動の特徴【1回】 ・身近な花折断層の巡検【1回】 ・京都大学の地震対策【1回】 ・緊急地震速報【1〜2回】 ・地震ハザードマップ【2回】 ・南海トラフ地震臨時情報【2回】 |
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(履修要件)
特になし。特別な予備知識は必要とせず、文系・理系を問わず全学部生向けに授業を行う。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
13回の授業と1回の総合討論での平常点(出席と参加の状況・個別内容の理解力を確かめるためのレポート課題)で評価を行う。各評価項目の割合の詳細は、初回の授業で説明する。フィードバック授業は評価の対象外である。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『自然災害と防災の事典』
(丸善)
ISBN:978-4-621-08445-8 C 3044
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業にあたっては資料を配布するので,その要点を復習すること.また,それぞれの自然災害項目や、実際に自然災害が発生した場合には,インターネットや関連図書を通じて,各自で調査し、授業内容と関連して考えること。
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(その他(オフィスアワー等))
積極的な授業参加を期待する。
キャンパス内・外での実習を含むので、“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :心の発達ゼミ
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(英 訳) | ILAS Seminar :Seminar on Mental Development | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月4 |
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(教室) | 総合館共南216 | ||||||
(キーワード) | コミュニケーション / 発達障害 / 心の支援 / 人格形成 / 性格 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 人のこころの成り立ちやその働きのメカニズムは、解明の難しい、答えがどこにあるのか不明な問題のため、高校までの勉強とは異なった角度からの学問となるでしょう。その分、奥が深く、心理学、医学、社会学、生物学、さらには制度や法律、経済にも関係しうる、様々な専門分野が融合するテーマでもあります。 本授業では、多角的な専門的観点から、現時点でわかっている「こころ」について学ぶとともに、日常生活におけるこころの動きに照らし合わせながら、その働きについて洞察を深め、日々に活かせるような土台を作ることを目指します。 発達の観点からは、人のこころは、生まれながらの性格、環境、様々な要因の影響を受けながら、人格として形成され、生涯発達していくと考えられています。この過程を、乳幼児期、児童期、思春期、成人期、老年期などライフステージごとに考察し、個人の特徴も合わせて、精神面の発達過程、さらには精神的不調やその回復過程についても学びます。 |
||||||
(到達目標) | ・人のこころの発達について、分野横断的な基本的な事項を理解する。 ・これまでの知見や時事問題、ゼミのメンバーとの建設的な意見交換を通して、多様な背景を元にした様々な考え方やこころの状態があることを認識する。 ・自身のストレス対処、メンタルヘルスの維持、周囲への配慮のための土台を築く。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション 第2回〜第14回 教員から、以下のような内容の話題を各回一つずつ提供し、グループディスカッションを行います。 1.こころの分野の多面性 2.ライフステージごとのこころの特徴 3.パーソナリティ(人格)について 4.発達障害について 5.こころの働き(通常の認知機能とその破綻) 6.メンタルヘルスの維持方法 残りの7回は、学生から関連する内容の話題提供を募り、提案されたテーマに対して、メンバーは建設的な意見交換を行い、教員はファシリテートをしながら、関連する知識や情報の提供や紹介、また助言を行います。 特に、時事問題、報道などから積極的に取り上げ、現在起こっている未解決の事柄について、メンバーで話し合い、解決方法を探っていきます。 学生からの話題提供や時事問題の解説の際に、上記テーマの解説を盛り込むこともあります。 第15回まとめ |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況、議論への参加状況の総合評価。詳しくは授業中に説明します。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 日頃から、時事問題に目を通しておいてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :心の発達ゼミ
(科目名)
ILAS Seminar :Seminar on Mental Development
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月4 (教室) 総合館共南216 |
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(キーワード) コミュニケーション / 発達障害 / 心の支援 / 人格形成 / 性格 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
人のこころの成り立ちやその働きのメカニズムは、解明の難しい、答えがどこにあるのか不明な問題のため、高校までの勉強とは異なった角度からの学問となるでしょう。その分、奥が深く、心理学、医学、社会学、生物学、さらには制度や法律、経済にも関係しうる、様々な専門分野が融合するテーマでもあります。
本授業では、多角的な専門的観点から、現時点でわかっている「こころ」について学ぶとともに、日常生活におけるこころの動きに照らし合わせながら、その働きについて洞察を深め、日々に活かせるような土台を作ることを目指します。 発達の観点からは、人のこころは、生まれながらの性格、環境、様々な要因の影響を受けながら、人格として形成され、生涯発達していくと考えられています。この過程を、乳幼児期、児童期、思春期、成人期、老年期などライフステージごとに考察し、個人の特徴も合わせて、精神面の発達過程、さらには精神的不調やその回復過程についても学びます。 |
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(到達目標)
・人のこころの発達について、分野横断的な基本的な事項を理解する。
・これまでの知見や時事問題、ゼミのメンバーとの建設的な意見交換を通して、多様な背景を元にした様々な考え方やこころの状態があることを認識する。 ・自身のストレス対処、メンタルヘルスの維持、周囲への配慮のための土台を築く。 |
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション 第2回〜第14回 教員から、以下のような内容の話題を各回一つずつ提供し、グループディスカッションを行います。 1.こころの分野の多面性 2.ライフステージごとのこころの特徴 3.パーソナリティ(人格)について 4.発達障害について 5.こころの働き(通常の認知機能とその破綻) 6.メンタルヘルスの維持方法 残りの7回は、学生から関連する内容の話題提供を募り、提案されたテーマに対して、メンバーは建設的な意見交換を行い、教員はファシリテートをしながら、関連する知識や情報の提供や紹介、また助言を行います。 特に、時事問題、報道などから積極的に取り上げ、現在起こっている未解決の事柄について、メンバーで話し合い、解決方法を探っていきます。 学生からの話題提供や時事問題の解説の際に、上記テーマの解説を盛り込むこともあります。 第15回まとめ |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況、議論への参加状況の総合評価。詳しくは授業中に説明します。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
日頃から、時事問題に目を通しておいてください。
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(その他(オフィスアワー等))
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