


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :西洋史学の事例を通じて学ぶ歴史的思考法
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Historical thinking through case studies of historiography on the West | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
||||||
(教室) | 文系校舎3階305金澤研究室 | ||||||
(キーワード) | ヨーロッパ史およびアメリカ史関連 / 歴史学 / 論点 | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業では、西洋史学の入門をおこなう。 西洋史学は、現在の欧米とその影響圏をおおよその空間的範囲とし、時間的には古代から現代までを扱う、たいへん広大な分野である。高等学校で学習した「世界史」のなかの西洋史の部分は、もちろん大学で西洋史「学」を始める上で大切な出発点となる。とはいえ、大学で実践されている西洋史学は、高校世界史の延長のような多様な史実のさらなる吸収と並び、学界で論争を呼んでいる重要な歴史的出来事や人物、概念をめぐる、相反するさまざまな諸解釈に対する深い理解を求めている。そこで、この授業では西洋史学上の主要な論点に触れ、ときに文献調査を踏まえ、自ら議論に加わる経験をしてもらう。高校までの学習とはまったく異なる学問の世界が開けてくるであろう。 |
||||||
(到達目標) | 大学で歴史学を研究する上で必要な考え方を身につける。 |
||||||
(授業計画と内容) | 基本的に以下のプランに従って授業を進める。ただし、受講生の興味関心や要望によって、順序や内容を変えることがある。 第1回 西洋史学という学問とは何か 第2回〜第4回 古代・中世の論点 第5回〜第7回 中世・近世の論点 第8回〜第10回 近代の論点 第11回〜第13回 現代の論点 第14回 総括討論 第15回 試験 第16回 フィードバック(方法は別途連絡する) 授業では、担当者を決めて各論点を調査・討論する。したがって、1週目は概要を皆で議論し関連する文献を調査し、2週目と3週目は報告と討論というサイクルを基本としながら、各論点の様相と意義を学んでいく。 |
||||||
(履修要件) |
次の3点をすべて満たすことを要件とする。
(1)高等学校等で世界史を履修していること (そうでない場合は、並行して勉強する気があること) (2)西洋世界の歴史に多少とも関心があること (3)参加者と積極的に議論を交わす気持ちがあること |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価:調査・発表(30点)、討論への参加(50点)、試験(20点) | ||||||
(教科書) |
『論点・西洋史学』
(ミネルヴァ書房、2020年)
ISBN:9784623087792
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 第1回の授業で教科書の使い方を解説するので、それを読んで予習・復習を行なう。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :西洋史学の事例を通じて学ぶ歴史的思考法
(科目名)
ILAS Seminar :Historical thinking through case studies of historiography on the West
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 文系校舎3階305金澤研究室 |
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(キーワード) ヨーロッパ史およびアメリカ史関連 / 歴史学 / 論点 | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業では、西洋史学の入門をおこなう。
西洋史学は、現在の欧米とその影響圏をおおよその空間的範囲とし、時間的には古代から現代までを扱う、たいへん広大な分野である。高等学校で学習した「世界史」のなかの西洋史の部分は、もちろん大学で西洋史「学」を始める上で大切な出発点となる。とはいえ、大学で実践されている西洋史学は、高校世界史の延長のような多様な史実のさらなる吸収と並び、学界で論争を呼んでいる重要な歴史的出来事や人物、概念をめぐる、相反するさまざまな諸解釈に対する深い理解を求めている。そこで、この授業では西洋史学上の主要な論点に触れ、ときに文献調査を踏まえ、自ら議論に加わる経験をしてもらう。高校までの学習とはまったく異なる学問の世界が開けてくるであろう。 |
|||||||
(到達目標)
大学で歴史学を研究する上で必要な考え方を身につける。
|
|||||||
(授業計画と内容)
基本的に以下のプランに従って授業を進める。ただし、受講生の興味関心や要望によって、順序や内容を変えることがある。 第1回 西洋史学という学問とは何か 第2回〜第4回 古代・中世の論点 第5回〜第7回 中世・近世の論点 第8回〜第10回 近代の論点 第11回〜第13回 現代の論点 第14回 総括討論 第15回 試験 第16回 フィードバック(方法は別途連絡する) 授業では、担当者を決めて各論点を調査・討論する。したがって、1週目は概要を皆で議論し関連する文献を調査し、2週目と3週目は報告と討論というサイクルを基本としながら、各論点の様相と意義を学んでいく。 |
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(履修要件)
次の3点をすべて満たすことを要件とする。
(1)高等学校等で世界史を履修していること (そうでない場合は、並行して勉強する気があること) (2)西洋世界の歴史に多少とも関心があること (3)参加者と積極的に議論を交わす気持ちがあること |
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価:調査・発表(30点)、討論への参加(50点)、試験(20点)
|
|||||||
(教科書)
『論点・西洋史学』
(ミネルヴァ書房、2020年)
ISBN:9784623087792
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
第1回の授業で教科書の使い方を解説するので、それを読んで予習・復習を行なう。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :研究思考による課題解決
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Problem solving through research mind | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
||||||
(教室) | 農学部総合館(W414) | ||||||
(キーワード) | 認知科学関連 / コミュニケーション / 問題分析 / 創造的思考 / 行動力 | ||||||
(授業の概要・目的) | 研究とは、世の中にまだ答えがない課題を解くことです。自然科学研究に用いる思考法は、様々な課題解決に活用できます。そこで本セミナーでは、講義と演習を通して研究思考の訓練を行い、まだ答えがない課題を解いていく練習を行います。 自然科学研究では、問題を分析して課題を抽出し、様々なアイデアを出して、結果が出るまで試行錯誤を繰り返します。そして、自分一人で解決できない時に、他者の協力を引き出すためにコミュニケーションを取り、皆のエフォートを目標に向けてまとめていくリーダーシップを発揮して、「世界初」を目指します。 この「コミュニケーション、問題分析、創造的思考、行動力、リーダーシップ」という5つのスキルは、自然科学研究にとどまらず、どの分野にも適応可能です。今後の学生生活や卒後の社会生活全般において活用できるこれらのスキル・概念を、受講生に修得してもらうことを目的としています。 そこで本セミナーでは、これらの5つのスキルについて、講義と演習を通して学びます(実験は行いません)。自分が解消したい課題や身近な困りごとなど、各自が主体的に設定するテーマに対して、各回で学んだスキルを適用して練習してもらいます。問いのない答えを解くために、自然科学研究の思考法を活用したいは、理系・文系を問わず歓迎します。 |
||||||
(到達目標) | 研究思考に必要な各スキルの概要を理解する。 課題を主体的に解決するために必要な考え方を養う。 様々な課題に対して、あらゆる角度から考察し、建設的に議論できるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | テーマA〜Dは、初回は情報提供、2・3回目は学生発表に基づくディスカッションを行います。最後のテーマEは、情報提供のみとします。 最終回は、全体の総括としてフリーディスカッションを行います。 (A)コミュニケーション【3回】 伝え方(聞き手の意識、分かるとは、分かってもらうための準備) 聞き方(聞き方の意義と種類、尋ね方) (B)分析法【3回】 問題解決の過程(課題発見、情報の収集と吟味、分析、仮説構築) (C)創造性【3回】 創造のプロセス、必要な要素、セレンディピティ (D)行動力【3回】 モチベーションの種類、目標設定、始める準備、やり抜くコツと捉え方 (E)リーダーシップ【1回】 模範的リーダーシップ5つのポイント、リーダーへと成長するためのステップ (F)総括【1回】 A〜Eのセッションで出てきた課題に対するフリーディスカッション (G)フィードバック【1回】 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席したうえでのディスカッションへの積極的な参加(60点)およびプレゼン内容(各10点x4回=40点)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
教科書は指定しない。
各テーマの初回に配布するプリントを資料として、セミナーを進める。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
各テーマの講義の際に、参考文献の情報を適宜提供する予定です。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 各テーマの講義前の予習は不要です。各テーマの情報提供の後に、他の人たちとのディスカッションの題材となる発表を準備してもらいます。 また、学んだことを身につけるために、自主的な復習を「自学自習」の一環として推奨します。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーは適宜とする(担当教員のスケジュールが流動的なため) 連絡方法は、メールを想定しています。 提供された情報を、各自が興味がある題材に対して用いて、発表・質疑をたくさん行うゼミです。他の参加者の発表内容に対しても、積極的にディスカッションする意欲のある人を歓迎します。 発表は、PowerPointを準備してもらいます。 |
||||||
ILASセミナー :研究思考による課題解決
(科目名)
ILAS Seminar :Problem solving through research mind
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 農学部総合館(W414) |
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(キーワード) 認知科学関連 / コミュニケーション / 問題分析 / 創造的思考 / 行動力 | |||||||
(授業の概要・目的)
研究とは、世の中にまだ答えがない課題を解くことです。自然科学研究に用いる思考法は、様々な課題解決に活用できます。そこで本セミナーでは、講義と演習を通して研究思考の訓練を行い、まだ答えがない課題を解いていく練習を行います。
