授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :福島県での震災復興支援研究
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Collaborative Research in Fukushima Prefecture from 2011 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(6)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 集中 |
||||||
(教室) | 生存圏研究所 本館S棟1階S148室 (生存圏未来開拓研究センター・先端計測技術開発ユニット)(宇治キャンパス) | ||||||
(キーワード) | 東日本大震災 / 環境放射能 / 産学連携 / 学際研究 | ||||||
(授業の概要・目的) | 2011年3月に発生した東日本大震災における福島県での復興支援研究の事例について紹介する。実際に現地で用いたサンプルなどを紹介し、計測実習も行いながら、分野にとらわれない連携研究の可能性と、総合大学としての京都大学の役割について討論する。また、現在もしくは将来的に発生するであろう自然・人工的な災害に対して、どのような対応がとれるのか、短期集中的にディスカッションを行う。 ディスカッションの際には、多分野の教員や学生を含めての超分野大喜利形式にて行い、それぞれの思考・アイディアを視覚化し、方向性を定めていく。 理系・文系にとらわれず、各個人が専攻する専門分野の役割を考えながら、 より多くの情報を集め、多分野と連携する事で、より幅広い災害復興支援の可能性について議論を行いたい。 |
||||||
(到達目標) | 福島県での復興支援研究では、研究分野に関係なく連携した支援研究を行い、大学・企業が一緒になって現地で活動してきた。本セミナーでは、これらの実際の現場での活動で用いた実際の実験・計測体験を通して、今後各自の専門分野の役割を見直し、将来、大学で学んだ事を活かすためにどのようにすれば良いか、考えていくきっかけにしてほしい。 |
||||||
(授業計画と内容) | 京都大学宇治キャンパスにおいて、福島県での復興支援研究で用いた実験設備見学なども行うため、3日間の集中講義形式で行う。実施時期は9月中旬〜下旬を予定している。事前学習としては、放射線計測に関する基礎的な知識を、公益財団法人 放射線計測協会のホームページなどで確認しておくことが望ましい。 第1日) ・生存圏研究所見学 ・生存圏未来開拓研究センターの紹介 ・参加者の研究背景について自己紹介形式で発表 第2日) ・東日本大震災の概要と、福島県における原発事故について ・現在行われている福島県での連携支援研究(計測機器を用いた実習) ・福島県での支援研究から広がった共同研究について(海外) 第3日) ・福島県における環境放射能と、除染活動(計測実習:放射線) ・将来起こりうる連携支援研究の可能性についての議論 ・各自の専門分野が持つ役割についての紹介 第4日) ・専門分野が持つ役割と、その可能性についての議論 ・グループディスカッションによる連携研究の可能性の検討 (超分野大喜利形式による) ・全体のまとめ |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 出席と参加の状況(3回 各10点)、討論への積極的な参加(10点)、レポート(3回、各20点)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
資料についてはその都度電子ファイル、もしくは印刷媒体として配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 放射線計測の一般的な知識について、事前予習しておくことが望ましい。 尚、KULASISやPandA等により事前に授業について連絡する。 超分野大喜利については下記URLを参照のこと。 https://research.kyoto-u.ac.jp/gp/g064/ |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 採点成績については、10月以降に報告する。 | ||||||
ILASセミナー :福島県での震災復興支援研究
(科目名)
ILAS Seminar :Collaborative Research in Fukushima Prefecture from 2011
(英 訳)
|
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 集中 (教室) 生存圏研究所 本館S棟1階S148室 (生存圏未来開拓研究センター・先端計測技術開発ユニット)(宇治キャンパス) |
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(キーワード) 東日本大震災 / 環境放射能 / 産学連携 / 学際研究 | |||||||
(授業の概要・目的)
2011年3月に発生した東日本大震災における福島県での復興支援研究の事例について紹介する。実際に現地で用いたサンプルなどを紹介し、計測実習も行いながら、分野にとらわれない連携研究の可能性と、総合大学としての京都大学の役割について討論する。また、現在もしくは将来的に発生するであろう自然・人工的な災害に対して、どのような対応がとれるのか、短期集中的にディスカッションを行う。
ディスカッションの際には、多分野の教員や学生を含めての超分野大喜利形式にて行い、それぞれの思考・アイディアを視覚化し、方向性を定めていく。 理系・文系にとらわれず、各個人が専攻する専門分野の役割を考えながら、 より多くの情報を集め、多分野と連携する事で、より幅広い災害復興支援の可能性について議論を行いたい。 |
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(到達目標)
福島県での復興支援研究では、研究分野に関係なく連携した支援研究を行い、大学・企業が一緒になって現地で活動してきた。本セミナーでは、これらの実際の現場での活動で用いた実際の実験・計測体験を通して、今後各自の専門分野の役割を見直し、将来、大学で学んだ事を活かすためにどのようにすれば良いか、考えていくきっかけにしてほしい。
|
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(授業計画と内容)
京都大学宇治キャンパスにおいて、福島県での復興支援研究で用いた実験設備見学なども行うため、3日間の集中講義形式で行う。実施時期は9月中旬〜下旬を予定している。事前学習としては、放射線計測に関する基礎的な知識を、公益財団法人 放射線計測協会のホームページなどで確認しておくことが望ましい。 第1日) ・生存圏研究所見学 ・生存圏未来開拓研究センターの紹介 ・参加者の研究背景について自己紹介形式で発表 第2日) ・東日本大震災の概要と、福島県における原発事故について ・現在行われている福島県での連携支援研究(計測機器を用いた実習) ・福島県での支援研究から広がった共同研究について(海外) 第3日) ・福島県における環境放射能と、除染活動(計測実習:放射線) ・将来起こりうる連携支援研究の可能性についての議論 ・各自の専門分野が持つ役割についての紹介 第4日) ・専門分野が持つ役割と、その可能性についての議論 ・グループディスカッションによる連携研究の可能性の検討 (超分野大喜利形式による) ・全体のまとめ |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
出席と参加の状況(3回 各10点)、討論への積極的な参加(10点)、レポート(3回、各20点)により評価する。
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(教科書)
資料についてはその都度電子ファイル、もしくは印刷媒体として配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
放射線計測の一般的な知識について、事前予習しておくことが望ましい。
尚、KULASISやPandA等により事前に授業について連絡する。 超分野大喜利については下記URLを参照のこと。 https://research.kyoto-u.ac.jp/gp/g064/ |
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(その他(オフィスアワー等))
採点成績については、10月以降に報告する。
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :発達の多様性
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Diversity in human development | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 11(11)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
||||||
(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 人間 / 発達 / 障碍 / 生物 / 心理 | ||||||
(授業の概要・目的) | ヒトの発達の多様性やそれに伴う諸問題について扱う。具体的には、以下のことを行う。 1.生物一般およびヒトの発達の原理に関する講義を行う。また、発達障碍に関する理論や研究の動向についても紹介する。障碍の捉え方について議論を行う。 2.発達の多様性に関する実践的な問題の1つとして特別支援教育の現場の見学および実践者との議論を行う。 3.講義と現場の見学を終えた時点での履修者それぞれの問題意識を授業参加者全体に共有し、全体で議論を行う。 これらの活動を通して、発達の多様性に関する諸問題について理解を深めること、履修者それぞれの問題意識を深めることを目的とする。 |
||||||
(到達目標) | ヒトの発達の多様性について科学的に理解すること、また、発達支援などの実践の場での取り組みについて理解すること。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1.授業の導入、講義(1日目、5月中もしくは6月上旬の土日のうち1日) 京都大学吉田南キャンパスの教室において行う。発達および発達障碍の原理や理論に関する講義を行い、障碍の捉え方について議論を行う。また、以下の2に際しての注意事項などについても説明を行う。事前に日程調整の上、5月中もしくは6月上旬の土日のうち1日に行うことを予定しているが、日程が合わない場合は2日にわけて行う。 2.発達支援・実践の見学、実践者との議論(2日目、6月中旬中の1日) 東京都内の回、京都府内の回、何れか1回に参加すること。こちらも事前に日程調整を行った上で日程を決定する。東京都内の回については、午前9時頃には現地に着いている必要があるため、前日中に移動をしている必要がある可能性がある。 3.履修生による問題提起および議論(3日目、6月下旬の土日のうち1日) 京都大学吉田南キャンパス内の教室で行う。各履修者が平素より抱いている問題意識、もしくは、講義の受講や見学・議論を行う中で芽生えた疑問などを授業参加者全体に共有し、議論を行う。日程は事前に調整の上、決定する。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点と議論への参加によって評価する。 | ||||||
(教科書) |
未定
|
||||||
(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 日頃から自身の学術的な興味や問いを意識しながら情報に接するようにするとよいと思います。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 1.見学場所までの旅費を自ら支出可能であること。 東京の回は、京都大学から往復約3万円、京都の回は、京都大学から往復約500〜2000円程度の予定 2.学生教育研究災害保険に加入していること。 3.履修登録期間までに行う日程調整の連絡に必ず返信すること。 |
||||||
ILASセミナー :発達の多様性
(科目名)
ILAS Seminar :Diversity in human development
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 11(11)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(キーワード) 人間 / 発達 / 障碍 / 生物 / 心理 | |||||||
(授業の概要・目的)
ヒトの発達の多様性やそれに伴う諸問題について扱う。具体的には、以下のことを行う。
