


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :芦生研究林の菌類多様性に触れよう
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Fungal diversity in Ashiu forest | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
||||||
(教室) | 芦生研究林 | ||||||
(キーワード) | 菌類 / 生物多様性 / きのこ / 芦生研究林 | ||||||
(授業の概要・目的) | 菌類は、かびやきのこ・酵母として知られる生物グループである。菌類は、我々ヒトを含む、他の生物と密接にかかわりながら生活をしていて、自然界において他の生物には見られないユニークなはたらき(機能)を持つ生物である。この講義では、フィールド科学教育研究センターの芦生研究林において、菌類の子実体 (きのこ) 相調査を通じて、菌類の生き方、機能、そして多様性や生態の研究方法について学ぶことを目的とする。 | ||||||
(到達目標) | ・森林における多様性と機能という側面から、菌類とはどのような生物であるかを説明できるようになる。 ・きのこと樹木を中心に、生物の分類・同定手法を修得する。 ・菌類の多様性研究手法を習得する。 |
||||||
(授業計画と内容) | 前期集中 実習は5月(日帰り)と9月下旬(2泊3日)を予定している。 1. 授業ガイダンス (京都) 実習の内容の説明と事前講義を行う。 日時:4月~5月上旬の金曜5時限目を予定している。日程と場所は確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡する。 2. 京都の里山の植生と菌類多様性を学ぶ (野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地 日時:1のガイダンス翌日の土曜日(日帰り)。集合場所・時刻はガイダンス時にアナウンスする。 3. 京都の奥山の植生と菌類多様性を学ぶ (野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林 日時:9月下旬(9月22−24日など2泊3日を予定) 内容: ・講義により芦生の植生、菌類のはたらき、菌類の多様性調査方法を学ぶ。 ・天然林と人工林における菌類の多様性の野外調査と菌類の同定を行い、菌類多様性調査方法や菌類同定方法を学ぶ。 ・北海道研究林で行われている「ILASセミナー:北海道のきのこの多様性と生き方」とzoom等で繋ぎ、各地の調査結果の発表を通じて、地域間でのきのこ相の比較を行う。 以上の内容を踏まえ、きのこの多様性や組成がどのような要因の影響を受けて変化するのかについて考察し、レポートを作成する。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習の参加態度と積極性 (50点)、レポート (50点) により評価。詳細は授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) |
『基礎から学べる菌類生態学』
(共立出版, 2018年)
ISBN:9784320057876
『森林科学シリーズ10 森林と菌類』
(共立出版, 2018年)
ISBN:978-4320058262
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 事前にフィールド科学教育研究センターのホームページなどを通じて、芦生研究林の自然について予習しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・現地では旅費と別に、宿泊費・食費等の実費負担が生じる。詳細はガイダンス時に説明する。旅費は、京大からの往復交通費は上賀茂試験地までは電車で700円ほど、京大から芦生は3000円ほど(ガイダンス時になるべく負担が少なくなる経路を相談する)。 ・参加希望者は学生教育研究災害傷害保険(付帯賠責付)に必ず加入すること。 ・前期の講義だが,採点報告日後に実習を実施するため,後期の講義と合わせて成績報告をすることとなる。 |
||||||
ILASセミナー :芦生研究林の菌類多様性に触れよう
(科目名)
ILAS Seminar :Fungal diversity in Ashiu forest
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
集中 未定 (教室) 芦生研究林 |
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(キーワード) 菌類 / 生物多様性 / きのこ / 芦生研究林 | |||||||
(授業の概要・目的)
菌類は、かびやきのこ・酵母として知られる生物グループである。菌類は、我々ヒトを含む、他の生物と密接にかかわりながら生活をしていて、自然界において他の生物には見られないユニークなはたらき(機能)を持つ生物である。この講義では、フィールド科学教育研究センターの芦生研究林において、菌類の子実体 (きのこ) 相調査を通じて、菌類の生き方、機能、そして多様性や生態の研究方法について学ぶことを目的とする。
|
|||||||
(到達目標)
・森林における多様性と機能という側面から、菌類とはどのような生物であるかを説明できるようになる。
・きのこと樹木を中心に、生物の分類・同定手法を修得する。 ・菌類の多様性研究手法を習得する。 |
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(授業計画と内容)
前期集中 実習は5月(日帰り)と9月下旬(2泊3日)を予定している。 1. 授業ガイダンス (京都) 実習の内容の説明と事前講義を行う。 日時:4月~5月上旬の金曜5時限目を予定している。日程と場所は確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡する。 2. 京都の里山の植生と菌類多様性を学ぶ (野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地 日時:1のガイダンス翌日の土曜日(日帰り)。集合場所・時刻はガイダンス時にアナウンスする。 3. 京都の奥山の植生と菌類多様性を学ぶ (野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林 日時:9月下旬(9月22−24日など2泊3日を予定) 内容: ・講義により芦生の植生、菌類のはたらき、菌類の多様性調査方法を学ぶ。 ・天然林と人工林における菌類の多様性の野外調査と菌類の同定を行い、菌類多様性調査方法や菌類同定方法を学ぶ。 ・北海道研究林で行われている「ILASセミナー:北海道のきのこの多様性と生き方」とzoom等で繋ぎ、各地の調査結果の発表を通じて、地域間でのきのこ相の比較を行う。 以上の内容を踏まえ、きのこの多様性や組成がどのような要因の影響を受けて変化するのかについて考察し、レポートを作成する。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習の参加態度と積極性 (50点)、レポート (50点) により評価。詳細は授業中に説明する。
|
|||||||
(教科書)
授業中に指示する
|
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(参考書等)
『基礎から学べる菌類生態学』
(共立出版, 2018年)
ISBN:9784320057876
『森林科学シリーズ10 森林と菌類』
(共立出版, 2018年)
ISBN:978-4320058262
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
事前にフィールド科学教育研究センターのホームページなどを通じて、芦生研究林の自然について予習しておくこと。
|
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(その他(オフィスアワー等))
・現地では旅費と別に、宿泊費・食費等の実費負担が生じる。詳細はガイダンス時に説明する。旅費は、京大からの往復交通費は上賀茂試験地までは電車で700円ほど、京大から芦生は3000円ほど(ガイダンス時になるべく負担が少なくなる経路を相談する)。
・参加希望者は学生教育研究災害傷害保険(付帯賠責付)に必ず加入すること。 ・前期の講義だが,採点報告日後に実習を実施するため,後期の講義と合わせて成績報告をすることとなる。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :福島県での震災復興支援研究
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Collaborative Research in Fukushima Prefecture from 2011 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 8月から9月の間の3日間 |
||||||
(教室) | 生存圏研究所 本館S棟1階S148室 (生存圏未来開拓研究センター・先端計測技術開発ユニット) | ||||||
(キーワード) | 東日本大震災 / 環境放射能 / 産学連携 / 学際研究 | ||||||
(授業の概要・目的) | 2011年3月に発生した東日本大震災における福島県での復興支援研究の事例や、ここ最近頻発する国内外の災害に対し、特に研究者がどのように支援しているかについて紹介する。東日本大震災については、実際に計測に使用した現地サンプルなどを紹介し、実習も行いながら、分野にとらわれない連携研究の可能性と、総合大学としての京都大学の役割について討論する。また、現在もしくは将来的に発生するであろう自然・人工的な災害に対して、どのような対応がとれるのか、短期集中的にディスカッションを行う。 ディスカッションの際には、多分野の教員や学生を含めての超分野大喜利形式にて行い、それぞれの思考・アイディアを視覚化し、方向性を定めていく。 理系・文系にとらわれず、各個人が専攻する専門分野の役割を考えながら、 より多くの情報を集め、多分野と連携する事で、より幅広い災害復興支援の可能性について議論を行いたい。 |
||||||
(到達目標) | 様々な研究者が、研究分野に関係なく連携した災支援研究を行い、大学・企業が一緒になって現地で活動してきている。本セミナーでは、これらの実際の現場での活動で用いた実際の実験・計測体験を通して、今後各自の専門分野の役割を見直し、将来、大学で学んだ事を活かすためにどのようにすれば良いか、考えていくきっかけにしてほしい。 |
||||||
(授業計画と内容) | 京都大学宇治キャンパスにおいて、福島県での復興支援研究で用いた実験設備見学なども行うため、4日間の集中講義形式で行う。実施時期は9月中旬〜下旬を予定している。事前学習としては、放射線計測に関する基礎的な知識を、公益財団法人 放射線計測協会のホームページなどで確認しておくことが望ましい。 第1日) ・生存圏研究所見学 ・生存圏未来開拓研究センターの紹介 ・参加者の研究背景について自己紹介形式で発表 第2日) ・東日本大震災の概要と、福島県における原発事故について ・現在行われている福島県での連携支援研究(計測機器を用いた実習) ・海外での活動事例紹介 第3日) ・福島県における環境放射能と、除染活動(計測実習:放射線) ・将来起こりうる連携支援研究の可能性についての議論 ・各自の専門分野が持つ役割についての紹介 第4日) ・専門分野が持つ役割と、その可能性についての議論 ・グループディスカッションによる連携研究の可能性の検討 (超分野大喜利形式による) ・全体のまとめ |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況(3回 各10点)、討論への積極的な参加(10点)、レポート(3回、各20点)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
資料についてはその都度電子ファイル、もしくは印刷媒体として配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 放射線計測の一般的な知識について、事前予習しておくことが望ましい。 尚、KULASISやPandA等により事前に授業について連絡する。 超分野大喜利については下記URLを参照のこと。 https://research.kyoto-u.ac.jp/gp/g064/ |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 採点成績については、10月以降に報告する。 | ||||||
ILASセミナー :福島県での震災復興支援研究
(科目名)
ILAS Seminar :Collaborative Research in Fukushima Prefecture from 2011
(英 訳)
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
集中 8月から9月の間の3日間 (教室) 生存圏研究所 本館S棟1階S148室 (生存圏未来開拓研究センター・先端計測技術開発ユニット) |
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(キーワード) 東日本大震災 / 環境放射能 / 産学連携 / 学際研究 | |||||||
