


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
クリティカルリスニング(全・英)-E3
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(英 訳) | Critical Listening (All Faculties, English)-E3 | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||
(分野(分類)) | 国際コミュニケーション | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | C群 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 4/8、5/13、7/15 18:30〜19:30 |
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(教室) | 教育院棟講義室31・32 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本授業は,英語での講義やニュースなどの音声を聴き,その情報を整理する聴解力の育成に比重を置く。また,聴いた内容を基にして,その要約や自らの考えを英語で述べる能力を育成する。 普段の学習は,eラーニング教材を活用した自律学習の形で進められる。学習内容を習得できたかどうかについては筆記試験および口頭試験で評価する。計画的に十分な時間をかけて学習したかどうかについては学習履歴を分析して評価する。 |
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(到達目標) | ・学術的な場面において話される英語を聞いて理解するのに必要な聴解力および語彙・表現力を習得する。 ・口頭発表や質疑応答などで求められる発話力を育成する。 ・自律的かつ計画的に学習する姿勢を養う。 |
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(授業計画と内容) | 本授業は,eラーニング教材を活用した自律学習の形で進める。教材として,『Kyoto University Listening & Speaking for Academic Purposes 1』を利用する。この教材は聴解問題だけでなく発話問題も含んでおり,能動的に学習することが求められる。 詳細については,履修説明会で「ガイダンス資料」を配布し説明を行うので必ず出席すること。内容を確認しなかったために起こる不利益はすべて自己責任となるため,「ガイダンス資料」は熟読すること。 日程(予定) 履修説明会 4月8日(火)18:30〜 第1回筆記試験 5月27日(火)18:30〜 口頭試験 6月上旬 18:30〜 第2回筆記試験 7月22日(火)18:30〜 場所 履修説明会・筆記試験 国際高等教育院棟講義室31 口頭試験(集合場所) 国際高等教育院棟演習室21 ただし,履修者数が多い場合は,以下の通り筆記試験の実施教室を分けることがある。 担当教員 教室 金丸 国際高等教育院棟講義室31 Rylander 国際高等教育院棟講義室32 口頭試験については、履修人数に応じて19:00から実施する場合もある。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は,筆記試験および口頭試験の合計得点(70%)と学習履歴(30%)から総合的に評価する。 筆記試験は,『Kyoto University Listening & Speaking for Academic Purposes 1』から出題する。各回の出題範囲は,「ガイダンス資料」で確認すること。試験開始後の入退室は,厳禁とする(遅刻した場合,受験を認めない)。 なお,筆記試験を一度も受験しなかった場合,不合格となるので注意すること。 口頭試験は,『Kyoto University Listening & Speaking for Academic Purposes 1』から出題し,口頭で発表(録音)する形式となる。 なお,口頭試験を受験しなかった場合,不合格となるので注意すること。 学習履歴のスケジュールは,「ガイダンス資料」で確認すること。 |
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(教科書) |
eラーニング教材『Kyoto University Listening & Speaking for Academic Purposes 1』を利用する。教材は京大生協吉田店で購入すること。学習履歴を成績評価に用いるため,各自必ず購入すること。
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(参考書等) | |||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 学習履歴は,以下の項目から総合的に評価する。計画的に学習を進めること。 ・完了率:動画の視聴,単語クイズ,発話タスクから総合的に集計した値が十分か。 ※単位を修得するには,各期間の完了率がそれぞれ60%以上であること。 ・学習への取り組み状況と学習時間:十分な学習時間をかけて,適切に学習しているか。 ※不十分な学習時間であったり,発話タスクを行っていない課題(動画)は評価しない。 ・学習締切:締切を守って,計画的に学習しているか。 ※学習期間は前半と後半にわかれており,それぞれの期間内に決められた課題(動画)を学習する必要がある。前半の課題を後半の期間に学習しても評価しないので注意すること。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||
クリティカルリスニング(全・英)-E3
(科目名)
Critical Listening (All Faculties, English)-E3
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 国際コミュニケーション (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) C群 (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 4/8、5/13、7/15 18:30〜19:30 (教室) 教育院棟講義室31・32 |
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(授業の概要・目的)
本授業は,英語での講義やニュースなどの音声を聴き,その情報を整理する聴解力の育成に比重を置く。また,聴いた内容を基にして,その要約や自らの考えを英語で述べる能力を育成する。
普段の学習は,eラーニング教材を活用した自律学習の形で進められる。学習内容を習得できたかどうかについては筆記試験および口頭試験で評価する。計画的に十分な時間をかけて学習したかどうかについては学習履歴を分析して評価する。 |
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(到達目標)
・学術的な場面において話される英語を聞いて理解するのに必要な聴解力および語彙・表現力を習得する。
・口頭発表や質疑応答などで求められる発話力を育成する。 ・自律的かつ計画的に学習する姿勢を養う。 |
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(授業計画と内容)
本授業は,eラーニング教材を活用した自律学習の形で進める。教材として,『Kyoto University Listening & Speaking for Academic Purposes 1』を利用する。この教材は聴解問題だけでなく発話問題も含んでおり,能動的に学習することが求められる。 詳細については,履修説明会で「ガイダンス資料」を配布し説明を行うので必ず出席すること。内容を確認しなかったために起こる不利益はすべて自己責任となるため,「ガイダンス資料」は熟読すること。 日程(予定) 履修説明会 4月8日(火)18:30〜 第1回筆記試験 5月27日(火)18:30〜 口頭試験 6月上旬 18:30〜 第2回筆記試験 7月22日(火)18:30〜 場所 履修説明会・筆記試験 国際高等教育院棟講義室31 口頭試験(集合場所) 国際高等教育院棟演習室21 ただし,履修者数が多い場合は,以下の通り筆記試験の実施教室を分けることがある。 担当教員 教室 金丸 国際高等教育院棟講義室31 Rylander 国際高等教育院棟講義室32 口頭試験については、履修人数に応じて19:00から実施する場合もある。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は,筆記試験および口頭試験の合計得点(70%)と学習履歴(30%)から総合的に評価する。
筆記試験は,『Kyoto University Listening & Speaking for Academic Purposes 1』から出題する。各回の出題範囲は,「ガイダンス資料」で確認すること。試験開始後の入退室は,厳禁とする(遅刻した場合,受験を認めない)。 なお,筆記試験を一度も受験しなかった場合,不合格となるので注意すること。 口頭試験は,『Kyoto University Listening & Speaking for Academic Purposes 1』から出題し,口頭で発表(録音)する形式となる。 なお,口頭試験を受験しなかった場合,不合格となるので注意すること。 学習履歴のスケジュールは,「ガイダンス資料」で確認すること。 |
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(教科書)
eラーニング教材『Kyoto University Listening & Speaking for Academic Purposes 1』を利用する。教材は京大生協吉田店で購入すること。学習履歴を成績評価に用いるため,各自必ず購入すること。
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
学習履歴は,以下の項目から総合的に評価する。計画的に学習を進めること。
・完了率:動画の視聴,単語クイズ,発話タスクから総合的に集計した値が十分か。 ※単位を修得するには,各期間の完了率がそれぞれ60%以上であること。 ・学習への取り組み状況と学習時間:十分な学習時間をかけて,適切に学習しているか。 ※不十分な学習時間であったり,発話タスクを行っていない課題(動画)は評価しない。 ・学習締切:締切を守って,計画的に学習しているか。 ※学習期間は前半と後半にわかれており,それぞれの期間内に決められた課題(動画)を学習する必要がある。前半の課題を後半の期間に学習しても評価しないので注意すること。 |
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
博物館実習(館園実務)
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(英 訳) | Practice at museum | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 学芸員課程 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 実習 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 3回生以上 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 5月12日に事前指導、午後6時30分から。全5日の実習の内、1日は7月から8月にかけて個別に実習日を決定、残る4日間は9月1日から4日まで毎日10時から。 9月5日に事後指導、時限は未定。 |
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(教室) | (未定)総合博物館 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 博物館の現場で実際に館の活動を経験することで、博物館の理念や設置目的、業務についての理解を深めるとともに、博物館資料の取り扱いや社会教育活動の一端を担うことにより、学芸員としての責任感や社会意識を身につける。 実習は、総合博物館に所属する教員がリレー方式で担当し、標本の整理や管理、展示等、総合博物館で日常行われている活動を経験する。 なお、「博物館実習(文化史)」・「博物館実習(自然史)」のいずれか2単位と、「博物館実習(館園実務)」(1単位)を履修しなければ、学芸員資格を取得することはできない。 |
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(到達目標) | 実習で体験する一つ一つの実務は館の活動全体のごく一部であり断片的に過ぎないが、実習を通じて、それらが有機的に関係し、博物館活動が成り立っていること、また、バックヤードでの研究や館蔵品の管理が博物館活動の基礎となることを理解できるようになる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | Ⅰ 総合博物館における実習 1 事前指導 5月12日(月)午後6時30分から、総合博物館北館3階講演室にて実施 館園実習の目的や概要について指導する。 2 実習 ・全5日間開講。 ・7月から8月にかけて、館の活動スケジュールに従い、社会教育活動(竹之内)の受講日を、受講者ごとに1日設定する。詳細については、事前指導で説明する。 ・9月1日(月)〜4日(木)の4日間に、下記の実習を集中的におこなう。実習はすべて10時から4時半まで京都大学総合博物館で行う。各実習日に行われる実習内容の詳細は以下のとおり。 ① 標本の管理(永益) ② 展示 (岩崎) ③ 広報・情報発信(塩瀬) ④ データベースの作成とインターネット公開(角谷) 実習日ごとに、実習内容・感想をレポートにまとめること。書式は事前指導において指定する。 3 事後指導 9月5日(金)に総合博物館北館3階講演室にて実施 実習日に作成したレポートをもとに、各自の実習内容について報告し、レポートを提出する。 報告の時間帯は、実習初日に連絡する。 Ⅱ 学外の博物館等での実習 1 事前指導 5月12日(月)午後6時30分から、総合博物館北館3階講演室にて実施 学外での実習を希望する者は、実習先の博物館等施設において、どのような内容の実習が行われるのかを、事前によく調査の上、資料を提示して具体的に報告すること。 報告内容に基づき、実習として認めるかどうかを審査した上で、1週間後にその結果を授業連絡メールにて通知する。内容によって、実習として認めない場合もある。 2 各自希望する博物館等施設において実習 実習の受講日数は、最少5日間とする。 実習日ごとに、実習内容・感想をレポートにまとめること。書式は事前指導において指定する。 受け入れ施設より、実習修了の認定証を受領する。 3 事後指導 9月5日(金)に総合博物館北館3階講演室にて実施 実習日に作成したレポートをもとに、各自の実習内容について報告し、レポートと実習修了の認定証を提出する。報告の時間帯は、9月1日に連絡する。 |
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(履修要件) |
3回生以上。
