


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :飲み水を考える
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Drinking Water | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||||||||
(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||||||||
(教室) | 総合研究4号館共通4 | ||||||||||||
(キーワード) | 土木環境システム / 飲料水 / 水道 / 水 / 国際協力 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | わが国は、水道水を蛇口からそのまま飲むことができる世界でもまれな国である。一方、世界には安全な水を手に入れられない人々が約8億人存在し、それが原因で毎日5000-6000人の乳幼児が命を落としている。このセミナーでは、世界における衛生的な水へのアクセス問題から説き起こし、飲み水の安全性、流域の水環境、必要な技術、行政的なしくみ、国際協力などの多方面から、飲み水についてともに考えたい。 | ||||||||||||
(到達目標) | まず、飲み水の問題を考えるときに必要となる領域の広がりを理解する。本年度は特に、健康影響との関連や水道経営上の課題についても考えてみたい。その上で、各自の課題を設定し、それぞれの視点から主体的に理解を深める。中間報告会と最終成果発表会で発表し、プレゼンテーション能力を高める。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 1.水を巡る問題とその関連領域 2.世界における衛生的な水へのアクセス問題 3.飲み水の安全性と健康影響 4.浄水処理の技術 5.水道・下水道とその役割 6.飲み水の量と質を確保する技術に関するディスカッション 7.中間発表会 8.琵琶湖・淀川流域と水環境 9.流域の農林水産業と水道原水 10.水を巡る法律と管理のしくみ 11.水の経済学 12.国際協力とそのあり方 13.行政的施策のあり方に関するディスカッション 14.成果発表会 15.フィードバック |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点50%(ディスカッションへの参加状況20%,課題に関する中間発表会と成果発表会30%) レポート50% |
||||||||||||
(教科書) |
必要に応じてプリントを配布。
|
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(参考書等) |
『よくわかる環境工学』
(理工図書)
ISBN:978-4-8446-0831-8
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習または復習として、自分の出身地の水道やその浄水処理方法について調べると良いでしょう。授業で提供する話題をもとに自分が関心をもつ領域をみつけ、その後は、自ら課題を設定して取り組みます。全ての学部の学生が、適切な課題を見つけられると思います。中間と最終の発表会ではその成果を発表してもらいます。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||
ILASセミナー :飲み水を考える
(科目名)
ILAS Seminar :Drinking Water
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 総合研究4号館共通4 |
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(キーワード) 土木環境システム / 飲料水 / 水道 / 水 / 国際協力 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
わが国は、水道水を蛇口からそのまま飲むことができる世界でもまれな国である。一方、世界には安全な水を手に入れられない人々が約8億人存在し、それが原因で毎日5000-6000人の乳幼児が命を落としている。このセミナーでは、世界における衛生的な水へのアクセス問題から説き起こし、飲み水の安全性、流域の水環境、必要な技術、行政的なしくみ、国際協力などの多方面から、飲み水についてともに考えたい。
|
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(到達目標)
まず、飲み水の問題を考えるときに必要となる領域の広がりを理解する。本年度は特に、健康影響との関連や水道経営上の課題についても考えてみたい。その上で、各自の課題を設定し、それぞれの視点から主体的に理解を深める。中間報告会と最終成果発表会で発表し、プレゼンテーション能力を高める。
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(授業計画と内容)
1.水を巡る問題とその関連領域 2.世界における衛生的な水へのアクセス問題 3.飲み水の安全性と健康影響 4.浄水処理の技術 5.水道・下水道とその役割 6.飲み水の量と質を確保する技術に関するディスカッション 7.中間発表会 8.琵琶湖・淀川流域と水環境 9.流域の農林水産業と水道原水 10.水を巡る法律と管理のしくみ 11.水の経済学 12.国際協力とそのあり方 13.行政的施策のあり方に関するディスカッション 14.成果発表会 15.フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点50%(ディスカッションへの参加状況20%,課題に関する中間発表会と成果発表会30%)
レポート50% |
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(教科書)
必要に応じてプリントを配布。
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(参考書等)
『よくわかる環境工学』
(理工図書)
ISBN:978-4-8446-0831-8
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習または復習として、自分の出身地の水道やその浄水処理方法について調べると良いでしょう。授業で提供する話題をもとに自分が関心をもつ領域をみつけ、その後は、自ら課題を設定して取り組みます。全ての学部の学生が、適切な課題を見つけられると思います。中間と最終の発表会ではその成果を発表してもらいます。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :薬と医療
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Pharmaceuticals and Medicine | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 薬学研究科建物内の教室 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 薬物の作用メカニズム / 医薬品開発 / 最先端医療 / 個別化医療 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 体の中での薬の動き、作用を理解し、医療における薬物治療の役割について考える。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 薬の動きとその制御、働きについて理解し、医療における薬物治療の役割、有効性を理解する。また、SGD(small group discussion)を経験することで、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 薬は体の中を動き、標的部位に到達し、そこで生体の分子と相互作用することによって効果を発揮する。本ILASセミナーでは、実際の医療現場で使われるくすりについて、自らがそれを開発する立場から、また自分が患者として使う立場から薬の動きとその制御、働きについて理解し、医療における薬物治療の役割、有効性について考える。授業は少人数のグループを単位にしたSGD(small group discussion)の演習形式で進め、各テーマ毎に発表会を実施し、学生同士で意見交換をしながら薬に関する理解を深める。授業計画は下記の通りである。 (1)イントロダクション【1回】:白川 授業の進め方と準備・発表の方法を周知するとともに、医療の現状、くすりの役割、医薬品開発について概説する。 (2)神経疾患/神経免疫疾患の予防と治療【4回】:白川 超高齢社会・ストレス社会で問題となっている神経疾患/神経免疫疾患を取り上げ、現在の治療薬の作用メカニズムを踏まえた上で、将来的な予防や治療の戦略について討議する。 (3)薬の体内動態とその制御【4回】:高橋 体外から投与された薬が体内に入るまで、そして入ってから消えるまでの動き、すなわち体内動態を取り上げ、これについて概説したのち、それを制御する方法とその戦略について討議する。 (4)薬物療法の個別化【4回】:喜多 薬の有効性・安全性の個人差について概説し、個別化療法の戦略について討議する。 (5)まとめ【1回】:喜多 全体を通じて学んだことを総括する。 (6)フィードバック【1回】:高橋 |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(コメントシートの提出、出席の状況等)(50点)、ゼミでの学習姿勢(10点)、プロダクト(40点)により評価する。 平常点評価 (出席の状況30%、コメントシートの提出20%、授業中に課される課題40%) (90点)、ゼミでの学習姿勢(10点)により評価する。 各項目の詳細は初回授業で説明する。 |
||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業後は復習を行うこと。口頭発表に備えて事前にテーマを決めて、自主的に資料を収集しまとめること。その他授業外学習については、各テーマの第一回の授業中に担当教員から指示する。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特定の予備知識は必要としない。化学や生物の素養も要求しない。薬に興味のある積極的な学生の受講を希望する。 オフィスアワー実施の有無はKULASISで確認すること。 |
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ILASセミナー :薬と医療
(科目名)
ILAS Seminar :Pharmaceuticals and Medicine
(英 訳)
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|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 薬学研究科建物内の教室 |
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(キーワード) 薬物の作用メカニズム / 医薬品開発 / 最先端医療 / 個別化医療 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
体の中での薬の動き、作用を理解し、医療における薬物治療の役割について考える。
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(到達目標)
薬の動きとその制御、働きについて理解し、医療における薬物治療の役割、有効性を理解する。また、SGD(small group discussion)を経験することで、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。
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(授業計画と内容)
薬は体の中を動き、標的部位に到達し、そこで生体の分子と相互作用することによって効果を発揮する。本ILASセミナーでは、実際の医療現場で使われるくすりについて、自らがそれを開発する立場から、また自分が患者として使う立場から薬の動きとその制御、働きについて理解し、医療における薬物治療の役割、有効性について考える。授業は少人数のグループを単位にしたSGD(small group discussion)の演習形式で進め、各テーマ毎に発表会を実施し、学生同士で意見交換をしながら薬に関する理解を深める。授業計画は下記の通りである。 (1)イントロダクション【1回】:白川 授業の進め方と準備・発表の方法を周知するとともに、医療の現状、くすりの役割、医薬品開発について概説する。 (2)神経疾患/神経免疫疾患の予防と治療【4回】:白川 超高齢社会・ストレス社会で問題となっている神経疾患/神経免疫疾患を取り上げ、現在の治療薬の作用メカニズムを踏まえた上で、将来的な予防や治療の戦略について討議する。 (3)薬の体内動態とその制御【4回】:高橋 体外から投与された薬が体内に入るまで、そして入ってから消えるまでの動き、すなわち体内動態を取り上げ、これについて概説したのち、それを制御する方法とその戦略について討議する。 (4)薬物療法の個別化【4回】:喜多 薬の有効性・安全性の個人差について概説し、個別化療法の戦略について討議する。 (5)まとめ【1回】:喜多 全体を通じて学んだことを総括する。 (6)フィードバック【1回】:高橋 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(コメントシートの提出、出席の状況等)(50点)、ゼミでの学習姿勢(10点)、プロダクト(40点)により評価する。
平常点評価 (出席の状況30%、コメントシートの提出20%、授業中に課される課題40%) (90点)、ゼミでの学習姿勢(10点)により評価する。 各項目の詳細は初回授業で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業後は復習を行うこと。口頭発表に備えて事前にテーマを決めて、自主的に資料を収集しまとめること。その他授業外学習については、各テーマの第一回の授業中に担当教員から指示する。
|
|||||||||||||
(その他(オフィスアワー等))
特定の予備知識は必要としない。化学や生物の素養も要求しない。薬に興味のある積極的な学生の受講を希望する。
オフィスアワー実施の有無はKULASISで確認すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :情報リテラシとしてのソーシャルプログラミング
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Social Programming as an Information Literacy | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 学術情報メディアセンター北館 4階 小会議室 (402) | ||||||
(キーワード) | オープンソース / プログラミング / SNS / コミュニティ / ソフトウェアライセンス | ||||||
(授業の概要・目的) | 個人的な日々の生活や企業活動等の社会的な営みにおいてネットは欠かすことができない社会インフラとなっており,我々は,ネットを通じて様々な情報を容易に取得・消費することができるだけでなく,ネットを通じて社会に容易に貢献できる時代に生きている.ネット社会の基盤の多くがソフトウェアで構築されており,特に,昨今のオープンソースソフトウェアの興隆は,生物の多様性が急速に拡大したカンブリア大爆発と同じような様相を呈している.このような背景の下,オープンソースソフトウェアのコミュニティへの貢献を通じて,自らが日々生きるネット社会をよりよくすることができるようになってきている. 本セミナーでは,オープンソースとして公開されているネットアプリケーションを題材に,コミュニティメンバとの協働作業によるソフトウェア開発を通じて貢献することで,ネット社会をプログラミングを通じて主体的に生き抜くための情報リテラシの研鑽を積む. |
||||||
(到達目標) | オープンソースソフトウェアを対象にプログラミングを体感することにより,ネット社会に生きる知識人としての情報リテラシを身につける. | ||||||
(授業計画と内容) | 以下の項目について,それぞれ2週程度のテーマ学習と実習を行う.授業回数はフィードバックを含め全15回とする. 1. イントロ,インターネットアーキテクチャ 2. Slack 等ソーシャルウェア 3. ネットアプリケーションプログラミング 4. Git と GitHub 5. 著作権とソフトウェアライセンス 6. グループ開発課題 7. ソーシャルコントリビューション課題 |
||||||
(履修要件) |
何らかのプログラミング言語を学習したことがあること.プログラミング言語や学校等での学習か独学は問わない.
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各項目ごとの課題レポートと最終課題レポートにより評価する. ・課題レポート(5回) 15点 x 75 ・最終課題レポート 25点 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 各自が所有するノートパソコンを使用してプログラミング実習を行うため,授業時間と同程度の授業時間外での準備や見直しが必要となる. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本セミナーは,各自が所有するノートパソコンを使用しながら行う.また,別途用意する学習支援システムを通じて,教材の提供,オンラインでの質疑,課題レポートの提出・返却を行う.使い方は開講時に指示する. | ||||||
ILASセミナー :情報リテラシとしてのソーシャルプログラミング
(科目名)
ILAS Seminar :Social Programming as an Information Literacy
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月5 (教室) 学術情報メディアセンター北館 4階 小会議室 (402) |
|||||||
(キーワード) オープンソース / プログラミング / SNS / コミュニティ / ソフトウェアライセンス | |||||||
(授業の概要・目的)
個人的な日々の生活や企業活動等の社会的な営みにおいてネットは欠かすことができない社会インフラとなっており,我々は,ネットを通じて様々な情報を容易に取得・消費することができるだけでなく,ネットを通じて社会に容易に貢献できる時代に生きている.ネット社会の基盤の多くがソフトウェアで構築されており,特に,昨今のオープンソースソフトウェアの興隆は,生物の多様性が急速に拡大したカンブリア大爆発と同じような様相を呈している.このような背景の下,オープンソースソフトウェアのコミュニティへの貢献を通じて,自らが日々生きるネット社会をよりよくすることができるようになってきている.
本セミナーでは,オープンソースとして公開されているネットアプリケーションを題材に,コミュニティメンバとの協働作業によるソフトウェア開発を通じて貢献することで,ネット社会をプログラミングを通じて主体的に生き抜くための情報リテラシの研鑽を積む. |
|||||||
(到達目標)
オープンソースソフトウェアを対象にプログラミングを体感することにより,ネット社会に生きる知識人としての情報リテラシを身につける.
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下の項目について,それぞれ2週程度のテーマ学習と実習を行う.授業回数はフィードバックを含め全15回とする. 1. イントロ,インターネットアーキテクチャ 2. Slack 等ソーシャルウェア 3. ネットアプリケーションプログラミング 4. Git と GitHub 5. 著作権とソフトウェアライセンス 6. グループ開発課題 7. ソーシャルコントリビューション課題 |
|||||||
(履修要件)
何らかのプログラミング言語を学習したことがあること.プログラミング言語や学校等での学習か独学は問わない.
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|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
各項目ごとの課題レポートと最終課題レポートにより評価する.
・課題レポート(5回) 15点 x 75 ・最終課題レポート 25点 |
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
各自が所有するノートパソコンを使用してプログラミング実習を行うため,授業時間と同程度の授業時間外での準備や見直しが必要となる.
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
本セミナーは,各自が所有するノートパソコンを使用しながら行う.また,別途用意する学習支援システムを通じて,教材の提供,オンラインでの質疑,課題レポートの提出・返却を行う.使い方は開講時に指示する.
