


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
脳と心の生命機能ゼミナールII
|
(英 訳) | Brain and Mind for Life Functions II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 水2 |
||||||
(教室) | 共北3A | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 脳は、私たちが誕生してから、環境とのインタラクションを介して、様々な形で、心的機能を発揮していきます。その心的機能の評価法、脳計測との手法には、様々なアプローチの仕方があります。これらのアプローチ法を整理し、ゼミナール形式で、脳と心の機能について、参加者と議論をしていきます。本授業を通して、健やかな生命・私たちの日常生活を支えている脳・心の理解を深めることを目指します。 | ||||||
(到達目標) | 脳と心のしくみを、生命機能と関連づけて理解するニューロサイエンスの素養を築きます。また、ニューロサイエンスには、いくつかの測定法と介入法があり、その検証方法についての理解を深めます。参加者には、議論に参加してもらうことで立案・発表する力を養い、生命機能への洞察を高めることで、健やかな日常生活を送る土台を作ってもらうことを目標とします。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回:イントロダクション 授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。第2回以降毎回一人ずつ、担当トピックの発表を行う。準備にあたっては、状況に合わせて、こちらから個別にサジェスチョンを行うので、それを元に、理解を深めてもらう。 第2回から第14回:各授業では、下記のテーマを扱う。発表者は、各題材について、事前に資料をまとめ、参加者と議論する。各発表と議論を踏まえて、神経科学、認知科学、計算科学における背景と動向について、随時、教員から解説を加えていく。 a)脳の測定と介入 b)心の進化的側面(ヒト・動物の比較) c)認知・行動のモデリング 第15回:フィードバック(総合議論) |
||||||
(履修要件) |
履修希望者は,全学共通科目の講義科目の『脳と生命のシステム科学』を受講中・済であることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況、議論への参加状況の総合評価。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 事前にトピックが知らされたら、関連資料などを一読し、当日の議論に備える。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
脳と心の生命機能ゼミナールII
(科目名)
Brain and Mind for Life Functions II
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水2 (教室) 共北3A |
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総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
脳は、私たちが誕生してから、環境とのインタラクションを介して、様々な形で、心的機能を発揮していきます。その心的機能の評価法、脳計測との手法には、様々なアプローチの仕方があります。これらのアプローチ法を整理し、ゼミナール形式で、脳と心の機能について、参加者と議論をしていきます。本授業を通して、健やかな生命・私たちの日常生活を支えている脳・心の理解を深めることを目指します。
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(到達目標)
脳と心のしくみを、生命機能と関連づけて理解するニューロサイエンスの素養を築きます。また、ニューロサイエンスには、いくつかの測定法と介入法があり、その検証方法についての理解を深めます。参加者には、議論に参加してもらうことで立案・発表する力を養い、生命機能への洞察を高めることで、健やかな日常生活を送る土台を作ってもらうことを目標とします。
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(授業計画と内容)
第1回:イントロダクション 授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。第2回以降毎回一人ずつ、担当トピックの発表を行う。準備にあたっては、状況に合わせて、こちらから個別にサジェスチョンを行うので、それを元に、理解を深めてもらう。 第2回から第14回:各授業では、下記のテーマを扱う。発表者は、各題材について、事前に資料をまとめ、参加者と議論する。各発表と議論を踏まえて、神経科学、認知科学、計算科学における背景と動向について、随時、教員から解説を加えていく。 a)脳の測定と介入 b)心の進化的側面(ヒト・動物の比較) c)認知・行動のモデリング 第15回:フィードバック(総合議論) |
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(履修要件)
履修希望者は,全学共通科目の講義科目の『脳と生命のシステム科学』を受講中・済であることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況、議論への参加状況の総合評価。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
事前にトピックが知らされたら、関連資料などを一読し、当日の議論に備える。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
運動科学I
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(英 訳) | Sports Science I | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 健康 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | D群 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 水3 |
||||||||||||
(教室) | 教育院棟講義室32 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、身体の動作に関わる機能解剖学、生体工学、神経・筋の仕組みと働きについて学習する。 (1)身体の機能解剖 (2)腱組織の身体活動への貢献 (3)スポーツスキル向上のための身体重心や慣性モーメントの理解 (4)身体動作獲得のための学習過程 (5)対人競技における戦略 これら講義から、我々の運動(あるいは動作)がどのような制御則に基づいているのか?それはどのような機序なのか?について学習する。そして、運動やトレーニングを運動科学的に解釈し、学生諸君それぞれの目的(健康増進やスポーツ競技成績の向上)に応じた運動プログラムを考察する。 |
||||||||||||
(到達目標) | 身体運動の制御則を科学的に理解し、その知識をもとに自らの日常生活あるいはスポーツ活動に還元することを目標とする。 身体動作の不思議さを感じてもらいたい。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 【運動科学について(イントロダクション:授業回数1回】 コンピューターの進化により、近い将来、「AIが人間を支配する」時代が来ると言われてる。しかし、AIで我々の身体を制御することは極めて困難である。その理由は、身体を制御する仕組みが不明であること、それを再現することが不可能であるからである。「運動科学」は身体を制御する仕組みを解明する学問領域である。初回は、「運動科学」の授業内容についてのイントロダクションを行い、我々の運動を科学的に解釈する意義を考えたい。 【動きの解剖学:授業回数3回】 我々の身体運動は、筋活動による骨格の回転運動により起こる。まず、関節の回転運動を理解する。下肢の筋(大腿四頭筋やハムストリングス)の機能について理解する。我々の肩の動作は莫大な自由度を有する。この肩関節の大きな自由度を可能にしているのが、肩関節およびそれをまたぐ筋の特性である。肩関節の複雑な構造を理解する。解剖学は大学になって初めて触れる学問領域であるため、動きの解剖学に関する復習と補足を行う。 【腱の身体動作への貢献:授業回数1回】 我々の日常生活における動作は、非常に効率の良い運動である。これは、腱組織における弾性エネルギーの再利用が直接関連する。また、カンガルーを見ても分かるように、爆発的なパワーを長時間発揮するためにも腱が重要な役割を担う。ここでは、さまざまな身体活動中の筋腱複合体の動態から腱組織の役割について学習する。 【動作スキルの向上:授業回数4回】 身体運動中の「身体重心」「慣性モーメント」「反力」を上手く利用することが、動作スキル向上に関与する。ただし、「身体重心」「慣性モーメント」「反力」は目で見ることができないため、これら変数と運動との関連を日常生活で感じることは難しい。 まずは、「身体重心」「慣性モーメント」の求め方を理解し、一流選手は身体重心や慣性モーメントをどのように利用しているかを理解する。そして、身体重心・慣性モーメント・反力を利用して、スキル向上にどのようにつなげるか考察する。 【立位と歩行動作:授業回数2回】 我々は何気なく立ち・歩いているが、これらの動作は極めて困難な作業である。すべての身体動作(スポーツ動作を含む)には、この立位と歩行の制御が関わってくる。我々の動作を理解するための、立位と歩行の制御則を学習する。 【動作の獲得:授業回数2回】 例えば、スポーツ活動において、新しい動作を獲得するためには練習を工夫する必要がある。どのようにしたら新しい動作を獲得できるのか?どうしたら精度の良い動作を獲得できるのだろうか?この動作獲得のプロセスを運動学習の観点から理解する。 【スポーツの戦略:授業回数1回】 相手を抜きさる(フェイント)および防御する、などスポーツの戦略について科学的に理解を深める。例えば、相手の突破を防御するためには、相手のどこを見て突破する方向を予測するか?相手を抜き去るとき、身体をどのように操作するか?この様な対人競技における駆け引きに関する学術研究は少ないため、これまでの運動科学の授業で学習した生理学・物理学的観点から法則性を見出す。 【フィードバック:1回】 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(小テストを2〜3回)とテスト(最終週に実施)により総合的に評価する。 詳細は、初回授業にて説明する。 |
||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||
(参考書等) | |||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業の前週の金曜日に授業で使用するスライドをKULASISにアップロードします。 生理学的用語や解剖学用語について予習をしておくこと。 |
||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||
運動科学I
(科目名)
Sports Science I
(英 訳)
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|
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) D群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水3 (教室) 教育院棟講義室32 |
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(授業の概要・目的)
本講義では、身体の動作に関わる機能解剖学、生体工学、神経・筋の仕組みと働きについて学習する。
(1)身体の機能解剖 (2)腱組織の身体活動への貢献 (3)スポーツスキル向上のための身体重心や慣性モーメントの理解 (4)身体動作獲得のための学習過程 (5)対人競技における戦略 これら講義から、我々の運動(あるいは動作)がどのような制御則に基づいているのか?それはどのような機序なのか?について学習する。そして、運動やトレーニングを運動科学的に解釈し、学生諸君それぞれの目的(健康増進やスポーツ競技成績の向上)に応じた運動プログラムを考察する。 |
||||||||||
(到達目標)
身体運動の制御則を科学的に理解し、その知識をもとに自らの日常生活あるいはスポーツ活動に還元することを目標とする。
身体動作の不思議さを感じてもらいたい。 |
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(授業計画と内容)
【運動科学について(イントロダクション:授業回数1回】 コンピューターの進化により、近い将来、「AIが人間を支配する」時代が来ると言われてる。しかし、AIで我々の身体を制御することは極めて困難である。その理由は、身体を制御する仕組みが不明であること、それを再現することが不可能であるからである。「運動科学」は身体を制御する仕組みを解明する学問領域である。初回は、「運動科学」の授業内容についてのイントロダクションを行い、我々の運動を科学的に解釈する意義を考えたい。 【動きの解剖学:授業回数3回】 我々の身体運動は、筋活動による骨格の回転運動により起こる。まず、関節の回転運動を理解する。下肢の筋(大腿四頭筋やハムストリングス)の機能について理解する。我々の肩の動作は莫大な自由度を有する。この肩関節の大きな自由度を可能にしているのが、肩関節およびそれをまたぐ筋の特性である。肩関節の複雑な構造を理解する。解剖学は大学になって初めて触れる学問領域であるため、動きの解剖学に関する復習と補足を行う。 【腱の身体動作への貢献:授業回数1回】 我々の日常生活における動作は、非常に効率の良い運動である。これは、腱組織における弾性エネルギーの再利用が直接関連する。また、カンガルーを見ても分かるように、爆発的なパワーを長時間発揮するためにも腱が重要な役割を担う。ここでは、さまざまな身体活動中の筋腱複合体の動態から腱組織の役割について学習する。 【動作スキルの向上:授業回数4回】 身体運動中の「身体重心」「慣性モーメント」「反力」を上手く利用することが、動作スキル向上に関与する。ただし、「身体重心」「慣性モーメント」「反力」は目で見ることができないため、これら変数と運動との関連を日常生活で感じることは難しい。 まずは、「身体重心」「慣性モーメント」の求め方を理解し、一流選手は身体重心や慣性モーメントをどのように利用しているかを理解する。そして、身体重心・慣性モーメント・反力を利用して、スキル向上にどのようにつなげるか考察する。 【立位と歩行動作:授業回数2回】 我々は何気なく立ち・歩いているが、これらの動作は極めて困難な作業である。すべての身体動作(スポーツ動作を含む)には、この立位と歩行の制御が関わってくる。我々の動作を理解するための、立位と歩行の制御則を学習する。 【動作の獲得:授業回数2回】 例えば、スポーツ活動において、新しい動作を獲得するためには練習を工夫する必要がある。どのようにしたら新しい動作を獲得できるのか?どうしたら精度の良い動作を獲得できるのだろうか?この動作獲得のプロセスを運動学習の観点から理解する。 【スポーツの戦略:授業回数1回】 相手を抜きさる(フェイント)および防御する、などスポーツの戦略について科学的に理解を深める。例えば、相手の突破を防御するためには、相手のどこを見て突破する方向を予測するか?相手を抜き去るとき、身体をどのように操作するか?この様な対人競技における駆け引きに関する学術研究は少ないため、これまでの運動科学の授業で学習した生理学・物理学的観点から法則性を見出す。 【フィードバック:1回】 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(小テストを2〜3回)とテスト(最終週に実施)により総合的に評価する。
