私たちの生活は、法に支えられて成り立っている。法の全体像を深く正しく理解するためには、法体系のモデルを学習することが重要である。本科目では、近代から今日までに発展してきた多様な法体系のモデルについて、平易に概説する。

本科目では、履修者数が極めて多数とならない限り、質疑・討論の時間をやや長めに確保する。履修者数が極めて多数に上る場合には、質疑・討論の時間を設けない。

多様な法体系のモデルを習得し、関連する諸論点について自ら考察を深めることにより、法の全体像に対する正確かつ複眼的な視座を得ることが、本科目の目的である。

次の主題について授業を行う。

1. 序論：法体系のモデル【1回】
2. 強制モデル【2〜3回】
3. 命令モデル【2〜3回】
4. ルール・モデル【3〜4回】
5. 原理モデル【2〜3回】
6. 道徳モデル【1〜2回】

授業回数は、フィードバックを含めて全15回とする。

特になし

○履修者数が極めて多数とはならない場合
質疑・討論における各履修者の発言を、質・量の両面から厳密に評価して記録し、授業参加点を算出する。出席による加点はないが、欠席・遅刻・早退は減点対象となる。

授業参加点（50％）と授業期間中に実施する2回の小テスト（25％×2）の点数とを合計して、最終成績を確定する。

○履修者数が極めて多数に上る場合
授業期間中に実施する中間試験（50％）と期末試験（50％）の点数を合計して、最終成績を確定する。

○履修者数が極めて多数とはならない場合
履修者は、十分な予習に基づく積極的な発言を期待される。

○履修者数が極めて多数に上る場合
履修者は、十分な予習を行うことを期待される。

質疑・討論の時間が設けられる場合には、教室で自由に発言する楽しさを味わってほしい。

本科目は、同一曜日の2つの時限におおよそ同一の授業内容で開講されるが、授業内容の詳細が異なりうる。そのため、履修者は、履修登録したのとは別の時限に出席・受験しても採点されない。

第1回授業で、出席者数を勘案して授業方法を確定し、その詳細な説明を行うので、履修希望者は必ず出席すること。

一般に、公共政策の良し悪しを判断しようとすれば、なんらかの価値判断をおこなわざるをえない。そもそも、公共政策によって対応する必要がある社会問題とは何か、という問いに答える際にも、価値判断は不可避である。では、こうした公共政策に関わる価値判断をおこなうための基準はどのようなものだろうか。本講義では、こうした公共政策に関わる価値や規範について紹介するとともに、実際の政策の策定にそれらをどのように活用すればよいかについて考究する。

公共政策の良し悪しを判断する価値基準としてどのようなものがありうるかを知るとともに、実際の社会問題に対してどのような解決策がありうるかを価値や規範の観点から論じられるようになること。

以下の課題について、１課題あたり１〜２週の授業をする予定である。
　１．公共政策の公共性
　２．公共の利益（功利主義）
　３．公共の利益（パレート基準）
　４．公共の利益（費用便益分析）
　５．公共の利益（経済成長）
　６．公共の利益（幸福）
　７．公共の利益（共通の利益、ケイパビリティ）
　８．自由（リバタリアニズム）
　９．公平・平等（リベラリズム）
１０．卓越主義
１１．非理想理論
１２．実証研究の意義
１３．合意形成
１４．まとめ
１５．フィードバック

特になし

平常点（コメントシート提出）５０％、期末レポート５０％

授業後に、自分なりにノートをまとめなおすとともに、わからないことなどがあれば、積極的に教員に質問すること。

私たちの生活は、法に支えられて成り立っている。法の全体像を深く正しく理解するためには、法体系のモデルを学習することが重要である。本科目では、近代から今日までに発展してきた多様な法体系のモデルについて、平易に概説する。

本科目では、履修者数が極めて多数とならない限り、質疑・討論の時間をやや長めに確保する。履修者数が極めて多数に上る場合には、質疑・討論の時間を設けない。

多様な法体系のモデルを習得し、関連する諸論点について自ら考察を深めることにより、法の全体像に対する正確かつ複眼的な視座を得ることが、本科目の目的である。

次の主題について授業を行う。

1. 序論：法体系のモデル【1回】
2. 強制モデル【2〜3回】
3. 命令モデル【2〜3回】
4. ルール・モデル【3〜4回】
5. 原理モデル【2〜3回】
6. 道徳モデル【1〜2回】

