


授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :中国史の基礎資料
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Readings of Essential texts for Chinese History | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 吉田南総合館475演習室 | ||||||
(キーワード) | 中国史 / 漢文訓読 / 史料講読 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 中国史の基本資料を読む—漢文訓読法の基礎 中国史の基本資料を講読する中で、漢文訓読の基本的な技法を身につけることが、この授業の目的です。 日本人は古来、中国の歴史や文化に強い関心を持ち、それを知ろうとしてさまざまな工夫を凝らしてきました。「訓読」とは、中国語(古典漢文)に訓点をつけ、日本語=「漢字仮名交じり文」として読解するために編み出された、先人の知恵の一つです。現代中国語は現代音で音読するのが普通ですが、古典(漢文)については、訓読方式で読むのも味わい深いものです。 この授業では、中国史の基本資料を「訓読」して、その内容を理解することを目的とします。高校時代に漢文を少しかじった程度の人でも、少し努力をすれば訓読のコツをつかむことは容易です。この機会に、訓読の基本的な技法を身につけましょう。 テキストは『資治通鑑』です。北宋時代に編纂された歴史書ですが、虚飾を排した文章ゆえに、訓読の基礎を身につけるには適していると思います。奮って挑戦してみて下さい。 |
||||||
(到達目標) | 伝統中国を知るための根本となる「漢文」の読解について、基礎的な知識を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | ●初回授業時の「ガイダンス」に、授業の進め方について説明しますので、必ず出席すること。 ●訓読の技法を身につけ、文章の意味を理解することを第一の目的とします。2週目からは『資治通鑑』の文章に取り組んでいただきます。 ●予習—授業—復習の内容は、以下の通りでです。 ①予習:授業で読む箇所を事前にお知らせしますので、その部分について、読み下し、不明語句の下調べをしておくこと。 ②授業:特に担当を決めず、適宜指名して、少しずつ原文を読み下してもらった後、内容についての質疑応答・解説を行います。 ③復習:授業で読み進んだ箇所について各自復習すること。復習をきちんと行うことが漢文訓読上達の近道です。 ●小テスト—力だめしとして、適宜、小テストを課します。 ●授業中、漢和辞典を引いて漢字・語句の意味を調べてもらいます。必ず「紙の辞書」を持参すること! ●授業回数はフィードバックを含めて全15回とします。 |
||||||
(履修要件) |
漢和辞典の引き方がわかっていること。
「漢文」訓読の基本についてよく理解していること。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業参加に対する評価(きちんと予習できているかを見ます。50%)、小テストの成績(50%)とを総合して、成績を判定します。 【重要】3度の欠席で「不可」となりますので、ご注意下さい。 |
||||||
(教科書) |
こちらでテキストを用意し、配布します。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 高等学校で学習した「漢文」の基礎について、きちんと復習しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講者は、漢和辞典を必ず持参すること。(初回授業時に何点か紹介します。) | ||||||
ILASセミナー :中国史の基礎資料
(科目名)
ILAS Seminar :Readings of Essential texts for Chinese History
(英 訳)
|
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 吉田南総合館475演習室 |
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(キーワード) 中国史 / 漢文訓読 / 史料講読 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
中国史の基本資料を読む—漢文訓読法の基礎
中国史の基本資料を講読する中で、漢文訓読の基本的な技法を身につけることが、この授業の目的です。 日本人は古来、中国の歴史や文化に強い関心を持ち、それを知ろうとしてさまざまな工夫を凝らしてきました。「訓読」とは、中国語(古典漢文)に訓点をつけ、日本語=「漢字仮名交じり文」として読解するために編み出された、先人の知恵の一つです。現代中国語は現代音で音読するのが普通ですが、古典(漢文)については、訓読方式で読むのも味わい深いものです。 この授業では、中国史の基本資料を「訓読」して、その内容を理解することを目的とします。高校時代に漢文を少しかじった程度の人でも、少し努力をすれば訓読のコツをつかむことは容易です。この機会に、訓読の基本的な技法を身につけましょう。 テキストは『資治通鑑』です。北宋時代に編纂された歴史書ですが、虚飾を排した文章ゆえに、訓読の基礎を身につけるには適していると思います。奮って挑戦してみて下さい。 |
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(到達目標)
伝統中国を知るための根本となる「漢文」の読解について、基礎的な知識を身につける。
|
|||||||
(授業計画と内容)
●初回授業時の「ガイダンス」に、授業の進め方について説明しますので、必ず出席すること。 ●訓読の技法を身につけ、文章の意味を理解することを第一の目的とします。2週目からは『資治通鑑』の文章に取り組んでいただきます。 ●予習—授業—復習の内容は、以下の通りでです。 ①予習:授業で読む箇所を事前にお知らせしますので、その部分について、読み下し、不明語句の下調べをしておくこと。 ②授業:特に担当を決めず、適宜指名して、少しずつ原文を読み下してもらった後、内容についての質疑応答・解説を行います。 ③復習:授業で読み進んだ箇所について各自復習すること。復習をきちんと行うことが漢文訓読上達の近道です。 ●小テスト—力だめしとして、適宜、小テストを課します。 ●授業中、漢和辞典を引いて漢字・語句の意味を調べてもらいます。必ず「紙の辞書」を持参すること! ●授業回数はフィードバックを含めて全15回とします。 |
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(履修要件)
漢和辞典の引き方がわかっていること。
「漢文」訓読の基本についてよく理解していること。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業参加に対する評価(きちんと予習できているかを見ます。50%)、小テストの成績(50%)とを総合して、成績を判定します。
【重要】3度の欠席で「不可」となりますので、ご注意下さい。 |
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(教科書)
こちらでテキストを用意し、配布します。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
高等学校で学習した「漢文」の基礎について、きちんと復習しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
受講者は、漢和辞典を必ず持参すること。(初回授業時に何点か紹介します。)
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :量子ビームを使ってわかること
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(英 訳) | ILAS Seminar :Applications of quantum beams | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 総合研究10号館117室 | ||||||||||||
(キーワード) | イオン / 電子 / レーザー / 量子ビーム | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 量子ビームとは、原子、分子、イオン、電子などの物質ビーム、およびレーザービームの総称であり、これらのビームの持つ量子的性質を応用することにより、物理や化学、生物学、医学、工学、さらには医療および産業応用など、実に様々な分野で活用されている。 本セミナーでは、量子ビームの概念やその発生法を説明した後、実際の量子ビーム施設見学やそれらを活用した応用例と将来展望について、受講学生のグループ課題発表などを交えながら理解を深めることを目的とする。 |
||||||||||||
(到達目標) | ・量子ビームの発生法とその様々な応用例について、基本的な知識や考え方を習得し、社会に出た後、様々な分野において役立てられるようにする。 ・グループ課題発表の準備を通じて、収集した情報を分析・整理する力、人と意見交換する力、内容をわかりやすくまとめる力、人前で発表する力を養う。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション 第2−3回 荷電粒子を支配する物理法則と電子およびイオンビームの発生 第4回 電子ビーム、イオンビームの応用例 第5回 施設見学1(電子およびイオン加速器など) 第6回 グループ課題発表1(数名程度のグループ毎に課題発表) 第7回 原子ビーム、分子ビームの発生とその応用例 第8−10回 光の性質とレーザー光の発生について 第11回 レーザービームの応用例 第12回 施設見学2(レーザー施設) 第13回 グループ課題発表2(数名程度のグループ毎に課題発表) 第14回 総括 第15回 フィードバック |
||||||||||||
(履修要件) |
基本的には高校で物理または化学を履修した者を対象とする。
|
||||||||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(50%)、2回程度のグループ発表(30%)、数回程度の課題レポート提出(20%)の総計によって評価する。成績評価の詳細は、初回授業にて説明する。 | ||||||||||||
(教科書) |
基本事項を説明した資料を印刷して配布する。
|
||||||||||||
(参考書等) |
なし
|
||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配布資料等を復習の上、グループ発表の準備をし、また、レポート課題を解く。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・基本的には配布資料を元にディスカッションを進める。グループ発表資料準備のためにパソコンやパワーポイントは使えることが望ましいが、必須ではない。 ・施設見学は、京大宇治キャンパスにある施設を予定している。吉田キャンパスから宇治キャンパスへの往路は、本部構内16:40発(宇治構内17:30着)の学内連絡バス(無料)を使い、施設見学後は宇治キャンパスにて自由解散とする。復路の交通費は受講生の負担である。 ・「学生教育研究災害障害保険(学研災)」に加入しておくこと。 |
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ILASセミナー :量子ビームを使ってわかること
(科目名)
ILAS Seminar :Applications of quantum beams
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 総合研究10号館117室 |
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(キーワード) イオン / 電子 / レーザー / 量子ビーム | ||||||||||
(授業の概要・目的)
量子ビームとは、原子、分子、イオン、電子などの物質ビーム、およびレーザービームの総称であり、これらのビームの持つ量子的性質を応用することにより、物理や化学、生物学、医学、工学、さらには医療および産業応用など、実に様々な分野で活用されている。
本セミナーでは、量子ビームの概念やその発生法を説明した後、実際の量子ビーム施設見学やそれらを活用した応用例と将来展望について、受講学生のグループ課題発表などを交えながら理解を深めることを目的とする。 |
||||||||||
(到達目標)
・量子ビームの発生法とその様々な応用例について、基本的な知識や考え方を習得し、社会に出た後、様々な分野において役立てられるようにする。
・グループ課題発表の準備を通じて、収集した情報を分析・整理する力、人と意見交換する力、内容をわかりやすくまとめる力、人前で発表する力を養う。 |
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(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション 第2−3回 荷電粒子を支配する物理法則と電子およびイオンビームの発生 第4回 電子ビーム、イオンビームの応用例 第5回 施設見学1(電子およびイオン加速器など) 第6回 グループ課題発表1(数名程度のグループ毎に課題発表) 第7回 原子ビーム、分子ビームの発生とその応用例 第8−10回 光の性質とレーザー光の発生について 第11回 レーザービームの応用例 第12回 施設見学2(レーザー施設) 第13回 グループ課題発表2(数名程度のグループ毎に課題発表) 第14回 総括 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
基本的には高校で物理または化学を履修した者を対象とする。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(50%)、2回程度のグループ発表(30%)、数回程度の課題レポート提出(20%)の総計によって評価する。成績評価の詳細は、初回授業にて説明する。
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(教科書)
基本事項を説明した資料を印刷して配布する。
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(参考書等)
なし
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(授業外学習(予習・復習)等)
配布資料等を復習の上、グループ発表の準備をし、また、レポート課題を解く。
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(その他(オフィスアワー等))
・基本的には配布資料を元にディスカッションを進める。グループ発表資料準備のためにパソコンやパワーポイントは使えることが望ましいが、必須ではない。
・施設見学は、京大宇治キャンパスにある施設を予定している。吉田キャンパスから宇治キャンパスへの往路は、本部構内16:40発(宇治構内17:30着)の学内連絡バス(無料)を使い、施設見学後は宇治キャンパスにて自由解散とする。復路の交通費は受講生の負担である。 ・「学生教育研究災害障害保険(学研災)」に加入しておくこと。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :異文化間教育入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :An Introduction to Intercultural education | ||||
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(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 吉田南総合館216演習室 | ||||||
(キーワード) | 言語教育 / 異文化間コミュニケーション / 外国語教育 / 日本語教育 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | この授業は、多文化共生社会における日本語教育と国際社会の中で異文化間教育の考え方を参照し、異文化間教育のあり方を考察する。異文化理解や異文化という言葉はしばしば耳にするが、異文化間教育とはなんだろうか。また日本の中での異文化間と日本語教育はどのような関係にあるのだろうか。このような疑問をともに考えたい。 | ||||||
(到達目標) | 異文化間教育の課題を把握し、各国がそれぞれどのような課題を解決するために言語教育を進めているのか検討する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 受講者による教科書の発表と討論を中心に行い,以下の項目を学習する。 前半『やさしい日本語——多文化共生社会へ』(第2回から8回) 第1章 移民と日本 第2章 〈やさしい日本語〉の誕生 第3章 〈やさしい日本語〉の形 第4章 外国にルーツを持つ子どもたちと〈やさしい日本語〉 第5章 障害をもつ人と〈やさしい日本語〉 第6章 日本語母語話者と〈やさしい日本語〉 第7章 多文化共生社会に必要なこと 後半『異文化間教育』(第9回から第15回)は受講生による発表, 第1部第1章 文化の諸相 第2章 多文化主義への疑問 第3章 異文化間主義の捉え方 第2部第1章 教育学における多元主義の傷跡 第2章 一連の異文化間性 結論 多様性を目指す人文主義に向けて 授業はフィードバックを含め全15回とする。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業での発表(50%)並びにレポート(50%)による。 | ||||||
(教科書) |
『やさしい日本語——多文化共生社会へ』
(岩波新書)
『異文化間教育』
(白水社(文庫クセジュ))
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(関連URL) | https://noriyukinishiyama.com 西山教行研究室 | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 教科書を予習する。パワーポイントを利用した個別発表おこないますので、準備が必要です。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :異文化間教育入門
(科目名)
ILAS Seminar :An Introduction to Intercultural education
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 吉田南総合館216演習室 |
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(キーワード) 言語教育 / 異文化間コミュニケーション / 外国語教育 / 日本語教育 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業は、多文化共生社会における日本語教育と国際社会の中で異文化間教育の考え方を参照し、異文化間教育のあり方を考察する。異文化理解や異文化という言葉はしばしば耳にするが、異文化間教育とはなんだろうか。また日本の中での異文化間と日本語教育はどのような関係にあるのだろうか。このような疑問をともに考えたい。
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(到達目標)
異文化間教育の課題を把握し、各国がそれぞれどのような課題を解決するために言語教育を進めているのか検討する。
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|||||||
(授業計画と内容)
受講者による教科書の発表と討論を中心に行い,以下の項目を学習する。 前半『やさしい日本語——多文化共生社会へ』(第2回から8回) 第1章 移民と日本 第2章 〈やさしい日本語〉の誕生 第3章 〈やさしい日本語〉の形 第4章 外国にルーツを持つ子どもたちと〈やさしい日本語〉 第5章 障害をもつ人と〈やさしい日本語〉 第6章 日本語母語話者と〈やさしい日本語〉 第7章 多文化共生社会に必要なこと 後半『異文化間教育』(第9回から第15回)は受講生による発表, 第1部第1章 文化の諸相 第2章 多文化主義への疑問 第3章 異文化間主義の捉え方 第2部第1章 教育学における多元主義の傷跡 第2章 一連の異文化間性 結論 多様性を目指す人文主義に向けて 授業はフィードバックを含め全15回とする。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業での発表(50%)並びにレポート(50%)による。
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(教科書)
『やさしい日本語——多文化共生社会へ』
(岩波新書)
『異文化間教育』
(白水社(文庫クセジュ))
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(参考書等)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
教科書を予習する。パワーポイントを利用した個別発表おこないますので、準備が必要です。
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(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :障害とは何か
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Disability Studies | ||||
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(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 9(9)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 教育院棟演習室21 | ||||||