詳細は、初回授業にて説明する。 |
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業の前週の金曜日に授業で使用するスライドをKULASISにアップロードします。
生理学的用語や解剖学用語について予習をしておくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
運動科学I
|
(英 訳) | Sports Science I | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(基礎) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | D群 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 水4 |
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(教室) | 教育院棟講義室32 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、身体の動作に関わる機能解剖学、生体工学、神経・筋の仕組みと働きについて学習する。 (1)身体の機能解剖 (2)腱組織の身体活動への貢献 (3)スポーツスキル向上のための身体重心や慣性モーメントの理解 (4)身体動作獲得のための学習過程 (5)対人競技における戦略 これら講義から、我々の運動(あるいは動作)がどのような制御則に基づいているのか?それはどのような機序なのか?について学習する。そして、運動やトレーニングを運動科学的に解釈し、学生諸君それぞれの目的(健康増進やスポーツ競技成績の向上)に応じた運動プログラムを考察する。 |
||||||||||||
(到達目標) | 身体運動の制御則を科学的に理解し、その知識をもとに自らの日常生活あるいはスポーツ活動に還元することを目標とする。 身体動作の不思議さを感じてもらいたい。 |
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(授業計画と内容) | 【運動科学について(イントロダクション:授業回数1回】 コンピューターの進化により、近い将来、「AIが人間を支配する」時代が来ると言われてる。しかし、AIで我々の身体を制御することは極めて困難である。その理由は、身体を制御する仕組みが不明であること、それを再現することが不可能であるからである。「運動科学」は身体を制御する仕組みを解明する学問領域である。初回は、「運動科学」の授業内容についてのイントロダクションを行い、我々の運動を科学的に解釈する意義を考えたい。 【動きの解剖学:授業回数3回】 我々の身体運動は、筋活動による骨格の回転運動により起こる。まず、関節の回転運動を理解する。下肢の筋(大腿四頭筋やハムストリングス)の機能について理解する。我々の肩の動作は莫大な自由度を有する。この肩関節の大きな自由度を可能にしているのが、肩関節およびそれをまたぐ筋の特性である。肩関節の複雑な構造を理解する。解剖学は大学になって初めて触れる学問領域であるため、動きの解剖学に関する復習と補足を行う。 【腱の身体動作への貢献:授業回数1回】 我々の日常生活における動作は、非常に効率の良い運動である。これは、腱組織における弾性エネルギーの再利用が直接関連する。また、カンガルーを見ても分かるように、爆発的なパワーを長時間発揮するためにも腱が重要な役割を担う。ここでは、さまざまな身体活動中の筋腱複合体の動態から腱組織の役割について学習する。 【動作スキルの向上:授業回数4回】 身体運動中の「身体重心」「慣性モーメント」「反力」を上手く利用することが、動作スキル向上に関与する。ただし、「身体重心」「慣性モーメント」「反力」は目で見ることができないため、これら変数と運動との関連を日常生活で感じることは難しい。 まずは、「身体重心」「慣性モーメント」の求め方を理解し、一流選手は身体重心や慣性モーメントをどのように利用しているかを理解する。そして、身体重心・慣性モーメント・反力を利用して、スキル向上にどのようにつなげるか考察する。 【立位と歩行動作:授業回数2回】 我々は何気なく立ち・歩いているが、これらの動作は極めて困難な作業である。すべての身体動作(スポーツ動作を含む)には、この立位と歩行の制御が関わってくる。我々の動作を理解するための、立位と歩行の制御則を学習する。 【動作の獲得:授業回数2回】 例えば、スポーツ活動において、新しい動作を獲得するためには練習を工夫する必要がある。どのようにしたら新しい動作を獲得できるのか?どうしたら精度の良い動作を獲得できるのだろうか?この動作獲得のプロセスを運動学習の観点から理解する。 【スポーツの戦略:授業回数1回】 相手を抜きさる(フェイント)および防御する、などスポーツの戦略について科学的に理解を深める。例えば、相手の突破を防御するためには、相手のどこを見て突破する方向を予測するか?相手を抜き去るとき、身体をどのように操作するか?この様な対人競技における駆け引きに関する学術研究は少ないため、これまでの運動科学の授業で学習した生理学・物理学的観点から法則性を見出す。 【フィードバック:1回】 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(小テストを2〜3回)とテスト(最終週に実施)により総合的に評価する。 詳細は、初回授業にて説明する。 |
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(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) | |||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業の前週の金曜日に授業で使用するスライドをKULASISにアップロードします。 生理学的用語や解剖学用語について予習をしておくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||
運動科学I
(科目名)
Sports Science I
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) D群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水4 (教室) 教育院棟講義室32 |
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(授業の概要・目的)
本講義では、身体の動作に関わる機能解剖学、生体工学、神経・筋の仕組みと働きについて学習する。
(1)身体の機能解剖 (2)腱組織の身体活動への貢献 (3)スポーツスキル向上のための身体重心や慣性モーメントの理解 (4)身体動作獲得のための学習過程 (5)対人競技における戦略 これら講義から、我々の運動(あるいは動作)がどのような制御則に基づいているのか?それはどのような機序なのか?について学習する。そして、運動やトレーニングを運動科学的に解釈し、学生諸君それぞれの目的(健康増進やスポーツ競技成績の向上)に応じた運動プログラムを考察する。 |
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(到達目標)
身体運動の制御則を科学的に理解し、その知識をもとに自らの日常生活あるいはスポーツ活動に還元することを目標とする。
身体動作の不思議さを感じてもらいたい。 |
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(授業計画と内容)
【運動科学について(イントロダクション:授業回数1回】 コンピューターの進化により、近い将来、「AIが人間を支配する」時代が来ると言われてる。しかし、AIで我々の身体を制御することは極めて困難である。その理由は、身体を制御する仕組みが不明であること、それを再現することが不可能であるからである。「運動科学」は身体を制御する仕組みを解明する学問領域である。初回は、「運動科学」の授業内容についてのイントロダクションを行い、我々の運動を科学的に解釈する意義を考えたい。 【動きの解剖学:授業回数3回】 我々の身体運動は、筋活動による骨格の回転運動により起こる。まず、関節の回転運動を理解する。下肢の筋(大腿四頭筋やハムストリングス)の機能について理解する。我々の肩の動作は莫大な自由度を有する。この肩関節の大きな自由度を可能にしているのが、肩関節およびそれをまたぐ筋の特性である。肩関節の複雑な構造を理解する。解剖学は大学になって初めて触れる学問領域であるため、動きの解剖学に関する復習と補足を行う。 【腱の身体動作への貢献:授業回数1回】 我々の日常生活における動作は、非常に効率の良い運動である。これは、腱組織における弾性エネルギーの再利用が直接関連する。また、カンガルーを見ても分かるように、爆発的なパワーを長時間発揮するためにも腱が重要な役割を担う。ここでは、さまざまな身体活動中の筋腱複合体の動態から腱組織の役割について学習する。 【動作スキルの向上:授業回数4回】 身体運動中の「身体重心」「慣性モーメント」「反力」を上手く利用することが、動作スキル向上に関与する。ただし、「身体重心」「慣性モーメント」「反力」は目で見ることができないため、これら変数と運動との関連を日常生活で感じることは難しい。 まずは、「身体重心」「慣性モーメント」の求め方を理解し、一流選手は身体重心や慣性モーメントをどのように利用しているかを理解する。そして、身体重心・慣性モーメント・反力を利用して、スキル向上にどのようにつなげるか考察する。 【立位と歩行動作:授業回数2回】 我々は何気なく立ち・歩いているが、これらの動作は極めて困難な作業である。すべての身体動作(スポーツ動作を含む)には、この立位と歩行の制御が関わってくる。我々の動作を理解するための、立位と歩行の制御則を学習する。 【動作の獲得:授業回数2回】 例えば、スポーツ活動において、新しい動作を獲得するためには練習を工夫する必要がある。どのようにしたら新しい動作を獲得できるのか?どうしたら精度の良い動作を獲得できるのだろうか?この動作獲得のプロセスを運動学習の観点から理解する。 【スポーツの戦略:授業回数1回】 相手を抜きさる(フェイント)および防御する、などスポーツの戦略について科学的に理解を深める。例えば、相手の突破を防御するためには、相手のどこを見て突破する方向を予測するか?相手を抜き去るとき、身体をどのように操作するか?この様な対人競技における駆け引きに関する学術研究は少ないため、これまでの運動科学の授業で学習した生理学・物理学的観点から法則性を見出す。 【フィードバック:1回】 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(小テストを2〜3回)とテスト(最終週に実施)により総合的に評価する。
詳細は、初回授業にて説明する。 |
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業の前週の金曜日に授業で使用するスライドをKULASISにアップロードします。
生理学的用語や解剖学用語について予習をしておくこと。 |
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
リハビリテーション概論
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(英 訳) | Overview of Rehabilitation | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | D群 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 水5 |
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(教室) | 医学部人間健康科学科第9講義室 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | リハビリテーションとは何か? 骨折した時に歩けるようにすること? 脳卒中で動かなくなった手を動くようにすること? そのどちらも正しいのですが、それはリハビリテーションで行われる事のほんの一部です。リハビリテーションで扱うフィールドはとても広く、必ずしもリハビリテーション室で行われる事だけでなく、毎日の日常生活の中に気づかないうちに取り込まれているものです。 講義では始めに総論として基礎知識、診断法、評価法を、中盤ではリハビリテーションを行う技術、残りで諸疾患に対するリハビリテーション、新しいリハビリテーションへのアプローチについて解説します。授業に参加する時には毎日の行動の中にどのようなリハビリテーションが隠れていて、どのようにしたら他の人の役に立ってあげる事ができるかについて考えてみて下さい。 |
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(到達目標) | ・リハビリテーションの歴史的背景、成り立ち、実施方法の概要を理解する。 ・現代のリハビリテーションが抱える問題点を把握し、自分自身の考えを持てるように考える能力を養う。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 10月1日 リハビリテーションの理念・歴史・定義 青山 第2回 10月8日 病因と診断 青山 第3回 10月22日 障害と障害受容 青山 第4回 10月29日 機能評価、日常生活評価と各種検査法 青山 第5回 11月5日 リハビリテーションと理学療法 青山 第6回 11月12日 作業を治療で用いる「作業療法」 田畑 第7回 11月19日 言語聴覚療法 青山 第8回 11月26日 リハビリテーション看護 青山 第9回 12月3日 切断とリハビリテーション 青山 第10回 12月10日 がん経験者・家族のリハビリテーション〜小児がんを中心に〜 田畑 第11回 12月17日 中枢神経障害とリハビリテーション 青山 第12回 12月24日 Women’s Health 青山 第13回 1月7日 再生リハビリテーション 青山 第14回 1月14日 リハビリテーションにおける研究とその応用 谷間 第15回 まとめ(フィードバック) 講義予定は上記の通りですが、適宜フリーディスカッション等を行います。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 試験方法はレポート形式で行います。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書的な予習は必要ありませんが、テーマに沿って自分自身の実生活の中で課題に沿って考える事を実施して下さい。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーはKULASISを確認すること | ||||||||||||||||||
リハビリテーション概論
(科目名)
Overview of Rehabilitation
(英 訳)
|
|
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) D群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
水5 (教室) 医学部人間健康科学科第9講義室 |
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(授業の概要・目的)
リハビリテーションとは何か?