文部科学省により、博物館実習は大学における学芸員養成教育の最終段階における科目に位置づけられ、その中でも、館園実習では、学内実習で学んだ内容を現場で経験することを求められている。そのため、学内実習として開講される全学共通科目の「博物館実習(文化史)」・理学部専門科目の「博物館実習(自然史)」のいずれか2単位を事前に履修済みであることを要件とする。なお、学内実習は必ずしも前年度の履修を要件とするものではなく、本年度前期開講の履修であれば、要件をみたすものとみなす。 本授業の単位は増加単位となり,卒業に必要な単位にはならない。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート50%/平常点(実習への参加状況、標本の扱い方等)50%。 成績割合の評価についての詳細は、事前指導において説明する。 実習の欠席・遅刻は原則として認めないので、留意すること。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 実習前に、博物館が実際にどのような活動をしているのかについて、知見を深めておくこと。 実習日ごとに、実習内容を振り返り、当初のイメージと実際との相違、問題点等の整理を行い、博物館活動に対する理解を深めること。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 本科目は事前指導後に履修登録をするため、KULASISでの履修登録を行わない。 履修を希望するものは、5月12日(月)午後6時30分からの事前指導に必ず出席のこと。これに欠席した学生の履修は認めない。 実習の欠席・遅刻も原則として認めないので、留意すること。 万一の事故に備え、学研災(学生教育研究災害傷害保険)及び学研賠(学研災付帯賠償責任保険)または同様の保険(生協の共済等)に必ず加入すること。 なお、実習内容等を変更することがある。 |
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博物館実習(館園実務)
(科目名)
Practice at museum
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 学芸員課程 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 実習 | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 3回生以上 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 5月12日に事前指導、午後6時30分から。全5日の実習の内、1日は7月から8月にかけて個別に実習日を決定、残る4日間は9月1日から4日まで毎日10時から。 9月5日に事後指導、時限は未定。 (教室) (未定)総合博物館 |
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(授業の概要・目的)
博物館の現場で実際に館の活動を経験することで、博物館の理念や設置目的、業務についての理解を深めるとともに、博物館資料の取り扱いや社会教育活動の一端を担うことにより、学芸員としての責任感や社会意識を身につける。
実習は、総合博物館に所属する教員がリレー方式で担当し、標本の整理や管理、展示等、総合博物館で日常行われている活動を経験する。 なお、「博物館実習(文化史)」・「博物館実習(自然史)」のいずれか2単位と、「博物館実習(館園実務)」(1単位)を履修しなければ、学芸員資格を取得することはできない。 |
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(到達目標)
実習で体験する一つ一つの実務は館の活動全体のごく一部であり断片的に過ぎないが、実習を通じて、それらが有機的に関係し、博物館活動が成り立っていること、また、バックヤードでの研究や館蔵品の管理が博物館活動の基礎となることを理解できるようになる。
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(授業計画と内容)
Ⅰ 総合博物館における実習 1 事前指導 5月12日(月)午後6時30分から、総合博物館北館3階講演室にて実施 館園実習の目的や概要について指導する。 2 実習 ・全5日間開講。 ・7月から8月にかけて、館の活動スケジュールに従い、社会教育活動(竹之内)の受講日を、受講者ごとに1日設定する。詳細については、事前指導で説明する。 ・9月1日(月)〜4日(木)の4日間に、下記の実習を集中的におこなう。実習はすべて10時から4時半まで京都大学総合博物館で行う。各実習日に行われる実習内容の詳細は以下のとおり。 ① 標本の管理(永益) ② 展示 (岩崎) ③ 広報・情報発信(塩瀬) ④ データベースの作成とインターネット公開(角谷) 実習日ごとに、実習内容・感想をレポートにまとめること。書式は事前指導において指定する。 3 事後指導 9月5日(金)に総合博物館北館3階講演室にて実施 実習日に作成したレポートをもとに、各自の実習内容について報告し、レポートを提出する。 報告の時間帯は、実習初日に連絡する。 Ⅱ 学外の博物館等での実習 1 事前指導 5月12日(月)午後6時30分から、総合博物館北館3階講演室にて実施 学外での実習を希望する者は、実習先の博物館等施設において、どのような内容の実習が行われるのかを、事前によく調査の上、資料を提示して具体的に報告すること。 報告内容に基づき、実習として認めるかどうかを審査した上で、1週間後にその結果を授業連絡メールにて通知する。内容によって、実習として認めない場合もある。 2 各自希望する博物館等施設において実習 実習の受講日数は、最少5日間とする。 実習日ごとに、実習内容・感想をレポートにまとめること。書式は事前指導において指定する。 受け入れ施設より、実習修了の認定証を受領する。 3 事後指導 9月5日(金)に総合博物館北館3階講演室にて実施 実習日に作成したレポートをもとに、各自の実習内容について報告し、レポートと実習修了の認定証を提出する。報告の時間帯は、9月1日に連絡する。 |
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(履修要件)
3回生以上。
文部科学省により、博物館実習は大学における学芸員養成教育の最終段階における科目に位置づけられ、その中でも、館園実習では、学内実習で学んだ内容を現場で経験することを求められている。そのため、学内実習として開講される全学共通科目の「博物館実習(文化史)」・理学部専門科目の「博物館実習(自然史)」のいずれか2単位を事前に履修済みであることを要件とする。なお、学内実習は必ずしも前年度の履修を要件とするものではなく、本年度前期開講の履修であれば、要件をみたすものとみなす。 本授業の単位は増加単位となり,卒業に必要な単位にはならない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート50%/平常点(実習への参加状況、標本の扱い方等)50%。
成績割合の評価についての詳細は、事前指導において説明する。 実習の欠席・遅刻は原則として認めないので、留意すること。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
実習前に、博物館が実際にどのような活動をしているのかについて、知見を深めておくこと。
実習日ごとに、実習内容を振り返り、当初のイメージと実際との相違、問題点等の整理を行い、博物館活動に対する理解を深めること。 |
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(その他(オフィスアワー等))
本科目は事前指導後に履修登録をするため、KULASISでの履修登録を行わない。
履修を希望するものは、5月12日(月)午後6時30分からの事前指導に必ず出席のこと。これに欠席した学生の履修は認めない。 実習の欠席・遅刻も原則として認めないので、留意すること。 万一の事故に備え、学研災(学生教育研究災害傷害保険)及び学研賠(学研災付帯賠償責任保険)または同様の保険(生協の共済等)に必ず加入すること。 なお、実習内容等を変更することがある。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
多文化教養演習 :見・聞・知@ベトナム
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(英 訳) | Seminar for Multicultural Studies : Watch, Listen and Learn @ Vietnam | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 多文化理解 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 多文化教養演習 :見・聞・知@ベトナムは、①京都大学が実施する「多文化共学短期[派遣]留学プログラム」と呼ばれる短期留学、②事前学習、③事後学習から成る授業である。見・聞・知は、「けん・ぶん・ち」と読み、様々な人々と対話し、多文化に深く接する経験を積むこと(=見・聞)、そしてその経験の中で主体的に学んでいくこと(=知)が重視されることを表している。 本演習の目的は、多様な文化的背景を持つ学生と共に学ぶことを通して、相手文化への理解を深めるとともに、自分自身が身につけてきた文化をも捉え直す経験をし、それを日本語、英語、もしくは現地の言語で表現できるようになることである。これらのことは、将来にわたって国際活動を行うための基礎能力を養成することとなる。 具体的には、京都大学と大学間学生交流協定関係にあるベトナム国家大学ハノイ校の協力を得て、 (1)派遣先大学が提供するベトナム語講座、(2)現地学生との共同セミナー・共同学習、(3)派遣先大学提供の講座受講・実習・実地研修・文化体験を行う。 (1)のベトナム語講座では、初学者向けのベトナム語講座を受講する。(2)共同セミナーにおいては、両国の文化の比較や社会情勢について両大学の学生による合同発表をおこなう。また、(3)に関しては、ベトナム国家大学の講義にも現地学生とともに参加する。文化体験実習においては、ベトナムの伝統村や史跡への実地研修をおこなう。 |
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(到達目標) | ・短期留学の経験並びに現地の学生と共に学び議論することを通じて、派遣先であるベトナムの文化、社会、習慣への理解、さらには日本とベトナム関係ひいてはアジア諸国についての理解を深める。 ・また、同活動を通じて、日本文化あるいは自分自身の身につけてきた文化を相対化して客観的に捉えながら、それを相手に分かりやすく伝えられるようになる。 ・現地で提供される講義、実地研修を通じて、文化、社会、習慣について多様なアプローチを理解する。 ・現地学生を含む多様な文化的背景を持つ学生とコミュニケーションを図る意義を理解し、それを可能とする能力の基礎を習得する。 ・ベトナム語の基礎を習得し、基礎的なやりとりができるようになる。 |
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(授業計画と内容) | ・当プログラムには別途申し込みをする必要があるため、申込方法などについて登録者に送られる案内、KULASIS等を参照すること。 ・研修の詳細についてもKULASISで確認すること。 全体スケジュール(予定) (1)7月上旬〜8月下旬(試験期間を除く):事前語学授業(12時間程度)、共同セミナー発表準備講座(3時間程度) (2)9月上旬〜9月下旬:短期留学プログラム(於、ベトナム国家大学ハノイ校) プログラム内容(仮) 1日目 日本発、ベトナム着 2日目 2〜6日目:ベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学 09:15-09:45 オリエンテーション 09:50-11:40 講義「べトナム地理」 12:00-14:00 共同セミナー準備 3日目 09:30-11:30 講義「日本語研究入門」 14:00-16:00 ベトナム語授業 16:15-18:15 共同セミナー準備 4日目 09:30-11:30 講義「ベトナムの国家機関と法律」 14:00-16:00 講義「ベトナムの大衆文化」 16:15-18:15 共同セミナー準備 5日目 09:30-11:30 ベトナム語授業 12:45-14:30 実習(日本語教授研修) 14:35-15:35 共同セミナーの準備 6日目 10:00-16:30 実地研修(伝統村見学) 7日目 土曜日 8日目 日曜日 9〜13日目:ベトナム国家大学ハノイ校外国語大学 9日目 08:30-09:30 オリエンテーション及び共同セミナー準備 09:50-11:40 ベトナム語授業 14:45-15:45 共同セミナーの準備 10日目 08:45-09:30 ベトナム語授業 11:00-12:00 共同セミナーの準備 13:00-14:35 ベトナム語授業 14:45-16:30 実習(日本語会話:日本語教授研修) 11日目 実地研修(6時間程度 詳細は後日) 12日目 08:45-10:50 ベトナム語授業 13:00-14:30 実習(日本語会話:日本語教授研修) 14:45-16:15 ベトナム語授業 16:30-17:30 共同セミナー準備 13日目 9:30-11:30 共同セミナー、修了式 14日目 ベトナム発、日本着 (3)3月下旬 報告会(1.5時間、於、京都大学) |
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(履修要件) |
全学共通科目「日本語・日本文化演習」を受講した上での参加を推奨する。ベトナム語初学者も歓迎するが、文学部・文学研究科提供「ベトナム語Ⅰ(初級)」等の関連科目を受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 事前学習への参加状況(15%)、派遣先大学における評価(60%)、帰国後の報告会および報告書(25%)による。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | ・現地文化、現地社会に関する文献を読むこと。 ・現地で受講する講義で指定される文献を読んでおくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | ・ベトナム国家大学ハノイ校側プログラム実施責任者 ベトナム国家大学ハノイ校外国語大学、日本言語文化学部・学部長、ダオ・ティ・ンガ・ミー (Dao Thi Nga My, Dean, Faculty of Japanese Language and Culture, University of Languages and International Studies, Vietnam National University, Hanoi) ベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学、東洋学部日本学科・専任講師、プオン・トゥイ・グエン(Phuong Thuy Nguyen, Lecturer, Department of Japanese Studies, Faculty of Oriental Studies, University of Social Sciences and Humanities, Vietnam National University, Hanoi) ・必要な教科書、保険、費用等についてはオリエンテーションで説明します。 ・本科目は採点報告日以降に実施するため成績報告が遅れます。 |
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多文化教養演習 :見・聞・知@ベトナム
(科目名)
Seminar for Multicultural Studies : Watch, Listen and Learn @ Vietnam
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 多文化理解 (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(授業の概要・目的)