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :日本古代・中世政治文化論I
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Politics and Culture in Ancient and Medieval Japan I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共西12 | ||||||
(キーワード) | 日本史関連 / 平安時代 / 陰陽師 / 陰陽道 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 【日本古代史研究書入門】 1冊の研究書を受講者全員で輪読し、日本の政治・社会・文化に対する歴史的思考力を高めることを目指す。大学生や一般の人を読者層として想定した、簡易で比較的新しい書籍を取り上げるが、記述の背景を調べ、根拠となっている文献史料の原典を読解することによって、記述内容を批判的に検証する。そうした作業を通じて、歴史に対する思考力・感覚・想像力を磨くことを目指す。 今期は、中島和歌子著『陰陽師の平安時代』を取り上げ、平安時代における陰陽師の実態について考える。 |
||||||
(到達目標) | 古代・中世の日本の歴史に関して正確で幅広い知識を獲得するとともに、文献史料の原典を自分の力で読解し、提示された学説を吟味して、自分の見解を対置する能力や、歴史像を組み立てるための技術を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 平安時代中期以降の皇族や貴族にとって、陰陽師は、是非とも頼りたい存在であった。陰陽師の役割は、一つには、未知・未来を解明し、依頼者の心を落ちつかせる占いを行うことにあったが、陰陽師が実施する占いの方法は、式盤を用いる式占であった。式占には、遁甲式、太一式なども存在したものの、怪異や病を扱う占いとして、平安時代に多く用いられたのが、六壬式盤を使った六壬式である。人々は、陰陽師が行った怪異占の結果を受け、しばしば物忌を行った。人々は、陰陽師に依頼して祭祀を実施してもらうこともあった。陰陽師が行う陰陽道祭祀は、神や鬼などに対して供物を捧げるもので、その代表は、水辺などに祭壇を設けて神々を祭る祓である。その他にも、地鎮・宅鎮、反閇・禹歩、呪詛など、さまざまな形で陰陽師は、人々のまじないに携わっていた。占い、まじないに加えて、日時・方角の禁忌に関わる管理・勘申も陰陽師の職務であった。自然災害の発生、政治体制や社会機構の不安定さ、文化・文物の輸入などが、平安時代における陰陽道発展の要因となったと考えられる。 中島和歌子著『陰陽師の平安時代』を輪読しながら、こうした平安時代の陰陽師の実態を把握する。あわせて、根拠とされる資料を分析し、内容の可否を検討する。 第1回 イントロダクション 第2回 なぜ「いんようじ」ではなく「おんようじ」なのか 第3回 陰陽五行説、干支の基礎知識/占いの種類 第4回 災害・怪異の占い/六壬式・六壬占 第5回 物忌とは何か 第6回 心身の不例に関する占い/その他に六壬式で占ったこと/広義の陰陽師へ、陰陽道の成立へ 第7回 陰陽道祭祀 第8回 どのようなときに祓(禊・解除)を頼むか 第9回 安全・安心をもたらす呪術と危険な呪術 第10回 暦について 第11回 日の吉凶/八卦忌とは何か 第12回 方角の吉凶 第13回 平安時代の陰陽師・陰陽道から現代へ 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック ※上記の各回の内容は取り上げる書籍の目次による。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(授業内での報告および発言・50点)と期末試験(レポート・50点)の合計で成績評価する。 |
||||||
(教科書) |
『陰陽師の平安時代 貴族たちの不安解消と招福』
(吉川弘文館)
ISBN:978-4-642-30601-0
(2024年刊行、1900円+税)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 全体の進行をあらかじめ通知するので、各回の輪読個所を読み、授業内容を想定しながら予習をすること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業はゼミ形式で、発表および質疑への参加が必須である。 | ||||||
ILASセミナー :日本古代・中世政治文化論I
(科目名)
ILAS Seminar :Politics and Culture in Ancient and Medieval Japan I
(英 訳)
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||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共西12 |
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(キーワード) 日本史関連 / 平安時代 / 陰陽師 / 陰陽道 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
【日本古代史研究書入門】
1冊の研究書を受講者全員で輪読し、日本の政治・社会・文化に対する歴史的思考力を高めることを目指す。大学生や一般の人を読者層として想定した、簡易で比較的新しい書籍を取り上げるが、記述の背景を調べ、根拠となっている文献史料の原典を読解することによって、記述内容を批判的に検証する。そうした作業を通じて、歴史に対する思考力・感覚・想像力を磨くことを目指す。 今期は、中島和歌子著『陰陽師の平安時代』を取り上げ、平安時代における陰陽師の実態について考える。 |
|||||||
(到達目標)
古代・中世の日本の歴史に関して正確で幅広い知識を獲得するとともに、文献史料の原典を自分の力で読解し、提示された学説を吟味して、自分の見解を対置する能力や、歴史像を組み立てるための技術を身につける。
|
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(授業計画と内容)
平安時代中期以降の皇族や貴族にとって、陰陽師は、是非とも頼りたい存在であった。陰陽師の役割は、一つには、未知・未来を解明し、依頼者の心を落ちつかせる占いを行うことにあったが、陰陽師が実施する占いの方法は、式盤を用いる式占であった。式占には、遁甲式、太一式なども存在したものの、怪異や病を扱う占いとして、平安時代に多く用いられたのが、六壬式盤を使った六壬式である。人々は、陰陽師が行った怪異占の結果を受け、しばしば物忌を行った。人々は、陰陽師に依頼して祭祀を実施してもらうこともあった。陰陽師が行う陰陽道祭祀は、神や鬼などに対して供物を捧げるもので、その代表は、水辺などに祭壇を設けて神々を祭る祓である。その他にも、地鎮・宅鎮、反閇・禹歩、呪詛など、さまざまな形で陰陽師は、人々のまじないに携わっていた。占い、まじないに加えて、日時・方角の禁忌に関わる管理・勘申も陰陽師の職務であった。自然災害の発生、政治体制や社会機構の不安定さ、文化・文物の輸入などが、平安時代における陰陽道発展の要因となったと考えられる。 中島和歌子著『陰陽師の平安時代』を輪読しながら、こうした平安時代の陰陽師の実態を把握する。あわせて、根拠とされる資料を分析し、内容の可否を検討する。 第1回 イントロダクション 第2回 なぜ「いんようじ」ではなく「おんようじ」なのか 第3回 陰陽五行説、干支の基礎知識/占いの種類 第4回 災害・怪異の占い/六壬式・六壬占 第5回 物忌とは何か 第6回 心身の不例に関する占い/その他に六壬式で占ったこと/広義の陰陽師へ、陰陽道の成立へ 第7回 陰陽道祭祀 第8回 どのようなときに祓(禊・解除)を頼むか 第9回 安全・安心をもたらす呪術と危険な呪術 第10回 暦について 第11回 日の吉凶/八卦忌とは何か 第12回 方角の吉凶 第13回 平安時代の陰陽師・陰陽道から現代へ 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック ※上記の各回の内容は取り上げる書籍の目次による。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(授業内での報告および発言・50点)と期末試験(レポート・50点)の合計で成績評価する。
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(教科書)
『陰陽師の平安時代 貴族たちの不安解消と招福』
(吉川弘文館)
ISBN:978-4-642-30601-0
(2024年刊行、1900円+税)
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
全体の進行をあらかじめ通知するので、各回の輪読個所を読み、授業内容を想定しながら予習をすること。
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(その他(オフィスアワー等))
授業はゼミ形式で、発表および質疑への参加が必須である。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :美ってなんだ-日常生活と身近なカルチャーからの美学入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :An Introduction to Aesthetics from Everyday Life and Contemporary Cultures | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 文学部校舎 新7階724 松永教員研究室 | ||||||
(キーワード) | 美学 / ポピュラーカルチャー / サブカルチャー / ゲーム / ファッション | ||||||
(授業の概要・目的) | 「美学」という学問分野があります。哲学の一分野で、「美・芸術・感性についての哲学」と説明されることが多いですが、大学に入りたてのみなさんにはあまりぴんとこないと思います。 この授業では、美学という分野がどんな問題を扱っているか、そこでどんな議論がされているかを、できるだけ身近な事例や話題をネタにして紹介します。 教員の関心から、ポピュラーカルチャー(とくにビデオゲーム、ファッション、インテリア、音楽など)の事例を取り上げることが多いかもしれませんが、SNSで盛り上がっている時事ネタを取り上げることもたびたびあると思います。いわゆる「芸術」のような高尚な事例はほぼ取り上げません。 授業を通して美学の身近さと面白さを知っていただけたらと思います。 |
||||||
(到達目標) | - 「美とは何か?」「美的センスとは何か?」といった問いに対してどんな答え方ができるのか(あるいはできないのか)を理解する。 - 美学がだいたいどんな分野なのかの雰囲気を知る。 - 哲学的な思考と議論のスタイルに少しなじむ。 - 自分の身の回りに美学の素材がたくさんあることに気づけるようになる。 【注意点】 よくある誤解ですが、美学は実践的な学問ではないです。美学を勉強したからと言って、美しいものを作れるようになったり美的センスが増したりすることはありません。自分や他者の美意識について反省的に考えられるようになるという点での実践的な意義はあるかもしれません。 |
||||||
(授業計画と内容) | 【授業の形式】 基本的には教員がいろいろしゃべっていく形式で進める予定ですが、少人数授業なので、ところどころで受講者からの反応を求めることになると思います。場合によってはディスカッションっぽいことをすることもあるかもしれません。いずれにしろ黙って聞く授業ではないです! 【スケジュール】 第1回 イントロダクション 第2〜14回 受講者の関心に応じて調整しますが、最低限以下の内容は扱う予定です。 - 美的判断の事例を見る - 美的判断は好き嫌いとどう違う? - 美的判断は善悪の判断とどう違う? - 美的判断は主観的なもの? - インターネット文化のaesthetics(vaporwaveとかのアレ) - スノッブの何が悪いの? - ルッキズムの何が悪いの? - 「ダサい」ってどういうこと? - 生まれ育ちと趣味の「良し悪し」 - 美意識と個人的なスタイル 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
履修の申し込みをする前に下記の「関連URL」にあるYouTube動画を見ておいてください。
また必須要件ではありませんが、人文学系の分野(哲学、歴史学、文学研究など)を今後勉強していく予定の受講者を歓迎します。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点100% 平常点は、授業参加の積極度および小課題の提出実績などで総合的に評価する。 詳細は初回授業で説明する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
『「美味しい」とは何か』
(中公新書、2022年)
『近代美学入門』
(ちくま新書、2023年)
『「ふつうの暮らし」を美学する』
(光文社新書、2024年)
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(関連URL) |
https://www.youtube.com/watch?v=1eF0Qu1z1MU
履修の申し込みをする前にこの動画を見ておいてください。
https://www.youtube.com/watch?v=BIsp_sUPp1g |
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業の内容を自分の身近な事柄にも当てはめて普段からいろいろ考えてみてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 決まった時間のオフィスアワーは設けていません(そもそも大学にあまりいません)。 個別の連絡はメールでお願いします。 |
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ILASセミナー :美ってなんだ-日常生活と身近なカルチャーからの美学入門
(科目名)
ILAS Seminar :An Introduction to Aesthetics from Everyday Life and Contemporary Cultures
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 文学部校舎 新7階724 松永教員研究室 |
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(キーワード) 美学 / ポピュラーカルチャー / サブカルチャー / ゲーム / ファッション | |||||||
(授業の概要・目的)
「美学」という学問分野があります。哲学の一分野で、「美・芸術・感性についての哲学」と説明されることが多いですが、大学に入りたてのみなさんにはあまりぴんとこないと思います。
この授業では、美学という分野がどんな問題を扱っているか、そこでどんな議論がされているかを、できるだけ身近な事例や話題をネタにして紹介します。 教員の関心から、ポピュラーカルチャー(とくにビデオゲーム、ファッション、インテリア、音楽など)の事例を取り上げることが多いかもしれませんが、SNSで盛り上がっている時事ネタを取り上げることもたびたびあると思います。いわゆる「芸術」のような高尚な事例はほぼ取り上げません。 授業を通して美学の身近さと面白さを知っていただけたらと思います。 |
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(到達目標)
- 「美とは何か?」「美的センスとは何か?」といった問いに対してどんな答え方ができるのか(あるいはできないのか)を理解する。
- 美学がだいたいどんな分野なのかの雰囲気を知る。 - 哲学的な思考と議論のスタイルに少しなじむ。 - 自分の身の回りに美学の素材がたくさんあることに気づけるようになる。 【注意点】 よくある誤解ですが、美学は実践的な学問ではないです。美学を勉強したからと言って、美しいものを作れるようになったり美的センスが増したりすることはありません。自分や他者の美意識について反省的に考えられるようになるという点での実践的な意義はあるかもしれません。 |
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(授業計画と内容)
【授業の形式】 基本的には教員がいろいろしゃべっていく形式で進める予定ですが、少人数授業なので、ところどころで受講者からの反応を求めることになると思います。場合によってはディスカッションっぽいことをすることもあるかもしれません。いずれにしろ黙って聞く授業ではないです! 【スケジュール】 第1回 イントロダクション 第2〜14回 受講者の関心に応じて調整しますが、最低限以下の内容は扱う予定です。 - 美的判断の事例を見る - 美的判断は好き嫌いとどう違う? - 美的判断は善悪の判断とどう違う? - 美的判断は主観的なもの? - インターネット文化のaesthetics(vaporwaveとかのアレ) - スノッブの何が悪いの? - ルッキズムの何が悪いの? - 「ダサい」ってどういうこと? - 生まれ育ちと趣味の「良し悪し」 - 美意識と個人的なスタイル 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
履修の申し込みをする前に下記の「関連URL」にあるYouTube動画を見ておいてください。
また必須要件ではありませんが、人文学系の分野(哲学、歴史学、文学研究など)を今後勉強していく予定の受講者を歓迎します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点100%
平常点は、授業参加の積極度および小課題の提出実績などで総合的に評価する。 詳細は初回授業で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『「美味しい」とは何か』
(中公新書、2022年)
『近代美学入門』
(ちくま新書、2023年)
『「ふつうの暮らし」を美学する』
(光文社新書、2024年)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業の内容を自分の身近な事柄にも当てはめて普段からいろいろ考えてみてください。
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(その他(オフィスアワー等))
決まった時間のオフィスアワーは設けていません(そもそも大学にあまりいません)。
個別の連絡はメールでお願いします。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :コミュニケーションを考える
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to communication | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共北11 | ||||||
(キーワード) | 臨床心理学関連 / コミュニケーション / グループワーク / 自己理解 | ||||||