(キーワード) | 障害 / バリアフリー / 多様性 / 異文化 / 社会学 | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業のタイトルをみて、「京大で障害を学ぶ? どういうこと?」と思った人はありませんか。一般的に、障害や障害者というと福祉やボランティアというイメージがあり、そもそも学問になるのか、という疑問をもつかもしれません。ただ、現在、障害を切り口にした、新しい学問の潮流が創出されつつあります。それは、「障害学(Disability Studies)」とよばれる学問で、障害を「個人モデル」という捉え方から「社会モデル」という捉え方へと変えるパラダイムシフトをベースに、人間や社会の理解を根本から変えていこうとする試みです。「どういう意味だろう?」と疑問をお持ちのあなた、一緒に学んでみませんか。教員からの講義だけでなく、ディスカッション、フィールドワーク、ゲストトーク、学生による発表を組み合わせた少人数ゼミで、知識や経験は一切不問です。文系・理系を問わず、意欲あふれる学生の参加を歓迎します。 | ||||||
(到達目標) | 現代における「障害観」について学び、多様性・異文化への理解を深めること、また、自主的な学習を通して、自分の思いを適切に伝えるプレゼン技術を磨き、且つディスカッションへ積極的に参加する意欲と能力を養うことを目標とします。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下、授業の予定です。 ※スケジュールや内容は変更する場合があります。 ※講義に加えて、ディスカッション・体験実習・ワークショップなどを行います。 1.オリエンテーション、導入授業等 2.障害とは何か①(障害に関するレクチャー) 3.障害と社会・教育、合理的配慮 4.ゲストスピーカー 5.情報保障と音声認識に関するワークショップ 6.バリアフリー・ワークショップ(車椅子実習) 7.障害とAT(支援機器) 8.ゲストスピーカー 9.発達障害に関するワークショップ 10.アダプテッドスポーツ(体験実習) 11.障害とは何か②(障害に関するレクチャー) 12.学生発表 13.学生発表 14.学生発表 15.フィードバック なお、本授業は情報学研究科_河原達也教授、医学研究科_岩隈美穂准教授、学生総合支援機構_和田竜太講師、人間・環境学研究科_江川達郎准教授などの協力を得て実施します。 |
||||||
(履修要件) |
この授業の履修にあたって、障害に関する知識やボランティア経験などは一切必要ありません。これまで障害について考えたこともなかったという学生の履修を待っています。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ○平常点(50%) 8割以上の出席を求めます。 授業への積極的な参加を求めます。 ○発表(50%) 授業の後半(7月頃)に学生発表を求めます。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(関連URL) | https://www.assdr.kyoto-u.ac.jp/drc/ 学生総合支援機構 障害学生支援部門(DRC) | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 自主的な学習を求めます。 学生発表の際には、各自でレジュメ等の準備を求めます。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 体験実習等を実施する可能性があるため、学生教育研究災害傷害保険へ加入していることが必須です。 問い合わせなどは、以下へ連絡してください。 学生総合支援機構 障害学生支援部門(DRC) 担当者:村田淳 TEL:075-753-2317 FAX:075-753-2319 E-mail:murata.jun.4v@kyoto-u.ac.jp 場所:旧石油化学教室本館・1階北側(吉田キャンパス 本部構内) 開室時間:平日9時00分〜17時00分 |
||||||
ILASセミナー :障害とは何か
(科目名)
ILAS Seminar :Disability Studies
(英 訳)
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 9(9)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 教育院棟演習室21 |
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(キーワード) 障害 / バリアフリー / 多様性 / 異文化 / 社会学 | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業のタイトルをみて、「京大で障害を学ぶ? どういうこと?」と思った人はありませんか。一般的に、障害や障害者というと福祉やボランティアというイメージがあり、そもそも学問になるのか、という疑問をもつかもしれません。ただ、現在、障害を切り口にした、新しい学問の潮流が創出されつつあります。それは、「障害学(Disability Studies)」とよばれる学問で、障害を「個人モデル」という捉え方から「社会モデル」という捉え方へと変えるパラダイムシフトをベースに、人間や社会の理解を根本から変えていこうとする試みです。「どういう意味だろう?」と疑問をお持ちのあなた、一緒に学んでみませんか。教員からの講義だけでなく、ディスカッション、フィールドワーク、ゲストトーク、学生による発表を組み合わせた少人数ゼミで、知識や経験は一切不問です。文系・理系を問わず、意欲あふれる学生の参加を歓迎します。
|
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(到達目標)
現代における「障害観」について学び、多様性・異文化への理解を深めること、また、自主的な学習を通して、自分の思いを適切に伝えるプレゼン技術を磨き、且つディスカッションへ積極的に参加する意欲と能力を養うことを目標とします。
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(授業計画と内容)
以下、授業の予定です。 ※スケジュールや内容は変更する場合があります。 ※講義に加えて、ディスカッション・体験実習・ワークショップなどを行います。 1.オリエンテーション、導入授業等 2.障害とは何か①(障害に関するレクチャー) 3.障害と社会・教育、合理的配慮 4.ゲストスピーカー 5.情報保障と音声認識に関するワークショップ 6.バリアフリー・ワークショップ(車椅子実習) 7.障害とAT(支援機器) 8.ゲストスピーカー 9.発達障害に関するワークショップ 10.アダプテッドスポーツ(体験実習) 11.障害とは何か②(障害に関するレクチャー) 12.学生発表 13.学生発表 14.学生発表 15.フィードバック なお、本授業は情報学研究科_河原達也教授、医学研究科_岩隈美穂准教授、学生総合支援機構_和田竜太講師、人間・環境学研究科_江川達郎准教授などの協力を得て実施します。 |
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(履修要件)
この授業の履修にあたって、障害に関する知識やボランティア経験などは一切必要ありません。これまで障害について考えたこともなかったという学生の履修を待っています。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
○平常点(50%)
8割以上の出席を求めます。 授業への積極的な参加を求めます。 ○発表(50%) 授業の後半(7月頃)に学生発表を求めます。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
自主的な学習を求めます。
学生発表の際には、各自でレジュメ等の準備を求めます。 |
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(その他(オフィスアワー等))
体験実習等を実施する可能性があるため、学生教育研究災害傷害保険へ加入していることが必須です。
問い合わせなどは、以下へ連絡してください。 学生総合支援機構 障害学生支援部門(DRC) 担当者:村田淳 TEL:075-753-2317 FAX:075-753-2319 E-mail:murata.jun.4v@kyoto-u.ac.jp 場所:旧石油化学教室本館・1階北側(吉田キャンパス 本部構内) 開室時間:平日9時00分〜17時00分 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :先進核融合エネルギーセミナー
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(英 訳) | ILAS Seminar :Seminar on Advanced Nuclear Fusion Energy | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 共北34 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 核融合学 / エネルギー問題 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 化石エネルギー資源の枯渇並びに地球環境保全の問題を解決するエネルギー源として核融合の原理、研究現状および将来展望を概観する。また、エネルギー理工学研究所が保有するヘリオトロンJ装置、IECF装置など核融合実験装置の見学と、プラズマ生成実験・放射線測定実験・核融合炉用材料を用いた実験などを体験する。また、受講者によるエネルギー問題に関する調査・意見発表・討論を通して、全員で核融合開発の課題や役割を考える。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | エネルギー問題全般およびこれを解決するエネルギー源としての核融合開発の課題や役割を理解すると共に、自主的・自立的文献調査等により課題を発見あるいは背景を理解する能力、それらを説明するプレゼンテーションの能力や、ゼミの討論に参加して議論に貢献する能力を養う。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 教員3名(長﨑・小林・八木)により授業・実験を実施する。 ※コーディネータ=八木 第1 回 :オリエンテーション(八木) 第2 回 :エネルギー資源と地球環境(八木) 第3 回 :核融合研究の現状と将来展望(長﨑) 第4 回 :核融合炉実現に向けた材料研究(八木) 第5,6 回 :実験1(長﨑・小林・八木) 第7,8 回 :実験2(長﨑・小林・八木) 第9,10回 :実験3(長﨑・小林・八木) 第11回 :実験の報告会(八木) 第12回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(1)(八木) 第13回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(2)(八木) 第14回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(3)、総括(八木) 第15回 :フィードバック(方法は別途連絡) 実験1・2・3は、宇治キャンパスで各2回分を1回で実施します。 往路は連絡バス利用可能(無料)、19時頃に宇治キャンパスで解散、復路は公共交通機関等利用(受講生負担)。日程等の詳細は第1週オリエンテーション時に相談・調整して決定します。 なお前年度の実験は ヘリオトロンJ見学、液体金属及び溶融塩を用いた実験、電子顕微鏡等による材料観察 の3テーマでした。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 第11-14週において自身の調査結果の報告や意見の発表を行わない場合には単位は認めません。この発表(30%)のほか、出席と参加の状況(30%)、討論への積極的な参加と議論への貢献度(40%)により評価します。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 特別な予備知識は必要としません。第4週ごろまでに各自の調査課題を相談の上で決定します。ゼミの時間内に理解した知識を背景に、ゼミの時間外に各自で文献調査、及び発表のためのプレゼンテーション準備の時間を必要とします。 PowerPointなどのプレゼンテーションツールが使えることが望ましいです。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 討論への積極的な参加を希望します。12-14週の調査結果発表はもちろんのこと、座学・実験でも講師に積極的に質問してください。良い質問をすることも大切な「議論への貢献」です。 ※宇治キャンパスへの移動のための交通費は受講生負担となります(往路は無料連絡バスが利用できます)。 ※実験を伴いますので、学生教育研究災害傷害保険へ加入していることが必要です。 ※実験は宇治キャンパスで19時頃に解散となります。日程は第1週オリエンテーション時に相談して決めますが、アルバイトなど他の予定の調整をお願いすることがあります。 |
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ILASセミナー :先進核融合エネルギーセミナー
(科目名)
ILAS Seminar :Seminar on Advanced Nuclear Fusion Energy
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共北34 |
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(キーワード) 核融合学 / エネルギー問題 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
化石エネルギー資源の枯渇並びに地球環境保全の問題を解決するエネルギー源として核融合の原理、研究現状および将来展望を概観する。また、エネルギー理工学研究所が保有するヘリオトロンJ装置、IECF装置など核融合実験装置の見学と、プラズマ生成実験・放射線測定実験・核融合炉用材料を用いた実験などを体験する。また、受講者によるエネルギー問題に関する調査・意見発表・討論を通して、全員で核融合開発の課題や役割を考える。
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(到達目標)
エネルギー問題全般およびこれを解決するエネルギー源としての核融合開発の課題や役割を理解すると共に、自主的・自立的文献調査等により課題を発見あるいは背景を理解する能力、それらを説明するプレゼンテーションの能力や、ゼミの討論に参加して議論に貢献する能力を養う。
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(授業計画と内容)
教員3名(長﨑・小林・八木)により授業・実験を実施する。 ※コーディネータ=八木 第1 回 :オリエンテーション(八木) 第2 回 :エネルギー資源と地球環境(八木) 第3 回 :核融合研究の現状と将来展望(長﨑) 第4 回 :核融合炉実現に向けた材料研究(八木) 第5,6 回 :実験1(長﨑・小林・八木) 第7,8 回 :実験2(長﨑・小林・八木) 第9,10回 :実験3(長﨑・小林・八木) 第11回 :実験の報告会(八木) 第12回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(1)(八木) 第13回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(2)(八木) 第14回 :エネルギー問題に関する調査・意見発表・討論(3)、総括(八木) 第15回 :フィードバック(方法は別途連絡) 実験1・2・3は、宇治キャンパスで各2回分を1回で実施します。 往路は連絡バス利用可能(無料)、19時頃に宇治キャンパスで解散、復路は公共交通機関等利用(受講生負担)。日程等の詳細は第1週オリエンテーション時に相談・調整して決定します。 なお前年度の実験は ヘリオトロンJ見学、液体金属及び溶融塩を用いた実験、電子顕微鏡等による材料観察 の3テーマでした。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
第11-14週において自身の調査結果の報告や意見の発表を行わない場合には単位は認めません。この発表(30%)のほか、出席と参加の状況(30%)、討論への積極的な参加と議論への貢献度(40%)により評価します。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
特別な予備知識は必要としません。第4週ごろまでに各自の調査課題を相談の上で決定します。ゼミの時間内に理解した知識を背景に、ゼミの時間外に各自で文献調査、及び発表のためのプレゼンテーション準備の時間を必要とします。
PowerPointなどのプレゼンテーションツールが使えることが望ましいです。 |
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(その他(オフィスアワー等))
討論への積極的な参加を希望します。12-14週の調査結果発表はもちろんのこと、座学・実験でも講師に積極的に質問してください。良い質問をすることも大切な「議論への貢献」です。
※宇治キャンパスへの移動のための交通費は受講生負担となります(往路は無料連絡バスが利用できます)。 ※実験を伴いますので、学生教育研究災害傷害保険へ加入していることが必要です。 ※実験は宇治キャンパスで19時頃に解散となります。日程は第1週オリエンテーション時に相談して決めますが、アルバイトなど他の予定の調整をお願いすることがあります。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :微生物ってなに?-身の回りの微生物
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(英 訳) | ILAS Seminar :What are microorganisms? - Microbes surrounding us | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 総人1306 | ||||||
(キーワード) | 微生物 / 多様性 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 微生物は我々の生活に深く関わりをもつうえ、地球上の物質循環、環境維持に不可欠である。本セミナーでは、入門書「微生物ってなに?」(日本微生物生態学会教育研究部会編著、日科技連 2006)を分担して輪読する。担当学生によるプレゼンテーションや質疑応答、教員による補足を通して、微生物の研究史、構造、種類等の基礎的性状について修得するとともに、細菌を中心に多様性、生理・生態、特性等について学ぶ。 | ||||||
(到達目標) | 細菌に関する基本的事項を理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 「微生物ってなに?」(日本微生物生態学会教育研究部会編著、日科技連 2006)の輪読を行う。ガイダンス時に担当を決め、担当学生は資料の作成し、他の学生に対して説明を行う。説明に際して、パワーポイント等の資料提示をしても良い。担当教員は、補足を行う。必要に応じて、微生物の観察等を加える。 概ね以下の予定でゼミを進める。 1)ガイダンス (1回) ゼミの進め方と分担の決定 2)地球の生い立ちと生命の歴史−惑星に生物圏が生まれる (1回) 3)微生物学の歴史 (1回) 4)微生物の種類 (1回) 5)地球環境の微生物たち (4回) 6)役に立つ微生物たち (4回) 7)バイオ研究の課題−生態系への影響と世界の対応 (1回) 8)総合討論 (1回) 9)フィードバック (1回) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席や討議への参加状況等を加味した平常点(50点)、プレゼンテーション点(30点)、受講態度(20点)を総合評価する。 | ||||||
(教科書) |
『微生物ってなに?』
(日科技連)
ISBN:4-8171-9194-5
(初回のゼミにおいて紹介する)
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(参考書等) |
『微生物生態学入門』
(日科技連)
ISBN:4-8171-9067-1
『微生物学入門編』
(培風館)
ISBN:978-4563037673
(内容的には少々古い)
『Brock Biology of Microorganisms』
(Pearson Education (US))
ISBN:978-0321536150
その他の参考資料等についてはゼミの際に随時行う。
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(授業外学習(予習・復習)等) | 担当するところや与えられた課題について図書館等を利用して予習し、資料を作成する。他の学生は資料に基づいて復習をすること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :微生物ってなに?-身の回りの微生物
(科目名)
ILAS Seminar :What are microorganisms? - Microbes surrounding us
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 総人1306 |
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(キーワード) 微生物 / 多様性 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
微生物は我々の生活に深く関わりをもつうえ、地球上の物質循環、環境維持に不可欠である。本セミナーでは、入門書「微生物ってなに?」(日本微生物生態学会教育研究部会編著、日科技連 2006)を分担して輪読する。担当学生によるプレゼンテーションや質疑応答、教員による補足を通して、微生物の研究史、構造、種類等の基礎的性状について修得するとともに、細菌を中心に多様性、生理・生態、特性等について学ぶ。
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(到達目標)
細菌に関する基本的事項を理解する。
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(授業計画と内容)
