授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :北海道の昆虫相
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Insect fauna in Hokkaido | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
|
||||||||||||
| (群) | 少人数 | ||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
| (曜時限) | 集中 未定 |
||||||||||||
| (教室) | 北海道研究林 | ||||||||||||
| (キーワード) | 生態学 / 昆虫 / 林業 / フィールド調査 / データ解析 | ||||||||||||
| (授業の概要・目的) | フィールド科学教育研究センターの北海道研究林標茶区(川上郡標茶町)を中心に、北海道の森林における昆虫相と林業のかかわりについて学ぶ。 | ||||||||||||
| (到達目標) | 北海道の森林についての基礎知識を理解し、昆虫と草本を中心とした動植物の同定・調査手法を修得し、北海道における森林施業について知ること、データ解析の基礎を習得することを目標とする。 | ||||||||||||
| (授業計画と内容) | 1.授業ガイダンス(京都) 説明会実施日時・場所:4月〜5月の金曜5限目に農学部総合館にあるフィールド研会議室(N283)で行う予定である(状況に応じて遠隔講義となる可能性がある)。日程が確定次第、KULASISに登録されたメールアドレス宛に連絡する。 2.北海道の森林について学ぶ 3.動植物の名前の調べ方を覚える 4.昆虫・草本の調査法を学ぶ 5.得られたデータを解析する 2〜5は、夏休み期間中に京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林(標茶区)において行う。各テーマについて、講義と野外実習を行う。また実習期間中に野外実習の成果をとりまとめ、レポートの作成を行う。 解散・集合場所はJR釧網線の標茶駅を予定している。 8/6夕方集合、8/10朝解散の予定。実習前後の宿泊も可能(事前に要相談)。詳細は京都で開催する授業ガイダンス時に連絡する。 |
||||||||||||
| (履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義と野外実習、レポート作成への積極性や知識の習得状況(レポート)により総合的に判断する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||||||||
| (教科書) |
授業資料(プリント)を配布する。
|
||||||||||||
| (参考書等) |
『札幌の昆虫』
(北海道大学図書刊行会)
ISBN:978-4832913912
(実習中は貸し出し可能)
『昆虫生態学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4254420395
|
||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 現地での実習前に北海道の自然に関して予習しておくこと。 | ||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | ・集合場所までの旅費は受講生負担になります ・京大からの交通費は片道およそ3万円〜(経路や航空券の種類などにより変動)です ・現地でかかる費用はおよそ8000円(宿泊費食費等実費)です ・参加希望者は学生教育研究災害保険(学研賠つき)に必ず加入してください ・気温が京都より10℃くらい低いことを考慮して防寒対策をしてきてください ・集中講義で採点報告日頃に実施するため、成績報告が遅れる可能性があります |
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ILASセミナー :北海道の昆虫相
(科目名)
ILAS Seminar :Insect fauna in Hokkaido
(英 訳)
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
|
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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|
(曜時限)
集中 未定 (教室) 北海道研究林 |
||||||||||
| (キーワード) 生態学 / 昆虫 / 林業 / フィールド調査 / データ解析 | ||||||||||
|
(授業の概要・目的)
フィールド科学教育研究センターの北海道研究林標茶区(川上郡標茶町)を中心に、北海道の森林における昆虫相と林業のかかわりについて学ぶ。
|
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|
(到達目標)
北海道の森林についての基礎知識を理解し、昆虫と草本を中心とした動植物の同定・調査手法を修得し、北海道における森林施業について知ること、データ解析の基礎を習得することを目標とする。
|
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|
(授業計画と内容)
1.授業ガイダンス(京都) 説明会実施日時・場所:4月〜5月の金曜5限目に農学部総合館にあるフィールド研会議室(N283)で行う予定である(状況に応じて遠隔講義となる可能性がある)。日程が確定次第、KULASISに登録されたメールアドレス宛に連絡する。 2.北海道の森林について学ぶ 3.動植物の名前の調べ方を覚える 4.昆虫・草本の調査法を学ぶ 5.得られたデータを解析する 2〜5は、夏休み期間中に京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林(標茶区)において行う。各テーマについて、講義と野外実習を行う。また実習期間中に野外実習の成果をとりまとめ、レポートの作成を行う。 解散・集合場所はJR釧網線の標茶駅を予定している。 8/6夕方集合、8/10朝解散の予定。実習前後の宿泊も可能(事前に要相談)。詳細は京都で開催する授業ガイダンス時に連絡する。 |
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|
(履修要件)
特になし
|
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|
(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義と野外実習、レポート作成への積極性や知識の習得状況(レポート)により総合的に判断する。詳細は授業中に説明する。
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|
(教科書)
授業資料(プリント)を配布する。
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(参考書等)
『札幌の昆虫』
(北海道大学図書刊行会)
ISBN:978-4832913912
(実習中は貸し出し可能)
『昆虫生態学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4254420395
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(授業外学習(予習・復習)等)
現地での実習前に北海道の自然に関して予習しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
・集合場所までの旅費は受講生負担になります
・京大からの交通費は片道およそ3万円〜(経路や航空券の種類などにより変動)です ・現地でかかる費用はおよそ8000円(宿泊費食費等実費)です ・参加希望者は学生教育研究災害保険(学研賠つき)に必ず加入してください ・気温が京都より10℃くらい低いことを考慮して防寒対策をしてきてください ・集中講義で採点報告日頃に実施するため、成績報告が遅れる可能性があります |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :豪雨と気候変動
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Heavy rainfall and climate change | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
|
||||||||||||
| (群) | 少人数 | ||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
| (曜時限) | 集中 夏休み期間中の3日間 |
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| (教室) | 未定 | ||||||||||||
| (キーワード) | 水工学 / 大気水圏科学 / 気象レーダー / 地球温暖化 / 豪雨観測 | ||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 毎年のように日本各地で豪雨災害が発生しています。豪雨は現在どのように監視されているのか、また、気候変動によって雨の降り方がどのように変化していくのか、そして豪雨の将来変化に我々がどのように対処(=適応)していくべきか、について最新の研究成果を学習してもらうと共に、今後何が課題となるのかについて議論してもらいます。 講義の1/3程度は知識の学習とそれを踏まえた議論をしてもらい、残りの2/3程度は最新の気象観測機器や水管理の現場見学や実習を行います。豪雨研究の最前線に触れることで、自然に対する想像力を養い、創造力を磨いてもらうことを目標とします。なお、理系・文系は問いません。 |
||||||||||||
| (到達目標) | ・豪雨のメカニズムについて何がわかっていて、何がわかっていないかを理解する。 ・気候変動によって今後の雨の降り方がどうなると予測されているのかを理解する。 ・最先端の気象レーダーを用いて豪雨の分布を3次元的に理解するとともに、次世代の気象観測を体験する。 ・豪雨防災の観点から、今後社会として何が必要なのかを考える力を養う。 |
||||||||||||
| (授業計画と内容) | 夏休みの期間中に計3日間の集中講義を実施します。8月後半〜9月前半のどこかを予定しています。開催日について受講者と日程調整を行いますが、そもそも候補日が少ない場合は受講をご遠慮下さい。 また、4月もしくは5月にオリエンテーションを兼ねた事前説明会(オンラインで1時間程度、1回)を設けます。平日の5限目の時間帯を想定していますが、詳細は受講者が決まってから日程調整をします。 [集中講義1日目:講義と実習 @宇治キャンパス] ・豪雨の特徴とメカニズム、リアルタイム予測の現状(山口) 台風・集中豪雨・ゲリラ豪雨など豪雨の特徴とその災害の様相について過去事例を踏まえながら解説する。豪雨のメカニズムについても熱力学の観点から概要を講述する。また、豪雨のリアルタイム予測の精度や手法について解説し、今後の予測技術の向上のために必要となる観測や数値モデルについて紹介する。 ・気候変動による豪雨の将来変化(仲) 世紀末における豪雨の頻度や強度がどのように将来変化するのかについて、スーパーコンピューターを用いたシミュレーション解析について解説する。温暖化影響を評価するための手法である擬似温暖化やイベントアトリビューションについて解説する。また、豪雨による被害やリスクに関して、豪雨による被害がどのような地域でどのように発生しているか、またその影響がどのように残っているかについて、地域や流域などの特性との関連を踏まえて解説する。 ・XRAINを用いた過去事例解析(山口、仲) 国交省のレーダーであるXRAINを用いて、過去の豪雨事例について雨の空間分布の絵を3次元的に描いてみて、雨の空間スケールを調べる。 [集中講義2日目:実習、見学 @神戸市] ・次世代気象観測施設の現地訪問(山口) 豪雨の生成・発達を捉える先端フィールド観測を実施している神戸市を訪問し、次世代の気象観測機器である境界層レーダー、ドップラーライダー、雲レーダー等を見学する。 ・ゾンデ観測の模擬体験(山口) 現業の気象観測であるゾンデ観測(気温計・湿度計などを取り付けた気球を空に打ち上げる観測)について模擬体験をしてもらいます。 [集中講義3日目:実習、見学 @国土交通省淀川ダム統合管理事務所] 洪水のリアルタイム管理の司令室の現地訪問(山口) 洪水のリアルタイム管理の司令室を見学し、河川やダムの管理者との意見交換を通して豪雨防災を考えます。 ※実習、見学場所は変更する可能性があります。ご容赦下さい。参考までに、2024年度は、国交省の大戸川ダム、天ヶ瀬ダム、大阪管区気象台、NHK大阪を訪問しました。 |
||||||||||||
| (履修要件) |
夏休みの期間中に計3日間の集中講義を実施します。8月後半〜9月前半のどこかを予定しています。受講者と日程調整を行いますが、そもそも候補日が少ない場合は申し訳ありませんが受講をご遠慮下さい。