授業回数は、フィードバックを含めて全15回とする。

特になし

○履修者数が極めて多数とはならない場合
質疑・討論における各履修者の発言を、質・量の両面から厳密に評価して記録し、授業参加点を算出する。出席による加点はないが、欠席・遅刻・早退は減点対象となる。

授業参加点（50％）と授業期間中に実施する2回の小テスト（25％×2）の点数とを合計して、最終成績を確定する。

○履修者数が極めて多数に上る場合
授業期間中に実施する中間試験（50％）と期末試験（50％）の点数を合計して、最終成績を確定する。

○履修者数が極めて多数とはならない場合
履修者は、十分な予習に基づく積極的な発言を期待される。

○履修者数が極めて多数に上る場合
履修者は、十分な予習を行うことを期待される。

質疑・討論の時間が設けられる場合には、教室で自由に発言する楽しさを味わってほしい。

本科目は、同一曜日の2つの時限におおよそ同一の授業内容で開講されるが、授業内容の詳細が異なりうる。そのため、履修者は、履修登録したのとは別の時限に出席・受験しても採点されない。

第1回授業で、出席者数を勘案して授業方法を確定し、その詳細な説明を行うので、履修希望者は必ず出席すること。

様々な領域で実施されている公共政策に関して、その分析に資する経済学などの標準的な教科書を輪読することによって、その必要性や評価軸を学ぶ。その上で、公共政策の基本原理や実際の形成過程を理解し、良き公共政策のありかたを考究する。

公共政策の分析に活用できる経済学の基礎的概念とそれを用いた政策分析の手法を修得し、幅広い公共政策の理解に応用ができるようになること。

第1回　イントロダクション
　教科書の概要を説明する。基本的な参考文献などを紹介し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。また、出席者の担当部分を決定する。

第2回〜第13回　教科書の精読
　受講者は教科書の節を分担し、その内容を報告するとともに、問題の解答を行う。
　以下のようなテーマそれぞれについて１〜２週の授業を行う予定である。

　１．効率性と厚生
　２．独占と独占的競争
　３．価格差別化
　４．寡占
　５．割引と現在価値
　６．労働市場
　７．人的資本、差別、労働政策
　８．公共財、外部性、所有権
　９．税と財政支出
１０．国際貿易


第14回　まとめ
　これまでの精読の成果をまとめ、残された課題や疑問点について全員で議論する。切りのよいところまで読了できなかった場合、この回を補充に充てることもある。
第15回　フィードバック

ILASセミナー：公共政策論IIとの連続履修が強く推奨される。

担当箇所の報告内容と授業への参加の程度の観点から平常点で評価する。個別の成績評価基準は第１回目の授業で説明する。

毎回事前に教科書を読んでおき、疑問点を整理した上で、授業に参加すること。

　この科目では、前期に引き続き、社会経済学（政治経済学）の観点から資本主義経済の仕組みとその変化を学ぶ。とくに、資本主義の現実の姿は多様で、かつ変化する、という観点から、資本主義の歴史を大まかにたどったうえで、今わたしたちが生きるこの社会の経済システムがどんな特徴をもっているのかを明らかにしていく。社会経済学で学ぶ理論的概念をベースにしつつ、さまざまなキーワードで語られる“現代”を深く考えるための視点を身につけることを目指す。

資本主義の変化と多様性、そして現代の資本主義についてイメージできるようになること。

　第1回　イントロダクション
　第2回　資本主義とは何か
　第3回　資本蓄積と労働
　第4回　資本主義の前史
　第5回　商人資本主義
　第6回　工業化
　第7回　資本主義の世界システムと近代国家の形成
　第8回　資本主義の精神と資本主義への批判
　第9回　20世紀の資本主義
　第10回　フォーディズムとその終わり
　第11回　ポスト・フォーディズムの多様性
　第12回　認知資本主義(1)
　第13回　認知資本主義(2)
　第14回　現代日本の資本主義
　試験日
　第15回　フィードバック（内容は未定）

特になし

　定期試験成績にもとづき評価を行います。

上記の参考文献のいずれかを読んでください。

越境的問題や地球規模問題が増加し深刻化しつつある今日、これらの問題の現状を評価し対策を提言する規範理論は、重要性をますます高めつつある。本ゼミナールでは、グローバルな特定の問題に関する書籍の輪読と自由討論を行った後、より広く国境を超える問題のなかから自由にテーマを選択して発表を行う。