(授業の概要・目的)
2011年3月に発生した東日本大震災における福島県での復興支援研究の事例や、ここ最近頻発する国内外の災害に対し、特に研究者がどのように支援しているかについて紹介する。東日本大震災については、実際に計測に使用した現地サンプルなどを紹介し、実習も行いながら、分野にとらわれない連携研究の可能性と、総合大学としての京都大学の役割について討論する。また、現在もしくは将来的に発生するであろう自然・人工的な災害に対して、どのような対応がとれるのか、短期集中的にディスカッションを行う。
ディスカッションの際には、多分野の教員や学生を含めての超分野大喜利形式にて行い、それぞれの思考・アイディアを視覚化し、方向性を定めていく。 理系・文系にとらわれず、各個人が専攻する専門分野の役割を考えながら、 より多くの情報を集め、多分野と連携する事で、より幅広い災害復興支援の可能性について議論を行いたい。 |
|||||||
(到達目標)
様々な研究者が、研究分野に関係なく連携した災支援研究を行い、大学・企業が一緒になって現地で活動してきている。本セミナーでは、これらの実際の現場での活動で用いた実際の実験・計測体験を通して、今後各自の専門分野の役割を見直し、将来、大学で学んだ事を活かすためにどのようにすれば良いか、考えていくきっかけにしてほしい。
|
|||||||
(授業計画と内容)
京都大学宇治キャンパスにおいて、福島県での復興支援研究で用いた実験設備見学なども行うため、4日間の集中講義形式で行う。実施時期は9月中旬〜下旬を予定している。事前学習としては、放射線計測に関する基礎的な知識を、公益財団法人 放射線計測協会のホームページなどで確認しておくことが望ましい。 第1日) ・生存圏研究所見学 ・生存圏未来開拓研究センターの紹介 ・参加者の研究背景について自己紹介形式で発表 第2日) ・東日本大震災の概要と、福島県における原発事故について ・現在行われている福島県での連携支援研究(計測機器を用いた実習) ・海外での活動事例紹介 第3日) ・福島県における環境放射能と、除染活動(計測実習:放射線) ・将来起こりうる連携支援研究の可能性についての議論 ・各自の専門分野が持つ役割についての紹介 第4日) ・専門分野が持つ役割と、その可能性についての議論 ・グループディスカッションによる連携研究の可能性の検討 (超分野大喜利形式による) ・全体のまとめ |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況(3回 各10点)、討論への積極的な参加(10点)、レポート(3回、各20点)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
資料についてはその都度電子ファイル、もしくは印刷媒体として配布する。
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
放射線計測の一般的な知識について、事前予習しておくことが望ましい。
尚、KULASISやPandA等により事前に授業について連絡する。 超分野大喜利については下記URLを参照のこと。 https://research.kyoto-u.ac.jp/gp/g064/ |
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(その他(オフィスアワー等))
採点成績については、10月以降に報告する。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :植物園と博物館で学ぶ植物学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Learning botany in botanical gardens and natural history museums | ||||||||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 5月31日(土)13:00から(初回ガイダンス) |
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(教室) | 北部構内理学研究科6号館404室(初回ガイダンス)、京都府立植物園、京都薬用植物園、兵庫県立人と自然の博物館等 | ||||||||||||
(キーワード) | 多様性生物学および分類学関連 / 植物学 / 植物園 / 自然史系博物館 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 植物は私たちのすぐ近くに在り、その学びの場は学内にとどまらない。 本科目では、京都府立植物園、京都薬用植物園、兵庫県立人と自然の博物館へ行き、様々な植物の実物に触れ、植物学の基礎を確認しながら、植物分類学を通じて多様な植物の見方を学ぶ。 植物を広く学びたい・知りたいと思っているが、今まで勉強する機会がなかった方、植物学に興味のある方を歓迎する。植物園や自然史系博物館に興味のある方も歓迎する。 |
||||||||||||
(到達目標) | ・植物の観察方法、識別方法、植物多様性の学び方を生きた植物に基づいて理解する。 ・植物学における標本の意義と役割を理解する。 ・植物の理解に向けて自主的、継続的に取り組む力を養う。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 5月31日(土)13:00〜16:00 場所:北部構内理学研究科6号館404室 ガイダンスと京都大学大学院理学研究科附属植物園(北部構内)で事前学習を行う。 第2回 6月7日(土) 場所:京都府立植物園 熱帯植物を含む様々な植物の実物を観察しながら、植物の形態的特徴と類縁関係、そして系統を学ぶ。 第3回 7月5日(土) 場所:京都薬用植物園 視覚・嗅覚・味覚・触覚を使って植物を知り、植物と人との関わりについても学ぶ。 第4回 7月12日(土) 場所:兵庫県立人と自然の博物館とその近隣施設 植物学における標本の意義と役割を学ぶ。また、標本庫を見学し、標本の整理方法・収蔵方法を学ぶ。 第5回 フィードバック 第2回〜第4回は学外で授業を行い、レポート課題を実施する。第2回〜第4回の集合時間・集合場所等は第1回のガイダンスで説明する。 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加状況と取り組み姿勢(70%)、レポート(30%)によって評価する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 植物は季節の変化に応じて、観察できるもの(形質・情報・種類)が異なる。通学路、京都大学構内、京都大学理学研究科附属植物園などを活用し、積極的にさまざまな植物に触れ関心を深めておいてほしい。 |
||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・1回生の履修者で定員に余裕がある場合には、2回生以上の学年でも参加可能。 ・第2回〜第4回は学外で実施する。各回日帰り。 ・第2回と第3回の交通費(現地集合・現地解散のため)と入園料、第4回の入館料は受講生の負担となる。総額約1,500円を予定。 ・学生教育研究災害傷害保険に加入すること。 ・教員への連絡は電子メール(布施宛)を推奨する。 |
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ILASセミナー :植物園と博物館で学ぶ植物学
(科目名)
ILAS Seminar :Learning botany in botanical gardens and natural history museums
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
||||||||||
(曜時限)
集中 5月31日(土)13:00から(初回ガイダンス) (教室) 北部構内理学研究科6号館404室(初回ガイダンス)、京都府立植物園、京都薬用植物園、兵庫県立人と自然の博物館等 |
||||||||||
(キーワード) 多様性生物学および分類学関連 / 植物学 / 植物園 / 自然史系博物館 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
植物は私たちのすぐ近くに在り、その学びの場は学内にとどまらない。
本科目では、京都府立植物園、京都薬用植物園、兵庫県立人と自然の博物館へ行き、様々な植物の実物に触れ、植物学の基礎を確認しながら、植物分類学を通じて多様な植物の見方を学ぶ。 植物を広く学びたい・知りたいと思っているが、今まで勉強する機会がなかった方、植物学に興味のある方を歓迎する。植物園や自然史系博物館に興味のある方も歓迎する。 |
||||||||||
(到達目標)
・植物の観察方法、識別方法、植物多様性の学び方を生きた植物に基づいて理解する。
・植物学における標本の意義と役割を理解する。 ・植物の理解に向けて自主的、継続的に取り組む力を養う。 |
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(授業計画と内容)
第1回 5月31日(土)13:00〜16:00 場所:北部構内理学研究科6号館404室 ガイダンスと京都大学大学院理学研究科附属植物園(北部構内)で事前学習を行う。 第2回 6月7日(土) 場所:京都府立植物園 熱帯植物を含む様々な植物の実物を観察しながら、植物の形態的特徴と類縁関係、そして系統を学ぶ。 第3回 7月5日(土) 場所:京都薬用植物園 視覚・嗅覚・味覚・触覚を使って植物を知り、植物と人との関わりについても学ぶ。 第4回 7月12日(土) 場所:兵庫県立人と自然の博物館とその近隣施設 植物学における標本の意義と役割を学ぶ。また、標本庫を見学し、標本の整理方法・収蔵方法を学ぶ。 第5回 フィードバック 第2回〜第4回は学外で授業を行い、レポート課題を実施する。第2回〜第4回の集合時間・集合場所等は第1回のガイダンスで説明する。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加状況と取り組み姿勢(70%)、レポート(30%)によって評価する。
|
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
植物は季節の変化に応じて、観察できるもの(形質・情報・種類)が異なる。通学路、京都大学構内、京都大学理学研究科附属植物園などを活用し、積極的にさまざまな植物に触れ関心を深めておいてほしい。
|
||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
・1回生の履修者で定員に余裕がある場合には、2回生以上の学年でも参加可能。
・第2回〜第4回は学外で実施する。各回日帰り。 ・第2回と第3回の交通費(現地集合・現地解散のため)と入園料、第4回の入館料は受講生の負担となる。総額約1,500円を予定。 ・学生教育研究災害傷害保険に加入すること。 ・教員への連絡は電子メール(布施宛)を推奨する。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :生態学野外実習 −動植物の多様性と種間関係−
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Field Ecology -Biodiversity and Interspecific Interactions of Animals and Plants- | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 6月にガイダンス、フィードバック期間終了後の8月に3泊4日 |
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(教室) | 理学研究科2号館218室(ガイダンス)、京都大学木曽生物学研究所 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 多様性生物学 / 自然史 / 生態学 / 昆虫学 / 生物間相互作用 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 日本を代表する山岳地での動植物のフィールド調査を通じて、「多種多様な生物がいかに共存しているか」を学ぶ。京都大学木曽生物学研究所(長野県木曽郡木曽町)にて、3泊4日のフィールド調査を主体とした演習を行う。 木曽生物学研究所は木曽山脈の山間部(木曽谷)に位置しており、この一帯は、森林、里山、高山・高原、湿原、渓谷といった多彩な自然に囲まれている。そこには、植物、昆虫、両生・爬虫類、鳥、水生生物(魚、水生昆虫)など、多様な生物が生息する。これらの生物は、食う-食われる関係や共生・寄生といったさまざまな種間関係をもちながら共存している。 この実習では、生態系について知る方法として、フィールド調査とデータ分析を行う。とくに、植物と送粉昆虫(植食性昆虫)、水生生物群集、森林性鳥類といった多様な生物群集・分類群を調査することで、生物多様性の実体ともいえる生物間相互作用にはどのようなものがあるか、また、それらが生態系のなかでどのような役割を果たしてきたかについての理解を深める。 |
||||||||||||||||||
(到達目標) | 動植物の生態学・分類学の観点や基礎知識を学び、生物自然史および生物多様性科学へ関心の輪を広げる。 フィールド調査の方法や野外データの分析法を習得する。 フィールド調査における安全確保・危険回避の手段を身につける。 |
