授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :比較認知科学実習−霊長類の行動・認知を探る
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Comparative Cognition - Exploring Behavior and Cognition in Primates | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 前期集中(夏季休業中)8月の火・水・木・金を予定 |
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(教室) | ヒト行動進化研究センター新棟4階及び地下実験室 | ||||||||||||
(キーワード) | 霊長類 / チンパンジー / 比較認知科学 / 実習 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 愛知県犬山市にあるヒト行動進化研究センターにおいて、チンパンジーなどの認知実験や行動観察に参加する。実際に行われている認知研究の現場に参加することで、チンパンジーをはじめとする霊長類について深く知るとともに、そうした体験を通して比較認知科学の手法とこころの進化的基盤についての知識を深める。研究する側の日常と、研究される側の日常の姿を見せたい。 | ||||||||||||
(到達目標) | タッチパネルを用いた認知課題、アイトラッカーやサーモグラフィ等の機器を用いた行動や生理反応を実際に体験することにより、比較認知科学で用いられている基本的な手法を学ぶ。チンパンジーを始めとした霊長類の認知研究の場に参与し、現場での質疑や議論を通じて、こころの進化に関する実証研究(比較認知科学研究)の面白さを体感する。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | ヒト行動進化研究センターで4日間の集中実習をおこなう(研究センターの宿泊施設に宿泊可)。時期は8月上旬を予定するが、参加者の希望を聴取し、相談のうえで決定する。 ヒト行動進化研究センターの教員・研究員・大学院生が行っているチンパンジーを対象とした比較認知科学の研究などに参加して、チンパンジーの実際の行動を観察し、コンピュータを操作して実験データを収集する。 ・タッチパネルを用いた認知課題 認知能力の様々な側面を調べるために、タッチパネルを用いた選択課題や弁別課題が用いられてきた。実際に、大学院生や研究員がタッチパネルを用いて取り組んでいる実験を観察し、また実際に体験する。 ・社会集団でのインタラクションや社会交渉の観察 チンパンジーは高い社会性をもつ。飼育下でも集団で生活する中で、日常的に様々なインタラクションや社会交渉が観察される。それぞれの個体を識別したうえで、どういった社会交渉が行われているのか、観察しその分析を行う。 ・飼育環境エンリッチメント 野生チンパンジーの社会・生態および自然環境保護について学ぶとともに、そうした知見がどのようにエンリッチメントに生かされているのかを、飼育現場を観察することで考察する。 ・こころの進化に関するセミナー 大学院生・研究員による研究発表やそのディスカッションに参加する。セミナーは基本的に英語で行う予定である。 犬山での集中実習は全日程参加を条件とする。最終日には、得られた成果や知識をもとに、霊長類におけるこころの進化について考察する。 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習についてのレポート(A4サイズ)の提出。 実習への取り組みと、そのレポートをもとに成績評価する。 詳細は実習中に説明する。 なお、実習が8月上旬から中旬のため、成績報告が遅れる可能性がある。 |
||||||||||||
(教科書) |
『日本のサル学のあした—霊長類研究という「人間学」の可能性』
(京都通信社)
|
||||||||||||
(参考書等) |
『チンパンジーの認知と行動の発達』
(京都大学学術出版会)
『動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦-』
(技術評論社)
『新しい霊長類学』
(講談社ブルーバックス)
『新・霊長類学のすすめ (京大人気講義シリーズ) 』
(丸善出版)
|
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(関連URL) | https://ikumaadachi.wixsite.com/primate-cognition-la | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 特別な予備知識は必要としない。ただし、参考書についても目を通しておくことが望ましい。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 健康診断書の写し(特にX線胸部間接撮影の所見)を持参すること。交通費と宿泊費は本人負担とする。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :比較認知科学実習−霊長類の行動・認知を探る
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Comparative Cognition - Exploring Behavior and Cognition in Primates
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 前期集中(夏季休業中)8月の火・水・木・金を予定 (教室) ヒト行動進化研究センター新棟4階及び地下実験室 |
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(キーワード) 霊長類 / チンパンジー / 比較認知科学 / 実習 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
愛知県犬山市にあるヒト行動進化研究センターにおいて、チンパンジーなどの認知実験や行動観察に参加する。実際に行われている認知研究の現場に参加することで、チンパンジーをはじめとする霊長類について深く知るとともに、そうした体験を通して比較認知科学の手法とこころの進化的基盤についての知識を深める。研究する側の日常と、研究される側の日常の姿を見せたい。
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(到達目標)
タッチパネルを用いた認知課題、アイトラッカーやサーモグラフィ等の機器を用いた行動や生理反応を実際に体験することにより、比較認知科学で用いられている基本的な手法を学ぶ。チンパンジーを始めとした霊長類の認知研究の場に参与し、現場での質疑や議論を通じて、こころの進化に関する実証研究(比較認知科学研究)の面白さを体感する。
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(授業計画と内容)
ヒト行動進化研究センターで4日間の集中実習をおこなう(研究センターの宿泊施設に宿泊可)。時期は8月上旬を予定するが、参加者の希望を聴取し、相談のうえで決定する。 ヒト行動進化研究センターの教員・研究員・大学院生が行っているチンパンジーを対象とした比較認知科学の研究などに参加して、チンパンジーの実際の行動を観察し、コンピュータを操作して実験データを収集する。 ・タッチパネルを用いた認知課題 認知能力の様々な側面を調べるために、タッチパネルを用いた選択課題や弁別課題が用いられてきた。実際に、大学院生や研究員がタッチパネルを用いて取り組んでいる実験を観察し、また実際に体験する。 ・社会集団でのインタラクションや社会交渉の観察 チンパンジーは高い社会性をもつ。飼育下でも集団で生活する中で、日常的に様々なインタラクションや社会交渉が観察される。それぞれの個体を識別したうえで、どういった社会交渉が行われているのか、観察しその分析を行う。 ・飼育環境エンリッチメント 野生チンパンジーの社会・生態および自然環境保護について学ぶとともに、そうした知見がどのようにエンリッチメントに生かされているのかを、飼育現場を観察することで考察する。 ・こころの進化に関するセミナー 大学院生・研究員による研究発表やそのディスカッションに参加する。セミナーは基本的に英語で行う予定である。 犬山での集中実習は全日程参加を条件とする。最終日には、得られた成果や知識をもとに、霊長類におけるこころの進化について考察する。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習についてのレポート(A4サイズ)の提出。
実習への取り組みと、そのレポートをもとに成績評価する。 詳細は実習中に説明する。 なお、実習が8月上旬から中旬のため、成績報告が遅れる可能性がある。 |
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(教科書)
『日本のサル学のあした—霊長類研究という「人間学」の可能性』
(京都通信社)
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(参考書等)
『チンパンジーの認知と行動の発達』
(京都大学学術出版会)
『動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦-』
(技術評論社)
『新しい霊長類学』
(講談社ブルーバックス)
『新・霊長類学のすすめ (京大人気講義シリーズ) 』
(丸善出版)
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(授業外学習(予習・復習)等)
特別な予備知識は必要としない。ただし、参考書についても目を通しておくことが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
健康診断書の写し(特にX線胸部間接撮影の所見)を持参すること。交通費と宿泊費は本人負担とする。
学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :洛南の歴史景観と河川環境巡検
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Riverine Landscape in Southern Kyoto | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 4月下旬に吉田キャンパスでのガイダンス1回と夏休み期間中の3日間連続講義 |
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(教室) | 宇治川オープンラボラトリー(ガイダンス:吉田南構内) | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 京都洛南地域 / 歴史景観 / 河川環境 / 流域治水・防災 / 巡検 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 伏見、宇治および淀・八幡地区の歴史遺産を地形や河川環境の専門家とともに歩く巡検を行います。京都南部低平地における治水遺跡(太閤堤)や宇治川水運の史跡(伏見港、濠川、高瀬川)、そして近代河川工学の文化遺産(疏水、三栖閘門、背割堤)等に関する認識を新たにし、土地のなりたちをふまえた流域の環境防災および水辺景観のあり方について考察します。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 河川との関わりで形成された都市(景観)を巡検を通して確認し,土地のなりたちをふまえた流域の災害リスクを見る目を養う。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 1)オリエンテーション: 4月下旬の適当な日の5時限に、巡検の意義、巡検コースの特徴、成果のまとめ方等について説明します。 2)9月中の3日間に、歴史景観と河川環境を考察するため、京都南部の街・河川を巡検します。各日、集合場所でブリーフィングの後、カメラ、地形図等を携行してフィールドを歩きます。 3)巡検の成果を各自の洛南観光マップのかたちにまとめます。 |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ◎成績評価項目 ・平常点(巡検への出席と参加態度) ・巡検の成果のまとめ方 詳しくは授業中に説明します。 |
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(教科書) |
参考となる文献資料を毎回配布します。
|
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(参考書等) |
参考書リストを配布します。