本科目の到達目標は、グローバルな問題に関する規範的な分析力・構想力を習得することにある。

前半の回では、海外で学際的研究が急速に進んでいるグローバル壊滅リスクや存亡リスクを取り上げ、特定の書籍を輪読した上で、それに基づいて自由討論を行う。後半では、より広く越境的問題について、自由テーマ発表と質疑応答を行う。その他、履修者の希望を勘案しつつ、ディベート大会、ロール・プレイング・ゲーム等を行う可能性もある。

授業回数は、フィードバックを含め全15回とする。

特になし

座席表を作成した上で、報告・発表時の配布資料および口頭発表の内容と、自由討論や質疑応答への質的・量的な貢献度とに基づいて、成績評価を行う。詳細については、第1回授業時に説明する。

ゼミナールの内容を考慮して、報告・発表予定回の授業を1回でも欠席した場合や、報告・発表予定でない回の授業を、1回を超えて欠席した場合には、原則的に単位を修得できない。遅刻は減点対象となる。

前半では、履修者全員が、教科書の指定範囲を毎回あらかじめ予習しておくよう求められる。後半では、履修者全員が自由テーマ発表の準備を行う。

履修者には、先端的テーマの論点・学説の学習と、実践的問題をめぐる自由討論・自由発表との両方を楽しんでもらたい。

The purpose of this course is to provide an overview of Japanese legal system by introducing main fields, concepts and institutions of law. Through examples taken from everyday life in modern-day Japanese society, the course aims to set up a bridge between somewhat ambiguous legal concepts and their numerous concrete applications. Modern Japanese law is often categorized under the civil law tradition with six main codes, which were greatly influenced by Germany, to a lesser extent by France and also adapted to Japanese circumstances. After exploring the main fields of law and identifying corollaries in real life issues, at the end of this course the students will have a basic grasp on many legal relationships that they already had and will continue to encounter in modern-day Japanese society.

The course is intended to equip students with the basic framework to reflect upon various cultural phenomena from a legal perspective and also raise their legal awareness with respect to the daily interactions that they either personally have or observe through different means such as media.

1. Introduction, Methodology
2. The Concept of Law, Main Legal Traditions, Main Fields of Law
3. Modern Law of Japan: Periods of development and foreign influences
4. Public Law: Constitutional Law; Administrative Law
5. Civil Law: Law of Persons; Family Law
6. Civil Law: Property Law; Succession Law
7. Civil Law: Law of Obligations
8. Civil Law: Law of Obligations
9. Commercial and Corporate Law
10. Anti-Trust Law
11. Intellectual Property Law
12. Penal Law
13. Procedural Law

14. Appraisal
15. Feedback
*In order to facilitate the progress of the students and especially considering the actual composition of the class, the instructor reserves the right to make slight adjustments on the weekly schedule.

Students must be proficient in English. However, supplementary explanation of technical terms will be given in simple English in class. Since the course is primarily about Japanese law, it is also desirable that the students are willing to explore legal concepts and institutions.

Students are expected to have read the given materials in advance each week before the classes, so that they can actively engage in discussions where possible (30% of the final grade). There will be one final exam regarding the covered topics at the end of the semester (70% of the final grade).

Students are expected to have read the given materials in advance each week before the classes, as well as to review the covered topics afterwards.

Why is rice so expensive in Japan? How do Doctors without Borders send volunteer medical teams to over 80 countries? How have social media networks toppled governments and influenced elections across the globe? Associational life, also known as civil society, is a crucial feature of democratic societies, forming a link between private interests and the state. This course overviews the foundational theories of democratic rights, citizenship, and civil society while engaging with comparative examples from Japan and beyond. Examining the decline in associational participation observed worldwide since the late 20th century, this course concludes by challenging students to consider the relevancy of civil society as a concept in our rapidly changing society.

Students will learn the concepts and perspectives needed to begin developing a critical approach for thinking about the transformative role of civic participation, human rights, and non-governmental organizations in democratic societies. Students will learn the core theories used to study collective action.
Students will develop strategies for reading college-level English-language materials and practice advanced literacy skills with the goal of reading at a level sufficient to engage with academic and journalistic texts for a professional audience. In this session, students will focus on how to distill complex arguments from texts, synthesize them with other ideas, and communicate them effectively.