||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 履修者が決定したら、日程調整をおこない、6月にガイダンスを行った上で、8月に京都大学木曽生物学研究所にて宿泊し、その周辺で実習をおこなう。実習期間は、2025年8月9日-12日を仮日程とする。 はじめに植物や昆虫の系統分類の解説を受けてから、それらの生物同士のさまざまな相互作用に関する調査を開田高原等で実施する。 主な内容は下記の通りである。 (1)植物の採集、標本作製、同定、生態調査 (2)昆虫の採集、標本作製、同定、生態調査 (3)植物とその送粉者・植食者の相互作用に関する生態調査 (4)水生生物(水生昆虫、魚、サンショウウオ)の生態・群集調査 (5)森林性鳥類の生態観察 実習日程・場所や具体的な内容は、天候などの状況に応じて変更される可能性がある。 実習終了後に、各自、レポートを作成する。 |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な取り組み(70%)と実習後のレポート(30%)で評価する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
プリント等を配布する。
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(参考書等) |
『生命は細部に宿りたまう—ミクロハビタットの小宇宙』
(岩波書店, 2010年)
ISBN:9784000062763
『花と動物の共進化をさぐる 身近な野生植物に隠れていた新しい花の姿』
(文一総合出版, 2021)
ISBN:9784829962084
『新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!』
(岩波ジュニア新書, 2023年)
ISBN:9784005009664
『博士の愛したジミな昆虫』
(岩波ジュニア新書, 2020年)
ISBN:9784005009169
『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』
(学研プラス, 2022年)
ISBN:9784059201946
『標本の作り方—自然を記録に残そう (大阪市立自然史博物館叢書)』
(東海大学出版会, 2007年)
ISBN:4486017692
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(関連URL) | http://www.biol.sci.kyoto-u.ac.jp/kiso-institute/ 京都大学木曽生物学研究所 | ||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 実習レポートの作成に向けた準備は時間外学習として行う。 また、自然史系の講義や実習への参加、自身での野外観察を通じて、生物を観察する目を養うことを勧める。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 宿泊施設の収容人数などの関係上、実習参加希望者が多い場合は、人数制限をおこなう。教員への連絡は電子メール(今田宛)を推奨する。 受講にあたっては、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を条件とする。 現地までの交通は各自の手配になり、交通費および食費は個人負担となる。 ◯食費等予算(交通費は別途かかる) 約7,340円 内訳:夕食 (約1,100円×3回)朝食・昼食(約 500円×7回)、その他シーツレンタル代(540円) ◯交通経路・交通費 JR京都駅—(のぞみ)—名古屋駅—(しなの特急 or 中央本線快速)—木曽福島駅—(徒歩)—木曽生物学研究所(約3時間) 高速バス+特急利用で片道4170円程度(特急料金を含む)、新幹線+特急利用で片道8,630円程度(特急料金を含む) |
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ILASセミナー :生態学野外実習 −動植物の多様性と種間関係−
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Field Ecology -Biodiversity and Interspecific Interactions of Animals and Plants-
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 6月にガイダンス、フィードバック期間終了後の8月に3泊4日 (教室) 理学研究科2号館218室(ガイダンス)、京都大学木曽生物学研究所 |
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(キーワード) 多様性生物学 / 自然史 / 生態学 / 昆虫学 / 生物間相互作用 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
日本を代表する山岳地での動植物のフィールド調査を通じて、「多種多様な生物がいかに共存しているか」を学ぶ。京都大学木曽生物学研究所(長野県木曽郡木曽町)にて、3泊4日のフィールド調査を主体とした演習を行う。
木曽生物学研究所は木曽山脈の山間部(木曽谷)に位置しており、この一帯は、森林、里山、高山・高原、湿原、渓谷といった多彩な自然に囲まれている。そこには、植物、昆虫、両生・爬虫類、鳥、水生生物(魚、水生昆虫)など、多様な生物が生息する。これらの生物は、食う-食われる関係や共生・寄生といったさまざまな種間関係をもちながら共存している。 この実習では、生態系について知る方法として、フィールド調査とデータ分析を行う。とくに、植物と送粉昆虫(植食性昆虫)、水生生物群集、森林性鳥類といった多様な生物群集・分類群を調査することで、生物多様性の実体ともいえる生物間相互作用にはどのようなものがあるか、また、それらが生態系のなかでどのような役割を果たしてきたかについての理解を深める。 |
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(到達目標)
動植物の生態学・分類学の観点や基礎知識を学び、生物自然史および生物多様性科学へ関心の輪を広げる。
フィールド調査の方法や野外データの分析法を習得する。 フィールド調査における安全確保・危険回避の手段を身につける。 |
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(授業計画と内容)
履修者が決定したら、日程調整をおこない、6月にガイダンスを行った上で、8月に京都大学木曽生物学研究所にて宿泊し、その周辺で実習をおこなう。実習期間は、2025年8月9日-12日を仮日程とする。 はじめに植物や昆虫の系統分類の解説を受けてから、それらの生物同士のさまざまな相互作用に関する調査を開田高原等で実施する。 主な内容は下記の通りである。 (1)植物の採集、標本作製、同定、生態調査 (2)昆虫の採集、標本作製、同定、生態調査 (3)植物とその送粉者・植食者の相互作用に関する生態調査 (4)水生生物(水生昆虫、魚、サンショウウオ)の生態・群集調査 (5)森林性鳥類の生態観察 実習日程・場所や具体的な内容は、天候などの状況に応じて変更される可能性がある。 実習終了後に、各自、レポートを作成する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な取り組み(70%)と実習後のレポート(30%)で評価する。
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(教科書)
プリント等を配布する。
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(参考書等)
『生命は細部に宿りたまう—ミクロハビタットの小宇宙』
(岩波書店, 2010年)
ISBN:9784000062763
『花と動物の共進化をさぐる 身近な野生植物に隠れていた新しい花の姿』
(文一総合出版, 2021)
ISBN:9784829962084
『新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!』
(岩波ジュニア新書, 2023年)
ISBN:9784005009664
『博士の愛したジミな昆虫』
(岩波ジュニア新書, 2020年)
ISBN:9784005009169
『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』
(学研プラス, 2022年)
ISBN:9784059201946
『標本の作り方—自然を記録に残そう (大阪市立自然史博物館叢書)』
(東海大学出版会, 2007年)
ISBN:4486017692
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(授業外学習(予習・復習)等)
実習レポートの作成に向けた準備は時間外学習として行う。
また、自然史系の講義や実習への参加、自身での野外観察を通じて、生物を観察する目を養うことを勧める。 |
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(その他(オフィスアワー等))
宿泊施設の収容人数などの関係上、実習参加希望者が多い場合は、人数制限をおこなう。教員への連絡は電子メール(今田宛)を推奨する。
受講にあたっては、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を条件とする。 現地までの交通は各自の手配になり、交通費および食費は個人負担となる。 ◯食費等予算(交通費は別途かかる) 約7,340円 内訳:夕食 (約1,100円×3回)朝食・昼食(約 500円×7回)、その他シーツレンタル代(540円) ◯交通経路・交通費 JR京都駅—(のぞみ)—名古屋駅—(しなの特急 or 中央本線快速)—木曽福島駅—(徒歩)—木曽生物学研究所(約3時間) 高速バス+特急利用で片道4170円程度(特急料金を含む)、新幹線+特急利用で片道8,630円程度(特急料金を含む) |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :光であそぼ。手作り宇宙観測
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(英 訳) | ILAS Seminar :Handcrafted Space Observations | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(5)人 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 初回のみ火曜5限で、2回目以降は夏期集中(8/25, 26, 9/1, 2, 25, 26)を想定 |
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(教室) | 北部キャンパス・理学研究科5号館3階・宇宙線研究室341号室(コロ キウム室) | ||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 天文学関連 / 肌身の科学 (Tangible Science) / 電波天文学 / 可視光天文学 / 物理学 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 自然科学の醍醐味は、実際に手作りした観測装置を使って、自分の肌感覚で自然現象に触れることです。本授業では、可視光の簡単な手作り分光・偏光の測定器を作ります。さらに、光による宇宙観測の仕組みを学び、自分たちで手作りの電波アンテナを組み上げて、天の川銀河の水素からやってくる 21 cm の波長の電波観測を目指します。条件がそろえば、太陽の干渉実験も狙います。この ILAS セミナーでは、4人の宇宙物理学者・天文学者が指導する形で行います。 | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 光の性質を理解し、自然現象を測定する仕組みを理解できるようになる。また、座学だけの勉強ではなく、実際に手を動かして測定をする体験を経ることで、物理の測定について理解する。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 初回のみ、6月3日火曜日の5限に実施します。それ以降は、夏休みに実施予定です。日程については、野外観測で天候によっても影響を受けるので、参加者と相談の上で、調整する可能性があります。 1回目:6/3 火曜 (5限) ガイダンス、教員紹介、学生の自己紹介、授業紹介 2・3回目:8/25 月曜 (3-4限) アイスブレイク・自己紹介、分光計作り・偏光計作り 4回目:8/26 火曜 (5限) 光・電波観測についての座学(1コマ分) 5-7回目:9/1 月曜 (4-6限) 電波観測1(野外) 8・9回目:9/2 火曜 (4-5限) 電波観測の解析1 10-12回目:9/25 木曜 (4-6限) 電波観測2(野外) 13-15回目:9/26 金曜 (4-6限) 電波観測の解析2、レポート作成 ILASセミナーが実施される夏の期間は、銀河面(天の川)が地平線から上がってくるのは夕方以降なため、暑い夏の気候を避けることもあって、夕方以降に屋外で観測を行います。座学は、北部構内・理学部5号館・宇宙線研究室コロキウム室(341号室)で行います。 |
