


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :アーカイブ資料管理の実践
|
(英 訳) | ILAS Seminar :A practice of archival administration | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
||||||
(教室) | 総合博物館南館2階セミナー室(第1回目は総合博物館前に集合) | ||||||
(キーワード) | 図書館情報学および人文社会情報学関連 / アーカイブズ / 記録 / 資料管理 | ||||||
(授業の概要・目的) | アーカイブ資料管理の基礎知識を学び、資料管理の作業を体験してもらいます。 科目名にみえる「アーカイブ」とは、archives(永久保存記録、歴史資料)のことです。そういった資料を保存する機関や施設(文書館、公文書館)のことも指します。アーカイブ資料は、個人や組織体の活動の証拠・痕跡として残された記録書類やその後の姿で、図書館資料や博物館資料に含まれることもあります。しかし、図書館資料や博物館資料とは異質なため、整理されず使われないままとなることがあります。そうした資料は、アーカイブ資料管理の知識によって、整理し活用できる可能性があります。 ここでは、そうしたアーカイブ資料の取り扱いの基本的内容の習得を目指します。 |
||||||
(到達目標) | 個人や組織体の機能や分業の体系に対応して階層的に記録が作成されることを理解する。記録が階層的に構成されていることをふまえ、記録や記録から変化して伝わったアーカイブ資料のまとまりを正しく把握し整理する方法を学ぶ。 | ||||||
(授業計画と内容) | つぎの内容を予定しています。 A・Bにより理解が進んだところで、Cを並行して進めます(同じ回でBの一部とCの一部が重なることがあります)。 A. 前提:記録・アーカイブ[ズ]とはなにか?(1〜3回) さまざまに存在する記録・アーカイブズについて、遠い過去から現在までのありようを簡略にながめ、どんな特質があるか考えます。 B. 英語文献輪読・解説(4〜10回) 教科書としたジャネット-ホワイト-フォード著『教会のためのアーカイブズの原則』を参加者全員で輪読します。まずこの本の背景(著者や他の著作等)を説明し、つづいて読み進めていく中で必要な部分について解説を加えます。同書の目次の一部を、つぎにあげておきます。 1. なぜ教会にアーカイブズが必要なのか? 2. どのように教会はアーカイブズを始めればよいのか? 3. どの記録をとっておくべきか? 4. どのようにアーカイブ資料を組織化すべきか? 5. どのようにアーカイブ資料は保存できるか? 6. どのように教会はアーカイブズを利用できるか? C. アーカイブ資料取り扱い体験(11〜14回) 対象とする資料の全体について、そのもととなる記録を作成した個人や組織体について調べ、どんな活動の末その記録が資料として残されたかを調べてもらいます。可能な場合、どれを残しどれを捨てるべきかも考えてもらいます。(Bの本の3章と対応) 具体的に資料へ番号や名前を付け、どんな内容の資料があるか、調べてもらいます。資料の様子を書きとめ計測し、必要な場合写真で撮影します。(Bの本の主に4章と対応)どうやったらその資料を永久に残すことができるか、その手当てのしかたを考えてもらいます。(Bの本の主に5章と対応) なお、参加者の関心により日本語の前近代のアーカイブ資料を対象とすることがあります。そのときは日本語古書体の解読の説明が含まれることがあります。 D. 試験(1回) 輪読してきた文献や取り扱い体験に関わるクイズ(筆記)と、取り扱い体験の一部の作業(実演)をしてもらいます。 E. まとめ(1回) 試験の回答例と実演の模範例を示し、それぞれ出題意図を説明して、アーカイブズへの理解や取り扱いをふりかえります。あわせて日常生活と記録・アーカイブズとの関わり(の可能性)を、あらためて考えてもらいます。 |
||||||
(履修要件) |
後掲「参考書等」のうち、新書(とくにガラン2021)は、事前に(または履修と並行して)読んでおくようにしてください。また、可能なかぎり後掲「教科書」と同じ著者の文献(ARCHIVAL PRINCIPLES AND PRACTICE)も目を通しておいてください。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況、輪読時の発表、課題、資料取り扱いの記録(リポート)および取り扱い内容の正しさ(講義内容、教科書、参考文献に照らして)、試験により総合的に評価します。 詳細は授業中に説明します。 |
||||||
(教科書) |
『ARCHIVAL PRINCIPLES FOR CHURCHES : An illustrated guide for beginning and maintaining congregational archives』
(Wipf and Stock Publishers, 2002)
ISBN:1-59244-088-6
([本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB07227452 )
|
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(参考書等) |
『ARCHIVAL PRINCIPLES AND PRACTICE : A Guide for Archives Management』
(McFarland, 1990)
ISBN:0-89950-480-9
(※2018年度まで使用していた教科書。[本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB04776749 )
『アーカイヴズ : 記録の保存・管理の歴史と実践』
(白水社, 2021年)
ISBN:9784560510421
((文庫クセジュ, 1042). [本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB07892907 )
『アーカイブズが社会を変える : 公文書管理法と情報革命』
(平凡社, 2011年)
ISBN:978-4582855807
(平凡社新書580. [本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB03591033 )
『文化情報学』
(北樹出版, 2002年)
ISBN:978-4893848666
([本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB01286168 )
『Keeping archives. 1st ed.』
(Sydney, Australian Society of Archivists Inc., 1987, vii,374p.)
ISBN:0 9595565 9 1
([本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB07590714 )
『アーカイブズの科学(上・下)』
(柏書房, 2003年)
ISBN:4-7601-2423-3
([本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB01447527 )
『 Introduction to Archival Organization and Description. 』
([Los Angeles, Getty Information Institute, 1998, VIII,58p.)