1.生物一般およびヒトの発達の原理に関する講義を行う。また、発達障碍に関する理論や研究の動向についても紹介する。障碍の捉え方について議論を行う。 2.発達の多様性に関する実践的な問題の1つとして特別支援教育の現場の見学および実践者との議論を行う。 3.講義と現場の見学を終えた時点での履修者それぞれの問題意識を授業参加者全体に共有し、全体で議論を行う。 これらの活動を通して、発達の多様性に関する諸問題について理解を深めること、履修者それぞれの問題意識を深めることを目的とする。 |
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(到達目標)
ヒトの発達の多様性について科学的に理解すること、また、発達支援などの実践の場での取り組みについて理解すること。
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|||||||
(授業計画と内容)
1.授業の導入、講義(1日目、5月中もしくは6月上旬の土日のうち1日) 京都大学吉田南キャンパスの教室において行う。発達および発達障碍の原理や理論に関する講義を行い、障碍の捉え方について議論を行う。また、以下の2に際しての注意事項などについても説明を行う。事前に日程調整の上、5月中もしくは6月上旬の土日のうち1日に行うことを予定しているが、日程が合わない場合は2日にわけて行う。 2.発達支援・実践の見学、実践者との議論(2日目、6月中旬中の1日) 東京都内の回、京都府内の回、何れか1回に参加すること。こちらも事前に日程調整を行った上で日程を決定する。東京都内の回については、午前9時頃には現地に着いている必要があるため、前日中に移動をしている必要がある可能性がある。 3.履修生による問題提起および議論(3日目、6月下旬の土日のうち1日) 京都大学吉田南キャンパス内の教室で行う。各履修者が平素より抱いている問題意識、もしくは、講義の受講や見学・議論を行う中で芽生えた疑問などを授業参加者全体に共有し、議論を行う。日程は事前に調整の上、決定する。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点と議論への参加によって評価する。
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|||||||
(教科書)
未定
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(参考書等)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
日頃から自身の学術的な興味や問いを意識しながら情報に接するようにするとよいと思います。
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(その他(オフィスアワー等))
1.見学場所までの旅費を自ら支出可能であること。
東京の回は、京都大学から往復約3万円、京都の回は、京都大学から往復約500〜2000円程度の予定 2.学生教育研究災害保険に加入していること。 3.履修登録期間までに行う日程調整の連絡に必ず返信すること。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :ワークで学ぶカウンセリング
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Basic counselling skills workshop | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 |
||||||
(教室) | 総合研究1号館第2実習室 | ||||||
(キーワード) | カウンセリング / 臨床心理学 / 体験型ワーク | ||||||
(授業の概要・目的) | 本授業は,カウンセリング技法や,自身の心の動きに焦点をあてる各種ワークを体験することを通じて,心理療法やカウンセリングについて理解を深めることを目標とする。合わせて,カウンセリング・心理療法において基礎となる,自分の心のあり方や自と他の関係について気づきを深めることを目指す。 | ||||||
(到達目標) | 1. カウンセリングや心理療法とはどういう営みかについて,その基礎を理解する。 2. カウンセラーの態度やカウンセリングの技法の基礎について理解する。 3. 普段は無自覚であることが多い心の動きに意識を向け,自分や心についての気づきを深める。 4. カウンセリングだけでなく,日常的な対人コミュニケーションにおいて生じる心の動きについて深く考えることができるようになる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 3日間の集中講義形式で実施する。 一部講義も実施するが,ペアやグループでの体験型ワークを中心に授業を進める。 各単元は,ワークの体験,他の受講生との体験についての共有,体験の振り返り小レポートの作成を基本的なセットとして行う。 各単元の内容については,予備知識なくまっさらな状態で体験を行ってもらうことが重要なため,抽象的な掲示にとどめる。 フィードバックについては各単元ごとに随時行う。 なお,受講生の理解や授業の進捗によって,適宜実施順序を入れ替えたり,ワークの内容を変更したりする可能性がある。 8月6日(火) 1. オリエンテーション 2. 臨床心理学講義 3. きく1 4. きく2 5. きく3 8月7日(水) 6. 伝える1 7. 伝える2 8. 描く1 9. 描く2 10. 描く3 8月8日(木) 11. みる・みられる 12. 演じる1 13. 演じる2 14. 演じる3 15. まとめと振り返り |
||||||
(履修要件) |
ペアやグループでの体験型ワークを中心に進めるという授業の性質上,全日程・全単元に参加できる者のみ履修を認める。同様の理由で,原則的に遅刻・早退は認めない。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点評価100点(授業への参加状況,小レポート) ワークごとに振り返りの小レポートを課す。 全ての単元に参加し,全ての小レポートを提出していることを成績評価の必須要件とする。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
『プロカウンセラーの聞く技術』
(創元社,2000年)
ISBN:4422112570
『プロカウンセラーの共感の技術』
(創元社,2015年)
ISBN:4422115804
『河合隼雄のカウンセリング入門:実技指導をとおして』
(創元社,1998年)
ISBN:4422111965
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 予習 各ワークの内容については,予断なくまっさらな状態で体験してもらうことが重要であるため,特別な予習は必要がない。しかし,授業開始に先だって,カウンセリング,あるいは臨床心理学について少し触れておくことは有用かもしれない。カウンセリングについて平易に読めるものとして,参考図書に挙げたものをお勧めする。 復習 各ワークの体験中に自らの心的体験に自覚的であると共に,事後に自らの心的体験について十分に振り返ることが重要である。授業課題として振り返りの小レポートに取り組むことを,その機会としてほしい。授業の内容や体験を通じて生じた疑問や興味にしたがって,自発的に臨床心理学その他の関連文献にあたることを推奨する。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・自身の心的体験に対して目を向け,深く考えようとする態度と共に,他者の体験を尊重する態度が求められる。 ・コミュニケーションの得手不得手は問わないが,授業でのディスカッションや他の受講生とのやりとりに積極的に参加しようとする態度を求める。 ・授業についての事前連絡はPandAのお知らせを用いて行うので,必ず確認すること。 ・ペアやグループでのワークを実施する都合上,12名以下かつ偶数になるよう受講者数を制限する。 |
||||||
ILASセミナー :ワークで学ぶカウンセリング
(科目名)
ILAS Seminar :Basic counselling skills workshop
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 総合研究1号館第2実習室 |
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(キーワード) カウンセリング / 臨床心理学 / 体験型ワーク | |||||||
(授業の概要・目的)
本授業は,カウンセリング技法や,自身の心の動きに焦点をあてる各種ワークを体験することを通じて,心理療法やカウンセリングについて理解を深めることを目標とする。合わせて,カウンセリング・心理療法において基礎となる,自分の心のあり方や自と他の関係について気づきを深めることを目指す。
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(到達目標)
1. カウンセリングや心理療法とはどういう営みかについて,その基礎を理解する。
2. カウンセラーの態度やカウンセリングの技法の基礎について理解する。 3. 普段は無自覚であることが多い心の動きに意識を向け,自分や心についての気づきを深める。 4. カウンセリングだけでなく,日常的な対人コミュニケーションにおいて生じる心の動きについて深く考えることができるようになる。 |
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(授業計画と内容)
3日間の集中講義形式で実施する。 一部講義も実施するが,ペアやグループでの体験型ワークを中心に授業を進める。 各単元は,ワークの体験,他の受講生との体験についての共有,体験の振り返り小レポートの作成を基本的なセットとして行う。 各単元の内容については,予備知識なくまっさらな状態で体験を行ってもらうことが重要なため,抽象的な掲示にとどめる。 フィードバックについては各単元ごとに随時行う。 なお,受講生の理解や授業の進捗によって,適宜実施順序を入れ替えたり,ワークの内容を変更したりする可能性がある。 8月6日(火) 1. オリエンテーション 2. 臨床心理学講義 3. きく1 4. きく2 5. きく3 8月7日(水) 6. 伝える1 7. 伝える2 8. 描く1 9. 描く2 10. 描く3 8月8日(木) 11. みる・みられる 12. 演じる1 13. 演じる2 14. 演じる3 15. まとめと振り返り |
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(履修要件)
ペアやグループでの体験型ワークを中心に進めるという授業の性質上,全日程・全単元に参加できる者のみ履修を認める。同様の理由で,原則的に遅刻・早退は認めない。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点評価100点(授業への参加状況,小レポート)
ワークごとに振り返りの小レポートを課す。 全ての単元に参加し,全ての小レポートを提出していることを成績評価の必須要件とする。 |
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
『プロカウンセラーの聞く技術』
(創元社,2000年)
ISBN:4422112570
『プロカウンセラーの共感の技術』
(創元社,2015年)
ISBN:4422115804
『河合隼雄のカウンセリング入門:実技指導をとおして』
(創元社,1998年)
ISBN:4422111965
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(授業外学習(予習・復習)等)
予習
各ワークの内容については,予断なくまっさらな状態で体験してもらうことが重要であるため,特別な予習は必要がない。しかし,授業開始に先だって,カウンセリング,あるいは臨床心理学について少し触れておくことは有用かもしれない。カウンセリングについて平易に読めるものとして,参考図書に挙げたものをお勧めする。 復習 各ワークの体験中に自らの心的体験に自覚的であると共に,事後に自らの心的体験について十分に振り返ることが重要である。授業課題として振り返りの小レポートに取り組むことを,その機会としてほしい。授業の内容や体験を通じて生じた疑問や興味にしたがって,自発的に臨床心理学その他の関連文献にあたることを推奨する。 |
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(その他(オフィスアワー等))
・自身の心的体験に対して目を向け,深く考えようとする態度と共に,他者の体験を尊重する態度が求められる。
・コミュニケーションの得手不得手は問わないが,授業でのディスカッションや他の受講生とのやりとりに積極的に参加しようとする態度を求める。 ・授業についての事前連絡はPandAのお知らせを用いて行うので,必ず確認すること。 ・ペアやグループでのワークを実施する都合上,12名以下かつ偶数になるよう受講者数を制限する。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :植物園と博物館で学ぶ植物学