(授業の概要・目的) | 大学生活や就職活動、さらにその先の社会人として生きていく中で、現代ではやたらと「コミュニケーションスキル」が求められます。「コミュ障」という言葉も広く知られるようになった現代は、コミュニケーション偏重時代と言えるかもしれません。では、「コミュニケーション」とは一体どのようなものなのでしょうか。「コミュニケーションスキル」と言った時には、上手に話せることや、相手と協調できることなどが重視されているように思われるかもしれません。しかし、話すのが苦手だったり、人と一緒に何かをするのが不得意な人もいるでしょう。その人たちは「コミュニケーションスキル」が「劣っている」とか「ない」と言ってしまって良いのでしょうか?「話すのが苦手」な人でも、相手や状況によってはうまく話せる時もあります。そのため、コミュニケーションについて考える際には、どういう時には話しやすいのか、というような自分自身への理解がまずは重要となります。 この授業では「上手に話せるようになる」ことを目指すのではなく、コミュニケーションの基盤となる、自分自身についての理解を深めることを第一の目的とします。そして、コミュニケーションの個別性を理解し、よりよいコミュニケーションとはどのようなものかを考えることを第二の目的とします。 |
||||||
(到達目標) | コミュニケーションは1人だけで行えるものではありません。何かと・誰かとともに行う相互的なものです。そのため、単純に「良い—悪い」「上手—下手」といった次元で理解することはできません。まずは、人と接する時の自分の感情・感覚などに気づくことが目標となります。その上で、自身の気持ちを伝えること、相手が何を伝えようとしているのかを想像すること・耳を傾けることといった相互的なやりとりができるようになることも目標となります。 授業では、これらの2つの目標を達成できるように、個人・グループでの様々なワークを行います。それらのワークを通じて、自身についての理解を深め、さらに自他のコミュニケーションのあり方について理解を深めることを目標とします。 |
||||||
(授業計画と内容) | 個人・グループでのワークを中心に行います。また、言葉による伝達だけではなく、身体に直接働きかける素材なども用いながら、自身の感覚を確かめて言葉にすることも行います。様々なワークを通して、コミュニケーションの様々な側面・多層性に気づく機会にできればと思います。 授業予定は以下の通りです(ただし、受講者の様子を見ながら、適宜順番を入れ替えたり、内容を変更する場合があります)。 第1回:オリエンテーション 第2回:自己紹介 第3回:アイスブレイク……人との関わりを始める 第4回:「きく」① 第5回:「きく」② 第6回:「伝える」① 第7回:「伝える」② 第8回:自分の感覚を表現する 第9回:他者の表現に関わる 第10回:「話し合う」① 第11回:「話し合う」② 第12回:「主張する」 第13回:「かけひきする」 第14回:授業のまとめと振り返り 最終回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
本授業を履修するにあたり、事前に履修が望まれる科目はありません。ただし、本授業は実習形式で行う授業で、連続した内容を扱うことがあります。そのため、欠席すると、その後の参加に支障が出ることがあります。やむをえない場合を除き、毎回の出席および、授業への主体的な参加が必要となります。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(80点)と期末レポート(20点)で評価します。 【平常点(80点)】毎回の授業に参加し、グループワーク等における活動や話し合いなどにどの程度積極的に関与していたかについて評価を行います。また、授業の中で感じたこと、考えたこと、気付いたことなどを、毎回の授業後に小レポートとしてまとめ、次回授業時に提出してもらいます。レポートで書かれた内容が実習内容に沿っているか、また自身の感じたことなどに基づいて考察されているか、等の観点から評価を行います。 【期末レポート(20点)】授業全体を通して学んだことについて、総合的なレポートを作成してもらい、コミュニケーションや自分自身についての理解の深まり等の観点から評価を行います。 なお、「履修要件」にもある通り、授業を欠席すると、その後の授業参加に支障が出ることがあります。そのため、特別な事情を除いて3回以上授業を欠席した場合には、不合格とします。また、毎回の授業後の小レポートでの振り返りも重要なものと考えますので、小レポートを3回以上提出しなかった場合も不合格とします。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
参考書・文献については必要な際に授業内で適宜紹介します。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 特別に予習が必要なものはありませんが、授業内容を通して興味を持った内容について自主的に本を読むなど行ってもかまいません。毎回の授業の中で自分が感じたことを丁寧に振り返り、レポート作成に活かすことを心がけてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業は基本的に教室で行いますが、実習内容によっては教室外で行うこともあります(学外に出ることはありません)。 身体を使ったワークを行うこともありますので、各自で学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入しておいてください。 オフィスアワーは、特に日時の指定はありません。随時受け付けます。 |
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ILASセミナー :コミュニケーションを考える
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to communication
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共北11 |
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(キーワード) 臨床心理学関連 / コミュニケーション / グループワーク / 自己理解 | |||||||
(授業の概要・目的)
大学生活や就職活動、さらにその先の社会人として生きていく中で、現代ではやたらと「コミュニケーションスキル」が求められます。「コミュ障」という言葉も広く知られるようになった現代は、コミュニケーション偏重時代と言えるかもしれません。では、「コミュニケーション」とは一体どのようなものなのでしょうか。「コミュニケーションスキル」と言った時には、上手に話せることや、相手と協調できることなどが重視されているように思われるかもしれません。しかし、話すのが苦手だったり、人と一緒に何かをするのが不得意な人もいるでしょう。その人たちは「コミュニケーションスキル」が「劣っている」とか「ない」と言ってしまって良いのでしょうか?「話すのが苦手」な人でも、相手や状況によってはうまく話せる時もあります。そのため、コミュニケーションについて考える際には、どういう時には話しやすいのか、というような自分自身への理解がまずは重要となります。
この授業では「上手に話せるようになる」ことを目指すのではなく、コミュニケーションの基盤となる、自分自身についての理解を深めることを第一の目的とします。そして、コミュニケーションの個別性を理解し、よりよいコミュニケーションとはどのようなものかを考えることを第二の目的とします。 |
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(到達目標)
コミュニケーションは1人だけで行えるものではありません。何かと・誰かとともに行う相互的なものです。そのため、単純に「良い—悪い」「上手—下手」といった次元で理解することはできません。まずは、人と接する時の自分の感情・感覚などに気づくことが目標となります。その上で、自身の気持ちを伝えること、相手が何を伝えようとしているのかを想像すること・耳を傾けることといった相互的なやりとりができるようになることも目標となります。
授業では、これらの2つの目標を達成できるように、個人・グループでの様々なワークを行います。それらのワークを通じて、自身についての理解を深め、さらに自他のコミュニケーションのあり方について理解を深めることを目標とします。 |
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(授業計画と内容)
個人・グループでのワークを中心に行います。また、言葉による伝達だけではなく、身体に直接働きかける素材なども用いながら、自身の感覚を確かめて言葉にすることも行います。様々なワークを通して、コミュニケーションの様々な側面・多層性に気づく機会にできればと思います。 授業予定は以下の通りです(ただし、受講者の様子を見ながら、適宜順番を入れ替えたり、内容を変更する場合があります)。 第1回:オリエンテーション 第2回:自己紹介 第3回:アイスブレイク……人との関わりを始める 第4回:「きく」① 第5回:「きく」② 第6回:「伝える」① 第7回:「伝える」② 第8回:自分の感覚を表現する 第9回:他者の表現に関わる 第10回:「話し合う」① 第11回:「話し合う」② 第12回:「主張する」 第13回:「かけひきする」 第14回:授業のまとめと振り返り 最終回:フィードバック |
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(履修要件)
本授業を履修するにあたり、事前に履修が望まれる科目はありません。ただし、本授業は実習形式で行う授業で、連続した内容を扱うことがあります。そのため、欠席すると、その後の参加に支障が出ることがあります。やむをえない場合を除き、毎回の出席および、授業への主体的な参加が必要となります。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(80点)と期末レポート(20点)で評価します。
【平常点(80点)】毎回の授業に参加し、グループワーク等における活動や話し合いなどにどの程度積極的に関与していたかについて評価を行います。また、授業の中で感じたこと、考えたこと、気付いたことなどを、毎回の授業後に小レポートとしてまとめ、次回授業時に提出してもらいます。レポートで書かれた内容が実習内容に沿っているか、また自身の感じたことなどに基づいて考察されているか、等の観点から評価を行います。 【期末レポート(20点)】授業全体を通して学んだことについて、総合的なレポートを作成してもらい、コミュニケーションや自分自身についての理解の深まり等の観点から評価を行います。 なお、「履修要件」にもある通り、授業を欠席すると、その後の授業参加に支障が出ることがあります。そのため、特別な事情を除いて3回以上授業を欠席した場合には、不合格とします。また、毎回の授業後の小レポートでの振り返りも重要なものと考えますので、小レポートを3回以上提出しなかった場合も不合格とします。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
参考書・文献については必要な際に授業内で適宜紹介します。
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(授業外学習(予習・復習)等)
特別に予習が必要なものはありませんが、授業内容を通して興味を持った内容について自主的に本を読むなど行ってもかまいません。毎回の授業の中で自分が感じたことを丁寧に振り返り、レポート作成に活かすことを心がけてください。
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(その他(オフィスアワー等))
授業は基本的に教室で行いますが、実習内容によっては教室外で行うこともあります(学外に出ることはありません)。
身体を使ったワークを行うこともありますので、各自で学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入しておいてください。 オフィスアワーは、特に日時の指定はありません。随時受け付けます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :博物館と標本を考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :What is museum and specimen? | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 総合博物館セミナー室 | ||||||
(キーワード) | 博物館学関連 / 標本 / 科学の基盤 / 自然史 / 文化史 | ||||||
(授業の概要・目的) | 博物館に収蔵されている学術標本は,博物館が成立した明治以降の近代科学の基盤として,自然史・文化史・技術史における科学の進歩に貢献してきた.また,そうした科学の進展を社会に示すための博物館展示も行われてきた.しかしながら,標本が個別の研究分野において有効に活用・議論されてきた一方で,標本や博物館の機能や役割について科学の基盤と関連して認識,議論されることはほとんどない.ここでは博物館と標本について,自然史・文化史・技術史の分野を超えて,科学研究における証拠機能,参照機能,学術研究成果との連結,新しい活用の可能性などの問題を取り上げます.教員が最新の議論や論文,総合博物館での標本の実例を紹介したり,実際に収蔵室や標本を専門分野の教員の協力のもとで見てみたり,標本や博物館に関連したテーマについて出席者でグループ発表・議論を行います.本などの出版物,国内外の博物館のウェブサイト,ネット上の情報を活用しながら自分の考えを深め,パワーポイントなども活用したプレゼンテーションへの取り組みができることが望ましいです.標本と関わりの深い学問(自然史,文化史,技術史)に関心のある学生にくわえ,科学の基盤としての標本やそこから生み出されたデータ,研究成果などに関心のある学生,博物館と社会の関わりに興味のある学生,博物館や標本が好きな学生と,多様な興味をもった全学部からの受講を期待する. | ||||||
(到達目標) | 博物館と標本の機能や役割について科学基盤に着目しながら,分野横断的に理解する.一次資料としての標本と,そこから派生したデータ,また論文等の研究成果の違いと関わりを理解する.また,標本や資料の多様性を理解し,社会教育や社会との関わりも含めた博物館の機能や役割についての考えを深める.授業の中で自分の考えをもとに積極的に発表し,議論に参加できる. | ||||||
(授業計画と内容) | 授業で扱う内容 扱うキーワードをあげるが,実際の進行や受講者の議論の展開によって,内容が前後することがある.講義では教員からの話題提供,受講者の発表,グループディスカッションを組み合わせて行う.総合博物館の収蔵室・展示室や標本・資料(動物,植物,地質鉱物,考古学,技術史,アーカイブなど)のその分野の教員の案内による見学をあわせて実施する.キーワードは博物館標本の見学と組み合わせて学ぶことが多い. 第1回 博物館の標本とは何か,博物館の歴史(概論) 研究と標本の相互作用,明治時代,博物館と博覧会,博物学と近代科学,「博物館」の語源 第2回 総合博物館標本の見学 第3回 総合博物館標本の見学,「モノ」の標本と「モノでない」二次資料 標本,写真,スケッチ,模型,同定結果 第4回 研究における標本の証拠機能 科学不正,研究ノート,誤同定,先行研究 第5回 総合博物館標本の見学 第6回 総合博物館標本の見学 第7回 総合博物館標本の見学,研究における標本の参照機能、その他の機能 タイプ標本,自然の参照,「残った」文化史標本と「残した」自然史標本 第8回 博物館の多様な機能 研究,専門教育,社会教育,博物館専門家育成, 人類の知的遺産,博物館の機能や役割の国際比較 第9回 総合博物館標本の見学 第10回 科学基盤としての博物館と標本の役割と未来への継承 標本データベース,分野横断型科学,博物館科学,標本ネットワーク,次世代人材,科学政策 第11回 グループディスカッションとプレゼンテーション作成 第12回 グループディスカッションとプレゼンテーション作成 第13回 グループ発表と全体でのディスカッション 第14回 総合議論 試験は実施しない 第15回 フィードバック フィードバック方法は別途連絡します |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 発表3:平常点7で評価する. 発表は,グループ発表と第14回の総合議論を評価する. 平常点では講義に出席し,議論での積極的な発言を評価する. |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 博物館,標本,文化財などに関する報道や話題に日常的に関心をもち,自分自身で考えることが望ましい. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :博物館と標本を考える
(科目名)
ILAS Seminar :What is museum and specimen?
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 総合博物館セミナー室 |
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(キーワード) 博物館学関連 / 標本 / 科学の基盤 / 自然史 / 文化史 | |||||||
(授業の概要・目的)
博物館に収蔵されている学術標本は,博物館が成立した明治以降の近代科学の基盤として,自然史・文化史・技術史における科学の進歩に貢献してきた.また,そうした科学の進展を社会に示すための博物館展示も行われてきた.しかしながら,標本が個別の研究分野において有効に活用・議論されてきた一方で,標本や博物館の機能や役割について科学の基盤と関連して認識,議論されることはほとんどない.ここでは博物館と標本について,自然史・文化史・技術史の分野を超えて,科学研究における証拠機能,参照機能,学術研究成果との連結,新しい活用の可能性などの問題を取り上げます.教員が最新の議論や論文,総合博物館での標本の実例を紹介したり,実際に収蔵室や標本を専門分野の教員の協力のもとで見てみたり,標本や博物館に関連したテーマについて出席者でグループ発表・議論を行います.本などの出版物,国内外の博物館のウェブサイト,ネット上の情報を活用しながら自分の考えを深め,パワーポイントなども活用したプレゼンテーションへの取り組みができることが望ましいです.標本と関わりの深い学問(自然史,文化史,技術史)に関心のある学生にくわえ,科学の基盤としての標本やそこから生み出されたデータ,研究成果などに関心のある学生,博物館と社会の関わりに興味のある学生,博物館や標本が好きな学生と,多様な興味をもった全学部からの受講を期待する.
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(到達目標)
博物館と標本の機能や役割について科学基盤に着目しながら,分野横断的に理解する.一次資料としての標本と,そこから派生したデータ,また論文等の研究成果の違いと関わりを理解する.また,標本や資料の多様性を理解し,社会教育や社会との関わりも含めた博物館の機能や役割についての考えを深める.授業の中で自分の考えをもとに積極的に発表し,議論に参加できる.
