


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :歴史地理学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Historical Geography | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 人間・環境学研究科棟433 | ||||||
(キーワード) | 人文地理学 / 日本史 / 歴史地理学 / 読図 / 地図 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 「地図から考える地域の歴史と現在」 本授業は、京都を含む関西及び日本各地の現在と過去の地図を比較し、地域の特徴と成り立ちを考察する、歴史地理学の入門ゼミである。 (1)関西の様々な地域における江戸・明治・大正・昭和・平成の地図を比較し、地域の変遷・成り立ちを考える読図の練習を行う。 (2)それをふまえて、フィールドワークを行う。地図を片手に、今の景観の中に過去の痕跡を探して地図化し、その意味を現場で考える。フィールドワークは、授業時間内のほか、土日・祝日などの授業の時間割外の日程を調整して行う(土日祝の場合は自由参加)。 (3)受講生それぞれが、日本各地から対象地を選び、地図資料室に所蔵された地形図の中から、その地の異なる3時期の明治〜平成の地形図を準備する。それらを着色しながら比較し、地域の特性とその変化について、レジュメを作成して発表を行う。 新旧地図を比較すると、歴史から現代社会まで、地域の様々な姿が浮き彫りになる。地図帳や地図、旅行が好きな人、高校の地理が得意だった人に限らず、多くの人に、この授業を通じて、読図の面白さと有効性を学んでほしい。一般的に入手が難しい明治・大正期や昭和期の古い地形図のコピーを入手できるのも、この授業のメリットである。 |
||||||
(到達目標) | 地形図の読図力、空間から物事を発想・推定する力、現実の景観の中に地域の特性や歴史を見出す観察眼と好奇心を涵養する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業の進度・受講生の関心に合わせて、一部変更する可能性あり。 第1回 授業の概要説明 第2〜4回 関西の新旧地図の比較(読図作業・討論) 第5回 京都市内を歩く(フィールドワーク) 第6〜13回 新旧地形図を読む(発表・討論) 第14回 総括 第15回 フィードバック(フィードバック期間中に行う) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末レポート20%、授業への参加度とコメントペーパー50%、発表30% |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 各自で対象地域を一つ選んで、地形図の読図を元にした発表をするので、地形図の準備から着色、分析などの作業が予習に相当する。発表の時に出た意見をもとに、さらに分析や調査を深めて文章化し、期末レポートとして作成することが復習となる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 総合人間学部の学生は、別途選抜を行うので、総合人間学部便覧のシラバスを確認のうえ、第1回授業に出席してください。授業中、地図を見て気づいたこと、分からないことは、どのような小さな点でも良いので、積極的な質問・発言を期待する。フィールドワークに交通費がかかる場合は、学生の自己負担である。学外のフィールドワークを含むので、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。 | ||||||
ILASセミナー :歴史地理学
(科目名)
ILAS Seminar :Historical Geography
(英 訳)
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|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 人間・環境学研究科棟433 |
|||||||
(キーワード) 人文地理学 / 日本史 / 歴史地理学 / 読図 / 地図 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
「地図から考える地域の歴史と現在」
本授業は、京都を含む関西及び日本各地の現在と過去の地図を比較し、地域の特徴と成り立ちを考察する、歴史地理学の入門ゼミである。 (1)関西の様々な地域における江戸・明治・大正・昭和・平成の地図を比較し、地域の変遷・成り立ちを考える読図の練習を行う。 (2)それをふまえて、フィールドワークを行う。地図を片手に、今の景観の中に過去の痕跡を探して地図化し、その意味を現場で考える。フィールドワークは、授業時間内のほか、土日・祝日などの授業の時間割外の日程を調整して行う(土日祝の場合は自由参加)。 (3)受講生それぞれが、日本各地から対象地を選び、地図資料室に所蔵された地形図の中から、その地の異なる3時期の明治〜平成の地形図を準備する。それらを着色しながら比較し、地域の特性とその変化について、レジュメを作成して発表を行う。 新旧地図を比較すると、歴史から現代社会まで、地域の様々な姿が浮き彫りになる。地図帳や地図、旅行が好きな人、高校の地理が得意だった人に限らず、多くの人に、この授業を通じて、読図の面白さと有効性を学んでほしい。一般的に入手が難しい明治・大正期や昭和期の古い地形図のコピーを入手できるのも、この授業のメリットである。 |
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(到達目標)
地形図の読図力、空間から物事を発想・推定する力、現実の景観の中に地域の特性や歴史を見出す観察眼と好奇心を涵養する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
授業の進度・受講生の関心に合わせて、一部変更する可能性あり。 第1回 授業の概要説明 第2〜4回 関西の新旧地図の比較(読図作業・討論) 第5回 京都市内を歩く(フィールドワーク) 第6〜13回 新旧地形図を読む(発表・討論) 第14回 総括 第15回 フィードバック(フィードバック期間中に行う) |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末レポート20%、授業への参加度とコメントペーパー50%、発表30%
|
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
各自で対象地域を一つ選んで、地形図の読図を元にした発表をするので、地形図の準備から着色、分析などの作業が予習に相当する。発表の時に出た意見をもとに、さらに分析や調査を深めて文章化し、期末レポートとして作成することが復習となる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
総合人間学部の学生は、別途選抜を行うので、総合人間学部便覧のシラバスを確認のうえ、第1回授業に出席してください。授業中、地図を見て気づいたこと、分からないことは、どのような小さな点でも良いので、積極的な質問・発言を期待する。フィールドワークに交通費がかかる場合は、学生の自己負担である。学外のフィールドワークを含むので、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :視覚科学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Vision Science | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 25(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 共北35 | ||||||
(キーワード) | 実験心理学 / 認知科学 / 視覚科学 / 眼球運動測定 / 行動実験 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 講義形式の授業では伝えることの困難な「視覚科学」の研究の実際の現場に触れ、視覚による認識過程を科学的に研究する方法に関する知識を体験的に得ることを目指す。具体的には担当教員の研究室で行っている研究手法(行動実験、fMRI実験、眼球運動測定実験など)を取り上げ、実験現場への参与観察(実験協力者としての参加を含む)と、実験手法に関するチュートリアルとディスカッションを通して研究の実際を理解する。 |
||||||
(到達目標) | 視覚に関する心理学実験を体験することにより、実験研究の基本的考え方を体験的に学ぶ。教科書的な知識と研究現場の関係、つながりを理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 前期のILASセミナー:視覚科学では、各研究手法による基本的な実験などを取り上げる。 第1回:オリエンテーション(必要な場合は履修制限) 第2回:視覚科学の研究手法の概説(レクチャー) 第3回:行動実験1(心理物理実験)実習 第4回:行動実験1(心理物理実験)結果の予測(グループディスカッション) 第5回:行動実験1(心理物理実験)結果の解説、まとめ、ディスカッション 第6回:行動実験2(認知実験)実習 第7回:行動実験2(認知実験)結果の予測(グループディスカッション) 第8回:行動実験2(認知実験)結果の解説、まとめ、ディスカッション 第9回:眼球運動測定実験 実習 第10回:眼球運動測定実験 結果の予測(グループディスカッション) 第11回:眼球運動測定実験 手法、結果の解説、まとめ、ディスカッション 第12回:fMRI実験 実習 第13回:fMRI実験 解説とディスカッション 第14回:まとめ、質疑応答、全体のディスカッション 第15回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 参加者は毎回の授業に出席しディスカッションに参加するとともに、各回の授業に関してPandAでコメントを提出する。これを平常点とする。また、授業で取り上げるテーマごとにレポートをまとめ提出する(計4回)。レポートの内容は ・授業内容のまとめ(研究手法についての知識の整理) ・その研究手法を用いた具体的な研究のアイディア ・その研究手法に関する意見(手法の限界、利点、改善点、など) 成績評価の方法 平常点 25% 発表・レポート 75% 素点(100点満点)で評価する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業時間外にデータ収集や実習を行う場合がありうる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :視覚科学