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Learning botany in botanical gardens and natural history museums | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(12)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 5月11日(土)13:00から(初回ガイダンス) |
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(教室) | 北部構内理学研究科6号館404室(初回ガイダンス)、京都府立植物園、大阪公立大学附属植物園、兵庫県立人と自然の博物館等 | ||||||||||||
(キーワード) | 生物多様性 / 植物学 / 分類学 / 植物園 / 自然史系博物館 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 植物は私たちのすぐ近くに在り、その学びの場は学内にとどまらない。 本科目では、京都府立植物園、大阪公立大学附属植物園、兵庫県立人と自然の博物館へ行き、様々な植物の実物に触れ、植物学の基礎を確認しながら、植物分類学を通じて多様な植物の見方を学ぶ。 植物を広く学びたい・知りたいと思っているが、今まで勉強する機会がなかった方、植物学に興味のある方を歓迎する。植物園や自然史系博物館に興味のある方も歓迎する。 |
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(到達目標) | ・植物の観察方法、識別方法、植物多様性の学び方を生きた植物に基づいて理解する。 ・植物学における標本の意義と役割を理解する。 ・植物の理解に向けて自主的、継続的に取り組む力を養う。 |
||||||||||||
(授業計画と内容) | 第1回 5月11日(土)13:00〜16:00 場所:北部構内理学研究科6号館404室 初回ガイダンスと京都大学大学院理学研究科附属植物園(北部構内)で事前学習を行う。 第2回 5月25日(土) 場所:京都府立植物園 熱帯植物を含む様々な植物の実物を観察しながら、植物の形態的特徴と類縁関係、そして系統を学ぶ。 第3回 6月8日(土) 場所:兵庫県立人と自然の博物館とその近隣施設 植物学における標本の意義と役割を学ぶ。また、標本庫を見学し、標本の整理方法・収蔵方法を学ぶ。 第4回 7月13日(土) 場所:大阪公立大学附属植物園 日本の様々樹林型に生育するな植物を観察しながら、植物の同定方法(名前の調べ方)を学ぶ。また、学術的に価値のある植物標本の作製方法を学び、実際に作成する。 第5回 フィードバック 第2回〜第4回は日帰りで授業を行い、各回レポート課題を実施する。各回の集合時間・集合場所等は初回ガイダンスで説明する。 |
||||||||||||
(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加状況と取り組み姿勢(70%)、レポート(30%)によって評価する。 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等) | 植物は季節の変化に応じて、観察できるもの(形質・情報・種類)が異なる。通学路、京都大学構内、京都大学理学研究科附属植物園などを活用し、積極的にさまざまな植物に触れ関心を深めておいてほしい。 |
||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・1回生の履修者で定員に余裕がある場合には、2回生以上の学年でも参加可能。 ・第2回〜第4回は学外で実施する。各回日帰り。 ・第2回と第4回の交通費(現地集合・現地解散のため)と入園料、第3回の入館料は受講生の負担となる。総額約2,400円を予定。 ・学生教育研究災害傷害保険に加入すること。 ・教員への連絡は電子メール(布施宛)を推奨する。 |
||||||||||||
ILASセミナー :植物園と博物館で学ぶ植物学
(科目名)
ILAS Seminar :Learning botany in botanical gardens and natural history museums
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 12(12)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 5月11日(土)13:00から(初回ガイダンス) (教室) 北部構内理学研究科6号館404室(初回ガイダンス)、京都府立植物園、大阪公立大学附属植物園、兵庫県立人と自然の博物館等 |
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(キーワード) 生物多様性 / 植物学 / 分類学 / 植物園 / 自然史系博物館 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
植物は私たちのすぐ近くに在り、その学びの場は学内にとどまらない。
本科目では、京都府立植物園、大阪公立大学附属植物園、兵庫県立人と自然の博物館へ行き、様々な植物の実物に触れ、植物学の基礎を確認しながら、植物分類学を通じて多様な植物の見方を学ぶ。 植物を広く学びたい・知りたいと思っているが、今まで勉強する機会がなかった方、植物学に興味のある方を歓迎する。植物園や自然史系博物館に興味のある方も歓迎する。 |
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(到達目標)
・植物の観察方法、識別方法、植物多様性の学び方を生きた植物に基づいて理解する。
・植物学における標本の意義と役割を理解する。 ・植物の理解に向けて自主的、継続的に取り組む力を養う。 |
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(授業計画と内容)
第1回 5月11日(土)13:00〜16:00 場所:北部構内理学研究科6号館404室 初回ガイダンスと京都大学大学院理学研究科附属植物園(北部構内)で事前学習を行う。 第2回 5月25日(土) 場所:京都府立植物園 熱帯植物を含む様々な植物の実物を観察しながら、植物の形態的特徴と類縁関係、そして系統を学ぶ。 第3回 6月8日(土) 場所:兵庫県立人と自然の博物館とその近隣施設 植物学における標本の意義と役割を学ぶ。また、標本庫を見学し、標本の整理方法・収蔵方法を学ぶ。 第4回 7月13日(土) 場所:大阪公立大学附属植物園 日本の様々樹林型に生育するな植物を観察しながら、植物の同定方法(名前の調べ方)を学ぶ。また、学術的に価値のある植物標本の作製方法を学び、実際に作成する。 第5回 フィードバック 第2回〜第4回は日帰りで授業を行い、各回レポート課題を実施する。各回の集合時間・集合場所等は初回ガイダンスで説明する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加状況と取り組み姿勢(70%)、レポート(30%)によって評価する。
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
植物は季節の変化に応じて、観察できるもの(形質・情報・種類)が異なる。通学路、京都大学構内、京都大学理学研究科附属植物園などを活用し、積極的にさまざまな植物に触れ関心を深めておいてほしい。
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(その他(オフィスアワー等))
・1回生の履修者で定員に余裕がある場合には、2回生以上の学年でも参加可能。
・第2回〜第4回は学外で実施する。各回日帰り。 ・第2回と第4回の交通費(現地集合・現地解散のため)と入園料、第3回の入館料は受講生の負担となる。総額約2,400円を予定。 ・学生教育研究災害傷害保険に加入すること。 ・教員への連絡は電子メール(布施宛)を推奨する。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :生態学野外実習 −動植物の多様性と種間関係−
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(英 訳) | ILAS Seminar :Introduction to Field Ecology -Biodiversity and Interspecific Interactions of Animals and Plants- | ||||||||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 6(6)人 | ||||||||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||||||||
(曜時限) | 集中 6月にガイダンス、フィードバック期間終了後の8月に2泊3日 |
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(教室) | 北部構内理学研究科6号館404室(ガイダンス)、京都大学木曽生物学研究所 | ||||||||||||||||||
(キーワード) | 生物多様性 / 自然史 / 生態系 / 昆虫 / 生物間相互作用 | ||||||||||||||||||
(授業の概要・目的) | 日本を代表する山岳地での動植物のフィールド調査を通じて、「多種多様な生物がいかに共存しているか」を学ぶ。京都大学木曽生物学研究所(長野県木曽郡木曽町)にて、2泊3日のフィールド調査を主体とした演習を行う。 木曽生物学研究所は木曽山脈の山間部(木曽谷)に位置しており、この一帯は、森林、里山、高山・高原、湿原、渓谷といった多彩な自然に囲まれている。そこには、植物、昆虫、両生・爬虫類、鳥、水生生物(魚、水生昆虫)など、多様な生物が生息する。これらの生物は、食う-食われる関係や共生・寄生といったさまざまな種間関係をもちながら共存している。 この実習では、生態系について知る方法として、フィールド調査とデータ分析を行う。とくに、植物と送粉昆虫(植食性昆虫)、水生生物群集、森林性鳥類といった多様な生物群集・分類群を調査することで、生物多様性の実体ともいえる生物間相互作用にはどのようなものがあるか、また、それらが生態系のなかでどのような役割を果たしてきたかについての理解を深める。 |
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(到達目標) | 動植物の生態学・分類学の観点や基礎知識を学び、生物自然史および生物多様性科学へ関心の輪を広げる。 フィールド調査の方法や野外データの分析法を習得する。 フィールド調査における安全確保・危険回避の手段を身につける。 |
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(授業計画と内容) | 履修者が決定したら、日程調整をおこない、6月にガイダンスを行った上で、8月(フィードバック期間終了後)に、京都大学木曽生物学研究所に2泊3日で宿泊し、その周辺で実習をおこなう。 はじめに植物や昆虫の系統分類の解説を受けてから、それらの生物同士のさまざまな相互作用に関する調査を開田高原等で実施する。 主な内容は下記の通りである。 (1)植物の採集、標本作製、同定、生態調査 (2)昆虫の採集、標本作製、同定、生態調査 (3)植物とその送粉者・植食者の相互作用に関する生態調査 (4)水生生物(水生昆虫、魚、サンショウウオ)の生態・群集調査 (5)森林性鳥類の生態観察 実習場所や具体的な内容は、天候などの状況に応じて変更される可能性がある。 実習終了後に、各自、レポートを作成する。 |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 実習への積極的な取り組み(70%)と実習後のレポート(30%)で評価する。 | ||||||||||||||||||
(教科書) |
プリント等を配布する。
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(参考書等) |
『生命は細部に宿りたまう—ミクロハビタットの小宇宙』
(岩波書店, 2010年)
ISBN:9784000062763
『花と動物の共進化をさぐる 身近な野生植物に隠れていた新しい花の姿』
(文一総合出版, 2021)
ISBN:9784829962084
『新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!』
(岩波ジュニア新書, 2023年)
ISBN:9784005009664
『博士の愛したジミな昆虫』
(岩波ジュニア新書, 2020年)
ISBN:9784005009169
『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』
(学研プラス, 2022年)
ISBN:9784059201946
『標本の作り方—自然を記録に残そう (大阪市立自然史博物館叢書)』
(東海大学出版会, 2007年)
ISBN:4486017692