多文化教養演習 :見・聞・知@ベトナムは、①京都大学が実施する「多文化共学短期[派遣]留学プログラム」と呼ばれる短期留学、②事前学習、③事後学習から成る授業である。見・聞・知は、「けん・ぶん・ち」と読み、様々な人々と対話し、多文化に深く接する経験を積むこと(=見・聞)、そしてその経験の中で主体的に学んでいくこと(=知)が重視されることを表している。
本演習の目的は、多様な文化的背景を持つ学生と共に学ぶことを通して、相手文化への理解を深めるとともに、自分自身が身につけてきた文化をも捉え直す経験をし、それを日本語、英語、もしくは現地の言語で表現できるようになることである。これらのことは、将来にわたって国際活動を行うための基礎能力を養成することとなる。 具体的には、京都大学と大学間学生交流協定関係にあるベトナム国家大学ハノイ校の協力を得て、 (1)派遣先大学が提供するベトナム語講座、(2)現地学生との共同セミナー・共同学習、(3)派遣先大学提供の講座受講・実習・実地研修・文化体験を行う。 (1)のベトナム語講座では、初学者向けのベトナム語講座を受講する。(2)共同セミナーにおいては、両国の文化の比較や社会情勢について両大学の学生による合同発表をおこなう。また、(3)に関しては、ベトナム国家大学の講義にも現地学生とともに参加する。文化体験実習においては、ベトナムの伝統村や史跡への実地研修をおこなう。 |
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(到達目標)
・短期留学の経験並びに現地の学生と共に学び議論することを通じて、派遣先であるベトナムの文化、社会、習慣への理解、さらには日本とベトナム関係ひいてはアジア諸国についての理解を深める。
・また、同活動を通じて、日本文化あるいは自分自身の身につけてきた文化を相対化して客観的に捉えながら、それを相手に分かりやすく伝えられるようになる。 ・現地で提供される講義、実地研修を通じて、文化、社会、習慣について多様なアプローチを理解する。 ・現地学生を含む多様な文化的背景を持つ学生とコミュニケーションを図る意義を理解し、それを可能とする能力の基礎を習得する。 ・ベトナム語の基礎を習得し、基礎的なやりとりができるようになる。 |
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(授業計画と内容)
・当プログラムには別途申し込みをする必要があるため、申込方法などについて登録者に送られる案内、KULASIS等を参照すること。 ・研修の詳細についてもKULASISで確認すること。 全体スケジュール(予定) (1)7月上旬〜8月下旬(試験期間を除く):事前語学授業(12時間程度)、共同セミナー発表準備講座(3時間程度) (2)9月上旬〜9月下旬:短期留学プログラム(於、ベトナム国家大学ハノイ校) プログラム内容(仮) 1日目 日本発、ベトナム着 2日目 2〜6日目:ベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学 09:15-09:45 オリエンテーション 09:50-11:40 講義「べトナム地理」 12:00-14:00 共同セミナー準備 3日目 09:30-11:30 講義「日本語研究入門」 14:00-16:00 ベトナム語授業 16:15-18:15 共同セミナー準備 4日目 09:30-11:30 講義「ベトナムの国家機関と法律」 14:00-16:00 講義「ベトナムの大衆文化」 16:15-18:15 共同セミナー準備 5日目 09:30-11:30 ベトナム語授業 12:45-14:30 実習(日本語教授研修) 14:35-15:35 共同セミナーの準備 6日目 10:00-16:30 実地研修(伝統村見学) 7日目 土曜日 8日目 日曜日 9〜13日目:ベトナム国家大学ハノイ校外国語大学 9日目 08:30-09:30 オリエンテーション及び共同セミナー準備 09:50-11:40 ベトナム語授業 14:45-15:45 共同セミナーの準備 10日目 08:45-09:30 ベトナム語授業 11:00-12:00 共同セミナーの準備 13:00-14:35 ベトナム語授業 14:45-16:30 実習(日本語会話:日本語教授研修) 11日目 実地研修(6時間程度 詳細は後日) 12日目 08:45-10:50 ベトナム語授業 13:00-14:30 実習(日本語会話:日本語教授研修) 14:45-16:15 ベトナム語授業 16:30-17:30 共同セミナー準備 13日目 9:30-11:30 共同セミナー、修了式 14日目 ベトナム発、日本着 (3)3月下旬 報告会(1.5時間、於、京都大学) |
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(履修要件)
全学共通科目「日本語・日本文化演習」を受講した上での参加を推奨する。ベトナム語初学者も歓迎するが、文学部・文学研究科提供「ベトナム語Ⅰ(初級)」等の関連科目を受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
事前学習への参加状況(15%)、派遣先大学における評価(60%)、帰国後の報告会および報告書(25%)による。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
・現地文化、現地社会に関する文献を読むこと。
・現地で受講する講義で指定される文献を読んでおくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等))
・ベトナム国家大学ハノイ校側プログラム実施責任者
ベトナム国家大学ハノイ校外国語大学、日本言語文化学部・学部長、ダオ・ティ・ンガ・ミー (Dao Thi Nga My, Dean, Faculty of Japanese Language and Culture, University of Languages and International Studies, Vietnam National University, Hanoi) ベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学、東洋学部日本学科・専任講師、プオン・トゥイ・グエン(Phuong Thuy Nguyen, Lecturer, Department of Japanese Studies, Faculty of Oriental Studies, University of Social Sciences and Humanities, Vietnam National University, Hanoi) ・必要な教科書、保険、費用等についてはオリエンテーションで説明します。 ・本科目は採点報告日以降に実施するため成績報告が遅れます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
多文化教養演習 :見・聞・知@香港
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(英 訳) | Seminar for Multicultural Studies : Watch, Listen and Learn @ Hong Kong | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 多文化理解 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 多文化教養演習 :見・聞・知@香港は、①京都大学が実施する「多文化共学短期[派遣]留学プログラム」と呼ばれる短期留学、②事前学習、③事後学習から成る授業である。見・聞・知は、「けん・ぶん・ち」と読み、様々な人々と対話し、多文化に深く接する経験を積むこと(=見・聞)、そしてその経験の中で主体的に学んでいくこと(=知)が重視されることを表している。 本演習の目的は、多様な文化的背景を持つ学生と共に学ぶことを通して、相手文化への理解を深めるとともに、自分自身が身につけてきた文化をも捉え直す経験をし、それを日本語、英語、もしくは現地の言語で表現できるようになることである。これらのことは、将来にわたって国際活動を行うための基礎能力を養成することとなる。 具体的には、京都大学と大学間学生交流協定関係にある香港中文大学の協力を得て、 (1)派遣先大学が提供する中国語講座、(2)現地学生との共同セミナー・共同学習、(3)派遣先大学提供の講座受講・実習・実地研修・文化体験を行う。 (1)の中国語講座では、4レベルの中国語(普通話)の授業が提供され、語彙、文法、会話能力の向上を図る。各レベル、講義と実習等の2種のコースが提供される。講義は簡体字を使用する。(2)の共同セミナーは現地教員との連携で開催し、双方の学生が文化や社会問題に関する発表を行い、議論する。また、(3)については、各種文化体験、歴史的、文化的な名所・遺産の訪問機会が得られる。香港中文大学が提供する講義や本授業全体を通して、東洋と西洋の文化が融合する香港という地域の持つ特性を体感し、受講生自身が育ってきた文化的背景、社会的背景を省みる機会とすると同時に、昨今の国際情勢における当地の状況、日本の位置づけへの理解を深める。 |
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(到達目標) | ・短期留学の経験並びに現地の学生と共に学び議論することを通じて、日本文化(あるいは自分自身の身につけてきた文化)を相対化して客観的に捉えながら、それを相手に分かりやすく伝えられるようになる。 ・また、同様の活動を通じて、派遣先である香港の文化、社会、習慣への理解、さらには日本と香港との関係、互いの世界における位置づけ等についての理解を深める。 ・現地で提供される講義、実地研修を通じて、文化、社会、習慣について多様なアプローチを理解する。 ・現地学生を含む多様な文化的背景を持つ学生とコミュニケーションを図る意義を理解し、それを可能とする能力の基礎を習得する。 ・中国語能力を向上させ、よりレベルの高い表現力を習得する。 |
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(授業計画と内容) | 研修の詳細についてはKULASISで確認すること。 以下の別途申し込みをする必要があるため、申込方法などについて登録者に送られる案内、KULASIS等を参照すること。 プログラムスケジュール予定 (1)7月上旬〜8月初旬:事前語学授業(10時間程度)、共同セミナー発表準備(4時間程度) (2)8月初旬〜8月下旬:短期留学プログラム(於、香港中文大学) 仮スケジュール 1日目 日本発、香港着、キャンパスツアー 2日目 ・開講式、オリエンテーション ・16:00−18:30共同セミナー準備 3日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30体験学習1/3①(食文化①*) 4日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30体験学習2/3(書道) 5日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−20:30共同セミナー準備 6日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−20:30香港中文大学・京都大学学生共同セミナー 7日目 ・08:30−18:30学生等引率による課外実習(ランタオ島訪問) 8日目 休み(日曜日) 9日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−19:00共同セミナー報告 10日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−20:00講義受講1/2「香港の歴史」「現代香港情勢」等(担当:香港中文大学教員) 11日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30体験学習1/3②(食文化②*) 12日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30体験学習3/3(伝統工芸実習_印鑑デザイン・彫刻) 13日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30文化体験1/3③(食文化③*) 14日目、15日目 休み(土曜日、日曜日) 16日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 17日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−20:00講義受講2/2「香港の歴史」「現代香港情勢」等(担当:香港中文大学教員) 18日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 19日目 試験、修了式 20日目 香港出発、日本帰国 *は、①〜③から一つ選択 (3)3月下旬 報告会(1.5時間、於、京都大学) |
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(履修要件) |
全学共通科目「日本語・日本文化演習」を受講した上での参加を推奨する。中国語初学者も歓迎するが、全学共通科目「中国語」等の関連科目を受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 事前学習への参加状況(15%)、派遣先大学における評価(60%)、帰国後の報告会および報告書(25%)による。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | ・香港文化、香港社会に関する文献を読むこと。 ・現地で受講する講義で指定される文献を読んでおくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | *オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 ・必要な教科書、保険、費用等についてはオリエンテーションで説明します。 ・本科目は採点報告日以降に実施するため成績報告が遅れます。 |
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多文化教養演習 :見・聞・知@香港
(科目名)
Seminar for Multicultural Studies : Watch, Listen and Learn @ Hong Kong
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 多文化理解 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(授業の概要・目的)
多文化教養演習 :見・聞・知@香港は、①京都大学が実施する「多文化共学短期[派遣]留学プログラム」と呼ばれる短期留学、②事前学習、③事後学習から成る授業である。見・聞・知は、「けん・ぶん・ち」と読み、様々な人々と対話し、多文化に深く接する経験を積むこと(=見・聞)、そしてその経験の中で主体的に学んでいくこと(=知)が重視されることを表している。
本演習の目的は、多様な文化的背景を持つ学生と共に学ぶことを通して、相手文化への理解を深めるとともに、自分自身が身につけてきた文化をも捉え直す経験をし、それを日本語、英語、もしくは現地の言語で表現できるようになることである。これらのことは、将来にわたって国際活動を行うための基礎能力を養成することとなる。 具体的には、京都大学と大学間学生交流協定関係にある香港中文大学の協力を得て、 (1)派遣先大学が提供する中国語講座、(2)現地学生との共同セミナー・共同学習、(3)派遣先大学提供の講座受講・実習・実地研修・文化体験を行う。 (1)の中国語講座では、4レベルの中国語(普通話)の授業が提供され、語彙、文法、会話能力の向上を図る。各レベル、講義と実習等の2種のコースが提供される。講義は簡体字を使用する。(2)の共同セミナーは現地教員との連携で開催し、双方の学生が文化や社会問題に関する発表を行い、議論する。また、(3)については、各種文化体験、歴史的、文化的な名所・遺産の訪問機会が得られる。香港中文大学が提供する講義や本授業全体を通して、東洋と西洋の文化が融合する香港という地域の持つ特性を体感し、受講生自身が育ってきた文化的背景、社会的背景を省みる機会とすると同時に、昨今の国際情勢における当地の状況、日本の位置づけへの理解を深める。 |