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(履修要件) |
参加者で手作りの観測装置を作っていくため、物理や宇宙、ものづくりに興味のある学生さんを歓迎します。高校までの物理と数学の基礎的な知識がよくわかっていることが望ましいです。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習をまとめたレポートで評価します。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 参加学生の興味によっては、授業時間外で活動する場合があるかもしれません。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 実習では PC があることが望ましいです。持っていない場合は、こちらで用意します。 | ||||||||||||||||||||||||
ILASセミナー :光であそぼ。手作り宇宙観測
(科目名)
ILAS Seminar :Handcrafted Space Observations
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 8(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 初回のみ火曜5限で、2回目以降は夏期集中(8/25, 26, 9/1, 2, 25, 26)を想定 (教室) 北部キャンパス・理学研究科5号館3階・宇宙線研究室341号室(コロ キウム室) |
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(キーワード) 天文学関連 / 肌身の科学 (Tangible Science) / 電波天文学 / 可視光天文学 / 物理学 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
自然科学の醍醐味は、実際に手作りした観測装置を使って、自分の肌感覚で自然現象に触れることです。本授業では、可視光の簡単な手作り分光・偏光の測定器を作ります。さらに、光による宇宙観測の仕組みを学び、自分たちで手作りの電波アンテナを組み上げて、天の川銀河の水素からやってくる 21 cm の波長の電波観測を目指します。条件がそろえば、太陽の干渉実験も狙います。この ILAS セミナーでは、4人の宇宙物理学者・天文学者が指導する形で行います。
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(到達目標)
光の性質を理解し、自然現象を測定する仕組みを理解できるようになる。また、座学だけの勉強ではなく、実際に手を動かして測定をする体験を経ることで、物理の測定について理解する。
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(授業計画と内容)
初回のみ、6月3日火曜日の5限に実施します。それ以降は、夏休みに実施予定です。日程については、野外観測で天候によっても影響を受けるので、参加者と相談の上で、調整する可能性があります。 1回目:6/3 火曜 (5限) ガイダンス、教員紹介、学生の自己紹介、授業紹介 2・3回目:8/25 月曜 (3-4限) アイスブレイク・自己紹介、分光計作り・偏光計作り 4回目:8/26 火曜 (5限) 光・電波観測についての座学(1コマ分) 5-7回目:9/1 月曜 (4-6限) 電波観測1(野外) 8・9回目:9/2 火曜 (4-5限) 電波観測の解析1 10-12回目:9/25 木曜 (4-6限) 電波観測2(野外) 13-15回目:9/26 金曜 (4-6限) 電波観測の解析2、レポート作成 ILASセミナーが実施される夏の期間は、銀河面(天の川)が地平線から上がってくるのは夕方以降なため、暑い夏の気候を避けることもあって、夕方以降に屋外で観測を行います。座学は、北部構内・理学部5号館・宇宙線研究室コロキウム室(341号室)で行います。 |
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(履修要件)
参加者で手作りの観測装置を作っていくため、物理や宇宙、ものづくりに興味のある学生さんを歓迎します。高校までの物理と数学の基礎的な知識がよくわかっていることが望ましいです。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習をまとめたレポートで評価します。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
参加学生の興味によっては、授業時間外で活動する場合があるかもしれません。
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(その他(オフィスアワー等))
実習では PC があることが望ましいです。持っていない場合は、こちらで用意します。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :物質と量子性
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(英 訳) | ILAS Seminar :Quantumness in Materials Sciences | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 工学部9号館 W201教室(初回のみ) | ||||||||||||
(キーワード) | 量子力学 / 量子工学 / 電子 / スピン / 反物質 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 量子力学の黎明期にどんな議論が交わされたのか,科学技術史の観点から考えてみたうえで,物質中の電子の“量子”としての性質があらわになる現象とその解釈,またこれを用いた材料を具に見てみる. 物質を扱う上で,その物質の基礎となるさまざまな性質(物性)のほとんどは,物質中の電子のふるまいをもとに表れ,また考察されています.この電子をもとにした性質の理解を目指した学問分野が物性物理学ですが,これを構成する大きな二つの流れ:量子力学と統計力学が,歴史的にどのように絡み合い,発展してきたかを概観します. 実際にこれらの電子のふるまいをもとにした物質の性質を露にするために,どのような方法論があるのかを,計測・評価装置を前にして計4回の桂・宇治キャンパスでの実地講義をもとに体験・体感・理解することを目指します. |
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(到達目標) | 1.量子力学・統計力学の発展の歴史的経緯と基本的な考え方の理解 2.物質の量子性をもとにした物性の例示と理解 3.物質の電気伝導性・半導体性・超伝導性の評価の実際と,もととなる電子のふるまいに関する基礎的な理解(桂キャンパス) 4.物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・評価の実際と,もととなる原理の理解(宇治キャンパス) |
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(授業計画と内容) | 1.第一回: 5月12日(月)16:45より 量子力学・統計力学の発展の歴史的経緯および物質の量子性をもとにした物性の例示に関する議論(講義,工学部9号館W201号室) 2.第二回: 5月24日(土)10:30より 物質の電気伝導性のさまざまな評価法・半導体性を示す新しい物質の取り扱いと評価(演義・桂キャンパス A4棟 008号室集合)(3.5コマ分) 3.第三回: 6月7日(土)10:30より 電子の運動量をもとにした半導体性・超伝導性・磁性の評価の実際と,もととなる電子のふるまいに関する基礎的な理解(演義・桂キャンパス A4棟 008号室集合)(3.5コマ分) 4.第四回: 6月28日(土)10:30より 物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・情報処理の原理(演義・宇治キャンパスW313室集合)(3.5コマ分) 5.第五回: 7月12日(土)10:30より 物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・情報処理の実際(演義・宇治キャンパスW313室集合) (3.5コマ分) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回における短いレポートによる評価 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 科学史,特に20世紀初頭の20年間の物理学・化学に関する発展の流れについて,興味深いと思った点を挙げておくこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 各授業回後 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること |
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ILASセミナー :物質と量子性
(科目名)
ILAS Seminar :Quantumness in Materials Sciences
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 工学部9号館 W201教室(初回のみ) |
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(キーワード) 量子力学 / 量子工学 / 電子 / スピン / 反物質 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
量子力学の黎明期にどんな議論が交わされたのか,科学技術史の観点から考えてみたうえで,物質中の電子の“量子”としての性質があらわになる現象とその解釈,またこれを用いた材料を具に見てみる.
物質を扱う上で,その物質の基礎となるさまざまな性質(物性)のほとんどは,物質中の電子のふるまいをもとに表れ,また考察されています.この電子をもとにした性質の理解を目指した学問分野が物性物理学ですが,これを構成する大きな二つの流れ:量子力学と統計力学が,歴史的にどのように絡み合い,発展してきたかを概観します. 実際にこれらの電子のふるまいをもとにした物質の性質を露にするために,どのような方法論があるのかを,計測・評価装置を前にして計4回の桂・宇治キャンパスでの実地講義をもとに体験・体感・理解することを目指します. |
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(到達目標)
1.量子力学・統計力学の発展の歴史的経緯と基本的な考え方の理解
2.物質の量子性をもとにした物性の例示と理解 3.物質の電気伝導性・半導体性・超伝導性の評価の実際と,もととなる電子のふるまいに関する基礎的な理解(桂キャンパス) 4.物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・評価の実際と,もととなる原理の理解(宇治キャンパス) |
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(授業計画と内容)
1.第一回: 5月12日(月)16:45より 量子力学・統計力学の発展の歴史的経緯および物質の量子性をもとにした物性の例示に関する議論(講義,工学部9号館W201号室) 2.第二回: 5月24日(土)10:30より 物質の電気伝導性のさまざまな評価法・半導体性を示す新しい物質の取り扱いと評価(演義・桂キャンパス A4棟 008号室集合)(3.5コマ分) 3.第三回: 6月7日(土)10:30より 電子の運動量をもとにした半導体性・超伝導性・磁性の評価の実際と,もととなる電子のふるまいに関する基礎的な理解(演義・桂キャンパス A4棟 008号室集合)(3.5コマ分) 4.第四回: 6月28日(土)10:30より 物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・情報処理の原理(演義・宇治キャンパスW313室集合)(3.5コマ分) 5.第五回: 7月12日(土)10:30より 物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・情報処理の実際(演義・宇治キャンパスW313室集合) (3.5コマ分) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回における短いレポートによる評価
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
科学史,特に20世紀初頭の20年間の物理学・化学に関する発展の流れについて,興味深いと思った点を挙げておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
各授業回後
学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :DNAシーケンサーを使ってみよう!