骨折した時に歩けるようにすること? 脳卒中で動かなくなった手を動くようにすること? そのどちらも正しいのですが、それはリハビリテーションで行われる事のほんの一部です。リハビリテーションで扱うフィールドはとても広く、必ずしもリハビリテーション室で行われる事だけでなく、毎日の日常生活の中に気づかないうちに取り込まれているものです。 講義では始めに総論として基礎知識、診断法、評価法を、中盤ではリハビリテーションを行う技術、残りで諸疾患に対するリハビリテーション、新しいリハビリテーションへのアプローチについて解説します。授業に参加する時には毎日の行動の中にどのようなリハビリテーションが隠れていて、どのようにしたら他の人の役に立ってあげる事ができるかについて考えてみて下さい。 |
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(到達目標)
・リハビリテーションの歴史的背景、成り立ち、実施方法の概要を理解する。
・現代のリハビリテーションが抱える問題点を把握し、自分自身の考えを持てるように考える能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
第1回 10月1日 リハビリテーションの理念・歴史・定義 青山 第2回 10月8日 病因と診断 青山 第3回 10月22日 障害と障害受容 青山 第4回 10月29日 機能評価、日常生活評価と各種検査法 青山 第5回 11月5日 リハビリテーションと理学療法 青山 第6回 11月12日 作業を治療で用いる「作業療法」 田畑 第7回 11月19日 言語聴覚療法 青山 第8回 11月26日 リハビリテーション看護 青山 第9回 12月3日 切断とリハビリテーション 青山 第10回 12月10日 がん経験者・家族のリハビリテーション〜小児がんを中心に〜 田畑 第11回 12月17日 中枢神経障害とリハビリテーション 青山 第12回 12月24日 Women’s Health 青山 第13回 1月7日 再生リハビリテーション 青山 第14回 1月14日 リハビリテーションにおける研究とその応用 谷間 第15回 まとめ(フィードバック) 講義予定は上記の通りですが、適宜フリーディスカッション等を行います。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
試験方法はレポート形式で行います。
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
教科書的な予習は必要ありませんが、テーマに沿って自分自身の実生活の中で課題に沿って考える事を実施して下さい。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーはKULASISを確認すること
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
健康科学I
|
(英 訳) | Health Science I | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | D群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木1 |
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(教室) | 教育院棟講義室31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 肥満症、がん、冠動脈疾患、脳血管障害、糖尿病、認知症、骨粗鬆症などライフスタイルがその発病や進行に大きく影響する「生活習慣病」に関して、その発症原因や病態、運動・栄養の予防医学的役割を学び、「生涯現役、死ぬまで元気」を実践するための基礎知識を習得する。 本学の卒業生は、座業時間が長く運動不足になりやすい職業、精神的ストレスの多い職業、就労時間が不規則になりがちな職業に就くことが多いとされており、この意味ですでに「生活習慣病予備群」である。上記に示した疾患は、遺伝的要素が強い場合など生活習慣とは無関係に生じる場合もあるが、生活習慣病を発病しにくいライフスタイルを少しでも取り入れる努力は重要である。巷間には無数の「健康法」があふれているが、本講義では現在の医学水準からみて標準的な予防・対策について講義する。 |
||||||
(到達目標) | 生活習慣病を中心とした健康科学的知識を学習することを通じて、生涯にわたる健康維持・増進についての基本的見識を獲得する。自分自身に対して、食事や運動、睡眠、飲酒、生活リズムなどの基本的な生活習慣に関する標準的なアドバイスができるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 原則として、以下のトピックスを、フィードバックを含めた全15回の授業で、各1〜2回の授業で説明する。ただし、最近の話題や新しい知見、受講生のリクエストなどに対応してトピックスを追加したり、順序を入れ替えることがある。授業の進行が必ずしもトピックスの番号順にはならないため、毎回の授業時に次回の授業の内容を予告する。 1.近年の日本人のbody mass indexの変化とその問題点(中高年者の肥満と若年女性の痩せすぎ) 2.肥満や痩せすぎを避けるべき理由(若いうちは無症状だけれど・・) 3.バランスのよい食事とは(Healthy Eating Plate法を中心に) 4.基本運動としての有酸素運動(方法・時間・強度・頻度について) 5.筋力トレーニングの健康科学的意義(衰えやすい筋、維持すべき筋力の目安) 6.健康増進機器としての自転車(「ちょいきつ」乗りの勧め) 7.血管を若く保つために(動脈硬化症とその危険因子、食事・運動の意義) 8.飲酒と喫煙(適度な飲酒の目安、喫煙者が禁煙しにくい理由など) 9.健康づくりの基本としての睡眠 10.規則正しい生活を目指して(「irregularly irregular」は避けよう) 11.そう簡単ではないストレス対策(今のうちから試行錯誤しよう) 12.若年者の熱中症・低体温症(なぜ帽子をかぶりペットボトルを持っていて熱中症になるのか) フィードバック方法は別途連絡する。 |
||||||
(履修要件) |
生活習慣病の予防や治療に興味のある学生であること。
授業の実施方針や履修要件の詳細は第1回目の授業で説明する。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(ミニレポート、ミニテスト、60点満点)と期末レポート(40点満点)を総合的に判定する。成績評価の詳細は第1回目の授業で説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない。
参考資料を授業中に配付、あるいは指示する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回の授業において、授業内容をより深く理解するための授業外学習に有用なウェブサイトや書籍、資料を提示する。授業外学習の成果はミニレポートや期末レポ—トとして評価する。基本的に予習は不要である。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | この授業は、教員が教室外からZoomを用いて授業を行う遠隔講義形式で実施予定である。 各自PC端末を用意し受講すること。 受講のためのURLは、第1回授業までにKULASISの授業資料に掲載するとともに、授業連絡メールを通じて連絡する予定である。 本授業の林の担当は定年退職のため本年度限りとなる。来年度以降の担当教員や授業の内容、評価の方法等は未定である。 |
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健康科学I
(科目名)
Health Science I
(英 訳)
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|
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) D群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木1 (教室) 教育院棟講義室31 |
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(授業の概要・目的)
肥満症、がん、冠動脈疾患、脳血管障害、糖尿病、認知症、骨粗鬆症などライフスタイルがその発病や進行に大きく影響する「生活習慣病」に関して、その発症原因や病態、運動・栄養の予防医学的役割を学び、「生涯現役、死ぬまで元気」を実践するための基礎知識を習得する。
本学の卒業生は、座業時間が長く運動不足になりやすい職業、精神的ストレスの多い職業、就労時間が不規則になりがちな職業に就くことが多いとされており、この意味ですでに「生活習慣病予備群」である。上記に示した疾患は、遺伝的要素が強い場合など生活習慣とは無関係に生じる場合もあるが、生活習慣病を発病しにくいライフスタイルを少しでも取り入れる努力は重要である。巷間には無数の「健康法」があふれているが、本講義では現在の医学水準からみて標準的な予防・対策について講義する。 |
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(到達目標)
生活習慣病を中心とした健康科学的知識を学習することを通じて、生涯にわたる健康維持・増進についての基本的見識を獲得する。自分自身に対して、食事や運動、睡眠、飲酒、生活リズムなどの基本的な生活習慣に関する標準的なアドバイスができるようになる。
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(授業計画と内容)
原則として、以下のトピックスを、フィードバックを含めた全15回の授業で、各1〜2回の授業で説明する。ただし、最近の話題や新しい知見、受講生のリクエストなどに対応してトピックスを追加したり、順序を入れ替えることがある。授業の進行が必ずしもトピックスの番号順にはならないため、毎回の授業時に次回の授業の内容を予告する。 1.近年の日本人のbody mass indexの変化とその問題点(中高年者の肥満と若年女性の痩せすぎ) 2.肥満や痩せすぎを避けるべき理由(若いうちは無症状だけれど・・) 3.バランスのよい食事とは(Healthy Eating Plate法を中心に) 4.基本運動としての有酸素運動(方法・時間・強度・頻度について) 5.筋力トレーニングの健康科学的意義(衰えやすい筋、維持すべき筋力の目安) 6.健康増進機器としての自転車(「ちょいきつ」乗りの勧め) 7.血管を若く保つために(動脈硬化症とその危険因子、食事・運動の意義) 8.飲酒と喫煙(適度な飲酒の目安、喫煙者が禁煙しにくい理由など) 9.健康づくりの基本としての睡眠 10.規則正しい生活を目指して(「irregularly irregular」は避けよう) 11.そう簡単ではないストレス対策(今のうちから試行錯誤しよう) 12.若年者の熱中症・低体温症(なぜ帽子をかぶりペットボトルを持っていて熱中症になるのか) フィードバック方法は別途連絡する。 |
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(履修要件)
生活習慣病の予防や治療に興味のある学生であること。
授業の実施方針や履修要件の詳細は第1回目の授業で説明する。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(ミニレポート、ミニテスト、60点満点)と期末レポート(40点満点)を総合的に判定する。成績評価の詳細は第1回目の授業で説明する。
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(教科書)
使用しない。
参考資料を授業中に配付、あるいは指示する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回の授業において、授業内容をより深く理解するための授業外学習に有用なウェブサイトや書籍、資料を提示する。授業外学習の成果はミニレポートや期末レポ—トとして評価する。基本的に予習は不要である。
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(その他(オフィスアワー等))
この授業は、教員が教室外からZoomを用いて授業を行う遠隔講義形式で実施予定である。
各自PC端末を用意し受講すること。 受講のためのURLは、第1回授業までにKULASISの授業資料に掲載するとともに、授業連絡メールを通じて連絡する予定である。 本授業の林の担当は定年退職のため本年度限りとなる。来年度以降の担当教員や授業の内容、評価の方法等は未定である。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
健康心理学II
|
(英 訳) | Health Psychology II | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(基礎) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | D群 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 木2 |
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(教室) | 教育院棟講義室31 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 健康心理学は、心理面だけではなく身体面や行動面にも焦点をあてた健康観について理解し、より良い健康状態であるウェルビーイングを目指す心理学の学問分野である。 本科目では、様々な状況にある人のストレスとメンタルヘルス、健康リスクと病気の予防、健康増進へのアプローチ、ライフステージごとの心身の健康などについて理解を深め、健康で豊かな生活を送るための、健康心理学に関する考え方や方法を学ぶ。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | ・健康心理学の基本的な考え方を理解できる。 ・健康心理学の観点から、心身の健康に影響を与える要因について理解できる。 ・健康心理学的観点からみた課題を科学的根拠に基づいて理論的に考察し、説明することができる。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | (1) 10/2 オリエンテーション・健康心理学とは(千葉) (2) 10/9 こころの健康とストレス対処・ポジティブ心理学(千葉) (3) 10/16 健康リスクと心身の健康(千葉) (4) 10/23 がんサバイバーの心身の健康(宮下) (5) 10/30 ライフステージに応じた健康増進課題(小方) (6) 11/13 健康増進とリハビリテーション(稲富) (7) 11/20 子どもの心身の健康とDX(入江) (8) 11/27 国際保健と健康心理学(古田) (9) 12/4 発達症とは:自閉スペクトラム症を中心に(義村) (10) 12/11 脳機能と心理学(澤本) (11) 12/18 子どもの養育環境と心身の健康(阿久澤) (12) 12/25 災害と心身の健康(千葉) (13) 1/8 職場のメンタルヘルス(山之内) (14) 1/15 周産期のメンタルヘルス(大滝) (15) 1/22 レポート(千葉) (16) 1/29 フィードバック(千葉) |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 2/3以上の出席を前提として、授業中のミニレポート60%、期末レポート40%で合計し素点に基づき評価します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
授業資料はテーマごとにPandAにアップロードするので、各自ダウンロードをすること。
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(参考書等) |
『健康・医療心理学 入門:健康なこころ・身体・社会づくり』
(有斐閣, 2020)
ISBN:978-4641221420
『保健と健康の心理学:ポジティブヘルスの実現』
(ナカニシヤ出版, 2016)
ISBN:978-4779511127
『ベーシック健康心理学:臨床への招待』
(ナカニシヤ出版, 2015)
ISBN:978-4779509186
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習として、講義テーマに関連した書籍やニュース等に関心をもって幅広く知識を得ておくこと。 復習として、各回の講義内容に関連する書籍などを読み講義内容と統合し、知識の定着を図ること。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
健康心理学II
(科目名)
Health Psychology II
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(基礎) (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) D群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木2 (教室) 教育院棟講義室31 |
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(授業の概要・目的)
健康心理学は、心理面だけではなく身体面や行動面にも焦点をあてた健康観について理解し、より良い健康状態であるウェルビーイングを目指す心理学の学問分野である。
本科目では、様々な状況にある人のストレスとメンタルヘルス、健康リスクと病気の予防、健康増進へのアプローチ、ライフステージごとの心身の健康などについて理解を深め、健康で豊かな生活を送るための、健康心理学に関する考え方や方法を学ぶ。 |
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(到達目標)
・健康心理学の基本的な考え方を理解できる。
・健康心理学の観点から、心身の健康に影響を与える要因について理解できる。 ・健康心理学的観点からみた課題を科学的根拠に基づいて理論的に考察し、説明することができる。 |
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(授業計画と内容)
