授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言語認知論
|
(英 訳) | Language and Cognition | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木2 |
||||||
(教室) | 共北25 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 認知言語学の観点から、ことばの意味の拡張・変化といった動的側面について考察することにより、言語と認知との相互作用への理解を深める。 | ||||||
(到達目標) | 認知言語学の基礎知識を習得し、基本的な言語観を身につけるとともに、言語表現の的確な分析と説明を行う力を養う。 | ||||||
(授業計画と内容) | この授業では、ことばの意味や用法が変化し、言語システムの中に定着し取り込まれていく過程とメカニズムについて、認知言語学の観点から幅広く考察していく。授業では以下の内容を取り扱うが、受講生の関心に応じて調整する予定。 第1回 意味変化の要因:メタファー 第2回 意味変化の要因:メトニミー 第3回 慣習化された比喩 第4回 多義性と意味ネットワーク 第5回 イメージ・スキーマの導入 第6回 イメージ・スキーマと多義性 第7回 身体的経験に基づく意味拡張 第8回 空間概念に基づく意味拡張 第9回 使用基盤モデルの導入 第10回 使用基盤モデルによる意味拡張のメカニズム 第11回 文法構文にみられる用法の拡張:メタファー的拡張 第12回 文法構文にみられる用法の拡張:メトニミー的拡張 第13回 意味の漂白化と文法化 第14回 意味の語用論化と儀礼化 期末試験 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
これまでに言語学関係の授業を履修していることが望ましい。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 学期末の筆記試験 (80%)と授業への参加状況 (20%)から、総合的に評価する。評価方法の詳細は、初回授業で説明する。 | ||||||
(教科書) |
授業でプリントを配布する。
|
||||||
(参考書等) |
『学びのエクササイズ 認知言語学』
(ひつじ書房)
ISBN:978-4894762824
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業で課題が提示された場合は、事前に予習をし、次回の授業に臨むこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 教室定員を超過した場合には人数制限を行う可能性があります。 | ||||||
言語認知論
(科目名)
Language and Cognition
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木2 (教室) 共北25 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
認知言語学の観点から、ことばの意味の拡張・変化といった動的側面について考察することにより、言語と認知との相互作用への理解を深める。
|
|||||||
(到達目標)
認知言語学の基礎知識を習得し、基本的な言語観を身につけるとともに、言語表現の的確な分析と説明を行う力を養う。
|
|||||||
(授業計画と内容)
この授業では、ことばの意味や用法が変化し、言語システムの中に定着し取り込まれていく過程とメカニズムについて、認知言語学の観点から幅広く考察していく。授業では以下の内容を取り扱うが、受講生の関心に応じて調整する予定。 第1回 意味変化の要因:メタファー 第2回 意味変化の要因:メトニミー 第3回 慣習化された比喩 第4回 多義性と意味ネットワーク 第5回 イメージ・スキーマの導入 第6回 イメージ・スキーマと多義性 第7回 身体的経験に基づく意味拡張 第8回 空間概念に基づく意味拡張 第9回 使用基盤モデルの導入 第10回 使用基盤モデルによる意味拡張のメカニズム 第11回 文法構文にみられる用法の拡張:メタファー的拡張 第12回 文法構文にみられる用法の拡張:メトニミー的拡張 第13回 意味の漂白化と文法化 第14回 意味の語用論化と儀礼化 期末試験 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
これまでに言語学関係の授業を履修していることが望ましい。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
学期末の筆記試験 (80%)と授業への参加状況 (20%)から、総合的に評価する。評価方法の詳細は、初回授業で説明する。
|
|||||||
(教科書)
授業でプリントを配布する。
|
|||||||
(参考書等)
『学びのエクササイズ 認知言語学』
(ひつじ書房)
ISBN:978-4894762824
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業で課題が提示された場合は、事前に予習をし、次回の授業に臨むこと。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
教室定員を超過した場合には人数制限を行う可能性があります。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言学I
|
(英 訳) | The Science of Language Aspect of the Japanese Language I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共東31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 日本語学研究について基礎的な知識を習得することを目的とする。日本語学研究の問題について日本文学に関連することも含めて幅広く触れる。 |
||||||
(到達目標) | 日本語学の基礎的な事項や用語について、歴史的な関連事項と合わせて説明できることを目標とする。 |
||||||
(授業計画と内容) | 1 日本語研究について(表現の成立と言語場、文法の位置) 2 音声の構造① 3 音声の構造② 4 音声の構造③ 5 アクセント①現代語 6 アクセント②古代語 7 日本語音韻史概説:上代特殊仮名遣い 8 日本語音韻史概説:ハ行転呼音など 9 日本語表記史概説:「万葉仮名」 10 日本語表記史概説:「仮名」付:絵文字など 11 日本語文法史概説:上代から中世 12 日本語文法史概説:近世から近代 13 日本語文体史概説 14 まとめ・確認試験 15 フィードバック 講義の順序は原則として上記の通りであるが、受講生の理解度にあわせて順序・内容を入れ換える他、一部を省略することがある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義期間の最終日に基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。 | ||||||
(教科書) |
『日本語要説』
(ひつじ書房)
|
||||||
(参考書等) |
『大限界』
(三省堂)
ISBN:978-4-385-36623-4
(現代語の語形成と語彙のあり方を考える資料として使います)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義中に次回は「●●」について説明する旨を伝えるので、テキストを指示した場合は該当箇所、あるいは事前の配布プリントを熟読し、必要な参考文献を一読しておくことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 木曜日4限をオフィスアワーとする。会議等で不在の場合があるので、必ず事前に確認をすること。 | ||||||
言学I
(科目名)
The Science of Language Aspect of the Japanese Language I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木3 (教室) 共東31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
日本語学研究について基礎的な知識を習得することを目的とする。日本語学研究の問題について日本文学に関連することも含めて幅広く触れる。
|
|||||||
(到達目標)
日本語学の基礎的な事項や用語について、歴史的な関連事項と合わせて説明できることを目標とする。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1 日本語研究について(表現の成立と言語場、文法の位置) 2 音声の構造① 3 音声の構造② 4 音声の構造③ 5 アクセント①現代語 6 アクセント②古代語 7 日本語音韻史概説:上代特殊仮名遣い 8 日本語音韻史概説:ハ行転呼音など 9 日本語表記史概説:「万葉仮名」 10 日本語表記史概説:「仮名」付:絵文字など 11 日本語文法史概説:上代から中世 12 日本語文法史概説:近世から近代 13 日本語文体史概説 14 まとめ・確認試験 15 フィードバック 講義の順序は原則として上記の通りであるが、受講生の理解度にあわせて順序・内容を入れ換える他、一部を省略することがある。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義期間の最終日に基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テストを行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。
|
|||||||
(教科書)
『日本語要説』
(ひつじ書房)
|
|||||||
(参考書等)
『大限界』
(三省堂)
ISBN:978-4-385-36623-4
(現代語の語形成と語彙のあり方を考える資料として使います)
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
講義中に次回は「●●」について説明する旨を伝えるので、テキストを指示した場合は該当箇所、あるいは事前の配布プリントを熟読し、必要な参考文献を一読しておくことが望ましい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
木曜日4限をオフィスアワーとする。会議等で不在の場合があるので、必ず事前に確認をすること。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
芸術学I
|
(英 訳) | Theory of Arts I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共東42 | ||||||
(授業の概要・目的) | 本講義では、古代から中世を経てルネサンス期へと到る西洋の文化と芸術に関する歴史を理解し、さらに各国の美術作品や文化財に関わる学びを広い視野のもと修得することを目指す。講義では絵画における表象や技法を中心に扱うなかで、各時代の芸術をめぐる思想や技法が同時代の社会学や政治学などといかに連関していたのかを領域横断的に学び、様々な運動や動向について、歴史上・技法上・様式上の「点」と「点」を結び「線」として整理できる力の獲得を目指す。 | ||||||
(到達目標) | ・イメージと造形の生成・展開について、文化的・社会的背景も踏まえて考察することができる視野の広さを身につける。 ・西洋においてなされてきた芸術表現の特徴について具体例とともに論じ、造形や表現の特徴を記述解説できる力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 イントロダクション:忘れないこと、忘れられないためにできること 第2回 文字と葬送:古代の芸術と文化(1) 第3回 記憶抹消刑:古代の芸術と文化(2) 第4回 死/生の文化と表象:中世の芸術と文化(1) 第5回 薬草学と医術と魔術:中世の芸術と文化(2) 第6回 心臓と魂のありか:中世の芸術と文化(3) 第7回 愛の庭からユニコーンへ:中世の芸術と文化(4) 第8回 建築と絵画に現れた光:中世の芸術と文化(5) 第9回 上昇と装飾:中世からルネサンスへ(1) 第10回 天使の分類:中世からルネサンスへ(2) 第11回 悪魔の正体:中世からルネサンスへ(3) 第12回 天使と人間の距離:ルネサンスの芸術と文化(1) 第13回 《受胎告知》を見る:ルネサンスの芸術と文化(2) 第14回 肖像の系譜:ルネサンスの芸術と文化(3) 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績は平常点50%(毎回授業後のコメントシートの提出)、学期末レポート50%で評価する。 |
||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義内容を参考にしつつ、興味関心のある芸術作品あるいは美術作品についての学びを深める。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 講義時間の前後に対応します。 個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 |
||||||
芸術学I
(科目名)
Theory of Arts I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木3 (教室) 共東42 |
|||||||
(授業の概要・目的)
本講義では、古代から中世を経てルネサンス期へと到る西洋の文化と芸術に関する歴史を理解し、さらに各国の美術作品や文化財に関わる学びを広い視野のもと修得することを目指す。講義では絵画における表象や技法を中心に扱うなかで、各時代の芸術をめぐる思想や技法が同時代の社会学や政治学などといかに連関していたのかを領域横断的に学び、様々な運動や動向について、歴史上・技法上・様式上の「点」と「点」を結び「線」として整理できる力の獲得を目指す。
|
|||||||
(到達目標)
・イメージと造形の生成・展開について、文化的・社会的背景も踏まえて考察することができる視野の広さを身につける。
・西洋においてなされてきた芸術表現の特徴について具体例とともに論じ、造形や表現の特徴を記述解説できる力を養う。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 イントロダクション:忘れないこと、忘れられないためにできること 第2回 文字と葬送:古代の芸術と文化(1) 第3回 記憶抹消刑:古代の芸術と文化(2) 第4回 死/生の文化と表象:中世の芸術と文化(1) 第5回 薬草学と医術と魔術:中世の芸術と文化(2) 第6回 心臓と魂のありか:中世の芸術と文化(3) 第7回 愛の庭からユニコーンへ:中世の芸術と文化(4) 第8回 建築と絵画に現れた光:中世の芸術と文化(5) 第9回 上昇と装飾:中世からルネサンスへ(1) 第10回 天使の分類:中世からルネサンスへ(2) 第11回 悪魔の正体:中世からルネサンスへ(3) 第12回 天使と人間の距離:ルネサンスの芸術と文化(1) 第13回 《受胎告知》を見る:ルネサンスの芸術と文化(2) 第14回 肖像の系譜:ルネサンスの芸術と文化(3) 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績は平常点50%(毎回授業後のコメントシートの提出)、学期末レポート50%で評価する。
|
|||||||
(教科書)
授業中に指示する
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
講義内容を参考にしつつ、興味関心のある芸術作品あるいは美術作品についての学びを深める。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
講義時間の前後に対応します。
個別の連絡手段(メールアドレスなど)は初回の授業の際に伝えますので、必ず出席をお願いします。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言語構造機能論
|
(英 訳) | The Structures and Functions of Language | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 木3 |
||||||
(教室) | 共東11 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 構造・機能相関論の観点から,人間言語の特質について考察する.特に,意図を共有する手段としての指示詞や各種ダイクシス表現 (時間,空間,人称) について考える.また,具体的な言語現象を理論的に分析する手法についても学ぶ. | ||||||
(到達目標) | ・個別の言語現象に対する興味・関心を養う. ・無意識で使い分けている言語表現の背後にどのような論理がはたらいているのか考える力を身につける. ・言語学的に主張を論証するための手続きが理解できる. |
||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについて,それぞれ2ー3週で講義する.各項目に充てる時間数は履修者の理解度を見ながら調整する. (1) 何のために言語は存在するのか (2) 習得可能性と表現力の相関 (3) 事例1:さまざまな言語における指示詞 (4) 事例2:さまざまな言語におけるダイクシス表現 (5) 事例3:さまざまな言語における人称表現 授業はフィードバックを含め全15回である. |
||||||
(履修要件) |
言語科学I,IIなどの入門科目を履修していることが望ましい.
