


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
数学・数理科学グローバル講義III
|
(英 訳) | Global Lecture on Mathematics and Mathematical Science III | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||
(分野(分類)) | 自然科学系 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 集中 未定。数学教室の関係website等での周知を行う。 |
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(教室) | 理学研究科3号館110または127講義室 | ||||||
理学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 本科目では、理学研究科数学・数理解析専攻と数理解析研究所が共同で主催する「数学・数理科学グローバル特別講義」シリーズとして実施される複数の集中講義の中から、学生がいずれか一つを選んで履修する。各「数学・数理科学グローバル特別講義」は、代数・幾何・解析・応用数学など数学・数理科学の諸分野で特に目覚ましい発展をとげている研究について、第一人者の研究者が簡単な背景から将来の展望にいたるまでを入門的に解説する集中講義である。なお、「数学・数理科学グローバル特別講義」の講師の多くは海外研究者である。 数学はその普遍的な性質により、自然科学は勿論のこと、情報科学や社会科学など多くの分野に共通する理論的基盤となっており、現在でも新たな理論が次々と生まれている。本科目は、数学・数理科学の様々なテーマに触れることで諸分野における数学のポテンシャルを知る機会を提供し、数学・数理科学を基盤とする分野の大学院生の視野を広げるとともに、研究へのモチベーションを高めることを目的とする。 |
||||||
(到達目標) | 特別講義で扱われるテーマについて、その背景と将来の展望について理解するとともに、そこで展開される数学に関する知見が深まる。また、学生自身の研究に対するモチベーションが高まる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 理学研究科数学・数理解析専攻と数理解析研究所が共同で主催する「数学・数理科学グローバル特別講義」シリーズのうち、前期に開講される特別講義の中からいずれか一つを学生自らが選んで受講する(注1)。各「数学・数理科学グローバル特別講義」は8コマからなる集中講義であり、数学・数理科学の諸分野で近年発展している研究について、第一人者の研究者がその背景や他分野との関わりから今後の展望にいたるまでを俯瞰的・入門的に解説する。学生は講義に出席するとともに、集中講義期間中に提示されるレポート課題にも取り組む。特別講義の講師が海外研究者の場合、その講義は原則として英語で行われる。 (注1)2025年度前期には以下の講師による複数の集中講義を「数学・数理科学グローバル特別講義」シリーズとして開講予定。 講師:Adeel Khan(Academia Sinica、代数幾何学・幾何学分野) 講師:Nadir Matringe(Institut de Mathematiques de Jussieu-Paris Rive Gauche、数論分野) 講師:Tai-Peng Tsai(University of British Columbia、PDE分野) 講師:Neal Bez(名古屋大学、実解析分野) 各「数学・数理科学グローバル特別講義」の日程、内容、受講登録方法については、後日掲示やKULASIS,PandA等で連絡する。また、本科目は「数学・数理科学イノベーション人材育成強化コース(通称:数学・数理科学コース)」を構成する科目であり、本科目で受講対象となる「数学・数理科学グローバル特別講義」の詳細は以下のコースwebサイトにも掲載する: https://www.math.kyoto-u.ac.jp/ja/ktgu/courses (注2)同期開講の複数の特別講義を履修しても、本科目の習得単位は1単位であるので注意すること。 |
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(履修要件) |
各自が選択する「数学・数理科学グローバル特別講義」で扱われるテーマについては関係分野に関する学部レベルの数学的知識があることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各自が選択した「数学・数理科学グローバル特別講義」への参加取り組み状況(50%)とレポート課題(50%)により総合的に評価する。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://www.math.kyoto-u.ac.jp/ja/ktgu/courses 数学・数理科学イノベーション人材育成強化コースのコース科目webサイト | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 選択した特別講義に関係する数学的な内容について各自で学習すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本科目は「数学・数理科学イノベーション人材育成強化コース(通称:数学・数理科学コース)」を構成する科目であるが、コース履修に関わらず本科目のみ履修することも可能である。 | ||||||
数学・数理科学グローバル講義III
(科目名)
Global Lecture on Mathematics and Mathematical Science III
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 自然科学系 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
集中 未定。数学教室の関係website等での周知を行う。 (教室) 理学研究科3号館110または127講義室 |
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理学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
本科目では、理学研究科数学・数理解析専攻と数理解析研究所が共同で主催する「数学・数理科学グローバル特別講義」シリーズとして実施される複数の集中講義の中から、学生がいずれか一つを選んで履修する。各「数学・数理科学グローバル特別講義」は、代数・幾何・解析・応用数学など数学・数理科学の諸分野で特に目覚ましい発展をとげている研究について、第一人者の研究者が簡単な背景から将来の展望にいたるまでを入門的に解説する集中講義である。なお、「数学・数理科学グローバル特別講義」の講師の多くは海外研究者である。
数学はその普遍的な性質により、自然科学は勿論のこと、情報科学や社会科学など多くの分野に共通する理論的基盤となっており、現在でも新たな理論が次々と生まれている。本科目は、数学・数理科学の様々なテーマに触れることで諸分野における数学のポテンシャルを知る機会を提供し、数学・数理科学を基盤とする分野の大学院生の視野を広げるとともに、研究へのモチベーションを高めることを目的とする。 |
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(到達目標)
特別講義で扱われるテーマについて、その背景と将来の展望について理解するとともに、そこで展開される数学に関する知見が深まる。また、学生自身の研究に対するモチベーションが高まる。
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(授業計画と内容)
理学研究科数学・数理解析専攻と数理解析研究所が共同で主催する「数学・数理科学グローバル特別講義」シリーズのうち、前期に開講される特別講義の中からいずれか一つを学生自らが選んで受講する(注1)。各「数学・数理科学グローバル特別講義」は8コマからなる集中講義であり、数学・数理科学の諸分野で近年発展している研究について、第一人者の研究者がその背景や他分野との関わりから今後の展望にいたるまでを俯瞰的・入門的に解説する。学生は講義に出席するとともに、集中講義期間中に提示されるレポート課題にも取り組む。特別講義の講師が海外研究者の場合、その講義は原則として英語で行われる。 (注1)2025年度前期には以下の講師による複数の集中講義を「数学・数理科学グローバル特別講義」シリーズとして開講予定。 講師:Adeel Khan(Academia Sinica、代数幾何学・幾何学分野) 講師:Nadir Matringe(Institut de Mathematiques de Jussieu-Paris Rive Gauche、数論分野) 講師:Tai-Peng Tsai(University of British Columbia、PDE分野) 講師:Neal Bez(名古屋大学、実解析分野) 各「数学・数理科学グローバル特別講義」の日程、内容、受講登録方法については、後日掲示やKULASIS,PandA等で連絡する。また、本科目は「数学・数理科学イノベーション人材育成強化コース(通称:数学・数理科学コース)」を構成する科目であり、本科目で受講対象となる「数学・数理科学グローバル特別講義」の詳細は以下のコースwebサイトにも掲載する: https://www.math.kyoto-u.ac.jp/ja/ktgu/courses (注2)同期開講の複数の特別講義を履修しても、本科目の習得単位は1単位であるので注意すること。 |
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(履修要件)
各自が選択する「数学・数理科学グローバル特別講義」で扱われるテーマについては関係分野に関する学部レベルの数学的知識があることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各自が選択した「数学・数理科学グローバル特別講義」への参加取り組み状況(50%)とレポート課題(50%)により総合的に評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
選択した特別講義に関係する数学的な内容について各自で学習すること。
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(その他(オフィスアワー等))
本科目は「数学・数理科学イノベーション人材育成強化コース(通称:数学・数理科学コース)」を構成する科目であるが、コース履修に関わらず本科目のみ履修することも可能である。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
金融工学
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(英 訳) | Financial Engineering | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統計・情報・データ科学系 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 8月28日(木)、29日(金) 8:00〜17:00 |
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(教室) | 総合研究8号館講義室1 | ||||||||||||||||||
情報学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 金融の実務を知る講義担当者の視点から「金融工学」についての講義を行う.前半の講義では金融工学の基礎として債券のプライシングと株式のポートフォリオ理論について解説を行う.後半では主に証券分析の基礎として財務諸表分析を概観し,その後,リスク量計測手法とデリバティブ評価方法について解説を行う. Lecture on financial engineering is given by researchers who are familiar with practice of finance. The first half of this lecture gives foundation of bond pricing and portfolio theory of stocks. The second half of this lecture deals with basics of financial statement analysis, measurement of risks and evaluation of derivatives. |
||||||||||||||||||
(到達目標) | 金融実務で使用されている様々な専門用語や分析手法を理解し,実際の金融業務に携ったときに適切な手法を選択し,問題が解決できるようになること. | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | I プライシングの基礎とポートフォリオ理論 1.現在価値と債券のプライシング ・現在価値と債券価値の基礎 ・金利の期間構造 ・信用リスクと債券価格 2.ポートフォリオ理論 ・平均分散モデル ・CAPM ・アセットアロケーション ・サステナブル投資 II 資産価値の評価とリスク量計測手法・デリバティブ評価 3.財務諸表分析と資産価値の評価 ・財務諸表分析の基礎 ・企業の株式価値評価 4.リスク量計測手法とデリバティブ評価 ・金融機関が抱える各種のリスク ・リスク量の評価 ・デリバティブ評価 I Foundation of Pricing Theory and Portfolio Theory 1. Present Value and Bond Pricing -Foundation of Present Value and Bond Pricing -Term Structure of Interest Rate -Credit Risk and Bond Pricing 2. Portfolio Theory -Mean-Variance Model -CAPM -Asset Allocation -Sustainable Investing II Valuation of Assets, Measurement of Risks and Evaluation of Derivatives 3. Financial Statement Analysis and Valuation of Assets -Foundation of Financial Statement Analysis -Valuation of the Stock Price of Companies 4. Measurement of Risks and Evaluation of Derivatives -Various Risks of Financial Institutions -Calculation of Risk Amount -Derivative Pricing and Monte Carlo Simulation |
||||||||||||||||||
(履修要件) |
講義は日本語で進める. 基礎的な金融工学の知識,およびExcelやプログラミングで簡単な分析が行えることが望ましい.講義の際は, 実際にExcelを活用したり, Google Colabを用いたハンズオン形式で進める.
必要環境:ノートPC(ExcelやGoogle Colabを用いたPythonを使用)、ネットワークがつながる環境 The lecture will be conducted in Japanese. Basic knowledge of financial engineering and the ability to perform simple analysis using Excel and programming are desirable. The lecture will be conducted in a hands-on style using Excel and Google Colab. Required environment: Notebook-PC (using Excel and Python with Google Colab), network connection. |
||||||||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 最終レポートによる評点(100%).講義の内容を理解できているか,レポートの書き方が適切であるかを評価の基準とし,情報学研究科成績評価規程第7条による成績評価を行う. |
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(教科書) |
なし (適宜,資料を配布)
None (ppt slide files etc will be provided)
|
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(参考書等) | |||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | この講義では特に予習,復習の必要はない.講義中に疑問に思ったことや,実務の問題としてより詳細に内容を知りたいときは講義内または講義後に適宜質問すること. | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||||||||
金融工学
(科目名)
Financial Engineering
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 統計・情報・データ科学系 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
集中 8月28日(木)、29日(金) 8:00〜17:00 (教室) 総合研究8号館講義室1 |
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情報学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
金融の実務を知る講義担当者の視点から「金融工学」についての講義を行う.前半の講義では金融工学の基礎として債券のプライシングと株式のポートフォリオ理論について解説を行う.後半では主に証券分析の基礎として財務諸表分析を概観し,その後,リスク量計測手法とデリバティブ評価方法について解説を行う.
Lecture on financial engineering is given by researchers who are familiar with practice of finance. The first half of this lecture gives foundation of bond pricing and portfolio theory of stocks. The second half of this lecture deals with basics of financial statement analysis, measurement of risks and evaluation of derivatives. |
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(到達目標)
金融実務で使用されている様々な専門用語や分析手法を理解し,実際の金融業務に携ったときに適切な手法を選択し,問題が解決できるようになること.
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(授業計画と内容)
I プライシングの基礎とポートフォリオ理論 1.現在価値と債券のプライシング ・現在価値と債券価値の基礎 ・金利の期間構造 ・信用リスクと債券価格 2.ポートフォリオ理論 ・平均分散モデル ・CAPM ・アセットアロケーション ・サステナブル投資 II 資産価値の評価とリスク量計測手法・デリバティブ評価 3.財務諸表分析と資産価値の評価 ・財務諸表分析の基礎 ・企業の株式価値評価 4.リスク量計測手法とデリバティブ評価 ・金融機関が抱える各種のリスク ・リスク量の評価 ・デリバティブ評価 I Foundation of Pricing Theory and Portfolio Theory 1. Present Value and Bond Pricing -Foundation of Present Value and Bond Pricing -Term Structure of Interest Rate -Credit Risk and Bond Pricing 2. Portfolio Theory -Mean-Variance Model -CAPM -Asset Allocation -Sustainable Investing II Valuation of Assets, Measurement of Risks and Evaluation of Derivatives 3. Financial Statement Analysis and Valuation of Assets -Foundation of Financial Statement Analysis -Valuation of the Stock Price of Companies 4. Measurement of Risks and Evaluation of Derivatives -Various Risks of Financial Institutions -Calculation of Risk Amount -Derivative Pricing and Monte Carlo Simulation |
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(履修要件)
講義は日本語で進める. 基礎的な金融工学の知識,およびExcelやプログラミングで簡単な分析が行えることが望ましい.講義の際は, 実際にExcelを活用したり, Google Colabを用いたハンズオン形式で進める.
必要環境:ノートPC(ExcelやGoogle Colabを用いたPythonを使用)、ネットワークがつながる環境 The lecture will be conducted in Japanese. Basic knowledge of financial engineering and the ability to perform simple analysis using Excel and programming are desirable. The lecture will be conducted in a hands-on style using Excel and Google Colab. Required environment: Notebook-PC (using Excel and Python with Google Colab), network connection. |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
最終レポートによる評点(100%).講義の内容を理解できているか,レポートの書き方が適切であるかを評価の基準とし,情報学研究科成績評価規程第7条による成績評価を行う.
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(教科書)
なし (適宜,資料を配布)
None (ppt slide files etc will be provided)
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
この講義では特に予習,復習の必要はない.講義中に疑問に思ったことや,実務の問題としてより詳細に内容を知りたいときは講義内または講義後に適宜質問すること.