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(到達目標)
・短期留学の経験並びに現地の学生と共に学び議論することを通じて、日本文化(あるいは自分自身の身につけてきた文化)を相対化して客観的に捉えながら、それを相手に分かりやすく伝えられるようになる。
・また、同様の活動を通じて、派遣先である香港の文化、社会、習慣への理解、さらには日本と香港との関係、互いの世界における位置づけ等についての理解を深める。 ・現地で提供される講義、実地研修を通じて、文化、社会、習慣について多様なアプローチを理解する。 ・現地学生を含む多様な文化的背景を持つ学生とコミュニケーションを図る意義を理解し、それを可能とする能力の基礎を習得する。 ・中国語能力を向上させ、よりレベルの高い表現力を習得する。 |
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(授業計画と内容)
研修の詳細についてはKULASISで確認すること。 以下の別途申し込みをする必要があるため、申込方法などについて登録者に送られる案内、KULASIS等を参照すること。 プログラムスケジュール予定 (1)7月上旬〜8月初旬:事前語学授業(10時間程度)、共同セミナー発表準備(4時間程度) (2)8月初旬〜8月下旬:短期留学プログラム(於、香港中文大学) 仮スケジュール 1日目 日本発、香港着、キャンパスツアー 2日目 ・開講式、オリエンテーション ・16:00−18:30共同セミナー準備 3日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30体験学習1/3①(食文化①*) 4日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30体験学習2/3(書道) 5日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−20:30共同セミナー準備 6日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−20:30香港中文大学・京都大学学生共同セミナー 7日目 ・08:30−18:30学生等引率による課外実習(ランタオ島訪問) 8日目 休み(日曜日) 9日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−19:00共同セミナー報告 10日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−20:00講義受講1/2「香港の歴史」「現代香港情勢」等(担当:香港中文大学教員) 11日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30体験学習1/3②(食文化②*) 12日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30体験学習3/3(伝統工芸実習_印鑑デザイン・彫刻) 13日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:30−20:30文化体験1/3③(食文化③*) 14日目、15日目 休み(土曜日、日曜日) 16日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 17日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 ・18:00−20:00講義受講2/2「香港の歴史」「現代香港情勢」等(担当:香港中文大学教員) 18日目 ・09:30−12:30中国語授業 ・14:30−17:30中国語授業 19日目 試験、修了式 20日目 香港出発、日本帰国 *は、①〜③から一つ選択 (3)3月下旬 報告会(1.5時間、於、京都大学) |
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(履修要件)
全学共通科目「日本語・日本文化演習」を受講した上での参加を推奨する。中国語初学者も歓迎するが、全学共通科目「中国語」等の関連科目を受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
事前学習への参加状況(15%)、派遣先大学における評価(60%)、帰国後の報告会および報告書(25%)による。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
・香港文化、香港社会に関する文献を読むこと。
・現地で受講する講義で指定される文献を読んでおくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等))
*オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。
・必要な教科書、保険、費用等についてはオリエンテーションで説明します。 ・本科目は採点報告日以降に実施するため成績報告が遅れます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
多文化教養演習 :見・聞・知@京都「受容から発信 へ」
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(英 訳) | Seminar for Multicultural Studies : Watch, Listen and Learn @ Kyoto - From Accepting Various Cultures to Transmitting Your Own. | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 多文化理解 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本授業は、京都大学が実施する「多文化共学短期[受入れ]留学プログラム(通称:京都サマープログラム)」を核とする本学学生対象の授業である。 本演習の目的は、ここ京都大学において、世界中から多様な学生が集う環境の下、本学の学風および先端研究に触れること、日本社会の課題、伝統、文化、経済等の理解を深めると共に様々なアプローチを学ぶこと、そして、これにより今後のさらなる国際的活動への礎を築くことである。 具体的には、本学大学間学生交流協定校・学術交流協定校から海外学生を受入れ、彼らと共に(1)学術講義、(2)日本語教授実習、(3)本学学生との共同学習・討論会、(4)実地研修を行う。 特徴は4点ある。(a)多様性の重視:東アジア、ASEAN, 欧州、アフリカ、北米の20を超える大学から、専門を問わず海外学生を受入れ、本学学生との共学の場を提供する。これほど多様な背景を持つ学生が一堂に会する短期プログラムは、世界に類を見ない。(b)「対話」を通じたアプローチ:教員−学生間、学生−学生間の「対話」を通じ、多様な学問領域を扱う。特に、対象を捉え、問題に取組むアプローチの習得に重点を置く。議論の場では、様々な意見を受止め、展開する。(c)地域に根差したプログラム:伝統と創造が共存する土地柄を生かし、文化体験や企業訪問を行う。(d)学生主体:教員の監督下で企画・運営に本学学生が携わり、運営力・リーダーシップを涵養する。 |
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(到達目標) | 1)各国・地域の文化および社会状況、さらには日本文化、日本社会の状況についてのより深い理解。 2)理系トピックを含む、学際的アプローチへの関心と理解。 3)多様な文化的背景を持つ学生が共に学ぶことへの関心。意見交換や合意形成の技能。 4)日本語教授の経験、それを通しての日本の文化・社会への理解。 5)学外研修・文化体験を通して、実体験に基づく日本文化、社会状況、日本的組織の特徴等への理解。 6)研究室訪問による最先端の研究動向に触れることによる、学生個々の進路の選択肢の拡大。 7)討論会準備、学外研修の企画、文化体験の計画を行うことによる、企画力、リーダーシップの涵養。 |
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(授業計画と内容) | 当プログラムには別途申し込みをする必要がある。 募集要項・時間割・講義一覧の準備が整い次第、KULASIS上などで案内する。 ■プログラム内容 1. 7月中旬〜8月上旬:京都サマープログラム(於、京都大学) (1)学術講義 学際的なプログラムを象徴する講義群を海外学生と共に学ぶ。 以下は2024年度例: 提供言語(English/Japanese)、キーワード、「講義タイトル」、(講師氏名) ①English 日本近代外交史「幕末の外交儀礼から、日本の近代外交の幕開けを考える—その5」(佐野 真由子) ②English 政治経済学「日本経済「失われた30年」の政治経済」(関山 健) ③Japanese 社会言語学「日本語の社会言語学的諸相」(家本 太郎) ④Japanese 日本の教育「学校教育にみる日本文化の諸相」(河合 淳子) ⑤English 食糧問題「環境・動物福祉を考慮した持続的食料生産」(近藤 直) ⑥English 経営学「イノベーションとアントレプレナーシップ」(木谷 哲夫) ⑦English 文化政治学「日本の捕鯨:食と保護を巡る文化政治学」(若松 文貴) ⑧English 動物研究学「「ヒトとは何か」を探る動物研究」(山本 真也) ⑨English 細胞生物学「なぜ私たちの寿命は有限なのか—染色体テロメアからの考察」(石川 冬木) ⑩English 日本古典文学「日本古典文学に見る日本人の美意識」(湯川 志貴子) ⑪English 仏教学「日本仏教の過去、現在、未来」(熊谷 誠慈/亀山 隆彦) ⑫English ジェンダー「20世紀後半の日本における女性像の変遷」(落合 恵美子) 日本の社会課題を扱う講義、日本の文化や歴史に関する講義、本学独特の学問分野に触れつつ学際的な視点が得られる講義で構成される。専門外の内容やアプローチに触れることで専門における学修・研究の刺激となり得る内容となっている。 (2)日本語教授準備及び実習 日本語教授に関する準備講座を受講後、海外学生が学ぶ日本語学習科目において、日本語教授実習を行う。これにより、本学学生は、言語教育方法のスキルに触れ、その習得への端緒となる経験を積むとともに、自分自身が身につけてきた言語を客観的に捉え、日本文化や日本社会への理解を深める。 (3)共同学習・討論会・最終発表 参加学生は、海外学生との共同学習を通して準備を行い、様々なテーマについて討論会を行う。最終発表は、ILASサブプログラムでは海外学生による個人発表に対する質疑を英語で行う。KUASUサブプログラムでは本学学生と留学生合同で編成されたグループにより日本語で行う。 (4) 実地研修・文化体験 地元企業や各種組織の協力を得て、実体験に基づいて(1)で学んだ点を確認し、日本文化、社会状況、日本的組織の特徴等への理解を深める。過去の実施例は、西陣織、京菓子(伝統の保全とイノベーション)、滋賀県立大学による研修(湖水環境、琵琶湖湖上実習)などがある。 ■本学学生向けスケジュール(上記 本学学生向け受講申込み を確認のこと。) ・本学学生向けオリエンテーション 6月下旬〜7月上旬に開催 (内、1回出席必須) ・日本語教授準備講座①〜③(内、1回出席必須) 7月上旬に開催 京都サマープログラム 2025年7月24日〜8月8日 7月24日:キックオフ集会(試験期間と重なるため、自由参加) 7月25日:海外学生向けオリエンテーション、キャンパスツアー(試験期間と重なるため、自由参加) 7月26日:京大紹介、学術講義①、日本語教授実習① 7月27日:学生企画① 7月28日:主として海外学生を対象とした学外研修(終日)(試験期間と重なるため、自由参加) 7月29日:議論・発表準備①、日本語教授実習②、日本語で話そう①、研究室訪問①(試験期間と重なるため、自由参加) 7月30日:議論・発表準備②③、日本語教授実習③、学術講義②、日本語で話そう② 7月31日:議論・発表準備④、学術講義③、日本語で話そう③、研究室訪問② 8月1日:議論・発表準備⑤、日本語教授実習④、学術講義④、研究室訪問③ 8日2日:議論・発表準備⑥、学術講義⑤⑥、日本語教授実習⑤ 8月3日:学生企画② 8月4日:議論・発表準備⑦、学術講義⑦⑧、日本語教授実習予備日① 8月5日:議論・発表準備⑧、学術講義⑨⑩、日本語教授実習予備日② 8月6日:学外研修(終日) 8月7日:日本語で話そう④;、発表準備①、討論会(必修) 8月8日:発表準備②、最終発表会(必修)、修了式 2.最終レポート提出 |
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(履修要件) |
全学共通科目「日本語・日本文化演習」を受講した上での参加を推奨する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | ●出席・参加態度30%、小レポート10%(日本語教授準備講座・実習又は学外研修・文化体験等)、討論会への貢献30%、最終レポート30%。 ●必修活動を含む、合計40時間以上の参加者を評価対象とする。必修活動とは、本学学生向けオリエンテーション2sessionの内1session(1時間)、日本語教授準備講座3sessionの内1session(1時間)、学術講義10コマの内6コマ、大学紹介2コマの内1コマ、討論会(10日目)、最終発表会(11日目)である。必修活動の多くは、土曜日並びに試験期間後に実施される。ただし、本プログラムの各種活動がフィードバック期間と重なっていることに留意し、受講計画を立てること。 |
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(教科書) |
プログラム講義内、オリエンテーション等で指示する。
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(参考書等) |
プログラム講義内、オリエンテーション等で指示する。
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(関連URL) |
https://forms.gle/c66xtnUVe7PPc6M76
本学学生向け受講申込み「京都サマープログラム2025」 - Google フォーム(募集開始後、募集要項・時間割・講義一覧は上記google formより閲覧可能となる。)
https://www.z.k.kyoto-u.ac.jp/summer-spring-program/ 京都サマープログラム ホームページ |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 受講する講義で指定される文献を読んでおくこと。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・必要な教科書、保険、費用等についてはオリエンテーションで説明します。 ・本科目は採点報告日以降に実施するため成績報告が遅れます。 |
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多文化教養演習 :見・聞・知@京都「受容から発信 へ」
(科目名)
Seminar for Multicultural Studies : Watch, Listen and Learn @ Kyoto - From Accepting Various Cultures to Transmitting Your Own.