「微生物ってなに?」(日本微生物生態学会教育研究部会編著、日科技連 2006)の輪読を行う。ガイダンス時に担当を決め、担当学生は資料の作成し、他の学生に対して説明を行う。説明に際して、パワーポイント等の資料提示をしても良い。担当教員は、補足を行う。必要に応じて、微生物の観察等を加える。 概ね以下の予定でゼミを進める。 1)ガイダンス (1回) ゼミの進め方と分担の決定 2)地球の生い立ちと生命の歴史−惑星に生物圏が生まれる (1回) 3)微生物学の歴史 (1回) 4)微生物の種類 (1回) 5)地球環境の微生物たち (4回) 6)役に立つ微生物たち (4回) 7)バイオ研究の課題−生態系への影響と世界の対応 (1回) 8)総合討論 (1回) 9)フィードバック (1回) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席や討議への参加状況等を加味した平常点(50点)、プレゼンテーション点(30点)、受講態度(20点)を総合評価する。
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(教科書)
『微生物ってなに?』
(日科技連)
ISBN:4-8171-9194-5
(初回のゼミにおいて紹介する)
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(参考書等)
『微生物生態学入門』
(日科技連)
ISBN:4-8171-9067-1
『微生物学入門編』
(培風館)
ISBN:978-4563037673
(内容的には少々古い)
『Brock Biology of Microorganisms』
(Pearson Education (US))
ISBN:978-0321536150
その他の参考資料等についてはゼミの際に随時行う。
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(授業外学習(予習・復習)等)
担当するところや与えられた課題について図書館等を利用して予習し、資料を作成する。他の学生は資料に基づいて復習をすること。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :アフリカ史入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to African History | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 稲盛財団記念館3階324号室中尾研究室 | ||||||
(キーワード) | アフリカ史 / アフリカ研究 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本セミナーでは、アフリカ史の基礎的な文書を日本語訳で読み、アフリカの歴史を再構成する際の基本的な問題を理解しつつ、いかに文書を読むかという点を身につけることを目的としています。具体的には、西アフリカを訪れた旅行者/探検家、西アフリカで生まれた歴史家/知識人の書いた文書を読み、そこから、どのように過去の西アフリカの社会を理解することができるかを検討していきます。事前に配布する文書を毎回、全員読んできてもらい、担当者にはレジュメをつくってもらい、その文書に書かれている内容について議論をおこないます。 あえて日本語訳で、種類の異なる文書を読み、西アフリカの歴史についての叙述がどのようなものかに触れ、さらに深く学んでいくための糸口にしたいと思います。高校までではほとんど知ることのできなかったアフリカ史の世界に触れてみませんか。 |
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(到達目標) | アフリカの歴史を再構成する際の基本的な問題を理解し、どのような性質の文書を、どのように読むことができるのかを理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 初回にガイダンスをおこない、4つのテクストを読んでいく。それぞれのテクストを読む前に、基本的な情報についての説明をおこなうための講義をおこない、その後は、参加者が全員テクストを読んできたうえで、担当者が、自ら作成したレジュメをもとに発表をおこない、参加者全員で議論する。 第1回 ガイダンス(*授業の進め方や成績評価の方法を話すので必ず出席してください) 第2回 イブン・バットゥータ『大旅行記』:北アフリカ出身のムスリムの旅行記 第3回 『大旅行記』を読む(1) pp. 14-40. 第4回 『大旅行記』を読む(2) pp. 40-83. 第5回 ムハンマド・カーティー『スーダーン年代記』:西アフリカのムスリムによる年代記 第6回 『スーダーン年代記』を読む(1) 「序」から「3章」 第7回 『スーダーン年代記』を読む(2) 「4章」から「6章」 第8回 マンゴ・パーク『ニジェール探検行』:ヨーロッパ人による探検記 第9回 『ニジェール探検行』を読む(1) 15章 第10回 『ニジェール探検行』を読む(2) 16章 第11回 ハンパテ・バ『自伝』:植民地統治下の西アフリカのムスリムの自伝 第12回 『自伝』を読む(1) 第1章 第13回 『自伝』を読む(2) 第4章 第14回 『自伝』を読む(3) 第5章 第15回 まとめ・フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 10回以上の出席を前提とし、議論への積極的参加と、議論の要点と論点をまとめたレジュメの担当(70%)と期末レポート(30%)によって評価する。 | ||||||
(教科書) |
授業中に指示する
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(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で用いるテクストについては事前に配布するので、担当の有無にかかわらず、参加者は必ずテクストを読んできてください。そのほか、アフリカ史についての個別の知識については、各自の関心にそって読んでみてください。それぞれのテクストごとに文献を明示しますが、全体としては、以下のものを参照してください。 アフリカ史の全体像については、以下。 中尾世治(2022)「独立前の歴史——複数世界のなかのアフリカ史」、遠藤貢・阪本拓人編『ようこそアフリカ世界へ』昭和堂, pp. 69-83. 宮本正興・松田素二(編)(2018)『改訂新版新書アフリカ史』講談社。 『ユネスコ・アフリカの歴史 : 日本語版』(1988-1992)、同朋舎出版。 The Cambridge History of Africa, Volume 1-8. (1975-1986). アフリカ史の基本的な問題系については、以下。 Parker, J., & Rathbone, R. (2007). African history: A very short introduction. Oxford University Press. 西アフリカ史については、以下。 坂井信三(2024)『異なる者の出会いと共存 : 西アフリカ・ムスリムの人類学的聖者伝』春風社。 坂井信三(2003)『イスラームと商業の歴史人類学 : 西アフリカの交易と知識のネットワーク』世界思想社。 苅谷康太(2012)『イスラームの宗教的・知的連関網 : アラビア語著作から読み解く西アフリカ』東京大学出版会。 中尾世治(2020)『西アフリカ内陸の近代 : 国家をもたない社会と国家の歴史人類学』風響社。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 連絡方法については、初回のガイダンスでお知らせします。 | ||||||
ILASセミナー :アフリカ史入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to African History
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 稲盛財団記念館3階324号室中尾研究室 |
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(キーワード) アフリカ史 / アフリカ研究 | |||||||
(授業の概要・目的)
本セミナーでは、アフリカ史の基礎的な文書を日本語訳で読み、アフリカの歴史を再構成する際の基本的な問題を理解しつつ、いかに文書を読むかという点を身につけることを目的としています。具体的には、西アフリカを訪れた旅行者/探検家、西アフリカで生まれた歴史家/知識人の書いた文書を読み、そこから、どのように過去の西アフリカの社会を理解することができるかを検討していきます。事前に配布する文書を毎回、全員読んできてもらい、担当者にはレジュメをつくってもらい、その文書に書かれている内容について議論をおこないます。
あえて日本語訳で、種類の異なる文書を読み、西アフリカの歴史についての叙述がどのようなものかに触れ、さらに深く学んでいくための糸口にしたいと思います。高校までではほとんど知ることのできなかったアフリカ史の世界に触れてみませんか。 |
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(到達目標)
アフリカの歴史を再構成する際の基本的な問題を理解し、どのような性質の文書を、どのように読むことができるのかを理解する。
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(授業計画と内容)
初回にガイダンスをおこない、4つのテクストを読んでいく。それぞれのテクストを読む前に、基本的な情報についての説明をおこなうための講義をおこない、その後は、参加者が全員テクストを読んできたうえで、担当者が、自ら作成したレジュメをもとに発表をおこない、参加者全員で議論する。 第1回 ガイダンス(*授業の進め方や成績評価の方法を話すので必ず出席してください) 第2回 イブン・バットゥータ『大旅行記』:北アフリカ出身のムスリムの旅行記 第3回 『大旅行記』を読む(1) pp. 14-40. 第4回 『大旅行記』を読む(2) pp. 40-83. 第5回 ムハンマド・カーティー『スーダーン年代記』:西アフリカのムスリムによる年代記 第6回 『スーダーン年代記』を読む(1) 「序」から「3章」 第7回 『スーダーン年代記』を読む(2) 「4章」から「6章」 第8回 マンゴ・パーク『ニジェール探検行』:ヨーロッパ人による探検記 第9回 『ニジェール探検行』を読む(1) 15章 第10回 『ニジェール探検行』を読む(2) 16章 第11回 ハンパテ・バ『自伝』:植民地統治下の西アフリカのムスリムの自伝 第12回 『自伝』を読む(1) 第1章 第13回 『自伝』を読む(2) 第4章 第14回 『自伝』を読む(3) 第5章 第15回 まとめ・フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
10回以上の出席を前提とし、議論への積極的参加と、議論の要点と論点をまとめたレジュメの担当(70%)と期末レポート(30%)によって評価する。
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業で用いるテクストについては事前に配布するので、担当の有無にかかわらず、参加者は必ずテクストを読んできてください。そのほか、アフリカ史についての個別の知識については、各自の関心にそって読んでみてください。それぞれのテクストごとに文献を明示しますが、全体としては、以下のものを参照してください。
アフリカ史の全体像については、以下。 中尾世治(2022)「独立前の歴史——複数世界のなかのアフリカ史」、遠藤貢・阪本拓人編『ようこそアフリカ世界へ』昭和堂, pp. 69-83. 宮本正興・松田素二(編)(2018)『改訂新版新書アフリカ史』講談社。 『ユネスコ・アフリカの歴史 : 日本語版』(1988-1992)、同朋舎出版。 The Cambridge History of Africa, Volume 1-8. (1975-1986). アフリカ史の基本的な問題系については、以下。 Parker, J., & Rathbone, R. (2007). African history: A very short introduction. Oxford University Press. 西アフリカ史については、以下。 坂井信三(2024)『異なる者の出会いと共存 : 西アフリカ・ムスリムの人類学的聖者伝』春風社。 坂井信三(2003)『イスラームと商業の歴史人類学 : 西アフリカの交易と知識のネットワーク』世界思想社。 苅谷康太(2012)『イスラームの宗教的・知的連関網 : アラビア語著作から読み解く西アフリカ』東京大学出版会。 中尾世治(2020)『西アフリカ内陸の近代 : 国家をもたない社会と国家の歴史人類学』風響社。 |
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(その他(オフィスアワー等))
連絡方法については、初回のガイダンスでお知らせします。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :実力と運と能力主義─私たちに「成功」をもたらすものとは何か?
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(英 訳) | ILAS Seminar :Self-help, Fortune, and Our Meritocracy | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 1共21 | ||||||
(キーワード) | 思想史 / 能力主義と運 / 平等と競争 / アファーマティブ・アクション / 親ガチャ | ||||||
(授業の概要・目的) | この授業では、社会的な成功や失敗において、本人の努力や、必ずしも本人が制御できない偶然や成長環境などが、どのように関係すると私たちが考えているのかを検討したいと思います。 私たちは競争社会と呼ばれる環境で成長しますが、そこでは、競争の結果を左右する重要な要因を、本人の努力と見なす考え方を知らず知らずのうちに身に着けています。例えば、各種の入学試験や資格試験においての私たちの頑張りを支えているのは、こうした本人の努力を基軸にする選抜方式の存在であり、また本人の努力を評価することを正当と考える価値観です。確かに、本人の努力という私たちの意思が制御できるものに依拠した社会は、本人が制御不可能なものに依拠するコネ社会などよりも望ましく、それは、また弊害を持たないように思われます。 しかしながら、一見、本人の努力だけに依拠しているように見える競争が、その競争以前の条件によって、すでに不平等なものとなっている場合はどうでしょうか。すなわち、スタート地点がそもそも異なっている場合です。例えば、家庭の収入や居住地、あるいは親や保護者の学歴(住んでいる地域や国によっては人種なども)が、競争に立つ段階での自分の資質をかなりの程度、既に決めているとすれば、その競争の過程やルールがいかに公平であったとしても、その結果の公正さを保証するとは言いにくいでしょう。以上のような問題に対しては、その不平等性を是正し、競争の結果の公正さを担保する必要性(各種のアファーマティブ・アクションの必要性)が歴史的には提起されてきましたが、かえって別の種類の不平等をもたらしているという批判も大きくなっています。 近年の日本では、本人の意思では選択できない親(保護者)の存在が与える子供の成育環境への影響を評して、「親ガチャ」という表現も多用されるようになっています。また、2019年の東京大学の入学式で社会学者の上野千鶴子氏が、主としてジェンダー・ギャップ(端的には、男女差別)の存在を強調するために、東大への入学という成功体験を、「あなただけの努力でここまできたわけではない」と断する<事件>もありました。どうやら私たちは、競争の機会均等の確保や、競争の結果の公正さの確保という定型的な正当化論のいずれをも、もう一度検討する必要がありそうです。 その議論の手掛かりとしてこの授業が注目するのは、アメリカを代表する政治哲学者のマイケル・サンデル氏が執筆した『実力も運のうち─能力主義は正義か?─』という書籍です。サンデル氏は、私たちが暗黙の裡に前提とする、<個人の能力は個人の意思と努力によって獲得されると見なす考え方>にメスを入れる必要性を強調します。彼の議論には、有力大学の入学試験にくじ引きを導入するというアイデアも含まれます。この一見すると突飛な考え方を支えるサンデル氏の理屈に耳を傾ける必要がありそうです。 もちろんサンデル氏の議論は、現代アメリカ社会を念頭に置いた内容ですが、同じような競争観や能力のイメージが支配的な現代の日本社会を反省的に検討する際にも重要な示唆を与えてくれるように思います。他方で、競争は私たちの社会に活力をもたらし、新しい考え方や方法を案出するような、イノベーションをもたらす側面もあります。そして個人の能力をどのように考えるべきかという問いは、自己責任とは何を意味するのかや、私たちが個人の努力や他者との協力関係をどのように考えるべきかなどの重要な論点をも提起しています。したがって、様々な観点から、努力、偶然、成長環境などが社会的な成功や失敗に与える影響を論じつつも、個人の能力とは何を意味しているのか、そしてそれはどのようにして形成されるのかにまで、検討の射程を伸ばしたいと思います。 このような社会的に重要な論点を論ずる場は、ややもすると一定の解釈を共有している考え方一色になってしまうことがあります。しかしながら、異なる立場や異なる解釈にしっかりと耳を傾け、真摯な議論を行えるのであれば、どのような見解を持っている人でも大歓迎です。 以上のような目論見のもと、少人数の親密な空間で、楽しく、そして知的刺激にあふれた議論を行えるような工夫を担当者としてはしたいと思っていますし、参加する皆さんにも同じような配慮と努力をお願いできれば幸いです。 また精読が一区切りした時には、授業のテーマにかかわる映画やドキュメンタリーを視聴し、議論を深めたいと思います。 わたしたちは競争や能力主義にどのように向き合えばよいのかについて様々な形で関心のある皆さんの積極的な参加を楽しみにしています。 |
||||||
(到達目標) | この授業では、受講生がこれからの大学生活(やその後の社会生活)で必要な以下の基礎的能力を養うことを目的としています。 1.【文献読解能力】人文社会科学の基礎的文献を読みこなす能力を身に着けること。 2.【対話能力】他者の異論との接点を探りながら議論を進められるようになること。 3.【説明能力】自分自身の意見や解釈を明快に提示できる能力と技術を身に着けること。 4.【調査能力】ゼミでの主題に関して関連事項を的確に調査できるようになること。 |
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(授業計画と内容) | 授業の状況によっては、内容を変更するが、概略として以下のように進めます。 第一回:イントロダクションと参加者による自己紹介など 第二から六回:テクストに関する議論 第七回:関連するDVDの視聴とそれに関する議論や、特別教材を用いた議論 第八から十二回:テクストに関する議論 第十三回:関連するDVDの視聴とそれに関する議論や、特別教材を用いた議論 第十四回:残された論点に関する議論 第十五回:フィードバック |
||||||
(履修要件) |
1.WORDなどのワープロ・ソフトを利用して文書が作成できること(もしくは努力中)。
2.ネット環境を利用して検索などができること(もしくは努力中)。 3.電子機器を用いたコミュニケーションができること(もしくは努力中)。 |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ①ゼミナールへの9回以上の出席(この基準を満たさないと、レポートを提出しても単位認定されません) ②討論への積極的参加と、議論の要点と論点をまとめたレジュメの担当(50%) ③期末レポート(50%) なお、②と③については、到達目標の達成度に基づき評価します。またレポートの形式や課題に関するより詳しい情報は、授業において明示します。 |
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(教科書) |
『実力も運のうち 能力主義は正義か?』
(早川書房、2023年)
ISBN:9784150506025
(2023年刊行のハヤカワ文庫版を使用します。2021年刊行の単行本ではありませんので、間違えないようにしてください。)
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(参考書等) |
授業の中で議論の展開に応じて文献を例示します。
|
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(関連URL) |
https://www.youtube.com/watch?v=GmLJtxUHFXA
「能力主義は正義か? サンデル教授、東工大「利他プロジェクト」と対話する」(外部リンク、2021年6月公開) この書籍の出版を契機に、著者のサンデル教授との対話がなされ、そのうちのいくつかは動画の形でWeb上にあげられています。これもそのひとつで、私たちの思考を刺激してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=iugjCPB3oz4 「サンデル教授に聞く「能力主義」の問題点。自己責任論の国・日本への処方箋は? 【マイケル・サンデル×平野啓一郎特別対談】」(外部リンク、2021年10月公開) 上記の動画と同様です。 |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業は文献の精読と議論が柱ですので、日常から、文献読解能力と対話能力とを鍛えるように心がけてください。 また毎回の授業で用いる素材(書籍の特定部分)については十分に咀嚼して、論点を事前に考えてきてほしいと思います。そして報告を分担する回には、当該書籍のまとめと論点やコメントなどを明確に記載したレジュメを作成してきてください。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 「暗記しては吐き出す」ような受験型の勉強から、「思考力を鍛える」ような学習スタイルへの移行が順調になされると、あるいは、「ひとりでがんばる」だけの孤独な勉強ではなく、「まず一人で考えてみて、その結果について他者と議論をしながら、また考える」という共同作業を含む思考様式を身につけると、みなさんの大学生活が、豊かに楽しくなるのではないでしょうか。このきっかけが、本ゼミナールでの学習や人間関係によって得られることを願っています。所属学部の枠にとらわれずに、積極的に学ぶ気持ちを持つ新入生の参加を期待しています。 また質問や相談は、大歓迎です。会議などで不在の場合が多いので、電子メール(Takezawa@econ.kyoto-u.ac.jp)で事前に予約することをお勧めします。授業の質問、進学相談、また就学上の問題まで、なんでも遠慮なく相談に来てください。わたしで対応できない問題は、該当する大学内の機関や担当者を紹介します。 |
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ILASセミナー :実力と運と能力主義─私たちに「成功」をもたらすものとは何か?