|
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
情報セキュリティ
|
(英 訳) | Information Security | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 院横断 | ||||||
(分野(分類)) | 統計・情報・データ科学系 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 4月11日(金)、18(金)、25日(金) 5月2(金)、9日(金)、16日(金)、30日(金) 各4-5限 |
||||||
(教室) | 総合研究7号館講義室1 | ||||||
情報学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | IT化とネットワーク化が進行し、情報システムが企業活動・学術活動に不可欠になった現代において、そこに潜む脆弱性を狙ったサイバー攻撃により社会が大きな影響を受けることが問題となっている。本講義では、インターネットおよび組織内ネットワークを利用する際に知っておくべき知識、例えば、安全確保、攻撃からの防御と運用の継続、消されたデータの復旧、法制度などについて、システム管理者・利用者の視線に立ちながら最新技術を交えて講述する。 | ||||||
(到達目標) | 情報システムを利用する上での危険性を認識するとともに、その対策の概要を知る。 | ||||||
(授業計画と内容) | 開講日程: 4月11日(金)、18(金)、25日(金) 5月2(金)、9日(金)、16日(金)、30日(金) 各4-5限 期末試験・フィードバック: 6月6日(金) 4-5限 [基礎技術] ネットワーアーキテクチャ: IPv4、IPv6、TCP、UDP サイバー攻撃と防御技術:マルウェア、脆弱性攻撃、不正アクセス検知、アンチウィルス、ブロックチェーン、オニオンルーティング [攻撃技術] ソーシャルエンジニアリング 脆弱性探索: ペネトレーションテスト、倫理的ハッキング、レインボーテーブル 攻撃の自動化: AIによる脆弱性自動探索と攻撃プログラム自動作成 [防御技術] 自動防御プログラム: 攻撃検知から防御プログラム生成 デジタルフォレンジックス: 消されたデータの復旧作業の手順と実態 サイバーインテリジェンスと状況把握: オープンソース情報、DarkWeb情報などの分析による状況把握 [統合運用] 国内・国外の法制度: 著作権法、不正アクセス禁止法、IoT対策など サイバーにおけるグループ管理: インシデント発生時の危機管理 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。 | ||||||
(教科書) |
特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
|
||||||
(参考書等) |
必要に応じて講義内で紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 受講に際し特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
情報セキュリティ
(科目名)
Information Security
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 統計・情報・データ科学系 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
集中 4月11日(金)、18(金)、25日(金) 5月2(金)、9日(金)、16日(金)、30日(金) 各4-5限 (教室) 総合研究7号館講義室1 |
|||||||
情報学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
IT化とネットワーク化が進行し、情報システムが企業活動・学術活動に不可欠になった現代において、そこに潜む脆弱性を狙ったサイバー攻撃により社会が大きな影響を受けることが問題となっている。本講義では、インターネットおよび組織内ネットワークを利用する際に知っておくべき知識、例えば、安全確保、攻撃からの防御と運用の継続、消されたデータの復旧、法制度などについて、システム管理者・利用者の視線に立ちながら最新技術を交えて講述する。
|
|||||||
(到達目標)
情報システムを利用する上での危険性を認識するとともに、その対策の概要を知る。
|
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(授業計画と内容)
開講日程: 4月11日(金)、18(金)、25日(金) 5月2(金)、9日(金)、16日(金)、30日(金) 各4-5限 期末試験・フィードバック: 6月6日(金) 4-5限 [基礎技術] ネットワーアーキテクチャ: IPv4、IPv6、TCP、UDP サイバー攻撃と防御技術:マルウェア、脆弱性攻撃、不正アクセス検知、アンチウィルス、ブロックチェーン、オニオンルーティング [攻撃技術] ソーシャルエンジニアリング 脆弱性探索: ペネトレーションテスト、倫理的ハッキング、レインボーテーブル 攻撃の自動化: AIによる脆弱性自動探索と攻撃プログラム自動作成 [防御技術] 自動防御プログラム: 攻撃検知から防御プログラム生成 デジタルフォレンジックス: 消されたデータの復旧作業の手順と実態 サイバーインテリジェンスと状況把握: オープンソース情報、DarkWeb情報などの分析による状況把握 [統合運用] 国内・国外の法制度: 著作権法、不正アクセス禁止法、IoT対策など サイバーにおけるグループ管理: インシデント発生時の危機管理 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。
|
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(教科書)
特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
|
|||||||
(参考書等)
必要に応じて講義内で紹介する。
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
受講に際し特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
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|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
デザイン思考実践
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(英 訳) | Practice of Design Thinking | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 統計・情報・データ科学系 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 9月4日(木). 5日(金) 2〜5限 |
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(教室) | 総合研究2号館 南3階 講義室3 | ||||||||||||
情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的) | 講義日程 9月4日、5日(2限〜5限) システムやソフトウェアの開発プロセスを分解すると、次のように分けられる。 A.問題点やニーズを見つけ出し、それへの解決策を練ること B.その解決策をシステムやソフトウェアに実装できるよう定義すること このうちAを実践する有力なツールに「デザイン思考」がある。また、Bのプロセスは 専門的には「業務要件定義」と呼ばれ、現場の要求を正確にプログラマーに伝える重要なやり取りである。なお実際にはこの後に、プログラミングしてそれを実現することが続く。 本科目では、このAにあたる「デザイン思考」を講義と演習によって習得する。 「デザイン思考」は社会にイノベーションを起こす一つの有効な手段として、近年注目されるようになった課題解決アプローチである。目まぐるしく変化する現代社会において、顧客の思考やユーザの要望を実現させる上で、真意を正確に把握することは決して簡単ではない。本講義ではデザイン思考を大きく「課題の発見」と「課題の解決」に分けて、そのプロセスについて学ぶ。これにより、あらゆる問題に対して臆することなく、真の課題の発見と解決ができるスキルを習得する。 「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。 詳細は講座ホームページ( https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/ )参照 非常勤講師:NTTデータグループ 津村 秀明 様 |
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(到達目標) | デザイン思考のマインドとプロセス(共感、問題定義、アイデア創出、プロトタイピング、検証の5つのステップ)を理解し、新しい課題に対して、デザイン思考の順序にしたがって課題を解決できるようにする。 |
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(授業計画と内容) | 8コマの集中講義を以下のような構成で進める。但し、学習の理解度に応じて内容を変更する場合がある。 1. 基本知識の講義 (1)デザイン思考とはどのようなアプローチ法か (2)デザイン思考を行なう上で必要なマインドや成果物(アイデアスケッチ、リーンキャンバス、プラグマティックペルソナ、ユーザージャーニーマップ、ユーザストーリーマップ、UXプロトタイプなど)とその活用場面、活用方法 2. グループワークによるデザイン思考の実践と習得 (1)課題発見フェーズ ビジネスのコンテキストを整理し、課題を網羅的に洗い出した上で、解くべき最大の課題を発見する (2)課題詳細化フェーズ 課題を抱えたユーザの現状の行動順序などを分析して課題を詳細化する。 (3)解決方法探索フェーズ 個人でアイデアを出した上でペアレビューで多様な視点を追加し、アイデアスケッチにまとめるビジネスモデルやユーザストーリーを設計し、ユーザの行動順序とマッピングする。設計したモデルをグループごとに発表し、他グループからフィードバックを得る (4)プロトタイピングフェーズ UXの改善が重要なユーザストーリーについて、具体的なUXをスケッチ等でプロトタイプとして可視化する。ユーザストーリーとプロトタイプをグループごとに発表し、他グループからフィードバックを得る (5)展開確認フェーズ 想定した課題が想定した解決方法で改善しているかどうか定量的に検証する (6)全体振り返り デザイン思考の実践方法を学習し、今後の研究活動などにどう活かせるか振り返りを行う。 非常勤講師のNTTデータグループ 津村 秀明氏は、DXを推進するための研究開発やデジタル技術を応用したサービス創出に関する戦略検討を担う。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。 | ||||||||||||
(教科書) |
特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
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(参考書等) |
必要に応じて講義内で紹介する。
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(関連URL) | https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/ 情報学ビジネス実践講座 | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 受講に際し特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーは特に設定しない。質疑はメールにて随時受け付ける。 藤田 哲雄: fujita.tetsuo.3m@kyoto-u.ac.jp ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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デザイン思考実践
(科目名)
Practice of Design Thinking
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 統計・情報・データ科学系 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 9月4日(木). 5日(金) 2〜5限 (教室) 総合研究2号館 南3階 講義室3 |
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情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
講義日程 9月4日、5日(2限〜5限)
システムやソフトウェアの開発プロセスを分解すると、次のように分けられる。 A.問題点やニーズを見つけ出し、それへの解決策を練ること B.その解決策をシステムやソフトウェアに実装できるよう定義すること このうちAを実践する有力なツールに「デザイン思考」がある。また、Bのプロセスは 専門的には「業務要件定義」と呼ばれ、現場の要求を正確にプログラマーに伝える重要なやり取りである。なお実際にはこの後に、プログラミングしてそれを実現することが続く。 本科目では、このAにあたる「デザイン思考」を講義と演習によって習得する。 「デザイン思考」は社会にイノベーションを起こす一つの有効な手段として、近年注目されるようになった課題解決アプローチである。目まぐるしく変化する現代社会において、顧客の思考やユーザの要望を実現させる上で、真意を正確に把握することは決して簡単ではない。本講義ではデザイン思考を大きく「課題の発見」と「課題の解決」に分けて、そのプロセスについて学ぶ。これにより、あらゆる問題に対して臆することなく、真の課題の発見と解決ができるスキルを習得する。 「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。 詳細は講座ホームページ( https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/ )参照 非常勤講師:NTTデータグループ 津村 秀明 様 |
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(到達目標)
デザイン思考のマインドとプロセス(共感、問題定義、アイデア創出、プロトタイピング、検証の5つのステップ)を理解し、新しい課題に対して、デザイン思考の順序にしたがって課題を解決できるようにする。
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(授業計画と内容)
8コマの集中講義を以下のような構成で進める。但し、学習の理解度に応じて内容を変更する場合がある。 1. 基本知識の講義 (1)デザイン思考とはどのようなアプローチ法か (2)デザイン思考を行なう上で必要なマインドや成果物(アイデアスケッチ、リーンキャンバス、プラグマティックペルソナ、ユーザージャーニーマップ、ユーザストーリーマップ、UXプロトタイプなど)とその活用場面、活用方法 2. グループワークによるデザイン思考の実践と習得 (1)課題発見フェーズ ビジネスのコンテキストを整理し、課題を網羅的に洗い出した上で、解くべき最大の課題を発見する (2)課題詳細化フェーズ 課題を抱えたユーザの現状の行動順序などを分析して課題を詳細化する。 (3)解決方法探索フェーズ 個人でアイデアを出した上でペアレビューで多様な視点を追加し、アイデアスケッチにまとめるビジネスモデルやユーザストーリーを設計し、ユーザの行動順序とマッピングする。設計したモデルをグループごとに発表し、他グループからフィードバックを得る (4)プロトタイピングフェーズ UXの改善が重要なユーザストーリーについて、具体的なUXをスケッチ等でプロトタイプとして可視化する。ユーザストーリーとプロトタイプをグループごとに発表し、他グループからフィードバックを得る (5)展開確認フェーズ 想定した課題が想定した解決方法で改善しているかどうか定量的に検証する (6)全体振り返り デザイン思考の実践方法を学習し、今後の研究活動などにどう活かせるか振り返りを行う。 非常勤講師のNTTデータグループ 津村 秀明氏は、DXを推進するための研究開発やデジタル技術を応用したサービス創出に関する戦略検討を担う。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。
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(教科書)
特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
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(参考書等)
必要に応じて講義内で紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講に際し特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーは特に設定しない。質疑はメールにて随時受け付ける。
藤田 哲雄: fujita.tetsuo.3m@kyoto-u.ac.jp ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ビジネスデータ分析実践
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(英 訳) | Practice of Business Data Analysis | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統計・情報・データ科学系 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 9月1日(月). 2日(火) 2〜5限 |
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(教室) | 総合研究2号館 南3階 講義室3 | ||||||||||||||||||
情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 全てのものがインターネットと繋がり、データドリブンで社会課題が解決される世の中が到来しようとしている。そのような環境のなか、世の中にあふれるデータをどのように扱い、その中からいかに価値のある解決策を導きだせるかがこれからの社会において非常に重要となってくる。本講義では、データ分析について、その手法の習得にとどまらず、ビジネスにおいてどのようにデータを利活用すべきか、与えられた課題をデータ分析結果を用いていかに課題解決まで導くかを、一連の流れを実践形式で学習する。 |
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(到達目標) | ビジネス課題に対して、適切なデータ選定、データ分析ができる手法を習得し、データの分析に基づいた課題の解決策が提案できる。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 8コマの集中講義を以下のような構成で進める。但し、学習の理解度に応じて内容を変更する場合がある。3章〜5章において、オンライン書店をテーマにした各種分析を行う演習により現場でのデータ分析を体験する。更に6章では、「訪日外国時の消費動向調査データ」「エンゲージメント」「ECサイトのユーザ属性」という3種類のデータから1つを選び、課題設定、データ分析、課題解決案作成をワーク(演習)で実施する。 ■第1章 データ分析の概要(石山) ・ビッグデータとは/ビッグデータの活用 ・データ分析の準備/データ分析の実施 ・統計解析手法によるデータ分析とは ・データ分析手法の検討 ■第2章 統計ソフトウェアRの基本的な使い方(石山) ・R言語概要 ・R基本操作 ■第3章 基本的なデータ分析(石山) ・基本的なデータ分析 ・ヒストグラム ・代表値、代表値を見るときのポイント ・データの可視化(グラフ化)、グラフを見るときのポイント ・【演習】データの要約による特性把握および考察、発表 ■第4章 相関分析(石山) ・相関分析とは ・相関分析の実施(相関係数の算出) ・【演習】相関係数算出および考察 ■第5章 回帰分析、判別分析(石山) ・回帰分析(線形回帰分析) - 回帰分析の実施(統計モデルの作成) ・【演習】回帰分析を用いた予測モデルの作成および考察、発表 ・判別分析(ロジスティック回帰分析) - ロジスティック回帰分析の実施(統計モデルの作成) ■第6章 データ分析による課題解決演習(石山) ・ユースケースに基づく、ビジネスデータ分析の解説 - 「訪日外国人の消費動向調査データ」他、各種データに適した課題設定、分析結果、提案内容の作成、発表 ■最終課題(講義終了後)(藤田) ・課題設定と、それに適したデータセットの選択、データ分析、提案資料の作成、提出 |
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(履修要件) |
統計学に関する入門講義を既に受講しているか、同等の知識を有することが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
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(参考書等) |
必要に応じて講義内で紹介する。
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(関連URL) | https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/ 情報学ビジネス実践講座 | ||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 受講に際し情報やITに関する特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーは特に設定しない。質疑はメールにて随時受け付ける。 藤田 哲雄: fujita.tetsuo.3m@kyoto-u.ac.jp ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。 詳細は講座ホームページ( https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/ )参照 |
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ビジネスデータ分析実践
(科目名)
Practice of Business Data Analysis
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 統計・情報・データ科学系 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 9月1日(月). 2日(火) 2〜5限 (教室) 総合研究2号館 南3階 講義室3 |
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情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
全てのものがインターネットと繋がり、データドリブンで社会課題が解決される世の中が到来しようとしている。そのような環境のなか、世の中にあふれるデータをどのように扱い、その中からいかに価値のある解決策を導きだせるかがこれからの社会において非常に重要となってくる。本講義では、データ分析について、その手法の習得にとどまらず、ビジネスにおいてどのようにデータを利活用すべきか、与えられた課題をデータ分析結果を用いていかに課題解決まで導くかを、一連の流れを実践形式で学習する。
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(到達目標)
ビジネス課題に対して、適切なデータ選定、データ分析ができる手法を習得し、データの分析に基づいた課題の解決策が提案できる。
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(授業計画と内容)
8コマの集中講義を以下のような構成で進める。但し、学習の理解度に応じて内容を変更する場合がある。3章〜5章において、オンライン書店をテーマにした各種分析を行う演習により現場でのデータ分析を体験する。更に6章では、「訪日外国時の消費動向調査データ」「エンゲージメント」「ECサイトのユーザ属性」という3種類のデータから1つを選び、課題設定、データ分析、課題解決案作成をワーク(演習)で実施する。 ■第1章 データ分析の概要(石山) ・ビッグデータとは/ビッグデータの活用 ・データ分析の準備/データ分析の実施 ・統計解析手法によるデータ分析とは ・データ分析手法の検討 ■第2章 統計ソフトウェアRの基本的な使い方(石山) ・R言語概要 ・R基本操作 ■第3章 基本的なデータ分析(石山) ・基本的なデータ分析 ・ヒストグラム ・代表値、代表値を見るときのポイント ・データの可視化(グラフ化)、グラフを見るときのポイント ・【演習】データの要約による特性把握および考察、発表 ■第4章 相関分析(石山) ・相関分析とは ・相関分析の実施(相関係数の算出) ・【演習】相関係数算出および考察 ■第5章 回帰分析、判別分析(石山) ・回帰分析(線形回帰分析) - 回帰分析の実施(統計モデルの作成) ・【演習】回帰分析を用いた予測モデルの作成および考察、発表 ・判別分析(ロジスティック回帰分析) - ロジスティック回帰分析の実施(統計モデルの作成) ■第6章 データ分析による課題解決演習(石山) ・ユースケースに基づく、ビジネスデータ分析の解説 - 「訪日外国人の消費動向調査データ」他、各種データに適した課題設定、分析結果、提案内容の作成、発表 ■最終課題(講義終了後)(藤田) ・課題設定と、それに適したデータセットの選択、データ分析、提案資料の作成、提出 |
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(履修要件)
統計学に関する入門講義を既に受講しているか、同等の知識を有することが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。
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(教科書)
特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
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(参考書等)
必要に応じて講義内で紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講に際し情報やITに関する特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーは特に設定しない。質疑はメールにて随時受け付ける。
藤田 哲雄: fujita.tetsuo.3m@kyoto-u.ac.jp ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。 詳細は講座ホームページ( https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/ )参照 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ビジネスにおける情報学の実践
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(英 訳) | Practice on Informatics in Business | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統計・情報・データ科学系 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 60 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 8月28日(木)・29日(金)2-5限 |