(1) 10/2 オリエンテーション・健康心理学とは(千葉) (2) 10/9 こころの健康とストレス対処・ポジティブ心理学(千葉) (3) 10/16 健康リスクと心身の健康(千葉) (4) 10/23 がんサバイバーの心身の健康(宮下) (5) 10/30 ライフステージに応じた健康増進課題(小方) (6) 11/13 健康増進とリハビリテーション(稲富) (7) 11/20 子どもの心身の健康とDX(入江) (8) 11/27 国際保健と健康心理学(古田) (9) 12/4 発達症とは:自閉スペクトラム症を中心に(義村) (10) 12/11 脳機能と心理学(澤本) (11) 12/18 子どもの養育環境と心身の健康(阿久澤) (12) 12/25 災害と心身の健康(千葉) (13) 1/8 職場のメンタルヘルス(山之内) (14) 1/15 周産期のメンタルヘルス(大滝) (15) 1/22 レポート(千葉) (16) 1/29 フィードバック(千葉) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
2/3以上の出席を前提として、授業中のミニレポート60%、期末レポート40%で合計し素点に基づき評価します。
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(教科書)
授業資料はテーマごとにPandAにアップロードするので、各自ダウンロードをすること。
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(参考書等)
『健康・医療心理学 入門:健康なこころ・身体・社会づくり』
(有斐閣, 2020)
ISBN:978-4641221420
『保健と健康の心理学:ポジティブヘルスの実現』
(ナカニシヤ出版, 2016)
ISBN:978-4779511127
『ベーシック健康心理学:臨床への招待』
(ナカニシヤ出版, 2015)
ISBN:978-4779509186
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習として、講義テーマに関連した書籍やニュース等に関心をもって幅広く知識を得ておくこと。
復習として、各回の講義内容に関連する書籍などを読み講義内容と統合し、知識の定着を図ること。 |
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
身体運動の適応と学習
|
(英 訳) | Motor Adaptation and Learning | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木2 |
||||||
(教室) | 4共14 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 新しい自転車にすぐに乗れるようになったり、新たに始めたスポーツや楽器の演奏ができるようになったりといったように、我々は置かれた環境に素早く適応し、また、新しい運動を獲得する、運動学習能力を有している。こうしたヒトの運動学習がどのように進んでいき運動が制御されるのかといった仕組みについて、運動制御学・神経科学・運動生理学といった観点から学習していく。また、スポーツや楽器演奏などのトレーニングや、リハビリテーションなどを題材として、どうすればもっと運動が上達するのかについても考察し、運動学習についての理解を深める。 | ||||||
(到達目標) | ヒトの運動が置かれた環境に適応したり、新たに獲得されていく機序を、運動制御学・神経科学・運動生理学的な観点から体型的に理解すること。また、自分自身や他者の運動を、専門的な視点で観察し考察する能力を獲得すること。 | ||||||
(授業計画と内容) | フィードバックを含めた全15回の授業を実施する。以下の1〜7の各テーマを2週の授業に分けて行う予定である。 1. 骨格筋の制御と適応(1・2回目) 運動を作り出すためには欠かせない骨格筋の制御と適応について学習する。筋力発揮や筋出力の調整、筋疲労、筋力トレーニングなどについて理解を深める。 2. 運動の計画と実行(3・4回目) 目の前のコップへの到達運動や書字運動など、ヒトの運動の多くはあらかじめ設定した目標に向かって遂行される。こうした目標指向的な運動が、どのように計画・実行されるのか、またそれらが環境に応じてどのようにして修正されるのかについて学習する。 3. 全身運動の制御と学習(5・6回目) 日常動作やスポーツなどの基礎となる立位姿勢や歩行などの制御を中心に、全身運動の制御と学習について理解を深める。 4. 運動の知覚(7・8回目) ヒトの運動や取り巻く外部環境の情報が、目などの感覚センサーを用いてどのように知覚され、また、その情報をもとにどのように運動が修正・実行されるかについて学習する。 5. 様々な運動学習(9・10回目) 無意識のうちに進む学習と意識的に行われる学習、また、失敗を通して進む学習と報酬(誉められたり、ご褒美をもらったり)に基づいて進む学習など、多様な運動学習の仕組みと諸理論について整理し、体型的に学習していく。 6. 意思決定と動機付け(11・12回目) どの道を通って目的地まで歩くのか、また、どれくらいの速度で歩くのかなど、我々の運動は選択の連続である。こうした運動選択に関与する、運動の意思決定や動機付け(モチベーション)について学習する。 7. 身体運動の脳内表象(13・14回目) 運動の制御と学習に関する脳内メカニズムについて学習する。 8. フィードバック(15回目) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(小テスト、小課題:40点)と最終週に実施するテスト(60点)により評価する。詳細は、初回授業にて説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 翌週の授業のためにそれまでの授業内容を復習・確認しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
身体運動の適応と学習
(科目名)
Motor Adaptation and Learning
(英 訳)
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||||||
(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木2 (教室) 4共14 |
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総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
新しい自転車にすぐに乗れるようになったり、新たに始めたスポーツや楽器の演奏ができるようになったりといったように、我々は置かれた環境に素早く適応し、また、新しい運動を獲得する、運動学習能力を有している。こうしたヒトの運動学習がどのように進んでいき運動が制御されるのかといった仕組みについて、運動制御学・神経科学・運動生理学といった観点から学習していく。また、スポーツや楽器演奏などのトレーニングや、リハビリテーションなどを題材として、どうすればもっと運動が上達するのかについても考察し、運動学習についての理解を深める。
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|||||||
(到達目標)
ヒトの運動が置かれた環境に適応したり、新たに獲得されていく機序を、運動制御学・神経科学・運動生理学的な観点から体型的に理解すること。また、自分自身や他者の運動を、専門的な視点で観察し考察する能力を獲得すること。
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(授業計画と内容)
フィードバックを含めた全15回の授業を実施する。以下の1〜7の各テーマを2週の授業に分けて行う予定である。 1. 骨格筋の制御と適応(1・2回目) 運動を作り出すためには欠かせない骨格筋の制御と適応について学習する。筋力発揮や筋出力の調整、筋疲労、筋力トレーニングなどについて理解を深める。 2. 運動の計画と実行(3・4回目) 目の前のコップへの到達運動や書字運動など、ヒトの運動の多くはあらかじめ設定した目標に向かって遂行される。こうした目標指向的な運動が、どのように計画・実行されるのか、またそれらが環境に応じてどのようにして修正されるのかについて学習する。 3. 全身運動の制御と学習(5・6回目) 日常動作やスポーツなどの基礎となる立位姿勢や歩行などの制御を中心に、全身運動の制御と学習について理解を深める。 4. 運動の知覚(7・8回目) ヒトの運動や取り巻く外部環境の情報が、目などの感覚センサーを用いてどのように知覚され、また、その情報をもとにどのように運動が修正・実行されるかについて学習する。 5. 様々な運動学習(9・10回目) 無意識のうちに進む学習と意識的に行われる学習、また、失敗を通して進む学習と報酬(誉められたり、ご褒美をもらったり)に基づいて進む学習など、多様な運動学習の仕組みと諸理論について整理し、体型的に学習していく。 6. 意思決定と動機付け(11・12回目) どの道を通って目的地まで歩くのか、また、どれくらいの速度で歩くのかなど、我々の運動は選択の連続である。こうした運動選択に関与する、運動の意思決定や動機付け(モチベーション)について学習する。 7. 身体運動の脳内表象(13・14回目) 運動の制御と学習に関する脳内メカニズムについて学習する。 8. フィードバック(15回目) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(小テスト、小課題:40点)と最終週に実施するテスト(60点)により評価する。詳細は、初回授業にて説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
翌週の授業のためにそれまでの授業内容を復習・確認しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Cultural Aspects of Health Care-E2
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(英 訳) | Cultural Aspects of Health Care-E2 | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共北21 | ||||||
(授業の概要・目的) | Culture has an important influence on many aspects of people's lives, such as beliefs, behaviors, emotions, religion, ritual, diet, body image, attitudes to illness, pain and other symptoms. This module explores the way that cultures have different systems of health beliefs to explain what causes illness, how it can be cured or treated, and who should be involved in the process. This module explores the cultural influences from the perspective of the individual( personal health beliefs and behaviors) but also from society perspective ( governments and health care systems) Specifically, it explores the influence of different religions, cultures, beliefs, and ethnic customs on how patients understand health concepts, how they take care of their health, and how they make decisions related to their health. It also provides knowledge with regards to the interplay between culture and health care structures and of their consequences to clinical practice. Moreover, this course looks at the cultural perspectives to population health, health inequalities and current health challenges such as organ donation and management of epidemics. Finally, it explores the concept of cultural competence in care provision, with a focus on multi-cultural societies. |
||||||
(到達目標) | To understand the interplay between culture and health care To explore how the different cultural contexts may influence perceptions and behaviors in relation to health, illness and organization of health care To explore the impact of different cultural ideas of body image and the various representations of a health body in different times in history. To understand the influence of socio-economic factors to population health. To explore different approaches to health issues that carry stigma in different cultural contexts (i.e. disability, AIDS) To understand the current debates of providing care, considering patients cultural backgrounds |
||||||
(授業計画と内容) | Part I: Cultural perspectives in Health and illness Session 1: Introduction to the module Session 2: Definition and different approaches to culture and health Session 3: Culture and wellbeing; its implications on the industry of wellness across the world Session 4: Migration, globalization and health Session 5: Socio-economic factors and health inequalities- the examples of UK and US Session 6: The body: cultural definitions of body image and health Session 7: Social approaches to disability Session 8: Informal caregiving in an aging society: the unspoken reality of care in the 21st century Part II: Cultural perspectives in the design and delivery of health care Session 9: Cultural approaches to pain and pain management Session 10: Cultural approaches to treatment decision-making; doctor-patient interactions Session 11: Cultural competency in health care Session 12: The AIDS pandemic and different country approaches Session 13: Cultural approaches to organ donation and the impact of globalization to organ trafficking Session 14: Cultural perspectives on death and dying Session 15: Presentations- feedback |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Students will be evaluated based on their final course oral presentations (80% of mark) and participation and attendance in class (20%). Students will not be able to retain their position in the course if they exceed 3 absence incidences, unless there is a special reason for it. |
||||||
(教科書) |
授業中に指示する
E-resources,published papers and and e-textbook chapters will be introduced during the course.