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(授業計画と内容)
授業で扱う内容 扱うキーワードをあげるが,実際の進行や受講者の議論の展開によって,内容が前後することがある.講義では教員からの話題提供,受講者の発表,グループディスカッションを組み合わせて行う.総合博物館の収蔵室・展示室や標本・資料(動物,植物,地質鉱物,考古学,技術史,アーカイブなど)のその分野の教員の案内による見学をあわせて実施する.キーワードは博物館標本の見学と組み合わせて学ぶことが多い. 第1回 博物館の標本とは何か,博物館の歴史(概論) 研究と標本の相互作用,明治時代,博物館と博覧会,博物学と近代科学,「博物館」の語源 第2回 総合博物館標本の見学 第3回 総合博物館標本の見学,「モノ」の標本と「モノでない」二次資料 標本,写真,スケッチ,模型,同定結果 第4回 研究における標本の証拠機能 科学不正,研究ノート,誤同定,先行研究 第5回 総合博物館標本の見学 第6回 総合博物館標本の見学 第7回 総合博物館標本の見学,研究における標本の参照機能、その他の機能 タイプ標本,自然の参照,「残った」文化史標本と「残した」自然史標本 第8回 博物館の多様な機能 研究,専門教育,社会教育,博物館専門家育成, 人類の知的遺産,博物館の機能や役割の国際比較 第9回 総合博物館標本の見学 第10回 科学基盤としての博物館と標本の役割と未来への継承 標本データベース,分野横断型科学,博物館科学,標本ネットワーク,次世代人材,科学政策 第11回 グループディスカッションとプレゼンテーション作成 第12回 グループディスカッションとプレゼンテーション作成 第13回 グループ発表と全体でのディスカッション 第14回 総合議論 試験は実施しない 第15回 フィードバック フィードバック方法は別途連絡します |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
発表3:平常点7で評価する.
発表は,グループ発表と第14回の総合議論を評価する. 平常点では講義に出席し,議論での積極的な発言を評価する. |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
博物館,標本,文化財などに関する報道や話題に日常的に関心をもち,自分自身で考えることが望ましい.
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
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|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :宇宙生物学、宇宙医学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Space biology,Space medicine | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 担当教員より連絡がある | ||||||
(キーワード) | 宇宙医学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 人が宇宙に滞在すると様々な身体的変化が生じる。宇宙で生じる人体への影響は、時として地上に帰還した際に問題になることがある。そのため、宇宙滞在中の人体影響を理解し、それに対応することが重要である。宇宙医学とは人が宇宙に滞在した際に何が生じ、それがどのように影響するかを研究する分野である。 これまでの宇宙医学は健康な宇宙飛行士を対象としており、宇宙から地球に帰還した際の再適応時に生じる問題に取り組んできた。宇宙開発は国家プロジェクトとして行われてきたが、昨今民間レベルでの宇宙分野の進出が活発である。今後は、一般人の宇宙滞在も現実のものとなってきた。このような状況の中、宇宙医学はどのように貢献できるのかを学ぶ。 |
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(到達目標) | 宇宙医学とは何かを学ぶ。 | ||||||
(授業計画と内容) | 講義:宇宙医学について【講義5回】 実習:宇宙医学実習(筋電測定)【講義6回分】 課外活動:関連研究所の見学実習(京都市内)【講義3回分】 ディスカッション:宇宙医学についてのまとめ【講義1回分】 *課外活動は夏季休暇等、他の授業に影響がない日に調整します。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 最終レポートにて評価する。 | ||||||
(教科書) |
プリント配付
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 常日頃より宇宙に関するニュースなどに関心を持っておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 学外への見学予定があるので、“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。 見学に係る交通費等は受講生の負担となる場合があります。 |
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ILASセミナー :宇宙生物学、宇宙医学
(科目名)
ILAS Seminar :Space biology,Space medicine
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 担当教員より連絡がある |
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(キーワード) 宇宙医学 | |||||||
(授業の概要・目的)
人が宇宙に滞在すると様々な身体的変化が生じる。宇宙で生じる人体への影響は、時として地上に帰還した際に問題になることがある。そのため、宇宙滞在中の人体影響を理解し、それに対応することが重要である。宇宙医学とは人が宇宙に滞在した際に何が生じ、それがどのように影響するかを研究する分野である。
これまでの宇宙医学は健康な宇宙飛行士を対象としており、宇宙から地球に帰還した際の再適応時に生じる問題に取り組んできた。宇宙開発は国家プロジェクトとして行われてきたが、昨今民間レベルでの宇宙分野の進出が活発である。今後は、一般人の宇宙滞在も現実のものとなってきた。このような状況の中、宇宙医学はどのように貢献できるのかを学ぶ。 |
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(到達目標)
宇宙医学とは何かを学ぶ。
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(授業計画と内容)
講義:宇宙医学について【講義5回】 実習:宇宙医学実習(筋電測定)【講義6回分】 課外活動:関連研究所の見学実習(京都市内)【講義3回分】 ディスカッション:宇宙医学についてのまとめ【講義1回分】 *課外活動は夏季休暇等、他の授業に影響がない日に調整します。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
最終レポートにて評価する。
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(教科書)
プリント配付
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
常日頃より宇宙に関するニュースなどに関心を持っておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
学外への見学予定があるので、“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。
見学に係る交通費等は受講生の負担となる場合があります。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :群集生態学入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Community Ecology | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 農学部総合館W302 | ||||||
(キーワード) | 生物多様性 / 生態系 / 生物間相互作用 / 植物 / 微生物 | ||||||
(授業の概要・目的) | 群集生態学(community ecology)は、多様な生物から構成される生物群集(ecological community)と環境の関わりを解明する生物学の一分野である。本講義では、生物多様性(biodiversity)の根幹をなす問題である、「いかにして多様な種が競争しせめぎあいながらも安定的に共存しているのか」という多種共存の問題に注目する。京都近郊の樹木群集を対象として、樹木とそれを取り巻く生物環境(特に土壌微生物)との相互作用が樹木の共存に与える影響を解明するという課題を中心に据え、フィールド調査・分子生物学実験・データモデリングを総動員し取り組む。できるだけ多くの回で、講義と実習形式を併用することで、ニッチ・密度依存性・個体群動態・フィードバックなどの基本的な生態学な考え方を習得するだけでなく、生態学研究に係る一通りの基礎的な技法(調査・解析・プレゼン・レポート作成)を習得することができる。また、本講義は期間を通じて一つの課題に取り組むことからコース内容の連続性が非常に高いため、平常点(授業への参加など)、および、最終レポート課題の提出を重視する。 | ||||||
(到達目標) | 講義と実習を通じ、生態学の基本的な概念や理論を習得する 生物多様性がいかに維持されているのかについて理論的に説明できる 樹木と土壌微生物がどのように関わり合い、森林を形作っているのかを理解する 一つの研究課題にセメスターを通じて継続的に取り組むことでフィールドワーク・DNA実験・PCでの統計プログラミングを一通り行い、広範な生態学研究手法の基礎を養う |
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(授業計画と内容) | 第1回 イントロ:生態学の基本を学ぼう(魚取りゲームと共有地の悲劇) 第2回 フィールドワーク: 植物観察法・樹種同定法 第3回 フィールドワーク: 土壌採集法・植物根の採集法 第4回 フィールドワーク: 植物栽培実験・土壌接種実験 第5回 講義とPC実習: ニッチ理論・多種共存機構・植物土壌フィードバック 第6回 講義とPC実習: 樹木の空間分布解析 第7回 フィールドワーク: 植物栽培実験の成長率計測 第8回 ラボワーク: 土壌微生物の培養実験・菌根観察実験 第9回 ラボワーク: 土壌微生物の分子生物学実験 第10回 フィールドワーク: 昆虫・菌類フィールド調査法 第11回 講義とPC実習: 生態学におけるデータ解析(1)Rの使い方の基礎 第12回 講義とPC実習: 生態学におけるデータ解析(2)数理統計モデリングの基礎 第13回 講義とPC実習: 樹木実生の成長データ解析(1) 第14回 講義とPC実習: 樹木実生の成長データ解析(2) 第15回 フィードバック なお、フィールドワークは吉田山で行う。天候不順によりフィールドワークが実施できない場合は、内容を入れ替えて実施する場合がある。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(授業への参加、および、各回の課題提出)60%、最終レポート課題40%で評価を行う | ||||||
(教科書) |
『生態学の教科書:理論・統計・シミュレーションの三位一体』
(共立出版, 2025)
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(参考書等) |
『ミッテルバッハ・マギル群集生態学』
(丸善出版, 2023年)
ISBN:4621307975
(世界標準の群集生態学の教科書の邦訳です)
『遺伝子・多様性・循環の科学: 生態学の領域融合へ』
(京都大学学術出版, 2019年)
ISBN:4814001908
(生態学の様々なテーマに関する最新の研究が紹介されています)
その他の各回の内容に関連する参考書について随時授業中に紹介する予定である。
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(関連URL) |
https://www.youtube.com/watch?v=Ou3uBmtrAZA
講師の自己紹介
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/sciencewindow/20230621_w01/ 講師の研究室紹介(JSTによる取材記事) |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 内容の連結性が高く各回の内容について段階的に習熟する必要があるため、復習をきちんとしてほしい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 質問は、授業中だけでなく、オフィスアワーやメールなどで受け付ける。 フィールドワークを行うため、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入することが必須である。また、フィールドワークの際は汚れても良い服装で参加すること。 PCを用いる実習では、自身のノートPCを持参することが必要である。各自のPCに統計ソフトRをインストールし、ハンズオン形式で実習を行う予定である。 インターネットおよび電子メールを使えることが必須である。 |
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ILASセミナー :群集生態学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Community Ecology
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 農学部総合館W302 |
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(キーワード) 生物多様性 / 生態系 / 生物間相互作用 / 植物 / 微生物 | |||||||
(授業の概要・目的)
群集生態学(community ecology)は、多様な生物から構成される生物群集(ecological community)と環境の関わりを解明する生物学の一分野である。本講義では、生物多様性(biodiversity)の根幹をなす問題である、「いかにして多様な種が競争しせめぎあいながらも安定的に共存しているのか」という多種共存の問題に注目する。京都近郊の樹木群集を対象として、樹木とそれを取り巻く生物環境(特に土壌微生物)との相互作用が樹木の共存に与える影響を解明するという課題を中心に据え、フィールド調査・分子生物学実験・データモデリングを総動員し取り組む。できるだけ多くの回で、講義と実習形式を併用することで、ニッチ・密度依存性・個体群動態・フィードバックなどの基本的な生態学な考え方を習得するだけでなく、生態学研究に係る一通りの基礎的な技法(調査・解析・プレゼン・レポート作成)を習得することができる。また、本講義は期間を通じて一つの課題に取り組むことからコース内容の連続性が非常に高いため、平常点(授業への参加など)、および、最終レポート課題の提出を重視する。
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(到達目標)
講義と実習を通じ、生態学の基本的な概念や理論を習得する
生物多様性がいかに維持されているのかについて理論的に説明できる 樹木と土壌微生物がどのように関わり合い、森林を形作っているのかを理解する 一つの研究課題にセメスターを通じて継続的に取り組むことでフィールドワーク・DNA実験・PCでの統計プログラミングを一通り行い、広範な生態学研究手法の基礎を養う |
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(授業計画と内容)
第1回 イントロ:生態学の基本を学ぼう(魚取りゲームと共有地の悲劇) 第2回 フィールドワーク: 植物観察法・樹種同定法 第3回 フィールドワーク: 土壌採集法・植物根の採集法 第4回 フィールドワーク: 植物栽培実験・土壌接種実験 第5回 講義とPC実習: ニッチ理論・多種共存機構・植物土壌フィードバック 第6回 講義とPC実習: 樹木の空間分布解析 第7回 フィールドワーク: 植物栽培実験の成長率計測 第8回 ラボワーク: 土壌微生物の培養実験・菌根観察実験 第9回 ラボワーク: 土壌微生物の分子生物学実験 第10回 フィールドワーク: 昆虫・菌類フィールド調査法 第11回 講義とPC実習: 生態学におけるデータ解析(1)Rの使い方の基礎 第12回 講義とPC実習: 生態学におけるデータ解析(2)数理統計モデリングの基礎 第13回 講義とPC実習: 樹木実生の成長データ解析(1) 第14回 講義とPC実習: 樹木実生の成長データ解析(2) 第15回 フィードバック なお、フィールドワークは吉田山で行う。天候不順によりフィールドワークが実施できない場合は、内容を入れ替えて実施する場合がある。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(授業への参加、および、各回の課題提出)60%、最終レポート課題40%で評価を行う
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(教科書)
『生態学の教科書:理論・統計・シミュレーションの三位一体』
(共立出版, 2025)
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(参考書等)
『ミッテルバッハ・マギル群集生態学』
(丸善出版, 2023年)
ISBN:4621307975
(世界標準の群集生態学の教科書の邦訳です)
『遺伝子・多様性・循環の科学: 生態学の領域融合へ』
(京都大学学術出版, 2019年)
ISBN:4814001908
(生態学の様々なテーマに関する最新の研究が紹介されています)
その他の各回の内容に関連する参考書について随時授業中に紹介する予定である。
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(授業外学習(予習・復習)等)
内容の連結性が高く各回の内容について段階的に習熟する必要があるため、復習をきちんとしてほしい。
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(その他(オフィスアワー等))
質問は、授業中だけでなく、オフィスアワーやメールなどで受け付ける。
フィールドワークを行うため、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入することが必須である。また、フィールドワークの際は汚れても良い服装で参加すること。 PCを用いる実習では、自身のノートPCを持参することが必要である。各自のPCに統計ソフトRをインストールし、ハンズオン形式で実習を行う予定である。 インターネットおよび電子メールを使えることが必須である。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ロボットとの未来を考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :Let's think about the future with robots | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 総合研究7号館 セミナー室1 | ||||||||||||
(キーワード) | 知能ロボティクス / ロボット / 人工知能 / コミュニケーション | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | ロボットに関する研究開発が進み、人間そっくりの外見のアンドロイドロボット、人のように二足歩行するロボットなどが作られるようになってきた。「Pepper (Softbank)」「Astro (Amazon)」など、人とコミュニケーションするロボットの商品化も進む。時には店頭などの日常空間でもロボットを目にするようになってきた。 この授業では、もう少し技術開発が進んだ近い将来にこのようなロボットが我々の日常生活に入ってくる将来像について考える。そのために、資料の輪読とアクティブラーニング形式の学習により、人々とコミュニケーションする「ソーシャルロボット」にかかわる諸技術について入門レベルの知識を学ぶ。また、ワークショップ形式でロボット(特に、ソーシャルロボット)がどのように我々の日常生活の中に入ってくるのか、その将来像を検討する。これらの題材を通じて大学でこれから身に着けることが期待される、自ら能動的に学ぶ力、対話から学ぶ力、新しいアイデアを生み出す創造性、に触れることのできる少人数制の授業を行う。 |
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(到達目標) | 人々とコミュニケーションする「ソーシャルロボット」に関する入門レベルの知識を習得する | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 授業計画は下記の通りである。1課題あたり1〜2週の授業を予定する。ただし講義の進捗などに応じて一部内容を変更する場合がある。なお、授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 1. 導入 2. ロボットのハードウェア 3. 人工知能 4. 人間のコミュニケーション 5. ソーシャルロボットのアプリケーション 6. 倫理・法的・社会的な課題 (ELSI) 7. ワークショップ: ロボットとの未来を考える 8. 発表と議論 |
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(履修要件) |
2回目の授業から、各自、ノートPCを持参すること。ノートPCを準備できない場合には、事前に教員にコンタクトをとること。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(授業への参加状況、小レポート)による。詳細は初回授業で説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 配布資料をもとに予習・復習をすること | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー:メールによる事前予約のこと。メールアドレスは以下の通り: 神田:kanda@i.kyoto-u.ac.jp |
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ILASセミナー :ロボットとの未来を考える
(科目名)
ILAS Seminar :Let's think about the future with robots
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 総合研究7号館 セミナー室1 |
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(キーワード) 知能ロボティクス / ロボット / 人工知能 / コミュニケーション | ||||||||||
(授業の概要・目的)
ロボットに関する研究開発が進み、人間そっくりの外見のアンドロイドロボット、人のように二足歩行するロボットなどが作られるようになってきた。「Pepper (Softbank)」「Astro (Amazon)」など、人とコミュニケーションするロボットの商品化も進む。時には店頭などの日常空間でもロボットを目にするようになってきた。