(科目名)
ILAS Seminar :Self-help, Fortune, and Our Meritocracy
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 1共21 |
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(キーワード) 思想史 / 能力主義と運 / 平等と競争 / アファーマティブ・アクション / 親ガチャ | |||||||
(授業の概要・目的)
この授業では、社会的な成功や失敗において、本人の努力や、必ずしも本人が制御できない偶然や成長環境などが、どのように関係すると私たちが考えているのかを検討したいと思います。
私たちは競争社会と呼ばれる環境で成長しますが、そこでは、競争の結果を左右する重要な要因を、本人の努力と見なす考え方を知らず知らずのうちに身に着けています。例えば、各種の入学試験や資格試験においての私たちの頑張りを支えているのは、こうした本人の努力を基軸にする選抜方式の存在であり、また本人の努力を評価することを正当と考える価値観です。確かに、本人の努力という私たちの意思が制御できるものに依拠した社会は、本人が制御不可能なものに依拠するコネ社会などよりも望ましく、それは、また弊害を持たないように思われます。 しかしながら、一見、本人の努力だけに依拠しているように見える競争が、その競争以前の条件によって、すでに不平等なものとなっている場合はどうでしょうか。すなわち、スタート地点がそもそも異なっている場合です。例えば、家庭の収入や居住地、あるいは親や保護者の学歴(住んでいる地域や国によっては人種なども)が、競争に立つ段階での自分の資質をかなりの程度、既に決めているとすれば、その競争の過程やルールがいかに公平であったとしても、その結果の公正さを保証するとは言いにくいでしょう。以上のような問題に対しては、その不平等性を是正し、競争の結果の公正さを担保する必要性(各種のアファーマティブ・アクションの必要性)が歴史的には提起されてきましたが、かえって別の種類の不平等をもたらしているという批判も大きくなっています。 近年の日本では、本人の意思では選択できない親(保護者)の存在が与える子供の成育環境への影響を評して、「親ガチャ」という表現も多用されるようになっています。また、2019年の東京大学の入学式で社会学者の上野千鶴子氏が、主としてジェンダー・ギャップ(端的には、男女差別)の存在を強調するために、東大への入学という成功体験を、「あなただけの努力でここまできたわけではない」と断する<事件>もありました。どうやら私たちは、競争の機会均等の確保や、競争の結果の公正さの確保という定型的な正当化論のいずれをも、もう一度検討する必要がありそうです。 その議論の手掛かりとしてこの授業が注目するのは、アメリカを代表する政治哲学者のマイケル・サンデル氏が執筆した『実力も運のうち─能力主義は正義か?─』という書籍です。サンデル氏は、私たちが暗黙の裡に前提とする、<個人の能力は個人の意思と努力によって獲得されると見なす考え方>にメスを入れる必要性を強調します。彼の議論には、有力大学の入学試験にくじ引きを導入するというアイデアも含まれます。この一見すると突飛な考え方を支えるサンデル氏の理屈に耳を傾ける必要がありそうです。 もちろんサンデル氏の議論は、現代アメリカ社会を念頭に置いた内容ですが、同じような競争観や能力のイメージが支配的な現代の日本社会を反省的に検討する際にも重要な示唆を与えてくれるように思います。他方で、競争は私たちの社会に活力をもたらし、新しい考え方や方法を案出するような、イノベーションをもたらす側面もあります。そして個人の能力をどのように考えるべきかという問いは、自己責任とは何を意味するのかや、私たちが個人の努力や他者との協力関係をどのように考えるべきかなどの重要な論点をも提起しています。したがって、様々な観点から、努力、偶然、成長環境などが社会的な成功や失敗に与える影響を論じつつも、個人の能力とは何を意味しているのか、そしてそれはどのようにして形成されるのかにまで、検討の射程を伸ばしたいと思います。 このような社会的に重要な論点を論ずる場は、ややもすると一定の解釈を共有している考え方一色になってしまうことがあります。しかしながら、異なる立場や異なる解釈にしっかりと耳を傾け、真摯な議論を行えるのであれば、どのような見解を持っている人でも大歓迎です。 以上のような目論見のもと、少人数の親密な空間で、楽しく、そして知的刺激にあふれた議論を行えるような工夫を担当者としてはしたいと思っていますし、参加する皆さんにも同じような配慮と努力をお願いできれば幸いです。 また精読が一区切りした時には、授業のテーマにかかわる映画やドキュメンタリーを視聴し、議論を深めたいと思います。 わたしたちは競争や能力主義にどのように向き合えばよいのかについて様々な形で関心のある皆さんの積極的な参加を楽しみにしています。 |
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(到達目標)
この授業では、受講生がこれからの大学生活(やその後の社会生活)で必要な以下の基礎的能力を養うことを目的としています。
1.【文献読解能力】人文社会科学の基礎的文献を読みこなす能力を身に着けること。 2.【対話能力】他者の異論との接点を探りながら議論を進められるようになること。 3.【説明能力】自分自身の意見や解釈を明快に提示できる能力と技術を身に着けること。 4.【調査能力】ゼミでの主題に関して関連事項を的確に調査できるようになること。 |
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(授業計画と内容)
授業の状況によっては、内容を変更するが、概略として以下のように進めます。 第一回:イントロダクションと参加者による自己紹介など 第二から六回:テクストに関する議論 第七回:関連するDVDの視聴とそれに関する議論や、特別教材を用いた議論 第八から十二回:テクストに関する議論 第十三回:関連するDVDの視聴とそれに関する議論や、特別教材を用いた議論 第十四回:残された論点に関する議論 第十五回:フィードバック |
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(履修要件)
1.WORDなどのワープロ・ソフトを利用して文書が作成できること(もしくは努力中)。
2.ネット環境を利用して検索などができること(もしくは努力中)。 3.電子機器を用いたコミュニケーションができること(もしくは努力中)。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
①ゼミナールへの9回以上の出席(この基準を満たさないと、レポートを提出しても単位認定されません)
②討論への積極的参加と、議論の要点と論点をまとめたレジュメの担当(50%) ③期末レポート(50%) なお、②と③については、到達目標の達成度に基づき評価します。またレポートの形式や課題に関するより詳しい情報は、授業において明示します。 |
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(教科書)
『実力も運のうち 能力主義は正義か?』
(早川書房、2023年)
ISBN:9784150506025
(2023年刊行のハヤカワ文庫版を使用します。2021年刊行の単行本ではありませんので、間違えないようにしてください。)
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(参考書等)
授業の中で議論の展開に応じて文献を例示します。
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業は文献の精読と議論が柱ですので、日常から、文献読解能力と対話能力とを鍛えるように心がけてください。
また毎回の授業で用いる素材(書籍の特定部分)については十分に咀嚼して、論点を事前に考えてきてほしいと思います。そして報告を分担する回には、当該書籍のまとめと論点やコメントなどを明確に記載したレジュメを作成してきてください。 |
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(その他(オフィスアワー等))
「暗記しては吐き出す」ような受験型の勉強から、「思考力を鍛える」ような学習スタイルへの移行が順調になされると、あるいは、「ひとりでがんばる」だけの孤独な勉強ではなく、「まず一人で考えてみて、その結果について他者と議論をしながら、また考える」という共同作業を含む思考様式を身につけると、みなさんの大学生活が、豊かに楽しくなるのではないでしょうか。このきっかけが、本ゼミナールでの学習や人間関係によって得られることを願っています。所属学部の枠にとらわれずに、積極的に学ぶ気持ちを持つ新入生の参加を期待しています。
また質問や相談は、大歓迎です。会議などで不在の場合が多いので、電子メール(Takezawa@econ.kyoto-u.ac.jp)で事前に予約することをお勧めします。授業の質問、進学相談、また就学上の問題まで、なんでも遠慮なく相談に来てください。わたしで対応できない問題は、該当する大学内の機関や担当者を紹介します。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :労働法
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Employment Law | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共北3C | ||||||
(キーワード) | 労働法 / 労働環境 / 雇用社会 / 企業秩序 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 授業回数はフィードバックを含め全15回です。 15回の授業の中で、新聞等で報道されている、または職場で身近に起こる、雇用や労働に関する法律問題を10項目程度取り上げます。 毎回のテーマにつき、担当者(担当グループ)による発表と、それに基づく全員でのディスカッションをしてもらい、各テーマについての知識を深め自分の意見を説得力を持って主張できるようになること、そして自分の担当したテーマにつき深く掘り下げて準備し、聞き手に分かりやすく効果的なプレゼンテーションをする訓練を積んでもらいたいと考えています。 |
||||||
(到達目標) | わが国の雇用社会で起こっている問題を深く理解し、ディスカッションを通じて、それに関する自分の考えを明確にする。社会問題に関する概略と問題の所在を聞き手にわかりやすく正確に伝え、また、議論の整理とまとめができるようになる。 | ||||||
(授業計画と内容) | 授業回数はフィードバックを含め全15回です。 15回の授業でどのようなテーマを取り上げるかは、初回に受講生の希望を聞いて決める予定です。 例としては、以下のようなものが考えられます。 ・採用・就職活動 ・配転・出向 ・労働時間 ・年次有給休暇 ・ブラック企業 ・育児休業・介護休業 ・パワー・ハラスメント ・最低賃金 ・障害者雇用 ・職務発明 ・過労死・過労自殺 その他の回には、評価が分かれている判決を解説し、それにつき全員で議論したり、またスピーチの練習をする等の内容を予定しています。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(プレゼンテーションのできばえ50点、授業内での発言50点) |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | グループ・プレゼンテーションを成功させるためには、個人での準備と共に、グループメンバー全員で集まって打合せをすることが必要です。グループ全体での準備に積極的に参加し、分かりやすく魅力のあるプレゼンテーションを協力して作り上げてください。個人で発表する場合には、テーマに関する情報を幅広く集め、多様な視点から検討し、その上でまとまりのあるプレゼンテーションをするよう心掛けてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 他の発表者(発表グループ)の発表担当の回には、プレゼンテーションを聞いた後、積極的にディスカッションに参加してください。相談があれば、授業の前後でもそれ以外の約束した日時にも乗りますので、申し出てください。 火曜12時40分〜 |
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ILASセミナー :労働法
(科目名)
ILAS Seminar :Employment Law
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共北3C |
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(キーワード) 労働法 / 労働環境 / 雇用社会 / 企業秩序 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
授業回数はフィードバックを含め全15回です。
15回の授業の中で、新聞等で報道されている、または職場で身近に起こる、雇用や労働に関する法律問題を10項目程度取り上げます。 毎回のテーマにつき、担当者(担当グループ)による発表と、それに基づく全員でのディスカッションをしてもらい、各テーマについての知識を深め自分の意見を説得力を持って主張できるようになること、そして自分の担当したテーマにつき深く掘り下げて準備し、聞き手に分かりやすく効果的なプレゼンテーションをする訓練を積んでもらいたいと考えています。 |
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(到達目標)
わが国の雇用社会で起こっている問題を深く理解し、ディスカッションを通じて、それに関する自分の考えを明確にする。社会問題に関する概略と問題の所在を聞き手にわかりやすく正確に伝え、また、議論の整理とまとめができるようになる。
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(授業計画と内容)
授業回数はフィードバックを含め全15回です。 15回の授業でどのようなテーマを取り上げるかは、初回に受講生の希望を聞いて決める予定です。 例としては、以下のようなものが考えられます。 ・採用・就職活動 ・配転・出向 ・労働時間 ・年次有給休暇 ・ブラック企業 ・育児休業・介護休業 ・パワー・ハラスメント ・最低賃金 ・障害者雇用 ・職務発明 ・過労死・過労自殺 その他の回には、評価が分かれている判決を解説し、それにつき全員で議論したり、またスピーチの練習をする等の内容を予定しています。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(プレゼンテーションのできばえ50点、授業内での発言50点)
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
グループ・プレゼンテーションを成功させるためには、個人での準備と共に、グループメンバー全員で集まって打合せをすることが必要です。グループ全体での準備に積極的に参加し、分かりやすく魅力のあるプレゼンテーションを協力して作り上げてください。個人で発表する場合には、テーマに関する情報を幅広く集め、多様な視点から検討し、その上でまとまりのあるプレゼンテーションをするよう心掛けてください。
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(その他(オフィスアワー等))
他の発表者(発表グループ)の発表担当の回には、プレゼンテーションを聞いた後、積極的にディスカッションに参加してください。相談があれば、授業の前後でもそれ以外の約束した日時にも乗りますので、申し出てください。
火曜12時40分〜 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :なんとなくも理屈のうち
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(英 訳) | ILAS Seminar :Why don't you enjoy "Kasetsu Jikken Jugyo", Hypothesis-Experiment Class? | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 理系総合実習室(2共) | ||||||
(キーワード) | 科学的認識 / 予想 / 実験 / たのしい授業 | ||||||
(授業の概要・目的) | 仮説実験授業は、一連の問題に対して<予想>を出し合い<実験>で確かめていく過程を積み上げ、科学を体験的に学ぶ授業です。 みんなで 「予想を立て・その理由を出しあって・どれが正しいのか実験すると、あら不思議!…今まで見えなかった世界が見えてきます。そんな脳ミソが喜ぶ体験」 に浸って、<科学>とはどういうものなのか、体得して下さい。 | ||||||
(到達目標) | 予想を実験で確かめていくその繰り返しの作業で、ひとの意見も聞いてひとの意見に影響されて、自分の思考が拡がるということを体験する。このとき、自由な発想・発言の大切さを理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 本講義はフィードバックを含めた全15回で行います。 <科学上の最も基礎的一般的な概念・法則>のひとつをテーマにした 《授業書》 と呼ばれるスタイルの教材を3編くらい、ゆっくりみなさんと議論をたのしむ時間をとりながら進めたいと思っています。問題・予想・討論・(予想変更)・実験を積み重ねて行きます、その際、自分で自分の脳ミソを動かすだけでなく、他人の意見がどれほど自分の脳ミソを動かしてくれるか、そのたのしさを十二分に体験して下さい。 <予習禁止>がこのゼミの方針のため、内容は予告しませんが悪しからず。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 毎回出席して主体的にゼミに参加して下さい。 サークル・バイト等でスケジュール調整のむずかしくなりそうな人はご遠慮下さい。 不定期にレポートを書いて貰うことがあります。 ほぼ毎回、小レポートの提出を求めます。 成績評価に関する詳細はゼミの中で説明していきます。 |
||||||
(教科書) |
随時プリント配付
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(参考書等) |
適宜紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等) | 適時持ち帰り資料を渡し感想を求めることがあります。その日のゼミの印象の薄れないうちに速やかに指示された方法で対応して下さい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 文系歓迎 !! 心配無用、高校理科履修状況一切不問。 理系は遠慮がちにどうぞ(高校までに自然科学に接する機会を通じて、このシラバスの「概要・目的」「到達目標」の一端にすでに触れ、それで理系を志したことだと思います、先に進んでください. このゼミは、「科学」との出合い(直し)のキッカケづくりです.) ※ 予習禁止! (自分史上初めて考える未知の問題との出遭いの価値を損なわないために「予習禁止」と掲げていますが、その字面だけで「楽単」と喰い付く短絡した応募はオコトワリします. 遅刻なく毎回の参加を求めます. 勤勉さに不安があればご遠慮下さい.) <科学入門教育>としてこのゼミと「みんなの物理 Ⅰ,Ⅱ」とは互いに共通するところがあり、いずれかを履修してくれれば結構です。重複を避けてより広く自然科学を学ぶことを勧めます。このゼミの選抜に漏れた場合は是非「みんなの物理」Ⅰ,Ⅱいずれかの履修を勧めます。 時間内に終れるように予定は立てますが、ゆったり議論の流れに任せて脳ミソの動きをたのしみたいので、本時の後のスケジュールをキチキチに詰めないで下さい。終わってから余韻に浸ったりするにしても、たまに(たびたび?)延長になっても、困らないで済みます。 |
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ILASセミナー :なんとなくも理屈のうち
(科目名)
ILAS Seminar :Why don't you enjoy "Kasetsu Jikken Jugyo", Hypothesis-Experiment Class?