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
References will be provided during the course. All material will be saved on the PANDA page of the course for students to access
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Preparation is required for the final course oral presentations (10-15min, PPTx) | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Key lectures will be given by the module leader, using visual and audio material to illustrate key ideas within different sessions. Group work during lectures will support discussions around key issues and possible comparison between Japan with Europe/US. Students will give presentations during the last sessions of the course. Instructions for the presentations will be given in class. It is advisable to participate actively and share views during the class. Students should make an appointment through e-mail, in the case they need any advice. If you have any questions, please e-mail the teacher: anagnostou.despoina.2a@kyoto-u.ac.jp |
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Cultural Aspects of Health Care-E2
(科目名)
Cultural Aspects of Health Care-E2
(英 訳)
|
|
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木3 (教室) 共北21 |
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(授業の概要・目的)
Culture has an important influence on many aspects of people's lives, such as beliefs, behaviors, emotions, religion, ritual, diet, body image, attitudes to illness, pain and other symptoms. This module explores the way that cultures have different systems of health beliefs to explain what causes illness, how it can be cured or treated, and who should be involved in the process.
This module explores the cultural influences from the perspective of the individual( personal health beliefs and behaviors) but also from society perspective ( governments and health care systems) Specifically, it explores the influence of different religions, cultures, beliefs, and ethnic customs on how patients understand health concepts, how they take care of their health, and how they make decisions related to their health. It also provides knowledge with regards to the interplay between culture and health care structures and of their consequences to clinical practice. Moreover, this course looks at the cultural perspectives to population health, health inequalities and current health challenges such as organ donation and management of epidemics. Finally, it explores the concept of cultural competence in care provision, with a focus on multi-cultural societies. |
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(到達目標)
To understand the interplay between culture and health care
To explore how the different cultural contexts may influence perceptions and behaviors in relation to health, illness and organization of health care To explore the impact of different cultural ideas of body image and the various representations of a health body in different times in history. To understand the influence of socio-economic factors to population health. To explore different approaches to health issues that carry stigma in different cultural contexts (i.e. disability, AIDS) To understand the current debates of providing care, considering patients cultural backgrounds |
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(授業計画と内容)
Part I: Cultural perspectives in Health and illness Session 1: Introduction to the module Session 2: Definition and different approaches to culture and health Session 3: Culture and wellbeing; its implications on the industry of wellness across the world Session 4: Migration, globalization and health Session 5: Socio-economic factors and health inequalities- the examples of UK and US Session 6: The body: cultural definitions of body image and health Session 7: Social approaches to disability Session 8: Informal caregiving in an aging society: the unspoken reality of care in the 21st century Part II: Cultural perspectives in the design and delivery of health care Session 9: Cultural approaches to pain and pain management Session 10: Cultural approaches to treatment decision-making; doctor-patient interactions Session 11: Cultural competency in health care Session 12: The AIDS pandemic and different country approaches Session 13: Cultural approaches to organ donation and the impact of globalization to organ trafficking Session 14: Cultural perspectives on death and dying Session 15: Presentations- feedback |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Students will be evaluated based on their final course oral presentations (80% of mark) and participation and attendance in class (20%).
Students will not be able to retain their position in the course if they exceed 3 absence incidences, unless there is a special reason for it. |
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(教科書)
授業中に指示する
E-resources,published papers and and e-textbook chapters will be introduced during the course.
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(参考書等)
授業中に紹介する
References will be provided during the course. All material will be saved on the PANDA page of the course for students to access
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(授業外学習(予習・復習)等)
Preparation is required for the final course oral presentations (10-15min, PPTx)
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(その他(オフィスアワー等))
Key lectures will be given by the module leader, using visual and audio material to illustrate key ideas within different sessions.
Group work during lectures will support discussions around key issues and possible comparison between Japan with Europe/US. Students will give presentations during the last sessions of the course. Instructions for the presentations will be given in class. It is advisable to participate actively and share views during the class. Students should make an appointment through e-mail, in the case they need any advice. If you have any questions, please e-mail the teacher: anagnostou.despoina.2a@kyoto-u.ac.jp |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
脳と身体運動ゼミナール
|
(英 訳) | Seminar on Brain and Physical Movement | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
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(教室) | 共北37 | ||||||
(授業の概要・目的) | ヒトの身体運動は、高度な脳の運動制御能力によって支えられている。身体運動を計測してみると、一見シンプルな運動でも非常に高度な能力や戦略のもとで成り立っており、また、一見無秩序で複雑な運動でも一定の法則によって作られていることが分かる。この授業では、運動学的データや生理学的データの計測実習、また受講者との議論を通して、身体運動の仕組みや脳の運動制御能力ついて学習する。自分自身や他者の運動、また、日常動作からスポーツ・楽器演奏といった多様な運動を、運動制御学的な観点からどのように理解していくのかについても議論を深めていく。 | ||||||
(到達目標) | ヒトの身体運動を支えている脳の運動制御能力やその法則、戦略について、運動制御学的な観点から理解すること。また、ヒトの身体運動をどのように計測し、また計測した運動学的データや生理学的データからどのように脳の運動制御能力を抽出するのかについて理解を深めること。 | ||||||
(授業計画と内容) | フィードバックを含め、全15回の授業を実施する。下記のテーマに関して、講義・実習・議論を交えながら、運動の制御・法則・学習・戦略や、その計測方法、データの見方について学習する。各テーマに関して、2〜3回の授業を予定している。テーマは、受講者の興味・関心に合わせて変更する場合がある。 1. 運動の法則を測る 2. 全身運動を測る 3. 運動学習過程を測る 4. 運動戦略を測る 5. グループディスカッション |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と実習・議論への参加の状況(約60%)とレポート課題(約40%)で評価する。詳細は、初回授業にて説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 翌週の授業のためにそれまでの授業内容を復習・確認しておくこと | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
脳と身体運動ゼミナール
(科目名)
Seminar on Brain and Physical Movement
(英 訳)
|
|
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
木3 (教室) 共北37 |
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(授業の概要・目的)
ヒトの身体運動は、高度な脳の運動制御能力によって支えられている。身体運動を計測してみると、一見シンプルな運動でも非常に高度な能力や戦略のもとで成り立っており、また、一見無秩序で複雑な運動でも一定の法則によって作られていることが分かる。この授業では、運動学的データや生理学的データの計測実習、また受講者との議論を通して、身体運動の仕組みや脳の運動制御能力ついて学習する。自分自身や他者の運動、また、日常動作からスポーツ・楽器演奏といった多様な運動を、運動制御学的な観点からどのように理解していくのかについても議論を深めていく。
|
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(到達目標)
ヒトの身体運動を支えている脳の運動制御能力やその法則、戦略について、運動制御学的な観点から理解すること。また、ヒトの身体運動をどのように計測し、また計測した運動学的データや生理学的データからどのように脳の運動制御能力を抽出するのかについて理解を深めること。
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(授業計画と内容)
フィードバックを含め、全15回の授業を実施する。下記のテーマに関して、講義・実習・議論を交えながら、運動の制御・法則・学習・戦略や、その計測方法、データの見方について学習する。各テーマに関して、2〜3回の授業を予定している。テーマは、受講者の興味・関心に合わせて変更する場合がある。 1. 運動の法則を測る 2. 全身運動を測る 3. 運動学習過程を測る 4. 運動戦略を測る 5. グループディスカッション |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と実習・議論への参加の状況(約60%)とレポート課題(約40%)で評価する。詳細は、初回授業にて説明する。
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
翌週の授業のためにそれまでの授業内容を復習・確認しておくこと
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生活習慣と生体機能障害
|
(英 訳) | Lifestyle and Human Body Dysfunction | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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||||||
(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | D群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金1 |
||||||
(教室) | 教育院棟講義室31 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 林が担当する「健康科学Ⅰ」の講義内容を、最新の知見の紹介や文献の抄読を織り交ぜ、医学的考察やディスカッションを加えながらより深く学習することを目的とする。「健康科学Ⅰ」の先立っての受講は必須ではないが、両方の講義を履修することで、生活習慣病に関する基本的な教養知識のより明確な把握が可能である。 | ||||||
(到達目標) | 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、肥満症、骨粗鬆症など、日常のライフスタイルがその発病や進行に大きく影響する「生活習慣病」に関して、なぜ生活習慣がこれらの疾患の誘引となるのか、どのような病態を示すのか、どのように予防対策をたてるべきか、罹患した場合はどのように治療を行うのかについて理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 原則として、以下のトピックスを、フィードバックを含めた全15回の授業で、各1〜2回の授業で説明する。ただし、最近の話題や新しい知見、受講生のリクエストなどに対応してトピックスを追加したり、順序を入れ替えることがある。授業の進行が必ずしもトピックスの番号順にはならないため、毎回の授業時に次回の授業の内容を予告する。 1.体重測定を利用した適正体重の管理(「はかるだけダイエット」とその理論) 2.日本の若年女性の「痩せすぎ」傾向とその弊害(「オランダ飢饉」に注目して) 3.予防・早期発見・早期治療が可能な癌としての子宮頸癌 4.健康食のガイドライン(食事バランスガイド、Healthy Eating Plate法、3群点数法など) 5.日本の「管理職」の健康状態(「自分自身の心身を守る」意識と準備の重要性) 6.動脈硬化性疾患と心血管危険因子に対する生活習慣の意義 7.健康増進のための運動方法 最近の動向を含めて(高強度運動、間欠運動の推奨など) 8.運動による突然死を防ぐ(メディカルチェック、AEDの有用性など) 9.平均寿命と健康寿命(ロコモやフレイル、サルコペニアとの関連において) 10.血縁者の健康法を取材して自分の健康法を考える 上記以外にも、種々の癌や難病、感染症、先天性疾患等についても授業の中で言及する。 フィードバック方法は別途連絡する。 |