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 京都南部の低平地、とりわけ、淀川の支流(宇治川、木津川、桂川)周辺を巡検しますので、その位置関係や歴史などを予習すると、巡検での説明内容の理解度が深まります。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 京都のよさを河川文化と地形環境の視点から再発見しましょう。 巡検途中の様子などを記録できるようにカメラを用意してください。撮影した写真は成果作成に使用します。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておいて下さい。 旅費(京都南部を移動するための費用:1日1,000円程度)は自己負担をお願いします。テキスト等の購入は予定していません(地図等の資料は準備します)。 成績は、レポート評価後に直ちに担当に報告した後、10月に開示される予定です。 |
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ILASセミナー :洛南の歴史景観と河川環境巡検
(科目名)
ILAS Seminar :Riverine Landscape in Southern Kyoto
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 4月下旬に吉田キャンパスでのガイダンス1回と夏休み期間中の3日間連続講義 (教室) 宇治川オープンラボラトリー(ガイダンス:吉田南構内) |
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(キーワード) 京都洛南地域 / 歴史景観 / 河川環境 / 流域治水・防災 / 巡検 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
伏見、宇治および淀・八幡地区の歴史遺産を地形や河川環境の専門家とともに歩く巡検を行います。京都南部低平地における治水遺跡(太閤堤)や宇治川水運の史跡(伏見港、濠川、高瀬川)、そして近代河川工学の文化遺産(疏水、三栖閘門、背割堤)等に関する認識を新たにし、土地のなりたちをふまえた流域の環境防災および水辺景観のあり方について考察します。
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(到達目標)
河川との関わりで形成された都市(景観)を巡検を通して確認し,土地のなりたちをふまえた流域の災害リスクを見る目を養う。
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(授業計画と内容)
1)オリエンテーション: 4月下旬の適当な日の5時限に、巡検の意義、巡検コースの特徴、成果のまとめ方等について説明します。 2)9月中の3日間に、歴史景観と河川環境を考察するため、京都南部の街・河川を巡検します。各日、集合場所でブリーフィングの後、カメラ、地形図等を携行してフィールドを歩きます。 3)巡検の成果を各自の洛南観光マップのかたちにまとめます。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
◎成績評価項目
・平常点(巡検への出席と参加態度) ・巡検の成果のまとめ方 詳しくは授業中に説明します。 |
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(教科書)
参考となる文献資料を毎回配布します。
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(参考書等)
参考書リストを配布します。
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
京都南部の低平地、とりわけ、淀川の支流(宇治川、木津川、桂川)周辺を巡検しますので、その位置関係や歴史などを予習すると、巡検での説明内容の理解度が深まります。
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(その他(オフィスアワー等))
京都のよさを河川文化と地形環境の視点から再発見しましょう。
巡検途中の様子などを記録できるようにカメラを用意してください。撮影した写真は成果作成に使用します。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておいて下さい。 旅費(京都南部を移動するための費用:1日1,000円程度)は自己負担をお願いします。テキスト等の購入は予定していません(地図等の資料は準備します)。 成績は、レポート評価後に直ちに担当に報告した後、10月に開示される予定です。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :貝類の不思議
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(英 訳) | ILAS Seminar :Diversity, ecology and evolution of marine mollusks | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 |
||||||
(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 軟体動物 / 分類学 / 形態学 / 解剖学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 古来より、四方を海に囲まれた日本において貝類が食糧として食卓にあがる事は珍しくない。しかしながら、その貝類の形態、食性、生態の多様性を知らずに食している人が大部分であろう。一般的に貝類と称される巻貝類や二枚貝類は世界で10万種を超えると言われ、その進化の歴史の深さは計り知れない。 そこで本ILASセミナーでは、講義およびフィールド調査、実習室での詳細な観察を通じて、貝類の多様性、生態、進化についての理解を深める事を目的とする。 |
||||||
(到達目標) | ・海洋生物の進化に関する基本的事項を理解する。 ・フィールド調査の手法を習得する。 ・レポートに対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 4月中旬に農学部総合館でオリエンテーションを行う。 実習は4月27-29日に、和歌山県西牟婁郡白浜町にある「瀬戸臨海実験所」にて行なう。実験所周辺の岩礁海岸および田辺市の干潟などでフィールド観察や採集調査を行ない、貝類の生態を観察する。その後、実習室において図鑑類を用いた同定作業や実体顕微鏡を用いた解剖や形態観察を行ない、貝類の形の多様性や進化について理解を深める。実習中にレポート課題を提示し、実習終了時にレポートを提出する。 実習の詳細については、初回オリエンテーション時に受講者と調整を行なう。 |
||||||
(履修要件) |
・集団生活ができ実習が楽しめ、海洋生物に興味があれば、予備知識や文系・理系を問いません。
・実習中に必要となる知識・用語などは、実習中に適宜補足します。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な参加(30点)、レポート(70点)により評価する。 ・宿泊型の実習のため、実習中の集団行動を乱す者については厳しく対応し、「実習への積極的な参加」の項目を減点する。 ・レポートに関しては、新規性もしくは独自性が見られる考察については高い点を与える。 |
||||||
(教科書) |
貝類の同定に必要な図鑑類は、実習中に限り、実験所所蔵のものを貸し出しします。
|
||||||
(参考書等) |
『貝類学』
(東京大学出版会)
ISBN:978-4130601900
『貝の疑問50』
(成山堂)
ISBN:978-4-425-98421-3
『バイオディバーシティ・シリーズ5 無脊椎動物の多様性と系統』
(裳華房)
ISBN:978-4-785358280
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | オリエンテーション時に、実習までに予習すべき事を指示します。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へは必ず加入して下さい。 ・交通費・食費は受講生負担となります。 ・宿泊は瀬戸臨海実験所の宿泊棟を利用します。シーツのクリーニング代として900円を徴収します。 ・実習中、疑問や質問があれば積極的な発言を期待します。実習生間での議論も歓迎です。 |
||||||
ILASセミナー :貝類の不思議
(科目名)
ILAS Seminar :Diversity, ecology and evolution of marine mollusks
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 未定 |
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(キーワード) 軟体動物 / 分類学 / 形態学 / 解剖学 | |||||||
(授業の概要・目的)
古来より、四方を海に囲まれた日本において貝類が食糧として食卓にあがる事は珍しくない。しかしながら、その貝類の形態、食性、生態の多様性を知らずに食している人が大部分であろう。一般的に貝類と称される巻貝類や二枚貝類は世界で10万種を超えると言われ、その進化の歴史の深さは計り知れない。
そこで本ILASセミナーでは、講義およびフィールド調査、実習室での詳細な観察を通じて、貝類の多様性、生態、進化についての理解を深める事を目的とする。 |
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(到達目標)
・海洋生物の進化に関する基本的事項を理解する。
・フィールド調査の手法を習得する。 ・レポートに対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
4月中旬に農学部総合館でオリエンテーションを行う。 実習は4月27-29日に、和歌山県西牟婁郡白浜町にある「瀬戸臨海実験所」にて行なう。実験所周辺の岩礁海岸および田辺市の干潟などでフィールド観察や採集調査を行ない、貝類の生態を観察する。その後、実習室において図鑑類を用いた同定作業や実体顕微鏡を用いた解剖や形態観察を行ない、貝類の形の多様性や進化について理解を深める。実習中にレポート課題を提示し、実習終了時にレポートを提出する。 実習の詳細については、初回オリエンテーション時に受講者と調整を行なう。 |
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(履修要件)
・集団生活ができ実習が楽しめ、海洋生物に興味があれば、予備知識や文系・理系を問いません。
・実習中に必要となる知識・用語などは、実習中に適宜補足します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な参加(30点)、レポート(70点)により評価する。
・宿泊型の実習のため、実習中の集団行動を乱す者については厳しく対応し、「実習への積極的な参加」の項目を減点する。 ・レポートに関しては、新規性もしくは独自性が見られる考察については高い点を与える。 |
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(教科書)
貝類の同定に必要な図鑑類は、実習中に限り、実験所所蔵のものを貸し出しします。
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(参考書等)
『貝類学』
(東京大学出版会)
ISBN:978-4130601900
『貝の疑問50』
(成山堂)
ISBN:978-4-425-98421-3
『バイオディバーシティ・シリーズ5 無脊椎動物の多様性と系統』
(裳華房)
ISBN:978-4-785358280
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(授業外学習(予習・復習)等)
オリエンテーション時に、実習までに予習すべき事を指示します。
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(その他(オフィスアワー等))
・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へは必ず加入して下さい。
・交通費・食費は受講生負担となります。 ・宿泊は瀬戸臨海実験所の宿泊棟を利用します。シーツのクリーニング代として900円を徴収します。 ・実習中、疑問や質問があれば積極的な発言を期待します。実習生間での議論も歓迎です。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :霊長類脳神経科学トレーニングコース