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業期間中の3, 4回の小レポート50%および定期試験50%. いずれにおいても講義内容を理解した上で,自らの考えを言語学的に論証する力で評価する. |
||||||
(教科書) |
使用しない
ときどき資料提示のためにスライドを使用するが,基本的には板書のみで講義を行う.
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回の講義内容を復習し不明点は次回に質問すること. |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 一方通行の知識の伝授を目的とするものではなく,学生との対話によって授業はどのように展開するか未知の部分があります.積極的な発言を歓迎します. |
||||||
言語構造機能論
(科目名)
The Structures and Functions of Language
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
木3 (教室) 共東11 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
構造・機能相関論の観点から,人間言語の特質について考察する.特に,意図を共有する手段としての指示詞や各種ダイクシス表現 (時間,空間,人称) について考える.また,具体的な言語現象を理論的に分析する手法についても学ぶ.
|
|||||||
(到達目標)
・個別の言語現象に対する興味・関心を養う.
・無意識で使い分けている言語表現の背後にどのような論理がはたらいているのか考える力を身につける. ・言語学的に主張を論証するための手続きが理解できる. |
|||||||
(授業計画と内容)
以下のテーマについて,それぞれ2ー3週で講義する.各項目に充てる時間数は履修者の理解度を見ながら調整する. (1) 何のために言語は存在するのか (2) 習得可能性と表現力の相関 (3) 事例1:さまざまな言語における指示詞 (4) 事例2:さまざまな言語におけるダイクシス表現 (5) 事例3:さまざまな言語における人称表現 授業はフィードバックを含め全15回である. |
|||||||
(履修要件)
言語科学I,IIなどの入門科目を履修していることが望ましい.
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業期間中の3, 4回の小レポート50%および定期試験50%.
いずれにおいても講義内容を理解した上で,自らの考えを言語学的に論証する力で評価する. |
|||||||
(教科書)
使用しない
ときどき資料提示のためにスライドを使用するが,基本的には板書のみで講義を行う.
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
毎回の講義内容を復習し不明点は次回に質問すること.
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
一方通行の知識の伝授を目的とするものではなく,学生との対話によって授業はどのように展開するか未知の部分があります.積極的な発言を歓迎します.
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
創造行為総論A
|
(英 訳) | Introduction to the Theory of Creative Arts A | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金2 |
||||||
(教室) | 共東12 | ||||||
(授業の概要・目的) | 芸術がそれを生み出した社会といかに不可分のものであるのか、いくつかのキーワードから出発して見ていく。 | ||||||
(到達目標) | 芸術と社会の結びつきについての理解を深める。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについて、それぞれ2回程度の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.宗教: 芸術の起源 2.制度 :「制度」としての美術館 3.政治 :芸術と国家 4.経済 :商品・市場・顧客 5.運動 :芸術による社会変革 6.生活 :芸術と生活の融合 7.現代の文化:ポップカルチャーへの/からの接近 |
||||||
(履修要件) |
後期の創造行為総論Bの連続した履修を推奨する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | コメントカード(40%)および試験(60%)。 | ||||||
(教科書) |
授業内で適宜プリントを配付
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業ノートや配付物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
創造行為総論A
(科目名)
Introduction to the Theory of Creative Arts A
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金2 (教室) 共東12 |
|||||||
(授業の概要・目的)
芸術がそれを生み出した社会といかに不可分のものであるのか、いくつかのキーワードから出発して見ていく。
|
|||||||
(到達目標)
芸術と社会の結びつきについての理解を深める。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下のテーマについて、それぞれ2回程度の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.宗教: 芸術の起源 2.制度 :「制度」としての美術館 3.政治 :芸術と国家 4.経済 :商品・市場・顧客 5.運動 :芸術による社会変革 6.生活 :芸術と生活の融合 7.現代の文化:ポップカルチャーへの/からの接近 |
|||||||
(履修要件)
後期の創造行為総論Bの連続した履修を推奨する。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
コメントカード(40%)および試験(60%)。
|
|||||||
(教科書)
授業内で適宜プリントを配付
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業ノートや配付物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本近代文学I
|
(英 訳) | Japanese Modern Literature I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 4共31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 明治・大正・昭和期の作家の作品を読むことによって、近代文学の基礎的な読解や研究方法を学ぶ。 この講義で扱う作品は、代表作から知られざる傑作までヴェラエティに富む。講義では、丁寧に文章を読みながら、背後の成立事情や一語一語の意味を解明し、作品の発想基盤、構成、主題を追究していく。 授業は教室で対面で行う。受講生は教室にパソコンを持参し、Zoomの画面共有を通じて資料や教員の授業ノート(板書に代わるもの)を見る。教員の授業ノートは、授業後にPandAの授業資料に置くので、受講生は復習に利用する。 |
||||||
(到達目標) | 授業で扱われた作品について、語句や時代背景、成立事情、構造や主題、作家の問題意識などを理解し、自分の言葉で表現できることが目標である。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1,ガイダンス。泉鏡花「化鳥」(明治30)の概要 2,泉鏡花「化鳥」の材源と特質 3,泉鏡花「化鳥」の主題 4,夏目漱石「夢十夜」より「第一夜」(明治41) 5,森鴎外「山椒大夫」(大正4)の概要 6,森鴎外「山椒大夫」の材源と改変個所 7,森鴎外「山椒大夫」の主題 8,芥川龍之介「羅生門」(大正5)の材源と改変個所 9,芥川龍之介「羅生門」の主題 10,内田百閒「冥途」(大正9) 11,川端康成「反橋」(昭和23) 12,川端康成「しぐれ」(昭和24) 13,川端康成「住吉」(同)と「隅田川」(昭和46) 14,安部公房「鉛の卵」 ≪まとめのテスト≫ 15,フィードバック なお、理解の程度にあわせて進度や内容を調整することがある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | まとめのテスト100%で授業内容の理解度を問う。 | ||||||
(教科書) |
PandAにより資料を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配付資料に基づき、あらかじめ作品を読んでおくこと。 主体的に取り組み、授業中の問いかけに積極的に応じること。 作品を読んで考えたことや意見、質問を積極的に出して欲しい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 教室の規模のため、受講者数を制限する。 | ||||||
日本近代文学I
(科目名)
Japanese Modern Literature I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 4共31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
明治・大正・昭和期の作家の作品を読むことによって、近代文学の基礎的な読解や研究方法を学ぶ。
この講義で扱う作品は、代表作から知られざる傑作までヴェラエティに富む。講義では、丁寧に文章を読みながら、背後の成立事情や一語一語の意味を解明し、作品の発想基盤、構成、主題を追究していく。 授業は教室で対面で行う。受講生は教室にパソコンを持参し、Zoomの画面共有を通じて資料や教員の授業ノート(板書に代わるもの)を見る。教員の授業ノートは、授業後にPandAの授業資料に置くので、受講生は復習に利用する。 |
|||||||
(到達目標)
授業で扱われた作品について、語句や時代背景、成立事情、構造や主題、作家の問題意識などを理解し、自分の言葉で表現できることが目標である。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1,ガイダンス。泉鏡花「化鳥」(明治30)の概要 2,泉鏡花「化鳥」の材源と特質 3,泉鏡花「化鳥」の主題 4,夏目漱石「夢十夜」より「第一夜」(明治41) 5,森鴎外「山椒大夫」(大正4)の概要 6,森鴎外「山椒大夫」の材源と改変個所 7,森鴎外「山椒大夫」の主題 8,芥川龍之介「羅生門」(大正5)の材源と改変個所 9,芥川龍之介「羅生門」の主題 10,内田百閒「冥途」(大正9) 11,川端康成「反橋」(昭和23) 12,川端康成「しぐれ」(昭和24) 13,川端康成「住吉」(同)と「隅田川」(昭和46) 14,安部公房「鉛の卵」 ≪まとめのテスト≫ 15,フィードバック なお、理解の程度にあわせて進度や内容を調整することがある。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
まとめのテスト100%で授業内容の理解度を問う。
|
|||||||
(教科書)
PandAにより資料を配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
配付資料に基づき、あらかじめ作品を読んでおくこと。
主体的に取り組み、授業中の問いかけに積極的に応じること。 作品を読んで考えたことや意見、質問を積極的に出して欲しい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
教室の規模のため、受講者数を制限する。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言語比較論I
|
(英 訳) | Comparative Language Studies I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金3 |
||||||
(教室) | 共北36 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | インド・ヨーロッパ語族バルト語派のラトビア語の実践的な学習を通じて、系統をともにする、または異にする言語間に見られることばの体系性や普遍性、相違点を明らかにする。 | ||||||
(到達目標) | ラトビア語の実践的な学習を通じて、ことばの普遍性や体系性、個別言語間の相違を明らかにする。 ことばをその周辺の諸現象(文化、社会、歴史、技術革新など)に有機的に関連付ける視点を得る。 既習の外国語や言語学の知識、言語学習の経験や学習に対する動機が、ゼロから半期で学ぶ言語の学習の進捗や理解度にどのように影響するかを自身で確かめる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 授業回数は全14回、その他期末試験、フィードバックの回を設ける。 1. 文字と発音 2. be動詞、名詞と形容詞の性・数 3. 第2変化動詞、位格 4. 第3変化動詞、対格 5. 属格 6. 第1変化動詞、与格 7. 復習 8. 動詞未来形 9. 動詞過去形、アスペクト 10. 形容詞の定・不定 11. 複合時制 12. 命令法、願望法 13. 義務法、伝聞法 14. 復習 ≪試験≫ 15. フィードバック また、折に触れてラトビアの文化や社会についても紹介する。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業への参加態度などの平常点(50%)・試験(50%)。 | ||||||
