


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
情報と社会
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(英 訳) | Information and Society | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 情報 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | (基礎) | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 共東12 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では情報技術と社会の接点について解説する。講義は5部に分かれている。第1部では、社会生活における情報の表現と情報に基づく意思決定にまつわる諸問題について解説する。第2部では、実世界型の情報システムが今後の社会変革に与える影響を解説する。第3部では、人と人のコミュニケーションを支える情報技術が社会に与える影響について解説する。第4部では、現在の情報化社会において重要となっている情報技術とその応用として、(1)暗号技術とその実社会での応用、(2)防災と情報技術、(3)医療と情報技術、(4)教育と情報技術の4項目について解説する.第5部では、ワークショップを行い、学生自らが情報社会の未来を描く。なお「情報と社会」は高等学校の教職免許「情報」を得るために必要な科目である。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 情報基盤技術の発展に伴う社会システムの変革、実世界型の情報システムの社会への影響、社会における情報の利活用などに関する基礎的な知識が習得できていることを到達目標とする. | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 以下の(1)〜(15)の内容について、おおむね一週ずつを用いて行う。 1. 情報コンテンツと社会(田島) 社会において情報を正しく取り扱うために必要な知識について解説する。 (1)他者に正しく情報を伝え、また、他者からの情報を誤って解釈しないために知っておくべき、情報の適切な表現方法および信憑性判断に関する基礎的事項について解説する。 (2)社会において情報に基づいて適切に意思決定を行うために必要な情報の取り扱いに関する基礎知識を解説する。 2.実世界型の情報システムと社会(神田) 実世界に実体を持つような様々な実世界型の情報システムが社会にどのような影響を与え、社会をどのように変えていく可能性があるのか、という問題を考察する。 (3)自動運転:自動車の自動運転に関する最新の動向、基本的な情報処理、社会への導入の現状と課題、などについて講義する。 (4)ロボット:工場での産業利用のみならず、日常生活の場での利用が始まりつつあるロボット関連の研究開発に関する最新の動向、ロボットに 利用されている情報技術、社会への導入の現状と課題、などについて講義する。 3.コミュニケーション技術と社会(山下) コミュニケーション技術やAIが個人や人間関係に与える影響を考察し、その社会的意義や倫理的課題について議論する。 (5)人と人をつなぐ情報技術:人と人のコミュニケーションを支える情報技術について、最新の動向や応用事例を紹介し、現状の課題についても解説する。 (6)AIと倫理:AIの予測技術や分類器がどのように社会で活用されているかを具体例を通じて解説する。その上で、これらの技術が提供する恩恵だけでなく、社会や個人に与える負の影響や倫理的な問題について講義する。 4.現在の情報化社会における情報技術とその応用 (7)暗号技術とその応用:公開鍵暗号、ディジタル署名、ゼロ知識証明等の基本技術を紹介し、秘匿計算や匿名認証への応用(神田、ゲストスピーカー NTT 阿部正幸) (8)防災と情報技術(田島、ゲストスピーカー 京都大学防災研究所 畑山満則) (9)医療と情報技術(神田、ゲストスピーカー 京都大学医学部附属病院 黒田知宏) (10)教育と情報技術(山下、ゲストスピーカー 京都大学学術情報メディアセンター 緒方広明) 5. ワークショップ(神田、田島、山下) (11)事前に課したレポートをもとに、グループ内でのアイデア統合の実習を行う。 (12)相互発表を行うとともに、バイアスの発見について実習する。 (13)バイアスの発見にもとづくアイデア創出について実習する。 (14)成果のプレゼンテーションを行う。 5.フィードバック (15)フィードバックにより学習内容の確認を行う。 |
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(履修要件) |
(1)他の担当教員による「情報と社会」で単位を取得した場合は本科目の単位の認定はできない。
(2)工学部情報学科計算機科学コースの学生は、他の担当教員による「情報と社会」ではなく本科目を履修すること。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 試験は行わず、講義の各トピックごとにレポート課題があり、これとワークショップの成果によって、成績評価を行う。各部のレポートを合計で14分の10、ワークショップを14分の4の比率で評価する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
プリント配布
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(参考書等) | |||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 復習のために、各部の講義ごとにレポート課題を課す。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー:メールによる事前予約のこと。メールアドレスは以下の通り(「@」を「@」に置き換えること): 神田:kanda@i.kyoto-u.ac.jp 田島:tajima@i.kyoto-u.ac.jp 山下:naomi@i.kyoto-u.ac.jp |
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情報と社会
(科目名)
Information and Society
(英 訳)
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(群) 情報 (分野(分類)) (基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 共東12 |
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(授業の概要・目的)
本講義では情報技術と社会の接点について解説する。講義は5部に分かれている。第1部では、社会生活における情報の表現と情報に基づく意思決定にまつわる諸問題について解説する。第2部では、実世界型の情報システムが今後の社会変革に与える影響を解説する。第3部では、人と人のコミュニケーションを支える情報技術が社会に与える影響について解説する。第4部では、現在の情報化社会において重要となっている情報技術とその応用として、(1)暗号技術とその実社会での応用、(2)防災と情報技術、(3)医療と情報技術、(4)教育と情報技術の4項目について解説する.第5部では、ワークショップを行い、学生自らが情報社会の未来を描く。なお「情報と社会」は高等学校の教職免許「情報」を得るために必要な科目である。
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(到達目標)
情報基盤技術の発展に伴う社会システムの変革、実世界型の情報システムの社会への影響、社会における情報の利活用などに関する基礎的な知識が習得できていることを到達目標とする.
