


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生物・生命科学入門 1A7, 1A8
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(英 訳) | Introduction to Biology and Life Science | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月1 |
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(教室) | 共西11 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地球上の生命現象を、マクロからミクロまでの視点で、幅広くカバーしながら分かりやすく概説します。動物、植物、バクテリア、ウイルスまで、生態系を構成するすべての生物に関して、それらがどのように生まれ、生活し、子孫を残し、そして我々ヒトと関わるかを解説します。 38億年前に生命が誕生し、我々人類を含む多様な生物が生まれました。その進化の歴史とともに、現在それらがどのように互いに関わりを持ちながら生きているかを学びます。その背景として、DNAやタンパク質などの化学物質がいかに細胞を構築し、その恒常性を保っているか、そしてその細胞たちがどのように個体の中の、加えて個体間の生命現象を支えているかを学びます。さらに、これらの仕組みを解明してきた科学者達の発想、論理、実験方法、そして成果についても紹介します。これまでの生物学の履修経験や、今後の専門分野にとらわれず、すべての学生に「生物学とは何か、生命科学とは何か」を分かりやすく解説します。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | ・マクロからミクロまで、幅広い視点で生命現象を知る。 ・それぞれの生命現象の背景にある仕組みを理解する。 ・自分が興味を持てる生命現象を探し、自主的にさらに深く学習する能力を養う。 |
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(授業計画と内容) | 以下の各項目について講述する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数を充てる。各項内のトピックの順序は固定したものではなく、講義担当者の講義方針に応じて、適切に決める。 (1)進化と多様性、生態系と地球環境【2週】(教科書1、21、22章) (2)生体分子の形とはたらき、細胞の構築、生存原理、ゲノム情報【3週】(教科書2〜10、19章) (3)植物の生存戦略、環境と食料問題【3週】(教科書2、12、13章) (4)ウイルスと免疫、宿主と環境の相互作用【3週】(教科書2、13、21章) (5)個体の発生の恒常性、脳のはたらき、再生医療【3週】(教科書11、13〜18、20章) 第15回 フィードバック(方法は別途連絡) |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート課題による評価(100点, 20点 x 5) |
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(教科書) |
『フロンティア生命科学』
(講談社)
ISBN:9784065038017
|
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書、授業で配付した資料などの内容に関して毎回復習すること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 理系の学生のみならず、文系の学生にむけて論理的な考え方が修得できるよう配慮しているので、ぜひ文系の学生に受講してほしい。将来、生物学を専門とする学生に限らず、工学、化学、物理学、農学、医学、など、広い分野を志す学生に「生命とは何か」を理解してもらえるように内容を吟味している。 |
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生物・生命科学入門
1A7, 1A8 (科目名)
Introduction to Biology and Life Science
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月1 (教室) 共西11 |
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(授業の概要・目的)
地球上の生命現象を、マクロからミクロまでの視点で、幅広くカバーしながら分かりやすく概説します。動物、植物、バクテリア、ウイルスまで、生態系を構成するすべての生物に関して、それらがどのように生まれ、生活し、子孫を残し、そして我々ヒトと関わるかを解説します。
38億年前に生命が誕生し、我々人類を含む多様な生物が生まれました。その進化の歴史とともに、現在それらがどのように互いに関わりを持ちながら生きているかを学びます。その背景として、DNAやタンパク質などの化学物質がいかに細胞を構築し、その恒常性を保っているか、そしてその細胞たちがどのように個体の中の、加えて個体間の生命現象を支えているかを学びます。さらに、これらの仕組みを解明してきた科学者達の発想、論理、実験方法、そして成果についても紹介します。これまでの生物学の履修経験や、今後の専門分野にとらわれず、すべての学生に「生物学とは何か、生命科学とは何か」を分かりやすく解説します。 |
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(到達目標)
・マクロからミクロまで、幅広い視点で生命現象を知る。
・それぞれの生命現象の背景にある仕組みを理解する。 ・自分が興味を持てる生命現象を探し、自主的にさらに深く学習する能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
以下の各項目について講述する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数を充てる。各項内のトピックの順序は固定したものではなく、講義担当者の講義方針に応じて、適切に決める。 (1)進化と多様性、生態系と地球環境【2週】(教科書1、21、22章) (2)生体分子の形とはたらき、細胞の構築、生存原理、ゲノム情報【3週】(教科書2〜10、19章) (3)植物の生存戦略、環境と食料問題【3週】(教科書2、12、13章) (4)ウイルスと免疫、宿主と環境の相互作用【3週】(教科書2、13、21章) (5)個体の発生の恒常性、脳のはたらき、再生医療【3週】(教科書11、13〜18、20章) 第15回 フィードバック(方法は別途連絡) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート課題による評価(100点, 20点 x 5)
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(教科書)
『フロンティア生命科学』
(講談社)
ISBN:9784065038017
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
教科書、授業で配付した資料などの内容に関して毎回復習すること。
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(その他(オフィスアワー等))
理系の学生のみならず、文系の学生にむけて論理的な考え方が修得できるよう配慮しているので、ぜひ文系の学生に受講してほしい。将来、生物学を専門とする学生に限らず、工学、化学、物理学、農学、医学、など、広い分野を志す学生に「生命とは何か」を理解してもらえるように内容を吟味している。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生物・生命科学入門 1A1, 1A2, 1A3
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(英 訳) | Introduction to Biology and Life Science | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月1 |
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(教室) | 1共03 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地球上の生命現象を、マクロからミクロまでの視点で、幅広くカバーしながら分かりやすく概説します。動物、植物、バクテリア、ウイルスまで、生態系を構成するすべての生物に関して、それらがどのように生まれ、生活し、子孫を残し、そして我々ヒトと関わるかを解説します。 38億年前に生命が誕生し、我々人類を含む多様な生物が生まれました。その進化の歴史とともに、現在それらがどのように互いに関わりを持ちながら生きているかを学びます。その背景として、DNAやタンパク質などの化学物質がいかに細胞を構築し、その恒常性を保っているか、そしてその細胞たちがどのように個体の中の、加えて個体間の生命現象を支えているかを学びます。さらに、これらの仕組みを解明してきた科学者達の発想、論理、実験方法、そして成果についても紹介します。これまでの生物学の履修経験や、今後の専門分野にとらわれず、すべての学生に「生物学とは何か、生命科学とは何か」を分かりやすく解説します。 |
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(到達目標) | ・マクロからミクロまで、幅広い視点で生命現象を知る。 ・それぞれの生命現象の背景にある仕組みを理解する。 ・自分が興味を持てる生命現象を探し、自主的にさらに深く学習する能力を養う。 |
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(授業計画と内容) | 以下の各項目について講述する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数を充てる。各項内のトピックの順序は固定したものではなく、講義担当者の講義方針に応じて、適切に決める。 (1)進化と多様性、生態系と地球環境【2週】(教科書 1, 21, 22章) (2)生体分子の形とはたらき、細胞の構築、生存原理、ゲノム情報【3週】(教科書 2〜10, 19章) (3)植物の生存戦略、環境と食料問題【3週】(教科書 2, 12, 13章) (4)ウイルスと免疫、宿主と環境の相互作用【3週】(教科書 2, 13, 21章) (5)個体の発生と再生、生体恒常性の維持とその破綻【3週】(教科書 11, 13〜18, 20章) <<期末試験>> 第15回 フィードバック(方法は別途連絡) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験で評価する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
『フロンティア生命科学』
(講談社)
ISBN:9784065038017
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書、授業で配付した資料などの内容に関して毎回復習すること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 理系の学生のみならず、文系の学生にむけて論理的な考え方が修得できるよう配慮しているので、ぜひ文系の学生に受講してほしい。将来、生物学を専門とする学生に限らず、工学、化学、物理学、農学、医学、など、広い分野を志す学生に「生命とは何か」を理解してもらえるように内容を吟味している。 |
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生物・生命科学入門
1A1, 1A2, 1A3 (科目名)
Introduction to Biology and Life Science
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月1 (教室) 1共03 |
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(授業の概要・目的)
地球上の生命現象を、マクロからミクロまでの視点で、幅広くカバーしながら分かりやすく概説します。動物、植物、バクテリア、ウイルスまで、生態系を構成するすべての生物に関して、それらがどのように生まれ、生活し、子孫を残し、そして我々ヒトと関わるかを解説します。
38億年前に生命が誕生し、我々人類を含む多様な生物が生まれました。その進化の歴史とともに、現在それらがどのように互いに関わりを持ちながら生きているかを学びます。その背景として、DNAやタンパク質などの化学物質がいかに細胞を構築し、その恒常性を保っているか、そしてその細胞たちがどのように個体の中の、加えて個体間の生命現象を支えているかを学びます。さらに、これらの仕組みを解明してきた科学者達の発想、論理、実験方法、そして成果についても紹介します。これまでの生物学の履修経験や、今後の専門分野にとらわれず、すべての学生に「生物学とは何か、生命科学とは何か」を分かりやすく解説します。 |
|||||||||||||||||||
(到達目標)
・マクロからミクロまで、幅広い視点で生命現象を知る。
・それぞれの生命現象の背景にある仕組みを理解する。 ・自分が興味を持てる生命現象を探し、自主的にさらに深く学習する能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
以下の各項目について講述する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数を充てる。各項内のトピックの順序は固定したものではなく、講義担当者の講義方針に応じて、適切に決める。 (1)進化と多様性、生態系と地球環境【2週】(教科書 1, 21, 22章) (2)生体分子の形とはたらき、細胞の構築、生存原理、ゲノム情報【3週】(教科書 2〜10, 19章) (3)植物の生存戦略、環境と食料問題【3週】(教科書 2, 12, 13章) (4)ウイルスと免疫、宿主と環境の相互作用【3週】(教科書 2, 13, 21章) (5)個体の発生と再生、生体恒常性の維持とその破綻【3週】(教科書 11, 13〜18, 20章) <<期末試験>> 第15回 フィードバック(方法は別途連絡) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験で評価する。
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(教科書)
『フロンティア生命科学』
(講談社)
ISBN:9784065038017
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
教科書、授業で配付した資料などの内容に関して毎回復習すること。
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(その他(オフィスアワー等))
理系の学生のみならず、文系の学生にむけて論理的な考え方が修得できるよう配慮しているので、ぜひ文系の学生に受講してほしい。将来、生物学を専門とする学生に限らず、工学、化学、物理学、農学、医学、など、広い分野を志す学生に「生命とは何か」を理解してもらえるように内容を吟味している。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生物・生命科学入門 1A4, 1A5, 1A6
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(英 訳) | Introduction to Biology and Life Science | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月1 |
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(教室) | 1共32 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 地球上の生命現象を、マクロからミクロまでの視点で、幅広くカバーしながら分かりやすく概説します。動物、植物、バクテリア、ウイルスまで、生態系を構成するすべての生物に関して、それらがどのように生まれ、生活し、子孫を残し、そして我々ヒトと関わるかを解説します。 38億年前に生命が誕生し、我々人類を含む多様な生物が生まれました。その進化の歴史とともに、現在それらがどのように互いに関わりを持ちながら生きているかを学びます。その背景として、DNAやタンパク質などの化学物質がいかに細胞を構築し、その恒常性を保っているか、そしてその細胞たちがどのように個体の中の、加えて個体間の生命現象を支えているかを学びます。さらに、これらの仕組みを解明してきた科学者達の発想、論理、実験方法、そして成果についても紹介します。これまでの生物学の履修経験や、今後の専門分野にとらわれず、すべての学生に「生物学とは何か、生命科学とは何か」を分かりやすく解説します。 |
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(到達目標) | ・マクロからミクロまで、幅広い視点で生命現象を知る。 ・それぞれの生命現象の背景にある仕組みを理解する。 ・自分が興味を持てる生命現象を探し、自主的にさらに深く学習する能力を養う。 |
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(授業計画と内容) | 以下の各項目について講述する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数を充てる。各項内のトピックの順序は固定したものではなく、講義担当者の講義方針に応じて、適切に決める。 (1)生体分子の形とはたらき、細胞の構築、生存原理、ゲノム情報【3週、松本】 (2)進化と多様性、生態系と地球環境【2週、城野】 (3)植物の生存戦略、環境と食料問題【3週、山岡】 (4)ウイルスと免疫、宿主と環境の相互作用【3週、野田】 (5)個体の発生の恒常性、脳のはたらき、再生医療【3週、鈴木】 ≪筆記試験≫ 第15回 フィードバック(方法は別途連絡) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験で評価する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
『フロンティア生命科学』
(講談社)
ISBN:9784065038017
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書、授業で配付した資料などの内容に関して毎回復習すること。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 理系の学生のみならず、文系の学生にむけて論理的な考え方が修得できるよう配慮しているので、ぜひ文系の学生に受講してほしい。将来、生物学を専門とする学生に限らず、工学、化学、物理学、農学、医学、など、広い分野を志す学生に「生命とは何か」を理解してもらえるように内容を吟味している。 |
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生物・生命科学入門
1A4, 1A5, 1A6 (科目名)
Introduction to Biology and Life Science
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月1 (教室) 1共32 |
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(授業の概要・目的)
地球上の生命現象を、マクロからミクロまでの視点で、幅広くカバーしながら分かりやすく概説します。動物、植物、バクテリア、ウイルスまで、生態系を構成するすべての生物に関して、それらがどのように生まれ、生活し、子孫を残し、そして我々ヒトと関わるかを解説します。
38億年前に生命が誕生し、我々人類を含む多様な生物が生まれました。その進化の歴史とともに、現在それらがどのように互いに関わりを持ちながら生きているかを学びます。その背景として、DNAやタンパク質などの化学物質がいかに細胞を構築し、その恒常性を保っているか、そしてその細胞たちがどのように個体の中の、加えて個体間の生命現象を支えているかを学びます。さらに、これらの仕組みを解明してきた科学者達の発想、論理、実験方法、そして成果についても紹介します。これまでの生物学の履修経験や、今後の専門分野にとらわれず、すべての学生に「生物学とは何か、生命科学とは何か」を分かりやすく解説します。 |
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(到達目標)
・マクロからミクロまで、幅広い視点で生命現象を知る。
・それぞれの生命現象の背景にある仕組みを理解する。 ・自分が興味を持てる生命現象を探し、自主的にさらに深く学習する能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
以下の各項目について講述する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数を充てる。各項内のトピックの順序は固定したものではなく、講義担当者の講義方針に応じて、適切に決める。 (1)生体分子の形とはたらき、細胞の構築、生存原理、ゲノム情報【3週、松本】 (2)進化と多様性、生態系と地球環境【2週、城野】 (3)植物の生存戦略、環境と食料問題【3週、山岡】 (4)ウイルスと免疫、宿主と環境の相互作用【3週、野田】 (5)個体の発生の恒常性、脳のはたらき、再生医療【3週、鈴木】 ≪筆記試験≫ 第15回 フィードバック(方法は別途連絡) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験で評価する。
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(教科書)
『フロンティア生命科学』
(講談社)
ISBN:9784065038017
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
教科書、授業で配付した資料などの内容に関して毎回復習すること。
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(その他(オフィスアワー等))
理系の学生のみならず、文系の学生にむけて論理的な考え方が修得できるよう配慮しているので、ぜひ文系の学生に受講してほしい。将来、生物学を専門とする学生に限らず、工学、化学、物理学、農学、医学、など、広い分野を志す学生に「生命とは何か」を理解してもらえるように内容を吟味している。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Fundamentals of Organismal and Population Biology-E2
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(英 訳) | Fundamentals of Organismal and Population Biology-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共北11 | ||||||
(授業の概要・目的) | In the history of the earth (4.6 billion years), life has diversified from simple unicellular organisms into a myriad of different organisms including human beings since it appeared 3.8 billion years ago. This course will explain how living creatures have diversified from these simple origins. We will also examine the biology of individual organisms and explain the formation of ecological communities and ecosystems. This class discusses basic principles of biology and is suitable for students who have not previously studied biology. | ||||||