|
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績評価は平常点(出席と参加姿勢)50点とレポート評価50点による。 | ||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
|
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| (参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 授業資料に予め目を通しておくこと。 | ||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | ・観測施設の訪問時には、動きやすい靴と服装で参加すること(サンダルは不可)。 ・観測施設の訪問に係る旅費については、オリエンテーションで説明します。 ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること。 ・質問等は、山口へEメールで連絡すること。yamaguchi.kosei.5r@kyoto-u.ac.jp |
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ILASセミナー :豪雨と気候変動
(科目名)
ILAS Seminar :Heavy rainfall and climate change
(英 訳)
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|
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
|
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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|
(曜時限)
集中 夏休み期間中の3日間 (教室) 未定 |
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| (キーワード) 水工学 / 大気水圏科学 / 気象レーダー / 地球温暖化 / 豪雨観測 | ||||||||||
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(授業の概要・目的)
毎年のように日本各地で豪雨災害が発生しています。豪雨は現在どのように監視されているのか、また、気候変動によって雨の降り方がどのように変化していくのか、そして豪雨の将来変化に我々がどのように対処(=適応)していくべきか、について最新の研究成果を学習してもらうと共に、今後何が課題となるのかについて議論してもらいます。
講義の1/3程度は知識の学習とそれを踏まえた議論をしてもらい、残りの2/3程度は最新の気象観測機器や水管理の現場見学や実習を行います。豪雨研究の最前線に触れることで、自然に対する想像力を養い、創造力を磨いてもらうことを目標とします。なお、理系・文系は問いません。 |
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|
(到達目標)
・豪雨のメカニズムについて何がわかっていて、何がわかっていないかを理解する。
・気候変動によって今後の雨の降り方がどうなると予測されているのかを理解する。 ・最先端の気象レーダーを用いて豪雨の分布を3次元的に理解するとともに、次世代の気象観測を体験する。 ・豪雨防災の観点から、今後社会として何が必要なのかを考える力を養う。 |
||||||||||
|
(授業計画と内容)
夏休みの期間中に計3日間の集中講義を実施します。8月後半〜9月前半のどこかを予定しています。開催日について受講者と日程調整を行いますが、そもそも候補日が少ない場合は受講をご遠慮下さい。 また、4月もしくは5月にオリエンテーションを兼ねた事前説明会(オンラインで1時間程度、1回)を設けます。平日の5限目の時間帯を想定していますが、詳細は受講者が決まってから日程調整をします。 [集中講義1日目:講義と実習 @宇治キャンパス] ・豪雨の特徴とメカニズム、リアルタイム予測の現状(山口) 台風・集中豪雨・ゲリラ豪雨など豪雨の特徴とその災害の様相について過去事例を踏まえながら解説する。豪雨のメカニズムについても熱力学の観点から概要を講述する。また、豪雨のリアルタイム予測の精度や手法について解説し、今後の予測技術の向上のために必要となる観測や数値モデルについて紹介する。 ・気候変動による豪雨の将来変化(仲) 世紀末における豪雨の頻度や強度がどのように将来変化するのかについて、スーパーコンピューターを用いたシミュレーション解析について解説する。温暖化影響を評価するための手法である擬似温暖化やイベントアトリビューションについて解説する。また、豪雨による被害やリスクに関して、豪雨による被害がどのような地域でどのように発生しているか、またその影響がどのように残っているかについて、地域や流域などの特性との関連を踏まえて解説する。 ・XRAINを用いた過去事例解析(山口、仲) 国交省のレーダーであるXRAINを用いて、過去の豪雨事例について雨の空間分布の絵を3次元的に描いてみて、雨の空間スケールを調べる。 [集中講義2日目:実習、見学 @神戸市] ・次世代気象観測施設の現地訪問(山口) 豪雨の生成・発達を捉える先端フィールド観測を実施している神戸市を訪問し、次世代の気象観測機器である境界層レーダー、ドップラーライダー、雲レーダー等を見学する。 ・ゾンデ観測の模擬体験(山口) 現業の気象観測であるゾンデ観測(気温計・湿度計などを取り付けた気球を空に打ち上げる観測)について模擬体験をしてもらいます。 [集中講義3日目:実習、見学 @国土交通省淀川ダム統合管理事務所] 洪水のリアルタイム管理の司令室の現地訪問(山口) 洪水のリアルタイム管理の司令室を見学し、河川やダムの管理者との意見交換を通して豪雨防災を考えます。 ※実習、見学場所は変更する可能性があります。ご容赦下さい。参考までに、2024年度は、国交省の大戸川ダム、天ヶ瀬ダム、大阪管区気象台、NHK大阪を訪問しました。 |
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|
(履修要件)
夏休みの期間中に計3日間の集中講義を実施します。8月後半〜9月前半のどこかを予定しています。受講者と日程調整を行いますが、そもそも候補日が少ない場合は申し訳ありませんが受講をご遠慮下さい。
|
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|
(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績評価は平常点(出席と参加姿勢)50点とレポート評価50点による。
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||||||||||
|
(教科書)
使用しない
|
||||||||||
|
(参考書等)
授業中に紹介する
|
||||||||||
|
(授業外学習(予習・復習)等)
授業資料に予め目を通しておくこと。
|
||||||||||
|
(その他(オフィスアワー等))
・観測施設の訪問時には、動きやすい靴と服装で参加すること(サンダルは不可)。
・観測施設の訪問に係る旅費については、オリエンテーションで説明します。 ・学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に加入していること。 ・質問等は、山口へEメールで連絡すること。yamaguchi.kosei.5r@kyoto-u.ac.jp |
||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :里山の物質循環—燃料・肥料・食料から考える—
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Matter cycling of SATOYAMA ecosystem from a viewpoint of fuel, fertilizer and food | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
|
||||||
| (群) | 少人数 | ||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||
| (曜時限) | 集中 未定 |
||||||
| (教室) | 農学部総合館及び上賀茂試験地 | ||||||
| (キーワード) | 里山 / 物質循環 / 生態学 / 持続可能性 / 森林科学 | ||||||
| (授業の概要・目的) | このILASセミナーでは、身近な自然から地球規模での課題についての理解を深めることを目的として、里山での物質循環の観点から燃料・肥料・食料の持続可能性について考えるための知識を習得し、関連する体験を通じて考察します。事前学習の講義では、里山生態系の特徴や生態学における物質循環の考え方や調査方法について学びます。さらに、京都市郊外に位置する上賀茂試験地において、都市近郊の里山において、フィールド実習を行います。フィールド実習では、物質循環研究に関連した土壌調査や植物調査を行うとともに、下草刈り、炭焼、シイタケの駒うちなど里山での作業体験を行います。さらに、取得したデータや既存のデータ等を活用して、また様々な作業の実体験を元に、里山の物質循環や燃料・肥料・食料の持続可能性について総合的に考察を行います。 |
||||||
| (到達目標) | 里山生態系の特徴を理解する。 生態系の物質循環の考え方を理解する。 物質循環に関する基本的な調査方法をフィールドワークを通して理解する。 里山での作業について理解する。 持続可能性について、物質循環の観点から考察する能力を身につける。 |
||||||
| (授業計画と内容) | 1.ガイダンスおよび里山生態系の特徴 2.里山生態系の物質循環 3.里山生態系の資源循環 4-7.里山でのフィールドワーク (土壌調査、植物同定、植物調査、バイオマス調査) 8-11.里山での作業体験 (伐採、炭焼、下草刈、駒うち) 12-14.里山での燃料・肥料・食料に関するワーク (燃料・肥料・食料に関する現地調査・文献調査) 15.討論:燃料・肥料・食料の持続可能性について考える 1は、4月25日の5時限目後の時間帯でフィールド研会議室(北部構内・農学部総合館)で行い、2-15に関しては、上賀茂試験地(京都市北区)で3日程度の集中講義で行います。 開講日は4月26日、8月7日、8月8日を予定しています。 実習場所: 京都大学フィールド科学教育研究センタ里域ステーション 上賀茂試験地 〒603-8047 京都市北区上賀茂本山 Tel:075(781)2404 https://fserc.kyoto-u.ac.jp/kami/ |
||||||
| (履修要件) |
特になし
|
||||||
| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(授業への参加状況)…60点 討論への積極的な参加…20点 レポート…20点 で総合的に評価します。 |
||||||
| (教科書) |
プリント配付
|
||||||
| (参考書等) |
『森林生態学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4-254-47054-3
|
||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 講義内容をしっかりと復習して、屋外での活動や討論に積極的に参加できる準備をして下さい。 | ||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | (1)学生教育研究災害保険、附帯賠償責任保険には必ず加入しておいて下さい。なお、保険加入にあたっては、家族等とよく相談してください。 (2)費用は特に発生しません。ただし、上賀茂試験地までの交通費や実習中の食事や飲み物などは各自で負担してください。 (3)PandAやメールで本実習に関する連絡が届きますので、見落とさないようにして下さい。 |
||||||
|
ILASセミナー :里山の物質循環—燃料・肥料・食料から考える—
(科目名)
ILAS Seminar :Matter cycling of SATOYAMA ecosystem from a viewpoint of fuel, fertilizer and food
(英 訳)
|
|
||||||
| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
|
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
|
(曜時限)
集中 未定 (教室) 農学部総合館及び上賀茂試験地 |
|||||||
| (キーワード) 里山 / 物質循環 / 生態学 / 持続可能性 / 森林科学 | |||||||
|
(授業の概要・目的)