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(授業計画と内容)
以下の(1)〜(15)の内容について、おおむね一週ずつを用いて行う。 1. 情報コンテンツと社会(田島) 社会において情報を正しく取り扱うために必要な知識について解説する。 (1)他者に正しく情報を伝え、また、他者からの情報を誤って解釈しないために知っておくべき、情報の適切な表現方法および信憑性判断に関する基礎的事項について解説する。 (2)社会において情報に基づいて適切に意思決定を行うために必要な情報の取り扱いに関する基礎知識を解説する。 2.実世界型の情報システムと社会(神田) 実世界に実体を持つような様々な実世界型の情報システムが社会にどのような影響を与え、社会をどのように変えていく可能性があるのか、という問題を考察する。 (3)自動運転:自動車の自動運転に関する最新の動向、基本的な情報処理、社会への導入の現状と課題、などについて講義する。 (4)ロボット:工場での産業利用のみならず、日常生活の場での利用が始まりつつあるロボット関連の研究開発に関する最新の動向、ロボットに 利用されている情報技術、社会への導入の現状と課題、などについて講義する。 3.コミュニケーション技術と社会(山下) コミュニケーション技術やAIが個人や人間関係に与える影響を考察し、その社会的意義や倫理的課題について議論する。 (5)人と人をつなぐ情報技術:人と人のコミュニケーションを支える情報技術について、最新の動向や応用事例を紹介し、現状の課題についても解説する。 (6)AIと倫理:AIの予測技術や分類器がどのように社会で活用されているかを具体例を通じて解説する。その上で、これらの技術が提供する恩恵だけでなく、社会や個人に与える負の影響や倫理的な問題について講義する。 4.現在の情報化社会における情報技術とその応用 (7)暗号技術とその応用:公開鍵暗号、ディジタル署名、ゼロ知識証明等の基本技術を紹介し、秘匿計算や匿名認証への応用(神田、ゲストスピーカー NTT 阿部正幸) (8)防災と情報技術(田島、ゲストスピーカー 京都大学防災研究所 畑山満則) (9)医療と情報技術(神田、ゲストスピーカー 京都大学医学部附属病院 黒田知宏) (10)教育と情報技術(山下、ゲストスピーカー 京都大学学術情報メディアセンター 緒方広明) 5. ワークショップ(神田、田島、山下) (11)事前に課したレポートをもとに、グループ内でのアイデア統合の実習を行う。 (12)相互発表を行うとともに、バイアスの発見について実習する。 (13)バイアスの発見にもとづくアイデア創出について実習する。 (14)成果のプレゼンテーションを行う。 5.フィードバック (15)フィードバックにより学習内容の確認を行う。 |
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(履修要件)
(1)他の担当教員による「情報と社会」で単位を取得した場合は本科目の単位の認定はできない。
(2)工学部情報学科計算機科学コースの学生は、他の担当教員による「情報と社会」ではなく本科目を履修すること。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
試験は行わず、講義の各トピックごとにレポート課題があり、これとワークショップの成果によって、成績評価を行う。各部のレポートを合計で14分の10、ワークショップを14分の4の比率で評価する。
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(教科書)
プリント配布
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
復習のために、各部の講義ごとにレポート課題を課す。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー:メールによる事前予約のこと。メールアドレスは以下の通り(「@」を「@」に置き換えること):
神田:kanda@i.kyoto-u.ac.jp 田島:tajima@i.kyoto-u.ac.jp 山下:naomi@i.kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
計算機科学概論
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(英 訳) | Introduction to Computer Science | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 情報 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | (各論) | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 教育院棟講義室32 | ||||||||||||||||||||||||
工学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | コンピュータや計算の原理を追求する計算機科学は,現代情報社会のインフラを成す計算機システムにとってなくてはならない学問分野であると同時に,「情報」について探究する「情報学」の柱のひとつでもある.「計算機科学概論」では,計算の原理やアルゴリズムなどの計算機科学の基礎,ハードウェアとソフトウェアからなる計算機システムの構成などについて概説するとともに,人工知能,知覚情報処理などをとりあげる.計算メカニズムを数学的に思考する内容であるので留意して履修すること. |
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(到達目標) | 計算の原理やアルゴリズム,計算機システムの構成について、その概要を理解する. | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回(湊) 導入 - デジタルシステムでのデータ表現 本講義について説明し、社会におけるコンピュータの利用状況、計算機科学について述べる.さらにデジタルシステムでのデータの表現方法について述べる. 第2回(湊) デジタルシステムでの数の表現と演算 デジタルシステムでの数の表現、演算について述べる.また、誤り訂正符号を紹介する. 第3回(湊) ハードウェアの基礎 2進数の演算が論理関数として表せられることを示し、論理関数を計算する組合せ論理回路について述べる. 第4回(湊) コンピュータの仕組み 簡単なプロセッサを例にコンピュータの仕組みと基本的な動作について述べる. 第5回(五十嵐) プログラミング言語と言語処理系(1) ソフトウェアを記述するためのプログラミング言語と、それを動作させるためのプログラミング言語処理系について述べる. 第6回(五十嵐) プログラミング言語と言語処理系(2) 様々なプログラミング言語について述べる. 第7回(五十嵐) オペレーティングシステム(OS) 基本ソフトウェアであるOSについて述べる. 第8回(五十嵐) ネットワーク コンピュータ同士で通信を行うための基本的な仕組みについて述べる. 第9回(河原) 言語・オートマトン 有限状態オートマトン、 正規表現、 文脈自由言語について述べる. 第10回(河原) 情報符号理論 情報量とエントロピー、ハフマン符号、マルコフ情報源、n-gramモデルについて述べる. 第11回(河原) 機械学習 パターン分類器、 ロジスティック回帰モデル、リカレントニューラルネットワークについて述べる. 第12回(伊藤) 人工知能概要 人工知能の歴史、問題、最近の話題について紹介する. 第13回(伊藤) 人工知能アルゴリズムの基礎 探索、推論、制約充足、プランニング、ニューラルネット、深層学習について述べる. 第14回(伊藤) マルチエージェントシステムの基礎 マルチエージェントの概要や、投票理論、オークション理論、メカニズムデザインの基礎について述べる. 《期末試験》 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義中や宿題として行う演習および定期試験(筆記)により,計算機科学の基礎,計算機システムの構成,それぞれ授業内容の理解度を合計して評価する.割合については授業中に指示する. | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
適宜,資料を配布する.
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(参考書等) |
『ディジタル作法』
(オーム社)
ISBN:978-4-274-06909-3
授業中にも適宜紹介する.
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(授業外学習(予習・復習)等) | 講義資料による予復習と演習課題 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||||||||
計算機科学概論
(科目名)
Introduction to Computer Science
(英 訳)
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(群) 情報 (分野(分類)) (各論) (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 教育院棟講義室32 |
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工学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
コンピュータや計算の原理を追求する計算機科学は,現代情報社会のインフラを成す計算機システムにとってなくてはならない学問分野であると同時に,「情報」について探究する「情報学」の柱のひとつでもある.「計算機科学概論」では,計算の原理やアルゴリズムなどの計算機科学の基礎,ハードウェアとソフトウェアからなる計算機システムの構成などについて概説するとともに,人工知能,知覚情報処理などをとりあげる.計算メカニズムを数学的に思考する内容であるので留意して履修すること.
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(到達目標)
計算の原理やアルゴリズム,計算機システムの構成について、その概要を理解する.
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(授業計画と内容)
第1回(湊) 導入 - デジタルシステムでのデータ表現 本講義について説明し、社会におけるコンピュータの利用状況、計算機科学について述べる.さらにデジタルシステムでのデータの表現方法について述べる. 第2回(湊) デジタルシステムでの数の表現と演算 デジタルシステムでの数の表現、演算について述べる.また、誤り訂正符号を紹介する. 第3回(湊) ハードウェアの基礎 2進数の演算が論理関数として表せられることを示し、論理関数を計算する組合せ論理回路について述べる. 第4回(湊) コンピュータの仕組み 簡単なプロセッサを例にコンピュータの仕組みと基本的な動作について述べる. 第5回(五十嵐) プログラミング言語と言語処理系(1) ソフトウェアを記述するためのプログラミング言語と、それを動作させるためのプログラミング言語処理系について述べる. 第6回(五十嵐) プログラミング言語と言語処理系(2) 様々なプログラミング言語について述べる. 第7回(五十嵐) オペレーティングシステム(OS) 基本ソフトウェアであるOSについて述べる. 第8回(五十嵐) ネットワーク コンピュータ同士で通信を行うための基本的な仕組みについて述べる. 第9回(河原) 言語・オートマトン 有限状態オートマトン、 正規表現、 文脈自由言語について述べる. 第10回(河原) 情報符号理論 情報量とエントロピー、ハフマン符号、マルコフ情報源、n-gramモデルについて述べる. 第11回(河原) 機械学習 パターン分類器、 ロジスティック回帰モデル、リカレントニューラルネットワークについて述べる. 第12回(伊藤) 人工知能概要 人工知能の歴史、問題、最近の話題について紹介する. 第13回(伊藤) 人工知能アルゴリズムの基礎 探索、推論、制約充足、プランニング、ニューラルネット、深層学習について述べる. 第14回(伊藤) マルチエージェントシステムの基礎 マルチエージェントの概要や、投票理論、オークション理論、メカニズムデザインの基礎について述べる. 《期末試験》 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義中や宿題として行う演習および定期試験(筆記)により,計算機科学の基礎,計算機システムの構成,それぞれ授業内容の理解度を合計して評価する.割合については授業中に指示する.