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(教室) | 総合研究2号館 3階 講義室3 | ||||||||||||||||||
情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | ITはあらゆる産業における当然の基盤となり、デジタルトランスフォーメーション(DX)が ビジネスでの競争の鍵となりつつある。本講義では、当然のように活用されているITが、社会や産業の隅々にまで浸透してきた背景や経緯を概観し、本質的にITが社会課題の解決や企業経営にどのような意義を持つかを学ぶ。 次に、企業活動における人工知能(AI)等の最新技術やデータサイエンスの活用の実情を知り、経営戦略に基づくIT戦略の重要性を学ぶ。さらにIT活用及び戦略の様々な事例に触れたうえで、グループワークによってIT活用の戦略策定を疑似体験する。 一方、経営層がどのようにIT戦略とビジネスを見てガバナンスしているかの理解を深めるため、実際に大企業でITガバナンスを経験した経営層との対話を通じて学ぶ。 これらの体系的な学びを踏まえ、企業におけるDXについて参画企業3社の最先端の実例から理解の幅を広げ、最後にアイディアソンによりDXの発想力・実践力を習得する。 本科目は、「情報学ビジネス実践講座※」における総まとめにあたるものであり、企業経営におけるIT・DXについて実践的に学ぶ絶好の機会となる。 ※「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。 詳細は講座ホームページ (https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)参照 |
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(到達目標) | ・ビジネスや社会課題の解決におけるITの重要性を理解している。また、DXになぜ取り組むか、人工知能(AI)等の最新技術やデータサイエンスがいかにビジネスや社会に活用されるかを理解している ・IT戦略の実際について事例を通じて理解の幅を広げ、演習課題による疑似体験でIT戦略を策定するイメージを掴んでいる ・経営の現実的な視点からITとビジネスについて学びを深め、ITガバナンスの要諦を理解している ・DXについて企業の実例を踏まえて最先端の様相を理解し、さらにアイデアソンを通じて発想力・実践力を習得している |
||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 【第Ⅰ部 IT戦略を学ぶ(日本総合研究所)】 1 ITと社会・ビジネス〜IT戦略の理解まで〜 ・ ITが社会・ビジネスの隅々まで浸透していることを様々な事例を通じて説明する ・ 社会課題や企業の経営課題の解決におけるITの役割を解説し、業務との関係でITの意味を理解する ・ デジタルトランスフォーメーション (DX)とは何か、なぜDXに各社が取り組んでいるのかを説明する ・ 人工知能(AI)等の最新技術やデータサイエンスがいかにビジネスや社会に活用されているかを紹介する ・ IT戦略をいかに策定するか、最新技術を活用したIT戦略をどのように企画するのかを説明する 2 IT戦略の事例と演習(グループワーク) ・ ゲスト講師を招いてIT戦略の事例を紹介し、理解の幅を広げる ・ 演習課題を用いたグループワークにより、IT戦略の策定の概要を疑似体験する 3 経営とIT(含む 企業経営層と学生との対話) ・ 経営戦略におけるIT戦略を企業組織において成就させるためのITガバナンスの勘所を説明する ・ 企業経営層と学生との対話の時間を挟みITと社会・ビジネスの学びを深める 【第Ⅱ部 最先端のDXに触れる(日本総合研究所・ANAシステムズ・ DMG森精機)】 4 DXの現状①〜金融業編〜(事例紹介中心) ・ 金融業 とITとの関係、金融におけるDXの捉え方と、活用事例を説明する 5 DXの現状②〜航空業編〜(デモンストレーション・事例紹介有) ・ 航空業におけるデジタル変革の歴史や、航空業とその枠を超えたデジタル変革の事例を説明する 6 DXの現状③〜製造業編〜(デモンストレーション・事例紹介有) ・ 製造業 (工作機械業)におけるデジタル活用や、自動化、IoTによるつながるソリューションについて説明する 【第Ⅲ部 アイディアソンで DXを実体験する(日本総合研究所・ANAシステムズ・ DMG森精機)】 7 DXで新事業・サービスを創出する ・ グループごとに金融業・航空業・製造業(工作機械業)から1つを採り上げ、DXによる新事業・新サービスのアイデアを発想・検討し、発表する タイトル横の括弧書きの企業名は「情報学ビジネス実践講座」の当該協力企業より以下の非常勤講師を予定 日本総合研究所:渕崎 正弘 様、ANAシステムズ:廣澤 健樹 様・岐部 琴美 様、DMG森精機:ブルーメンシュテンゲル 健太郎 様 |
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(履修要件) |
受講人数を制限することがあります。その場合、情報学ビジネス実践講座プログラム(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)登録者を優先します。
最新の事例を含め、ビジネスとITの実践的な情報を交えた講義となりますので、経営戦略やITの基本に関する知識について、スタート時点では必要ではないですが、授業中必要になる知識については、授業中の質疑で適宜補足します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義への貢献度ならびに総合演習の評価に基づいて評価する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
必要な資料(テキスト、演習課題)を講義において配布する。
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(参考書等) |
必要に応じて講義内で紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等) | 受講に際し経営および情報やITに関する特別の知識は必須ではないが、昨今の企業ニュースで取り上げられるIT活用の事例に関心を持っておくことを推奨する。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーは特に設定しない。質疑はメールにて随時受け付ける。 齊木 大: saiki.dai.7y@kyoto-u.ac.jp ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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ビジネスにおける情報学の実践
(科目名)
Practice on Informatics in Business
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 統計・情報・データ科学系 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 60 時間 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月28日(木)・29日(金)2-5限 (教室) 総合研究2号館 3階 講義室3 |
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情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
ITはあらゆる産業における当然の基盤となり、デジタルトランスフォーメーション(DX)が ビジネスでの競争の鍵となりつつある。本講義では、当然のように活用されているITが、社会や産業の隅々にまで浸透してきた背景や経緯を概観し、本質的にITが社会課題の解決や企業経営にどのような意義を持つかを学ぶ。
次に、企業活動における人工知能(AI)等の最新技術やデータサイエンスの活用の実情を知り、経営戦略に基づくIT戦略の重要性を学ぶ。さらにIT活用及び戦略の様々な事例に触れたうえで、グループワークによってIT活用の戦略策定を疑似体験する。 一方、経営層がどのようにIT戦略とビジネスを見てガバナンスしているかの理解を深めるため、実際に大企業でITガバナンスを経験した経営層との対話を通じて学ぶ。 これらの体系的な学びを踏まえ、企業におけるDXについて参画企業3社の最先端の実例から理解の幅を広げ、最後にアイディアソンによりDXの発想力・実践力を習得する。 本科目は、「情報学ビジネス実践講座※」における総まとめにあたるものであり、企業経営におけるIT・DXについて実践的に学ぶ絶好の機会となる。 ※「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。 詳細は講座ホームページ (https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)参照 |
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(到達目標)
・ビジネスや社会課題の解決におけるITの重要性を理解している。また、DXになぜ取り組むか、人工知能(AI)等の最新技術やデータサイエンスがいかにビジネスや社会に活用されるかを理解している
・IT戦略の実際について事例を通じて理解の幅を広げ、演習課題による疑似体験でIT戦略を策定するイメージを掴んでいる ・経営の現実的な視点からITとビジネスについて学びを深め、ITガバナンスの要諦を理解している ・DXについて企業の実例を踏まえて最先端の様相を理解し、さらにアイデアソンを通じて発想力・実践力を習得している |
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(授業計画と内容)
【第Ⅰ部 IT戦略を学ぶ(日本総合研究所)】 1 ITと社会・ビジネス〜IT戦略の理解まで〜 ・ ITが社会・ビジネスの隅々まで浸透していることを様々な事例を通じて説明する ・ 社会課題や企業の経営課題の解決におけるITの役割を解説し、業務との関係でITの意味を理解する ・ デジタルトランスフォーメーション (DX)とは何か、なぜDXに各社が取り組んでいるのかを説明する ・ 人工知能(AI)等の最新技術やデータサイエンスがいかにビジネスや社会に活用されているかを紹介する ・ IT戦略をいかに策定するか、最新技術を活用したIT戦略をどのように企画するのかを説明する 2 IT戦略の事例と演習(グループワーク) ・ ゲスト講師を招いてIT戦略の事例を紹介し、理解の幅を広げる ・ 演習課題を用いたグループワークにより、IT戦略の策定の概要を疑似体験する 3 経営とIT(含む 企業経営層と学生との対話) ・ 経営戦略におけるIT戦略を企業組織において成就させるためのITガバナンスの勘所を説明する ・ 企業経営層と学生との対話の時間を挟みITと社会・ビジネスの学びを深める 【第Ⅱ部 最先端のDXに触れる(日本総合研究所・ANAシステムズ・ DMG森精機)】 4 DXの現状①〜金融業編〜(事例紹介中心) ・ 金融業 とITとの関係、金融におけるDXの捉え方と、活用事例を説明する 5 DXの現状②〜航空業編〜(デモンストレーション・事例紹介有) ・ 航空業におけるデジタル変革の歴史や、航空業とその枠を超えたデジタル変革の事例を説明する 6 DXの現状③〜製造業編〜(デモンストレーション・事例紹介有) ・ 製造業 (工作機械業)におけるデジタル活用や、自動化、IoTによるつながるソリューションについて説明する 【第Ⅲ部 アイディアソンで DXを実体験する(日本総合研究所・ANAシステムズ・ DMG森精機)】 7 DXで新事業・サービスを創出する ・ グループごとに金融業・航空業・製造業(工作機械業)から1つを採り上げ、DXによる新事業・新サービスのアイデアを発想・検討し、発表する タイトル横の括弧書きの企業名は「情報学ビジネス実践講座」の当該協力企業より以下の非常勤講師を予定 日本総合研究所:渕崎 正弘 様、ANAシステムズ:廣澤 健樹 様・岐部 琴美 様、DMG森精機:ブルーメンシュテンゲル 健太郎 様 |
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(履修要件)
受講人数を制限することがあります。その場合、情報学ビジネス実践講座プログラム(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)登録者を優先します。
最新の事例を含め、ビジネスとITの実践的な情報を交えた講義となりますので、経営戦略やITの基本に関する知識について、スタート時点では必要ではないですが、授業中必要になる知識については、授業中の質疑で適宜補足します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義への貢献度ならびに総合演習の評価に基づいて評価する。
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(教科書)
必要な資料(テキスト、演習課題)を講義において配布する。
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(参考書等)
必要に応じて講義内で紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講に際し経営および情報やITに関する特別の知識は必須ではないが、昨今の企業ニュースで取り上げられるIT活用の事例に関心を持っておくことを推奨する。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーは特に設定しない。質疑はメールにて随時受け付ける。
齊木 大: saiki.dai.7y@kyoto-u.ac.jp ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
AI技術利活用実践
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(英 訳) | AI technology utilization practice | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 統計・情報・データ科学系 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 9月25日(木). 26日(金) 2〜5限 |
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(教室) | 総合研究2号館 南3階 講義室3 | ||||||||||||||||||
情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 世界がデジタル化に向けてスピードを加速させていくなかで、AIを代表とするデジタル技術も凄まじいスピードで進化を遂げている。このような世界において、いかに新しい技術に触れ、それを使いこなしていくかは、これからのビジネスパーソンにとって重要な要素である。そこで本講義では、AIのような新しい技術をいかにビジネスに活用していくかを、手法や意識しておくべきマインドセットと共に実践形式で学びながら習得する。また、デジタル技術の応用事例について、現在のトレンドと今後の展望を概観する。 |
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(到達目標) | AIに代表されるデジタル技術を活用するサービスのアイデアを考え、実装の演習まで経験する。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 2日間の集中講義予定(2024年度実績) 1. 先端技術概要(津村) ・AIやVRなどを含む様々なデジタル技術の概要を理解する ・それぞれのデジタル技術についてビジネスでの活用例を紹介する 2. ビジネスのWhy(津村) ・課題発見からビジネスの企画構想の方法を説明する ・リーンキャンパスやCustomer Value Chain Analysis、ペルソナなどの一般的なビジネスフレームワークを理解する 3. ビジネスのWhat(津村・前川) ・ビジネスの企画構想からサービス(プロダクト/アプリ)のデザイン手法を説明する ・カスタマージャーニーマップ、ユーザーストーリーマッピングなどの一般的なサービスデザイン手法を理解する 4. デジタル技術を活用したビジネスを考えてみよう ・10年後の社会におけるAIやVRなどの先端技術の活用シーンをワークショップ形式で考える ・検討したアイデアを共有し、フィードバックをもらう 5. ビジネスのHow ・ビジネスを実現するために、AIなどのデジタル技術を使ったアプリ開発の仕方について、アジャイル開発を例に学習する ・実際のビジネス現場での開発作法を理解する 6. アプリを作ってみよう その1 〜まずは準備から〜 ・Gitなどのアプリ開発に必要な道具を備える ・実際にどうやってアプリ開発を進めていくのか、ハンズオン形式で学習する 7. アプリを作ってみよう その2 〜動かしてみよう〜 ・身近な課題を題材に、アプリのプロトタイプを作成し、動かしてみる(アプリ内容は検討中) 8. ビジネスの事例 近年のいろいろなビジネスでの事例にふれる 非常勤講師のNTTデータグループ 津村秀明氏は、DXを推進するための研究開発やデジタル技術を応用したサービス創出に関する戦略検討を担う。 |
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(履修要件) |
受講人数を制限することがあります。その場合、情報学ビジネス実践講座プログラム(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)登録者を優先します。
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義でのディスッカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/ 情報学ビジネス実践講座 | ||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 受講に際し情報やITに関する特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。詳細は講座ホームページ(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)参照 |
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AI技術利活用実践
(科目名)
AI technology utilization practice
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 統計・情報・データ科学系 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 9月25日(木). 26日(金) 2〜5限 (教室) 総合研究2号館 南3階 講義室3 |
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情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
世界がデジタル化に向けてスピードを加速させていくなかで、AIを代表とするデジタル技術も凄まじいスピードで進化を遂げている。このような世界において、いかに新しい技術に触れ、それを使いこなしていくかは、これからのビジネスパーソンにとって重要な要素である。そこで本講義では、AIのような新しい技術をいかにビジネスに活用していくかを、手法や意識しておくべきマインドセットと共に実践形式で学びながら習得する。また、デジタル技術の応用事例について、現在のトレンドと今後の展望を概観する。
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(到達目標)
AIに代表されるデジタル技術を活用するサービスのアイデアを考え、実装の演習まで経験する。
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(授業計画と内容)
2日間の集中講義予定(2024年度実績) 1. 先端技術概要(津村) ・AIやVRなどを含む様々なデジタル技術の概要を理解する ・それぞれのデジタル技術についてビジネスでの活用例を紹介する 2. ビジネスのWhy(津村) ・課題発見からビジネスの企画構想の方法を説明する ・リーンキャンパスやCustomer Value Chain Analysis、ペルソナなどの一般的なビジネスフレームワークを理解する 3. ビジネスのWhat(津村・前川) ・ビジネスの企画構想からサービス(プロダクト/アプリ)のデザイン手法を説明する ・カスタマージャーニーマップ、ユーザーストーリーマッピングなどの一般的なサービスデザイン手法を理解する 4. デジタル技術を活用したビジネスを考えてみよう ・10年後の社会におけるAIやVRなどの先端技術の活用シーンをワークショップ形式で考える ・検討したアイデアを共有し、フィードバックをもらう 5. ビジネスのHow ・ビジネスを実現するために、AIなどのデジタル技術を使ったアプリ開発の仕方について、アジャイル開発を例に学習する ・実際のビジネス現場での開発作法を理解する 6. アプリを作ってみよう その1 〜まずは準備から〜 ・Gitなどのアプリ開発に必要な道具を備える ・実際にどうやってアプリ開発を進めていくのか、ハンズオン形式で学習する 7. アプリを作ってみよう その2 〜動かしてみよう〜 ・身近な課題を題材に、アプリのプロトタイプを作成し、動かしてみる(アプリ内容は検討中) 8. ビジネスの事例 近年のいろいろなビジネスでの事例にふれる 非常勤講師のNTTデータグループ 津村秀明氏は、DXを推進するための研究開発やデジタル技術を応用したサービス創出に関する戦略検討を担う。 |
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(履修要件)
受講人数を制限することがあります。その場合、情報学ビジネス実践講座プログラム(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)登録者を優先します。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義でのディスッカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する。
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(教科書)
使用しない
特に定めない。必要な資料は講義において配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講に際し情報やITに関する特別の知識は必須ではないが、講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある。
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(その他(オフィスアワー等))
※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。
「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。詳細は講座ホームページ(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)参照 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ユーザー視点のITシステム設計実践
|
(英 訳) | IT System Design Practice in Business | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||
(分野(分類)) | 統計・情報・データ科学系 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 9月22日(月)・24日(水)2-5限 |
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(教室) | 総合研究2号館 3階 講義室3 | ||||||||||||
情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的) | 日程: 集中 9月22日(月)、24日(水)各2〜5限 「ユーザー視点のITシステム設計実践(業務要件定義実践)」 現代ではITを抜きして新しいビジネスやサービスを提供することは、ほぼ不可能です。この授業では、「ITを活用してビジネスを作る」ことを演習を通して実際に体験していただきます。 具体的には、 ・「ユーザ視点でのアプリケーションの検討」 ・「アジャイル開発の流れ」 (1日目に検討したアプリケーションが、2日目に実際に提供されます) ・「ユーザインタビューからの改善案の検討」 を体験できるワークショップ形式の講義となっており、参加者を対象とした授業後のアンケートでも高い満足度を得ています。 特別な専門知識は必要ありませんので、ビジネス開発・IT開発に興味がある方の参加をお待ちしています! 授業の詳細内容について システムやソフトウェアの開発プロセスを分解すると、次のように分けられる。 A. 問題点やニーズを見つけ出し、それへの解決策を練ること B. その解決策をシステムやソフトウェアに実装できるように定義すること このうちAを実践する有力なツールに「デザイン思考」がある。また、Bのプロセスは専門的には「業務要件定義」と呼ばれ、現場の要求を正確に開発者に伝える重要なやり取りである。なお実際にはこの後に、プログラミングしてそれを実現することが続く。本科目では、このBにあたる「業務要件定義」を「ユーザー視点のITシステム設計実践」としてとらえ、講義と演習によって習得する。 デザイン思考などの手法によって問題点やニーズとそれへの解決案ができたら、次は「要件定義」、すなわち実現するシステムやソフトウェアの機能や満たすべき性能を明確にしていくことが必要となる。この過程がプロジェクトの成否の鍵を握るといっても過言ではない。業務要件定義は、システムやソフトウェアによって何の問題を解決したいかという問いを定義する活動であるとも言える。 本講義では、システム開発に携わる、ユーザ側、システム開発者側それぞれの視点を体感しながら、業務要件定義の重要性、陥りがちな罠、押さえるべきポイントについて実践を通して習得する。特に「結果を知るスピード」を重視したビジネス開発手法であるアジャイル(ビジネス部門のコン トロールの下、小さな開発・フィードバックといった改善サイクルを通じて柔軟に方向転換し、ユ ーザの要望を取り入れることができる)を主として扱う。 「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。詳細は講座ホームページ(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)参照 非常勤講師:東京海上日動システムズ 佐藤 哲治 様 |
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(到達目標) | ユーザの視点にたったアプリケーションの検討・現場で実践しているアジャイル開発を体験し、理解することができるようになる。 特に「ユーザー視点」からビジネスやITシステムの設計(業務要件定義)手法を理解することで、VUCAの時代のビジネスにおけるしなやかな合意形成をはかることができるようになる。 |