||||||
(履修要件) |
生活習慣病の予防や治療に興味のある学生であること(健康科学Ⅰの先立っての受講は必須ではない)。
授業の実施方針や履修要件の詳細は第1回目の授業で説明する。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(ミニレポート、ミニテスト、60点満点)と期末レポート(40点満点)を総合的に判定する。成績評価の詳細は第1回目の授業で説明する。 | ||||||
(教科書) |
参考資料を授業中に配付,あるいは指示する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回の授業において、授業内容をより深く理解するための授業外学習に有用なウェブサイトや書籍、資料を提示する。授業外学習の成果はミニレポートや期末レポートとして評価する。基本的に予習は不要である。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | この授業は、教員が教室外からZoomを用いて授業を行う遠隔講義形式で実施予定である。 各自PC端末を用意し受講すること。 受講のためのURLは、第1回授業までにKULASISの授業資料に掲載するとともに、授業連絡メールを通じて連絡する予定である。 本授業の林の担当は定年退職のため本年度限りとなる。来年度以降の担当教員や授業の内容、評価の方法等は未定である。 |
||||||
生活習慣と生体機能障害
(科目名)
Lifestyle and Human Body Dysfunction
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) D群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金1 (教室) 教育院棟講義室31 |
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総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
林が担当する「健康科学Ⅰ」の講義内容を、最新の知見の紹介や文献の抄読を織り交ぜ、医学的考察やディスカッションを加えながらより深く学習することを目的とする。「健康科学Ⅰ」の先立っての受講は必須ではないが、両方の講義を履修することで、生活習慣病に関する基本的な教養知識のより明確な把握が可能である。
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(到達目標)
糖尿病、高血圧症、脂質異常症、肥満症、骨粗鬆症など、日常のライフスタイルがその発病や進行に大きく影響する「生活習慣病」に関して、なぜ生活習慣がこれらの疾患の誘引となるのか、どのような病態を示すのか、どのように予防対策をたてるべきか、罹患した場合はどのように治療を行うのかについて理解する。
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|||||||
(授業計画と内容)
原則として、以下のトピックスを、フィードバックを含めた全15回の授業で、各1〜2回の授業で説明する。ただし、最近の話題や新しい知見、受講生のリクエストなどに対応してトピックスを追加したり、順序を入れ替えることがある。授業の進行が必ずしもトピックスの番号順にはならないため、毎回の授業時に次回の授業の内容を予告する。 1.体重測定を利用した適正体重の管理(「はかるだけダイエット」とその理論) 2.日本の若年女性の「痩せすぎ」傾向とその弊害(「オランダ飢饉」に注目して) 3.予防・早期発見・早期治療が可能な癌としての子宮頸癌 4.健康食のガイドライン(食事バランスガイド、Healthy Eating Plate法、3群点数法など) 5.日本の「管理職」の健康状態(「自分自身の心身を守る」意識と準備の重要性) 6.動脈硬化性疾患と心血管危険因子に対する生活習慣の意義 7.健康増進のための運動方法 最近の動向を含めて(高強度運動、間欠運動の推奨など) 8.運動による突然死を防ぐ(メディカルチェック、AEDの有用性など) 9.平均寿命と健康寿命(ロコモやフレイル、サルコペニアとの関連において) 10.血縁者の健康法を取材して自分の健康法を考える 上記以外にも、種々の癌や難病、感染症、先天性疾患等についても授業の中で言及する。 フィードバック方法は別途連絡する。 |
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(履修要件)
生活習慣病の予防や治療に興味のある学生であること(健康科学Ⅰの先立っての受講は必須ではない)。
授業の実施方針や履修要件の詳細は第1回目の授業で説明する。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(ミニレポート、ミニテスト、60点満点)と期末レポート(40点満点)を総合的に判定する。成績評価の詳細は第1回目の授業で説明する。
|
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(教科書)
参考資料を授業中に配付,あるいは指示する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回の授業において、授業内容をより深く理解するための授業外学習に有用なウェブサイトや書籍、資料を提示する。授業外学習の成果はミニレポートや期末レポートとして評価する。基本的に予習は不要である。
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(その他(オフィスアワー等))
この授業は、教員が教室外からZoomを用いて授業を行う遠隔講義形式で実施予定である。
各自PC端末を用意し受講すること。 受講のためのURLは、第1回授業までにKULASISの授業資料に掲載するとともに、授業連絡メールを通じて連絡する予定である。 本授業の林の担当は定年退職のため本年度限りとなる。来年度以降の担当教員や授業の内容、評価の方法等は未定である。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アダプテッド・スポーツ演習
|
(英 訳) | Seminar on Adapted Sports | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金2 |
||||||
(教室) | 共北4125、総合体育館、吉田南構内G | ||||||
(授業の概要・目的) | アダプテッド・スポーツとは、ルールや用具を改良することにより、障害の有無や身体活動能力、年齢にかかわらすスポーツ活動を楽しむことができるように工夫・適合(adapt)されたスポーツのことである。本演習では、障害者スポーツの理論的背景と共に、具体的な指導技術や競技の体験を通じて、多様な背景を持つ人々が参加できるインクルーシブなスポーツ環境を創出するために必要な知識とスキルを習得する。 | ||||||
(到達目標) | ・アダプテッド・スポーツを通じて多様性を理解する。 ・新たなスポーツ種目を生み出すことができる。 ・障害者スポーツの意義・楽しみを理解する。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回:オリエンテーション 第2回:アダプテッド・スポーツ概論(講義) 第3回:肢体障害とスポーツ①(講義・演習) 第4回:肢体障害とスポーツ②(実習) 第5回:視覚障害とスポーツ①(講義・演習) 第6回:視覚障害とスポーツ②(実習) 第7回:聴覚障害とスポーツ①(講義・演習) 第8回:聴覚障害とスポーツ②(実習) 第9回:発達障害とスポーツ①(講義・演習) 第10回:発達障害とスポーツ②(実習) 第11回:精神障害とスポーツ①(講義・演習) 第12回:精神障害とスポーツ②(実習) 第13回:高齢者とスポーツ①(講義・演習) 第14回:高齢者とスポーツ②(実習) 第15回:フィードバック 各テーマの第1回目の授業では、講義で障害に対する理解を深めるとともに、各障害に適したスポーツを参加者で議論して新しいスポーツを考案する。 各テーマの第2回目の授業では、1回目の授業で考案したスポーツや従来の障害者スポーツを学内施設(体育館・グラウンド・教室等)で体験実習する。 上記の通常授業に加えて、自由参加で希望者のみ、土曜日または日曜日に3回程度、京都市障害者スポーツセンター(京都市左京区)等での学外実習の機会を設ける(成績評価には含まない)。 |
||||||
(履修要件) |
将来的に障害との関わりが深い医療・福祉、教育、スポーツ、メディア分野の職に携わる可能性がある者やスポーツボランティア、障害者支援ボランティアに興味のある者の履修を歓迎します。
スポーツ経験の有無や体力レベルは問いません。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席とディスカッションへの参加状況:70点 期末レポート:30点 成績評価の詳細は第1回目の授業で説明する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『イラスト アダプテッド・スポーツ概論』
(東京教学社)
ISBN:9784808260507
『教養としてのアダプテッド体育・スポーツ学』
(大修館書店)
ISBN:9784469268461
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回の授業において、授業内容をより深く理解するための授業外学習に有用なウェブサイトや書籍、資料を提示する。授業外学習の成果は期末レポ—トとして評価する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本授業では実習を含むため、原則として「学生教育研究災害傷害保険」(学研災)および「学研災付帯賠償責任保険」(付帯賠責)に加入して授業に参加してください。 | ||||||
アダプテッド・スポーツ演習
(科目名)
Seminar on Adapted Sports
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金2 (教室) 共北4125、総合体育館、吉田南構内G |
|||||||
(授業の概要・目的)
アダプテッド・スポーツとは、ルールや用具を改良することにより、障害の有無や身体活動能力、年齢にかかわらすスポーツ活動を楽しむことができるように工夫・適合(adapt)されたスポーツのことである。本演習では、障害者スポーツの理論的背景と共に、具体的な指導技術や競技の体験を通じて、多様な背景を持つ人々が参加できるインクルーシブなスポーツ環境を創出するために必要な知識とスキルを習得する。
|
|||||||
(到達目標)
・アダプテッド・スポーツを通じて多様性を理解する。
・新たなスポーツ種目を生み出すことができる。 ・障害者スポーツの意義・楽しみを理解する。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回:オリエンテーション 第2回:アダプテッド・スポーツ概論(講義) 第3回:肢体障害とスポーツ①(講義・演習) 第4回:肢体障害とスポーツ②(実習) 第5回:視覚障害とスポーツ①(講義・演習) 第6回:視覚障害とスポーツ②(実習) 第7回:聴覚障害とスポーツ①(講義・演習) 第8回:聴覚障害とスポーツ②(実習) 第9回:発達障害とスポーツ①(講義・演習) 第10回:発達障害とスポーツ②(実習) 第11回:精神障害とスポーツ①(講義・演習) 第12回:精神障害とスポーツ②(実習) 第13回:高齢者とスポーツ①(講義・演習) 第14回:高齢者とスポーツ②(実習) 第15回:フィードバック 各テーマの第1回目の授業では、講義で障害に対する理解を深めるとともに、各障害に適したスポーツを参加者で議論して新しいスポーツを考案する。 各テーマの第2回目の授業では、1回目の授業で考案したスポーツや従来の障害者スポーツを学内施設(体育館・グラウンド・教室等)で体験実習する。 上記の通常授業に加えて、自由参加で希望者のみ、土曜日または日曜日に3回程度、京都市障害者スポーツセンター(京都市左京区)等での学外実習の機会を設ける(成績評価には含まない)。 |
|||||||
(履修要件)
将来的に障害との関わりが深い医療・福祉、教育、スポーツ、メディア分野の職に携わる可能性がある者やスポーツボランティア、障害者支援ボランティアに興味のある者の履修を歓迎します。
スポーツ経験の有無や体力レベルは問いません。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席とディスカッションへの参加状況:70点
期末レポート:30点 成績評価の詳細は第1回目の授業で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
『イラスト アダプテッド・スポーツ概論』
(東京教学社)
ISBN:9784808260507
『教養としてのアダプテッド体育・スポーツ学』
(大修館書店)
ISBN:9784469268461
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回の授業において、授業内容をより深く理解するための授業外学習に有用なウェブサイトや書籍、資料を提示する。授業外学習の成果は期末レポ—トとして評価する。
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(その他(オフィスアワー等))
本授業では実習を含むため、原則として「学生教育研究災害傷害保険」(学研災)および「学研災付帯賠償責任保険」(付帯賠責)に加入して授業に参加してください。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
健康科学II
|
(英 訳) | Health Science II | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(基礎) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | D群 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 金3 |
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(教室) | 共北25 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | ヒトの健康をどのように捉えるかを考える。また、からだの健康を支える医療についてその歴史、現状、未来を知る。そして、のぞましい健康を創り出すためにどうしたら良いのかを各自が考えるために、その基盤となる健康科学を習得することを目的とする。そのために、本講義では、さまざまな医療専門職より多角的な視点から講義を行う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 超高齢社会を迎える本邦では、医療にかかわる様々な問題が生じてきている。本講義を通して、医療の現場について理解し体系化することで健康について理解する。また、医療を支える制度や各職種の役割、最先端の技術、倫理的課題を知ることにより、我が国における医療体制の在り方につき考える。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第 1 回 10/3 「オリエンテーション・医療のサステイナビリティ」 【木下】 第 2 回 10/10 「非感染性疾患の増加──生活習慣病の予防に求められる姿勢」 (3-2) 【峰晴】 第 3 回 10/17 「健康の決定因子とヘルスプロモーション」 (2-2) 【塩見】 第 4 回 10/24 「 こころの病とwell-being 」 (2-4) 【塩見】 第 5 回 10/31 「科学的根拠とこれからの医療」 (3-10) 【内野】 第 6 回 11/7 「医療職のプロフェッショナリズム」 (1-8) 【任】 第 7 回 11/14 「医療安全と医療職に求められる態度」 (4-8) 【任】 第 8 回 11/28「医療・情報テクノロジーに伴う課題」 (3-4) 【奥野】 第 9 回 12/5 「ゲノム医学の登場からゲノム編集へ」 (3-3) 【奥野】 第 10 回 12/12 「地域包括ケアシステムと多職種連携」 (4-3) 【木下】 第 11 回 12/19 「医療保険制度と介護保険制度」 (4-4) 【木下】 第 12 回 12/26「近代医学の誕生と感染症対策」 (3-1) 【細川】 第 13 回 1/9 「医療現場の倫理」 (1-3) 【竹之内】 第 14 回 1/23 「 患者の権利を尊重する(ターミナルケア)」 (4-8) 【白井】 第 15 回 2/6 フィードバック 【木下】 ※( )内は教科書の項目番号 11月祭の日程次第での変更がありますので、注意して下さい。 |
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(履修要件) |
全学部学生対象、特に理系科目の知識は必要ない
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポートならびに平常点(出席と参加の状況) ・出席回数(履修各程度4回以上欠席は不合格) 必ず出席時はカードリーダーで出席登録すること ・レポート(4回以上未提出は不合格) 詳細は講義にて説明する |
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(教科書) |
『学生のための医療概論(第4版)』
(医学書院)
ISBN:9784260015400
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業に関連するテキストの項目についての予復習を推奨する。あらかじめ、講義内容について目を通し、理解しておくこと。 また、授業の内容は、現代の社会のさまざまな医療問題に直結する問題であるため、授業中に別途指示した課題等において、新聞記事やニュース、文献などからレポートを指示する場合もある。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 教員への連絡はメールでお願いします。医療にまつわる知識は、今後、どの分野でも重要になってくるため、文理問わず、幅広い領域の学生に向けて講義します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
健康科学II
(科目名)
Health Science II
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) D群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 共北25 |
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(授業の概要・目的)
ヒトの健康をどのように捉えるかを考える。また、からだの健康を支える医療についてその歴史、現状、未来を知る。そして、のぞましい健康を創り出すためにどうしたら良いのかを各自が考えるために、その基盤となる健康科学を習得することを目的とする。そのために、本講義では、さまざまな医療専門職より多角的な視点から講義を行う。
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(到達目標)
超高齢社会を迎える本邦では、医療にかかわる様々な問題が生じてきている。本講義を通して、医療の現場について理解し体系化することで健康について理解する。また、医療を支える制度や各職種の役割、最先端の技術、倫理的課題を知ることにより、我が国における医療体制の在り方につき考える。
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(授業計画と内容)
第 1 回 10/3 「オリエンテーション・医療のサステイナビリティ」 【木下】 第 2 回 10/10 「非感染性疾患の増加──生活習慣病の予防に求められる姿勢」 (3-2) 【峰晴】 第 3 回 10/17 「健康の決定因子とヘルスプロモーション」 (2-2) 【塩見】 第 4 回 10/24 「 こころの病とwell-being 」 (2-4) 【塩見】 第 5 回 10/31 「科学的根拠とこれからの医療」 (3-10) 【内野】 第 6 回 11/7 「医療職のプロフェッショナリズム」 (1-8) 【任】 第 7 回 11/14 「医療安全と医療職に求められる態度」 (4-8) 【任】 第 8 回 11/28「医療・情報テクノロジーに伴う課題」 (3-4) 【奥野】 第 9 回 12/5 「ゲノム医学の登場からゲノム編集へ」 (3-3) 【奥野】 第 10 回 12/12 「地域包括ケアシステムと多職種連携」 (4-3) 【木下】 第 11 回 12/19 「医療保険制度と介護保険制度」 (4-4) 【木下】 第 12 回 12/26「近代医学の誕生と感染症対策」 (3-1) 【細川】 第 13 回 1/9 「医療現場の倫理」 (1-3) 【竹之内】 第 14 回 1/23 「 患者の権利を尊重する(ターミナルケア)」 (4-8) 【白井】 第 15 回 2/6 フィードバック 【木下】 ※( )内は教科書の項目番号 11月祭の日程次第での変更がありますので、注意して下さい。 |