このILASセミナーでは、身近な自然から地球規模での課題についての理解を深めることを目的として、里山での物質循環の観点から燃料・肥料・食料の持続可能性について考えるための知識を習得し、関連する体験を通じて考察します。事前学習の講義では、里山生態系の特徴や生態学における物質循環の考え方や調査方法について学びます。さらに、京都市郊外に位置する上賀茂試験地において、都市近郊の里山において、フィールド実習を行います。フィールド実習では、物質循環研究に関連した土壌調査や植物調査を行うとともに、下草刈り、炭焼、シイタケの駒うちなど里山での作業体験を行います。さらに、取得したデータや既存のデータ等を活用して、また様々な作業の実体験を元に、里山の物質循環や燃料・肥料・食料の持続可能性について総合的に考察を行います。
|
|||||||
|
(到達目標)
里山生態系の特徴を理解する。
生態系の物質循環の考え方を理解する。 物質循環に関する基本的な調査方法をフィールドワークを通して理解する。 里山での作業について理解する。 持続可能性について、物質循環の観点から考察する能力を身につける。 |
|||||||
|
(授業計画と内容)
1.ガイダンスおよび里山生態系の特徴 2.里山生態系の物質循環 3.里山生態系の資源循環 4-7.里山でのフィールドワーク (土壌調査、植物同定、植物調査、バイオマス調査) 8-11.里山での作業体験 (伐採、炭焼、下草刈、駒うち) 12-14.里山での燃料・肥料・食料に関するワーク (燃料・肥料・食料に関する現地調査・文献調査) 15.討論:燃料・肥料・食料の持続可能性について考える 1は、4月25日の5時限目後の時間帯でフィールド研会議室(北部構内・農学部総合館)で行い、2-15に関しては、上賀茂試験地(京都市北区)で3日程度の集中講義で行います。 開講日は4月26日、8月7日、8月8日を予定しています。 実習場所: 京都大学フィールド科学教育研究センタ里域ステーション 上賀茂試験地 〒603-8047 京都市北区上賀茂本山 Tel:075(781)2404 https://fserc.kyoto-u.ac.jp/kami/ |
|||||||
|
(履修要件)
特になし
|
|||||||
|
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(授業への参加状況)…60点
討論への積極的な参加…20点 レポート…20点 で総合的に評価します。 |
|||||||
|
(教科書)
プリント配付
|
|||||||
|
(参考書等)
『森林生態学』
(朝倉書店)
ISBN:978-4-254-47054-3
|
|||||||
|
(授業外学習(予習・復習)等)
講義内容をしっかりと復習して、屋外での活動や討論に積極的に参加できる準備をして下さい。
|
|||||||
|
(その他(オフィスアワー等))
(1)学生教育研究災害保険、附帯賠償責任保険には必ず加入しておいて下さい。なお、保険加入にあたっては、家族等とよく相談してください。
(2)費用は特に発生しません。ただし、上賀茂試験地までの交通費や実習中の食事や飲み物などは各自で負担してください。 (3)PandAやメールで本実習に関する連絡が届きますので、見落とさないようにして下さい。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :海洋共生生態学入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Ecology of Marine Symbioses | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
|
||||||||||||
| (群) | 少人数 | ||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
| (曜時限) | 集中 未定 |
||||||||||||
| (教室) | 瀬戸臨海実験所 | ||||||||||||
| (キーワード) | 海洋生物学 / 生態学 / 共生関係 / 磯・干潟での野外調査 / 水族館 | ||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 異種の生物同士が相互作用を持ちながら同所的に暮らすことを「共生(Symbiosis)」と呼ぶ。海洋では、浅海から深海まで実に様々な共生関係が見られる。例えば、カクレクマノミとイソギンチャク、ハゼとテッポウエビ 、イソギンチャクを背負うヤドカリなどよく知られたものから、褐虫藻とサンゴ、化学合成細菌を体内に住まわせる熱水噴出口周辺の無脊椎動物といった微生物が介在するものまで、枚挙にはいとまがない。共生関係は、海洋の生物多様性の成り立ちや生態系の動態を考える上で極めて重要な生物間相互作用である。しかし、学べる機会は限られている現状にある。 そこで本実習では、海洋生物の共生関係を題材として、その多様性、生態、進化について、野外でのフィールドワークや水族館での観察を通して学び考えることを目的として実施する。本実習で特に扱うのは「住み込み共生」と呼ばれる共生関係である。海洋には、他の動物の体表や巣穴などに居候して暮らす生物が多数生息している。そのような生物の多様性や生態、適応について実習を通してできるだけ多く学んでもらう予定である。 実習は和歌山県白浜町の京都大学瀬戸臨海実験所において実施する。京都駅から白浜駅までの交通費は、JRを利用した場合、およそ6600円(大阪駅などからより安価な高速バスを利用することも可能)。また、宿泊料として、実習期間全体であわせて、3,300円ほどかかる見込み。講義を通してまず共生関係の概要を学び、さらに周辺の磯や干潟でのフィールドワークを通して、共生を行う生物を現地で実際に観察・採集し、その生態・分類について学ぶ。また白浜水族館の展示を見学し、どのような共生関係が見られるか観察する。 |
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| (到達目標) | (1)海洋の共生関係の多様性や成り立ちについて学ぶことで、海洋生態系や生物多様性について新たな視点から考えられるようになる。 (2)海洋生物の多様性、生態、分類についての知識を習得する。 (3)磯や干潟でのフィールドワークを通して、生態学的な調査方法や調査器具の使い方を身につける。 |
||||||||||||
| (授業計画と内容) | 4月から6月(予定)のいずれかに農学部総合館にてガイダンスを行う。ガイダンスでは、担当教員、実習概要、予習資料などを紹介する。 詳しい実施時期は受講者決定後に調整するが、夏季休暇期間中において和歌山県西牟婁郡白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所で2泊3日で実施する(実施時期は8月か9月の可能性が高い)。 実習では(1)海洋の共生関係の概要についての講義、(2)臨海実験所周辺の磯や干潟における採集調査とフィールド観察、(3)京都大学白浜水族館の展示内の共生関係の観察、などを行う。 |
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| (履修要件) |
特になし
|
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な参加(50点)、レポート(50点)により評価する。 実習実施時期次第で成績報告が遅れるので要注意。 |
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| (教科書) |
実習期間中、プリントなどを配布する。
|
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| (参考書等) |
『海洋動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ』
(海文堂出版、2020年)
ISBN:4303800511
(共生関係をはじめ、海洋生態学の基本を学べる)
『たくましくて美しいウニと共生生物図鑑』
(創元社、2021年)
ISBN:4422430432
(磯のウニとその共生生物について紹介)
『海底の支配者 底生生物-世界は「巣穴」で満ちている』
(中央公論新社、2020年)
ISBN:4121506766
(海底の生物の巣穴で見られる共生関係について紹介)
|
||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 上記に挙げた参考書などを事前に読むなどして、海洋生物や共生関係について事前に知識を増やしておけば、実習の内容などをスムーズに理解できる。 | ||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 受講希望者数が定員(5名予定)を超える場合、抽選による選抜を行う。5月か6月にガイダンスを行うので、受講希望者は必ず出席すること。 野外実習を含むため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。 臨海までの交通費、現地での滞在費・食費は自己負担。宿泊場所は瀬戸臨海実験所の宿泊棟の利用を予定。 集中講義の実施時期次第では、成績報告が遅れる可能性がある。要注意。 |
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ILASセミナー :海洋共生生態学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Ecology of Marine Symbioses
(英 訳)
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 瀬戸臨海実験所 |
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| (キーワード) 海洋生物学 / 生態学 / 共生関係 / 磯・干潟での野外調査 / 水族館 | ||||||||||
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(授業の概要・目的)
異種の生物同士が相互作用を持ちながら同所的に暮らすことを「共生(Symbiosis)」と呼ぶ。海洋では、浅海から深海まで実に様々な共生関係が見られる。例えば、カクレクマノミとイソギンチャク、ハゼとテッポウエビ 、イソギンチャクを背負うヤドカリなどよく知られたものから、褐虫藻とサンゴ、化学合成細菌を体内に住まわせる熱水噴出口周辺の無脊椎動物といった微生物が介在するものまで、枚挙にはいとまがない。共生関係は、海洋の生物多様性の成り立ちや生態系の動態を考える上で極めて重要な生物間相互作用である。しかし、学べる機会は限られている現状にある。
そこで本実習では、海洋生物の共生関係を題材として、その多様性、生態、進化について、野外でのフィールドワークや水族館での観察を通して学び考えることを目的として実施する。本実習で特に扱うのは「住み込み共生」と呼ばれる共生関係である。海洋には、他の動物の体表や巣穴などに居候して暮らす生物が多数生息している。そのような生物の多様性や生態、適応について実習を通してできるだけ多く学んでもらう予定である。 実習は和歌山県白浜町の京都大学瀬戸臨海実験所において実施する。京都駅から白浜駅までの交通費は、JRを利用した場合、およそ6600円(大阪駅などからより安価な高速バスを利用することも可能)。また、宿泊料として、実習期間全体であわせて、3,300円ほどかかる見込み。講義を通してまず共生関係の概要を学び、さらに周辺の磯や干潟でのフィールドワークを通して、共生を行う生物を現地で実際に観察・採集し、その生態・分類について学ぶ。また白浜水族館の展示を見学し、どのような共生関係が見られるか観察する。 |
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(到達目標)
(1)海洋の共生関係の多様性や成り立ちについて学ぶことで、海洋生態系や生物多様性について新たな視点から考えられるようになる。
(2)海洋生物の多様性、生態、分類についての知識を習得する。 (3)磯や干潟でのフィールドワークを通して、生態学的な調査方法や調査器具の使い方を身につける。 |
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(授業計画と内容)
4月から6月(予定)のいずれかに農学部総合館にてガイダンスを行う。ガイダンスでは、担当教員、実習概要、予習資料などを紹介する。 詳しい実施時期は受講者決定後に調整するが、夏季休暇期間中において和歌山県西牟婁郡白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所で2泊3日で実施する(実施時期は8月か9月の可能性が高い)。 実習では(1)海洋の共生関係の概要についての講義、(2)臨海実験所周辺の磯や干潟における採集調査とフィールド観察、(3)京都大学白浜水族館の展示内の共生関係の観察、などを行う。 |
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|
(履修要件)
特になし
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|
(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な参加(50点)、レポート(50点)により評価する。
実習実施時期次第で成績報告が遅れるので要注意。 |