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 理系総合実習室(2共) |
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(キーワード) 科学的認識 / 予想 / 実験 / たのしい授業 | |||||||
(授業の概要・目的)
仮説実験授業は、一連の問題に対して<予想>を出し合い<実験>で確かめていく過程を積み上げ、科学を体験的に学ぶ授業です。 みんなで 「予想を立て・その理由を出しあって・どれが正しいのか実験すると、あら不思議!…今まで見えなかった世界が見えてきます。そんな脳ミソが喜ぶ体験」 に浸って、<科学>とはどういうものなのか、体得して下さい。
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(到達目標)
予想を実験で確かめていくその繰り返しの作業で、ひとの意見も聞いてひとの意見に影響されて、自分の思考が拡がるということを体験する。このとき、自由な発想・発言の大切さを理解する。
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(授業計画と内容)
本講義はフィードバックを含めた全15回で行います。 <科学上の最も基礎的一般的な概念・法則>のひとつをテーマにした 《授業書》 と呼ばれるスタイルの教材を3編くらい、ゆっくりみなさんと議論をたのしむ時間をとりながら進めたいと思っています。問題・予想・討論・(予想変更)・実験を積み重ねて行きます、その際、自分で自分の脳ミソを動かすだけでなく、他人の意見がどれほど自分の脳ミソを動かしてくれるか、そのたのしさを十二分に体験して下さい。 <予習禁止>がこのゼミの方針のため、内容は予告しませんが悪しからず。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
毎回出席して主体的にゼミに参加して下さい。
サークル・バイト等でスケジュール調整のむずかしくなりそうな人はご遠慮下さい。 不定期にレポートを書いて貰うことがあります。 ほぼ毎回、小レポートの提出を求めます。 成績評価に関する詳細はゼミの中で説明していきます。 |
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(教科書)
随時プリント配付
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(参考書等)
適宜紹介する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
適時持ち帰り資料を渡し感想を求めることがあります。その日のゼミの印象の薄れないうちに速やかに指示された方法で対応して下さい。
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(その他(オフィスアワー等))
文系歓迎 !! 心配無用、高校理科履修状況一切不問。
理系は遠慮がちにどうぞ(高校までに自然科学に接する機会を通じて、このシラバスの「概要・目的」「到達目標」の一端にすでに触れ、それで理系を志したことだと思います、先に進んでください. このゼミは、「科学」との出合い(直し)のキッカケづくりです.) ※ 予習禁止! (自分史上初めて考える未知の問題との出遭いの価値を損なわないために「予習禁止」と掲げていますが、その字面だけで「楽単」と喰い付く短絡した応募はオコトワリします. 遅刻なく毎回の参加を求めます. 勤勉さに不安があればご遠慮下さい.) <科学入門教育>としてこのゼミと「みんなの物理 Ⅰ,Ⅱ」とは互いに共通するところがあり、いずれかを履修してくれれば結構です。重複を避けてより広く自然科学を学ぶことを勧めます。このゼミの選抜に漏れた場合は是非「みんなの物理」Ⅰ,Ⅱいずれかの履修を勧めます。 時間内に終れるように予定は立てますが、ゆったり議論の流れに任せて脳ミソの動きをたのしみたいので、本時の後のスケジュールをキチキチに詰めないで下さい。終わってから余韻に浸ったりするにしても、たまに(たびたび?)延長になっても、困らないで済みます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :iPS細胞研究入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to iPS cell research | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語及び英語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 14(14)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | iPS細胞研究所一期棟1階セミナールーム | ||||||||||||||||||
(キーワード) | iPS細胞 / 英語論文 / プレゼン練習 / 再生医療 / 実験体験 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 体細胞に数種類の遺伝子を組み合わせて作用させることによって樹立されるiPS細胞について、より深い理解を目指す少人数セミナーです。iPS細胞研究所(CiRA)の若手(?)講師陣が講義を担当し、iPS細胞が誕生した歴史的背景から最先端の応用研究までを解説することで、iPS細胞研究についての本質的な理解を深めます。また、ノーベル医学生理学賞の受賞理由ともなった英語原著論文を参加学生全員で輪読を行い、講師陣が親身にフォローすることで、細胞生物学で用いられている実験系や研究論文に記載されている内容について学んでもらいます。生命科学分野に関連したテーマ(ノーベル賞技術や難病の最新治療法など)について各自で調査してもらい、その内容を発表してもらうことで、プレゼン能力の向上を目指します。また、時間が許せばiPS細胞研究所の見学や実験体験を通じて、研究活動の一端を体験してもらいたいと考えています。将来の研究室配属や進路選択の一助となれば幸いです。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | ・iPS細胞の作成方法および仕組みを理解する。 ・細胞生物学で用いられる実験手法を知る。 ・世界トップレベルの論文に触れ、論文の基礎や内容について学ぶ。 ・iPS細胞研究所の講師らとの交流を通じて、研究を身近に感じてもらう。 |
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(授業計画と内容) | 第1回 講師および参加学生の自己紹介・iPS細胞関連話題提供 第2回 iPS細胞誕生の歴史的背景 第3−5回 iPS細胞研究論文の輪読・解説 第6−8回 iPS細胞をもちいた研究の最前線(各講師の研究内容紹介) 第9−11回 学生プレゼン・ディスカッション 第12ー14回 実験体験・研究所見学(状況に応じて変更の可能性あり) 期末レポート課題 第15回 フィードバック ※フィードバック方法は別途連絡します |
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(履修要件) |
・開講以来、毎年抽選(倍率4-5倍以上)になる人気講義です。そのため、"何となく"の履修ではなく、特にiPS細胞や最先端のライフサイエンス研究に関心がある学生からの履修を歓迎します。
・講義や論文、実験の内容を理解するために、細胞の構造、遺伝子とその働き、DNAの構造と機能、RNAからタンパク質翻訳といった生物(特に細胞生物学)の基礎知識を持っていることが必要です。 ・理系(医・薬・農・工[生物系]・理)の学生が望ましいです。 ・2回生以上の履修希望学生については、限られた枠なので、将来iPS細胞研究所での研究室配属を希望していることが望ましいです。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 主に授業出席と授業に対する積極度での平常点(66%)と期末レポート点 (34%)で総合的に評価します。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
必要に応じて授業中にプリントを配布します。
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(参考書等) |
英語論文を読む際に英和辞書が必要。電子辞書等で可。
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(関連URL) | http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/about/access.html 授業実施場所 (iPS細胞研究所講堂) | ||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習すべきこと ・論文輪読の際、事前に一通り読み、知らない用語については自分で調べておく。 ・プレゼン授業の際、課題内容に応じて予め図書やインターネットを通じて情報収集を行い、かみ砕いて他学生でも分かりやすいプレゼンを用意すること。 |
||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・実験体験へ参加するためには学生教育研究災害傷害保険へ加入していること。 ・プレゼン授業の際、PCやタブレット等を用いたプレゼン用ソフト(PowerPointやKeynote、PDF Reader等)が使用できることが望ましい。 |
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ILASセミナー :iPS細胞研究入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to iPS cell research
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語及び英語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 14(14)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) iPS細胞研究所一期棟1階セミナールーム |
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(キーワード) iPS細胞 / 英語論文 / プレゼン練習 / 再生医療 / 実験体験 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
体細胞に数種類の遺伝子を組み合わせて作用させることによって樹立されるiPS細胞について、より深い理解を目指す少人数セミナーです。iPS細胞研究所(CiRA)の若手(?)講師陣が講義を担当し、iPS細胞が誕生した歴史的背景から最先端の応用研究までを解説することで、iPS細胞研究についての本質的な理解を深めます。また、ノーベル医学生理学賞の受賞理由ともなった英語原著論文を参加学生全員で輪読を行い、講師陣が親身にフォローすることで、細胞生物学で用いられている実験系や研究論文に記載されている内容について学んでもらいます。生命科学分野に関連したテーマ(ノーベル賞技術や難病の最新治療法など)について各自で調査してもらい、その内容を発表してもらうことで、プレゼン能力の向上を目指します。また、時間が許せばiPS細胞研究所の見学や実験体験を通じて、研究活動の一端を体験してもらいたいと考えています。将来の研究室配属や進路選択の一助となれば幸いです。
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(到達目標)
・iPS細胞の作成方法および仕組みを理解する。
・細胞生物学で用いられる実験手法を知る。 ・世界トップレベルの論文に触れ、論文の基礎や内容について学ぶ。 ・iPS細胞研究所の講師らとの交流を通じて、研究を身近に感じてもらう。 |
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(授業計画と内容)
第1回 講師および参加学生の自己紹介・iPS細胞関連話題提供 第2回 iPS細胞誕生の歴史的背景 第3−5回 iPS細胞研究論文の輪読・解説 第6−8回 iPS細胞をもちいた研究の最前線(各講師の研究内容紹介) 第9−11回 学生プレゼン・ディスカッション 第12ー14回 実験体験・研究所見学(状況に応じて変更の可能性あり) 期末レポート課題 第15回 フィードバック ※フィードバック方法は別途連絡します |
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(履修要件)
・開講以来、毎年抽選(倍率4-5倍以上)になる人気講義です。そのため、"何となく"の履修ではなく、特にiPS細胞や最先端のライフサイエンス研究に関心がある学生からの履修を歓迎します。
・講義や論文、実験の内容を理解するために、細胞の構造、遺伝子とその働き、DNAの構造と機能、RNAからタンパク質翻訳といった生物(特に細胞生物学)の基礎知識を持っていることが必要です。 ・理系(医・薬・農・工[生物系]・理)の学生が望ましいです。 ・2回生以上の履修希望学生については、限られた枠なので、将来iPS細胞研究所での研究室配属を希望していることが望ましいです。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
主に授業出席と授業に対する積極度での平常点(66%)と期末レポート点 (34%)で総合的に評価します。
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(教科書)
必要に応じて授業中にプリントを配布します。
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(参考書等)
英語論文を読む際に英和辞書が必要。電子辞書等で可。
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習すべきこと
・論文輪読の際、事前に一通り読み、知らない用語については自分で調べておく。 ・プレゼン授業の際、課題内容に応じて予め図書やインターネットを通じて情報収集を行い、かみ砕いて他学生でも分かりやすいプレゼンを用意すること。 |
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(その他(オフィスアワー等))
・実験体験へ参加するためには学生教育研究災害傷害保険へ加入していること。
・プレゼン授業の際、PCやタブレット等を用いたプレゼン用ソフト(PowerPointやKeynote、PDF Reader等)が使用できることが望ましい。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ドイツ文学入門
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to German Literature | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 文学部 文系学部校舎5階 籠研究室(L505) | ||||||
(キーワード) | ヨーロッパ文学関連 / 文学一般関連 / ドイツ語文学 | ||||||
(授業の概要・目的) | ドイツ語文学のうちで比較的短く、読みやすい3篇ーー『砂男』、『みずうみ』、『トニオ・クレーガー』ーーを熟読します。まずはそれぞれの作品について受講者に簡単な発表を行ってもらい、全員で議論・考察します。それを通して19世紀初頭から20世紀初頭までのドイツ語文学史を概観し、歴史や社会とフィクションの結びつきについて考えます。また、文学作品をさまざまな角度から論じる手法を習得します。 中盤以降は、受講者それぞれが好きなドイツ語文学作品をひとつ選び、発表してもらいます。その際、自分の興味のある「特定のテーマ」に注目した発表をお願いします。最後に、発表内容を発展させたレポートを執筆し、自分の考えを論理的に言語化する力を養います。 |
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(到達目標) | ・文学作品を読み解く技法を習得する。 ・文学作品を、特定の視点から解釈する方法を学ぶ。 ・外国文学に親しむ。 ・ドイツ語文学に関する基礎的な知識を身につける。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1〜2回 イントロダクション(自己紹介、授業の進め方の説明、発表担当者の決定、入門書の紹介など) 第3〜4回 ホフマン『砂男』 第5〜6回 シュトルム『みずうみ』 第7〜8回 トーマス・マン『トニオ・クレーガー』 第9〜13回 担当者による発表 第14回 まとめとレポートの書き方 第15回 フィードバック 変更の可能性があります。 |
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(履修要件) |
特になし
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||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への積極的参加と発表(60点)、期末レポート(40点)で評価します。 | ||||||
(教科書) |
授業で取り上げる作品3篇は図書館で借りる、購入するなどしてご自身でご用意ください。
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で取り上げる作品3篇を、図書館で借り、あるいは購入して、各回までに読んでおくこと。発表に際しては準備を行うこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | これまで読んできた本の量は問いません。ドイツ語の知識も不要です。 時間を割いて発表をお願いしたいこと、研究室の収容人数に限りがあることから、履修人数を制限します。 |
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ILASセミナー :ドイツ文学入門
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to German Literature
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 文学部 文系学部校舎5階 籠研究室(L505) |
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(キーワード) ヨーロッパ文学関連 / 文学一般関連 / ドイツ語文学 | |||||||
(授業の概要・目的)
ドイツ語文学のうちで比較的短く、読みやすい3篇ーー『砂男』、『みずうみ』、『トニオ・クレーガー』ーーを熟読します。まずはそれぞれの作品について受講者に簡単な発表を行ってもらい、全員で議論・考察します。それを通して19世紀初頭から20世紀初頭までのドイツ語文学史を概観し、歴史や社会とフィクションの結びつきについて考えます。また、文学作品をさまざまな角度から論じる手法を習得します。
中盤以降は、受講者それぞれが好きなドイツ語文学作品をひとつ選び、発表してもらいます。その際、自分の興味のある「特定のテーマ」に注目した発表をお願いします。最後に、発表内容を発展させたレポートを執筆し、自分の考えを論理的に言語化する力を養います。 |
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(到達目標)
・文学作品を読み解く技法を習得する。
・文学作品を、特定の視点から解釈する方法を学ぶ。 ・外国文学に親しむ。 ・ドイツ語文学に関する基礎的な知識を身につける。 |
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(授業計画と内容)
第1〜2回 イントロダクション(自己紹介、授業の進め方の説明、発表担当者の決定、入門書の紹介など) 第3〜4回 ホフマン『砂男』 第5〜6回 シュトルム『みずうみ』 第7〜8回 トーマス・マン『トニオ・クレーガー』 第9〜13回 担当者による発表 第14回 まとめとレポートの書き方 第15回 フィードバック 変更の可能性があります。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への積極的参加と発表(60点)、期末レポート(40点)で評価します。
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(教科書)
授業で取り上げる作品3篇は図書館で借りる、購入するなどしてご自身でご用意ください。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業で取り上げる作品3篇を、図書館で借り、あるいは購入して、各回までに読んでおくこと。発表に際しては準備を行うこと。
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(その他(オフィスアワー等))
これまで読んできた本の量は問いません。ドイツ語の知識も不要です。