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(関連URL) | http://www.biol.sci.kyoto-u.ac.jp/kiso-institute/ 京都大学木曽生物学研究所 | ||||||||||||||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 実習レポートの作成に向けた準備は時間外学習として行う。 また、自然史系の講義や実習への参加、自身での野外観察を通じて、生物を観察する目を養うことを勧める。 |
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(その他(オフィスアワー等)) | 宿泊施設の収容人数などの関係上、実習参加希望者が多い場合は、人数制限をおこなう。教員への連絡は電子メール(今田宛)を推奨する。 受講にあたっては、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を条件とする。 現地までの交通は各自の手配になり、交通費および食費は個人負担となる。 ◯予算(交通費は別途かかる) 約4,740円 内訳:夕食 (約1,100円×2回)朝食・昼食(約 500円×4回)、その他シーツレンタル代(540円) ◯交通 JR京都駅—(のぞみ)—名古屋駅—(しなの特急 or 中央本線快速)—木曽福島駅—(徒歩)—木曽生物学研究所(約3時間) 高速バス+特急利用で片道4170円程度(特急料金を含む)、新幹線+特急利用で片道8,630円程度(特急料金を含む) |
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ILASセミナー :生態学野外実習 −動植物の多様性と種間関係−
(科目名)
ILAS Seminar :Introduction to Field Ecology -Biodiversity and Interspecific Interactions of Animals and Plants-
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 6(6)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 6月にガイダンス、フィードバック期間終了後の8月に2泊3日 (教室) 北部構内理学研究科6号館404室(ガイダンス)、京都大学木曽生物学研究所 |
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(キーワード) 生物多様性 / 自然史 / 生態系 / 昆虫 / 生物間相互作用 | |||||||||||||
(授業の概要・目的)
日本を代表する山岳地での動植物のフィールド調査を通じて、「多種多様な生物がいかに共存しているか」を学ぶ。京都大学木曽生物学研究所(長野県木曽郡木曽町)にて、2泊3日のフィールド調査を主体とした演習を行う。
木曽生物学研究所は木曽山脈の山間部(木曽谷)に位置しており、この一帯は、森林、里山、高山・高原、湿原、渓谷といった多彩な自然に囲まれている。そこには、植物、昆虫、両生・爬虫類、鳥、水生生物(魚、水生昆虫)など、多様な生物が生息する。これらの生物は、食う-食われる関係や共生・寄生といったさまざまな種間関係をもちながら共存している。 この実習では、生態系について知る方法として、フィールド調査とデータ分析を行う。とくに、植物と送粉昆虫(植食性昆虫)、水生生物群集、森林性鳥類といった多様な生物群集・分類群を調査することで、生物多様性の実体ともいえる生物間相互作用にはどのようなものがあるか、また、それらが生態系のなかでどのような役割を果たしてきたかについての理解を深める。 |
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(到達目標)
動植物の生態学・分類学の観点や基礎知識を学び、生物自然史および生物多様性科学へ関心の輪を広げる。
フィールド調査の方法や野外データの分析法を習得する。 フィールド調査における安全確保・危険回避の手段を身につける。 |
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(授業計画と内容)
履修者が決定したら、日程調整をおこない、6月にガイダンスを行った上で、8月(フィードバック期間終了後)に、京都大学木曽生物学研究所に2泊3日で宿泊し、その周辺で実習をおこなう。 はじめに植物や昆虫の系統分類の解説を受けてから、それらの生物同士のさまざまな相互作用に関する調査を開田高原等で実施する。 主な内容は下記の通りである。 (1)植物の採集、標本作製、同定、生態調査 (2)昆虫の採集、標本作製、同定、生態調査 (3)植物とその送粉者・植食者の相互作用に関する生態調査 (4)水生生物(水生昆虫、魚、サンショウウオ)の生態・群集調査 (5)森林性鳥類の生態観察 実習場所や具体的な内容は、天候などの状況に応じて変更される可能性がある。 実習終了後に、各自、レポートを作成する。 |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
実習への積極的な取り組み(70%)と実習後のレポート(30%)で評価する。
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(教科書)
プリント等を配布する。
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(参考書等)
『生命は細部に宿りたまう—ミクロハビタットの小宇宙』
(岩波書店, 2010年)
ISBN:9784000062763
『花と動物の共進化をさぐる 身近な野生植物に隠れていた新しい花の姿』
(文一総合出版, 2021)
ISBN:9784829962084
『新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!』
(岩波ジュニア新書, 2023年)
ISBN:9784005009664
『博士の愛したジミな昆虫』
(岩波ジュニア新書, 2020年)
ISBN:9784005009169
『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』
(学研プラス, 2022年)
ISBN:9784059201946
『標本の作り方—自然を記録に残そう (大阪市立自然史博物館叢書)』
(東海大学出版会, 2007年)
ISBN:4486017692
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(授業外学習(予習・復習)等)
実習レポートの作成に向けた準備は時間外学習として行う。
また、自然史系の講義や実習への参加、自身での野外観察を通じて、生物を観察する目を養うことを勧める。 |
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(その他(オフィスアワー等))
宿泊施設の収容人数などの関係上、実習参加希望者が多い場合は、人数制限をおこなう。教員への連絡は電子メール(今田宛)を推奨する。
受講にあたっては、学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険への加入を条件とする。 現地までの交通は各自の手配になり、交通費および食費は個人負担となる。 ◯予算(交通費は別途かかる) 約4,740円 内訳:夕食 (約1,100円×2回)朝食・昼食(約 500円×4回)、その他シーツレンタル代(540円) ◯交通 JR京都駅—(のぞみ)—名古屋駅—(しなの特急 or 中央本線快速)—木曽福島駅—(徒歩)—木曽生物学研究所(約3時間) 高速バス+特急利用で片道4170円程度(特急料金を含む)、新幹線+特急利用で片道8,630円程度(特急料金を含む) |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :物質と量子性
|
(英 訳) | ILAS Seminar :Quantumness in Materials Sciences | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 10(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 |
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(教室) | 工学部9号館 W201教室(初回のみ) | ||||||||||||
(キーワード) | 量子力学 / 量子工学 / 電子 / スピン / 反物質 | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | 量子力学の黎明期にどんな議論が交わされたのか,科学技術史の観点から考えてみたうえで,物質中の電子の“量子”としての性質があらわになる現象とその解釈,またこれを用いた材料を具に見てみる. 物質を扱う上で,その物質の基礎となるさまざまな性質(物性)のほとんどは,物質中の電子のふるまいをもとに表れ,また考察されています.この電子をもとにした性質の理解を目指した学問分野が物性物理学ですが,これを構成する大きな二つの流れ:量子力学と統計力学が,歴史的にどのように絡み合い,発展してきたかを概観します. 実際にこれらの電子のふるまいをもとにした物質の性質を露にするために,どのような方法論があるのかを,計測・評価装置を前にして計4回の桂・宇治キャンパスでの実地講義をもとに体験・体感・理解することを目指します. |
||||||||||||
(到達目標) | 1.量子力学・統計力学の発展の歴史的経緯と基本的な考え方の理解 2.物質の量子性をもとにした物性の例示と理解 3.物質の電気伝導性・半導体性・超伝導性の評価の実際と,もととなる電子のふるまいに関する基礎的な理解(桂キャンパス) 4.物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・評価の実際と,もととなる原理の理解(宇治キャンパス) |
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(授業計画と内容) | 1.第一回: 5月13日(月)16:45より 量子力学・統計力学の発展の歴史的経緯および物質の量子性をもとにした物性の例示に関する議論(講義,工学部9号館W201号室) 2.第二回: 5月25日(土)10:30より 物質の電気伝導性のさまざまな評価法・半導体性を示す新しい物質の取り扱いと評価(演義・桂キャンパス A4棟 008号室集合)(3.5コマ分) 3.第三回: 6月8日(土)10:30より 電子の運動量をもとにした磁性・超伝導性の評価の実際と,もととなる電子のふるまいに関する基礎的な理解(演義・桂キャンパス A4棟 008号室集合)(3.5コマ分) 4.第四回: 6月29日(土)10:30より 物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・情報処理の原理(演義・宇治キャンパスW313室集合)(3.5コマ分) 5.第五回: 7月13日(土)10:30より 物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・情報処理の実際(演義・宇治キャンパスW313室集合) (3.5コマ分) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 各回における短いレポートによる評価 | ||||||||||||
(教科書) |
使用しない
|
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等) | 科学史,特に20世紀初頭の20年間の物理学・化学に関する発展の流れについて,興味深いと思った点を挙げておくこと。 | ||||||||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 各授業回後 学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること |
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ILASセミナー :物質と量子性
(科目名)
ILAS Seminar :Quantumness in Materials Sciences
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 10(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 (教室) 工学部9号館 W201教室(初回のみ) |
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(キーワード) 量子力学 / 量子工学 / 電子 / スピン / 反物質 | ||||||||||
(授業の概要・目的)
量子力学の黎明期にどんな議論が交わされたのか,科学技術史の観点から考えてみたうえで,物質中の電子の“量子”としての性質があらわになる現象とその解釈,またこれを用いた材料を具に見てみる.