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(授業計画と内容) | ● 要望を出すユーザ側、開発するIT従事者側の両方を想定した、総合的な演習とする。 ● 演習で作成した要件定義により、実際に開発されたアプリケーションを体感することで、理解を深める。 ● 本講義は「ユーザー視点のITシステム設計実践」であるため、講義ではプログラム開発は実施しない。 8コマの集中講義を以下のような構成で進める。但し、学習の理解度に応じて内容を変更する場合がある。 1.要求開発とは (1)全体説明 (2)ウォータフォール開発に関する講義 ・ウォータフォールの開発手法である要件定義から機能テストまで各開発工程ごとにポイントを学ぶ。 ・プロセスだけでなくUI/UXへの考慮やテストの重要性なども含めて学ぶ。 (3)アジャイル開発に関する講義 ・アジャイル開発に必要となる主な手法についてポイントを学ぶ。(ユーザーストーリー、プロダクトバックログ、プランニングポーカー、テスト駆動開発) 2.アジャイル開発に関するケーススタディ (1)グループに分かれて、WEBアプリの要件定義を作成する。 ・ユーザーストーリーマッピング、画面遷移図・画面レイアウト、プロダクトバックログ、の作成 ・このケーススタディから実際にアプリケーションを開発する。(講師側で用意) (2)前日のケーススタディから実際に開発されたアプリケーションをレビューする。 ・開発された実際のアプリ(モックアップ、プロトタイプ)を触りながら、当初想定とのかい離を確認し、原因について議論する。 ・要件定義のGOOD/BAD POINTについての解説 ・要件定義を深めるためのインタビューの演習 3.全体解説とまとめ (1)全体解説 (2)講師から解答例をデモを交えて紹介する (3)まとめと質疑応答 非常勤講師の東京海上日動システムズ 佐藤 哲治氏は、2013年同社に入社、保険業務の基幹システムの開発・運用を担当した後、2017年より東京海上グループのデジタルイノベーションに参画。プロダクトデザインコーチとしてビジネス部門にユーザー中心設計を広めるとともに、アジャイル開発チームのマネジメントを務めている。 |
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(履修要件) |
受講人数を制限することがあります。
その場合、情報学ビジネス実践講座プログラム(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)登録者を優先します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、により総合的に判断する。 なお、講義時間(コマ)全体の2/3以上の出席がなければ、単位は付与しない。 |
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(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(関連URL) | https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/ 情報学ビジネス実践講座 | ||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 受講に際し情報やITに関する特別の知識は必須ではない。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワーは特に設定しない。質疑はメールにて随時受け付ける。 村野 剛太:murano.gota.3u@kyoto-u.ac.jp |
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ユーザー視点のITシステム設計実践
(科目名)
IT System Design Practice in Business
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 統計・情報・データ科学系 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 9月22日(月)・24日(水)2-5限 (教室) 総合研究2号館 3階 講義室3 |
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情報学研究科, 経営管理大学院 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
日程: 集中 9月22日(月)、24日(水)各2〜5限
「ユーザー視点のITシステム設計実践(業務要件定義実践)」 現代ではITを抜きして新しいビジネスやサービスを提供することは、ほぼ不可能です。この授業では、「ITを活用してビジネスを作る」ことを演習を通して実際に体験していただきます。 具体的には、 ・「ユーザ視点でのアプリケーションの検討」 ・「アジャイル開発の流れ」 (1日目に検討したアプリケーションが、2日目に実際に提供されます) ・「ユーザインタビューからの改善案の検討」 を体験できるワークショップ形式の講義となっており、参加者を対象とした授業後のアンケートでも高い満足度を得ています。 特別な専門知識は必要ありませんので、ビジネス開発・IT開発に興味がある方の参加をお待ちしています! 授業の詳細内容について システムやソフトウェアの開発プロセスを分解すると、次のように分けられる。 A. 問題点やニーズを見つけ出し、それへの解決策を練ること B. その解決策をシステムやソフトウェアに実装できるように定義すること このうちAを実践する有力なツールに「デザイン思考」がある。また、Bのプロセスは専門的には「業務要件定義」と呼ばれ、現場の要求を正確に開発者に伝える重要なやり取りである。なお実際にはこの後に、プログラミングしてそれを実現することが続く。本科目では、このBにあたる「業務要件定義」を「ユーザー視点のITシステム設計実践」としてとらえ、講義と演習によって習得する。 デザイン思考などの手法によって問題点やニーズとそれへの解決案ができたら、次は「要件定義」、すなわち実現するシステムやソフトウェアの機能や満たすべき性能を明確にしていくことが必要となる。この過程がプロジェクトの成否の鍵を握るといっても過言ではない。業務要件定義は、システムやソフトウェアによって何の問題を解決したいかという問いを定義する活動であるとも言える。 本講義では、システム開発に携わる、ユーザ側、システム開発者側それぞれの視点を体感しながら、業務要件定義の重要性、陥りがちな罠、押さえるべきポイントについて実践を通して習得する。特に「結果を知るスピード」を重視したビジネス開発手法であるアジャイル(ビジネス部門のコン トロールの下、小さな開発・フィードバックといった改善サイクルを通じて柔軟に方向転換し、ユ ーザの要望を取り入れることができる)を主として扱う。 「情報学ビジネス実践講座」:京都大学と協力企業(ANA・ANAシステムズ、NTTデータグループ、DMG森精機、東京海上日動火災保険・東京海上日動システムズ、三井住友フィナンシャルグループ・日本総合研究所、日本電気)が、デジタル時代の社会で活躍するために、ITとそのビジネスへの活用を実践的に学べる場を提供することを目的に設立した産学共同講座。詳細は講座ホームページ(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)参照 非常勤講師:東京海上日動システムズ 佐藤 哲治 様 |
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(到達目標)
ユーザの視点にたったアプリケーションの検討・現場で実践しているアジャイル開発を体験し、理解することができるようになる。
特に「ユーザー視点」からビジネスやITシステムの設計(業務要件定義)手法を理解することで、VUCAの時代のビジネスにおけるしなやかな合意形成をはかることができるようになる。 |
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(授業計画と内容)
● 要望を出すユーザ側、開発するIT従事者側の両方を想定した、総合的な演習とする。 ● 演習で作成した要件定義により、実際に開発されたアプリケーションを体感することで、理解を深める。 ● 本講義は「ユーザー視点のITシステム設計実践」であるため、講義ではプログラム開発は実施しない。 8コマの集中講義を以下のような構成で進める。但し、学習の理解度に応じて内容を変更する場合がある。 1.要求開発とは (1)全体説明 (2)ウォータフォール開発に関する講義 ・ウォータフォールの開発手法である要件定義から機能テストまで各開発工程ごとにポイントを学ぶ。 ・プロセスだけでなくUI/UXへの考慮やテストの重要性なども含めて学ぶ。 (3)アジャイル開発に関する講義 ・アジャイル開発に必要となる主な手法についてポイントを学ぶ。(ユーザーストーリー、プロダクトバックログ、プランニングポーカー、テスト駆動開発) 2.アジャイル開発に関するケーススタディ (1)グループに分かれて、WEBアプリの要件定義を作成する。 ・ユーザーストーリーマッピング、画面遷移図・画面レイアウト、プロダクトバックログ、の作成 ・このケーススタディから実際にアプリケーションを開発する。(講師側で用意) (2)前日のケーススタディから実際に開発されたアプリケーションをレビューする。 ・開発された実際のアプリ(モックアップ、プロトタイプ)を触りながら、当初想定とのかい離を確認し、原因について議論する。 ・要件定義のGOOD/BAD POINTについての解説 ・要件定義を深めるためのインタビューの演習 3.全体解説とまとめ (1)全体解説 (2)講師から解答例をデモを交えて紹介する (3)まとめと質疑応答 非常勤講師の東京海上日動システムズ 佐藤 哲治氏は、2013年同社に入社、保険業務の基幹システムの開発・運用を担当した後、2017年より東京海上グループのデジタルイノベーションに参画。プロダクトデザインコーチとしてビジネス部門にユーザー中心設計を広めるとともに、アジャイル開発チームのマネジメントを務めている。 |
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(履修要件)
受講人数を制限することがあります。
その場合、情報学ビジネス実践講座プログラム(https://www.project.gsm.kyoto-u.ac.jp/pib/)登録者を優先します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義でのディスカション等への貢献度、プレゼンテーション等の内容、により総合的に判断する。
なお、講義時間(コマ)全体の2/3以上の出席がなければ、単位は付与しない。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
受講に際し情報やITに関する特別の知識は必須ではない。
|
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワーは特に設定しない。質疑はメールにて随時受け付ける。
村野 剛太:murano.gota.3u@kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
疫学I(疫学入門)
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(英 訳) | Epidemiology I | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 健康・医療系 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 60 時間 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 金3・4 |
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(教室) | 医−G棟セミナー室A | ||||||||||||||||||||||||
医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | ・本コースは医学研究科社会健康医学系専攻の必須科目の一つです。 ・臨床研究を含む社会健康医学(パブリックヘルス)領域において、最も基本となる疫学の考え方、方法論についての入門的な講義を行います。 【大学院横断教育の概要・目的】 人間集団における健康・疾病に関する事象の因果関係を明らかにする疫学研究は、根拠に基づく医療(evidence-based medicine: EBM)、そして現代医学の基盤科学として認識されている。本講義では、理系文系問わず、健康・医療の問題に関心を持つ受講生に疫学の入門的知識を講義する。 |
||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | ・疫学の基本的考え方、用語、概念、方法論を説明できる。 ・疫学の発展的な知識を学ぶための基礎を身に付ける。 |
||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 4月11日(3限) イントロダクション(中山) 第2回 4月11日(4限) コホート研究・症例対照研究(中山) 第3回 4月18日(3限) 介入研究(中山) 第4回 4月18日(4限) 追跡型研究(中山) 第5回 4月25日(3限) 観察データでの因果推論(福間・中山) 第6回 4月25日(4限) 疫学をめぐる最近の話題:倫理・政策と疫学・ビッグデータ(中山) 第7回 5月 2日(3限) 高齢者の疫学(石崎) 第8回 5月 2日(4限) 視聴覚教材「大いなる航海」(中山) 特別講義予定あり(三浦・田原) |
||||||||||||||||||||||||
(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回の小レポート提出 20% レポート(相互閲覧) 80% |
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(教科書) |
講義資料は配布
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(参考書等) |
『エビデンスをつくる:陥りやすい臨床研究のピットフォール』
(医学書院,2003年)
ISBN:978-4260127127
『ロスマンの疫学 第2版』
(篠原出版新社,2013年)
ISBN:978- 4884123727
『図説・国民衛生の動向 2024/2025』
(厚生統計協会,2024年)
ISBN:978- 4875119203
『読んでわかる! 疫学入門』
(大修館書店,2019年)
ISBN:978- 4469268584
|
||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習は特に必要でないが、講義の復習には十分時間をあててください。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・症例研究や基礎的研究と異なる「人間集団を対象とする」という疫学研究の意義と可能性を理解してもらえればと願っています。 ・本コースの内容の多様性と一貫性を保つために、担当教員はシラバス作成時、学期中、終了後など、適宜、意見交換を行い、講義資料を共有して連携を図っています。 ・留学生対応として、講義資料の事前提供、Key termの日英併記を進めます。 ・特別講義の予定は初回の講義で説明します。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 |
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疫学I(疫学入門)
(科目名)
Epidemiology I
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 健康・医療系 (使用言語) 日本語及び英語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 60 時間 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 金3・4 (教室) 医−G棟セミナー室A |
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医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
・本コースは医学研究科社会健康医学系専攻の必須科目の一つです。
・臨床研究を含む社会健康医学(パブリックヘルス)領域において、最も基本となる疫学の考え方、方法論についての入門的な講義を行います。 【大学院横断教育の概要・目的】 人間集団における健康・疾病に関する事象の因果関係を明らかにする疫学研究は、根拠に基づく医療(evidence-based medicine: EBM)、そして現代医学の基盤科学として認識されている。本講義では、理系文系問わず、健康・医療の問題に関心を持つ受講生に疫学の入門的知識を講義する。 |
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(到達目標)
・疫学の基本的考え方、用語、概念、方法論を説明できる。
・疫学の発展的な知識を学ぶための基礎を身に付ける。 |
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(授業計画と内容)
第1回 4月11日(3限) イントロダクション(中山) 第2回 4月11日(4限) コホート研究・症例対照研究(中山) 第3回 4月18日(3限) 介入研究(中山) 第4回 4月18日(4限) 追跡型研究(中山) 第5回 4月25日(3限) 観察データでの因果推論(福間・中山) 第6回 4月25日(4限) 疫学をめぐる最近の話題:倫理・政策と疫学・ビッグデータ(中山) 第7回 5月 2日(3限) 高齢者の疫学(石崎) 第8回 5月 2日(4限) 視聴覚教材「大いなる航海」(中山) 特別講義予定あり(三浦・田原) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回の小レポート提出 20%
レポート(相互閲覧) 80% |
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(教科書)
講義資料は配布
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(参考書等)
『エビデンスをつくる:陥りやすい臨床研究のピットフォール』
(医学書院,2003年)
ISBN:978-4260127127
『ロスマンの疫学 第2版』
(篠原出版新社,2013年)
ISBN:978- 4884123727
『図説・国民衛生の動向 2024/2025』
(厚生統計協会,2024年)
ISBN:978- 4875119203
『読んでわかる! 疫学入門』
(大修館書店,2019年)
ISBN:978- 4469268584
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習は特に必要でないが、講義の復習には十分時間をあててください。
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(その他(オフィスアワー等))
・症例研究や基礎的研究と異なる「人間集団を対象とする」という疫学研究の意義と可能性を理解してもらえればと願っています。
・本コースの内容の多様性と一貫性を保つために、担当教員はシラバス作成時、学期中、終了後など、適宜、意見交換を行い、講義資料を共有して連携を図っています。 ・留学生対応として、講義資料の事前提供、Key termの日英併記を進めます。 ・特別講義の予定は初回の講義で説明します。 ※オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください。 |
||||||||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ヘルスサイエンス研究の進め方
|
(英 訳) | Methods of Health Sciences Research | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 健康・医療系 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 60 時間 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 金3・4 |
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(教室) | 医−G棟セミナー室A | ||||||||||||||||||||||||
医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | ・医療・ヘルスサイエンス研究を進めるにあたって必要な、明確で正確なコミュニケーションの基本的知識を学びます。 ・研究者として「知らなかった」ではすまされない研究と出版の倫理について学びます。 ・研究成果公表にあたって分かりやすい、科学的・論理的な文章、図表、スライドやポスターの作成法を学びます。 【大学院横断教育の概要・目的】 特に医療系の研究(ヘルスリサーチ)を想定しているが、それに限定せず、「公正な科学研究」のための導入的な講義を行う。 |
||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | ・ヘルスサイエンス研究をする意味への理解を深める。 ・研究者として遵守すべき研究と出版の倫理について理解する。 ・研究を進めるにあたって必要な学会発表、論文出版の進め方、助成金申請の準備について基本的な手順を理解する。 ・研究成果を公表するにあたって必要な科学的な文章作成方法と、一般的な文章表現方法の違いを理解する。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 5月 9日3限 研究倫理:公正な学術情報を発信するために(中山・小泉) 第2回 5月 9日4限 利益相反(COI)を考える(中山) 第3回 5月16日3限or4限 研究資金の概要と研究資金獲得に向けた申請書作成のポイント(調整中) 第4回 5月23日3限 訴求力のあるプレゼンテーション、ポスターの作成(小野) 第5回 5月23日4限 論理的な文書の作成:論文と抄録の書き方(植谷) 第6回 5月30日3限 京都大学における医学研究の歴史(中山) 第7回 6月 6日3限 論理的な文書の作成:パラグラフ構造(植谷) 第8回 7月11日3限 AI時代の研究と出版の倫理(中山) |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回の小レポート(80%) レポート(20%) |
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(教科書) |
講義資料は配布
|
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(参考書等) |
『トム・ラングの医学論文「執筆・出版・発表」実践ガイド』
(シナジー,2012年)
ISBN:978-4916166395
『わかりやすい医学統計の報告:医学論文作成のためのガイドライン』
(中山書店,2011年)
ISBN:978-4521733661
『臨床研究と疫学研究のための国際ルール集 Part2』
(ライフサイエンス社,2016年)
ISBN:978-4897753454
購入は必須ではありません。
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | ・各回授業につき1時間程度。 | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・授業中は自分の表現で意見表明できるように常に考えていてください。 ・開講日と時限に注意してください。 ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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ヘルスサイエンス研究の進め方
(科目名)
Methods of Health Sciences Research
(英 訳)
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|
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(群) 院横断 (分野(分類)) 健康・医療系 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 60 時間 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
集中 金3・4 (教室) 医−G棟セミナー室A |
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医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
・医療・ヘルスサイエンス研究を進めるにあたって必要な、明確で正確なコミュニケーションの基本的知識を学びます。
・研究者として「知らなかった」ではすまされない研究と出版の倫理について学びます。 ・研究成果公表にあたって分かりやすい、科学的・論理的な文章、図表、スライドやポスターの作成法を学びます。 【大学院横断教育の概要・目的】 特に医療系の研究(ヘルスリサーチ)を想定しているが、それに限定せず、「公正な科学研究」のための導入的な講義を行う。 |
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(到達目標)
・ヘルスサイエンス研究をする意味への理解を深める。
・研究者として遵守すべき研究と出版の倫理について理解する。 ・研究を進めるにあたって必要な学会発表、論文出版の進め方、助成金申請の準備について基本的な手順を理解する。 ・研究成果を公表するにあたって必要な科学的な文章作成方法と、一般的な文章表現方法の違いを理解する。 |
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(授業計画と内容)
第1回 5月 9日3限 研究倫理:公正な学術情報を発信するために(中山・小泉) 第2回 5月 9日4限 利益相反(COI)を考える(中山) 第3回 5月16日3限or4限 研究資金の概要と研究資金獲得に向けた申請書作成のポイント(調整中) 第4回 5月23日3限 訴求力のあるプレゼンテーション、ポスターの作成(小野) 第5回 5月23日4限 論理的な文書の作成:論文と抄録の書き方(植谷) 第6回 5月30日3限 京都大学における医学研究の歴史(中山) 第7回 6月 6日3限 論理的な文書の作成:パラグラフ構造(植谷) 第8回 7月11日3限 AI時代の研究と出版の倫理(中山) |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回の小レポート(80%)
レポート(20%) |
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(教科書)
講義資料は配布
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(参考書等)
『トム・ラングの医学論文「執筆・出版・発表」実践ガイド』
(シナジー,2012年)
ISBN:978-4916166395
『わかりやすい医学統計の報告:医学論文作成のためのガイドライン』
(中山書店,2011年)
ISBN:978-4521733661
『臨床研究と疫学研究のための国際ルール集 Part2』
(ライフサイエンス社,2016年)
ISBN:978-4897753454
購入は必須ではありません。
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(授業外学習(予習・復習)等)
・各回授業につき1時間程度。
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(その他(オフィスアワー等))
・授業中は自分の表現で意見表明できるように常に考えていてください。
・開講日と時限に注意してください。 ※オフィスアワーの詳細については、KULASISで確認してください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
健康危機管理・災害医療マネジメントワークショップ
|
(英 訳) | Disaster Healthcare Management Workshop | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||
(分野(分類)) | 健康・医療系 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
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(教室) | 医−G棟セミナー室A | ||||||