この授業では、もう少し技術開発が進んだ近い将来にこのようなロボットが我々の日常生活に入ってくる将来像について考える。そのために、資料の輪読とアクティブラーニング形式の学習により、人々とコミュニケーションする「ソーシャルロボット」にかかわる諸技術について入門レベルの知識を学ぶ。また、ワークショップ形式でロボット(特に、ソーシャルロボット)がどのように我々の日常生活の中に入ってくるのか、その将来像を検討する。これらの題材を通じて大学でこれから身に着けることが期待される、自ら能動的に学ぶ力、対話から学ぶ力、新しいアイデアを生み出す創造性、に触れることのできる少人数制の授業を行う。 |
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(到達目標)
人々とコミュニケーションする「ソーシャルロボット」に関する入門レベルの知識を習得する
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(授業計画と内容)
授業計画は下記の通りである。1課題あたり1〜2週の授業を予定する。ただし講義の進捗などに応じて一部内容を変更する場合がある。なお、授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 1. 導入 2. ロボットのハードウェア 3. 人工知能 4. 人間のコミュニケーション 5. ソーシャルロボットのアプリケーション 6. 倫理・法的・社会的な課題 (ELSI) 7. ワークショップ: ロボットとの未来を考える 8. 発表と議論 |
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(履修要件)
2回目の授業から、各自、ノートPCを持参すること。ノートPCを準備できない場合には、事前に教員にコンタクトをとること。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(授業への参加状況、小レポート)による。詳細は初回授業で説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
配布資料をもとに予習・復習をすること
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー:メールによる事前予約のこと。メールアドレスは以下の通り:
神田:kanda@i.kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :医生物学入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Life and Medical Sciences | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 南部総合研究1号館・医生研1号館1階会議室(134室) | ||||||||||||||||||
(キーワード) | ウイルス学関連 / 免疫学関連 / 老化 / メカノセンシング / 生命システム | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 医学と生物学の学問領域では、生命現象の基礎的・総合的な理解のために多くの発見・知見の蓄積が進んできました。また、疾患の原因解明、予防・診断・治療法開発も進んでいます。しかし、未だ分かっていない生命現象や予防・診断・治療法がない疾患が数多くあります。本セミナーでは、「医生物学」のなかでもウイルス感染症/免疫領域、細胞/組織再生医科学領域、生命システム領域を中心に、複数の最先端の学問・研究内容にふれる機会を提供し、議論を通じて、医生物学研究の概要を学びます。さらに、関連したテーマについて、各自が調査・発表してもらいます。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 講義、調査、議論、発表を通じて、医生物学に関する基礎的理解を深め、論理的思考と問題解決能力、考察力、プレゼンテーション能力を身につける。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 最先端の医生物学のトピックスについて、入門的な知識を学び、議論を通じて理解を深める。具体的には以下に示す内容を取り上げる。 第1回(牧野 晶子): 医生物学入門の概要と授業のガイダンス 第2回−第4回(牧野 晶子): ウイルス研究入門: ウイルスの基本を理解し、宿主とウイルスの相互作用、ウイルスと免疫の攻防、ウイルスの医学応用について学び、議論する。 第5回ー第9回(野々村 恵子): メカノセンシング生理学研究入門:循環器系や呼吸器をはじめとするヒトの体の臓器の機能において、機械受容(メカノセンシング)が重要な役割を果たすことを理解する。関連する最新研究を学び、議論する。 第10回−第14回(谷本 佳彦): 老化・感染研究入門:常在細菌叢とヒトとの有益・有害な関連について、微生物とモデル実験動物を用いた老化・感染研究を通じて理解する。また、モデル生物である線虫(C. elegans)の観察や初歩的実験を体験しながら議論する。 第15回(牧野 晶子): 学習到達度の評価:全体の討論 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況、レポートおよび発表(75%)とゼミ中の討論への参加状況(25%)により評価します。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
プリント配布
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回の講義内容について復習し、次回講義において討論するための準備をしておくこと。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||
ILASセミナー :医生物学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Life and Medical Sciences
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 南部総合研究1号館・医生研1号館1階会議室(134室) |
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(キーワード) ウイルス学関連 / 免疫学関連 / 老化 / メカノセンシング / 生命システム | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
医学と生物学の学問領域では、生命現象の基礎的・総合的な理解のために多くの発見・知見の蓄積が進んできました。また、疾患の原因解明、予防・診断・治療法開発も進んでいます。しかし、未だ分かっていない生命現象や予防・診断・治療法がない疾患が数多くあります。本セミナーでは、「医生物学」のなかでもウイルス感染症/免疫領域、細胞/組織再生医科学領域、生命システム領域を中心に、複数の最先端の学問・研究内容にふれる機会を提供し、議論を通じて、医生物学研究の概要を学びます。さらに、関連したテーマについて、各自が調査・発表してもらいます。
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(到達目標)
講義、調査、議論、発表を通じて、医生物学に関する基礎的理解を深め、論理的思考と問題解決能力、考察力、プレゼンテーション能力を身につける。
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(授業計画と内容)
最先端の医生物学のトピックスについて、入門的な知識を学び、議論を通じて理解を深める。具体的には以下に示す内容を取り上げる。 第1回(牧野 晶子): 医生物学入門の概要と授業のガイダンス 第2回−第4回(牧野 晶子): ウイルス研究入門: ウイルスの基本を理解し、宿主とウイルスの相互作用、ウイルスと免疫の攻防、ウイルスの医学応用について学び、議論する。 第5回ー第9回(野々村 恵子): メカノセンシング生理学研究入門:循環器系や呼吸器をはじめとするヒトの体の臓器の機能において、機械受容(メカノセンシング)が重要な役割を果たすことを理解する。関連する最新研究を学び、議論する。 第10回−第14回(谷本 佳彦): 老化・感染研究入門:常在細菌叢とヒトとの有益・有害な関連について、微生物とモデル実験動物を用いた老化・感染研究を通じて理解する。また、モデル生物である線虫(C. elegans)の観察や初歩的実験を体験しながら議論する。 第15回(牧野 晶子): 学習到達度の評価:全体の討論 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況、レポートおよび発表(75%)とゼミ中の討論への参加状況(25%)により評価します。
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(教科書)
プリント配布
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回の講義内容について復習し、次回講義において討論するための準備をしておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :都市地理学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Urban Geography | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 18(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 人環棟437 | ||||||
(キーワード) | 都市 / 地理学 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | テーマ:都市地理学を学ぶ この授業では、都市地理学の基本的な視点や課題を理解し、都市を観察する方法を習得します。都市に暮らす人口が増加している傾向は、日本を含む世界の共通傾向となっています。この授業では、そもそも都市とはどのようなものか、どのような特徴を持つのか、近年の新たな動きや課題にはどのようなものがあるのか、基礎的な視点や理論、具体的な事例を学んでいきます。これを通じて、現代都市をめぐる可能性や課題について考察できるようになることを目的とします。 |
||||||
(到達目標) | 都市地理学の基本的な視点、都市空間や都市構造、都市の新たな動きや課題について理解し、文献や統計、現地の観察結果等について発表したりそれをもとに討論したりできるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業はゼミナール形式で進められます。都市地理学に関する文献資料の読み方、地図や統計、各種資料の判読・利用方法について学びます。各受講生は、文献資料のまとめ、地図、各種統計資料の判読を踏まえて、発表、討論を行います。また、具体的な都市の土地利用や現象理解のために、映像資料を用いたり、実際の都市(京阪神地域)を訪れて現地観察したり、資料館・博物館で地域資料を閲覧したりするフィールドワークを実施することがあります。フィールドワークを実施する場合、土日・祝日などに実施する可能性があります。 第1回 概要説明 第2回 文献学習、地図や統計の利用方法 第3〜13回 受講生による発表と討論、現地観察 第14回 総括 第15回 フィードバック(フィードバック期間中に行う) |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点100%。(授業への参加状況60% プレゼンテーション40%) 授業への参加状況は、課題・グループワーク・ディスカッションによって測る。 |
||||||
(教科書) |
プリント等を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習:授業中に提示された資料や都市に関する新聞記事や文献等をみておく。課題への応答や発表準備をする。 復習:学習した現象や理論、討論内容を自分なりに整理しておく。課題の作成をする。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ゼミナール形式で行うことから、毎回出席できることを前提とします。自身の発表だけでなく、他の受講生の作業を見たり発表を聞いて討論することがゼミナールの重要な過程となるからです。 課題を進めるにあたって、グループワークやディスカッションが必要となります。 現地観察を行う場合、現地への移動に係る交通費や関連施設入館料等は受講生の負担となります。実習中の事故や怪我に備えて、学生教育研究災害傷害保険に各自で加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :都市地理学
(科目名)
ILAS Seminar :Urban Geography
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 18(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 人環棟437 |
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(キーワード) 都市 / 地理学 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
テーマ:都市地理学を学ぶ
この授業では、都市地理学の基本的な視点や課題を理解し、都市を観察する方法を習得します。都市に暮らす人口が増加している傾向は、日本を含む世界の共通傾向となっています。この授業では、そもそも都市とはどのようなものか、どのような特徴を持つのか、近年の新たな動きや課題にはどのようなものがあるのか、基礎的な視点や理論、具体的な事例を学んでいきます。これを通じて、現代都市をめぐる可能性や課題について考察できるようになることを目的とします。 |
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(到達目標)
都市地理学の基本的な視点、都市空間や都市構造、都市の新たな動きや課題について理解し、文献や統計、現地の観察結果等について発表したりそれをもとに討論したりできるようになる。
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(授業計画と内容)
授業はゼミナール形式で進められます。都市地理学に関する文献資料の読み方、地図や統計、各種資料の判読・利用方法について学びます。各受講生は、文献資料のまとめ、地図、各種統計資料の判読を踏まえて、発表、討論を行います。また、具体的な都市の土地利用や現象理解のために、映像資料を用いたり、実際の都市(京阪神地域)を訪れて現地観察したり、資料館・博物館で地域資料を閲覧したりするフィールドワークを実施することがあります。フィールドワークを実施する場合、土日・祝日などに実施する可能性があります。 第1回 概要説明 第2回 文献学習、地図や統計の利用方法 第3〜13回 受講生による発表と討論、現地観察 第14回 総括 第15回 フィードバック(フィードバック期間中に行う) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点100%。(授業への参加状況60% プレゼンテーション40%)
授業への参加状況は、課題・グループワーク・ディスカッションによって測る。 |
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(教科書)
プリント等を配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
予習:授業中に提示された資料や都市に関する新聞記事や文献等をみておく。課題への応答や発表準備をする。
復習:学習した現象や理論、討論内容を自分なりに整理しておく。課題の作成をする。 |
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(その他(オフィスアワー等))
ゼミナール形式で行うことから、毎回出席できることを前提とします。自身の発表だけでなく、他の受講生の作業を見たり発表を聞いて討論することがゼミナールの重要な過程となるからです。
課題を進めるにあたって、グループワークやディスカッションが必要となります。 現地観察を行う場合、現地への移動に係る交通費や関連施設入館料等は受講生の負担となります。実習中の事故や怪我に備えて、学生教育研究災害傷害保険に各自で加入しておくこと。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :Investigating Cultural Keywords to Understand Human Psychology(異文化コミュニケーションによる人間心理の理解)
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Investigating Cultural Keywords to Understand Human Psychology | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共北4123 | ||||||
(キーワード) | foreign language education-related / intercultural communication-related / social psychology-related / linguistics-related | ||||||
(授業の概要・目的) | In this course, students will read and discuss materials related to intercultural exchanges focused on culturally unique psychological concepts with an indigenous psychology approach using English. Cultural concepts such as amae (Japanese), sajiao (Chinese), and manja (Javanese) will be discussed and researched. Students will engage in face-to-face or virtual intercultural exchanges during the semester with students from various cultural backgrounds. |
||||||
(到達目標) | Students will obtain knowledge about key cultural concepts in Mandarin Chinese, Indonesian, and Japanese and how to apply an intercultural exchange model and framework involving these concepts for intercultural competence. Considering the above in an academic context in English will enable students to improve their English reading, writing, speaking, listening, and presentation skills and confidence by reading academic papers, making two PPT presentation based on the readings, writing a brief academic report, and discussing the weekly reading assignments. Critical thinking ability will also be emphasized as the instructor will question the students’ cultural assumptions. Students will also develop skills related to creating animations using an online application that depicts interactions in specific cultural contexts involving cultural concepts. These animations will be posted on an educational Instagram account: https://www.instagram.com/intercultural_word_sensei/ |
||||||
(授業計画と内容) | このセミナーは、主に英語で行われるが、E2科目として認められないことに注意すること。 Week 1: Course Introduction and Readings Week 2: Japanese Cultural Concept: 和 Week 3: A Japanese / Finnish Online Intercultural Exchange Week 4: English as an International Language in Practice: Virtual Intercultural Fieldwork between Balinese and Chinese EFL Learners Week 5: A Virtual Intercultural Training Method: Exchanges of Javanese, Mandarin Chinese, and Japanese Emic Concepts Week 6: Intercultural Learning about Cultural Concepts Using English as a Lingua Franca: Online Exchanges Between German and Japanese University Students Week 7: A Virtual Transcultural Understanding Pedagogy: Online Exchanges of Emic Asian Cultural Concepts Week 8: Testing a Model of Cultural Concept-based Intercultural Training: Applications of Linguistic and Cultural Knowledge Week 9: Mandarin Chinese Cultural Concept: Sajiao Week 10: Japanese Cultural Concept: 甘え Week 11 ~ Week 13: Experiential Learning: Students will engage in intercultural exchanges with international students either online or face to face for structured interviews (guidelines provided) to report during the final presentation and write about for the topic of the final report. Week 14: Final Presentations Week 15: Final Exam Week 16: Feedback |
||||||
(履修要件) |
Students should be able to communicate in English comfortably. This means students should have a positive attitude toward learning in English and have the desire to improve their English skills.