物質を扱う上で,その物質の基礎となるさまざまな性質(物性)のほとんどは,物質中の電子のふるまいをもとに表れ,また考察されています.この電子をもとにした性質の理解を目指した学問分野が物性物理学ですが,これを構成する大きな二つの流れ:量子力学と統計力学が,歴史的にどのように絡み合い,発展してきたかを概観します. 実際にこれらの電子のふるまいをもとにした物質の性質を露にするために,どのような方法論があるのかを,計測・評価装置を前にして計4回の桂・宇治キャンパスでの実地講義をもとに体験・体感・理解することを目指します. |
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(到達目標)
1.量子力学・統計力学の発展の歴史的経緯と基本的な考え方の理解
2.物質の量子性をもとにした物性の例示と理解 3.物質の電気伝導性・半導体性・超伝導性の評価の実際と,もととなる電子のふるまいに関する基礎的な理解(桂キャンパス) 4.物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・評価の実際と,もととなる原理の理解(宇治キャンパス) |
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(授業計画と内容)
1.第一回: 5月13日(月)16:45より 量子力学・統計力学の発展の歴史的経緯および物質の量子性をもとにした物性の例示に関する議論(講義,工学部9号館W201号室) 2.第二回: 5月25日(土)10:30より 物質の電気伝導性のさまざまな評価法・半導体性を示す新しい物質の取り扱いと評価(演義・桂キャンパス A4棟 008号室集合)(3.5コマ分) 3.第三回: 6月8日(土)10:30より 電子の運動量をもとにした磁性・超伝導性の評価の実際と,もととなる電子のふるまいに関する基礎的な理解(演義・桂キャンパス A4棟 008号室集合)(3.5コマ分) 4.第四回: 6月29日(土)10:30より 物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・情報処理の原理(演義・宇治キャンパスW313室集合)(3.5コマ分) 5.第五回: 7月13日(土)10:30より 物質中の電子の量子的なふるまいをもとにした計測・情報処理の実際(演義・宇治キャンパスW313室集合) (3.5コマ分) |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
各回における短いレポートによる評価
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(教科書)
使用しない
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
科学史,特に20世紀初頭の20年間の物理学・化学に関する発展の流れについて,興味深いと思った点を挙げておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
各授業回後
学生教育研究災害傷害保険等の傷害保険へ加入すること |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILASセミナー :極限環境生物の世界
|
(英 訳) | ILAS Seminar :The extremes of life | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 少人数 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||
(受講定員(1回生定員)) | 8(5)人 | ||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 未定 |
||||||
(教室) | 未定 | ||||||
(キーワード) | 微生物 / 生態 / スクリーニング / 分離・同定 | ||||||
(授業の概要・目的) | 近年の塩基配列決定技術の飛躍的な進展により、地球上には我々の予想をはるかに超える種類の微生物と、機能が未だ不明な遺伝子の存在が明らかとなった。本セミナーでは微生物の多様性と分類および細胞代謝の基本様式を解説する。また実際に環境中からサンプルを採取し、それらに含まれる微生物の培養を実践する。分離できた微生物に対して、同定するための解析を進める。 | ||||||
(到達目標) | 細胞代謝の基本様式および細胞が増殖するための条件を理解し、微生物を培養するための基本操作を習得する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 微生物の多様性・分類(講義:1回)(吉田キャンパス)(7月前半) 微生物の代謝様式(講義:180 min, 2回相当)(吉田キャンパス)(7月後半) 環境サンプルの採取(実験:180 min, 2回相当)(吉田キャンパス周辺)(8月) 微生物の培養(実験:180 min,2回相当 x 2)(桂キャンパス)(8月後半〜9月) 微生物の分離(実験:180 min,2回相当)(桂キャンパス)(8月後半〜9月) 微生物の同定(実験:180 min,2回相当)(桂キャンパス)(8月後半〜9月) まとめ(演習:2回)(吉田キャンパス)(9月) 日程については、前期中の土曜日と8月後半〜9月は平日の午後を予定。 (※詳細については履修者と調整します。) |
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(履修要件) |
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 平常点と演習における発表 | ||||||
(教科書) |
参考資料配付予定
|
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(参考書等) | |||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 実験内容について各自で復習すること | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ・オフィスアワー:atomi@sbchem.kyoto-u.ac.jpまで連絡すること。 ・学生教育研究災害傷害保険に加入してください。 ・集中講義での実施となるため、成績報告が通常より遅れる可能性があります。 |
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ILASセミナー :極限環境生物の世界
(科目名)
ILAS Seminar :The extremes of life
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 日本語 | |||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 8(5)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 未定 (教室) 未定 |
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(キーワード) 微生物 / 生態 / スクリーニング / 分離・同定 | |||||||
(授業の概要・目的)
近年の塩基配列決定技術の飛躍的な進展により、地球上には我々の予想をはるかに超える種類の微生物と、機能が未だ不明な遺伝子の存在が明らかとなった。本セミナーでは微生物の多様性と分類および細胞代謝の基本様式を解説する。また実際に環境中からサンプルを採取し、それらに含まれる微生物の培養を実践する。分離できた微生物に対して、同定するための解析を進める。
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(到達目標)
細胞代謝の基本様式および細胞が増殖するための条件を理解し、微生物を培養するための基本操作を習得する。
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(授業計画と内容)
微生物の多様性・分類(講義:1回)(吉田キャンパス)(7月前半) 微生物の代謝様式(講義:180 min, 2回相当)(吉田キャンパス)(7月後半) 環境サンプルの採取(実験:180 min, 2回相当)(吉田キャンパス周辺)(8月) 微生物の培養(実験:180 min,2回相当 x 2)(桂キャンパス)(8月後半〜9月) 微生物の分離(実験:180 min,2回相当)(桂キャンパス)(8月後半〜9月) 微生物の同定(実験:180 min,2回相当)(桂キャンパス)(8月後半〜9月) まとめ(演習:2回)(吉田キャンパス)(9月) 日程については、前期中の土曜日と8月後半〜9月は平日の午後を予定。 (※詳細については履修者と調整します。) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
平常点と演習における発表
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(教科書)
参考資料配付予定
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(参考書等)
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(授業外学習(予習・復習)等)
実験内容について各自で復習すること
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(その他(オフィスアワー等))
・オフィスアワー:atomi@sbchem.kyoto-u.ac.jpまで連絡すること。
・学生教育研究災害傷害保険に加入してください。 ・集中講義での実施となるため、成績報告が通常より遅れる可能性があります。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
ILAS Seminar-E2 :Experiential short training course in basic life sciences using marine organism (天然海洋生物を用いた基礎生命科学の体験型短期研修コース)
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(英 訳) | ILAS Seminar-E2 :Experiential short training course in basic life sciences using marine organism | ||||||||||
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(担当教員) |
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(群) | 少人数 | ||||||||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||||||||
(授業形態) | ゼミナール | ||||||||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期集中 | ||||||||||||
(受講定員(1回生定員)) | 12(10)人 | ||||||||||||
(配当学年) | 主として1回生 | ||||||||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||||||||
(曜時限) | 集中 集中 |
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(教室) | 東北大学 | ||||||||||||
(キーワード) | biology / science / experience / marine biology / international | ||||||||||||
(授業の概要・目的) | Summary: A six-day intensive (August 26-31, 2024) and interactive camp-like scientific experience held at the Research Center for Marine Biology of Tohoku University in Asamushi (Aomori prefecture). The contents include multidisciplinary basic sciences including marine organism-based basic biology, cell biology, and physiology with related essential pharmacology concepts. Understanding and practicing the scientific method, based on observation and experimentation, is important for any student in science and beyond. Using simple and easily accessible experimental models such as marine organism that can be directly collected from the natural environment offers a unique opportunity to develop skills toward that objective. Moreover, small group work in an international setting adds another layer for students to develop skills in collaboration and exchange which are other important aspects of science. Students will learn the basis of scientific experimentation using small marine animals as an experimental model. Using seashells (貝) and sea roaches (フナムシ), students will study their basic behavioral physiology (行動生理学). Participants also have the chance to see the amazing process of sea urchin fertilization and early development (ウニの受精と発生) as well as collect plankton and observe its diversity (プランクトンの多様性). These are fundamental examples of approaches in life science research and in the study of living processes. Students can also investigate the effects of sea water ionic composition and osmotic pressure on the extrusion behavior of seashells and their importance in muscle contraction (イオン・浸透圧 に基づく基礎生理学). Ion-mediated signaling pathways are common pharmacological targets and students can learn about some of these processes during the experiments. Overall, participants will learn basic principles of physiology and the scientific method, in a beautiful natural setting. The course will be held entirely in English in collaboration with instructors of the Graduate School of Life Sciences, Tohoku University. In addition to students at Tohoku University and Kyoto University, the course will also be opened to participants from the University of Tokyo and the University of Tsukuba. Thus, participants will enjoy an interdisciplinary and international experience in which students from many academic backgrounds and institutions learn together, interact, and exchange. |
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(到達目標) | The main objective of the course is to learn the basics of the scientific method by performing simple ecology and cell biology experiments with marine organisms, in small groups. Based on their own ideas, students will freely design and perform experiments to test their own hypotheses, collect data, analyze their results, and interpret them. Students will learn through a trial-and-error process and develop problem solving skills. Participants will develop skills in collaborative group work and in expressing themselves effectively in an international setting where students from different origins and academic backgrounds interact. |
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(授業計画と内容) | After receiving basic guidance and explanations, groups will be formed and students will collect marine organisms, plan, develop, and perform various experiments together. Discussion and sharing of ideas/results and their interpretation will be encouraged and is an important activity. On the 5th day students will present in groups their main findings in the form of a short oral presentation and will be invited to evaluate the performance of other groups. Finally, students will prepare a report about their learning experience. All activities including presentation and report are to be done in English. Schedule (August 26-31, 2024) Day 1 Getting to Asamushi, Aomori prefecture Arrival at the Asamushi Research Center for Marine Biology Orientation and course introduction. Welcome event. Days 2-5 Main experimental program: field and laboratory work Exploring seashell extrusion behavior or the walking behavior of sea roaches Fertilization and early development of the sea urchin embryo Off-shore activity or plankton collection, observation, and classification Day 5 afternoon Group presentations and closing social event Day 6 Program wrap up Checkout Optional visit to the Asamushi aquarium Return to Kyoto |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | Attendance, active participation, and group presentation/evaluation (60%) Individual report (40%) The presentation and report will be assessed on the basis of the course objectives and specific criteria provided during the course. |
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(教科書) |
授業中に指示する
No textbook is required for this course. Handouts and other materials will be distributed to course participants.