ISBN:0-89236-545-5
(オンラインで入手可能. URL. https://www.getty.edu/publications/virtuallibrary/0892365455.html )
『アート・アーカイブの便利帖 : アート・プロジェクトをアーカイブするために知りたいこと』
(アーツカウンシル東京, 2016年)
(オンラインで入手可能. URL. https://www.art-society.com/parchive/project/resources/benricho.html または https://tarl.jp/archive/art_archive_benricho/ )
このほかの文献は、時間内に指示します。
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(関連URL) |
https://unesdoc.unesco.org/ark:/48223/pf0000074786
つぎの記事に注目:Jean Favier. Mankinds' memory banks. (pp.10-15)
https://unesdoc.unesco.org/ark:/48223/pf0000062882 全体が図書館・アーカイブズ特集. https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=mdp.39015061930718;view=1up;seq=727 The American Archivist誌編集者による(昨年度まで使用していた教科書に対する)書評. http://digitalpreservation.gov/personalarchiving/documents/PA_All_brochure.pdf 米国議会図書館協同イニシアチブ国立デジタル情報基盤・保存プログラム「デジタル保存」の個人資料保存のページにあるパンフレット. https://www.art-society.com/parchive/program_learning/p_seminar/guidebook_beta.html アート・アーカイブ ガイドブック β版. PDFをダウンロード可能. 後に「β版+」が公開されている. https://www.art-society.com/parchive/project/resources/guidebook2013.html |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 対象とする英語文献は、参加者で日本語訳を分担していただきます。分担部分以外も目を通すようにお願いします。 学内のアーカイブ資料を保存し利用できる施設等(大学文書館、各図書館・図書室、総合博物館)へ足を運び、(資料の取り扱いに注目して)見学してみてください。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講に際して、インターネット上の情報資源をWWWブラウザで調査できること、ワードプロセッサ文書や表計算データシートを作成できること、電子メールを使えること、等などの基礎的技能を求めます。 課題には、時間外に学内のアーカイブ資料を保存し利用できる施設等の見学とその結果を報告することも含まれます。 |
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ILASセミナー :アーカイブ資料管理の実践
(科目名)
ILAS Seminar :A practice of archival administration
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 総合博物館南館2階セミナー室(第1回目は総合博物館前に集合) |
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(キーワード) 図書館情報学および人文社会情報学関連 / アーカイブズ / 記録 / 資料管理 | |||||||
(授業の概要・目的)
アーカイブ資料管理の基礎知識を学び、資料管理の作業を体験してもらいます。
科目名にみえる「アーカイブ」とは、archives(永久保存記録、歴史資料)のことです。そういった資料を保存する機関や施設(文書館、公文書館)のことも指します。アーカイブ資料は、個人や組織体の活動の証拠・痕跡として残された記録書類やその後の姿で、図書館資料や博物館資料に含まれることもあります。しかし、図書館資料や博物館資料とは異質なため、整理されず使われないままとなることがあります。そうした資料は、アーカイブ資料管理の知識によって、整理し活用できる可能性があります。 ここでは、そうしたアーカイブ資料の取り扱いの基本的内容の習得を目指します。 |
|||||||
(到達目標)
個人や組織体の機能や分業の体系に対応して階層的に記録が作成されることを理解する。記録が階層的に構成されていることをふまえ、記録や記録から変化して伝わったアーカイブ資料のまとまりを正しく把握し整理する方法を学ぶ。
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(授業計画と内容)
つぎの内容を予定しています。 A・Bにより理解が進んだところで、Cを並行して進めます(同じ回でBの一部とCの一部が重なることがあります)。 A. 前提:記録・アーカイブ[ズ]とはなにか?(1〜3回) さまざまに存在する記録・アーカイブズについて、遠い過去から現在までのありようを簡略にながめ、どんな特質があるか考えます。 B. 英語文献輪読・解説(4〜10回) 教科書としたジャネット-ホワイト-フォード著『教会のためのアーカイブズの原則』を参加者全員で輪読します。まずこの本の背景(著者や他の著作等)を説明し、つづいて読み進めていく中で必要な部分について解説を加えます。同書の目次の一部を、つぎにあげておきます。 1. なぜ教会にアーカイブズが必要なのか? 2. どのように教会はアーカイブズを始めればよいのか? 3. どの記録をとっておくべきか? 4. どのようにアーカイブ資料を組織化すべきか? 5. どのようにアーカイブ資料は保存できるか? 6. どのように教会はアーカイブズを利用できるか? C. アーカイブ資料取り扱い体験(11〜14回) 対象とする資料の全体について、そのもととなる記録を作成した個人や組織体について調べ、どんな活動の末その記録が資料として残されたかを調べてもらいます。可能な場合、どれを残しどれを捨てるべきかも考えてもらいます。(Bの本の3章と対応) 具体的に資料へ番号や名前を付け、どんな内容の資料があるか、調べてもらいます。資料の様子を書きとめ計測し、必要な場合写真で撮影します。(Bの本の主に4章と対応)どうやったらその資料を永久に残すことができるか、その手当てのしかたを考えてもらいます。(Bの本の主に5章と対応) なお、参加者の関心により日本語の前近代のアーカイブ資料を対象とすることがあります。そのときは日本語古書体の解読の説明が含まれることがあります。 D. 試験(1回) 輪読してきた文献や取り扱い体験に関わるクイズ(筆記)と、取り扱い体験の一部の作業(実演)をしてもらいます。 E. まとめ(1回) 試験の回答例と実演の模範例を示し、それぞれ出題意図を説明して、アーカイブズへの理解や取り扱いをふりかえります。あわせて日常生活と記録・アーカイブズとの関わり(の可能性)を、あらためて考えてもらいます。 |
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(履修要件)
後掲「参考書等」のうち、新書(とくにガラン2021)は、事前に(または履修と並行して)読んでおくようにしてください。また、可能なかぎり後掲「教科書」と同じ著者の文献(ARCHIVAL PRINCIPLES AND PRACTICE)も目を通しておいてください。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況、輪読時の発表、課題、資料取り扱いの記録(リポート)および取り扱い内容の正しさ(講義内容、教科書、参考文献に照らして)、試験により総合的に評価します。
詳細は授業中に説明します。 |
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(教科書)
『ARCHIVAL PRINCIPLES FOR CHURCHES : An illustrated guide for beginning and maintaining congregational archives』
(Wipf and Stock Publishers, 2002)
ISBN:1-59244-088-6
([本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB07227452 )
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(参考書等)
『ARCHIVAL PRINCIPLES AND PRACTICE : A Guide for Archives Management』
(McFarland, 1990)
ISBN:0-89950-480-9
(※2018年度まで使用していた教科書。[本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB04776749 )
『アーカイヴズ : 記録の保存・管理の歴史と実践』
(白水社, 2021年)
ISBN:9784560510421
((文庫クセジュ, 1042). [本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB07892907 )
『アーカイブズが社会を変える : 公文書管理法と情報革命』
(平凡社, 2011年)
ISBN:978-4582855807
(平凡社新書580. [本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB03591033 )
『文化情報学』
(北樹出版, 2002年)
ISBN:978-4893848666
([本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB01286168 )
『Keeping archives. 1st ed.』
(Sydney, Australian Society of Archivists Inc., 1987, vii,374p.)
ISBN:0 9595565 9 1
([本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB07590714 )
『アーカイブズの科学(上・下)』
(柏書房, 2003年)
ISBN:4-7601-2423-3
([本学所蔵] https://m.kulib.kyoto-u.ac.jp/webopac/BB01447527 )
『 Introduction to Archival Organization and Description. 』
([Los Angeles, Getty Information Institute, 1998, VIII,58p.)
ISBN:0-89236-545-5
(オンラインで入手可能. URL. https://www.getty.edu/publications/virtuallibrary/0892365455.html )
『アート・アーカイブの便利帖 : アート・プロジェクトをアーカイブするために知りたいこと』
(アーツカウンシル東京, 2016年)
(オンラインで入手可能. URL. https://www.art-society.com/parchive/project/resources/benricho.html または https://tarl.jp/archive/art_archive_benricho/ )