(教科書) |
『ニューエクスプレスプラス ラトヴィア語』
(白水社、2018年)
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
他は授業中に紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内外に限らず、言語の学習では音読を重視する。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 教室定員の枠で受講生を受け付ける。 | ||||||
言語比較論I
(科目名)
Comparative Language Studies I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金3 (教室) 共北36 |
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総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
インド・ヨーロッパ語族バルト語派のラトビア語の実践的な学習を通じて、系統をともにする、または異にする言語間に見られることばの体系性や普遍性、相違点を明らかにする。
|
|||||||
(到達目標)
ラトビア語の実践的な学習を通じて、ことばの普遍性や体系性、個別言語間の相違を明らかにする。
ことばをその周辺の諸現象(文化、社会、歴史、技術革新など)に有機的に関連付ける視点を得る。 既習の外国語や言語学の知識、言語学習の経験や学習に対する動機が、ゼロから半期で学ぶ言語の学習の進捗や理解度にどのように影響するかを自身で確かめる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
授業回数は全14回、その他期末試験、フィードバックの回を設ける。 1. 文字と発音 2. be動詞、名詞と形容詞の性・数 3. 第2変化動詞、位格 4. 第3変化動詞、対格 5. 属格 6. 第1変化動詞、与格 7. 復習 8. 動詞未来形 9. 動詞過去形、アスペクト 10. 形容詞の定・不定 11. 複合時制 12. 命令法、願望法 13. 義務法、伝聞法 14. 復習 ≪試験≫ 15. フィードバック また、折に触れてラトビアの文化や社会についても紹介する。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業への参加態度などの平常点(50%)・試験(50%)。
|
|||||||
(教科書)
『ニューエクスプレスプラス ラトヴィア語』
(白水社、2018年)
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
他は授業中に紹介する。
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|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業内外に限らず、言語の学習では音読を重視する。
|
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(その他(オフィスアワー等))
教室定員の枠で受講生を受け付ける。
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本近代文学I
|
(英 訳) | Japanese Modern Literature I | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金4 |
||||||
(教室) | 4共31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 明治・大正・昭和期の作家の作品を読むことによって、近代文学の基礎的な読解や研究方法を学ぶ。 この講義で扱う作品は、代表作から知られざる傑作までヴェラエティに富む。講義では、丁寧に文章を読みながら、背後の成立事情や一語一語の意味を解明し、作品の発想基盤、構成、主題を追究していく。 授業は教室で対面で行う。受講生は教室にパソコンを持参し、Zoomの画面共有を通じて資料や教員の授業ノート(板書に代わるもの)を見る。教員の授業ノートは、授業後にPandAの授業資料に置くので、受講生は復習に利用する。 |
||||||
(到達目標) | 授業で扱われた作品について、語句や時代背景、成立事情、構造や主題、作家の問題意識などを理解し、自分の言葉で表現できることが目標である。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1,ガイダンス。泉鏡花「化鳥」(明治30)の概要 2,泉鏡花「化鳥」の材源と特質 3,泉鏡花「化鳥」の主題 4,夏目漱石「夢十夜」より「第一夜」(明治41) 5,森鴎外「山椒大夫」(大正4)の概要 6,森鴎外「山椒大夫」の材源と改変個所 7,森鴎外「山椒大夫」の主題 8,芥川龍之介「羅生門」(大正5)の材源と改変個所 9,芥川龍之介「羅生門」の主題 10,内田百閒「冥途」(大正9) 11,川端康成「反橋」(昭和23) 12,川端康成「しぐれ」(昭和24) 13,川端康成「住吉」(同)と「隅田川」(昭和46) 14,安部公房「鉛の卵」 ≪まとめのテスト≫ 15,フィードバック なお、理解の程度にあわせて進度や内容を調整することがある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | まとめのテスト100%で授業内容の理解度を問う。 | ||||||
(教科書) |
PandAにより資料を配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配付資料に基づき、あらかじめ作品を読んでおくこと。 主体的に取り組み、授業中の問いかけに積極的に応じること。 作品を読んで考えたことや意見、質問を積極的に出して欲しい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 教室の規模のため、受講者数を制限する。 | ||||||
日本近代文学I
(科目名)
Japanese Modern Literature I
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金4 (教室) 4共31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
明治・大正・昭和期の作家の作品を読むことによって、近代文学の基礎的な読解や研究方法を学ぶ。
この講義で扱う作品は、代表作から知られざる傑作までヴェラエティに富む。講義では、丁寧に文章を読みながら、背後の成立事情や一語一語の意味を解明し、作品の発想基盤、構成、主題を追究していく。 授業は教室で対面で行う。受講生は教室にパソコンを持参し、Zoomの画面共有を通じて資料や教員の授業ノート(板書に代わるもの)を見る。教員の授業ノートは、授業後にPandAの授業資料に置くので、受講生は復習に利用する。 |
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(到達目標)
授業で扱われた作品について、語句や時代背景、成立事情、構造や主題、作家の問題意識などを理解し、自分の言葉で表現できることが目標である。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1,ガイダンス。泉鏡花「化鳥」(明治30)の概要 2,泉鏡花「化鳥」の材源と特質 3,泉鏡花「化鳥」の主題 4,夏目漱石「夢十夜」より「第一夜」(明治41) 5,森鴎外「山椒大夫」(大正4)の概要 6,森鴎外「山椒大夫」の材源と改変個所 7,森鴎外「山椒大夫」の主題 8,芥川龍之介「羅生門」(大正5)の材源と改変個所 9,芥川龍之介「羅生門」の主題 10,内田百閒「冥途」(大正9) 11,川端康成「反橋」(昭和23) 12,川端康成「しぐれ」(昭和24) 13,川端康成「住吉」(同)と「隅田川」(昭和46) 14,安部公房「鉛の卵」 ≪まとめのテスト≫ 15,フィードバック なお、理解の程度にあわせて進度や内容を調整することがある。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
まとめのテスト100%で授業内容の理解度を問う。
|
|||||||
(教科書)
PandAにより資料を配布する。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
配付資料に基づき、あらかじめ作品を読んでおくこと。
主体的に取り組み、授業中の問いかけに積極的に応じること。 作品を読んで考えたことや意見、質問を積極的に出して欲しい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
教室の規模のため、受講者数を制限する。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言語科学II
|
(英 訳) | Introduction to Linguistic Science II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・前期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 金4 |
||||||
(教室) | 共東22 | ||||||
(授業の概要・目的) | 言語学という分野が「ことば」をどのように捉えているかについて概観する。言語学の各レベル(音・文法・意味・語彙等)にわたって考察を行う。 |
||||||
(到達目標) | 言語体系の普遍的な法則性を探るべく考究を進める。印欧諸言語を対象に、ことばの普遍性・体系性を明らかにすることを目標とし、ことばの諸相を観察することによって、多様性の背後に見え隠れする言語の普遍的特質を追求する。言語体系の法則性・言語変化のメカニズムを探り、そのあり方を解明する力を養成することを目指す。 | ||||||
(授業計画と内容) | 世界の諸言語を視野に収めながら、ことばの普遍性・体系性を明らかにすることを目標とする。一般言語学の諸分野(音論、形態論、統語論等の諸領域)を対象に、言語体系の普遍的な法則性を探るべく、通時的・共時的考究を進める(第1回〜第5回)。比較言語学的な方法と併せて、言語の理論的考究による種々の成果を踏まえ、言語学の方法論上の問題についても考察する(第6回〜第10回)。言語類型論なアプローチ等により、ことばの諸相を考究することによって、多様性の背後に見え隠れする言語の普遍的特質を追求する(第11回〜第14回)。フィードバック(第15回)。 1. 言語学とは 2. 言語の音(音声学・音韻論) 3. 語の構造(形態論) 4. 文の構造(統語論・テクスト言語学) 5. 語・文の意味(意味論) 6. 発話の意味(語用論) 7. 言語の変化(歴史言語学) 8. 言語の比較(比較言語学) 9. 言語の比較(言語類型論) 10.言語のバリエーション(社会言語学) 11.世界の言語と日本語 12. 言語習得 13. 文字論 14. 言語研究の歴史 15. フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 成績評価は、授業への参加度(50%)・中レポート(25%)・小レポート(25%)に基づく。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
他は授業中に紹介する。
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業中に紹介する文献に目を通し理解を深めること。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 紹介する文献に目を通し理解を深めること | ||||||
言語科学II
(科目名)
Introduction to Linguistic Science II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・前期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
金4 (教室) 共東22 |
|||||||
(授業の概要・目的)
言語学という分野が「ことば」をどのように捉えているかについて概観する。言語学の各レベル(音・文法・意味・語彙等)にわたって考察を行う。
|
|||||||
(到達目標)
言語体系の普遍的な法則性を探るべく考究を進める。印欧諸言語を対象に、ことばの普遍性・体系性を明らかにすることを目標とし、ことばの諸相を観察することによって、多様性の背後に見え隠れする言語の普遍的特質を追求する。言語体系の法則性・言語変化のメカニズムを探り、そのあり方を解明する力を養成することを目指す。
|
|||||||
(授業計画と内容)