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 多文化理解 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(授業の概要・目的)
本授業は、京都大学が実施する「多文化共学短期[受入れ]留学プログラム(通称:京都サマープログラム)」を核とする本学学生対象の授業である。
本演習の目的は、ここ京都大学において、世界中から多様な学生が集う環境の下、本学の学風および先端研究に触れること、日本社会の課題、伝統、文化、経済等の理解を深めると共に様々なアプローチを学ぶこと、そして、これにより今後のさらなる国際的活動への礎を築くことである。 具体的には、本学大学間学生交流協定校・学術交流協定校から海外学生を受入れ、彼らと共に(1)学術講義、(2)日本語教授実習、(3)本学学生との共同学習・討論会、(4)実地研修を行う。 特徴は4点ある。(a)多様性の重視:東アジア、ASEAN, 欧州、アフリカ、北米の20を超える大学から、専門を問わず海外学生を受入れ、本学学生との共学の場を提供する。これほど多様な背景を持つ学生が一堂に会する短期プログラムは、世界に類を見ない。(b)「対話」を通じたアプローチ:教員−学生間、学生−学生間の「対話」を通じ、多様な学問領域を扱う。特に、対象を捉え、問題に取組むアプローチの習得に重点を置く。議論の場では、様々な意見を受止め、展開する。(c)地域に根差したプログラム:伝統と創造が共存する土地柄を生かし、文化体験や企業訪問を行う。(d)学生主体:教員の監督下で企画・運営に本学学生が携わり、運営力・リーダーシップを涵養する。 |
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(到達目標)
1)各国・地域の文化および社会状況、さらには日本文化、日本社会の状況についてのより深い理解。
2)理系トピックを含む、学際的アプローチへの関心と理解。 3)多様な文化的背景を持つ学生が共に学ぶことへの関心。意見交換や合意形成の技能。 4)日本語教授の経験、それを通しての日本の文化・社会への理解。 5)学外研修・文化体験を通して、実体験に基づく日本文化、社会状況、日本的組織の特徴等への理解。 6)研究室訪問による最先端の研究動向に触れることによる、学生個々の進路の選択肢の拡大。 7)討論会準備、学外研修の企画、文化体験の計画を行うことによる、企画力、リーダーシップの涵養。 |
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(授業計画と内容)
当プログラムには別途申し込みをする必要がある。 募集要項・時間割・講義一覧の準備が整い次第、KULASIS上などで案内する。 ■プログラム内容 1. 7月中旬〜8月上旬:京都サマープログラム(於、京都大学) (1)学術講義 学際的なプログラムを象徴する講義群を海外学生と共に学ぶ。 以下は2024年度例: 提供言語(English/Japanese)、キーワード、「講義タイトル」、(講師氏名) ①English 日本近代外交史「幕末の外交儀礼から、日本の近代外交の幕開けを考える—その5」(佐野 真由子) ②English 政治経済学「日本経済「失われた30年」の政治経済」(関山 健) ③Japanese 社会言語学「日本語の社会言語学的諸相」(家本 太郎) ④Japanese 日本の教育「学校教育にみる日本文化の諸相」(河合 淳子) ⑤English 食糧問題「環境・動物福祉を考慮した持続的食料生産」(近藤 直) ⑥English 経営学「イノベーションとアントレプレナーシップ」(木谷 哲夫) ⑦English 文化政治学「日本の捕鯨:食と保護を巡る文化政治学」(若松 文貴) ⑧English 動物研究学「「ヒトとは何か」を探る動物研究」(山本 真也) ⑨English 細胞生物学「なぜ私たちの寿命は有限なのか—染色体テロメアからの考察」(石川 冬木) ⑩English 日本古典文学「日本古典文学に見る日本人の美意識」(湯川 志貴子) ⑪English 仏教学「日本仏教の過去、現在、未来」(熊谷 誠慈/亀山 隆彦) ⑫English ジェンダー「20世紀後半の日本における女性像の変遷」(落合 恵美子) 日本の社会課題を扱う講義、日本の文化や歴史に関する講義、本学独特の学問分野に触れつつ学際的な視点が得られる講義で構成される。専門外の内容やアプローチに触れることで専門における学修・研究の刺激となり得る内容となっている。 (2)日本語教授準備及び実習 日本語教授に関する準備講座を受講後、海外学生が学ぶ日本語学習科目において、日本語教授実習を行う。これにより、本学学生は、言語教育方法のスキルに触れ、その習得への端緒となる経験を積むとともに、自分自身が身につけてきた言語を客観的に捉え、日本文化や日本社会への理解を深める。 (3)共同学習・討論会・最終発表 参加学生は、海外学生との共同学習を通して準備を行い、様々なテーマについて討論会を行う。最終発表は、ILASサブプログラムでは海外学生による個人発表に対する質疑を英語で行う。KUASUサブプログラムでは本学学生と留学生合同で編成されたグループにより日本語で行う。 (4) 実地研修・文化体験 地元企業や各種組織の協力を得て、実体験に基づいて(1)で学んだ点を確認し、日本文化、社会状況、日本的組織の特徴等への理解を深める。過去の実施例は、西陣織、京菓子(伝統の保全とイノベーション)、滋賀県立大学による研修(湖水環境、琵琶湖湖上実習)などがある。 ■本学学生向けスケジュール(上記 本学学生向け受講申込み を確認のこと。) ・本学学生向けオリエンテーション 6月下旬〜7月上旬に開催 (内、1回出席必須) ・日本語教授準備講座①〜③(内、1回出席必須) 7月上旬に開催 京都サマープログラム 2025年7月24日〜8月8日 7月24日:キックオフ集会(試験期間と重なるため、自由参加) 7月25日:海外学生向けオリエンテーション、キャンパスツアー(試験期間と重なるため、自由参加) 7月26日:京大紹介、学術講義①、日本語教授実習① 7月27日:学生企画① 7月28日:主として海外学生を対象とした学外研修(終日)(試験期間と重なるため、自由参加) 7月29日:議論・発表準備①、日本語教授実習②、日本語で話そう①、研究室訪問①(試験期間と重なるため、自由参加) 7月30日:議論・発表準備②③、日本語教授実習③、学術講義②、日本語で話そう② 7月31日:議論・発表準備④、学術講義③、日本語で話そう③、研究室訪問② 8月1日:議論・発表準備⑤、日本語教授実習④、学術講義④、研究室訪問③ 8日2日:議論・発表準備⑥、学術講義⑤⑥、日本語教授実習⑤ 8月3日:学生企画② 8月4日:議論・発表準備⑦、学術講義⑦⑧、日本語教授実習予備日① 8月5日:議論・発表準備⑧、学術講義⑨⑩、日本語教授実習予備日② 8月6日:学外研修(終日) 8月7日:日本語で話そう④;、発表準備①、討論会(必修) 8月8日:発表準備②、最終発表会(必修)、修了式 2.最終レポート提出 |
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(履修要件)
全学共通科目「日本語・日本文化演習」を受講した上での参加を推奨する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
●出席・参加態度30%、小レポート10%(日本語教授準備講座・実習又は学外研修・文化体験等)、討論会への貢献30%、最終レポート30%。
●必修活動を含む、合計40時間以上の参加者を評価対象とする。必修活動とは、本学学生向けオリエンテーション2sessionの内1session(1時間)、日本語教授準備講座3sessionの内1session(1時間)、学術講義10コマの内6コマ、大学紹介2コマの内1コマ、討論会(10日目)、最終発表会(11日目)である。必修活動の多くは、土曜日並びに試験期間後に実施される。ただし、本プログラムの各種活動がフィードバック期間と重なっていることに留意し、受講計画を立てること。 |
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(教科書)
プログラム講義内、オリエンテーション等で指示する。
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(参考書等)
プログラム講義内、オリエンテーション等で指示する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講する講義で指定される文献を読んでおくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
・必要な教科書、保険、費用等についてはオリエンテーションで説明します。
・本科目は採点報告日以降に実施するため成績報告が遅れます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
海外実地セミナー :暮らし・環境・平和ーベトナムに学ぶ
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(英 訳) | Overseas Field Seminars :Livelihood, Environment and Peace - Studying in Vietnam | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 多文化理解 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 8月初旬から約12泊13日間の臨地研修を予定 |
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(教室) | 総合研究5号館2階講義室(予定) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | ・事前講義では、ベトナムやアジア地域の環境、開発に関連する話題を講述・議論する。 ・海外臨地研修では、主にベトナム中部の村落や史跡を訪問し、地域それぞれの自然環境や歴史、社会環境と暮らし、生業について学ぶとともに、「平和」を考える。 ・海外渡航での安全管理や地域の人々との関わりの作法についても学習する。 |
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(到達目標) | ベトナムの山岳部における人々の暮らし、自然環境や生業等を理解する。 ベトナム戦争の歴史や戦地訪問を通じて、戦争について考える。 急速に発展するダナン市内の下水処理やごみ処理などの環境問題について学ぶ。 ベトナムの史跡や村落への訪問を通じて、歴史や社会環境について考える。 |
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(授業計画と内容) | 8月初旬から約12泊13日間の臨地研修を予定している。 1) 臨地訪問 ・山岳部の人々の暮らし、自然環境や生業等について学ぶ ・ベトナム戦争の歴史や戦地訪問を通じて、戦争について考える ・急速に発展するダナン市内の下水処理やごみ処理について学ぶ ・ベトナムの史跡や村落への訪問を通じて、歴史や社会環境について考える 2) 学生交流・現地調査 ・興味のある課題を設定し、ベトナム人学生と共に調査計画、現地調査を実施 ・学生生活や双方の国に関する歴史・文化等に関する意見交換 3) 成果発表 ・ベトナム人学生と共同で研究成果を発表する |
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(履修要件) |
履修定員:12名
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 事前研修レポート(10点)、現地での発表(30点)、事後研修レポート(60点)の合計100点により評価を行う。詳細は事前講義で説明する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | ベトナムに関する基礎知識を書籍やインターネットを通じて事前に収集しておくこと。また、事後研修レポートの作成時には、現地での経験や収集した情報を振り返り、反映すること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 5月に説明会を行う。 6月初旬までに申請フォームに必要事項および「志望理由」を入力して送信し、「受講誓約書・同意書」を国際高等教育院(全学共通科目レポートボックス)へ提出する。 また、前期の採点報告日以降に実施するため、成績報告が前期に間に合わない可能性がある。 注意事項: (1)原則全額自己負担。自己都合での取りやめや不開講等の場合、キャンセル料などは全て自己負担となる。 (2)参加費用には、往復航空運賃(空港利用料・空港税・国際観光旅客税・燃油付加運賃含む)、国内外での研修費、宿泊費、交通費、現地交流費用および諸雑費が含まれる。 (3)参加費用以外の経費として、パスポート取得料、学研災付帯海外留学保険費、国内交通費、 小遣いなどがある。これらは原則として各自が行う。 |
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海外実地セミナー :暮らし・環境・平和ーベトナムに学ぶ
(科目名)
Overseas Field Seminars :Livelihood, Environment and Peace - Studying in Vietnam
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 多文化理解 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月初旬から約12泊13日間の臨地研修を予定 (教室) 総合研究5号館2階講義室(予定) |
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(授業の概要・目的)
・事前講義では、ベトナムやアジア地域の環境、開発に関連する話題を講述・議論する。
・海外臨地研修では、主にベトナム中部の村落や史跡を訪問し、地域それぞれの自然環境や歴史、社会環境と暮らし、生業について学ぶとともに、「平和」を考える。 ・海外渡航での安全管理や地域の人々との関わりの作法についても学習する。 |
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(到達目標)
ベトナムの山岳部における人々の暮らし、自然環境や生業等を理解する。
ベトナム戦争の歴史や戦地訪問を通じて、戦争について考える。 急速に発展するダナン市内の下水処理やごみ処理などの環境問題について学ぶ。 ベトナムの史跡や村落への訪問を通じて、歴史や社会環境について考える。 |
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(授業計画と内容)
8月初旬から約12泊13日間の臨地研修を予定している。 1) 臨地訪問 ・山岳部の人々の暮らし、自然環境や生業等について学ぶ ・ベトナム戦争の歴史や戦地訪問を通じて、戦争について考える ・急速に発展するダナン市内の下水処理やごみ処理について学ぶ ・ベトナムの史跡や村落への訪問を通じて、歴史や社会環境について考える 2) 学生交流・現地調査 ・興味のある課題を設定し、ベトナム人学生と共に調査計画、現地調査を実施 ・学生生活や双方の国に関する歴史・文化等に関する意見交換 3) 成果発表 ・ベトナム人学生と共同で研究成果を発表する |
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(履修要件)
履修定員:12名
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
事前研修レポート(10点)、現地での発表(30点)、事後研修レポート(60点)の合計100点により評価を行う。詳細は事前講義で説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
ベトナムに関する基礎知識を書籍やインターネットを通じて事前に収集しておくこと。また、事後研修レポートの作成時には、現地での経験や収集した情報を振り返り、反映すること。
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(その他(オフィスアワー等))
5月に説明会を行う。
6月初旬までに申請フォームに必要事項および「志望理由」を入力して送信し、「受講誓約書・同意書」を国際高等教育院(全学共通科目レポートボックス)へ提出する。 また、前期の採点報告日以降に実施するため、成績報告が前期に間に合わない可能性がある。 注意事項: (1)原則全額自己負担。自己都合での取りやめや不開講等の場合、キャンセル料などは全て自己負担となる。 (2)参加費用には、往復航空運賃(空港利用料・空港税・国際観光旅客税・燃油付加運賃含む)、国内外での研修費、宿泊費、交通費、現地交流費用および諸雑費が含まれる。 (3)参加費用以外の経費として、パスポート取得料、学研災付帯海外留学保険費、国内交通費、 小遣いなどがある。これらは原則として各自が行う。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
海外実地セミナー :東南アジアの再生可能エネルギー開発
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(英 訳) | Overseas Field Seminars :Development of Renewable Energy in ASEAN | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||
(分野(分類)) | 多文化理解 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 集中講義(8月〜9月) |