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(英 訳) | ILAS Seminar :Primate Neuroscience Training Course | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 前期集中(8月最終週〜9月初週の5日間) |
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(教室) | ヒト行動進化研究センター高次脳機能研究室 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 脳 / 霊長類 / 認知機能 / サル | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | ヒトに類似した構造を持ち、高度な認知機能を有するサル類の脳の研究を見学、体験する。霊長類研究所において先端的研究を展開する、統合脳システム分野と高次脳機能分野の研究室を訪問し、脳科学研究の最前線に触れる。今後の脳科学研究や医科学研究におけるサル類を対象とした研究の重要性や実際の研究手法の理解を深める。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | さまざまな霊長類の脳の特徴を知り、ヒトの脳が相対的に非常に進化していることを実感できる。また、最新の脳科学研究の手法を学び、サル類における学習課題の訓練法や神経細胞の記録方法や染色された神経細胞の顕微鏡下での観察方法を習得できる。研究対象としてのサルの有用性や意義が理解できる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 8月最終週もしくは9月最初の週の月曜日〜金曜日の連続5日間、午前10時〜午後5時の予定で、研究施設の見学、様々な研究手法や最新の研究トピックスの紹介を行うとともに、特に神経解剖学と神経生理学に関する方法論の一部を実習する。 1回:オリエンテーションおよび霊長類脳科学研究の概要に関する講義 2回:霊長類の脳機能の概要に関する講義 さらに、以下の4つの項目に関して各々3〜4回に分けて実施する予定である。 神経生理学的実験の体験・見学 神経解剖学的実験の体験・見学 霊長類疾患モデル研究の体験・見学 遺伝子改変技術を用いた霊長類脳研究の概要の講義および見学 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況および期間中の口頭試問により評価する。詳細については実施期間中に説明する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
教科書は使用しないが、必要に応じてプリント等の資料を授業中に配付する。
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(参考書等) |
『カールソン神経科学テキスト 脳と行動』
(丸善出版)
ISBN:978-4-621-08257-7
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(関連URL) |
http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cognitive_neuroscience/
ヒト行動進化研究センター 高次脳機能分野ホームページ
http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/systems_neuroscience/index.html ヒト行動進化研究センター 統合脳システム分野ホームページ |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 脳に関する知識を事前にある程度習得していると理解が進む。 また、自分自身がどのような脳の働きに興味をもっているかを考えておくと良い。 動物としてヒト、サル、ネズミの共通点と相違点を知っておくとよい。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 神経科学(脳神経系の構造や機能に関する学問)に興味のある学生の参加を希望することは言うまでもないが、特に、霊長類で進化した高次機能(運動制御、学習・記憶、社会認知等)や発達、可塑性、老化、病態等の動的現象、最新の研究手法に関心が強い学生を歓迎する。なお、受講者は、犬山キャンパス共同利用宿泊施設(http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cooperative_research/accommodation.html)を利用することができる。ただし、愛知県犬山市までの交通費及び宿泊費は受講者負担になる。また、研究施設の見学等も含まれるので、学生教育研究災害傷害保険に加入していることと、直近の健康診断での胸部X線診断結果の提示が必要。 集中講義が8月中旬以降に行われるため、通常の成績発表の時期に間に合わない可能性がある(9月末あたり)。 質問があれば、宮地(miyachi.shigehiro.8e@kyoto-u.ac.jp)まで。 |
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ILASセミナー :霊長類脳神経科学トレーニングコース
(科目名)
ILAS Seminar :Primate Neuroscience Training Course
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 前期集中(8月最終週〜9月初週の5日間) (教室) ヒト行動進化研究センター高次脳機能研究室 |
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(キーワード) 脳 / 霊長類 / 認知機能 / サル | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
ヒトに類似した構造を持ち、高度な認知機能を有するサル類の脳の研究を見学、体験する。霊長類研究所において先端的研究を展開する、統合脳システム分野と高次脳機能分野の研究室を訪問し、脳科学研究の最前線に触れる。今後の脳科学研究や医科学研究におけるサル類を対象とした研究の重要性や実際の研究手法の理解を深める。
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(到達目標)
さまざまな霊長類の脳の特徴を知り、ヒトの脳が相対的に非常に進化していることを実感できる。また、最新の脳科学研究の手法を学び、サル類における学習課題の訓練法や神経細胞の記録方法や染色された神経細胞の顕微鏡下での観察方法を習得できる。研究対象としてのサルの有用性や意義が理解できる。
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(授業計画と内容)
8月最終週もしくは9月最初の週の月曜日〜金曜日の連続5日間、午前10時〜午後5時の予定で、研究施設の見学、様々な研究手法や最新の研究トピックスの紹介を行うとともに、特に神経解剖学と神経生理学に関する方法論の一部を実習する。 1回:オリエンテーションおよび霊長類脳科学研究の概要に関する講義 2回:霊長類の脳機能の概要に関する講義 さらに、以下の4つの項目に関して各々3〜4回に分けて実施する予定である。 神経生理学的実験の体験・見学 神経解剖学的実験の体験・見学 霊長類疾患モデル研究の体験・見学 遺伝子改変技術を用いた霊長類脳研究の概要の講義および見学 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況および期間中の口頭試問により評価する。詳細については実施期間中に説明する。
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(教科書)
使用しない
教科書は使用しないが、必要に応じてプリント等の資料を授業中に配付する。
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(参考書等)
『カールソン神経科学テキスト 脳と行動』
(丸善出版)
ISBN:978-4-621-08257-7
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(授業外学習(予習・復習)等)
脳に関する知識を事前にある程度習得していると理解が進む。
また、自分自身がどのような脳の働きに興味をもっているかを考えておくと良い。 動物としてヒト、サル、ネズミの共通点と相違点を知っておくとよい。 |
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(その他(オフィスアワー等))
神経科学(脳神経系の構造や機能に関する学問)に興味のある学生の参加を希望することは言うまでもないが、特に、霊長類で進化した高次機能(運動制御、学習・記憶、社会認知等)や発達、可塑性、老化、病態等の動的現象、最新の研究手法に関心が強い学生を歓迎する。なお、受講者は、犬山キャンパス共同利用宿泊施設(http://www2.ehub.kyoto-u.ac.jp/sections/cooperative_research/accommodation.html)を利用することができる。ただし、愛知県犬山市までの交通費及び宿泊費は受講者負担になる。また、研究施設の見学等も含まれるので、学生教育研究災害傷害保険に加入していることと、直近の健康診断での胸部X線診断結果の提示が必要。
集中講義が8月中旬以降に行われるため、通常の成績発表の時期に間に合わない可能性がある(9月末あたり)。 質問があれば、宮地(miyachi.shigehiro.8e@kyoto-u.ac.jp)まで。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :森を育て活かす−林業体験をとおして考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Forest Resource Management and Utilization | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 林業 / 森林資源利用 / 循環型社会 / 過疎問題 / 森林文化 | ||||||
(授業の概要・目的) | 近年の地球環境問題の顕在化や脱原発等の社会的要請により,社会そのものが大きく変質せざるを得ない状況にある。我々は今後,エネルギーや資源をどのように循環させる未来社会を構築すべきか,その道筋を含めて考え,行動していかなければならない。 日本人は古くから様々な形で森林を改変し,利用しながら,独特の文化を育んできた。現在,日本には2500万haの森林があり,国土に占める森林の比率(森林率)は68.2%(FAOによる数値)と,先進国の中ではフィンランドに次いで2位である。その4割(1000万ha)が人工林化されており,充分な資源量を蓄積している。森林は太陽エネルギーの力を借りて物質として利用可能な資源を生み出す魔法の工場とも言えるが,林業不振のために近年はあまり利用されず,間伐遅れによる森林荒廃,中山間地域の過疎,伝統文化の断絶など,様々な問題を引き起こしてきた。 一方で地球環境問題の深刻化から,再生可能資源である林業の意義が世界的に再び見直され,成熟した人工林資源を活用を軸にした林業の成長産業化に関する動きも活発になってきている。 本セミナーでは,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を体験するとともに,最先端の林業の作業現場や木材利用の見学を行う。 世界有数の森林国である日本では,様々な社会要素が森林に直接的,間接的に関与しており,来るべき循環型社会の中で,森林資源をいかに持続的に利用するかについては,様々な専門分野の人材が必要となる。理系,文系を問わず,様々な学生の参加を期待する。本セミナーへの参加を通し,森林国ならではの視点を獲得し,真の国際人としての素養を身につける第一歩として欲しい。 |
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(到達目標) | 自分たちの生活と森林との接点を理解し,未来社会での森林との付き合い方を考え行動する基盤を身につける。特に,森林と密接に関係してきた日本文化を幅広く理解し,山村の過疎問題や日本社会の将来像について,具体的に自分なりの意見を述べることができるようになることを目標とする。 | ||||||