世界の諸言語を視野に収めながら、ことばの普遍性・体系性を明らかにすることを目標とする。一般言語学の諸分野(音論、形態論、統語論等の諸領域)を対象に、言語体系の普遍的な法則性を探るべく、通時的・共時的考究を進める(第1回〜第5回)。比較言語学的な方法と併せて、言語の理論的考究による種々の成果を踏まえ、言語学の方法論上の問題についても考察する(第6回〜第10回)。言語類型論なアプローチ等により、ことばの諸相を考究することによって、多様性の背後に見え隠れする言語の普遍的特質を追求する(第11回〜第14回)。フィードバック(第15回)。 1. 言語学とは 2. 言語の音(音声学・音韻論) 3. 語の構造(形態論) 4. 文の構造(統語論・テクスト言語学) 5. 語・文の意味(意味論) 6. 発話の意味(語用論) 7. 言語の変化(歴史言語学) 8. 言語の比較(比較言語学) 9. 言語の比較(言語類型論) 10.言語のバリエーション(社会言語学) 11.世界の言語と日本語 12. 言語習得 13. 文字論 14. 言語研究の歴史 15. フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
成績評価は、授業への参加度(50%)・中レポート(25%)・小レポート(25%)に基づく。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
他は授業中に紹介する。
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業中に紹介する文献に目を通し理解を深めること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
紹介する文献に目を通し理解を深めること
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
漢文学II
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(英 訳) | The Chinese Classics II | ||||
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(担当教員) |
|
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
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(教室) | 共東12 | ||||||
(授業の概要・目的) | 漢文を基礎から本格的に学習するための教材として、朝鮮王朝時代に編纂された『龍飛御天歌』を読む。 『龍飛御天歌』は中国・朝鮮における歴代帝王の功績を讃えた頌歌。ハングルの「歌」と漢文の「詩」とから成り、その内容を説明するための「註解」と「音訓」を付す。授業で取り上げるのは主として註解と音訓。朝鮮典籍といってもハングルではなく、純然たる漢文体の著作であるのでご安心いただきたい。 註解の内容は、基本的には有名な司馬光『資治通鑑』のダイジェスト版である。しかしこれには先行する元の胡三省の註、その他を踏まえて独自に小註(音訓)が付されているので、これらの小註についてもなるべく丁寧に読み進めていきたい。 テキストの本文には句読が付されており、要所要所には漢字の声調(四声)を示す記号(圏発)が付されている。さらに小註では漢字の発音(反切)が示されるとともに、読解に際して間違いやすいところ、注意すべきところ、および人名・職官・地理などに関する基本情報が、実に丁寧に説明されている。この小註を通して漢文の基礎、延いては歴史書の読み方についても学んでほしい。 |
||||||
(到達目標) | 1)高等学校で学んだ漢文訓読の知識を基礎として、我が国の伝統文化を支えてきた漢文の読解能力に磨きをかける。 2)さらに「白文」による学習に取り組み、訓点に頼らずとも漢文の史料が読めるようになる。 3)漢文史料の詳細な読解を通して、中国・朝鮮の躍動感あふれる歴史記述を独力で読み進めることができるようになる。 |
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(授業計画と内容) | 第1週に『龍飛御天歌』の概略を説明し、第2週以降は講読形式によりテキストの読解を進める。全125章のうち、当面、第53章(唐太宗)から読み進める予定である。前半は講師が講読を主導し、後半は受講生が講読を分担する。進度は受講生の取り組み次第であるが、おおむね1回につきテキスト2葉分(A4打ち出しプリント1ページ分)を予定している。なお、第8週には中間考査(小テスト)を行う。 第1週 『龍飛御天歌』解説 第2週 『龍飛御天歌』講読1 第3週 『龍飛御天歌』講読2 第4週 『龍飛御天歌』講読3 第5週 『龍飛御天歌』講読4 第6週 『龍飛御天歌』講読5 第7週 『龍飛御天歌』講読6 第8週 中間考査/解説と復習 第9週 『龍飛御天歌』講読7 第10週 『龍飛御天歌』講読8 第11週 『龍飛御天歌』講読9 第12週 『龍飛御天歌』講読10 第13週 『龍飛御天歌』講読11 第14週 『龍飛御天歌』講読12 《期末試験》 第16週 フィードバック |
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(履修要件) |
高等学校における漢文の教科の基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | (1)75パーセント以上の出席を要求する。 (2)出席要件を満たす者について、中間考査(100点)と期末試験(100点)の合計得点を100点満点に換算して成績評価を行う。 (3)中間考査・期末試験では、講読したテキストの範囲内において、漢文の句法、書き下し、並びに現代語による解釈等について出題する。 |
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(教科書) |
プリントを配布する(『龍飛御天歌』影印本、およびテキストの打ち出しプリント)。
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(参考書等) |
『漢文の語法』
(角川ソフィア文庫, 2023)
ISBN:9784044006341
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文の話』
(筑摩書房)
ISBN:9784480090270
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文入門』
(筑摩書房)
ISBN:9784480097095
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
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(関連URL) | http://www.library.pref.osaka.jp/site/oec/index.html 大阪府立図書館「おおさかeコレクション」では、『龍飛御天歌(順治本)』の全文画像が閲覧できる。適宜、参照していただきたい。 | ||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 角川書店『新字源』、またはそれと同水準の漢和辞典(書籍版、もしくは電子版)を常に手元において学習すること。また、漢和辞典の附録(特に助字や句法の解説)についても通読しておくこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 受講生による講読(発表)の機会を確保するために、受講登録人数は20名までに制限する(人数が超過する場合は抽籤)。 漢文の修得に王道はない。この授業を通して助字の用法、および漢文の句法に習熟し、独力で「白文」が読めるようになることを期待したい。 |
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漢文学II
(科目名)
The Chinese Classics II
(英 訳)
|
|
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(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 共東12 |
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(授業の概要・目的)
漢文を基礎から本格的に学習するための教材として、朝鮮王朝時代に編纂された『龍飛御天歌』を読む。
『龍飛御天歌』は中国・朝鮮における歴代帝王の功績を讃えた頌歌。ハングルの「歌」と漢文の「詩」とから成り、その内容を説明するための「註解」と「音訓」を付す。授業で取り上げるのは主として註解と音訓。朝鮮典籍といってもハングルではなく、純然たる漢文体の著作であるのでご安心いただきたい。 註解の内容は、基本的には有名な司馬光『資治通鑑』のダイジェスト版である。しかしこれには先行する元の胡三省の註、その他を踏まえて独自に小註(音訓)が付されているので、これらの小註についてもなるべく丁寧に読み進めていきたい。 テキストの本文には句読が付されており、要所要所には漢字の声調(四声)を示す記号(圏発)が付されている。さらに小註では漢字の発音(反切)が示されるとともに、読解に際して間違いやすいところ、注意すべきところ、および人名・職官・地理などに関する基本情報が、実に丁寧に説明されている。この小註を通して漢文の基礎、延いては歴史書の読み方についても学んでほしい。 |
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(到達目標)
1)高等学校で学んだ漢文訓読の知識を基礎として、我が国の伝統文化を支えてきた漢文の読解能力に磨きをかける。
2)さらに「白文」による学習に取り組み、訓点に頼らずとも漢文の史料が読めるようになる。 3)漢文史料の詳細な読解を通して、中国・朝鮮の躍動感あふれる歴史記述を独力で読み進めることができるようになる。 |
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(授業計画と内容)
第1週に『龍飛御天歌』の概略を説明し、第2週以降は講読形式によりテキストの読解を進める。全125章のうち、当面、第53章(唐太宗)から読み進める予定である。前半は講師が講読を主導し、後半は受講生が講読を分担する。進度は受講生の取り組み次第であるが、おおむね1回につきテキスト2葉分(A4打ち出しプリント1ページ分)を予定している。なお、第8週には中間考査(小テスト)を行う。 第1週 『龍飛御天歌』解説 第2週 『龍飛御天歌』講読1 第3週 『龍飛御天歌』講読2 第4週 『龍飛御天歌』講読3 第5週 『龍飛御天歌』講読4 第6週 『龍飛御天歌』講読5 第7週 『龍飛御天歌』講読6 第8週 中間考査/解説と復習 第9週 『龍飛御天歌』講読7 第10週 『龍飛御天歌』講読8 第11週 『龍飛御天歌』講読9 第12週 『龍飛御天歌』講読10 第13週 『龍飛御天歌』講読11 第14週 『龍飛御天歌』講読12 《期末試験》 第16週 フィードバック |
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(履修要件)
高等学校における漢文の教科の基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
(1)75パーセント以上の出席を要求する。
(2)出席要件を満たす者について、中間考査(100点)と期末試験(100点)の合計得点を100点満点に換算して成績評価を行う。 (3)中間考査・期末試験では、講読したテキストの範囲内において、漢文の句法、書き下し、並びに現代語による解釈等について出題する。 |
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(教科書)
プリントを配布する(『龍飛御天歌』影印本、およびテキストの打ち出しプリント)。
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(参考書等)
『漢文の語法』
(角川ソフィア文庫, 2023)
ISBN:9784044006341
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文の話』
(筑摩書房)
ISBN:9784480090270
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
『漢文入門』
(筑摩書房)
ISBN:9784480097095
(授業では直接取り上げないが、関連書籍として推薦する。)
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(授業外学習(予習・復習)等)
角川書店『新字源』、またはそれと同水準の漢和辞典(書籍版、もしくは電子版)を常に手元において学習すること。また、漢和辞典の附録(特に助字や句法の解説)についても通読しておくこと。
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(その他(オフィスアワー等))
受講生による講読(発表)の機会を確保するために、受講登録人数は20名までに制限する(人数が超過する場合は抽籤)。
漢文の修得に王道はない。この授業を通して助字の用法、および漢文の句法に習熟し、独力で「白文」が読めるようになることを期待したい。 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
音楽芸術論II
|
(英 訳) | Theory of Musical Art II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西32 | ||||||