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(英 訳) | ILAS Seminar :Let's use DNA sequencers! | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 9/1, 9/2, 9/4, 9/5の4日間 |
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(教室) | 医学・生命科学総合研究棟(G棟)5階 527号室 | ||||||
(キーワード) | 生態学 / 進化生物学 / 生命科学 / 生物多様性 / バイオインフォマティクス | ||||||
(授業の概要・目的) | 地球上の生命はすべて、DNAを持っている。DNAシーケンシング技術が発展した現在、どこに、どれだけの種類の生物が存在するのか、膨大な情報とともに明らかにすることができようになった。動物や植物の体内にどのような共生者や寄生者が存在するのか、土壌や海の生態系が生物種どうしの関係性によってどのように成立しているのか、工夫次第で網羅的な情報を得ることが可能である。 本実習では、「超並列シーケンサー」や「次世代シーケンサー」と呼ばれるDNA分析装置を実際に使用するとともに、出力される膨大なデータを処理するバイオインフォマティクスを体験する。DNAシーケンシング技術をうまく利用することで、生態学や進化学、環境学において俯瞰的な視座が得られるとともに、生命科学上の新たなテーマ発掘につながる鉱脈を探索することができる。 さまざまな生物サンプルや環境サンプルの分析を体験することで、独自の世界観で自然界や私たちの身の回りの現象を捉える視点を養うことを目的とする。 |
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(到達目標) | ① 生物サンプルや環境サンプルからのDNA抽出を行う技術が身につく。 ② PCR 等、分子生物学的手法の基礎を実際に体験するとともに、その原理を理解する。 ③ DNA シーケンサーでの分析を体験し、その原理を理解する。 ④ プログラミングの基礎を学ぶとともに、DNAシーケンス・データの分析を通じてバイオインフォマティクスの基本的な流れを習得する。 ⑤ 生物多様性に関する情報を、統計学や生態学の観点で処理する基礎を習得する。 ⑥ 分析結果の考察と研究デザインの更新を行うことで生物学における研究が拡大していくことを理解する。 ⑦ 自分自身の視点で情報を整理し、仲間とともに知のフロンティアを開拓する醍醐味を理解する。 |
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(授業計画と内容) | 基本原理の説明・分子生物学実験・バイオインフォマティクスの体験を通じて、インタラクティブに理解を深める。集中講義形式で、夏季休業に以下の内容で実施する予定である。日程については、前期期間中(5月)にKULASISを通じて調整を行う。 DNAシーケンサーで分析してみたいサンプルの持ち込みも可能(動物・植物・真菌等幅広く対応。事前に相談)。 第1日 ・DNA分析技術の基礎(講義編) ・DNA分析技術の基礎(DNA抽出・PCR実践編) 第2日 ・DNAシーケンシング・ライブラリの作成 ・DNAシーケンサー(イルミナ社MiSeq)の稼働 <<DNAシーケンサーの稼働のため第3日までの間に1日以上のブレイクを挟む。詳細な日程は5月にKULASISを通じて調整。>> 第3日 ・プログラミングの基礎とバイオインフォマティクス(講義編) ・プログラミングの基礎とバイオインフォマティクス(実践編) 第4日 ・生態学的な統計分析(講義編) ・生態学的な統計分析(実践編) ・データから見えてくることの解釈・議論 |
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(履修要件) |
履修しておかなければならない科目は特にない。主体的に考えることで面白味がわかる内容の実習として設計する。他の講義の受講にあたっても、独自の視点で情報を整理することを日々心がけた上で参加して欲しい。達成感が高まるだろう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習における参加態度・積極性(60%)とレポート(40%)をもとに、100点を満点とするスコアで評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない。
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(参考書等) |
『DNA情報で生態系を読み解く: 環境DNA・網羅的群集調査・生態ネットワーク』
(共立出版, 2016)
ISBN:9784320057531
(DNAシーケンサーを使って生物多様性を分析する手法について解説。内容は修士課程レベル。)
復習をしたい人向けの参考図書(特に購入する必要はない)。
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(関連URL) |
https://sites.google.com/site/ecoltj
生命科学研究科 生態進化学分野
https://x.gd/VoUXI 研究室の過去の研究成果 <プレスリリース資料> https://x.gd/XV4xO 開講場所は、この地図の18番の建物の5階、527号室。 |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 主体的に情報を集め、自分の頭で考え、実践する、という行動の型を大学入学後の早い段階で身につけると、大学生活も人生も格段に楽しくなってくる。実習をきっかけにしてもっと知りたい、調べたい、という要望があれば、最新の研究の動向等を調べる作法やコツを教員や大学院生が柔軟に助言する。気軽に相談していただきたい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を必須とする。 ・バイオインフォマティクスを体験するため、各自のパソコン(PC)にあらかじめR等のソフトウェアをインストールしておく必要あり(詳細はKULASISで連絡する)。 ・前期の講義科目であるが、夏季休業中の実施となるため、成績評価が後期にずれ込む可能性がある。 |
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ILASセミナー :DNAシーケンサーを使ってみよう!
(科目名)
ILAS Seminar :Let's use DNA sequencers!
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 9/1, 9/2, 9/4, 9/5の4日間 (教室) 医学・生命科学総合研究棟(G棟)5階 527号室 |
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(キーワード) 生態学 / 進化生物学 / 生命科学 / 生物多様性 / バイオインフォマティクス | |||||||
(授業の概要・目的)
地球上の生命はすべて、DNAを持っている。DNAシーケンシング技術が発展した現在、どこに、どれだけの種類の生物が存在するのか、膨大な情報とともに明らかにすることができようになった。動物や植物の体内にどのような共生者や寄生者が存在するのか、土壌や海の生態系が生物種どうしの関係性によってどのように成立しているのか、工夫次第で網羅的な情報を得ることが可能である。
本実習では、「超並列シーケンサー」や「次世代シーケンサー」と呼ばれるDNA分析装置を実際に使用するとともに、出力される膨大なデータを処理するバイオインフォマティクスを体験する。DNAシーケンシング技術をうまく利用することで、生態学や進化学、環境学において俯瞰的な視座が得られるとともに、生命科学上の新たなテーマ発掘につながる鉱脈を探索することができる。 さまざまな生物サンプルや環境サンプルの分析を体験することで、独自の世界観で自然界や私たちの身の回りの現象を捉える視点を養うことを目的とする。 |
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(到達目標)
① 生物サンプルや環境サンプルからのDNA抽出を行う技術が身につく。
② PCR 等、分子生物学的手法の基礎を実際に体験するとともに、その原理を理解する。 ③ DNA シーケンサーでの分析を体験し、その原理を理解する。 ④ プログラミングの基礎を学ぶとともに、DNAシーケンス・データの分析を通じてバイオインフォマティクスの基本的な流れを習得する。 ⑤ 生物多様性に関する情報を、統計学や生態学の観点で処理する基礎を習得する。 ⑥ 分析結果の考察と研究デザインの更新を行うことで生物学における研究が拡大していくことを理解する。 ⑦ 自分自身の視点で情報を整理し、仲間とともに知のフロンティアを開拓する醍醐味を理解する。 |
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(授業計画と内容)
基本原理の説明・分子生物学実験・バイオインフォマティクスの体験を通じて、インタラクティブに理解を深める。集中講義形式で、夏季休業に以下の内容で実施する予定である。日程については、前期期間中(5月)にKULASISを通じて調整を行う。 DNAシーケンサーで分析してみたいサンプルの持ち込みも可能(動物・植物・真菌等幅広く対応。事前に相談)。 第1日 ・DNA分析技術の基礎(講義編) ・DNA分析技術の基礎(DNA抽出・PCR実践編) 第2日 ・DNAシーケンシング・ライブラリの作成 ・DNAシーケンサー(イルミナ社MiSeq)の稼働 <<DNAシーケンサーの稼働のため第3日までの間に1日以上のブレイクを挟む。詳細な日程は5月にKULASISを通じて調整。>> 第3日 ・プログラミングの基礎とバイオインフォマティクス(講義編) ・プログラミングの基礎とバイオインフォマティクス(実践編) 第4日 ・生態学的な統計分析(講義編) ・生態学的な統計分析(実践編) ・データから見えてくることの解釈・議論 |
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(履修要件)
履修しておかなければならない科目は特にない。主体的に考えることで面白味がわかる内容の実習として設計する。他の講義の受講にあたっても、独自の視点で情報を整理することを日々心がけた上で参加して欲しい。達成感が高まるだろう。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習における参加態度・積極性(60%)とレポート(40%)をもとに、100点を満点とするスコアで評価する。
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(教科書)
使用しない。
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(参考書等)
『DNA情報で生態系を読み解く: 環境DNA・網羅的群集調査・生態ネットワーク』
(共立出版, 2016)
ISBN:9784320057531
(DNAシーケンサーを使って生物多様性を分析する手法について解説。内容は修士課程レベル。)
復習をしたい人向けの参考図書(特に購入する必要はない)。
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(授業外学習(予習・復習)等)
主体的に情報を集め、自分の頭で考え、実践する、という行動の型を大学入学後の早い段階で身につけると、大学生活も人生も格段に楽しくなってくる。実習をきっかけにしてもっと知りたい、調べたい、という要望があれば、最新の研究の動向等を調べる作法やコツを教員や大学院生が柔軟に助言する。気軽に相談していただきたい。
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(その他(オフィスアワー等))
・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を必須とする。
・バイオインフォマティクスを体験するため、各自のパソコン(PC)にあらかじめR等のソフトウェアをインストールしておく必要あり(詳細はKULASISで連絡する)。 ・前期の講義科目であるが、夏季休業中の実施となるため、成績評価が後期にずれ込む可能性がある。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :芦生研究林に棲む動物たちの探索
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(英 訳) | ILAS Seminar :Exploring the animals living in Ashiu Forest | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 芦生研究林 | ||||||
(キーワード) | 森林科学 / 森林生物 / 生態系 / 芦生研究林 / フィールドワーク | ||||||
(授業の概要・目的) | 森林は生育する植物や地形などによって複雑な構造を有し、それぞれの場所に適した多種多様な動物が生息する場である。 しかしながら、本来ヒトの生活圏から離れて生活する野生動物 (特に哺乳類) はなかなか姿を見ることはできない存在であり、容易にはその行動や生態を観察することができない。このセミナーでは実際に森に入り、様々な調査、研究ツールを用いることによって、動物の存在を可視化できることを学ぶ。合わせて、動物の生活を支える森林植生についても観察や簡単な調査から学ぶ機会を提供する。一連の授業により、動物の生態への理解、およびそれらが生息する森林生態系というものに対する理解を深めることを目的とする。 | ||||||
(到達目標) | ・森林生態系の仕組み、そこに生育・生息する生物について理解する。 ・野生生物の危険性について正しく理解する。 ・得られた成果をまとめ、発表する過程を経験する。 |
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(授業計画と内容) | 1.ガイダンス・事前講義 場所:未定 (京都大学吉田キャンパス内)。 確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡。 日時:未定 (5月〜6月の金曜5時限目)。 確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡。 内容:事前講義と実習の内容の説明。 ・森林生態系、森林生物について ・植物と動物の関係について ・調査手法、安全講習 2.野外実習 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター 芦生研究林 日時:9月22日〜24日 (22日朝集合、24日夕方解散) ガイダンス・事前講義時に集合場所と合わせて連絡予定。 内容:以下に示す動植物を対象にした観察・調査。 ・小型哺乳類:シャーマントラップによる野ネズミの捕獲 ・中・大型哺乳類:自動撮影センサーカメラを用いた撮影と撮影データの確認 ・地上徘徊性節足動物:ピットフォールトラップを用いた節足動物の捕獲・同定 ・動物全般:ナイトウォーク (ライトセンサス)、動物の痕跡探し ・植物:植生観察、スケッチ 3.振り返り講義 場所:未定 (京都大学吉田キャンパス内)。 確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡。 日時:未定 (1コマ相当時間)。 参加者の都合を聞き、実習終了後の9月29日・30日あたりで実施。 ガイダンス・事前講義時に決定し連絡。 内容:プレゼンテーション、意見交換会。 ・実習の成果発表、議論 ・セミナー全体のまとめ |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への参加姿勢 (60点)、発表 (30点)、レポート (10点) により評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/ashiu/ 京都大学フィールド科学教育研究センター 芦生研究林 | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | ガイダンスの前に芦生研究林についてホームページ等に目を通してきてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・およそ5千円 (宿泊費・食費等実費) かかります。 ・参加希望者は学生教育研究災害保険 (学研賠つき) に必ず加入してください。 ・開催時期によって前期の成績公開時に間に合わない可能性があります。 ・質問等は鈴木 (suzuki.hanami.2m@kyoto-u.ac.jp) までご連絡下さい。 ・特別な装備を準備する必要はありません。文理問わず誰でも参加可能です。 |