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|
(教科書)
実習期間中、プリントなどを配布する。
|
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(参考書等)
『海洋動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ』
(海文堂出版、2020年)
ISBN:4303800511
(共生関係をはじめ、海洋生態学の基本を学べる)
『たくましくて美しいウニと共生生物図鑑』
(創元社、2021年)
ISBN:4422430432
(磯のウニとその共生生物について紹介)
『海底の支配者 底生生物-世界は「巣穴」で満ちている』
(中央公論新社、2020年)
ISBN:4121506766
(海底の生物の巣穴で見られる共生関係について紹介)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
上記に挙げた参考書などを事前に読むなどして、海洋生物や共生関係について事前に知識を増やしておけば、実習の内容などをスムーズに理解できる。
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|
(その他(オフィスアワー等))
受講希望者数が定員(5名予定)を超える場合、抽選による選抜を行う。5月か6月にガイダンスを行うので、受講希望者は必ず出席すること。
野外実習を含むため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入すること。 臨海までの交通費、現地での滞在費・食費は自己負担。宿泊場所は瀬戸臨海実験所の宿泊棟の利用を予定。 集中講義の実施時期次第では、成績報告が遅れる可能性がある。要注意。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :窒素・炭素安定同位体比から見る海洋生物の共生関係
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Analysis of marine symbiotic relationships with stable isotope | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 少人数 | ||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
| (曜時限) | 集中 未定 |
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| (教室) | 瀬戸臨海実験所 | ||||||||||||
| (キーワード) | 海洋 / 生物 / 自然史 / 安定同位体 / 瀬戸臨海 | ||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 海洋には多様な動物門の生物が生息し、種々の生物は共生系や捕食-被食関係等の複数の生物間相互作用の中に生きている。広義の共生系は、宿主と共生者が共に利益を得る相利共生系、共生者のみが利益を得る片利共生、また、宿主が被食等の被害を被る寄生に大別される。しかし、これらの関係性の多くは、野外観察や飼育観察から推測されたものが多く、実際に共生者と宿主が捕食-被食関係にあるのか、また餌資源を巡って競合しているのか等、関係性が不明瞭なものが多い。そこで本実習では、炭素・窒素安定同位体を用いて、浅海の食物網の中で宿主と共生者がどのような位置関係にあるかを調べる。 具体的には、京都(北部キャンパス)でのガイダンスおよび事前学習の後、2025年5月3日から5日の2泊3日で和歌山県白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所に滞在し、海洋生物の採集して実地で共生系や磯の生物の多様性を学ぶ。そして、実際に採集した生物を安定同位体比分析をするためのサンプル処理を行う。そして、6月中に京都(北部キャンパス)にて安定同位体の基礎知識にかかる講義を受講した後、分析結果の討論を行う。 |
||||||||||||
| (到達目標) | 1:海洋生物の分類・共生生態についての知識を習得する。 2:炭素窒素安定同位体比分析の意義を理解する。 3:1, 2を関連付け、安定同位体解析を通した共生関係の研究手法を理解する。 |
||||||||||||
| (授業計画と内容) | 4月未定日18時30分:ガイダンスを行います。また、事前学習の指示を行います。 場所:農学部総合館第一会議室(N283) (日時は決定し次第KULASISから連絡をします) 5月3日から5日:和歌山県白浜町の瀬戸臨海実験所にて、2泊3日の日程で実習を行います。実習の際に、事後学習の課題を提示します。 6月未定日:(6限の時間を予定しています)京都(北部キャンパス)にて、て安定同位体の基礎知識にかかる講義の受講および分析結果の討論 現地での実習にかかる交通費・宿泊費・食費は受講生の自己負担となります。 京都ー白浜間の交通費の目安は下記の通りです。詳しくは各社HPをご参照下さい。 鉄道(特急くろしお):往復12000円(学割使用) 大阪駅発着高速バス(明光バス):往復5900円(大阪までの交通費は別途) |
||||||||||||
| (履修要件) |
海洋生物に対する興味を持っていること。
基本的な集団行動ができること。実習にはフィールドワークを含むので、安全のため野外での教員およびTAからの指示には特に注意すること。 |
||||||||||||
| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な参加(40点)、事前学習・事後学習 の課題提出(40点)、実習中の主体的な質問および、観察に基づいた独自の考察の展開(20点)に より評価します。 | ||||||||||||
| (教科書) |
実習期間中に、瀬戸周辺の生物ガイドブックおよびプリントを配布します。
|
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| (参考書等) |
『たくましくて美しいウニと共生生物図鑑』
(創元社, 2021)
ISBN:4422430432
(実習で扱う内容を書いています)
『海洋動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ』
(海文堂出版, 2020)
ISBN:4303800511
(海洋生態学を体系的に学べます)
『安定同位体を用いた餌資源・食物網調査法』
(共立出版, 2016)
(安定同位体生態学の基礎を学べます)
|
||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 瀬戸臨海実験所HPに掲載されている「白浜の海岸生物観察ガイド」のPDFを事前にダウンロード(無料)し、内容を熟読して実験所周辺で見られる生物についての知識をつけておくこと。 | ||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 4月中に18:30から農学部総合館第一会議室(N283)にてガイダンスを行うので、受講希望者は必ず出席してください。 野外実習を含むため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入してください。 瀬戸臨海実験所までの交通費、現地での滞在費・食費は自己負担です。 宿泊場所は瀬戸臨海実験所の宿泊棟の利用を予定しています。 連絡先は瀬戸臨海実験所HPの「所員」欄に記載されている為、必要に応じて利用してください。 |
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|
ILASセミナー :窒素・炭素安定同位体比から見る海洋生物の共生関係
(科目名)
ILAS Seminar :Analysis of marine symbiotic relationships with stable isotope
(英 訳)
|
|
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 瀬戸臨海実験所 |
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| (キーワード) 海洋 / 生物 / 自然史 / 安定同位体 / 瀬戸臨海 | ||||||||||
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(授業の概要・目的)
海洋には多様な動物門の生物が生息し、種々の生物は共生系や捕食-被食関係等の複数の生物間相互作用の中に生きている。広義の共生系は、宿主と共生者が共に利益を得る相利共生系、共生者のみが利益を得る片利共生、また、宿主が被食等の被害を被る寄生に大別される。しかし、これらの関係性の多くは、野外観察や飼育観察から推測されたものが多く、実際に共生者と宿主が捕食-被食関係にあるのか、また餌資源を巡って競合しているのか等、関係性が不明瞭なものが多い。そこで本実習では、炭素・窒素安定同位体を用いて、浅海の食物網の中で宿主と共生者がどのような位置関係にあるかを調べる。
具体的には、京都(北部キャンパス)でのガイダンスおよび事前学習の後、2025年5月3日から5日の2泊3日で和歌山県白浜町にある京都大学瀬戸臨海実験所に滞在し、海洋生物の採集して実地で共生系や磯の生物の多様性を学ぶ。そして、実際に採集した生物を安定同位体比分析をするためのサンプル処理を行う。そして、6月中に京都(北部キャンパス)にて安定同位体の基礎知識にかかる講義を受講した後、分析結果の討論を行う。 |
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(到達目標)
1:海洋生物の分類・共生生態についての知識を習得する。
2:炭素窒素安定同位体比分析の意義を理解する。 3:1, 2を関連付け、安定同位体解析を通した共生関係の研究手法を理解する。 |
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(授業計画と内容)
4月未定日18時30分:ガイダンスを行います。また、事前学習の指示を行います。 場所:農学部総合館第一会議室(N283) (日時は決定し次第KULASISから連絡をします) 5月3日から5日:和歌山県白浜町の瀬戸臨海実験所にて、2泊3日の日程で実習を行います。実習の際に、事後学習の課題を提示します。 6月未定日:(6限の時間を予定しています)京都(北部キャンパス)にて、て安定同位体の基礎知識にかかる講義の受講および分析結果の討論 現地での実習にかかる交通費・宿泊費・食費は受講生の自己負担となります。 京都ー白浜間の交通費の目安は下記の通りです。詳しくは各社HPをご参照下さい。 鉄道(特急くろしお):往復12000円(学割使用) 大阪駅発着高速バス(明光バス):往復5900円(大阪までの交通費は別途) |
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(履修要件)
海洋生物に対する興味を持っていること。
基本的な集団行動ができること。実習にはフィールドワークを含むので、安全のため野外での教員およびTAからの指示には特に注意すること。 |
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|
(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な参加(40点)、事前学習・事後学習 の課題提出(40点)、実習中の主体的な質問および、観察に基づいた独自の考察の展開(20点)に より評価します。
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(教科書)
実習期間中に、瀬戸周辺の生物ガイドブックおよびプリントを配布します。
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(参考書等)
『たくましくて美しいウニと共生生物図鑑』
(創元社, 2021)
ISBN:4422430432
(実習で扱う内容を書いています)
『海洋動物の生態学入門: ベントスの多様性に学ぶ』
(海文堂出版, 2020)
ISBN:4303800511
(海洋生態学を体系的に学べます)
『安定同位体を用いた餌資源・食物網調査法』
(共立出版, 2016)
(安定同位体生態学の基礎を学べます)
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(授業外学習(予習・復習)等)
瀬戸臨海実験所HPに掲載されている「白浜の海岸生物観察ガイド」のPDFを事前にダウンロード(無料)し、内容を熟読して実験所周辺で見られる生物についての知識をつけておくこと。
|
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(その他(オフィスアワー等))
4月中に18:30から農学部総合館第一会議室(N283)にてガイダンスを行うので、受講希望者は必ず出席してください。