(15 sessions)

Topic 1 What is Civil Society?
1. What is Civil Society? Why does it matter?
2. de Tocqueville on Democracy and Participation
3. What is the Public Sphere?
4. Gramscian Hegemony and Civil Society
5. Case Study: Thinking About Third Spaces in Student Life

Topic 2 Civil Society and the State
6. Between Contestation, Cooperation, and Co-option
7. When Civil Society is Co-opted by the State
8. State Capture – Lobbying and Private Interest Advocacy
9. Civil Society and the Welfare State
10. Case Study: Japan Agriculture and the State

Topic 3 Civil Society in the 21st Century
11. The Decline of Associational Life
12. Social media, platforms: privatizing the public sphere?
13. Technology and transnational participation
14. Case Study: Natural Disasters and Japan’s NPO Law
15. Review and looking towards State and Civil Society II

Proficiency in English is expected.
This course is an introductory course and does not assume any previous experience with political science or law.

Reading and Participation
Students are expected to read and prepare notes to discuss in class. Students will be offered a range of opportunities to demonstrate active participation. 30pts

Group-led discussion (students, sorted into groups, will be assigned a date on which to present the basic argument and their evaluation and critique of the reading as a group. 20pts

In-person exams
Students will sit two in-person exams with a mixture of multiple choice, short answer, and essay questions. Midterm 20pts Final 30pts

Total 100pts

Students should be prepared to spend 2-3 hours reading and studying each week. They will be asked to read assigned texts carefully, identify areas they do not understand or find issues with, and be prepared to discuss them in class.

Open office hours will be held for four hours each week. I will share a link and QR code for students to make appointments ahead of time. Walk-ins will be accepted although appointments will be given priority. Students will be encouraged to come (alone or with a group of classmates) and make use of these hours as opportunities to discuss the course or associated topics. I will also respond to email inquiries within two working days.

No one can escape from the consequences of political decisions. However, politics is not just elections, prime ministers, presidents, and endless scandal. Instead, politics may be better thought of as the process of determining "who gets what, when, where, and how". This course introduces students to the basic concepts used and major perspectives of the scientific analysis of politics. Students will begin to think about politics like a social scientist, using the conceptual ‘prisms’ of power, institutions, and ideas. This introductory course will challenge students to reflect upon how political processes have impacted their lives and prepare them to identify the political arena as they begin their lives as adult members of a democratic society.

Students will learn the basic vocabulary and concepts for describing political phenomena. Students will develop an understanding of the main research approaches used in the empirical study of politics as well as major examples of their application.
Students will learn the basics of media literacy, such as identifying the sources of their information and reflecting on how the sources of their media consumption may impact how they view and think about the world.
Students will continue to practice strategies for reading college-level English-language materials and practice advanced literacy skills with the goal of reading professional-level texts with comfort. In this section, students will practice methods of deciphering less-familiar texts, consulting reference materials, and other strategies to efficiently engage with a variety of texts.

(15 sessions)

Topic 1 Power
1. Course Intro: What is Politics?
2. Legitimacy and Sovereignty
3. Political Violence
4 Political Violence Case Study: Ideas, Institutions, and Power in the Rwandan Genocide
5. Power in International Relations. Does Might Make Right?

Topic 2 Institutions
6. The Social Contract
7. The Constitution as a Foundational Institution
8. Nationalism and the Development of the Nation-state
9. Informal Institutions – Studying Behavior
10. Institutions and International Cooperation

Topic 3 Ideas
11. Soft Power, or Why Do Japanese Prime Ministers Wear Funny Costumes?
12. What was End of History? Globalization and the Triumph of Liberal Capitalism
13. What is Ideology? Do we live in a post-ideological moment?
14. The Search for New Alternatives
15. Course Conclusion – Facing Contemporary Challenges to Governance.

College-level English proficiency is required. This is an introductory-level class and assumes no prior knowledge of political science or law.

Reading and Participation
Students are expected to read and prepare notes to discuss in class. Students will also be asked to bring at least one prepared question to class each period. There will be a range of opportunities to demonstrate active participation. 40pts

Students will be asked to submit four short reflections throughout the semester. For each reflection, they will discuss a term or theory introduced in class and relate it to examples from recent media or news events in English or Japanese. 20pts (4 x 5pts each)

In-person exams
Students will sit two in-person exams with a mixture of multiple choice, short answer, and essay questions. 40pts (2 x 20 pts each)

Total 100 pts

Students should be prepared to spend 2-3 hours reading and studying each week. They will be asked to read assigned texts carefully, identify areas they do not understand or find issues with, and be prepared to discuss them in class.

Open office hours will be held for four hours each week. I will share a link and QR code for students to make appointments ahead of time. Walk-ins will be accepted although appointments will be given priority. Students will be encouraged to come (alone or with a group of classmates) and make use of these hours as opportunities to discuss the course or associated topics. I will also respond to email inquiries within two working days.