(授業計画と内容) | 京都大学フィールド科学教育研究センター和歌山研究林(和歌山県有田川町)において,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を数日にわたり体験する(作業内容は調整中)。 また京都との往復の間に,日本で最も古い林業地のひとつである奈良県吉野地域に現存する270年生のスギ人工林を見学するほか,長期にわたって持続的に管理されてきた高野山奥の院および木造建築の見学,周辺地域の事業体における最先端の林業経営の見学,十津川村産材産直住宅の見学等を予定している。 本セミナーは,夏期(8/19または8/26の週を予定)に宿泊を伴う集中講義形式(3泊4日)で開催する。これに先立ち,前期期間中(5月下旬頃)に説明会を実施する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | セミナー開催中における受講態度(積極性・協調性などを4段階に評価)およびセミナー終了時に提出してもらうレポート(理解度・積極性・論理性などを6段階に評価)により,それぞれ40点,60点の配点で採点する。 | ||||||
(教科書) |
5月下旬に予定している説明会時に,林業の歴史と現状,近年の動向,将来の方向性などに関する資料を配付する。
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(参考書等) |
『林業イノベーション−林業と社会の豊かな関係を目指して』
(林業改良普及双書)
ISBN:ISBN978-4-88138-333-9
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(授業外学習(予習・復習)等) | 自分の日常生活の中で,木材をはじめとする森林資源がどのような場面で人間社会で活用されているかを観察しておくこと。また,生活圏内にある森林に着目し,その管理状況を観察する(特に時間を割いて観察する必要はない)。観察した森林と森林資源の活用の現状について,それが持続可能な状態であるかどうか,また持続可能な状況にするために,自分の立場からどのように貢献できるかについて,考えておく。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 実施時期:8月下旬を予定しているが,参加者の希望を聞き,相談の上で決定する。採点報告日(8月中旬)以降に実施するため,成績報告が遅れる可能性がある。 費用:宿泊は和歌山研究林,移動は公用車を利用するため,期間中の宿泊費および交通費はかからないが,集合地点(奈良県橿原市周辺を予定)までの交通費および食費は実費(10,000円程度を予定)。宿舎には広い風呂がなく,温泉施設で入浴する日があるので,その費用も負担のこと。事前に学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :森を育て活かす−林業体験をとおして考える
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Forest Resource Management and Utilization
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 未定 |
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(キーワード) 林業 / 森林資源利用 / 循環型社会 / 過疎問題 / 森林文化 | |||||||
(授業の概要・目的)
近年の地球環境問題の顕在化や脱原発等の社会的要請により,社会そのものが大きく変質せざるを得ない状況にある。我々は今後,エネルギーや資源をどのように循環させる未来社会を構築すべきか,その道筋を含めて考え,行動していかなければならない。
日本人は古くから様々な形で森林を改変し,利用しながら,独特の文化を育んできた。現在,日本には2500万haの森林があり,国土に占める森林の比率(森林率)は68.2%(FAOによる数値)と,先進国の中ではフィンランドに次いで2位である。その4割(1000万ha)が人工林化されており,充分な資源量を蓄積している。森林は太陽エネルギーの力を借りて物質として利用可能な資源を生み出す魔法の工場とも言えるが,林業不振のために近年はあまり利用されず,間伐遅れによる森林荒廃,中山間地域の過疎,伝統文化の断絶など,様々な問題を引き起こしてきた。 一方で地球環境問題の深刻化から,再生可能資源である林業の意義が世界的に再び見直され,成熟した人工林資源を活用を軸にした林業の成長産業化に関する動きも活発になってきている。 本セミナーでは,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を体験するとともに,最先端の林業の作業現場や木材利用の見学を行う。 世界有数の森林国である日本では,様々な社会要素が森林に直接的,間接的に関与しており,来るべき循環型社会の中で,森林資源をいかに持続的に利用するかについては,様々な専門分野の人材が必要となる。理系,文系を問わず,様々な学生の参加を期待する。本セミナーへの参加を通し,森林国ならではの視点を獲得し,真の国際人としての素養を身につける第一歩として欲しい。 |
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(到達目標)
自分たちの生活と森林との接点を理解し,未来社会での森林との付き合い方を考え行動する基盤を身につける。特に,森林と密接に関係してきた日本文化を幅広く理解し,山村の過疎問題や日本社会の将来像について,具体的に自分なりの意見を述べることができるようになることを目標とする。
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(授業計画と内容)
京都大学フィールド科学教育研究センター和歌山研究林(和歌山県有田川町)において,森林調査,間伐,集材など,伝統的に日本で行われてきた林業作業を数日にわたり体験する(作業内容は調整中)。 また京都との往復の間に,日本で最も古い林業地のひとつである奈良県吉野地域に現存する270年生のスギ人工林を見学するほか,長期にわたって持続的に管理されてきた高野山奥の院および木造建築の見学,周辺地域の事業体における最先端の林業経営の見学,十津川村産材産直住宅の見学等を予定している。 本セミナーは,夏期(8/19または8/26の週を予定)に宿泊を伴う集中講義形式(3泊4日)で開催する。これに先立ち,前期期間中(5月下旬頃)に説明会を実施する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
セミナー開催中における受講態度(積極性・協調性などを4段階に評価)およびセミナー終了時に提出してもらうレポート(理解度・積極性・論理性などを6段階に評価)により,それぞれ40点,60点の配点で採点する。
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(教科書)
5月下旬に予定している説明会時に,林業の歴史と現状,近年の動向,将来の方向性などに関する資料を配付する。
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(参考書等)
『林業イノベーション−林業と社会の豊かな関係を目指して』
(林業改良普及双書)
ISBN:ISBN978-4-88138-333-9
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(授業外学習(予習・復習)等)
自分の日常生活の中で,木材をはじめとする森林資源がどのような場面で人間社会で活用されているかを観察しておくこと。また,生活圏内にある森林に着目し,その管理状況を観察する(特に時間を割いて観察する必要はない)。観察した森林と森林資源の活用の現状について,それが持続可能な状態であるかどうか,また持続可能な状況にするために,自分の立場からどのように貢献できるかについて,考えておく。
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(その他(オフィスアワー等))
実施時期:8月下旬を予定しているが,参加者の希望を聞き,相談の上で決定する。採点報告日(8月中旬)以降に実施するため,成績報告が遅れる可能性がある。
費用:宿泊は和歌山研究林,移動は公用車を利用するため,期間中の宿泊費および交通費はかからないが,集合地点(奈良県橿原市周辺を予定)までの交通費および食費は実費(10,000円程度を予定)。宿舎には広い風呂がなく,温泉施設で入浴する日があるので,その費用も負担のこと。事前に学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :海を観る・空を観る
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Field Observations on Sea and Weather | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 ガイダンスは5限目,実習日程は受講者決定後に調整 |
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(教室) | 白浜海象観測所例年ガイダンスは吉田南構内で5月〜6月(履修確定後)に実施 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 海洋観測 / 気象観測 / 地形計測 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地球上の大気現象の基となる太陽からのエネルギーは,まず地球の表面である陸面や海面に与えられます.このエネルギーが熱や水蒸気として大気に輸送され,大気と海洋,陸水間の相互作用の中で様々な現象を引き起こします.このILASセミナーでは,海や大気に関わる現象およびそれらの相互の関係について,実際の観測を通して学びます.事前ガイダンスの講義で学んだ知識を,実地観測を通じて参加者の実体験として確かめることにより,現象への理解および現象を捉える観測についての理解を深めます. | ||||||||||||||||||
(到達目標) | ・海,砂浜形状および気象の現地観測体験を通じて,現象を捉える方法について理解する ・海および気象に関する現象を体験に基づいて深く理解し基礎知識を習得する ・観測したデータの処理・グラフ化を行い,沿岸の水温,塩分濃度の分布,地上付近の大気変動および砂浜形状の特徴などについて説明できるようになる |
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(授業計画と内容) | 本セミナーは,事前ガイダンス(通常1回)と現地での実習から構成されています. 受講者決定後,5月ないし6月中に吉田キャンパスにおいて事前ガイダンスを開催します(ガイダンスの日時は,履修確定後に受講生と相談の上決定します).ガイダンスでは,概要説明のほか,実習の日程調整も行います. フィールドでの実習の内容は次の通りです. (1) 海洋観測入門 (2) 気象観測入門 (3) 砂浜形状計測入門 注1:それぞれの実習内容に関するレポート課題を出します 注2:現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします 実習は,和歌山県白浜町にある防災研究所白浜海象観測所周辺で行う予定です(和歌山県串本町にある潮岬風力実験所での実習を追加で実施する場合もあります).本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします). 実習日程の決定後の変更,補講は行いませんので,受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習が主体の集中形式の講義のため,受講決定後の取りやめや欠席は,他の受講生の迷惑になります.厳に慎むようにお願いします. |
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(履修要件) |
実習では海水の水温,密度,大気の気温,湿度,風向風速,気圧などを扱いますので,物理の基礎的な内容については事前に自習を求めます.またGPSを使った位置計測や測量方法など砂浜形状の計測に関連する事項についても事前に調べておいてください.
また,実測結果をグラフ化する作業もありますので,表計算ソフトウェアなどの使い方を学んでおくことを勧めます. なお,実習時に必要になる専門的な知識については、実習期間内で適宜補足します. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は平常点(出席と参加態度(ガイダンス10点、実習30点)),レポート(3実習項目,各20点)により評価します. ・ガイダンス,実習への参加は必須とします(レポート提出のみは受け付けません) ・各実習への参加状況(計測作業やデータ整理などへの参加姿勢等)も平常点の評価対象とします ・レポートに独自の工夫が見られるものついては,高い点を与えます |
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(教科書) |
特に指定はありません.
実習時に必要な資料等は,適宜配布します.