(到達目標) | An introductory course that mainly deals the evolution of biological diversity, the biology of individuals and groups. Having completed the course, students will have a basic understanding of the evolution of biological diversity and the mechanisms by which diverse species coexist. | ||||||
(授業計画と内容) | The following subjects will be held for 2-5 weeks each. The items in [] are the main items. (1) The history of life We will systematically examine the origin and evolutionary history of life on Earth, and the systematic evolution and diversification of organisms. The latest knowledge about the classification system is also introduced. [The origin of life, prokaryotes, eukaryotes, intracellular symbiosis]. (2) Animal behavior and physiology We will examine the diverse adaptive animal behavior patterns and physiological characteristics of organisms in temporally and spatially variable environments. [Adaptation, sexual selection, homology, the evolution of altruistic behavior, homeothermic animals, variable temperature animals, temperature acclimation, and homeostasis]. (3) Ecology of groups and communities Ecology and evolution of organisms the adaptation of organisms to the environment is explained based on genetic and evolutionary mechanisms. We will explore the ecology of populations, communities, the structure and function of ecosystems, ecological niches, and the basis and function of biodiversity. [Genetic systems, evolutionary mechanisms, natural selection, adaptation, life history, individual group dynamics, interspecies relationship, biological communities, food webs, biome, ecosystem function, biodiversity]. (4) Human characteristics and evolution Explain the biological characteristics of primates (including humans) using comparisons of their forms, behaviors, and ecology. [Evolutionary history, distribution, tree adaptation, grasping ability, vision, food habits, brain size, sex differences, social structure, bipedalism, canine retraction, tool use, division of labor, and the genetic diversity in modern people]. |
||||||
(履修要件) |
It is not necessary to have completed high school biology, but it would be an advantage.
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | The course will be assessed by end of semester test. | ||||||
(教科書) |
No textbook
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | To achieve the course goals, students should review the course materials and the recommended readings after each class. The time necessary for review should be in the range of 2-3 hours per week. If you have any questions, please ask the instructor. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | No formal office hours, the instructor is available by appointment to meet with students. | ||||||
Fundamentals of Organismal and Population Biology-E2
(科目名)
Fundamentals of Organismal and Population Biology-E2
(英 訳)
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|
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共北11 |
|||||||
(授業の概要・目的)
In the history of the earth (4.6 billion years), life has diversified from simple unicellular organisms into a myriad of different organisms including human beings since it appeared 3.8 billion years ago. This course will explain how living creatures have diversified from these simple origins. We will also examine the biology of individual organisms and explain the formation of ecological communities and ecosystems. This class discusses basic principles of biology and is suitable for students who have not previously studied biology.
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(到達目標)
An introductory course that mainly deals the evolution of biological diversity, the biology of individuals and groups. Having completed the course, students will have a basic understanding of the evolution of biological diversity and the mechanisms by which diverse species coexist.
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(授業計画と内容)
The following subjects will be held for 2-5 weeks each. The items in [] are the main items. (1) The history of life We will systematically examine the origin and evolutionary history of life on Earth, and the systematic evolution and diversification of organisms. The latest knowledge about the classification system is also introduced. [The origin of life, prokaryotes, eukaryotes, intracellular symbiosis]. (2) Animal behavior and physiology We will examine the diverse adaptive animal behavior patterns and physiological characteristics of organisms in temporally and spatially variable environments. [Adaptation, sexual selection, homology, the evolution of altruistic behavior, homeothermic animals, variable temperature animals, temperature acclimation, and homeostasis]. (3) Ecology of groups and communities Ecology and evolution of organisms the adaptation of organisms to the environment is explained based on genetic and evolutionary mechanisms. We will explore the ecology of populations, communities, the structure and function of ecosystems, ecological niches, and the basis and function of biodiversity. [Genetic systems, evolutionary mechanisms, natural selection, adaptation, life history, individual group dynamics, interspecies relationship, biological communities, food webs, biome, ecosystem function, biodiversity]. (4) Human characteristics and evolution Explain the biological characteristics of primates (including humans) using comparisons of their forms, behaviors, and ecology. [Evolutionary history, distribution, tree adaptation, grasping ability, vision, food habits, brain size, sex differences, social structure, bipedalism, canine retraction, tool use, division of labor, and the genetic diversity in modern people]. |
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(履修要件)
It is not necessary to have completed high school biology, but it would be an advantage.
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
The course will be assessed by end of semester test.
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(教科書)
No textbook
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
To achieve the course goals, students should review the course materials and the recommended readings after each class. The time necessary for review should be in the range of 2-3 hours per week. If you have any questions, please ask the instructor.
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(その他(オフィスアワー等))
No formal office hours, the instructor is available by appointment to meet with students.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生物学実習I [基礎コース]
|
(英 訳) | Experimental Practice in Biology I [Basic Biology Course] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 実習 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月3・月4 |
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(教室) | 生物実習室1(2共) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 生物の形態、分類、生態などの観察や調査、生体内の分子や細胞内小器官に関する実験を通して、様々な生命現象や自然環境についての視点を養うことを目的とする。微生物や菌類から被子植物や昆虫まで、幅広い分類群の生物を実際に手にとって扱う体験を得ることも重要な目的である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 生物学の研究において不可欠である基本的な実験操作のいくつか(形態の観察・スケッチ、手作業による組織解剖・細胞の取り扱い、顕微鏡の操作、形態標本の作製、DNAの取り扱いと分析など)を自在に駆使できるようになる。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 各回、違ったテーマの実習を行い、それに対する討論、レポート作成を行う。様々な生物について生態学、形態学、分子細胞生物学などの手法で学び、総合的に生命現象を理解する。 初回は、レポートの書き方や実験についての留意事項を説明する。 課題の内容は以下を予定している(数字は順番ではない)。2回目以降の日程については、初回のガイダンスで伝える。天候や生物の発生状況により、実習の内容が前後する可能性がある。野外の調査地が集合場所となる週については、事前に教員からの指示がある。 1.ガイダンス(実験実習における安全対策・実験器具の取扱・レポートの書き方・野外実習の心得など) 2.小動物の形態観察・標本作製・解剖・同定 3.昆虫の採集・標本作製と形態観察 4.植物の分類と形態 5.植物の葉の形態 6.河川環境調査の基礎技術(渓流の水生昆虫群集調査) 7.菌根・子実体による菌類同定法 8.タンパク質の電気泳動 9.緩衝液などの試薬の調製方法 10.DNAの抽出 11.遺伝子配列解析 12.微生物(細菌・藻類)の採集・分離と観察 13.微生物の培養(大腸菌の生育測定) 14.光合成色素の分離 15.フィードバック |
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(履修要件) |
スタート時点では高校の生物の履修経験は必要ないが、授業中必要になる知識については、自学自習を求める。
受講希望者は、初回授業の前に、履修登録とは別に、吉田南2号館2階もしくは3階の生物実習室前掲示板の指示に従い受講申込を行うこと。受講定員を超える申込があった場合は、事前に教職員が履修許可者の抽選を行う。 野外での実習活動を行うことを予め了承して頂く必要がある。野外での実習を行うことが多いので、野外活動に適した服装(長袖・長ズボン・歩きやすい靴など)と飲み水などを各自で準備して実習に臨むこと。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への参加状況、平常点評価(実習への取り組み方などに基づく)、レポートの成績の3点で評価する。詳細は初回授業で説明する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
実習の都度、必要に応じて、プリントを配布する。
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業外の時間を使ってのレポート作成は必要である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 学生教育研究災害傷害保険に加入していることが必要である。 何回かは、酷暑のなかで野外作業をすることがあるので、実習参加に向けて十分な体調・健康管理をおこなうことが求められる。 文系の学部に所属する学生にも学習しやすい内容であるので、積極的に履修して欲しい。 1〜3回は、最大で片道500円程度の交通費を要する場所での実習を計画している。この場合の 旅費は履修生個人で負担していただくことになる。 |
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生物学実習I [基礎コース]
(科目名)
Experimental Practice in Biology I [Basic Biology Course]
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 実習 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月3・月4 (教室) 生物実習室1(2共) |
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(授業の概要・目的)
生物の形態、分類、生態などの観察や調査、生体内の分子や細胞内小器官に関する実験を通して、様々な生命現象や自然環境についての視点を養うことを目的とする。微生物や菌類から被子植物や昆虫まで、幅広い分類群の生物を実際に手にとって扱う体験を得ることも重要な目的である。
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(到達目標)
生物学の研究において不可欠である基本的な実験操作のいくつか(形態の観察・スケッチ、手作業による組織解剖・細胞の取り扱い、顕微鏡の操作、形態標本の作製、DNAの取り扱いと分析など)を自在に駆使できるようになる。
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(授業計画と内容)
各回、違ったテーマの実習を行い、それに対する討論、レポート作成を行う。様々な生物について生態学、形態学、分子細胞生物学などの手法で学び、総合的に生命現象を理解する。 初回は、レポートの書き方や実験についての留意事項を説明する。 課題の内容は以下を予定している(数字は順番ではない)。2回目以降の日程については、初回のガイダンスで伝える。天候や生物の発生状況により、実習の内容が前後する可能性がある。野外の調査地が集合場所となる週については、事前に教員からの指示がある。 1.ガイダンス(実験実習における安全対策・実験器具の取扱・レポートの書き方・野外実習の心得など) 2.小動物の形態観察・標本作製・解剖・同定 3.昆虫の採集・標本作製と形態観察 4.植物の分類と形態 5.植物の葉の形態 6.河川環境調査の基礎技術(渓流の水生昆虫群集調査) 7.菌根・子実体による菌類同定法 8.タンパク質の電気泳動 9.緩衝液などの試薬の調製方法 10.DNAの抽出 11.遺伝子配列解析 12.微生物(細菌・藻類)の採集・分離と観察 13.微生物の培養(大腸菌の生育測定) 14.光合成色素の分離 15.フィードバック |
|||||||||||||||||||||||||||||||
(履修要件)
スタート時点では高校の生物の履修経験は必要ないが、授業中必要になる知識については、自学自習を求める。
受講希望者は、初回授業の前に、履修登録とは別に、吉田南2号館2階もしくは3階の生物実習室前掲示板の指示に従い受講申込を行うこと。受講定員を超える申込があった場合は、事前に教職員が履修許可者の抽選を行う。 野外での実習活動を行うことを予め了承して頂く必要がある。野外での実習を行うことが多いので、野外活動に適した服装(長袖・長ズボン・歩きやすい靴など)と飲み水などを各自で準備して実習に臨むこと。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への参加状況、平常点評価(実習への取り組み方などに基づく)、レポートの成績の3点で評価する。詳細は初回授業で説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
実習の都度、必要に応じて、プリントを配布する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業外の時間を使ってのレポート作成は必要である。
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(その他(オフィスアワー等))
学生教育研究災害傷害保険に加入していることが必要である。
何回かは、酷暑のなかで野外作業をすることがあるので、実習参加に向けて十分な体調・健康管理をおこなうことが求められる。 文系の学部に所属する学生にも学習しやすい内容であるので、積極的に履修して欲しい。 1〜3回は、最大で片道500円程度の交通費を要する場所での実習を計画している。この場合の 旅費は履修生個人で負担していただくことになる。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生物学実習III [細胞と分子生物学コース]