自然科学研究では、問題を分析して課題を抽出し、様々なアイデアを出して、結果が出るまで試行錯誤を繰り返します。そして、自分一人で解決できない時に、他者の協力を引き出すためにコミュニケーションを取り、皆のエフォートを目標に向けてまとめていくリーダーシップを発揮して、「世界初」を目指します。 この「コミュニケーション、問題分析、創造的思考、行動力、リーダーシップ」という5つのスキルは、自然科学研究にとどまらず、どの分野にも適応可能です。今後の学生生活や卒後の社会生活全般において活用できるこれらのスキル・概念を、受講生に修得してもらうことを目的としています。 そこで本セミナーでは、これらの5つのスキルについて、講義と演習を通して学びます(実験は行いません)。自分が解消したい課題や身近な困りごとなど、各自が主体的に設定するテーマに対して、各回で学んだスキルを適用して練習してもらいます。問いのない答えを解くために、自然科学研究の思考法を活用したいは、理系・文系を問わず歓迎します。 |
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(到達目標)
研究思考に必要な各スキルの概要を理解する。
課題を主体的に解決するために必要な考え方を養う。 様々な課題に対して、あらゆる角度から考察し、建設的に議論できるようになる。 |
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(授業計画と内容)
テーマA〜Dは、初回は情報提供、2・3回目は学生発表に基づくディスカッションを行います。最後のテーマEは、情報提供のみとします。 最終回は、全体の総括としてフリーディスカッションを行います。 (A)コミュニケーション【3回】 伝え方(聞き手の意識、分かるとは、分かってもらうための準備) 聞き方(聞き方の意義と種類、尋ね方) (B)分析法【3回】 問題解決の過程(課題発見、情報の収集と吟味、分析、仮説構築) (C)創造性【3回】 創造のプロセス、必要な要素、セレンディピティ (D)行動力【3回】 モチベーションの種類、目標設定、始める準備、やり抜くコツと捉え方 (E)リーダーシップ【1回】 模範的リーダーシップ5つのポイント、リーダーへと成長するためのステップ (F)総括【1回】 A〜Eのセッションで出てきた課題に対するフリーディスカッション (G)フィードバック【1回】 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席したうえでのディスカッションへの積極的な参加(60点)およびプレゼン内容(各10点x4回=40点)により評価する。
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(教科書)
教科書は指定しない。
各テーマの初回に配布するプリントを資料として、セミナーを進める。
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(参考書等)
授業中に紹介する
各テーマの講義の際に、参考文献の情報を適宜提供する予定です。
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(授業外学習(予習・復習)等)
各テーマの講義前の予習は不要です。各テーマの情報提供の後に、他の人たちとのディスカッションの題材となる発表を準備してもらいます。
また、学んだことを身につけるために、自主的な復習を「自学自習」の一環として推奨します。 |
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーは適宜とする(担当教員のスケジュールが流動的なため)
連絡方法は、メールを想定しています。 提供された情報を、各自が興味がある題材に対して用いて、発表・質疑をたくさん行うゼミです。他の参加者の発表内容に対しても、積極的にディスカッションする意欲のある人を歓迎します。 発表は、PowerPointを準備してもらいます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :世界を支える有機化学−役に立つ分子をつくる
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(英 訳) | ILAS Seminar :Organic chemistry for sustainable society - Synthesizing valuable molecules | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 高等研究院本館2階セミナー室 | ||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 有機化学 / 有機合成化学 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 有機化学は,現代社会における豊かな生活の根幹を支えるものづくり,特に「役に立つ分子」を生み出す技術の礎となっている.この講義では,発光素子や太陽電池に用いられるパイ共役系分子,細胞内の酵素活性を追跡できる分子プローブ,がんなど特定の疾病を可視化できる生体腫瘍診断薬といった,有機合成化学が生み出す「役に立つ分子」の活躍分野に焦点を当て,それらの原理・基礎から最先端の研究について講義する.また,主に桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・機器を用いた実習(有機合成実験)を行う.これらを通じて,有機化学の楽しさ・面白さを理解することを目的とする. | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | ・有機化学の原理・基礎知識ならびに最先端の研究について理解する. ・実習(有機合成実験)を行うことで,有機合成の基本的な技術を習得する. |
||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 以下の各項目について講述する.各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した回数を充てる.講義の進め方については初回ガイダンス時に受講者に周知する. なお,講義には毎回4名の教員が参加する.実験・実習は3班に分かれ,各班が並行して別々の課題に取り組む. (1) チュートリアル講義【2回:メインスピーカー 深澤】 高校と大学での「学び」の違い,有機化学の魅力について解説する.また,信頼性のある情報をスムーズに収集するためのコツ,文献の正しい引用の仕方を学び,科学研究で前提となる力を養う. (2) ガイダンス【1 回:メインスピーカー 木村】 以後の実習の進め方に関する説明を行う.提示されたいくつかの実験テーマの中からやりたい研究を選定する. (3) テーマごとの講義、分子設計と実験組み立て【1 回:深澤・三木・木村・仙波】 研究したいテーマに関する基礎知識などを習得する.目的とする機能をもつ分子を設計する.また,その分子を生み出すために必要な実験を組み立てる. (4) 実習(有機合成実験)【3 回:深澤・三木・木村・仙波(3コマ分×3回)】 前週までに設計した分子を実際に合成する.また,得られた分子の機能を評価する. (5) 考察,ディスカッション【1 回:深澤・三木・木村・仙波】 得られた成果を基に,予想と結果の差など考察する. (6) フィードバック【1 回:木村・深澤・三木・仙波】 |
||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義ならびに実習における平常点(出席と参加の状況,70点)と成果発表(30点)により評価する. | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義では各回ごとに課題を示し提出を求める.実習では事前に文献調査や発表資料作成等の授業外学修を必要とする.方法・詳細は初回ガイダンスおよび講義時に説明する. | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 桂キャンパスもしくは吉田キャンパスでの有機合成実習(3 回(1回あたり3コマ分),集中講義形式,土曜日午後を想定,履修者と相談)を予定している.なお,実習には白衣と保護眼鏡,加えて学生教育研究災害傷害保険等への加入が必要となる.詳細については,初回ガイダンス時に説明する. | ||||||||||||||||||||||||
ILASセミナー :世界を支える有機化学−役に立つ分子をつくる
(科目名)
ILAS Seminar :Organic chemistry for sustainable society - Synthesizing valuable molecules
(英 訳)
|
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 高等研究院本館2階セミナー室 |
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(キーワード) 有機化学 / 有機合成化学 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
有機化学は,現代社会における豊かな生活の根幹を支えるものづくり,特に「役に立つ分子」を生み出す技術の礎となっている.この講義では,発光素子や太陽電池に用いられるパイ共役系分子,細胞内の酵素活性を追跡できる分子プローブ,がんなど特定の疾病を可視化できる生体腫瘍診断薬といった,有機合成化学が生み出す「役に立つ分子」の活躍分野に焦点を当て,それらの原理・基礎から最先端の研究について講義する.また,主に桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・機器を用いた実習(有機合成実験)を行う.これらを通じて,有機化学の楽しさ・面白さを理解することを目的とする.
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(到達目標)
・有機化学の原理・基礎知識ならびに最先端の研究について理解する.
・実習(有機合成実験)を行うことで,有機合成の基本的な技術を習得する. |
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(授業計画と内容)
以下の各項目について講述する.各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した回数を充てる.講義の進め方については初回ガイダンス時に受講者に周知する. なお,講義には毎回4名の教員が参加する.実験・実習は3班に分かれ,各班が並行して別々の課題に取り組む. (1) チュートリアル講義【2回:メインスピーカー 深澤】 高校と大学での「学び」の違い,有機化学の魅力について解説する.また,信頼性のある情報をスムーズに収集するためのコツ,文献の正しい引用の仕方を学び,科学研究で前提となる力を養う. (2) ガイダンス【1 回:メインスピーカー 木村】 以後の実習の進め方に関する説明を行う.提示されたいくつかの実験テーマの中からやりたい研究を選定する. (3) テーマごとの講義、分子設計と実験組み立て【1 回:深澤・三木・木村・仙波】 研究したいテーマに関する基礎知識などを習得する.目的とする機能をもつ分子を設計する.また,その分子を生み出すために必要な実験を組み立てる. (4) 実習(有機合成実験)【3 回:深澤・三木・木村・仙波(3コマ分×3回)】 前週までに設計した分子を実際に合成する.また,得られた分子の機能を評価する. (5) 考察,ディスカッション【1 回:深澤・三木・木村・仙波】 得られた成果を基に,予想と結果の差など考察する. (6) フィードバック【1 回:木村・深澤・三木・仙波】 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義ならびに実習における平常点(出席と参加の状況,70点)と成果発表(30点)により評価する.
|
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義では各回ごとに課題を示し提出を求める.実習では事前に文献調査や発表資料作成等の授業外学修を必要とする.方法・詳細は初回ガイダンスおよび講義時に説明する.
|
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(その他(オフィスアワー等))
桂キャンパスもしくは吉田キャンパスでの有機合成実習(3 回(1回あたり3コマ分),集中講義形式,土曜日午後を想定,履修者と相談)を予定している.なお,実習には白衣と保護眼鏡,加えて学生教育研究災害傷害保険等への加入が必要となる.詳細については,初回ガイダンス時に説明する.