野外実習を含むため、学生教育研究災害傷害保険には必ず加入してください。 瀬戸臨海実験所までの交通費、現地での滞在費・食費は自己負担です。 宿泊場所は瀬戸臨海実験所の宿泊棟の利用を予定しています。 連絡先は瀬戸臨海実験所HPの「所員」欄に記載されている為、必要に応じて利用してください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :北海道のきのこの多様性と生き方
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Fungal diversity in Hokkaido | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
|
||||||||||||
| (群) | 少人数 | ||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||
| (配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
| (曜時限) | 集中 9/21-9/25 |
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| (教室) | 北海道研究林標茶区 | ||||||||||||
| (キーワード) | 森林科学 / きのこ / 生物多様性 / フィールド調査 / 生態学 | ||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 本講義では,フィールド科学教育研究センターの北海道研究林において菌類の子実体(きのこ)相調査を行い,森林における菌類の多様性と機能について学ぶことを目的とする。 | ||||||||||||
| (到達目標) | ・講義と野外観察を通して,森林における菌類の機能を理解する。 ・きのこと樹木を中心に,生物の分類・同定手法を修得する。 ・気候や施業の有無が森林の植物・きのこ組成に与える影響を理解する。 |
||||||||||||
| (授業計画と内容) | 1. 授業ガイダンス 実習の内容の説明と事前講義を行う。 場所:フィールド研会議室(農学部総合館 N283) 日時:4/25 (金) 5時限目 2. 京都の里山の植生・きのこ相を学ぶ(野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地 日時:4/26 (土) 。集合場所・時刻はガイダンス時にアナウンスする。 以下は、夏休み期間中(9/21-25)に,京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林(標茶区)において行う。 3. 北海道の植生を学ぶ(講義・野外実習) 4. 森林における菌類の機能を学ぶ(講義・野外実習) 5. 菌類調査法を学ぶ(講義・野外実習) 6. 人工林と天然林のきのこ相比較(野外実習) 7. 亜寒帯(北海道研究林)と冷温帯(芦生研究林)のきのこ相比較(実習) 芦生研究林で行われている「ILASセミナー:芦生研究林の菌類多様性に触れよう」と遠隔で繋ぎ,きのこ相の比較・交流を行う。 2-7の内容を踏まえ,きのこの多様性や組成がどのような要因の影響を受けて変化するのかについて考察し,レポートを作成する。 |
||||||||||||
| (履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義と野外実習での積極性(50点),レポート(50点)により評価。 | ||||||||||||
| (教科書) |
実習時に,授業資料を配布する。
|
||||||||||||
| (参考書等) |
『森林科学シリーズ10 森林と菌類』
(共立出版)
ISBN:978-4320058262
『くらべてわかる きのこ (原寸大)』
(山と渓谷社)
ISBN:978-4635063487
『日本のきのこ』
(山と渓谷社)
ISBN:978-4635090445
(図鑑は実習中に貸し出すため,持参の必要はありません。)
|
||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 現地での実習前に,北海道の自然・植生について予習しておくこと。 | ||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | ・きのこに詳しくない方の受講も歓迎します。 ・9月の実習は京都大学北海道研究林(https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/hokkaido/)で行います。気温が京都より10℃くらい低いので,防寒対策をしてきてください。 ・北海道での実習の集合・解散は,JR釧網線の標茶駅を予定しています。実習前の前泊も可能です。 ・集合場所までの旅費は受講生負担になります。 京大からの交通費は片道3万円~(経路や航空券の価格により変動)です。 ・現地では旅費と別に,およそ1万円(宿泊費・食費等実費)かかります。 ・参加希望者は学生教育研究災害傷害保険(付帯賠責付)に必ず加入してください。 ・前期の講義ですが,採点報告日後に実習を実施するため,後期の講義と合わせて成績報告をすることとなります。 ・ご質問は,杉山(sugiyama.yoriko.3f@kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。 |
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|
ILASセミナー :北海道のきのこの多様性と生き方
(科目名)
ILAS Seminar :Fungal diversity in Hokkaido
(英 訳)
|
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 9/21-9/25 (教室) 北海道研究林標茶区 |
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| (キーワード) 森林科学 / きのこ / 生物多様性 / フィールド調査 / 生態学 | ||||||||||
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(授業の概要・目的)
本講義では,フィールド科学教育研究センターの北海道研究林において菌類の子実体(きのこ)相調査を行い,森林における菌類の多様性と機能について学ぶことを目的とする。
|
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|
(到達目標)
・講義と野外観察を通して,森林における菌類の機能を理解する。
・きのこと樹木を中心に,生物の分類・同定手法を修得する。 ・気候や施業の有無が森林の植物・きのこ組成に与える影響を理解する。 |
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|
(授業計画と内容)
1. 授業ガイダンス 実習の内容の説明と事前講義を行う。 場所:フィールド研会議室(農学部総合館 N283) 日時:4/25 (金) 5時限目 2. 京都の里山の植生・きのこ相を学ぶ(野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地 日時:4/26 (土) 。集合場所・時刻はガイダンス時にアナウンスする。 以下は、夏休み期間中(9/21-25)に,京都大学フィールド科学教育研究センター北海道研究林(標茶区)において行う。 3. 北海道の植生を学ぶ(講義・野外実習) 4. 森林における菌類の機能を学ぶ(講義・野外実習) 5. 菌類調査法を学ぶ(講義・野外実習) 6. 人工林と天然林のきのこ相比較(野外実習) 7. 亜寒帯(北海道研究林)と冷温帯(芦生研究林)のきのこ相比較(実習) 芦生研究林で行われている「ILASセミナー:芦生研究林の菌類多様性に触れよう」と遠隔で繋ぎ,きのこ相の比較・交流を行う。 2-7の内容を踏まえ,きのこの多様性や組成がどのような要因の影響を受けて変化するのかについて考察し,レポートを作成する。 |
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(履修要件)
特になし
|
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|
(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義と野外実習での積極性(50点),レポート(50点)により評価。
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(教科書)
実習時に,授業資料を配布する。
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(参考書等)
『森林科学シリーズ10 森林と菌類』
(共立出版)
ISBN:978-4320058262
『くらべてわかる きのこ (原寸大)』
(山と渓谷社)
ISBN:978-4635063487
『日本のきのこ』
(山と渓谷社)
ISBN:978-4635090445
(図鑑は実習中に貸し出すため,持参の必要はありません。)
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|
(授業外学習(予習・復習)等)
現地での実習前に,北海道の自然・植生について予習しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
・きのこに詳しくない方の受講も歓迎します。
・9月の実習は京都大学北海道研究林(https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/hokkaido/)で行います。気温が京都より10℃くらい低いので,防寒対策をしてきてください。 ・北海道での実習の集合・解散は,JR釧網線の標茶駅を予定しています。実習前の前泊も可能です。 ・集合場所までの旅費は受講生負担になります。 京大からの交通費は片道3万円~(経路や航空券の価格により変動)です。 ・現地では旅費と別に,およそ1万円(宿泊費・食費等実費)かかります。 ・参加希望者は学生教育研究災害傷害保険(付帯賠責付)に必ず加入してください。 ・前期の講義ですが,採点報告日後に実習を実施するため,後期の講義と合わせて成績報告をすることとなります。 ・ご質問は,杉山(sugiyama.yoriko.3f@kyoto-u.ac.jp)までご連絡ください。 |
||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :芦生研究林の菌類多様性に触れよう
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Fungal diversity in Ashiu forest | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
|
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| (群) | 少人数 | ||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||
| (曜時限) | 集中 未定 |
||||||
| (教室) | 芦生研究林 | ||||||
| (キーワード) | 菌類 / 生物多様性 / きのこ / 芦生研究林 | ||||||
| (授業の概要・目的) | 菌類は、かびやきのこ・酵母として知られる生物グループである。菌類は、我々ヒトを含む、他の生物と密接にかかわりながら生活をしていて、自然界において他の生物には見られないユニークなはたらき(機能)を持つ生物である。この講義では、フィールド科学教育研究センターの芦生研究林において、菌類の子実体 (きのこ) 相調査を通じて、菌類の生き方、機能、そして多様性や生態の研究方法について学ぶことを目的とする。 | ||||||
| (到達目標) | ・森林における多様性と機能という側面から、菌類とはどのような生物であるかを説明できるようになる。 ・きのこと樹木を中心に、生物の分類・同定手法を修得する。 ・菌類の多様性研究手法を習得する。 |
||||||
| (授業計画と内容) | 前期集中 実習は5月(日帰り)と9月下旬(2泊3日)を予定している。 1. 授業ガイダンス (京都) 実習の内容の説明と事前講義を行う。 日時:4月~5月上旬の金曜5時限目を予定している。日程と場所は確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡する。 2. 京都の里山の植生と菌類多様性を学ぶ (野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地 日時:1のガイダンス翌日の土曜日(日帰り)。集合場所・時刻はガイダンス時にアナウンスする。 3. 京都の奥山の植生と菌類多様性を学ぶ (野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林 日時:9月下旬(9月22−24日など2泊3日を予定) 内容: ・講義により芦生の植生、菌類のはたらき、菌類の多様性調査方法を学ぶ。 ・天然林と人工林における菌類の多様性の野外調査と菌類の同定を行い、菌類多様性調査方法や菌類同定方法を学ぶ。 ・北海道研究林で行われている「ILASセミナー:北海道のきのこの多様性と生き方」とzoom等で繋ぎ、各地の調査結果の発表を通じて、地域間でのきのこ相の比較を行う。 以上の内容を踏まえ、きのこの多様性や組成がどのような要因の影響を受けて変化するのかについて考察し、レポートを作成する。 |