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(教室) | 総合研究棟13号館163号室 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 東南アジア(タイ)のチェンマイ大学他を訪問し、再生可能エネルギーの基礎と導入時の問題点および将来展望について、現地大学の学生と共に学ぶ。 | ||||||||||||
(到達目標) | 再生可能エネルギーの特徴を踏まえ、地域に適合した技術導入についての課題を理解する。そして、SDGsやカーボンニュートラル実現に向けた技術・社会経済・事業モデルの在り方学ぶ。また、このセミナーで学んだ知識を基に、タイ(チェンマイ県)・日本(京都府)の地域におけるカーボンニュートラル実現に向けた具体的な事業モデルを検討し、政策提案につなげる。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 出発日前事前授業間(受講生の都合のつく時間帯に3コマ程度を実施) 8月もしくは9月に実施する。以下は、現地(タイ・チェンマイ)での現地調査・講義のスケジュールである。 第1日 日本朝出発—バンコク経由、現地到着 第2日 午前 オリエンテーション、午後、講義(タイと日本のエネルギー利用の特徴) 第3日 講義(地域開発と再生可能エネルギー) 第4日 近郊の再エネ施設 Chiang Mai World Green City① 第5日 近郊の再エネ施設 Chiang Mai World Green City② 第6日 講義 Bio-Circular-Green(BCG)経済モデルについて 第7日 講義 バイオマス・太陽エネルギー利用、実習 第8日 グループ討論 (再生可能エネルギー・カーボンニュートラル実現に向けたビジネスモデル・政策モデルの検討)、発表準備 第9日 発表会、閉会式、午後チェンマイ出発、バンコク経由、翌日関西空港到着 日程は都合により変更される場合がある。 帰国後に、地域におけるカーボンニュートラル実現に向けた具体的な事業モデルを検討し、レポートとして提出すること。 |
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(履修要件) |
履修定員:5名
安全講習の受講、学研災付帯海外留学保険への加入。事前学習として「ILASセミナー :再生可能エネルギー政策の調査と計画」を受講することが望ましいが、必須ではない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 現地での学習状況(50%)、現地での発表会報告内容もしくは帰国後提出するレポート(50%)に基づき採点する |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 事前授業を含め、すべての行事に参加すること。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 前期の採点報告日以降に実施するため、成績報告が前期に間に合わない可能性がある 旅費は自己負担となる。費用の目安は、航空運賃・滞在費などを含めて15万円程度(2019年実績)である。 ※本科目は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては、不開講となる可能性がある |
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海外実地セミナー :東南アジアの再生可能エネルギー開発
(科目名)
Overseas Field Seminars :Development of Renewable Energy in ASEAN
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 多文化理解 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 集中講義(8月〜9月) (教室) 総合研究棟13号館163号室 |
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(授業の概要・目的)
東南アジア(タイ)のチェンマイ大学他を訪問し、再生可能エネルギーの基礎と導入時の問題点および将来展望について、現地大学の学生と共に学ぶ。
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(到達目標)
再生可能エネルギーの特徴を踏まえ、地域に適合した技術導入についての課題を理解する。そして、SDGsやカーボンニュートラル実現に向けた技術・社会経済・事業モデルの在り方学ぶ。また、このセミナーで学んだ知識を基に、タイ(チェンマイ県)・日本(京都府)の地域におけるカーボンニュートラル実現に向けた具体的な事業モデルを検討し、政策提案につなげる。
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(授業計画と内容)
出発日前事前授業間(受講生の都合のつく時間帯に3コマ程度を実施) 8月もしくは9月に実施する。以下は、現地(タイ・チェンマイ)での現地調査・講義のスケジュールである。 第1日 日本朝出発—バンコク経由、現地到着 第2日 午前 オリエンテーション、午後、講義(タイと日本のエネルギー利用の特徴) 第3日 講義(地域開発と再生可能エネルギー) 第4日 近郊の再エネ施設 Chiang Mai World Green City① 第5日 近郊の再エネ施設 Chiang Mai World Green City② 第6日 講義 Bio-Circular-Green(BCG)経済モデルについて 第7日 講義 バイオマス・太陽エネルギー利用、実習 第8日 グループ討論 (再生可能エネルギー・カーボンニュートラル実現に向けたビジネスモデル・政策モデルの検討)、発表準備 第9日 発表会、閉会式、午後チェンマイ出発、バンコク経由、翌日関西空港到着 日程は都合により変更される場合がある。 帰国後に、地域におけるカーボンニュートラル実現に向けた具体的な事業モデルを検討し、レポートとして提出すること。 |
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(履修要件)
履修定員:5名
安全講習の受講、学研災付帯海外留学保険への加入。事前学習として「ILASセミナー :再生可能エネルギー政策の調査と計画」を受講することが望ましいが、必須ではない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
現地での学習状況(50%)、現地での発表会報告内容もしくは帰国後提出するレポート(50%)に基づき採点する
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
事前授業を含め、すべての行事に参加すること。
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(その他(オフィスアワー等))
前期の採点報告日以降に実施するため、成績報告が前期に間に合わない可能性がある
旅費は自己負担となる。費用の目安は、航空運賃・滞在費などを含めて15万円程度(2019年実績)である。 ※本科目は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては、不開講となる可能性がある |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
海外実地セミナー :変容する東南アジアー環境・生業・社会と持続的発展
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(英 訳) | Overseas Field Seminars :Changing Southeast Asia - Environment, Livelihood, Society and Sustainable Development | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||
(分野(分類)) | 多文化理解 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 近年、変貌の著しい東南アジアの環境・生業・社会・文化を理解するために、協定大学であるタイ・バンコクのカセサート大学を中心に、9月初旬に2週間弱の臨地研修を行う。 | ||||||||||||
(到達目標) | 現地研修に参加するとともに農業や環境に関する種々の講義を受けることにより、熱帯地域の農業・環境問題を認識し、理解を深める。また、タイの社会・文化に関する講義と、文化施設の訪問、学生相互の国際交流により、異文化社会について理解する。英語での講義、英語での成果発表を行うことにより、英語の運用能力を高める。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 夏季休暇期間にバンコク周辺およびタイ東部、チェンマイおよび周辺地域での臨地研修(9月初旬の2週間弱を予定)と、その前に安全管理に関する講義を含む集中講義を行う。現地では、本学の協定大学であるカセサート大学の講師陣の講義を受け、また、農地、森林、文化施設等を訪問し、熱帯地域の農業および環境問題を中心に、東南アジアについての総合的理解を深める。タイへの渡航費、滞在費は自己負担となる。 (日本国内での講義) 1.海外渡航時の安全管理、人々との接し方、海外渡航と健康、タイ語の挨拶 2.海外渡航時の連絡方法の確認 3.タイの自然・社会・経済環境・文化・歴史の概況 臨地研修の日程と内容 1日目: 移動(関西空港→バンコク)、カセサート大学でのオリエンテーション 2日目: 講義(カセサート大学の歴史・現況・社会での役割、タイの自然と農業) : 移動(バンコク→チェンマイ) 3日目: 講義(山地部の農業と環境問題)、少数民族(モン)村落での見学、同村長への聞き取り調査、文化施設見学 4日目: 移動(チェンマイ→インタノーン国立公園) : 講義(熱帯山地生態系、森林利用、湿地生態系、社会変化と森林資源管理) : 移動(インタノーン国立公園→メーチェム) 5日目: 講義(山地低地部及び山斜面の農業と環境問題、山地部の社会変化と農業環境問題)、少数民族(カレン)村落での見学、同村長への聞き取り調査 6日目: 移動(メーチェム→オプルアング国立公園) : 講義(森林利用、先史遺跡と地質) : 移動(オプルアング国立公園→チェンマイ→バンコク) 7日目: アユタヤ史跡公園での講義(アユタヤ時代の歴史、文化)と史跡公園見学 8日目: 移動(バンコク→パトゥムタニ) : 講義(ココヤシ園を例にデルタの土地利用と農業様式、環境問題) : 移動(パトゥムタニ→チャチェンサオ) : 講義(内陸エビ養殖と環境問題)、エビ養殖業者への聞き取り調査 : 移動(チャチェンサオ→サケラート環境研究所) : 講義(熱帯林植生と動物多様性) 9日目: 講義(熱帯林植生と植物多様性)、落葉フタバガキ林と乾燥常緑林の見学 : 移動(サケラート環境研究所→チャンタブリ) 10日目: 講義(クンカベーンマングローブ林教育センターで森林保全と環境政策) : 移動(マングローブ林教育センター→チャンタブリ市郊外) : 講義(リモートセンシング、画像解析、自動化技術の応用)熱帯果樹園 モンスーン熱帯の園芸農業と生産技術の最適化 11日目: 講義(熱帯園芸の発展と課題)、チャンタブリ園芸研究所、実験圃場見学 : 移動(チャンタブリ→チョンブリ) : 講義(環境・食糧・農業問題と先端農業技術)クボタファーム : 移動(チョンブリ→バンコク) 12日目: 成果発表会 13日目: 移動(バンコク→関西空港) (コメント) 受講者は、5月に行われる説明会に必ず出席すること。説明会の日時・場所は別途掲示する。研修旅行ならびに研修前の講義は、夏季休業期間中に行う。伝染病・自然災害・政情など研修先の事情により臨地研修ができないことがありうる。その場合、国内での集中講義に振り替わることがあるが、支払った費用の一部は戻らないことがある。 |
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(履修要件) |
履修定員:14名
旅行費用は自己負担。必要な金額については説明会で周知する。旅行費用のおもなものは、往復航空券代と現地交通費、宿泊費、食費である。航空券代は世界情勢を受けて変動が激しく予測が難しいものの、現地交通費と宿泊費と食費は国内よりも安価である。本人および保護者が自己責任の原則を了承の上、必要な保険等をかけること、海外滞在リスクを十分認識し自らを律することができることも、受講の前提となる。また、6月に予定されているタイ側交換留学生の受入行事への参加を推奨する。 安全講習の受講、学研災付帯海外留学保険への加入が確認できない学生は、海外セミナーに参加することはできない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 帰国後提出のレポートの内容、および事前講義への出席、研修への参加状況と取り組み姿勢、現地での成果発表会での発表内容により評価する。成績評価の詳細は事前講義で説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
授業中にプリントを配布する。
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 事前講義の内容を十分に理解、復習し、現地研修での準備を入念に行うこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーは設けないが、下記のメールアドレスで、随時質問等を受け付ける。 higuchi.hirokazu.2a@kyoto-u.ac.jp なお、現地研修は採点報告日(8月中旬)以降に実施するため、成績報告が遅れる場合がある。 ※本科目は、現地における大規模災害の発生や治安状況の急速な悪化、感染病等の急拡大によって不開講となる可能性があります。 |
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海外実地セミナー :変容する東南アジアー環境・生業・社会と持続的発展
(科目名)
Overseas Field Seminars :Changing Southeast Asia - Environment, Livelihood, Society and Sustainable Development
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 多文化理解 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(授業の概要・目的)
近年、変貌の著しい東南アジアの環境・生業・社会・文化を理解するために、協定大学であるタイ・バンコクのカセサート大学を中心に、9月初旬に2週間弱の臨地研修を行う。
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(到達目標)
現地研修に参加するとともに農業や環境に関する種々の講義を受けることにより、熱帯地域の農業・環境問題を認識し、理解を深める。また、タイの社会・文化に関する講義と、文化施設の訪問、学生相互の国際交流により、異文化社会について理解する。英語での講義、英語での成果発表を行うことにより、英語の運用能力を高める。
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(授業計画と内容)
夏季休暇期間にバンコク周辺およびタイ東部、チェンマイおよび周辺地域での臨地研修(9月初旬の2週間弱を予定)と、その前に安全管理に関する講義を含む集中講義を行う。現地では、本学の協定大学であるカセサート大学の講師陣の講義を受け、また、農地、森林、文化施設等を訪問し、熱帯地域の農業および環境問題を中心に、東南アジアについての総合的理解を深める。タイへの渡航費、滞在費は自己負担となる。 (日本国内での講義) 1.海外渡航時の安全管理、人々との接し方、海外渡航と健康、タイ語の挨拶 2.海外渡航時の連絡方法の確認 3.タイの自然・社会・経済環境・文化・歴史の概況 臨地研修の日程と内容 1日目: 移動(関西空港→バンコク)、カセサート大学でのオリエンテーション 2日目: 講義(カセサート大学の歴史・現況・社会での役割、タイの自然と農業) : 移動(バンコク→チェンマイ) 3日目: 講義(山地部の農業と環境問題)、少数民族(モン)村落での見学、同村長への聞き取り調査、文化施設見学 4日目: 移動(チェンマイ→インタノーン国立公園) : 講義(熱帯山地生態系、森林利用、湿地生態系、社会変化と森林資源管理) : 移動(インタノーン国立公園→メーチェム) 5日目: 講義(山地低地部及び山斜面の農業と環境問題、山地部の社会変化と農業環境問題)、少数民族(カレン)村落での見学、同村長への聞き取り調査 6日目: 移動(メーチェム→オプルアング国立公園) : 講義(森林利用、先史遺跡と地質) : 移動(オプルアング国立公園→チェンマイ→バンコク) 7日目: アユタヤ史跡公園での講義(アユタヤ時代の歴史、文化)と史跡公園見学 8日目: 移動(バンコク→パトゥムタニ) : 講義(ココヤシ園を例にデルタの土地利用と農業様式、環境問題) : 移動(パトゥムタニ→チャチェンサオ) : 講義(内陸エビ養殖と環境問題)、エビ養殖業者への聞き取り調査 : 移動(チャチェンサオ→サケラート環境研究所) : 講義(熱帯林植生と動物多様性) 9日目: 講義(熱帯林植生と植物多様性)、落葉フタバガキ林と乾燥常緑林の見学 : 移動(サケラート環境研究所→チャンタブリ) 10日目: 講義(クンカベーンマングローブ林教育センターで森林保全と環境政策) : 移動(マングローブ林教育センター→チャンタブリ市郊外) : 講義(リモートセンシング、画像解析、自動化技術の応用)熱帯果樹園 モンスーン熱帯の園芸農業と生産技術の最適化 11日目: 講義(熱帯園芸の発展と課題)、チャンタブリ園芸研究所、実験圃場見学 : 移動(チャンタブリ→チョンブリ) : 講義(環境・食糧・農業問題と先端農業技術)クボタファーム : 移動(チョンブリ→バンコク) 12日目: 成果発表会 13日目: 移動(バンコク→関西空港) (コメント) 受講者は、5月に行われる説明会に必ず出席すること。説明会の日時・場所は別途掲示する。研修旅行ならびに研修前の講義は、夏季休業期間中に行う。伝染病・自然災害・政情など研修先の事情により臨地研修ができないことがありうる。その場合、国内での集中講義に振り替わることがあるが、支払った費用の一部は戻らないことがある。 |