(授業の概要・目的) | 音楽を「コミュニケーション」の観点から捉える。人びとは、演奏することや聴くことを通して、何らかのコミュニケーションを生み出す。その際、音楽は何をどのように伝えるのだろうか。また、音楽を実践する主体はどのように捉えられるだろうか。本講義では、主に20世紀に活躍した音楽家、社会活動家、療法家らの音楽思想を辿ることで、音楽的なコミュニケーションの特性を捉える。 音楽家としては、既存の音楽の枠組みを押し広げることで教育や社会福祉など他領域に影響を及ぼした人物を取り上げ、音楽以外の実践家としては、その思想に音楽が重要な位置を占めている人物を取り上げる。 |
||||||
(到達目標) | 音楽的なコミュニケーションの特性について、同時代に生きた音楽、教育、医療福祉分野の実践家の思考を通して複層的に理解する。また、音楽という行為が現代の社会福祉的な事例とどのように関連しているかを知る。そのうえで、「音楽とコミュニケーション」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。 | ||||||
(授業計画と内容) | 「音楽とコミュニケーション」というテーマについて概説したのち、以下の人物らについて、それぞれ2〜4回の講義を行う。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1.ポール・ノードフ(1909-1977) アメリカ・作曲家 2.フェリックス・ガタリ(1930-1992) フランス・精神分析家 3.デレク・ベイリー(1930-2005) イギリス・即興演奏家 4.オリバー・サックス(1933-2015) イギリス・神経学者 |
||||||
(履修要件) |
・初回にガイダンスを行うので、履修予定者は出席すること
・音楽芸術論I(前期)との連続した履修を推奨する |
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | ・リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%) ・10回以上の出席を必須とする |
||||||
(教科書) |
授業内で適宜資料を配付する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 配付資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
音楽芸術論II
(科目名)
Theory of Musical Art II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共西32 |
|||||||
(授業の概要・目的)
音楽を「コミュニケーション」の観点から捉える。人びとは、演奏することや聴くことを通して、何らかのコミュニケーションを生み出す。その際、音楽は何をどのように伝えるのだろうか。また、音楽を実践する主体はどのように捉えられるだろうか。本講義では、主に20世紀に活躍した音楽家、社会活動家、療法家らの音楽思想を辿ることで、音楽的なコミュニケーションの特性を捉える。
音楽家としては、既存の音楽の枠組みを押し広げることで教育や社会福祉など他領域に影響を及ぼした人物を取り上げ、音楽以外の実践家としては、その思想に音楽が重要な位置を占めている人物を取り上げる。 |
|||||||
(到達目標)
音楽的なコミュニケーションの特性について、同時代に生きた音楽、教育、医療福祉分野の実践家の思考を通して複層的に理解する。また、音楽という行為が現代の社会福祉的な事例とどのように関連しているかを知る。そのうえで、「音楽とコミュニケーション」というテーマについて、自身の音楽体験とのつながりを考え、論述する力を身につける。
|
|||||||
(授業計画と内容)
「音楽とコミュニケーション」というテーマについて概説したのち、以下の人物らについて、それぞれ2〜4回の講義を行う。(授業回数はフィードバックを含め全15回とする) 1.ポール・ノードフ(1909-1977) アメリカ・作曲家 2.フェリックス・ガタリ(1930-1992) フランス・精神分析家 3.デレク・ベイリー(1930-2005) イギリス・即興演奏家 4.オリバー・サックス(1933-2015) イギリス・神経学者 |
|||||||
(履修要件)
・初回にガイダンスを行うので、履修予定者は出席すること
・音楽芸術論I(前期)との連続した履修を推奨する |
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
・リアクションペーパー(40%)、および期末レポート(60%)
・10回以上の出席を必須とする |
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(教科書)
授業内で適宜資料を配付する
|
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(参考書等)
授業中に紹介する
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(授業外学習(予習・復習)等)
配付資料と参考文献、および自身のノートを活用し、前回までの講義の流れを振り返っておくこと。授業内で実際に音楽を聴くための時間は限られるため、各自でできるだけそれを補うことが望ましい。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本語の時間表現の諸相
|
(英 訳) | Various Aspects of Temporal Expressions in Japanese | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 1共03 | ||||||
(授業の概要・目的) | なぜ言語に時間という概念が必要だろうか。言外の現実を把握・描写する上で時間はいかなる役割を果たしているのか。刻一刻と変化する発話時を基準とした言語の時間表現体系はどのように出来ているのか。「間」や「季節」の捉え方は日本語の時間把握について何を示しているのか。この授業では様々な時間表現を手掛かりにしつつ、日本語における時間把握の仕組みについて考察する。 | ||||||
(到達目標) | 取り上げる言語表現やその分析を手掛かりにしつつ、様々な言語現象に気付き、考察する関心・能力を養うことがこの授業の到達目標である。 履修者には自身の言語行動について注意深く内省しながら、ディスカッションなどに積極的に参加して頂きたい。 |
||||||
(授業計画と内容) | この授業では、日本語の時間表現を分析しながら、それらに反映される時間把握の仕組みについて考察する。出来事内部の時間的構造、複数の出来事間の時間的な関係、話し手の時間的な視点などについて考える。 各回の授業予定は以下の通りである。 第 1週 履修ガイダンス、総論:言語における時間 第 2週 日本語における時間表現ー序論、考察文 1 第 3週 時間に縛られない日本語表現、考察文 2 第 4週 時間と空間の交差——直示的な時間、ディスカッション 1 第 5週 時間を基準にした動詞の分類、考察文 3 第 6週 スルとシタの対立、様々なシタ形式、ディスカッション 2 第 7週 スルとシテイルの対立、ディスカッション 3 第 8週 内部局面構造と補助動詞表現、考察文 4 第 9週 従属節の時間とタクシス、ディスカッション 4 第10週 否定と時間、考察文 5 第11週 時間の副詞的表現、ディスカッション 5 第12週 小説における時間、考察文 6 第13週 日本語における「間」、考察文 7 第14週 総括:時間的視点と言語 第16週 フィードバック なお、履修者に合わせて内容を若干変更する場合もある。 上記の通り、与えられた課題についてグループ・ディスカッションを行うので、履修者の積極的参加が求められる。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 評価は以下の通りに行う。 期末レポート 40% クイズ、ディスカッション、考察文 50% 授業への参加度合い 10% なお、5回以上の欠席者は評価の対象としない。 |
||||||
(教科書) |
プリント配布
|
||||||
(参考書等) |
『アスペクト・テンス体系とテクスト』
(ひつじ書房)
ISBN:4938669595
『日本語のシンタクスと意味Ⅱ』
(くろしお出版)
ISBN:4874240038
『Time and The Verb』
(Oxford University Press)
ISBN:9780195062069
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 参考文献については、配布プリントの末尾に掲載しておく予定であり、授業中にも適宜紹介する。履修者には各回最低限一つの文献を調べてみる習慣を身に付けてほしい。更に、英語で書かれた文献の講読にもチャレンジしてほしい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | オフィスアワー:木曜日14:45〜16:15 研究室:旧石油化学教室本館棟1階105号室 |
||||||
日本語の時間表現の諸相
(科目名)
Various Aspects of Temporal Expressions in Japanese
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
月2 (教室) 1共03 |
|||||||
(授業の概要・目的)
なぜ言語に時間という概念が必要だろうか。言外の現実を把握・描写する上で時間はいかなる役割を果たしているのか。刻一刻と変化する発話時を基準とした言語の時間表現体系はどのように出来ているのか。「間」や「季節」の捉え方は日本語の時間把握について何を示しているのか。この授業では様々な時間表現を手掛かりにしつつ、日本語における時間把握の仕組みについて考察する。
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|||||||
(到達目標)
取り上げる言語表現やその分析を手掛かりにしつつ、様々な言語現象に気付き、考察する関心・能力を養うことがこの授業の到達目標である。
履修者には自身の言語行動について注意深く内省しながら、ディスカッションなどに積極的に参加して頂きたい。 |
|||||||
(授業計画と内容)
この授業では、日本語の時間表現を分析しながら、それらに反映される時間把握の仕組みについて考察する。出来事内部の時間的構造、複数の出来事間の時間的な関係、話し手の時間的な視点などについて考える。 各回の授業予定は以下の通りである。 第 1週 履修ガイダンス、総論:言語における時間 第 2週 日本語における時間表現ー序論、考察文 1 第 3週 時間に縛られない日本語表現、考察文 2 第 4週 時間と空間の交差——直示的な時間、ディスカッション 1 第 5週 時間を基準にした動詞の分類、考察文 3 第 6週 スルとシタの対立、様々なシタ形式、ディスカッション 2 第 7週 スルとシテイルの対立、ディスカッション 3 第 8週 内部局面構造と補助動詞表現、考察文 4 第 9週 従属節の時間とタクシス、ディスカッション 4 第10週 否定と時間、考察文 5 第11週 時間の副詞的表現、ディスカッション 5 第12週 小説における時間、考察文 6 第13週 日本語における「間」、考察文 7 第14週 総括:時間的視点と言語 第16週 フィードバック なお、履修者に合わせて内容を若干変更する場合もある。 上記の通り、与えられた課題についてグループ・ディスカッションを行うので、履修者の積極的参加が求められる。 |
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(履修要件)
特になし
|
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
評価は以下の通りに行う。
期末レポート 40% クイズ、ディスカッション、考察文 50% 授業への参加度合い 10% なお、5回以上の欠席者は評価の対象としない。 |
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(教科書)
プリント配布
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(参考書等)
『アスペクト・テンス体系とテクスト』
(ひつじ書房)
ISBN:4938669595
『日本語のシンタクスと意味Ⅱ』
(くろしお出版)
ISBN:4874240038
『Time and The Verb』
(Oxford University Press)
ISBN:9780195062069
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(授業外学習(予習・復習)等)
参考文献については、配布プリントの末尾に掲載しておく予定であり、授業中にも適宜紹介する。履修者には各回最低限一つの文献を調べてみる習慣を身に付けてほしい。更に、英語で書かれた文献の講読にもチャレンジしてほしい。
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(その他(オフィスアワー等))
オフィスアワー:木曜日14:45〜16:15
研究室:旧石油化学教室本館棟1階105号室 |
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
芸術学II
|
(英 訳) | Theory of Arts II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 総人1102 | ||||||
