未来を拓く鉄道の技術開発 2013年度

【授業の概要・目的】
 鉄道は必要不可欠な社会基盤設備として、明治以降、利用されてきており、今後もその重要性は変わらないであろう。
 本講では、鉄道の技術開発を主たる対象とし、鉄道が環境に与える影響と、逆に環境が鉄道に与える影響を比較しながら、環境問題についても考察を加える。

【授業計画と内容】
 1.浮上式鉄道の開発 -空気との戦い-(3回)
 2.速度向上 -走る技術、止める技術-(3回)
 3.保守技術 -機能を生かしながら守る-(3回)
 4.安全性 -人間工学・防災工学-(3回)
 5.環境との調和 -騒音・振動対策-(2回)

それぞれの項目について、教員からの講義と課題設定(1コマ)、学生の課題発表・討議(2コマ)を行う。調整がつけば、関連鉄道施設の見学を行う(費用は受講生負担)。

【成績評価の方法・基準】
セミナーでの意見発表及びレポートにより評価する。

【その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)】
特別な予備知識は必要ない。積極的なゼミ参加、発言を希望する。
オフィスアワー実施の有無は、KULASISで確認してください

【受講定員】
8人

【学生の選抜方法】
無作為抽選

【履修要件】
特になし

【教科書】
使用しない

【参考書等】
その他
必要に応じ提供する。

朝倉 俊弘

所属:工学部
職名:教授
生年:昭和26年
出身地:神戸
専門分野:鉄道工学・トンネル工学
趣味:ゴルフ