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(英 訳) | Experimental Practice in Biology III [Experiments in microbiology and molecular biology] | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 実習 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月3・月4 |
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(教室) | 生物実習室2(2共) | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 本実習はミクロ系生物学の基礎的な実験手法を修得することを目的とする。具体的には、身の回りの微生物観察や培養および分子生物学実験よりなる。微生物は、あらゆる環境に棲息し、人間活動に深く関わっている。身近な微生物の観察、分離・培養を通して、微生物の多様性について認識するとともに、微生物の取り扱いにおける基礎を修得する。また、分子生物学実験は、すでに現代社会と密接に関係した生命科学の基礎を担っている。たとえば、iPS細胞に代表される再生医療、世界で広く流通している遺伝子組換え作物創成において分子生物学実験の知識は必要不可欠である。分子生物学実習ではDNAの調製や解析を主として行う。 | ||||||||||||
(到達目標) | 身近な微生物の多様性を知り、微生物の取扱いに関する基本的実験方法を習得する。また、分子生物学の基礎的実験手法を習得する。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回:ガイダンス 第2回:顕微鏡の使い方 第3回:微生物の観察 (発酵食品・環境中の微生物) 第4回:実験器具の滅菌1、培地の調整・滅菌1(試薬の計量、分注器の使い方、オートクレーブ法) 第5回:培地の調製・滅菌2、寒天平板の作製 第6回:食品、土壌、その他からの微生物の分離(希釈の方法、線画法、塗布法) 第7回:分離した微生物の観察1(生菌数計数、コロニーと細菌形態の観察、グラム染色、ペーパーディスク法による抗生物質の評価) 第8回:分離した微生物の観察2、ペーパーディスク法による抗生物質試験結果の評価 第9回:試薬類の調製 第10回:生物からのタンパク質とDNAの調製 第11回:電気泳動によるタンパク質の分析 第12回:PCRによるDNAの増幅と制限酵素によるDNAの切断 第13回:電気泳動によるDNAの分析 第14回:DNAの塩基配列の解析 第15回:フィードバック 実習内容の順序は前後する可能性がある |
||||||||||||
(履修要件) |
1回目の授業(ガイダンス)を吉田南2号館2階の生物実習室2(D211)で行う。履修希望者は必ずガイダンスに出席し、申込み名簿に所定の事項を記入すること。ただし、希望者が受入れ可能人数を超過した場合には、1回目の授業時に抽選を行う。
高校等での生物の履修経験の必要は無い。スタート時点では微生物学・生化学の知識は必要ではないが、実習に必要になる知識については、実習中に適宜補足する。 |
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への参加状況や取り組み方などの平常点、および実習後のレポート内容に基づいて評価する。 詳細は実習中に説明する。 |
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(教科書) |
使用しない。実習書をPandAにアップロードするとともに、印刷物を第2回目の実習の際に配布する。
|
||||||||||||
(参考書等) | |||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 実習書をPandAにアップロードするとともに、印刷物を第2回目の実習の際に配布するので、実習前に予習すること。実習後は実習によって得られた結果等を整理すること。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 詳細については、履修受付の際に案内する。 文系の学生にとっても難しくない。 受講者は傷害保険(学生教育研究災害傷害保険)へ加入すること。 |
||||||||||||
生物学実習III [細胞と分子生物学コース]
(科目名)
Experimental Practice in Biology III [Experiments in microbiology and molecular biology]
(英 訳)
|
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 実習 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月3・月4 (教室) 生物実習室2(2共) |
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(授業の概要・目的)
本実習はミクロ系生物学の基礎的な実験手法を修得することを目的とする。具体的には、身の回りの微生物観察や培養および分子生物学実験よりなる。微生物は、あらゆる環境に棲息し、人間活動に深く関わっている。身近な微生物の観察、分離・培養を通して、微生物の多様性について認識するとともに、微生物の取り扱いにおける基礎を修得する。また、分子生物学実験は、すでに現代社会と密接に関係した生命科学の基礎を担っている。たとえば、iPS細胞に代表される再生医療、世界で広く流通している遺伝子組換え作物創成において分子生物学実験の知識は必要不可欠である。分子生物学実習ではDNAの調製や解析を主として行う。
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(到達目標)
身近な微生物の多様性を知り、微生物の取扱いに関する基本的実験方法を習得する。また、分子生物学の基礎的実験手法を習得する。
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(授業計画と内容)
第1回:ガイダンス 第2回:顕微鏡の使い方 第3回:微生物の観察 (発酵食品・環境中の微生物) 第4回:実験器具の滅菌1、培地の調整・滅菌1(試薬の計量、分注器の使い方、オートクレーブ法) 第5回:培地の調製・滅菌2、寒天平板の作製 第6回:食品、土壌、その他からの微生物の分離(希釈の方法、線画法、塗布法) 第7回:分離した微生物の観察1(生菌数計数、コロニーと細菌形態の観察、グラム染色、ペーパーディスク法による抗生物質の評価) 第8回:分離した微生物の観察2、ペーパーディスク法による抗生物質試験結果の評価 第9回:試薬類の調製 第10回:生物からのタンパク質とDNAの調製 第11回:電気泳動によるタンパク質の分析 第12回:PCRによるDNAの増幅と制限酵素によるDNAの切断 第13回:電気泳動によるDNAの分析 第14回:DNAの塩基配列の解析 第15回:フィードバック 実習内容の順序は前後する可能性がある |
||||||||||
(履修要件)
1回目の授業(ガイダンス)を吉田南2号館2階の生物実習室2(D211)で行う。履修希望者は必ずガイダンスに出席し、申込み名簿に所定の事項を記入すること。ただし、希望者が受入れ可能人数を超過した場合には、1回目の授業時に抽選を行う。
高校等での生物の履修経験の必要は無い。スタート時点では微生物学・生化学の知識は必要ではないが、実習に必要になる知識については、実習中に適宜補足する。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への参加状況や取り組み方などの平常点、および実習後のレポート内容に基づいて評価する。
詳細は実習中に説明する。 |
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(教科書)
使用しない。実習書をPandAにアップロードするとともに、印刷物を第2回目の実習の際に配布する。
|
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(参考書等)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
実習書をPandAにアップロードするとともに、印刷物を第2回目の実習の際に配布するので、実習前に予習すること。実習後は実習によって得られた結果等を整理すること。
|
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(その他(オフィスアワー等))
詳細については、履修受付の際に案内する。
文系の学生にとっても難しくない。 受講者は傷害保険(学生教育研究災害傷害保険)へ加入すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
博物誌学
|
(英 訳) | Introduction to Natural History | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 共北27 | ||||||
(授業の概要・目的) | 博物誌には,ある時代の人々が自然物をどのようにとらえていたかが映し出されている。東アジア,ヨーロッパ,そして日本におけるそれぞれの時代に編まれた博物誌を紹介しながら,博物学の歴史を論じる。 | ||||||
(到達目標) | 文献史料の原典に触れつつ,人間が自然物をどのように理解しようとしてきたかを考察し,自然史に関する正確で幅広い知識を獲得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 第1回.博物学と博物誌 第2回.中国の本草:博物学の源流 第3回〜第4回.中国の本草:本草学の発展 第5回.西洋の博物学の始まり 第6回〜第7回.西欧の博物学の発展 第8回〜第9回.ヨーロッパの大博物学時代 第10回.博物学から近代生物学へ 第11回.日本の博物学 第12回〜第13回.江戸時代の博物学 第14回.江戸の博物学から明治の生物学へ 《期末試験》 第15回.フィードバック |
||||||
(履修要件) |
高校で生物を履修していることが望ましいが,履修していなくてもよい。スタート時点では高校生物の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。文系学生の履修を歓迎する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート(5回、各10点),試験(50点)により評価する。 5回以上授業を欠席した場合には,不合格とする。 |
||||||
(教科書) |
講義中にプリント等を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
『文明のなかの博物学 西欧と日本 上』
(紀伊国屋書店)
ISBN:978-4314008501
『文明のなかの博物学 西欧と日本 下』
(紀伊国屋書店)
ISBN:978-4314008518
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 事前に配布するプリントの内容をあらかじめ読んで予習しておくこと。また,講義で扱われた人物や作品について,その時代背景を調べながら,講義の内容を復習すること。講義中でも具体的に指示する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 板書およびスライドによる講義を行い,必要な図はプリントにして配布する。 |
||||||
博物誌学
(科目名)
Introduction to Natural History
(英 訳)
|
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月3 (教室) 共北27 |
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(授業の概要・目的)
博物誌には,ある時代の人々が自然物をどのようにとらえていたかが映し出されている。東アジア,ヨーロッパ,そして日本におけるそれぞれの時代に編まれた博物誌を紹介しながら,博物学の歴史を論じる。
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(到達目標)
文献史料の原典に触れつつ,人間が自然物をどのように理解しようとしてきたかを考察し,自然史に関する正確で幅広い知識を獲得する。
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(授業計画と内容)
第1回.博物学と博物誌 第2回.中国の本草:博物学の源流 第3回〜第4回.中国の本草:本草学の発展 第5回.西洋の博物学の始まり 第6回〜第7回.西欧の博物学の発展 第8回〜第9回.ヨーロッパの大博物学時代 第10回.博物学から近代生物学へ 第11回.日本の博物学 第12回〜第13回.江戸時代の博物学 第14回.江戸の博物学から明治の生物学へ 《期末試験》 第15回.フィードバック |
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(履修要件)
高校で生物を履修していることが望ましいが,履修していなくてもよい。スタート時点では高校生物の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。文系学生の履修を歓迎する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート(5回、各10点),試験(50点)により評価する。
5回以上授業を欠席した場合には,不合格とする。 |
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(教科書)
講義中にプリント等を配布する。
|
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(参考書等)
『文明のなかの博物学 西欧と日本 上』
(紀伊国屋書店)
ISBN:978-4314008501
『文明のなかの博物学 西欧と日本 下』
(紀伊国屋書店)
ISBN:978-4314008518
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
事前に配布するプリントの内容をあらかじめ読んで予習しておくこと。また,講義で扱われた人物や作品について,その時代背景を調べながら,講義の内容を復習すること。講義中でも具体的に指示する。
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(その他(オフィスアワー等))
板書およびスライドによる講義を行い,必要な図はプリントにして配布する。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生命と情報
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(英 訳) | Life and Information | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 1共01 | ||||||
(授業の概要・目的) | 生命現象を物理現象として取り扱い、生命現象を定量化したデータから、有用な情報を導き出し生物の基本原理を理解することが重要な課題となっている。生命現象のうち、単一の生体高分子や細胞の挙動についての解説からはじめ、情報処理装置としての生物をテーマに生命現象を俯瞰する。生命現象を物理学の視点でとらえる思考法や、生命科学と情報学の境界領域について理解を深める。 | ||||||
(到達目標) | 生命を物理現象としてとらえるための基本的な知識を修得することで、複雑な生命現象の数理モデルを考察できるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 以下の課題について、1課題あたり1〜2回の授業をする予定である。 1. 細胞内の世界 2. 生体内高分子の構造と機能 3. 衝突と酵素反応 4. ランダムウォーク 5. 分子モーター 6. 生体膜 7. 生体電気 8. 情報とエントロピー 9. 自己増殖オートマトン 10. 生体のリズム 授業はフィードバックを含め全15回行う |
||||||
(履修要件) |
スタート時点では生物学の知識は必要ではありませんが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足します。高校での数学・物理・化学の履修程度の知識があるといいです。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験による。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
特にありません。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習については次回の内容を授業中に指示するので、調べてきてください。 復習については授業を振り返り、わからないことがあれば、フィードバックしてください。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 生物学を勉強したことのない人も対象にしています。 | ||||||
生命と情報
(科目名)
Life and Information
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月3 (教室) 1共01 |
|||||||
(授業の概要・目的)
生命現象を物理現象として取り扱い、生命現象を定量化したデータから、有用な情報を導き出し生物の基本原理を理解することが重要な課題となっている。生命現象のうち、単一の生体高分子や細胞の挙動についての解説からはじめ、情報処理装置としての生物をテーマに生命現象を俯瞰する。生命現象を物理学の視点でとらえる思考法や、生命科学と情報学の境界領域について理解を深める。
|
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(到達目標)
生命を物理現象としてとらえるための基本的な知識を修得することで、複雑な生命現象の数理モデルを考察できるようになる。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下の課題について、1課題あたり1〜2回の授業をする予定である。 1. 細胞内の世界 2. 生体内高分子の構造と機能 3. 衝突と酵素反応 4. ランダムウォーク 5. 分子モーター 6. 生体膜 7. 生体電気 8. 情報とエントロピー 9. 自己増殖オートマトン 10. 生体のリズム 授業はフィードバックを含め全15回行う |
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(履修要件)
スタート時点では生物学の知識は必要ではありませんが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足します。高校での数学・物理・化学の履修程度の知識があるといいです。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験による。
|
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
特にありません。
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習については次回の内容を授業中に指示するので、調べてきてください。
復習については授業を振り返り、わからないことがあれば、フィードバックしてください。 |
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(その他(オフィスアワー等))
生物学を勉強したことのない人も対象にしています。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Basic Biology-E2
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(英 訳) | Basic Biology-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 共東12 | ||||||
(授業の概要・目的) | This class will provide a basic introduction to molecular and cell biology, in English. The class is open to 1st and 2nd year students, and will assume some prior familiarity with elementary chemistry and biology, although students from other majors are welcome to attend. The objective for the class is to introduce students to core concepts in biology, the scientific study of living organisms. We will pay attention to some of the similarities in different organisms as well as some of the obvious differences, not only between organisms but between cell types, and at the molecular level of protein functions. | ||||||
(到達目標) | Students will gain familiarity with the fundamentals of biology, starting with the most basic concepts, considering the chemistry of carbon and water, and the energy processes and the macromolecules that define life. Students will then begin to learn about the cell, and how cellular function depends on complex interactions between proteins, nucleic acids, lipids, and carbohydrates, acting alone, in complexes, or in larger structures such as organelles. Students should begin to appreciate how fundamental processes are conserved over evolutionary time, and also how they vary in different species: the unity and diversity of life. |
||||||
(授業計画と内容) | 1. Introductory Lecture 2. The Role of Chemistry in Biology 3. Biological Macromolecules I 4. Biological Macromolecules II 5. Energy and Life 6. Cell Structure and Function 7. Lipids and Membranes 8. Cell Respiration 9. Cell Division 10. Central Dogma I 11. Central Dogma II 12. DNA Technology 13. Diversity & Classification of Life 14. Introduction to Evolutionary Biology 15. Final Exam 16. Feedback Class |
||||||
(履修要件) |
This class is open to all 1st and 2nd year science students, but it requires some basic (high school-level) knowledge of chemistry and biology.