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :理論化学入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to theoretical chemistry | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||
(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 共北32 | ||||||||||||
(キーワード) | 基礎物理化学関連 / 量子化学 / 理論化学 / コンピュータ | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 量子力学の誕生から100年が経った。極微の世界を記述する理論は、それまでの化学のあり方を大きく変え、現代の化学において欠くことのできない存在となっている。化学現象を物理法則に基づいて理論的に体系化する学問を理論化学と呼ぶ(高校までで見聞きしているであろう用法とは異なる)。この講義では、その基礎、とりわけ化学現象を量子力学に基づいて考察する「量子化学」分野を中心に解説する。 | ||||||||||||
(到達目標) | 量子化学について基礎的概念と、それに基づく初歩的な解析手法を修得することを目指す。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 教科書やプリントについて、受講者が順番に内容について解説し、それをもとに議論する形式(輪講)で行う。また、これらの理論を実践する計算についても学ぶ。 1:導入として、理論化学の位置付けと必要性について具体例をあげながら解説する(1回、佐藤) 2:量子力学の世界を知る。Schrodinger方程式と、その原子や分子などへの応用について学ぶ(7回、佐藤他) 3:具体的な分子を対象とした計算手法について学ぶ(6回、西本) 4:フィードバック(1回) |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 議論への参加の積極性に基づき総合的に評価する。 |
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(教科書) |
『化学結合—その量子論的理解』
(東京化学同人)
ISBN: 978-4807900992
|
||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 高校までで学んできた基本的な数学について復習しておくことが望ましい。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 後半の回でパソコンを用いた演習を行うため、ノートパソコンの持参が必要となる。 | ||||||||||||
ILASセミナー :理論化学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to theoretical chemistry
(英 訳)
|
|
|||||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 共北32 |
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(キーワード) 基礎物理化学関連 / 量子化学 / 理論化学 / コンピュータ | ||||||||||
(授業の概要・目的)
量子力学の誕生から100年が経った。極微の世界を記述する理論は、それまでの化学のあり方を大きく変え、現代の化学において欠くことのできない存在となっている。化学現象を物理法則に基づいて理論的に体系化する学問を理論化学と呼ぶ(高校までで見聞きしているであろう用法とは異なる)。この講義では、その基礎、とりわけ化学現象を量子力学に基づいて考察する「量子化学」分野を中心に解説する。
|
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(到達目標)
量子化学について基礎的概念と、それに基づく初歩的な解析手法を修得することを目指す。
|
||||||||||
(授業計画と内容)
教科書やプリントについて、受講者が順番に内容について解説し、それをもとに議論する形式(輪講)で行う。また、これらの理論を実践する計算についても学ぶ。 1:導入として、理論化学の位置付けと必要性について具体例をあげながら解説する(1回、佐藤) 2:量子力学の世界を知る。Schrodinger方程式と、その原子や分子などへの応用について学ぶ(7回、佐藤他) 3:具体的な分子を対象とした計算手法について学ぶ(6回、西本) 4:フィードバック(1回) |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
議論への参加の積極性に基づき総合的に評価する。
|
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(教科書)
『化学結合—その量子論的理解』
(東京化学同人)
ISBN: 978-4807900992
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
高校までで学んできた基本的な数学について復習しておくことが望ましい。
|
||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
後半の回でパソコンを用いた演習を行うため、ノートパソコンの持参が必要となる。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :がんの分子機構の最先端〜 ショウジョウバエを用いた基礎研究
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Mechanism of cancer - Basic research using Drosophila genetics | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
||||||||||||||||||
(教室) | 薬学研究科本館1階セミナー室 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 細胞生物学関連 / 腫瘍生物学関連 / 細胞競合 / ショウジョウバエ / モデル生物 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 遺伝子変異の蓄積によってがんが悪性化する機構や、細胞や組織が内因性に有する細胞競合によるがん抑制機構について、モデル生物であるショウジョウバエを用いた研究によって得られた最新の研究成果を解説する。また、授業中に与える課題に対して受講生自身が論文を検索・読解し、プレゼンテーション法を学ぶ。一連の準備について授業中に対話形式で指導・助言を行う。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 1. がんが発生し悪性化する分子機構を説明できる。 2. 細胞競合の概念とその制御機構について、例を挙げながら説明できる。 3. 学術論文を検索・読解し、プレゼンテーションできる |
||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 本 ILAS セミナーでは、がんの悪性化や抑制を制御する分子機構に関する最新の3つの研究テーマ (下記2-4) について、それぞれ4-5週にわたり学生と討論する形式で解説する。また、受講生を少人数のグループに分け、2-4に関連する論文を受講生同士で読解し、プレゼンテーションを行う。授業はフィードバックを含め全15回行う 1. オリエンテーション、論文検索法 2. がんの発生機構(菅田) 3. 細胞間相互作用を介したがん抑制機構(榎本) 4. 細胞競合とがん抑制機構(井垣) 5. フィードバック |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
授業中に必要となる生物学の知識については授業内で適宜補足するので、高校で生物を履修していない学生でも授業についていくことは可能。
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席状況ならびに討論への積極的な参加(25点)、レポート(3テーマ、各25点)により評価する。特にレポートは講義内容のあらすじではなく、講義で得た着想に基づく独自のアイデアや自由な提案が含まれるものが望ましい。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業では指定の課題に関する論文を受講生が調査・読解し、少人数のグループごとにプレゼンテーションを作成し発表する。この際の質疑応答に対して評価を行うので、積極的に討論に参加すること。また、授業に関するレポートに基づいて成績評価を行うので注意すること。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特別な予備知識は必要ないが、授業の進行に伴って必要となる知識については自主学習を求める。基礎研究に興味がある学生や、1回生であっても研究室で研究を行ってみたい学生の受講を特に推奨する。また、ノートパソコンを持っている場合は持参すること。 | ||||||||||||||||||
ILASセミナー :がんの分子機構の最先端〜 ショウジョウバエを用いた基礎研究
(科目名)
ILAS Seminar :Mechanism of cancer - Basic research using Drosophila genetics
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 薬学研究科本館1階セミナー室 |
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(キーワード) 細胞生物学関連 / 腫瘍生物学関連 / 細胞競合 / ショウジョウバエ / モデル生物 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
遺伝子変異の蓄積によってがんが悪性化する機構や、細胞や組織が内因性に有する細胞競合によるがん抑制機構について、モデル生物であるショウジョウバエを用いた研究によって得られた最新の研究成果を解説する。また、授業中に与える課題に対して受講生自身が論文を検索・読解し、プレゼンテーション法を学ぶ。一連の準備について授業中に対話形式で指導・助言を行う。
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(到達目標)
1. がんが発生し悪性化する分子機構を説明できる。
2. 細胞競合の概念とその制御機構について、例を挙げながら説明できる。 3. 学術論文を検索・読解し、プレゼンテーションできる |
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(授業計画と内容)
本 ILAS セミナーでは、がんの悪性化や抑制を制御する分子機構に関する最新の3つの研究テーマ (下記2-4) について、それぞれ4-5週にわたり学生と討論する形式で解説する。また、受講生を少人数のグループに分け、2-4に関連する論文を受講生同士で読解し、プレゼンテーションを行う。授業はフィードバックを含め全15回行う 1. オリエンテーション、論文検索法 2. がんの発生機構(菅田) 3. 細胞間相互作用を介したがん抑制機構(榎本) 4. 細胞競合とがん抑制機構(井垣) 5. フィードバック |
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(履修要件)
授業中に必要となる生物学の知識については授業内で適宜補足するので、高校で生物を履修していない学生でも授業についていくことは可能。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席状況ならびに討論への積極的な参加(25点)、レポート(3テーマ、各25点)により評価する。特にレポートは講義内容のあらすじではなく、講義で得た着想に基づく独自のアイデアや自由な提案が含まれるものが望ましい。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業では指定の課題に関する論文を受講生が調査・読解し、少人数のグループごとにプレゼンテーションを作成し発表する。この際の質疑応答に対して評価を行うので、積極的に討論に参加すること。また、授業に関するレポートに基づいて成績評価を行うので注意すること。
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(その他(オフィスアワー等))
特別な予備知識は必要ないが、授業の進行に伴って必要となる知識については自主学習を求める。基礎研究に興味がある学生や、1回生であっても研究室で研究を行ってみたい学生の受講を特に推奨する。また、ノートパソコンを持っている場合は持参すること。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :Scripts and Written Artefacts(文字と書かれた遺物)
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(英 訳) | ILAS Seminar :Scripts and Written Artefacts | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 文学部校舎第7演習室 | ||||||
(キーワード) | 言語学 Linguistics / ヨーロッパ文学 / European literature / ヨーロッパ史 / History of Europe | ||||||
(授業の概要・目的) | In this seminar several important scripts and writing systems will be introduced. Not only the writing systems of Indo-European languages (Greek, Latin, Sanskrit, etc.) but also non-Indo-European languages (Egyptian, Akkadian, etc.) will be analysed in detail. Besides scripts numerous examples of written artefacts and manuscript cultures will be presented. Based on the knowledge of scripts and ancient languages, several reading exercises are planned to facilitate the understanding of writing cultures. | ||||||