The learning environment will be relaxed, and confidence related to English skills should improve if students put in effort outside of class to prepare for the class meetings. This course would especially be helpful for preparing students planning to study abroad. |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | Assessments of the course objectives will be based on the quality of the following: 1) Two Canva or PPT presentations based on the weekly readings 2) Weekly discussion questions based on the readings 3) Active participation in class discussions 4) Final report (200-300 words) 5) Animation about one key cultural concept (The animation will be created using simple web-based software and a tutorial will be given on its use.) Specific Evaluation Criteria (raw score grades will be used (0-100): Two Canva or PPT presentations: 20% Weekly discussion questions = 15% Final report (200-300 words)= 30% Animation = 15% Improvement in English skills (self-assessment and instructor assessment) = 20% |
||||||
(教科書) |
その他
A Google Doc will be shared among class members with class materials and more detailed information.
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | The teacher will provide tutorials on how to read academic research papers, make PPT academic presentations and deliver them, and apply what they are learning in their English Writing-Listening classes. Homework: 1) Weekly reading (one research paper or academic book chapter) 2) Making two Canva or PPT presentations based on a research paper or book chapter 3) Writing two weekly discussion questions (if not presenting during a particular week) 4) Writing the final report (200-300 words) 4) Creating one animation based on a key cultural concept |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | Office hours by appointment: dalsky.davidjerome.8u@kyoto-u.ac.jp | ||||||
ILASセミナー :Investigating Cultural Keywords to Understand Human Psychology(異文化コミュニケーションによる人間心理の理解)
(科目名)
ILAS Seminar :Investigating Cultural Keywords to Understand Human Psychology
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 英語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月5 (教室) 共北4123 |
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(キーワード) foreign language education-related / intercultural communication-related / social psychology-related / linguistics-related | |||||||
(授業の概要・目的)
In this course, students will read and discuss materials related to intercultural exchanges focused on culturally unique psychological concepts with an indigenous psychology approach using English.
Cultural concepts such as amae (Japanese), sajiao (Chinese), and manja (Javanese) will be discussed and researched. Students will engage in face-to-face or virtual intercultural exchanges during the semester with students from various cultural backgrounds. |
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(到達目標)
Students will obtain knowledge about key cultural concepts in Mandarin Chinese, Indonesian, and Japanese and how to apply an intercultural exchange model and framework involving these concepts for intercultural competence.
Considering the above in an academic context in English will enable students to improve their English reading, writing, speaking, listening, and presentation skills and confidence by reading academic papers, making two PPT presentation based on the readings, writing a brief academic report, and discussing the weekly reading assignments. Critical thinking ability will also be emphasized as the instructor will question the students’ cultural assumptions. Students will also develop skills related to creating animations using an online application that depicts interactions in specific cultural contexts involving cultural concepts. These animations will be posted on an educational Instagram account: https://www.instagram.com/intercultural_word_sensei/ |
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(授業計画と内容)
このセミナーは、主に英語で行われるが、E2科目として認められないことに注意すること。 Week 1: Course Introduction and Readings Week 2: Japanese Cultural Concept: 和 Week 3: A Japanese / Finnish Online Intercultural Exchange Week 4: English as an International Language in Practice: Virtual Intercultural Fieldwork between Balinese and Chinese EFL Learners Week 5: A Virtual Intercultural Training Method: Exchanges of Javanese, Mandarin Chinese, and Japanese Emic Concepts Week 6: Intercultural Learning about Cultural Concepts Using English as a Lingua Franca: Online Exchanges Between German and Japanese University Students Week 7: A Virtual Transcultural Understanding Pedagogy: Online Exchanges of Emic Asian Cultural Concepts Week 8: Testing a Model of Cultural Concept-based Intercultural Training: Applications of Linguistic and Cultural Knowledge Week 9: Mandarin Chinese Cultural Concept: Sajiao Week 10: Japanese Cultural Concept: 甘え Week 11 ~ Week 13: Experiential Learning: Students will engage in intercultural exchanges with international students either online or face to face for structured interviews (guidelines provided) to report during the final presentation and write about for the topic of the final report. Week 14: Final Presentations Week 15: Final Exam Week 16: Feedback |
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(履修要件)
Students should be able to communicate in English comfortably. This means students should have a positive attitude toward learning in English and have the desire to improve their English skills.
The learning environment will be relaxed, and confidence related to English skills should improve if students put in effort outside of class to prepare for the class meetings. This course would especially be helpful for preparing students planning to study abroad. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Assessments of the course objectives will be based on the quality of the following:
1) Two Canva or PPT presentations based on the weekly readings 2) Weekly discussion questions based on the readings 3) Active participation in class discussions 4) Final report (200-300 words) 5) Animation about one key cultural concept (The animation will be created using simple web-based software and a tutorial will be given on its use.) Specific Evaluation Criteria (raw score grades will be used (0-100): Two Canva or PPT presentations: 20% Weekly discussion questions = 15% Final report (200-300 words)= 30% Animation = 15% Improvement in English skills (self-assessment and instructor assessment) = 20% |
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(教科書)
その他
A Google Doc will be shared among class members with class materials and more detailed information.
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(参考書等)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
The teacher will provide tutorials on how to read academic research papers, make PPT academic presentations and deliver them, and apply what they are learning in their English Writing-Listening classes.
Homework: 1) Weekly reading (one research paper or academic book chapter) 2) Making two Canva or PPT presentations based on a research paper or book chapter 3) Writing two weekly discussion questions (if not presenting during a particular week) 4) Writing the final report (200-300 words) 4) Creating one animation based on a key cultural concept |
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(その他(オフィスアワー等))
Office hours by appointment: dalsky.davidjerome.8u@kyoto-u.ac.jp
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :身のまわりの生活から探求する文化人類学入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Everyday Anthropology | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 9(9)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 人文科学研究所本館 セミナー室2 | ||||||
(キーワード) | 文化人類学 / 日常生活 / 身体 / 空間 / きたない・きれい | ||||||
(授業の概要・目的) | 身近な日常生活における、身体やモノや空間にかかわる営みについて考える。また、自分自身の日常生活がどのように形作られ、いかなる社会的な力がそこにはたらいているのかを批判的にみる目を養う。 「汚穢」「乱れ」「おぞましい」などをキーワードとする学術エッセイ集を最初の手がかりとし、参考文献の読み方、まとめ方、探し方の基礎を学ぶ。 その後、自分自身と共同生活者の身体と生活空間をケアする作業として、誰が、具体的に何を行い、どのくらいの時間と手間をかけているのか、それらは何を目的とした作業なのかを記録し分析すること等を通じ、日常を構成する物質的な側面を意識的に見つめてみる。身の回りの場所や人についての入門的な調査(聞き取り・観察)もまじえながら、人類学的な研究手法を実践的に学ぶ。 授業の最後には各自が生活を題材とした学術エッセイ(=期末レポート)を仕上げ提出・共有する。 |
||||||
(到達目標) | 1)文化・社会人類学の基礎的なアプローチを理解し、テキストの内容を正確に要約できるようになる。 3)身近で具体的なものの細かな部分に注意を払い、わかりやすく記述するとともに、それを抽象度の高い理論的なまなざしと組み合わせる文章を書く力を身につける。 4)他の受講者の発表や文章を関心を持って聞き、読み、その内容について踏み込んだ議論をする力を身につける。 |
||||||
(授業計画と内容) | (1)イントロダクション (2)「きたなさ」と家事と生活という問題系 (3)文化人類学者とは何をする人たちなのか (4)身体と生活空間のケアにかかわる記録を自分でつけてみる (5)学術エッセイをレビューする・発表1 (6)学術エッセイをレビューする・発表2 (7)学術エッセイをレビューする・発表3 (8)現地調査入門・準備編 (9)現地調査入門・実践編 (10)テキストを自分で探してレビューする・書籍編 (11)テキストを自分で探してレビューする・論文編 (12)生活に関わる学術エッセイ文章の構想発表・発表1 (13)生活に関わる学術エッセイ文章の構想発表・発表2 (14)エッセイ草稿のピアレビュー (15)フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 個別発表:40% 期末レポート(エッセイ):40% 授業中の議論への参加:20% |
||||||
(教科書) |
『汚穢のリズム——日常の感覚をめぐるエッセイと対話』
(左右社、2024年)
|
||||||
(参考書等) |
『においの歴史: 嗅覚と社会的想像力』
(1990)
ISBN:978-4938661168
『汚穢と禁忌』
(2009)
ISBN:978-4480091864
『文化人類学の思考法』
(2019)
ISBN:9784790717331
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 自分自身の毎日のふるまいや行いを、とくに身体・空間・モノ・感覚経験(知覚経験)に注意して見つめなおし、気づいたことがあれば頻繁にメモを取ったり写真など記録に撮っておいてください。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :身のまわりの生活から探求する文化人類学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Everyday Anthropology
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 9(9)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 人文科学研究所本館 セミナー室2 |
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(キーワード) 文化人類学 / 日常生活 / 身体 / 空間 / きたない・きれい | |||||||
(授業の概要・目的)
身近な日常生活における、身体やモノや空間にかかわる営みについて考える。また、自分自身の日常生活がどのように形作られ、いかなる社会的な力がそこにはたらいているのかを批判的にみる目を養う。
「汚穢」「乱れ」「おぞましい」などをキーワードとする学術エッセイ集を最初の手がかりとし、参考文献の読み方、まとめ方、探し方の基礎を学ぶ。 その後、自分自身と共同生活者の身体と生活空間をケアする作業として、誰が、具体的に何を行い、どのくらいの時間と手間をかけているのか、それらは何を目的とした作業なのかを記録し分析すること等を通じ、日常を構成する物質的な側面を意識的に見つめてみる。身の回りの場所や人についての入門的な調査(聞き取り・観察)もまじえながら、人類学的な研究手法を実践的に学ぶ。 授業の最後には各自が生活を題材とした学術エッセイ(=期末レポート)を仕上げ提出・共有する。 |
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(到達目標)
1)文化・社会人類学の基礎的なアプローチを理解し、テキストの内容を正確に要約できるようになる。
3)身近で具体的なものの細かな部分に注意を払い、わかりやすく記述するとともに、それを抽象度の高い理論的なまなざしと組み合わせる文章を書く力を身につける。 4)他の受講者の発表や文章を関心を持って聞き、読み、その内容について踏み込んだ議論をする力を身につける。 |
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(授業計画と内容)
(1)イントロダクション (2)「きたなさ」と家事と生活という問題系 (3)文化人類学者とは何をする人たちなのか (4)身体と生活空間のケアにかかわる記録を自分でつけてみる (5)学術エッセイをレビューする・発表1 (6)学術エッセイをレビューする・発表2 (7)学術エッセイをレビューする・発表3 (8)現地調査入門・準備編 (9)現地調査入門・実践編 (10)テキストを自分で探してレビューする・書籍編 (11)テキストを自分で探してレビューする・論文編 (12)生活に関わる学術エッセイ文章の構想発表・発表1 (13)生活に関わる学術エッセイ文章の構想発表・発表2 (14)エッセイ草稿のピアレビュー (15)フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
個別発表:40%
期末レポート(エッセイ):40% 授業中の議論への参加:20% |
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(教科書)
『汚穢のリズム——日常の感覚をめぐるエッセイと対話』
(左右社、2024年)
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(参考書等)
『においの歴史: 嗅覚と社会的想像力』
(1990)
ISBN:978-4938661168
『汚穢と禁忌』
(2009)
ISBN:978-4480091864
『文化人類学の思考法』
(2019)