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Lectures will encourage student participation. There will be in-class quizzes and then a final exam to assess comprehension of the concepts of basic biology taught in this course. Evaluation: attendance and student participation: 20%; quizzes: 30%; final exam: 50%. | ||||||
(教科書) |
使用しない
Lecture handouts will be provided for each class.
|
||||||
(参考書等) |
『Campbell Biology』
(Pearson)
ISBN:9780134082318
(Most of the content of this course is covered in this textbook)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Students may need 2-3 hours per week to review the lecture material and look up any background information as necessary. Some students may know the subject already, but need to learn the English vocabulary; others may need to learn both Biology and English. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | In principle, anytime. Please contact the instructor by e-mail if you have any questions. For consultations about course-related matters outside class hours, please make an appointment directly or by e-mail. | ||||||
Basic Biology-E2
(科目名)
Basic Biology-E2
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月3 (教室) 共東12 |
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(授業の概要・目的)
This class will provide a basic introduction to molecular and cell biology, in English. The class is open to 1st and 2nd year students, and will assume some prior familiarity with elementary chemistry and biology, although students from other majors are welcome to attend. The objective for the class is to introduce students to core concepts in biology, the scientific study of living organisms. We will pay attention to some of the similarities in different organisms as well as some of the obvious differences, not only between organisms but between cell types, and at the molecular level of protein functions.
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(到達目標)
Students will gain familiarity with the fundamentals of biology, starting with the most basic concepts, considering the chemistry of carbon and water, and the energy processes and the macromolecules that define life.
Students will then begin to learn about the cell, and how cellular function depends on complex interactions between proteins, nucleic acids, lipids, and carbohydrates, acting alone, in complexes, or in larger structures such as organelles. Students should begin to appreciate how fundamental processes are conserved over evolutionary time, and also how they vary in different species: the unity and diversity of life. |
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(授業計画と内容)
1. Introductory Lecture 2. The Role of Chemistry in Biology 3. Biological Macromolecules I 4. Biological Macromolecules II 5. Energy and Life 6. Cell Structure and Function 7. Lipids and Membranes 8. Cell Respiration 9. Cell Division 10. Central Dogma I 11. Central Dogma II 12. DNA Technology 13. Diversity & Classification of Life 14. Introduction to Evolutionary Biology 15. Final Exam 16. Feedback Class |
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(履修要件)
This class is open to all 1st and 2nd year science students, but it requires some basic (high school-level) knowledge of chemistry and biology.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Lectures will encourage student participation. There will be in-class quizzes and then a final exam to assess comprehension of the concepts of basic biology taught in this course. Evaluation: attendance and student participation: 20%; quizzes: 30%; final exam: 50%.
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(教科書)
使用しない
Lecture handouts will be provided for each class.
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(参考書等)
『Campbell Biology』
(Pearson)
ISBN:9780134082318
(Most of the content of this course is covered in this textbook)
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(授業外学習(予習・復習)等)
Students may need 2-3 hours per week to review the lecture material and look up any background information as necessary. Some students may know the subject already, but need to learn the English vocabulary; others may need to learn both Biology and English.
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(その他(オフィスアワー等))
In principle, anytime. Please contact the instructor by e-mail if you have any questions. For consultations about course-related matters outside class hours, please make an appointment directly or by e-mail.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
植物科学入門
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(英 訳) | Introduction to Plant Science | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月3 |
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(教室) | 共北25 | ||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 植物科学は、地球環境や食糧問題に密接に関わる身近な科学である。また、植物には他の生物群では見られない様々な性質が見られ、その生き様を知ることは魅力的である。本講義では、植物の特徴である光やその他の外環境に対する適応機構の概要を分かりやすく講述し、植物が関わる様々な問題を科学的に判断する素養を身につけることを目的とする。 | ||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 植物科学に関する基礎を学ぶことで、環境や食糧生産など現代社会が抱える問題を植物科学の視点で判断できるようになる。 | ||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | エネルギー、環境問題と植物の関連を考える 1)光合成反応の基礎(鹿内) 2)野外での光合成の生理学(鹿内) 3)酸素上昇に対する光合成の進化(鹿内) 4)細胞内共生と葉緑体(鹿内) 光環境に対する植物の応答を考える 5)植物の光応答の基礎(松下) 6)植物の光受容体(松下) 7)野外での光応答の生理学(松下) 8)光応答における遺伝子発現制御(松下) 日周期と季節変動に対する植物の応答を考える 9)植物の1日スケジュール(小山) 10)生物時計の設計図(小山) 11)植物の季節感知法(小山) 植物と環境の関わりを考える 12)環境応答における植物ホルモンの働き(嶋田) 13)外敵に対する植物の生体防御(嶋田) 14)植物の重力屈性と姿勢を保つしくみ(嶋田) 15)フィードバック(1回) 担当教員の順番は変更するかもしれません。 |
||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
生物に興味のある学生であれば、高校で生物が未履修であっても歓迎する。細胞と分子の基礎生物学をあわせて履修することを推奨する。
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 小テスト(40点)と期末試験(60点) | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
教科書は特に定めないが、テイツ/ザイガー「植物生理学」(培風館)、ブキャナン他「植物の生化学・分子生物学」(学会出版センター)などが参考になる。
|
||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配付資料を元に復習すること。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 関連する内容を英語で勉強することにチャレンジしたい人は、後期の「Introduction to Plant Science」の履修を勧めます。 ただし、卒業に必要な単位となるかどうか等は所属する学部・学科の手引き等を各自で確認しておいてください。 |
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植物科学入門
(科目名)
Introduction to Plant Science
(英 訳)
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|
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月3 (教室) 共北25 |
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(授業の概要・目的)
植物科学は、地球環境や食糧問題に密接に関わる身近な科学である。また、植物には他の生物群では見られない様々な性質が見られ、その生き様を知ることは魅力的である。本講義では、植物の特徴である光やその他の外環境に対する適応機構の概要を分かりやすく講述し、植物が関わる様々な問題を科学的に判断する素養を身につけることを目的とする。
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(到達目標)
植物科学に関する基礎を学ぶことで、環境や食糧生産など現代社会が抱える問題を植物科学の視点で判断できるようになる。
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(授業計画と内容)
エネルギー、環境問題と植物の関連を考える 1)光合成反応の基礎(鹿内) 2)野外での光合成の生理学(鹿内) 3)酸素上昇に対する光合成の進化(鹿内) 4)細胞内共生と葉緑体(鹿内) 光環境に対する植物の応答を考える 5)植物の光応答の基礎(松下) 6)植物の光受容体(松下) 7)野外での光応答の生理学(松下) 8)光応答における遺伝子発現制御(松下) 日周期と季節変動に対する植物の応答を考える 9)植物の1日スケジュール(小山) 10)生物時計の設計図(小山) 11)植物の季節感知法(小山) 植物と環境の関わりを考える 12)環境応答における植物ホルモンの働き(嶋田) 13)外敵に対する植物の生体防御(嶋田) 14)植物の重力屈性と姿勢を保つしくみ(嶋田) 15)フィードバック(1回) 担当教員の順番は変更するかもしれません。 |
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(履修要件)
生物に興味のある学生であれば、高校で生物が未履修であっても歓迎する。細胞と分子の基礎生物学をあわせて履修することを推奨する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
小テスト(40点)と期末試験(60点)
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
教科書は特に定めないが、テイツ/ザイガー「植物生理学」(培風館)、ブキャナン他「植物の生化学・分子生物学」(学会出版センター)などが参考になる。
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(授業外学習(予習・復習)等)
配付資料を元に復習すること。
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(その他(オフィスアワー等))
関連する内容を英語で勉強することにチャレンジしたい人は、後期の「Introduction to Plant Science」の履修を勧めます。
ただし、卒業に必要な単位となるかどうか等は所属する学部・学科の手引き等を各自で確認しておいてください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生物物理学入門
|
(英 訳) | Introduction to Biophysics | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||||||||||||||||||||||||||
(教室) | 理学研究科2号館第1講義室 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 物理学や化学の考え方は、タンパク質や核酸といった生命の基本的分子から、細胞、個体、集団といった幅広いレベルでの生命現象の理解に役立ってきた。この講義では、分子レベルから細胞、個体レベルで行われている生物物理学的研究について、最先端の研究成果のうちのいくつかを取り上げて解説する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 分子・細胞スケールの生物学に関して、現在行われている研究の代表的なものに触れ、高度な専門知識を使わずに、生物学研究の最前線を概観できるようになる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 主に以下の項目について授業を行う 1.ゲノムの形と機能制御(2回;担当 西山) 生命の設計図であるゲノムは、その情報の正しい発現と、世代を超えた情報 伝播が必須である。これらを支える分子的基盤と染色体の機能制御について 概説する。 2.生命現象を数式で表現する(3回;担当 高田) 生命現象をつかさどる生体分子ももちろん物理・化学法則に従って動く分子の 一つである。セントラルドグマ等の分子レベルの生命現象を、物理学に基づいて 数式によって表現し解析する理論を概説する。 3.タンパク質の立体構造と機能(3回;担当 杤尾) 細胞が外界からの信号に応答する際には、様々なタンパク質の相互作用が必要 不可欠である。タンパク質間相互作用について、立体構造やタンパク質物性の 観点から概説する。 4.ウイルスの生物学(3回;担当 緒方) 地球上に存在する多様なウイルスを、単なる病原体としてではなく、生物進化と 生態系の中で不可欠な存在であるとの観点から概説する。 5.神経ネットワークにおける制御機構(3回;担当 川口) 脳・神経系がはたらくメカニズムを概説する。分子・細胞レベルの知見と 記憶・認知等の高次機能がつながるような説明を心がける。 《期末試験》 フィードバック(1回) コーディネーター:理学研究科教授 高田彰二 |
||||||||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
高校で生物、化学あるいは物理を履修している必要はない。
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況(25点)と定期試験(75点)により評価する。 |
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(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習は必要ない。講義を聞いて興味をもったことについて、各自復習することが望まれる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本講義は各分野のエキスパートが生物物理学の最前線を分かり易く紹介するので、専門的な知識は必要ない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
生物物理学入門
(科目名)
Introduction to Biophysics
(英 訳)
|
|
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 理学研究科2号館第1講義室 |
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(授業の概要・目的)
物理学や化学の考え方は、タンパク質や核酸といった生命の基本的分子から、細胞、個体、集団といった幅広いレベルでの生命現象の理解に役立ってきた。この講義では、分子レベルから細胞、個体レベルで行われている生物物理学的研究について、最先端の研究成果のうちのいくつかを取り上げて解説する。
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(到達目標)