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(参考書等) |
Resources will be introduced during course.
Please see the course web site below for more information.
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(関連URL) |
https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/ebmbp2023/home
Course web site (2023)
https://drive.google.com/file/d/1hdthpPbR1wdOMjGELiVaLBmxHXESfapp/view?usp=sharing Introductory video to the course and content (2022 edition) |
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(授業外学習(予習・復習)等) | No special preparation or background required. All field activities, experiments, and the final presentation will be completed during the six-day course duration. A report will be due within about one week from the end of the course. |
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(その他(オフィスアワー等)) | An orientation period will be held in early June 2024. All registered participants should attend then. Important things to know: Instructors In addition to Prof. Martin Robert from Kyoto University, other instructors will include Professors Ben Harvey from University of Tsukuba, Yasuyuki Matsuda from the University of Tokyo, Ian Gleadall from Tohoku University, and Aiko Iwasaki and Gaku Kumano from the Asamushi Research Center for Marine Biology, Tohoku University. Logistics The course will be held at the Asamushi Research Center for Marine Biology, in Aomori prefecture, for six consecutive days (August 26-31, 2024). Students must therefore be available for the duration of the whole program (five nights and six days). The course and accommodation are free. Participants will be accommodated in a dormitory-style shared room with multiple bunked beds and need only to pay the bed sheets cleaning fee of 600円 at the end or their stay. On-site daily meals will be served (lunch and dinner) for a total of about 6,300円 for the whole course. Special diets (Halal, vegetarian, etc.) can be accommodated when requested in advance. Because of the nature of the course, all participating students need to enroll in the Personal Accident Insurance plan following Kyoto University's policy. Travel expenses Participants will have to cover their travel expenses to Aomori. Because of the remote location, travel costs can be significant. Participants are invited to look for cheap means of transportation including local trains (青春18きっぷ) or highway buses. Combinations of local train lines and/or LCC carriers offering discount fares may provide reasonable alternatives and interested participants are invited to search on their own. Otherwise the regular (non-discounted) two-way fares between Kyoto and Aomori varies between about 32,200円 for a long highway bus journey to 54,000円 for the Shinkansen. Airfares for a direct flight from Osaka (Itami) to Aomori are highly variable (from very affordable to expensive depending on flight dates and period of booking). Target audience The course is developed for all first-year undergraduate students regardless of their academic program (humanities, economics, medicine, agriculture, science, or engineering, etc.). However, we also welcome more advanced students regardless of their academic year (B2-B4), especially full-degree and exchange international students (KUINEP program or other). The course emphasizes small group activities to promote interactions and discussion between international and Japanese students from different Japanese universities. We welcome students interested in a unique international and interactive scientific camp-like experience on the beautiful seashore of Aomori prefecture. Because this is an intensive course that will be held late August, students grade will be released later than for regular courses. Expect the announcement to be made about 1-2 weeks after course completion. For additional information please contact: robert.martin.4m@kyoto-u.ac.jp |
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ILAS Seminar-E2 :Experiential short training course in basic life sciences using marine organism (天然海洋生物を用いた基礎生命科学の体験型短期研修コース)
(科目名)
ILAS Seminar-E2 :Experiential short training course in basic life sciences using marine organism
(英 訳)
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(群) 少人数 (使用言語) 英語 | ||||||||||
(単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) ゼミナール | ||||||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期集中 (受講定員(1回生定員)) 12(10)人 (配当学年) 主として1回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 集中 (教室) 東北大学 |
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(キーワード) biology / science / experience / marine biology / international | ||||||||||
(授業の概要・目的)
Summary: A six-day intensive (August 26-31, 2024) and interactive camp-like scientific experience held at the Research Center for Marine Biology of Tohoku University in Asamushi (Aomori prefecture). The contents include multidisciplinary basic sciences including marine organism-based basic biology, cell biology, and physiology with related essential pharmacology concepts.
Understanding and practicing the scientific method, based on observation and experimentation, is important for any student in science and beyond. Using simple and easily accessible experimental models such as marine organism that can be directly collected from the natural environment offers a unique opportunity to develop skills toward that objective. Moreover, small group work in an international setting adds another layer for students to develop skills in collaboration and exchange which are other important aspects of science. Students will learn the basis of scientific experimentation using small marine animals as an experimental model. Using seashells (貝) and sea roaches (フナムシ), students will study their basic behavioral physiology (行動生理学). Participants also have the chance to see the amazing process of sea urchin fertilization and early development (ウニの受精と発生) as well as collect plankton and observe its diversity (プランクトンの多様性). These are fundamental examples of approaches in life science research and in the study of living processes. Students can also investigate the effects of sea water ionic composition and osmotic pressure on the extrusion behavior of seashells and their importance in muscle contraction (イオン・浸透圧 に基づく基礎生理学). Ion-mediated signaling pathways are common pharmacological targets and students can learn about some of these processes during the experiments. Overall, participants will learn basic principles of physiology and the scientific method, in a beautiful natural setting. The course will be held entirely in English in collaboration with instructors of the Graduate School of Life Sciences, Tohoku University. In addition to students at Tohoku University and Kyoto University, the course will also be opened to participants from the University of Tokyo and the University of Tsukuba. Thus, participants will enjoy an interdisciplinary and international experience in which students from many academic backgrounds and institutions learn together, interact, and exchange. |
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(到達目標)
The main objective of the course is to learn the basics of the scientific method by performing simple ecology
and cell biology experiments with marine organisms, in small groups. Based on their own ideas, students will freely design and perform experiments to test their own hypotheses, collect data, analyze their results, and interpret them. Students will learn through a trial-and-error process and develop problem solving skills. Participants will develop skills in collaborative group work and in expressing themselves effectively in an international setting where students from different origins and academic backgrounds interact. |
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(授業計画と内容)
After receiving basic guidance and explanations, groups will be formed and students will collect marine organisms, plan, develop, and perform various experiments together. Discussion and sharing of ideas/results and their interpretation will be encouraged and is an important activity. On the 5th day students will present in groups their main findings in the form of a short oral presentation and will be invited to evaluate the performance of other groups. Finally, students will prepare a report about their learning experience. All activities including presentation and report are to be done in English. Schedule (August 26-31, 2024) Day 1 Getting to Asamushi, Aomori prefecture Arrival at the Asamushi Research Center for Marine Biology Orientation and course introduction. Welcome event. Days 2-5 Main experimental program: field and laboratory work Exploring seashell extrusion behavior or the walking behavior of sea roaches Fertilization and early development of the sea urchin embryo Off-shore activity or plankton collection, observation, and classification Day 5 afternoon Group presentations and closing social event Day 6 Program wrap up Checkout Optional visit to the Asamushi aquarium Return to Kyoto |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Attendance, active participation, and group presentation/evaluation (60%)
Individual report (40%) The presentation and report will be assessed on the basis of the course objectives and specific criteria provided during the course. |
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(教科書)
授業中に指示する
No textbook is required for this course. Handouts and other materials will be distributed to course participants.