(到達目標) | The participants will gain basic knowledge of various scripts, logic of writings systems and development of writing cultures. | ||||||
(授業計画と内容) | Week #01 Writing Systems in the World 1.1. General Introduction 1.2. Logic of Writing and Typology of Scripts 1.3. Logogram (表語文字) vs Phonogram (表音文字) {grapheme 書記素} Logogram: logo-consonantal (Egyptian hieroglyph) vs logo-syllabic (Hittite cuneiform); Phonogram: alphabetic vs syllabic. 1.4. Interplay between Scripts and Languages (e.g. Scripts and Word Forms, cf. Katakana) References: The worlds writing systems; Handbook of Comparative and Historical Indo-European Linguistics Volume 1, 5. The writing systems of Indo-European; Week #02 Writing Systems of Indo-European Languages Part 1 2.1. Alphabetic Greek 2.2. Case Study: Venetus A Manuscript of Iliad 2.3. Case Study: Plato (Stephanus Plato edition 1578; A Manuscript Paris Gr. 1807) Week #03 Writing Systems of Indo-European Languages Part 2 3.1. Mycenaean Greek Script (Linear B) 3.2. Case Study: Documents KN Ca 895 and PY Ta 722 Week #04 Writing Systems of Indo-European Languages Part 3 4.1. Gothic Alphabet and Runic Script 4.2. Case Study: Gothic Codex-Argenteus Gospel of Mark 4.3. Latin Letters (Etruscan and Greek Letters) Week #05 Writing Systems of Indo-European Languages Part 4 5.1. Brahmi Script, Story of Decipherment 5.2. Case Study: Asoka Inscription in Brahmi; 5.3. Case Study: Read Sanskrit Manuscript (Udanavarga, Catalogue System “SHT”) Week #06 Writing Systems of Indo-European Languages Part 5 6.1. Kharosthi Script 6.2. Case Study: Asoka Inscription in Kharosthi; 6.3. Case Study: Coins in Greek and Gandhari 6.4. Historical Development of Brahmi and Kharosthi Script References: Salomon 1998 Indian epigraphy; Falk 2006 Asokan Sites and Artefacts; Handout (glass_salomon_kharosthi); A companion to linear B Mycenaean Greek texts and their world 1; Introduction a l’Avesta; Outline of the Historical and Comparative Grammar of Latin 2020; Website: http://www.indoskript.org; http://calibra.classics.cam.ac.uk; https://damos.hf.uio.no/1; The Story of Decipherment From Egyptian Hieroglyphs to Maya Script; The Luwians. Week #07 Writing Systems of Indo-European Languages Part 6 7.1. Avestan Script 7.2. Case Study: Yasna Manuscript in Kopenhagen 7.3. The Multimedia Yasna References: https://muya.soas.ac.uk/tool/film-multimedia/, Avestan Digital Archive (https://ada.geschkult.fu-berlin.de/), Narten 1986 Der Yasna Haptanhaiti. Week #08 Writing Systems of Indo-European Languages Part 7 8.1. Hittite Cuneiform 8.2. Case Study: CTH 360 Appu Story References: Hethitisches Zeichenlexikon; StBoT14. Week #09 Writing Systems of Indo-European Languages Part 8 9.1. Hieroglyph Luvian 9.2. Case Study: Ivriz Luwian Hieroglyph; Karkamis A11 Week #10 Writing Systems of non-Indo-European Languages 10.1. Egyptian Hieroglyph 10.2. Case Study: Cartouches of Pharaohs; Meir Tomb; References: Grosses Handwoerterbuch Aegyptisch-Deutsch; Einfuehrung in die hieroglyphisch-aegyptische Schrift und Sprache; Grundriss der akkadischen Grammatik; How to read Egyptian hieroglyphs. Week #11 Western Manuscripts 11.1. General Introduction 11.2. Western Manuscripts (Greek, Latin, Old Church Slavonic, Gothic, Old High German, Old Icelandic, etc.) 11.3. Papyrus, Parchment and Codex Week #12 Oriental Manuscripts (discovered along the Silk Roads) 12.1. General Introduction 12.2. Oriental Manuscripts (Gandhari, Sanskrit, Khotanese, Tocharian, Chinese, etc.) 12.3. Differences and Similarities between Western and Oriental Manuscripts References: Manuscript Cultures Mapping the Field; One-Volume Libraries Composite and Multiple-Text Manuscripts Website: Homer (Venetus A): http://beta.hpcc.uh.edu/hmt/archive-dl/VenetusA/ ; Aeneas: https://digi.vatlib.it/view/MSS_Vat.lat.3867 ; Gothic: http://www.alvin-portal.org/alvin/view.jsf?pid=alvin-record%3A173610&dswid=7503 ; Old High German: http://www.handschriftencensus.de/werke ; Etymologisches Woerterbuch des Althochdeutschen; Kommentar zu den Liedern der Edda / Band 1; Old Icelandic: http://www.germanicmythology.com/works/CODEXREGIUS.html; Old English: https://ebeowulf.uky.edu/ebeo4.0/CD/main.html ; Sanskrit: http://idp.bbaw.de/ ; Gandhari: https://gandhari.org/ ; Avestan: https://ada.geschkult.fu-berlin.de Week #13 Presentations of Students Part 1 Week #14 Presentations of Students Part 2 Week #15 Feedback |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | The course is conducted in form of lectures. The participants will be asked to prepare short presentations based on further reading materials. These presentations will either provide further details to the topics dealt with before, or introduce new topics. 1. Attendance + Participation 50% 2. Presentation on seminar topics 50% |
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(教科書) |
プリント配付 Distribute handouts
|
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(参考書等) |
Please refer to "Course schedule and contents" for the course texts and materials.
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | The participants are expected to review the course content covered in the previous sessions and prepare the reading materials assigned after each session. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。(Please visit KULASIS to find out about office hours.) | ||||||
ILASセミナー :Scripts and Written Artefacts(文字と書かれた遺物)
(科目名)
ILAS Seminar :Scripts and Written Artefacts
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 英語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 文学部校舎第7演習室 |
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(キーワード) 言語学 Linguistics / ヨーロッパ文学 / European literature / ヨーロッパ史 / History of Europe | |||||||
(授業の概要・目的)
In this seminar several important scripts and writing systems will be introduced. Not only the writing systems of Indo-European languages (Greek, Latin, Sanskrit, etc.) but also non-Indo-European languages (Egyptian, Akkadian, etc.) will be analysed in detail. Besides scripts numerous examples of written artefacts and manuscript cultures will be presented. Based on the knowledge of scripts and ancient languages, several reading exercises are planned to facilitate the understanding of writing cultures.
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(到達目標)
The participants will gain basic knowledge of various scripts, logic of writings systems and development of writing cultures.