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(教科書)
適宜,資料を配布する.
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(参考書等)
『ディジタル作法』
(オーム社)
ISBN:978-4-274-06909-3
授業中にも適宜紹介する.
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義資料による予復習と演習課題
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Programming Practice (Python) -E2
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(英 訳) | Programming Practice (Python) -E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 情報 | ||||||
(分野(分類)) | (各論) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 情報メ204(マルチメディア演習室) | ||||||
(授業の概要・目的) | This course is an introduction to the programming practice in Python, for students without prior programming experience. In this course, students learn how to write simple Python scripts, understand programming practices, and study common programming designs. At the end of the course, they would have a programmer mindset to write good code and basic programming skills in Python. As Python is widely used in many fields including academia and has a large collection of high-quality libraries, students may find their programming skills in Python useful for the rest of their academic years and possibly for their career in the future. | ||||||
(到達目標) | In this course, students will first learn the syntax of the Python language and the structure of a Python program. Then, they will learn to use some of the standard data structures provided by the Python language and some of its popular libraries. Finally, students will train in designing, writing, and testing their own programs. After attending the course, students should be able to: ・Understand and modify existing simple programs. ・Design, implement, and test their own simple programs. ・Design, implement, and test their own simple graphical interfaces. |
||||||
(授業計画と内容) | Introduction (1 session) ・Computer hardware and programming languages, ・Python in today’s programming landscape, ・Example of real-world Python use. Part 1: Learning Python and Programming Practices (10 sessions) In this part, students will learn the fundamentals of the Python programming language by studying small example programs and completing simple programming tasks. For each topic, when applicable, we discuss common programming practices. The presentation will include the following topics: ・Discover Python using the interactive mode ・Running a Python script ・Numeric data and Boolean ・Naming and comments ・Control structures ・Data structures (list, dictionary, string) ・Object oriented programming with Python ・Input and Output ・Error handling ・Using Python modules ・Graphical User Interface (GUI) for Python ・Scientific computation with Python Part 2: Programming Exercise (3 sessions) The goal is to put in application the knowledge acquired in part 1 and experience real-world software development challenges. The students will have to: ・Propose a solution, ・Implement the solution, ・Test the solution. The schedule and contents are subject to change based on class progress. Total 14 classes and one feedback class. |
||||||
(履修要件) |
For this course, no prior programming experience is required. Sample programs will be provided as needed. For practicality, some may contain mathematical concepts and calculations, while there are no explanations for mathematical foundations.
Students must bring their own computer to participate in this course (BYOD). The course will be using Python 3, available for free on any recent versions of the main operating systems (Windows, Mac, or Linux). Installation is straight-forward; if needed, the instructor will provide extra help to students. |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | The evaluation will be based on: 1. An assignment given during part 1 (50%) 2. A final programming task done during part 2 (50%). The notation criteria will be explained during the classes. |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
For an application-oriented presentation, you can see [1] for an in-depth presentation you can refer to [2]. There are many on-line resources about Python, check the official Python website ( https://www.python.org/ ).
[1] Al Sweigart, Automate the Boring Stuff with Python, 2nd edition, (No Starch Press) ISBN: 978-1593279929 (Python3)
[2] Mark Lutz, Programming Python, 5th Edition, (O'Reilly Media, Inc.) ISBN: 9781449398712 (Python2 & Python3)
|
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(関連URL) | https://www.python.org/ Python Software Foundation | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Students are expected to review the class material during the delivery week to follow the course materials. Students who cannot complete the tasks given during a class should complete them before the next class to follow the course materials. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | There are no specific office hours. Students can send emails to communicate with the instructor regarding their assignments, questions, and other inquiries. | ||||||
Programming Practice (Python) -E2
(科目名)
Programming Practice (Python) -E2
(英 訳)
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(群) 情報 (分野(分類)) (各論) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 情報メ204(マルチメディア演習室) |
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(授業の概要・目的)
This course is an introduction to the programming practice in Python, for students without prior programming experience. In this course, students learn how to write simple Python scripts, understand programming practices, and study common programming designs. At the end of the course, they would have a programmer mindset to write good code and basic programming skills in Python. As Python is widely used in many fields including academia and has a large collection of high-quality libraries, students may find their programming skills in Python useful for the rest of their academic years and possibly for their career in the future.
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(到達目標)
In this course, students will first learn the syntax of the Python language and the structure of a Python program. Then, they will learn to use some of the standard data structures provided by the Python language and some of its popular libraries. Finally, students will train in designing, writing, and testing their own programs.
After attending the course, students should be able to: ・Understand and modify existing simple programs. ・Design, implement, and test their own simple programs. ・Design, implement, and test their own simple graphical interfaces. |
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(授業計画と内容)
Introduction (1 session) ・Computer hardware and programming languages, ・Python in today’s programming landscape, ・Example of real-world Python use. Part 1: Learning Python and Programming Practices (10 sessions) In this part, students will learn the fundamentals of the Python programming language by studying small example programs and completing simple programming tasks. For each topic, when applicable, we discuss common programming practices. The presentation will include the following topics: ・Discover Python using the interactive mode ・Running a Python script ・Numeric data and Boolean ・Naming and comments ・Control structures ・Data structures (list, dictionary, string) ・Object oriented programming with Python ・Input and Output ・Error handling ・Using Python modules ・Graphical User Interface (GUI) for Python ・Scientific computation with Python Part 2: Programming Exercise (3 sessions) The goal is to put in application the knowledge acquired in part 1 and experience real-world software development challenges. The students will have to: ・Propose a solution, ・Implement the solution, ・Test the solution. The schedule and contents are subject to change based on class progress. Total 14 classes and one feedback class. |
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(履修要件)
For this course, no prior programming experience is required. Sample programs will be provided as needed. For practicality, some may contain mathematical concepts and calculations, while there are no explanations for mathematical foundations.
Students must bring their own computer to participate in this course (BYOD). The course will be using Python 3, available for free on any recent versions of the main operating systems (Windows, Mac, or Linux). Installation is straight-forward; if needed, the instructor will provide extra help to students. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
The evaluation will be based on:
1. An assignment given during part 1 (50%) 2. A final programming task done during part 2 (50%). The notation criteria will be explained during the classes. |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
For an application-oriented presentation, you can see [1] for an in-depth presentation you can refer to [2]. There are many on-line resources about Python, check the official Python website ( https://www.python.org/ ).
[1] Al Sweigart, Automate the Boring Stuff with Python, 2nd edition, (No Starch Press) ISBN: 978-1593279929 (Python3)
[2] Mark Lutz, Programming Python, 5th Edition, (O'Reilly Media, Inc.) ISBN: 9781449398712 (Python2 & Python3)
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students are expected to review the class material during the delivery week to follow the course materials. Students who cannot complete the tasks given during a class should complete them before the next class to follow the course materials.