分子・細胞スケールの生物学に関して、現在行われている研究の代表的なものに触れ、高度な専門知識を使わずに、生物学研究の最前線を概観できるようになる。
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(授業計画と内容)
主に以下の項目について授業を行う 1.ゲノムの形と機能制御(2回;担当 西山) 生命の設計図であるゲノムは、その情報の正しい発現と、世代を超えた情報 伝播が必須である。これらを支える分子的基盤と染色体の機能制御について 概説する。 2.生命現象を数式で表現する(3回;担当 高田) 生命現象をつかさどる生体分子ももちろん物理・化学法則に従って動く分子の 一つである。セントラルドグマ等の分子レベルの生命現象を、物理学に基づいて 数式によって表現し解析する理論を概説する。 3.タンパク質の立体構造と機能(3回;担当 杤尾) 細胞が外界からの信号に応答する際には、様々なタンパク質の相互作用が必要 不可欠である。タンパク質間相互作用について、立体構造やタンパク質物性の 観点から概説する。 4.ウイルスの生物学(3回;担当 緒方) 地球上に存在する多様なウイルスを、単なる病原体としてではなく、生物進化と 生態系の中で不可欠な存在であるとの観点から概説する。 5.神経ネットワークにおける制御機構(3回;担当 川口) 脳・神経系がはたらくメカニズムを概説する。分子・細胞レベルの知見と 記憶・認知等の高次機能がつながるような説明を心がける。 《期末試験》 フィードバック(1回) コーディネーター:理学研究科教授 高田彰二 |
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(履修要件)
高校で生物、化学あるいは物理を履修している必要はない。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況(25点)と定期試験(75点)により評価する。
|
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習は必要ない。講義を聞いて興味をもったことについて、各自復習することが望まれる。
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(その他(オフィスアワー等))
本講義は各分野のエキスパートが生物物理学の最前線を分かり易く紹介するので、専門的な知識は必要ない。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
植物自然史I
|
(英 訳) | Natural History of Plants I | ||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火1 |
||||||
(教室) | 1共01 | ||||||
(授業の概要・目的) | 「植物の系統と進化」「植物の基本的な形態」「環境と植物の関わり」の3点をテーマに設定して授業を進めます。 「植物の系統と進化」では、日常触れることが多い「高等植物」だけを対象にして、高等植物の系統と進化を俯瞰して理解することを目標にします。「植物の基本的な形態」については、私たちの暮らしでも馴染みのある植物(イネ、サクラ類、イチゴ類、マメ類など)を対象にすることによって、実用的な学習内容とするとともに、履修者の関心が学習対象とつながるようにします。この際には、単に形態を羅列するのではなく、系統進化と結びつけて、多様な形を進化的・機能的意義から多面的に理解できるように説明します。「環境と植物の関わり」では、「発芽した場所から動くことが出来ない」生き物として、植物がどのように生き残り戦略を立てているのか、「光と開花」を一例にして説明します。これには身近な植物:ダイズを使って、私の研究室と本学の農場で実験したデータを使って説明します。 文理を問わず、一人でも多くの受講者に「植物はすごい」「植物学は面白い」「もっと学んでみたい」という動機付けをもたらすことが出来たら、教員として幸いです。 |
||||||
(到達目標) | 「植物の系統と進化」「植物の基本的な形態」「環境と植物の相互作用」について知識と能力を習得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | フィードバックを含め全15回で、以下のような課題について、1課題あたり1〜2回の授業を行う予定です。 1.花と受精 重複受精の詳細・「ドングリ」における二年越しの受精 2.高等植物の系統 分子系統で崩壊した紀元前からの分類「双子葉」と「単子葉」 3.原始的被子植物について 何が「原始的なのか?」、分類と花の形態の多様性 4.単子葉植物について 分類と花(イネ・ラン・アヤメ)の形態の多様性 5.真正双子葉植物について 分類と花(バラ科、キク科、マメ科)の形態の多様性 6.根と葉 7.茎と維管束 8.光や温度を信号として使うこと 開花や発芽を調節する仕組み、大豆の栽培にどのように活かされているか? |
||||||
(履修要件) |
スタート時点では高校における生物学の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、自学自習を求める。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績評価は定期末試験だけで行います(100%)。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『植物用語事典』
(八坂書房)
ISBN:4-89694-479-8
『Raven Biology of Plants』
(W H Freeman & Co)
ISBN:978-1429219617
(新しい Editionが出ています。世界の主要大学が使う教科書です。)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 植物形態学について、以下のサイトを予習しておくことをお勧めします。 https://staff.fukuoka-edu.ac.jp/fukuhara/keitai_low/index.html 英語での学習を並行して進めたい人、綺麗な図版や写真で学びたい人には、以下の本を読み進めることを勧めます。頻繁に版が更新されるので、Webでチェックすると良いでしょう。欧米の大学で広く利用されている教科書です。 著書名:Raven Biology of Plants. 著者:R.F. Evert & S.E. Eichhnorn 出版社: W.H. Freeman and Company Worth Publishers 日本語で植物の形態学について学びたい人には、以下の本をお薦めします。図と解説が併記されていて、正確さにも定評があります。 著者名:図説 植物用語事典 著者: 清水建美 出版社:八坂書房 ISBN: 4-89694-479-8 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 個人の関心に合わせて、適切な参考書を紹介します。主体的に、教師に話しかけて下さい。メールではなく、毎週、教室で会った時に直接話しましょう。 オフィスアワー:理系の教員なので毎日研究室で仕事をしています。オフィスアワーは限定していません。ただし、出張や会議で不在になることもあるので、事前に相談して下さい。 |
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植物自然史I
(科目名)
Natural History of Plants I
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火1 (教室) 1共01 |
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(授業の概要・目的)
「植物の系統と進化」「植物の基本的な形態」「環境と植物の関わり」の3点をテーマに設定して授業を進めます。
「植物の系統と進化」では、日常触れることが多い「高等植物」だけを対象にして、高等植物の系統と進化を俯瞰して理解することを目標にします。「植物の基本的な形態」については、私たちの暮らしでも馴染みのある植物(イネ、サクラ類、イチゴ類、マメ類など)を対象にすることによって、実用的な学習内容とするとともに、履修者の関心が学習対象とつながるようにします。この際には、単に形態を羅列するのではなく、系統進化と結びつけて、多様な形を進化的・機能的意義から多面的に理解できるように説明します。「環境と植物の関わり」では、「発芽した場所から動くことが出来ない」生き物として、植物がどのように生き残り戦略を立てているのか、「光と開花」を一例にして説明します。これには身近な植物:ダイズを使って、私の研究室と本学の農場で実験したデータを使って説明します。 文理を問わず、一人でも多くの受講者に「植物はすごい」「植物学は面白い」「もっと学んでみたい」という動機付けをもたらすことが出来たら、教員として幸いです。 |
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(到達目標)
「植物の系統と進化」「植物の基本的な形態」「環境と植物の相互作用」について知識と能力を習得する。
|
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(授業計画と内容)
フィードバックを含め全15回で、以下のような課題について、1課題あたり1〜2回の授業を行う予定です。 1.花と受精 重複受精の詳細・「ドングリ」における二年越しの受精 2.高等植物の系統 分子系統で崩壊した紀元前からの分類「双子葉」と「単子葉」 3.原始的被子植物について 何が「原始的なのか?」、分類と花の形態の多様性 4.単子葉植物について 分類と花(イネ・ラン・アヤメ)の形態の多様性 5.真正双子葉植物について 分類と花(バラ科、キク科、マメ科)の形態の多様性 6.根と葉 7.茎と維管束 8.光や温度を信号として使うこと 開花や発芽を調節する仕組み、大豆の栽培にどのように活かされているか? |
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(履修要件)
スタート時点では高校における生物学の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、自学自習を求める。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績評価は定期末試験だけで行います(100%)。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『植物用語事典』
(八坂書房)
ISBN:4-89694-479-8
『Raven Biology of Plants』
(W H Freeman & Co)
ISBN:978-1429219617
(新しい Editionが出ています。世界の主要大学が使う教科書です。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
植物形態学について、以下のサイトを予習しておくことをお勧めします。
https://staff.fukuoka-edu.ac.jp/fukuhara/keitai_low/index.html 英語での学習を並行して進めたい人、綺麗な図版や写真で学びたい人には、以下の本を読み進めることを勧めます。頻繁に版が更新されるので、Webでチェックすると良いでしょう。欧米の大学で広く利用されている教科書です。 著書名:Raven Biology of Plants. 著者:R.F. Evert & S.E. Eichhnorn 出版社: W.H. Freeman and Company Worth Publishers 日本語で植物の形態学について学びたい人には、以下の本をお薦めします。図と解説が併記されていて、正確さにも定評があります。 著者名:図説 植物用語事典 著者: 清水建美 出版社:八坂書房 ISBN: 4-89694-479-8 |
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(その他(オフィスアワー等))
個人の関心に合わせて、適切な参考書を紹介します。主体的に、教師に話しかけて下さい。メールではなく、毎週、教室で会った時に直接話しましょう。
オフィスアワー:理系の教員なので毎日研究室で仕事をしています。オフィスアワーは限定していません。ただし、出張や会議で不在になることもあるので、事前に相談して下さい。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
「生命の進化」概論
|
(英 訳) | Fundamental Course on Evolution of Organisms | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火1 |
||||||
(教室) | 共東21 | ||||||
(授業の概要・目的) | 地球上に生命が誕生して37億年以上が経過したと考えられる。生命は、内在する進化を支える要因の他に、地球環境の変動によってもその進化の方向を決定づけられた。この講義では、はじめに現代の生物学の知見からみた生物の進化について概説し、さらに地球の変動という時間軸を加味した上で、我々人間を含めた生物がどのように誕生してきたのかについて解説する。 | ||||||
(到達目標) | 生物の進化について、生物学の視点のみならず地球環境の変動との関わりも考慮した上で理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | フィードバックを含めた全15回の授業で、1課題につき1〜3回の授業を行う予定である。 1.ガイダンス−生物の進化と地球の変動に関する基本的な問題点について解説する。 2.生物の定義と単位としての細胞の構造と機能−生命の定義を与え、生命活動の単位である細胞について、構造、機能、細胞内小器官、分化、などを解説する。 3.進化系統学、生物の多様性−生物の系統性、多様性、その解析のための方法論などについて解説する。また、遺伝についても概説し、進化との関わりを解説する。 4.生物の進化−原核生物から真核生物までの生物進化の実際を実例に基づきながら解説する。 5.生物進化に影響を与えた地球の変動−地球の誕生から現在にいたるまでの変遷のなかで、生物がどのように進化してきたのかについて解説する。 6.地球環境問題と人間の進化−生物学的なヒトの進化ではなく、人間としての進化とその経済活動によってもたらされた地球環境問題との相関について解説する。 |
||||||
(履修要件) |
文系・理系を問わない。高校で生物学を履修している必要はない。スタート時点では生物学の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点、課題レポートに基づき総合的に評価する。詳細は講義で説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
必要に応じて講義資料を配付する。
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||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 復習により、講義内容の概念を理解すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
「生命の進化」概論
(科目名)
Fundamental Course on Evolution of Organisms
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火1 (教室) 共東21 |
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(授業の概要・目的)
地球上に生命が誕生して37億年以上が経過したと考えられる。生命は、内在する進化を支える要因の他に、地球環境の変動によってもその進化の方向を決定づけられた。この講義では、はじめに現代の生物学の知見からみた生物の進化について概説し、さらに地球の変動という時間軸を加味した上で、我々人間を含めた生物がどのように誕生してきたのかについて解説する。
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(到達目標)
生物の進化について、生物学の視点のみならず地球環境の変動との関わりも考慮した上で理解する。
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(授業計画と内容)
フィードバックを含めた全15回の授業で、1課題につき1〜3回の授業を行う予定である。 1.ガイダンス−生物の進化と地球の変動に関する基本的な問題点について解説する。 2.生物の定義と単位としての細胞の構造と機能−生命の定義を与え、生命活動の単位である細胞について、構造、機能、細胞内小器官、分化、などを解説する。 3.進化系統学、生物の多様性−生物の系統性、多様性、その解析のための方法論などについて解説する。また、遺伝についても概説し、進化との関わりを解説する。 4.生物の進化−原核生物から真核生物までの生物進化の実際を実例に基づきながら解説する。 5.生物進化に影響を与えた地球の変動−地球の誕生から現在にいたるまでの変遷のなかで、生物がどのように進化してきたのかについて解説する。 6.地球環境問題と人間の進化−生物学的なヒトの進化ではなく、人間としての進化とその経済活動によってもたらされた地球環境問題との相関について解説する。 |
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(履修要件)
文系・理系を問わない。高校で生物学を履修している必要はない。スタート時点では生物学の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点、課題レポートに基づき総合的に評価する。詳細は講義で説明する。
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(教科書)
使用しない
必要に応じて講義資料を配付する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
復習により、講義内容の概念を理解すること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
藻類学概論
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(英 訳) | An Introduction to Phycology | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火1 |
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(教室) | 1共03 | ||||||
(授業の概要・目的) | 酸素発生型の光合成を行う生物から、コケ植物、シダ植物、および種子植物を除いた残り全てが藻類と総称されている。藻類は原核生物や起源を異にする真核生物の集合である。本講義では、藻類と人間生活・環境との関わり、藻類の多様性を理解することを目的とする。 | ||||||
(到達目標) | 「藻類」がどのような生き物の集団か、また、藻類と我々の生活、水圏環境における藻類の重要性等について理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 藻類全般について概観できるよう以下の項目について講義する予定である。 1. ガイダンス・藻類とは? (1回) 2. 藻類と人間生活・環境 (4回) 2-1 食品としての藻類 2−2 工業・医薬品・食品原料としての藻類 2−3 藻類と環境 ーメリットとデメリットー 2−4 藻類を用いたバイオ燃料生産の秘密と現状 3. 海藻の色の秘密(藻類の色素とその特性)(2回) 4. 海藻サラダの中の海藻 (1回) 5. 藻類の多様性 (3回) 2-1 シアノバクテリア、1次共生藻類(灰色藻類、紅藻類、緑藻類) 2-2 2次共生藻類(クリプト藻類、不等毛藻類、ハプト藻類、渦鞭毛藻類、ユーグレナ藻類、クロララクニオン藻類、その他 6. 藻類の成り立ち(藻類の進化)(2回) 7. 藻類の生活環(藻類の一生)(1回) なお講義はフィードバックを含め全15回で行う。 |
||||||
(履修要件) |
高校で生物を履修していなくても問題ない。
スタート時点では藻類の多様性や系統の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。また、授業中必要になる知識については、配付資料等を参考に予習・自学自習を求める。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験(70点)と平常点(数回のコメントシートの提出、出席と授業への参加状況)(30点)で評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
授業資料は、PandAに掲載する。
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(参考書等) |
『藻類の多様性と系統』
(裳華房)
『藻類多様性の生物学』
(内田老鶴圃)
『Algae』
(Prentice Hall)
『Algae, An Introduction to phycology』
(Cambridge University Press)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業資料および演習問題は、PandAに掲載する。資料ならびに関連書籍を参考に予習・復習を行うこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