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(授業計画と内容)
Week #01 Writing Systems in the World 1.1. General Introduction 1.2. Logic of Writing and Typology of Scripts 1.3. Logogram (表語文字) vs Phonogram (表音文字) {grapheme 書記素} Logogram: logo-consonantal (Egyptian hieroglyph) vs logo-syllabic (Hittite cuneiform); Phonogram: alphabetic vs syllabic. 1.4. Interplay between Scripts and Languages (e.g. Scripts and Word Forms, cf. Katakana) References: The worlds writing systems; Handbook of Comparative and Historical Indo-European Linguistics Volume 1, 5. The writing systems of Indo-European; Week #02 Writing Systems of Indo-European Languages Part 1 2.1. Alphabetic Greek 2.2. Case Study: Venetus A Manuscript of Iliad 2.3. Case Study: Plato (Stephanus Plato edition 1578; A Manuscript Paris Gr. 1807) Week #03 Writing Systems of Indo-European Languages Part 2 3.1. Mycenaean Greek Script (Linear B) 3.2. Case Study: Documents KN Ca 895 and PY Ta 722 Week #04 Writing Systems of Indo-European Languages Part 3 4.1. Gothic Alphabet and Runic Script 4.2. Case Study: Gothic Codex-Argenteus Gospel of Mark 4.3. Latin Letters (Etruscan and Greek Letters) Week #05 Writing Systems of Indo-European Languages Part 4 5.1. Brahmi Script, Story of Decipherment 5.2. Case Study: Asoka Inscription in Brahmi; 5.3. Case Study: Read Sanskrit Manuscript (Udanavarga, Catalogue System “SHT”) Week #06 Writing Systems of Indo-European Languages Part 5 6.1. Kharosthi Script 6.2. Case Study: Asoka Inscription in Kharosthi; 6.3. Case Study: Coins in Greek and Gandhari 6.4. Historical Development of Brahmi and Kharosthi Script References: Salomon 1998 Indian epigraphy; Falk 2006 Asokan Sites and Artefacts; Handout (glass_salomon_kharosthi); A companion to linear B Mycenaean Greek texts and their world 1; Introduction a l’Avesta; Outline of the Historical and Comparative Grammar of Latin 2020; Website: http://www.indoskript.org; http://calibra.classics.cam.ac.uk; https://damos.hf.uio.no/1; The Story of Decipherment From Egyptian Hieroglyphs to Maya Script; The Luwians. Week #07 Writing Systems of Indo-European Languages Part 6 7.1. Avestan Script 7.2. Case Study: Yasna Manuscript in Kopenhagen 7.3. The Multimedia Yasna References: https://muya.soas.ac.uk/tool/film-multimedia/, Avestan Digital Archive (https://ada.geschkult.fu-berlin.de/), Narten 1986 Der Yasna Haptanhaiti. Week #08 Writing Systems of Indo-European Languages Part 7 8.1. Hittite Cuneiform 8.2. Case Study: CTH 360 Appu Story References: Hethitisches Zeichenlexikon; StBoT14. Week #09 Writing Systems of Indo-European Languages Part 8 9.1. Hieroglyph Luvian 9.2. Case Study: Ivriz Luwian Hieroglyph; Karkamis A11 Week #10 Writing Systems of non-Indo-European Languages 10.1. Egyptian Hieroglyph 10.2. Case Study: Cartouches of Pharaohs; Meir Tomb; References: Grosses Handwoerterbuch Aegyptisch-Deutsch; Einfuehrung in die hieroglyphisch-aegyptische Schrift und Sprache; Grundriss der akkadischen Grammatik; How to read Egyptian hieroglyphs. Week #11 Western Manuscripts 11.1. General Introduction 11.2. Western Manuscripts (Greek, Latin, Old Church Slavonic, Gothic, Old High German, Old Icelandic, etc.) 11.3. Papyrus, Parchment and Codex Week #12 Oriental Manuscripts (discovered along the Silk Roads) 12.1. General Introduction 12.2. Oriental Manuscripts (Gandhari, Sanskrit, Khotanese, Tocharian, Chinese, etc.) 12.3. Differences and Similarities between Western and Oriental Manuscripts References: Manuscript Cultures Mapping the Field; One-Volume Libraries Composite and Multiple-Text Manuscripts Website: Homer (Venetus A): http://beta.hpcc.uh.edu/hmt/archive-dl/VenetusA/ ; Aeneas: https://digi.vatlib.it/view/MSS_Vat.lat.3867 ; Gothic: http://www.alvin-portal.org/alvin/view.jsf?pid=alvin-record%3A173610&dswid=7503 ; Old High German: http://www.handschriftencensus.de/werke ; Etymologisches Woerterbuch des Althochdeutschen; Kommentar zu den Liedern der Edda / Band 1; Old Icelandic: http://www.germanicmythology.com/works/CODEXREGIUS.html; Old English: https://ebeowulf.uky.edu/ebeo4.0/CD/main.html ; Sanskrit: http://idp.bbaw.de/ ; Gandhari: https://gandhari.org/ ; Avestan: https://ada.geschkult.fu-berlin.de Week #13 Presentations of Students Part 1 Week #14 Presentations of Students Part 2 Week #15 Feedback |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
The course is conducted in form of lectures. The participants will be asked to prepare short presentations based on further reading materials. These presentations will either provide further details to the topics dealt with before, or introduce new topics.
1. Attendance + Participation 50% 2. Presentation on seminar topics 50% |
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(教科書)
プリント配付 Distribute handouts
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(参考書等)
Please refer to "Course schedule and contents" for the course texts and materials.
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(授業外学習(予習・復習)等)
The participants are expected to review the course content covered in the previous sessions and prepare the reading materials assigned after each session.
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(その他(オフィスアワー等))
※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。(Please visit KULASIS to find out about office hours.)
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :コントラクトブリッジで身に着ける論理的思考力
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(英 訳) | ILAS Seminar :Learning of logical thinking by contract bridge | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 25(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 共東12 | ||||||
