化学と生物学の視点を超えて 2015年度

【授業の概要・目的】
　「問いもない、答えもない、分野の垣根もない、研究の最先端を体験したい。」
　「先生から教えられるよりも、自分で新しいことを考えたい。」
そう思っている学生さんいませんか？
　このポケットゼミでは、学生と物質ー細胞統合システム拠点（アイセムス）の教員が新しい研究の可能性を一緒に考えていきます。化学と生物学、どちらの視点にも立って世界・学問を眺めることによって、分野の枠にとらわれない自由な発想力を養うことを目指します。具体的には以下の流れでゼミを進めていきます。
（１）最先端の研究を通して、前提となる化学と生物学の視点を身につけます。
（２）学生と教員が一緒に議論をすることで、分野の垣根を超えた新しい視点を探していきます。
（３）最後に学生自身がテーマを考え、新しい研究の可能性をプレゼンテーションします。

【授業計画と内容】
　物質ー細胞統合システム拠点に所属する教員４名（生物学系２名、化学系２名）が担当します。
　化学と生物学における共通のキーワードを毎回ひとつ取り上げ、それぞれの視点を担当教員が紹介します。その後、化学と生物学の類似点と相違点、そして新しい視点を、学生と教員が一緒に考えていきます。
　最後に、参加学生がチームに分かれ、各自が選んだテーマについて「化学と生物学の視点を超えた先にある新しい研究の可能性」を発表します。
第１回　インストラクション（自己紹介、物質ー細胞統合システム拠点の紹介、ゼミの目的の説明）
第２回　テーマA：DNA
第３回　テーマB：エネルギー生産
第４回　テーマC：光
第５回　プレゼンテーション準備
第６回　プレゼンテーション大会
第７回　テーマD：形
第８回　テーマE：空間
第９回　テーマF：ガス
第１０回　テーマG：進化
第１１回　テーマH：学生持ち込み企画
第１２回　プレゼンテーション準備
第１３回　プレゼンテーション大会