(科目名)
ILAS Seminar :Vision Science
(英 訳)
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|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 25(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 共北35 |
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(キーワード) 実験心理学 / 認知科学 / 視覚科学 / 眼球運動測定 / 行動実験 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
講義形式の授業では伝えることの困難な「視覚科学」の研究の実際の現場に触れ、視覚による認識過程を科学的に研究する方法に関する知識を体験的に得ることを目指す。具体的には担当教員の研究室で行っている研究手法(行動実験、fMRI実験、眼球運動測定実験など)を取り上げ、実験現場への参与観察(実験協力者としての参加を含む)と、実験手法に関するチュートリアルとディスカッションを通して研究の実際を理解する。
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(到達目標)
視覚に関する心理学実験を体験することにより、実験研究の基本的考え方を体験的に学ぶ。教科書的な知識と研究現場の関係、つながりを理解する。
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(授業計画と内容)
前期のILASセミナー:視覚科学では、各研究手法による基本的な実験などを取り上げる。 第1回:オリエンテーション(必要な場合は履修制限) 第2回:視覚科学の研究手法の概説(レクチャー) 第3回:行動実験1(心理物理実験)実習 第4回:行動実験1(心理物理実験)結果の予測(グループディスカッション) 第5回:行動実験1(心理物理実験)結果の解説、まとめ、ディスカッション 第6回:行動実験2(認知実験)実習 第7回:行動実験2(認知実験)結果の予測(グループディスカッション) 第8回:行動実験2(認知実験)結果の解説、まとめ、ディスカッション 第9回:眼球運動測定実験 実習 第10回:眼球運動測定実験 結果の予測(グループディスカッション) 第11回:眼球運動測定実験 手法、結果の解説、まとめ、ディスカッション 第12回:fMRI実験 実習 第13回:fMRI実験 解説とディスカッション 第14回:まとめ、質疑応答、全体のディスカッション 第15回:フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
参加者は毎回の授業に出席しディスカッションに参加するとともに、各回の授業に関してPandAでコメントを提出する。これを平常点とする。また、授業で取り上げるテーマごとにレポートをまとめ提出する(計4回)。レポートの内容は
・授業内容のまとめ(研究手法についての知識の整理) ・その研究手法を用いた具体的な研究のアイディア ・その研究手法に関する意見(手法の限界、利点、改善点、など) 成績評価の方法 平常点 25% 発表・レポート 75% 素点(100点満点)で評価する。 |
|||||||
(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業時間外にデータ収集や実習を行う場合がありうる。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :チームビルディング,リーダーシップ,環境経済・政策
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Team building, leadership, and environmental economics and policy | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 20(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 1共26 | ||||||
(キーワード) | 環境保全 / リーダーシップ / チーム / 事例分析 / アカデミックライティング | ||||||
(授業の概要・目的) | 「京大までの人」から「京大からの人」に成長する 大学受験までで求められたのは,与えられた問題に対する解決法や解決するための知識を,個々人がいかに効率的に吸収し,答案用紙に解答することだったと思います.これは現在の様々な問題を解決する上で重要な技能であることは間違いありません. しかし現代社会では,ウェブサイト上に多くの「正解」が掲載され,SNS上で「正解」を募集することも可能です.さらにAIの普及や「ハンコ文化」の撤廃は,今まで「秀才」や「エリート」と呼ばれていた人たちの仕事(「士業」)をなくしていきます. このような世界で重要となるのは,既存の知識として共有されている「正解」を知識として蓄積することだけでなく(これがなければ検索もできません), ・みんなに使ってもらうことで価値を持つ(ネットワーク効果)ような,新たな解決法を創出すること ・既知の「正解」と新たな解決法を組み合わせて(相乗効果)実現可能性を高めること ・こうした解決法を導き出せるように「課題」を設定しなおすこと, が求められるようになっています(山口, 2019). このような解決法は,異なる考えや背景,専門性を持つ人々がアイデアを出し合い,その得意分野を活用して協働することで思い付き,発展させ,実現させやすくなります.これを円滑に行うには,多様な人々やアイデア,資産をまとめ上げる能力,即ちリーダーシップが必要となります(ハスケル・ウェストレイク,2020). この授業では,多数の「正解」が示されながらもなかなか実施されない環境問題を取り上げ,グループワークによる課題設定,及び実際の取り組みの事例分析を通じて,問題解決の技法とその口頭及び文書による伝達方法を実践的に学ぶことを目的とします. |
||||||
(到達目標) | 企業や組織,政府機関のリーダーとして,環境問題の解決あるいは国連持続可能な発展目標(SDGs)を達成するための「ビジネスプラン」ないし「政策提案」を構想し,参加者にわかりやすく発表する能力を身につけることが最終目標です.そのプロセスで,下記7つのどの学問分野にも転用可能な技法(transferable skills)の取得を目指します. (1)リーダーシップの発揮技法 (2)効果的なグループワーク (3)ブレーンストーミング:課題の抽出方法 (4)論理的思考:因果関係の推論技法 (5)効果的なプレゼンテーション (6)事例研究・調査の方法 (7)アカデミックライティング(学術レポート・論文の執筆方法) |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 京大までの人と京大からの人 第2回 グループワークとチーム活動 第3回 リーダーシップ 第4回 伝える:プレゼンテーションとハンドアウト 第5-7回 テキストの輪読・報告・議論 第8回 事例研究の方法 第9-10回 問題の定式化・構造化と文献収集 第11-12回 中間報告と最終報告の準備 第13-14回 最終報告,レポート執筆方法 第15回 ふりかえり |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ・グループ口頭発表:20% ・テキストの輪読報告とその議論:20% ・グループ筆記レポート:50% ・その他授業への積極的な参加・貢献度:10% |
||||||
(教科書) |
『環境政策論』
(ミネルヴァ書房)
ISBN:978-4623071319
(輪読用の教材として使用します.5月の連休前までに購入して下さい.)
|
||||||
(参考書等) |
『7つの習慣 人格主義の回復』
(キングベアー出版,2020年)
ISBN:978-4863940925
(リーダーシップとチームビルディングをできるようになる要点が満載)
『基礎からわかる 論文の書き方 』
(講談社現代新書,2022年)
ISBN:978-4065280867
(レポートや論文作成に必ず役に立ちます)
『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み』
(日経BP,2020年)
ISBN:978-4-296-10604-2
(あなたのリーダーシップのタイプを診断できます)
『Google式10Xリモート仕事術』
(ダイヤモンド社, 2020年)
ISBN:978-4478109205
(Google の機能を使い倒してオンラインでグループワークをしましょう)
『ニュータイプの時代:新時代を生き抜く24の思考・行動様式』
(ダイヤモンド社,2019年)
ISBN:978-4-478-10834-5
(この授業で行うことのエッセンスが書かれています)
『武器としての図で考える習慣』
(東洋経済新報社,2020年)
ISBN:978-4492046685
(考えを分析に資するように構造化するコツを伝えます)
『脱炭素革命への挑戦:世界の潮流と日本の課題』
(山と渓谷社,2021年)
ISBN:978-4635310444
(授業後半のビジネスプラン作成の事例研究に資する書籍です.)