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(その他(オフィスアワー等))
There are no specific office hours. Students can send emails to communicate with the instructor regarding their assignments, questions, and other inquiries.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :西洋美術の歴史
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(英 訳) | ILAS Seminar :History of Western Art | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 共東11 | ||||||
(キーワード) | 作品鑑賞 / 展覧会 / コレクションの形成 / ディスクリプション / 美術館の機能 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 本授業は開講時に開催されている西洋美術の展覧会を一つ取り上げ、展覧会を複数のキーワードから多角的に読み解くことを試みるものである。 2025年は、京都の京セラ美術館で開催される「モネ 睡蓮のとき」(会期:2025年3月7日〜6月8日)を本授業の扱う対象とする。 授業の上半期では、本展覧会を(1)美術館の起源(2)美術館の機能(3)収蔵と展示(4)印象派の誕生(5)モネ・庭・水・光(6)装飾をめぐる問題(7)反射と反復 の7つの視点から解体・解読する。なお、期間中には実際に展覧会場に出向き作品を鑑賞する機会を設ける予定である。 下半期では、受講者が展示作品から各自一点ないし複数点を調査対象に選び、制作者、技法、制作年、展示歴、修復記録など作品に関連する情報を精査した上で、主題にかんする解釈を行い、発表の形式にまとめる。 授業内では、発表内容にかんする積極的な意見交換やコメントを歓迎する。 |
||||||
(到達目標) | ・現在の美術館を取り巻く諸事情・経緯などに関する基礎的知識について理解する。 ・美術に関する専門事項を学ぶ上での基礎となる能力を習得する。 ・十分な検証のもと、考察や調査の結果を課題と関連づけてプレゼンテーションできる能力を身につける。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回:イントロダクション 第2回:美術館の起源 第3回:美術館の機能 第4回:収蔵と展示 第5回:印象派の誕生 第6回:モネ・庭・水・光 第7回:装飾をめぐる問題 第8回:反射と反復 第9回:展覧会での作品鑑賞 第10回:学生による発表(1)(2) 第11回:学生による発表(3)(4) 第12回:学生による発表(5)(6) 第13回:学生による発表(7)(8) 第14回:学生による発表(9)(10) 第15回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
後期に開講される「創造ルネッサンス論基礎ゼミナール」の受講を推奨する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は ★平常点50%=授業への出席【コメントシート提出をもって確認:40%】 ディスカッションへの参加【発表者への質問などを積極的に行うこと:10%】 ★発表50% の合計(100%)で評価する。 発表においては各自がテーマをきめて発表をおこなう。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | ・口頭発表のための予習準備と発表スライド・レジュメの作成 ・講義内容を参考にしつつ、興味関心のある芸術作品あるいは美術作品についての学びを深める |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ● オフィス・アワーについて:講義時間の前後に対応します。 個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 ● 展覧会での作品鑑賞について:入場料や交通費等は自己負担となります。学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に事前の加入をお願いいたします。 |
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ILASセミナー :西洋美術の歴史
(科目名)
ILAS Seminar :History of Western Art
(英 訳)
|
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 共東11 |
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(キーワード) 作品鑑賞 / 展覧会 / コレクションの形成 / ディスクリプション / 美術館の機能 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
本授業は開講時に開催されている西洋美術の展覧会を一つ取り上げ、展覧会を複数のキーワードから多角的に読み解くことを試みるものである。 2025年は、京都の京セラ美術館で開催される「モネ 睡蓮のとき」(会期:2025年3月7日〜6月8日)を本授業の扱う対象とする。
授業の上半期では、本展覧会を(1)美術館の起源(2)美術館の機能(3)収蔵と展示(4)印象派の誕生(5)モネ・庭・水・光(6)装飾をめぐる問題(7)反射と反復 の7つの視点から解体・解読する。なお、期間中には実際に展覧会場に出向き作品を鑑賞する機会を設ける予定である。 下半期では、受講者が展示作品から各自一点ないし複数点を調査対象に選び、制作者、技法、制作年、展示歴、修復記録など作品に関連する情報を精査した上で、主題にかんする解釈を行い、発表の形式にまとめる。 授業内では、発表内容にかんする積極的な意見交換やコメントを歓迎する。 |
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(到達目標)
・現在の美術館を取り巻く諸事情・経緯などに関する基礎的知識について理解する。
・美術に関する専門事項を学ぶ上での基礎となる能力を習得する。 ・十分な検証のもと、考察や調査の結果を課題と関連づけてプレゼンテーションできる能力を身につける。 |
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(授業計画と内容)
第1回:イントロダクション 第2回:美術館の起源 第3回:美術館の機能 第4回:収蔵と展示 第5回:印象派の誕生 第6回:モネ・庭・水・光 第7回:装飾をめぐる問題 第8回:反射と反復 第9回:展覧会での作品鑑賞 第10回:学生による発表(1)(2) 第11回:学生による発表(3)(4) 第12回:学生による発表(5)(6) 第13回:学生による発表(7)(8) 第14回:学生による発表(9)(10) 第15回:フィードバック |
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(履修要件)
後期に開講される「創造ルネッサンス論基礎ゼミナール」の受講を推奨する。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は
★平常点50%=授業への出席【コメントシート提出をもって確認:40%】 ディスカッションへの参加【発表者への質問などを積極的に行うこと:10%】 ★発表50% の合計(100%)で評価する。 発表においては各自がテーマをきめて発表をおこなう。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
・口頭発表のための予習準備と発表スライド・レジュメの作成
・講義内容を参考にしつつ、興味関心のある芸術作品あるいは美術作品についての学びを深める |
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(その他(オフィスアワー等))
● オフィス・アワーについて:講義時間の前後に対応します。
個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 ● 展覧会での作品鑑賞について:入場料や交通費等は自己負担となります。学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険に事前の加入をお願いいたします。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :法哲学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Philosophy of Law | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 共北3A | ||||||
(キーワード) | 基礎法学 / 法哲学 / 法理学 / 法思想 / 社会思想 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 現代社会を支える基本的な仕組みである法は、事細かな条文や裁判例として現れる一方で、その内容や運用は、背景として存する原理や理論、思考様式、さらには歴史的経緯によって支えられる。さらに、社会状況や科学技術も、法を大きく左右する背景である。本授業は、文献講読を通じて、それら法を支える基礎理論や背景を探究するものである。 法および法学のあり方や前提について広く深く分析する視座を獲得し、我々の生きる社会を問い直すきっかけを見つけてほしい。 |
||||||