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(履修要件)
全学部学生対象、特に理系科目の知識は必要ない
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポートならびに平常点(出席と参加の状況)
・出席回数(履修各程度4回以上欠席は不合格) 必ず出席時はカードリーダーで出席登録すること ・レポート(4回以上未提出は不合格) 詳細は講義にて説明する |
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(教科書)
『学生のための医療概論(第4版)』
(医学書院)
ISBN:9784260015400
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業に関連するテキストの項目についての予復習を推奨する。あらかじめ、講義内容について目を通し、理解しておくこと。
また、授業の内容は、現代の社会のさまざまな医療問題に直結する問題であるため、授業中に別途指示した課題等において、新聞記事やニュース、文献などからレポートを指示する場合もある。 |
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(その他(オフィスアワー等))
教員への連絡はメールでお願いします。医療にまつわる知識は、今後、どの分野でも重要になってくるため、文理問わず、幅広い領域の学生に向けて講義します。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
精神病理学I
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(英 訳) | Psychopathology I | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
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(教室) | 1共02 | ||||||
(授業の概要・目的) | 人間が無意識の力によっていかに衝き動かされているか,このことを精神力動的観点から明らかにしようとしたのが,精神分析の祖ジークムント・フロイトだった。彼の思想は,20 世紀の欧米諸国を席巻し,現代思想の源流と言われるまでになったが,なぜそれほど人々を魅了したのだろうか。本講義では,フロイトの基本的な理論とその理論が成立した背景を解説したのち,フロイトの欲動論がその弟子たちの対象関係論へと徐々に移行していった過程を概観する。最後に,精神分析の理論と実践の教育機関として 1920 年代にベルリンに創設された世界初の精神分析インスティテュートの成り立ちとそこで行われていた精神分析家の養成課程を紹介する。この機関から輩出した分析家たちによってフロイトの理論は根本的な刷新を被ったが, 本講義ではそうしたフロイト以降の分析家たちの理論の多様性についても紹介を行い精神分析の今日における意義を考えてみたい。 | ||||||
(到達目標) | フロイトの精神分析理論とその成立の背景を学ぶことによって,自分の内にある他なるもの(無意識的なもの)について考えてみることができるようになる。また,同時に精神分析の問題点についても考察し,それに対する批判的視点も持てるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1. 導入ー言葉による無意識へのアプローチ 2. 精神分析前史ー無意識の発見 3. ヒステリー研究と談話療法 4. エディプスコンプレクスの発見と精神分析の誕生 5. 夢解釈と精神分析運動の広がり(1) 6. 夢解釈と精神分析運動の広がり(2) 7. 性理論と精神分析技法の発展(1) 8. 性理論と精神分析技法の発展(2) 9. ナルシシズム論の導入 10. メランコリー論と対象概念 11. 欲動論の展開 12. 対象関係論への道 13. 精神分析インスティテュート 14. 総復習 《期末試験》 15. フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業内の小レポートないし小テスト(5点×6)、ディスカッションシートの提出(5点×6)、試験(40点) ・レポートは全回提出を必須とする。 ・各レポートは課題に応じた到達目標の達成度に即して評価する。 また、独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。 ・5回以上授業を欠席した場合には、不合格とする。 |
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(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
『メランコリーのゆくえ-フロイトの欲動論からクラインの対象関係論へ』
(水声社、2019年)
ISBN:978-4-8010-0419-1
(必ずしも購入しなければならないものではありません。講義の後半で取り上げたいと考えている文献ですので,その際に図書 館などで借りて参照すると,講義がよりよく理解できます。)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業前に前回の講義内容について復習しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | シラバスは目安であり、クラスのレベルを見ながら適宜変更を加えることがあります。また、ディスカッションを多く取り入れるため、その内容によっては進度が遅くなることもあります。 連絡等は授業前後に直接取るようにしてください。 |
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精神病理学I
(科目名)
Psychopathology I
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金3 (教室) 1共02 |
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(授業の概要・目的)
人間が無意識の力によっていかに衝き動かされているか,このことを精神力動的観点から明らかにしようとしたのが,精神分析の祖ジークムント・フロイトだった。彼の思想は,20 世紀の欧米諸国を席巻し,現代思想の源流と言われるまでになったが,なぜそれほど人々を魅了したのだろうか。本講義では,フロイトの基本的な理論とその理論が成立した背景を解説したのち,フロイトの欲動論がその弟子たちの対象関係論へと徐々に移行していった過程を概観する。最後に,精神分析の理論と実践の教育機関として 1920 年代にベルリンに創設された世界初の精神分析インスティテュートの成り立ちとそこで行われていた精神分析家の養成課程を紹介する。この機関から輩出した分析家たちによってフロイトの理論は根本的な刷新を被ったが, 本講義ではそうしたフロイト以降の分析家たちの理論の多様性についても紹介を行い精神分析の今日における意義を考えてみたい。
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(到達目標)
フロイトの精神分析理論とその成立の背景を学ぶことによって,自分の内にある他なるもの(無意識的なもの)について考えてみることができるようになる。また,同時に精神分析の問題点についても考察し,それに対する批判的視点も持てるようになる。
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(授業計画と内容)
1. 導入ー言葉による無意識へのアプローチ 2. 精神分析前史ー無意識の発見 3. ヒステリー研究と談話療法 4. エディプスコンプレクスの発見と精神分析の誕生 5. 夢解釈と精神分析運動の広がり(1) 6. 夢解釈と精神分析運動の広がり(2) 7. 性理論と精神分析技法の発展(1) 8. 性理論と精神分析技法の発展(2) 9. ナルシシズム論の導入 10. メランコリー論と対象概念 11. 欲動論の展開 12. 対象関係論への道 13. 精神分析インスティテュート 14. 総復習 《期末試験》 15. フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業内の小レポートないし小テスト(5点×6)、ディスカッションシートの提出(5点×6)、試験(40点)
・レポートは全回提出を必須とする。 ・各レポートは課題に応じた到達目標の達成度に即して評価する。 また、独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。 ・5回以上授業を欠席した場合には、不合格とする。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『メランコリーのゆくえ-フロイトの欲動論からクラインの対象関係論へ』
(水声社、2019年)
ISBN:978-4-8010-0419-1
(必ずしも購入しなければならないものではありません。講義の後半で取り上げたいと考えている文献ですので,その際に図書 館などで借りて参照すると,講義がよりよく理解できます。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業前に前回の講義内容について復習しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
シラバスは目安であり、クラスのレベルを見ながら適宜変更を加えることがあります。また、ディスカッションを多く取り入れるため、その内容によっては進度が遅くなることもあります。
連絡等は授業前後に直接取るようにしてください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
放射線概論
|
(英 訳) | Outline of Radioisotope and Radiation | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 金4 |
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(教室) | 1共31 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 放射線は、医療をはじめさまざまな産業分野において有効に活用されている。その一方で、放射線の利用には一定のリスクが常に伴う。事実、大量の放射線被ばくは人体に重篤な影響を及ぼすことが既に明らかになっている。このようなリスクとベネフィットの両側面を有する放射線に対し、我々人類には百数十年もの間向き合ってきた歴史がある。 世界唯一の原爆被爆国であり、さらに原発事故まで体験した我が国であるからこそ、放射線利用のリスクとベネフィットについて、より広い視野で向き合うことができるのではないだろうか。 本講義ではまず、科学的知識や関係法令など、さまざまな角度から放射線に関する基礎事項について学ぶ。そして、この知識を基盤とし、我が国や世界が抱える放射線に関する社会的課題について考える機会も設ける。 |
||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | ・放射線に関する物理学、化学、生物学、関係法令に関する基礎的な事項を網羅的に知る。 ・放射線リスクに対するリテラシーを養う。 ・放射線に関する社会的課題をよく知り、その課題について多角的な視点から考察できるようになる。 |
||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 授業は全部で15回実施する。以下の課題について1課題あたり1〜4週の授業を、それぞれの課題に関係の深い教員(以下の<>)によって分担して行う予定である。 ・放射線に関する物理学の基礎知識を学ぶ <堀江> ・放射線に関する 化学の基礎知識を学ぶ <藤本> ・放射線に関する生物学の基礎知識を学ぶ <角山> ・放射線に関する国際基準と我が国の関係法令 <角山> ・核燃料物質について <窪田> ・放射線利用 事例紹介 <藤本> ・長期低線量被ばくに関する社会的課題について考える <角山> 期末試験を実施し、第15回はフィードバックの機会とする。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加状況、及び期末試験(50点)の合計により評価する(100点満点)。 |
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(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
必要に応じて紹介する。
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 学習内容を習得するために授業の内容の復習を行うことが望ましい。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||||||||
放射線概論
(科目名)
Outline of Radioisotope and Radiation
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金4 (教室) 1共31 |
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(授業の概要・目的)
放射線は、医療をはじめさまざまな産業分野において有効に活用されている。その一方で、放射線の利用には一定のリスクが常に伴う。事実、大量の放射線被ばくは人体に重篤な影響を及ぼすことが既に明らかになっている。このようなリスクとベネフィットの両側面を有する放射線に対し、我々人類には百数十年もの間向き合ってきた歴史がある。
世界唯一の原爆被爆国であり、さらに原発事故まで体験した我が国であるからこそ、放射線利用のリスクとベネフィットについて、より広い視野で向き合うことができるのではないだろうか。 本講義ではまず、科学的知識や関係法令など、さまざまな角度から放射線に関する基礎事項について学ぶ。そして、この知識を基盤とし、我が国や世界が抱える放射線に関する社会的課題について考える機会も設ける。 |
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(到達目標)
・放射線に関する物理学、化学、生物学、関係法令に関する基礎的な事項を網羅的に知る。
・放射線リスクに対するリテラシーを養う。 ・放射線に関する社会的課題をよく知り、その課題について多角的な視点から考察できるようになる。 |
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(授業計画と内容)
授業は全部で15回実施する。以下の課題について1課題あたり1〜4週の授業を、それぞれの課題に関係の深い教員(以下の<>)によって分担して行う予定である。 ・放射線に関する物理学の基礎知識を学ぶ <堀江> ・放射線に関する 化学の基礎知識を学ぶ <藤本> ・放射線に関する生物学の基礎知識を学ぶ <角山> ・放射線に関する国際基準と我が国の関係法令 <角山> ・核燃料物質について <窪田> ・放射線利用 事例紹介 <藤本> ・長期低線量被ばくに関する社会的課題について考える <角山> 期末試験を実施し、第15回はフィードバックの機会とする。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加状況、及び期末試験(50点)の合計により評価する(100点満点)。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
必要に応じて紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
学習内容を習得するために授業の内容の復習を行うことが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Introduction to Medical Psychology-E2
|
(英 訳) | Introduction to Medical Psychology-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金4 |
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(教室) | 共北38 | ||||||
(授業の概要・目的) | The mind-body connection is an important concept for understanding both health and illness. In medicine, behavior and emotion contribute to major risk and protective factors for many physical illnesses. Importantly, chronic illnesses and lifestyle diseases may be effectively treatment with psychological interventions and behavioral medicine. This is because if one thinks and behaves in a healthy way, they start to feel healthier. If they change their harmful behaviors, their physical health will improve. This understanding is the foundation of medical psychology. In this course students will gain a broad overview of medical psychology. They will gain knowledge in the history of psychology evolving from early medical disciplines. They will also be introduced to the foundational theories behind medical psychology. Additionally, students will learn about the primary roles of behavioral health in evidence-based medicine. | ||||||
(到達目標) | To understand how the mind and body interact through thoughts, emotions, and behaviors To gain insight into the role of psychology and clinical psychologists in medicine |
||||||
(授業計画と内容) | 1. Ethics 2. History and Systems 3. Biological Bases of Behavior 4. Cognitive and Affective Bases of Behavior 5. Social Bases of Behavior 6. Personality, Culture, and Identity 7. Clinical Psychology 8. Theoretical Orientations 9. Health Psychology and Psychosomatic Medicine 10. Abnormal Psychology 11. Common Mental Disorders 12. Stress and Trauma 13. Intelligence and Ability 14. Neuropsychology << Final Exam >> 15. Feedback |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 40% - Final Exam 20% - Quizzes 20% - Short Personal Essay 20% - Class Participation |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
Reference materials will be provided in class.