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(参考書等) |
『沿岸の海洋物理学』
(1993)
ISBN:4486012461
(課題取組み時の参考図書です(購入不要))
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(関連URL) |
http://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/frs/shirahama/index.html
白浜海象観測所
http://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/frs/swel/SWEL.htm 潮岬風力実験所 |
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(授業外学習(予習・復習)等) | このILASセミナーの特色は,紀伊半島の美しい自然の中で,大気の動きや海のふるまいを現地での実際の観測を通じて実体験することです. 履修が確定したら,海(沿岸),気象,砂浜(海岸地形)等をキーワードに,関連する資料を読んでおくとよいでしょう.「流域圏」というキーワードで資料を探してみるのもよいでしょう. |
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(その他(オフィスアワー等)) | フィールドでの実習を行いますので,学生教育研究災害傷害保険等,傷害保険には必ず加入した上で受講してください.また,実習時には動きやすく,ある程度汚れても良い服装(体操服,作業着など)および筆記用具,計算機等を準備してください. また,本ILASセミナーに関する連絡は,KULASISの授業連絡メールおよびPandAを通じて行いますので,メール本文および添付ファイルも受け取れるメールアドレス(原則,全学メールアドレス)を必ず登録するようにしてください. 本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします).受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習日程の決定後の変更,補講は行いません. 現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします. 交通費の目安: ・高速バス(明光バス,大阪〜白浜,往復)5,900円程度 ・鉄道(JR特急くろしお,新大阪〜白浜,往復)12,000円程度 なお,実施時期が例年8月下旬〜9月上旬頃のため,成績報告が遅れる場合があります. ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください . |
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ILASセミナー :海を観る・空を観る
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Field Observations on Sea and Weather
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 ガイダンスは5限目,実習日程は受講者決定後に調整 (教室) 白浜海象観測所例年ガイダンスは吉田南構内で5月〜6月(履修確定後)に実施 |
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(キーワード) 海洋観測 / 気象観測 / 地形計測 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
地球上の大気現象の基となる太陽からのエネルギーは,まず地球の表面である陸面や海面に与えられます.このエネルギーが熱や水蒸気として大気に輸送され,大気と海洋,陸水間の相互作用の中で様々な現象を引き起こします.このILASセミナーでは,海や大気に関わる現象およびそれらの相互の関係について,実際の観測を通して学びます.事前ガイダンスの講義で学んだ知識を,実地観測を通じて参加者の実体験として確かめることにより,現象への理解および現象を捉える観測についての理解を深めます.
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(到達目標)
・海,砂浜形状および気象の現地観測体験を通じて,現象を捉える方法について理解する
・海および気象に関する現象を体験に基づいて深く理解し基礎知識を習得する ・観測したデータの処理・グラフ化を行い,沿岸の水温,塩分濃度の分布,地上付近の大気変動および砂浜形状の特徴などについて説明できるようになる |
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(授業計画と内容)
本セミナーは,事前ガイダンス(通常1回)と現地での実習から構成されています. 受講者決定後,5月ないし6月中に吉田キャンパスにおいて事前ガイダンスを開催します(ガイダンスの日時は,履修確定後に受講生と相談の上決定します).ガイダンスでは,概要説明のほか,実習の日程調整も行います. フィールドでの実習の内容は次の通りです. (1) 海洋観測入門 (2) 気象観測入門 (3) 砂浜形状計測入門 注1:それぞれの実習内容に関するレポート課題を出します 注2:現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします 実習は,和歌山県白浜町にある防災研究所白浜海象観測所周辺で行う予定です(和歌山県串本町にある潮岬風力実験所での実習を追加で実施する場合もあります).本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします). 実習日程の決定後の変更,補講は行いませんので,受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習が主体の集中形式の講義のため,受講決定後の取りやめや欠席は,他の受講生の迷惑になります.厳に慎むようにお願いします. |
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(履修要件)
実習では海水の水温,密度,大気の気温,湿度,風向風速,気圧などを扱いますので,物理の基礎的な内容については事前に自習を求めます.またGPSを使った位置計測や測量方法など砂浜形状の計測に関連する事項についても事前に調べておいてください.
また,実測結果をグラフ化する作業もありますので,表計算ソフトウェアなどの使い方を学んでおくことを勧めます. なお,実習時に必要になる専門的な知識については、実習期間内で適宜補足します. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は平常点(出席と参加態度(ガイダンス10点、実習30点)),レポート(3実習項目,各20点)により評価します.
・ガイダンス,実習への参加は必須とします(レポート提出のみは受け付けません) ・各実習への参加状況(計測作業やデータ整理などへの参加姿勢等)も平常点の評価対象とします ・レポートに独自の工夫が見られるものついては,高い点を与えます |
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(教科書)
特に指定はありません.
実習時に必要な資料等は,適宜配布します.
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(参考書等)
『沿岸の海洋物理学』
(1993)
ISBN:4486012461
(課題取組み時の参考図書です(購入不要))
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(授業外学習(予習・復習)等)
このILASセミナーの特色は,紀伊半島の美しい自然の中で,大気の動きや海のふるまいを現地での実際の観測を通じて実体験することです.
履修が確定したら,海(沿岸),気象,砂浜(海岸地形)等をキーワードに,関連する資料を読んでおくとよいでしょう.「流域圏」というキーワードで資料を探してみるのもよいでしょう. |
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(その他(オフィスアワー等))
フィールドでの実習を行いますので,学生教育研究災害傷害保険等,傷害保険には必ず加入した上で受講してください.また,実習時には動きやすく,ある程度汚れても良い服装(体操服,作業着など)および筆記用具,計算機等を準備してください.
また,本ILASセミナーに関する連絡は,KULASISの授業連絡メールおよびPandAを通じて行いますので,メール本文および添付ファイルも受け取れるメールアドレス(原則,全学メールアドレス)を必ず登録するようにしてください. 本セミナーは集中講義形式で,例年8月下旬〜9月上旬頃に1泊2日の日程で実施しています(日程の詳細はガイダンスで調整しますが,実習の内容から原則1泊2日の日程とします).受講希望者は8月下旬〜9月上旬頃の予定を十分考えた上で,選択して下さい.実習日程の決定後の変更,補講は行いません. 現地までの交通費,現地での宿泊費,食費などは原則として受講生の負担とします. 交通費の目安: ・高速バス(明光バス,大阪〜白浜,往復)5,900円程度 ・鉄道(JR特急くろしお,新大阪〜白浜,往復)12,000円程度 なお,実施時期が例年8月下旬〜9月上旬頃のため,成績報告が遅れる場合があります. ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください . |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :斜面減災のための理学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Science for mitigation of landslide disaster | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 2024年9月3日(火)から9月5日(木)の3日間 |
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(教室) | 野外実習・実験・ゼミ毎に集合場所を指定する. | ||||||
(キーワード) | 土砂災害 / 斜面崩壊 / 自然地理学 / 水文地形学 / 野外調査 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本授業では,巡検・実験・討論を通じて斜面減災を実現するための実践的な理学的アプローチを学ぶ. 湿潤変動帯と呼ばれる日本列島では,国土の大部分を山地・丘陵地が占め,居住区が急傾斜地に隣接していることも多い.そのような自然環境において,斜面崩壊や地すべり,土石流といった斜面変動はごく身近に存在する自然現象といえる.事実,近年の豪雨や地震により,多くの人的被害を伴う斜面災害が発生している.斜面変動に対する基礎的知識とそれへの適切な警戒心は,湿潤変動帯に暮らす日本人の素養であり,生存のための知恵でもある.それにもかかわらず,斜面変動の地質・地形的背景(素因)や,降水浸透あるいは地震動といった引き金(誘因)が,なぜ・どのようにして斜面変動を引き起こすのかについて学ぶ機会はほとんどないと言ってよい.本授業では,野外において実際に斜面を構成している地盤材料に触れ,その水理・力学的な特性を実験室で分析し,斜面変動が発生するメカニズムや条件について,自ら得たデータに基づく議論を通して,一般的理解を獲得することを目的とする. |
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(到達目標) | 日本人にとって極めて身近な自然現象である斜面変動についての素養を身につけ,斜面災害について考察できる能力を養う. | ||||||
(授業計画と内容) | 夏季休業中の集中講義とする.日程は以下のとおりである. 9月3日(火)京都近郊丘陵地の森林斜面での野外実習 9月4日(水)宇治キャンパスでの実験 9月5日(木)宇治キャンパスでのデータ解析およびゼミ (いずれの日時も,京都市内からの交通費往復1000円以内) 事前に初日集合場所・実習タイムテーブル・持ち物・服装等の詳細情報を,KULASISを通じて提示するので,参照の上,参加すること. 授業計画と内容 巡検(移動時間等を除き7.5時間 = 5コマ分) x 1日 京都近郊の丘陵地において,斜面崩壊地を見学し,土層断面の観察・調査,試料の採集を行う. 実験(7.5時間 = 5コマ分) x 1日 採集した試料を用いて,水理・力学的な土質試験を行う. データ解析 + ゼミ(6時間 = 4コマ分) x 1日 得られたデータを用いて,水の浸透や斜面の安定に関する計算を行い, 斜面ハザード評価の方法論について討論する. 授業を通じて,フィールドノートの記載方法,データの解析方法,レポートの記述方法等について具体的に指導する. |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 3日間の集中形式のため,単位取得には原則的に全日出席の上,レポートの提出を必須とする. 成績評価は平常点(出席と授業への参加姿勢)50点とレポート評価50点による. |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 3日間の授業期間中にはデータ解析や討論準備を課題として出す場合がある. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 第一日目は京都近郊丘陵地の急斜面でのフィールドワークとなるため,動きやすい靴と汚れても良い服装,雨具・軍手・虫よけといった最低限の個人装備を揃えて参加すること. 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること. なお,9月に集中講義を実施するため成績報告が後期になる可能性がある. |
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ILASセミナー :斜面減災のための理学
(科目名)
ILAS Seminar :Science for mitigation of landslide disaster
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 2024年9月3日(火)から9月5日(木)の3日間 (教室) 野外実習・実験・ゼミ毎に集合場所を指定する. |
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(キーワード) 土砂災害 / 斜面崩壊 / 自然地理学 / 水文地形学 / 野外調査 | |||||||
(授業の概要・目的)
本授業では,巡検・実験・討論を通じて斜面減災を実現するための実践的な理学的アプローチを学ぶ.