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ILASセミナー :芦生研究林に棲む動物たちの探索
(科目名)
ILAS Seminar :Exploring the animals living in Ashiu Forest
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 芦生研究林 |
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(キーワード) 森林科学 / 森林生物 / 生態系 / 芦生研究林 / フィールドワーク | |||||||
(授業の概要・目的)
森林は生育する植物や地形などによって複雑な構造を有し、それぞれの場所に適した多種多様な動物が生息する場である。 しかしながら、本来ヒトの生活圏から離れて生活する野生動物 (特に哺乳類) はなかなか姿を見ることはできない存在であり、容易にはその行動や生態を観察することができない。このセミナーでは実際に森に入り、様々な調査、研究ツールを用いることによって、動物の存在を可視化できることを学ぶ。合わせて、動物の生活を支える森林植生についても観察や簡単な調査から学ぶ機会を提供する。一連の授業により、動物の生態への理解、およびそれらが生息する森林生態系というものに対する理解を深めることを目的とする。
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(到達目標)
・森林生態系の仕組み、そこに生育・生息する生物について理解する。
・野生生物の危険性について正しく理解する。 ・得られた成果をまとめ、発表する過程を経験する。 |
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(授業計画と内容)
1.ガイダンス・事前講義 場所:未定 (京都大学吉田キャンパス内)。 確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡。 日時:未定 (5月〜6月の金曜5時限目)。 確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡。 内容:事前講義と実習の内容の説明。 ・森林生態系、森林生物について ・植物と動物の関係について ・調査手法、安全講習 2.野外実習 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター 芦生研究林 日時:9月22日〜24日 (22日朝集合、24日夕方解散) ガイダンス・事前講義時に集合場所と合わせて連絡予定。 内容:以下に示す動植物を対象にした観察・調査。 ・小型哺乳類:シャーマントラップによる野ネズミの捕獲 ・中・大型哺乳類:自動撮影センサーカメラを用いた撮影と撮影データの確認 ・地上徘徊性節足動物:ピットフォールトラップを用いた節足動物の捕獲・同定 ・動物全般:ナイトウォーク (ライトセンサス)、動物の痕跡探し ・植物:植生観察、スケッチ 3.振り返り講義 場所:未定 (京都大学吉田キャンパス内)。 確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡。 日時:未定 (1コマ相当時間)。 参加者の都合を聞き、実習終了後の9月29日・30日あたりで実施。 ガイダンス・事前講義時に決定し連絡。 内容:プレゼンテーション、意見交換会。 ・実習の成果発表、議論 ・セミナー全体のまとめ |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への参加姿勢 (60点)、発表 (30点)、レポート (10点) により評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
ガイダンスの前に芦生研究林についてホームページ等に目を通してきてください。
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(その他(オフィスアワー等))
・およそ5千円 (宿泊費・食費等実費) かかります。
・参加希望者は学生教育研究災害保険 (学研賠つき) に必ず加入してください。 ・開催時期によって前期の成績公開時に間に合わない可能性があります。 ・質問等は鈴木 (suzuki.hanami.2m@kyoto-u.ac.jp) までご連絡下さい。 ・特別な装備を準備する必要はありません。文理問わず誰でも参加可能です。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILAS Seminar-E2 :Experiential short training course in basic life sciences using marine organism (天然海洋生物を用いた基礎生命科学の体験型短期研修コース)
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(英 訳) | ILAS Seminar-E2 :Experiential short training course in basic life sciences using marine organism | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | Research Center for Marine Biology (RCMB) Tohoku University | ||||||||||||
(キーワード) | marine biology / scientific method / group work / cell and animal biology / international experience | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | Summary: A six-day intensive (September 14-19, 2025) and interactive camp-like scientific experience held at the Research Center for Marine Biology of Tohoku University in Asamushi (Aomori prefecture). The contents include multidisciplinary basic sciences including marine organism-based basic biology, cell biology, and physiology with related essential pharmacology concepts. Understanding and practicing the scientific method, based on observation and experimentation, is important for any student in science and beyond. Using simple and easily accessible experimental models such as marine organism that can be directly collected from the natural environment offers a unique opportunity to develop skills toward that objective. Moreover, small group work in an international setting adds another layer for students to develop skills in collaboration and exchange which are other important aspects of science. Students will learn the basis of scientific experimentation using small marine animals as an experimental model. Using seashells (貝) and sea roaches (フナムシ), students will study their basic behavioral physiology (行動生理学). Participants also have the chance to see the amazing process of sea urchin fertilization and early development (ウニの受精と発生) as well as collect plankton and observe its diversity (プランクトンの多様性). These are fundamental examples of approaches in life science research and in the study of living processes. Students can also investigate the effects of sea water ionic composition and osmotic pressure on the extrusion behavior of seashells and their importance in muscle contraction (イオン・浸透圧 に基づく基礎生理学). Ion-mediated signaling pathways are common pharmacological targets and students can learn about some of these processes during the experiments. Overall, participants will learn basic principles of physiology and the scientific method, in a beautiful natural setting. The course will be held entirely in English in collaboration with instructors of the Graduate School of Life Sciences, Tohoku University. In addition to students at Tohoku University and Kyoto University, the course will also be opened to participants from the University of Tokyo and the University of Tsukuba. Thus, participants will enjoy an interdisciplinary and international experience in which students from many academic backgrounds and institutions learn together, interact, and exchange. |
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(到達目標) | The main objective of the course is to learn the basics of the scientific method by performing simple ecology and cell biology experiments with marine organisms, in small groups. Based on their own ideas, students will freely design and perform experiments to test their own hypotheses, collect data, analyze their results, and interpret them. Students will learn through a trial-and-error process and develop problem solving skills. Participants will develop skills in collaborative group work and in expressing themselves effectively in an international setting where students from different origins and academic backgrounds interact. |
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(授業計画と内容) | After receiving basic guidance and explanations, groups will be formed and students will collect marine organisms, plan, develop, and perform various experiments together. Discussion and sharing of ideas/results and their interpretation will be encouraged and is an important activity. On the 5th day students will present in groups their main findings in the form of a short oral presentation and will be invited to evaluate the performance of other groups. Finally, students will prepare a report about their learning experience. All activities including presentation and report are to be done in English. Schedule (September 14-19, 2025) Day 1 Getting to Asamushi, Aomori prefecture Arrival at the Asamushi Research Center for Marine Biology Orientation and course introduction. Welcome event. Days 2-5 Main experimental program: field and laboratory work Exploring seashell extrusion behavior or the walking behavior of sea roaches Fertilization and early development of the sea urchin embryo Off-shore activity or plankton collection, observation, and classification Day 5 afternoon Group presentations and closing social event Day 6 Program wrap up Checkout Optional visit to the Asamushi aquarium Return to Kyoto |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | Attendance, active participation, and group presentation/evaluation (60%) Individual report (40%) The presentation and report will be assessed on the basis of the course objectives and specific criteria provided during the course. |
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(教科書) |
授業中に指示する
No textbook is required for this course. Handouts and other materials will be distributed to course participants.