(キーワード) | エンタテインメントおよびゲーム情報学関連 / コントラクトブリッジ / 論理的思考力 / 情報処理力 / 国際的な社交性 | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業は,世界で最も知的かつエキサイティングなゲームといわれるコントラクトブリッジ(以下,ブリッジとする)を通じて,論理的思考力を養うことを目的としている。 ブリッジは世界中に約1億人の愛好家がいるカードゲーム(トランプで楽しむゲーム)であり,世界ブリッジ選手権や学生選手権も開催されている。アジア競技大会では,マインドスポーツのカテゴリーにおいて,チェスや囲碁などと共に正式競技となっており,2023年杭州大会では,日本チームが銅メダルを獲得している。 ブリッジのゲームは,契約(コントラクト)とその履行・妨害によって構成されており,複雑に絡んだ情報を論理的に整理した上で最適解を導き出す思考力が必要とされる。ブリッジにより培われる論理的思考力は,今後の研究活動に役立ち,ITの基礎となるプログラミングやアルゴリズム開発などにも貢献する。また,現代社会の根底にある「契約と履行」の概念を具現化して学ぶこともできる。ブリッジは世界的に広く普及しており,国内でも近年知名度が上がりつつあるため,国内的・国際的な教養・社交性を身に着ける上でも大いに役に立つ(実際に私は,アメリカ留学中にブリッジを通じて多くの研究者と交流することができた)。 国内では,東京大学,早稲田大学,大阪大学などでもブリッジの授業が行われた実績がある。本授業は,毎回の座学と実習を通じてブリッジを楽しみながら,論理的思考力を身に着けることができる構成となっている。ただし,ブリッジは非常に奥が深く,学習すべき内容が多岐にわたり量も多いため,授業について行くためには毎回の出席と予習・復習が欠かせない。「たかがトランプの遊び」という安易な気持ちでは無く,まじめに取り組む必要がある。 |
||||||
(到達目標) | コントラクトブリッジの基本的な技術を習得し,ゲームを楽しむことができる。 情報処理のスキルを身に着け,論理的思考をすることができる。 教養を身に着け,社会活動の幅を広げることができる。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考①:イントロダクション,ルール説明 第2回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考②:切り札なしでのプレイ1 第3回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考③:切り札なしでのプレイ2 第4回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考④:切り札ありでのプレイ1 第5回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考⑤:切り札ありでのプレイ2 第6回 ブリッジで学ぶ論理的思考①:オークションの導入 第7回 ブリッジで学ぶ論理的思考②:ビディングシステム 第8回 ブリッジで学ぶ論理的思考③:コンベンション 第9回 ブリッジで学ぶ論理的思考④:オーバーコール,ダブル 第10回 ブリッジで学ぶ論理的思考⑤:練習試合 第11回 ブリッジを実戦形式でやってみる①:チーム戦のルール解説 第12回 ブリッジを実戦形式でやってみる②:チーム内練習 第13回 ブリッジを実戦形式でやってみる③:チーム戦(1回戦) 第14回 ブリッジを実戦形式でやってみる④:チーム戦(決勝戦・3位決定戦) 第15回 フィードバック(個別の質問等に対応する) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(授業への参加状況,授業内での発言,実習への取り組み状況)により評価を行う。到達目標の達成度を基準とする。 4回以上授業を欠席した場合は不合格とする。 なお詳細については,初回授業で説明する。 |
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(教科書) |
使用しない
自作の資料を用いて授業を行う。
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(参考書等) |
『ゼロからのコントラクトブリッジ』
(星雲社,2013)
ISBN:9784434183799
(入門書。復習に役立ちます。)
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(授業外学習(予習・復習)等) | PandAにアップロードされた講義資料を用いた予習・復習が重要。 毎回の出席が重要。毎回の授業で新しい内容が解説されるので,欠席すると取り残されます。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 授業に関する学習コミュニティとしてPandAを活用します。 授業中の積極的な質問や発言を期待します。 授業内容に関する質問やリクエストはPandAのメール機能などを活用して受け付けます。 |
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ILASセミナー :コントラクトブリッジで身に着ける論理的思考力
(科目名)
ILAS Seminar :Learning of logical thinking by contract bridge
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 25(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 共東12 |
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(キーワード) エンタテインメントおよびゲーム情報学関連 / コントラクトブリッジ / 論理的思考力 / 情報処理力 / 国際的な社交性 | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業は,世界で最も知的かつエキサイティングなゲームといわれるコントラクトブリッジ(以下,ブリッジとする)を通じて,論理的思考力を養うことを目的としている。
ブリッジは世界中に約1億人の愛好家がいるカードゲーム(トランプで楽しむゲーム)であり,世界ブリッジ選手権や学生選手権も開催されている。アジア競技大会では,マインドスポーツのカテゴリーにおいて,チェスや囲碁などと共に正式競技となっており,2023年杭州大会では,日本チームが銅メダルを獲得している。 ブリッジのゲームは,契約(コントラクト)とその履行・妨害によって構成されており,複雑に絡んだ情報を論理的に整理した上で最適解を導き出す思考力が必要とされる。ブリッジにより培われる論理的思考力は,今後の研究活動に役立ち,ITの基礎となるプログラミングやアルゴリズム開発などにも貢献する。また,現代社会の根底にある「契約と履行」の概念を具現化して学ぶこともできる。ブリッジは世界的に広く普及しており,国内でも近年知名度が上がりつつあるため,国内的・国際的な教養・社交性を身に着ける上でも大いに役に立つ(実際に私は,アメリカ留学中にブリッジを通じて多くの研究者と交流することができた)。 国内では,東京大学,早稲田大学,大阪大学などでもブリッジの授業が行われた実績がある。本授業は,毎回の座学と実習を通じてブリッジを楽しみながら,論理的思考力を身に着けることができる構成となっている。ただし,ブリッジは非常に奥が深く,学習すべき内容が多岐にわたり量も多いため,授業について行くためには毎回の出席と予習・復習が欠かせない。「たかがトランプの遊び」という安易な気持ちでは無く,まじめに取り組む必要がある。 |
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(到達目標)
コントラクトブリッジの基本的な技術を習得し,ゲームを楽しむことができる。
情報処理のスキルを身に着け,論理的思考をすることができる。 教養を身に着け,社会活動の幅を広げることができる。 |
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(授業計画と内容)
第1回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考①:イントロダクション,ルール説明 第2回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考②:切り札なしでのプレイ1 第3回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考③:切り札なしでのプレイ2 第4回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考④:切り札ありでのプレイ1 第5回 ミニブリッジで学ぶ論理的思考⑤:切り札ありでのプレイ2 第6回 ブリッジで学ぶ論理的思考①:オークションの導入 第7回 ブリッジで学ぶ論理的思考②:ビディングシステム 第8回 ブリッジで学ぶ論理的思考③:コンベンション 第9回 ブリッジで学ぶ論理的思考④:オーバーコール,ダブル 第10回 ブリッジで学ぶ論理的思考⑤:練習試合 第11回 ブリッジを実戦形式でやってみる①:チーム戦のルール解説 第12回 ブリッジを実戦形式でやってみる②:チーム内練習 第13回 ブリッジを実戦形式でやってみる③:チーム戦(1回戦) 第14回 ブリッジを実戦形式でやってみる④:チーム戦(決勝戦・3位決定戦) 第15回 フィードバック(個別の質問等に対応する) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(授業への参加状況,授業内での発言,実習への取り組み状況)により評価を行う。到達目標の達成度を基準とする。
4回以上授業を欠席した場合は不合格とする。 なお詳細については,初回授業で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
自作の資料を用いて授業を行う。
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(参考書等)
『ゼロからのコントラクトブリッジ』
(星雲社,2013)
ISBN:9784434183799
(入門書。復習に役立ちます。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
PandAにアップロードされた講義資料を用いた予習・復習が重要。
毎回の出席が重要。毎回の授業で新しい内容が解説されるので,欠席すると取り残されます。 |
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(その他(オフィスアワー等))
授業に関する学習コミュニティとしてPandAを活用します。
授業中の積極的な質問や発言を期待します。 授業内容に関する質問やリクエストはPandAのメール機能などを活用して受け付けます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ユルゲン・ヨストの「ポストモダン解析学」を学ぶ
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(英 訳) | ILAS Seminar :Learning "Postmodern Analysis" by Jurgen Jost | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 理学研究科3号館552 | ||||||||||||||||||||||||
(キーワード) | 数学 / 解析学 / 偏微分方程式 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 数学における解析学の基礎的内容から比較的高度な内容までまとめられている良書「ポストモダン解析学」(ユルゲン・ヨスト著)を輪読し、解析学の基礎を学び、数学的な思考力を養う。授業では参加者が定理、証明などをノートにまとめ板書で発表し、他の参加者に伝える力、数学について議論する力を養う。また、解析学の応用として、偏微分方程式の平易な入門書「偏微分方程式への誘い」(井川満著)を並行して読む予定である。 | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 関数の連続性や関数列の収束といった、解析学における極限操作の厳密な取扱いについて習得するとともに、常微分方程式の解の存在と一意性などについて学ぶ。また、解析学の応用として、現象を数学的に理解する上で重要となる偏微分方程式について入門的な事項を学ぶ。数学のテキストを正確に注意深く読む力を付け、発表内容を分かりやすくまとめて参加者に伝え、参加者から質問があった際にも答えられる力をつける。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 4名を1グループとして2グループ作り、グループ単位の発表による輪講形式で授業を行う。初回の授業では、グループ分けとともに各グループの発表箇所を決める。各回の授業では、各グループの発表担当者が初回で決めた担当箇所の内容を黒板を使って説明する。参加者は4回に1回の頻度で発表する予定である。「ポストモダン解析学」第I部の輪読に比重をおきつつ、「偏微分方程式への誘い」の前半部分を並行して読み進める形で、以下の内容を学ぶ予定である。各トピックについて、おおよそ2,3回に分けて発表する。フィードバックを含め授業は全15回とする。参加者の理解度や授業の進度によっては、異なる内容になる可能性がある。 「ポストモダン解析学」 (1) ε-N論法、コーシー列 (2) 関数の連続性、中間値の定理、ヘルダー連続、リプシッツ連続 (3) 関数の微分可能性、平均値の定理、テイラーの定理 (4) バナッハの不動点定理、バナッハ空間 (5) 関数列の収束、アスコリ・アルツェラの定理 (6) 積分と常微分方程式、ピカール・リンデエレフの定理 「偏微分方程式への誘い」 (1) 偏微分方程式とは何か、代表的な方程式の例と導出 (2) 波動方程式やハミルトン・ヤコビ方程式といった代表的な偏微分方程式の解の性質 |
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(履修要件) |