(授業の概要・目的) | おもに20世紀の西洋美術について、同時代の社会的・思想的状況とのかかわりの中で見てゆく。さまざまな芸術的潮流が生まれた背景には、美術にとどまらず哲学、科学、文学などその時代特有の知的営為が複雑に絡み合っている。本講義では建築まで含む広義の造形芸術をこのような複合的な文脈のなかに置き直すことによって、たんなる様式的変遷にとどまらない意味を照らし出す。 | ||||||
(到達目標) | 現代の芸術がどのような文脈の中から生まれてきたのか、そこでどのような事柄が問題となっていたのか理解する。 | ||||||
(授業計画と内容) | 以下のテーマについて、それぞれ1〜2回の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.写真の登場 2.ポスト印象派 3.フォーヴィスム/キュビスム 4.未来派 5.ダダイスム 6.シュルレアリスム 7.抽象画 8.抽象表現主義 |
||||||
(履修要件) |
芸術学Ⅰ(前期)の連続した履修を推奨する。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | コメントカード(40%)および試験(60%)。 | ||||||
(教科書) |
授業内で適宜プリントを配布
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業ノートや配布物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
芸術学II
(科目名)
Theory of Arts II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 総人1102 |
|||||||
(授業の概要・目的)
おもに20世紀の西洋美術について、同時代の社会的・思想的状況とのかかわりの中で見てゆく。さまざまな芸術的潮流が生まれた背景には、美術にとどまらず哲学、科学、文学などその時代特有の知的営為が複雑に絡み合っている。本講義では建築まで含む広義の造形芸術をこのような複合的な文脈のなかに置き直すことによって、たんなる様式的変遷にとどまらない意味を照らし出す。
|
|||||||
(到達目標)
現代の芸術がどのような文脈の中から生まれてきたのか、そこでどのような事柄が問題となっていたのか理解する。
|
|||||||
(授業計画と内容)
以下のテーマについて、それぞれ1〜2回の授業を行う(フィードバックを含め全15回)。 1.写真の登場 2.ポスト印象派 3.フォーヴィスム/キュビスム 4.未来派 5.ダダイスム 6.シュルレアリスム 7.抽象画 8.抽象表現主義 |
|||||||
(履修要件)
芸術学Ⅰ(前期)の連続した履修を推奨する。
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
コメントカード(40%)および試験(60%)。
|
|||||||
(教科書)
授業内で適宜プリントを配布
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業ノートや配布物を読み直して授業内容を自分の中で整理すること。授業中に紹介した参考文献を読むこと。美術展等にできるだけ出かけて作品を実見すること。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
国語国文学II
|
(英 訳) | Japanese Philology and Literature II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月2 |
||||||
(教室) | 共西31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。 | ||||||
(到達目標) | ・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。 ・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス 第2回 七草 第3回 荻・薄 第4回 月 第5回 雁 第6回 鹿 第7回 菊 第8回 紅葉 第9回 時雨 第10回 霜 第11回 千鳥 第12回 雪 第13回 梅 第14回 鴬 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験(筆記)により評価する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
プリント配布。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容の復習。学期末試験の準備。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
国語国文学II
(科目名)
Japanese Philology and Literature II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月2 (教室) 共西31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。
|
|||||||
(到達目標)
・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。
・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス 第2回 七草 第3回 荻・薄 第4回 月 第5回 雁 第6回 鹿 第7回 菊 第8回 紅葉 第9回 時雨 第10回 霜 第11回 千鳥 第12回 雪 第13回 梅 第14回 鴬 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験(筆記)により評価する。
|
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(教科書)
使用しない
プリント配布。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容の復習。学期末試験の準備。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
東洋美術史II
|
(英 訳) | History of Oriental Art II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 共北38 | ||||||
(授業の概要・目的) | 中国絵画は古代以来の歴史があり、伝統の上に創造が加えられることで豊かな展開を遂げてきた。東洋美術史Ⅱでは、前期の東洋美術史Ⅰに引き続き、五代・北宋〜清時代を中心に中国絵画史を概観する。美術史学の特徴である作品からのアプローチを重視し、各時代の代表作例を軸に論じていきたい。日本絵画へ与えた影響も大きく、我々自身の文化的土壌を知る機会にもなるだろう。各回ごとに講義レジュメを配付し、関連作品をプロジェクターで紹介する。設問も交えつつ、作品の主題や表現、時代背景などを解説する。 |
||||||
(到達目標) | 中国絵画史に関する基礎的な知識と研究方法を習得し、美術研究はもとより制作や鑑賞にも活用できるようになることを目標とする。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1.ガイダンス 2.華北・江南山水画の成立 五代 3.山水画の黄金期 北宋1 4.郭煕の山水画とその理論 北宋2 5.蘇軾周辺の文人画家たち 北宋3 6.徽宗とその画院 北宋4 7.画院の絵画 南宋1 8.禅僧の墨戯 南宋2 9.文人の絵画 元1 10. 元末四大家と李郭派 元2 11. 浙派の多彩な技巧 明1 12. 呉派文人画と董其昌 明2 13. 南宗正統派の画家たち 清1 14. 江南諸都市の画派と個性派 清2 15. フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | レポート:7割 授業参加状況と小課題の到達度:3割 |
||||||
(教科書) |
授業中に指示する
|
||||||
(参考書等) |
『世界美術大全集 東洋編』(小学館) (全17巻、1997〜2001年。)
曽布川寛監修『中国書画探訪—関西の収蔵家とその名品—』(二玄社) (関西中国書画コレクション研究会編、2011年 。)
宇佐美文理『中国絵画入門』(岩波書店) (岩波新書、2014年。)
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 前期の東洋美術史Ⅰの本欄を参照のこと。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 前期(東洋美術史Ⅰ)未履修者にも理解できるよう配慮するが、なるべく通年での履修を勧める。 毎回配付する講義レジュメは、小課題にも使用するので、取り忘れが無いように注意すること。復習にも使うので、1、2回前の分も持ってくるのが望ましい。 |
||||||
東洋美術史II
(科目名)
History of Oriental Art II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月3 (教室) 共北38 |
|||||||
(授業の概要・目的)
中国絵画は古代以来の歴史があり、伝統の上に創造が加えられることで豊かな展開を遂げてきた。東洋美術史Ⅱでは、前期の東洋美術史Ⅰに引き続き、五代・北宋〜清時代を中心に中国絵画史を概観する。美術史学の特徴である作品からのアプローチを重視し、各時代の代表作例を軸に論じていきたい。日本絵画へ与えた影響も大きく、我々自身の文化的土壌を知る機会にもなるだろう。各回ごとに講義レジュメを配付し、関連作品をプロジェクターで紹介する。設問も交えつつ、作品の主題や表現、時代背景などを解説する。
|
|||||||
(到達目標)
中国絵画史に関する基礎的な知識と研究方法を習得し、美術研究はもとより制作や鑑賞にも活用できるようになることを目標とする。
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(授業計画と内容)
1.ガイダンス 2.華北・江南山水画の成立 五代 3.山水画の黄金期 北宋1 4.郭煕の山水画とその理論 北宋2 5.蘇軾周辺の文人画家たち 北宋3 6.徽宗とその画院 北宋4 7.画院の絵画 南宋1 8.禅僧の墨戯 南宋2 9.文人の絵画 元1 10. 元末四大家と李郭派 元2 11. 浙派の多彩な技巧 明1 12. 呉派文人画と董其昌 明2 13. 南宗正統派の画家たち 清1 14. 江南諸都市の画派と個性派 清2 15. フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
レポート:7割
授業参加状況と小課題の到達度:3割 |
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(教科書)
授業中に指示する
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(参考書等)
『世界美術大全集 東洋編』(小学館) (全17巻、1997〜2001年。)
曽布川寛監修『中国書画探訪—関西の収蔵家とその名品—』(二玄社) (関西中国書画コレクション研究会編、2011年 。)
宇佐美文理『中国絵画入門』(岩波書店) (岩波新書、2014年。)
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
前期の東洋美術史Ⅰの本欄を参照のこと。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
前期(東洋美術史Ⅰ)未履修者にも理解できるよう配慮するが、なるべく通年での履修を勧める。
毎回配付する講義レジュメは、小課題にも使用するので、取り忘れが無いように注意すること。復習にも使うので、1、2回前の分も持ってくるのが望ましい。 |
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
国語国文学II
|
(英 訳) | Japanese Philology and Literature II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月3 |
||||||
(教室) | 共西31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 平安時代には多くの女性が日記文学の作品を著している。本講義では、それらの中から『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『更級日記』の3作品を読む。それぞれの日記の性格とともに、平安時代の日記文学全体の特質について考え、さらに3人の女性作者の目を通した「平安時代の女性の生き方」についても考えていきたい。 | ||||||
(到達目標) | ・『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『更級日記』のそれぞれの主題や作品の性格を理解し、説明できる。 ・平安時代の日記文学についての理解を深め、その特質について説明できる。 ・文学作品から読み取れる背景について、合理的に分析する能力を養う。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス 第2回 日記文学についての基礎知識 第3回〜第6回 大好きなのに素直になれない(蜻蛉日記を読む) 第3回 馴れ初め 第4回 浮気の顛末 第5回 初瀬詣 第6回 蜻蛉日記のまとめ 第7回〜第10回 「魔性の女」と呼ばれて(和泉式部日記を読む) 第7回 元カレの弟 第8回 愛と疑惑 第9回 正妻のいる邸へ… 第10回 和泉式部日記のまとめ 第11回〜第14回 二次元しか愛せない(更級日記を読む) 第11回 幼少時代 第12回 「光源氏」推し 第13回 夫の死 第14回 更級日記のまとめ 《期末試験》 第15回 フィードバック 授業の進度は、受講者の興味関心などを考慮して変更することもある。 |