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(参考書等) |
Resources will be introduced during course.
Please see the course web site below for more information.
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(関連URL) |
https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/ebmbp25
Course web site
https://drive.google.com/file/d/1hdthpPbR1wdOMjGELiVaLBmxHXESfapp/view?usp=sharing Introductory video to the course and content (2022 edition) |
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(授業外学習(予習・復習)等) | No special preparation or background required. All field activities, experiments, and the final presentation will be completed during the six-day course duration. A report will be due within about one week from the end of the course. |
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(その他(オフィスアワー等)) | An orientation period will be held in June 2025. All registered participants should attend then. Important things to know: Instructors In addition to Prof. Martin Robert from Kyoto University, other instructors will include Professors Ben Harvey from the University of Tsukuba, Yasuyuki Matsuda from the University of Tokyo, Ian Gleadall from Tohoku University, as well as Dr. Aiko Iwasaki and Prof. Gaku Kumano from the Asamushi Research Center for Marine Biology, Tohoku University. Logistics The course will be held at the Asamushi Research Center for Marine Biology, in Aomori prefecture, for six consecutive days (September 14-19, 2025). Students must therefore be available for the duration of the whole program (five nights and six days). The course and accommodation are free. Participants will be accommodated in a dormitory-style shared room with multiple bunked beds and need only to pay the bed sheets cleaning fee of 600円 at the end or their stay. On-site daily meals will be served (lunch and dinner) for a total of about 6,300円 for the whole course. Special diets (Halal, vegetarian, etc.) can be accommodated when requested in advance. Because of the nature of the course, all participating students need to enroll in the Personal Accident Insurance plan following Kyoto University's policy. Travel expenses Participants will have to cover their travel expenses to Aomori. Because of the remote location, travel costs can be significant. Participants are invited to look for cheap means of transportation including local trains (青春18きっぷ) or highway buses. Combinations of local train lines and/or LCC carriers offering discount fares may provide reasonable alternatives and interested participants are invited to search on their own. Otherwise the regular (non-discounted) two-way fares between Kyoto and Aomori varies between about 32,200円 for a long highway bus journey to 54,000円 for the Shinkansen. Airfares for a direct flight from Osaka (Itami) to Aomori are highly variable (from very affordable to expensive depending on flight dates and period of booking). Target audience The course is developed for all first-year undergraduate students regardless of their academic program (humanities, economics, medicine, agriculture, science, or engineering, etc.). However, we also welcome more advanced students regardless of their academic year (B2-B4), especially full-degree and exchange international students (KUINEP program or other). The course emphasizes small group activities to promote interactions and discussion between international and Japanese students from different Japanese universities. We welcome students interested in a unique international and interactive scientific camp-like experience on the beautiful seashore of Aomori prefecture. Because this is an intensive course that will be held mid-September, students grade will be released later than for regular courses. Expect the announcement to be made about 1-2 weeks after course completion. For additional information please contact: robert.martin.4m@kyoto-u.ac.jp |
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ILAS Seminar-E2 :Experiential short training course in basic life sciences using marine organism (天然海洋生物を用いた基礎生命科学の体験型短期研修コース)
(科目名)
ILAS Seminar-E2 :Experiential short training course in basic life sciences using marine organism
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 英語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) Research Center for Marine Biology (RCMB) Tohoku University |
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(キーワード) marine biology / scientific method / group work / cell and animal biology / international experience | ||||||||||
(授業の概要・目的)
Summary: A six-day intensive (September 14-19, 2025) and interactive camp-like scientific experience held at the Research Center for Marine Biology of Tohoku University in Asamushi (Aomori prefecture). The contents include multidisciplinary basic sciences including marine organism-based basic biology, cell biology, and physiology with related essential pharmacology concepts.
Understanding and practicing the scientific method, based on observation and experimentation, is important for any student in science and beyond. Using simple and easily accessible experimental models such as marine organism that can be directly collected from the natural environment offers a unique opportunity to develop skills toward that objective. Moreover, small group work in an international setting adds another layer for students to develop skills in collaboration and exchange which are other important aspects of science. Students will learn the basis of scientific experimentation using small marine animals as an experimental model. Using seashells (貝) and sea roaches (フナムシ), students will study their basic behavioral physiology (行動生理学). Participants also have the chance to see the amazing process of sea urchin fertilization and early development (ウニの受精と発生) as well as collect plankton and observe its diversity (プランクトンの多様性). These are fundamental examples of approaches in life science research and in the study of living processes. Students can also investigate the effects of sea water ionic composition and osmotic pressure on the extrusion behavior of seashells and their importance in muscle contraction (イオン・浸透圧 に基づく基礎生理学). Ion-mediated signaling pathways are common pharmacological targets and students can learn about some of these processes during the experiments. Overall, participants will learn basic principles of physiology and the scientific method, in a beautiful natural setting. The course will be held entirely in English in collaboration with instructors of the Graduate School of Life Sciences, Tohoku University. In addition to students at Tohoku University and Kyoto University, the course will also be opened to participants from the University of Tokyo and the University of Tsukuba. Thus, participants will enjoy an interdisciplinary and international experience in which students from many academic backgrounds and institutions learn together, interact, and exchange. |
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(到達目標)
The main objective of the course is to learn the basics of the scientific method by performing simple ecology
and cell biology experiments with marine organisms, in small groups. Based on their own ideas, students will freely design and perform experiments to test their own hypotheses, collect data, analyze their results, and interpret them. Students will learn through a trial-and-error process and develop problem solving skills. Participants will develop skills in collaborative group work and in expressing themselves effectively in an international setting where students from different origins and academic backgrounds interact. |
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(授業計画と内容)
After receiving basic guidance and explanations, groups will be formed and students will collect marine organisms, plan, develop, and perform various experiments together. Discussion and sharing of ideas/results and their interpretation will be encouraged and is an important activity. On the 5th day students will present in groups their main findings in the form of a short oral presentation and will be invited to evaluate the performance of other groups. Finally, students will prepare a report about their learning experience. All activities including presentation and report are to be done in English. Schedule (September 14-19, 2025) Day 1 Getting to Asamushi, Aomori prefecture Arrival at the Asamushi Research Center for Marine Biology Orientation and course introduction. Welcome event. Days 2-5 Main experimental program: field and laboratory work Exploring seashell extrusion behavior or the walking behavior of sea roaches Fertilization and early development of the sea urchin embryo Off-shore activity or plankton collection, observation, and classification Day 5 afternoon Group presentations and closing social event Day 6 Program wrap up Checkout Optional visit to the Asamushi aquarium Return to Kyoto |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Attendance, active participation, and group presentation/evaluation (60%)
Individual report (40%) The presentation and report will be assessed on the basis of the course objectives and specific criteria provided during the course. |
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(教科書)
授業中に指示する
No textbook is required for this course. Handouts and other materials will be distributed to course participants.
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(参考書等)
Resources will be introduced during course.
Please see the course web site below for more information.
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(授業外学習(予習・復習)等)
No special preparation or background required.
All field activities, experiments, and the final presentation will be completed during the six-day course duration. A report will be due within about one week from the end of the course. |
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(その他(オフィスアワー等))
An orientation period will be held in June 2025. All registered participants should attend then.