数学解析に関心があり、上述の内容に積極的に取り組む意欲のある者。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 輪読の積極的な参加(40点)とプレゼンテーション(60点) | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
『ポストモダン解析学 原書第3版』
(丸善出版,2009年)
ISBN:978-4-621-06194-7
(京都大学の電子ブックを利用できます。)
『偏微分方程式への誘い』
(現代数学社,2017年)
ISBN:978-4768704684
(初回授業時に担当教員が持参します。必ずしも事前に準備する必要はありません。)
|
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習、復習は必須である。発表箇所についてはもちろんのこと、それ以外の箇所についてもよく理解しておくこと。テキストで議論や計算が省略されているところは自分で補うなど、文章をそのまま写すのではなく、注意深く正確に読み進めて発表ノートを作成すること。授業中にわからないところがあれば発表者に質問するなど、発表しないときも積極的に授業に参加することが望ましい。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 質問があれば授業後に受け付ける。 | ||||||||||||||||||||||||
ILASセミナー :ユルゲン・ヨストの「ポストモダン解析学」を学ぶ
(科目名)
ILAS Seminar :Learning "Postmodern Analysis" by Jurgen Jost
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 理学研究科3号館552 |
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(キーワード) 数学 / 解析学 / 偏微分方程式 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
数学における解析学の基礎的内容から比較的高度な内容までまとめられている良書「ポストモダン解析学」(ユルゲン・ヨスト著)を輪読し、解析学の基礎を学び、数学的な思考力を養う。授業では参加者が定理、証明などをノートにまとめ板書で発表し、他の参加者に伝える力、数学について議論する力を養う。また、解析学の応用として、偏微分方程式の平易な入門書「偏微分方程式への誘い」(井川満著)を並行して読む予定である。
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(到達目標)
関数の連続性や関数列の収束といった、解析学における極限操作の厳密な取扱いについて習得するとともに、常微分方程式の解の存在と一意性などについて学ぶ。また、解析学の応用として、現象を数学的に理解する上で重要となる偏微分方程式について入門的な事項を学ぶ。数学のテキストを正確に注意深く読む力を付け、発表内容を分かりやすくまとめて参加者に伝え、参加者から質問があった際にも答えられる力をつける。
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(授業計画と内容)
4名を1グループとして2グループ作り、グループ単位の発表による輪講形式で授業を行う。初回の授業では、グループ分けとともに各グループの発表箇所を決める。各回の授業では、各グループの発表担当者が初回で決めた担当箇所の内容を黒板を使って説明する。参加者は4回に1回の頻度で発表する予定である。「ポストモダン解析学」第I部の輪読に比重をおきつつ、「偏微分方程式への誘い」の前半部分を並行して読み進める形で、以下の内容を学ぶ予定である。各トピックについて、おおよそ2,3回に分けて発表する。フィードバックを含め授業は全15回とする。参加者の理解度や授業の進度によっては、異なる内容になる可能性がある。 「ポストモダン解析学」 (1) ε-N論法、コーシー列 (2) 関数の連続性、中間値の定理、ヘルダー連続、リプシッツ連続 (3) 関数の微分可能性、平均値の定理、テイラーの定理 (4) バナッハの不動点定理、バナッハ空間 (5) 関数列の収束、アスコリ・アルツェラの定理 (6) 積分と常微分方程式、ピカール・リンデエレフの定理 「偏微分方程式への誘い」 (1) 偏微分方程式とは何か、代表的な方程式の例と導出 (2) 波動方程式やハミルトン・ヤコビ方程式といった代表的な偏微分方程式の解の性質 |
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(履修要件)
数学解析に関心があり、上述の内容に積極的に取り組む意欲のある者。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
輪読の積極的な参加(40点)とプレゼンテーション(60点)
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(教科書)
『ポストモダン解析学 原書第3版』
(丸善出版,2009年)
ISBN:978-4-621-06194-7
(京都大学の電子ブックを利用できます。)
『偏微分方程式への誘い』
(現代数学社,2017年)
ISBN:978-4768704684
(初回授業時に担当教員が持参します。必ずしも事前に準備する必要はありません。)
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習、復習は必須である。発表箇所についてはもちろんのこと、それ以外の箇所についてもよく理解しておくこと。テキストで議論や計算が省略されているところは自分で補うなど、文章をそのまま写すのではなく、注意深く正確に読み進めて発表ノートを作成すること。授業中にわからないところがあれば発表者に質問するなど、発表しないときも積極的に授業に参加することが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
質問があれば授業後に受け付ける。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :国際政治経済学と経済工学
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(英 訳) | ILAS Seminar :International Political Economy and Economic Engineering | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 25(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 1共22 | ||||||
(キーワード) | 国際政治経済学 / 国際関係論 / 機械学習 / 経済工学 / Python | ||||||
(授業の概要・目的) | 近年、気候変動、戦争、経済格差、安全保障といった国際社会が直面する課題はますます深刻化しています。これらの問題は、グローバル化や情報技術(IT)の進展により、より複雑かつ相互作用を及ぼすようになりました。国際的な問題を理解し、その解決に向けたアプローチを考えるためには、従来の国際関係論の枠組みを学ぶだけでなく、現代社会を支える科学技術の基本的な仕組みやその影響についても理解を深めることも重要です。 本講義では「国際関係論」と「データサイエンス」とを融合させて、以下の2つのテーマを扱います。 ・国際政治経済学入門 国際政治経済学とは、国際政治,国際経済,および各種の社会体制(民主政・専制政治など)や社会集団(民族,移民など)の相互作用により生じる,あるいはそれらの影響を受ける諸問題について研究する学問分野です。今日の国際社会は、ウクライナ戦争・イスラエル=パレスチナ紛争・台湾尖閣有事・地球温暖化・エネルギー資源価格の高騰とインフレ・途上国の債務問題などさまざまな問題を抱えています。この演習では、国際関係理論の代表的な考え方と国際経済理論の骨格を学び、それらを上に挙げたホット・ボタン・イシュー(喫緊の問題)に適用し、国際政治経済を自分なりに見通す力を身に付けます。 ・データサイエンスと機械学習入門 Pythonを用いたプログラミング実践を通じて機械学習の基礎を一から学びます。最終的には株価予測モデルの構築を目指します。近年話題となっている「生成AI」との繋がりについても学びます。また、AI技術が持つ倫理的課題や社会への影響についても議論します。 講義全体を通じて広く多分野に触れることで受講者の興味を最大限に引き出し、継続的な学びの機会を提供します。 |
||||||
(到達目標) | ①国際政治経済学の基本的な概念を習得する。 ②Pythonを用いたデータの扱い方の基礎を習得する。 ③機械学習の概要を把握し、簡単なモデルが組めるようになる。 ④国際政治軍事経済のホット—イシューを自分で分析するインテリジェンスを身に付ける。(ウクライナ戦争、イスラエル・ガザ紛争、台湾海峡尖閣有事・気候変動問題等) ・Kaggleのコンペに個人・グループワークで参加し、深層学習の概要を実践的に身に着ける。※Kaggle(カグル)は、AIや機械学習を学ぶ人や、データサイエンスに携わるエンジニアのためのプラットフォームです。企業や政府が課題を提示し、Kaggleに登録したユーザーがその課題を解決するコンペ形式のサービスが提供されています。 ・経済学・ファイナンス理論の数理的アプローチの方法を習得する。経済にまつわる諸現象に主体的に参加する能力を得る。ディープラーニングを利用してポートフォリオ価値の予測モデルを作り、統計的裁定を狙った自分自身の取引戦略を構築する。 |
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(授業計画と内容) | 【第1回】イントロダクション (国際政治経済学①)第二次トランプ政権は世界をどう変えるか?ウクライナ・イスラエル・台湾尖閣・インフレ・金利・為替 (経済工学①)Kuggle入門 【第2回】(経済工学②)機械学習技術の歴史と現状 【第3回】(国際政治経済学②)「主権国家体制」とは? 【第4回】(経済工学③) 【第5回】(国際政治経済学③)パクスブリタニカ(1815-1914)と国際金本位制 【第6回】(経済工学④)住宅価格予測 【第7回】(国際政治経済学④)戦間期(1916-1944)英米覇権交替 【第8回】(経済工学⑤)タイタニック号の生存予測 【第9回】(国際政治経済学⑤)パクスアメリカーナ(1945-71)とブレトンウッズ体制 【第10回】(経済工学⑥)手書き数字認識 【第11回】(国際政治経済学⑥)サミット・G7体制(1972-2008)とアメリカ国債本位制 【第12回】(経済工学⑦)メルカリ商品の価格予測モデル 【第13回】(国際政治経済学⑦)G-Zero・米中覇権衝突(2009-現在) 【第14回】(経済工学⑧)株価予測 【第15回】フィードバック (参考) https://www.kaggle.com/code/rafetcan/recurrent-neural-n-rnn-tutorial-for-beginners kaggle https://www.kaggle.com/ https://www.kaggle.com/competitions/titanic |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(出席と参加の状況)30%、課題40%、期末試験(レポート)30% | ||||||
(教科書) |
『実践Data Scienceシリーズ PythonではじめるKaggleスタートブック』
(講談社、2020)
ISBN:978-4065190067
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) |
https://www.kangaroo.education/
教員個人ウェブサイト(教育)
https://www.takeshisakade.org/ 教員個人ウェブサイト(研究) |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習・復習 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー:月3コマ ※sakade.kyoumu@gmail.comにて事前にアポイントメントをとってください。 |
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ILASセミナー :国際政治経済学と経済工学
(科目名)
ILAS Seminar :International Political Economy and Economic Engineering
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 25(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 1共22 |
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(キーワード) 国際政治経済学 / 国際関係論 / 機械学習 / 経済工学 / Python | |||||||
(授業の概要・目的)