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(参考書等)
Resources will be introduced during course.
Please see the course web site below for more information.
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(授業外学習(予習・復習)等)
No special preparation or background required.
All field activities, experiments, and the final presentation will be completed during the six-day course duration. A report will be due within about one week from the end of the course. |
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(その他(オフィスアワー等))
An orientation period will be held in early June 2024. All registered participants should attend then.
Important things to know: Instructors In addition to Prof. Martin Robert from Kyoto University, other instructors will include Professors Ben Harvey from University of Tsukuba, Yasuyuki Matsuda from the University of Tokyo, Ian Gleadall from Tohoku University, and Aiko Iwasaki and Gaku Kumano from the Asamushi Research Center for Marine Biology, Tohoku University. Logistics The course will be held at the Asamushi Research Center for Marine Biology, in Aomori prefecture, for six consecutive days (August 26-31, 2024). Students must therefore be available for the duration of the whole program (five nights and six days). The course and accommodation are free. Participants will be accommodated in a dormitory-style shared room with multiple bunked beds and need only to pay the bed sheets cleaning fee of 600円 at the end or their stay. On-site daily meals will be served (lunch and dinner) for a total of about 6,300円 for the whole course. Special diets (Halal, vegetarian, etc.) can be accommodated when requested in advance. Because of the nature of the course, all participating students need to enroll in the Personal Accident Insurance plan following Kyoto University's policy. Travel expenses Participants will have to cover their travel expenses to Aomori. Because of the remote location, travel costs can be significant. Participants are invited to look for cheap means of transportation including local trains (青春18きっぷ) or highway buses. Combinations of local train lines and/or LCC carriers offering discount fares may provide reasonable alternatives and interested participants are invited to search on their own. Otherwise the regular (non-discounted) two-way fares between Kyoto and Aomori varies between about 32,200円 for a long highway bus journey to 54,000円 for the Shinkansen. Airfares for a direct flight from Osaka (Itami) to Aomori are highly variable (from very affordable to expensive depending on flight dates and period of booking). Target audience The course is developed for all first-year undergraduate students regardless of their academic program (humanities, economics, medicine, agriculture, science, or engineering, etc.). However, we also welcome more advanced students regardless of their academic year (B2-B4), especially full-degree and exchange international students (KUINEP program or other). The course emphasizes small group activities to promote interactions and discussion between international and Japanese students from different Japanese universities. We welcome students interested in a unique international and interactive scientific camp-like experience on the beautiful seashore of Aomori prefecture. Because this is an intensive course that will be held late August, students grade will be released later than for regular courses. Expect the announcement to be made about 1-2 weeks after course completion. For additional information please contact: robert.martin.4m@kyoto-u.ac.jp |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
アントレプレナーシップ演習
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(英 訳) | Entrepreneurship Exercises | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 院共通 | ||||||
(分野(分類)) | 社会適合 | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 演習 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期集中 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 集中 1回目 10月19日(土)13:00-17:30 2回目 11月2日(土)13:00-17:30 3回目 11月16日(土)13:00-17:30 4回目 11月30日(土)13:00-17:30 5回目 12月14日(土)13:00-17:30 |
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(教室) | 国際科学イノベーション棟 206(1回目、2回目、4回目、5回目)、4階フリースペース(3回目) | ||||||
(授業の概要・目的) | 専門分野についての高度な知識を持つ大学院生にとって、企業という形態を通じた社会における研究成果の活用の方法や、独自の研究テーマをさらに深めるための多様な資源獲得の手法について、幅広い理解が欠かせない時代となっている。特に欧米においては研究者が事業化を目指すことで、幅広い投資家から研究資金を調達することが一般化しており、自分の志す研究を深めるために、アントレプレナーシップの果たす役割は大きくなっている。 アントレプレナーシップの定義は“The pursuit of opportunity beyond the resources you currently control”(現在所持する資源を超えた機会を追求すること)とされ、アントレプレナ—にとって必要なスキルとしてはOpportunity Recognition(事業機会の特定)とResource Acquisition(資源の調達)が重要となる。 本授業では、前者の事業機会の特定に重点を置き、アントレプレナーの活動をシミュレーションする。事業アイデアの創造、技術の探索、仮説の検証、ビジネスモデルの構築といった一連のプロセスを、講義とグループワークの組み合わせを通じて体感していく。 |
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(到達目標) | 受講生は、講義で具体的な手法について学ぶと同時に、それぞれの主体的な興味・関心に基づくテーマを選び、グループワークを行う。受講生は、グループワークを通じて起業のプロセスを実体験する中で、下記の3点について理解を深めることを目的とする。 1)起業において必要な方法論、特に事業機会を特定する手法について学ぶ 2)起業におけるコミュニケーション、チームワーク、リーダーシップの重要性について理解を深める 3)研究成果と社会との連結について理解を深める |
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(授業計画と内容) | グループワークで起業プロセスのシミュレーションを行う。以下のトピックについて、それぞれ授業を実施する。 1.イントロダクション、海外事例分析: 海外のイノベーション事例分析をもとに、将来の制度や生活者のニーズの変化、事業の可能性を予測する。 2.リーンスタートアップ: リーンスタートアップのコンセプトを学習し、技術シーズ探索、ステイ・スモールのアイデア創出を行い、発表、ディスカッションを行う。 3.アイディエーション: マイクロトレンド(ミクロな変化の兆しへの着目)、メタファー(動植物をヒントにするバイオミミクリーなど)などの手法を用いて、ビジネスアイデア創出を行う。(技術イノベーション事業化コースと合同) 4.ビジネスモデル: 顧客ニーズ、提供価値、収入・コストを含むアイデア全体について仮説を立て、外部インタビュー等で検証・修正を行う。 5.プレゼンテーション: 最終プレゼンテ—ションを行う。真剣な投資検討の対象になりうるレベルを目指す。 ※日時未定 |
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(履修要件) |
大学院教育支援機構が提供する「産学協同教育コース」をコース履修する際には、本科目受講後に「技術イノベーション事業化コース」を受講することが望ましい。
事前に以下の受講を推奨 「アントレプレナーシップ入門」(大学院共通、前期集中) |
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業中に課す個人レポート 20% 最終発表 40% グループワークにおけるチームワーク、コミュニケーション 20% 授業への貢献(出席・発言)20% |
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(教科書) |
『リーン・スタートアップ』
(新潮社)
ISBN:978-4-8222-4897-0
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(参考書等) |
授業中に紹介する
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(関連URL) | https://www.saci.kyoto-u.ac.jp/ims/ (授業についての予備知識・関連イベント等) | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業初日に提出する事前課題あり。課題内容については授業登録者にたいしてPandA等で連絡します。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | ●本科目は大学院教育支援機構が提供する「産学協同教育コース」を構成する科目であるが、コース履修に関わらず本科目のみ受講することも可能です。 ●質問等がある場合は以下まで kitani.tetsuo.2s★kyoto-u.ac.jp(★→@) 面談希望の場合は事前に上記メールでアポをお願いします |
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アントレプレナーシップ演習
(科目名)
Entrepreneurship Exercises
(英 訳)
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(群) 院共通 (分野(分類)) 社会適合 (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) (単位数) 2 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 演習 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
集中 1回目 10月19日(土)13:00-17:30 2回目 11月2日(土)13:00-17:30 3回目 11月16日(土)13:00-17:30 4回目 11月30日(土)13:00-17:30 5回目 12月14日(土)13:00-17:30 (教室) 国際科学イノベーション棟 206(1回目、2回目、4回目、5回目)、4階フリースペース(3回目) |
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(授業の概要・目的)
専門分野についての高度な知識を持つ大学院生にとって、企業という形態を通じた社会における研究成果の活用の方法や、独自の研究テーマをさらに深めるための多様な資源獲得の手法について、幅広い理解が欠かせない時代となっている。特に欧米においては研究者が事業化を目指すことで、幅広い投資家から研究資金を調達することが一般化しており、自分の志す研究を深めるために、アントレプレナーシップの果たす役割は大きくなっている。
アントレプレナーシップの定義は“The pursuit of opportunity beyond the resources you currently control”(現在所持する資源を超えた機会を追求すること)とされ、アントレプレナ—にとって必要なスキルとしてはOpportunity Recognition(事業機会の特定)とResource Acquisition(資源の調達)が重要となる。 本授業では、前者の事業機会の特定に重点を置き、アントレプレナーの活動をシミュレーションする。事業アイデアの創造、技術の探索、仮説の検証、ビジネスモデルの構築といった一連のプロセスを、講義とグループワークの組み合わせを通じて体感していく。 |
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(到達目標)
受講生は、講義で具体的な手法について学ぶと同時に、それぞれの主体的な興味・関心に基づくテーマを選び、グループワークを行う。受講生は、グループワークを通じて起業のプロセスを実体験する中で、下記の3点について理解を深めることを目的とする。
1)起業において必要な方法論、特に事業機会を特定する手法について学ぶ 2)起業におけるコミュニケーション、チームワーク、リーダーシップの重要性について理解を深める 3)研究成果と社会との連結について理解を深める |
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(授業計画と内容)
グループワークで起業プロセスのシミュレーションを行う。以下のトピックについて、それぞれ授業を実施する。 1.イントロダクション、海外事例分析: 海外のイノベーション事例分析をもとに、将来の制度や生活者のニーズの変化、事業の可能性を予測する。 2.リーンスタートアップ: リーンスタートアップのコンセプトを学習し、技術シーズ探索、ステイ・スモールのアイデア創出を行い、発表、ディスカッションを行う。 3.アイディエーション: マイクロトレンド(ミクロな変化の兆しへの着目)、メタファー(動植物をヒントにするバイオミミクリーなど)などの手法を用いて、ビジネスアイデア創出を行う。(技術イノベーション事業化コースと合同) 4.ビジネスモデル: 顧客ニーズ、提供価値、収入・コストを含むアイデア全体について仮説を立て、外部インタビュー等で検証・修正を行う。 5.プレゼンテーション: 最終プレゼンテ—ションを行う。真剣な投資検討の対象になりうるレベルを目指す。 ※日時未定 |
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(履修要件)
大学院教育支援機構が提供する「産学協同教育コース」をコース履修する際には、本科目受講後に「技術イノベーション事業化コース」を受講することが望ましい。
事前に以下の受講を推奨 「アントレプレナーシップ入門」(大学院共通、前期集中) |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業中に課す個人レポート 20%
最終発表 40% グループワークにおけるチームワーク、コミュニケーション 20% 授業への貢献(出席・発言)20% |
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(教科書)
『リーン・スタートアップ』
(新潮社)
ISBN:978-4-8222-4897-0
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