||||||
| (履修要件) |
特になし
|
||||||
| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習の参加態度と積極性 (50点)、レポート (50点) により評価。詳細は授業中に説明する。 | ||||||
| (教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
| (参考書等) |
『基礎から学べる菌類生態学』
(共立出版, 2018年)
ISBN:9784320057876
『森林科学シリーズ10 森林と菌類』
(共立出版, 2018年)
ISBN:978-4320058262
|
||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 事前にフィールド科学教育研究センターのホームページなどを通じて、芦生研究林の自然について予習しておくこと。 | ||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | ・現地では旅費と別に、宿泊費・食費等の実費負担が生じる。詳細はガイダンス時に説明する。旅費は、京大からの往復交通費は上賀茂試験地までは電車で700円ほど、京大から芦生は3000円ほど(ガイダンス時になるべく負担が少なくなる経路を相談する)。 ・参加希望者は学生教育研究災害傷害保険(付帯賠責付)に必ず加入すること。 ・前期の講義だが,採点報告日後に実習を実施するため,後期の講義と合わせて成績報告をすることとなる。 |
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|
ILASセミナー :芦生研究林の菌類多様性に触れよう
(科目名)
ILAS Seminar :Fungal diversity in Ashiu forest
(英 訳)
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
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(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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|
(曜時限)
集中 未定 (教室) 芦生研究林 |
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| (キーワード) 菌類 / 生物多様性 / きのこ / 芦生研究林 | |||||||
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(授業の概要・目的)
菌類は、かびやきのこ・酵母として知られる生物グループである。菌類は、我々ヒトを含む、他の生物と密接にかかわりながら生活をしていて、自然界において他の生物には見られないユニークなはたらき(機能)を持つ生物である。この講義では、フィールド科学教育研究センターの芦生研究林において、菌類の子実体 (きのこ) 相調査を通じて、菌類の生き方、機能、そして多様性や生態の研究方法について学ぶことを目的とする。
|
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|
(到達目標)
・森林における多様性と機能という側面から、菌類とはどのような生物であるかを説明できるようになる。
・きのこと樹木を中心に、生物の分類・同定手法を修得する。 ・菌類の多様性研究手法を習得する。 |
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|
(授業計画と内容)
前期集中 実習は5月(日帰り)と9月下旬(2泊3日)を予定している。 1. 授業ガイダンス (京都) 実習の内容の説明と事前講義を行う。 日時:4月~5月上旬の金曜5時限目を予定している。日程と場所は確定次第、KULASISに登録されたメールアドレスに連絡する。 2. 京都の里山の植生と菌類多様性を学ぶ (野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地 日時:1のガイダンス翌日の土曜日(日帰り)。集合場所・時刻はガイダンス時にアナウンスする。 3. 京都の奥山の植生と菌類多様性を学ぶ (野外実習) 場所:京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林 日時:9月下旬(9月22−24日など2泊3日を予定) 内容: ・講義により芦生の植生、菌類のはたらき、菌類の多様性調査方法を学ぶ。 ・天然林と人工林における菌類の多様性の野外調査と菌類の同定を行い、菌類多様性調査方法や菌類同定方法を学ぶ。 ・北海道研究林で行われている「ILASセミナー:北海道のきのこの多様性と生き方」とzoom等で繋ぎ、各地の調査結果の発表を通じて、地域間でのきのこ相の比較を行う。 以上の内容を踏まえ、きのこの多様性や組成がどのような要因の影響を受けて変化するのかについて考察し、レポートを作成する。 |
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|
(履修要件)
特になし
|
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|
(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習の参加態度と積極性 (50点)、レポート (50点) により評価。詳細は授業中に説明する。
|
|||||||
|
(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『基礎から学べる菌類生態学』
(共立出版, 2018年)
ISBN:9784320057876
『森林科学シリーズ10 森林と菌類』
(共立出版, 2018年)
ISBN:978-4320058262
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|
(授業外学習(予習・復習)等)
事前にフィールド科学教育研究センターのホームページなどを通じて、芦生研究林の自然について予習しておくこと。
|
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|
(その他(オフィスアワー等))
・現地では旅費と別に、宿泊費・食費等の実費負担が生じる。詳細はガイダンス時に説明する。旅費は、京大からの往復交通費は上賀茂試験地までは電車で700円ほど、京大から芦生は3000円ほど(ガイダンス時になるべく負担が少なくなる経路を相談する)。
・参加希望者は学生教育研究災害傷害保険(付帯賠責付)に必ず加入すること。 ・前期の講義だが,採点報告日後に実習を実施するため,後期の講義と合わせて成績報告をすることとなる。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :福島県での震災復興支援研究
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Collaborative Research in Fukushima Prefecture from 2011 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
|
||||||
| (群) | 少人数 | ||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||
| (曜時限) | 集中 8月から9月の間の3日間 |
||||||
| (教室) | 生存圏研究所 本館S棟1階S148室 (生存圏未来開拓研究センター・先端計測技術開発ユニット) | ||||||
| (キーワード) | 東日本大震災 / 環境放射能 / 産学連携 / 学際研究 | ||||||
| (授業の概要・目的) | 2011年3月に発生した東日本大震災における福島県での復興支援研究の事例や、ここ最近頻発する国内外の災害に対し、特に研究者がどのように支援しているかについて紹介する。東日本大震災については、実際に計測に使用した現地サンプルなどを紹介し、実習も行いながら、分野にとらわれない連携研究の可能性と、総合大学としての京都大学の役割について討論する。また、現在もしくは将来的に発生するであろう自然・人工的な災害に対して、どのような対応がとれるのか、短期集中的にディスカッションを行う。 ディスカッションの際には、多分野の教員や学生を含めての超分野大喜利形式にて行い、それぞれの思考・アイディアを視覚化し、方向性を定めていく。 理系・文系にとらわれず、各個人が専攻する専門分野の役割を考えながら、 より多くの情報を集め、多分野と連携する事で、より幅広い災害復興支援の可能性について議論を行いたい。 |
||||||
| (到達目標) | 様々な研究者が、研究分野に関係なく連携した災支援研究を行い、大学・企業が一緒になって現地で活動してきている。本セミナーでは、これらの実際の現場での活動で用いた実際の実験・計測体験を通して、今後各自の専門分野の役割を見直し、将来、大学で学んだ事を活かすためにどのようにすれば良いか、考えていくきっかけにしてほしい。 |
||||||
| (授業計画と内容) | 京都大学宇治キャンパスにおいて、福島県での復興支援研究で用いた実験設備見学なども行うため、4日間の集中講義形式で行う。実施時期は9月中旬〜下旬を予定している。事前学習としては、放射線計測に関する基礎的な知識を、公益財団法人 放射線計測協会のホームページなどで確認しておくことが望ましい。 第1日) ・生存圏研究所見学 ・生存圏未来開拓研究センターの紹介 ・参加者の研究背景について自己紹介形式で発表 第2日) ・東日本大震災の概要と、福島県における原発事故について ・現在行われている福島県での連携支援研究(計測機器を用いた実習) ・海外での活動事例紹介 第3日) ・福島県における環境放射能と、除染活動(計測実習:放射線) ・将来起こりうる連携支援研究の可能性についての議論 ・各自の専門分野が持つ役割についての紹介 第4日) ・専門分野が持つ役割と、その可能性についての議論 ・グループディスカッションによる連携研究の可能性の検討 (超分野大喜利形式による) ・全体のまとめ |
||||||
| (履修要件) |
特になし
|
||||||
| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況(3回 各10点)、討論への積極的な参加(10点)、レポート(3回、各20点)により評価する。 | ||||||
| (教科書) |
資料についてはその都度電子ファイル、もしくは印刷媒体として配布する。
|
||||||
| (参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 放射線計測の一般的な知識について、事前予習しておくことが望ましい。 尚、KULASISやPandA等により事前に授業について連絡する。 超分野大喜利については下記URLを参照のこと。 https://research.kyoto-u.ac.jp/gp/g064/ |
||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | 採点成績については、10月以降に報告する。 | ||||||
|
ILASセミナー :福島県での震災復興支援研究
(科目名)
ILAS Seminar :Collaborative Research in Fukushima Prefecture from 2011
(英 訳)
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|
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
|
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月から9月の間の3日間 (教室) 生存圏研究所 本館S棟1階S148室 (生存圏未来開拓研究センター・先端計測技術開発ユニット) |
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| (キーワード) 東日本大震災 / 環境放射能 / 産学連携 / 学際研究 | |||||||
|
(授業の概要・目的)
2011年3月に発生した東日本大震災における福島県での復興支援研究の事例や、ここ最近頻発する国内外の災害に対し、特に研究者がどのように支援しているかについて紹介する。東日本大震災については、実際に計測に使用した現地サンプルなどを紹介し、実習も行いながら、分野にとらわれない連携研究の可能性と、総合大学としての京都大学の役割について討論する。また、現在もしくは将来的に発生するであろう自然・人工的な災害に対して、どのような対応がとれるのか、短期集中的にディスカッションを行う。