医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 新興感染症流行、自然災害などが増えるなか、健康危機への対応は益々大きな社会的課題となっています。危機突発時の健康危機管理・災害医療においては、情報の収集把握、情報共有、計画・立案・決断・実行、関係者間の協働、資源の配備・調整などのマネジメント面が重要となってきます。 健康危機管理・災害医療マネジメントワークショップ(通称:災害医療ワークショップ)では、我が国のDMAT総本山のリーダー陣が実例ベースでワークショップを行い、健康危機管理、特に災害医療でのマネジメントの側面を、基本概念の理解の上、いくつかの事例の検討、グループワークなどを通じ、体験的に学びます。 医療や災害医療の知識がない、経験がないと思っていても、大丈夫です。職種も関係なく参加可能です。 |
||||||
(到達目標) | 健康危機管理、特に災害医療でのマネジメントのしくみを理解し説明できるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 【日時】2025年8−9月頃 事前の4講義の視聴とレポート・質問作成 ワークショップ当日:朝〜夕 1限〜5限相当 【場所】京都大学 医学研究科 G棟 セミナー室A 【外部講師】近藤久禎先生、若井聡智先生 ほか ----------------------- <アクティヴラーニング用e-ラーニング講義> 講義1 DMATの意義について 講義2 CSCATTTについて 講義3 広域災害におけるDMAT活動と広域災害救急医療情報システム(EMIS) 講義4 病院の災害対応と受援 <講義> 講義5 e-ラーニング講義の内容に関する質疑応答・ディスカッション ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部近藤 久禎/若井 聡智 講義6 「近年の災害対応とDMAT(自然災害)」 ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部近藤 久禎/若井 聡智 机上演習1 ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部 近藤 久禎/若井 聡智 ※ファシリテーター 佐々木 佳恵/黑田 愛実/堀田 舞/川野 聡美 机上演習2 ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部 近藤 久禎/若井 聡智 ※ファシリテーター 佐々木 佳恵/黑田 愛実/堀田 舞/川野 聡美 机上演習3 「COVID-19事例紹介と机上演習」 ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部 近藤 久禎/若井 聡智 ※ファシリテーター 佐々木 佳恵/黑田 愛実/堀田 舞/川野 聡美 |
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(履修要件) |
健康危機管理、災害医療のマネジメント側面に、関心を持つ者
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | ワークショップへのコミットメント | ||||||
(教科書) |
<資料>
講義資料1 DMATの意義について
講義資料2 CSCATTTについて
講義資料3 広域災害におけるDMAT活動と広域災害救急医療情報システム(EMIS)
講義資料4 病院の災害対応と受援
講義資料や机上演習の資料は、ワークショップ中に適宜追加。
|
||||||
(参考書等) |
特に指定無し
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 履修登録者は、ワークショップの事前に、4講義を視聴し、A41枚以内で、学んだことのキーポイントと質問を記すレポートをPandAにて提出すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 京都大学の大学院生であれば専門領域を問わず受講可 問い合わせ等は、 医療経済学教室教務 へご連絡ください。 面談等希望者は、適宜、教員にアポイントメントをとってください。 メディア授業科目 |
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健康危機管理・災害医療マネジメントワークショップ
(科目名)
Disaster Healthcare Management Workshop
(英 訳)
|
|
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(群) 院横断 (分野(分類)) 健康・医療系 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 医−G棟セミナー室A |
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医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
新興感染症流行、自然災害などが増えるなか、健康危機への対応は益々大きな社会的課題となっています。危機突発時の健康危機管理・災害医療においては、情報の収集把握、情報共有、計画・立案・決断・実行、関係者間の協働、資源の配備・調整などのマネジメント面が重要となってきます。
健康危機管理・災害医療マネジメントワークショップ(通称:災害医療ワークショップ)では、我が国のDMAT総本山のリーダー陣が実例ベースでワークショップを行い、健康危機管理、特に災害医療でのマネジメントの側面を、基本概念の理解の上、いくつかの事例の検討、グループワークなどを通じ、体験的に学びます。 医療や災害医療の知識がない、経験がないと思っていても、大丈夫です。職種も関係なく参加可能です。 |
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(到達目標)
健康危機管理、特に災害医療でのマネジメントのしくみを理解し説明できるようになる。
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(授業計画と内容)
【日時】2025年8−9月頃 事前の4講義の視聴とレポート・質問作成 ワークショップ当日:朝〜夕 1限〜5限相当 【場所】京都大学 医学研究科 G棟 セミナー室A 【外部講師】近藤久禎先生、若井聡智先生 ほか ----------------------- <アクティヴラーニング用e-ラーニング講義> 講義1 DMATの意義について 講義2 CSCATTTについて 講義3 広域災害におけるDMAT活動と広域災害救急医療情報システム(EMIS) 講義4 病院の災害対応と受援 <講義> 講義5 e-ラーニング講義の内容に関する質疑応答・ディスカッション ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部近藤 久禎/若井 聡智 講義6 「近年の災害対応とDMAT(自然災害)」 ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部近藤 久禎/若井 聡智 机上演習1 ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部 近藤 久禎/若井 聡智 ※ファシリテーター 佐々木 佳恵/黑田 愛実/堀田 舞/川野 聡美 机上演習2 ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部 近藤 久禎/若井 聡智 ※ファシリテーター 佐々木 佳恵/黑田 愛実/堀田 舞/川野 聡美 机上演習3 「COVID-19事例紹介と机上演習」 ※講師:厚生労働省DMAT事務局/国立病院機構本部 近藤 久禎/若井 聡智 ※ファシリテーター 佐々木 佳恵/黑田 愛実/堀田 舞/川野 聡美 |
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(履修要件)
健康危機管理、災害医療のマネジメント側面に、関心を持つ者
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
ワークショップへのコミットメント
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(教科書)
<資料>
講義資料1 DMATの意義について
講義資料2 CSCATTTについて
講義資料3 広域災害におけるDMAT活動と広域災害救急医療情報システム(EMIS)
講義資料4 病院の災害対応と受援
講義資料や机上演習の資料は、ワークショップ中に適宜追加。
|
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(参考書等)
特に指定無し
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
履修登録者は、ワークショップの事前に、4講義を視聴し、A41枚以内で、学んだことのキーポイントと質問を記すレポートをPandAにて提出すること。
|
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(その他(オフィスアワー等))
京都大学の大学院生であれば専門領域を問わず受講可
問い合わせ等は、 医療経済学教室教務 へご連絡ください。 面談等希望者は、適宜、教員にアポイントメントをとってください。 メディア授業科目 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アントレプレナーシップ
|
(英 訳) | Entrepreneurship | ||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | キャリア形成系 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 毎週月曜日6限(18:30〜20:00) |
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(教室) | 医薬系総合研究棟3階307セミナー室 | ||||||||||||||||||||||||||||||
医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 【目的】 主に研究者の起業家精神を育成し、起業を志す際に不可欠な知識とスキルを提供することを目的とする。 【対象】 本科目の主な対象者は、起業に関心を持ちつつも、どのような手順を踏めば良いのかが明確でない起業初心者である。既に具体的なビジネスアイデアを持ち、起業の準備段階にある、あるいは起業済みで、先輩起業家や投資家との壁打ちなどを希望する学生には、外部のアクセラレーターやピッチイベントをお薦めする。 【概要】 本科目は、医療ヘルスケア領域に特化した起業に関するものである。この科目では、受講生に起業を身近に感じてもらうために、多数の起業家からの講演を聞いてもらう。これらの起業家は創薬、再生医療、医療機器など多種多様な医療ヘルスケアスタートアップに携わっている。本科目では、医療ヘルスケア領域での起業に必要な基本的な知識とツールを提供する。具体的には、デザイン思考、リーン・スタートアップ、財務諸表、知的財産(特許)、ファイナンス、薬事規制など、起業に必要な重要な要素を学ぶ。これらの講義やワークショップは、医療ヘルスケア領域の第一線で活躍する専門家が行い、実践的な知見を共有する。 また、講義・ワークショップと並行して、受講生はチームを組み、医療ヘルスケア領域のニーズを解決するビジネスモデルを作り上げる。このプロセスを通じて、医療ヘルスケア領域における臨床ニーズに基づいたビジネスモデルの構築を体験してもらう。チーム作業、中間発表では、受講生、教員と壁打ちを行う。最終日には、受講生が教員や外部投資家の前でビジネスモデルを発表し、実践的なフィードバックを受ける機会が設けられている。この科目を通じて、医療ヘルスケア分野での起業家精神を育み、実践的なスキルと知識を身に付けることができる。 |
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(到達目標) | 起業に必要な基本的な知識の習得および臨床ニーズに基づく起業プロセスの理解を目指す。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 4月14日 ガイダンス/ビジネスツール 第2回 4月21日 デザイン思考(ミニワークショプ) 第3回 4月28日 起業家講演(株式会社Splink 代表取締役 青山様) 第4回 5月12日 アイデアソン 第5回 5月19日 財務諸表の読み方((株)KPMG FAS 関清) 第6回 5月26日 起業家講演((株)予防医療製作所 松下理恵) 第7回 6月2日 シミュレーションゲーム(早稲田大学大学院経営管理研究科准教授 牧兼充) 第8回 6月9日 起業家講演(株式会社エスユーエス 取締役 吉川友貞) 第9回 6月16日 知的財産の基礎(医学研究科 早乙女周子) 第10回 6月23日 中間発表 第11回 6月30日 ベンチャー・ファイナンス(三菱UFJキャピタル株式会社 長谷川宏之) 第12回 7月7日 薬事規制(ティア・リサーチ・コンサルティング合同会社 内海潤) 第13回 7月14日 ベンチャー法務の基礎(TMI総合法律事務所 小川聡) 第14回 7月28日(6限) 最終発表 第15回 7月28日(7限) *外部講師の都合により日程変更等の可能性があります。 |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 以下を総合的に勘案して評価する ①授業に対するコミット(出席、発言、感想) ②シミュレーションゲームの順位 ③最終発表するビジネスモデルの内容 ④最終レポート(全体を通しての学び、企業分析) |
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(教科書) |
特になし。講師が作成した資料で代用。その他、適時講義中に参考資料を提示。
|
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(参考書等) |
『バイオデザイン』
(薬事日報社)
『スタートアップ・マニュアル』
(翔泳社)
『Pitch』
(インプレス)
『リーン・スタートアップ』
(日経BP社)
『Running Lean —実践リーンスタートアップ』
(オライリージャパン)
『エフェクチュアル・アントレプレナーシップ』
(ナカニシヤ出版 )
『ビジネスモデル』
(SBクリエイティブ)
『スタートアップ』
(新潮社)
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | ビジネスモデル作成にあたり、授業以外でのチーム作業が必須となる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | このコースの受講生は、夏期集中講義「アントレプレナーシップ特論」(ビジネスゲーム)を受講できる。 このコースに続くプログラムとして、HiDEP(毎年7〜9月)がある。 HiDEP:https://ku-med-device.jp/hrd/hidep/ |
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アントレプレナーシップ
(科目名)
Entrepreneurship
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) キャリア形成系 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 毎週月曜日6限(18:30〜20:00) (教室) 医薬系総合研究棟3階307セミナー室 |
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医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
【目的】
主に研究者の起業家精神を育成し、起業を志す際に不可欠な知識とスキルを提供することを目的とする。 【対象】 本科目の主な対象者は、起業に関心を持ちつつも、どのような手順を踏めば良いのかが明確でない起業初心者である。既に具体的なビジネスアイデアを持ち、起業の準備段階にある、あるいは起業済みで、先輩起業家や投資家との壁打ちなどを希望する学生には、外部のアクセラレーターやピッチイベントをお薦めする。 【概要】 本科目は、医療ヘルスケア領域に特化した起業に関するものである。この科目では、受講生に起業を身近に感じてもらうために、多数の起業家からの講演を聞いてもらう。これらの起業家は創薬、再生医療、医療機器など多種多様な医療ヘルスケアスタートアップに携わっている。本科目では、医療ヘルスケア領域での起業に必要な基本的な知識とツールを提供する。具体的には、デザイン思考、リーン・スタートアップ、財務諸表、知的財産(特許)、ファイナンス、薬事規制など、起業に必要な重要な要素を学ぶ。これらの講義やワークショップは、医療ヘルスケア領域の第一線で活躍する専門家が行い、実践的な知見を共有する。 また、講義・ワークショップと並行して、受講生はチームを組み、医療ヘルスケア領域のニーズを解決するビジネスモデルを作り上げる。このプロセスを通じて、医療ヘルスケア領域における臨床ニーズに基づいたビジネスモデルの構築を体験してもらう。チーム作業、中間発表では、受講生、教員と壁打ちを行う。最終日には、受講生が教員や外部投資家の前でビジネスモデルを発表し、実践的なフィードバックを受ける機会が設けられている。この科目を通じて、医療ヘルスケア分野での起業家精神を育み、実践的なスキルと知識を身に付けることができる。 |
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(到達目標)
起業に必要な基本的な知識の習得および臨床ニーズに基づく起業プロセスの理解を目指す。
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(授業計画と内容)
第1回 4月14日 ガイダンス/ビジネスツール 第2回 4月21日 デザイン思考(ミニワークショプ) 第3回 4月28日 起業家講演(株式会社Splink 代表取締役 青山様) 第4回 5月12日 アイデアソン 第5回 5月19日 財務諸表の読み方((株)KPMG FAS 関清) 第6回 5月26日 起業家講演((株)予防医療製作所 松下理恵) 第7回 6月2日 シミュレーションゲーム(早稲田大学大学院経営管理研究科准教授 牧兼充) 第8回 6月9日 起業家講演(株式会社エスユーエス 取締役 吉川友貞) 第9回 6月16日 知的財産の基礎(医学研究科 早乙女周子) 第10回 6月23日 中間発表 第11回 6月30日 ベンチャー・ファイナンス(三菱UFJキャピタル株式会社 長谷川宏之) 第12回 7月7日 薬事規制(ティア・リサーチ・コンサルティング合同会社 内海潤) 第13回 7月14日 ベンチャー法務の基礎(TMI総合法律事務所 小川聡) 第14回 7月28日(6限) 最終発表 第15回 7月28日(7限) *外部講師の都合により日程変更等の可能性があります。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
以下を総合的に勘案して評価する
①授業に対するコミット(出席、発言、感想) ②シミュレーションゲームの順位 ③最終発表するビジネスモデルの内容 ④最終レポート(全体を通しての学び、企業分析) |
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(教科書)
特になし。講師が作成した資料で代用。その他、適時講義中に参考資料を提示。
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(参考書等)
『バイオデザイン』
(薬事日報社)
『スタートアップ・マニュアル』
(翔泳社)
『Pitch』
(インプレス)
『リーン・スタートアップ』
(日経BP社)
『Running Lean —実践リーンスタートアップ』
(オライリージャパン)
『エフェクチュアル・アントレプレナーシップ』
(ナカニシヤ出版 )
『ビジネスモデル』
(SBクリエイティブ)
『スタートアップ』
(新潮社)
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(授業外学習(予習・復習)等)
ビジネスモデル作成にあたり、授業以外でのチーム作業が必須となる。
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(その他(オフィスアワー等))
このコースの受講生は、夏期集中講義「アントレプレナーシップ特論」(ビジネスゲーム)を受講できる。
このコースに続くプログラムとして、HiDEP(毎年7〜9月)がある。 HiDEP:https://ku-med-device.jp/hrd/hidep/ |
|||||||||||||||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アントレプレナーシップ特論
|
(英 訳) | Special Lecture for Entrepreneurship | ||||||||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 院横断 | ||||||||||||
(分野(分類)) | キャリア形成系 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 8月4日午後、5日終日、7日終日、8日午前 |
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(教室) | メディカルイノベーションセンター棟セミナー室 | ||||||||||||
医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的) | 製造業のビジネスゲームを通じて、管理会計の基礎について学習する。 ビジネスゲームにおいて、製造設備(工場)、原材料の購入、従業員の雇用、商品の生産、販売までを行う。各行動の費用/売上を記帳し、12ヶ月が経過したところで貸借対照表(B/S)及び損益計算書(P/L)を作成し、経常利益を算出する。 経営の疑似体験を通じて、経営戦略の検討、ビジネスモデルの構築及び会計の基礎知識を習得する。 経済の専門知識がなくても作成できる財務諸表作成シートを使用することにより、学生のバックグラウンドによらず、会計の基礎知識を習得することができる。さらに、ゲームを通じた演習により、実践的な会計の知識を習得することができる。 |
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(到達目標) | 経営の疑似体験を通じて、ビジネスに必要な会計の知識を実践的に習得する。 そのことにより、実際にアントレプレナーとして起業する際に、事業を成功に導くことができるようなビジネスモデルの構築、予算管理を行うことができる。 |
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(授業計画と内容) | 第 1回 8月4日:導入講義 第 2回 8月4日:ビジネスゲームルールの説明 第 3回 8月4日:ビジネスゲームデモ 第 4〜6回 8月5日:ビジネスゲームI~III 第 7回 8月5日:管理会計 第 8回 8月5日:投資と企業経営 第 9~12回 8月7日:ビジネスゲームIV~VII 第13回 8月7日:ビジネスゲーム発表資料作成 第14回 8月8日:ベンチャー経営の実際 第15回 8月8日: ビジネスゲーム経営結果の発表と振り返り |
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(履修要件) |
全講義出席可能であることを必須条件とします。
本講義は演習科目ですので、講義で必要な管理会計の知識はアントレプレナーシップを受講して、予め習得しておいてください。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(講義中の質問、講義内容の理解度、講義に対する積極性)、経営結果発表とレポートにより総合的に評価する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
必要な資料は講義にて配布する。
|
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(参考書等) |
『管理会計・入門 —戦略経営のためのマネジリアル・アカウンティング—第4版』
(有斐閣, 2017)
ISBN:9784641220966
(Maruzen eBook Libraryにて閲覧可能)
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 事前に配布するルールブック及びゲームに関する動画で、講義の前にゲームの概要を理解しておくこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 場所は医学研究科メディカルイノベーションセンター棟1階セミナー室です。 | ||||||||||||
アントレプレナーシップ特論
(科目名)
Special Lecture for Entrepreneurship
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) キャリア形成系 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 8月4日午後、5日終日、7日終日、8日午前 (教室) メディカルイノベーションセンター棟セミナー室 |
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医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
製造業のビジネスゲームを通じて、管理会計の基礎について学習する。
ビジネスゲームにおいて、製造設備(工場)、原材料の購入、従業員の雇用、商品の生産、販売までを行う。各行動の費用/売上を記帳し、12ヶ月が経過したところで貸借対照表(B/S)及び損益計算書(P/L)を作成し、経常利益を算出する。 経営の疑似体験を通じて、経営戦略の検討、ビジネスモデルの構築及び会計の基礎知識を習得する。 経済の専門知識がなくても作成できる財務諸表作成シートを使用することにより、学生のバックグラウンドによらず、会計の基礎知識を習得することができる。さらに、ゲームを通じた演習により、実践的な会計の知識を習得することができる。 |
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(到達目標)
経営の疑似体験を通じて、ビジネスに必要な会計の知識を実践的に習得する。
そのことにより、実際にアントレプレナーとして起業する際に、事業を成功に導くことができるようなビジネスモデルの構築、予算管理を行うことができる。 |
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(授業計画と内容)
第 1回 8月4日:導入講義 第 2回 8月4日:ビジネスゲームルールの説明 第 3回 8月4日:ビジネスゲームデモ 第 4〜6回 8月5日:ビジネスゲームI~III 第 7回 8月5日:管理会計 第 8回 8月5日:投資と企業経営 第 9~12回 8月7日:ビジネスゲームIV~VII 第13回 8月7日:ビジネスゲーム発表資料作成 第14回 8月8日:ベンチャー経営の実際 第15回 8月8日: ビジネスゲーム経営結果の発表と振り返り |
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(履修要件)
全講義出席可能であることを必須条件とします。
本講義は演習科目ですので、講義で必要な管理会計の知識はアントレプレナーシップを受講して、予め習得しておいてください。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(講義中の質問、講義内容の理解度、講義に対する積極性)、経営結果発表とレポートにより総合的に評価する。
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(教科書)
使用しない
必要な資料は講義にて配布する。
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(参考書等)
『管理会計・入門 —戦略経営のためのマネジリアル・アカウンティング—第4版』
(有斐閣, 2017)
ISBN:9784641220966
(Maruzen eBook Libraryにて閲覧可能)
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(授業外学習(予習・復習)等)