『ESG経営:ケーススタディ20』
(日経BP,2017年)
ISBN:978-4822236977
(授業後半のビジネスプラン作成の事例研究に資する書籍です.)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 輪読やグループワークの一部は,授業時間外に準備をした上で,授業中に発表することが求められます.また輪読テキストは,自分のプレゼン担当箇所以外でも事前に読み込んでくることが期待されます. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Google Workspace上のMicrosoft Word, Excel, Powerpoint を用いてグループプレゼン資料とグループレポートの作成を行います.大学のemail アカウントとは別にGoogle Account 及びGmailを取得しておいてください. | ||||||
ILASセミナー :チームビルディング,リーダーシップ,環境経済・政策
(科目名)
ILAS Seminar :Team building, leadership, and environmental economics and policy
(英 訳)
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 20(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 1共26 |
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(キーワード) 環境保全 / リーダーシップ / チーム / 事例分析 / アカデミックライティング | |||||||
(授業の概要・目的)
「京大までの人」から「京大からの人」に成長する
大学受験までで求められたのは,与えられた問題に対する解決法や解決するための知識を,個々人がいかに効率的に吸収し,答案用紙に解答することだったと思います.これは現在の様々な問題を解決する上で重要な技能であることは間違いありません. しかし現代社会では,ウェブサイト上に多くの「正解」が掲載され,SNS上で「正解」を募集することも可能です.さらにAIの普及や「ハンコ文化」の撤廃は,今まで「秀才」や「エリート」と呼ばれていた人たちの仕事(「士業」)をなくしていきます. このような世界で重要となるのは,既存の知識として共有されている「正解」を知識として蓄積することだけでなく(これがなければ検索もできません), ・みんなに使ってもらうことで価値を持つ(ネットワーク効果)ような,新たな解決法を創出すること ・既知の「正解」と新たな解決法を組み合わせて(相乗効果)実現可能性を高めること ・こうした解決法を導き出せるように「課題」を設定しなおすこと, が求められるようになっています(山口, 2019). このような解決法は,異なる考えや背景,専門性を持つ人々がアイデアを出し合い,その得意分野を活用して協働することで思い付き,発展させ,実現させやすくなります.これを円滑に行うには,多様な人々やアイデア,資産をまとめ上げる能力,即ちリーダーシップが必要となります(ハスケル・ウェストレイク,2020). この授業では,多数の「正解」が示されながらもなかなか実施されない環境問題を取り上げ,グループワークによる課題設定,及び実際の取り組みの事例分析を通じて,問題解決の技法とその口頭及び文書による伝達方法を実践的に学ぶことを目的とします. |
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(到達目標)
企業や組織,政府機関のリーダーとして,環境問題の解決あるいは国連持続可能な発展目標(SDGs)を達成するための「ビジネスプラン」ないし「政策提案」を構想し,参加者にわかりやすく発表する能力を身につけることが最終目標です.そのプロセスで,下記7つのどの学問分野にも転用可能な技法(transferable skills)の取得を目指します.
(1)リーダーシップの発揮技法 (2)効果的なグループワーク (3)ブレーンストーミング:課題の抽出方法 (4)論理的思考:因果関係の推論技法 (5)効果的なプレゼンテーション (6)事例研究・調査の方法 (7)アカデミックライティング(学術レポート・論文の執筆方法) |
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(授業計画と内容)
第1回 京大までの人と京大からの人 第2回 グループワークとチーム活動 第3回 リーダーシップ 第4回 伝える:プレゼンテーションとハンドアウト 第5-7回 テキストの輪読・報告・議論 第8回 事例研究の方法 第9-10回 問題の定式化・構造化と文献収集 第11-12回 中間報告と最終報告の準備 第13-14回 最終報告,レポート執筆方法 第15回 ふりかえり |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
・グループ口頭発表:20%
・テキストの輪読報告とその議論:20% ・グループ筆記レポート:50% ・その他授業への積極的な参加・貢献度:10% |
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(教科書)
『環境政策論』
(ミネルヴァ書房)
ISBN:978-4623071319
(輪読用の教材として使用します.5月の連休前までに購入して下さい.)
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(参考書等)
『7つの習慣 人格主義の回復』
(キングベアー出版,2020年)
ISBN:978-4863940925
(リーダーシップとチームビルディングをできるようになる要点が満載)
『基礎からわかる 論文の書き方 』
(講談社現代新書,2022年)
ISBN:978-4065280867
(レポートや論文作成に必ず役に立ちます)
『宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み』
(日経BP,2020年)
ISBN:978-4-296-10604-2
(あなたのリーダーシップのタイプを診断できます)
『Google式10Xリモート仕事術』
(ダイヤモンド社, 2020年)
ISBN:978-4478109205
(Google の機能を使い倒してオンラインでグループワークをしましょう)
『ニュータイプの時代:新時代を生き抜く24の思考・行動様式』
(ダイヤモンド社,2019年)
ISBN:978-4-478-10834-5
(この授業で行うことのエッセンスが書かれています)
『武器としての図で考える習慣』
(東洋経済新報社,2020年)
ISBN:978-4492046685
(考えを分析に資するように構造化するコツを伝えます)
『脱炭素革命への挑戦:世界の潮流と日本の課題』
(山と渓谷社,2021年)
ISBN:978-4635310444
(授業後半のビジネスプラン作成の事例研究に資する書籍です.)
『ESG経営:ケーススタディ20』
(日経BP,2017年)
ISBN:978-4822236977
(授業後半のビジネスプラン作成の事例研究に資する書籍です.)
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(授業外学習(予習・復習)等)
輪読やグループワークの一部は,授業時間外に準備をした上で,授業中に発表することが求められます.また輪読テキストは,自分のプレゼン担当箇所以外でも事前に読み込んでくることが期待されます.
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(その他(オフィスアワー等))
Google Workspace上のMicrosoft Word, Excel, Powerpoint を用いてグループプレゼン資料とグループレポートの作成を行います.大学のemail アカウントとは別にGoogle Account 及びGmailを取得しておいてください.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :地下と上空から探る地殻のしくみ
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(英 訳) | ILAS Seminar :Exploring the Earth's Crust from Subsurface and Sky | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 総合研究4号館共通4講義室 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 固体地球科学関連 / 掘削 / 地震断層 / 地殻 / SAR | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地震のような地殻運動に伴う自然現象の正確な理解や、地殻に賦存する地球資源の調査と開発のためには、地表または海底から「孔」を開けて、地下深部にアクセスする必要がある。このように孔を開ける作業である掘削は、地殻から岩石試料の採取や、岩石の原位置での物理的状態を直接計測する唯一の手段である。その一方で、人工衛星やドローンに搭載したSAR(合成開口レーダ)による地表変動の観測は広範囲にわたり、かつ時系列の解析ができるという利点があることから、地下で発生する地殻の変動を間接的に観測する方法として、世界的に広く用いられている。本セミナーでは、地質や岩石の性質を学び、地球科学および資源開発に関わる掘削の意義・方法・事例(代表的な国際掘削プロジェクトの成果等)、SARによる地表変動観測を解説するとともに、地質露頭(例えば、断層など)の巡検やSARデータ解析の演習を行い、地殻のしくみなどについて理解する。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | ・講義、地質巡検などを通じて、地質、断層、岩石、掘削に関する基礎知識を習得する。 ・地震断層の性状を調査する等の典型的な掘削プロジェクトの事例解説を通じて、その考え方や概要を理解する。 ・SARによる地表変動の観測に関する講義、SARデータ解析の演習を通じて、SAR観測の原理とデータ解析の基本を学ぶ。 ・課題(プレゼンテーション)を通じて、自主的に取り組む動機や能力を養う。 |