ディスカッションの際には、多分野の教員や学生を含めての超分野大喜利形式にて行い、それぞれの思考・アイディアを視覚化し、方向性を定めていく。 理系・文系にとらわれず、各個人が専攻する専門分野の役割を考えながら、 より多くの情報を集め、多分野と連携する事で、より幅広い災害復興支援の可能性について議論を行いたい。 |
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|
(到達目標)
様々な研究者が、研究分野に関係なく連携した災支援研究を行い、大学・企業が一緒になって現地で活動してきている。本セミナーでは、これらの実際の現場での活動で用いた実際の実験・計測体験を通して、今後各自の専門分野の役割を見直し、将来、大学で学んだ事を活かすためにどのようにすれば良いか、考えていくきっかけにしてほしい。
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(授業計画と内容)
京都大学宇治キャンパスにおいて、福島県での復興支援研究で用いた実験設備見学なども行うため、4日間の集中講義形式で行う。実施時期は9月中旬〜下旬を予定している。事前学習としては、放射線計測に関する基礎的な知識を、公益財団法人 放射線計測協会のホームページなどで確認しておくことが望ましい。 第1日) ・生存圏研究所見学 ・生存圏未来開拓研究センターの紹介 ・参加者の研究背景について自己紹介形式で発表 第2日) ・東日本大震災の概要と、福島県における原発事故について ・現在行われている福島県での連携支援研究(計測機器を用いた実習) ・海外での活動事例紹介 第3日) ・福島県における環境放射能と、除染活動(計測実習:放射線) ・将来起こりうる連携支援研究の可能性についての議論 ・各自の専門分野が持つ役割についての紹介 第4日) ・専門分野が持つ役割と、その可能性についての議論 ・グループディスカッションによる連携研究の可能性の検討 (超分野大喜利形式による) ・全体のまとめ |
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|
(履修要件)
特になし
|
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|
(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況(3回 各10点)、討論への積極的な参加(10点)、レポート(3回、各20点)により評価する。
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|
(教科書)
資料についてはその都度電子ファイル、もしくは印刷媒体として配布する。
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|
(参考書等)
授業中に紹介する
|
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|
(授業外学習(予習・復習)等)
放射線計測の一般的な知識について、事前予習しておくことが望ましい。
尚、KULASISやPandA等により事前に授業について連絡する。 超分野大喜利については下記URLを参照のこと。 https://research.kyoto-u.ac.jp/gp/g064/ |
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(その他(オフィスアワー等))
採点成績については、10月以降に報告する。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :植物園と博物館で学ぶ植物学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Learning botany in botanical gardens and natural history museums | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 少人数 | ||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
| (曜時限) | 集中 5月31日(土)13:00から(初回ガイダンス) |
||||||||||||
| (教室) | 北部構内理学研究科6号館404室(初回ガイダンス)、京都府立植物園、京都薬用植物園、兵庫県立人と自然の博物館等 | ||||||||||||
| (キーワード) | 多様性生物学および分類学関連 / 植物学 / 植物園 / 自然史系博物館 | ||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 植物は私たちのすぐ近くに在り、その学びの場は学内にとどまらない。 本科目では、京都府立植物園、京都薬用植物園、兵庫県立人と自然の博物館へ行き、様々な植物の実物に触れ、植物学の基礎を確認しながら、植物分類学を通じて多様な植物の見方を学ぶ。 植物を広く学びたい・知りたいと思っているが、今まで勉強する機会がなかった方、植物学に興味のある方を歓迎する。植物園や自然史系博物館に興味のある方も歓迎する。 |
||||||||||||
| (到達目標) | ・植物の観察方法、識別方法、植物多様性の学び方を生きた植物に基づいて理解する。 ・植物学における標本の意義と役割を理解する。 ・植物の理解に向けて自主的、継続的に取り組む力を養う。 |
||||||||||||
| (授業計画と内容) | 第1回 5月31日(土)13:00〜16:00 場所:北部構内理学研究科6号館404室 ガイダンスと京都大学大学院理学研究科附属植物園(北部構内)で事前学習を行う。 第2回 6月7日(土) 場所:京都府立植物園 熱帯植物を含む様々な植物の実物を観察しながら、植物の形態的特徴と類縁関係、そして系統を学ぶ。 第3回 7月5日(土) 場所:京都薬用植物園 視覚・嗅覚・味覚・触覚を使って植物を知り、植物と人との関わりについても学ぶ。 第4回 7月12日(土) 場所:兵庫県立人と自然の博物館とその近隣施設 植物学における標本の意義と役割を学ぶ。また、標本庫を見学し、標本の整理方法・収蔵方法を学ぶ。 第5回 フィードバック 第2回〜第4回は学外で授業を行い、レポート課題を実施する。第2回〜第4回の集合時間・集合場所等は第1回のガイダンスで説明する。 |
||||||||||||
| (履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加状況と取り組み姿勢(70%)、レポート(30%)によって評価する。 | ||||||||||||
| (教科書) |
使用しない
|
||||||||||||
| (参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 植物は季節の変化に応じて、観察できるもの(形質・情報・種類)が異なる。通学路、京都大学構内、京都大学理学研究科附属植物園などを活用し、積極的にさまざまな植物に触れ関心を深めておいてほしい。 |
||||||||||||
| (その他(オフィスアワー等)) | ・1回生の履修者で定員に余裕がある場合には、2回生以上の学年でも参加可能。 ・第2回〜第4回は学外で実施する。各回日帰り。 ・第2回と第3回の交通費(現地集合・現地解散のため)と入園料、第4回の入館料は受講生の負担となる。総額約1,500円を予定。 ・学生教育研究災害傷害保険に加入すること。 ・教員への連絡は電子メール(布施宛)を推奨する。 |
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ILASセミナー :植物園と博物館で学ぶ植物学
(科目名)
ILAS Seminar :Learning botany in botanical gardens and natural history museums
(英 訳)
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 5月31日(土)13:00から(初回ガイダンス) (教室) 北部構内理学研究科6号館404室(初回ガイダンス)、京都府立植物園、京都薬用植物園、兵庫県立人と自然の博物館等 |
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| (キーワード) 多様性生物学および分類学関連 / 植物学 / 植物園 / 自然史系博物館 | ||||||||||
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(授業の概要・目的)
植物は私たちのすぐ近くに在り、その学びの場は学内にとどまらない。
本科目では、京都府立植物園、京都薬用植物園、兵庫県立人と自然の博物館へ行き、様々な植物の実物に触れ、植物学の基礎を確認しながら、植物分類学を通じて多様な植物の見方を学ぶ。 植物を広く学びたい・知りたいと思っているが、今まで勉強する機会がなかった方、植物学に興味のある方を歓迎する。植物園や自然史系博物館に興味のある方も歓迎する。 |
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(到達目標)
・植物の観察方法、識別方法、植物多様性の学び方を生きた植物に基づいて理解する。
・植物学における標本の意義と役割を理解する。 ・植物の理解に向けて自主的、継続的に取り組む力を養う。 |
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(授業計画と内容)
第1回 5月31日(土)13:00〜16:00 場所:北部構内理学研究科6号館404室 ガイダンスと京都大学大学院理学研究科附属植物園(北部構内)で事前学習を行う。 第2回 6月7日(土) 場所:京都府立植物園 熱帯植物を含む様々な植物の実物を観察しながら、植物の形態的特徴と類縁関係、そして系統を学ぶ。 第3回 7月5日(土) 場所:京都薬用植物園 視覚・嗅覚・味覚・触覚を使って植物を知り、植物と人との関わりについても学ぶ。 第4回 7月12日(土) 場所:兵庫県立人と自然の博物館とその近隣施設 植物学における標本の意義と役割を学ぶ。また、標本庫を見学し、標本の整理方法・収蔵方法を学ぶ。 第5回 フィードバック 第2回〜第4回は学外で授業を行い、レポート課題を実施する。第2回〜第4回の集合時間・集合場所等は第1回のガイダンスで説明する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加状況と取り組み姿勢(70%)、レポート(30%)によって評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
植物は季節の変化に応じて、観察できるもの(形質・情報・種類)が異なる。通学路、京都大学構内、京都大学理学研究科附属植物園などを活用し、積極的にさまざまな植物に触れ関心を深めておいてほしい。
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|
(その他(オフィスアワー等))
・1回生の履修者で定員に余裕がある場合には、2回生以上の学年でも参加可能。
・第2回〜第4回は学外で実施する。各回日帰り。 ・第2回と第3回の交通費(現地集合・現地解散のため)と入園料、第4回の入館料は受講生の負担となる。総額約1,500円を予定。 ・学生教育研究災害傷害保険に加入すること。 ・教員への連絡は電子メール(布施宛)を推奨する。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
| (科目名) |
ILASセミナー :生態学野外実習 −動植物の多様性と種間関係−
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Field Ecology -Biodiversity and Interspecific Interactions of Animals and Plants- | ||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (担当教員) |
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| (群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
| (使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
| (単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
| (時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
| (週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
| (授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
| (開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
| (受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||