事前に配布するルールブック及びゲームに関する動画で、講義の前にゲームの概要を理解しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
場所は医学研究科メディカルイノベーションセンター棟1階セミナー室です。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
知的財産経営学基礎
|
(英 訳) | Intellectual Property Management in Medical Science | ||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | キャリア形成系 | ||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 毎週火曜日 18:30から |
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(教室) | メディカルイノベーションセンター棟セミナー室 | ||||||||||||||||||||||||
医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | オープンイノベーションが推進される中、企業研究者のみならずアカデミアの研究者も知的財産や契約に関する知識を持ち、円滑な産学連携活動を行うスキルが求められている。本講義では、ライフサイエンス分野の研究成果を社会に還元するために必要な、産学連携に関する知識と知的財産マネジメントについて学習する。 具体的には、ライフサイエンス企業のニーズとオープンイノベーションモデル、特許制度の概要、契約について学習する。内容は創薬や医学が中心になるが、受講者のバックグラウンドを考慮し、食品や医療機器等のライフサイエンス産業も入れて講義する 最終的には、ライフサイエンス系の研究者が各自の研究生活において、他者権利の侵害回避、自身の研究成果の権利確保と活用に関して自己の判断で問題点を整理し、専門家の助言を適時に得ながら、産学連携を通じて円滑に事業化に進めて行く能力が獲得できる。 |
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(到達目標) | 知的財産権の基礎知識を習得し、自身の研究成果の権利確保とその活用について理解することができる。 連携の形態及び契約についての基礎知識を習得し、他者との連携を円滑に進める能力が習得できる。 |
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(授業計画と内容) | 第 1回 4月 8日:イントロダクション 第 2回 4月15日:知的財産権とは 第 3回 4月22日:特許の実務ポイント 第 4回 5月13日:特許明細書の基礎 第 5回 5月20日:特許出願の調査方法I 第 6回 5月27日:外国出願戦略 第 7回 6月 3日:特許出願の調査方法II、権利侵害 第 8回 6月10日:研究マテリアル移転契約(MTA) 第 9回 6月17日:共同研究契約 第10回 6月24日:実験ノート 第11回 7月 1日:発明概要書作成(演習) 第12回 7月 8日:ライフサイエンス特許に関するトピックスI 第13回 7月15日:ライフサイエンス特許に関するトピックスII 第14回 7月22日:発明概要書講評(演習) 第15回 7月29日:技術移転 |
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(履修要件) |
ライフサイエンスと知的財産に興味のある学生ならどなたでも受講できます。
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(講義中の質問、講義内容の理解度、講義に対する積極性)、課題の内容により総合的に評価する。 | ||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
特になし。必要な資料は講義にて配布する。
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(参考書等) |
『知的財産法 第9版』
(有斐閣, 2020)
ISBN:9784641221666
(Maruzen eBook Libraryにて閲覧可能)
『標準特許法 第7版』
(有斐閣, 2020)
ISBN:9784641243453
(Maruzen eBook Libraryにて閲覧可能。最新版の第8版は知的財産経営学分野にて閲覧可能。)
『2024年度知的財産制度入門テキスト』
(https://www.jpo.go.jp/news/shinchaku/event/seminer/text/2024_nyumon.html)
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 特になし | ||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 講義は毎週火曜日6限、医学研究科メディカルイノベーションセンター棟1階セミナー室で行います。 | ||||||||||||||||||||||||
知的財産経営学基礎
(科目名)
Intellectual Property Management in Medical Science
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) キャリア形成系 (使用言語) 日本語 | ||||||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 毎週火曜日 18:30から (教室) メディカルイノベーションセンター棟セミナー室 |
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医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||||||||
(授業の概要・目的)
オープンイノベーションが推進される中、企業研究者のみならずアカデミアの研究者も知的財産や契約に関する知識を持ち、円滑な産学連携活動を行うスキルが求められている。本講義では、ライフサイエンス分野の研究成果を社会に還元するために必要な、産学連携に関する知識と知的財産マネジメントについて学習する。
具体的には、ライフサイエンス企業のニーズとオープンイノベーションモデル、特許制度の概要、契約について学習する。内容は創薬や医学が中心になるが、受講者のバックグラウンドを考慮し、食品や医療機器等のライフサイエンス産業も入れて講義する 最終的には、ライフサイエンス系の研究者が各自の研究生活において、他者権利の侵害回避、自身の研究成果の権利確保と活用に関して自己の判断で問題点を整理し、専門家の助言を適時に得ながら、産学連携を通じて円滑に事業化に進めて行く能力が獲得できる。 |
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(到達目標)
知的財産権の基礎知識を習得し、自身の研究成果の権利確保とその活用について理解することができる。
連携の形態及び契約についての基礎知識を習得し、他者との連携を円滑に進める能力が習得できる。 |
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(授業計画と内容)
第 1回 4月 8日:イントロダクション 第 2回 4月15日:知的財産権とは 第 3回 4月22日:特許の実務ポイント 第 4回 5月13日:特許明細書の基礎 第 5回 5月20日:特許出願の調査方法I 第 6回 5月27日:外国出願戦略 第 7回 6月 3日:特許出願の調査方法II、権利侵害 第 8回 6月10日:研究マテリアル移転契約(MTA) 第 9回 6月17日:共同研究契約 第10回 6月24日:実験ノート 第11回 7月 1日:発明概要書作成(演習) 第12回 7月 8日:ライフサイエンス特許に関するトピックスI 第13回 7月15日:ライフサイエンス特許に関するトピックスII 第14回 7月22日:発明概要書講評(演習) 第15回 7月29日:技術移転 |
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(履修要件)
ライフサイエンスと知的財産に興味のある学生ならどなたでも受講できます。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(講義中の質問、講義内容の理解度、講義に対する積極性)、課題の内容により総合的に評価する。
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(教科書)
特になし。必要な資料は講義にて配布する。
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(参考書等)
『知的財産法 第9版』
(有斐閣, 2020)
ISBN:9784641221666
(Maruzen eBook Libraryにて閲覧可能)
『標準特許法 第7版』
(有斐閣, 2020)
ISBN:9784641243453
(Maruzen eBook Libraryにて閲覧可能。最新版の第8版は知的財産経営学分野にて閲覧可能。)
『2024年度知的財産制度入門テキスト』
(https://www.jpo.go.jp/news/shinchaku/event/seminer/text/2024_nyumon.html)
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(授業外学習(予習・復習)等)
特になし
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(その他(オフィスアワー等))
講義は毎週火曜日6限、医学研究科メディカルイノベーションセンター棟1階セミナー室で行います。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
特許法特論・演習
|
(英 訳) | Special Lecture and Practicum for the Patent Law I | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||
(分野(分類)) | キャリア形成系 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 水6 |
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(教室) | メディカルイノベーションセンター棟セミナー室 | ||||||||||||
医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的) | I. コースの概要 本講義では、特許法の概略を学ぶと共に、化学・ライフサイエンスの分野における特許実務のポイントと特有の点を理解する。 基本事項の講義を中心に行う。 具体例に基づいた説明を中心に理解を深める。 II. 教育・学習方法 ・パワーポイント資料を中心にした講義 |
||||||||||||
(到達目標) | 1.特許法の基礎を学ぶ。 2.一般的な特許実務に加え、化学・ライフサイエンス分野に特有の考え方を理解する。 3.1と2を通じて、特許庁審査官・審判官、弁理士、その他知財専門家と円滑な意思疎通を図るために必要なレベルの知識を習得する。 |
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(授業計画と内容) | 1.4月9日 高山 特許実務総論(1) 特許制度の概略、化学・ライフサイエンス分野における特許出願戦略のあり方 (事例紹介) 2.4月16日 高山 特許実務総論(2) 発明の定義とカテゴリー 3.4月23日 東田 特許権 特許権の効力、先使用権、消尽論、実施権等 4.5月7日 高山 発明の新規性 発明の新規性、産業上利用可能性 5.5月14日 東田 先願 特許法39条、29条の2、上位概念・下位概念の考え方等 6.5月21日 東田 特許侵害訴訟等(1) 特許侵害訴訟概要、無効の抗弁、損害額等 7.5月28日 東田 特許侵害訴訟等(2) クレーム解釈、均等論、間接侵害等 8.6月4日 東田 記載要件(1) 実施可能要件、サポート要件等 9.6月11日 東田 記載要件(2) 明確性要件、明細書・実施例の記載等 10.6月25日 高山 発明の進歩性(1) 発明の効果の顕著性と異質性、数値限定発明や選択発明の考え方 11.7月2日 東田 実務上重要な手続き(1) 審査手続き、手続補正と新規事項、分割・国内優先権主張出願、 化学・ライフサイエンス分野に特有の実務上の重要事項等 12.7月9日 高山 発明の進歩性(2) 発明の効果の顕著性と異質性、数値限定発明や選択発明の考え方 13.7月16日 高山 実務上重要な手続き(2) 早期審査、情報提供、審判、特許異議申立て制度、特許の存続期間と 延長登録制度 14.7月23日 高山 条約及び外国特許出願 パリ条約による保護、特許協力条約による保護、外国出願実務 15.7月30日 高山(問題作成:東田) 確認試験 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(出席を含む)、および効果確認試験(最終日) | ||||||||||||
(教科書) |
テキストとして講義ごとにプリントを配布します。
|
||||||||||||
(参考書等) |
参考書は、特に指定はありません。下記は一例で、必要に応じて、御自身の読みやすいものを御使用下さい。
1.標準特許法 第8版(高林 龍著 有斐閣)
2.リーガルクエスト知的財産法 第2版(愛知 靖之ら著 有斐閣)
3.産業財産権標準テキスト特許編(発明協会)
4.知的財産権法文集(発明協会)
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 特許庁のHPから入手できる初心者向けのテキストなどをご参照ください。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||
特許法特論・演習
(科目名)
Special Lecture and Practicum for the Patent Law I
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) キャリア形成系 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 水6 (教室) メディカルイノベーションセンター棟セミナー室 |
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医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
I. コースの概要
本講義では、特許法の概略を学ぶと共に、化学・ライフサイエンスの分野における特許実務のポイントと特有の点を理解する。 基本事項の講義を中心に行う。 具体例に基づいた説明を中心に理解を深める。 II. 教育・学習方法 ・パワーポイント資料を中心にした講義 |
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(到達目標)
1.特許法の基礎を学ぶ。
2.一般的な特許実務に加え、化学・ライフサイエンス分野に特有の考え方を理解する。 3.1と2を通じて、特許庁審査官・審判官、弁理士、その他知財専門家と円滑な意思疎通を図るために必要なレベルの知識を習得する。 |
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(授業計画と内容)
1.4月9日 高山 特許実務総論(1) 特許制度の概略、化学・ライフサイエンス分野における特許出願戦略のあり方 (事例紹介) 2.4月16日 高山 特許実務総論(2) 発明の定義とカテゴリー 3.4月23日 東田 特許権 特許権の効力、先使用権、消尽論、実施権等 4.5月7日 高山 発明の新規性 発明の新規性、産業上利用可能性 5.5月14日 東田 先願 特許法39条、29条の2、上位概念・下位概念の考え方等 6.5月21日 東田 特許侵害訴訟等(1) 特許侵害訴訟概要、無効の抗弁、損害額等 7.5月28日 東田 特許侵害訴訟等(2) クレーム解釈、均等論、間接侵害等 8.6月4日 東田 記載要件(1) 実施可能要件、サポート要件等 9.6月11日 東田 記載要件(2) 明確性要件、明細書・実施例の記載等 10.6月25日 高山 発明の進歩性(1) 発明の効果の顕著性と異質性、数値限定発明や選択発明の考え方 11.7月2日 東田 実務上重要な手続き(1) 審査手続き、手続補正と新規事項、分割・国内優先権主張出願、 化学・ライフサイエンス分野に特有の実務上の重要事項等 12.7月9日 高山 発明の進歩性(2) 発明の効果の顕著性と異質性、数値限定発明や選択発明の考え方 13.7月16日 高山 実務上重要な手続き(2) 早期審査、情報提供、審判、特許異議申立て制度、特許の存続期間と 延長登録制度 14.7月23日 高山 条約及び外国特許出願 パリ条約による保護、特許協力条約による保護、外国出願実務 15.7月30日 高山(問題作成:東田) 確認試験 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(出席を含む)、および効果確認試験(最終日)
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(教科書)
テキストとして講義ごとにプリントを配布します。
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(参考書等)
参考書は、特に指定はありません。下記は一例で、必要に応じて、御自身の読みやすいものを御使用下さい。
1.標準特許法 第8版(高林 龍著 有斐閣)
2.リーガルクエスト知的財産法 第2版(愛知 靖之ら著 有斐閣)
3.産業財産権標準テキスト特許編(発明協会)
4.知的財産権法文集(発明協会)
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(授業外学習(予習・復習)等)
特許庁のHPから入手できる初心者向けのテキストなどをご参照ください。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
生命科学キャリアパス
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(英 訳) | Career Paths in Life Sciences | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||
(分野(分類)) | キャリア形成系 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 1 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 集中 火3-4限 |
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(教室) | 農学・生命科学研究棟セミナー室2 | ||||||
生命科学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 生命科学領域の博士の進路は、アカデミックな研究者、バイオ関連企業における高度実務者、知財専門家、起業家、官公庁の行政専門家など多様である。本講義では、各分野で活躍する講師が提供する生命科学のキャリアに関する話題をもとに、生命科学分野の博士学位取得後のキャリア選択肢を広げ、社会で活躍する博士のイメージを具体化する。博士学位取得後の能動的なキャリアパス設計能力を身に付ける。 | ||||||
(到達目標) | 受講学生は講義中での議論を通じて、科学(医学・生命科学・農学等)を学んだ博士が活躍する各キャリアを深耕し、必要なスキル・要件を理解できるようになる。社会のなかの科学の位置づけを理解し、自身の研究や習得した能力を有効に活用するキャリア設計ができるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 7月1日 担当講師:仙石慎太郎(東京科学大学) 「博士の多様なキャリアパスと求められる能力」 PhD (Philosophiae Doctor, Doctor of Philosophy)とは元来、特定の分野における専門性ではなく、学術研究に従事する者の資質の証です。すなわち、与えられた研究課題の着実な遂行だけでなく、研究課題を構想する能力、学術的で質の高い「問い」(リサーチ・クエスチョン)を設定する能力、分析的アプローチをもとに「問い」に答える能力、その為に必要なプロジェクトマネジメント能力やコミュニケーション能力、更にこれらの能力を最大限に発揮するためのリーダーシップ・フォロワーシップが含まれます。そして、これらの資質は他の分野のプロフェッショナルにも共通であることから、キャリア機会は研究職に限らず、多様な広がりをもっています。本講義では、PhD/博士の歴史を振り返りつつ、上述のスキル・リーダーシップ要素について解説したうえで、博士課程におけるキャリア形成と展望への意味合いを議論します。 7月8日 担当講師:綾部達宏(キリンホールディングス株式会社) 「企業での博士号取得と博士の働き方」 本学農学研究科修士課程を修了後に民間企業での研究開発に従事し、論文審査により博士号(農学)を授与いただきました。学位取得を進める中でさまざまな方にご指導いただき、真摯に研究や科学と向き合うことの重要性に改めて気づかされました。そして、そのような博士に求められる能力、持つべき心構えは課程博士でも論文博士であっても同じだと感じています。自身の経験をもとに、企業での研究活動や、どのように学位を取得したかについて、最近の研究成果とともにご紹介します。また、博士号取得者は民間企業で何を期待され、どのように活躍しているか、主観にはなりますがお話したいと思います。 7月15日 担当講師:早川卓志(北海道大学) 「研究対象の生き物を求めて世界一周」 ゲノム生態学という、野生生物のフィールドワークをベースとして、ゲノム科学の研究をする分野を専門としています。霊長類研究所で博士号学位(PhD)を取り、同研究所での特定助教を経て、北海道大学で研究室を主宰することになりました。大学院時代にはアフリカでチンパンジーの研究を、特定助教時代はオーストラリアでコアラの研究を、そして北大では南米のブラジルでマーモセットとオポッサムの研究を始めました。南半球三大陸という壮大なスケールで研究をさせてもらえているのは、相手国のカウンターパートの方々からの支援があってこそですが、PhDを持っているかどうかが信頼関係の形成に大きく影響します。そして海外のフィールドに通い続けるには、継続的なポストと研究費が必要です。フィールドワークの魅力を紹介しながら、どのように研究環境を維持してきたかについてお話します。 7月22日 担当講師:澄田智美(国立研究開発法人海洋研究開発機構・主任研究員) 「研究職でのキャリアチェンジ〜ライフステージに応じた多様な選択肢〜」 研究に関わる仕事には、研究者だけでなく技術員、研究補助員、研究事務員など、さまざまな職種があります。私は当初、博士課程への進学を考えていましたが、修士課程を修了後、まずは大学や公的研究機関で研究技術職に就くことを選びました。その後、社会人特別選抜を経て博士後期課程に進み、学位を取得しました。博士号を取得した後も、複数の研究機関や大学で、研究員としてだけでなく、時には研究補助員や技術員など、ライフステージに応じてさまざまな働き方を選択してきました。本講義では、これまでどのような状況で職場やキャリアを変更し、またそれぞれの職種でどのようなスタンスで研究に関わってきたのかについて紹介したいと思います。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席および講義中の議論への参加、またレポート提出で評価を行う。原則として、全講義への参加とレポート提出を必須とする。体調不良や学会参加等でやむを得ず欠席する場合は事前に連絡すること。事前に連絡なき場合は欠席とする。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
講師によっては講義資料を配布予定。
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(参考書等) |
『博士号を取るときに考えること 取った後できること』
(羊土社)
ISBN:978-4-7581-2003-6
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(授業外学習(予習・復習)等) | 各講師の授業概要を読み、議論に備えること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 様々なキャリアを有する講師の方々の生の声を聞くことができる良い機会ですので、博士課程進学を考えている修士課程学生の履修も歓迎します。 コーディネーター(片山)の連絡先は、katayama.takane.6s@kyoto-u.ac.jpです。レポート提出はPandAにて行ってください。 |
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生命科学キャリアパス
(科目名)
Career Paths in Life Sciences
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) キャリア形成系 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 1 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
集中 火3-4限 (教室) 農学・生命科学研究棟セミナー室2 |
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生命科学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
生命科学領域の博士の進路は、アカデミックな研究者、バイオ関連企業における高度実務者、知財専門家、起業家、官公庁の行政専門家など多様である。本講義では、各分野で活躍する講師が提供する生命科学のキャリアに関する話題をもとに、生命科学分野の博士学位取得後のキャリア選択肢を広げ、社会で活躍する博士のイメージを具体化する。博士学位取得後の能動的なキャリアパス設計能力を身に付ける。
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(到達目標)
受講学生は講義中での議論を通じて、科学(医学・生命科学・農学等)を学んだ博士が活躍する各キャリアを深耕し、必要なスキル・要件を理解できるようになる。社会のなかの科学の位置づけを理解し、自身の研究や習得した能力を有効に活用するキャリア設計ができるようになる。
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(授業計画と内容)