||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 講義、地質巡検、演習と課題(プレゼンテーション)から成る。 講義計画:下記の内容につき、それぞれ1〜2回程度の講義を行う予定であり、授業回数はフィードバックを含め全15回とする。内容・順番・時間配分は変更することがある。 ・本セミナーのガイダンス、地球科学の基礎について解説する。 ・日本列島の地質:地球上の構造における日本列島の特徴に着目しながら、日本列島を構成する地質や列島の成り立ちについて解説する。 ・地質学と掘削科学:地質調査、室内実験、室内分析など、地質学の様々な研究項目を紹介し、地質学と掘削科学の関わりについて解説する。 ・陸上と海洋での掘削方法と技術の概要の解説:陸上と海底下の石油開発および科学調査を行うための海洋掘削の歴史や方法等を解説する。 ・東北地方太平洋沖地震断層の調査掘削(JFAST, JTRACK)の紹介:2011年に発生したマグニチュード9の東北地震ならびにその震源断層調査プロジェクトを紹介する。 ・地熱エネルギー開発を目的とした掘削の解説:クリーンなエネルギー資源として注目されている地熱を開発するための掘削ならびに地熱発電システムの基本を解説する。 ・海底鉱物資源の調査の紹介:日本列島を取り巻く広大な海洋の改定に賦存する天然鉱物資源の状況とその調査の実例を紹介する。 ・SAR(合成開口レーダ):SARによる地表変動観測の基本について解説し、SARデータ解析の基礎的な演習を行う。 フィールド実習(地質巡検):断層等の地質露頭の巡検や地震断層観察館への訪問を予定する。(土曜日に実施する。移動と見学で1日かかる予定。詳細未定) 課題(プレゼンテーション):地殻・地質・岩石・掘削・地表変動などの地球科学・地球工学に関する課題について自主的に調査を行い、取りまとめた上で、発表を行う。発表資料はレポートとして提出する。 ※フィードバック方法は別途連絡する。 |
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(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 目安として、授業と課題への取り組み姿勢と出席状況(50%),プレゼンテーション(25%),レポート(25%)により総合評価する予定である。状況により、評価項目と割合を適宜変更することがある。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||
(参考書等) |
必要に応じて、講義中に紹介または配布する。
|
||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 個別の課題を提示し、代表的な参考資料・文献を紹介する。それらを精読するとともに、自らその課題について調査をして、取りまとめた上で、発表資料の準備を行う。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 発表はMicrosoft Power Pointを使って行うこと。 フィールド調査に必要な交通費や、学外活動で必要となる費用(施設入場料等)は自己負担(行先によるが、4000円以下の見込み)となります。 学生教育研究災害傷害保険(学研災)等の傷害保険に加入するようにしてください。 担当教員は桂キャンパスにいるので、不明な点は積極的に講義中に質問してください。メールによる質問も受け付けます。 |
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ILASセミナー :地下と上空から探る地殻のしくみ
(科目名)
ILAS Seminar :Exploring the Earth's Crust from Subsurface and Sky
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 総合研究4号館共通4講義室 |
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(キーワード) 固体地球科学関連 / 掘削 / 地震断層 / 地殻 / SAR | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
地震のような地殻運動に伴う自然現象の正確な理解や、地殻に賦存する地球資源の調査と開発のためには、地表または海底から「孔」を開けて、地下深部にアクセスする必要がある。このように孔を開ける作業である掘削は、地殻から岩石試料の採取や、岩石の原位置での物理的状態を直接計測する唯一の手段である。その一方で、人工衛星やドローンに搭載したSAR(合成開口レーダ)による地表変動の観測は広範囲にわたり、かつ時系列の解析ができるという利点があることから、地下で発生する地殻の変動を間接的に観測する方法として、世界的に広く用いられている。本セミナーでは、地質や岩石の性質を学び、地球科学および資源開発に関わる掘削の意義・方法・事例(代表的な国際掘削プロジェクトの成果等)、SARによる地表変動観測を解説するとともに、地質露頭(例えば、断層など)の巡検やSARデータ解析の演習を行い、地殻のしくみなどについて理解する。
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(到達目標)
・講義、地質巡検などを通じて、地質、断層、岩石、掘削に関する基礎知識を習得する。
・地震断層の性状を調査する等の典型的な掘削プロジェクトの事例解説を通じて、その考え方や概要を理解する。 ・SARによる地表変動の観測に関する講義、SARデータ解析の演習を通じて、SAR観測の原理とデータ解析の基本を学ぶ。 ・課題(プレゼンテーション)を通じて、自主的に取り組む動機や能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
講義、地質巡検、演習と課題(プレゼンテーション)から成る。 講義計画:下記の内容につき、それぞれ1〜2回程度の講義を行う予定であり、授業回数はフィードバックを含め全15回とする。内容・順番・時間配分は変更することがある。 ・本セミナーのガイダンス、地球科学の基礎について解説する。 ・日本列島の地質:地球上の構造における日本列島の特徴に着目しながら、日本列島を構成する地質や列島の成り立ちについて解説する。 ・地質学と掘削科学:地質調査、室内実験、室内分析など、地質学の様々な研究項目を紹介し、地質学と掘削科学の関わりについて解説する。 ・陸上と海洋での掘削方法と技術の概要の解説:陸上と海底下の石油開発および科学調査を行うための海洋掘削の歴史や方法等を解説する。 ・東北地方太平洋沖地震断層の調査掘削(JFAST, JTRACK)の紹介:2011年に発生したマグニチュード9の東北地震ならびにその震源断層調査プロジェクトを紹介する。 ・地熱エネルギー開発を目的とした掘削の解説:クリーンなエネルギー資源として注目されている地熱を開発するための掘削ならびに地熱発電システムの基本を解説する。 ・海底鉱物資源の調査の紹介:日本列島を取り巻く広大な海洋の改定に賦存する天然鉱物資源の状況とその調査の実例を紹介する。 ・SAR(合成開口レーダ):SARによる地表変動観測の基本について解説し、SARデータ解析の基礎的な演習を行う。 フィールド実習(地質巡検):断層等の地質露頭の巡検や地震断層観察館への訪問を予定する。(土曜日に実施する。移動と見学で1日かかる予定。詳細未定) 課題(プレゼンテーション):地殻・地質・岩石・掘削・地表変動などの地球科学・地球工学に関する課題について自主的に調査を行い、取りまとめた上で、発表を行う。発表資料はレポートとして提出する。 ※フィードバック方法は別途連絡する。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
目安として、授業と課題への取り組み姿勢と出席状況(50%),プレゼンテーション(25%),レポート(25%)により総合評価する予定である。状況により、評価項目と割合を適宜変更することがある。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
必要に応じて、講義中に紹介または配布する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
個別の課題を提示し、代表的な参考資料・文献を紹介する。それらを精読するとともに、自らその課題について調査をして、取りまとめた上で、発表資料の準備を行う。
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(その他(オフィスアワー等))
発表はMicrosoft Power Pointを使って行うこと。
フィールド調査に必要な交通費や、学外活動で必要となる費用(施設入場料等)は自己負担(行先によるが、4000円以下の見込み)となります。 学生教育研究災害傷害保険(学研災)等の傷害保険に加入するようにしてください。 担当教員は桂キャンパスにいるので、不明な点は積極的に講義中に質問してください。メールによる質問も受け付けます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :公共政策論II
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Public Policy II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室23 | ||||||
(キーワード) | 経済政策関連 / 効率性 / 市場 / 政府 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 様々な領域で実施されている公共政策に関して、その分析に資する経済学などの標準的な教科書を輪読することによって、その必要性や評価軸を学ぶ。その上で、公共政策の基本原理や実際の形成過程を理解し、良き公共政策のありかたを考究する。 | ||||||
(到達目標) | 公共政策の分析に活用できる経済学の基礎的概念とそれを用いた政策分析の手法を修得し、幅広い公共政策の理解に応用ができるようになること。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション 教科書の概要を説明する。基本的な参考文献などを紹介し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。また、出席者の担当部分を決定する。 第2回〜第13回 教科書の精読 受講者は教科書の節を分担し、その内容を報告するとともに、問題の解答を行う。 以下のようなテーマそれぞれについて1〜2週の授業を行う予定である。 1.トレードオフと機会費用 2.需要曲線と供給曲線 3.消費者 4.生産と費用 5.短期における企業 6.長期における企業と競争的市場 第14回 まとめ これまでの精読の成果をまとめ、残された課題や疑問点について全員で議論する。切りのよいところまで読了できなかった場合、この回を補充に充てることもある。 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
後期に開講される公共政策論基礎ゼミナールIIとの連続履修が望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 担当箇所の報告内容と授業への参加の程度の観点から平常点で評価する。個別の成績評価基準は第1回目の授業で説明する。 | ||||||
(教科書) |
『Economics Is Everywhere, 5th ed.』
(Worth Publishers)