近年、気候変動、戦争、経済格差、安全保障といった国際社会が直面する課題はますます深刻化しています。これらの問題は、グローバル化や情報技術(IT)の進展により、より複雑かつ相互作用を及ぼすようになりました。国際的な問題を理解し、その解決に向けたアプローチを考えるためには、従来の国際関係論の枠組みを学ぶだけでなく、現代社会を支える科学技術の基本的な仕組みやその影響についても理解を深めることも重要です。
本講義では「国際関係論」と「データサイエンス」とを融合させて、以下の2つのテーマを扱います。 ・国際政治経済学入門 国際政治経済学とは、国際政治,国際経済,および各種の社会体制(民主政・専制政治など)や社会集団(民族,移民など)の相互作用により生じる,あるいはそれらの影響を受ける諸問題について研究する学問分野です。今日の国際社会は、ウクライナ戦争・イスラエル=パレスチナ紛争・台湾尖閣有事・地球温暖化・エネルギー資源価格の高騰とインフレ・途上国の債務問題などさまざまな問題を抱えています。この演習では、国際関係理論の代表的な考え方と国際経済理論の骨格を学び、それらを上に挙げたホット・ボタン・イシュー(喫緊の問題)に適用し、国際政治経済を自分なりに見通す力を身に付けます。 ・データサイエンスと機械学習入門 Pythonを用いたプログラミング実践を通じて機械学習の基礎を一から学びます。最終的には株価予測モデルの構築を目指します。近年話題となっている「生成AI」との繋がりについても学びます。また、AI技術が持つ倫理的課題や社会への影響についても議論します。 講義全体を通じて広く多分野に触れることで受講者の興味を最大限に引き出し、継続的な学びの機会を提供します。 |
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(到達目標)
①国際政治経済学の基本的な概念を習得する。
②Pythonを用いたデータの扱い方の基礎を習得する。 ③機械学習の概要を把握し、簡単なモデルが組めるようになる。 ④国際政治軍事経済のホット—イシューを自分で分析するインテリジェンスを身に付ける。(ウクライナ戦争、イスラエル・ガザ紛争、台湾海峡尖閣有事・気候変動問題等) ・Kaggleのコンペに個人・グループワークで参加し、深層学習の概要を実践的に身に着ける。※Kaggle(カグル)は、AIや機械学習を学ぶ人や、データサイエンスに携わるエンジニアのためのプラットフォームです。企業や政府が課題を提示し、Kaggleに登録したユーザーがその課題を解決するコンペ形式のサービスが提供されています。 ・経済学・ファイナンス理論の数理的アプローチの方法を習得する。経済にまつわる諸現象に主体的に参加する能力を得る。ディープラーニングを利用してポートフォリオ価値の予測モデルを作り、統計的裁定を狙った自分自身の取引戦略を構築する。 |
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(授業計画と内容)
【第1回】イントロダクション (国際政治経済学①)第二次トランプ政権は世界をどう変えるか?ウクライナ・イスラエル・台湾尖閣・インフレ・金利・為替 (経済工学①)Kuggle入門 【第2回】(経済工学②)機械学習技術の歴史と現状 【第3回】(国際政治経済学②)「主権国家体制」とは? 【第4回】(経済工学③) 【第5回】(国際政治経済学③)パクスブリタニカ(1815-1914)と国際金本位制 【第6回】(経済工学④)住宅価格予測 【第7回】(国際政治経済学④)戦間期(1916-1944)英米覇権交替 【第8回】(経済工学⑤)タイタニック号の生存予測 【第9回】(国際政治経済学⑤)パクスアメリカーナ(1945-71)とブレトンウッズ体制 【第10回】(経済工学⑥)手書き数字認識 【第11回】(国際政治経済学⑥)サミット・G7体制(1972-2008)とアメリカ国債本位制 【第12回】(経済工学⑦)メルカリ商品の価格予測モデル 【第13回】(国際政治経済学⑦)G-Zero・米中覇権衝突(2009-現在) 【第14回】(経済工学⑧)株価予測 【第15回】フィードバック (参考) https://www.kaggle.com/code/rafetcan/recurrent-neural-n-rnn-tutorial-for-beginners kaggle https://www.kaggle.com/ https://www.kaggle.com/competitions/titanic |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(出席と参加の状況)30%、課題40%、期末試験(レポート)30%
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(教科書)
『実践Data Scienceシリーズ PythonではじめるKaggleスタートブック』
(講談社、2020)
ISBN:978-4065190067
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習・復習
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー:月3コマ
※sakade.kyoumu@gmail.comにて事前にアポイントメントをとってください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :再生可能エネルギー政策の調査と計画
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(英 訳) | ILAS Seminar :Research and Planning for Renewable Energy Policy | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 総合研究11号館217 | ||||||
(キーワード) | エネルギー政策 / 地域政策 / 環境計画 / エネルギー工学 / 社会的受容性 | ||||||
(授業の概要・目的) | 再生可能エネルギーは、地球温暖化問題の解決やカーボンニュートラルの実現、SDGs(Sustainable Development Goals)への貢献が期待されている。このILASセミナーでは再生可能エネルギーの特徴や課題、そして将来展望などについての講義、グループワーク、現地調査等を通じて再生可能エネルギーに関する各自の見識を深めてもらう。 現代社会の多くの課題は複雑性や不確実性に直面しているが、再生可能エネルギー利活用の課題においても技術・経済的問題、社会制度や倫理的課題等が複雑に絡み合ってる生じている。再生可能エネルギーの望ましい利活用の在り方を考える過程で、多面的な社会課題を理解し、課題解決に取り組む能力を身につける。 |
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(到達目標) | ・技術・社会・倫理等の複雑に絡み合った問題を考察することで、多面的に考える能力を身につける。 ・課題に対して,個人またはグループごとにディスカッションを行い,レポート作成能力や,討議能力を養う |
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(授業計画と内容) | 第1回:ガイダンス 第2回〜第11回: 以下に挙げる項目について講義とグループディスカッション・現地調査を実施する。ここで得られた知見を踏まえて第12回以降に受講者がグループで再生可能エネルギー利用方法などを検討しプレゼンテーションを行う。 1:再生可能エネルギーを巡る国際的現状(講義) 2:再生可能エネルギーとSDGs(講義) 3:再生可能エネルギーの先端技術と課題(講義) 4:再生可能エネルギーと経済①(講義) 5:再生可能エネルギーと経済②(グループディスカッション) 6:再生可能エネルギーの社会的受容性①(講義) 7:再生可能エネルギーの社会的受容性②(グループディスカッション) 8:現地調査①-再生可能エネルギー利用 9:現地調査②-再生可能エネルギー利用 10:現地調査③-再生可能エネルギー利用 第12回:再生可能エネルギー利用モデルの検討① 第13回:再生可能エネルギー利用モデルの検討② 第14回:発表会 第15回:フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(授業への参加状況、ディスカッションへの参加度)40%、受講者による発表会(プレゼンテーション)60%により評価する。 | ||||||
(教科書) |
プリント配付
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(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 再生可能エネルギーのメリットやデメリット等を事前に学習することが望ましい。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | セミナー中に京都市内及び京都市外で現地調査や見学会を実施する場合もある。このため、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入すること。京都市内の現地調査では、交通費(京都市内移動程度の費用)は各自の負担とする。京都市外の現地調査が必要となった場合は、土日に実施する。この場合、大学からバスなどを使って移動するため交通費の負担はない。 |
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ILASセミナー :再生可能エネルギー政策の調査と計画
(科目名)
ILAS Seminar :Research and Planning for Renewable Energy Policy
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 総合研究11号館217 |
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(キーワード) エネルギー政策 / 地域政策 / 環境計画 / エネルギー工学 / 社会的受容性 | |||||||
(授業の概要・目的)
再生可能エネルギーは、地球温暖化問題の解決やカーボンニュートラルの実現、SDGs(Sustainable Development Goals)への貢献が期待されている。このILASセミナーでは再生可能エネルギーの特徴や課題、そして将来展望などについての講義、グループワーク、現地調査等を通じて再生可能エネルギーに関する各自の見識を深めてもらう。
現代社会の多くの課題は複雑性や不確実性に直面しているが、再生可能エネルギー利活用の課題においても技術・経済的問題、社会制度や倫理的課題等が複雑に絡み合ってる生じている。再生可能エネルギーの望ましい利活用の在り方を考える過程で、多面的な社会課題を理解し、課題解決に取り組む能力を身につける。 |
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(到達目標)
・技術・社会・倫理等の複雑に絡み合った問題を考察することで、多面的に考える能力を身につける。
・課題に対して,個人またはグループごとにディスカッションを行い,レポート作成能力や,討議能力を養う |
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(授業計画と内容)
第1回:ガイダンス 第2回〜第11回: 以下に挙げる項目について講義とグループディスカッション・現地調査を実施する。ここで得られた知見を踏まえて第12回以降に受講者がグループで再生可能エネルギー利用方法などを検討しプレゼンテーションを行う。 1:再生可能エネルギーを巡る国際的現状(講義) 2:再生可能エネルギーとSDGs(講義) 3:再生可能エネルギーの先端技術と課題(講義) 4:再生可能エネルギーと経済①(講義) 5:再生可能エネルギーと経済②(グループディスカッション) 6:再生可能エネルギーの社会的受容性①(講義) 7:再生可能エネルギーの社会的受容性②(グループディスカッション) 8:現地調査①-再生可能エネルギー利用 9:現地調査②-再生可能エネルギー利用 10:現地調査③-再生可能エネルギー利用 第12回:再生可能エネルギー利用モデルの検討① 第13回:再生可能エネルギー利用モデルの検討② 第14回:発表会 第15回:フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(授業への参加状況、ディスカッションへの参加度)40%、受講者による発表会(プレゼンテーション)60%により評価する。
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(教科書)
プリント配付
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
再生可能エネルギーのメリットやデメリット等を事前に学習することが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
セミナー中に京都市内及び京都市外で現地調査や見学会を実施する場合もある。このため、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入すること。京都市内の現地調査では、交通費(京都市内移動程度の費用)は各自の負担とする。京都市外の現地調査が必要となった場合は、土日に実施する。この場合、大学からバスなどを使って移動するため交通費の負担はない。
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