||||||
(履修要件) |
必須ではないが、前期の同一教員の「国語国文学Ⅰ」を履修し、平安時代の「恋愛」「結婚」について学習していると本講義の理解がより深まる。
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 授業時の課題20%、学期末試験(筆記)80%。 | ||||||
(教科書) |
プリントを配布する。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | ・各回の授業で扱った文章から読み取れる人物の心情や作品の主題について整理しておくことを中心に、丁寧に復習しておくこと。 ・授業で扱った作品の他の箇所の文章を読み進め(あるいは作品全体の梗概について調べ)、作品全体の理解を深めておくことが望ましい。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
国語国文学II
(科目名)
Japanese Philology and Literature II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月3 (教室) 共西31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
平安時代には多くの女性が日記文学の作品を著している。本講義では、それらの中から『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『更級日記』の3作品を読む。それぞれの日記の性格とともに、平安時代の日記文学全体の特質について考え、さらに3人の女性作者の目を通した「平安時代の女性の生き方」についても考えていきたい。
|
|||||||
(到達目標)
・『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『更級日記』のそれぞれの主題や作品の性格を理解し、説明できる。
・平安時代の日記文学についての理解を深め、その特質について説明できる。 ・文学作品から読み取れる背景について、合理的に分析する能力を養う。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス 第2回 日記文学についての基礎知識 第3回〜第6回 大好きなのに素直になれない(蜻蛉日記を読む) 第3回 馴れ初め 第4回 浮気の顛末 第5回 初瀬詣 第6回 蜻蛉日記のまとめ 第7回〜第10回 「魔性の女」と呼ばれて(和泉式部日記を読む) 第7回 元カレの弟 第8回 愛と疑惑 第9回 正妻のいる邸へ… 第10回 和泉式部日記のまとめ 第11回〜第14回 二次元しか愛せない(更級日記を読む) 第11回 幼少時代 第12回 「光源氏」推し 第13回 夫の死 第14回 更級日記のまとめ 《期末試験》 第15回 フィードバック 授業の進度は、受講者の興味関心などを考慮して変更することもある。 |
|||||||
(履修要件)
必須ではないが、前期の同一教員の「国語国文学Ⅰ」を履修し、平安時代の「恋愛」「結婚」について学習していると本講義の理解がより深まる。
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|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
授業時の課題20%、学期末試験(筆記)80%。
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(教科書)
プリントを配布する。
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(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
・各回の授業で扱った文章から読み取れる人物の心情や作品の主題について整理しておくことを中心に、丁寧に復習しておくこと。
・授業で扱った作品の他の箇所の文章を読み進め(あるいは作品全体の梗概について調べ)、作品全体の理解を深めておくことが望ましい。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
言学II
|
(英 訳) | The Science of Language Aspect of the Japanese Language II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 月5 |
||||||
(教室) | 共東21 | ||||||
(授業の概要・目的) | 日本語の音声音韻、形態と構文について基礎的な知識を習得することを目的とする。言語類型論的観点から日本語の特徴をみるため、日本語以外の言語のデータを扱うことがある。 | ||||||
(到達目標) | 日本語の音声音韻、形態と構文の基礎的な事項について、言語類型論をふまえた説明をおこなえること。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1 コーパスを使った言語分析へのアプローチ 2 自立分節音韻論によるアクセント分析 3 規則に基づく分析と制約に基づく分析 4 日本語学習者の誤用の分析から 5 否定過去表現の変遷 6 二重否定当為表現の変遷 7 語順類型からみた日本語の語順 8 4つのレベルの“格”の日本語における現れ方 9 所有傾斜と名詞句階層 10 対格言語と能格言語 11 ヴォイスと結合価にかかわる諸現象;受動・使役・反受動・適用 12 テンスとテンポラリティー・アスペクトとアスペクチュアリティー 13 種々の部門での“語”形成—後統語論的語形成・その他— 14 まとめ・確認試験 15 フィードバック 講義の順序と内容の予定は上の通りであるが、受講生の理解度にあわせて順序・内容を入れ換えたり一部を省略することがある。 |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 講義期間の最終日におこなう基礎的事項の確認試験(60%)と、それまでに適宜出す課題・毎回の授業への積極的参加度(40%)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
プリントを配付する
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 講義中に次回までの課題を指示した場合は、指示に従い予習してくること。 それまでの授業で説明した事項の理解を前提に授業をすすめていくので、理解が十分でないと思われる箇所がある場合は、復習をしっかりおこなうこと。 |
||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 非常勤講師のためオフィスアワーはないが、質問等は、授業終了後またはEメール(maedah@cc.nara-edu.ac.jp宛;件名に「言学」の文字列を含めること)にて受け付ける。 | ||||||
言学II
(科目名)
The Science of Language Aspect of the Japanese Language II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
月5 (教室) 共東21 |
|||||||
(授業の概要・目的)
日本語の音声音韻、形態と構文について基礎的な知識を習得することを目的とする。言語類型論的観点から日本語の特徴をみるため、日本語以外の言語のデータを扱うことがある。
|
|||||||
(到達目標)
日本語の音声音韻、形態と構文の基礎的な事項について、言語類型論をふまえた説明をおこなえること。
|
|||||||
(授業計画と内容)
1 コーパスを使った言語分析へのアプローチ 2 自立分節音韻論によるアクセント分析 3 規則に基づく分析と制約に基づく分析 4 日本語学習者の誤用の分析から 5 否定過去表現の変遷 6 二重否定当為表現の変遷 7 語順類型からみた日本語の語順 8 4つのレベルの“格”の日本語における現れ方 9 所有傾斜と名詞句階層 10 対格言語と能格言語 11 ヴォイスと結合価にかかわる諸現象;受動・使役・反受動・適用 12 テンスとテンポラリティー・アスペクトとアスペクチュアリティー 13 種々の部門での“語”形成—後統語論的語形成・その他— 14 まとめ・確認試験 15 フィードバック 講義の順序と内容の予定は上の通りであるが、受講生の理解度にあわせて順序・内容を入れ換えたり一部を省略することがある。 |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
講義期間の最終日におこなう基礎的事項の確認試験(60%)と、それまでに適宜出す課題・毎回の授業への積極的参加度(40%)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
プリントを配付する
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
講義中に次回までの課題を指示した場合は、指示に従い予習してくること。
それまでの授業で説明した事項の理解を前提に授業をすすめていくので、理解が十分でないと思われる箇所がある場合は、復習をしっかりおこなうこと。 |
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
非常勤講師のためオフィスアワーはないが、質問等は、授業終了後またはEメール(maedah@cc.nara-edu.ac.jp宛;件名に「言学」の文字列を含めること)にて受け付ける。
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
国語国文学II
|
(英 訳) | Japanese Philology and Literature II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(基礎) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 全回生 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火2 |
||||||
(教室) | 共西31 | ||||||
(授業の概要・目的) | 春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。 | ||||||
(到達目標) | ・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。 ・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回 ガイダンス 第2回 七草 第3回 荻・薄 第4回 月 第5回 雁 第6回 鹿 第7回 菊 第8回 紅葉 第9回 時雨 第10回 霜 第11回 千鳥 第12回 雪 第13回 梅 第14回 鴬 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験(筆記)により評価する。 |
||||||
(教科書) |
使用しない
プリント配布。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 授業内容の復習。学期末試験の準備。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
国語国文学II
(科目名)
Japanese Philology and Literature II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(基礎) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 全回生 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火2 (教室) 共西31 |
|||||||
(授業の概要・目的)
春の桜、秋の紅葉。現代生活においても身近に意識することのできる四季の風物を、古来、日本人はどのように感受し、表現してきたのか。古代から近世まで、和歌、物語、随筆、連歌、俳諧等の作例をたどりながら、その特色や表現史的展開を追う。本講義を通じて、日本の文学や美術、芸能など広く日本文化の理解につながる四季の景物の伝統的通念を学ぶとともに、韻文を中心とする古典文学作品の読解力、鑑賞力を養う。
|
|||||||
(到達目標)
・講義中に取り扱った四季の景物の本意を理解し、説明できる。
・講義中に取り扱った、韻文を中心とする古典文学作品の解釈ができる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回 ガイダンス 第2回 七草 第3回 荻・薄 第4回 月 第5回 雁 第6回 鹿 第7回 菊 第8回 紅葉 第9回 時雨 第10回 霜 第11回 千鳥 第12回 雪 第13回 梅 第14回 鴬 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験(筆記)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