ISBN:978-1-4641-8539-7
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回事前に教科書を読んでおき、疑問点を整理した上で、授業に参加すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :公共政策論II
(科目名)
ILAS Seminar :Public Policy II
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 教育院棟演習室23 |
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(キーワード) 経済政策関連 / 効率性 / 市場 / 政府 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
様々な領域で実施されている公共政策に関して、その分析に資する経済学などの標準的な教科書を輪読することによって、その必要性や評価軸を学ぶ。その上で、公共政策の基本原理や実際の形成過程を理解し、良き公共政策のありかたを考究する。
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(到達目標)
公共政策の分析に活用できる経済学の基礎的概念とそれを用いた政策分析の手法を修得し、幅広い公共政策の理解に応用ができるようになること。
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション 教科書の概要を説明する。基本的な参考文献などを紹介し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。また、出席者の担当部分を決定する。 第2回〜第13回 教科書の精読 受講者は教科書の節を分担し、その内容を報告するとともに、問題の解答を行う。 以下のようなテーマそれぞれについて1〜2週の授業を行う予定である。 1.トレードオフと機会費用 2.需要曲線と供給曲線 3.消費者 4.生産と費用 5.短期における企業 6.長期における企業と競争的市場 第14回 まとめ これまでの精読の成果をまとめ、残された課題や疑問点について全員で議論する。切りのよいところまで読了できなかった場合、この回を補充に充てることもある。 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
後期に開講される公共政策論基礎ゼミナールIIとの連続履修が望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
担当箇所の報告内容と授業への参加の程度の観点から平常点で評価する。個別の成績評価基準は第1回目の授業で説明する。
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(教科書)
『Economics Is Everywhere, 5th ed.』
(Worth Publishers)
ISBN:978-1-4641-8539-7
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回事前に教科書を読んでおき、疑問点を整理した上で、授業に参加すること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :サステナブル・ファイナンス
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Sustainable Finance | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 東一条館実習室(121・122) | ||||||
(キーワード) | サステナビリィ / ファイナンス / 環境・社会・ガバナンス | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、近年注目を浴びているサステナブル・ファイナンス(持続可能な金融)を研究の対象とします。サステナブル・ファイナンスとは、顧客と社会の長期永続的な成長のため、環境・社会・ガバナンス(Environment・Social・Governance: ESG)の基準を事業または投資の決定に組み込むあらゆる形の金融サービスを指します。本講義では、ファイナンスに関する基礎的な知識を習得したうえで、グリーンボンド・排出権取引・ESG投資・グリーンフィンテックといったサステナブル・ファイナンスに関する最近の動向をいくつか簡単に紹介します。そしてグループごとに研究対象を決定したうえでそれらの問題点を設定し、その解決方法等についてグループごとにディスカッションを重ねることで、より具体的なリサーチを行います。 | ||||||
(到達目標) | サステナブル・ファイナンスの基礎を学ぶことで新たな視座を得るとともに、高校までの学習とは異なるリサーチについての初歩的な経験を得ることを目指します。 | ||||||
(授業計画と内容) | 【第1回】 ファイナンスの基礎(1):キャッシュフロー分析 【第2回】 ファイナンスの基礎(2):アセットプライシング 【第3回】 ファイナンスの基礎(3):リスクマネジメント 【第4回】 サステナブル・ファイナンスの動向(1):グリーンボンド、再生可能 エネルギープロジェクト評価 【第5回】 サステナブル・ファイナンスの動向(2):排出権取引 【第6回】 サステナブル・ファイナンスの動向(3):ESG投資、グリーンフィンテック 【第7回】 研究対象の選択と決定:サステナブル・ファイナンスに関する動向として、グリーンボンド・排出権取引・ESG投資・グリーンフィンテックなどから研究対象を選択・決定する 【第8・9回】 問題の背景に関する調査と問題の設定に関するディスカッション(1)・(2) 【第10・11回】 問題の解決方法に関する調査とディスカッション(1)・(2) 【第12・13回】 リサーチに関する報告とディスカッション(1)・(2) 【第14回】 本講義のまとめと将来の方向性 【第15回】 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と議論への積極的な参加(40%)、グループでの発表(20%)ならびにレポート(40%)によって評価します。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業前に予習すべきこと:前回授業内容の確認・質問事項の整理 復習すべきこと:授業資料などを使って授業内容の確認 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | (連絡先) 金村 宗 kanamura.takashi.3u@kyoto-u.ac.jp | ||||||
ILASセミナー :サステナブル・ファイナンス
(科目名)
ILAS Seminar :Sustainable Finance
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 東一条館実習室(121・122) |
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(キーワード) サステナビリィ / ファイナンス / 環境・社会・ガバナンス | |||||||
(授業の概要・目的)
本講義では、近年注目を浴びているサステナブル・ファイナンス(持続可能な金融)を研究の対象とします。サステナブル・ファイナンスとは、顧客と社会の長期永続的な成長のため、環境・社会・ガバナンス(Environment・Social・Governance: ESG)の基準を事業または投資の決定に組み込むあらゆる形の金融サービスを指します。本講義では、ファイナンスに関する基礎的な知識を習得したうえで、グリーンボンド・排出権取引・ESG投資・グリーンフィンテックといったサステナブル・ファイナンスに関する最近の動向をいくつか簡単に紹介します。そしてグループごとに研究対象を決定したうえでそれらの問題点を設定し、その解決方法等についてグループごとにディスカッションを重ねることで、より具体的なリサーチを行います。
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(到達目標)
サステナブル・ファイナンスの基礎を学ぶことで新たな視座を得るとともに、高校までの学習とは異なるリサーチについての初歩的な経験を得ることを目指します。
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(授業計画と内容)
【第1回】 ファイナンスの基礎(1):キャッシュフロー分析 【第2回】 ファイナンスの基礎(2):アセットプライシング 【第3回】 ファイナンスの基礎(3):リスクマネジメント 【第4回】 サステナブル・ファイナンスの動向(1):グリーンボンド、再生可能 エネルギープロジェクト評価 【第5回】 サステナブル・ファイナンスの動向(2):排出権取引 【第6回】 サステナブル・ファイナンスの動向(3):ESG投資、グリーンフィンテック 【第7回】 研究対象の選択と決定:サステナブル・ファイナンスに関する動向として、グリーンボンド・排出権取引・ESG投資・グリーンフィンテックなどから研究対象を選択・決定する 【第8・9回】 問題の背景に関する調査と問題の設定に関するディスカッション(1)・(2) 【第10・11回】 問題の解決方法に関する調査とディスカッション(1)・(2) 【第12・13回】 リサーチに関する報告とディスカッション(1)・(2) 【第14回】 本講義のまとめと将来の方向性 【第15回】 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と議論への積極的な参加(40%)、グループでの発表(20%)ならびにレポート(40%)によって評価します。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業前に予習すべきこと:前回授業内容の確認・質問事項の整理
復習すべきこと:授業資料などを使って授業内容の確認 |
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(その他(オフィスアワー等))
(連絡先) 金村 宗 kanamura.takashi.3u@kyoto-u.ac.jp
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :科学技術を考える−人文学の視点から
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Thinking Science and Technology - Perspective from Humanities | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(8)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 人文科学研究所本館330号室 | ||||||