時間を割いて発表をお願いしたいこと、研究室の収容人数に限りがあることから、履修人数を制限します。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :飲み水を考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :Drinking Water | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(8)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 総合研究4号館共通4 | ||||||||||||
(キーワード) | 土木環境システム / 飲料水 / 水道 / 水 / 国際協力 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | わが国は、水道水を蛇口からそのまま飲むことができる世界でもまれな国である。一方、世界には安全な水を手に入れられない人々が約8億人存在し、それが原因で毎日5000-6000人の乳幼児が命を落としている。このセミナーでは、世界における衛生的な水へのアクセス問題から説き起こし、飲み水の安全性、流域の水環境、必要な技術、行政的なしくみ、国際協力などの多方面から、飲み水についてともに考えたい。 | ||||||||||||
(到達目標) | まず、飲み水の問題を考えるときに必要となる領域の広がりを理解する。本年度は特に、健康影響との関連や水道経営上の課題についても考えてみたい。その上で、各自の課題を設定し、それぞれの視点から主体的に理解を深める。中間報告会と最終成果発表会で発表し、プレゼンテーション能力を高める。 | ||||||||||||
(授業計画と内容) | 1.水を巡る問題とその関連領域 2.世界における衛生的な水へのアクセス問題 3.飲み水の安全性と健康影響 4.浄水処理の技術 5.水道・下水道とその役割 6.飲み水の量と質を確保する技術に関するディスカッション 7.中間発表会 8.琵琶湖・淀川流域と水環境 9.流域の農林水産業と水道原水 10.水を巡る法律と管理のしくみ 11.水の経済学 12.国際協力とそのあり方 13.行政的施策のあり方に関するディスカッション 14.成果発表会 15.フィードバック |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点50%(ディスカッションへの参加状況20%,課題に関する中間発表会と成果発表会30%) レポート50% |
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(教科書) |
必要に応じてプリントを配布。
|
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(参考書等) |
『よくわかる環境工学』
(理工図書)
ISBN:978-4-8446-0831-8
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 予習または復習として、自分の出身地の水道やその浄水処理方法について調べると良いでしょう。授業で提供する話題をもとに自分が関心をもつ領域をみつけ、その後は、自ら課題を設定して取り組みます。全ての学部の学生が、適切な課題を見つけられると思います。中間と最終の発表会ではその成果を発表してもらいます。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||||||||
ILASセミナー :飲み水を考える
(科目名)
ILAS Seminar :Drinking Water
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 8(8)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 総合研究4号館共通4 |
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(キーワード) 土木環境システム / 飲料水 / 水道 / 水 / 国際協力 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
わが国は、水道水を蛇口からそのまま飲むことができる世界でもまれな国である。一方、世界には安全な水を手に入れられない人々が約8億人存在し、それが原因で毎日5000-6000人の乳幼児が命を落としている。このセミナーでは、世界における衛生的な水へのアクセス問題から説き起こし、飲み水の安全性、流域の水環境、必要な技術、行政的なしくみ、国際協力などの多方面から、飲み水についてともに考えたい。
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(到達目標)
まず、飲み水の問題を考えるときに必要となる領域の広がりを理解する。本年度は特に、健康影響との関連や水道経営上の課題についても考えてみたい。その上で、各自の課題を設定し、それぞれの視点から主体的に理解を深める。中間報告会と最終成果発表会で発表し、プレゼンテーション能力を高める。
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(授業計画と内容)
1.水を巡る問題とその関連領域 2.世界における衛生的な水へのアクセス問題 3.飲み水の安全性と健康影響 4.浄水処理の技術 5.水道・下水道とその役割 6.飲み水の量と質を確保する技術に関するディスカッション 7.中間発表会 8.琵琶湖・淀川流域と水環境 9.流域の農林水産業と水道原水 10.水を巡る法律と管理のしくみ 11.水の経済学 12.国際協力とそのあり方 13.行政的施策のあり方に関するディスカッション 14.成果発表会 15.フィードバック |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点50%(ディスカッションへの参加状況20%,課題に関する中間発表会と成果発表会30%)
レポート50% |
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(教科書)
必要に応じてプリントを配布。
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(参考書等)
『よくわかる環境工学』
(理工図書)
ISBN:978-4-8446-0831-8
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習または復習として、自分の出身地の水道やその浄水処理方法について調べると良いでしょう。授業で提供する話題をもとに自分が関心をもつ領域をみつけ、その後は、自ら課題を設定して取り組みます。全ての学部の学生が、適切な課題を見つけられると思います。中間と最終の発表会ではその成果を発表してもらいます。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :薬と医療
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(英 訳) | ILAS Seminar :Pharmaceuticals and Medicine | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 薬学研究科建物内の教室 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 薬物の作用メカニズム / 医薬品開発 / 最先端医療 / 個別化医療 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 体の中での薬の動き、作用を理解し、医療における薬物治療の役割について考える。 | ||||||||||||||||||
(到達目標) | 薬の動きとその制御、働きについて理解し、医療における薬物治療の役割、有効性を理解する。また、SGD(small group discussion)を経験することで、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。 | ||||||||||||||||||
(授業計画と内容) | 薬は体の中を動き、標的部位に到達し、そこで生体の分子と相互作用することによって効果を発揮する。本ILASセミナーでは、実際の医療現場で使われるくすりについて、自らがそれを開発する立場から、また自分が患者として使う立場から薬の動きとその制御、働きについて理解し、医療における薬物治療の役割、有効性について考える。授業は少人数のグループを単位にしたSGD(small group discussion)の演習形式で進め、各テーマ毎に発表会を実施し、学生同士で意見交換をしながら薬に関する理解を深める。授業計画は下記の通りである。 (1)イントロダクション【1回】:白川 授業の進め方と準備・発表の方法を周知するとともに、医療の現状、くすりの役割、医薬品開発について概説する。 (2)神経疾患/神経免疫疾患の予防と治療【4回】:白川 超高齢社会・ストレス社会で問題となっている神経疾患/神経免疫疾患を取り上げ、現在の治療薬の作用メカニズムを踏まえた上で、将来的な予防や治療の戦略について討議する。 (3)薬の体内動態とその制御【4回】:高橋 体外から投与された薬が体内に入るまで、そして入ってから消えるまでの動き、すなわち体内動態を取り上げ、これについて概説したのち、それを制御する方法とその戦略について討議する。 (4)薬物療法の個別化【4回】:喜多 薬の有効性・安全性の個人差について概説し、個別化療法の戦略について討議する。 (5)まとめ【1回】:喜多 全体を通じて学んだことを総括する。 (6)フィードバック【1回】:高橋 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価(コメントシートの提出、出席の状況等)(50点)、ゼミでの学習姿勢(10点)、プロダクト(40点)により評価する。 平常点評価 (出席の状況30%、コメントシートの提出20%、授業中に課される課題40%) (90点)、ゼミでの学習姿勢(10点)により評価する。 各項目の詳細は初回授業で説明する。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業後は復習を行うこと。口頭発表に備えて事前にテーマを決めて、自主的に資料を収集しまとめること。その他授業外学習については、各テーマの第一回の授業中に担当教員から指示する。 | ||||||||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 特定の予備知識は必要としない。化学や生物の素養も要求しない。薬に興味のある積極的な学生の受講を希望する。 オフィスアワー実施の有無はKULASISで確認すること。 |
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ILASセミナー :薬と医療
(科目名)
ILAS Seminar :Pharmaceuticals and Medicine
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 薬学研究科建物内の教室 |
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(キーワード) 薬物の作用メカニズム / 医薬品開発 / 最先端医療 / 個別化医療 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
体の中での薬の動き、作用を理解し、医療における薬物治療の役割について考える。
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(到達目標)
薬の動きとその制御、働きについて理解し、医療における薬物治療の役割、有効性を理解する。また、SGD(small group discussion)を経験することで、課題に対して自主的に取り組む能力を養う。
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(授業計画と内容)
薬は体の中を動き、標的部位に到達し、そこで生体の分子と相互作用することによって効果を発揮する。本ILASセミナーでは、実際の医療現場で使われるくすりについて、自らがそれを開発する立場から、また自分が患者として使う立場から薬の動きとその制御、働きについて理解し、医療における薬物治療の役割、有効性について考える。授業は少人数のグループを単位にしたSGD(small group discussion)の演習形式で進め、各テーマ毎に発表会を実施し、学生同士で意見交換をしながら薬に関する理解を深める。授業計画は下記の通りである。 (1)イントロダクション【1回】:白川 授業の進め方と準備・発表の方法を周知するとともに、医療の現状、くすりの役割、医薬品開発について概説する。 (2)神経疾患/神経免疫疾患の予防と治療【4回】:白川 超高齢社会・ストレス社会で問題となっている神経疾患/神経免疫疾患を取り上げ、現在の治療薬の作用メカニズムを踏まえた上で、将来的な予防や治療の戦略について討議する。 (3)薬の体内動態とその制御【4回】:高橋 体外から投与された薬が体内に入るまで、そして入ってから消えるまでの動き、すなわち体内動態を取り上げ、これについて概説したのち、それを制御する方法とその戦略について討議する。 (4)薬物療法の個別化【4回】:喜多 薬の有効性・安全性の個人差について概説し、個別化療法の戦略について討議する。 (5)まとめ【1回】:喜多 全体を通じて学んだことを総括する。 (6)フィードバック【1回】:高橋 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価(コメントシートの提出、出席の状況等)(50点)、ゼミでの学習姿勢(10点)、プロダクト(40点)により評価する。
平常点評価 (出席の状況30%、コメントシートの提出20%、授業中に課される課題40%) (90点)、ゼミでの学習姿勢(10点)により評価する。 各項目の詳細は初回授業で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業後は復習を行うこと。口頭発表に備えて事前にテーマを決めて、自主的に資料を収集しまとめること。その他授業外学習については、各テーマの第一回の授業中に担当教員から指示する。
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(その他(オフィスアワー等))
特定の予備知識は必要としない。化学や生物の素養も要求しない。薬に興味のある積極的な学生の受講を希望する。
オフィスアワー実施の有無はKULASISで確認すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :情報リテラシとしてのソーシャルプログラミング
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Social Programming as an Information Literacy | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 学術情報メディアセンター北館 4階 小会議室 (402) | ||||||
(キーワード) | オープンソース / プログラミング / SNS / コミュニティ / ソフトウェアライセンス | ||||||
(授業の概要・目的) | 個人的な日々の生活や企業活動等の社会的な営みにおいてネットは欠かすことができない社会インフラとなっており,我々は,ネットを通じて様々な情報を容易に取得・消費することができるだけでなく,ネットを通じて社会に容易に貢献できる時代に生きている.ネット社会の基盤の多くがソフトウェアで構築されており,特に,昨今のオープンソースソフトウェアの興隆は,生物の多様性が急速に拡大したカンブリア大爆発と同じような様相を呈している.このような背景の下,オープンソースソフトウェアのコミュニティへの貢献を通じて,自らが日々生きるネット社会をよりよくすることができるようになってきている. 本セミナーでは,オープンソースとして公開されているネットアプリケーションを題材に,コミュニティメンバとの協働作業によるソフトウェア開発を通じて貢献することで,ネット社会をプログラミングを通じて主体的に生き抜くための情報リテラシの研鑽を積む. |
||||||
(到達目標) | オープンソースソフトウェアを対象にプログラミングを体感することにより,ネット社会に生きる知識人としての情報リテラシを身につける. | ||||||
(授業計画と内容) | 以下の項目について,それぞれ2週程度のテーマ学習と実習を行う.授業回数はフィードバックを含め全15回とする. 1. イントロ,インターネットアーキテクチャ 2. Slack 等ソーシャルウェア 3. ネットアプリケーションプログラミング 4. Git と GitHub 5. 著作権とソフトウェアライセンス 6. グループ開発課題 7. ソーシャルコントリビューション課題 |
||||||
(履修要件) |
何らかのプログラミング言語を学習したことがあること.プログラミング言語や学校等での学習か独学は問わない.
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各項目ごとの課題レポートと最終課題レポートにより評価する. ・課題レポート(5回) 15点 x 75 ・最終課題レポート 25点 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 各自が所有するノートパソコンを使用してプログラミング実習を行うため,授業時間と同程度の授業時間外での準備や見直しが必要となる. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 本セミナーは,各自が所有するノートパソコンを使用しながら行う.また,別途用意する学習支援システムを通じて,教材の提供,オンラインでの質疑,課題レポートの提出・返却を行う.使い方は開講時に指示する. | ||||||
ILASセミナー :情報リテラシとしてのソーシャルプログラミング
(科目名)
ILAS Seminar :Social Programming as an Information Literacy
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 学術情報メディアセンター北館 4階 小会議室 (402) |
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(キーワード) オープンソース / プログラミング / SNS / コミュニティ / ソフトウェアライセンス | |||||||
(授業の概要・目的)
個人的な日々の生活や企業活動等の社会的な営みにおいてネットは欠かすことができない社会インフラとなっており,我々は,ネットを通じて様々な情報を容易に取得・消費することができるだけでなく,ネットを通じて社会に容易に貢献できる時代に生きている.ネット社会の基盤の多くがソフトウェアで構築されており,特に,昨今のオープンソースソフトウェアの興隆は,生物の多様性が急速に拡大したカンブリア大爆発と同じような様相を呈している.このような背景の下,オープンソースソフトウェアのコミュニティへの貢献を通じて,自らが日々生きるネット社会をよりよくすることができるようになってきている.
本セミナーでは,オープンソースとして公開されているネットアプリケーションを題材に,コミュニティメンバとの協働作業によるソフトウェア開発を通じて貢献することで,ネット社会をプログラミングを通じて主体的に生き抜くための情報リテラシの研鑽を積む. |
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(到達目標)
オープンソースソフトウェアを対象にプログラミングを体感することにより,ネット社会に生きる知識人としての情報リテラシを身につける.
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(授業計画と内容)
以下の項目について,それぞれ2週程度のテーマ学習と実習を行う.授業回数はフィードバックを含め全15回とする. 1. イントロ,インターネットアーキテクチャ 2. Slack 等ソーシャルウェア 3. ネットアプリケーションプログラミング 4. Git と GitHub 5. 著作権とソフトウェアライセンス 6. グループ開発課題 7. ソーシャルコントリビューション課題 |
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(履修要件)
何らかのプログラミング言語を学習したことがあること.プログラミング言語や学校等での学習か独学は問わない.
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各項目ごとの課題レポートと最終課題レポートにより評価する.
・課題レポート(5回) 15点 x 75 ・最終課題レポート 25点 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
各自が所有するノートパソコンを使用してプログラミング実習を行うため,授業時間と同程度の授業時間外での準備や見直しが必要となる.
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(その他(オフィスアワー等))
本セミナーは,各自が所有するノートパソコンを使用しながら行う.また,別途用意する学習支援システムを通じて,教材の提供,オンラインでの質疑,課題レポートの提出・返却を行う.使い方は開講時に指示する.