このほかの文献は、時間内に指示します。
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(授業外学習(予習・復習)等)
対象とする英語文献は、参加者で日本語訳を分担していただきます。分担部分以外も目を通すようにお願いします。
学内のアーカイブ資料を保存し利用できる施設等(大学文書館、各図書館・図書室、総合博物館)へ足を運び、(資料の取り扱いに注目して)見学してみてください。 |
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(その他(オフィスアワー等))
受講に際して、インターネット上の情報資源をWWWブラウザで調査できること、ワードプロセッサ文書や表計算データシートを作成できること、電子メールを使えること、等などの基礎的技能を求めます。
課題には、時間外に学内のアーカイブ資料を保存し利用できる施設等の見学とその結果を報告することも含まれます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :民事・家事紛争の解決方法
|
(英 訳) | ILAS Seminar :The Procedures for the Settlement of Civil Disputes and Domestic Disputes | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
||||||
(教室) | 共西04 | ||||||
(キーワード) | 民事法学関連 / 民事・家事紛争の解決 / 訴訟 / ADR(裁判外紛争解決手続) / 権利義務 | ||||||
(授業の概要・目的) | 複雑困難化、価値観の多様化などを背景として社会・経済・家庭生活が変容していく中で、法律家でなくとも法的素養を身に付ける必要性は高まっている。本ゼミでは、社会生活を送る上で発生する多様な民事・家事紛争のいくつかの例を取り上げ、紛争の成り立ちや構造の分析、解決の仕組みなどの基礎的な知識・理解を得ながら、法的な視点をもって問題を解決するための思考方法であるリーガルマインドの涵養を目的とする。 | ||||||
(到達目標) | ・民事・家事紛争解決のための仕組み,システムの基本を理解する。 ・基本的な民事・家事紛争事案を素材として,混沌とした事実関係(当事者の言い分)の中から法的解決に意味のある事実関係を選別する能力を養う。 ・基本的な法的思考方法(リーガルマインド)を身に付ける。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション(セミナーの概要,民事・家事紛争の発生など) 第2回 基本的な法律概念、法律用語の整理 その1 第3回 基本的な法律概念、法律用語の整理 その2 第4回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その1(全体像、ADRの現状) 第5回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その2(民事調停) 第6回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その3(家事調停,審判) 第7回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その4(裁判(訴訟)) 第8回 具体的な民事紛争解決のための法的思考方法 その1(民事法の仕組み) 第9回 具体的な民事紛争解決のための法的思考方法 その2(要件・効果) 第10回 民事紛争の基本的な分析方法 その1(簡単な設例による事案分析) 第11回 民事紛争の基本的な分析方法 その2(簡単な設例による事案分析) 第12回 家事紛争の基本的な分析方法 その1(婚姻,離婚をめぐる諸問題) 第13回 家事紛争の基本的な分析方法 その2(相続をめぐる諸問題) 第14回 現代型紛争とその解決(高齢者をめぐる法的問題など) 第15回 フィードバック 上記の授業内容については,参加者の状況やゼミの進捗状況に応じて,順序を入れ替えたり内容や同一テーマの回数を変更することがある。したがって,必ずしも上記1ないし14の順序に従って進行するものではない。また、フィードバック方法は別途連絡する。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 小レポート(3回、合計90点)並びに授業内での発言や討論への積極的な参加(10点)により評価する。 小レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。 4回以上授業を欠席した場合には,不合格とする。 小レポートは3回すべての提出を必須とする。 |
||||||
(教科書) |
レジュメ等を必要な都度配付する。
なお,六法は必須である。ただし,種類が多いので,第1回の授業の中で選択に関するアドバイスをする。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | レジュメに沿って図書、ネットなどで必要事項を調査するなどの予習を行い、授業で使用したスライドを利用して復習をすること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 紛争解決に関心を持つ者であれば,法学部以外の学部に所属する学生も歓迎する。 | ||||||
ILASセミナー :民事・家事紛争の解決方法
(科目名)
ILAS Seminar :The Procedures for the Settlement of Civil Disputes and Domestic Disputes
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火5 (教室) 共西04 |
|||||||
(キーワード) 民事法学関連 / 民事・家事紛争の解決 / 訴訟 / ADR(裁判外紛争解決手続) / 権利義務 | |||||||
(授業の概要・目的)
複雑困難化、価値観の多様化などを背景として社会・経済・家庭生活が変容していく中で、法律家でなくとも法的素養を身に付ける必要性は高まっている。本ゼミでは、社会生活を送る上で発生する多様な民事・家事紛争のいくつかの例を取り上げ、紛争の成り立ちや構造の分析、解決の仕組みなどの基礎的な知識・理解を得ながら、法的な視点をもって問題を解決するための思考方法であるリーガルマインドの涵養を目的とする。
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(到達目標)
・民事・家事紛争解決のための仕組み,システムの基本を理解する。
・基本的な民事・家事紛争事案を素材として,混沌とした事実関係(当事者の言い分)の中から法的解決に意味のある事実関係を選別する能力を養う。 ・基本的な法的思考方法(リーガルマインド)を身に付ける。 |
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション(セミナーの概要,民事・家事紛争の発生など) 第2回 基本的な法律概念、法律用語の整理 その1 第3回 基本的な法律概念、法律用語の整理 その2 第4回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その1(全体像、ADRの現状) 第5回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その2(民事調停) 第6回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その3(家事調停,審判) 第7回 我が国における民事・家事紛争解決の仕組み その4(裁判(訴訟)) 第8回 具体的な民事紛争解決のための法的思考方法 その1(民事法の仕組み) 第9回 具体的な民事紛争解決のための法的思考方法 その2(要件・効果) 第10回 民事紛争の基本的な分析方法 その1(簡単な設例による事案分析) 第11回 民事紛争の基本的な分析方法 その2(簡単な設例による事案分析) 第12回 家事紛争の基本的な分析方法 その1(婚姻,離婚をめぐる諸問題) 第13回 家事紛争の基本的な分析方法 その2(相続をめぐる諸問題) 第14回 現代型紛争とその解決(高齢者をめぐる法的問題など) 第15回 フィードバック 上記の授業内容については,参加者の状況やゼミの進捗状況に応じて,順序を入れ替えたり内容や同一テーマの回数を変更することがある。したがって,必ずしも上記1ないし14の順序に従って進行するものではない。また、フィードバック方法は別途連絡する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
小レポート(3回、合計90点)並びに授業内での発言や討論への積極的な参加(10点)により評価する。
小レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。 4回以上授業を欠席した場合には,不合格とする。 小レポートは3回すべての提出を必須とする。 |
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(教科書)
レジュメ等を必要な都度配付する。
なお,六法は必須である。ただし,種類が多いので,第1回の授業の中で選択に関するアドバイスをする。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
レジュメに沿って図書、ネットなどで必要事項を調査するなどの予習を行い、授業で使用したスライドを利用して復習をすること。
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(その他(オフィスアワー等))
紛争解決に関心を持つ者であれば,法学部以外の学部に所属する学生も歓迎する。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :木文化再生−森林から都市へ
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Conservation of Wooden Culture - From Forest to City | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 総合研究3号館4F 453号室 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 自然共生システム関連 / 森林・里山・都市 / 木材資源の活用 / 風土と木造建築 / 自然災害と木造建築 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | わが国は優れた森林国でありながら国産木材の利活用は未だに高いとは言えない。一方、都市においても優れた木造文化を持ちながら、その継承が十分になされているとは言えない。このような状況下、木との関わりを私たちは今後どのように再構築していくべきだろうか。本講義では様々な事例を紹介しながら、森林や里山環境の在り方、日本の木材生産と森林の実態、地域に根ざした伝統木造建築(風土建築)の維持継承、都市木造建築の可能性、木造建築と災害などを概観し、日本の木文化再生について考える。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | わが国の森林とそれを取り巻く現状を体系的に理解する。さらに、木材資源を利用して成立してきた様々な形態の木文化について学び、その再生に向けた方向性を森林、里山、都市、建築、地域コミュニティ、防災など多角的な視点から考察する。また野外実習を通して、学んだ内容と現場との関連について理解する。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 3名の教員が以下の講義を行う。 1.日本の森林・里山の現状、日本の林業と今後(2回、坂野上) 2.木文化としての建築(4回、小林) 3.木造建築と災害(4回、落合) 4.フィードバック(1回、全教員) 以上の講義に加え上賀茂試験地での1日の野外実習(4回分に相当、5月下旬ー6月中旬頃の週末で調整)を予定します。講義と実習で全15回分とします。 ※上賀茂試験地の往復交通費は自己負担とします(叡山電鉄 出町柳〜京都精華大学 往復)。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点及び課題レポートによる評価。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