授業初日に提出する事前課題あり。課題内容については授業登録者にたいしてPandA等で連絡します。
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(その他(オフィスアワー等))
●本科目は大学院教育支援機構が提供する「産学協同教育コース」を構成する科目であるが、コース履修に関わらず本科目のみ受講することも可能です。
●質問等がある場合は以下まで kitani.tetsuo.2s★kyoto-u.ac.jp(★→@) 面談希望の場合は事前に上記メールでアポをお願いします |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
Research Ethics and Integrity (Humanities and Social Sciences)
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(英 訳) | Research Ethics and Integrity (Humanities and Social Sciences) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
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(群) | 院共通 | ||||||
(分野(分類)) | 社会適合 | ||||||
(使用言語) | 英語 | ||||||
(旧群) | |||||||
(単位数) | 0.5 単位 | ||||||
(時間数) | 30 時間 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期集中 | ||||||
(配当学年) | 大学院生 | ||||||
(対象学生) | 文系向 | ||||||
(曜時限) | 集中 11/9、11/16、11/30 各日9時〜12時 |
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(教室) | オンライン | ||||||
(授業の概要・目的) | This course guides graduate students who are about to start their research what they should be prepared to do as a responsible researcher. Students will learn how to conduct research in accordance with the norms to be followed as a researcher and how to present research results appropriately. In particular, the lecture will show how misconduct in scientific research can hinder the development of sound science, and how to handle data correctly and present research results appropriately. In addition, students will learn about the appropriate use of research funds, plagiarism and conflicts of interest. In addition to the lectures, students will have group work to discuss the given issues. | ||||||
(到達目標) | To learn what it means to act responsibly as a researcher and to better understand the pressures which can cause research misconduct to occur. Through case studies of misconduct in scientific research, students will learn how to be a researcher who acts with integrity. Students will be invited to reflect on the virtues which make for a good researcher, the values which research encodes, and the potential ramifications of research misconduct. Finally, students will take an e-learning course on Research Ethics of JSPS to confirm their understanding. | ||||||
(授業計画と内容) | Lecture 1: Protecting the Research Community 1. The value of research and the harms of misconduct 2. What constitutes a good researcher? 3. Fostering healthy research environments 4. Responding to misconduct when it occurs Lecture 2: Integrity in Research Activities 1. Understanding misconduct in scientific research 2. The nature and importance of consent 3. Guarding against bias and stereotyping 4. Respecting individual privacy Lecture 3: Ethical Issues in Research Management and Dissemination 1. Accountability for data collection and management 2. Inappropriate presentation methods 3. Plagiarism and copyright 4. Responsible practices in research publication Lecture 4: Appropriate Use of Research Funds 1. Intellectual property rights 2. Conflicts of interest 3. Appropriate handling of public research funds 4. Complete the "e-Learning Course on Research Ethics" from the Japan Society for the Promotion of Science (https://elcore.jsps.go.jp/top.aspx) |
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(履修要件) |
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | Evaluation is based on attendance and participation. At the end of the course, students must work through "e-Learning Course on Research Ethics" of the Japan Society for the Promotion of Science (JSPS). | ||||||
(教科書) |
使用しない
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(参考書等) |
(参考書)
JSPS 『For the Sound Development of Science -The Attitude of a Conscientious Scientist-』(available at https://www.jsps.go.jp/english/e-kousei/ethics.html)
日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会編 『科学の健全な発展のために−誠実な科学者の心得−』(丸善出版、2015年)ISBN:978-4621089149
The National Academy of Sciences Engineering Medicine 『On Being a Scientist: A Guide to Responsible Conduct in Research: Third Edition』(available at https://www.nationalacademies.org/our-work/on-being-a-scientist-a-guide-to-responsible-conduct-in-research-third-edition)
米国科学アカデミー編、池内了訳 『科学者をめざす君たちへ−研究者の責任ある行動とは 第3版』(化学同人、2010年)ISBN:978-4759814286
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(授業外学習(予習・復習)等) | Participation in the Japan Society for the Promotion of Science's "e-Learning Course on Research Ethics” (JSPS) | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 【This course is held online(メディア授業科目)】 | ||||||
Research Ethics and Integrity (Humanities and Social Sciences)
(科目名)
Research Ethics and Integrity (Humanities and Social Sciences)
(英 訳)
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(群) 院共通 (分野(分類)) 社会適合 (使用言語) 英語 | |||||||
(旧群) (単位数) 0.5 単位 (時間数) 30 時間 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期集中 (配当学年) 大学院生 (対象学生) 文系向 |
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(曜時限)
集中 11/9、11/16、11/30 各日9時〜12時 (教室) オンライン |
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(授業の概要・目的)
This course guides graduate students who are about to start their research what they should be prepared to do as a responsible researcher. Students will learn how to conduct research in accordance with the norms to be followed as a researcher and how to present research results appropriately. In particular, the lecture will show how misconduct in scientific research can hinder the development of sound science, and how to handle data correctly and present research results appropriately. In addition, students will learn about the appropriate use of research funds, plagiarism and conflicts of interest. In addition to the lectures, students will have group work to discuss the given issues.
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(到達目標)
To learn what it means to act responsibly as a researcher and to better understand the pressures which can cause research misconduct to occur. Through case studies of misconduct in scientific research, students will learn how to be a researcher who acts with integrity. Students will be invited to reflect on the virtues which make for a good researcher, the values which research encodes, and the potential ramifications of research misconduct. Finally, students will take an e-learning course on Research Ethics of JSPS to confirm their understanding.
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(授業計画と内容)
Lecture 1: Protecting the Research Community 1. The value of research and the harms of misconduct 2. What constitutes a good researcher? 3. Fostering healthy research environments 4. Responding to misconduct when it occurs Lecture 2: Integrity in Research Activities 1. Understanding misconduct in scientific research 2. The nature and importance of consent 3. Guarding against bias and stereotyping 4. Respecting individual privacy Lecture 3: Ethical Issues in Research Management and Dissemination 1. Accountability for data collection and management 2. Inappropriate presentation methods 3. Plagiarism and copyright 4. Responsible practices in research publication Lecture 4: Appropriate Use of Research Funds 1. Intellectual property rights 2. Conflicts of interest 3. Appropriate handling of public research funds 4. Complete the "e-Learning Course on Research Ethics" from the Japan Society for the Promotion of Science (https://elcore.jsps.go.jp/top.aspx) |
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(履修要件)
特になし
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
Evaluation is based on attendance and participation. At the end of the course, students must work through "e-Learning Course on Research Ethics" of the Japan Society for the Promotion of Science (JSPS).
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(教科書)
使用しない
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(参考書等)
(参考書)
JSPS 『For the Sound Development of Science -The Attitude of a Conscientious Scientist-』(available at https://www.jsps.go.jp/english/e-kousei/ethics.html)
日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会編 『科学の健全な発展のために−誠実な科学者の心得−』(丸善出版、2015年)ISBN:978-4621089149
The National Academy of Sciences Engineering Medicine 『On Being a Scientist: A Guide to Responsible Conduct in Research: Third Edition』(available at https://www.nationalacademies.org/our-work/on-being-a-scientist-a-guide-to-responsible-conduct-in-research-third-edition)
米国科学アカデミー編、池内了訳 『科学者をめざす君たちへ−研究者の責任ある行動とは 第3版』(化学同人、2010年)ISBN:978-4759814286
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(授業外学習(予習・復習)等)
Participation in the Japan Society for the Promotion of Science's "e-Learning Course on Research Ethics” (JSPS)
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(その他(オフィスアワー等))
【This course is held online(メディア授業科目)】
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