(到達目標) | ①法や法学を支える基礎的な思想や原理に関する知見を得る。 ②法、法学さらには社会制度のあり方について、多角的・根源的に考察する能力を養う。 ③議論の構造や要点を的確に把握するとともに、一歩踏み込んで自ら考える姿勢を身につける。 ④自分の抱いた疑問点・不明点を言語化し、他人に伝えられるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 前半の数回では、テーマに関する基礎文献を講読する。それを踏まえて、後半の回では、関連する内容から各自でテーマを設定して、調査・検討のうえ報告してもらう。いずれも、教員による解説を適宜交えつつ進める。 本年度のテーマとしては、「AIと法」「法的思考とAI」などを考えている。もっとも、法哲学は何をやってもよい学問分野なので、受講者の希望と同意がある場合には、(法、政治、社会に関わる範囲内で)異なるテーマへと変更する。 第1回 ガイダンス。今後の授業の進め方や報告の仕方などを説明し、テーマおよび文献の選定ならびに報告日の割当てを行う。あわせて資料作成に関する初歩的な説明も行う。 第2-14回 前半:特定の文献を対象に事前に指定した範囲を読んで授業に臨んでもらい、その内容についてディスカッションを行う。ここでは特に報告者を指定しない。 後半:指定された報告者による発表と全体でのディスカッション。報告者には、発表用資料の作成と提出を求める。受講者数によってはグループでの報告となるので、その際には報告者間で十分に打合せをして臨まれたい。 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 報告回におけるプレゼンテーションと質疑応答(50点)、それ以外の回における議論への参加と発言内容(50点)によって評価する。なお、出席回数が10回に満たない場合には不可とする。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
必要に応じてプリントを配付する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 自身の報告回であるか否かを問わず、予め指定された文献を読み込んだうえで出席してください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :法哲学
(科目名)
ILAS Seminar :Philosophy of Law
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
水5 (教室) 共北3A |
|||||||
(キーワード) 基礎法学 / 法哲学 / 法理学 / 法思想 / 社会思想 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
現代社会を支える基本的な仕組みである法は、事細かな条文や裁判例として現れる一方で、その内容や運用は、背景として存する原理や理論、思考様式、さらには歴史的経緯によって支えられる。さらに、社会状況や科学技術も、法を大きく左右する背景である。本授業は、文献講読を通じて、それら法を支える基礎理論や背景を探究するものである。
法および法学のあり方や前提について広く深く分析する視座を獲得し、我々の生きる社会を問い直すきっかけを見つけてほしい。 |
|||||||
(到達目標)
①法や法学を支える基礎的な思想や原理に関する知見を得る。
②法、法学さらには社会制度のあり方について、多角的・根源的に考察する能力を養う。 ③議論の構造や要点を的確に把握するとともに、一歩踏み込んで自ら考える姿勢を身につける。 ④自分の抱いた疑問点・不明点を言語化し、他人に伝えられるようになる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
前半の数回では、テーマに関する基礎文献を講読する。それを踏まえて、後半の回では、関連する内容から各自でテーマを設定して、調査・検討のうえ報告してもらう。いずれも、教員による解説を適宜交えつつ進める。 本年度のテーマとしては、「AIと法」「法的思考とAI」などを考えている。もっとも、法哲学は何をやってもよい学問分野なので、受講者の希望と同意がある場合には、(法、政治、社会に関わる範囲内で)異なるテーマへと変更する。 第1回 ガイダンス。今後の授業の進め方や報告の仕方などを説明し、テーマおよび文献の選定ならびに報告日の割当てを行う。あわせて資料作成に関する初歩的な説明も行う。 第2-14回 前半:特定の文献を対象に事前に指定した範囲を読んで授業に臨んでもらい、その内容についてディスカッションを行う。ここでは特に報告者を指定しない。 後半:指定された報告者による発表と全体でのディスカッション。報告者には、発表用資料の作成と提出を求める。受講者数によってはグループでの報告となるので、その際には報告者間で十分に打合せをして臨まれたい。 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
報告回におけるプレゼンテーションと質疑応答(50点)、それ以外の回における議論への参加と発言内容(50点)によって評価する。なお、出席回数が10回に満たない場合には不可とする。
|
|||||||
(教科書)
授業中に指示する
必要に応じてプリントを配付する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
自身の報告回であるか否かを問わず、予め指定された文献を読み込んだうえで出席してください。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :心理臨床における思春期
|
(英 訳) | ILAS Seminar :adolescence in clinical psychology | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 7(7)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 総合研究2号館地階/教育学部第5演習室 | ||||||
(キーワード) | 思春期 / 臨床心理学 / カウンセリング / スクールカウンセリング / 子ども | ||||||
(授業の概要・目的) | 思春期は、心身の大きな変化が生じ、こころの不調にも見舞われやすい時期である。身体的には第二次性徴が起こり異性への関心が芽生える時期であるし、心理発達においても自意識や他者意識が確立されることの影響は非常に大きい。この時期について、特にカウンセリングや臨床実践の文献を購読し、ディスカッションしながら理解を深めたい。 | ||||||
(到達目標) | 臨床心理学の観点から思春期について理解する 自身の体験や現代文化の影響も考え合わせ、昨今の思春期の悩みのあり方について考察する力をつける |
||||||
(授業計画と内容) | 思春期に関する文献講読とディスカッションを中心に進めます。 第1回オリエンテーションと自己紹介 *特に小学校高学年から高校までで、ハマっていた物語作品についてプレゼンしてもらいます(要準備) 第2回 グループワーク1 第3回 グループワーク2 第4回 グループワーク3 第5回 文献1 第6回 文献2 第7回 文献3 第8回 文献4 第9回 文献5 第10回 文献6 第11回 文献7 第12回 文献8 第13回 文献9 第14回 文献10 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加状況(50%) 小レポート(50%) | ||||||
(教科書) |
『思春期センサー 子どもの感度、大人の感度』
(岩波書店,2025)
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 文献を入手し、各自で事前に読んで、印象的だったポイント、そこから考えたことを言語化しておくこと。ディスカッションの準備のためなので、レポートのように体裁の整ったものでなくても構わない。 初回のみ、自己紹介の一環として、思春期にハマっていた物語作品について5分間でプレゼンしてもらう。小説、漫画、アニメ、映画、ゲームのストーリー、絵本など。フィクションに限らず、自身のこころを打った実在の誰かのライフヒストリーなどでも構わない。 どんな物語で、どういうところが自身の心を打ったのか、その作品を知らない他者に短時間で伝わるように言葉を工夫すること プレゼン方法は、口頭でもよいし、画像などを見せてもらってもよい。 (プロジェクターなしにはなるが)PCやタブレットなどでスライド資料を提示してもらっても構わない。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | メールで連絡してアポイントを取ること | ||||||
ILASセミナー :心理臨床における思春期
(科目名)
ILAS Seminar :adolescence in clinical psychology
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 7(7)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 総合研究2号館地階/教育学部第5演習室 |
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(キーワード) 思春期 / 臨床心理学 / カウンセリング / スクールカウンセリング / 子ども | |||||||
(授業の概要・目的)
思春期は、心身の大きな変化が生じ、こころの不調にも見舞われやすい時期である。身体的には第二次性徴が起こり異性への関心が芽生える時期であるし、心理発達においても自意識や他者意識が確立されることの影響は非常に大きい。この時期について、特にカウンセリングや臨床実践の文献を購読し、ディスカッションしながら理解を深めたい。
|
|||||||
(到達目標)
臨床心理学の観点から思春期について理解する
自身の体験や現代文化の影響も考え合わせ、昨今の思春期の悩みのあり方について考察する力をつける |
|||||||
(授業計画と内容)
思春期に関する文献講読とディスカッションを中心に進めます。 第1回オリエンテーションと自己紹介 *特に小学校高学年から高校までで、ハマっていた物語作品についてプレゼンしてもらいます(要準備) 第2回 グループワーク1 第3回 グループワーク2 第4回 グループワーク3 第5回 文献1 第6回 文献2 第7回 文献3 第8回 文献4 第9回 文献5 第10回 文献6 第11回 文献7 第12回 文献8 第13回 文献9 第14回 文献10 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加状況(50%) 小レポート(50%)
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|||||||
(教科書)
『思春期センサー 子どもの感度、大人の感度』
(岩波書店,2025)
|
|||||||
(参考書等)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
文献を入手し、各自で事前に読んで、印象的だったポイント、そこから考えたことを言語化しておくこと。ディスカッションの準備のためなので、レポートのように体裁の整ったものでなくても構わない。