プリント配布
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 講義受講後には必ず講義内容について総括して、メモを作成しておく必要がある。講義前には、それ以前に受けた講義に関するこれらのメモに必ず目を通しておくこと。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 文系学生の受講も歓迎する。学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。 | ||||||||||||||||||
ILASセミナー :木文化再生−森林から都市へ
(科目名)
ILAS Seminar :Conservation of Wooden Culture - From Forest to City
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 総合研究3号館4F 453号室 |
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(キーワード) 自然共生システム関連 / 森林・里山・都市 / 木材資源の活用 / 風土と木造建築 / 自然災害と木造建築 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
わが国は優れた森林国でありながら国産木材の利活用は未だに高いとは言えない。一方、都市においても優れた木造文化を持ちながら、その継承が十分になされているとは言えない。このような状況下、木との関わりを私たちは今後どのように再構築していくべきだろうか。本講義では様々な事例を紹介しながら、森林や里山環境の在り方、日本の木材生産と森林の実態、地域に根ざした伝統木造建築(風土建築)の維持継承、都市木造建築の可能性、木造建築と災害などを概観し、日本の木文化再生について考える。
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(到達目標)
わが国の森林とそれを取り巻く現状を体系的に理解する。さらに、木材資源を利用して成立してきた様々な形態の木文化について学び、その再生に向けた方向性を森林、里山、都市、建築、地域コミュニティ、防災など多角的な視点から考察する。また野外実習を通して、学んだ内容と現場との関連について理解する。
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(授業計画と内容)
3名の教員が以下の講義を行う。 1.日本の森林・里山の現状、日本の林業と今後(2回、坂野上) 2.木文化としての建築(4回、小林) 3.木造建築と災害(4回、落合) 4.フィードバック(1回、全教員) 以上の講義に加え上賀茂試験地での1日の野外実習(4回分に相当、5月下旬ー6月中旬頃の週末で調整)を予定します。講義と実習で全15回分とします。 ※上賀茂試験地の往復交通費は自己負担とします(叡山電鉄 出町柳〜京都精華大学 往復)。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点及び課題レポートによる評価。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
プリント配布
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義受講後には必ず講義内容について総括して、メモを作成しておく必要がある。講義前には、それ以前に受けた講義に関するこれらのメモに必ず目を通しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
文系学生の受講も歓迎する。学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :鉱物の世界への誘い〜鉱物好き,大集合!〜
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(英 訳) | ILAS Seminar :Invitation to the Mineral World | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 理学1号館466号室 | ||||||
(キーワード) | 固体地球科学 / 鉱物 / 結晶 / 宝石 / フィールドワーク | ||||||
(授業の概要・目的) | 「鉱物」は地球や惑星を構成する固体物質の基本単位である。同時に、天然に産する無機物質の階層の中で、物性が発露する最小の構成単位でもある。そのため、地球惑星物質科学を研究する上で、最も基本となる研究対象とも言える。その一方で、天然に産する鉱物には、その色の美しさや形の不思議さなど、先述の学問的な重要性とは違った意味の魅力をもって、人を惹き付けるものも少なくない。本ゼミでは、そういった「自然の造形物」としての鉱物の博物学的側面に焦点を当てて、鉱物好きや鉱物に関心のある学生に集まってもらって“鉱物談義”をしながら、鉱物に対する理解を深めてもらうことを目的としている。もちろん、“これから鉱物に興味をもつ(可能性のある)”学生の参加も大歓迎である。 |
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(到達目標) | 鉱物に関する幅広い知識を獲得するとともに、与えられた課題に対して自主的かつ積極的に取り組む姿勢を養う。 |
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(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含め全15回とする(ただし、週末の野外活動も含むので、時間数としては実質は20回分以上となることに留意のこと) 第1週〜第10週 拙著「プロが教える鉱物・宝石のすべてがわかる本」の第1章「鉱物のしくみ」および第2章「鉱物の性質」に則って講述を行なうとともに、実際の鉱物サンプルを用いて各種の実験・実習(結晶学実習、硬度・比重測定など)を行う。また、京都大学総合博物館の地下の鉱物標本収蔵庫へのバックヤードツアーも企画している。 上記に加えて、定時(火曜日5時限目)以外でも、主として週末を利用して、大阪(天満橋)で4月末に開催される「石ふしぎ大発見展(大阪ミネラルショー)」への見学参加、京都市内の鉱物博物館(益富地学会館および高田クリスタルミュージアム)での研修参加、京都市近郊でのフィールドワーク(鉱物観察会など)など、学外での課題活動を積極的に行う。それらの日程は受講者と相談して決定する。 第11週〜第13週 受講者各人と相談しながら個別に課題を与え、与えられた個々の課題に関して、各自にプレゼンをしてもらい、受講者全員で質疑応答を行なう。 第14-15週 全員の課題発表の総括を行ない、総合討論を行なう(フィードバックを含む)。 |
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(履修要件) |
理系・文系はまったく問わない。高校地学の知識は特に必要とはしないが、元素周期表や化学式の意味がわかる程度の化学の基礎知識は必要である。また、履修要件ではないが、週末のフィールドワークのために、時間の融通がつけやすい人が望ましい。
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 課題発表(レポートも含む)と討論への積極的な参加を重視して、出席状況も加味しながら総合的に評価する。詳細は授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
『史上最強カラー図解 プロが教える鉱物・宝石のすべてがわかる本』
(ナツメ社)
ISBN:978-4-8163-5710-7
ただし、適宜プリント等を用意するので必ずしも購入の必要はない。詳細は初回授業時に説明する。
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 当初は特には予習は必要ない。授業中に指示されたことを復習してもらえると十分。 個別の課題発表に際しては、発表者はもちろん周到に準備することが求められるが、それ以外の参加者も各回最低1度は質問できるように事前に下調べをして臨んで欲しい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 学外活動で必要となる費用(交通費や施設入場料など)は自己負担となる(合計3 ,000〜5,000円程度)。また、学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :鉱物の世界への誘い〜鉱物好き,大集合!〜
(科目名)
ILAS Seminar :Invitation to the Mineral World
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 理学1号館466号室 |
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(キーワード) 固体地球科学 / 鉱物 / 結晶 / 宝石 / フィールドワーク | |||||||
(授業の概要・目的)
「鉱物」は地球や惑星を構成する固体物質の基本単位である。同時に、天然に産する無機物質の階層の中で、物性が発露する最小の構成単位でもある。そのため、地球惑星物質科学を研究する上で、最も基本となる研究対象とも言える。その一方で、天然に産する鉱物には、その色の美しさや形の不思議さなど、先述の学問的な重要性とは違った意味の魅力をもって、人を惹き付けるものも少なくない。本ゼミでは、そういった「自然の造形物」としての鉱物の博物学的側面に焦点を当てて、鉱物好きや鉱物に関心のある学生に集まってもらって“鉱物談義”をしながら、鉱物に対する理解を深めてもらうことを目的としている。もちろん、“これから鉱物に興味をもつ(可能性のある)”学生の参加も大歓迎である。
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(到達目標)
鉱物に関する幅広い知識を獲得するとともに、与えられた課題に対して自主的かつ積極的に取り組む姿勢を養う。