Important things to know: Instructors In addition to Prof. Martin Robert from Kyoto University, other instructors will include Professors Ben Harvey from the University of Tsukuba, Yasuyuki Matsuda from the University of Tokyo, Ian Gleadall from Tohoku University, as well as Dr. Aiko Iwasaki and Prof. Gaku Kumano from the Asamushi Research Center for Marine Biology, Tohoku University. Logistics The course will be held at the Asamushi Research Center for Marine Biology, in Aomori prefecture, for six consecutive days (September 14-19, 2025). Students must therefore be available for the duration of the whole program (five nights and six days). The course and accommodation are free. Participants will be accommodated in a dormitory-style shared room with multiple bunked beds and need only to pay the bed sheets cleaning fee of 600円 at the end or their stay. On-site daily meals will be served (lunch and dinner) for a total of about 6,300円 for the whole course. Special diets (Halal, vegetarian, etc.) can be accommodated when requested in advance. Because of the nature of the course, all participating students need to enroll in the Personal Accident Insurance plan following Kyoto University's policy. Travel expenses Participants will have to cover their travel expenses to Aomori. Because of the remote location, travel costs can be significant. Participants are invited to look for cheap means of transportation including local trains (青春18きっぷ) or highway buses. Combinations of local train lines and/or LCC carriers offering discount fares may provide reasonable alternatives and interested participants are invited to search on their own. Otherwise the regular (non-discounted) two-way fares between Kyoto and Aomori varies between about 32,200円 for a long highway bus journey to 54,000円 for the Shinkansen. Airfares for a direct flight from Osaka (Itami) to Aomori are highly variable (from very affordable to expensive depending on flight dates and period of booking). Target audience The course is developed for all first-year undergraduate students regardless of their academic program (humanities, economics, medicine, agriculture, science, or engineering, etc.). However, we also welcome more advanced students regardless of their academic year (B2-B4), especially full-degree and exchange international students (KUINEP program or other). The course emphasizes small group activities to promote interactions and discussion between international and Japanese students from different Japanese universities. We welcome students interested in a unique international and interactive scientific camp-like experience on the beautiful seashore of Aomori prefecture. Because this is an intensive course that will be held mid-September, students grade will be released later than for regular courses. Expect the announcement to be made about 1-2 weeks after course completion. For additional information please contact: robert.martin.4m@kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アントレプレナーシップ演習
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(英 訳) | Entrepreneurship Exercises | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 院共通 | ||||||
(分野(分類)) | 社会適合 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期集中 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 国際科学イノベーション棟 206(1回目、2回目、4回目、5回目)、4階フリースペース | ||||||
(授業の概要・目的) | 専門分野についての高度な知識を持つ大学院生にとって、企業という形態を通じた社会における研究成果の活用の方法や、独自の研究テーマをさらに深めるための多様な資源獲得の手法について、幅広い理解が欠かせない時代となっている。特に欧米においては研究者が事業化を目指すことで、幅広い投資家から研究資金を調達することが一般化しており、自分の志す研究を深めるために、アントレプレナーシップの果たす役割は大きくなっている。 アントレプレナーシップの定義は“The pursuit of opportunity beyond the resources you currently control”(現在所持する資源を超えた機会を追求すること)とされ、アントレプレナ—にとって必要なスキルとしてはOpportunity Recognition(事業機会の特定)とResource Acquisition(資源の調達)が重要となる。 本授業では、前者の事業機会の特定に重点を置き、アントレプレナーの活動をシミュレーションする。事業アイデアの創造、技術の探索、仮説の検証、ビジネスモデルの構築といった一連のプロセスを、講義とグループワークの組み合わせを通じて体感していく。 |
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(到達目標) | 受講生は、講義で具体的な手法について学ぶと同時に、それぞれの主体的な興味・関心に基づくテーマを選び、グループワークを行う。受講生は、グループワークを通じて起業のプロセスを実体験する中で、下記の3点について理解を深めることを目的とする。 1)起業において必要な方法論、特に事業機会を特定する手法について学ぶ 2)起業におけるコミュニケーション、チームワーク、リーダーシップの重要性について理解を深める 3)研究成果と社会との連結について理解を深める |
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(授業計画と内容) | グループワークで起業プロセスのシミュレーションを行う。以下のトピックについて、それぞれ授業を実施する。 1日目 イントロダクション、未来年表: スタートアップのコンセプトを学習する。将来の制度や生活者のニーズの変化を予測し、事業の可能性を考える。 2日目 海外事例分析: リーン海外のイノベーション事例分析をもとにアイデア創出を行い、発表、ディスカッションを行う。 3日目 アイディエーション: マイクロトレンド(ミクロな変化の兆しへの着目)、メタファー(動植物をヒントにするバイオミミクリーなど)などの手法を用いて、ビジネスアイデア創出を行う。(技術イノベーション事業化コースと合同) 4日目 ビジネスモデル: 顧客ニーズ、提供価値、収入・コストを含むアイデア全体について仮説を立て、外部インタビュー等で検証・修正を行う。 5日目 プレゼンテーション: 最終プレゼンテ—ションを行う。真剣な投資検討の対象になりうるレベルを目指す。 隔週土曜日(13時—17時半) 1日目 10月18日(土) 2日目 11月1日(土) 3日目 11月15日(土) 4日目 11月29日(土) 5日目 12月13日(土) |
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(履修要件) |
大学院教育支援機構が提供する「産学協同教育コース」をコース履修する際には、本科目受講後に「技術イノベーション事業化コース」を受講することが望ましい。
事前に以下の受講を推奨 「アントレプレナーシップ入門」(大学院共通、前期集中) |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業中に課す個人レポート 20% 最終発表 40% グループワークにおけるチームワーク、コミュニケーション 20% 授業への貢献(出席・発言)20% |
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(教科書) |
『リーン・スタートアップ』
(新潮社)
ISBN:978-4-8222-4897-0
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://www.saci.kyoto-u.ac.jp/ims/ (授業についての予備知識・関連イベント等) | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業初日に提出する事前課題あり。課題内容については授業登録者にたいしてPandA等で連絡します。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ●本科目は大学院教育支援機構が提供する「産学協同教育コース」を構成する科目であるが、コース履修に関わらず本科目のみ受講することも可能です。 ●質問等がある場合は以下まで kitani.tetsuo.2s★kyoto-u.ac.jp(★→@) 面談希望の場合は事前に上記メールでアポをお願いします |
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アントレプレナーシップ演習
(科目名)
Entrepreneurship Exercises
(英 訳)
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(群) 院共通 (分野(分類)) 社会適合 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 国際科学イノベーション棟 206(1回目、2回目、4回目、5回目)、4階フリースペース |
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(授業の概要・目的)
専門分野についての高度な知識を持つ大学院生にとって、企業という形態を通じた社会における研究成果の活用の方法や、独自の研究テーマをさらに深めるための多様な資源獲得の手法について、幅広い理解が欠かせない時代となっている。特に欧米においては研究者が事業化を目指すことで、幅広い投資家から研究資金を調達することが一般化しており、自分の志す研究を深めるために、アントレプレナーシップの果たす役割は大きくなっている。
アントレプレナーシップの定義は“The pursuit of opportunity beyond the resources you currently control”(現在所持する資源を超えた機会を追求すること)とされ、アントレプレナ—にとって必要なスキルとしてはOpportunity Recognition(事業機会の特定)とResource Acquisition(資源の調達)が重要となる。 本授業では、前者の事業機会の特定に重点を置き、アントレプレナーの活動をシミュレーションする。事業アイデアの創造、技術の探索、仮説の検証、ビジネスモデルの構築といった一連のプロセスを、講義とグループワークの組み合わせを通じて体感していく。 |
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(到達目標)
受講生は、講義で具体的な手法について学ぶと同時に、それぞれの主体的な興味・関心に基づくテーマを選び、グループワークを行う。受講生は、グループワークを通じて起業のプロセスを実体験する中で、下記の3点について理解を深めることを目的とする。
1)起業において必要な方法論、特に事業機会を特定する手法について学ぶ 2)起業におけるコミュニケーション、チームワーク、リーダーシップの重要性について理解を深める 3)研究成果と社会との連結について理解を深める |
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(授業計画と内容)
グループワークで起業プロセスのシミュレーションを行う。以下のトピックについて、それぞれ授業を実施する。 1日目 イントロダクション、未来年表: スタートアップのコンセプトを学習する。将来の制度や生活者のニーズの変化を予測し、事業の可能性を考える。 2日目 海外事例分析: リーン海外のイノベーション事例分析をもとにアイデア創出を行い、発表、ディスカッションを行う。 3日目 アイディエーション: マイクロトレンド(ミクロな変化の兆しへの着目)、メタファー(動植物をヒントにするバイオミミクリーなど)などの手法を用いて、ビジネスアイデア創出を行う。(技術イノベーション事業化コースと合同) 4日目 ビジネスモデル: 顧客ニーズ、提供価値、収入・コストを含むアイデア全体について仮説を立て、外部インタビュー等で検証・修正を行う。 5日目 プレゼンテーション: 最終プレゼンテ—ションを行う。真剣な投資検討の対象になりうるレベルを目指す。 隔週土曜日(13時—17時半) 1日目 10月18日(土) 2日目 11月1日(土) 3日目 11月15日(土) 4日目 11月29日(土) 5日目 12月13日(土) |
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(履修要件)
大学院教育支援機構が提供する「産学協同教育コース」をコース履修する際には、本科目受講後に「技術イノベーション事業化コース」を受講することが望ましい。
事前に以下の受講を推奨 「アントレプレナーシップ入門」(大学院共通、前期集中) |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業中に課す個人レポート 20%
最終発表 40% グループワークにおけるチームワーク、コミュニケーション 20% 授業への貢献(出席・発言)20% |
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(教科書)
『リーン・スタートアップ』
(新潮社)
ISBN:978-4-8222-4897-0
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業初日に提出する事前課題あり。課題内容については授業登録者にたいしてPandA等で連絡します。
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(その他(オフィスアワー等))
●本科目は大学院教育支援機構が提供する「産学協同教育コース」を構成する科目であるが、コース履修に関わらず本科目のみ受講することも可能です。
●質問等がある場合は以下まで kitani.tetsuo.2s★kyoto-u.ac.jp(★→@) 面談希望の場合は事前に上記メールでアポをお願いします |
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