湿潤変動帯と呼ばれる日本列島では,国土の大部分を山地・丘陵地が占め,居住区が急傾斜地に隣接していることも多い.そのような自然環境において,斜面崩壊や地すべり,土石流といった斜面変動はごく身近に存在する自然現象といえる.事実,近年の豪雨や地震により,多くの人的被害を伴う斜面災害が発生している.斜面変動に対する基礎的知識とそれへの適切な警戒心は,湿潤変動帯に暮らす日本人の素養であり,生存のための知恵でもある.それにもかかわらず,斜面変動の地質・地形的背景(素因)や,降水浸透あるいは地震動といった引き金(誘因)が,なぜ・どのようにして斜面変動を引き起こすのかについて学ぶ機会はほとんどないと言ってよい.本授業では,野外において実際に斜面を構成している地盤材料に触れ,その水理・力学的な特性を実験室で分析し,斜面変動が発生するメカニズムや条件について,自ら得たデータに基づく議論を通して,一般的理解を獲得することを目的とする. |
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(到達目標)
日本人にとって極めて身近な自然現象である斜面変動についての素養を身につけ,斜面災害について考察できる能力を養う.
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(授業計画と内容)
夏季休業中の集中講義とする.日程は以下のとおりである. 9月3日(火)京都近郊丘陵地の森林斜面での野外実習 9月4日(水)宇治キャンパスでの実験 9月5日(木)宇治キャンパスでのデータ解析およびゼミ (いずれの日時も,京都市内からの交通費往復1000円以内) 事前に初日集合場所・実習タイムテーブル・持ち物・服装等の詳細情報を,KULASISを通じて提示するので,参照の上,参加すること. 授業計画と内容 巡検(移動時間等を除き7.5時間 = 5コマ分) x 1日 京都近郊の丘陵地において,斜面崩壊地を見学し,土層断面の観察・調査,試料の採集を行う. 実験(7.5時間 = 5コマ分) x 1日 採集した試料を用いて,水理・力学的な土質試験を行う. データ解析 + ゼミ(6時間 = 4コマ分) x 1日 得られたデータを用いて,水の浸透や斜面の安定に関する計算を行い, 斜面ハザード評価の方法論について討論する. 授業を通じて,フィールドノートの記載方法,データの解析方法,レポートの記述方法等について具体的に指導する. |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
3日間の集中形式のため,単位取得には原則的に全日出席の上,レポートの提出を必須とする.
成績評価は平常点(出席と授業への参加姿勢)50点とレポート評価50点による. |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
3日間の授業期間中にはデータ解析や討論準備を課題として出す場合がある.
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(その他(オフィスアワー等))
第一日目は京都近郊丘陵地の急斜面でのフィールドワークとなるため,動きやすい靴と汚れても良い服装,雨具・軍手・虫よけといった最低限の個人装備を揃えて参加すること.
学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること. なお,9月に集中講義を実施するため成績報告が後期になる可能性がある. |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :地域在住高齢者に関するフィールド医学実習
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(英 訳) | ILAS Seminar : Practical training of Field Medicine on community-dwelling elderly people | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 東南アジア地域研究研究所 東棟202号室 | ||||||||||||
(キーワード) | フィールド医学 / 地域研究 / 高齢者医療 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本授業の目的は、現在我々が直面する超高齢社会の現状を体感し、地域に暮らす人々の立場から考える力を養うことにある。1955年に48歳ほどであった地球上の人間の平均寿命は2015年になり71歳に達した。60歳以上の高齢者人口は1950年に約8%であったものが、このままいけば2050年までに21%に達すると推測されている。高齢化社会の最先端に立つ我々が、いかに自らの課題を直視し、あるべき社会を実現していくかということに、今世界が注目していると言っても過言ではないだろう。 1980年代以前の日本において地域高齢者の介護予防の社会的重要性は十分に認識されていなかったが、1990年松林・奥宮らの手によって高知県香北町在住高齢者を対象に健康長寿計画が推進された。ここで行われたフィールド医学研究は高齢者の健康を精神・身体・社会の関連の中で評価し、毎年追跡介入することにより、加齢に伴う能力の衰退の予防に貢献する国際的にも初めての老年医学的地域悉皆研究であった。この計画により大学、保健所、町行政、住民組織による協働体制が構築され、運動教室、認知機能低下高齢者に対する文化教室、家庭血圧測定、専属看護師による定期的な訪問看護などの取組みが実施された。介護保険導入前の十年間で香北町女性の平均寿命は4.4歳(全国平均: 2.6歳)の伸びを示し、高知県の旧53ヵ町村で首位となり、日常生活動作の自立度は、当初の71%から85%にまで上昇し、高齢者1人あたりの年間医療費も抑制された。土佐町で継続されているフィールド医学研究の現状と課題を皆さんと共有したい。 実習では、様々な人生経験を積んだ地域に暮らす高齢者と直に接していただくことになる。未曾有の超高齢社会の真っ只中で、次世代を担う皆さんや我々、高齢者の方々が一緒に学び合い、生活の場に根ざしたあり方を模索することは、極めて重要なのではないだろうか。 |
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(到達目標) | 超高齢社会の現状を体感し、地域に暮らす人々の立場から考える力を養うこと。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 期間: 令和6年8月5日〜9日(変更の可能性あり・詳細は説明会で説明する) 場所: 高知県土佐町(合宿形式) 内容: 医師、保健師、教員らの指導のもとに土佐町在住の75歳以上の高齢者を対象にインタビュー及び医学検診を実習する。宿舎では、東京女子医科大学や高知大学から参加する学生や教員らと共にディスカッションを行う予定である。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習の状況及びレポートを総合的に勘案して評価を行う。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『ブータンの小さな診療所』
(ナカニシヤ出版)
ISBN:9784779508974
『生老病死のエコロジー』
(昭和堂)
ISBN:9784812210673
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 令和6年5月に説明会及び6月に京都の有料老人ホームでの予備実習を予定しています。 説明会については、なるべく履修者の都合に合わせて日程を調整したいと考えております。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | ・医学部である必要はなく、応募資格に学部は問いません。 ・採血など身体的侵襲性の高い医療行為をするわけではありません。 ・学生教育研究災害保険に各自加入しておくこと。 ・レポート提出を8月末とし、成績報告は9月末となる予定である。 |
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ILASセミナー :地域在住高齢者に関するフィールド医学実習
(科目名)
ILAS Seminar : Practical training of Field Medicine on community-dwelling elderly people
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 東南アジア地域研究研究所 東棟202号室 |
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(キーワード) フィールド医学 / 地域研究 / 高齢者医療 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
本授業の目的は、現在我々が直面する超高齢社会の現状を体感し、地域に暮らす人々の立場から考える力を養うことにある。1955年に48歳ほどであった地球上の人間の平均寿命は2015年になり71歳に達した。60歳以上の高齢者人口は1950年に約8%であったものが、このままいけば2050年までに21%に達すると推測されている。高齢化社会の最先端に立つ我々が、いかに自らの課題を直視し、あるべき社会を実現していくかということに、今世界が注目していると言っても過言ではないだろう。
1980年代以前の日本において地域高齢者の介護予防の社会的重要性は十分に認識されていなかったが、1990年松林・奥宮らの手によって高知県香北町在住高齢者を対象に健康長寿計画が推進された。ここで行われたフィールド医学研究は高齢者の健康を精神・身体・社会の関連の中で評価し、毎年追跡介入することにより、加齢に伴う能力の衰退の予防に貢献する国際的にも初めての老年医学的地域悉皆研究であった。この計画により大学、保健所、町行政、住民組織による協働体制が構築され、運動教室、認知機能低下高齢者に対する文化教室、家庭血圧測定、専属看護師による定期的な訪問看護などの取組みが実施された。介護保険導入前の十年間で香北町女性の平均寿命は4.4歳(全国平均: 2.6歳)の伸びを示し、高知県の旧53ヵ町村で首位となり、日常生活動作の自立度は、当初の71%から85%にまで上昇し、高齢者1人あたりの年間医療費も抑制された。土佐町で継続されているフィールド医学研究の現状と課題を皆さんと共有したい。 実習では、様々な人生経験を積んだ地域に暮らす高齢者と直に接していただくことになる。未曾有の超高齢社会の真っ只中で、次世代を担う皆さんや我々、高齢者の方々が一緒に学び合い、生活の場に根ざしたあり方を模索することは、極めて重要なのではないだろうか。 |
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(到達目標)
超高齢社会の現状を体感し、地域に暮らす人々の立場から考える力を養うこと。
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(授業計画と内容)
期間: 令和6年8月5日〜9日(変更の可能性あり・詳細は説明会で説明する) 場所: 高知県土佐町(合宿形式) 内容: 医師、保健師、教員らの指導のもとに土佐町在住の75歳以上の高齢者を対象にインタビュー及び医学検診を実習する。宿舎では、東京女子医科大学や高知大学から参加する学生や教員らと共にディスカッションを行う予定である。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習の状況及びレポートを総合的に勘案して評価を行う。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『ブータンの小さな診療所』