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(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含め全15回とする(ただし、週末の野外活動も含むので、時間数としては実質は20回分以上となることに留意のこと) 第1週〜第10週 拙著「プロが教える鉱物・宝石のすべてがわかる本」の第1章「鉱物のしくみ」および第2章「鉱物の性質」に則って講述を行なうとともに、実際の鉱物サンプルを用いて各種の実験・実習(結晶学実習、硬度・比重測定など)を行う。また、京都大学総合博物館の地下の鉱物標本収蔵庫へのバックヤードツアーも企画している。 上記に加えて、定時(火曜日5時限目)以外でも、主として週末を利用して、大阪(天満橋)で4月末に開催される「石ふしぎ大発見展(大阪ミネラルショー)」への見学参加、京都市内の鉱物博物館(益富地学会館および高田クリスタルミュージアム)での研修参加、京都市近郊でのフィールドワーク(鉱物観察会など)など、学外での課題活動を積極的に行う。それらの日程は受講者と相談して決定する。 第11週〜第13週 受講者各人と相談しながら個別に課題を与え、与えられた個々の課題に関して、各自にプレゼンをしてもらい、受講者全員で質疑応答を行なう。 第14-15週 全員の課題発表の総括を行ない、総合討論を行なう(フィードバックを含む)。 |
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(履修要件)
理系・文系はまったく問わない。高校地学の知識は特に必要とはしないが、元素周期表や化学式の意味がわかる程度の化学の基礎知識は必要である。また、履修要件ではないが、週末のフィールドワークのために、時間の融通がつけやすい人が望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
課題発表(レポートも含む)と討論への積極的な参加を重視して、出席状況も加味しながら総合的に評価する。詳細は授業中に説明する。
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(教科書)
『史上最強カラー図解 プロが教える鉱物・宝石のすべてがわかる本』
(ナツメ社)
ISBN:978-4-8163-5710-7
ただし、適宜プリント等を用意するので必ずしも購入の必要はない。詳細は初回授業時に説明する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
当初は特には予習は必要ない。授業中に指示されたことを復習してもらえると十分。
個別の課題発表に際しては、発表者はもちろん周到に準備することが求められるが、それ以外の参加者も各回最低1度は質問できるように事前に下調べをして臨んで欲しい。 |
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(その他(オフィスアワー等))
学外活動で必要となる費用(交通費や施設入場料など)は自己負担となる(合計3
,000〜5,000円程度)。また、学生教育研究災害傷害保険に加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :現代社会と法
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Law and Contemporary Society | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 共北3B | ||||||
(キーワード) | 基礎法学 / 公法学 / 法制度 / 司法 / 社会 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 現代社会は多様な問題の解決を迫られているが、法は、そのような問題の解決手段として呼び出される一方で、しばしばそうした問題を生み出す原因にもなっている。本セミナーでは、現代社会の諸問題に、現代法システムがどのように関わっており、また関わるべきかについて考察する。「社会を通して法を知る」とともに、「法を通して社会を知る」機会となるようにしたい。 | ||||||
(到達目標) | 現代法システムをめぐる諸問題について、基礎的な知識と分析の視点を修得することを目標とする。 | ||||||
(授業計画と内容) | 【第1回】 オリエンテーションの回として、授業の進め方や、授業の準備・報告の方法について説明する。 【第2回−第14回】 各回とも、現代の法システムに関わる問題について、事前に指名された担当者の報告後、全員が参加して議論を行う形式をとる。報告にあたり、文献があらかじめ指定される場合と、報告者の自由に委ねられる場合がある。 取り上げる問題については、できるだけ幅広いものとすることを考えている。「裁判員制度」「死刑制度」「コミュニティと法」「マイノリティと法」「科学技術と法」「表現活動と法」「裁判所の役割」などを予定しているが、受講生の人数や背景的知識、時事的な問題状況などに応じて変更する場合もある。 【第15回】 フィードバック。フィードバック方法については、別途連絡する。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(出席と参加の状況および討論への貢献度:50%、報告担当回のパフォーマンス:50%)により、評価する。 なお、4回以上の欠席は、不合格とするので注意すること。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 各回とも、指定された文献を読んだ上で、授業に臨んで下さい。また、日頃から新聞やニュース番組等を通して、法・政治・社会に関する幅広い問題について知見を拡げるように心掛けて下さい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 文系、理系を問わず、幅広い学部からの参加を歓迎します。また、2回生以上の参加も歓迎します。皆さんの積極的な参加をお待ちしています。 | ||||||
ILASセミナー :現代社会と法
(科目名)
ILAS Seminar :Law and Contemporary Society
(英 訳)
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 共北3B |
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(キーワード) 基礎法学 / 公法学 / 法制度 / 司法 / 社会 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
現代社会は多様な問題の解決を迫られているが、法は、そのような問題の解決手段として呼び出される一方で、しばしばそうした問題を生み出す原因にもなっている。本セミナーでは、現代社会の諸問題に、現代法システムがどのように関わっており、また関わるべきかについて考察する。「社会を通して法を知る」とともに、「法を通して社会を知る」機会となるようにしたい。
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(到達目標)
現代法システムをめぐる諸問題について、基礎的な知識と分析の視点を修得することを目標とする。
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(授業計画と内容)
【第1回】 オリエンテーションの回として、授業の進め方や、授業の準備・報告の方法について説明する。 【第2回−第14回】 各回とも、現代の法システムに関わる問題について、事前に指名された担当者の報告後、全員が参加して議論を行う形式をとる。報告にあたり、文献があらかじめ指定される場合と、報告者の自由に委ねられる場合がある。 取り上げる問題については、できるだけ幅広いものとすることを考えている。「裁判員制度」「死刑制度」「コミュニティと法」「マイノリティと法」「科学技術と法」「表現活動と法」「裁判所の役割」などを予定しているが、受講生の人数や背景的知識、時事的な問題状況などに応じて変更する場合もある。 【第15回】 フィードバック。フィードバック方法については、別途連絡する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(出席と参加の状況および討論への貢献度:50%、報告担当回のパフォーマンス:50%)により、評価する。 なお、4回以上の欠席は、不合格とするので注意すること。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
各回とも、指定された文献を読んだ上で、授業に臨んで下さい。また、日頃から新聞やニュース番組等を通して、法・政治・社会に関する幅広い問題について知見を拡げるように心掛けて下さい。
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(その他(オフィスアワー等))
文系、理系を問わず、幅広い学部からの参加を歓迎します。また、2回生以上の参加も歓迎します。皆さんの積極的な参加をお待ちしています。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :イタリア文学入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Italian Literature | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 文学部校舎六階 村瀬研究室 | ||||||
(キーワード) | ヨーロッパ文学関連 / ダンテ / 『神曲』 / イタリア文学 / 物語 | ||||||
(授業の概要・目的) | 西洋を代表する詩人ダンテ・アリギエーリ(1265-1321)の『神曲』を読みながら、西洋文化とイタリア文学にかんする基礎知識を習得します。 ダンテの『神曲』は後世のヨーロッパの文学・文化に大きな影響を及ぼした作品であり、今日でも世界中で読み継がれ、また盛んに研究が行われています。その魅力は、作品全体の構成から詩行の一言一句にいたるまで、多岐にわたります。詩人その人が地獄・煉獄・天国を巡るという壮大な設定が読者の興味をかきたてると同時に、実際にその場を見てきたかのような細部のリアルな描写が読む者の心をとらえます。 授業では、この作品(日本語訳)の「地獄篇」を中心に、重要なトピックを紹介しながら作品を読んでいきます。 毎回簡単なテーマを提示して、出席者に調査・発表をしてもらう予定です。この作業を通して西洋文化とイタリア文学についての基礎的な素養を身につけることが授業の目的となります。なお、この授業に参加するにあたってイタリア語の知識は必要ありません(興味のある方は、ぜひ初修外国語のイタリア語初級を受講ください)。 |
||||||
(到達目標) | ・西洋文化の基礎知識を身につける。 ・ダンテ『神曲』について理解を深める。 ・課題の調査と発表を通して、資料の収集、提示の仕方を体得する。 ・アカデミックなレポートの形式(註・参考文献、引用の仕方など)になれる。 ・イタリア語とイタリア詩について基礎的な知識を得る。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション(授業の進め方などを説明) 第2回〜14回 以下のテーマについて調査・発表・検討・説明を行う。 ・西洋文化の二つの源泉(ギリシア・ローマ神話と『聖書』) ・西洋における詩・文学の目的 ・ダンテの伝記情報と同時代のフィレンツェの状況 ・『神曲』の構成について ・『神曲』のイタリア語原文と詩形について ・詩形は何の役に立つ? ・アレゴリーについて ・登場人物について ・ダンテの技法①比喩について ・ダンテの技法②登場人物の対話について ・ダンテの技法③語り口について ・『神曲』のリアリズム ・『神曲』(La divina commedia)というタイトルについて 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点とレポートで評価する。内訳は授業への積極的な参加(30点)、課題の発表(40点)、レポート(30点) | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
