現地で学ぶ京都の建築 2014年度

【授業の概要・目的】
京都の現代建築のあるべき姿と、それを構築するための設計理論を、実現された建築を通して学ぶ

【授業計画と内容】
(1)コンテクストを読む(岸和郎)
都市や街並を通底している文化的、社会的、形態的文脈を読み取り、一つの建築がそれらとどのよ
うな相関関係を保ちながら成立しているのかを学ぶ。

(2)伝統的町家、およびその活用、新しい解釈(吉田哲)
伝統的町家、町家改修活用事例、町家風建築など、京都の伝統様式である町家がどのように維持、
もしくは活用されているか、京都の中心市街地を新町通を中心に三条烏丸~五条堀川界隈を訪れて
理解する。

(3)伝統都市と現代建築(竹山聖)
伝統都市のなかの現代建築のありかたを現地の視察を通して考え、議論したい。

岸 和郎 他