(キーワード) | 監視 / 技術 / フーコー | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業では、ミシェル・フーコー『監獄の誕生——監視と処罰』(1975年)を読む。18世紀末のヨーロッパでは、それまでの残酷な刑罰から、監禁と監視による刑罰を行う法制度へと移行した。これは工場や学校のような、一人ひとりの人間が監視と規律化のもとに生きる社会の成立と結びついている。この授業では、このテキストを現代の科学技術社会を理解する手がかりとして読解していきたい。 現代社会においては、いたるところで空間の監視が行き渡っている。最近ではCOVID-19パンデミックにおける感染症サーベイランスを思い起こせばよい。このような科学的知識にもとづく人間のデータ化と管理は、じつは「監獄の誕生」からはじまっているのである。 本書の読解を通して、科学技術がつくる空間とは何か、技術とは何か、人間とは何かという問いを考えていきたい。このような人文学の問いは、社会にとっての科学技術の意味を考えるためにも有効なはずである。 |
||||||
(到達目標) | - 一冊のテキストを読み、著者の主張を理解する。 - 人文学的な文章を読み解いて、論理的に表現できるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス セミナーの概要、進め方について説明する。 第2回〜第14回 『監獄の誕生』を1章ずつ読み進めていく。 参加者による内容紹介、内容の確認の議論という形式で進める。 目次は以下の通り。 第1部 身体刑 第1章 受刑者の身体 第2章 身体刑の華々しさ 第2部 処罰 第1章 一般化される処罰 第2章 刑罰のおだやかさ 第3部 規律・訓練 第1章 従順な身体 第2章 良き訓育の手段 第3章 一望監視方式 第4部 監獄 第1章 「完全で厳格な制度」 第2章 違法行為と非行性 第3章 監禁的なるもの 第15回フィードバック おもなテキストのほか、関連する論文などを読むこともある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | - 出席と授業中の報告(60点) - 課題レポート(40点) |
||||||
(教科書) |
『監獄の誕生——監視と処罰』
(2020)
(初回に利用する部分を配布するので、事前に購入する必要はない。)
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | - 参加者はテキストを読んでくる。 - 発表者はレジュメを作成する。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :科学技術を考える−人文学の視点から
(科目名)
ILAS Seminar :Thinking Science and Technology - Perspective from Humanities
(英 訳)
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||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 人文科学研究所本館330号室 |
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(キーワード) 監視 / 技術 / フーコー | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業では、ミシェル・フーコー『監獄の誕生——監視と処罰』(1975年)を読む。18世紀末のヨーロッパでは、それまでの残酷な刑罰から、監禁と監視による刑罰を行う法制度へと移行した。これは工場や学校のような、一人ひとりの人間が監視と規律化のもとに生きる社会の成立と結びついている。この授業では、このテキストを現代の科学技術社会を理解する手がかりとして読解していきたい。
現代社会においては、いたるところで空間の監視が行き渡っている。最近ではCOVID-19パンデミックにおける感染症サーベイランスを思い起こせばよい。このような科学的知識にもとづく人間のデータ化と管理は、じつは「監獄の誕生」からはじまっているのである。 本書の読解を通して、科学技術がつくる空間とは何か、技術とは何か、人間とは何かという問いを考えていきたい。このような人文学の問いは、社会にとっての科学技術の意味を考えるためにも有効なはずである。 |
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(到達目標)
- 一冊のテキストを読み、著者の主張を理解する。
- 人文学的な文章を読み解いて、論理的に表現できるようになる。 |
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(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス セミナーの概要、進め方について説明する。 第2回〜第14回 『監獄の誕生』を1章ずつ読み進めていく。 参加者による内容紹介、内容の確認の議論という形式で進める。 目次は以下の通り。 第1部 身体刑 第1章 受刑者の身体 第2章 身体刑の華々しさ 第2部 処罰 第1章 一般化される処罰 第2章 刑罰のおだやかさ 第3部 規律・訓練 第1章 従順な身体 第2章 良き訓育の手段 第3章 一望監視方式 第4部 監獄 第1章 「完全で厳格な制度」 第2章 違法行為と非行性 第3章 監禁的なるもの 第15回フィードバック おもなテキストのほか、関連する論文などを読むこともある。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
- 出席と授業中の報告(60点)
- 課題レポート(40点) |
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(教科書)
『監獄の誕生——監視と処罰』
(2020)
(初回に利用する部分を配布するので、事前に購入する必要はない。)
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
- 参加者はテキストを読んでくる。
- 発表者はレジュメを作成する。 |
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :三枝洋一「数論幾何入門」を読む
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(英 訳) | ILAS Seminar :Reading "Introduction to Arithmetic Geometry" by Yoichi Mieda | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 理学研究科6号館602号室 | ||||||
(キーワード) | 代数学関連 / 整数論 / 数論幾何 / モジュラー曲線 / 保型形式 | ||||||
(授業の概要・目的) | 数論幾何とは,幾何学的な方法で方程式や整数の性質を研究する数学の一分野である.整数は,定義は単純だが,その定義からは想像もできないような不思議な性質を持っている.まだまだ未解決の問題も多い. この授業では,「モジュラー曲線」を題材に,数論幾何の基本的な考え方を学ぶ.また,数論幾何の様々な定理に触れる. |
||||||
(到達目標) | 数論幾何の基礎を学ぶ.数論幾何の研究に使われる代数学や解析学の手法を学ぶ.具体例を通じて計算する技術を身に付ける.整数という身近な題材を通じて,数学の問題を論理的に考察する練習や,専門書を自ら読み進める練習を行う. | ||||||
(授業計画と内容) | 授業は輪講形式で行う. 授業の進め方は次の通りである.第1回の授業では参加者の発表箇所を決める.各回の授業では,発表担当者があらかじめ割り当てられた内容について板書を使って説明する.1回の授業につき2人が発表を行う.各参加者にとっては,およそ4回に1回程度,自分の発表の番が回ってくる. 本授業では予習と復習は必須である. 学期末には授業に関連した内容についてのレポートを提出すること. 授業予定は以下の通りである.以下の内容について全15回(フィードバックを含む)の授業を行う.これらはおよそ教科書の前半部分(1章から7章まで)の内容に相当する. (1) 数論幾何学への招待 (2回) (2) モジュラー曲線とは (2回) (3) モジュラー曲線 (SL_2(Z)) (2回) (4) 保型関数と保型形式 (2回) (5) モジュラー曲線 (Γ_0(p)) (2回) (6) モジュラー曲線 (Γ_1(11)) の方程式 (2回) (7) モジュラー曲線のFp有理点 (2回) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 発表への取り組み(25点),討論への積極的な参加(25点),学期末レポート(50点)により評価する. | ||||||
(教科書) |
『数論幾何入門 モジュラー曲線から大定理・大予想へ』
(森北出版)
ISBN:978-4-627-07891-8
第1回の授業の際に発表箇所を決めるので,その時までに教科書を入手しておくこと.
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | この授業は輪講形式であり予習・復習は必須である. 授業への積極的な参加が望まれる. 発表時には,教科書に書かれていることを表面的に読むだけでなく,説明が分かりにくいところは自分で補ったり,興味深い定理があったら例を計算してみるなどして,理解を深めるように試みるとよい. 自分が発表担当でない回でも教科書の予習を行うこと.自分ならどのように発表するかということを考えながら参加するとよい.発表者の説明が分かりにくい箇所については積極的に質問すること. |
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(その他(オフィスアワー等)) | 授業後に質問を受け付ける. | ||||||
ILASセミナー :三枝洋一「数論幾何入門」を読む
(科目名)
ILAS Seminar :Reading "Introduction to Arithmetic Geometry" by Yoichi Mieda
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 理学研究科6号館602号室 |
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(キーワード) 代数学関連 / 整数論 / 数論幾何 / モジュラー曲線 / 保型形式 | |||||||
(授業の概要・目的)
数論幾何とは,幾何学的な方法で方程式や整数の性質を研究する数学の一分野である.整数は,定義は単純だが,その定義からは想像もできないような不思議な性質を持っている.まだまだ未解決の問題も多い.