『神曲』「地獄篇」の翻訳を各自で用意しましょう。和訳は数種類刊行されていますが、とりあえずは自分の気に入ったものでかまいません。適宜、プリント資料を配布します。
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(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | ・授業で取り上げるトピックについて、発表予定者はもちろんそれ以外の参加者も積極的に下調べをしましょう。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :イタリア文学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Italian Literature
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 文学部校舎六階 村瀬研究室 |
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(キーワード) ヨーロッパ文学関連 / ダンテ / 『神曲』 / イタリア文学 / 物語 | |||||||
(授業の概要・目的)
西洋を代表する詩人ダンテ・アリギエーリ(1265-1321)の『神曲』を読みながら、西洋文化とイタリア文学にかんする基礎知識を習得します。
ダンテの『神曲』は後世のヨーロッパの文学・文化に大きな影響を及ぼした作品であり、今日でも世界中で読み継がれ、また盛んに研究が行われています。その魅力は、作品全体の構成から詩行の一言一句にいたるまで、多岐にわたります。詩人その人が地獄・煉獄・天国を巡るという壮大な設定が読者の興味をかきたてると同時に、実際にその場を見てきたかのような細部のリアルな描写が読む者の心をとらえます。 授業では、この作品(日本語訳)の「地獄篇」を中心に、重要なトピックを紹介しながら作品を読んでいきます。 毎回簡単なテーマを提示して、出席者に調査・発表をしてもらう予定です。この作業を通して西洋文化とイタリア文学についての基礎的な素養を身につけることが授業の目的となります。なお、この授業に参加するにあたってイタリア語の知識は必要ありません(興味のある方は、ぜひ初修外国語のイタリア語初級を受講ください)。 |
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(到達目標)
・西洋文化の基礎知識を身につける。
・ダンテ『神曲』について理解を深める。 ・課題の調査と発表を通して、資料の収集、提示の仕方を体得する。 ・アカデミックなレポートの形式(註・参考文献、引用の仕方など)になれる。 ・イタリア語とイタリア詩について基礎的な知識を得る。 |
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション(授業の進め方などを説明) 第2回〜14回 以下のテーマについて調査・発表・検討・説明を行う。 ・西洋文化の二つの源泉(ギリシア・ローマ神話と『聖書』) ・西洋における詩・文学の目的 ・ダンテの伝記情報と同時代のフィレンツェの状況 ・『神曲』の構成について ・『神曲』のイタリア語原文と詩形について ・詩形は何の役に立つ? ・アレゴリーについて ・登場人物について ・ダンテの技法①比喩について ・ダンテの技法②登場人物の対話について ・ダンテの技法③語り口について ・『神曲』のリアリズム ・『神曲』(La divina commedia)というタイトルについて 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点とレポートで評価する。内訳は授業への積極的な参加(30点)、課題の発表(40点)、レポート(30点)
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(教科書)
授業中に指示する
『神曲』「地獄篇」の翻訳を各自で用意しましょう。和訳は数種類刊行されていますが、とりあえずは自分の気に入ったものでかまいません。適宜、プリント資料を配布します。
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
・授業で取り上げるトピックについて、発表予定者はもちろんそれ以外の参加者も積極的に下調べをしましょう。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :映画で読み解くアジア
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(英 訳) | ILAS Seminar :Asian Area Studies through Film | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 稲盛財団記念館2階213教室 | ||||||||||||
(キーワード) | 地域研究関連 / 映画 / 東南アジア / 映像リテラシー / 多文化共生 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 劇映画には虚構や誇張の要素が含まれているが、そうであるからこそ、現実社会では正面から声を上げにくい問題を取り上げたり、今は起こっていないけれど将来起こりうる問題を取り上げたりすることができる。ただし、上映して収入を得なければならないため、劇映画ではそれらの問題は恋愛劇や勧善懲悪の物語に形を変えて描かれることが多い。そのため、映画を通じて世界のことを知るには、舞台である地域社会についての背景知識や、映画を「読む」力が必要となる。この授業は、アジア諸国の長編・短編映画の鑑賞を通じて、アジア諸国の社会や文化に対する理解を深めるとともに、映画から社会の課題を読み解く力を身につけることを目的とする。 | ||||||||||||
(到達目標) | 現在のアジア諸国が抱えている課題が映画にどのように表現されているかを読み解く。また、文献などからアジア諸国が抱えている課題を調査する基本的な方法を身につけ、文献から得られた理解と映画を通じて読み解いた理解を比較検討する視角を身につける。さらに、一般的な字幕翻訳の方法を理解したうえで、短編を英語から日本語に字幕翻訳することで、字幕翻訳の基礎を身につける。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 映画を通じたアジア社会の読み解き方に関する講義とグループ学習の組み合わせにより授業を行う。 東南アジア映画を中心に、いくつかの例を挙げながら映画の読み解き方を講義する。参加者は、初回のガイダンスでグループを作り、グループごとに選んだ映画について討論を行い、その映画を通じて社会や文化について読み解いた内容を発表する。 1.ガイダンス(授業の進め方/グループ分け/課題選択) 2.講義 映画の読み解き 3.発表と討論(1) 字幕① 4.発表と討論(2) 字幕② 5.作品鑑賞 6.発表と討論(3) 小説の読み解き 7.発表と討論(4) 長編(共通課題作品) 8.発表と討論(5) 長編(自由課題作品) 9.発表と討論(6) 長編(グループ課題作品①) 10.発表と討論(7) 長編(グループ課題作品②) 11.発表と討論(8) 長編(個人課題作品) 12.発表と討論(9) 中編 13.課題発表(1) 中間発表 14.課題発表(2) 最終発表 15.フィードバック 参加人数や参加者の関心や理解度に応じて変更する場合がある。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 発表(50%)と参加状況(50%)により評価するが、ゼミの中での積極的な姿勢も考慮に入れる。 | ||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
初回の授業で配布する。
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 受講生にはほぼ毎回発表を行ってもらうため、授業時間外に発表準備をすることが求められる。主な発表は次のとおり。 (1)長編5作品の読み解きをグループごとまたは個人で発表(5回) (2)短編小説の読み解きをグループごとに発表(1回) (3)短編(3分程度)の日本語字幕をグループごとに作成して発表(2回) (4)短編作品(3分程度)の内容と背景をグループごとに発表(2回) |
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(その他(オフィスアワー等)) | 初回の授業でグループ分けを行うので、初回の授業には必ず出席すること。やむを得ない事情で初回の授業を欠席する場合は、事前に担当教員に連絡すること。 |
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ILASセミナー :映画で読み解くアジア
(科目名)
ILAS Seminar :Asian Area Studies through Film
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 稲盛財団記念館2階213教室 |
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(キーワード) 地域研究関連 / 映画 / 東南アジア / 映像リテラシー / 多文化共生 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
劇映画には虚構や誇張の要素が含まれているが、そうであるからこそ、現実社会では正面から声を上げにくい問題を取り上げたり、今は起こっていないけれど将来起こりうる問題を取り上げたりすることができる。ただし、上映して収入を得なければならないため、劇映画ではそれらの問題は恋愛劇や勧善懲悪の物語に形を変えて描かれることが多い。そのため、映画を通じて世界のことを知るには、舞台である地域社会についての背景知識や、映画を「読む」力が必要となる。この授業は、アジア諸国の長編・短編映画の鑑賞を通じて、アジア諸国の社会や文化に対する理解を深めるとともに、映画から社会の課題を読み解く力を身につけることを目的とする。
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(到達目標)
現在のアジア諸国が抱えている課題が映画にどのように表現されているかを読み解く。また、文献などからアジア諸国が抱えている課題を調査する基本的な方法を身につけ、文献から得られた理解と映画を通じて読み解いた理解を比較検討する視角を身につける。さらに、一般的な字幕翻訳の方法を理解したうえで、短編を英語から日本語に字幕翻訳することで、字幕翻訳の基礎を身につける。
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(授業計画と内容)
映画を通じたアジア社会の読み解き方に関する講義とグループ学習の組み合わせにより授業を行う。 東南アジア映画を中心に、いくつかの例を挙げながら映画の読み解き方を講義する。参加者は、初回のガイダンスでグループを作り、グループごとに選んだ映画について討論を行い、その映画を通じて社会や文化について読み解いた内容を発表する。 1.ガイダンス(授業の進め方/グループ分け/課題選択) 2.講義 映画の読み解き 3.発表と討論(1) 字幕① 4.発表と討論(2) 字幕② 5.作品鑑賞 6.発表と討論(3) 小説の読み解き 7.発表と討論(4) 長編(共通課題作品) 8.発表と討論(5) 長編(自由課題作品) 9.発表と討論(6) 長編(グループ課題作品①) 10.発表と討論(7) 長編(グループ課題作品②) 11.発表と討論(8) 長編(個人課題作品) 12.発表と討論(9) 中編 13.課題発表(1) 中間発表 14.課題発表(2) 最終発表 15.フィードバック 参加人数や参加者の関心や理解度に応じて変更する場合がある。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