初回のみ、自己紹介の一環として、思春期にハマっていた物語作品について5分間でプレゼンしてもらう。小説、漫画、アニメ、映画、ゲームのストーリー、絵本など。フィクションに限らず、自身のこころを打った実在の誰かのライフヒストリーなどでも構わない。 どんな物語で、どういうところが自身の心を打ったのか、その作品を知らない他者に短時間で伝わるように言葉を工夫すること プレゼン方法は、口頭でもよいし、画像などを見せてもらってもよい。 (プロジェクターなしにはなるが)PCやタブレットなどでスライド資料を提示してもらっても構わない。 |
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(その他(オフィスアワー等))
メールで連絡してアポイントを取ること
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ジェンダー論
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Gender Studies | ||||
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(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室22 | ||||||
(キーワード) | ジェンダー | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | この授業では、ジェンダーに関する基礎的な知識を獲得し、ジェンダーに関わる諸問題への理解を深めることを目指す。今年度は特に、東大・京大のような「難関大学」におけるジェンダーバイアスの問題を中心に取り扱う予定である。受講生の調査・報告とそれに基づく討論をメインとする形式で行うことで、報告や討論の技術をみがくことも目標とする。 | ||||||
(到達目標) | ジェンダーに関する幅広い知識を獲得するとともに、ジェンダーに関する諸問題について考察する能力を養う。確かな根拠に基づき、ロジカルに自身の主張を発表し、議論を深めていくための技術を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | この授業では、ジェンダーの視点から社会事象をみるとはどういうことなのか、その基本認識の形成に努める。 当たり前のことではあるが、ジェンダー論は「教義」ではないので、唯一絶対の正解を頭に叩き込むことがジェンダー論の学習ではない。しかし、世間を見渡すと、そのような捉えられ方をされている側面も否定できず、その反動的あらわれとして「ツイフェミ」などへの反発も目立つようになっている。これらは、いずれもジェンダー論が表面的にしか受け止められていないことの反映であると考えられる。 この授業では、こうしたジェンダー論に対する表層的理解からの脱却を図ることを目指す。今年度は特に、受講生にとって身近な存在である「京都大学」の現状について、ジェンダー論的観点から捉え返すことを試みたい。講義・課題図書の精読・受講生による調査報告といった方法を組み合わせて、ジェンダー論が何を問題としているのか、その本質的理解を深めていく。 第1回:イントロダクション 授業のねらいを説明し、第2回以降の授業の進め方を周知する。 第2回:教員による基礎知識の講義 ジェンダー論を考えるうえで最低限必要と思われる基礎知識について担当教員が講義を行う。 第3〜7回:教科書の精読 下記に指定する教科書を輪読していく。各章の内容に関わる疑問点・論点を受講生全員が提出し、それに基づき受講者全員で議論する。このセクションは全5回となる。 第8〜14回:受講生による調査・報告 ジェンダーの観点からみた京都大学の現状とその背景について、いくつかのテーマに分かれてグループワークによる調査・報告を行う。身近に存在するジェンダーバイアスが、どのような背景・構造によって生じているのかについて理解を深める。このセクションは全7回となる。 第15回:フィードバック(方法は別途連絡する。) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点は、授業参加への積極性・主体性を総合して評価する(60%)。また、学期末には授業全体を通しての報告・議論をふまえたレポートを課し、これを評価する(40点)。 成績評点は素点(100点満点)とする。 なお、3分の2以上の出席がなければ、いかなる理由があっても単位を認めない。 |
||||||
(教科書) |
『なぜ東大は男だらけなのか』
(集英社、2024年)
ISBN:978-4087213034
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 課題提出や調査・報告については、授業時間外に相応の予習・復習が必要となる。よって、楽に単位を取りたい人にはお勧めしない。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :ジェンダー論
(科目名)
ILAS Seminar :Gender Studies
(英 訳)
|
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 教育院棟演習室22 |
|||||||
(キーワード) ジェンダー | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業では、ジェンダーに関する基礎的な知識を獲得し、ジェンダーに関わる諸問題への理解を深めることを目指す。今年度は特に、東大・京大のような「難関大学」におけるジェンダーバイアスの問題を中心に取り扱う予定である。受講生の調査・報告とそれに基づく討論をメインとする形式で行うことで、報告や討論の技術をみがくことも目標とする。
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(到達目標)
ジェンダーに関する幅広い知識を獲得するとともに、ジェンダーに関する諸問題について考察する能力を養う。確かな根拠に基づき、ロジカルに自身の主張を発表し、議論を深めていくための技術を身につける。
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(授業計画と内容)
この授業では、ジェンダーの視点から社会事象をみるとはどういうことなのか、その基本認識の形成に努める。 当たり前のことではあるが、ジェンダー論は「教義」ではないので、唯一絶対の正解を頭に叩き込むことがジェンダー論の学習ではない。しかし、世間を見渡すと、そのような捉えられ方をされている側面も否定できず、その反動的あらわれとして「ツイフェミ」などへの反発も目立つようになっている。これらは、いずれもジェンダー論が表面的にしか受け止められていないことの反映であると考えられる。 この授業では、こうしたジェンダー論に対する表層的理解からの脱却を図ることを目指す。今年度は特に、受講生にとって身近な存在である「京都大学」の現状について、ジェンダー論的観点から捉え返すことを試みたい。講義・課題図書の精読・受講生による調査報告といった方法を組み合わせて、ジェンダー論が何を問題としているのか、その本質的理解を深めていく。 第1回:イントロダクション 授業のねらいを説明し、第2回以降の授業の進め方を周知する。 第2回:教員による基礎知識の講義 ジェンダー論を考えるうえで最低限必要と思われる基礎知識について担当教員が講義を行う。 第3〜7回:教科書の精読 下記に指定する教科書を輪読していく。各章の内容に関わる疑問点・論点を受講生全員が提出し、それに基づき受講者全員で議論する。このセクションは全5回となる。 第8〜14回:受講生による調査・報告 ジェンダーの観点からみた京都大学の現状とその背景について、いくつかのテーマに分かれてグループワークによる調査・報告を行う。身近に存在するジェンダーバイアスが、どのような背景・構造によって生じているのかについて理解を深める。このセクションは全7回となる。 第15回:フィードバック(方法は別途連絡する。) |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点は、授業参加への積極性・主体性を総合して評価する(60%)。また、学期末には授業全体を通しての報告・議論をふまえたレポートを課し、これを評価する(40点)。
成績評点は素点(100点満点)とする。 なお、3分の2以上の出席がなければ、いかなる理由があっても単位を認めない。 |
|||||||
(教科書)
『なぜ東大は男だらけなのか』
(集英社、2024年)
ISBN:978-4087213034
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
課題提出や調査・報告については、授業時間外に相応の予習・復習が必要となる。よって、楽に単位を取りたい人にはお勧めしない。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :コミュニケーションデザイン
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Communication Design | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 25(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
||||||
(教室) | 総合博物館セミナー室 | ||||||
(キーワード) | 問いのデザイン / 問いの立て方 / コミュニケーションデザイン / インクルーシブデザイン / 創造性 | ||||||
(授業の概要・目的) | 生成AIをはじめとする利便性の高いシステムがどんなに台頭しても、発想の基点は当然ながら人間であり、これをもとにチームの創造的対話を促す一言を発するのはあくまでも人間のリーダーである。「世の中にない新しいサービスを考えろ」と声を荒げても、「自由に発想して好きなことをなんでも話し合ってください」と猫なで声で話しても、それだけでチームメンバーの思考が深まるとはかぎらない。生成AIの利用もまた、それを依存的にもちいることと、自己の創造性を拡張する方法でもちいることとで、雲泥の差が生まれる。思考が深まらない理由を参加者のモチベーションの低さや生徒の発想力欠如に責任転嫁するようなリーダーでは、誰も創造的なアイデアを持ち寄ろうとは思わない。 そこで本講義においては、まず生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用し、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるカリキュラムとする。そのうえで、それらシステムに単に依存するのではなく、それらシステムを活用した上で対話の場を創造的に活性化するコミュニケーションデザインを実践的に習得することを目指す。大学生にとっては日常的であろう自己紹介方法やミーティングの持ち方まで、これからの人生で何度となく経験する対話の一つ一つがすべて創造的な対話となるようなコツの習得を目標とする。 |