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(履修要件)
履修定員:14名
旅行費用は自己負担。必要な金額については説明会で周知する。旅行費用のおもなものは、往復航空券代と現地交通費、宿泊費、食費である。航空券代は世界情勢を受けて変動が激しく予測が難しいものの、現地交通費と宿泊費と食費は国内よりも安価である。本人および保護者が自己責任の原則を了承の上、必要な保険等をかけること、海外滞在リスクを十分認識し自らを律することができることも、受講の前提となる。また、6月に予定されているタイ側交換留学生の受入行事への参加を推奨する。 安全講習の受講、学研災付帯海外留学保険への加入が確認できない学生は、海外セミナーに参加することはできない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
帰国後提出のレポートの内容、および事前講義への出席、研修への参加状況と取り組み姿勢、現地での成果発表会での発表内容により評価する。成績評価の詳細は事前講義で説明する。
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(教科書)
使用しない
授業中にプリントを配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
事前講義の内容を十分に理解、復習し、現地研修での準備を入念に行うこと。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーは設けないが、下記のメールアドレスで、随時質問等を受け付ける。
higuchi.hirokazu.2a@kyoto-u.ac.jp なお、現地研修は採点報告日(8月中旬)以降に実施するため、成績報告が遅れる場合がある。 ※本科目は、現地における大規模災害の発生や治安状況の急速な悪化、感染病等の急拡大によって不開講となる可能性があります。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
海外実地セミナー :フランス伝統地域における食を取り巻く環境と農学
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(英 訳) | Overseas Field Seminars :Food Environment and Agriculture in the Traditional Regions of France | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 多文化理解 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 6月〜7月中旬にかけて5回、毎週月曜日16:45〜18:15と、8月上旬集中 |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 当科目では、フランスの主要なワイン産地であるブルゴーニュ地方や南仏ラングドッグ・ルシヨン地域を中心として、伝統産地の食を取り巻く環境とその変遷、ワイン醸造とのつながりやワイン産業の戦略について学ぶ。特に、地中海地域特有の食と生活文化および関連する食品産業といった食環境の役割を視野に入れ、当該地域におけるワインと切り離せない歴史的・文化的景観やそれを支える地域農業、ワイン醸造と産業戦略および地域活性化策と捉えられる農消連携に着目し、伝統産地における農業形態の多様性について理解することを目的とする。その上で、それら多様な経営体を取り巻く様々な主体であるInstitut Agro(フランス農業科学高等教育国際センター)、INRAe Montpellier(モンペリエ国立農学研究所)等との連携や当該地域の歴史的経緯を踏まえて、地域活性化を担うそれら多様な農学体系について臨地研修を行う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 1.フランス伝統産地特有の農産物とそれらの加工法・品質評価法を理解する。 2.ブドウ栽培における品種改良とワイン醸造のプロセス・品質評価を理解する。 3.フランスにおけるワイン伝統産地の歴史的展開過程を理解する。 4.ブルゴーニュ地方、オクシタニー州ラングドック・ルシヨン地域やプロバンス地方における食品関連産業のあり様と役割を理解する。 |
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(授業計画と内容) | 本科目は座学および現地での研修によって構成される。 座学においては、 1.ブドウの栽培学(附属木津農場見学を含む) 2.応用微生物学(醸造学:ワインと日本酒)、食品化学(食品成分・茶の科学など)・品質評価学(食嗜好性(味・におい)の科学)・食と生活習慣病(糖尿病・肥満など) 3.地中海地域圏の食文化と地理・歴史・環境 4.ブルゴーニュ地方、オクシタニー地域圏のワイン産業の変遷と現状 5.ブルゴーニュ地方、オクシタニー地域圏の食品関連産業 6.Institut Agro(フランス農業科学高等教育国際センター)、INRAe Montpellier(モンペリエ国立農学研究所)等の役割 などについて概説し、臨地研修に必要な知識の修養を行う。 6月と7月の月曜日5時限目の講義と8月上旬に集中講義方式で実施する(日時は後日広報) 臨地研修においては、およそ10日間のプログラムで実施する。 1.京都−関空−パリ・パリ−ディジョン 2.Institut Agro Dijon, Centre for Taste and Feeding Behaviour, Universite de Bourgogneとの学術交流 3.Institut Agro Montpellierの現地研究者による講義・学生交流 4.ブドウ栽培(INRAe)、ワイナリーやワイン醸造組合の視察と現地調査 5.フランス伝統産地(ブルゴーニュ地方、オクシタニー地域圏)の農産物、食品関連産業の視察と現地調査 6.フランスの食嗜好性(味・におい)の調査 7.INRAeでの研修報告会 8.モンペリエ−(パリ経由)−関空−京都 |
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(履修要件) |
履修定員:10名
1.海外臨地研修への参加は、「海外実地セミナー:フランス伝統地域における食を取り巻く環境と農学」(Overseas Field Seminars :Food Environment and Agriculture in the Traditional Regions of France)の事前座学を必須とする。 2.海外渡航に伴うリスクを十分認識し、自らの意思と責任において参加すること。保護者の了承を得ること。 3.原則として1,2回生を対象とする。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 事前座学(15%)、臨地研修への参加(40%)、現地グループ報告会(臨地研修体験を英語で発表)(15%)と研修レポート(帰国後)(30%)により判定する。詳細については事前の座学講義等で説明する。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
(参考書)
『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』ディヴィッド・バード著、佐藤圭史ら訳、エクスナレッジ、2019、ISBN-13: 978-4767825397
『日本のワイン』髙橋悌二ら著、イカロス出版、2017、ISBN-13: 978-4802204774
『ワインビジネス—ブドウ畑から食卓までつなぐグローバル戦略』、Thach. L and T. Matz編著 横塚弘毅・小田滋晃・落合孝次・伊庭治彦・香川文庸監訳、昭和堂、2010、ISBN-13: 978-4812209493
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(授業外学習(予習・復習)等) | 臨地研修に臨んで次のような課題を各自で事前に調べておくことが望ましい。 ・ブルゴーニュ地方、オクシタニー州ラングドック・ルシヨン地域やプロバンス地方の地理的位置や食文化 ・ブドウの種類と栽培 ・ワイン醸造の概略 ・オリーブ、チーズや発酵食品などの製造と食品加工 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 1.履修者数は臨地研修参加希望者の人数により制限する場合がある。 2.履修者の決定方法は、5月の当授業の説明会で知らせる。 3.学生教育研究傷害保険等に必ず加入すること。 4.海外臨地研修にかかる渡航費、滞在費、研修実費および旅行傷害保険加入等に要する費用を工面できること。研修費用の参加者負担額はおおむね45万円程度(海外の状況に応じて変わる)を見込む。また、為替レートの変動で変わる場合もあることに留意のこと。 5.Institut Agro(フランス農業科学高等教育国際センター)やINRAe Montpellier(モンペリエ国立農学研究所)等との交流事業の一部に参画することを期待する。 臨地研究の期間に応じて、成績報告が遅れる可能性がある。 |
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海外実地セミナー :フランス伝統地域における食を取り巻く環境と農学
(科目名)
Overseas Field Seminars :Food Environment and Agriculture in the Traditional Regions of France
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 多文化理解 (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 6月〜7月中旬にかけて5回、毎週月曜日16:45〜18:15と、8月上旬集中 (教室) 未定 |
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(授業の概要・目的)
当科目では、フランスの主要なワイン産地であるブルゴーニュ地方や南仏ラングドッグ・ルシヨン地域を中心として、伝統産地の食を取り巻く環境とその変遷、ワイン醸造とのつながりやワイン産業の戦略について学ぶ。特に、地中海地域特有の食と生活文化および関連する食品産業といった食環境の役割を視野に入れ、当該地域におけるワインと切り離せない歴史的・文化的景観やそれを支える地域農業、ワイン醸造と産業戦略および地域活性化策と捉えられる農消連携に着目し、伝統産地における農業形態の多様性について理解することを目的とする。その上で、それら多様な経営体を取り巻く様々な主体であるInstitut Agro(フランス農業科学高等教育国際センター)、INRAe Montpellier(モンペリエ国立農学研究所)等との連携や当該地域の歴史的経緯を踏まえて、地域活性化を担うそれら多様な農学体系について臨地研修を行う。
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(到達目標)
1.フランス伝統産地特有の農産物とそれらの加工法・品質評価法を理解する。
2.ブドウ栽培における品種改良とワイン醸造のプロセス・品質評価を理解する。 3.フランスにおけるワイン伝統産地の歴史的展開過程を理解する。 4.ブルゴーニュ地方、オクシタニー州ラングドック・ルシヨン地域やプロバンス地方における食品関連産業のあり様と役割を理解する。 |
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(授業計画と内容)
本科目は座学および現地での研修によって構成される。 座学においては、 1.ブドウの栽培学(附属木津農場見学を含む) 2.応用微生物学(醸造学:ワインと日本酒)、食品化学(食品成分・茶の科学など)・品質評価学(食嗜好性(味・におい)の科学)・食と生活習慣病(糖尿病・肥満など) 3.地中海地域圏の食文化と地理・歴史・環境 4.ブルゴーニュ地方、オクシタニー地域圏のワイン産業の変遷と現状 5.ブルゴーニュ地方、オクシタニー地域圏の食品関連産業 6.Institut Agro(フランス農業科学高等教育国際センター)、INRAe Montpellier(モンペリエ国立農学研究所)等の役割 などについて概説し、臨地研修に必要な知識の修養を行う。 6月と7月の月曜日5時限目の講義と8月上旬に集中講義方式で実施する(日時は後日広報) 臨地研修においては、およそ10日間のプログラムで実施する。 1.京都−関空−パリ・パリ−ディジョン 2.Institut Agro Dijon, Centre for Taste and Feeding Behaviour, Universite de Bourgogneとの学術交流 3.Institut Agro Montpellierの現地研究者による講義・学生交流 4.ブドウ栽培(INRAe)、ワイナリーやワイン醸造組合の視察と現地調査 5.フランス伝統産地(ブルゴーニュ地方、オクシタニー地域圏)の農産物、食品関連産業の視察と現地調査 6.フランスの食嗜好性(味・におい)の調査 7.INRAeでの研修報告会 8.モンペリエ−(パリ経由)−関空−京都 |
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(履修要件)
履修定員:10名
1.海外臨地研修への参加は、「海外実地セミナー:フランス伝統地域における食を取り巻く環境と農学」(Overseas Field Seminars :Food Environment and Agriculture in the Traditional Regions of France)の事前座学を必須とする。 2.海外渡航に伴うリスクを十分認識し、自らの意思と責任において参加すること。保護者の了承を得ること。 3.原則として1,2回生を対象とする。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
事前座学(15%)、臨地研修への参加(40%)、現地グループ報告会(臨地研修体験を英語で発表)(15%)と研修レポート(帰国後)(30%)により判定する。詳細については事前の座学講義等で説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
(参考書)
『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』ディヴィッド・バード著、佐藤圭史ら訳、エクスナレッジ、2019、ISBN-13: 978-4767825397
『日本のワイン』髙橋悌二ら著、イカロス出版、2017、ISBN-13: 978-4802204774
『ワインビジネス—ブドウ畑から食卓までつなぐグローバル戦略』、Thach. L and T. Matz編著 横塚弘毅・小田滋晃・落合孝次・伊庭治彦・香川文庸監訳、昭和堂、2010、ISBN-13: 978-4812209493
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(授業外学習(予習・復習)等)
臨地研修に臨んで次のような課題を各自で事前に調べておくことが望ましい。
・ブルゴーニュ地方、オクシタニー州ラングドック・ルシヨン地域やプロバンス地方の地理的位置や食文化 ・ブドウの種類と栽培 ・ワイン醸造の概略 ・オリーブ、チーズや発酵食品などの製造と食品加工 |
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(その他(オフィスアワー等))
1.履修者数は臨地研修参加希望者の人数により制限する場合がある。
2.履修者の決定方法は、5月の当授業の説明会で知らせる。 3.学生教育研究傷害保険等に必ず加入すること。 4.海外臨地研修にかかる渡航費、滞在費、研修実費および旅行傷害保険加入等に要する費用を工面できること。研修費用の参加者負担額はおおむね45万円程度(海外の状況に応じて変わる)を見込む。また、為替レートの変動で変わる場合もあることに留意のこと。 5.Institut Agro(フランス農業科学高等教育国際センター)やINRAe Montpellier(モンペリエ国立農学研究所)等との交流事業の一部に参画することを期待する。 臨地研究の期間に応じて、成績報告が遅れる可能性がある。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
海外実地セミナー :世界の水問題を考える(Conflict Management (Global Water Issues))
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(英 訳) | Overseas Field Seminars :Conflict Management[Global Water Issues] | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | キャリア | ||||||||||||