発表(50%)と参加状況(50%)により評価するが、ゼミの中での積極的な姿勢も考慮に入れる。
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(教科書)
授業中に指示する
初回の授業で配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講生にはほぼ毎回発表を行ってもらうため、授業時間外に発表準備をすることが求められる。主な発表は次のとおり。
(1)長編5作品の読み解きをグループごとまたは個人で発表(5回) (2)短編小説の読み解きをグループごとに発表(1回) (3)短編(3分程度)の日本語字幕をグループごとに作成して発表(2回) (4)短編作品(3分程度)の内容と背景をグループごとに発表(2回) |
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(その他(オフィスアワー等))
初回の授業でグループ分けを行うので、初回の授業には必ず出席すること。やむを得ない事情で初回の授業を欠席する場合は、事前に担当教員に連絡すること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ヨーロッパ近現代史入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Studies in Modern and Contemporary European History | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||
(キーワード) | ヨーロッパ史およびアメリカ史関連 / 近代史 / 現代史 / ウクライナ | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 本演習では、ヨーロッパ近現代史に関する文献の精読と、それを踏まえた研究発表を行う。 今年度のテキストは、黛秋津編『講義 ウクライナの歴史』山川出版社、2023年とする。2022年2月以降に新たな展開をみせているロシアとウクライナの戦争をきっかけに、ウクライナの歴史について論じる良質な文献が増えており、当該テキストもその一つである。中世の時代からはじまり、現代史にまで至る幅広い射程を持つと同時に、執筆者それぞれの専門性が生かされている。本書を通読することによって、受講者は、歴史に関する知識を深められると同時に、ナショナリズムや民族といった複雑な概念に関する理解もえられるであろう。 演習の進め方としては、毎週一章ずつ読み進め、担当者はレジュメを作成し、それを基に出席者で議論する。 本書を読み終わった後は、各自でテキストに関連するテーマを決め、発展的な研究発表を行う。そのためにテキストを読みつつ、自発的に図書館で調べものをし、最終的には発表にまとめることも同時に取り組むことになる。 |
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(到達目標) | 西洋近現代史に関する文献の精読と討論を通じて、研究に必要な知識や方法論の基礎を身につけ、また自らの考えを言語化できるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 2.第一講「概論ウクライナの歴史」(黛秋津)を読む 3.第二講「キエフ・ルーシ」(三浦清美)を読む 4.第三講「リトアニア・ポーランド支配の時代」(小山哲)を読む 5.第四講「帝国支配の時代」(青島陽子)を読む 6.第五講「ウクライナ・ナショナリズムと帝国の崩壊」(村田優樹)を読む 7.第六講「ウクライナにおけるユダヤ人の歴史」(鶴見太郎)を読む 8.第七講「ソ連時代のウクライナ」(池田嘉郎)を読む 9.第八講「ウクライナとロシアの歴史認識問題」(浜由樹子)を読む 10.第九講「ウクライナの正教会と分裂の歴史」(高橋沙奈美)を読む 11.第一〇講「ウクライナの国家建設の挫折」(松里公孝)を読む 12.第一一講「ロシア・ウクライナ戦争と歴史的観点」(山脇博史)を読む 13.研究発表① 14.研究発表②および総括 15.フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 報告の内容、演習中の発言をもとに、平常点で評価する。詳細は初回授業で説明する。 | ||||||
(教科書) |
『講義 ウクライナの歴史』
(山川出版社, 2023)
ISBN:9784634152359
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(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回、テキストの決められた範囲を読み、出席することが前提となる。報告担当者は、レジュメを作成し、それに基づいて報告を行う。他の出席者からの質問に答えられるように、分からないところも調べてくることも求められる。 また、テキストを読み終わった後の研究発表のために図書館で調べものをしたりすることも必要となる。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :ヨーロッパ近現代史入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Studies in Modern and Contemporary European History
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 6(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(キーワード) ヨーロッパ史およびアメリカ史関連 / 近代史 / 現代史 / ウクライナ | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
本演習では、ヨーロッパ近現代史に関する文献の精読と、それを踏まえた研究発表を行う。
今年度のテキストは、黛秋津編『講義 ウクライナの歴史』山川出版社、2023年とする。2022年2月以降に新たな展開をみせているロシアとウクライナの戦争をきっかけに、ウクライナの歴史について論じる良質な文献が増えており、当該テキストもその一つである。中世の時代からはじまり、現代史にまで至る幅広い射程を持つと同時に、執筆者それぞれの専門性が生かされている。本書を通読することによって、受講者は、歴史に関する知識を深められると同時に、ナショナリズムや民族といった複雑な概念に関する理解もえられるであろう。 演習の進め方としては、毎週一章ずつ読み進め、担当者はレジュメを作成し、それを基に出席者で議論する。 本書を読み終わった後は、各自でテキストに関連するテーマを決め、発展的な研究発表を行う。そのためにテキストを読みつつ、自発的に図書館で調べものをし、最終的には発表にまとめることも同時に取り組むことになる。 |
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(到達目標)
西洋近現代史に関する文献の精読と討論を通じて、研究に必要な知識や方法論の基礎を身につけ、また自らの考えを言語化できるようになる。
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(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含めて全15回とする。 1.イントロダクション 2.第一講「概論ウクライナの歴史」(黛秋津)を読む 3.第二講「キエフ・ルーシ」(三浦清美)を読む 4.第三講「リトアニア・ポーランド支配の時代」(小山哲)を読む 5.第四講「帝国支配の時代」(青島陽子)を読む 6.第五講「ウクライナ・ナショナリズムと帝国の崩壊」(村田優樹)を読む 7.第六講「ウクライナにおけるユダヤ人の歴史」(鶴見太郎)を読む 8.第七講「ソ連時代のウクライナ」(池田嘉郎)を読む 9.第八講「ウクライナとロシアの歴史認識問題」(浜由樹子)を読む 10.第九講「ウクライナの正教会と分裂の歴史」(高橋沙奈美)を読む 11.第一〇講「ウクライナの国家建設の挫折」(松里公孝)を読む 12.第一一講「ロシア・ウクライナ戦争と歴史的観点」(山脇博史)を読む 13.研究発表① 14.研究発表②および総括 15.フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
報告の内容、演習中の発言をもとに、平常点で評価する。詳細は初回授業で説明する。
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(教科書)
『講義 ウクライナの歴史』
(山川出版社, 2023)
ISBN:9784634152359
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回、テキストの決められた範囲を読み、出席することが前提となる。報告担当者は、レジュメを作成し、それに基づいて報告を行う。他の出席者からの質問に答えられるように、分からないところも調べてくることも求められる。
また、テキストを読み終わった後の研究発表のために図書館で調べものをしたりすることも必要となる。 |
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :理工系アートのススメ
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(英 訳) | ILAS Seminar :Art & Science, Technology | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 坂記念館 | ||||||
(キーワード) | 映像 / 芸術 / デジタル / ハイスピードカメラ / メディアアート | ||||||
(授業の概要・目的) | このゼミでは、感情、無意識、ノンバーバルな情報を扱ったをアート&テクノロジー領域をテーマに、研究、作品制作を行います。 さらに、未来のコンピュータに不可欠なコミュニケーション能力である定量化できなかった個人の感情・意識・民族性・物語性といった人々に内属する文化を表現し、精神に触れるインターフェースを研究します。 芸術には、固有のまたは共通の形式があります。人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えて きたものをモデル化し、先端技術を用いたインタラクティブな表現、文化体験をする方法を、「カルチュラル・コンピューティング」と定義します。 特に日本文化のコンピューティングに注目し、ほとんどコンピューティングの対象となって来なかった 1.日本の移ろいやすい気象・自然風土「もののあわれ」などの無常思想、「わび、さび」などの美意識 2.日本文化とアジア文化との関係性 3.神仏習合を根底とした文化構造 4.和歌、俳譜や能などの日本語独特の特性 5.日本的意匠(紋、織、色、型、能、歌舞伎)を研究します。 |
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(到達目標) | アートが好きだけれども創作が苦手な工学系の学生が自信を持って、アート制作ができるようになること。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 以下のような課題について、授業で研究、実習をする予定である。 1)アート思考の発見 ー着想と発案 2)作って考える ープロトタイプ制作の力 3) 初心にかえる ー経験をアート化する 4) メッセージを広げる ー物語の重要性 5) アート思考と社会との関係性 ー社会における新しい価値創造 6) アート・アクティヴィズム ーグローバルな可能性を秘めたソリューション 7) アート思考で新しい価値を設計する |