| (配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
| (対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
| (曜時限) | 集中 6月にガイダンス、フィードバック期間終了後の8月に3泊4日 |
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| (教室) | 理学研究科2号館218室(ガイダンス)、京都大学木曽生物学研究所 | ||||||||||||||||||
| (キーワード) | 多様性生物学 / 自然史 / 生態学 / 昆虫学 / 生物間相互作用 | ||||||||||||||||||
| (授業の概要・目的) | 日本を代表する山岳地での動植物のフィールド調査を通じて、「多種多様な生物がいかに共存しているか」を学ぶ。京都大学木曽生物学研究所(長野県木曽郡木曽町)にて、3泊4日のフィールド調査を主体とした演習を行う。 木曽生物学研究所は木曽山脈の山間部(木曽谷)に位置しており、この一帯は、森林、里山、高山・高原、湿原、渓谷といった多彩な自然に囲まれている。そこには、植物、昆虫、両生・爬虫類、鳥、水生生物(魚、水生昆虫)など、多様な生物が生息する。これらの生物は、食う-食われる関係や共生・寄生といったさまざまな種間関係をもちながら共存している。 この実習では、生態系について知る方法として、フィールド調査とデータ分析を行う。とくに、植物と送粉昆虫(植食性昆虫)、水生生物群集、森林性鳥類といった多様な生物群集・分類群を調査することで、生物多様性の実体ともいえる生物間相互作用にはどのようなものがあるか、また、それらが生態系のなかでどのような役割を果たしてきたかについての理解を深める。 |
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| (到達目標) | 動植物の生態学・分類学の観点や基礎知識を学び、生物自然史および生物多様性科学へ関心の輪を広げる。 フィールド調査の方法や野外データの分析法を習得する。 フィールド調査における安全確保・危険回避の手段を身につける。 |
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| (授業計画と内容) | 履修者が決定したら、日程調整をおこない、6月にガイダンスを行った上で、8月に京都大学木曽生物学研究所にて宿泊し、その周辺で実習をおこなう。実習期間は、2025年8月9日-12日を仮日程とする。 はじめに植物や昆虫の系統分類の解説を受けてから、それらの生物同士のさまざまな相互作用に関する調査を開田高原等で実施する。 主な内容は下記の通りである。 (1)植物の採集、標本作製、同定、生態調査 (2)昆虫の採集、標本作製、同定、生態調査 (3)植物とその送粉者・植食者の相互作用に関する生態調査 (4)水生生物(水生昆虫、魚、サンショウウオ)の生態・群集調査 (5)森林性鳥類の生態観察 実習日程・場所や具体的な内容は、天候などの状況に応じて変更される可能性がある。 実習終了後に、各自、レポートを作成する。 |
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| (履修要件) |
特になし
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| (成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な取り組み(70%)と実習後のレポート(30%)で評価する。 | ||||||||||||||||||
| (教科書) |
プリント等を配布する。
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| (参考書等) |
『生命は細部に宿りたまう—ミクロハビタットの小宇宙』
(岩波書店, 2010年)
ISBN:9784000062763
『花と動物の共進化をさぐる 身近な野生植物に隠れていた新しい花の姿』
(文一総合出版, 2021)
ISBN:9784829962084
『新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!』
(岩波ジュニア新書, 2023年)
ISBN:9784005009664
『博士の愛したジミな昆虫』
(岩波ジュニア新書, 2020年)
ISBN:9784005009169
『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』
(学研プラス, 2022年)
ISBN:9784059201946
『標本の作り方—自然を記録に残そう (大阪市立自然史博物館叢書)』
(東海大学出版会, 2007年)
ISBN:4486017692
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| (関連URL) | http://www.biol.sci.kyoto-u.ac.jp/kiso-institute/ 京都大学木曽生物学研究所 | ||||||||||||||||||
| (授業外学習(予習・復習)等) | 実習レポートの作成に向けた準備は時間外学習として行う。 また、自然史系の講義や実習への参加、自身での野外観察を通じて、生物を観察する目を養うことを勧める。 |
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| (その他(オフィスアワー等)) | 宿泊施設の収容人数などの関係上、実習参加希望者が多い場合は、人数制限をおこなう。教員への連絡は電子メール(今田宛)を推奨する。 受講にあたっては、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を条件とする。 現地までの交通は各自の手配になり、交通費および食費は個人負担となる。 ◯食費等予算(交通費は別途かかる) 約7,340円 内訳:夕食 (約1,100円×3回)朝食・昼食(約 500円×7回)、その他シーツレンタル代(540円) ◯交通経路・交通費 JR京都駅—(のぞみ)—名古屋駅—(しなの特急 or 中央本線快速)—木曽福島駅—(徒歩)—木曽生物学研究所(約3時間) 高速バス+特急利用で片道4170円程度(特急料金を含む)、新幹線+特急利用で片道8,630円程度(特急料金を含む) |
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ILASセミナー :生態学野外実習 −動植物の多様性と種間関係−
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Field Ecology -Biodiversity and Interspecific Interactions of Animals and Plants-
(英 訳)
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| (群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
| (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
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(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 6月にガイダンス、フィードバック期間終了後の8月に3泊4日 (教室) 理学研究科2号館218室(ガイダンス)、京都大学木曽生物学研究所 |
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| (キーワード) 多様性生物学 / 自然史 / 生態学 / 昆虫学 / 生物間相互作用 | |||||||||||||
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(授業の概要・目的)
日本を代表する山岳地での動植物のフィールド調査を通じて、「多種多様な生物がいかに共存しているか」を学ぶ。京都大学木曽生物学研究所(長野県木曽郡木曽町)にて、3泊4日のフィールド調査を主体とした演習を行う。
木曽生物学研究所は木曽山脈の山間部(木曽谷)に位置しており、この一帯は、森林、里山、高山・高原、湿原、渓谷といった多彩な自然に囲まれている。そこには、植物、昆虫、両生・爬虫類、鳥、水生生物(魚、水生昆虫)など、多様な生物が生息する。これらの生物は、食う-食われる関係や共生・寄生といったさまざまな種間関係をもちながら共存している。 この実習では、生態系について知る方法として、フィールド調査とデータ分析を行う。とくに、植物と送粉昆虫(植食性昆虫)、水生生物群集、森林性鳥類といった多様な生物群集・分類群を調査することで、生物多様性の実体ともいえる生物間相互作用にはどのようなものがあるか、また、それらが生態系のなかでどのような役割を果たしてきたかについての理解を深める。 |
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(到達目標)
動植物の生態学・分類学の観点や基礎知識を学び、生物自然史および生物多様性科学へ関心の輪を広げる。
フィールド調査の方法や野外データの分析法を習得する。 フィールド調査における安全確保・危険回避の手段を身につける。 |
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(授業計画と内容)
履修者が決定したら、日程調整をおこない、6月にガイダンスを行った上で、8月に京都大学木曽生物学研究所にて宿泊し、その周辺で実習をおこなう。実習期間は、2025年8月9日-12日を仮日程とする。 はじめに植物や昆虫の系統分類の解説を受けてから、それらの生物同士のさまざまな相互作用に関する調査を開田高原等で実施する。 主な内容は下記の通りである。 (1)植物の採集、標本作製、同定、生態調査 (2)昆虫の採集、標本作製、同定、生態調査 (3)植物とその送粉者・植食者の相互作用に関する生態調査 (4)水生生物(水生昆虫、魚、サンショウウオ)の生態・群集調査 (5)森林性鳥類の生態観察 実習日程・場所や具体的な内容は、天候などの状況に応じて変更される可能性がある。 実習終了後に、各自、レポートを作成する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な取り組み(70%)と実習後のレポート(30%)で評価する。
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(教科書)
プリント等を配布する。
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(参考書等)
『生命は細部に宿りたまう—ミクロハビタットの小宇宙』
(岩波書店, 2010年)
ISBN:9784000062763
『花と動物の共進化をさぐる 身近な野生植物に隠れていた新しい花の姿』
(文一総合出版, 2021)
ISBN:9784829962084
『新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!』
(岩波ジュニア新書, 2023年)
ISBN:9784005009664
『博士の愛したジミな昆虫』
(岩波ジュニア新書, 2020年)
ISBN:9784005009169
『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』
(学研プラス, 2022年)
ISBN:9784059201946
『標本の作り方—自然を記録に残そう (大阪市立自然史博物館叢書)』
(東海大学出版会, 2007年)
ISBN:4486017692
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(授業外学習(予習・復習)等)
実習レポートの作成に向けた準備は時間外学習として行う。
また、自然史系の講義や実習への参加、自身での野外観察を通じて、生物を観察する目を養うことを勧める。 |
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(その他(オフィスアワー等))
宿泊施設の収容人数などの関係上、実習参加希望者が多い場合は、人数制限をおこなう。教員への連絡は電子メール(今田宛)を推奨する。
受講にあたっては、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を条件とする。 現地までの交通は各自の手配になり、交通費および食費は個人負担となる。 ◯食費等予算(交通費は別途かかる) 約7,340円 内訳:夕食 (約1,100円×3回)朝食・昼食(約 500円×7回)、その他シーツレンタル代(540円) ◯交通経路・交通費 JR京都駅—(のぞみ)—名古屋駅—(しなの特急 or 中央本線快速)—木曽福島駅—(徒歩)—木曽生物学研究所(約3時間) 高速バス+特急利用で片道4170円程度(特急料金を含む)、新幹線+特急利用で片道8,630円程度(特急料金を含む) |
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