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :日本古代・中世政治文化論I
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Politics and Culture in Ancient and Medieval Japan I | ||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共西12 | ||||||
(キーワード) | 日本史関連 / 平安時代 / 陰陽師 / 陰陽道 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 【日本古代史研究書入門】 1冊の研究書を受講者全員で輪読し、日本の政治・社会・文化に対する歴史的思考力を高めることを目指す。大学生や一般の人を読者層として想定した、簡易で比較的新しい書籍を取り上げるが、記述の背景を調べ、根拠となっている文献史料の原典を読解することによって、記述内容を批判的に検証する。そうした作業を通じて、歴史に対する思考力・感覚・想像力を磨くことを目指す。 今期は、中島和歌子著『陰陽師の平安時代』を取り上げ、平安時代における陰陽師の実態について考える。 |
||||||
(到達目標) | 古代・中世の日本の歴史に関して正確で幅広い知識を獲得するとともに、文献史料の原典を自分の力で読解し、提示された学説を吟味して、自分の見解を対置する能力や、歴史像を組み立てるための技術を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 平安時代中期以降の皇族や貴族にとって、陰陽師は、是非とも頼りたい存在であった。陰陽師の役割は、一つには、未知・未来を解明し、依頼者の心を落ちつかせる占いを行うことにあったが、陰陽師が実施する占いの方法は、式盤を用いる式占であった。式占には、遁甲式、太一式なども存在したものの、怪異や病を扱う占いとして、平安時代に多く用いられたのが、六壬式盤を使った六壬式である。人々は、陰陽師が行った怪異占の結果を受け、しばしば物忌を行った。人々は、陰陽師に依頼して祭祀を実施してもらうこともあった。陰陽師が行う陰陽道祭祀は、神や鬼などに対して供物を捧げるもので、その代表は、水辺などに祭壇を設けて神々を祭る祓である。その他にも、地鎮・宅鎮、反閇・禹歩、呪詛など、さまざまな形で陰陽師は、人々のまじないに携わっていた。占い、まじないに加えて、日時・方角の禁忌に関わる管理・勘申も陰陽師の職務であった。自然災害の発生、政治体制や社会機構の不安定さ、文化・文物の輸入などが、平安時代における陰陽道発展の要因となったと考えられる。 中島和歌子著『陰陽師の平安時代』を輪読しながら、こうした平安時代の陰陽師の実態を把握する。あわせて、根拠とされる資料を分析し、内容の可否を検討する。 第1回 イントロダクション 第2回 なぜ「いんようじ」ではなく「おんようじ」なのか 第3回 陰陽五行説、干支の基礎知識/占いの種類 第4回 災害・怪異の占い/六壬式・六壬占 第5回 物忌とは何か 第6回 心身の不例に関する占い/その他に六壬式で占ったこと/広義の陰陽師へ、陰陽道の成立へ 第7回 陰陽道祭祀 第8回 どのようなときに祓(禊・解除)を頼むか 第9回 安全・安心をもたらす呪術と危険な呪術 第10回 暦について 第11回 日の吉凶/八卦忌とは何か 第12回 方角の吉凶 第13回 平安時代の陰陽師・陰陽道から現代へ 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック ※上記の各回の内容は取り上げる書籍の目次による。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(授業内での報告および発言・50点)と期末試験(レポート・50点)の合計で成績評価する。 |
||||||
(教科書) |
『陰陽師の平安時代 貴族たちの不安解消と招福』
(吉川弘文館)
ISBN:978-4-642-30601-0
(2024年刊行、1900円+税)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 全体の進行をあらかじめ通知するので、各回の輪読個所を読み、授業内容を想定しながら予習をすること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業はゼミ形式で、発表および質疑への参加が必須である。 | ||||||
ILASセミナー :日本古代・中世政治文化論I
(科目名)
ILAS Seminar :Politics and Culture in Ancient and Medieval Japan I
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共西12 |
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(キーワード) 日本史関連 / 平安時代 / 陰陽師 / 陰陽道 | |||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
【日本古代史研究書入門】
1冊の研究書を受講者全員で輪読し、日本の政治・社会・文化に対する歴史的思考力を高めることを目指す。大学生や一般の人を読者層として想定した、簡易で比較的新しい書籍を取り上げるが、記述の背景を調べ、根拠となっている文献史料の原典を読解することによって、記述内容を批判的に検証する。そうした作業を通じて、歴史に対する思考力・感覚・想像力を磨くことを目指す。 今期は、中島和歌子著『陰陽師の平安時代』を取り上げ、平安時代における陰陽師の実態について考える。 |
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(到達目標)
古代・中世の日本の歴史に関して正確で幅広い知識を獲得するとともに、文献史料の原典を自分の力で読解し、提示された学説を吟味して、自分の見解を対置する能力や、歴史像を組み立てるための技術を身につける。
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(授業計画と内容)
平安時代中期以降の皇族や貴族にとって、陰陽師は、是非とも頼りたい存在であった。陰陽師の役割は、一つには、未知・未来を解明し、依頼者の心を落ちつかせる占いを行うことにあったが、陰陽師が実施する占いの方法は、式盤を用いる式占であった。式占には、遁甲式、太一式なども存在したものの、怪異や病を扱う占いとして、平安時代に多く用いられたのが、六壬式盤を使った六壬式である。人々は、陰陽師が行った怪異占の結果を受け、しばしば物忌を行った。人々は、陰陽師に依頼して祭祀を実施してもらうこともあった。陰陽師が行う陰陽道祭祀は、神や鬼などに対して供物を捧げるもので、その代表は、水辺などに祭壇を設けて神々を祭る祓である。その他にも、地鎮・宅鎮、反閇・禹歩、呪詛など、さまざまな形で陰陽師は、人々のまじないに携わっていた。占い、まじないに加えて、日時・方角の禁忌に関わる管理・勘申も陰陽師の職務であった。自然災害の発生、政治体制や社会機構の不安定さ、文化・文物の輸入などが、平安時代における陰陽道発展の要因となったと考えられる。 中島和歌子著『陰陽師の平安時代』を輪読しながら、こうした平安時代の陰陽師の実態を把握する。あわせて、根拠とされる資料を分析し、内容の可否を検討する。 第1回 イントロダクション 第2回 なぜ「いんようじ」ではなく「おんようじ」なのか 第3回 陰陽五行説、干支の基礎知識/占いの種類 第4回 災害・怪異の占い/六壬式・六壬占 第5回 物忌とは何か 第6回 心身の不例に関する占い/その他に六壬式で占ったこと/広義の陰陽師へ、陰陽道の成立へ 第7回 陰陽道祭祀 第8回 どのようなときに祓(禊・解除)を頼むか 第9回 安全・安心をもたらす呪術と危険な呪術 第10回 暦について 第11回 日の吉凶/八卦忌とは何か 第12回 方角の吉凶 第13回 平安時代の陰陽師・陰陽道から現代へ 第14回 総 括 《期末試験》 第15回 フィードバック ※上記の各回の内容は取り上げる書籍の目次による。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(授業内での報告および発言・50点)と期末試験(レポート・50点)の合計で成績評価する。
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(教科書)
『陰陽師の平安時代 貴族たちの不安解消と招福』
(吉川弘文館)
ISBN:978-4-642-30601-0
(2024年刊行、1900円+税)
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
全体の進行をあらかじめ通知するので、各回の輪読個所を読み、授業内容を想定しながら予習をすること。
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(その他(オフィスアワー等))
授業はゼミ形式で、発表および質疑への参加が必須である。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :美ってなんだ-日常生活と身近なカルチャーからの美学入門
|
(英 訳) | ILAS Seminar :An Introduction to Aesthetics from Everyday Life and Contemporary Cultures | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 文学部校舎 新7階724 松永教員研究室 | ||||||
(キーワード) | 美学 / ポピュラーカルチャー / サブカルチャー / ゲーム / ファッション | ||||||
(授業の概要・目的) | 「美学」という学問分野があります。哲学の一分野で、「美・芸術・感性についての哲学」と説明されることが多いですが、大学に入りたてのみなさんにはあまりぴんとこないと思います。 この授業では、美学という分野がどんな問題を扱っているか、そこでどんな議論がされているかを、できるだけ身近な事例や話題をネタにして紹介します。 教員の関心から、ポピュラーカルチャー(とくにビデオゲーム、ファッション、インテリア、音楽など)の事例を取り上げることが多いかもしれませんが、SNSで盛り上がっている時事ネタを取り上げることもたびたびあると思います。いわゆる「芸術」のような高尚な事例はほぼ取り上げません。 授業を通して美学の身近さと面白さを知っていただけたらと思います。 |
||||||
(到達目標) | - 「美とは何か?」「美的センスとは何か?」といった問いに対してどんな答え方ができるのか(あるいはできないのか)を理解する。 - 美学がだいたいどんな分野なのかの雰囲気を知る。 - 哲学的な思考と議論のスタイルに少しなじむ。 - 自分の身の回りに美学の素材がたくさんあることに気づけるようになる。 【注意点】 よくある誤解ですが、美学は実践的な学問ではないです。美学を勉強したからと言って、美しいものを作れるようになったり美的センスが増したりすることはありません。自分や他者の美意識について反省的に考えられるようになるという点での実践的な意義はあるかもしれません。 |
||||||
(授業計画と内容) | 【授業の形式】 基本的には教員がいろいろしゃべっていく形式で進める予定ですが、少人数授業なので、ところどころで受講者からの反応を求めることになると思います。場合によってはディスカッションっぽいことをすることもあるかもしれません。いずれにしろ黙って聞く授業ではないです! 【スケジュール】 第1回 イントロダクション 第2〜14回 受講者の関心に応じて調整しますが、最低限以下の内容は扱う予定です。 - 美的判断の事例を見る - 美的判断は好き嫌いとどう違う? - 美的判断は善悪の判断とどう違う? - 美的判断は主観的なもの? - インターネット文化のaesthetics(vaporwaveとかのアレ) - スノッブの何が悪いの? - ルッキズムの何が悪いの? - 「ダサい」ってどういうこと? - 生まれ育ちと趣味の「良し悪し」 - 美意識と個人的なスタイル 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
履修の申し込みをする前に下記の「関連URL」にあるYouTube動画を見ておいてください。
また必須要件ではありませんが、人文学系の分野(哲学、歴史学、文学研究など)を今後勉強していく予定の受講者を歓迎します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点100% 平常点は、授業参加の積極度および小課題の提出実績などで総合的に評価する。 詳細は初回授業で説明する。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
『「美味しい」とは何か』
(中公新書、2022年)
『近代美学入門』
(ちくま新書、2023年)
『「ふつうの暮らし」を美学する』
(光文社新書、2024年)
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(関連URL) |
https://www.youtube.com/watch?v=1eF0Qu1z1MU
履修の申し込みをする前にこの動画を見ておいてください。
https://www.youtube.com/watch?v=BIsp_sUPp1g |
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(授業外学習(予習・復習)等) | 授業の内容を自分の身近な事柄にも当てはめて普段からいろいろ考えてみてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 決まった時間のオフィスアワーは設けていません(そもそも大学にあまりいません)。 個別の連絡はメールでお願いします。 |
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ILASセミナー :美ってなんだ-日常生活と身近なカルチャーからの美学入門
(科目名)
ILAS Seminar :An Introduction to Aesthetics from Everyday Life and Contemporary Cultures
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 文学部校舎 新7階724 松永教員研究室 |
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(キーワード) 美学 / ポピュラーカルチャー / サブカルチャー / ゲーム / ファッション | |||||||
(授業の概要・目的)
「美学」という学問分野があります。哲学の一分野で、「美・芸術・感性についての哲学」と説明されることが多いですが、大学に入りたてのみなさんにはあまりぴんとこないと思います。
この授業では、美学という分野がどんな問題を扱っているか、そこでどんな議論がされているかを、できるだけ身近な事例や話題をネタにして紹介します。 教員の関心から、ポピュラーカルチャー(とくにビデオゲーム、ファッション、インテリア、音楽など)の事例を取り上げることが多いかもしれませんが、SNSで盛り上がっている時事ネタを取り上げることもたびたびあると思います。いわゆる「芸術」のような高尚な事例はほぼ取り上げません。 授業を通して美学の身近さと面白さを知っていただけたらと思います。 |
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(到達目標)
- 「美とは何か?」「美的センスとは何か?」といった問いに対してどんな答え方ができるのか(あるいはできないのか)を理解する。
- 美学がだいたいどんな分野なのかの雰囲気を知る。 - 哲学的な思考と議論のスタイルに少しなじむ。 - 自分の身の回りに美学の素材がたくさんあることに気づけるようになる。 【注意点】 よくある誤解ですが、美学は実践的な学問ではないです。美学を勉強したからと言って、美しいものを作れるようになったり美的センスが増したりすることはありません。自分や他者の美意識について反省的に考えられるようになるという点での実践的な意義はあるかもしれません。 |
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(授業計画と内容)
【授業の形式】 基本的には教員がいろいろしゃべっていく形式で進める予定ですが、少人数授業なので、ところどころで受講者からの反応を求めることになると思います。場合によってはディスカッションっぽいことをすることもあるかもしれません。いずれにしろ黙って聞く授業ではないです! 【スケジュール】 第1回 イントロダクション 第2〜14回 受講者の関心に応じて調整しますが、最低限以下の内容は扱う予定です。 - 美的判断の事例を見る - 美的判断は好き嫌いとどう違う? - 美的判断は善悪の判断とどう違う? - 美的判断は主観的なもの? - インターネット文化のaesthetics(vaporwaveとかのアレ) - スノッブの何が悪いの? - ルッキズムの何が悪いの? - 「ダサい」ってどういうこと? - 生まれ育ちと趣味の「良し悪し」 - 美意識と個人的なスタイル 第15回 フィードバック |
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(履修要件)
履修の申し込みをする前に下記の「関連URL」にあるYouTube動画を見ておいてください。
また必須要件ではありませんが、人文学系の分野(哲学、歴史学、文学研究など)を今後勉強していく予定の受講者を歓迎します。 |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点100%
平常点は、授業参加の積極度および小課題の提出実績などで総合的に評価する。 詳細は初回授業で説明する。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『「美味しい」とは何か』
(中公新書、2022年)
『近代美学入門』
(ちくま新書、2023年)
『「ふつうの暮らし」を美学する』
(光文社新書、2024年)
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業の内容を自分の身近な事柄にも当てはめて普段からいろいろ考えてみてください。
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(その他(オフィスアワー等))
決まった時間のオフィスアワーは設けていません(そもそも大学にあまりいません)。
個別の連絡はメールでお願いします。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :コミュニケーションを考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to communication | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 15(15)人 | ||||||
(配当学年) | 1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共北11 | ||||||
(キーワード) | 臨床心理学関連 / コミュニケーション / グループワーク / 自己理解 | ||||||
(授業の概要・目的) | 大学生活や就職活動、さらにその先の社会人として生きていく中で、現代ではやたらと「コミュニケーションスキル」が求められます。「コミュ障」という言葉も広く知られるようになった現代は、コミュニケーション偏重時代と言えるかもしれません。では、「コミュニケーション」とは一体どのようなものなのでしょうか。「コミュニケーションスキル」と言った時には、上手に話せることや、相手と協調できることなどが重視されているように思われるかもしれません。しかし、話すのが苦手だったり、人と一緒に何かをするのが不得意な人もいるでしょう。その人たちは「コミュニケーションスキル」が「劣っている」とか「ない」と言ってしまって良いのでしょうか?「話すのが苦手」な人でも、相手や状況によってはうまく話せる時もあります。そのため、コミュニケーションについて考える際には、どういう時には話しやすいのか、というような自分自身への理解がまずは重要となります。 この授業では「上手に話せるようになる」ことを目指すのではなく、コミュニケーションの基盤となる、自分自身についての理解を深めることを第一の目的とします。そして、コミュニケーションの個別性を理解し、よりよいコミュニケーションとはどのようなものかを考えることを第二の目的とします。 |
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(到達目標) | コミュニケーションは1人だけで行えるものではありません。何かと・誰かとともに行う相互的なものです。そのため、単純に「良い—悪い」「上手—下手」といった次元で理解することはできません。まずは、人と接する時の自分の感情・感覚などに気づくことが目標となります。その上で、自身の気持ちを伝えること、相手が何を伝えようとしているのかを想像すること・耳を傾けることといった相互的なやりとりができるようになることも目標となります。 授業では、これらの2つの目標を達成できるように、個人・グループでの様々なワークを行います。それらのワークを通じて、自身についての理解を深め、さらに自他のコミュニケーションのあり方について理解を深めることを目標とします。 |
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(授業計画と内容) | 個人・グループでのワークを中心に行います。また、言葉による伝達だけではなく、身体に直接働きかける素材なども用いながら、自身の感覚を確かめて言葉にすることも行います。様々なワークを通して、コミュニケーションの様々な側面・多層性に気づく機会にできればと思います。 授業予定は以下の通りです(ただし、受講者の様子を見ながら、適宜順番を入れ替えたり、内容を変更する場合があります)。 第1回:オリエンテーション 第2回:自己紹介 第3回:アイスブレイク……人との関わりを始める 第4回:「きく」① 第5回:「きく」② 第6回:「伝える」① 第7回:「伝える」② 第8回:自分の感覚を表現する 第9回:他者の表現に関わる 第10回:「話し合う」① 第11回:「話し合う」② 第12回:「主張する」 第13回:「かけひきする」 第14回:授業のまとめと振り返り 最終回:フィードバック |
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(履修要件) |
本授業を履修するにあたり、事前に履修が望まれる科目はありません。ただし、本授業は実習形式で行う授業で、連続した内容を扱うことがあります。そのため、欠席すると、その後の参加に支障が出ることがあります。やむをえない場合を除き、毎回の出席および、授業への主体的な参加が必要となります。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点(80点)と期末レポート(20点)で評価します。 【平常点(80点)】毎回の授業に参加し、グループワーク等における活動や話し合いなどにどの程度積極的に関与していたかについて評価を行います。また、授業の中で感じたこと、考えたこと、気付いたことなどを、毎回の授業後に小レポートとしてまとめ、次回授業時に提出してもらいます。レポートで書かれた内容が実習内容に沿っているか、また自身の感じたことなどに基づいて考察されているか、等の観点から評価を行います。 【期末レポート(20点)】授業全体を通して学んだことについて、総合的なレポートを作成してもらい、コミュニケーションや自分自身についての理解の深まり等の観点から評価を行います。 なお、「履修要件」にもある通り、授業を欠席すると、その後の授業参加に支障が出ることがあります。そのため、特別な事情を除いて3回以上授業を欠席した場合には、不合格とします。また、毎回の授業後の小レポートでの振り返りも重要なものと考えますので、小レポートを3回以上提出しなかった場合も不合格とします。 |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