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(履修要件) |
アートや映像に興味があること、コンピュータを使って作品を作成することに関心があること、emailを送受信できる環境を持ち、自分のコンピュータを持っていること。
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 作品課題、平常点、レポート。試験はしない。詳しくは授業中に指示する。 | ||||||
(教科書) |
『TOSA RIMPA』
(淡交社)
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | http://tosa.dpri.kyoto-u.ac.jp/ | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習は、教科書の指定ページ、また事前の授業で指定した参考資料を読んでおく(30分) 復習は、授業中に指定した作品制作を行う。(1時間) |
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(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー 授業終了後 18時ー19時 tosa.naoko.5c@kyoto-u.ac.jpへ連絡をしてアポイントメントを取ること | ||||||
ILASセミナー :理工系アートのススメ
(科目名)
ILAS Seminar :Art & Science, Technology
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 坂記念館 |
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(キーワード) 映像 / 芸術 / デジタル / ハイスピードカメラ / メディアアート | |||||||
(授業の概要・目的)
このゼミでは、感情、無意識、ノンバーバルな情報を扱ったをアート&テクノロジー領域をテーマに、研究、作品制作を行います。
さらに、未来のコンピュータに不可欠なコミュニケーション能力である定量化できなかった個人の感情・意識・民族性・物語性といった人々に内属する文化を表現し、精神に触れるインターフェースを研究します。 芸術には、固有のまたは共通の形式があります。人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えて きたものをモデル化し、先端技術を用いたインタラクティブな表現、文化体験をする方法を、「カルチュラル・コンピューティング」と定義します。 特に日本文化のコンピューティングに注目し、ほとんどコンピューティングの対象となって来なかった 1.日本の移ろいやすい気象・自然風土「もののあわれ」などの無常思想、「わび、さび」などの美意識 2.日本文化とアジア文化との関係性 3.神仏習合を根底とした文化構造 4.和歌、俳譜や能などの日本語独特の特性 5.日本的意匠(紋、織、色、型、能、歌舞伎)を研究します。 |
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(到達目標)
アートが好きだけれども創作が苦手な工学系の学生が自信を持って、アート制作ができるようになること。
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(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 以下のような課題について、授業で研究、実習をする予定である。 1)アート思考の発見 ー着想と発案 2)作って考える ープロトタイプ制作の力 3) 初心にかえる ー経験をアート化する 4) メッセージを広げる ー物語の重要性 5) アート思考と社会との関係性 ー社会における新しい価値創造 6) アート・アクティヴィズム ーグローバルな可能性を秘めたソリューション 7) アート思考で新しい価値を設計する |
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(履修要件)
アートや映像に興味があること、コンピュータを使って作品を作成することに関心があること、emailを送受信できる環境を持ち、自分のコンピュータを持っていること。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
作品課題、平常点、レポート。試験はしない。詳しくは授業中に指示する。
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(教科書)
『TOSA RIMPA』
(淡交社)
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習は、教科書の指定ページ、また事前の授業で指定した参考資料を読んでおく(30分)
復習は、授業中に指定した作品制作を行う。(1時間) |
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー 授業終了後 18時ー19時 tosa.naoko.5c@kyoto-u.ac.jpへ連絡をしてアポイントメントを取ること
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :フィールドワーク入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction of Fieldwork | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 文学部校舎地理学実習室 | ||||||
(キーワード) | 人文地理学 / 文化人類学 / フィールドワーク / 質的調査 | ||||||
(授業の概要・目的) | 質的調査を中心とするフィールドワークの基本的な方法論や倫理的な問題について学ぶ。講義・議論に加え、実際にインタビューの練習をしたり、キャンパス近辺でフィールドワークを行なったりする。 | ||||||
(到達目標) | 授業での実践や議論を通じてフィールドワークの基本的な方法を習得する。 フィールドワークに関わる倫理的な問題について主体的に意見を述べることができるようになる。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 オリエンテーション・自己紹介 第2回 質的調査とは何か 第3回 調査倫理とハラスメント 第4回 フィールドワークとフィールドノーツ 第5回 エスノグラフィーとポジショナリティ 第6回 インタビュー(講義1) 第7回 インタビュー(講義2) 第8回 インタビュー(実践) 第9回 参与観察とは何か 第10回 調査計画の発表 第11回 フィールドワーク(実施場所:各自が選定した場所で行う。交通費がかかる場合は各自で負担) 第12回 フィールドワークの成果発表1 第13回 フィールドワークの成果発表2 第14回 フィールドワークの成果発表3 第15回 まとめとフィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 5回以上理由なく欠席した場合は単位を認めない。 平常点(出席と参加状況)50%、フィールドワーク成果発表(小レポート)50% |
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(教科書) |
授業ごとに資料を配布する。
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | フィールドワークの実践ができるように授業内容を復習すること。 成果発表ではフィールドノーツをもとに小レポートを作成する。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー:木2限。ほかの面談が入る可能性があるため、必ず事前にメールなどでコンタクトすること。 その他:学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。 |
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ILASセミナー :フィールドワーク入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction of Fieldwork
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 文学部校舎地理学実習室 |
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(キーワード) 人文地理学 / 文化人類学 / フィールドワーク / 質的調査 | |||||||
(授業の概要・目的)
質的調査を中心とするフィールドワークの基本的な方法論や倫理的な問題について学ぶ。講義・議論に加え、実際にインタビューの練習をしたり、キャンパス近辺でフィールドワークを行なったりする。
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(到達目標)
授業での実践や議論を通じてフィールドワークの基本的な方法を習得する。
フィールドワークに関わる倫理的な問題について主体的に意見を述べることができるようになる。 |
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(授業計画と内容)
第1回 オリエンテーション・自己紹介 第2回 質的調査とは何か 第3回 調査倫理とハラスメント 第4回 フィールドワークとフィールドノーツ 第5回 エスノグラフィーとポジショナリティ 第6回 インタビュー(講義1) 第7回 インタビュー(講義2) 第8回 インタビュー(実践) 第9回 参与観察とは何か 第10回 調査計画の発表 第11回 フィールドワーク(実施場所:各自が選定した場所で行う。交通費がかかる場合は各自で負担) 第12回 フィールドワークの成果発表1 第13回 フィールドワークの成果発表2 第14回 フィールドワークの成果発表3 第15回 まとめとフィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
5回以上理由なく欠席した場合は単位を認めない。
平常点(出席と参加状況)50%、フィールドワーク成果発表(小レポート)50% |
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(教科書)
授業ごとに資料を配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
フィールドワークの実践ができるように授業内容を復習すること。
成果発表ではフィールドノーツをもとに小レポートを作成する。 |
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー:木2限。ほかの面談が入る可能性があるため、必ず事前にメールなどでコンタクトすること。
その他:学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。 |
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