ISBN:9784790717331
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|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
自分自身の毎日のふるまいや行いを、とくに身体・空間・モノ・感覚経験(知覚経験)に注意して見つめなおし、気づいたことがあれば頻繁にメモを取ったり写真など記録に撮っておいてください。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :内申書を考える
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Seminar on official school report on the grade of a student in Japan | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 1共24 | ||||||
(キーワード) | 内申書 / 教育評価 / 教育方法学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本セミナーでは、内申書を軸にして、教育評価の基本的な概念や考え方を理解すること、テキストに基づきテーマについて学術的に検討・考察できるようになることを目指します。 授業では、テキスト(田中耕治、西岡加名恵(編)『内申書を問う—教育評価研究からみた内申書問題』)を1章ずつ読み進めます。その際、必ずどこかの章を担当し、要約・追加調べについて発表してもらいます。 |
||||||
(到達目標) | ・内申書を軸に、教育評価の基本的な概念や考え方を理解する。 ・テキストに基づき、テーマについて学術的に検討・考察できるようになることを学ぶ。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス 第2回 教育評価とは何か 第3回 内申書の現状—実態はどうなっているのか 第4回 内申書問題の歴史—何が課題となってきたのか 第5回 学校間接続と内申書—内申書に期待される役割とは何か 第6回 内申書の開示問題—内申書は見ることができるのか 第7回 評定と観点別評価—どのように成績がつけられているのか 第8回 生徒会活動,部活動と内申書—どのように記載すべきか 第9回 学校間格差と内申書—格差にどう向き合うか 第10回 イギリスの経験から—なぜ教師による評価は入試に用いられてきたのか 第11回 フランスの経験から—入試で内申書はどう使われているのか 第12回 国際バカロレアの経験から—評価の信頼性は高められるのか 第13回 内申書はどこへ向かうべきか 第14回 全体総括・ディスカッション 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回の授業後に提出してもらうミニレポート(20%)、授業での発表(80%) | ||||||
(教科書) |
『内申書を問う—教育評価研究からみた内申書問題』
(2024)
ISBN:978-4-641-17497-9
|
||||||
(参考書等) |
『新しい教育評価入門—人を育てる評価のために 増補版』
(2022)
ISBN:978-4-641-17476-4
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回、教科書の指定された章を事前に読んできてください。 また、必ず一度は教科書の要約・追加調べについて、発表を行なってください。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :内申書を考える
(科目名)
ILAS Seminar :Seminar on official school report on the grade of a student in Japan
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月5 (教室) 1共24 |
|||||||
(キーワード) 内申書 / 教育評価 / 教育方法学 | |||||||
(授業の概要・目的)
本セミナーでは、内申書を軸にして、教育評価の基本的な概念や考え方を理解すること、テキストに基づきテーマについて学術的に検討・考察できるようになることを目指します。
授業では、テキスト(田中耕治、西岡加名恵(編)『内申書を問う—教育評価研究からみた内申書問題』)を1章ずつ読み進めます。その際、必ずどこかの章を担当し、要約・追加調べについて発表してもらいます。 |
|||||||
(到達目標)
・内申書を軸に、教育評価の基本的な概念や考え方を理解する。
・テキストに基づき、テーマについて学術的に検討・考察できるようになることを学ぶ。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス 第2回 教育評価とは何か 第3回 内申書の現状—実態はどうなっているのか 第4回 内申書問題の歴史—何が課題となってきたのか 第5回 学校間接続と内申書—内申書に期待される役割とは何か 第6回 内申書の開示問題—内申書は見ることができるのか 第7回 評定と観点別評価—どのように成績がつけられているのか 第8回 生徒会活動,部活動と内申書—どのように記載すべきか 第9回 学校間格差と内申書—格差にどう向き合うか 第10回 イギリスの経験から—なぜ教師による評価は入試に用いられてきたのか 第11回 フランスの経験から—入試で内申書はどう使われているのか 第12回 国際バカロレアの経験から—評価の信頼性は高められるのか 第13回 内申書はどこへ向かうべきか 第14回 全体総括・ディスカッション 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回の授業後に提出してもらうミニレポート(20%)、授業での発表(80%)
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(教科書)
『内申書を問う—教育評価研究からみた内申書問題』
(2024)
ISBN:978-4-641-17497-9
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(参考書等)
『新しい教育評価入門—人を育てる評価のために 増補版』
(2022)
ISBN:978-4-641-17476-4
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回、教科書の指定された章を事前に読んできてください。
また、必ず一度は教科書の要約・追加調べについて、発表を行なってください。 |
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ブータンにおける暮しと健康
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Livelihoods and health in Bhutan | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火2 |
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(教室) | 東南アジア地域研究研究所東棟202号室 | ||||||
(キーワード) | ブータン / 健康 / 生活の質 | ||||||
(授業の概要・目的) | ブータン王国における人々の暮らしを学びながら我々自身の暮らしを見直すことがこの授業のテーマである。ブータン王国について見聞きした人の多くの日本人がブータンに懐かしさを覚えるのはなぜだろうか。ブータン王国の暮らしを学び、我々の社会が得てきたもの、失ったものを考え、未来に向かって我々が歩むべき道を学生とともに模索していきたい。 | ||||||
(到達目標) | ブータンの暮らしの実情を部分的に理解するとともに自ら課題を決めて発表を行うことにより自主的に課題を見つけ、それを表現する能力を養う。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下のような課題について1課題あたり1〜2週の授業をする予定である。 1. ブータンについての紹介 2. 京都大学とブータンのつながり 3. 国民総幸福 4. ブータンの保健行政 5. カリン診療所の生活 6. 高齢者健診 7. ブータンとの友好 8. 人のしあわせ 授業はフィードバックを含め全15回で行われる。 |
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(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点やレポート。詳しくは授業中に説明する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
『ブータンの小さな診療所』
(ナカニシヤ出版)
ISBN:978-4-7795-0897-4
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に感じた疑問や課題を大切にして、それに関することについて調べたり、自分自身の頭でよく考える。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 課題発表の形態は自由であり、PCを持っている必要はありません。 | ||||||
ILASセミナー :ブータンにおける暮しと健康
(科目名)
ILAS Seminar :Livelihoods and health in Bhutan
(英 訳)
|
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火2 (教室) 東南アジア地域研究研究所東棟202号室 |
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(キーワード) ブータン / 健康 / 生活の質 | |||||||
(授業の概要・目的)
ブータン王国における人々の暮らしを学びながら我々自身の暮らしを見直すことがこの授業のテーマである。ブータン王国について見聞きした人の多くの日本人がブータンに懐かしさを覚えるのはなぜだろうか。ブータン王国の暮らしを学び、我々の社会が得てきたもの、失ったものを考え、未来に向かって我々が歩むべき道を学生とともに模索していきたい。
|
|||||||
(到達目標)
ブータンの暮らしの実情を部分的に理解するとともに自ら課題を決めて発表を行うことにより自主的に課題を見つけ、それを表現する能力を養う。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下のような課題について1課題あたり1〜2週の授業をする予定である。 1. ブータンについての紹介 2. 京都大学とブータンのつながり 3. 国民総幸福 4. ブータンの保健行政 5. カリン診療所の生活 6. 高齢者健診 7. ブータンとの友好 8. 人のしあわせ 授業はフィードバックを含め全15回で行われる。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点やレポート。詳しくは授業中に説明する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『ブータンの小さな診療所』
(ナカニシヤ出版)
ISBN:978-4-7795-0897-4
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に感じた疑問や課題を大切にして、それに関することについて調べたり、自分自身の頭でよく考える。
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|||||||
(その他(オフィスアワー等))
課題発表の形態は自由であり、PCを持っている必要はありません。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :東洋史入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Primary Asian History | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火3 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室24 | ||||||
(キーワード) | アジア / 中国 / 台湾 / 戦争 / 歴史 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 近現代中国と日本に関わる書籍をできるかぎり多く読み、ともに議論することを通じて、最新の知識を身につけると同時に、自分の意見や考えを他の人と討論する力を養うことを目的とする。具体的には、とりあえず受講生全員に広中一成『後期日中戦争華北戦線——太平洋戦争下の中国戦線Ⅱ』(角川新書、2024年)、家永真幸『台湾のアイデンティティ——「中国」との相克の戦後史』(文春新書、2023年)、田原史起『中国農村の現在——「14億分の10億」のリアル』(中公新書、2024年)の3冊(最新の情報かつ比較的安価なものを選びました)を購入してもらい、一緒に輪読し、簡単な内容整理と読後感を口頭で発表して、特定のテーマにしぼりながら深掘りしていく。乱読・多読ではないが、ギリギリいっぱいの精読を目指しつつ、多様な知識を追体験してもらいたい。 | ||||||
(到達目標) | テキストを正確に読み込んだうえで自分の言葉で整理・議論する技術をみがく。 | ||||||
(授業計画と内容) | テキストに指定した広中一成『後期日中戦争華北戦線——太平洋戦争下の中国戦線Ⅱ』(角川新書、2024年)、家永真幸『台湾のアイデンティティ——「中国」との相克の戦後史』(文春新書、2023年)、田原史起『中国農村の現在——「14億分の10億」のリアル』(中公新書、2024年)は、現代中国や台湾をめぐる政治・外交・歴史・戦争など幅広い分野を対象としているから、受講生全員にしっかり読んで討論してもらいたいと考えている。受講生の積極的な発言・議論・問題提起が期待される。 第1回 ガイダンス 第2回〜5回 広中本の輪読・討論 第6回〜9回 家永本の輪読・討論 第10回〜14回 田原本の輪読・討論 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(50%)およびレポート(50%)で評価する。 詳細は初回授業にて説明するので、必ず参加すること。 | ||||||
(教科書) |
『後期日中戦争華北戦線——太平洋戦争下の中国戦線Ⅱ』
(角川新書)
ISBN:978-4-04-082433-8
(受講生は必ず購入すること。)
『台湾のアイデンティティ——「中国」との相克の戦後史』
(文春新書)
ISBN:978-4-16-661434-9
(受講生は必ず購入すること。)
『中国農村の現在——「14億分の10億」のリアル』
(中公新書)
ISBN:978-4-12-102791-7
(受講生は必ず購入すること。)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 受講生全員、書籍を読了したうえでの参加が求められる。もし興味のある内容があれば、関連書籍を予習してくるとより良い。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | この授業では日中台関係研究の基礎を身につけることから始めるから、中国・台湾関連の研究に挑戦してみたいと考えている学生諸君はもちろん、アジアをめぐる過去・現在・未来について一緒に考えてみたい学生諸君の履修を希望する。 オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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ILASセミナー :東洋史入門
(科目名)
ILAS Seminar :Primary Asian History
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火3 (教室) 教育院棟演習室24 |
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(キーワード) アジア / 中国 / 台湾 / 戦争 / 歴史 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
近現代中国と日本に関わる書籍をできるかぎり多く読み、ともに議論することを通じて、最新の知識を身につけると同時に、自分の意見や考えを他の人と討論する力を養うことを目的とする。具体的には、とりあえず受講生全員に広中一成『後期日中戦争華北戦線——太平洋戦争下の中国戦線Ⅱ』(角川新書、2024年)、家永真幸『台湾のアイデンティティ——「中国」との相克の戦後史』(文春新書、2023年)、田原史起『中国農村の現在——「14億分の10億」のリアル』(中公新書、2024年)の3冊(最新の情報かつ比較的安価なものを選びました)を購入してもらい、一緒に輪読し、簡単な内容整理と読後感を口頭で発表して、特定のテーマにしぼりながら深掘りしていく。乱読・多読ではないが、ギリギリいっぱいの精読を目指しつつ、多様な知識を追体験してもらいたい。
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(到達目標)
テキストを正確に読み込んだうえで自分の言葉で整理・議論する技術をみがく。
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(授業計画と内容)
テキストに指定した広中一成『後期日中戦争華北戦線——太平洋戦争下の中国戦線Ⅱ』(角川新書、2024年)、家永真幸『台湾のアイデンティティ——「中国」との相克の戦後史』(文春新書、2023年)、田原史起『中国農村の現在——「14億分の10億」のリアル』(中公新書、2024年)は、現代中国や台湾をめぐる政治・外交・歴史・戦争など幅広い分野を対象としているから、受講生全員にしっかり読んで討論してもらいたいと考えている。受講生の積極的な発言・議論・問題提起が期待される。 第1回 ガイダンス 第2回〜5回 広中本の輪読・討論 第6回〜9回 家永本の輪読・討論 第10回〜14回 田原本の輪読・討論 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(50%)およびレポート(50%)で評価する。 詳細は初回授業にて説明するので、必ず参加すること。
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(教科書)
『後期日中戦争華北戦線——太平洋戦争下の中国戦線Ⅱ』
(角川新書)
ISBN:978-4-04-082433-8
(受講生は必ず購入すること。)
『台湾のアイデンティティ——「中国」との相克の戦後史』
(文春新書)
ISBN:978-4-16-661434-9
(受講生は必ず購入すること。)
『中国農村の現在——「14億分の10億」のリアル』
(中公新書)
ISBN:978-4-12-102791-7
(受講生は必ず購入すること。)
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講生全員、書籍を読了したうえでの参加が求められる。もし興味のある内容があれば、関連書籍を予習してくるとより良い。
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(その他(オフィスアワー等))
この授業では日中台関係研究の基礎を身につけることから始めるから、中国・台湾関連の研究に挑戦してみたいと考えている学生諸君はもちろん、アジアをめぐる過去・現在・未来について一緒に考えてみたい学生諸君の履修を希望する。 オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :日本古辞書データベース構築入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Building a Database of Old Japanese Dictionaries | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火4 |
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(教室) | 人文科学研究所分館3番劉研究室 | ||||||
(キーワード) | デジタル・ヒューマニティーズ / 日本語学 / 漢字情報処理 / 人文系データ / 人文情報学 | ||||||
(授業の概要・目的) | このゼミでは、日本の古辞書について学び、その特徴を理解します。また、コンピューター上での漢字処理の基礎技術を学び、人文系データをデジタル化しデータベースにまとめる技術を習得します。特に、日本古辞書に含まれる漢字情報の処理やデータベース構築を通じて、実際のデータ作成から利用に至るまでの流れを体験します。 | ||||||
(到達目標) | 1.日本の古辞書の構造や内容に対する理解を深める。 2.漢字情報処理に関する基礎技術を習得する。 3.データベース構築に関する技術を習得し、人文系データを効率的に扱う能力を身につける。 4.チームまた個人ではデータセットを作成し、発表する経験を通じてデジタル・ヒューマニティーズの基礎を学ぶ。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回〜第4回: 日本古辞書の紹介 古辞書の歴史的背景、代表的な辞書の紹介 古辞書の構造や内容、使用されている漢字の特徴について学ぶ 第5回〜第8回: 漢字情報処理入門 コンピュータにおける漢字の扱い方(文字コード、文字列処理など) 漢字データの入力、保存、検索方法の基礎を学ぶ 第9回〜第10回: データセット・データベース構築に関する技術 データベースの基礎概念 古辞書データのデジタル化およびデータセット作成 第11回〜第14回: 作成したデータセット・データベースを発表 各チームが構築したデータベースの発表 成果物のレビューとフィードバック 第15回: まとめ 全体の振り返りとディスカッション データベース構築における今後の展望 |
||||||
(履修要件) |
授業時にノートPC持参
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | プレゼンテーション: 学期末に各チームがデータベースの作成内容について発表し、その内容をもとに評価を行います。個人およびグループでの貢献度も評価の一部に含まれます。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
『日本辞書史研究: 草創と形成』
(汲古書院, 2024)
ISBN:9784762936869
『人文学のためのテキストデータ構築入門 TEIガイドラインに準拠した取り組みにむけて』
(文学通信, 2022)
ISBN:9784909658845
『The Unicode Standard, Version 16.0.0』
(The Unicode Consortium, 2024)
ISBN:978-1-936213-34-4
(https://www.unicode.org/versions/Unicode16.0.0/)
|
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(関連URL) |
https://viewer.hdic.jp/
HDIC Viewer 平安時代漢字字書総合データベース検索インタフェース
https://jisho-goi.kojisho.com/ 字書語彙データベース |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 受講にはPC操作の基本スキルが必須。 JavaScript、Pythonなどのプログラミング言語の入門レベルが望ましい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 研究室は北白川の人文研別館にありますので、メールでの連絡が楽だと思います。 連絡先:liu.guanwei.8h@kyoto-u.ac.jp / liuguanwei2013@gmail.com |