プリント配布。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
|||||||
(授業外学習(予習・復習)等)
授業内容の復習。学期末試験の準備。
|
|||||||
(その他(オフィスアワー等))
|
|||||||
授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本古典講読論II
|
(英 訳) | Reading in Japanese Classics II | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
(担当教員) |
|
||||||
(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火3 |
||||||
(教室) | 総人1B05 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 「源氏見ざる歌詠みは遺恨の事也」とは藤原俊成の言葉であるが、歌人や連歌師は、『源氏物語』のどのような言葉・場面に魅力を感じ、その詩想を養ったのであろうか。このような観点から、文安六年(1446)、祐倫の手になる『山頂湖面抄』という源氏物語梗概書を読む。併せて『源氏物語』本文や、それを享受した作例等にも触れ、巻ごとに源氏絵を参照する。 | ||||||
(到達目標) | ・講義中に取り扱った『源氏物語』本文、及びその梗概書や享受作品の内容を理解し、説明できる。 ・歌人・連歌師による『源氏物語』享受の特色を理解し、説明できる。 |
||||||
(授業計画と内容) | 第1回『山頂湖面抄』概説・蛍 第2回 常夏・篝火 第3回 野分・行幸 第4回 藤袴・真木柱 第5回 梅枝・藤裏葉 第6回 若菜上・若菜下 第7回 柏木・横笛 第8回 鈴虫・夕霧 第9回 御法・幻 (匂宮・紅梅・竹河は割愛する) 第10回 橋姫・椎本 第11回 総角・早蕨 第12回 宿木・東屋 第13回 浮舟・蜻蛉 第14回 手習・夢浮橋 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
||||||
(履修要件) |
特になし
|
||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度) | 定期試験(筆記)により評価する。 | ||||||
(教科書) |
使用しない
プリント配布。
|
||||||
(参考書等) |
授業中に紹介する
|
||||||
(授業外学習(予習・復習)等) | 毎回、授業の予習として、講義で取り上げる『源氏物語』の巻を原文で通読しておくのが望ましい。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | |||||||
日本古典講読論II
(科目名)
Reading in Japanese Classics II
(英 訳)
|
|
||||||
(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
|||||||
(曜時限)
火3 (教室) 総人1B05 |
|||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
「源氏見ざる歌詠みは遺恨の事也」とは藤原俊成の言葉であるが、歌人や連歌師は、『源氏物語』のどのような言葉・場面に魅力を感じ、その詩想を養ったのであろうか。このような観点から、文安六年(1446)、祐倫の手になる『山頂湖面抄』という源氏物語梗概書を読む。併せて『源氏物語』本文や、それを享受した作例等にも触れ、巻ごとに源氏絵を参照する。
|
|||||||
(到達目標)
・講義中に取り扱った『源氏物語』本文、及びその梗概書や享受作品の内容を理解し、説明できる。
・歌人・連歌師による『源氏物語』享受の特色を理解し、説明できる。 |
|||||||
(授業計画と内容)
第1回『山頂湖面抄』概説・蛍 第2回 常夏・篝火 第3回 野分・行幸 第4回 藤袴・真木柱 第5回 梅枝・藤裏葉 第6回 若菜上・若菜下 第7回 柏木・横笛 第8回 鈴虫・夕霧 第9回 御法・幻 (匂宮・紅梅・竹河は割愛する) 第10回 橋姫・椎本 第11回 総角・早蕨 第12回 宿木・東屋 第13回 浮舟・蜻蛉 第14回 手習・夢浮橋 《学期末試験》 第15回 フィードバック |
|||||||
(履修要件)
特になし
|
|||||||
(成績評価の方法・観点及び達成度)
定期試験(筆記)により評価する。
|
|||||||
(教科書)
使用しない
プリント配布。
|
|||||||
(参考書等)
授業中に紹介する
|
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(授業外学習(予習・復習)等)
毎回、授業の予習として、講義で取り上げる『源氏物語』の巻を原文で通読しておくのが望ましい。
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(その他(オフィスアワー等))
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授業の進捗状況や受講生の習熟度などによって「授業計画と内容」,「成績評価の方法」が変更になる場合があります。
(科目名) |
日本語学文献講読論II
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(英 訳) | Reading in the Document of Japanese Philology II | ||||
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(担当教員) |
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(群) | 人社 | ||||||
(分野(分類)) | 芸術・文学・言語(各論) | ||||||
(使用言語) | 日本語 | ||||||
(旧群) | A群 | ||||||
(単位数) | 2 単位 | ||||||
(週コマ数) | 1 コマ | ||||||
(授業形態) | 講義 | ||||||
(開講年度・開講期) | 2024・後期 | ||||||
(配当学年) | 2回生以上 | ||||||
(対象学生) | 全学向 | ||||||
(曜時限) | 火4 |
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(教室) | 共東31 | ||||||
総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的) | 日本語表記史についての最新の研究成果を解説しつつ、何が問題となっているかを説明します。日本語の文字と表記の特質を踏まえて、古代文献を読み解くための基礎的な知識の修得を目的としています。 | ||||||
(到達目標) | 日本語表記史上の仮名の成立について、基礎的な知識を修得し、先行研究を踏まえて自ら問題設定ができるようになることを到達目標とします。 | ||||||
(授業計画と内容) | 1 日本語史の中の表記史と文字史の異なりについて(導入:1回) 2 仮名で書くということの意味(文体と表記体の交錯)(2回) 3 仮名墨書土器の諸問題(2回) 4 万葉仮名と平仮名(2回) 5 表意性と表語性——訓字の2次的表語性ということ(2回) 6 仮名の成立——平仮名と片仮名の分属契機について(2回) 7 濁音専用仮名の成立と上代特殊仮名遣い(2回) 8 まとめ 9 フィードバック フィードバックを含め全15回の講義を予定している。2回とあるのは前半と後半という区分であって、主として前半は先行研究を後半はその問題点と解決方法についての解説になる。使用テクスト上での区分としては、第二部から第三部232頁までを予定している。 課題レポートは14回目に行うが、課題については10回目前後に通知するので、各自で調査し考察することとする。 |
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(履修要件) |
日本語史についての基礎知識が必要になるので、言学ⅠⅡを受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度) | 基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テスト(主として日本文学史の知識を問う予定である)を行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。 |
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(教科書) |
『万葉仮名と平仮名』
(三省堂)
他にプリントを配付する。
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(参考書等) |
参考資料として適宜プリントを配付する。
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(授業外学習(予習・復習)等) | テキスト及びプリントを用いて、課題を出す。これによって復習と予習ができるようになっている。 | ||||||
(その他(オフィスアワー等)) | 木曜日4限をオフィスアワーとする。会議等で不在の場合があるので、必ず事前に確認をすること。 | ||||||
日本語学文献講読論II
(科目名)
Reading in the Document of Japanese Philology II
(英 訳)
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(群) 人社 (分野(分類)) 芸術・文学・言語(各論) (使用言語) 日本語 | |||||||
(旧群) A群 (単位数) 2 単位 (週コマ数) 1 コマ (授業形態) 講義 | |||||||
(開講年度・ 開講期) 2024・後期 (配当学年) 2回生以上 (対象学生) 全学向 |
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(曜時限)
火4 (教室) 共東31 |
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総合人間学部 の学生は、全学共通科目として履修できません。所属学部で履修登録してください。 | |||||||
(授業の概要・目的)
日本語表記史についての最新の研究成果を解説しつつ、何が問題となっているかを説明します。日本語の文字と表記の特質を踏まえて、古代文献を読み解くための基礎的な知識の修得を目的としています。
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(到達目標)
日本語表記史上の仮名の成立について、基礎的な知識を修得し、先行研究を踏まえて自ら問題設定ができるようになることを到達目標とします。
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(授業計画と内容)
1 日本語史の中の表記史と文字史の異なりについて(導入:1回) 2 仮名で書くということの意味(文体と表記体の交錯)(2回) 3 仮名墨書土器の諸問題(2回) 4 万葉仮名と平仮名(2回) 5 表意性と表語性——訓字の2次的表語性ということ(2回) 6 仮名の成立——平仮名と片仮名の分属契機について(2回) 7 濁音専用仮名の成立と上代特殊仮名遣い(2回) 8 まとめ 9 フィードバック フィードバックを含め全15回の講義を予定している。2回とあるのは前半と後半という区分であって、主として前半は先行研究を後半はその問題点と解決方法についての解説になる。使用テクスト上での区分としては、第二部から第三部232頁までを予定している。 課題レポートは14回目に行うが、課題については10回目前後に通知するので、各自で調査し考察することとする。 |
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(履修要件)
日本語史についての基礎知識が必要になるので、言学ⅠⅡを受講していることが望ましい。
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(成績評価の方法・観点及び達成度)
基礎的な事項の確認試験を行う(60%)。時折、講義中に小テスト(主として日本文学史の知識を問う予定である)を行うほか、授業への積極的な参加度(40%)を総合的に加味して評価する。
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(教科書)
『万葉仮名と平仮名』
(三省堂)
他にプリントを配付する。
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(参考書等)
参考資料として適宜プリントを配付する。
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(授業外学習(予習・復習)等)
テキスト及びプリントを用いて、課題を出す。これによって復習と予習ができるようになっている。
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(その他(オフィスアワー等))
木曜日4限をオフィスアワーとする。会議等で不在の場合があるので、必ず事前に確認をすること。
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