(分野(分類)) | 多文化理解 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 7-8月に実施(曜日・時間は履修学生と調整) |
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(教室) | 未定 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 越境河川であるメコン川では、上流のダム建設に伴う下流への水量変化など、多国間の利害が対立する水管理問題が顕在化している。本講義では、このような越境河川の水管理問題の解決のために、国際協調の枠組みがいかに重要かについて、現地状況の把握を踏まえながら考える。 現地では、Ha Noi(ハノイ市)の Thuy Loi 大学(チュイロイ大学)、海岸浸食問題の生じているVu Gia-Thu Bon川のDa Nang(ダナン市)やHoi An(ホイアン市)、Da Nang 大学工科大学(ダナン大学工科大学)、メコンデルタの中心であるCan Tho(カントー市)などを訪問し、現地見学を通じて得られた情報をもとに、先方との学生を交えてミニワークショップを行う。 It is generally accepted that water resources are under increasing stresses from a number of players, forces and parameters visible in this century. In particular for the sovereign countries will deal with increasing scarcity shared river basins. Geography has important responsibility, with location in the basin (upstream/downstream) and in the environment (arid/semi-arid climate) regarded as key factors in future water conflict. Global warming is also thought to pose particular challenges to water-stressed societies and communities that must develop mitigation and adaptation mechanisms in order to survive. In transboundary river basins such as the Mekong, Brahmaputra, Nile, and Ganges Rivers, water conflicts are arising among related countries such as great impacts on water resources by new construction of large dams upstream. The aim of this intensive course is to study transboundary water conflict and importance of multi-lateral mechanism to solve such conflicts. Moreover, to develop generation with rich sense of international cultural works, and understand social and cultural values by introducing students to modern and traditional aspects of various cultures. |
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(到達目標) | メコン川やベトナムの国内河川の現状、将来に向けた水問題の課題を理解する 国際河川のコンフリクトをテーマに、国際問題、さらに、その調整の難しさを理解する 国際問題に対する日本からの貢献の可能性を考える 自己の将来のキャリア形成の動機づけを行う ベトナムの気候、風土、歴史、文化などを理解する 英語でのプレゼンテーション能力を高める |
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(授業計画と内容) | 1.事前講義(6-7月に3回) 1) Introduction to Water Diplomacy 2) State of the Mekong River Basin 3) Water management in the Mekong Delta and the Development Projects 2.現地研修(9月中旬〜下旬の9日間) 1) Lectures ・Impacts of Climate Change on the Mekong River Basin Water Resources ・Integrated Management and Master Plan of the Mekong Delta 2) Field survey and practices ・Water resources management in the Mekong River Delta ・Water quality in the coastal zones of the Mekong Delta ・Operation of dams in Vietnam 3) Presentation ・Making report and presentation at the final meeting |
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(履修要件) |
履修定員:6名
参加者は、海外渡航資金(約16万円)を工面できること。必要な資金の詳細は5月に行われるオリエンテーションの時に説明する。参加者は自己責任の原則を自分と両親が了承し、必要な保険等を掛けること、海外滞在リスクを充分認識し自らを律することができること。受講定員を超える受講申込があった場合は、選考を行う。受講希望者は、事前講義へ必ず参加すること。 安全講習の受講、学研災付帯海外留学保険への加入が確認できない学生は参加することはできません。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 事前講義、現地研修への参加状況および研修レポートにより総合的に判断する。 詳細は講義で説明する。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『Water Diplomacy: A Negotiated Approach to Managing Complex Water Networks』
(RFF Press)
ISBN:978-1617261039
(国際的な水問題の解説)
『The Mekong: A Socio-legal Approach to River Basin Development』
(Routledge)
ISBN:978-1138788459
(メコン川の現状とコンフリクト問題の解説)
その他必要に応じてプリントを配布する。
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(関連URL) |
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/international/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/kokusai-kyoiku-koryu/news/2015/150911_3.html
2015年の実施報告(京大HP)
http://en.tlu.edu.vn/Home.aspx Thuy Loi 大学(チュイロイ大学) http://dut.udn.vn/EN Da Nang 大学工科大学(ダナン大学工科大学) |
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(授業外学習(予習・復習)等) | メコン川の現状、将来に向けた課題を参考書などをもとに理解する。 国際河川のコンフリクトの問題と解決に向けた取り組みについて、メコン川やナイル川を例に理解する。 英語でのプレゼンテーション資料の作成について予習しておく。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 本科目は、英語による討議、現地でのプレゼンテーションなど、学生側からの積極的な参加を期待している。 1回生のみならず、2回生以上の意欲ある学生の参加を大いに歓迎する。 採点報告日(8月中旬)以降に実施するため、成績報告が遅れる場合があります。 |
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海外実地セミナー :世界の水問題を考える(Conflict Management (Global Water Issues))
(科目名)
Overseas Field Seminars :Conflict Management[Global Water Issues]
(英 訳)
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(群) キャリア (分野(分類)) 多文化理解 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 7-8月に実施(曜日・時間は履修学生と調整) (教室) 未定 |
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(授業の概要・目的)
越境河川であるメコン川では、上流のダム建設に伴う下流への水量変化など、多国間の利害が対立する水管理問題が顕在化している。本講義では、このような越境河川の水管理問題の解決のために、国際協調の枠組みがいかに重要かについて、現地状況の把握を踏まえながら考える。
現地では、Ha Noi(ハノイ市)の Thuy Loi 大学(チュイロイ大学)、海岸浸食問題の生じているVu Gia-Thu Bon川のDa Nang(ダナン市)やHoi An(ホイアン市)、Da Nang 大学工科大学(ダナン大学工科大学)、メコンデルタの中心であるCan Tho(カントー市)などを訪問し、現地見学を通じて得られた情報をもとに、先方との学生を交えてミニワークショップを行う。 It is generally accepted that water resources are under increasing stresses from a number of players, forces and parameters visible in this century. In particular for the sovereign countries will deal with increasing scarcity shared river basins. Geography has important responsibility, with location in the basin (upstream/downstream) and in the environment (arid/semi-arid climate) regarded as key factors in future water conflict. Global warming is also thought to pose particular challenges to water-stressed societies and communities that must develop mitigation and adaptation mechanisms in order to survive. In transboundary river basins such as the Mekong, Brahmaputra, Nile, and Ganges Rivers, water conflicts are arising among related countries such as great impacts on water resources by new construction of large dams upstream. The aim of this intensive course is to study transboundary water conflict and importance of multi-lateral mechanism to solve such conflicts. Moreover, to develop generation with rich sense of international cultural works, and understand social and cultural values by introducing students to modern and traditional aspects of various cultures. |
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(到達目標)
メコン川やベトナムの国内河川の現状、将来に向けた水問題の課題を理解する
国際河川のコンフリクトをテーマに、国際問題、さらに、その調整の難しさを理解する 国際問題に対する日本からの貢献の可能性を考える 自己の将来のキャリア形成の動機づけを行う ベトナムの気候、風土、歴史、文化などを理解する 英語でのプレゼンテーション能力を高める |
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(授業計画と内容)
1.事前講義(6-7月に3回) 1) Introduction to Water Diplomacy 2) State of the Mekong River Basin 3) Water management in the Mekong Delta and the Development Projects 2.現地研修(9月中旬〜下旬の9日間) 1) Lectures ・Impacts of Climate Change on the Mekong River Basin Water Resources ・Integrated Management and Master Plan of the Mekong Delta 2) Field survey and practices ・Water resources management in the Mekong River Delta ・Water quality in the coastal zones of the Mekong Delta ・Operation of dams in Vietnam 3) Presentation ・Making report and presentation at the final meeting |
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(履修要件)
履修定員:6名
参加者は、海外渡航資金(約16万円)を工面できること。必要な資金の詳細は5月に行われるオリエンテーションの時に説明する。参加者は自己責任の原則を自分と両親が了承し、必要な保険等を掛けること、海外滞在リスクを充分認識し自らを律することができること。受講定員を超える受講申込があった場合は、選考を行う。受講希望者は、事前講義へ必ず参加すること。 安全講習の受講、学研災付帯海外留学保険への加入が確認できない学生は参加することはできません。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
事前講義、現地研修への参加状況および研修レポートにより総合的に判断する。
詳細は講義で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『Water Diplomacy: A Negotiated Approach to Managing Complex Water Networks』
(RFF Press)
ISBN:978-1617261039
(国際的な水問題の解説)
『The Mekong: A Socio-legal Approach to River Basin Development』
(Routledge)
ISBN:978-1138788459
(メコン川の現状とコンフリクト問題の解説)
その他必要に応じてプリントを配布する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
メコン川の現状、将来に向けた課題を参考書などをもとに理解する。
国際河川のコンフリクトの問題と解決に向けた取り組みについて、メコン川やナイル川を例に理解する。 英語でのプレゼンテーション資料の作成について予習しておく。 |
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(その他(オフィスアワー等))
本科目は、英語による討議、現地でのプレゼンテーションなど、学生側からの積極的な参加を期待している。
1回生のみならず、2回生以上の意欲ある学生の参加を大いに歓迎する。 採点報告日(8月中旬)以降に実施するため、成績報告が遅れる場合があります。 |
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