藻類学概論
(科目名)
An Introduction to Phycology
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火1 (教室) 1共03 |
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(授業の概要・目的)
酸素発生型の光合成を行う生物から、コケ植物、シダ植物、および種子植物を除いた残り全てが藻類と総称されている。藻類は原核生物や起源を異にする真核生物の集合である。本講義では、藻類と人間生活・環境との関わり、藻類の多様性を理解することを目的とする。
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(到達目標)
「藻類」がどのような生き物の集団か、また、藻類と我々の生活、水圏環境における藻類の重要性等について理解する。
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(授業計画と内容)
藻類全般について概観できるよう以下の項目について講義する予定である。 1. ガイダンス・藻類とは? (1回) 2. 藻類と人間生活・環境 (4回) 2-1 食品としての藻類 2−2 工業・医薬品・食品原料としての藻類 2−3 藻類と環境 ーメリットとデメリットー 2−4 藻類を用いたバイオ燃料生産の秘密と現状 3. 海藻の色の秘密(藻類の色素とその特性)(2回) 4. 海藻サラダの中の海藻 (1回) 5. 藻類の多様性 (3回) 2-1 シアノバクテリア、1次共生藻類(灰色藻類、紅藻類、緑藻類) 2-2 2次共生藻類(クリプト藻類、不等毛藻類、ハプト藻類、渦鞭毛藻類、ユーグレナ藻類、クロララクニオン藻類、その他 6. 藻類の成り立ち(藻類の進化)(2回) 7. 藻類の生活環(藻類の一生)(1回) なお講義はフィードバックを含め全15回で行う。 |
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(履修要件)
高校で生物を履修していなくても問題ない。
スタート時点では藻類の多様性や系統の知識は必要ではないが、授業中必要になる知識については、授業内で適宜補足する。また、授業中必要になる知識については、配付資料等を参考に予習・自学自習を求める。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験(70点)と平常点(数回のコメントシートの提出、出席と授業への参加状況)(30点)で評価する。
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(教科書)
使用しない
授業資料は、PandAに掲載する。
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(参考書等)
『藻類の多様性と系統』
(裳華房)
『藻類多様性の生物学』
(内田老鶴圃)
『Algae』
(Prentice Hall)
『Algae, An Introduction to phycology』
(Cambridge University Press)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業資料および演習問題は、PandAに掲載する。資料ならびに関連書籍を参考に予習・復習を行うこと。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
細胞と分子の基礎生物学 1M1, 1M2, 1M3
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(英 訳) | Fundamentals of Cell and Molecular Biology | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 火2 |
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(教室) | 4共31 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 現代的な生物学,特に細胞以下のミクロレベルの生物学の基礎を身に付けるため、大学レベルの標準的教科書である「Essential細胞生物学」を教材に講義する。まず、DNAやタンパク質などの生物に特徴的な分子が細胞内でどのような機能を持つのか、またこれらの分子の機能がどのような構造的特徴に由来するかを講述し、さらに、これらの分子が、細胞・個体レベルの各種生命現象にどのように関係するかを概説する。本講義の内容は、さらに専門的な生物系の授業を履修するために必要な基礎となる。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 生命科学の基本的事項を理解する。生命科学に関する内容について考察できるようになる。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 以下のスケジュールで講義とフィードバックをおこなう。 第1回 細胞の構造と機能 第2回 細胞を構成する分子 第3回 代謝とエネルギー(1) 第4回 代謝とエネルギー(2) 第5回 染色体とDNA 第6回 DNAの複製と転写 第7回 タンパク質の合成、構造 第8回 タンパク質の機能 第9回 細胞膜と膜タンパク質 第10回 細胞の情報伝達(1) 第11回 細胞の情報伝達(2) 第12回 細胞骨格、細胞接着 第13回 細胞周期と細胞分裂 第14回 細胞死と細胞老化 <<期末試験>> 第15回 フィードバック 第1〜9回は吉村、10〜12回は藤田、13,14回は柊が担当する。 |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
高校で化学(特に有機化学)を履修していることが望まれる。
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末の筆記試験70%、小テスト(3回)30% | ||||||||||||||||||
(教科書) |
講義資料はPandAで配布するので、あらかじめ自分の端末にダウンロードしておくこと。
|
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(参考書等) |
Essential細胞生物学(南江堂)
最新版は第5版 (ISBN: 978-4-524-22682-5) であるが、4版 (ISBN: 978-4-524-26199-4) でも良い。
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(授業外学習(予習・復習)等) | 配付した講義資料の内容を復習する。参考書等の情報を活用すること。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||
細胞と分子の基礎生物学
1M1, 1M2, 1M3 (科目名)
Fundamentals of Cell and Molecular Biology
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火2 (教室) 4共31 |
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(授業の概要・目的)
現代的な生物学,特に細胞以下のミクロレベルの生物学の基礎を身に付けるため、大学レベルの標準的教科書である「Essential細胞生物学」を教材に講義する。まず、DNAやタンパク質などの生物に特徴的な分子が細胞内でどのような機能を持つのか、またこれらの分子の機能がどのような構造的特徴に由来するかを講述し、さらに、これらの分子が、細胞・個体レベルの各種生命現象にどのように関係するかを概説する。本講義の内容は、さらに専門的な生物系の授業を履修するために必要な基礎となる。
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(到達目標)
生命科学の基本的事項を理解する。生命科学に関する内容について考察できるようになる。
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(授業計画と内容)
以下のスケジュールで講義とフィードバックをおこなう。 第1回 細胞の構造と機能 第2回 細胞を構成する分子 第3回 代謝とエネルギー(1) 第4回 代謝とエネルギー(2) 第5回 染色体とDNA 第6回 DNAの複製と転写 第7回 タンパク質の合成、構造 第8回 タンパク質の機能 第9回 細胞膜と膜タンパク質 第10回 細胞の情報伝達(1) 第11回 細胞の情報伝達(2) 第12回 細胞骨格、細胞接着 第13回 細胞周期と細胞分裂 第14回 細胞死と細胞老化 <<期末試験>> 第15回 フィードバック 第1〜9回は吉村、10〜12回は藤田、13,14回は柊が担当する。 |
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(履修要件)
高校で化学(特に有機化学)を履修していることが望まれる。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末の筆記試験70%、小テスト(3回)30%
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(教科書)
講義資料はPandAで配布するので、あらかじめ自分の端末にダウンロードしておくこと。
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(参考書等)
Essential細胞生物学(南江堂)
最新版は第5版 (ISBN: 978-4-524-22682-5) であるが、4版 (ISBN: 978-4-524-26199-4) でも良い。
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(授業外学習(予習・復習)等)
配付した講義資料の内容を復習する。参考書等の情報を活用すること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生物学のフロンティア
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(英 訳) | Frontiers of Biology | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(総論) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 火4 |
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(教室) | 4共30 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 生物学・生命科学は加速度的に変貌を遂げつつある。例えば、国家プロジェクトとして行っていたヒトのゲノム配列決定も、今や病院で血液検査と同じような感覚で各個人のゲノム配列が決定されゲノム診断ができる時代になりつつある。そして、ネアンデルタール人の全ゲノム配列も化石から決定され、現代人にもネアンデルタール人のゲノムが受け継がれていることが明らかにされた(2022年のノーベル賞)。また新型コロナウィルスとの闘うためにも、私達は自分の体の「しくみ」を理解する重要性を突きつけられている。そんな変貌を遂げつつある生物学・生命科学のフロンティア研究がどんなものかを知ってもらうことが本講義の目的である。高校で生物学をとっていなかった学生にも、また文系の学生にも理解できるような内容で、わかり易くフロンティア研究の魅力を紹介する講師陣を揃えてある。前期に生物学・生命科学のフロンティア研究の面白味を十分に味わってもらい、モチベーションをもって後期からの生物学・生命科学の基礎的な勉強に取り組んでもらうことを狙う。各回にコーディネーター(教員)がつき、学生の相談に応じる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 生物学・生命科学のフロンティア研究の魅力を感じて理解し、それらを家族や知人にも自分の言葉で紹介できるようになることを目標としている。また第一線の研究者に対しても、堂々と質問する態度を養う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 生物学・生命科学のいろいろな分野のフロンティア研究について、リレー講義形式で紹介する。 以下に各講義のテーマをあげる。 1 高橋淑子(理)君たちが胎児だったころの話をしよう 2 森哲(理)蛇への誤解を解く:その多様性と生態 3 神谷之康(情報)脳活動から心を解読(デコード)する 4 井鷺裕司(農)ゲノム情報で生物の多様性をまもる 5 柳田素子(医)腎臓病の謎をとく 6 松浦健二(農)昆虫の社会を知り尽くす 7 小山時隆(理)細胞の時をみる 8 湊長博(総長)免疫学の挑戦:感染症、がん、そして老化 9 渡邉大(医)小鳥はなぜ歌うのか 10 山中伸弥(iPSセ)iPS細胞はいかに作られたか 11 三谷曜子(野生)フィールド海棲哺乳類学 12 浜地格(工)分子をデザインして、病気を診る/治す 13 荒木崇(生命)植物の花を咲かせるホルモン 14 川口真也(理)ええ加減にはたらく脳 講義はフィードバックを含め全15回で行う |
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(履修要件) |
生物学分野に強い興味を持ち、質問等で積極的に講義に参加すること。本授業は学部生のみを対象とし、抽選の場合は、1-2回生を優先とする。
高校等での生物の履修経験は必要ない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(50点:授業への出席と参加状況)、試験(50点)により評価する。平常点が低い場合は試験ができても合格しない場合がある。一部の講師の内容を理解しているだけでは合格できず、どの講師の講義も理解することが求められる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 講義ごとに、講義のポイントを自分で消化した上で、キーワードとして整理しておくことを推奨する。また、各講師が紹介する本や映像についても自主学習することを推奨する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 質問などがあった場合は、メールで随時、講義のコーディネーターが受ける。 (正) 高橋 淑子(たかはしよしこ) yotayota@develop.zool.kyoto-u.ac.jp (副) 森 晢 (もりあきら) gappa@ethol.zool.kyoto-u.ac.jp |
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生物学のフロンティア
(科目名)
Frontiers of Biology
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(総論) (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火4 (教室) 4共30 |
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(授業の概要・目的)
生物学・生命科学は加速度的に変貌を遂げつつある。例えば、国家プロジェクトとして行っていたヒトのゲノム配列決定も、今や病院で血液検査と同じような感覚で各個人のゲノム配列が決定されゲノム診断ができる時代になりつつある。そして、ネアンデルタール人の全ゲノム配列も化石から決定され、現代人にもネアンデルタール人のゲノムが受け継がれていることが明らかにされた(2022年のノーベル賞)。また新型コロナウィルスとの闘うためにも、私達は自分の体の「しくみ」を理解する重要性を突きつけられている。そんな変貌を遂げつつある生物学・生命科学のフロンティア研究がどんなものかを知ってもらうことが本講義の目的である。高校で生物学をとっていなかった学生にも、また文系の学生にも理解できるような内容で、わかり易くフロンティア研究の魅力を紹介する講師陣を揃えてある。前期に生物学・生命科学のフロンティア研究の面白味を十分に味わってもらい、モチベーションをもって後期からの生物学・生命科学の基礎的な勉強に取り組んでもらうことを狙う。各回にコーディネーター(教員)がつき、学生の相談に応じる。
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(到達目標)
生物学・生命科学のフロンティア研究の魅力を感じて理解し、それらを家族や知人にも自分の言葉で紹介できるようになることを目標としている。また第一線の研究者に対しても、堂々と質問する態度を養う。
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(授業計画と内容)
生物学・生命科学のいろいろな分野のフロンティア研究について、リレー講義形式で紹介する。 以下に各講義のテーマをあげる。 1 高橋淑子(理)君たちが胎児だったころの話をしよう 2 森哲(理)蛇への誤解を解く:その多様性と生態 3 神谷之康(情報)脳活動から心を解読(デコード)する 4 井鷺裕司(農)ゲノム情報で生物の多様性をまもる 5 柳田素子(医)腎臓病の謎をとく 6 松浦健二(農)昆虫の社会を知り尽くす 7 小山時隆(理)細胞の時をみる 8 湊長博(総長)免疫学の挑戦:感染症、がん、そして老化 9 渡邉大(医)小鳥はなぜ歌うのか 10 山中伸弥(iPSセ)iPS細胞はいかに作られたか 11 三谷曜子(野生)フィールド海棲哺乳類学 12 浜地格(工)分子をデザインして、病気を診る/治す 13 荒木崇(生命)植物の花を咲かせるホルモン 14 川口真也(理)ええ加減にはたらく脳 講義はフィードバックを含め全15回で行う |
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(履修要件)
生物学分野に強い興味を持ち、質問等で積極的に講義に参加すること。本授業は学部生のみを対象とし、抽選の場合は、1-2回生を優先とする。
高校等での生物の履修経験は必要ない。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(50点:授業への出席と参加状況)、試験(50点)により評価する。平常点が低い場合は試験ができても合格しない場合がある。一部の講師の内容を理解しているだけでは合格できず、どの講師の講義も理解することが求められる。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
講義ごとに、講義のポイントを自分で消化した上で、キーワードとして整理しておくことを推奨する。また、各講師が紹介する本や映像についても自主学習することを推奨する。
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(その他(オフィスアワー等))
質問などがあった場合は、メールで随時、講義のコーディネーターが受ける。
(正) 高橋 淑子(たかはしよしこ) yotayota@develop.zool.kyoto-u.ac.jp (副) 森 晢 (もりあきら) gappa@ethol.zool.kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
遺伝学概論
|
(英 訳) | Principles of Genetics | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火4 |
||||||
(教室) | 1共32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 21世紀の生命科学は生物の持つゲノム情報の解析を一つの基盤としている。遺伝学はゲノム情報の担架体であるDNAが親から子へ伝わる仕組み、また個体においてゲノム情報が発現する仕組みを明らかにする学問分野である。 生命科学の進歩は生物の遺伝的改変技術やゲノム情報解析技術を提供し、私たち現代人の生活に大きな影響を及ぼしている。生命科学技術が現代社会へ与える正負の影響について、正しい遺伝学の知識に基づいて判断を下すことが望まれる。 この講義では、細胞の構造の解説を始まりとして、細胞分裂の様式と遺伝情報の伝達の仕方を説明する。 |
||||||
(到達目標) | 遺伝情報の伝達の法則性を理解し、生命科学の諸分野をこれから学習していく基礎を作る。主に遺伝情報の伝達様式(メンデルの遺伝の法則)について理解を深め、遺伝学のより専門的な分野(分子遺伝学、細胞遺伝学、集団遺伝学など)への発展的な学習がスムースに行えるようになる。 我々人類がどのように遺伝情報を解読し、操作しているかを知り、それらの技術がもたらした現代的な課題について正確に、深く考察できるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1.ガイダンス:遺伝学で何がわかるのか?何が、どのように伝わるのか? 2.生物の多様性と共通性、生物の階層性 3.細胞1:構成要素 4.細胞2:細胞の増え方(体細胞分裂)、細胞周期 5.生活環と核相交代 6.減数分裂:配偶子を作る細胞分裂 7.メンデル以前の遺伝説、メンデルの遺伝の法則 8.メンデルの遺伝の法則の拡張 9.連鎖と組換え 10.確率論と統計的検定 11.突然変異 12.染色体突然変異 13.量的形質の遺伝 14.集団遺伝 15.試験 16.フィードバック:フィードバック時間に、研究室内に待機し、質問に来た学生に対して回答する。 |
||||||
(履修要件) |
高等学校での生物の履修は要件としません。