||||||
(到達目標) | 伝えると伝わる、討論と議論、問題と課題など、類似概念を明瞭に言い分けるような丁寧な概念理解を経て、コミュニケーションデザインに必要な観点を習得し、具体事例を幅広く体験的に理解することで、学生自らが実践できるようなデザイン手法の習得を目指す。 また、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用することで、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとする。 |
||||||
(授業計画と内容) | 本講義では、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用しながら、以下のような課題について、1課題あたり2〜3週ずつ授業をする予定である。 1.コミュニケーションデザインとはなにか 2.自己紹介と他己紹介 3.身体配置が対話にもたらす変化 4.質問・発問・問いの違いと問いのデザイン 5.水平思考と創造的思考など多様な発想法 6.討論・交渉・議論の違いと創造的対話の作り方 7.ダイバーシティ&インクルージョン 8.生成AIや先端ICTを活用した発想支援 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 なお、これらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとするため、経験の有無は一切問わない。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回授業において討論への積極的な参加と中間レポートを平常点(40%)とし、最終レポート提出(60%)とを組み合わせて総合的に評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
『問いのデザイン』
(学芸出版社、2020)
ISBN:4761527439
『問いの立て方』
(筑摩書房、2021)
ISBN:4480073701
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 日頃から異分野、異業種、異世代など、手法や価値観が異なる相手と協働し、議論する機会を意識してもっておくこと。そこで得る違和感を言語化することが予習であり、本講義で得た技法を積極的にその議論の場で試すことが復習である。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 児童生徒の能動的な学びを引き出す新しい学習環境デザインに関心のある学生、企業組織において創造的なアイデアを生み出し続けるチームづくりやリーダーシップに関心のある学生、異分野異業種の学生同士、専門家との議論の深め方に関心のある学生にとって、とくに本セミナーでの手法習得が効果的だと考えられる。 | ||||||
ILASセミナー :コミュニケーションデザイン
(科目名)
ILAS Seminar :Communication Design
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 25(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 総合博物館セミナー室 |
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(キーワード) 問いのデザイン / 問いの立て方 / コミュニケーションデザイン / インクルーシブデザイン / 創造性 | |||||||
(授業の概要・目的)
生成AIをはじめとする利便性の高いシステムがどんなに台頭しても、発想の基点は当然ながら人間であり、これをもとにチームの創造的対話を促す一言を発するのはあくまでも人間のリーダーである。「世の中にない新しいサービスを考えろ」と声を荒げても、「自由に発想して好きなことをなんでも話し合ってください」と猫なで声で話しても、それだけでチームメンバーの思考が深まるとはかぎらない。生成AIの利用もまた、それを依存的にもちいることと、自己の創造性を拡張する方法でもちいることとで、雲泥の差が生まれる。思考が深まらない理由を参加者のモチベーションの低さや生徒の発想力欠如に責任転嫁するようなリーダーでは、誰も創造的なアイデアを持ち寄ろうとは思わない。
そこで本講義においては、まず生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用し、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるカリキュラムとする。そのうえで、それらシステムに単に依存するのではなく、それらシステムを活用した上で対話の場を創造的に活性化するコミュニケーションデザインを実践的に習得することを目指す。大学生にとっては日常的であろう自己紹介方法やミーティングの持ち方まで、これからの人生で何度となく経験する対話の一つ一つがすべて創造的な対話となるようなコツの習得を目標とする。 |
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(到達目標)
伝えると伝わる、討論と議論、問題と課題など、類似概念を明瞭に言い分けるような丁寧な概念理解を経て、コミュニケーションデザインに必要な観点を習得し、具体事例を幅広く体験的に理解することで、学生自らが実践できるようなデザイン手法の習得を目指す。
また、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用することで、それらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとする。 |
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(授業計画と内容)
本講義では、生成AI、slido、slackなど、ICTシステムやコラボレーションシステムを講義内で積極活用しながら、以下のような課題について、1課題あたり2〜3週ずつ授業をする予定である。 1.コミュニケーションデザインとはなにか 2.自己紹介と他己紹介 3.身体配置が対話にもたらす変化 4.質問・発問・問いの違いと問いのデザイン 5.水平思考と創造的思考など多様な発想法 6.討論・交渉・議論の違いと創造的対話の作り方 7.ダイバーシティ&インクルージョン 8.生成AIや先端ICTを活用した発想支援 授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 なお、これらシステムの使用がはじめての入門者にも使いこなせるように配慮したカリキュラムとするため、経験の有無は一切問わない。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回授業において討論への積極的な参加と中間レポートを平常点(40%)とし、最終レポート提出(60%)とを組み合わせて総合的に評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『問いのデザイン』
(学芸出版社、2020)
ISBN:4761527439
『問いの立て方』
(筑摩書房、2021)
ISBN:4480073701
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(授業外学習(予習・復習)等)
日頃から異分野、異業種、異世代など、手法や価値観が異なる相手と協働し、議論する機会を意識してもっておくこと。そこで得る違和感を言語化することが予習であり、本講義で得た技法を積極的にその議論の場で試すことが復習である。
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(その他(オフィスアワー等))
児童生徒の能動的な学びを引き出す新しい学習環境デザインに関心のある学生、企業組織において創造的なアイデアを生み出し続けるチームづくりやリーダーシップに関心のある学生、異分野異業種の学生同士、専門家との議論の深め方に関心のある学生にとって、とくに本セミナーでの手法習得が効果的だと考えられる。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :省エネルギー社会を支える材料とデバイス
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(英 訳) | ILAS Seminar :Electric and Electronic Materials | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 総合研究11号館114講義室 | ||||||
(キーワード) | 物理 / 電気・電子 | ||||||
(授業の概要・目的) | 我々の日常生活を支える家電製品、自動車、携帯電話、通信機器、PCなどの様々な工業製品には、多くの電子材料やデバイスが活用されている。現在、持続可能社会の実現に向けてこれらの工業製品の省エネルギー化が急務であり、そのための材料やデバイスに関する研究開発が精力的に行われている。本セミナーでは、これらの工業製品の機能や、それらをもたらす物質の性質についての講義を行う。また、受講者の文献調査、レポート作成やプレゼンテーションを通じて、科学技術文章の書き方を学ぶとともに、工業製品を構成する材料・デバイスの性質およびその応用に関する理解を深める。 | ||||||
(到達目標) | 身の回りの工業製品に含まれる主な電子材料およびその機能について理解するとともに、これらの基本的な動作原理について理解・説明できるようになること。 文献調査、レポート作成やプレゼンテーションの基本的なスキルを学び、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 オリエンテーション 身の回りの工業製品に使用されている電子材料の概要を説明し、今後の授業の 進め方を周知する。 第2回 科学技術文章の作成技術に関して講義する。 第3回〜第14回 以下のような課題について、1課題あたり3週程度かけて概要を講義し、 受講者が担当の課題についてレポートを作成・発表する。 ・半導体 ・超伝導 ・レーザー ・電池 第15回 最終課題発表 |