(ナカニシヤ出版)
ISBN:9784779508974
『生老病死のエコロジー』
(昭和堂)
ISBN:9784812210673
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(授業外学習(予習・復習)等)
令和6年5月に説明会及び6月に京都の有料老人ホームでの予備実習を予定しています。
説明会については、なるべく履修者の都合に合わせて日程を調整したいと考えております。 |
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(その他(オフィスアワー等))
・医学部である必要はなく、応募資格に学部は問いません。
・採血など身体的侵襲性の高い医療行為をするわけではありません。 ・学生教育研究災害保険に各自加入しておくこと。 ・レポート提出を8月末とし、成績報告は9月末となる予定である。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :放射線入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar : Introduction to Radiation | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 9月24日(火)〜9月27日(金) |
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(教室) | 環境安全保健機構放射線管理部門 教育訓練棟 3階講義室 | ||||||
(キーワード) | 放射能 / 放射線 / 放射線影響 / 放射線計測 / リスクコミュニケーション | ||||||
(授業の概要・目的) | 現存する大きな社会的課題の一つに、放射線によるリスクに関する問題がある。 たとえば、かつて福島で起きた原子力発電所事故は、被災地域に取り返しのつかない大きなインパクトを与えた。そして当時周囲に飛散した放射性物質は、今も復興の取り組みの障害となり続けている。 また、放射線がん治療や工場での非破壊検査など、医療や産業の分野では、日常的に放射線の有効利用がなされているが、こういった放射線を利用する現場においては常に利用による恩恵(ベネフィット)と人体への悪影響(リスク)のバランスについての議論が継続されている。 こういった放射線リスクに関する課題について考えるためには、まずは放射線について科学はどこまで明らかにしていて、何が未解明なのか、また我々は何を知るべきなのか、について整理をするべきである。 本講義を通じて学習する内容の骨子は以下の通り。 ① 放射線や放射能の基礎を学ぶ。 ② 放射線に曝露された場合の人体への影響について、基礎的な事項を学ぶ。 ③ 放射線測定器を組み立て、放射線測定の原理を学ぶ。 ④ フィールド等で放射線計測を行い、自らの体験として得た測定値を軸に放射線のリスクについて考察する。 ④ 座学により福島の今を知り、現地が抱えるさまざまな課題についての理解を深める。 本講義では「放射線のリスクについて自ら判断できるようになること」、これを明確な目標のひとつとしている。各自が問題意識を持ちながら実習と講義に臨むことを期待している。 |
||||||
(到達目標) | ・実際に放射線を測定することで、放射能・放射線を理解する(体験からの理解)。 ・福島での放射線に関する災害について、問題を主体的に考え、必要な知識を深める とともに情報の真偽を問いながら問題に向き合うことが出来るようになる(科学と社会の関わり方への意識)。 |
||||||
(授業計画と内容) | 実施期間:9月中の連続する4日間 実施時限:初日〜三日目 第2限〜第5限 四日目(最終日)第2限〜第4限 実施形式:講義(セミナー形式)と実習(放射線測定器の作成、霧箱作成、フィールドでの放射線測定など) 実施内容(4日間で15回(コマ)分の講義または実習を実施予定): 第 1回: オリエンテーション (受講生各自の自己紹介・問題意識の共有) 第2〜4回: 講義 (放射線の基礎、放射線測定の原理の理解) 第5〜8回: 講義 (放射線の生体影響) 第9〜12回:実習 (霧箱や放射線測定器の作成、様々な測定器の使用体験) 第13回: 実習 (フィールド測定) 第14回: 講義 (福島の今、放射線のリスクについての考察) 第15回: まとめ、フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(出席と参加の状況)と、毎日1回講義時間中に実施する小テストにより評価する。 平常点:計60点 小テスト:計40点 ※小テストについて ・講義や実習内容に関する試験を講義時間内に毎日課す。 ・1回(1日)につき10点満点。 ※成績評点の種別:素点(100点満点) 60点未満の者には単位を認めない。 |
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(教科書) |
授業中に指示する
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 福島県原発事故による放射能汚染に関するマスコミ報道等で、知らない事(専門用語)、理解できない事を明確にしておく。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 学生教育研究災害保険に加入すること。 本講義は採点報告日(8月中旬頃)以降に実施するため、成績報告が遅れます。 |
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ILASセミナー :放射線入門
(科目名)
ILAS Seminar : Introduction to Radiation
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 9月24日(火)〜9月27日(金) (教室) 環境安全保健機構放射線管理部門 教育訓練棟 3階講義室 |
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(キーワード) 放射能 / 放射線 / 放射線影響 / 放射線計測 / リスクコミュニケーション | |||||||
(授業の概要・目的)
現存する大きな社会的課題の一つに、放射線によるリスクに関する問題がある。
たとえば、かつて福島で起きた原子力発電所事故は、被災地域に取り返しのつかない大きなインパクトを与えた。そして当時周囲に飛散した放射性物質は、今も復興の取り組みの障害となり続けている。 また、放射線がん治療や工場での非破壊検査など、医療や産業の分野では、日常的に放射線の有効利用がなされているが、こういった放射線を利用する現場においては常に利用による恩恵(ベネフィット)と人体への悪影響(リスク)のバランスについての議論が継続されている。 こういった放射線リスクに関する課題について考えるためには、まずは放射線について科学はどこまで明らかにしていて、何が未解明なのか、また我々は何を知るべきなのか、について整理をするべきである。 本講義を通じて学習する内容の骨子は以下の通り。 ① 放射線や放射能の基礎を学ぶ。 ② 放射線に曝露された場合の人体への影響について、基礎的な事項を学ぶ。 ③ 放射線測定器を組み立て、放射線測定の原理を学ぶ。 ④ フィールド等で放射線計測を行い、自らの体験として得た測定値を軸に放射線のリスクについて考察する。 ④ 座学により福島の今を知り、現地が抱えるさまざまな課題についての理解を深める。 本講義では「放射線のリスクについて自ら判断できるようになること」、これを明確な目標のひとつとしている。各自が問題意識を持ちながら実習と講義に臨むことを期待している。 |
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(到達目標)
・実際に放射線を測定することで、放射能・放射線を理解する(体験からの理解)。
・福島での放射線に関する災害について、問題を主体的に考え、必要な知識を深める とともに情報の真偽を問いながら問題に向き合うことが出来るようになる(科学と社会の関わり方への意識)。 |
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(授業計画と内容)
実施期間:9月中の連続する4日間 実施時限:初日〜三日目 第2限〜第5限 四日目(最終日)第2限〜第4限 実施形式:講義(セミナー形式)と実習(放射線測定器の作成、霧箱作成、フィールドでの放射線測定など) 実施内容(4日間で15回(コマ)分の講義または実習を実施予定): 第 1回: オリエンテーション (受講生各自の自己紹介・問題意識の共有) 第2〜4回: 講義 (放射線の基礎、放射線測定の原理の理解) 第5〜8回: 講義 (放射線の生体影響) 第9〜12回:実習 (霧箱や放射線測定器の作成、様々な測定器の使用体験) 第13回: 実習 (フィールド測定) 第14回: 講義 (福島の今、放射線のリスクについての考察) 第15回: まとめ、フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(出席と参加の状況)と、毎日1回講義時間中に実施する小テストにより評価する。
平常点:計60点 小テスト:計40点 ※小テストについて ・講義や実習内容に関する試験を講義時間内に毎日課す。 ・1回(1日)につき10点満点。 ※成績評点の種別:素点(100点満点) 60点未満の者には単位を認めない。 |
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
福島県原発事故による放射能汚染に関するマスコミ報道等で、知らない事(専門用語)、理解できない事を明確にしておく。
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(その他(オフィスアワー等))
学生教育研究災害保険に加入すること。
本講義は採点報告日(8月中旬頃)以降に実施するため、成績報告が遅れます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :有人宇宙学実習
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(英 訳) | ILAS Seminar :Exercise on Human Space Activities | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 9(5)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 前期集中 8月18日から24日 |
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(教室) | 北部総合教育研究棟506号室 | ||||||||||||
(キーワード) | 森林実習 / 天体観測実習 / 模擬微小重力実験 / 宇宙無線通信実験 / 閉鎖環境実習 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 有人宇宙活動は高度な工学、理学のみならず、医学、倫理学、法学等、幅広い分野の有機的連携を必要とする総合科学であり、「有人宇宙学」は有人宇宙活動に関わる全ての分野を学問として大系的にまとめていく新しい学問である。実習では、集中講義形式を用いて、森林生態系を学ぶ森林実習、種々の天体を観測する天体観測実習、生命(植物)に対する重力の影響を観察する模擬微小重力実験、人工衛星を使った宇宙無線通信実験、宇宙滞在の特殊な環境について体験を通じて学ぶ閉鎖環境実習を行う。宇宙ミッションを模擬したスケジュールに沿って計7日間体験してもらい、分野横断型学習から有人宇宙活動に関する包括的な視点と基礎知識を身につける。 | ||||||||||||