授業中に必要となる高校生物の該当分野を、図説等で指示するので、自学自習することを望みます。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 期末試験の結果(80点)と講義中に課す小テストやレポートの結果(20点)に基づいて評価します. | ||||||
(教科書) |
必要に応じてプリントを配布することがあります。
|
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(参考書等) |
『エッセンシャル遺伝学・ゲノム科学』
(化学同人)
ISBN:9784759820485
("Essential Genetics and Genomics"の日本語版。海外の遺伝学の優れた教科書。 )
『遺伝学』
(化学同人)
ISBN:9784759811018
(大学学部学生向けに書かれた遺伝学の教科書)
『Essential細胞生物学』
(南江堂)
ISBN:9784524226825
(細胞生物学の良書。)
『改訂版 視覚でとらえる フォトサイエンス 生物図録』
(数研出版)
ISBN:4410281655
(高等学校生物の図説は、とてもよくまとまった参考書です。生物未履修者はぜひ座右に。)
|
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(関連URL) |
http://www.ikushu.kais.kyoto-u.ac.jp/
担当教員(寺石)の所属研究室URLです
http://www.asystems.kais.kyoto-u.ac.jp/ 担当教員(井上)の所属研究室URLです |
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 専門教育で生物学関連分野に進もうとする学生は、高等学校で生物学を未習であっても、高校生物の学習内容を2回生までに修得しておくことが望ましい。 本講義は、高等学校での生物の履修を前提としませんが、生物未履修者は参考図書等を入手して自習することが必要です。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーは特に設定しません。講義での疑問点があれば、講義終了時あるいは担当教員の研究室に来て、質問のこと。なお、フィードバック期間に質問をメール等で受け付け、それに回答します。 | ||||||
遺伝学概論
(科目名)
Principles of Genetics
(英 訳)
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|
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火4 (教室) 1共32 |
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(授業の概要・目的)
21世紀の生命科学は生物の持つゲノム情報の解析を一つの基盤としている。遺伝学はゲノム情報の担架体であるDNAが親から子へ伝わる仕組み、また個体においてゲノム情報が発現する仕組みを明らかにする学問分野である。
生命科学の進歩は生物の遺伝的改変技術やゲノム情報解析技術を提供し、私たち現代人の生活に大きな影響を及ぼしている。生命科学技術が現代社会へ与える正負の影響について、正しい遺伝学の知識に基づいて判断を下すことが望まれる。 この講義では、細胞の構造の解説を始まりとして、細胞分裂の様式と遺伝情報の伝達の仕方を説明する。 |
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(到達目標)
遺伝情報の伝達の法則性を理解し、生命科学の諸分野をこれから学習していく基礎を作る。主に遺伝情報の伝達様式(メンデルの遺伝の法則)について理解を深め、遺伝学のより専門的な分野(分子遺伝学、細胞遺伝学、集団遺伝学など)への発展的な学習がスムースに行えるようになる。
我々人類がどのように遺伝情報を解読し、操作しているかを知り、それらの技術がもたらした現代的な課題について正確に、深く考察できるようになる。 |
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(授業計画と内容)
1.ガイダンス:遺伝学で何がわかるのか?何が、どのように伝わるのか? 2.生物の多様性と共通性、生物の階層性 3.細胞1:構成要素 4.細胞2:細胞の増え方(体細胞分裂)、細胞周期 5.生活環と核相交代 6.減数分裂:配偶子を作る細胞分裂 7.メンデル以前の遺伝説、メンデルの遺伝の法則 8.メンデルの遺伝の法則の拡張 9.連鎖と組換え 10.確率論と統計的検定 11.突然変異 12.染色体突然変異 13.量的形質の遺伝 14.集団遺伝 15.試験 16.フィードバック:フィードバック時間に、研究室内に待機し、質問に来た学生に対して回答する。 |
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(履修要件)
高等学校での生物の履修は要件としません。
授業中に必要となる高校生物の該当分野を、図説等で指示するので、自学自習することを望みます。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
期末試験の結果(80点)と講義中に課す小テストやレポートの結果(20点)に基づいて評価します.
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(教科書)
必要に応じてプリントを配布することがあります。
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(参考書等)
『エッセンシャル遺伝学・ゲノム科学』
(化学同人)
ISBN:9784759820485
("Essential Genetics and Genomics"の日本語版。海外の遺伝学の優れた教科書。 )
『遺伝学』
(化学同人)
ISBN:9784759811018
(大学学部学生向けに書かれた遺伝学の教科書)
『Essential細胞生物学』
(南江堂)
ISBN:9784524226825
(細胞生物学の良書。)
『改訂版 視覚でとらえる フォトサイエンス 生物図録』
(数研出版)
ISBN:4410281655
(高等学校生物の図説は、とてもよくまとまった参考書です。生物未履修者はぜひ座右に。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
専門教育で生物学関連分野に進もうとする学生は、高等学校で生物学を未習であっても、高校生物の学習内容を2回生までに修得しておくことが望ましい。
本講義は、高等学校での生物の履修を前提としませんが、生物未履修者は参考図書等を入手して自習することが必要です。 |
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーは特に設定しません。講義での疑問点があれば、講義終了時あるいは担当教員の研究室に来て、質問のこと。なお、フィードバック期間に質問をメール等で受け付け、それに回答します。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生化学入門
|
(英 訳) | Introduction to Biochemistry | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 自然 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||
(曜時限) | 火4 |
||||||||||||
(教室) | 共北27 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 生命科学、分子生物学、農学、薬学、医学を志す学生には必須の知識である生化学を基礎から学びます。細胞の代謝を支える生体分子の性質と、それらが関与する化学反応を、テーマごとに学習します。後半は、分子生物学の基礎であるDNAからタンパク質への遺伝情報の流れを学び、代謝との関連性をおさえながら生命活動の概要を理解します。 |
||||||||||||
(到達目標) | 生体反応、生化学反応を分子レベルで理解できるようになる。 医学、生物学、薬学、生理学などの基礎となる代謝の概要を理解する。 遺伝子の複製・転写・タンパク質の構造や機能などの基礎的な生化学、分子生物学の知識を、化学構造式をベースに理解することができる。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | ( 1) 生体内のエネルギー ( 2) 生体分子の構造 ( 3) 解糖系 (1) ( 4) 解糖系 (2) ( 5) TCAサイクルと酸化的リン酸化 ( 6) 脂肪酸の構造と代謝 (1) ( 7) 脂肪酸の構造と代謝 (2) ( 8) アミノ酸の構造と代謝 ( 9) DNAの構造 (10) 遺伝情報の流れ (11) 転写の仕組みとその調節機構 (12) タンパク質の構造と機能 (1) (13) タンパク質の構造と機能 (2) (14) タンパク質の構造と機能 (3) <<期末試験>> (15) フィードバック |
||||||||||||
(履修要件) |
高校で有機化学を履修していることが望ましい(生物学は必須ではない)。
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業内容に関する期末試験(筆記試験)で評価する(100点満点) |
||||||||||||
(教科書) |
授業中に指示する
講義資料は、KULASISやPandA等を通して配布する。
|
||||||||||||
(参考書等) |
『Biochemistry』
(Wiley)
(同著者、同タイトルであれば、どの版でも可)
『Biochemistry』
(William C Brown Pub)
(同著者、同タイトルであれば、どの版でも可)
『Biochemistry』
(W H Freeman & Co)
(同著者、同タイトルであれば、どの版でも可)
『大学で学ぶ身近な生物学』
(羊土社)
ISBN:978-4-7581-2060-9
(日本語の入門書が希望ならこちら)
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習:特になし 復習:KULASISにアップされる資料を用いて授業内容の復習 |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||
生化学入門
(科目名)
Introduction to Biochemistry
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
火4 (教室) 共北27 |
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(授業の概要・目的)
生命科学、分子生物学、農学、薬学、医学を志す学生には必須の知識である生化学を基礎から学びます。細胞の代謝を支える生体分子の性質と、それらが関与する化学反応を、テーマごとに学習します。後半は、分子生物学の基礎であるDNAからタンパク質への遺伝情報の流れを学び、代謝との関連性をおさえながら生命活動の概要を理解します。
|
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(到達目標)
生体反応、生化学反応を分子レベルで理解できるようになる。
医学、生物学、薬学、生理学などの基礎となる代謝の概要を理解する。 遺伝子の複製・転写・タンパク質の構造や機能などの基礎的な生化学、分子生物学の知識を、化学構造式をベースに理解することができる。 |
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(授業計画と内容)
( 1) 生体内のエネルギー ( 2) 生体分子の構造 ( 3) 解糖系 (1) ( 4) 解糖系 (2) ( 5) TCAサイクルと酸化的リン酸化 ( 6) 脂肪酸の構造と代謝 (1) ( 7) 脂肪酸の構造と代謝 (2) ( 8) アミノ酸の構造と代謝 ( 9) DNAの構造 (10) 遺伝情報の流れ (11) 転写の仕組みとその調節機構 (12) タンパク質の構造と機能 (1) (13) タンパク質の構造と機能 (2) (14) タンパク質の構造と機能 (3) <<期末試験>> (15) フィードバック |
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(履修要件)
高校で有機化学を履修していることが望ましい(生物学は必須ではない)。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業内容に関する期末試験(筆記試験)で評価する(100点満点)
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(教科書)
授業中に指示する
講義資料は、KULASISやPandA等を通して配布する。
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(参考書等)
『Biochemistry』
(Wiley)
(同著者、同タイトルであれば、どの版でも可)
『Biochemistry』
(William C Brown Pub)
(同著者、同タイトルであれば、どの版でも可)
『Biochemistry』
(W H Freeman & Co)
(同著者、同タイトルであれば、どの版でも可)
『大学で学ぶ身近な生物学』
(羊土社)
ISBN:978-4-7581-2060-9
(日本語の入門書が希望ならこちら)
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習:特になし
復習:KULASISにアップされる資料を用いて授業内容の復習 |
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Principles of Genetics-E2
|
(英 訳) | Principles of Genetics-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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||||||
(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 火4 |
||||||
(教室) | 共北12 | ||||||
(授業の概要・目的) | Genetics is the science of heredity and seeks to explain variation between related organisms at the genes level. All aspects of life are affected by genetic inheritance. Moreover, normal developmental events are regulated by genes, and mutations and aberrations of genes can lead to various genetic diseases. In this course, we will learn about the basic concepts of genetic inheritance, i.e. how Mendelian traits are passed to the next generation. In addition, we will also review our current understanding of chromosomes, DNA, genes and their regulation. Finally, we will consider how such genes can control normal developmental events in organisms, whereas aberrant control of genes can lead to developmental failure and cancer. To take this lecture, it is recommended to have some prior knowledge of biology. Otherwise, the student will have to prepare well before each class using the textbook or lecture handouts |
||||||
(到達目標) | To acquire a basic understanding of the principles of classical and molecular genetics and their relevance and application to biomedical sciences, especially development and cancer. | ||||||
(授業計画と内容) | Main Topics: 1.Introduction to genetics 2. Central Dogma (Cell and proteins) 3. Cell cycle, mitosis, chromatin architecture 4. Sickle cell anemia, splicing 5. Gene expression & meiosis 6. Gene structure, function 7. Epigenetics 1 8. Epigenetics 2, Genome variation 1 9. Genome variation 2 10. Genome variation 3 & Chromosome aberrations and disorders 11. Chromosome aberrations and disorders 2; Mendelian inheritance I 12. Mendelian inheritance II 13. Mendelian inheritance III 14. Pedigree, Extension of Mendel’s genetics & Review 15. Final exam 16. Feedback |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Evaluation will be based on class attendance and participation (~30 %), a report (~10%) and a final examination (~60 %). | ||||||
(教科書) |
使用しない
Full handouts will be provided
|
||||||
(参考書等) |
『Thompson & Thompson Genetics and Genomics in Medicine, 9th edition』
(Elsevier, 2024)
ISBN:978-0-323-54762-8
(A copy is available in Yoshida-South library)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | I recommend students to confirm the handouts for each lecture and/or the relevant reference textbook to learn about the lecture content in advance of the class. Handouts for each lecture will be uploaded on PandA approximately one week before each class. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Students are welcome to ask any questions in the class. Consultation via email or online meetings such as Zoom is possible. For those students who prefer to discuss directly with me, please arrange appointments by email in advance. | ||||||
Principles of Genetics-E2
(科目名)
Principles of Genetics-E2
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
火4 (教室) 共北12 |
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(授業の概要・目的)
Genetics is the science of heredity and seeks to explain variation between related organisms at the genes level. All aspects of life are affected by genetic inheritance. Moreover, normal developmental events are regulated by genes, and mutations and aberrations of genes can lead to various genetic diseases.