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ILASセミナー :日本古辞書データベース構築入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Building a Database of Old Japanese Dictionaries
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火4 (教室) 人文科学研究所分館3番劉研究室 |
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(キーワード) デジタル・ヒューマニティーズ / 日本語学 / 漢字情報処理 / 人文系データ / 人文情報学 | |||||||
(授業の概要・目的)
このゼミでは、日本の古辞書について学び、その特徴を理解します。また、コンピューター上での漢字処理の基礎技術を学び、人文系データをデジタル化しデータベースにまとめる技術を習得します。特に、日本古辞書に含まれる漢字情報の処理やデータベース構築を通じて、実際のデータ作成から利用に至るまでの流れを体験します。
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(到達目標)
1.日本の古辞書の構造や内容に対する理解を深める。
2.漢字情報処理に関する基礎技術を習得する。 3.データベース構築に関する技術を習得し、人文系データを効率的に扱う能力を身につける。 4.チームまた個人ではデータセットを作成し、発表する経験を通じてデジタル・ヒューマニティーズの基礎を学ぶ。 |
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(授業計画と内容)
第1回〜第4回: 日本古辞書の紹介 古辞書の歴史的背景、代表的な辞書の紹介 古辞書の構造や内容、使用されている漢字の特徴について学ぶ 第5回〜第8回: 漢字情報処理入門 コンピュータにおける漢字の扱い方(文字コード、文字列処理など) 漢字データの入力、保存、検索方法の基礎を学ぶ 第9回〜第10回: データセット・データベース構築に関する技術 データベースの基礎概念 古辞書データのデジタル化およびデータセット作成 第11回〜第14回: 作成したデータセット・データベースを発表 各チームが構築したデータベースの発表 成果物のレビューとフィードバック 第15回: まとめ 全体の振り返りとディスカッション データベース構築における今後の展望 |
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(履修要件)
授業時にノートPC持参
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
プレゼンテーション:
学期末に各チームがデータベースの作成内容について発表し、その内容をもとに評価を行います。個人およびグループでの貢献度も評価の一部に含まれます。 |
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
『日本辞書史研究: 草創と形成』
(汲古書院, 2024)
ISBN:9784762936869
『人文学のためのテキストデータ構築入門 TEIガイドラインに準拠した取り組みにむけて』
(文学通信, 2022)
ISBN:9784909658845
『The Unicode Standard, Version 16.0.0』
(The Unicode Consortium, 2024)
ISBN:978-1-936213-34-4
(https://www.unicode.org/versions/Unicode16.0.0/)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
受講にはPC操作の基本スキルが必須。
JavaScript、Pythonなどのプログラミング言語の入門レベルが望ましい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
研究室は北白川の人文研別館にありますので、メールでの連絡が楽だと思います。
連絡先:liu.guanwei.8h@kyoto-u.ac.jp / liuguanwei2013@gmail.com |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :太陽・地球・惑星探査の科学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Exploration Science of Sun, Earth and Planets | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
||||||
(教室) | 理学研究科1号館566室 | ||||||
(キーワード) | 宇宙惑星科学 / 天文学 / 探査 / 太陽系 / 地球 | ||||||
(授業の概要・目的) | 人類は、太陽系の様々な領域に探査機を送り込むことにより、地球の周りや太陽系の宇宙空間がどのようになっているのか、何が起きているのか、一つ一つ明らかにしてきた。その結果現在では、太陽からは光や熱だけでなく、電気を帯びた粒子(太陽風プラズマ)が常に高速で流れ出していること、地球や惑星が持つ磁場は惑星を放射線から守ると同時に放射線を生み出し蓄積する働きをしていること、惑星の周りには電離圏と呼ばれる領域があり大気に影響を与えていること、惑星と太陽との距離によって大きく異なった環境を持つことなどがわかっている。このセミナーではまず講義を通して、地球だけでなく太陽や惑星の探査がどのように行われ、太陽系の科学がどのように発展してきたのか、理解を深める。続いて、太陽系や惑星、その探査に関連した計算の実習や、太陽風、地球や木星の放射線帯、金星の電離圏、火星の磁場等について、探査機で実際に取得された生のデータの解析および描画の実習を行う。更に、探査に必要な技術(軌道設計、耐熱環境、耐放射線)についての計算実習を織り交ぜながら、最近の宇宙探査の動向についての知見を広げる。自由な発想に基づいた、将来の探査計画についての考察を奨励する。 | ||||||
(到達目標) | ・太陽系の探査がどのように行われ、太陽や惑星についての科学がどのように発展してきたのか、理解を深める。 ・太陽系や惑星、探査に関連した計算や、探査機が実際に取得したデータを用い解析とグラフ描画を行う手法を習得し、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 ・太陽系の探査について考察し、興味や自由な発想に基づいた考察を行う能力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 太陽・地球・惑星の探査に関する下記のテーマについて学んでいく。 各テーマの解説の講義と、探査を理解するための計算や、探査機のデータを用いた解析とグラフ描画の簡単な実習、結果の考察をセットとする。 (進み具合や受講者の実習環境に合わせ、内容を変更することがある) 第 1回 イントロダクション 第 2回 太陽の黒点と宇宙線 第 3回 太陽風の観測 第 4回 惑星の位置とハビタブルゾーン 第 5回 火星の軌道と会合 第 6回 火星探査とホーマン軌道 第 7回 火星の着陸探査 第 8回 地球の電離圏 第 9回 金星の電離圏 第10回 惑星の双極子磁場 第11回 地球の放射線帯 第12回 木星の放射線帯 第13回 火星の磁場の探査 第14回 発展的学習 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況(30点)、考察課題の発表(30点)、授業中の実習への取り組み(30点)、小課題の提出(10点)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
必要な資料は授業で適宜配布する。第2回よりPCでエクセルを用いた簡単な実習を行う。各自のノートPCにエクセルをインストールしたものを持参することが望ましいが、難しい場合は貸与するので第1回の授業で申し出ること。実習の計算は加減乗除、累乗、平方根、三角関数、エクセルの関数により行い、特別な数学や物理の知識は必要としない。実習例は毎回解説し、授業の後配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業時間内に各回の実習を終われるように授業を進めるが、終わらなかった場合は配布する解説資料を参照して各自完遂させること。各回の授業中に出した考察課題について、次の回で各自の考えを発表すること。この他、小課題の提出を1回課す。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業中、疑問を抱いたことについて積極的に質問することを期待する。 |
||||||
ILASセミナー :太陽・地球・惑星探査の科学
(科目名)
ILAS Seminar :Exploration Science of Sun, Earth and Planets
(英 訳)
|
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||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火5 (教室) 理学研究科1号館566室 |
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(キーワード) 宇宙惑星科学 / 天文学 / 探査 / 太陽系 / 地球 | |||||||
(授業の概要・目的)
人類は、太陽系の様々な領域に探査機を送り込むことにより、地球の周りや太陽系の宇宙空間がどのようになっているのか、何が起きているのか、一つ一つ明らかにしてきた。その結果現在では、太陽からは光や熱だけでなく、電気を帯びた粒子(太陽風プラズマ)が常に高速で流れ出していること、地球や惑星が持つ磁場は惑星を放射線から守ると同時に放射線を生み出し蓄積する働きをしていること、惑星の周りには電離圏と呼ばれる領域があり大気に影響を与えていること、惑星と太陽との距離によって大きく異なった環境を持つことなどがわかっている。このセミナーではまず講義を通して、地球だけでなく太陽や惑星の探査がどのように行われ、太陽系の科学がどのように発展してきたのか、理解を深める。続いて、太陽系や惑星、その探査に関連した計算の実習や、太陽風、地球や木星の放射線帯、金星の電離圏、火星の磁場等について、探査機で実際に取得された生のデータの解析および描画の実習を行う。更に、探査に必要な技術(軌道設計、耐熱環境、耐放射線)についての計算実習を織り交ぜながら、最近の宇宙探査の動向についての知見を広げる。自由な発想に基づいた、将来の探査計画についての考察を奨励する。
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(到達目標)
・太陽系の探査がどのように行われ、太陽や惑星についての科学がどのように発展してきたのか、理解を深める。
・太陽系や惑星、探査に関連した計算や、探査機が実際に取得したデータを用い解析とグラフ描画を行う手法を習得し、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 ・太陽系の探査について考察し、興味や自由な発想に基づいた考察を行う能力を養う。 |
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(授業計画と内容)
太陽・地球・惑星の探査に関する下記のテーマについて学んでいく。 各テーマの解説の講義と、探査を理解するための計算や、探査機のデータを用いた解析とグラフ描画の簡単な実習、結果の考察をセットとする。 (進み具合や受講者の実習環境に合わせ、内容を変更することがある) 第 1回 イントロダクション 第 2回 太陽の黒点と宇宙線 第 3回 太陽風の観測 第 4回 惑星の位置とハビタブルゾーン 第 5回 火星の軌道と会合 第 6回 火星探査とホーマン軌道 第 7回 火星の着陸探査 第 8回 地球の電離圏 第 9回 金星の電離圏 第10回 惑星の双極子磁場 第11回 地球の放射線帯 第12回 木星の放射線帯 第13回 火星の磁場の探査 第14回 発展的学習 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況(30点)、考察課題の発表(30点)、授業中の実習への取り組み(30点)、小課題の提出(10点)により評価する。
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(教科書)
使用しない
必要な資料は授業で適宜配布する。第2回よりPCでエクセルを用いた簡単な実習を行う。各自のノートPCにエクセルをインストールしたものを持参することが望ましいが、難しい場合は貸与するので第1回の授業で申し出ること。実習の計算は加減乗除、累乗、平方根、三角関数、エクセルの関数により行い、特別な数学や物理の知識は必要としない。実習例は毎回解説し、授業の後配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業時間内に各回の実習を終われるように授業を進めるが、終わらなかった場合は配布する解説資料を参照して各自完遂させること。各回の授業中に出した考察課題について、次の回で各自の考えを発表すること。この他、小課題の提出を1回課す。
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(その他(オフィスアワー等))
授業中、疑問を抱いたことについて積極的に質問することを期待する。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :アフリカの自然保護を考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Nature Conservation in Africa | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 9(8)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火5 |
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(教室) | 稲盛財団記念館3階321号室山越研究室 | ||||||
(キーワード) | 生物多様性 / 野生動物 / アニミズム / 伝統文化 / 里山 | ||||||
(授業の概要・目的) | 雄大な景観や多様な野生動物に代表されるアフリカの自然について、一緒に考えてみましょう。フィールドワークを得意とする、大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻のスタッフによる、最新の研究成果などを題材に、自然保護活動の動向や、人々の暮らしとの両立について学びます。また、それらを通じて、現代アフリカの社会、文化に関する知識も深めます。 | ||||||
(到達目標) | アフリカ地域の気候、植生、生息する野生動物、自然を利用する人びとの様子といった基礎的な知識をゼミでの討論を通じて修得します。京都市内の動植物園で実習を行い、アフリカの動植物を体感することで、アフリカの自然を実体験します。食文化実習での調理、食事を通してアフリカの人びとの自然利用を体験することで、アフリカの自然資源利用のあり方を具体的に理解します。 | ||||||
(授業計画と内容) | アフリカの自然保護活動が抱える諸問題について討論し、基礎的な知識を身につけます。本講義はフィードバックを含め全15回で行います。 第1回〜第2回 イントロダクション アフリカの自然保護についての概要を説明し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知します。また、担当教員及びティーチングアシスタントの研究紹介を行います。 第3回 アフリカ料理の主要食材やその農学的背景を知り、調理にまつわる知恵や社会関係について学ぶため、「アフリカ食文化実習」を行う。参加者間の懇親(アイスブレイキング)、また、参加するアジア・アフリカ地域研究研究科・アフリカ地域研究専攻所属の教員・大学院生との情報交換も目的とする。 第4回〜第14回 アフリカ自然保護への多様なアプローチ アフリカの自然とともに暮らす人々の生活について学ぶとともに、日本国内の類似の事例も参照しながら、地域に固有な問題として自然保護問題を理解します。また、フィールドワーク経験者から現地の様子を聞き、受講者各自が興味を持った地域や生態系、トピックについて調べていきます。その過程で、総合的な研究アプローチであるフィールドワークの考え方や面白さを学びます。映像資料の鑑賞や、動植物園等、国内の研究施設の見学(6-7月の土曜を予定)を織り交ぜ、頭と体を動かしながら、アフリカの自然・社会・文化の相互関係の理解を深め、訪れる人を虜にするアフリカの魅力に触れてみます。参加者の所属学部や知識・関心に応じて扱うテーマを柔軟に選択する予定です。そのため、各回の具体的な予定やテーマの順番についてはセミナー開始後に相談しながら決めていきます。 第15回 フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | セミナーでの質問や意見の表明など、積極性を評価します(平常点評価)。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『アフリカ潜在力5 自然は誰のものか: 住民参加型保全の逆説を乗り越える』
(京都大学学術出版会)
ISBN:9784814000098
(アフリカにおける自然保護の問題と解決策について論じています。)
そのほか適宜指示します。
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(関連URL) | http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/africa_division/ 大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻 | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 演習中に指示したトピックについて、書籍等を参照して理解を深め、次回演習時にフィードバックする。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | アフリカに魅力を感じ、機会があれば行ってみたいと思っている人、アフリカの野生動物や生態系について知的好奇心を持っている人、アフリカが抱える現代的な困難について問題意識を持っている人の参加を歓迎します。希望者は、アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻およびアフリカ地域研究資料センターが開催する講演会、公開講座等の企画に優先して参加することができます。セミナー中の実習活動のため、学生教育研究災害傷害保険(学研災)等に加入しておいてください。見学の際の交通費(京都市内移動程度)は受講者自身の負担でお願いします。 | ||||||
ILASセミナー :アフリカの自然保護を考える
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Nature Conservation in Africa
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 9(8)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火5 (教室) 稲盛財団記念館3階321号室山越研究室 |
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(キーワード) 生物多様性 / 野生動物 / アニミズム / 伝統文化 / 里山 | |||||||
(授業の概要・目的)
雄大な景観や多様な野生動物に代表されるアフリカの自然について、一緒に考えてみましょう。フィールドワークを得意とする、大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻のスタッフによる、最新の研究成果などを題材に、自然保護活動の動向や、人々の暮らしとの両立について学びます。また、それらを通じて、現代アフリカの社会、文化に関する知識も深めます。
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(到達目標)
アフリカ地域の気候、植生、生息する野生動物、自然を利用する人びとの様子といった基礎的な知識をゼミでの討論を通じて修得します。京都市内の動植物園で実習を行い、アフリカの動植物を体感することで、アフリカの自然を実体験します。食文化実習での調理、食事を通してアフリカの人びとの自然利用を体験することで、アフリカの自然資源利用のあり方を具体的に理解します。
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(授業計画と内容)
アフリカの自然保護活動が抱える諸問題について討論し、基礎的な知識を身につけます。本講義はフィードバックを含め全15回で行います。 第1回〜第2回 イントロダクション アフリカの自然保護についての概要を説明し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知します。また、担当教員及びティーチングアシスタントの研究紹介を行います。 第3回 アフリカ料理の主要食材やその農学的背景を知り、調理にまつわる知恵や社会関係について学ぶため、「アフリカ食文化実習」を行う。参加者間の懇親(アイスブレイキング)、また、参加するアジア・アフリカ地域研究研究科・アフリカ地域研究専攻所属の教員・大学院生との情報交換も目的とする。 第4回〜第14回 アフリカ自然保護への多様なアプローチ アフリカの自然とともに暮らす人々の生活について学ぶとともに、日本国内の類似の事例も参照しながら、地域に固有な問題として自然保護問題を理解します。また、フィールドワーク経験者から現地の様子を聞き、受講者各自が興味を持った地域や生態系、トピックについて調べていきます。その過程で、総合的な研究アプローチであるフィールドワークの考え方や面白さを学びます。映像資料の鑑賞や、動植物園等、国内の研究施設の見学(6-7月の土曜を予定)を織り交ぜ、頭と体を動かしながら、アフリカの自然・社会・文化の相互関係の理解を深め、訪れる人を虜にするアフリカの魅力に触れてみます。参加者の所属学部や知識・関心に応じて扱うテーマを柔軟に選択する予定です。そのため、各回の具体的な予定やテーマの順番についてはセミナー開始後に相談しながら決めていきます。 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
セミナーでの質問や意見の表明など、積極性を評価します(平常点評価)。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『アフリカ潜在力5 自然は誰のものか: 住民参加型保全の逆説を乗り越える』
(京都大学学術出版会)
ISBN:9784814000098
(アフリカにおける自然保護の問題と解決策について論じています。)
そのほか適宜指示します。
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(授業外学習(予習・復習)等)
演習中に指示したトピックについて、書籍等を参照して理解を深め、次回演習時にフィードバックする。
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(その他(オフィスアワー等))
アフリカに魅力を感じ、機会があれば行ってみたいと思っている人、アフリカの野生動物や生態系について知的好奇心を持っている人、アフリカが抱える現代的な困難について問題意識を持っている人の参加を歓迎します。希望者は、アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻およびアフリカ地域研究資料センターが開催する講演会、公開講座等の企画に優先して参加することができます。セミナー中の実習活動のため、学生教育研究災害傷害保険(学研災)等に加入しておいてください。見学の際の交通費(京都市内移動程度)は受講者自身の負担でお願いします。
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