(到達目標) | 森林実習では京都大学芦生研究林を訪問し森林の生態系を学び、宇宙での樹木・木材の利用を考える。天体観測実習では天体に関する正確な知識を獲得するとともに、自分の力で観測するための基礎的な技術を身につける。模擬微小重力実験では、重力に対する植物の応答を観察することで微小重力状態が生命に与える影響について好奇心と探究心を持てるようにする。宇宙無線通信実験では、無線の原理を理解して人工衛星を使った通信技術を習得する。実験閉鎖環境実習では宇宙での生活環境について体験を通して理解し、人間が宇宙に展開する意義・問題点を考える。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | オリエンテーション#1:2024年5月11日 合宿概要講義 オリエンテーション#2:2024年6月8日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション#3:2024年7月6日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション#4:2024年8月17日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション実施場所:北部総合教育研究棟506号室 有人宇宙学実習:2024年8月18日-24日 実施場所:京都大学吉田キャンパス 8月18日・20日−24日 京都大学芦生研究林 8月19日−20日 実施内容:8月18日:実習開始、各種講義 8月19日−20日:森林実習/閉鎖環境実習 8月20日−24日:天体観測実習/模擬微小重力実験/宇宙無線通信実験/ 閉鎖環境実習) 8月24日:成果発表、実習終了 1.森林実習 森林生態系の講義を受けた後、芦生研究林を歩き実際の森林について学ぶ。芦生研究林で測定された樹木のデータを使い、森林の炭素貯蓄の能力を解析する。宇宙における樹木・木材の利用を考える。 2.天体観測実習 天体の講義の後、星雲・星団・惑星の夜間観測を行う。夜間観測では、3人ずつのチームを作り、1チーム2-3時間の観測をする。全観測終了後、チームごとに観測結果を解析する。 3.模擬微小重力実験 重力の生物に与える影響の講義の後、クリノスタット(模擬微小重力発生装置)を使い、植物の初期成長実験を行う。初期成長実験では、3人ずつのチームを作り、1チーム毎に1台のクリノスタットを使用する。初期成長実験終了後、チームごとに実験結果を解析する。 4.宇宙無線通信実験 無線の原理及び人工衛星の軌道についての講義の後、実際に小型アンテナとトランシーバーを使って衛星からの電波を受信することを試みる。小型アンテナの向きや無線周波数を変化させることによって、電波強度がどのように変化するかを調べる。 5.閉鎖環境実習 宇宙環境が人間に与える影響の講義の後、与えられたスケジュールに沿って各実習・実験を行う。時間経過に従って増大するストレスによって、仕事能率がどのように変化するかを体験する。また、チームワークを作る努力をするのと同時に、自分及びチームの行動を解析する。 |
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(履修要件) |
宇宙総合学の履修を推奨する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | オリエンテーション#1・2・3・4及び森林実習、天体観測実習、模擬微小重力実験、宇宙無線通信実験、閉鎖環境実習に積極的に参加したかで各10点(計60点)、各実習をまとめたレポートで40点を与える。独自の知見・工夫が見られるものについては、高い点を与える。オリエンテーション#1・2・3・4及び全実習期間に参加できることが単位取得の条件となる。 | ||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
『人類が生きる場所としての宇宙』
(朝倉書店,2019)
ISBN:978-4-254-15521-1
『有人宇宙学』
(京都大学学術出版会)
ISBN:978-4-8140-0494-2
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(授業外学習(予習・復習)等) | 実習前に参考資料を配布する。実習までに読んでおくこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 京都キャンパス及び芦生研究林で行われる7日間の実習である。 森林実習は芦生研究林で1泊2日で行う。 交通費・ 合宿費は自費である。 合宿中は、携帯電話の使用不可(緊急時を除く)。 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。 採点報告日(8月中旬)以降に実施するため、成績報告が遅れる場合がある。 |
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ILASセミナー :有人宇宙学実習
(科目名)
ILAS Seminar :Exercise on Human Space Activities
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 9(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 前期集中 8月18日から24日 (教室) 北部総合教育研究棟506号室 |
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(キーワード) 森林実習 / 天体観測実習 / 模擬微小重力実験 / 宇宙無線通信実験 / 閉鎖環境実習 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
有人宇宙活動は高度な工学、理学のみならず、医学、倫理学、法学等、幅広い分野の有機的連携を必要とする総合科学であり、「有人宇宙学」は有人宇宙活動に関わる全ての分野を学問として大系的にまとめていく新しい学問である。実習では、集中講義形式を用いて、森林生態系を学ぶ森林実習、種々の天体を観測する天体観測実習、生命(植物)に対する重力の影響を観察する模擬微小重力実験、人工衛星を使った宇宙無線通信実験、宇宙滞在の特殊な環境について体験を通じて学ぶ閉鎖環境実習を行う。宇宙ミッションを模擬したスケジュールに沿って計7日間体験してもらい、分野横断型学習から有人宇宙活動に関する包括的な視点と基礎知識を身につける。
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(到達目標)
森林実習では京都大学芦生研究林を訪問し森林の生態系を学び、宇宙での樹木・木材の利用を考える。天体観測実習では天体に関する正確な知識を獲得するとともに、自分の力で観測するための基礎的な技術を身につける。模擬微小重力実験では、重力に対する植物の応答を観察することで微小重力状態が生命に与える影響について好奇心と探究心を持てるようにする。宇宙無線通信実験では、無線の原理を理解して人工衛星を使った通信技術を習得する。実験閉鎖環境実習では宇宙での生活環境について体験を通して理解し、人間が宇宙に展開する意義・問題点を考える。
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(授業計画と内容)
オリエンテーション#1:2024年5月11日 合宿概要講義 オリエンテーション#2:2024年6月8日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション#3:2024年7月6日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション#4:2024年8月17日 合宿準備-ハンズオン訓練(体験訓練) オリエンテーション実施場所:北部総合教育研究棟506号室 有人宇宙学実習:2024年8月18日-24日 実施場所:京都大学吉田キャンパス 8月18日・20日−24日 京都大学芦生研究林 8月19日−20日 実施内容:8月18日:実習開始、各種講義 8月19日−20日:森林実習/閉鎖環境実習 8月20日−24日:天体観測実習/模擬微小重力実験/宇宙無線通信実験/ 閉鎖環境実習) 8月24日:成果発表、実習終了 1.森林実習 森林生態系の講義を受けた後、芦生研究林を歩き実際の森林について学ぶ。芦生研究林で測定された樹木のデータを使い、森林の炭素貯蓄の能力を解析する。宇宙における樹木・木材の利用を考える。 2.天体観測実習 天体の講義の後、星雲・星団・惑星の夜間観測を行う。夜間観測では、3人ずつのチームを作り、1チーム2-3時間の観測をする。全観測終了後、チームごとに観測結果を解析する。 3.模擬微小重力実験 重力の生物に与える影響の講義の後、クリノスタット(模擬微小重力発生装置)を使い、植物の初期成長実験を行う。初期成長実験では、3人ずつのチームを作り、1チーム毎に1台のクリノスタットを使用する。初期成長実験終了後、チームごとに実験結果を解析する。 4.宇宙無線通信実験 無線の原理及び人工衛星の軌道についての講義の後、実際に小型アンテナとトランシーバーを使って衛星からの電波を受信することを試みる。小型アンテナの向きや無線周波数を変化させることによって、電波強度がどのように変化するかを調べる。 5.閉鎖環境実習 宇宙環境が人間に与える影響の講義の後、与えられたスケジュールに沿って各実習・実験を行う。時間経過に従って増大するストレスによって、仕事能率がどのように変化するかを体験する。また、チームワークを作る努力をするのと同時に、自分及びチームの行動を解析する。 |
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(履修要件)
宇宙総合学の履修を推奨する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
オリエンテーション#1・2・3・4及び森林実習、天体観測実習、模擬微小重力実験、宇宙無線通信実験、閉鎖環境実習に積極的に参加したかで各10点(計60点)、各実習をまとめたレポートで40点を与える。独自の知見・工夫が見られるものについては、高い点を与える。オリエンテーション#1・2・3・4及び全実習期間に参加できることが単位取得の条件となる。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『人類が生きる場所としての宇宙』
(朝倉書店,2019)
ISBN:978-4-254-15521-1
『有人宇宙学』
(京都大学学術出版会)
ISBN:978-4-8140-0494-2
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(授業外学習(予習・復習)等)
実習前に参考資料を配布する。実習までに読んでおくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
京都キャンパス及び芦生研究林で行われる7日間の実習である。
森林実習は芦生研究林で1泊2日で行う。 交通費・ 合宿費は自費である。 合宿中は、携帯電話の使用不可(緊急時を除く)。 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。 採点報告日(8月中旬)以降に実施するため、成績報告が遅れる場合がある。 |
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