In this course, we will learn about the basic concepts of genetic inheritance, i.e. how Mendelian traits are passed to the next generation. In addition, we will also review our current understanding of chromosomes, DNA, genes and their regulation. Finally, we will consider how such genes can control normal developmental events in organisms, whereas aberrant control of genes can lead to developmental failure and cancer. To take this lecture, it is recommended to have some prior knowledge of biology. Otherwise, the student will have to prepare well before each class using the textbook or lecture handouts |
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(到達目標)
To acquire a basic understanding of the principles of classical and molecular genetics and their relevance and application to biomedical sciences, especially development and cancer.
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(授業計画と内容)
Main Topics: 1.Introduction to genetics 2. Central Dogma (Cell and proteins) 3. Cell cycle, mitosis, chromatin architecture 4. Sickle cell anemia, splicing 5. Gene expression & meiosis 6. Gene structure, function 7. Epigenetics 1 8. Epigenetics 2, Genome variation 1 9. Genome variation 2 10. Genome variation 3 & Chromosome aberrations and disorders 11. Chromosome aberrations and disorders 2; Mendelian inheritance I 12. Mendelian inheritance II 13. Mendelian inheritance III 14. Pedigree, Extension of Mendel’s genetics & Review 15. Final exam 16. Feedback |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Evaluation will be based on class attendance and participation (~30 %), a report (~10%) and a final examination (~60 %).
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(教科書)
使用しない
Full handouts will be provided
|
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(参考書等)
『Thompson & Thompson Genetics and Genomics in Medicine, 9th edition』
(Elsevier, 2024)
ISBN:978-0-323-54762-8
(A copy is available in Yoshida-South library)
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(授業外学習(予習・復習)等)
I recommend students to confirm the handouts for each lecture and/or the relevant reference textbook to learn about the lecture content in advance of the class. Handouts for each lecture will be uploaded on PandA approximately one week before each class.
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(その他(オフィスアワー等))
Students are welcome to ask any questions in the class. Consultation via email or online meetings such as Zoom is possible. For those students who prefer to discuss directly with me, please arrange appointments by email in advance.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Chromosome Biology-E2
|
(英 訳) | Chromosome Biology-E2 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 生物学(各論) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 4共12 | ||||||
(授業の概要・目的) | DNA contains all the information needed to build complex organisms from a single cell. Inside cells, DNA is packaged into discrete bodies called chromosomes. Since chromosomes hold information, but are also large structures that must interact with the cell, they create connections between many diverse biological fields. Among other areas, students will gain an understanding of: - what chromosomes are - how DNA is packaged inside them - how chromosomes replicate and divide - how problems with chromosomes can lead to disease. This introductory class is also intended to give students a foundation for further studies of bioinformatics. Additionally, this class will be taught in English, providing students a chance to master English reading comprehension of common biological concepts. |
||||||
(到達目標) | -To understand the central importance of chromosomes in biology -To explain the levels of chromosome organization, from the structure of DNA to large-scale folding of chromosomes -To understand how chromosomes are transmitted from one generation to the next, i.e., the fundamentals of genetics and heredity -To understand how problems with chromosome maintenance can lead to disease -To understand how researchers can visualize, isolate, and study chromosomes |
||||||
(授業計画と内容) | 1. Overview of the course; human chromosomes and chromosome disorders, how many chromosomes humans typically have, and what kind of disorders occur from having a different number of chromosomes. 2. Small-scale structure of chromosomes: DNA and nucleosomes, the physical properties of the DNA double helix, how DNA replicates, and how it associates with proteins called histones. 3. Large-scale structure of chromosomes, chromosome condensation and cohesion: how DNA is packaged inside the nucleus by active reorganization of higher-order structure, and how chromosomes condense in preparation for division. 4. How chromosomes behave during cell division : cell division from the chromosome perspective, and understand how chromosomes are accurately partitioned between daughter cells. 5. Chromosomes and the cell nucleus: what then nucleus is, the structure of the nuclear envelope and nuclear pores, how DNA is organized inside the nucleus during interphase. 6. Sex chromosomes: how chromosomes can determine sexual development, problems presented by having different types of chromosomes among members of the same species, and how these problems are solved. 7. Meiosis introduction: the special cell division called meiosis, which creates haploid gametes (sperm, eggs, pollen, spores, etc) from diploid germ cells. 8. Meiosis part 2: The problem of homologous chromosome pairing during meiosis, and some molecular mechanisms that organisms use to make the problem easier. 9. Meiosis part 3: Meiotic recombination: how DNA molecules are cut and re-joined to create new chromosomes from the original parent chromosomes, and why this is essential to the meiotic cell divisions. 10. Chromosome evolution: we will study examples of how chromosomes have changed over time, in both the human lineage as well as in nematode worms, and understand the importance of chromosome number for speciation 11. Chromosomes and genome sequence: we will examine the genome sequence of several organisms and see directly the relationship between DNA sequence and chromosomes 12. Chromosome structure from sequence data: we will examine the method called "HiC" to understand how sequencing of large numbers of DNA molecules from cells can help us understand the structure of chromosomes 13. Chromosome diversity: a diverse sampling of organisms will show how many different ways there are of packaging DNA into chromosomes 14. The current frontier of chromosome biology: we will look at recent advances in our understanding of chromosomes from results that have appeared in the literature over the past 6 months 15. Feedback (review of the final exam, Q&A session) |
||||||
(履修要件) |
The course is open to all students, but a background in biology is essential, so non-biology students must have taken biology courses in high school.
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | Grading will be based on three areas: active participation, quizzes, and a final exam. "Active participation" will be measured by: class attendance, asking questions/giving comments on PandA (as a rule, each student should ask at least 1 question/give one comment on PandA for each class), and answering questions during in-person classes. Quizzes: short homework assignments. 3 will be given in total, at week 4, 8, and 12 of the class. The final exam will be a 3-page exam with short answers, multiple choice questions, and a short English writing assignment. Each area will contribute 1/3rd of the total grade. |
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(教科書) |
使用しない
No textbook will be used, but handouts will be provided of the lecture material as well as additional reading in English and Japanese.
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(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | For some students, the material will be familiar, but the English vocabulary will be new. For other students, both the content and the vocabulary will be new; for these students, this class may require extensive out-of-class study. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Office hours will be 1 hour once per week on Fridays. Schedule to be announced on the first day of class. | ||||||
Chromosome Biology-E2
(科目名)
Chromosome Biology-E2
(英 訳)
|
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(群) 自然 (分野(分類)) 生物学(各論) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 4共12 |
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(授業の概要・目的)
DNA contains all the information needed to build complex organisms from a single cell. Inside cells, DNA is packaged into discrete bodies called chromosomes.
Since chromosomes hold information, but are also large structures that must interact with the cell, they create connections between many diverse biological fields. Among other areas, students will gain an understanding of: - what chromosomes are - how DNA is packaged inside them - how chromosomes replicate and divide - how problems with chromosomes can lead to disease. This introductory class is also intended to give students a foundation for further studies of bioinformatics. Additionally, this class will be taught in English, providing students a chance to master English reading comprehension of common biological concepts. |
|||||||
(到達目標)
-To understand the central importance of chromosomes in biology
-To explain the levels of chromosome organization, from the structure of DNA to large-scale folding of chromosomes -To understand how chromosomes are transmitted from one generation to the next, i.e., the fundamentals of genetics and heredity -To understand how problems with chromosome maintenance can lead to disease -To understand how researchers can visualize, isolate, and study chromosomes |
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(授業計画と内容)
1. Overview of the course; human chromosomes and chromosome disorders, how many chromosomes humans typically have, and what kind of disorders occur from having a different number of chromosomes. 2. Small-scale structure of chromosomes: DNA and nucleosomes, the physical properties of the DNA double helix, how DNA replicates, and how it associates with proteins called histones. 3. Large-scale structure of chromosomes, chromosome condensation and cohesion: how DNA is packaged inside the nucleus by active reorganization of higher-order structure, and how chromosomes condense in preparation for division. 4. How chromosomes behave during cell division : cell division from the chromosome perspective, and understand how chromosomes are accurately partitioned between daughter cells. 5. Chromosomes and the cell nucleus: what then nucleus is, the structure of the nuclear envelope and nuclear pores, how DNA is organized inside the nucleus during interphase. 6. Sex chromosomes: how chromosomes can determine sexual development, problems presented by having different types of chromosomes among members of the same species, and how these problems are solved. 7. Meiosis introduction: the special cell division called meiosis, which creates haploid gametes (sperm, eggs, pollen, spores, etc) from diploid germ cells. 8. Meiosis part 2: The problem of homologous chromosome pairing during meiosis, and some molecular mechanisms that organisms use to make the problem easier. 9. Meiosis part 3: Meiotic recombination: how DNA molecules are cut and re-joined to create new chromosomes from the original parent chromosomes, and why this is essential to the meiotic cell divisions. 10. Chromosome evolution: we will study examples of how chromosomes have changed over time, in both the human lineage as well as in nematode worms, and understand the importance of chromosome number for speciation 11. Chromosomes and genome sequence: we will examine the genome sequence of several organisms and see directly the relationship between DNA sequence and chromosomes 12. Chromosome structure from sequence data: we will examine the method called "HiC" to understand how sequencing of large numbers of DNA molecules from cells can help us understand the structure of chromosomes 13. Chromosome diversity: a diverse sampling of organisms will show how many different ways there are of packaging DNA into chromosomes 14. The current frontier of chromosome biology: we will look at recent advances in our understanding of chromosomes from results that have appeared in the literature over the past 6 months 15. Feedback (review of the final exam, Q&A session) |
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(履修要件)
The course is open to all students, but a background in biology is essential, so non-biology students must have taken biology courses in high school.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Grading will be based on three areas: active participation, quizzes, and a final exam.
"Active participation" will be measured by: class attendance, asking questions/giving comments on PandA (as a rule, each student should ask at least 1 question/give one comment on PandA for each class), and answering questions during in-person classes. Quizzes: short homework assignments. 3 will be given in total, at week 4, 8, and 12 of the class. The final exam will be a 3-page exam with short answers, multiple choice questions, and a short English writing assignment. Each area will contribute 1/3rd of the total grade. |
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(教科書)
使用しない
No textbook will be used, but handouts will be provided of the lecture material as well as additional reading in English and Japanese.
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
For some students, the material will be familiar, but the English vocabulary will be new. For other students, both the content and the vocabulary will be new; for these students, this class may require extensive out-of-class study.
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(その他(オフィスアワー等))
Office hours will be 1 hour once per week on Fridays. Schedule to be announced on the first day of class.
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