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Students are expected to complete assigned readings and assignments before class. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Students may contact the instructor if they have questions and they may schedule an in-person appointment by email. | ||||||
Introduction to Medical Psychology-E2
(科目名)
Introduction to Medical Psychology-E2
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金4 (教室) 共北38 |
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(授業の概要・目的)
The mind-body connection is an important concept for understanding both health and illness. In medicine, behavior and emotion contribute to major risk and protective factors for many physical illnesses. Importantly, chronic illnesses and lifestyle diseases may be effectively treatment with psychological interventions and behavioral medicine. This is because if one thinks and behaves in a healthy way, they start to feel healthier. If they change their harmful behaviors, their physical health will improve. This understanding is the foundation of medical psychology. In this course students will gain a broad overview of medical psychology. They will gain knowledge in the history of psychology evolving from early medical disciplines. They will also be introduced to the foundational theories behind medical psychology. Additionally, students will learn about the primary roles of behavioral health in evidence-based medicine.
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(到達目標)
To understand how the mind and body interact through thoughts, emotions, and behaviors
To gain insight into the role of psychology and clinical psychologists in medicine |
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(授業計画と内容)
1. Ethics 2. History and Systems 3. Biological Bases of Behavior 4. Cognitive and Affective Bases of Behavior 5. Social Bases of Behavior 6. Personality, Culture, and Identity 7. Clinical Psychology 8. Theoretical Orientations 9. Health Psychology and Psychosomatic Medicine 10. Abnormal Psychology 11. Common Mental Disorders 12. Stress and Trauma 13. Intelligence and Ability 14. Neuropsychology << Final Exam >> 15. Feedback |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
40% - Final Exam
20% - Quizzes 20% - Short Personal Essay 20% - Class Participation |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
Reference materials will be provided in class.
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students are expected to complete assigned readings and assignments before class.
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(その他(オフィスアワー等))
Students may contact the instructor if they have questions and they may schedule an in-person appointment by email.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
脳と生命のシステム科学
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(英 訳) | System Science for Brain and Life | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金4 |
||||||
(教室) | 共北25 | ||||||
(授業の概要・目的) | 生命を授かってから、細胞はネットワークを形成し、身体・脳に分化し、脳と身体は、死に至る直前まで、相互に連関し続ける。その中で、私たちの日常を支える認知機能は、ニューロン・神経回路・脳領域・全身というマルチスケールの活動の協同によって支えられている。本授業では、このような異なる階層の知見を整理しながら、階層間の相互作用を考察することで、人生に切っても切れない脳を、システムとして捉える見方を涵養する。 | ||||||
(到達目標) | 現代において、脳科学の知見は、生命科学・医学・認知科学から、工学・農学・法学に至るまで、多くの分野において、応用が期待されている。しかし一方、学問として、発展途上であることも事実である。本講義では、脳の構造と機能に関するソリッドな知見をふまえた上で、我々の生命・生活との関係を、健全に考察できる土台づくりを目的とする。 | ||||||
(授業計画と内容) | 講義のテーマは、以下のとおり。フィードバックを含め全15回の授業にて、 一つのテーマを2〜3週かけて、概説していきます。順番や番号は目安であり、多少変更する可能性があります。 1. 脳・身体・生命 2. 脳の発達と進化 3. 五感の生成機序 4. 動機と情動・行動 5. 意思と意識 6. 自然知能と人工知能 |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 学期末試験により評価を行う。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『Neuroscience; Exploring the Brain』
(Wolters Kluwer)
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(授業外学習(予習・復習)等) | KULASIS上で配布された資料をもとに、授業内容を復習すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
脳と生命のシステム科学
(科目名)
System Science for Brain and Life
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金4 (教室) 共北25 |
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(授業の概要・目的)
生命を授かってから、細胞はネットワークを形成し、身体・脳に分化し、脳と身体は、死に至る直前まで、相互に連関し続ける。その中で、私たちの日常を支える認知機能は、ニューロン・神経回路・脳領域・全身というマルチスケールの活動の協同によって支えられている。本授業では、このような異なる階層の知見を整理しながら、階層間の相互作用を考察することで、人生に切っても切れない脳を、システムとして捉える見方を涵養する。
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(到達目標)
現代において、脳科学の知見は、生命科学・医学・認知科学から、工学・農学・法学に至るまで、多くの分野において、応用が期待されている。しかし一方、学問として、発展途上であることも事実である。本講義では、脳の構造と機能に関するソリッドな知見をふまえた上で、我々の生命・生活との関係を、健全に考察できる土台づくりを目的とする。
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(授業計画と内容)
講義のテーマは、以下のとおり。フィードバックを含め全15回の授業にて、 一つのテーマを2〜3週かけて、概説していきます。順番や番号は目安であり、多少変更する可能性があります。 1. 脳・身体・生命 2. 脳の発達と進化 3. 五感の生成機序 4. 動機と情動・行動 5. 意思と意識 6. 自然知能と人工知能 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
学期末試験により評価を行う。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『Neuroscience; Exploring the Brain』
(Wolters Kluwer)
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(授業外学習(予習・復習)等)
KULASIS上で配布された資料をもとに、授業内容を復習すること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
脳・生命・心の探究
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(英 訳) | The Quest for Brain, Life and Mind | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 健康 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・スポーツ科学(発展) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金5 |
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(教室) | 共北33 | ||||||
(授業の概要・目的) | 脳は、心臓や腎臓らとともに、生命を支えるために重要な臓器である。一方で脳は、情報を生成し、心を司る点が、他の臓器とは異なる最大の特徴である。本授業では、なぜ、怖いものを見たらドキドキするのかといった認知・情動の機構から、意思決定のアルゴリズムまで、我々の生活と生命を支えている脳の仕組みを解説していく。また参加者との議論を通して、脳・心・生命の関係について、基本的な見方を養うことを目的とする。 | ||||||
(到達目標) | 我々の日常生活のすみずみに、多彩な認知機能が及んでいることに着眼し、認知には、特有の構造を持っていることを、神経科学の観点から、理解する。心の働きを理解するために、脳と身体と環境の相互作用が密接にかかわっていることを知り、脳・心・生命に関する基本的な指標と、その計測・抽出方法を学ぶ。 | ||||||
(授業計画と内容) | 初回に、イントロダクションを行う。その後、講義・輪読・議論を交えながら、下記のテーマをとりあげる。フィードバックを含む全15回の授業のうち、 各テーマは、2〜4回を予定している。番号は目安であり、順番が前後することがある。 1)脳・心・生命の定義、指標を概説する。 2)生命の指標:心拍・呼吸など、自律神経機能の概説。 3)心の見方:行動・視線などから、認知機能を探る例の紹介。 4)脳活動とは:ノイズに埋もれやすい脳信号を抽出する手法を学ぶ。 5)脳・心・生命の関係について、グループディスカッションを行う。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況の総合評価。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 事前にトピックが知らされたら、関連資料などを一読し、当日のゼミに備える。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
脳・生命・心の探究
(科目名)
The Quest for Brain, Life and Mind
(英 訳)
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(群) 健康 (分野(分類)) 健康・スポーツ科学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
金5 (教室) 共北33 |
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(授業の概要・目的)
脳は、心臓や腎臓らとともに、生命を支えるために重要な臓器である。一方で脳は、情報を生成し、心を司る点が、他の臓器とは異なる最大の特徴である。本授業では、なぜ、怖いものを見たらドキドキするのかといった認知・情動の機構から、意思決定のアルゴリズムまで、我々の生活と生命を支えている脳の仕組みを解説していく。また参加者との議論を通して、脳・心・生命の関係について、基本的な見方を養うことを目的とする。
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(到達目標)
我々の日常生活のすみずみに、多彩な認知機能が及んでいることに着眼し、認知には、特有の構造を持っていることを、神経科学の観点から、理解する。心の働きを理解するために、脳と身体と環境の相互作用が密接にかかわっていることを知り、脳・心・生命に関する基本的な指標と、その計測・抽出方法を学ぶ。
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(授業計画と内容)
初回に、イントロダクションを行う。その後、講義・輪読・議論を交えながら、下記のテーマをとりあげる。フィードバックを含む全15回の授業のうち、 各テーマは、2〜4回を予定している。番号は目安であり、順番が前後することがある。 1)脳・心・生命の定義、指標を概説する。 2)生命の指標:心拍・呼吸など、自律神経機能の概説。 3)心の見方:行動・視線などから、認知機能を探る例の紹介。 4)脳活動とは:ノイズに埋もれやすい脳信号を抽出する手法を学ぶ。 5)脳・心・生命の関係について、グループディスカッションを行う。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況の総合評価。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
事前にトピックが知らされたら、関連資料などを一読し、当日のゼミに備える。
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(その他(オフィスアワー等))
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