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(履修要件) |
高校時に物理を履修していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各課題のレポート(4回、各10点)、最終課題発表(60点)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
プリント配布
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | レポートおよびプレゼンテーション資料の作成では、進捗状況に応じて課題が与えれられる。次回までに与えられた課題(構成の見直しや文献調査等)を行い、資料のブラッシュアップを継続して行う。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | レポート作成のためのPC環境が利用できることが望ましい。 | ||||||
ILASセミナー :省エネルギー社会を支える材料とデバイス
(科目名)
ILAS Seminar :Electric and Electronic Materials
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 総合研究11号館114講義室 |
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(キーワード) 物理 / 電気・電子 | |||||||
(授業の概要・目的)
我々の日常生活を支える家電製品、自動車、携帯電話、通信機器、PCなどの様々な工業製品には、多くの電子材料やデバイスが活用されている。現在、持続可能社会の実現に向けてこれらの工業製品の省エネルギー化が急務であり、そのための材料やデバイスに関する研究開発が精力的に行われている。本セミナーでは、これらの工業製品の機能や、それらをもたらす物質の性質についての講義を行う。また、受講者の文献調査、レポート作成やプレゼンテーションを通じて、科学技術文章の書き方を学ぶとともに、工業製品を構成する材料・デバイスの性質およびその応用に関する理解を深める。
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(到達目標)
身の回りの工業製品に含まれる主な電子材料およびその機能について理解するとともに、これらの基本的な動作原理について理解・説明できるようになること。
文献調査、レポート作成やプレゼンテーションの基本的なスキルを学び、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
第1回 オリエンテーション 身の回りの工業製品に使用されている電子材料の概要を説明し、今後の授業の 進め方を周知する。 第2回 科学技術文章の作成技術に関して講義する。 第3回〜第14回 以下のような課題について、1課題あたり3週程度かけて概要を講義し、 受講者が担当の課題についてレポートを作成・発表する。 ・半導体 ・超伝導 ・レーザー ・電池 第15回 最終課題発表 |
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(履修要件)
高校時に物理を履修していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各課題のレポート(4回、各10点)、最終課題発表(60点)により評価する。
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(教科書)
プリント配布
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
レポートおよびプレゼンテーション資料の作成では、進捗状況に応じて課題が与えれられる。次回までに与えられた課題(構成の見直しや文献調査等)を行い、資料のブラッシュアップを継続して行う。
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(その他(オフィスアワー等))
レポート作成のためのPC環境が利用できることが望ましい。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :インド仏教思想入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Indian Buddhist Thought | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 共北3C | ||||||
(キーワード) | 中国哲学、印度哲学および仏教学関連 / 仏教 / 空 / インド | ||||||
(授業の概要・目的) | 大乗仏教で説かれる空に注目してインド仏教文献の和訳を精読し、それを起点にインド仏教全般について理解を深めることを目的とする。この授業では原典そのものを扱うことができないため、結果としてインド仏教文献の翻訳の限界と可能性についても考えることになる。 | ||||||
(到達目標) | 文献資料を批判的に扱うための基礎的な能力を養いつつ、インド仏教思想の諸問題について正確な理解を身に付ける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回の授業では、イントロダクションとして授業のガイダンスを行い、授業で扱う文献を読み進めるために必要となる基礎的な事項について解説する。第2回以降は、以下の各項目について必要な解説を行った上で、受講者全員で関連するインド仏教文献の和訳を精読し、関連する諸問題について議論する。受講者の理解度も考慮しながら授業を進めるため、各項目の回数は予定である。括弧内には、参考のために主に取り上げるインド仏教文献を挙げている。 1 イントロダクション 2-3 大乗仏教における空性と慈悲(『八千頌般若経』) 4 慈悲の修習(『修習次第』) 5 菩提心(『修習次第』) 6 智慧と方便(『修習次第』) 7-8 ナーガールジュナ(龍樹)の説く空(『中論』) 9-11 中観派と自立論証(『明らかなことば』) 12 空性と智慧(『修習次第』) 13-14 止と観(『修習次第』) 15 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
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||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 積極的な授業参加と各項目毎に課される課題の評価を含む平常点(60%)と期末レポート(40%)に基づく総合評価。詳細は初回授業の中で説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業中にプリントを配布する。
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||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で講読する文献をあらかじめ読み、自身の疑問点を整理した上で授業に臨むことが求められる。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :インド仏教思想入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Indian Buddhist Thought
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 共北3C |
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(キーワード) 中国哲学、印度哲学および仏教学関連 / 仏教 / 空 / インド | |||||||
(授業の概要・目的)
大乗仏教で説かれる空に注目してインド仏教文献の和訳を精読し、それを起点にインド仏教全般について理解を深めることを目的とする。この授業では原典そのものを扱うことができないため、結果としてインド仏教文献の翻訳の限界と可能性についても考えることになる。
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(到達目標)
文献資料を批判的に扱うための基礎的な能力を養いつつ、インド仏教思想の諸問題について正確な理解を身に付ける。
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(授業計画と内容)
第1回の授業では、イントロダクションとして授業のガイダンスを行い、授業で扱う文献を読み進めるために必要となる基礎的な事項について解説する。第2回以降は、以下の各項目について必要な解説を行った上で、受講者全員で関連するインド仏教文献の和訳を精読し、関連する諸問題について議論する。受講者の理解度も考慮しながら授業を進めるため、各項目の回数は予定である。括弧内には、参考のために主に取り上げるインド仏教文献を挙げている。 1 イントロダクション 2-3 大乗仏教における空性と慈悲(『八千頌般若経』) 4 慈悲の修習(『修習次第』) 5 菩提心(『修習次第』) 6 智慧と方便(『修習次第』) 7-8 ナーガールジュナ(龍樹)の説く空(『中論』) 9-11 中観派と自立論証(『明らかなことば』) 12 空性と智慧(『修習次第』) 13-14 止と観(『修習次第』) 15 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
積極的な授業参加と各項目毎に課される課題の評価を含む平常点(60%)と期末レポート(40%)に基づく総合評価。詳細は初回授業の中で説明する。
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(教科書)
授業中にプリントを配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業で講読する文献をあらかじめ読み、自身の疑問点を整理した上で授業に臨むことが求められる。
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(その他(オフィスアワー等))
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