7月1日 担当講師:仙石慎太郎(東京科学大学) 「博士の多様なキャリアパスと求められる能力」 PhD (Philosophiae Doctor, Doctor of Philosophy)とは元来、特定の分野における専門性ではなく、学術研究に従事する者の資質の証です。すなわち、与えられた研究課題の着実な遂行だけでなく、研究課題を構想する能力、学術的で質の高い「問い」(リサーチ・クエスチョン)を設定する能力、分析的アプローチをもとに「問い」に答える能力、その為に必要なプロジェクトマネジメント能力やコミュニケーション能力、更にこれらの能力を最大限に発揮するためのリーダーシップ・フォロワーシップが含まれます。そして、これらの資質は他の分野のプロフェッショナルにも共通であることから、キャリア機会は研究職に限らず、多様な広がりをもっています。本講義では、PhD/博士の歴史を振り返りつつ、上述のスキル・リーダーシップ要素について解説したうえで、博士課程におけるキャリア形成と展望への意味合いを議論します。 7月8日 担当講師:綾部達宏(キリンホールディングス株式会社) 「企業での博士号取得と博士の働き方」 本学農学研究科修士課程を修了後に民間企業での研究開発に従事し、論文審査により博士号(農学)を授与いただきました。学位取得を進める中でさまざまな方にご指導いただき、真摯に研究や科学と向き合うことの重要性に改めて気づかされました。そして、そのような博士に求められる能力、持つべき心構えは課程博士でも論文博士であっても同じだと感じています。自身の経験をもとに、企業での研究活動や、どのように学位を取得したかについて、最近の研究成果とともにご紹介します。また、博士号取得者は民間企業で何を期待され、どのように活躍しているか、主観にはなりますがお話したいと思います。 7月15日 担当講師:早川卓志(北海道大学) 「研究対象の生き物を求めて世界一周」 ゲノム生態学という、野生生物のフィールドワークをベースとして、ゲノム科学の研究をする分野を専門としています。霊長類研究所で博士号学位(PhD)を取り、同研究所での特定助教を経て、北海道大学で研究室を主宰することになりました。大学院時代にはアフリカでチンパンジーの研究を、特定助教時代はオーストラリアでコアラの研究を、そして北大では南米のブラジルでマーモセットとオポッサムの研究を始めました。南半球三大陸という壮大なスケールで研究をさせてもらえているのは、相手国のカウンターパートの方々からの支援があってこそですが、PhDを持っているかどうかが信頼関係の形成に大きく影響します。そして海外のフィールドに通い続けるには、継続的なポストと研究費が必要です。フィールドワークの魅力を紹介しながら、どのように研究環境を維持してきたかについてお話します。 7月22日 担当講師:澄田智美(国立研究開発法人海洋研究開発機構・主任研究員) 「研究職でのキャリアチェンジ〜ライフステージに応じた多様な選択肢〜」 研究に関わる仕事には、研究者だけでなく技術員、研究補助員、研究事務員など、さまざまな職種があります。私は当初、博士課程への進学を考えていましたが、修士課程を修了後、まずは大学や公的研究機関で研究技術職に就くことを選びました。その後、社会人特別選抜を経て博士後期課程に進み、学位を取得しました。博士号を取得した後も、複数の研究機関や大学で、研究員としてだけでなく、時には研究補助員や技術員など、ライフステージに応じてさまざまな働き方を選択してきました。本講義では、これまでどのような状況で職場やキャリアを変更し、またそれぞれの職種でどのようなスタンスで研究に関わってきたのかについて紹介したいと思います。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席および講義中の議論への参加、またレポート提出で評価を行う。原則として、全講義への参加とレポート提出を必須とする。体調不良や学会参加等でやむを得ず欠席する場合は事前に連絡すること。事前に連絡なき場合は欠席とする。
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(教科書)
使用しない
講師によっては講義資料を配布予定。
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(参考書等)
『博士号を取るときに考えること 取った後できること』
(羊土社)
ISBN:978-4-7581-2003-6
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(授業外学習(予習・復習)等)
各講師の授業概要を読み、議論に備えること。
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(その他(オフィスアワー等))
様々なキャリアを有する講師の方々の生の声を聞くことができる良い機会ですので、博士課程進学を考えている修士課程学生の履修も歓迎します。
コーディネーター(片山)の連絡先は、katayama.takane.6s@kyoto-u.ac.jpです。レポート提出はPandAにて行ってください。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
医療ビジネス・イノベーション概論
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(英 訳) | Introduction to Medical Innovation and Businesses | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 院横断 | ||||||||||||||||||
(分野(分類)) | キャリア形成系 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(旧群) | |||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 毎週木曜日 18:30から |
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(教室) | メディカルイノベーションセンター棟セミナー室 | ||||||||||||||||||
医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | COVID-19ワクチンなどの医療イノベーションは、人類の健康向上に資するとともに、経済の発展のためにも重要である。現在、医療ビジネスは革新的な医薬品、医療機器の他にも、再生医療やデジタルヘルスなど多様化している。また近年、これらの医療イノベーションの担い手としてスタートアップ(ベンチャー)の貢献が高くなっている。一方で、医療ビジネスは、臨床試験費用などの多額の研究開発費が必要であること、及び薬事規制に則って事業化する必要があることから、事業化に至るまでのハードルが高い。 このように、革新的な医薬品等の開発には、医学、生物学の研究者のみならず、ビジネス、法律、知的財産など様々な専門家の総合力が必要とされている。 本講義の前半では、近年の医療技術の進展、ビジネスモデル及び市場の変遷等の医療ビジネスの概要に触れたのち、医薬品、医療機器、再生医療、デジタルヘルスそれぞれの研究開発、及び薬事の基礎について学習する。後半は、医療イノベーションに取り組んでいる企業及びアカデミアの関係者より、具体的な研究開発事例やビジネス戦略(オープンイノベーション等)について講義する。 |
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(到達目標) | 医薬品、医療機器、再生医療等製品、デジタルヘルスの研究開発及びビジネス戦略の基礎及び特徴について理解する。このことにより、新規技術を医療ビジネスに応用するための事業化戦略を理解することができる。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 第 1回 4月10日 イントロダクション、医療ビジネスの現状 第 2回 4月17日 医療産業とモダリティ I 第 3回 4月24日 医療産業とモダリティ II 第 4回 5月 1日 医薬品開発プロセス 第 5回 5月15日 創薬エコシステム 第 6回 5月22日 再生医療製品基礎 第 7回 5月29日 医療機器概論 第 8回 6月 5日 薬事 第 9回 6月12日 医療分野のM&A 第10回 6月19日 医療機器ソフトウエア開発・薬事 第11回 6月26日 ベンチャーにおける治療機器の開発 第12回 7月 3日 再生医療ビジネス 第13回 7月10日 臨床検査ビジネス 第14回 7月17日 デジタルヘルス製品の開発 第15回 7月24日 抗体医薬 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(講義中の質問、講義内容の理解度、講義に対する積極性)、課題の内容により総合的に評価する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 特になし | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 講義の一部は「創薬医学概論」(医科学専攻開講科目)と共通の講義となるため、当該講義を履修後、「創薬医学概論」を履修した場合は、「創薬医学概論」は増加単位となります。講義は毎週木曜日6限、医学研究科メディカルイノベーションセンター棟1階セミナー室で行います。 | ||||||||||||||||||
医療ビジネス・イノベーション概論
(科目名)
Introduction to Medical Innovation and Businesses
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) キャリア形成系 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 毎週木曜日 18:30から (教室) メディカルイノベーションセンター棟セミナー室 |
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医学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
COVID-19ワクチンなどの医療イノベーションは、人類の健康向上に資するとともに、経済の発展のためにも重要である。現在、医療ビジネスは革新的な医薬品、医療機器の他にも、再生医療やデジタルヘルスなど多様化している。また近年、これらの医療イノベーションの担い手としてスタートアップ(ベンチャー)の貢献が高くなっている。一方で、医療ビジネスは、臨床試験費用などの多額の研究開発費が必要であること、及び薬事規制に則って事業化する必要があることから、事業化に至るまでのハードルが高い。
このように、革新的な医薬品等の開発には、医学、生物学の研究者のみならず、ビジネス、法律、知的財産など様々な専門家の総合力が必要とされている。 本講義の前半では、近年の医療技術の進展、ビジネスモデル及び市場の変遷等の医療ビジネスの概要に触れたのち、医薬品、医療機器、再生医療、デジタルヘルスそれぞれの研究開発、及び薬事の基礎について学習する。後半は、医療イノベーションに取り組んでいる企業及びアカデミアの関係者より、具体的な研究開発事例やビジネス戦略(オープンイノベーション等)について講義する。 |
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(到達目標)
医薬品、医療機器、再生医療等製品、デジタルヘルスの研究開発及びビジネス戦略の基礎及び特徴について理解する。このことにより、新規技術を医療ビジネスに応用するための事業化戦略を理解することができる。
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(授業計画と内容)
第 1回 4月10日 イントロダクション、医療ビジネスの現状 第 2回 4月17日 医療産業とモダリティ I 第 3回 4月24日 医療産業とモダリティ II 第 4回 5月 1日 医薬品開発プロセス 第 5回 5月15日 創薬エコシステム 第 6回 5月22日 再生医療製品基礎 第 7回 5月29日 医療機器概論 第 8回 6月 5日 薬事 第 9回 6月12日 医療分野のM&A 第10回 6月19日 医療機器ソフトウエア開発・薬事 第11回 6月26日 ベンチャーにおける治療機器の開発 第12回 7月 3日 再生医療ビジネス 第13回 7月10日 臨床検査ビジネス 第14回 7月17日 デジタルヘルス製品の開発 第15回 7月24日 抗体医薬 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(講義中の質問、講義内容の理解度、講義に対する積極性)、課題の内容により総合的に評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
特になし
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(その他(オフィスアワー等))
講義の一部は「創薬医学概論」(医科学専攻開講科目)と共通の講義となるため、当該講義を履修後、「創薬医学概論」を履修した場合は、「創薬医学概論」は増加単位となります。講義は毎週木曜日6限、医学研究科メディカルイノベーションセンター棟1階セミナー室で行います。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
問題発見型/解決型学習(FBL/PBL)L1
(科目名)
Field based Learning/Problem based Learning (FBL/PBL) L1
(英 訳)
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(群) 院横断 (分野(分類)) 複合領域系 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 実習 | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定(別途通知) (教室) 開講日程、場所は、グループごとに決めます(詳細は教員より通知) |
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工学研究科 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
本科目は、FBL (Field based Learning)を通して、与えられた実世界の状況から解決すべき問題を発見するプロセスをチームで体験することで、デザインの実践を行い、デザイン理論とデザイン手法の習得を行い、また、PBL (Problem based Learning)を通して、与えられた実問題をチームで解決する
プロセスを体験することで、デザインの実践を行い、デザイン理論とデザイン手法の習得を行う。 本科目では以下を目的とする。 FBL においては、(1)与えられた実世界の状況を観察し、分析することで、状況の構造を理解し、根本原因となっている解くべき問題を発見すること、(2)問題を発見するにあたって必要なデザイン理論を習得すること、(3)問題発見に必要なデザイン手法を習得し、プロジェクトの中で実践すること、(4)現実的に解決可能な問題を定義すること。 PBL においては、 (1)問題解決に必要なデザイン理論を習得すること、(2)問題解決に必要なデザイン手法を習得し、プロジェクトの中で実践すること、(3)実現可能な解決策を立案すること。 |
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(到達目標)
・習得したデザイン理論とデザイン手法を用いて、現実社会における問題を発見し、解決可能な問題として定義できる。また、実現可能な解決策を立案できる。
・異なる専門領域のメンバーと円滑にコミュニケーションを取り、問題を共有し、協力して問題解決に取り組むことができる。 ・社会が求めるニーズに対して、また、チームの中での、自身の役割を理解する。チームとして取り組んだ内容を、学内外の第三者に効果的に伝えることができる。 |
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(授業計画と内容)
イントロダクション、1回 本演習の概要と、プロジェクトの進め方について説明する。 FBL/PBL実践、13回 プロジェクト毎にFBL/PBL進める。プロジェクトによって、毎週実施、離散的な実施、集中的な実施などの実施形態があるので、それに従うこと。 発表会、1回 プロジェクト毎に成果を発表する。 実施場所はプロジェクト毎に異なる(学内、学外フィールド)。受講生のキャンパスが異なる場合等の出席のための移動時間を削減する、または、対面出席が難しいと判断される場合にメディア授業(上記開講の8回未満)を利用する。 |
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(履修要件)
特になし。ただし、各自の専門分野における分析能力・問題解決能力を有することが期待される。
毎年度、具体的な授業計画(プログラム)は異なるため、随時、PandA上の科目サイトにて情報を掲載する。これらのスケジュールと調整し、プログラム実施担当教員とともに履修のスケジュールを組んでください。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
FBL (Field based Learning)/ PBL (Problem based Learning)を通して、デザインの実践を行い、デザイン理論とデザイン手法の習得することを到達目標とする。
・問題発見や解決に用いる手法の修得状況 5 割(レポートや試問による) ・問題発見や解決結果の質 2 割(レポートや試問による) ・チームへの貢献 3 割(教員の観察による) ・なお、8 割以上の出席を単位の前提とする(教員との相談による) |
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(教科書)
実習で用いる資料は、適宜配布する。
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(参考書等)
実習で用いる資料は、適宜配布する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
各プロジェクトの実施責任者から適宜指示する。学期の中盤に中間発表会を開催し、履修者間の情報共有、並びに他者からのフィードバックを得る機会とする。中間発表会には原則として全参加者に参加を求める。
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(その他(オフィスアワー等))
実施予定のテーマと日程について、前後期セメスター開始時などに、PandA上の科目サイトに掲載するので、内容を確認の上、履修登録および参加申し込みを行うこと。メールアドレス等もそこに掲載される。
履修希望者、履修生はこれをよく見てください。具体的な質問などは、アポイントを経ることとするので、メール等による質問を適宜受け付ける。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
現代物理学実験
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(英 訳) | Experimental Course on Modern Physics | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(分野(分類)) | 物理学(発展) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(旧群) | B群 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(時間数) | 60 時間 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(週コマ数) | 2 コマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業形態) | 実験 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 8月20日(水)〜22日(金)、9月1日(月)〜2日(火) |
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(教室) | 理学研究科5号館東棟等及び宇治キャンパス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 19世紀までに確立した力学や電磁気学などの古典物理学から、20世紀になって発展した量子力学や相対論などの現代物理学へとつながる物理学の研究対象の流れを、実験と講義によって身近な現象として経験し、現代物理学への興味を深め理解することを目的とする。合わせて、新しい実験手法を習得する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(到達目標) | 現代物理学の基礎について実験を通じて理解するとともに、実験結果を主体的にまとめる能力を養う。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 8月20日(水)〜22日(金)、9月1日(月)〜2日(火)に、集中講義形式で実施する。 実験に関連した背景、原理について講義を行い、目的や意義を十分理解した上で実験に取り組む。 「光速を測定する」、「宇宙線を検出する」、「身近な放射線を調べる」、「フェムト秒光パルスの発生」などの実験テーマから適宜、実験実習を行う予定である。関連して、原子核、宇宙、素粒子実験の最新・最先端のトピックスについてもできるだけ紹介する。 |
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(履修要件) |
物理学実験を履修しておくことが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実験実施(60%)と実験レポート(40%)により評価する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 得られた実験データのまとめ・整理を行うこと。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 成績報告が他の前期科目より遅れる場合があるので注意。 学生教育研究災害傷害保険などの傷害保険に加入のこと。 この科目は履修登録期間(確認・修正期間含む)に、KULASISで履修登録をする必要はありません。 6月上旬頃に、KULASISのお知らせ>教務・厚生情報(全学共通科目)に履修登録案内を掲出します。 |
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現代物理学実験
(科目名)
Experimental Course on Modern Physics
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 物理学(発展) (使用言語) 日本語 | |||||||||||||||||||||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (時間数) 60 時間 (週コマ数) 2 コマ (授業形態) 実験 | |||||||||||||||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
集中 8月20日(水)〜22日(金)、9月1日(月)〜2日(火) (教室) 理学研究科5号館東棟等及び宇治キャンパス |
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(授業の概要・目的)
19世紀までに確立した力学や電磁気学などの古典物理学から、20世紀になって発展した量子力学や相対論などの現代物理学へとつながる物理学の研究対象の流れを、実験と講義によって身近な現象として経験し、現代物理学への興味を深め理解することを目的とする。合わせて、新しい実験手法を習得する。
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(到達目標)
現代物理学の基礎について実験を通じて理解するとともに、実験結果を主体的にまとめる能力を養う。
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(授業計画と内容)
8月20日(水)〜22日(金)、9月1日(月)〜2日(火)に、集中講義形式で実施する。 実験に関連した背景、原理について講義を行い、目的や意義を十分理解した上で実験に取り組む。 「光速を測定する」、「宇宙線を検出する」、「身近な放射線を調べる」、「フェムト秒光パルスの発生」などの実験テーマから適宜、実験実習を行う予定である。関連して、原子核、宇宙、素粒子実験の最新・最先端のトピックスについてもできるだけ紹介する。 |
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(履修要件)
物理学実験を履修しておくことが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実験実施(60%)と実験レポート(40%)により評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
得られた実験データのまとめ・整理を行うこと。
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(その他(オフィスアワー等))
成績報告が他の前期科目より遅れる場合があるので注意。
学生教育研究災害傷害保険などの傷害保険に加入のこと。 この科目は履修登録期間(確認・修正期間含む)に、KULASISで履修登録をする必要はありません。 6月上旬頃に、KULASISのお知らせ>教務・厚生情報(全学共通科目)に履修登録案内を掲出します。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Architecture of Matter-E2 :Evolution of Organic Chemistry Through Nobel Breakthroughs
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(英 訳) | Architecture of Matter-E2 :Evolution of Organic Chemistry Through Nobel Breakthroughs | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 自然 | ||||||
(分野(分類)) | 化学(基礎) | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | B群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期集中 | ||||||
(配当学年) | 主として1・2回生 | ||||||
(対象学生) | 理系向 | ||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||
(授業の概要・目的) | Synopsis of the Course: This course explores the evolution of organic chemistry through groundbreaking discoveries recognized by the Nobel Prize. We will examine key moments in history where Nobel-winning research transformed our understanding of chemical reactions, molecular structures, and catalysis. By analyzing these breakthroughs, students will gain insight into how organic chemistry has advanced and why these discoveries remain crucial to modern science and industry. The purpose of this course is to provide students with a deep understanding of the major milestones in organic chemistry, focusing on the Nobel Prize-winning innovations that have defined the field. Through the study of these breakthroughs, students will gain a greater appreciation for the science behind everyday applications and learn how organic chemistry continues to drive progress in areas such as medicine, materials science, and sustainable technologies. |