参考書・文献については必要な際に授業内で適宜紹介します。
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(授業外学習(予習・復習)等) | 特別に予習が必要なものはありませんが、授業内容を通して興味を持った内容について自主的に本を読むなど行ってもかまいません。毎回の授業の中で自分が感じたことを丁寧に振り返り、レポート作成に活かすことを心がけてください。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 授業は基本的に教室で行いますが、実習内容によっては教室外で行うこともあります(学外に出ることはありません)。 身体を使ったワークを行うこともありますので、各自で学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入しておいてください。 オフィスアワーは、特に日時の指定はありません。随時受け付けます。 |
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ILASセミナー :コミュニケーションを考える
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to communication
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 15(15)人 (配当学年) 1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 共北11 |
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(キーワード) 臨床心理学関連 / コミュニケーション / グループワーク / 自己理解 | |||||||
(授業の概要・目的)
大学生活や就職活動、さらにその先の社会人として生きていく中で、現代ではやたらと「コミュニケーションスキル」が求められます。「コミュ障」という言葉も広く知られるようになった現代は、コミュニケーション偏重時代と言えるかもしれません。では、「コミュニケーション」とは一体どのようなものなのでしょうか。「コミュニケーションスキル」と言った時には、上手に話せることや、相手と協調できることなどが重視されているように思われるかもしれません。しかし、話すのが苦手だったり、人と一緒に何かをするのが不得意な人もいるでしょう。その人たちは「コミュニケーションスキル」が「劣っている」とか「ない」と言ってしまって良いのでしょうか?「話すのが苦手」な人でも、相手や状況によってはうまく話せる時もあります。そのため、コミュニケーションについて考える際には、どういう時には話しやすいのか、というような自分自身への理解がまずは重要となります。
この授業では「上手に話せるようになる」ことを目指すのではなく、コミュニケーションの基盤となる、自分自身についての理解を深めることを第一の目的とします。そして、コミュニケーションの個別性を理解し、よりよいコミュニケーションとはどのようなものかを考えることを第二の目的とします。 |
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(到達目標)
コミュニケーションは1人だけで行えるものではありません。何かと・誰かとともに行う相互的なものです。そのため、単純に「良い—悪い」「上手—下手」といった次元で理解することはできません。まずは、人と接する時の自分の感情・感覚などに気づくことが目標となります。その上で、自身の気持ちを伝えること、相手が何を伝えようとしているのかを想像すること・耳を傾けることといった相互的なやりとりができるようになることも目標となります。
授業では、これらの2つの目標を達成できるように、個人・グループでの様々なワークを行います。それらのワークを通じて、自身についての理解を深め、さらに自他のコミュニケーションのあり方について理解を深めることを目標とします。 |
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(授業計画と内容)
個人・グループでのワークを中心に行います。また、言葉による伝達だけではなく、身体に直接働きかける素材なども用いながら、自身の感覚を確かめて言葉にすることも行います。様々なワークを通して、コミュニケーションの様々な側面・多層性に気づく機会にできればと思います。 授業予定は以下の通りです(ただし、受講者の様子を見ながら、適宜順番を入れ替えたり、内容を変更する場合があります)。 第1回:オリエンテーション 第2回:自己紹介 第3回:アイスブレイク……人との関わりを始める 第4回:「きく」① 第5回:「きく」② 第6回:「伝える」① 第7回:「伝える」② 第8回:自分の感覚を表現する 第9回:他者の表現に関わる 第10回:「話し合う」① 第11回:「話し合う」② 第12回:「主張する」 第13回:「かけひきする」 第14回:授業のまとめと振り返り 最終回:フィードバック |
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(履修要件)
本授業を履修するにあたり、事前に履修が望まれる科目はありません。ただし、本授業は実習形式で行う授業で、連続した内容を扱うことがあります。そのため、欠席すると、その後の参加に支障が出ることがあります。やむをえない場合を除き、毎回の出席および、授業への主体的な参加が必要となります。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点(80点)と期末レポート(20点)で評価します。
【平常点(80点)】毎回の授業に参加し、グループワーク等における活動や話し合いなどにどの程度積極的に関与していたかについて評価を行います。また、授業の中で感じたこと、考えたこと、気付いたことなどを、毎回の授業後に小レポートとしてまとめ、次回授業時に提出してもらいます。レポートで書かれた内容が実習内容に沿っているか、また自身の感じたことなどに基づいて考察されているか、等の観点から評価を行います。 【期末レポート(20点)】授業全体を通して学んだことについて、総合的なレポートを作成してもらい、コミュニケーションや自分自身についての理解の深まり等の観点から評価を行います。 なお、「履修要件」にもある通り、授業を欠席すると、その後の授業参加に支障が出ることがあります。そのため、特別な事情を除いて3回以上授業を欠席した場合には、不合格とします。また、毎回の授業後の小レポートでの振り返りも重要なものと考えますので、小レポートを3回以上提出しなかった場合も不合格とします。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
参考書・文献については必要な際に授業内で適宜紹介します。
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(授業外学習(予習・復習)等)
特別に予習が必要なものはありませんが、授業内容を通して興味を持った内容について自主的に本を読むなど行ってもかまいません。毎回の授業の中で自分が感じたことを丁寧に振り返り、レポート作成に活かすことを心がけてください。
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(その他(オフィスアワー等))
授業は基本的に教室で行いますが、実習内容によっては教室外で行うこともあります(学外に出ることはありません)。
身体を使ったワークを行うこともありますので、各自で学生教育研究災害傷害保険(学研災)に加入しておいてください。 オフィスアワーは、特に日時の指定はありません。随時受け付けます。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :博物館と標本を考える
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(英 訳) | ILAS Seminar :What is museum and specimen? | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 総合博物館セミナー室 | ||||||
(キーワード) | 博物館学関連 / 標本 / 科学の基盤 / 自然史 / 文化史 | ||||||
(授業の概要・目的) | 博物館に収蔵されている学術標本は,博物館が成立した明治以降の近代科学の基盤として,自然史・文化史・技術史における科学の進歩に貢献してきた.また,そうした科学の進展を社会に示すための博物館展示も行われてきた.しかしながら,標本が個別の研究分野において有効に活用・議論されてきた一方で,標本や博物館の機能や役割について科学の基盤と関連して認識,議論されることはほとんどない.ここでは博物館と標本について,自然史・文化史・技術史の分野を超えて,科学研究における証拠機能,参照機能,学術研究成果との連結,新しい活用の可能性などの問題を取り上げます.教員が最新の議論や論文,総合博物館での標本の実例を紹介したり,実際に収蔵室や標本を専門分野の教員の協力のもとで見てみたり,標本や博物館に関連したテーマについて出席者でグループ発表・議論を行います.本などの出版物,国内外の博物館のウェブサイト,ネット上の情報を活用しながら自分の考えを深め,パワーポイントなども活用したプレゼンテーションへの取り組みができることが望ましいです.標本と関わりの深い学問(自然史,文化史,技術史)に関心のある学生にくわえ,科学の基盤としての標本やそこから生み出されたデータ,研究成果などに関心のある学生,博物館と社会の関わりに興味のある学生,博物館や標本が好きな学生と,多様な興味をもった全学部からの受講を期待する. | ||||||
(到達目標) | 博物館と標本の機能や役割について科学基盤に着目しながら,分野横断的に理解する.一次資料としての標本と,そこから派生したデータ,また論文等の研究成果の違いと関わりを理解する.また,標本や資料の多様性を理解し,社会教育や社会との関わりも含めた博物館の機能や役割についての考えを深める.授業の中で自分の考えをもとに積極的に発表し,議論に参加できる. | ||||||
(授業計画と内容) | 授業で扱う内容 扱うキーワードをあげるが,実際の進行や受講者の議論の展開によって,内容が前後することがある.講義では教員からの話題提供,受講者の発表,グループディスカッションを組み合わせて行う.総合博物館の収蔵室・展示室や標本・資料(動物,植物,地質鉱物,考古学,技術史,アーカイブなど)のその分野の教員の案内による見学をあわせて実施する.キーワードは博物館標本の見学と組み合わせて学ぶことが多い. 第1回 博物館の標本とは何か,博物館の歴史(概論) 研究と標本の相互作用,明治時代,博物館と博覧会,博物学と近代科学,「博物館」の語源 第2回 総合博物館標本の見学 第3回 総合博物館標本の見学,「モノ」の標本と「モノでない」二次資料 標本,写真,スケッチ,模型,同定結果 第4回 研究における標本の証拠機能 科学不正,研究ノート,誤同定,先行研究 第5回 総合博物館標本の見学 第6回 総合博物館標本の見学 第7回 総合博物館標本の見学,研究における標本の参照機能、その他の機能 タイプ標本,自然の参照,「残った」文化史標本と「残した」自然史標本 第8回 博物館の多様な機能 研究,専門教育,社会教育,博物館専門家育成, 人類の知的遺産,博物館の機能や役割の国際比較 第9回 総合博物館標本の見学 第10回 科学基盤としての博物館と標本の役割と未来への継承 標本データベース,分野横断型科学,博物館科学,標本ネットワーク,次世代人材,科学政策 第11回 グループディスカッションとプレゼンテーション作成 第12回 グループディスカッションとプレゼンテーション作成 第13回 グループ発表と全体でのディスカッション 第14回 総合議論 試験は実施しない 第15回 フィードバック フィードバック方法は別途連絡します |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 発表3:平常点7で評価する. 発表は,グループ発表と第14回の総合議論を評価する. 平常点では講義に出席し,議論での積極的な発言を評価する. |
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(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 博物館,標本,文化財などに関する報道や話題に日常的に関心をもち,自分自身で考えることが望ましい. | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
ILASセミナー :博物館と標本を考える
(科目名)
ILAS Seminar :What is museum and specimen?
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 総合博物館セミナー室 |
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(キーワード) 博物館学関連 / 標本 / 科学の基盤 / 自然史 / 文化史 | |||||||
(授業の概要・目的)
博物館に収蔵されている学術標本は,博物館が成立した明治以降の近代科学の基盤として,自然史・文化史・技術史における科学の進歩に貢献してきた.また,そうした科学の進展を社会に示すための博物館展示も行われてきた.しかしながら,標本が個別の研究分野において有効に活用・議論されてきた一方で,標本や博物館の機能や役割について科学の基盤と関連して認識,議論されることはほとんどない.ここでは博物館と標本について,自然史・文化史・技術史の分野を超えて,科学研究における証拠機能,参照機能,学術研究成果との連結,新しい活用の可能性などの問題を取り上げます.教員が最新の議論や論文,総合博物館での標本の実例を紹介したり,実際に収蔵室や標本を専門分野の教員の協力のもとで見てみたり,標本や博物館に関連したテーマについて出席者でグループ発表・議論を行います.本などの出版物,国内外の博物館のウェブサイト,ネット上の情報を活用しながら自分の考えを深め,パワーポイントなども活用したプレゼンテーションへの取り組みができることが望ましいです.標本と関わりの深い学問(自然史,文化史,技術史)に関心のある学生にくわえ,科学の基盤としての標本やそこから生み出されたデータ,研究成果などに関心のある学生,博物館と社会の関わりに興味のある学生,博物館や標本が好きな学生と,多様な興味をもった全学部からの受講を期待する.
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(到達目標)
博物館と標本の機能や役割について科学基盤に着目しながら,分野横断的に理解する.一次資料としての標本と,そこから派生したデータ,また論文等の研究成果の違いと関わりを理解する.また,標本や資料の多様性を理解し,社会教育や社会との関わりも含めた博物館の機能や役割についての考えを深める.授業の中で自分の考えをもとに積極的に発表し,議論に参加できる.
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(授業計画と内容)
授業で扱う内容 扱うキーワードをあげるが,実際の進行や受講者の議論の展開によって,内容が前後することがある.講義では教員からの話題提供,受講者の発表,グループディスカッションを組み合わせて行う.総合博物館の収蔵室・展示室や標本・資料(動物,植物,地質鉱物,考古学,技術史,アーカイブなど)のその分野の教員の案内による見学をあわせて実施する.キーワードは博物館標本の見学と組み合わせて学ぶことが多い. 第1回 博物館の標本とは何か,博物館の歴史(概論) 研究と標本の相互作用,明治時代,博物館と博覧会,博物学と近代科学,「博物館」の語源 第2回 総合博物館標本の見学 第3回 総合博物館標本の見学,「モノ」の標本と「モノでない」二次資料 標本,写真,スケッチ,模型,同定結果 第4回 研究における標本の証拠機能 科学不正,研究ノート,誤同定,先行研究 第5回 総合博物館標本の見学 第6回 総合博物館標本の見学 第7回 総合博物館標本の見学,研究における標本の参照機能、その他の機能 タイプ標本,自然の参照,「残った」文化史標本と「残した」自然史標本 第8回 博物館の多様な機能 研究,専門教育,社会教育,博物館専門家育成, 人類の知的遺産,博物館の機能や役割の国際比較 第9回 総合博物館標本の見学 第10回 科学基盤としての博物館と標本の役割と未来への継承 標本データベース,分野横断型科学,博物館科学,標本ネットワーク,次世代人材,科学政策 第11回 グループディスカッションとプレゼンテーション作成 第12回 グループディスカッションとプレゼンテーション作成 第13回 グループ発表と全体でのディスカッション 第14回 総合議論 試験は実施しない 第15回 フィードバック フィードバック方法は別途連絡します |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
発表3:平常点7で評価する.
発表は,グループ発表と第14回の総合議論を評価する. 平常点では講義に出席し,議論での積極的な発言を評価する. |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
博物館,標本,文化財などに関する報道や話題に日常的に関心をもち,自分自身で考えることが望ましい.
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :宇宙生物学、宇宙医学
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(英 訳) | ILAS Seminar :Space biology,Space medicine | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2025・前期 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 5(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
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(教室) | 担当教員より連絡がある | ||||||
(キーワード) | 宇宙医学 | ||||||
(授業の概要・目的) | 人が宇宙に滞在すると様々な身体的変化が生じる。宇宙で生じる人体への影響は、時として地上に帰還した際に問題になることがある。そのため、宇宙滞在中の人体影響を理解し、それに対応することが重要である。宇宙医学とは人が宇宙に滞在した際に何が生じ、それがどのように影響するかを研究する分野である。 これまでの宇宙医学は健康な宇宙飛行士を対象としており、宇宙から地球に帰還した際の再適応時に生じる問題に取り組んできた。宇宙開発は国家プロジェクトとして行われてきたが、昨今民間レベルでの宇宙分野の進出が活発である。今後は、一般人の宇宙滞在も現実のものとなってきた。このような状況の中、宇宙医学はどのように貢献できるのかを学ぶ。 |
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(到達目標) | 宇宙医学とは何かを学ぶ。 | ||||||
(授業計画と内容) | 講義:宇宙医学について【講義5回】 実習:宇宙医学実習(筋電測定)【講義6回分】 課外活動:関連研究所の見学実習(京都市内)【講義3回分】 ディスカッション:宇宙医学についてのまとめ【講義1回分】 *課外活動は夏季休暇等、他の授業に影響がない日に調整します。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 最終レポートにて評価する。 | ||||||
(教科書) |
プリント配付
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 常日頃より宇宙に関するニュースなどに関心を持っておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 学外への見学予定があるので、“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。 見学に係る交通費等は受講生の負担となる場合があります。 |
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ILASセミナー :宇宙生物学、宇宙医学
(科目名)
ILAS Seminar :Space biology,Space medicine
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2025・前期 (受講定員(1回生定員)) 5(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月5 (教室) 担当教員より連絡がある |
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(キーワード) 宇宙医学 | |||||||
(授業の概要・目的)
人が宇宙に滞在すると様々な身体的変化が生じる。宇宙で生じる人体への影響は、時として地上に帰還した際に問題になることがある。そのため、宇宙滞在中の人体影響を理解し、それに対応することが重要である。宇宙医学とは人が宇宙に滞在した際に何が生じ、それがどのように影響するかを研究する分野である。
これまでの宇宙医学は健康な宇宙飛行士を対象としており、宇宙から地球に帰還した際の再適応時に生じる問題に取り組んできた。宇宙開発は国家プロジェクトとして行われてきたが、昨今民間レベルでの宇宙分野の進出が活発である。今後は、一般人の宇宙滞在も現実のものとなってきた。このような状況の中、宇宙医学はどのように貢献できるのかを学ぶ。 |
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(到達目標)
宇宙医学とは何かを学ぶ。
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(授業計画と内容)
講義:宇宙医学について【講義5回】 実習:宇宙医学実習(筋電測定)【講義6回分】 課外活動:関連研究所の見学実習(京都市内)【講義3回分】 ディスカッション:宇宙医学についてのまとめ【講義1回分】 *課外活動は夏季休暇等、他の授業に影響がない日に調整します。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
最終レポートにて評価する。
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(教科書)
プリント配付
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
常日頃より宇宙に関するニュースなどに関心を持っておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
学外への見学予定があるので、“学生教育研究災害傷害保険”等の傷害保険へ加入すること。
見学に係る交通費等は受講生の負担となる場合があります。 |
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