この授業では,「モジュラー曲線」を題材に,数論幾何の基本的な考え方を学ぶ.また,数論幾何の様々な定理に触れる. |
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(到達目標)
数論幾何の基礎を学ぶ.数論幾何の研究に使われる代数学や解析学の手法を学ぶ.具体例を通じて計算する技術を身に付ける.整数という身近な題材を通じて,数学の問題を論理的に考察する練習や,専門書を自ら読み進める練習を行う.
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(授業計画と内容)
授業は輪講形式で行う. 授業の進め方は次の通りである.第1回の授業では参加者の発表箇所を決める.各回の授業では,発表担当者があらかじめ割り当てられた内容について板書を使って説明する.1回の授業につき2人が発表を行う.各参加者にとっては,およそ4回に1回程度,自分の発表の番が回ってくる. 本授業では予習と復習は必須である. 学期末には授業に関連した内容についてのレポートを提出すること. 授業予定は以下の通りである.以下の内容について全15回(フィードバックを含む)の授業を行う.これらはおよそ教科書の前半部分(1章から7章まで)の内容に相当する. (1) 数論幾何学への招待 (2回) (2) モジュラー曲線とは (2回) (3) モジュラー曲線 (SL_2(Z)) (2回) (4) 保型関数と保型形式 (2回) (5) モジュラー曲線 (Γ_0(p)) (2回) (6) モジュラー曲線 (Γ_1(11)) の方程式 (2回) (7) モジュラー曲線のFp有理点 (2回) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
発表への取り組み(25点),討論への積極的な参加(25点),学期末レポート(50点)により評価する.
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(教科書)
『数論幾何入門 モジュラー曲線から大定理・大予想へ』
(森北出版)
ISBN:978-4-627-07891-8
第1回の授業の際に発表箇所を決めるので,その時までに教科書を入手しておくこと.
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
この授業は輪講形式であり予習・復習は必須である.
授業への積極的な参加が望まれる. 発表時には,教科書に書かれていることを表面的に読むだけでなく,説明が分かりにくいところは自分で補ったり,興味深い定理があったら例を計算してみるなどして,理解を深めるように試みるとよい. 自分が発表担当でない回でも教科書の予習を行うこと.自分ならどのように発表するかということを考えながら参加するとよい.発表者の説明が分かりにくい箇所については積極的に質問すること. |
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(その他(オフィスアワー等))
授業後に質問を受け付ける.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :"The Economist" を読む
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(英 訳) | ILAS Seminar :Reading "The Economist" | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 9(9)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 経済研究所本館1階 第二共同研究室 | ||||||
(キーワード) | 金融およびファイナンス関連 / 理論経済学関連 / 経済政策関連 / 公共経済および労働経済関連 | ||||||
(授業の概要・目的) | 将来どのような職業に就くことになるとしても,確かな情報に基づく新聞や雑誌の記事を正しく理解することは重要である.視野を広げるためには,日本語で書かれた記事のみならず,英語で書かれた記事も理解する能力を身につけることが必要である.そこで,本セミナーでは.明快な英語で書かれているとの定評がある The Economist の最新号(もしくは1,2週間前の号)の,主に "Finance & economics" および "Leaders" のセクションに掲載された記事3本を読み,それに基づいて議論する.事前の報告者を定めない(報告者は毎回その場で指定される)ので,受講者全員が,毎回,報告できるようにメモまたはスライドを準備することが求められる.また,単に英語を日本語に訳するだけではなく,記事の背景にある事象も説明できるよう準備することも求められる.場合によっては英語による要約の提出が求められることもある. | ||||||
(到達目標) | 英文記事を早く正しく読む技術を獲得するとともに,背景にある経済現象に関する知識を身につける.さらに,読解した内容を,日本語英語のいずれにおいても噛み砕いて説明出るようになる. | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション 有用と思われる辞書などを紹介する.担当講師(原)が実際にThe Economistの記事を紹介し,今後の授業(セミナー)の進め方の見本を示す.受講生の希望を聞き,講義でとり上げる記事の内容(の傾向)や進行方法を決める. 第2回から第13回 The Economistの記事の読解と報告 「授業の概要と内容」で示した方法でThe Economistの記事3本を精読・報告し、その背景を含めて議論する。議論の展開次第では,記事の内容を離れ,次回以降に経済・ファイナンスに関する内容の報告が求められることがある. 第14回 まとめ これまでの報告を振り返り,英語・経済・ファイナンスにおいて習得すべき知識や分析手法を明らかにする.特に,経済学などを専攻する受講生が次年度以降に専門とする領域を決めるための判断に資することを目指す. 第15回フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点により評価する.平常点は報告の準備および内容・討論への参加によって決める.4回以上欠席した受講生は不合格とする. | ||||||
(教科書) |
英文誌 The Economist の記事を教材とするので,各自購読することが望ましい.電子版のみで十分である.購読しない場合は,付属図書館や経済学部図書室で必要箇所をコピーすること.
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業前には指定された記事(毎回3本を予定している)を精読すると同時に周辺事実の理解につとめ,指名された場合に報告できるよう,メモもしくはスライドを用意しておくこと. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | KULASISの「オフィスアワー機能」を参照せよ. | ||||||
ILASセミナー :"The Economist" を読む
(科目名)
ILAS Seminar :Reading "The Economist"
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 9(9)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 経済研究所本館1階 第二共同研究室 |
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(キーワード) 金融およびファイナンス関連 / 理論経済学関連 / 経済政策関連 / 公共経済および労働経済関連 | |||||||
(授業の概要・目的)
将来どのような職業に就くことになるとしても,確かな情報に基づく新聞や雑誌の記事を正しく理解することは重要である.視野を広げるためには,日本語で書かれた記事のみならず,英語で書かれた記事も理解する能力を身につけることが必要である.そこで,本セミナーでは.明快な英語で書かれているとの定評がある The Economist の最新号(もしくは1,2週間前の号)の,主に "Finance & economics" および "Leaders" のセクションに掲載された記事3本を読み,それに基づいて議論する.事前の報告者を定めない(報告者は毎回その場で指定される)ので,受講者全員が,毎回,報告できるようにメモまたはスライドを準備することが求められる.また,単に英語を日本語に訳するだけではなく,記事の背景にある事象も説明できるよう準備することも求められる.場合によっては英語による要約の提出が求められることもある.
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(到達目標)
英文記事を早く正しく読む技術を獲得するとともに,背景にある経済現象に関する知識を身につける.さらに,読解した内容を,日本語英語のいずれにおいても噛み砕いて説明出るようになる.
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション 有用と思われる辞書などを紹介する.担当講師(原)が実際にThe Economistの記事を紹介し,今後の授業(セミナー)の進め方の見本を示す.受講生の希望を聞き,講義でとり上げる記事の内容(の傾向)や進行方法を決める. 第2回から第13回 The Economistの記事の読解と報告 「授業の概要と内容」で示した方法でThe Economistの記事3本を精読・報告し、その背景を含めて議論する。議論の展開次第では,記事の内容を離れ,次回以降に経済・ファイナンスに関する内容の報告が求められることがある. 第14回 まとめ これまでの報告を振り返り,英語・経済・ファイナンスにおいて習得すべき知識や分析手法を明らかにする.特に,経済学などを専攻する受講生が次年度以降に専門とする領域を決めるための判断に資することを目指す. 第15回フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点により評価する.平常点は報告の準備および内容・討論への参加によって決める.4回以上欠席した受講生は不合格とする.
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(教科書)
英文誌 The Economist の記事を教材とするので,各自購読することが望ましい.電子版のみで十分である.購読しない場合は,付属図書館や経済学部図書室で必要箇所をコピーすること.