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(到達目標) | Understand Key Nobel Prize Breakthroughs Identify and explore major Nobel Prize-winning discoveries in organic chemistry and their impact on the field. Trace the Evolution of Organic Chemistry Understand the historical development of organic chemistry through key milestones, focusing on how each Nobel-winning discovery built upon previous research. Analyze the Practical Applications of Nobel Discoveries Investigate how Nobel Prize-winning research has translated into real-world innovations in areas such as pharmaceuticals, materials science, and sustainable chemistry. Appreciate the Role of Catalysis in Organic Chemistry Examine the role of catalysis, as demonstrated in Nobel Prize-winning research, and how it has revolutionized chemical reactions and industrial processes. Develop Critical Thinking Skills Encourage students to critically analyze the significance of Nobel-winning discoveries and their lasting influence on scientific and industrial progress. Foster an Appreciation for Scientific Innovation Recognize the ongoing importance of organic chemistry in solving global challenges and pursue careers in chemistry and related fields. |
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(授業計画と内容) | Course Duration: 1 Week (15 Classes, 3 per day) Day 1: Foundations & Reactive Intermediates Lesson 1: Introduction - The Nobel Prize and Organic Chemistry (Overview of the course and Nobel Prize impact on organic chemistry ; The role of fundamental discoveries in shaping modern chemistry. Lesson 2: Carbocations and Superacids (1994, George A. Olah) : Structure and reactivity of carbocations : Superacids and their role in stabilizing reactive intermediates. Lesson 3: Stereochemistry and Molecular Recognition (1975, John Cornforth & Vladimir Prelog) : Fundamentals of stereochemistry : Importance of stereochemical control in enzymatic and synthetic reactions Day 2: Organic Synthesis & Retrosynthetic Strategies Lesson 4: Retrosynthetic Analysis and Complex Molecule Synthesis (1990, E.J. Corey) : Retrosynthetic strategies for designing synthetic pathways ; Applications to the synthesis of complex natural products. Lesson 5: Total Synthesis of Natural Products (1965, Robert Burns Woodward) : Pioneering total syntheses (Vitamin B12, Chlorophyll, etc.) ; Strategic insights from Woodward’s work. Lesson 6: Organometallic Chemistry and New Reactivity (1979, Herbert C. Brown & Georg Wittig) : Hydroboration and its applications in organic synthesis ; Wittig reaction for alkene formation Day 3: Catalysis in Organic Chemistry Lesson 7: Ziegler-Natta Polymerization (1963, Karl Ziegler & Giulio Natta) : Mechanism of Ziegler-Natta polymerization ; Industrial applications of polymer chemistry. Lesson 8: Cross-Coupling Reactions (2010, Richard Heck, Ei-ichi Negishi & Akira Suzuki) : Pd-catalyzed cross-coupling reactions ; Key applications in pharmaceuticals and materials science. Lesson 9: Metathesis in Organic Synthesis (2005, Yves Chauvin, Robert H. Grubbs, Richard R. Schrock) ; Principles of olefin metathesis ; Impact on green chemistry and sustainable processes Day 4: Enantioselective & Sustainable Catalysis Lesson 10: Asymmetric Catalysis (2001, Ryoji Noyori, Knowles & K. Barry Sharpless) : Asymmetric hydrogenation and oxidation ; Enantioselectivity in organic transformations. Lesson 11: Organocatalysis (2021, Benjamin List & David MacMillan) : Small-molecule catalysis as an alternative to metals ; Applications in sustainable and green chemistry. Lesson 12: Supramolecular Chemistry (1987, Donald J. Cram, Charles Pedersen & Jean-Marie Lehn) : Concepts of molecular recognition and host-guest chemistry ; Applications in catalysis, drug delivery, and nanotechnology Day 5: Advanced Concepts & Future Perspectives Lesson 13: Click Chemistry and Bioorthogonal Reactions (2022, Morten Meldal, Carolyn R. Bertozzi, K. Barry Sharpless) : Click chemistry and its applications in biomolecular labeling ; Bioorthogonal reactions for selective modifications in biological systems. Lesson 14: Molecular Machines (2016, Jean-Pierre Sauvage, James Fraser Stoddart, Bernard L. Feringa) : Design and synthesis of molecular motors ; Potential applications in nanotechnology. Lesson 15: Future Perspectives : Recap of major Nobel Prize discoveries ; Emerging trends ; Student-led discussions |
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(履修要件) |
This course is designed for motivated 1st- and 2nd-year students with a fundamental background in chemistry, who are willing to engage with Nobel Prize-winning discoveries and their impact on modern organic chemistry. While no advanced knowledge is required, students should have a basic understanding of key chemical concepts.
Prerequisites: ・General Chemistry - Atomic structure, bonding, periodic trends, acid-base chemistry ・Introductory Organic Chemistry - Functional groups, nucleophile/electrophile, resonance ・Basic Stereochemistry - Chirality, isomerism Recommended Skills (but not mandatory): ・Familiarity with reaction mechanisms (arrows, intermediates) |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | Evaluation Methods Final Exam: 70% Quizzes/Midterm: 30% Evaluation Policy Students will be assessed on their understanding of key Nobel Prize-winning breakthroughs, the historical evolution of organic chemistry, and the impact on scientific progress and real-world applications. |
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(教科書) |
Handouts will be distributed.
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(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | Preparation for Lectures - Go over research papers and handouts in advance related to Nobel Prize discoveries. Supplemental Learning - Explore additional resources on key topics. |
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(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
Architecture of Matter-E2 :Evolution of Organic Chemistry Through Nobel Breakthroughs
(科目名)
Architecture of Matter-E2 :Evolution of Organic Chemistry Through Nobel Breakthroughs
(英 訳)
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(群) 自然 (分野(分類)) 化学(基礎) (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) B群 (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期集中 (配当学年) 主として1・2回生 (対象学生) 理系向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(授業の概要・目的)
Synopsis of the Course: This course explores the evolution of organic chemistry through groundbreaking discoveries recognized by the Nobel Prize. We will examine key moments in history where Nobel-winning research transformed our understanding of chemical reactions, molecular structures, and catalysis. By analyzing these breakthroughs, students will gain insight into how organic chemistry has advanced and why these discoveries remain crucial to modern science and industry.
The purpose of this course is to provide students with a deep understanding of the major milestones in organic chemistry, focusing on the Nobel Prize-winning innovations that have defined the field. Through the study of these breakthroughs, students will gain a greater appreciation for the science behind everyday applications and learn how organic chemistry continues to drive progress in areas such as medicine, materials science, and sustainable technologies. |
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(到達目標)
Understand Key Nobel Prize Breakthroughs
Identify and explore major Nobel Prize-winning discoveries in organic chemistry and their impact on the field. Trace the Evolution of Organic Chemistry Understand the historical development of organic chemistry through key milestones, focusing on how each Nobel-winning discovery built upon previous research. Analyze the Practical Applications of Nobel Discoveries Investigate how Nobel Prize-winning research has translated into real-world innovations in areas such as pharmaceuticals, materials science, and sustainable chemistry. Appreciate the Role of Catalysis in Organic Chemistry Examine the role of catalysis, as demonstrated in Nobel Prize-winning research, and how it has revolutionized chemical reactions and industrial processes. Develop Critical Thinking Skills Encourage students to critically analyze the significance of Nobel-winning discoveries and their lasting influence on scientific and industrial progress. Foster an Appreciation for Scientific Innovation Recognize the ongoing importance of organic chemistry in solving global challenges and pursue careers in chemistry and related fields. |
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(授業計画と内容)
Course Duration: 1 Week (15 Classes, 3 per day) Day 1: Foundations & Reactive Intermediates Lesson 1: Introduction - The Nobel Prize and Organic Chemistry (Overview of the course and Nobel Prize impact on organic chemistry ; The role of fundamental discoveries in shaping modern chemistry. Lesson 2: Carbocations and Superacids (1994, George A. Olah) : Structure and reactivity of carbocations : Superacids and their role in stabilizing reactive intermediates. Lesson 3: Stereochemistry and Molecular Recognition (1975, John Cornforth & Vladimir Prelog) : Fundamentals of stereochemistry : Importance of stereochemical control in enzymatic and synthetic reactions Day 2: Organic Synthesis & Retrosynthetic Strategies Lesson 4: Retrosynthetic Analysis and Complex Molecule Synthesis (1990, E.J. Corey) : Retrosynthetic strategies for designing synthetic pathways ; Applications to the synthesis of complex natural products. Lesson 5: Total Synthesis of Natural Products (1965, Robert Burns Woodward) : Pioneering total syntheses (Vitamin B12, Chlorophyll, etc.) ; Strategic insights from Woodward’s work. Lesson 6: Organometallic Chemistry and New Reactivity (1979, Herbert C. Brown & Georg Wittig) : Hydroboration and its applications in organic synthesis ; Wittig reaction for alkene formation Day 3: Catalysis in Organic Chemistry Lesson 7: Ziegler-Natta Polymerization (1963, Karl Ziegler & Giulio Natta) : Mechanism of Ziegler-Natta polymerization ; Industrial applications of polymer chemistry. Lesson 8: Cross-Coupling Reactions (2010, Richard Heck, Ei-ichi Negishi & Akira Suzuki) : Pd-catalyzed cross-coupling reactions ; Key applications in pharmaceuticals and materials science. Lesson 9: Metathesis in Organic Synthesis (2005, Yves Chauvin, Robert H. Grubbs, Richard R. Schrock) ; Principles of olefin metathesis ; Impact on green chemistry and sustainable processes Day 4: Enantioselective & Sustainable Catalysis Lesson 10: Asymmetric Catalysis (2001, Ryoji Noyori, Knowles & K. Barry Sharpless) : Asymmetric hydrogenation and oxidation ; Enantioselectivity in organic transformations. Lesson 11: Organocatalysis (2021, Benjamin List & David MacMillan) : Small-molecule catalysis as an alternative to metals ; Applications in sustainable and green chemistry. Lesson 12: Supramolecular Chemistry (1987, Donald J. Cram, Charles Pedersen & Jean-Marie Lehn) : Concepts of molecular recognition and host-guest chemistry ; Applications in catalysis, drug delivery, and nanotechnology Day 5: Advanced Concepts & Future Perspectives Lesson 13: Click Chemistry and Bioorthogonal Reactions (2022, Morten Meldal, Carolyn R. Bertozzi, K. Barry Sharpless) : Click chemistry and its applications in biomolecular labeling ; Bioorthogonal reactions for selective modifications in biological systems. Lesson 14: Molecular Machines (2016, Jean-Pierre Sauvage, James Fraser Stoddart, Bernard L. Feringa) : Design and synthesis of molecular motors ; Potential applications in nanotechnology. Lesson 15: Future Perspectives : Recap of major Nobel Prize discoveries ; Emerging trends ; Student-led discussions |
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(履修要件)
This course is designed for motivated 1st- and 2nd-year students with a fundamental background in chemistry, who are willing to engage with Nobel Prize-winning discoveries and their impact on modern organic chemistry. While no advanced knowledge is required, students should have a basic understanding of key chemical concepts.
Prerequisites: ・General Chemistry - Atomic structure, bonding, periodic trends, acid-base chemistry ・Introductory Organic Chemistry - Functional groups, nucleophile/electrophile, resonance ・Basic Stereochemistry - Chirality, isomerism Recommended Skills (but not mandatory): ・Familiarity with reaction mechanisms (arrows, intermediates) |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Evaluation Methods
Final Exam: 70% Quizzes/Midterm: 30% Evaluation Policy Students will be assessed on their understanding of key Nobel Prize-winning breakthroughs, the historical evolution of organic chemistry, and the impact on scientific progress and real-world applications. |
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(教科書)
Handouts will be distributed.
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
Preparation for Lectures - Go over research papers and handouts in advance related to Nobel Prize discoveries.
Supplemental Learning - Explore additional resources on key topics. |
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(その他(オフィスアワー等))
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