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業前には指定された記事(毎回3本を予定している)を精読すると同時に周辺事実の理解につとめ,指名された場合に報告できるよう,メモもしくはスライドを用意しておくこと.
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(その他(オフィスアワー等))
KULASISの「オフィスアワー機能」を参照せよ.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :世界を支える無機化学−環境エネルギー問題への貢献
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(英 訳) | ILAS Seminar :Inorganic chemistry for sustainable society - Solving environmental and energy issues | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 共西11 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 二次電池 / 太陽電池 / 光触媒 / 触媒 / 超伝導 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 私たちの日常生活には、数え切れないほど多くの「無機物質」が関わり、これらの物質が示す「化学・物理機能」によって便利で豊かな生活が実現されており、さらには地球環境の改善や究極のクリーンエネルギーの開発を目指し、まだ誰も知らない「新しい無機物質」を開発する挑戦が続けられている。本講義では「環境エネルギー」に関わる「無機物質」、例えば太陽光エネルギーを変換する「光触媒」や「太陽電池」、エネルギーを蓄える「二次電池」、エネルギーを有効に利用する「触媒」「超伝導物質」などに焦点を当て、それらの原理・基礎から最先端の研究について講義する。さらに、桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・機器を用いた実習を通じ、無機化学の重要性・面白さを理解することを目的とする。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | ・無機化学の原理・基礎知識ならびに最先端の研究について理解する。 ・実習を行うことで各種の無機材料合成および機能評価の基本的な技術を習得する。 |
||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 以下の各項目について講述する。各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した回数を充てる。各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく、担当者の講義方針と履修者の背景や理解の状況に応じて講義担当者が適切に決める。講義の進め方については初回ガイダンス時に受講者に周知する。 (1)ガイダンス【1 回:阿部(竜)】: 講義の進め方に関する説明・実習に関する説明を行う。 (2)太陽電池および光触媒の化学【2 回:阿部(竜)】: 無機半導体材料を用いた各種の太陽電池についてその原理や特徴を紹介し、さらに化石燃料に代わるクリーンエネルギーとして期待される「水素」を太陽光エネルギーを用いて製造するための光触媒材料に関する最先端の研究を紹介する。 (3)リチウムイオン電池および次世代二次電池の化学【2 回:安部(武志)】: 2019年に吉野彰博士(本学工学研究科修士修了)がノーベル化学賞を受賞した「リチウムイオン電池」についてその原理や開発の歴史を紹介し、さらにはリチウムイオン電池をさらに越えるための「次世代二次電池」の最先端の研究を紹介する。 (4)触媒および超伝導の化学【2回:陰山】: 「触媒」は少しのエネルギーを有効に利用して様々な化学反応を促進し、多くの化学物質の合成に活躍しており、その中でも「空気からパンを作った」とも言われる「アンモニアの合成」用の触媒開発を紹介し、さらにリニアモーターカーなどへの応用が進められている「超伝導物質」についての最新研究動向を紹介する。 (5)実習(無機化学実験)【3 回】:(土曜日午後の集中講義 2 コマ×3回,桂キャンパスで実施) (実習1):光触媒をつかった水素製造を体験しよう (実習2):二次電池を作ってみよう (実習3):超伝導を体験してみよう (6)総括【1 回:阿部(竜)】: 講義ならびに実習において学んだことをまとめ、講義時間内にレポートを作成する。 (7)フィードバック【1 回】 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義ならびに実習の平常点、毎回の課題と期末レポートにより総合的に評価する。なお、それぞれの配分は、講義の平常点(25点)、実習の平常点(25点)、毎回の課題(25点)、期末レポート(25点)をおおよその目安として、100点満点で評価する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 各回の講義内容に関して、事前に可能な範囲で自分なりに調べてまとめておくこと。また、各回の講義時に出す課題について、講義内容を復習しながら取り組むこと。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 桂キャンパスでの実習(3 回,集中講義,土曜日午後開催)を予定しています。なお、実習には白衣と保護眼鏡を持参して下さい。詳細については、初回ガイダンス時に説明します。 「学生教育研究災害傷害保険」に加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :世界を支える無機化学−環境エネルギー問題への貢献
(科目名)
ILAS Seminar :Inorganic chemistry for sustainable society - Solving environmental and energy issues
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 共西11 |
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(キーワード) 二次電池 / 太陽電池 / 光触媒 / 触媒 / 超伝導 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
私たちの日常生活には、数え切れないほど多くの「無機物質」が関わり、これらの物質が示す「化学・物理機能」によって便利で豊かな生活が実現されており、さらには地球環境の改善や究極のクリーンエネルギーの開発を目指し、まだ誰も知らない「新しい無機物質」を開発する挑戦が続けられている。本講義では「環境エネルギー」に関わる「無機物質」、例えば太陽光エネルギーを変換する「光触媒」や「太陽電池」、エネルギーを蓄える「二次電池」、エネルギーを有効に利用する「触媒」「超伝導物質」などに焦点を当て、それらの原理・基礎から最先端の研究について講義する。さらに、桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・機器を用いた実習を通じ、無機化学の重要性・面白さを理解することを目的とする。
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(到達目標)
・無機化学の原理・基礎知識ならびに最先端の研究について理解する。
・実習を行うことで各種の無機材料合成および機能評価の基本的な技術を習得する。 |
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(授業計画と内容)
以下の各項目について講述する。各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した回数を充てる。各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく、担当者の講義方針と履修者の背景や理解の状況に応じて講義担当者が適切に決める。講義の進め方については初回ガイダンス時に受講者に周知する。 (1)ガイダンス【1 回:阿部(竜)】: 講義の進め方に関する説明・実習に関する説明を行う。 (2)太陽電池および光触媒の化学【2 回:阿部(竜)】: 無機半導体材料を用いた各種の太陽電池についてその原理や特徴を紹介し、さらに化石燃料に代わるクリーンエネルギーとして期待される「水素」を太陽光エネルギーを用いて製造するための光触媒材料に関する最先端の研究を紹介する。 (3)リチウムイオン電池および次世代二次電池の化学【2 回:安部(武志)】: 2019年に吉野彰博士(本学工学研究科修士修了)がノーベル化学賞を受賞した「リチウムイオン電池」についてその原理や開発の歴史を紹介し、さらにはリチウムイオン電池をさらに越えるための「次世代二次電池」の最先端の研究を紹介する。 (4)触媒および超伝導の化学【2回:陰山】: 「触媒」は少しのエネルギーを有効に利用して様々な化学反応を促進し、多くの化学物質の合成に活躍しており、その中でも「空気からパンを作った」とも言われる「アンモニアの合成」用の触媒開発を紹介し、さらにリニアモーターカーなどへの応用が進められている「超伝導物質」についての最新研究動向を紹介する。 (5)実習(無機化学実験)【3 回】:(土曜日午後の集中講義 2 コマ×3回,桂キャンパスで実施) (実習1):光触媒をつかった水素製造を体験しよう (実習2):二次電池を作ってみよう (実習3):超伝導を体験してみよう (6)総括【1 回:阿部(竜)】: 講義ならびに実習において学んだことをまとめ、講義時間内にレポートを作成する。 (7)フィードバック【1 回】 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義ならびに実習の平常点、毎回の課題と期末レポートにより総合的に評価する。なお、それぞれの配分は、講義の平常点(25点)、実習の平常点(25点)、毎回の課題(25点)、期末レポート(25点)をおおよその目安として、100点満点で評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
各回の講義内容に関して、事前に可能な範囲で自分なりに調べてまとめておくこと。また、各回の講義時に出す課題について、講義内容を復習しながら取り組むこと。
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(その他(オフィスアワー等))
桂キャンパスでの実習(3 回,集中講義,土曜日午後開催)を予定しています。なお、実習には白衣と保護眼鏡を持参して下さい。詳細については、初回ガイダンス時に説明します。
「学生教育研究災害傷害保険」に加入しておくこと。 |
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